玉名市議会 > 2017-06-21 >
平成29年第 4回定例会-06月21日-04号

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  1. 玉名市議会 2017-06-21
    平成29年第 4回定例会-06月21日-04号


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    平成29年第 4回定例会-06月21日-04号平成29年第 4回定例会         平成29年第4回玉名市議会定例会会議録(第4号)  議事日程(第4号)                  平成29年6月21日(水曜日)午前10時00分開議         開 議 宣 告 日程第1 一般質問     1  6番 西川 裕文 議員(新生クラブ)     2 12番 近松 恵美子 議員(無会派)     3  9番 江田 計司 議員(無会派)     4 11番 横手 良弘 議員(市民クラブ)     5  5番 城戸  淳 議員(新生クラブ) 日程第2 議案及び請願・陳情の委員会付託         散 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件         開 議 宣 告 日程第1 一般質問  1  6番 西川 裕文 議員(新生クラブ)       1 有害鳥獣対策について
            (1)被害状況について         (2)対策状況について         (3)捕獲隊の状況と周辺自治体との協調について       2 NHK大河ドラマによる玉名市の活性化について       3 「米作り、二千年にわたる大地の記憶~菊池川流域今昔水稲物語~」日本遺産認定による玉名市の活性化について  2 12番 近松 惠美子 議員(無会派)       1 メリケントキンソウ対策について       2 子育て環境のあり方をどのように考えているか         (1)岱明地区の学童保育所について         (2)玉陵小学校の学童保育所について         (3)公立保育所の保育の目指す方向について       3 事務事業改善委員会の設置について       4 新病院の建設位置について  3  9番 江田 計司 議員(無会派)       1 岱明町公民館建設はどうなるのか       2 大正開漁港跡地の太陽光発電について       3 高道海岸長保地区の堤防工事の進捗状況について       4 教育施設の取り組みについて         (1)玉陵小学校建設の進捗状況について         (2)岱明中学校の屋外トイレの安全性は大丈夫か  4 11番 横手 良弘 議員(市民クラブ)       1 市の行政区の区割りについて         (1)現在の区長(嘱託員)の総数は         (2)戸数の最低と最高は         (3)公民館の設置はどうなっているか       2 熊本地震の検証は         (1)震災ごみの処分について         (2)公費解体の現状は         (3)橋梁の点検の進捗状況は       3 蛇ヶ谷公園の桜、山田の藤、高瀬裏川の花しょうぶなど、花を生かした観光施策の取り組みについて  5 5番 城戸 淳 議員(無会派)       1 金栗四三さんの2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」決定について         (1)大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の放送決定により、今後の本市の取り組みについては         (2)大河ドラマによる地域活性化に向けた推進体制の強化は         (3)小田の住まいとお墓の観光地としての活用は         (4)広告宣伝活動の推進は         (5)和水町を初めとする近隣市町の連携の考えは       2 学校施設について         (1)学校施設トイレ洋式化について         (2)学校施設のAEDの設置状況は         (3)学校施設の遊具について 日程第2 市長提出追加議案上程  議第60号 公立玉名中央病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の全部変更について  議第61号 工事請負契約の変更について 日程第3 提案理由の説明 日程第4 議案及び請願・陳情の委員会付託         散 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(24名)    1番  北 本 将 幸 君        2番  多田隈 啓 二 君    3番  松 本 憲 二 君        4番  徳 村 登志郎 君    5番  城 戸   淳 君        6番  西 川 裕 文 君    7番  嶋 村   徹 君        8番  内 田 靖 信 君    9番  江 田 計 司 君       10番  田 中 英 雄 君   11番  横 手 良 弘 君       12番  近 松 恵美子 さん   13番  福 嶋 譲 治 君       14番  宮 田 知 美 君   15番  前 田 正 治 君       16番  作 本 幸 男 君   17番  森 川 和 博 君       18番  高 村 四 郎 君   19番  中 尾 嘉 男 君       20番  田 畑 久 吉 君   21番  小屋野 幸 隆 君       22番  竹 下 幸 治 君   23番  吉 田 喜 徳 君       24番  永 野 忠 弘 君         ───────────────────────── 欠席議員(なし)         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     堀 内 政 信 君    事務局次長    荒 木   勇 君  次長補佐     平 川 伸 治 君    書記       松 尾 和 俊 君  書記       冨 田 享 助 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       高 嵜 哲 哉 君    副市長      斉 藤   誠 君  総務部長     上 嶋   晃 君    企画経営部長   瀬 崎 正 治 君  市民生活部長   小 山 眞 二 君    健康福祉部長   村 上 隆 之 君  産業経済部長   早 上 正 臣 君    建設部長     礒 谷   章 君  会計管理者    今 田 幸 治 君    企業局長     福 田 高 広 君  教育委員長    桑 本 隆 則 君    教育長      池 田 誠 一 君  教育部長     戸 嵜 孝 司 君    監査委員     坂 口 勝 秀 君                             午前10時02分 開議        ************************* ○議長(永野忠弘君) おはようございます。  ただいまから、本日の会議を開きます。        ************************* △日程第1 一般質問 ○議長(永野忠弘君) 日程第1、「一般質問」を行ないます。質問は、通告の順序によって許すことにいたします。  6番 西川裕文君。   [6番 西川裕文君 登壇] ◆6番(西川裕文君) おはようございます。  本日、トップバッターになります。6番、新生クラブ、西川裕文です。  一般質問の前に1つだけちょっと、議会報の委員会より議員の皆さま方に、お知らせ、報告あります。ちょっと済みません、簡単に。議会だよりで今まで一般質問の写真を事務局のほうから撮っていただいておりました。質問の中で、こちらで質問される方は少しは気分等々が変わられたと思います。申しわけありませんでした。今回からですね、ネット中継をしておりまして、その画面から写真というか、撮影ができるようになりましたので、それを使いたいと思います。画像についても、写真と全く変わらんような画質になっておりますので、そういうことで、もうお気づきになられたと思いますけども、今回からは写真の撮影があっとらんというところで、よろしくお願いしたいと思います。  それでは通告に従いまして、一般質問いたします。  まず1番目になりますけども、有害鳥獣対策について質問いたします。  先日、熊本日日新聞のほうでですね、天水町の上有所地区で、農家が地域ぐるみでイノシシ対策に取り組んでおられる記事がありました。専門家からイノシシの生態や習性を学んで、農地の適切な管理で作物の食害ゼロを目指す手法によって取り組んでありましたけども、その中で、市や県も住民主体の対策モデルケースとして、地区外や他の産地にも波及させたいとのことがありました。私も小岱山系でミカン畑をつくっておりますけども、毎年、イノシシの食害があります。ここ数年ちょっと被害は多くなりつつあります。近所の玉名市の有害鳥獣捕獲隊の方が近くにいらっしゃいまして、わな隊の方がおられて、わなを仕掛けていただいて、おかげさまで毎年捕獲していただいとる、これについてはありがたく思います。  そこでまず、質問いたします。被害の状況について伺いたいと思います。新聞には、2015年度、1,700万円。うちイノシシによる果樹被害が1,334万円とありました。数字にあらわれていない部分もあると思われますし、地域的なもの、作物別で、どういう被害があっているか伺いたいと思います。  その次に、2番目になりますけれども、対策の状況について伺います。電気柵等の補助等は、実際どうなっているか伺いたいと思います。  最後になりますけども、3番目ですけども、捕獲隊の状況と周辺自治体との協調についてということで、今申し上げました捕獲隊の状況、現在ですね、捕獲隊がイノシシのほうを捕獲されて、イノシシの尻尾で捕獲数を判断をされております。周りの自治体は尻尾じゃなくて写真になっているというところで伺ったところによると、これは、多数あるわけではないと思いますけども、尻尾だけを持ってきて頭数に加えると、他からですね、というような話を聞いたことがあります。周辺自治体のほうもなるべく、そういうことがないような、同様に尻尾ですれば問題ないと思いますので、そういうふうな働きかけ等々はできないか質問いたします。 ○議長(永野忠弘君) 産業経済部長 早上正臣君。   [産業経済部長 早上正臣君 登壇] ◎産業経済部長(早上正臣君) おはようございます。  西川議員質問有害鳥獣対策についてお答えをいたします。
