5ページの消防債2,420万円は、高
規格救急自動車整備にかかるものであります。
以上によりまして、1ページから2ページにかけましての総括の
歳入歳出のとおり、議第51号は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ6億6,105万円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ297億9,645万1,000円とするものでございます。
11ページを
お願いいたします。
次に、議第52号、平成10年度
福知山市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明を申し上げます。
14ページを
お願いいたします。
歳出で、
簡易水道改良事業費1億1,500万円の補正をいたしますのは、安全で良質な
水道水の安定的な供給のため、
集中監視システムを導入し、
監視体制の強化を図るものでありまして、
水道庁舎、
佐賀簡易水道及び
上豊富簡易水道の各電気計装設備を整備する経費でございます。
今回の補正によりまして、11ページから12ページにかけましての総括のとおり、議第52号は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億1,500万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ14億9,610万円とするものでございます。
15ページを
お願いいたします。
議第53号、平成10年度
福知山市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明を申し上げます。
19ページを
お願いいたします。
歳出で、
下水道築造費8億7,000万円の補正は、
牧川系統ほかの
管渠布設工事、
石本ポンプ場機械電気工事、
最初沈殿池機械電気工事及び
汚泥焼却施設機械電気工事ほかを施工する経費でございます。
この補正によりまして、15ページから16ページにかけましての総括のとおり、議第53号は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ8億7,000万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ54億7,890万円とするものでございます。
20ページを
お願いいたします。
平成9年度から3カ年
継続事業で実施をいたしております
終末処理場汚泥処理施設増設事業その2の
継続費の補正を
お願いいたすものでございます。
21ページに移りまして、議第54号、平成10年度
福知山市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明を申し上げます。
25ページを
お願いいたします。
歳出で、
築造費4,490万円の補正は、中六人
部地区の
処理場設備製作費及び行積・
長尾地区の
管路実施設計費であります。
この補正によりまして、21ページから22ページにかけましての総括のとおり、議第54号は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ4,490万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ14億6,820万円とするものでございます。
27ページを
お願いいたします。
議第55号、平成10年度
福知山都市計画事業石原土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、ご説明を申し上げます。
29ページを
お願いいたします。
歳出で、
事業費1億円の補正は、
福知山綾部線の
区画道路築造費及び
物件移転補償費であります。
この補正によりまして、27ページの総括のとおり、議第55号は、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ12億790万円とするものでございます。
31ページを
お願いいたします。
議第56号、平成10年度
福知山市
水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、ご説明を申し上げます。
32ページを
お願いいたします。
施設改良費8,988万円の補正は、昨年9月22日の台風7号による豪雨で被害を受けました土師川の堀第1
取水施設の復旧に要します経費でございます。
今回の補正によりまして、補正後の
予算総額を26億7,347万1,000円とするものでございます。
以上で、全議案の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますよう
