○
委員長(
森田守)
上田担当部長。
◎
企画総務部計画推進担当部長(
上田和樹)
ICカードと同様、
モバイルICOCAにつきましても登録いただくことで
ポイントがたまりますし、加えまして、
モバイル上での
チャージもできるように想定してございますので、
券売機や
ポイントチャージ機で
チャージする手間がなくなるなど、お客様の
利便性は格段に向上するものと認識してございます。 また、この間、
モバイル版への移行が徐々に進んでいる
状況下におきまして、
ポイントサービスの
登録者数や
利用者の増加につながるなど、更なる
IC化の
推進にも寄与するのではないかという風に考えてございます。
○
委員長(
森田守)
田中委員。
◆
委員(
田中明秀) ちょっとあんまり詳しくないので、もうちょっと平たく言うていただいたら、
携帯で言うたら、そういう登録ができて、もうすぐ身近な所でできるというようなところが一番大きな
メリットになるんですか。
○
委員長(
森田守)
上田担当部長。
◎
企画総務部計画推進担当部長(
上田和樹) 今現在、
ICカードでの板で御
利用いただけるんですけども、
モバイル版と言いますと、
アプリ、
モバイルICOCAの
アプリをダウンロードして、
携帯上でダウンロードしていただきまして、そのダウンロードした
アプリ上で
クレジットカードとひも付けしていただくと。そのことによりまして、その
モバイル版での
ICOCAが発行できると。要は、
携帯の中に板じゃない
ICOCAがあるという設定ができますので、これをそのまま御
利用いただけるという
状況になるということでございます。
○
委員長(
森田守)
田中委員。
◆
委員(
田中明秀) そしたら、わざわざこの
カードでその駅へ行って
チャージせんかて、この
携帯で手続ができるという、そういうことですか。
○
委員長(
森田守)
上田担当部長。
◎
企画総務部計画推進担当部長(
上田和樹)
チャージにつきましては
クレジットとひも付いておりますので、
モバイル上でなんぼ
チャージするというのを選んでいただいて
チャージもできますし、また、
現金でも
チャージすることは可能でございますけども、多分
現金で
チャージされるよりも、
アプリ上で
チャージされる方の方が多いのかなという風に考えてございます。
○
委員長(
森田守)
田中委員。
◆
委員(
田中明秀) できる人はええわね。我々でもそういうのに疎くて全くできへんような人が、
市民も
高齢者は多いと思うんですが、その辺のところ、どういう風に考えていらっしゃいますか。
○
委員長(
森田守)
上田担当部長。
◎
企画総務部計画推進担当部長(
上田和樹)
モバイル版の
ICOCAのもえポっへの、もし
導入するということになりましたら、しっかりそこら辺も分かりやすく、我々としても登録できるような、何かマニュアル的なものというのは作ってまいりたいという風に考えてございます。
○
委員長(
森田守)
田中委員。
◆
委員(
田中明秀) 確かに、便利になるというのはなるでしょう。便利になっても使いこなせへんかったら何も、絵に描いた餅になって終わってしまうので、たとえ
市民に向けた
サービスがええものであっても、なかなかそれが周知されて徹底されるまでのこの話をずっとやっていかないかんと思うので、その辺もやっぱり
検討課題にしていただきたいと思いますし、今年度に入ってからの
委員会の
議論で、
クレジット決済という話がありましたね。
クレジット決済、これも
市民にも
旅行者にも、やれたら非常に便利になるものですわ。 これ、ほんで以前の
議論の中でどれぐらい
費用が掛かるんや言うたら、10億円ぐらい要るんですという話でした。この
お金の多い少ないはもちろん勘案して、
費用対
効果も考えていかなあかんのですけども、5,000万円で済むさかいに、いわゆる、10億円掛かるさかいにやらへんというところの視点で、やっぱり物事は考えたらあかんと思うので、ずっと
議論があった
クレジット決済も、誠に
市民のためになるんやったら
検討もせない
かんし、これは5,000万円で済むけど、
使い勝手の悪いものやったら、5,000万円で済んだことでもやっぱりもう一回
検討もしていかなあ
かんしという風に私は思うんですが、その辺りの局のお考えとして、どのように思われますか。
○
委員長(
