福知山市議会 2002-06-21
平成14年第3回定例会(第5号 6月21日)
平成14年第3回定例会(第5号 6月21日)
平成14年第3回
福知山市議会定例会会議録(5)
平成14年6月21日(金曜日)
午前10時00分 開議
〇出席議員(24名)
1番 田 淵 弘 君 2番 加 藤 弘 道 君
3番 松 本 良 彦 君 4番 穐 田 司 正 君
5番 芦 田 弘 夫 君 6番 野 田 勝 康 君
7番 和 泉 すゑ子 君 8番 片 山 照 雄 君
9番 和 田 久 君 10番 有 幸 男 君
11番 小 野 喜 年 君 12番 今 次 淳 一 君
13番 井 上 重 典 君 14番 塩 見 仁 君
15番 田 中 泰 治 君 16番 森 田 泰 英 君
17番 足 立 進 君 20番 荒 木 治 清 君
21番 永 田 時 夫 君 22番 立 道 正 規 君
23番 芦 田 廣 君 24番 荒 川 浩 司 君
25番 仲 林 清 貴 君 26番 藤 井 節 子 君
〇欠席議員
な し
〇
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長 中 村 稔 君 助役 髙 日 音 彦 君
収入役 香 月 芳 雄 君
企画環境部長 山 段 誠 君
環境推進室長 岡 田 泰 博 君 総務部長 芦 田 昭 君
福祉部長 吉 田 俊 明 君
市民人権部長 小 西 健 司 君
人権推進室長 松 田 規 君 経済部長 竹 下 嗣 男 君
建設部長 眞 下 敬 史 君 福知山駅
周辺整備室長 牧 晴 喜 君
下水道部長 谷 口 敏 郎 君 財政課長 藤 田 清 治 君
消防長 山 内 孝 史 君
ガス水道事業管理者 芦 田 勝 己 君
ガス水道部長 佐 藤 龍 雄 君
病院事業管理者 藤 田 佳 宏 君
市民病院事務部長 畠 中 源 一 君 教育長 大 西 重 喜 君
教育部長 正 木 宏 君
教育委員会理事 塩 見 哲 夫 君
選挙管理委員長 加 藤 善一郎 君
選挙管理委員会事務局長 芦 田 芳 樹 君
監査委員 安 達 重 喜 君
監査委員事務局長 倉 田 寛 君
〇
議会事務局職員出席者
局長 福 田 清 治 君 次長 足 立 秀 明 君
〇議事日程 第5号 平成14年6月21日(金曜日)午前10時開議
第 1 議第5号から議第16号まで
(
委員長報告から採決)
第 2 「国民の健康、食品の安全性を確保」するための、食品の安全に係わる包
括
的法律制定と新
行政組織設置、
食衛法抜本改正を求める請願
(
委員長報告から採決)
第 3 議第17号
人権擁護委員の候補者の推薦について
議第18号
人権擁護委員の候補者の推薦について
議第19号
人権擁護委員の候補者の推薦について
(審 議)
第 4 議長の選挙
第 5 福知山市
農業委員会委員の推薦について
(審 議)
第 6 閉会中の継続審査について
(審 議)
(日程追加)
市会発意第2号 「国民の健康と食品の安全性を確保」するための
包括的法律制定
と新
行政組織設置、
食品衛生法抜本改正を求める意見書
常任委員会委員の所属変更について
議長の
常任委員会委員、
議会運営委員会委員並びに
由良川改修促進特別委員会委員の
辞任に承認について
議会運営委員会委員の辞任の件について
議会運営委員会副委員長の選任について
議会運営委員会委員の指名について
由良川改修促進特別委員会委員の指名について
◎午前10時00分 開議
○副議長(
立道正規君) おはようございます。
定足数に達しておりますので、ただいまから本会議を再開し、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、印刷の上、お手元に配布いたしておりますので、それにてご了承願います。
◎日程第1 議第5号から議第16号まで
○副議長(
立道正規君) それでは、日程第1に入ります。
議第5号から議第16号までの12議案を一括議題といたします。
審議に先立ち、各委員長から委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
初めに、
総務委員長から報告願います。
総務委員長。
○
総務委員長(加藤弘道君)(登壇) おはようございます。
総務委員会の報告をさせていただきます。
この6月定例会において、当
総務委員会に付託されました議第5号、平成14年度福知山市
一般会計補正予算並びに議第7号から11号及び議第15号の各条例の一部改正に係る7議案を、去る6月14日に委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その経過の概要と審査結果についてご報告いたします。
初めに、
理事者側から、それぞれの
議案提案内容について、議案書及び
委員会審査資料により詳しい説明を受けた後で質疑に入りました。
まず、
一般会計の歳入に関して、
歳入補正額のほとんどが
特別交付税となっているが、
特別交付税は算定根拠が余り明確ではない中で、今回の財政措置の算出根拠はどのようになっているのか、また交付税を推計で算出し、
補正財源に充てているが、基本的な
組み立て方と
財源確保の仕方を教えてもらいたいとの質疑がありました。
これに対し、
理事者側から、算出根拠としては、国の
地方財政計画では
地方交付税が対13年度比でマイナス4.0%、昨年度の当
市交付税額が8億9,900万円余りであったので、14年度の
本市交付税額を8億数千万円と推測しているが、過大な見積もりとならないように十分に注意はしなければならないと考えている。また、基本的な
財源確保の考え方としては、当初予算においては財源を目いっぱい活用し、予算を組んでいるが、財政運用において災害等の不測の事態もあるので、一定の保留財源を持つ必要があり、これを
特別交付税に頼っているもので、本年度は
地方交付税6億円を当初予算に計上している。本年度に
確保見込みの8億円の
地方交付税から、当初予算計上した6億円の差額2億円余りを、今年の緊急時等の
補正財源と考えており、有効に使用していきたいと思っているとの答弁がありました。
次に、
一般会計の歳出について、
指定寄附金歳入で賄う芦田