お願いを申し上げます。
○議長(塩見 仁君) 以上で、
提案理由の説明は終わりました。
この際、
議案熟読のため休憩といたします。
再開は、午後1時といたします。
午前10時24分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(塩見 仁君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
◎日程第3 議第51号から議第56号まで
○議長(塩見 仁君) 次に、日程第3に入ります。
議第51号から議第56号までの6議案を
一括議題とし、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
11番、芦田君。
○11番(芦田 廣君) (登壇)
市民クラブの芦田でございます。質疑を行います。
議第51号、平成10年度
一般会計補正予算(第6号)、6億6,105万円の
補正内容であります。この内容につきまして2点、それと議第52号、平成10年度
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の部分について1点、大きく3点について質問を行います。
介護保険制度の関係につきまして、今回
介護保険制度施行による
住民記録システムの
修正経費550万、
介護保険導入に伴う
事務電算処理運用にかかわる
開発経費1,490万の内容についてと、これ以外になるわけでありますけども、
電算処理システムの
変更開発については、先日
研修会の中で理解させていただいたわけでありますけども、
住民システム、
生活保護システム、2
号保険者の
介護保険料の
賦課収納にかかわる
国民健康保険システム、職員の
共済保険システム、
収納システム等の内容であるというふうに理解をさせていただきました。これから検討というんですか、各課での検討の内容の部分については完了しておるというふうに聞かせてもらっておりますが、具体的に言えば、
国庫補助との関係になってくるわけでありますけども、この
システムの変更の全体にかかわる経費が総額的にどれぐらいの金額になっており、今、現時点でどれぐらいの事業が完了して、今後どれだけの導入、変更になってくるのかなどの全体的な流れの中での説明、今後の
スケジュール等について、わかっておれば説明をいただきたいというふうに思います。
次に、
地域振興券の事業につきまして、4億3,120万の中で、具体的に3億9,200万が
地域振興にかかわるもので換金されるということで理解をさせていただいたわけでありますけども、具体的な
地域振興としての
経済効果がどんなものになってくるのか、地域の活性化としてどこまで期待ができるのか、
消費拡大ができるのか、その内容について評価をしていただきたいというふうに思います。また、職員の体制につきまして、この業務にかかわる職員の体制なり、その対応される期間なり、その内容についてわかっておれば説明をいただきたいというふうに思います。
それと、
振興券の
配布方法について、郵送なり手配りなり、いろんな形の方法があるというふうに思いますけども、配布の方法についてはどんな方法が用いられ配布がされるのか、内容についてお聞きをしたいというふうに思います。交付時期についても、あわせてよろしく
お願いをいたします。
それと、
地域振興券を取り扱う
民間事業所、
特定事業所ということになっておりますが、この内容の部分についてわかっておれば、お聞きをしたいというふうに思います。市内の店舗ということに特定限ってくるわけでありますけども、その制限なり
業種等、具体的な
取り扱いの店の基準的なものが制限されてくるのかどうなのかという点であります。
それと、広域的な使用について、特に
地域振興の券であるということでありますので、その地域に限っての使用ということで理解をしておるわけでありますけども、1市3町、具体的にそういった形の中での共通できる使用の券である、互換性を持っておるのかどうなのか、その辺もあわせてよろしく
お願いをしたいというふうに思います。
あと、
特定業者からの換金の
金融機関として、どういった
取り扱いなり手続がされるのか、その内容の部分についてもわかっておる範囲の中でご説明をいただきたいというふうに思います。
それと、議第52号、
簡易水道の
特別会計補正予算の第1号、1億1,500万の内容であります。
テレメーターの
搬送集中監視システムということで内容を理解させていただきましたが、具体的に現場の
委託管理が
テレメーターの搬送で
集中監視をされ、その効果が出てくるというふうに思うわけでありますけど、監視の部分でどれだけの効果が、この
テレメーターの搬送によって出てくるのか、具体的な評価をいただきたいというふうに思いますし、監視の内容について、今までの
委託管理がされて、