     まず、被害状況ですが、平成27年度における本市の被害状況については約1,700万円で、うちイノシシによる被害が約1,616万円、その他野鳥による被害が84万円となっております。また、イノシシによる被害のうち、果樹が1,334万円、水稲が282万円となっております。平成28年度につきましては、熊本県農業共済組合玉名支部に確認をしましたところ、まだ現在集計中とのことで数値は出ておりません。  次に、対策状況についてですが、本市では平成22年度より電気柵の防護柵の導入費に対して市から事業費の3分の1の補助を行なっております。平成28年度までの申請件数が353件、総事業費が約3,238万円、補助金額の総額が1,043万円で、総延長が116キロメートルとなっております。また、平成25年度より国の事業で、ワイヤーメッシュ柵の整備を行なっており、平成28年度までの総事業費が約6,439万円、補助金額の総額が5,606万円でございます。また、総延長は約110キロメートルとなっております。さらに、平成28年度には、熊本県の事業で天水町上有所地区において専門家による防護柵の正しい設置の方法などを学習し、守れる農地づくりのモデル地区として鳥獣対策を行なっております。今年度も上有所地区と下有所地区にて実施を予定しており、今後は防護柵の設置で終わるのではなく、その後の適正な管理についてもしっかり学んでいただき、自分の土地は自分で守るという意識づけをしていきたいと考えております。  最後に、捕獲隊の状況と周辺自治体との協調についてですが、捕獲隊の状況につきましては、現在、玉名市有害鳥獣捕獲隊が41名、玉名市有害鳥獣捕獲隊予備隊が29名で活動しております。捕獲隊に対しては、有害鳥獣被害対策業務を実施し、委託料を支出いたしております。また、捕獲料については、平成26年度と27年度は、イノシシが1頭当たり4,000円、カラスが1羽5,000円を捕獲業務委託料として支出いたしました。平成26年度の捕獲数は、イノシシが551頭、カラス数が194羽でございました。平成27年度の捕獲数は、イノシシが698頭、カラスが110羽となっております。平成28年度については、イノシシが1頭6,000円、カラスが1羽1,000円に増額し、捕獲業務委託料として支出いたしました。平成28年度の捕獲数は、イノシシが753頭、カラスが328羽となっております。また、周辺自治体との協調につきましては、定住自立圏農民分科会や、熊本県と荒玉地域の市町で組織する玉名地域鳥獣被害対策広域連絡協議会、熊本県や熊本市、玉東町と組織している金峰山地域鳥獣被害対策連絡会議を通じて情報交換を行ない、広域的な対策を実施し、今後の農作物被害軽減のため、さらなる有害鳥獣被害対策の充実を図ってまいりたいと考えております。  以上です。   [市長 高嵜哲哉君 「さっき5,000円て言ったばってん、500円。カラスは500円。」と呼ぶ] ◎産業経済部長(早上正臣君) 済みません。先ほど5,000円と言いましたけれども、カラス1羽500円の訂正でございます。  申しわけありません。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) 御答弁いただき、ありがとうございました。  今、実際の頭数とカラスも含めたところで、毎年毎年やっぱり丁寧に獲っていただいとるということもありまして、捕獲隊の方々にいろいろお世話になっておるというのが見えました。実際、先ほど申しましたけども、ワイヤーメッシュがふえてきてですね、例えば、私のところも、網だけで張っておると網を破って入ってくるというところで、実際、毎年うん万円というか、うん十万円の被害があります。先ほど部長が言われたように、自分のものは自分で守るというところで、ぜひ行政で補助されておりますので、これを活用していっていただきたいと思いますし、捕獲隊の方々にも今後もお世話になると思います。先ほど言いましたけども、イノシシの尻尾のほうも検討していただきたいと思います。  再質問になりますけども、一つだけ。先ほど、定住自立圏構想等々で、捕獲関係の検討をされておるというところですけども、ぜひ、これだけの頭数は獲れておりますので、ジビエ関係の活用等々も考慮をできないだろうかと。なかなか、私たちにはイノシシの肉が口に入らんというところもありますので、解体場をつくったりして、市民の方々にも直接買ってもらうようなことができないか伺いたいと思います。  それからもう一つになりますけども、先日、地元の農協の説明、支所別の説明会の中で組合長さんのほうのあいさつから、自治体に資金の提供をしているというような話がありました。ちなみに、ちょっとこれは通告しませんでしたけども、実際額がどのくらい市のほうに提供されておるか、わかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) はい。今、西川議員の再質問にお答えいたします。  ジビエ肉、主にイノシシの肉のことでございますけども、イノシシの肉、ジビエにつきましては需要も今現在、伸び悩んでいるというようなお話も聞いております。西川議員、今おっしゃいましたように、イノシシの肉が手に入りにくいということではございましたけども、私の聞いてる範囲内では、需要が伸び悩んでいるというような状況もございますので、その辺のですね、需要等を調査するとともに今後は必要性を検討いたして、この質問に対する加工場等の建設につきましては、検討を重ねていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。  それと農協からの補助の件につきましては、ちょっと額の把握をちょっといたしておりませんので。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) ありがとうございました。  どこでもジビエをしていますので、なかなかそういうところで伸び悩みがあるかなと逆に思いました。しかし、せっかく何百頭という頭数がありますので、解体場がないとなかなか市販ができないと。衛生上もあってですね、簡単に市販、販売ができないという話も伺っておりますので、周りの自治体とも話をした中で検討していただきたいと思います。  また、これも再度になりますけども、捕獲隊、先ほど41名の捕獲隊、それから予備隊が29名、28名ですか、いらっしゃるというふうに伺いました。聞くところによるとなかなか総会のほうにも行政のほうは入って行かれないというふうなところの話を伺いましたので、ぜひ、捕獲隊の総会等々には、担当課でもよろしいですので、出席をしていただきたいというところで要望ですけども、お願いしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 先ほどの件でございますけども、農協からの補助があってるということで、農協からですね、イノシシ1頭1,000円、カラス1羽につき500円の補助をいただいているということでございます。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) ありがとうございます。  1頭がどうこうありませんけども、そういうことで、農協のほうからも提供していただいとるというところも確認はできました。ありがとうございました。   [6番 西川裕文君 登壇] ◆6番(西川裕文君) それでは2番目の質問に移ります。  NHK大河ドラマによる玉名市の活性化について質問いたします。  一般質問の1日目、北本議員さんのほうからもありましたし、本日最後になりますけども、城戸議員さんのほうも詳しい内容の質問があると思いますので、私はですね、金栗四三さんの2019年の「いだてん」ではなくて、来年2018年になりますけども「西郷どん(せごどん)」西郷隆盛の大河ドラマがありますので、これについて質問をいたします。  司馬遼太郎の有名な「翔ぶが如く」本がありますけども、この8巻の中に高瀬の会戦というのがあります。西南の役における事実上の関ヶ原になった高瀬の戦いとここに載っておりますけども、戦い自体は3日間だったというふうなところで、しかし、この3日間の戦いで西南の役の勝敗の分かれ目になっております。これによって薩摩薩軍は北進の道を絶たれ田原坂へ退去し、長い消耗戦、これは田原坂の戦いですね、に戦うことになって、結局、西南の役が終わっておりますけども、西郷隆盛の末の弟ですけども、西郷小兵衛が3日目の戦い、第3戦のとき、繁根木川の下流で左の胸部に銃弾を受け、そこで戦死をしております。死体のほうは、西郷隆盛が熊本の熊本城近くに本営を組んでいましたのでそちらにも死体、遺体はなくなっておりますけども、そちらのほうに持っていかれておりますけども。また、同じですね、薩軍で戦った肥後の西郷と呼ばれる熊本藩士の池辺吉十郎、これはもう横島町の方々は特に御存じですけども、同じ年の9月24日に西郷隆盛が城山公園のほうで自決したのを聞いて、自分自身、吉十郎は遺書を書き、官兵に逮捕されて、10月の26日、長崎で処刑をされております。お墓はもう御存じのとおり、横島の山の上展望公園の霊園内にありますけども、直接西郷さん自体は玉名市に来ていませんので、撮影はないと思いますけども、来年の「西郷どん」、その次の年の「金栗四三さん」いうところで、ぜひ、来年の「西郷どん」についても、玉名市の活性化にとって大切であると思います。「いだてん」はもちろん当然大切でありますけども、これについては先ほど申しましたように、あとから城戸議員のほうから詳しくまた質問ありますので、私はこの西郷どんについて、ぜひ、これも活用していきたいというところで質問いたします。 ○議長(永野忠弘君) 産業経済部長 早上正臣君。   [産業経済部長 早上正臣君 登壇] ◎産業経済部長(早上正臣君) 西川議員御質問のNHK大河ドラマによる玉名市の活性化についてお答えいたします。  「いだてん」の1年前に放送されます大河ドラマ「西郷どん」につきましても、本市と大きなかかわりがございます。ドラマの内容についての詳細はわかりかねますが、西南戦争にまつわるストーリーにおいて、高瀬や繁根木などの地名が出てくる可能性も十二分にあると思います。西南戦争の転換点ともいえる高瀬の激戦や西郷隆盛の末の弟、西郷小兵衛戦死の地碑なども脚光浴びると期待はいたしております。現時点におきましても、JR九州ウォーキングの玉名駅を起点とした玉名コースには、繁根木八幡宮や小兵衛戦死の地碑などが組み込まれております。また、西南戦争140周年を記念して、有志による西南戦争関連協議会立ち上げが予定されているなど、機運の盛り上がりを感じております。「いだてん」と同様に「西郷どん」も一つの大きなチャンスととらえ、玉名市の活性化に活用してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) どうもありがとうございました。  今、部長のほうから活性化につなげていくというところで、JRのウォーキング等々でも使われておるという話もありまして、ぜひ、点と点を結んで線とか面になるように、検討を当然していただきたいと思います。  