森田守)
北村公営企業管理者。
◎
公営企業管理者(
北村信幸)
日本を挙げて、やはり
キャッシュレスを進めていこうという大きな
流れがある中で、
日本、世界的にも非常に
キャッシュレス率が低いということで、国を挙げてということはあろうかと思いますが、一方で、
先生おっしゃるように
現金で慣れてて、ITとか
キャッシュレスとか不慣れな方も十分おられますので、そういう方にも
十分心を寄せていく必要があろうかという風に思っています。 それで、
キャッシュレスの動きとしては、今るる御
説明しています
ICカードという、この板の
カード、それを
モバイル化しよう、
携帯でできるようにしようという、こういう大きな
流れ、これに合わせて、今
先生から御
質問いただいたもえポっも
携帯でも使えるようにしようと、こういう風な御提案を考えているところですし、
クレジットカードの
タッチ決済も今、
全国で色々
導入されているところではあるんですが、
初期費用の10億何がし円という問題と、あと、
クレジットですので
手数料が発生すると。この
手数料の部分が非常に、もう
他社では一旦
導入したけどやめはる業者もあるようなことも聞いたりもしますので、ここは非常に慎重に見極める必要があろうかなと。
キャッシュレスという
流れにおいては、
IC化、それから
クレジット、
タッチ決済、それからあとQR化するという、こういうところがありますので、十分この投資の
費用の問題とか、
効果の問題とかを見極めながら進めていきたいなと思っていますが、今この
PiTaPaと
ICOCAの
モバイル化する、もえポっを
モバイル化することについては、基本的には
初期費用だけで、後の
ランニング等は掛かりませんで、非常に多くの
先生、先ほど
先生から紹介ありましたように、前の
補正予算のときにも多くの会派の
先生から
モバイル化してほしいという風な御意見も頂戴していますし、
市民の方からも御意見頂いていますので、懸案という風に考えていましたので、できるだけ早く
モバイル化していきたいと思っていますし、一方で、
先生から御
指摘ある、それに慣れてない方、なじんでない方、こういう方についても
十分意を配しながら、
費用対
効果を見極めながら、
キャッシュレスを進めていきたいと考えております。
○
委員長(
森田守)
田中委員。
◆
委員(
田中明秀) 経営が厳しい中で、貴重な
お金を使っていくんですので、例えばそんだけの
お金を使うんやったら、もうちょっと
バス待ち環境を良くしてほしいとか、もっと大きな
お金になるけど、
地下鉄の
防護柵、もっと早うやってほしいとか、いろんな話も出てくる中で、これを進めていけばより
市民の
利便性が高まるということも含めて、もう一回きちっと局内でも
議論をしていただきたいし、また我々の意見も、また聴いていただきたいし、その中で一番ベターな選択がどれなのかということをしっかり、ちょっとまた
議論しながら考えていただきたいと思いますし、そういういろんな面を含めて、やるという方向で行くならば、先ほど言わせていただいた、きちっと、我々疎い人間でも使えるよというようなことも含めて、まして内の西京区なんかは、
地下鉄は来てへんので駅もないし、そういうことも今、
現状ではしにくいので、西京区の人らでも
使い勝手がええというようなことも含めてお示しをいただきながら、貴重な財源ですので、どういう形が一番
市民サービスにつながっていくのかを考えていただいて、また
検討していただきたいと思います。
○
委員長(
森田守)
北村管理者。
◎
公営企業管理者(
北村信幸) いよいよ
アフターコロナを迎える中で、
交通局として安全の確保を最優先に、御
利用の皆さんの
快適性、
利便性を高めるという風な問題で、御
指摘の
バス待ち環境の問題等々、極めて貴重な財源をどこにどう配分していくかということで、今、来年度の予算もどのようにしていこうかという風なことで頭を悩ましているところでございますので、また
予算市会で御審議をお願いしたいと思っています。 それと、今回もえポっを
モバイル化することによって、駅に行かなくてもいいという、
先生、西京区の今、
状況を御紹介いただきましたが、
モバイルでできますので、駅に行っていただく必要がなくなるという、そういう
利便性もありますので、まだ得手でない方にもそういった所も分かるように、丁寧に