テレメーターの搬送で管理される部分についての違いの内容の部分について、わかっておればお聞きをしておきたいというふうに思います。
それと、
福知山市に16簡水があるわけでありますけども、今回2カ所の監視の導入ということでありますけども、今回対象としたその2簡水の導入に当たっての理由がわかれば、よろしく
お願いをいたします。
あと、
工事請負費の金額の違いが出ております。
佐賀簡水で440万、上豊の簡水で6,310万円の大きな違いがあるわけでありますけども、この内容の違い、
通信手段なり
搬送方法の違いの内容によって変わってくるのかというふうに思いますけども、その内容の違いについて、ご説明をよろしく
お願いをいたしまして、1回目の質問を終わります。
以上です。
○議長(塩見 仁君)
企画部長。
○
企画部長(
田中定行君) 電算
システムの開発についてのご質問がございましたが、ご質問の中にもございましたとおり、今後、
住民システム、それから
生活保護の
システム等、
システム開発あるいは新規の開発を進めていくことになります。そこで、庁内におきましては、これもございましたとおり、関係課で調整を順次進めておりますが、本格的には11年度予算以降で進めることになると思います。本年度分につきましては、基準額1,800万円の2分の1の900万円の
配当内示がございましたので、この分について
住民システム、それから
生活保護システムの改善、そうして関係の機器の購入を
お願いするものでございます。
以上です。
○議長(塩見 仁君)
経済部長。
○
経済部長(塩見 登君) たくさんのご質問でございますし、落とす部分があったらお許しいただきたいと思います。
最初に、その
経済効果の関係でございます。ご承知のとおり、不況になればなるほど将来のために蓄えようとする傾向がございまして、最近
たんす預金等が増えておると言われております。
個人消費につきましては、やはり依然として伸び悩みの傾向にあると思いますし、今回の
振興券によりまして、予定外の収入であるために、この際少しでもちょっと張り込んでよい物を購入される人があろうかと思います。そういったことで、財布のひもも開くきっかけになるのではないかなと、こう思いまして、本市の経済なり景気につきまして、
波状効果があるものと期待をいたしております。
次に、職員の体制でございます。
振興券交付係というのを新たに設けまして、5名体制でやらせていただいております。それから、期間につきましては、ご承知のとおり、
交付開始から6カ月、それからまた換金がその後3カ月ということで、9カ月間これにまた要するわけでございまして、そういったことを十分考えさせていただいて、決めさせていただきたいと、対応していきたいと、こう考えております。
それから、
配布方法でございます。15歳以下の場合につきましては、
配達記録郵便等によりまして、所帯主の方へ
引き換え振興券等を送付いたして参りたいと思っておりますし、65歳以上につきましては、できるだけ啓発に努めていきたいと、「広報ふくちやま」、それから
自治会回覧、新聞折り込み、商工課の窓口なり各
コミセン等で申請書を置かせていただいて啓発に努めて参りたいと、こう思っております。その後、相談に来られまして、ある一定の
要件等を満たしておる場合につきましては、郵送でもって本人に通知をさせていただきたいという考えでございます。
次に、交付時期でございますけども、3月下旬を予定いたしております。
業者の関係でございますが、小売店、飲食店、建設業、サービス業及び運搬輸送業、それから製造小売業を含む事業者等といたしておりまして、できるだけ幅広い業者を決めていきたいと考えております。細かい基準につきましては、今後、市の方で検討をさせていただきたいと思っております。
それから、広域的な使用についてお尋ねがありましたけども、これにつきましては、本市のみということでさせていただきたいと思います。おのおの市町村において独自で設定したらよいということになっておりますので、3町の絡みにつきましては私の方ではわかりませんけども、
福知山市におきましては、先ほど言いましたように本市のみということで考えさせていただいております。
それから、換金の関係でございますが、
特定業者を一応市の方で申込書を取りまして定めるわけでございます。
特定業者が指定
金融機関の方へ券を持って行っていただくということになるわけでございます。従来、
福知山市には指定
金融機関というのがございますので、そういったところにひとつ世話になっていきたいということで、
特定業者の口座をこしらえていただくということになるわけでございます。
金融機関の方から券を市の方へ出していただきまして、
特定業者ごとに整理、清算しまして、毎月一定の期間、まとめて指定
金融機関の方へ口座振替を行っていくと、
特定業者の方へ口座振替によって支払いをするといった考え方でございます。