本を読んでみますと、ちょうどこのあたりがですね、ちょうど戦闘の領域になっとったというところで、戦争はいけませんけども、ぜひ「西郷どん」が始まりますので、逆に金栗さんが薄れてしまうと逆にいけませんけども、前の年、「西郷どん」もありますので、西郷どんのほうもですね、ぜひ活性化のほうに役立てていただきたいと思いますので、部長、おっしゃられたことをぜひ今後も、もうすぐ始まってきますので、よろしくお願いしたいと思います。   [6番 西川裕文君 登壇] ◆6番(西川裕文君) それでは続きまして3番目に移ります。日本遺産認定による玉名市の活性化について伺います。  昨日、多田隈議員さんのほうからも質問がありました。また3月議会において、城戸議員さんのほうからも質問があっておりますけれども、今回、2つの項目について質問いたします。  一つ目は、日本遺産認定による玉名市の活性化についてであります。この6月9日の、これも熊本日日新聞に詳細の内容が出ておりました。山鹿市が事務局に立っておられるとのことでしたけれども、3市、1町、全33件の中で、玉名市も14件が含まれておりました。菊池川流域の歴史資産をいかに交流人口またインバウンドによる人口増加につなげていくかというのが大切だと思います。まず、これについて交流人口をふやすために、いかに活用していくかということを伺います。  もう一つ目になりますけども、これは逆にちょっと心配なことがあります。今年度の予算の中に玉名平野北西部まちづくり基本計画策定支援業務委託料が計上されております。これに対して、日本遺産認定の中に、新幹線を見えるとこの新玉名駅の周辺の菊池川流域条里跡区画割が文化財として認定されております。県市協定の地域も含まれております。新玉名駅周辺の開発についても、今検討なされておりますけども、開発に対しての支障が、遺産認定されたことによる支障が生じないかちょっと心配がありますけども、これについて質問をいたします。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。   [教育部長 戸嵜孝司君 登壇] ◎教育部長(戸嵜孝司君) おはようございます。  西川議員の「米作り、二千年にわたる大地の記憶~菊池川流域今昔水稲物語~」日本遺産認定による玉名市の活性化について、ということでございます。  この制度は、地域の歴史的魅力や特色を通じて、我々の国の文化、伝統を語るストーリー、これを日本遺産として文化庁が認定するものでございます。さまざまな文化遺産を活用して発信していくことによって、地域活性化を図ることを目的としております。御存じのとおり、玉名市、山鹿市、菊池市、和水町の3市1町と熊本県が取り決めを進め、去る4月の28日付で日本遺産として認定されました。これを受けて、各自治体に加え観光や商工、農業、文化財保護などの団体と幅広く連携し、活性化のための事業を推進する組織として菊池川流域日本遺産協議会を設立したところでございます。  事業の具体的な内容といたしましては、国内外へ向けたホームページの制作、SNS、ソーシャルネットワーキングサービス、テレビ等を利用した情報の発信、国内外への嗜好性調査、ガイドの育成、地域エリアブランドの構築、外国人にも対応できるような説明板の設置などが検討され、未指定の文化遺産の調査、出前講座なども継続的な取り組みとしてこれを支える人材の育成を文化庁の補助として計画をしております。広域での連携協力を図りながら、菊池川流域が一帯となって活性化へ向けて取り組みを進めてまいります。なお、日本遺産の制度は前述のように、地域の活性化に資することが目的であり、世界遺産登録や文化財指定とは異なり、文化財保護のための新たな規制を伴うのではありません。新玉名駅周辺には、当初から文化財保護法による埋蔵文化財包蔵地として、保護の対象となっておりますが、多様な文化遺産や景観などを生かしながら、バランスよく必要な開発を進めていくことが肝要であると考えております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) どうも、ありがとうございます。再質問になりますけども、今、部長のほうから答弁の中で、開発については問題ないというところで理解しとってよろしいですか。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 再質問にお答えいたします。  文化財はいろいろな形で国・県・市も指定権ありますけども、指定しています。今ある文化財、これを活用する、又は未開発の文化財、まだ発掘をされておらない文化財、このあたりはですね、これからも調査等を進めていくということです。今ある文化財関係、そういう歴史的なものに興味を持っていただいて、それが菊池川の流域、菊池、山鹿、玉名こういう歴史資材資源というのが、その米づくりに対して地域で米づくりをやっとった、その生活をやっとったっていう形がそういう文化財として残っておりますので、そういうある文化財で今こういう米づくりに対する状況、いろんなことを調査研究を含めながらですね、それを地域の活性につなげる、あくまでも地域活性化が主になってくる、そういう目的で文化庁が認定しているというようなことです。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) はい、ありがとうございました。  工業団地とかいろいろ提案等々もありますし、企業誘致等々もありますので、そういうのに活用がなかなか逆に難しくなるんじゃなかろうかなと、そういう心配しておりましたけども、そこまではないというようなところで説明いただいたと思います。   [6番 西川裕文君 登壇] ◆6番(西川裕文君) それでは最後に、高嵜市長に伺いたいと思います。  毎年9月に、「輝け玉名「戦略21」」の前年の進捗状況の報告がなされております。今回は、一般質問ちょっと早くなりますけども、市長の3年間を顧みて、今、市長自体、輝け玉名「戦略21」の成果については、どのように感じられておるか。まず、3年間の成果についてはどういうふうに感じられておるか、高嵜市長に伺います。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。   [市長 高嵜哲哉君 登壇] ◎市長(高嵜哲哉君) 西川議員の「輝け玉名「戦略21」」の実践を顧みて、今、市長が感じることはという質問にお答えをいたします。  私は、平成21年11月に市長に就任して以来、2期約7年半の市政運営に全身全霊を傾注してまいりました。  1期目におきましては、ローカルマニフェストに掲げました事柄をより具現化するための施策集「チェンジ玉名」を作成し、市民の満足度を向上させることを目標としてまいりました。  2期目につきましては、行政運営プラス経済産業、人づくり、安全安心、まちづくりの6つの分野44項目の行政施策を盛り込んだ、輝け玉名「戦略21」の実現に向けて取り組んでまいったところでございます。平成27年度末時点でのおおむね達成率は、48.4%で、平成28年度末の施策の進捗状況につきましては、9月に報告書として整理をし、ホームページ上で公表し、また、概要版を10月の広報紙とともに配布する予定でございます。この進捗状況につきましては現在、作成中でございますので、内容の詳細については発表することはできませんが、全体的には当初の計画どおりに進んでいるものと感じているところでございます。  その一方で、市民のサッカー場の新設、あるいは岱明町公民館の機能の充実など、西川議員、十分おわかりのとおり、諸事情等により当初の計画どおりに進めることができなかった施策もございます。さらなる施策の推進に今後も取り組んでまいりますので、議員各位の御協力をお願いするところでございます。私は市長就任以来、輝け玉名「戦略21」に掲げた施策を通して、市民の一人一人の思いが通じる、市民の、市民による、市民のための市政を心がけてまいりました。私自身が生まれ育ったまちであり、かけがえのないふるさとへの思いは、だれよりも負けないつもりでございまして、子どもたちの輝かしい未来が展望される市民のだれもが将来にわたって住み続けたいと思えるすばらしい都市とするために、残された期間につきましても、市民が輝き、都市が輝き、夢が広がる玉名の実現を目指して全力を尽くす所存でございます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) ありがとうございました。  市長が今、申されたように、特にサッカー場及び公民館等々については、私自身もかなり影響しとるというようなところで思っておりますけども、それはそれとして、含めたところで、市長のほうから残りを精いっぱいまた頑張るというふうなところでありました。  それでは最後の再質問になりますけども、ことしの10月22日、市長選が行なわれます。高嵜市長は出馬をされるのかどうか、質問いたします。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 西川議員の再質問にお答えをいたします。  私は、平成21年10月の市長選挙で合併後の新玉名市におきまして、市民の皆さまに2代目の市長としての職を付託されて、2期7年半が経過をいたしておるところでございます。私はこの間、市民の皆さまへの公約として取りまとめました「チェンジ玉名」と「かがやけ戦略21」の実現に向けて取り組んできたところでございます。その根底にあるのは、市民の一人一人が、一人の思いが通じる、市民のための市政を基本姿勢として、市民にとって身近に感じられる温かい行政、バランスのとれた行政運営に心がけてきたところでございます。現在2期目が最終章のこのとき、市民の皆さまが、私が取り組んできた公約を果たして評価をいただけるのかどうかを、現在考えてるところでございまして、私の中でやりきったとか、まだまだとかという結論が出たときには、進退につきましては皆さんにお知らせしていきたいというふうに思っているところでございまして、また、同時期に市長選と同時期に市議会議員選挙もございます。西川議員も大変評判がいいようでございますので、2期目に向けて、諸事情も含めながら、頑張っていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) ありがとうございました。  突然、たまがった言葉をいただきまして、恐縮しておりますけども、私自身はいろいろと問題を起したことで多々心配なところがありますけども。再々質問になりますけども、繰り返しになりますが、まだ市長のほうは決定をされておらんというところで、とってよろしいでしょうか。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) ただいま再質問で述べたとおりでございます。