均記念館展示ケースが、記載されている大きさからすると高額なように思えるが、どうなのか、消費税は含まれているのか、さらに関連して、芦田 均記念館の備品充足については、どのようになっているのか、また、生家部分の和室を使用可能なように改修する考えはあるのかとの質疑がありました。
これに対し、
展示ケースは幅1.4メートル、奥行き65センチ、高さ1メートル、上部と側面四方がガラス張りのもので、消費税も含めて30万円の見積もりをしているとともに、現在、展示品が約60点あるが、今後は
展示品関係の充実に努力していきたい。生家部分の改修については、改修すれば生家自体が変化することとなり、使用された当時の形態のままで保存するのが望ましいとは思うが、改修については今後の検討とするとの答弁があり、補足で、5月18日の開館以来、毎日100人程度の来館者があるとの報告がありました。
続いて、条例関係の質疑で、議第9号の
旅費支給条例の一部改正に関して、旅費支給にかかわる近隣市の状況はどうか、また隣接する市島町へ出張の場合の旅費はどうなるのか、さらに近隣市町への出張の場合でも、どこかで昼食をとる必要が生じると思うが、この費用についてはどのように考えているのかとの質疑があり、宮津市では近隣4町への出張日当を廃止、綾部市でも本年度から1日出張の日当を半分に減額し、半日当は廃止、舞鶴市では現在のところ従来のとおりとなっている。また、半日当廃止の考え方として、中丹地区2市3町エリアは1つの行政圏となっており、第3次の
本市行政改革大綱の経費全般にわたる
節減合理化の措置事項を受けて、距離ではなくエリアによって区分するものである。しかし、市島町は兵庫県であり、今回の改正部分から除外しているので、半日当を支給する。さらに、昼食代の件については、中丹エリアでの会議等はほとんどが午前か午後のどちらかで、時間設定がしてあるため、特に昼食代が必要となるものではないとの判断をしている。ただし、鉄道、
路線バス等の交通機関を利用する場合は、従来
どおり実質運賃は支給するとの答弁がありました。
議第10号では、
庵我地区公益事業基金条例の一部改正の趣旨は、
JA福知山がJA京都に変わったためか、またJAが金融機関から外されるということなのかという質疑に対し、
JA福知山庵我支所の廃止に伴い、柔軟かつ安全な対応がとれるようにとの趣旨で改正するもので、
指定金融機関から外したわけでも、外そうとするものでもないとの答弁がありました。
議第15号の
駐車場条例の一部改正においては、城の駐車場は無人で機械対応だが、駐
車券亡失破損の事例があったのかどうか、亡失等の場合、利用者はどのような手続をするのか、また料金支払に対して1万円札しかなかった場合及び休日等の対応についての質疑があり、
理事者側から、
亡失破損の事例はないが、駐車券の磁気破壊による読み取り不能が月1、2件程度あり、読み取り不能や両替、休日等の対応については、連絡先として表示してある城美術館に連絡いただければ対応が可能であり、また
亡失破損の場合は、
料金支払機にある
表示ボタンを押し料金を入金してもらえばゲートが開くようになっている。休日等の対応体制は当番制をしいて万全を期しているとの答弁がありました。
他に、議第7号では、申請、報告にかかわる具体的な手続変更の有無、議第8号関係では、
福寿園廃園に向けての
職員異動状況について、また議第11号では、消防団員の
退職報償金の算定基礎となる勤続年数とは、入団以降の通算年数であるかどうかなどの確認がありました。
以上の経過で審査を終了し、討論を経て採決をした結果、付託されました7議案すべて、
全員賛成で可決されましたので、ご報告いたします。
これで、
総務委員会の報告を終わります。ありがとうございました。
○副議長(
立道正規君) 次に、
市民厚生委員長の報告を願います。
市民厚生委員長。
○
市民厚生委員長(芦田 廣君)(登壇)
市民厚生委員会委員長報告をいたします。
本定例会におきまして、当
市民厚生委員会に付託されました3議案につきまして、6月14日に委員会を開き、慎重に審査をいたしました。その経過の概要と結果について、ご報告をいたします。
初めに、付託を受けた3議案のうち、
福祉部関係の議第5号、平成14年度福知山市
一般会計補正予算(第1号)と、議第12号、福知山市
老人福祉施設設置条例を廃止する条例の制定についての2議案の一括説明を受けてから審査に入りました。
議第5号、
一般会計補正予算のうち、当
市民厚生委員会にかかる歳出でありますが、民生費の
社会福祉費、
社会福祉施設費のうち、
工事請負費を1,000万円増額補正するものであり、
市立養護老人ホーム福寿園の施設を廃園するに当たり、防火防災上から、既存施設を早期に解体処分するためのものであります。
また、議第12号、
老人福祉施設設置条例を廃止する条例の制定は、昭和32年4月1日
条例設置、開園の
市立養護老人ホーム福寿園を、平成14年6月30日閉園することによる条例の廃止を行うものであります。
委員より、
解体費用額の積算とその
見積もり方法について質疑があり、
リサイクル法が適用されるとともに、積算は本館と物置合わせて4棟の解体費用と処分費用であるとの答弁がありました。また、見積もりは建設部の技師によるものであるとの答弁でありました。
また委員より、解体の際、業者が出入りする道路が狭いことから、安全面についての質疑があり、解体時には落札業者と十分な打ち合わせを怠ることなく、安全を確保しながら施工するとの答弁がありました。
さらに委員より、解体による土地の今後の有効利用を考えたとき、今回の補正額の範囲内でできるのかという質疑があり、理事者から、建物は解体できるが、コンクリートなどの
基礎部分については残る可能性があるとの答弁がありました。
委員より、残った
基礎部分に対する安全性も考慮しておくべきだという意見があり、理事者からは、来年度の予定である整地まで木杭、ロープなどで進入不可の措置をして安全を確保するとの答弁がありました。
次に、
市民人権部関係の議第6号、平成14年度福知山市
老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)について説明を受け、審査を行いました。結果について報告をいたします。
議第6号、
老人保健医療事業特別会計補正予算は、
支払基金交付金、