説明をしていきたいという風に思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○
委員長(
森田守) この件に関連して、ほかにございませんか。 なければ、以上で
交通局を終わります。
理事者、お疲れ様でした。 次の
上下水道局につきましては、休憩せずに行いたいと思いますので、御了承願います。 それでは、
上下水道局の
理事者が参りますまでしばらくお待ち願います。
---------------------------------------
○
委員長(
森田守) それでは、
上下水道局関係の
一般質問を行います。 昨日までに
山本恵一委員から、
能登半島地震における
上下水道局の
支援活動について、
一般質問の申出がありましたので、
通告のあった
質問と
関連質問を行うことといたします。 それでは、
能登半島地震における
上下水道局の
支援活動について、
山本恵一委員、どうぞ。
◆
委員(
山本恵一) おはようございます。 この局も私1人のために、このようにたくさん来ていただきまして、本当に申し訳ございません。
地震が今年早々に起こったということで、大変痛ましいことでございますので、
質問したいと思っています。 これ、今年に入って1月1日、夕方に発生した
能登半島の
地震における
応急給水活動について
質問したいと思っているんですけども、まず、今回の
地震によって犠牲になられました方々に哀悼の意を表するとともに、やはりまだ
避難所にもいはりますし、また行方不明の方がおられます。被災された皆様にお見舞いを申し上げたいと思っております。 すぐに
門川市長は市長を
本部長とする京
都市災害支援対策本部を立ち上げまして、全
庁一丸となって
被災地を
支援するとのことでありますけれども、一日も早い
被災地の復興に向けて、私たちも力を尽くしていきたいと思っております。 現在もこの
被災地への
支援が求められている厳しい
状況の中で、
上下水道局では1月4日から
被災地に
応援部隊を派遣されているとのことであって、迅速に
対応していただきたいと思いますけれども、報道によりますと、この
地震によって
現地の
水道、また
下水道、甚大な
被害が及んでいるとのことでございますけれども、まずはこの
水道について、
被害の
状況、また本市からの
災害派遣までの経緯をまずお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○
委員長(
森田守)
谷口総務部担当部長。
◎
総務部担当部長(
谷口淳)
水道の
状況についてでございます。 現在の
現地の
水道状況につきましては、
職員を派遣しました1月4日、この時点におきまして、石川県・富山県を
中心といたしまして約11万戸の断水が発生しているという
状況でございました。
災害等により、こうして大規模で広範囲の断水が発生した場合、こうした場合につきましては、原則といたしまして
被災地への
支援、これについては、
現地の混乱を防ぐために、
全国の
水道事業体で構成されます
公益社団法人日本水道協会、こちらが
中心となりまして
被災地への
応援要請を取りまとめ、必要な
支援内容を各
事業体、自治体の方に依頼するという、こういった
流れになっております。 今回の1月1日の
地震発生後、
日本水道協会の
中部地方支部、こちらから、私どもも所属しております
関西地方支部に10台の
給水車の
派遣要請がございました。これを受けまして、
関西地方支部の
支部長都市であります大阪市を
中心といたしまして、その中で調整をさせていただきまして、
関西からは、大阪市を含め各
都市、本市からは第1陣といたしまして
給水車1台、
作業車等3台、
職員12名を1月4日から派遣したと、こういった経緯でございます。 本市の
活動場所につきましては石川県
能登町、こちらを担当することとなりまして、翌1月5日から
給水活動を開始しているというところでございます。なお、現在第2陣が1月の9日に出発しておりまして、昨日、入れ替わり第1陣が帰京していると、そういった
状況でございます。
○
委員長(
森田守)
山本恵一委員。
◆
委員(
山本恵一) 分かりました。 これ、
水道ですけれども、次に、この
下水道についてはどうなっておりますか、お伺いします。
○