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 西川裕文君。 ◆6番(西川裕文君) はい、ありがとうございました。  まだ明確に判断をされてないというところであったと思います。  それでは、私の一般質問をこれで終了いたします。ありがとうございました。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、西川裕文君の質問は終わりました。  12番 近松恵美子さん。   [12番 近松恵美子さん 登壇] ◆12番(近松恵美子さん) おはようございます。無会派の近松です。  おととい、コンタクトを洗っていたらぼろぼろ崩れてしまってですね。きょうはメガネですけど、老眼鏡じゃありませんので、よろしくお願いします。  きのうですね、この予算説明書をいただきました。私、10年ぐらい前でしょうか、島津市長のときにですね、伊万里市の事業別予算書見まして、ぜひあれをつくってほしいというふうにお願いしたのがきっかけで、この予算書というのができたんですけども、しかしもう一工夫をして、事業別、すべての事業がわかるような予算書をつくってほしいということをお願いしてたんですけども、見事なものができていまして、本当にこれすべてで事業がわかるような一目瞭然みたいなもの立派なものをつくっていただきました。ちょっと遅くなりましたけど、本当に担当の方、大変だったと思いますけども、感謝申し上げます。  では、通告に従いまして質問いたします。  まず、メリケントキンソウ対策についてです。メリケントキンソウというのを御存じでしょうか。   [「知りません。」と呼ぶ者あり] ◆12番(近松恵美子さん) ちょっと御紹介したいと思いますけども、南米が原産の外来植物です。1930年代に和歌山県で発見されたと書いてありますので、戦前より日本に来ていたようです。私は2、3年前に我が家の庭で見つけました。不思議な草だなと思ってフェイスブックに載せまして、「これなんていう草でしょうか。」というふうに出しましたら、トキンソウだよということを教えてもらったわけです。そして、インターネットでこのトキンソウというのを調べましたら、非常に危険な草だということを知りまして、その年は熱心に採ったんですけども、また次の年ふえてまして、本当にこれは根絶するのは難しい草だなというふうに思った次第です。  鹿児島県では、鹿児島県のホームページに載せてありましてですね。そして、県内どういうところにこれがふえてますとかそういうなこと、危険ですという対策とかも書いてあります。そこで2年前に私、市役所に鹿児島県はこういうふうに取り組んでいるけども、これは非常に危険な草だから、市でも対策をとってほしいということを申し上げました。この草がなぜ厄介かといいますと、種にですね、2ミリぐらいの鋭いとげがあるんです。それがですね、地面すれすれのところに既に種をつけてしまうので、引き抜こうとすると指に刺さって抜けないんですね。そこから次々と種ができますので、取ろうとしたらどこもとげだらけでつかめないということが一つの問題、そこが根絶の難しさがあります。また、5月ぐらいになりますと、種が全部落ちてしまいます。そうしますと、はだしで歩いたときに突き刺さりますし、また、手をついたときにも突き刺さります。子どもたちが芝生で遊べなくなります。こういうことで非常に危険性が多いというふうな草でございます。
     私はその後、歩くたびにこの草を見つけて危険性を伝えているのですが、個人の力では追いつきません。去年は運動会のときに大野小学校で見つけて、「この草は取っておかないと危ないですよ。」っていうふうに伝えたんですけども、まだ認識が浅かったせいか、今年、運動会に行ってみましたら、もうグランドのトラックのすぐ横がもう芝生状態になっていました。種がびっしり落ちていまして。たまたま打ち合わせで来てた教育委員会の職員に見てみていただきまして、本当に靴の裏にびっしりつくありさまを見てもらった次第です。大野小学校は1年生の学級園にも畑の周囲にもトキンソウだらけになっていますし、学童保育の子どもたちの遊び場にもトキンソウだらけになっています。大野小学校だけではなくて、各小学校見ていますと、睦合小学校では、グラウンドの土の一部を、このとげが多いからっていうことで入れかえたということで、どこにでもふえております。ネットで見ますとあちこちの自治体で危険性を市民に呼びかけ対策をとっておりますし、この付近では博物館の土手もあの芝生がトキンソウだらけになっています。あそこを子どもが登って手でもついたら大変なことになるっていうふうな状況です。芝生の中に入ると、これは根絶がとても難しいという、除草剤も結構難しいですし、バーナーで焼くしかないんじゃないかというふうな植物です。動物ははだしですので、動物が散歩しても足に突き刺さって危険ですし、また、食べた場合はお腹の中で突き刺さるので、またそれも危険だというふうに言われています。  そこで、市としてどのような対策をとってきたのか、また、今後の取り組みについてお伺いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 市民生活部長 小山眞二君。   [市民生活部長 小山眞二君 登壇] ◎市民生活部長(小山眞二君) おはようございます。  近松議員のメリケントキンソウ対策についてお答えいたします。  本市におけるメリケントキンソウ対策につきましては、建設管理課におきまして、平成25年度末に公園内のメリケントキンソウに関する注意喚起を市のホームページに掲載するとともに、広報たまなにおきましても、平成26年5月及び平成28年5月に掲載をしております。また、平成25年度末から、市民の方々が桃田運動公園や蛇ヶ谷公園を利用する際に交付をしております都市公園使用許可書に、メリケントキンソウへの注意喚起の文書を添えてお渡しをしているところでもございます。この注意喚起の内容につきましては、芝生に混じって生えている固いとげのある種子の外来植物で、市内の公園でも発見されているということで、とげができます5月から6月までは特に芝生の上を素足で歩くことやペットの散歩などに注意を促しているところでございます。また、靴などにとげのある種子が刺さり、別の場所で発芽して生息域が広がるため、刺さったとげはごみとして処理してもらうように拡散防止をお願いをしているところでございます。  除去の対応についてでございますが、都市公園巡回業務の中でメリケントキンソウを発見した場合は、市への報告とできる限り人力での除去等を行なっております。さらに、職員による全公園を対象とした点検の際にメリケントキンソウを確認した場合、発生した公園の把握及び経過確認を行なっており、発生量によっては、都市公園巡回業務において除去作業を行なっております。  次に、本市における発生状況の実態把握について御報告したいと思いますが、市内の公園では、桃田運動公園、安楽寺児童公園及び港いこいパーク、施設では玉名市歴史博物館こころピアにおきましてメリケントキンソウの発生を確認しておりまして、管理者において、発生を確認次第、除去しているところでございます。学校施設の現状につきましては、5月に全小中学校に注意喚起を行ないまして、あわせて状況調査を実施したところ、小学校で16校、中学校で2校、合計18校でメリケントキンソウが確認されました。主な発生場所としましては、グラウンド外周が多く、学級花壇や駐車場周辺などでも確認されているところでございます。学校によっては、PTAや教職員による除草作業やバーナーでの焼却などが実施されております。また、一部の学校では、とげが手や足に刺さるなどの怪我が発生していましたので、今月2日の校長会において改めて注意喚起と除草等による、拡散防止についてお願いをしたところでございます。  本市としましては、今後も、これまでの対応を引き続き行っていくとともに、公園や学校施設だけでなく、市内全域の問題ととらえまして、関係各課とメリケントキンソウ対策マニュアルなどの作成及び周知方法についても、協議していきたいと思っております。また、メリケントキンソウが発生した公園につきましては、注意を促す看板等を設置するなど、注意喚起や拡散防止への対策を検討していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) はい。2年ほど前に私がお願いしてから、いろいろ手を尽くしてくださったというふうな報告をいただきました。それにもかかわらず、急増してるんですよね。年々ふえているという。今年は、驚くほどふえてますので、私もあちこちでお店で見かけたり、学校でも気づいていない学校もありますけども、来年は爆発的にふえるんじゃないかなっていうのは私の予想でございますので、なお一層、根絶に向けて努力いただきたいなと思います。志布志市の試みなんかもインターネットで見られたと思いますので、撲滅するというふうな勢いでしていかないとどうかなというふうに思っております。  それから、学校のほうも校長会等お話してくださったようですけども、実際、学校見て回ってみると、余裕がないせいか、何もはされてないんですね。とても、やれる状況じゃないです。この草は取ってみた人しかわからないんですけども、先ほど申し上げましたように痛いですから、簡単に取れないですね。バーナーで焼くしか今の時期だったらないんだと思いますけども、各学校の芝生状態に種がものすごく、1本が100本ぐらいなるぐらい種が落ちてますので、今の状態で種を放置しておくと、来年は大繁殖するんじゃないかなというような感じですので、ぜひ、その学校のデータだけじゃなくて、現場を見ていただいてですね、もう一度現場を見ていただいて、学校の対策を学校に任せるんじゃんくて考えていただきたいなというふうに思います。鍋小学校では自主的にですね、校長先生がお家からバーナーを持ってきて焼かれたそうですけども、そのように具体的にやっている学校はどこもないですもんね。睦合小学校では、グラウンドの土入れかえたって聞きますので、そのことについてちょっと具体的に聞かせてください。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 近松議員の再質問でございますけれども、睦合小学校での土の入れかえというのは、私ちょっと聞いておりませんでした。申しわけございません。はい、資料がございませんので。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 聞いておいていただけませんか。突然で済みませんけど、当然、御存じかと思っていました。  今のまま置いておくと、多くの学校がグラウンドの土を入れかえなくてはならないような実体じゃないかというのが、私の見たところなんです。