府支出金が
超過交付となり、合わせて1,908万円を返還するため補正をするもので、前年度繰越金603万6,000円、
過年度国庫支出金1,304万4,000円を充てるものであります。
委員より、平成13年度の収支について質疑があり、支払基金、
府支出金は
超過交付で、
国庫支出金は不足となっており、差し引きすれば603万6,000円の黒字決算であるとの答弁がありました。
さらに委員より、入院などの場合の高額な医療費の取り扱いについて質疑があり、理事者から、
老人保健該当者の場合、一定額を超えたら負担を要さないとの答弁がありました。
また委員より、各年の医療費の推移を比較することについての質疑があり、理事者からは、
介護保険へ移行したことも踏まえ一概には比較できないが、平成12年度と比較してみると、総額で約2億8,900万円診療費は増えており、受診率、1人当たりの額ともに2%程度増えているとの答弁がありました。
また、議案に関して、
老人保健医療に関するさまざまな質疑がありました。
さらに委員より、
早期発見早期治療が何よりも大切であり、病気予防の推進についてよろしくお願いしたいとの意見や、
健康保険、社会保険、
介護保険、
老人保健などなどの仕組みについて十分理解できるよう、市民啓発をしていくことも重要だとの意見がありました。
以上の経過で審査を終わり、採決の結果、当委員会に付託されました3議案につきまして、
全員賛成でいずれも原案可決であります。
以上で、
委員長報告を終わります。
○副議長(
立道正規君) 次に、
経済委員長の報告を願います。
経済委員長。
○
経済委員長(芦田弘夫君)(登壇)
経済委員会委員長報告をいたします。
本定例会において、
経済委員会に付託されました議第5号、平成14年度福知山市
一般会計補正予算(第1号)及び議第13号、福知山市
農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定についての2議案につきまして、去る6月14日午前10時から委員会を開催し、
委員全員で慎重に審査いたしましたので、その経過の概要と結果について報告いたします。
審査は、経済部、
下水道部の順に行い、最初に経済部から、議第5号、平成14年度福知山市
一般会計補正予算(第1号)については、中六人部、笹場地内における頭首工土砂ばけゲートの補修を内容とする
土地改良施設維持管理適正化事業に100万円、また
福知山地方森林組合への補助金の拠出を内容とする、
森林組合強化育成事業に917万7,000円、合わせて1,017万700円の増額補正を行うものである旨の提案理由とともに、その
事業内容について詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。
初めに、
森林組合強化育成事業について、1市3町が
福知山地方森林組合に交付する補助金の使途は限定されているのか、また
森林組合は交付を受けた補助金を、1市3町それぞれに配分して事業を実施したり、あるいは各地域の
生産森林組合に個別に事業費を拠出することにあるのかとの質疑があり、これに対し、補助金は
森林組合の
事業運営全般に充てられるものであり、使途目的が具体的に定められているものではない、また
森林組合が交付を受けた補助金を、負担率に応じて1市3町に割り当てて事業を実施したり、あるいは各
生産森林組合に直接支出したりすることはないとの答弁がありました。
また、
福知山地方森林組合に対する
補助事業として、
森林組合強化育成事業のほかに、緑の
担い手育成事業があるが、両者の差異は何かとの質疑があり、これに対し、
森林組合強化育成事業は、平成2年の
福知山地方森林組合の発足に当たり、1市3町が一定の補助金を拠出し、
森林組合の
育成強化を図ることを目的として立ち上げた事業であり、緑の
担い手育成事業は、
林業作業員の確保を図るための
健康保険、
農林年金等にかかわる
厚生事業であるとの答弁がありました。
さらに、1市3町相互の
福知山地方森林組合に対する補助金の
負担率並びに
拠出補助金額について質疑があり、これに対し、負担率については1市3町おのおのに存する
森林面積の1市3町全体の
森林面積に対する割合となっており、福知山市が43.7%で917万7,000円、三和町が18.4%で386万4,000円、夜久野町が19.9%で417万9,000円、大江町が18%で378万円であるとの答弁がありました。
次に、
土地改良施設維持管理適正化事業に関し、
土地改良施設にかかわる長期的な
維持管理計画の有無について質疑があり、これに対し、平成5年から京都府土地改良事業団体連合会が、調査要望のある
土地改良施設の機能診断を無料で行っており、この結果を
施設管理者に報告し、地元の率直な意見を確認した上で、
適正化事業への加入などについて計画を立てているとの答弁がありました。
また、
土地改良施設については、近年、農道等の例を見てもわかるように、1人農家のみならず、市民全体の利益につながるものが多くなってきており、その公益性を広く市民に訴えるとともに、今後は施設の
維持管理が重要になってくることから、農家の方々の管理意識を高めるため、積極的な啓発を図るべきであるとの要望がありました。
続いて
下水道部から、議第13号、福知山市
農業集落排水施設条例の一部改正する条例の制定については、福知山市
農業協同組合の合併により、福知山市
農業協同組合上豊富支店が、
京都農業協同組合上
豊富経済センターに改装され、福知山市
農業協同組合佐賀支店が廃止されたことに伴い、条例中の所要の規定整備を行うものである旨の提案理由の説明を受けた後、質疑に入りました。
まず、自治会の公民館にかかわる
集落排水施設使用料については、条例の別表に直接の定めがないが、どのようになっているのかとの質疑があり、これに対し、公民館は別表の集会施設に包含されており、使用料は一律6,270円であるとの答弁がありました。
また、
公共下水道の
終末処理場と
農業集落排水の
終末処理場の
汚水処理システムの差異について質疑があり、これに対し、いずれも微生物に汚物を処理させるものであり、両者の
処理システムに違いはない、
農業集落排水の
終末処理場は、
公共下水道の