委員長(
森田守)
谷口担当部長。
◎
総務部担当部長(
谷口淳)
下水道につきましても、特に主に石川県の方の管路の
被害、こちらの方が多数発生しているという
状況でございます。このため、
下水道事業を行います
地方公共団体で構成されております
日本下水道協会、こちらの
中部ブロックの方から東
京都、そして本市を含めました政令市7
都市に対しまして、まずは
下水道の
被害状況、これの
調査の
支援要請がございました。これを受けまして、現在各
都市から
職員を派遣するという経緯でございます。当局からは
調査隊の
受入先の調整、こういった事前の業務を行う
先遣隊といたしまして、1月8日から
職員3名、その後1月10日におきまして
職員4名を派遣いたしまして、今現在、合計7名の
職員が
能登町におけます
被害状況の
調査等を行っているという、こういう
状況でございます。
○
委員長(
森田守)
山本恵一委員。
◆
委員(
山本恵一) 分かりました。
能登町を
中心に、この
給水活動や
下水道の施設の
被害状況、
調査等の
支援活動を実施しているとのことでありますけれども、これ、具体的にどのような
活動を行っているのかというのと、また、この
給水活動に従事された第1陣、
京都に戻られているとのことですけども、
現地での
活動状況などを聞いておられましたらお伺いしたいと思っております。よろしくお願いします。
○
委員長(
森田守)
谷口担当部長。
◎
総務部担当部長(
谷口淳)
能登町におきまして、現在約6,100戸の断水が継続しているという
状況でございます。現在の
給水の
活動につきましては、
能登町内におけます
公共施設、こちらにおきまして開設いたしました11か所の
給水拠点、ここにおきまして自衛隊、そして他の
応援都市、そして本市が一緒になりまして、
給水車による
応急給水活動を行っているという
状況でございます。
応急給水活動に当たりましては、当局からは仮設の
給水槽2基、こちらも活用いたしまして効率的な
給水活動を行っているところでございますが、先ほども申し上げました9日、第2陣の部隊12名を、今、交代で派遣しているという
状況でございます。
下水道の
被害状況の
調査といたしましては、家屋の倒壊などによりまして
調査が極めて困難な
状況ではございますが、可能な範囲で地上から
下水道施設の
被災状況の
全容把握、こういったことに取り組みまして、さらには大きな
機能支障、そして二次災害の原因となります
被害の有無、こういったことを確認する
初期状況調査を行っているというところでございます。
現地での
給水活動の
状況でございますが、第1陣からの報告によりますと、やはり
地震によりますライフラインの寸断、
家屋倒壊、こういった
状況の中で、
能登町内での
活動拠点というものがなかなか確保できないということで、
金沢市内の方からの移動ということになっております。その中で、道が極めて限られている、通行可能な道路が限られている、それとあと、
物資支援などを含めました車両が集中するということで、
かなりの渋滞が継続的に発生しているということで、移動に関しては
かなりの時間、長時間を要しているというような中での
給水活動であったという風に報告を受けております。 余震が続く中での
給水活動でございますが、一方で
給水に来られる被災者の方々からは、温かい感謝の言葉を頂いているというところでありまして、
活動中においても大変励みになったということでございました。 以上でございます。
○
委員長(
森田守)
山本恵一委員。
◆
委員(
山本恵一) 分かりました。 報道によりますと、この
被災地では、やはり先ほど言われましたけども、余震がいまだに続いているということで、道路
状況等もひどくて、寒さも厳しいという中で、派遣される
職員の安全面についても十分留意していただきたいと思うんですけども、この辺りの考え方についてお伺いしたいと思います。
○
委員長(
森田守)
谷口担当部長。
◎
総務部担当部長(
谷口淳) 今回の
給水活動におきまして、先ほども申し上げた、まず移動について、金沢市から
能登町までの移動に当たりましては、道路の