以上でございます。ちょっと落としてないと思うんですけども、もし落ちておったら、次の2回目にさせていただきたいと思います。
○議長(塩見 仁君)
公営企業部次長。
○
公営企業部次長(水嶋武夫君)
簡易水道の関係でございますけれども、監視
システム、現在16簡水の中で8施設はあるんですけれども、内容も一部の排水池の情報のみということで、例えば断水がありますと、連絡を受けてから対応するというような形で現状はなっております。今回、その辺のこともきっちりしてやっていきたいということで、排水池及び浄水場なんかも全部
テレメーターで送っていって整備をしていきたいと、そういうように考えておるところでございます。
それで、現在の2簡水を選んだ関係でございますけども、現在
簡易水道につきましては、統合・拡張事業を逐次進めておるんです。その中で、その事業が済んだ上豊と
佐賀簡水を選んだわけでございます。
それから、
事業費につきましては、上豊簡水の場合は、まず排水池から浄水場までの連絡
システムがないと。それから、浄水場から
水道庁舎までの
システムと、そういう2系統に分けますと2系統ともできてないと。
佐賀簡水の場合は、排水池から浄水場まではできておりますので、浄水場から庁舎までの
システムと、そういうことで
事業費が違うということでございます。
以上でございます。
○議長(塩見 仁君) 11番、芦田君。
○11番(芦田 廣君) 自席より失礼をいたします。
具体的な大まかな内容の部分については、説明の中で理解をさせていただきました。
介護保険システムの開発の関係につきまして、それぞれの
システムが
変更開発になるわけでありまして、全体計画の中で、莫としたもので、金額なりそれに対しての
システムの開発、完了が何パーセントというような具体的な数字がもしわかれば、後ほどでも結構ですんで、またそれの事業が何割程度今進んでおって、最終完了するのがどれぐらいなんだと、期間的なその変更、スケジュール的なものがわかりましたら、またお示しできるものがあれば示していただきたいというふうに思います。
あと、
地域振興券の関係で、
配布方法につきまして、15歳以下の部分について配達記録郵便といった形の中で、はっきりした形で明確になっておるんですけども、65歳以上の部分についての具体的な対象者の層によってというんですか、対象者が限られてくるというんですか、の中で、PRをして申請があって、それから配布ということになっておるということで理解させていただいたんですけども、具体的にその申請がなければ支払いがされない、申請漏れの方については交付がされないというような形になっているのかということで、ちょっと申請がなければその支払いがないんかということなんですけども、その辺の部分についてお聞きしたいというふうに思います。
あと、商工会議所なりとの連携が今までされてきて、これからされていくのか、その手法について具体的な形がどういった形でとられるのか、もし考え方があればお聞きをしたいというふうに思いますし、その窓口のやり方について、もし考えがあれば説明をいただきたいというふうに思います。
これは、あと要望になるわけでありますけども、配布なり受領方法について、また特定事業者の手続等について、親切な
取り扱いをされてトラブル等の発生のないように、よろしく
お願いをしておきたいというふうに思います。
以上、内容の説明がもし中でできましたら、よろしく
お願いします。
○議長(塩見 仁君)
企画部長。
○
企画部長(
田中定行君)
システム開発につきましての全体としての計画はというご質問ですが、実は、おおむねこういうことについての
システム開発が必要ではなかろうかということは、庁内において議論はしておりますけれども、国あるいは府の方から、例えば
住民記録システムにおいて、転出者に対する証明の中で、どれとどれとどれを記入をして転出証明を発行するかというような基準については、まだ明確に示されてない状況にございます。ということで、議員さんのご質問のその全体としてどの程度の額になるのかということについては、今お答えできるような状況にはないと思っております。これまでに、この
システム開発で
お願いいたしましたのは、昨年の6月議会の補正で630万円と、それから12月議会の1,170万円、それから今回
お願いします1,400万円、これで合計3,200万円になるわけですが、このほかに今回
住民記録システム及び
生活保護システムの550万円を
お願いしておるということでございまして、国の基準が今後整備をされていく都度、また
お願いをしていくことにしたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(塩見 仁君)
経済部長。
○