大野小学校においても、トラックのすぐそばまで来てますし、種がとにかく硬くてびっしりですので、あれが全部来年発芽すること考えると、そしてまたそこを通った子どもたちが、ズックの裏につけて学校中をこうあの種をばらまくことを思いますと、学校の敷地内全部に広がっていくというのが、現場を見た私の感想なんですね。じゃあ、大野小学校もグラウンドの土を入れかえるのか、高道小学校も入れかえるのか、鍋小学校も入れかえるのか。その他の学校でも見てませんけど、豊水小学校もそうでした。トキンソウだらけでした。そういうことをやっぱり逼迫した問題だということをもう一度現場見ていただきたいと。学校に注意喚起するくらいではおさまらないと私は見て思うんですよ。  今いろいろ声がありますけども、市民がどういうふうに受けとめてるかちょっとお知らせしたいと思います。  これは、年配の方からです。「5歳の孫が庭で遊んでいたときに、「じいちゃんこの草痛かよ」と言いました。それでトキンソウだということを知って、まさにこの草だということを知って、早速、4、5日かけてすべての草を除去しました。」ということで、それくらい我が家の庭でも4、5日かかるぐらい大変なので、学校のグラウンドは学校で対処できる状態でないということでございます。  雲雀丘地区の方、「うちの前の歩道にもトキンソウだらけです。除草剤でもまきたい気持ちです。」ということですけど、なかなか除草剤では根絶できないというふうに書いてありますね。天水町の方、「うちの庭にもありました。既に茶色になった種がいっぱい落ちていました。来年は早めに除去します。」3月か4月に除去しないと5月は痛くてさわれません。「あのとげが刺さった痛みを感じてみないと、危険性がわからないんでしょうね。とげを抜いてもチクチクします。」「去年は少しだったのに、今年はすごい勢いでふえました。」それから「草取り中にちかっとしたので、これは普通の草と違うな。やっかいな草だと思っていたら初めて知りました。早期の除草が必要ですね。」それから大野地区の方、「この草に悩まされて15年になります。」学校の先生なんですね、「学校で自宅で子どもたちがとげが刺さったと言ってきたのを見たのが最初の出会いでした。」養護の先生だから、子どもたちはとげが刺さったと来ているわけですね、この現場の声をもっと届けていただいたらよかったのになと思いました。「昨年は撲滅したかと思いましたが、今年は10日前から格闘しています。」そのようになかなか撲滅できないということです。「幼稚園ではだしで遊べなくて困っています。」伊倉地区の方、「子育て支援センターの周りも一昨年から目立つようになり、ちまちまと抜いていますが追いつきません。とげが刺さると心臓まで痛っとなるし、今年は我が家の庭にも出没しました。」ということで、爆発的にふえる勢いが目に見えておりますので、どうか現場を見て、この対策でいいかなっていうことをもう一度、確認して取り組んでいただきたいということでお願いして、次に移ります。   [12番 近松恵美子さん 登壇] ◆12番(近松恵美子さん) 子育て環境のあり方をどのように考えているかについてお伺いいたします。  女性の社会進出という言葉に後押しされて又は経済的な理由により、子どもを預けて働く母親がふえてきました。保育園の入園式、卒園式に行きますと、6年保育が多いことに驚きます。大半の子どもが、6歳保育、つまり1歳前後から保育園で過ごしています。それに伴い、当然なことですが、学童保育の利用者もふえています。このような子どもが育つ環境の大きな変化の中で、心身共に元気な子どもが育つよう、子どもの心身の発達を保障する保育環境が求められます。また、家庭保育であっても、核家族化が急速に進んだ結果、高齢者が子育てにかかわることが少なくなりました。このような社会環境の中で、私たちが失ったものは何かを考えてみる必要があります。それを大きくくくって表現しますと、私は、大人との一対一のゆったりした会話、大人による承認の機会、遠慮のない自己主張の場、暮らしの体験ではないかと思います。そしてまた大きなものが、自然を相手に遊ぶ、水、土、草、植物などに触れて遊ぶという体験です。保育園、学童保育などの場で、これらすべてのことを担うことはできませんが、その中で私は自然に触れて遊ぼうと、そして、食べ物をみずからの手でつくる暮らしの体験、この二つは大切にしてもらいたいと思います。このような視点でまず、岱明の学童保育所についてお伺いいたします。  昨年地震がありまして、今まで使っていたお寺が危ないということで、急遽、学校の空き教室にということで、鍋小学校と大野小学校の空き教室に学童保育が整備されました。しかし、今年は利用者が急増したこともあり、普通教室のスペースに、50人から55人詰め込まれているありさまです。明らかに定員オーバーです。部屋が狭い上に隣のクラスや上級生の授業があったり、職員会議などの時間は、大きな声を出してはいけないと遠慮して放課後過ごさなくてはならないという実態です。子どもが大事、子育て支援とか言いながら、この二つの学童保育、また、町小の学童保育所を見ますと都会ならいざ知らず、この土地がたくさんある玉名市で、何という貧しい子育て環境だろうと愕然といたします。私が30年前に、大牟田市で暮らしてたときの学童保育所は、目の前にグラウンドがあり、子どもたちがそこでソフトボールをしていました。また将棋を覚えたり、縫い物を覚えてフェルトでメガネケースをつくって敬老の日にプレゼントしたり、おやつは大半が手づくりでした。子どもたちはぜんざいを食べたり、クッキーをつくったり、家庭のような生活をしておりました。それから30年、子育て支援という言葉が15年ぐらい前から出てきましたが、子どもにとっては、受難の時代としか思えません。大人にとっての子育て支援ではないのであり、子育て支援でしかありません。岱明町の学童はぎゅうぎゅう詰めで、湯沸し設備もありませんし、庭もありません。調理の設備がありませんから当然、学校に移ってからは、おやつは買ったお菓子ばかりとなりました。空き教室に50人といっても、冷蔵庫があり、それからいろんな道具が入れてますから、私、スケールを持っていってはかってみましたけど、大体、8畳間に20人か25人が入ってるという状況なんですよ。身動きできないような状況です。当然、宿題をしたり、おやつを食べたりするテーブルを並べた上での8畳間に20人から25人という状況です。また障がいを持ったお子さんが数人おられるとかで、その子どもが具合が悪いときは廊下に寝せるんだそうです。それも寝る場所がないからです。廊下の板張りに薄いマットを敷いて寝かせるような状態だそうです。さらに、大野小学校は、来年は2クラスになる可能性があり、今後子どもがふえておりますので、学校の空き教室は利用できませんから、もうすぐに学童の場を見つける必要があります。学校の空き教室がよいという考えがありますけども、空き教室の学校で学童する場合は外から入りますので、玄関がありませんから、梅雨どき雨が降れば部屋に吹き込みます。外に置いてある靴箱には大雨になれば靴がぬれます。やはり学校でするのは適切ではないのではないかと私は思います。子どもの本当に健全な発達を考えますと、岱明B&G海洋センターあたりに3部屋ほどの学童保育を建てたほうがよいのではないかと私は思います。岱明の学童保育の利用者は全体で、120から130名いるんですね。ちょっとした学校くらいの規模なんです。今の2つの部屋ではとても足りません。このことについて、どのように考えてるか、お伺いします。  また、玉陵小学校の学童保育は、敷地内にできるからいいなというふうに私は思っておりました。駐車場の脇にできてるんですね。すぐそばで遊ぶ環境がないこと、また設計図を見ましたら、調理設備が十分でないということで、これまたどうしてと、新設なのにもう少しいいものができなかったのかなという思いです。玉陵小学校の学童保育所については、せめて調理ができる配慮ができないものかなと思いますが、そのことをあわせてお伺いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。   [健康福祉部長 村上隆之君 登壇] ◎健康福祉部長(村上隆之君) おはようございます。  近松議員の子育て環境のあり方をどのように考えるかについて、2点の御質問がありまして、その2点についてお答えいたします。  まず1点目、岱明地区の学童保育についてでございます。岱明地域では、熊本地震の影響により、昨年8月から大野小学校と鍋小学校の余裕教室を利用して、2クラブを委託運営しております。大野小学校の学童クラブでは、大野小学校と睦合小学校の児童55人が利用し、鍋小学校の学童クラブでは、鍋小学校と高道小学校の児童57人が利用しております。近年の状況といたしまして、核家族化や共働き世帯の増加に伴い、学童クラブの利用が増加傾向にあり、また、この2クラブにおきましては、1年生の利用児童が多かったこともございまして、児童1人当たりの面積基準、1.65平方メートルを大きく下回っているというところでございます。そのため、本年4月以降は、各学校の協力を得まして、保有面積を拡大して対応しているところでございますが、それでもなお、現在の余裕教室では運営に支障を来している状況となっております。そこで、この岱明2クラブの学童保育の環境を改善するために、来年度には岱明地域における学童クラブの増設に向けまして、クラブ室の確保や、運営支援体制の整備について準備を始めたところでございます。  次に、玉陵小学校の学童保育についての御質問にお答えします。玉陵小学校に新たに建設する学童クラブ室につきましては、昨年度予算において、本年2月21日に工事請負契約を締結し、本年度に繰り越して9月の竣工を目指して整備を進めているところでございます。クラブ室の内容につきましては、軽量鉄骨づくりの平屋建てで、生活スペース、給湯室、事務室、トイレ、専用スペース等を備えており、延べ床面積が131平方メートルでございます。議員から御指摘いただきました内容につきましては、工事の進捗状況にもよりますが、請負業者と相談し、対応できるものについては対応していきたいと考えております。また、今回建設するクラブ室につきましては、面積的にも十分確保しておりますので、クラブの運営主体にはスペースの有効活用と自主事業などの活動の充実を促していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 岱明町の学童保育所については、来年度までに対応を考えるということでしたので、ぜひ、目の前が駐車場だったり、道路だったりするような環境でないこと。そして、外で遊ぶ環境が十分あるということ。そして、家庭の機能を備えた調理場があると、そういうようなことを考慮の上、いいものをつくっていただきたいというふうに思います。玉陵小学校の学童保育所につきましては、玉名町小学校の学童保育所の方の話も聞いていただいて、できるだけのことをしていただけたらというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  では次は、公立保育所の目指す方向について伺います。