状況というのが依然として損傷が大きいというようなことで、通行止めの箇所も多数あるということでございます。車で行きますと、通常でしたら片道2時間程度の距離でございますが、派遣当初では8時間近く掛かった、片道掛かっているということで、現在、一般車両の通行規制が行われておりますので、幾分交通渋滞の方は改善されておりますが、それでもやはり4時間程度は掛かるという、そういった
状況でございます。 こういった通行可能な道路におきましても、所々でやはり損傷が激しい箇所、そして、あと積雪の影響もございまして、やはり通行には細心の注意が必要な
状況ということで、安全確保については大変重要なことだという風に認識しております。そうした
状況の中での移動におきましては、まず、長時間走行によります運転者の適宜交代をするということ、そして、各車両間では無線機によります道路情報の共有、これを常時行うことで、安全確認の徹底を行うということに取り組んでおります。そして、他の
応援都市、こちらからの情報収集、そして共有を徹底するというところで、こういった危険箇所の有無を把握をしているというところでございます。 あと、非常に
現地は寒冷地ということで、防寒対策、これについてもしっかり講じていくということ、そして、
給水活動におきましても交替制で行うということや、その際適宜休憩を取るということで、健康面を含めた
職員の安全管理、こちらの方に努めながら、現在も
被災地支援に取り組んでいるという、そういった
状況でございます。
○
委員長(
森田守)
山本恵一委員。
◆
委員(
山本恵一) 分かりました。 被災者への
支援はもちろんのことですけども、やはり
職員の安全面についても留意していただくように、引き続きお願いしたいと思っております。 現在、
応急給水活動の第2陣や
下水道施設の
被害調査部隊が派遣されているとのことでございますけれども、第3陣とか、今後の
活動についての予定はどうなっているかをお伺いしたいと思っております。
○
委員長(
森田守)
谷口担当部長。
◎
総務部担当部長(
谷口淳) まず、
応急給水活動についてでございます。現時点では派遣期間の終わり、終期の見通しは立ってないという
状況でございます。今後は
日本水道協会が
応援要請、そして、
現地の復旧
状況を踏まえまして判断する、していく、そういったことを踏まえまして、我々としてもその判断に応じまして速やかに
対応してまいりたいと、このように考えております。
下水道の
被害状況の
調査につきましては、1月15日までに、
被害の
全容把握に係る
初期状況調査、これらを予定しておりますが、その結果、そして
現地の
状況によりましては、更に本格的な復旧に向けて詳細な
調査を継続する必要がある可能性もあるという風に考えております。 また、現在、応急
給水及び
下水道施設のそういう
被害状況のための
調査の派遣ということでございますが、過去の経験で申しますと、熊本
地震のときにおきましては
水道管の
給水管、これの応急復旧
活動についても
職員を派遣した経験がございます。
水道のこうした応急復旧
活動につきましても、
日本水道協会からの要請がありましたら、速やかに
対応できるよう準備を進めているという、そういった
状況でございます。 以上でございます。
○
委員長(
森田守)
山本恵一委員。
◆
委員(
山本恵一) 分かりました。 やはり今回の
地震の
被害は甚大で、今後も予断を許さない
状況であって、追加要請などがあったら積極的な
支援をお願いしたいと思っております。こうした災害時に何よりも、いつも欠くことができないのが水だと思っておりますし、飲み水、命の水を届けるために、この厳しい
状況の
被災地で、やはり懸命に
給水活動に従事されている
職員の皆様に敬意を表する次第でございます。 今回のこの
応急給水活動については、やはり長期間になると思うんですけども、今回の
被災地支援に対する、最後に吉川管理者から、思いと決意を最後に述べていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
○
委員長(
森田守) 吉川
公営企業管理者。
◎
公営企業管理者(吉川雅則) この度、元旦に発生いたしました
能登半島地震において甚大な
被害が発生し、多くの方が犠牲になっておられます。改めてお亡くなりになられた方に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方に心からお見舞いを申し上げたいという風に思います。 京