経済部長(塩見 登君) 65歳以上の場合でございますけども、15歳以下と違いまして、これはあくまでも申請主義ということになっておりまして、各個々にやはり申請していただくということになるわけでございます。そういった関係でございまして、申請がされなければやはり交付はされないということになるわけでございます。そういったことのないように、先ほどちょっと触れましたように、広報なり回覧なり新聞なり、それから商工課、各
コミセン等でそういったことを啓発に努めておりますし、特に3月中旬ごろには、事前の相談所を設けたいということを考えております。そういったことで、できるだけこういうことのないように対応して参りたいと考えております。
それともう1点、商工会議所との手法なり窓口等のご質問でございますけども、特に
特定業者の関係がございまして、市の方で応募要領を作成しまして、公示しまして、
特定業者を募集していくわけでございます。そういった
特定業者から申込書を出していただいて、そうして市の方で申し込まれた業者に対しまして説明会等を開催して、登録をしていきたいという考え方でございます。こういった一定の手続をしていくわけでございますけども、今後やはり商工会議所等と十分協議をさせていただいて、決めさせてほしいと思っております。
以上でございます。
もう1点落としておりました。先ほどの説明の中で、指定
金融機関と、こう言いましたけども、指定
金融機関等ということでございますので、京都銀行だけじゃなしに、信用金庫なり農協さんと、そういったところも入っておりますので、つけ加えさせていただきます。
以上でございます。
○議長(塩見 仁君) 11番、芦田君。
○11番(芦田 廣君) 自席から失礼します。
一定の説明をいただきました。あとは個々の委員会の中でよろしく
お願いします。質問を終わります。
○議長(塩見 仁君) 他に質疑はありませんか。
26番、平野君。
○26番(平野 力君) (登壇) 私は、日本共産党
福知山市会議員団を代表いたしまして、提案されております議案について、質問をいたします。
まず最初は、
地域振興券の関係のいわゆる商品券にかかわる案件でございます。今、国民は大変な不況の中で生活難にあえいでおります。何とかしてほしいと願っていることの声は切実であります。私たちは、この不況の原因の大もとは、政府がやるべきことをやらずに、やらなくてもよいことに熱中し、大銀行や大企業のためには惜しげもなく金をばらまくけれども、国民生活には見向きもしないばかりか、消費税を5%にして家計消費を冷え込ませている、このことが一番の大きな原因と考えておるわけです。ここで、消費に目を向けた政府自民党は、普段なら常識では考えられないことも考えなくてはならないと、宮沢大蔵大臣が言っているように、このような商品券構想でございました。常識を超えた政策もというのは、経済運営に見通しも経験も持たない小渕内閣の混迷を象徴するものと思いますが、市長としてはどういうふうなお考えにおられるのか、お尋ねをいたします。
商品券は、実施前からこんな評判の悪いものはありませんでした。81%の国民が、景気対策としては役立たないと、世論調査の結果が発表されておるわけです。国民が年金や雇用など、将来に不安を募らせ、消費意欲が冷え込んでおる時に商品券を実施しても、商品券は消費に使い、その分消費に回さずに済んだ現金が貯蓄に回るだけだと思うのでありますが、この点、市長はどういうふうに考えておられるのか、お尋ねをしておきたいと思います。
公明党案、最初の案自体が景気対策に役立たないものであったのですが、配布対象を制限したことで、景気対策とは縁もゆかりもなくなってしまったと思うのでございますが、この点、いかがお考えですか。お伺いをいたします。
配る理由がわからなくなった、なぜ15歳以下の子供に配るのか、極めて不可解であります。少子化を食いとめることに意義があるというのですか。それとも福祉の一助ともいうのでしょうか。お尋ねしておきたいと思います。
また、これを配布する体制、そのための財政的裏づけはどうなっておるのか、お知らせください。この商品券のばらまきは、実に8,000億円もの税金が党利党略でもてあそばれたように思うのであります。なぜならば、この決着を見るには、自民党も随分反対の意見があり、いろんな経過の中で成立した過程からも、その疑念はぬぐえないものでありますが、この点、いかがお考えなのか、お尋ねしておきたいと思います。
次は、
介護保険制度の問題でございます。この施行による
住民記録システム等の
修正経費に550万円、同じく制度導入に伴う事務電算処理運営にかかる
開発経費等に1,490万円の補正が組まれているのであります。2000年の
介護保険実施に向けての準備状況はどうなっておるのか。果たして実施期日に間に合うのか。この機会にお尋ねしておきたいと思います。また、これに作業する人員は充足されているのかどうか、あわせてお尋ねをしておきたいと思います。