終末処理場を小型化したものと考えることができるとの答弁でありました。
以上の経過で審査を終わり、採決の結果、本委員会に付託された議第5号及び議第13号の2議案については、いずれも
全員賛成で原案のとおり可決されました。
以上で、
経済委員長の報告を終わります。
○副議長(
立道正規君) 次に、
文教建設委員長の報告を願います。
文教建設委員長。
○
文教建設委員長(森田泰英君)
文教建設委員会の報告をさせていただきます。
本定例会において、
文教建設委員会に付託されました議第5号、平成14年度福知山市
一般会計補正予算(第1号)ほか諸議案について、去る6月14日委員会を開催し、全員で慎重に審査いたしました。その経過の概要と結果について報告をいたします。
審査では、まず建設部から議第15号、福知山市
駐車場条例の一部を改正する条例の制定について説明を受けました。この条例改正は、
駐車料金支払いが機械化になり、駐車券をなくしたり破損した場合の
駐車料金を機械で処理するため、条例において明確に規定するものであります。
委員から、料金算定の根拠と、
長期駐車の場合に駐車券をなくしたことにして逃れる人がある可能性、また5,000円と1万円の高額紙幣が使えない理由について質疑がありました。これに対して理事者から、料金は1時間当たりの料金を基本に、平均的な利用時間であります7時間の料金に24時間分の料金を加えると、
駅前駐車場では普通の場合3,000円になる。紛失の場合は、3日間とめても3,000円、1時間でも3,000円となり、いろいろ想定をして時間をかけて論議した。ただ、長期間駐車については市民の方は少ないと予想されるし、これまでの駐車券より紙を厚くして紛失しにくくした。また、高額紙幣を利用可能にすると、準備するおつりも高額になり、危険性も増えるので、1,000円札とコインでの利用に限ったものにしたとの答弁でありました。
さらに委員からは、
長期駐車で悪意を持った利用者への対処方法と、紛失した場合の料金の周知はどうするのかという質疑に対し、基本的には市民の方を信用するしかないが、
管理委託先の
シルバー人材センターの職員が、朝は6時半から3時間、夜は8時半から3時間いるので、泊まりの車をチェックできるシステムによって、回数が重なると追跡調査できる。今後、統計的に蓄積して、悪質な利用者が多いかどうかも判断するとともに、
駅周辺整備事業の完成にあわせた
駐車場拡大の予定に向けた資料にしたい。多くのご意見を伺って集約していきたい。さらに、周知徹底を図るために、
入り口付近に看板を掲げて知らせていきたいという答弁でありました。
これで建設部を終わり、次に
教育委員会からの議案の説明を受けてから質疑に入りました。
まず、議第5号の
一般会計補正予算(第1号)では、議第16号にも関連して、
武道館トイレ内での転倒事故による損害賠償について、賠償に対する考え方と一定の基準、安全対策について質疑がありました。理事者から、けがをされた方へは、前例にならって誠意を持って対応させていただいた。過失割合は市が80%、けがをされた方が20%となった。これからも事故の状況に応じて対応したいという答弁でありました。
これに対して他の委員からは、けがをされた方は指導者という立場であり、常に武道館を利用されているので、ある程度は状況把握できていたはずである。本人の不注意の部分があるので、一定の基準は必要なのではないかという意見がありました。
理事者からは、本人の
危険予知能力があるので20%引いたが、額については保険会社の査定である。事故後の安全対策として履物を木のげたから
ゴム製のサンダルに交換したり、水洗いの後は乾いたぞうきんでふくなどして再発防止に努めており、今後とも
施設管理をしっかりしていきたいという答弁がありました。
一般会計では、他に地域ふれあい
体験活動推進事業並びに心のふれあい
相談員配置事業についても、歳入、歳出、
補正予算があり、委員から、いずれの事業も大歓迎であり前向きに進めてほしいが、継続性はどうかという質疑に対し、地域ふれあい
体験活動推進事業は、平成14年、15年度の2か年であり、16年度以降は確定していない。また、心のふれあい
相談員配置事業についても、来年度以降は不確定であるという答弁がありました。
委員からは、さらに継続して事業を実施されるよう、強い要望がありました。
議第14号、三岳青少年山の家条例の制定については、この夏オープン予定で進められている山の家の設置と管理について定めるものでありました。
委員から、運営委託先と運動補助金、グランド等の施設整備の考え方について質疑があり、管理運営については、三岳地区住民で組織されている三岳青少年山の家管理委員会に委託し、利用料金規定により宿泊や食事等の収入は委員会のものとなる。山の家の管理運営に対する補助金は考えていないので、公設民営となる。周辺施設整備については、全体構想の中にバンガロー、登山道などは入っているが、グランドは地形的な条件から計画に入っていないので、近隣の川口コミセンや三岳小学校などの公共施設との連携を検討していきたい。
他の委員からは、大呂やこぶし荘とともに北部3施設はどこも厳しい運営状況である。近くに集中している3施設をどのように利用してもらうかが課題であるが、その考え方はどうかという質疑に対し、理事者からは、3施設とも厳しい状況であるが、3施設連絡会を設けて利用者増に向けて検討している。互いに利用者を増やすため、特色を生かして連携を図りながらやりたいということでありました。委員からは、力を入れた施設運営をお願いしたいと強い要望がありました。
以上で質疑を終了し、討論に入り、損害賠償の関係については、保険制度にのっとった示談であり、保険会社とともに判断は慎重にという意見や、常時利用している人の事故であり、注意していたら防ぐことができたのではないかという意見、さらにこの補償額については、経過からして認められないという意見もありました。
ほかに、
駐車場条例の関係では、将来拡大の予定でもあり、データを集め実績を積むことで今後に期待したいという意見がありました。
三岳青少年山の家の関係では、地元に任せきりでなく、利用者増に向けて行政のPR等の援助を大いに期待したいという意見がありました。
以上の経過で審査を終わり採決の結果、付託されました議第5号、議第14号及び議第15号は