都市では、
先生からもありましたように、市長を
本部長とする
災害支援対策本部の下に、全庁を挙げて
被災地の
支援に尽力しているところでございまして、私ども
上下水道局におきましても、先ほど来御答弁申し上げておりますように、1月4日の朝に応急
給水部隊を派遣をいたしました。また、1月8日からは
下水道の
被害状況の
調査等のための部隊も派遣をしたところであります。応急
給水については
能登町を受け持っているわけですけども、
能登町はほぼ全域の6,100戸が断水ということで、被災された方は水がないということで、非常に不自由な御生活をされているということでございます。少しでもその不安、不便が解消されるように、被災者された方に寄り添った
支援を継続していきたいという風に思っています。 また、
下水道の
被害状況に関しましては、今後復旧に向けて
被害状況の把握等が必要になってきますけれども、ただ、
現地の
状況、道路も含めて非常に困難な
状況の中であります。一歩ずつ着実に
調査を進めていくように指示しているところでございます。 今後とも
日本水道協会、あるいは
日本下水道協会等の関連機関とも十分連携して情報の共有を図りましたうえで、
職員の安全面等々にも十分配慮しながら、
被災地の
状況、またそれぞれ
支援のフェーズに応じて的確な
支援を継続できるように尽力していきたいという風に思っている決意であります。どうぞよろしくお願いいたします。
○
委員長(
森田守)
山本恵一委員。
◆
委員(
山本恵一) やはり厳しい寒さの中で、やはり長期化が予想されますので、
職員さんの安全面も含めまして、積極的な
支援をよろしくお願いいたしたいと思っております。
質問は終わります。 以上です。
○
委員長(
森田守) この件に関連して、ほかにございますか。 どうぞ、河合
委員。
◆
委員(河合ようこ) よろしくお願いします。
山本恵一委員からもありましたけれども、まず最初に、
能登半島地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、200人を超える方がお亡くなりになっているということで、哀悼の意を表したいと思います。そして、また
被災地支援に年始から従事されている京
都市職員の皆さん、
上下水道局の
職員の皆さんに敬意と感謝を申し上げます。 本当に大変な中で、
調査だとか
給水活動をされていることを聞いて、本当に頭が下がる思いなんですが、今も
山本恵一委員からもありましたように、
現地の大変さの中で、
職員さんたちの安全でということも、私も願うところですけれども、平常の勤務とは本当に違って、先ほどもおっしゃっていたように、危険が伴っていたり、渋滞の中で困惑されていることもあるだろうし、積雪という様々な条件が加わった中での業務です。 素朴な疑問から始まっていて、
市民の方から、市の
職員さんが、また消防局、それから医療チーム、
上下水道局から行ってもらっているということで、感謝の思いと、やっぱりその方たちにそれ相応の手当があるんだろうかという問合せが
議員団の方にありました。その点で伺いたいと思うんですが、
被災地で
支援されている
職員さんに対して、何らかの通常とは違った手当のようなものが出されるのでしょうか。
○
委員長(
森田守) 中野総務部長。
◎総務部長(中野晋) 今回の
災害派遣、
支援活動に従事いただいている
職員さんに対します手当ということでございますが、通常の勤務の中と、そういう意味では同じでございまして、勤務時間を超えた分につきまして、時間外勤務手当という形で支給していると、そういった
状況でございます。 以上でございます。
○
委員長(
森田守) 河合
委員。
◆
委員(河合ようこ)
上下水道局は市長部局とも違いますし、消防局ともまた給与体系が違うということを改めて教えてもらったんですけども、同様に
被災地に赴いて救出
活動等に従事されている消防
職員とか、京
都市の一般の市長部局の
職員さんがどのような
状況かというのは、把握されていたら教えていただきたいと思います。
○
委員長(
森田守) 中野部長。
◎総務部長(中野晋) すいません、今手元にございませんので、把握できておりません。
○
委員長(
森田守) 河合
委員。
◆
委員(河合ようこ) 消防については少し他の、共産党
議員団の他の