簡易水道事業特別会計の
集中監視システム導入経費、1億1,500万円と非常に多額であります。水の利用が増加しており、その量、質ともに万全を期す上で必要なことと思いますが、佐賀、上豊以外に必要なところはあると思うわけでございますが、これは先ほどの質疑者の答弁にもありましたけれども、将来計画が考えられておられるならば教えていただきたい、こういうふうに思います。この機会に、水量、水質等で不足なり改善しなければならないものがあるのかどうか、お尋ねをしておきたい、こういうふうに思います。
それから次は下水道事業、下水道事業は市民生活を快適にするために必要なことであります。今回の補正は、8億7,000万円という一番大きな予算であります。前倒しで事業が進められるとのことでございますが、それはよいといたしましても、本市の負担が心配となるところであります。
緊急経済対策として国の予算化がされたと思いますが、50%の補助では大変と思います。これに耐え、償還はどのようになるのか、本市の年間使用料はどのくらいで、これらの維持管理を合わせ考える時に、どのような運営に今後なっていくのか、お尋ねしておきたいと思います。
農業集落排水施設事業特別会計補正予算についてお尋ねいたします。今回、中六人
部地区設備のほかとして4,490万円、これが計上されておるわけでございます。54年に着工し、昭和61年度完工したことを、私も当初の集排事業であっただけに、当時審議に当たった議員の一人として、完成した施設の見学、視察もして、農村地帯でも下水が普及することを喜んだ者の一人であります。それから12年ほど経過するわけでございますが、大修理の必要が生じてくるとは思いますが、今までの実施したそういうような既決予算を含めるとどのくらいになりますか。今回その改修はどこが問題なのか、機能強化ということともなれば、他の集排施設もそのようなことをしなければならないと思いますが、そのような要望箇所が将来出てくると、こういうふうにも思いますが、この点、将来の予想をお聞かせください。この補助率65%と有利だと思いますけれども、受益戸数が少ない地域では負担問題が出てくると思いますが、いかがお考えなのか、お尋ねしたいと思います。
最後に、
水道事業会計の
補正予算についてお尋ねいたします。土師川第1
水源取水施設災害復旧工事8,980万円についてであります。台風7号で損傷を来したとのことで、早急復旧を飲料水供給の立場から望むものでありますが、この種洪水で破損するというのは特別な原因があったのか。今回の復旧工事では、そのような心配は今後ないのかどうかをお尋ねいたしまして、第1回目の質疑を終わります。
○議長(塩見 仁君) 市長。
○市長(中村 稔君)
地域振興券の件でございますが、これはご存じのように、国会において決められておるわけでございまして、この問題の是非につきましては、いろんな意見があったことも事実であろうと思います。しかしながら、この
地域振興券を発行することによって、何と申しますか、非課税の所帯のいわゆる要保護ですか、そういうその
振興券を発行してやっていこうという低い階層の人たち、またそれに該当する15歳以下の人たちの問題等々、いろいろ議論のある中で決められたことでございますので、自治体といたしましては、もちろん個々にはいろんな意見があろうともこれを執行していくということが務めでないかというふうに思っております。この問題は、ため込みにならないかどうかということは、これはその個々によってやはり違ってくるというふうに思っておりますので、一概にそうは言えないのではないかなというふうに私は思っております。
以上。
○議長(塩見 仁君)
福祉部長。
○
福祉部長(芦田典夫君)
介護保険の関係で、実施時期に間に合うか、また人員が充足されているかというお尋ねでございました。
介護保険につきましては、平成12年4月に導入されることが決まっております中で、本市におきましては昨年の6月に予算補正をいただき、
介護保険事業計画なり、老人保健福祉計画の関係予算をいただきました。また、介護認定モデル事業の予算もいただき、以降12月にも電算
システムの開発費の予算をいただきました。また今回、本市福祉部が持っておりますプランエイティの改良経費といわゆる電算
システムのハード部分の予算の
お願いをいたしております。このたびのこの
介護保険にかかわりまして、昨年からモデル介護認定事業も実施し、また
福知山市保健福祉に関する意識調査、こういったこともやって参りました。電算
システムの開発なりこういった調査をもとに、
介護保険事業計画の策定並びに老人保健福祉計画の策定の協議会も開会をさせていただいたところであります。今後、残された期間短いですけれども、移行できるように一生懸命取り組んで参りたいと、このように思っております。