岱明地区では、鍋保育所と睦合保育所が民営化されました。4月から民営化された睦合保育園では、もう既に民営化してよかったという声が地域から上がっています。鍋保育園もそうでした。鍋保育園では、民営化しましてから3歳未満児用の園庭を整備しました。つまり大き子と一緒だとボールが飛んできて危ないからということで、別に土地を買って未満児用の園庭をつくったということです。また、大きい子の3歳以上、年長の大きい子の遊び場として、保育園のあの平らな園庭だけではなく、裏山を借りて本物の自然環境の中で遊ばせています。睦合保育園も早速、隣の土地を購入して園庭を広げ、車の駐車場も整備しています。もっと前に、民営化されました八嘉保育所を引き受けた大倉の森幼稚園、保育園にも行ってみましたところ、さらに驚きました。すぐ裏に山があり、園児の田んぼがあり、ビオトープというんですかね、小さな沼があり、シイタケ栽培をしており、クヌギ林が広がっており、園児の畑、保護者の畑などあり、雑木林の中で遊べるような遊具もあり、本当に癒されるような環境でした。ですから、ここに連れてくると、子どもたちは夢中で虫をとったりしてけんかをしないのだそうです。そして保護者も何か心がホッとするのか、とても優しい方ばかりだと、担当の方が言っておりました。また、くすのき保育園は町なかで敷地が狭いので、2階建てですが、保育室だけではなくて、子どもがホッと自分の世界楽しめるような小さな空間をつくるなど工夫をしてあります。済みません。同じく民営化された滑石保育園はまだ行っておりませんので、報告ができません。  公立保育園こそ民間保育園をリードする立場であってほしいと、かねがね思っていますが、どういうわけか、民営化をするとよいうわさしか聞こえてきません。公立は障がいを持った子の受け入れを積極的にするなどの話は聞いていますが、そういう制度的なことでなくて、保育そのものが何を目指しているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。 ◎健康福祉部長(村上隆之君) 近松議員の再質問の公立保育所の保育の目指す方向についての御質問にお答えいたします。  保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす場所であるということから、保育所で実施する保育の質がその後の子どもの成長に大きな影響を与えるものと認識しております。そのことから、本市におきましては、平成29年度は、公立保育所全体が目指す方向として、子ども主体の保育に設定し、子どもたちの意欲、自己肯定感、やり遂げる力、感情調整力、人とかかわる力など、いわゆる非認知能力を高める保育の実施を目指しております。その上で5つある公立保育所におきましては、保育士間で協議を重ねた上で、遊ぼう、うれしい、楽しい遊び発見やごっこ遊びといったテーマを保育所ごとに設定し、完璧なだんご遊びを目指すものやままごと遊びなど具体的な遊びを絞り込むことで、子どもと向き合うようにしております。また、保育所においてテーマに沿った目標と狙いを設定し、それを達成するための望ましい保育者像や子ども像も定めているところでもありまして、子どもたちが主体的に遊ぶことで、一般的な学習では会得しにくいとされる非認知力を高める保育を実践することとしております。なお、年間を通した保育士の研修方法に関しましても、これまで子どもの年齢別に各保育所横断でグループを組んで実施していたものを、保育所ごとに設定し、テーマに応じた内容を研修し、年度末の全体研修会でその成果を発表するやり方に変更するほか、年間行事の見直しについても検討するなど、保育所の設定したテーマに沿った保育を推進しているところでございます。  以上の内容により、子ども主体の保育を公立保育所の方針として進めることで、保育の質の向上に取り組んでまいります。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) この間、豊水保育園に行きましたら、以前は草が生えないようにシートを張ってあったところをはいで、子どもの砂遊びの場所にしたり、それから今度は土を入れるんだっていうふうに言われていました。土遊びができるように。そこそこの保育士さんの思いで改善されてるんだなというふうに感じましたので、ぜひ、後押しのほうをお願いしたいなというふうに思います。  ところで私がどうしても疑問でちょっと聞いてみたいんですけども、民営化すると評判がよくなると。本当に公立の保育士さんが一生懸命されてるんですけども、それはきっとハード的な面であると思うんですけども、どうして民営化すると、こう評判がよくなるのか。なぜ公立ではそれができないのか、部長としてどういうふうに評判を受けとめておられるか、お伺いしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。 ◎健康福祉部長(村上隆之君) 近松議員の再質問にお答えします。  大変難しいテーマでございますが、私なりに公立保育所、私立の保育所見てみますと、やはり公立保育所には、よく聞くことには、保育士がベテランであって安定しているというふうなことはよく耳にします。また、私立の保育所に関しましては、連携をとりながら、そしてやはりスピーディーに問題に対応できるということが私立の大きな特徴かなというふうには思っておるところでございます。公立がスピーディーにできないということではありませんけれども、やはり所管するその上位の部署に協議しながら、という手間が必要になってまいりますので、そういった面では私立の1番いい利点としては、スピーディーに対応できるかなというのが違いかなというふうな感じを持っているところです。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) ただいまお答えいただいたのを伺って、なるほどなというふうに思いました。  確かに公立はベテランの保育士さんがたくさんいますので、そういう面で経験豊富で、その経験が積み重なっていくという保育の質ということで、大事な面があるんだろうというふうに思います。それが多くの方に理解していただけるような保育につながったらいいなというふうに思っております。  それと、私立がスピーディーだっていうのは、保育園のことだけ考えていればいいから、予算をそういうふうに使えるのかもしれないと思いますけれども、公立もこれからどんどん少なくなっていきますけども、だからこそ、さすがだなというふうな保育園を、玉名第1保育所はそういうふうな保育園にしてもらいたいというふうな気持ちで私はおります。ですから、関係者の方、それぞれ民営化された保育園、その後、見に行かれたでしょうか。大倉の森保育園もみられたでしょうかと、私は思うんですね。ああいう保育園にしてほしいですね、玉名第1保育所。本当にあの私たち委員会で埼玉のいなほ保育園という自然いっぱいの保育園見に行きまして、「東南アジアの村に来たみたいだな。」と最初びっくりしたんですけども、子どもたちの堂々とした姿に、やはり人間の育つ環境というのは、自然の中だなっていう感じたんですけども、ここのまた地元の保育園に行きましてくぬぎ林とかいろいろ見ましたら、埼玉まで行かなくても地元にもあったなということで、またびっくりしたわけでございます。こういうところも、各それぞれ保育園を見に行っていいところを取り入れて、立派な保育園に、これから保育所はこうあるべき、みたいなものをつくっていただきたいなというふうに私は思います。  やはり1番大事にしていただきたいのは、私の保育園に対する期待というのは、やはり、太陽と土と水と植物と虫と自然の中で戯れて遊べるという、そういうふうな環境をつくってほしいというのが私の願いなんですね。今、核家族化して、若い人どんどん別に家建ててますけど、最近の家は敷地が60坪ぐらい、駐車場で精いっぱいみたいな、子どもが遊べる土の場がないというのが、今の子どもが育つ環境ですので、保育園ではその辺を補っていただきたいというのが、私の1番の保育感といいますか、保育に対する思いなんですけども、その辺の部長の対する思いはいかがでしょうか。お伺いします。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。 ◎健康福祉部長(村上隆之君) はい、近松議員の再質問にお答えします。  近松議員の思いを十分受けとめながら、そういう保育所づくりに推進していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 次に移ります。 ○議長(永野忠弘君) 近松さん、済みません。  近松議員の一般質問の途中ですが、議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前11時23分 休憩                             ───────────                             午前11時38分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行ないます。  教育部長 戸嵜孝司君。   [教育部長 戸嵜孝司君 登壇] ◎教育部長(戸嵜孝司君) 済みません。  先ほど、近松議員から質問があって、睦合小学校のメリケントキンソウの対処はどうだったのかということで再質問があって、お答えできておりませんでしたので、この場をお借りいたしましてお答えいたします。  各小中学校、現在メリケントキンソウが発生していると確認できた学校についてはですね、除草作業等で対応しているというところで、幾つかの学校で少し多くなっているので、非常に大変だというような話も出ております。今のところ対応は、除草作業だったり焼却作業だったりということで、何とか対応しているものの、ふえる可能性はないじゃないというところが議員の御指摘のとおりでございます。  そこで睦合小学校が土の入れかえをやったという話でございますけれども、これ昨年になりますけども、昨年のですね、平成28年度から29年度にかけての春休みに作業をやっておりまして、グランドの表面の土を5センチはぎ取って、5センチ土を入れかえたと。ここが非常に発生がひどくて、やはり除草作業云々では対処できないという観点から、その入れかえを行なったと、約80万円ぐらいの費用でございました。緊急でございましたので、地元の業者さんにお願いして、以上のようにお願いしたんじゃないかなと思います。この金額ですので、その辺はあるかと思いますけども、そういう形で御協力いただきながら除去したという経緯がございます。あとの学校は、先ほど申しましたとおり、除草作業等をやっているということです。  私も数年前、「メリケントキンソウが発生して、チクチク刺さるんだよな。」という話を聞いて現場を見ましてですね、その当時にもう4、5年くらい前になりますが、「青草のときに発生したら取ってください。