全員賛成で、議第16号は賛成多数で原案可決でありました。
以上で報告を終わります。
○副議長(
立道正規君) 以上で、委員長の報告は終わりました。
これより、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
立道正規君) ないようでありますから、質疑を終結いたします。
これより、討論に入ります。
初めに、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
立道正規君) 次に、賛成の討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(
立道正規君) ないようでありますから、討論を終結いたします。
これより、1議案ずつ起立により採決いたします。
議第5号から議第16号までの12議案に対する各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
初めに、議第5号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第5号は原案のとおり決しました。
次に、議第6号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第6号は原案のとおり決しました。
次に、議第7号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第7号は原案のとおり決しました。
次に、議第8号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第8号は原案のとおり決しました。
次に、議第9号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第9号は原案のとおり決しました。
次に、議第10号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第10号は原案のとおり決しました。
次に、議第11号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第11号は原案のとおり決しました。
次に、議第12号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第12号は原案のとおり決しました。
次に、議第13号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第13号は原案のとおり決しました。
次に、議第14号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第14号は原案のとおり決しました。
次に、議第15号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第15号は原案のとおり決しました。
次に、議第16号について、
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立多数であります。
よって、議第16号は原案のとおり決しました。
◎日程第2 請願1件
○副議長(
立道正規君) 次に、日程第2に入ります。
「国民の健康、食品の安全を確保」するための、食品の安全に係わる
包括的法律制定と新
行政組織設置、
食衛法抜本改正を求める請願を議題といたします。
審議に先立ち、
市民厚生委員長から委員会における請願審査の経過並びに結果の報告を求めます。
市民厚生委員長。
○
市民厚生委員長(芦田 廣君)(登壇) 請願の関係につきまして、書面を朗読いたしまして報告をいたします。
「国民の健康、食品の安全性を確保」するための、
食品の安全に係わる
包括的法律制定と新行政組織
設置、
食衛法抜本改正を求める請願
(請願者 京都生活共同組合 福知山・三和・大江
行政区委員会 代表請願者 坂東えり子氏ほか4名)
(紹介議員 野田勝康君、永田時夫君、松本良彦君、
荒川浩司君)に対する報告書
1 請願の要旨及び目的
BSE(牛海綿状脳症)、O-157、ダイオキシン、遺伝子組み換え食品などの新しい問題が続発している中で、政府は、食品の安全に係わる包括的法律(食品安全新法)の制定や、新しい
行政組織設置の検討を行っている。
その際には、消費者を最優先に位置づけ、国民の健康や食品の安全性を確保することをまず第1に考えると同時に、生産振興から独立した食品安全行政組織であることや、リスク分析システムの確立、消費者の参加、情報公開などのリスクコミュニケーションの確立が必要と考える。
そういった食品の安全をめぐる状況をふまえ、国民の健康と食品の安全性を確保することを目的とした「食品安全新法」の制定、新行政組織の設置を進め、同時に食品衛生法の抜本的改正や運用の強化を図られるよう意見書を提出されたい。
2 請願の議決理由
本委員会は、当請願に関し6月14日に慎重に審査した結果、次の結論に達した。
記
本請願の願意は了承するところであり、議会の会議に付して採択すべきものと議決した。議会において採択の上は、意見書を政府関係機関に送付すべきものと認める。
以上、報告する。
平成14年6月21日
福知山市議会副議長
立 道 正 規 様
福知山市議会
市民厚生委員会
委員長 芦 田 廣
以上です。
文章の内容につきまして、一部訂正をよろしくお願いします。
文章、上側から4行目の請願者、京都生活共同組合の共が間違っておりますので、農協の協に訂正をよろしくお願いをいたします。
以上です。
○副議長(
立道正規君) 以上で、委員長の報告は終わりました。
これより、
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) ないようでありますから、質疑を終結いたします。
これより、討論に入ります。
初めに、
委員長報告に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) ないようでありますから、討論を終結いたします。
これより、起立により採決いたします。
「国民の健康、食品の安全性を確保」するための、食品の安全に係わる