議員も調べたりする中で、それは消防法にのっとってということだと、消防組織法と言わはったかな。緊急消防援助隊手当というのが、1日当たり支給されるというのを聞いたんです。今、ほかの
状況を御存じないということなのですけれども、やっぱり甚大な
被害があった
被災地で
活動されるということで今、先ほどの答弁では通常の業務で、時間が延びたら超過勤務という、それはこの市内で
活動されている方と同じということですよね。 先ほども、最初、
谷口担当部長の答弁の中でも、危険が伴ったりとかということがあると聞くと、やっぱり通常とは違う
状況なのではないかという風に思います。その勤務によって、危険度があれば、そこについての手当なども国だとか地方自治法の中で
対応されているということも聞いておりますので、是非
検討してもらう必要があるし、手当が必要だという風に考えているんです。 こういう緊急事態、
被災地へ行かれるというときの
対応は各局だと思うんですが、そういう
職員の給与面に関わることなんかについては、他の部局と調整をされたりとかいうことはないのでしょうか。
○
委員長(
森田守) 中野部長。
◎総務部長(中野晋) 基本的には
現地での
活動と言いますのは、今、
谷口担当部長の方からも答弁させていただきましたが、
応急給水活動ということで、
市民の皆様に水をお配りすると、それから、
下水道の方では
下水道の
調査ということですので、机上での
調査も含めて、
現地へ入っていただいてということでございます。そういった意味では、先ほど少し御紹介ありましたけど、緊急消防援助隊ですかね、消防の方の
活動の危険さとの度合いで言いますと、中身としては少し違う所があるのかなと。ただ、一方で
現地に行く際の道路の
状況とかというのは、やはりまだ道路
状況が厳しいのは事実でございます。それが勤務の中身における
状況というよりも、
現地に行くのに当たって細心の注意を払いながら、しっかりそれはもう緊急車両ということで、
現地に向かうというようなことでございますので、少し手当をどうこうというような話とは違うのかなという風に考えてございます。ただ、当然
職員の安全というのは私どもも非常に重要なものと考えてございます。 まずは被災者に寄り添って
活動させていただくということですけど、その前提には、やはり
職員が危険のない形で安全に、健康で、しっかり何事もなく戻ってきていただくということが我々にとっても当然重要なことだなという風には考えてございますので、その辺りはしっかり体調が、現場でしっかり休憩も取っていただく、
職員さんの安全面、健康面にも気を配りながら、道中の交通の
状況とか積雪の
状況とか、そういったことにもしっかり配慮もしながら
対応させていただく、こういったことで
対応させていただいているところでございます。 以上でございます。
○
委員長(
森田守) 河合
委員。
◆
委員(河合ようこ) 私は先ほどの
説明の中でも、家屋等の倒壊の中の
調査で、極めて危険な
状況だということが答弁されていたと思うんですよ。やっぱり被災者に寄り添うということは、被災された皆さんの心持ちだとか、その
状況とかというのは大変なものだと思うので、寄り添うこと自体が大変だと思うし、その場所自体が、その惨事を目にしながら働いておられるという
状況があると思うんです。 それで、
上下水道局、市長部局、消防局、それぞれあると思うんですが、そこの中の判断でできるものもあるし、京
都市総体で行っておられる、もちろん
職員さんたちはそんな手当をとか思わないで、公務員として、奉仕と言うか、そういう気持ちでやっておられると思うんですけども、是非私は手当を
検討していただきたい。ほかの所とも、京
都市として考えてもらいながら
対応していただきたいということを求めておきたいと思います。
○
委員長(
森田守) この件に関連して、ほかにございますか。 なければ、以上で
上下水道局を終わります。
理事者はお疲れ様でした。
委員の皆さんは、しばらくお残り願います。
---------------------------------------
○
委員長(
森田守) 次回の
委員会でありますが、1月26日、金曜日に開会いたしますので、御予定の程、よろしくお願いいたします。 以上で本日の
委員会を散会いたします。 [午前10時42分 散会]
委員長 森田守...