なお、人員につきましては、平成10年の4月から、高齢者福祉課に専任の職員といたしまして、専任の職員3名と嘱託職員1名、4名を配置していただき、また11月から正規職員1名の増をしていただいた中で、現在5名の職員が
介護保険の準備に当たっておるところでございます。実施時期に移行できるよう、今後努力をして参ります。
以上です。
○議長(塩見 仁君)
公営企業部次長。
○
公営企業部次長(水嶋武夫君) まず、簡水の関係でございますけれども、先ほども芦田議員さんにご説明したとおりでございまして、その他の簡水につきましては、現状の
システムをあるところはできるだけ継続していきながら、
簡易水道全体の統合拡張という事業を考えておりますので、その中で逐次進めていきたいと、そういうふうに思っております。現在進んでおりますのが、豊富と上豊と
佐賀簡水でございまして、今、上六簡水が施工中でございます。そういった中で考えていきたいと思っておりますし、水量不足等のことにつきましては、基本計画を立てる中で進めていきたいと思っておりますし、10年度につきましては北部の4簡水でございますけれども、計画を進めておるという現状でございます。
それから、上水の関係で、台風7号によりますことで特別な原因はということでございますけれども、この取水につきましては、もう現在14、5年たっておりまして、昔のフトンカゴという形でしておりましたんですけれども、今回その辺も改良は幾分するんですけれども、あくまでも
災害復旧でございますので、その辺はご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(塩見 仁君)
下水道部長。
○
下水道部長(塩見辰夫君) 今回
お願いをいたしております補正額8億7,000万円につきましては、国の
緊急経済対策として
補助追加を
お願いしたものでございます。本市の負担につきましては、そのうち4億4,720万円でございます。重きは起債ということでございます。また、起債の償還についてはというお尋ねでございましたが、30年返還ということで5年間は利子、あと25年につきましては元利均等で償還をいたすこととなっております。
また、今後の運営はということでございますが、ご承知のように、平成9年度で下水道使用料の改定を
お願いをいたしたところでございます。ただいまのところ、順調に推移をいたしておりますが、今後改定時には3年間ということでございまして、この後につきましては余り赤字を出さない程度の運営をやっていきたいというように考えているところでございまして、十分その点、意を含んで事業の推進に努めてまいりたいというように考えております。
以上です。
○議長(塩見 仁君)
経済部長。
○
経済部長(塩見 登君) 集落排水の関係でございますけども、特に問題点等ということで出ておりますけども、今回しておりますのは、処理方法がご承知のとおり土壌被覆型接触曝気法という方法でやっておるわけでございまして、中六のあと、いろいろ施設をしてきておるわけでございますけども、田野でしたらジャルスのⅠ型、それから下豊西部でしたらジャルスのⅢ型、上豊富でしたらオキシデーションディッチ方式、佐賀も同じ方式をとっておりまして、一番最初に取り組みました中六でこういった土壌被覆型の接触曝気法をやっておるわけでございます。これにつきましては、施設の上に土壌が覆われておりまして、維持管理に難しく、なかなか難しい点なり、近年処理能力が低下してきたということでございまして、改善が必要と考えて、今回機能強化事業で取り組みをさせていただいておるわけでございます。そういったことで、他の施設との関連ということで、他の施設はこういった土壌曝気型以外の方法でやっておりますので、今後中六のようなことはないと思っております。ただし、将来またどういうことが出てくるかわかりませんので、そういった時につきましては、ひとつ補助事業に乗せて対応してまいりたいと考えております。
もう1点、負担問題でございますけども、施設の維持管理につきましては市が行っておりまして、今回お世話になりますこの事業で取り組みさせていただくわけですけども、地元負担につきましては直接取るということは考えておりません。
以上でございます。
○議長(塩見 仁君) 26番、平野君。
○26番(平野 力君) 自席から失礼いたします。
この商品券の関係でございますが、市長からじきじきご答弁いただきましたが、我が党議員団は、