包括的法律制定と新
行政組織設置、
食衛法抜本改正を求める請願について、委員長の報告は請願採択であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、本請願は採択と決しました。
この際、暫時休憩といたします。
なお、休憩中に
総務委員会協議会、全議員協議会を順次お願いをいたします。
午前10時58分 休憩
午前11時20分 再開
○副議長(
立道正規君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第3 議第17号から議第19号
○副議長(
立道正規君) 次に、日程第3に入ります。
議第17号から議第19号までの
人権擁護委員の候補者の推薦についての3議案を一括議題といたします。
これより、提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(中村 稔君)(登壇)
人権擁護委員の候補者の推薦でございますが、
人権擁護委員法第6条の3項の規定によりまして、議会の意見を求めなければなりませんので、お願いをしたい。
17号につきましては林田紘氏、福知山市天田310番地、生年月日は昭和15年3月31日で、今回で8期になりますが、ひとつよろしくお願いをいたします。
議第18号でございますが、同じく17号と同じ理由によりまして、上山英子氏、正明寺の4番地の22、生年月日は昭和11年2月1日でございます。今期で3期目になるわけでございます。
それから次、19号につきましても、同じ理由によりましてお願いをしたいと思っておりますが、秦正音氏、福知山市字猪崎1324番地、生年月日は昭和19年3月7日でございます。よろしくお願いを申し上げます。
○副議長(
立道正規君) ただいまの提案に対して、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) ないようでありますから、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議はございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) ご異議なしと認めます。
よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。
本案は人事に関するものでありますから、討論は行わず、これより起立により採決いたします。
初めに、議第17号、
人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第17号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。
次に、議第18号、
人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第18号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。
次に、議第19号、
人権擁護委員の候補者の推薦について、原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○副議長(
立道正規君) 起立全員であります。
よって、議第19号は、原案のとおり推薦に同意することに決しました。
◎日程第4 議長の選挙
○副議長(
立道正規君) 次に、日程第4に入ります。
これより、議長の選挙を行います。
選挙は、無記名投票により行います。
議場の閉鎖を命じます。
(調査係長 議場閉鎖)
○副議長(
立道正規君) ただいまの出席議員数は24名であります。
投票用紙を配布いたさせます。
(投票用紙配布)
○副議長(
立道正規君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) 配布漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(議事係長 投票箱点検)
○副議長(
立道正規君) 異常なしと認めます。
念のため申し上げます。
投票は単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。
なお、私も本席から最後に投票することにいたします。
点呼を命じます。
(議会事務局次長 点呼)
(投 票)
○副議長(
立道正規君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(調査係長 議場解鎖)
○副議長(
立道正規君) 開票を行います。
会議規則第34条第2項の規定により、立会人に7番、和泉すゑ子君、20番、荒木治清君を指名いたします。
よって、両君の立ち会いをお願いいたします。
それでは、開票願います。
(開 票)
○副議長(
立道正規君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数24票。これは、先ほどの出席議員数に符合いたします。
有効投票21票。無効3票。
有効投票中、塩見 仁君16票、永田時夫君5票。
以上のとおりであります。
なお、この選挙の法定得票数は6票であります。
よって、塩見 仁君が議長に当選されました。
ただいま、議長に当選されました塩見 仁君が議場におられますので、本席から、会議規則第35条第2項により告知をいたします。
塩見 仁君の発言を許します。
14番、塩見君。
○新議長(塩見 仁君)(平場) 一言ごあいさつ申し上げます。
ただいまは、多くの議員の皆さん方のご支持を得まして、第43代議長に就任させていただくことができ、非常に光栄なことと心から感謝申し上げます。
去る5月28日、急逝をされました前武田議長さんが、これから公平で公正な、そしてあらゆる人権が守られる議会運営をしたいという就任ごあいさつをされまして、私も全く同感でございまして、今は亡き前議長のお言葉を継承させていただきたい、このように思うところであります。
しかし、行政と言いますか、それの基本であります公平で公正な、そして人権が守られるというふうなことは、言わずもがなのことでございますが、そのことに触れなくてはならないという現状も非常に重たいものがあろうと、このように考えております。