これが枯れてしまうと、種がすぐ刺さるので、青い、青草のときに除草するのが1番ですよ。種が落ちてからでは遅いです。」という話は、当時幾つかの学校の先生に話をしたことがありますけど、そういう状況で現在もそういう形で、除草作業をやっているというような現状ではないかと思います。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。   [12番 近松恵美子さん 登壇] ◆12番(近松恵美子さん) ただいま、教育部長から答弁いただきましたけども、学校のグラウンドを削って、トキンソウの種がグランドに混じってしまいますとどうしようもないので、表面を削ったということなんですけども、80万円かかったということで、これが全小学校に広まらないように、ぜひもう一歩頑張って撲滅対策をお願いしたいと思います。  では、次に3番目、事務事業改善委員会の設置ということでお伺いいたします。  私、月1回ほど夜、市民会館に会議に行きますので、そのときにいつも市役所を眺めて見るんですけど、9時半でも10時でもあちこちのフロアに電気がついております。この間、中に入ってみました。どこの部署が遅くまで残っているのかなと思って、1階と2階の一部を見てまわったんですけど、家庭で大きな役割を持つ女性も遅くまで残っておられました。今の時期だから忙しいという方もおられますし、慢性的に忙しい方もおられるようです。これからは財政効果だけでなく、職員の負担を減らすためにも事業を整理し、効率的な運営をしていかなければならないのではないかというふうに思います。  また、費用対効果というものは、事業効果とともに職員の人件費に見合った事業効果という視点も大切であると思います。そのように整備していかなければ、新しい発想を取り入れることも、今の時代のこの玉名に必要な施策に取り組む人的、時間的な余裕が生まれません。きのういただいた事業別予算書を見ましても、本当に何かをするためには、あの中から何かを減らさないといけないとつくづくそう思いながら眺めさせていただきました。審議会のあり方、各種計画書の作成方法についても、これは3月議会で質問した件ですが、やはり検討していかなければならないと思います。このような視点で、内部から事務事業改善委員会を設置して、職員主導の改革に取り組まないかというふうに思っておりますので、執行部の考えをお伺いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。   [企画経営部長 瀬崎正治君 登壇] ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 近松議員御質問の事務事業改善委員会の設置についてにお答えいたします。  公共サービスにおいては、少子高齢化や地方分権により行政需要が増大し、事務事業がふえる傾向にあります。一方で、地方財政は地方交付税の縮減や地方税の伸び悩みなど、非常に厳しい状況にあり、職員数についても人件費削減が影響し以前に比べ減少しております。このような中、限られた行政資源の中で市民サービスの低下を招かないためにも、選択と集中という考えを持って事務事業の改善や効率化を図っていくことは重要であると考えております。そこで、市では、平成23年度に行政事務を効率的かつ効果的に行なっていくために、その行政活動を客観的、具体的に評価を行なう有効な手段として事務事業評価制度を導入し、6年が経過したところであります。この事務事業評価は、事業の立案時に実施する事前評価と事業の終了後に実施する事後評価の二つの評価に区分されます。  まず、事前評価は、新たな事業や計画について目的の妥当性や事務事業の必要性等を評価します。その評価をもとに事業が採択されれば、新規事業として実施することになります。  次に、事後評価では予算に紐づいた継続して実施している事業ごとに、各所管課から前年度の振り返りを行ない、適正なサービスが提供されたか、効果があったのか、効率的にできたのかなどをみずから評価し、あわせて問題点の把握や改善策の具体的検討を行ないます。そして、その評価に上位施策への貢献度や全庁的な事業調整の視点から、市長を本部長とし副市長や各部長で組織する内部の組織として行政改革推進本部を設置し、次年度への改善や見直し、時には廃止の検討等の最終評価を行ないます。その評価をもとに、真に必要な行政活動に対する予算の重点配分を図って行政活動のマネージメントいわゆるPDCAサイクルを進めております。  なお、評価結果につきましては、ホームページを通じて市民へ公表し、行政の透明性を向上させ、市政への理解や関心を高めるように努めております。しかし、この取り組みは、行政内部の主観的な評価であると受けとめられる可能性もありますので、平成27度より学識経験者や市内主要民間企業及び公益的団体の代表者、有識者、公募市民で組織する行政事務外部評価委員会を設置し、事務事業に対する外部からの御意見や御助言をいただいております。それを、評価に反映させることで、評価自体に客観性及び信頼性を高めることにつながると考えております。  議員御質問の事務事業改善委員会の設置につきましては、事務事業の拡充や縮小、あるいは廃止などを判断する組織として、今申し上げました事務事業評価での行政改革推進本部や行政事務外部評価委員会と同じ目的の組織ではないかととらえております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) ただいま、事務事業評価制度というのがありまして事前評価、事後評価をしっかりしているというふうなお答えでございました。また行政改革推進本部を設けていると。そしてさらに27年度より外部の有識者を含めた行政事務外部評価委員会を設けていると、そのようなお答えをいただきました。  私がなぜこれを今回取り上げたかと言いますと、こういうものが本当に機能しているのかなと。有効に機能しているととても考えられないという思いで、新たにこれを提案したわけでございます。なぜ、そういうふうに考えたかといいますと、支所の窓口業務委託の件ですね。支所の窓口を業務委託して、今までしておりましたけども、今もでしょうけども。臨時職員と違ってその窓口の業務しかできないので、無駄であると。またわからないときに職員に聞けないから無駄であると。業務委託するんではなくて、臨時職員として雇ったほうがスムーズにいくんではないですかと。そのように私は申し上げたと思います。そして、1人当たり17件の処理で9千何百円は多いんじゃないですかと申しあげましたけども、私4人が2人でいいんじゃないかと申し上げたつもりはないんですね、議事録見ますと。ところが、臨時職員に予算カットしたことから、臨時職員対応するということで4人が2人、そして天水は2人が1人、横島も2人が1人になりましたですね。   [「3人が1人。」と呼ぶ者あり] ◆12番(近松恵美子さん) 3人が1人になったんですか。なぜ議会が強制的に、この業務委託してたのを予算カットしたら、臨時職員に切りかえたはわかりますけども、これほどの大幅の人間をカットしたのか。カットしていいかもしれないですよ。なぜその前にこの事業評価制度は、ここで言われる前にしなかったのかということなんですよね。これ何で機能してたのかと、私思うんですよ。これほど人間をばっさり減らせるなら、言われる前にできてたでしょうと。この評価委員会は何だったんですかと。機能してたんですかっていうのが私の思いで、もっとこの現実に即した改革を改善をしていかなくちゃいけないんじゃないかという思いで、今回質問したわけでございます。これが大きな私の思いです。  もう1点。3月議会で申し上げました、各種計画書ですね。総合計画、1,200万円かけてつくりました。ほとんど、ほとんどか半分か知りませんけれども、業者委託して業者がきれいにつくってくれました。でも、あちこちの職員に聞きますと「ああいうのは、ほとんど見ません。」と言われます。もう少し自分の言葉で、職員がみずからつくったほうがいいんじゃないですかっていうこと申し上げました。それにもかかわらず、また本年度の予算にも出てますね。業者委託の計画書が次々と出てますね。この計画書づくりで大体9,000万円ぐらい使っているて、この間報告がありました。では私が3月に、このことについて問題を指摘しましてから、職員に、あの計画書はあれで利用価値があるかどうか、アンケート等とって聞かれましたか。業者委託しますと、業者は少しでも高いものにしたいですから、文字をやたら羅列します。立派につくろうとしまして、余計な表と余計な言葉を入れますから、さっぱり焦点がぼけて、何を言いたいのかわからない計画書になってしまうんですね、周辺自治体で職員が主になってつくった計画書は読むとすぐわかります。ストーリーができてるんですよ。どう考えてるのかわかるんです。これはやはり9,000万円無駄じゃないですかと、私が申し上げましたけども、このことについて、職員がどのように計画書をとらえているか聞かれましたか。お伺いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) まず1点目のお尋ね。支所の窓口についてですね。  事務事業評価を行なったのかということでございますけど、当然、一つの施策になりますので、評価を行なっていると思います。詳細の内容は存じ上げませんけども、まず考え方として、今まで行なってきた窓口のアウトソーシング、民間委託ですね。これがおかしいんじゃないかというところが、それはまた違うんじゃないかと、私はとらえております。と申しますのが、そもそもこれはどうしようもないことですけど、国のほうで行政の効率化、特に人員についてですね、それを図るという施策が進められて、それに従って末端自治体もそのように進めてきております。その中で、総合的な窓口に関しましては、特にこれは何年か前の骨太の方針で、確か示されたのですけども、本来は職員が行なうべき業務であると。でも、それを非常勤職員とか先ほど議員おっしゃった臨時職員、これにさせることができない。非常勤職員というのは、あくまでも補助的業務を行なうということになっています。臨時職員はまた考え方がちょっと違います。ですから、本来職員が行なうべき業務であると。ただし、そういう行政の効率化を図る上で、あるいは地域経済に貢献するために外部に出すことが可能ですよということで、37でしたっけ、特定の事務を窓口についてはですね、国が示されて、その業務を実際に委託してきたわけです。ですから、前の議会で実際に配属されている、会社の社員ですね、その方々が実際に十分に業務に携わっていない、余裕があるんじゃないかとそういうこともあって、委託についてはお許しを願えなかったと、そういう過程があるかと、経緯があるかと思いますけども、我々の考えとしては、当初、民間委託を行なったとき、それから今現在の支所の窓口の業務量ですね、それについては確かに減ってきているということは、認識はしています。ですから、そういう内容を精査したうえで委託の方向はそのまま続ける、ただし、人数が多いならばそこを削減すると、それが適切なやり方だというふうにとらえております。   [中尾嘉男君 「してなかぞ。」と呼ぶ]