地域振興券と銘打つこの商品券いうのは、国民の8割ほどが反対の声を上げておること、それから商品券が消費に使われたとしても、それによって浮いた現金が、先ほど申しましたように貯蓄に回されるだけですから、景気対策として効果が期待ができず、このような商品券構想はまじめな景気対策ではないということを明らかにしておきたいと思います。しかし、今、市長がご答弁願ったように、この国の予算が確定された段階でございます。この事業が今私が申し上げましたようないろいろな問題点を持っておるとはいえ、この事業が事実上の社会福祉的給付の性格を持つことに理解を示すものであります。我が党議員団は、消費税を直ちに3%に戻して5兆円減税を実現し、2兆円規模の庶民に手厚い所得税の恒久減税をあわせてもって実行するということを申し上げて、そして真に有効な景気対策というのを政府が責任を持って実行するということを要求するものでございます。こういうふうに、我が党の議員団としては考えておりますが、最後に市長の我が党議員団に対する見解、これについて伺っておきたいと思います。
その他の私が質疑をいたしました関係のものについては、大方が我が経済委員会でこれから審議をするという内容のものでございますので、委員会において慎重に審議をさせていただきたいと、こういうふうに思います。市長のお考えだけをお聞きして、質疑を終わらせていただきたいと思います。
○議長(塩見 仁君) 市長。
○市長(中村 稔君) ただいまのお話も一つの見解だというふうに思っております。
○議長(塩見 仁君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(塩見 仁君) ないようでありますから、質疑を終結いたします。
これより、
委員会付託を行います。
お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたします。
平成11年第1回
福知山市議会臨時会
議案付託表 議第51号~議第56号
平成11年1月18日
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、付託委員会 、議案番号 、 付 託 議 案 、
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、 、 、 、
、総 務 、 51 、平成10年度
福知山市
一般会計補正予算(第6号) 、
、 、 、 第1条 歳入(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 、 歳出(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 、 第2条 地方債の補正 、
、 、 、 、
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、 、 、 、
、市民厚生 、 51 、平成10年度
福知山市
一般会計補正予算(第6号) 、
、 、 、 第1条 歳入(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 、 歳出(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 、 、
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、 、 、 、
、経 済 、 51 、平成10年度
福知山市
一般会計補正予算(第6号) 、
、 、 、 第1条 歳入(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 、 歳出(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 52 、平成10年度
福知山市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 、
、 、 53 、平成10年度
福知山市
下水道事業特別会計補正予算(第2号) 、
、 、 54 、平成10年度
福知山市
農業集落排水施設事業特別会計補正予算( 、
、 、 、第 、
、 、 56 、2号) 、
、 、 、平成10年度
福知山市
水道事業会計補正予算(第1号) 、
、 、 、 、
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、 、 、 、
、文教建設 、 51 、平成10年度
福知山市
一般会計補正予算(第6号) 、
、 、 、 第1条 歳入(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 、 歳出(委員会条例第2条に規定する所管事項) 、
、 、 55 、平成10年度
福知山都市計画事業石原土地区画整理事業特別会計 、
、 、 、補 、
、 、 、正予算(第2号) 、
、 、 、 、
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○議長(塩見 仁君) 以上で、本日の
議事日程は終了いたしました。
次回は、来る1月20日午前10時より本会議を開きます。
それでは、本日はこれをもって散会といたします。
ご苦労さまでした。
午後 1時49分...