このうえにつきましては、14年度ということしがどういう年であるかということを十分頭に入れまして、今日的な行政課題でありますいろいろと急転直下してまいります状況等も十分考慮した上で、議会として議員の皆さん方の英知が結集できて、今日的な行政課題に果敢にチャレンジをできるような議会にしたらどうかなと、このように思うところであります。
いろいろ苦しい時期ということは承知しておりますが、我が福知山議会におきましては、65年の歴史がございます。先輩の議員諸氏が営々として築かれました輝かしい伝統もございます。その先例を にいたしまして、皆さん方のご協力も得て、 一生懸命やらせていただく所存でございますので、議員の皆さんにおかれましても格別のご協力、ご支援のほどお願い申し上げます。
また、理事者の皆さん方におきましても、どうかよろしくお願い申し上げます。
簡単になりましたが、この間、大変お世話になりました立道副議長にも心から感謝申し上げまして、就任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○副議長(
立道正規君) ここで、議長と交替いたします。
(新議長 議長席に着席)
○議長(塩見 仁君) それでは、この際、暫時休憩いたします。
なお、休憩中に全議員協議会、各派幹事会、
議会運営委員会を順次行います。よろしくお願いします。
午前11時44分 休憩
午後 3時20分 再開
○議長(塩見 仁君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第5 福知山市
農業委員会委員の推薦について
○議長(塩見 仁君) 次に、日程第5に入ります。
福知山市
農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
お諮りいたします。
農業委員会に関する法律第12条第2項の規定に基づく
農業委員会委員の推薦につきましては、議長を指名人とする指名推選の方法によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、議長を指名人とする指名推選の方法によることに決しました。
それでは、指名いたします。
農業委員会委員に有 幸男君、井上重典君、杉山澄子君、向山仁美君、髙日音彦君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました5名を、福知山市
農業委員会委員として推薦することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいまの被指名人をもって、福知山市
農業委員会委員として推薦することに決しました。
◎日程第6 閉会中の継続審査について
○議長(塩見 仁君) 次に、日程第6に入ります。
閉会中の継続審査についてを議題といたします。
総務委員会、
市民厚生委員会、
経済委員会、
文教建設委員会、
議会運営委員会、由良川改修促進特別委員会の各委員長から、会議規則第78条の規定に基づく閉会中の継続審査の申し出があり、その内容はお手元に配布しております。
お諮りいたします。
各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付すことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。
この際、日程追加についてお諮りいたします。
ただいま、芦田 廣君ほか4名から、市会発意第2号、「国民の健康と食品の安全性を確保」するための
包括的法律制定と新
行政組織設置、
食品衛生法抜本改正を求める意見書(案)が提出されてまいりました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、この際、本意見書(案)を日程に追加し、議題とすることに決しました。
それでは、市会発意第2号を議題とし、発議者から提案理由の説明を求めます。
23番、芦田君。
○23番(芦田 廣君)(登壇) 失礼します。
朗読をもって、提案理由の説明にさせていただきます。
市会発意第2号
「国民の健康と食品の安全性を確保」するための
包括的法律制定と
新
行政組織設置、
食品衛生法抜本改正を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出する。
平成14年6月21日
発議者 福知山市議会議員 芦 田 廣
賛成者 福知山市議会議員 足 立 進
〃 〃 和 泉 すゑ子
〃 〃 井 上 重 典
〃 〃 立 道 正 規
福知山市議会議長
塩 見 仁 様
「国民の健康と食品の安全性を確保」するための
包括的法律制定と
新
行政組織設置、
食品衛生法抜本改正を求める意見書
食品の安全・安心は消費者にとって大きな願いであり、国民共通の課題である。しかしながら、日本でもBSE(牛海綿状脳症)が発生し消費者は大きな衝撃を受け、また、近年食品の安全では、O-157、ダイオキシン、遺伝子組み換え食品などの新しい問題も続発している。
このような状況の中で、現在、世界的にも共通する食品の新しい安全問題に対処するため、食品の安全行政の整備強化が求められており、食品の安全に係わる包括的法律の制定や新しい
行政組織設置の検討が行われている。それらが、積極的に促進されることはもちろんのこと、食品の安全を確保するための中心的な法律である食品衛生法を大幅に改正するとともに、早期の「国民の健康と食品の安全性を確保」することを目的とした包括的法律の制定と新行政組織の設置を強く要望する。
平成14年6月21日
内閣総理大臣
厚生労働大臣
農林水産大臣
行政改革大臣 宛
福知山市議会議長 塩 見 仁
以上です。
○議長(塩見 仁君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ないようでありますから、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本意見書(案)はいずれも委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、委員会付託は省略することに決しました。
これより討論に入ります。
初めに、本意見書(案)に対する反対の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) 次に、賛成の討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ないようでありますから、討論を終結いたします。
これより、起立により採決いたします。
市会発意第2号について、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(塩見 仁君) 起立全員であります。
よって、本意見書(案)は原案のとおり決しました。
この際、
常任委員会委員の所属変更についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
この際、副議長と交替いたします。
副議長、よろしくお願いいたします。
(副議長 議長席へ)
(議長 自席へ)
○副議長(
立道正規君)
市民厚生委員会委員、塩見 仁君から、今回の議長就任に伴い、
総務委員会委員に所属を変更されたい旨の申し出があります。
お諮りいたします。
申し出のとおり、委員会の所属を変更することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) ご異議なしと認めます。
よって、申し出のとおり、委員会の所属を変更することに決しました。
お諮りいたします。
次に、議長の
常任委員会委員、
議会運営委員会委員並びに
由良川改修促進特別委員会委員の辞任の承認についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
この際、塩見 仁君の発言を求めます。
14番、塩見 仁君。
○14番(塩見 仁君)(登壇) お願い申し上げます。
議長の職務に専念いたすために、
常任委員会委員、
議会運営委員会委員並びに
由良川改修促進特別委員会委員の辞任をご許可いただきたくお願い申し上げます。
○副議長(
立道正規君) ただいま発言がありましたとおり、議長の職務上、
常任委員会委員、
議会運営委員会委員並びに
由良川改修促進特別委員会委員を辞任したい旨の願い出があります。
先例により、これを承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
立道正規君) ご異議なしと認めます。
よって、塩見 仁君の
常任委員会委員、
議会運営委員会委員並びに
由良川改修促進特別委員会委員の辞任については、これを承認することに決しました。
議長と交替いたします。
(副議長 自席へ)
(議長 議長席へ)
○議長(塩見 仁君) 次に、
議会運営委員会委員の辞任の件についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
荒木治清君から、
議会運営委員会委員を辞任したいとの申し出があります。
お諮りいたします。
申し出のとおり、辞任を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、申し出のとおり、
議会運営委員会委員の辞任を許可することに決しました。
○議長(塩見 仁君) 次に、
議会運営委員会副委員長の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
この際、選任の方法についてお諮りいたします。
議会運営委員会副委員長の選任の方法は、投票の煩を避け、議長を指名人とする指名推選の方法によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
それでは、
議会運営委員会副委員長には、和泉すゑ子君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしましたとおり選任することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、
議会運営委員会副委員長は、ただいま指名いたしましたとおり選任することに決しました。
次に、
議会運営委員会委員の指名についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
委員会条例第5条第1項の規定により、
議会運営委員会委員を指名いたします。
お諮りいたします。
議会運営委員会委員に田中泰治君、芦田 廣君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、
議会運営委員会委員は、ただいま指名いたしましたとおり決しました。
次に、
由良川改修促進特別委員会委員の指名についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
委員会条例第5条第1項の規定により、
由良川改修促進特別委員会委員を指名いたします。
和田 久君。
お諮りいたします。
由良川改修促進特別委員会委員に和田 久君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、
由良川改修促進特別委員会委員は、ただいま指名いたしましたとおり決しました。
以上で、本日の議事日程は終了いたしました。
お諮りいたします。
本定例会に付議されました案件の審議は、全部終了いたしました。
よって、平成14年第3回福知山市議会定例会は、これをもって閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ご異議なしと認めます。
よって、本日はこれをもって散会し、平成14年第3回福知山市議会定例会は、本日をもって閉会といたしたいと思います。ご苦労さまでした。
なお、この後、合併に関する協議を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午後 3時37分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
福知山市議会議長 塩 見 仁
福知山市議会副議長 立 道 正 規
福知山市議会議員 田 中 泰 治
福知山市議会議員 森 田 泰 英...