    企画経営部長(瀬崎正治君) 人数につきましては、済みません、私の所管ではありませんので、私はちょっと答弁できませんけども、少なくともアウトソーシング、民間委託の考えにつきましては、私が今申し上げましたとおりでございます。  それから2点目、計画書、自分の言葉で語っていないというお話でございましたけども、計画書にはそれぞれの所管内でつくるもの、あるいは全庁的、あるいは全庁的じゃなくても他の部署に関係して、その意見を集約してつくる計画書があります。その中で特に近くの計画書、あるいは事務事業評価もそうですけれども、全庁的にわたりますので、そこは、それぞれの所管の部署の担当の意見、考え方を調書として出していただいて、それについてヒアリングを行ない、自分の言葉で語る。もちろん、各課の決裁を受けてですね、自分たちの言葉で語っていただいたことを提出していただいて、それをまず、企画の職員が精査をします。その上で、コンサルにアドバイスいただきながら編集。   [近松恵美子さん 「私の質問と違いますけど。」と呼ぶ] ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 端的に言いますと、自分の言葉でそれぞれつくられている、そういう計画書です。それでよろしいでしょうか。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 2つ申し上げます。  アウトソーシングがいいかどうかという問題でなくて、論点はですね、10人を4人に減らしたわけですよね。じゃあなぜ、早くアウトソーシングでも10人を4人にできなかったかということなんですよ。指摘されるまでできなかったか。そういう意味で評価制度っていうのは十分機能してないんじゃないかということでの私の考えでございます。  それからもう一つ先ほど質問しましたのは、私がそういうふうな職員から「余りああいうものは実は見ないんだ。」というふうなことを聞いてますけども、そのことについて各職員に「どうですか」っていうふうな、「こういうのは役立ってますか」というふうなアンケートを取ったり、聞きましたかというふうに、先ほど質問したわけでございます。  聞いていないということだったら、それで結構でございます。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 済みません。端的にお答えしますと、聞いておりません。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 多分これも見られてないだろうから伺いませんけど、見れるようだったら聞いてください。  周辺の自治体、荒尾市の計画書、山鹿市の計画書、菊池市の計画書、インターネットですぐに見れますもんね。県内全部の計画書が、見られましたか。比較してみられましたか。  そういうことをお伺いしたいです。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 済みません。担当が見ているかどうかは、ちょっと把握はできておりません。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 安い価格で立派なものができてるんですよ、荒尾市でも。こういうふうなところも改善していかなくちゃいけないんじゃないかと、実のあるものをただの役所仕事で従来どおりのものつくればいいっていうんじゃなくて、本当に実のあるものをつくっていかなきゃいけないんじゃないですか。そういうふうなことを、職員一人一人が、声が出るようなシステムをつくらないといけないんじゃないですかという意味で、私はこれを提案したわけであります。だいたい、その本当に下からの声が上がるような、そういうふうなシステムをつくってあるのか、いわゆるボトムアップといいますけども、そのことについてお伺いします。  だいたい、総合計画に学童保育のことなんか一言も触れてないですもんね。私はですね、あんなにお金かけてしなくていいと思いますよ。刻々と状況変わりますので、大まかなことだったらもっと、あれの半分でもいいから、わかりやすいものをつくったほうがいいと思いますけど、まずボトムアップ、一人一人が提案できるシステムをつくってあるかどうかについてお伺いします。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 先ほども申し上げましたように、計画書そのものはですね、ボトムアップの形で一人一人の職員からその施策等について提案といいますか、調書をつくっていただいて作成をされています。その上で、委託する部分について、無駄があるようであれば再考すべきと考えていかないと、再考することも考えていかないといけないかなと思います。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) では、このことについて、まだいろいろあると思いますので、ぜひ、職員さんの声を聞いて、私が心配していますのは、やはり職員の事務方のトップて位置づけがはっきりしないからこういうことになってるのかなというふうに思ってるんですよね。各種計画も各種部課にわたってますので、私の一般質問を聞いてまた、じゃあ、そのとおりにやってやろうという課もあります。でもそれを聞いていなかった人は従来どおりします。それを統一して指導する体制ができてないのが一つの問題かなと思うんですけど、その辺は、副市長の役割としてはどうなんですか。  職員の声、まとめていくという意味で、副市長にお伺いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 近松議員、いろいろ御意見があっただろうというふうに思いますし、また、そのことを踏まえて、行政もただいま企画部長からありましたように、あらゆる検討を加えながら、今行政をやってるということでございますので、自分のやりたいことやらせたいということであれば、ぜひ市長選挙にも出て頑張っていただければいいんじゃないかと思います。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) ありがとうございます。では、そのうち考えておきます。  私、ちょっと今、聞き違いされたと思うんですけど、副市長てお願いしたんですよね。副市長にお尋ねしたんです。かわれんですか。  いや、これでおしまいです。  いいですか。副市長、お答えになりませんか。   [副市長 斉藤 誠君 「市長が答えましたので。」と呼ぶ] ◆12番(近松恵美子さん) はい、じゃあ、あとは午後にしますか。 ○議長(永野忠弘君) 休憩に入ります。近松議員の一般質問の途中ですが、議事の都合により、午後1時まで休憩いたします。                             午後 0時04分 休憩                             ───────────                             午後 1時17分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行ないます。  12番 番近松恵美子さん。   [12番 近松恵美子さん 登壇] ◆12番(近松恵美子さん) 質問に入ります前に、先ほどの市長の発言について一言申し上げます。  私のこの質問に対し、「自分でしたいようにしたいなら、市長に出てみんか。」というふうな発言でございましたが、私たち議員は、議員の立場として市政を監視し、また、市政に転用していくというのが私たちの役目でございます。多くの議員が今回の議会でそのように質問し、発言しております。その議会に対して、「自分でしたいようにしたいなら市長に出てみんか。」という言い方はいかがなものかと私は思います。私も余りにびっくりして、「いずれ考えます。」と答えてしまいましたけど、これは、間違いでございます。訂正させていただきます。  市長も御存じと思いますけども、私は、ある立候補者をしっかり応援しておりますので、その立場で私が立候補を考えることはありません。市長もそのことは御存じだと思います。私が出る状況にないのを御存じでありながら、出てみれと、出れないのに、出れないということはおかしい、出ないんですけども、それに出てみれという言い方は、大変、子どもでいうならば、いじめにあたるという非常に意地悪い発言だと私は思います。  そこで市長にこの言葉について訂正される気持ちがないかお伺いしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 近松議員が撤回されましたので、私も撤回したいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。   [12番 近松恵美子さん 登壇] ◆12番(近松恵美子さん) このようなときに使う言葉じゃないかもしれませんが、「女性だと思って」と思ってしまいます。  はい、では、気を取り直して質問に移ります。  公立玉名中央病院建設位置についてということで質問します。  先日の説明では、災害時には2メートルも浸水する可能性があるということでしたので非常に心配になりまして、山鹿市の河川事務所に尋ねてみましたところ、昭和23年ごろですかね、そのころの豪雨のときを想定したものというふうなことでした。めったにないこととはいえ、熊本地震も青天のへきれきでしたので、これは慎重に考えたほうがよいのではないかという思いで質問いたします。  執行部からの説明では、2メートル浸水した場合はボートで行き来するというふうな話でしたが、1階が浸水した場合、停電になったら自家発電でどのくらい賄えるのか、まだまだ不安材料がたくさんあります。  そこで3つ質問いたします。本当に大丈夫なのか。ということでございます。  2番目、浸水を防ぐために盛り土を考えているというふうな説明でございました。盛り土にすれば経費もかかるので、現地周辺の土地買収と盛り土と、それからそこの文化財調査、その辺の費用はどのくらいかかるのかということをお伺いします。また、この費用がかかるなら、現地に今あるところの駐車場あたりを、付近を買収して、そこに建てることができないのか。その辺のところもちょっとお考えを伺いたいと思います。  私もこのことについては、この間先日話を聞いたばかりですので、十分な調査をしておりませんで、執行部の考えを伺ってから、また、私のほうも慎重に考えていきたいというふうな状況でございますので、お答えのほうよろしくお願いします。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。   [市長 高嵜哲哉君 登壇] ◎市長(高嵜哲哉君) 新病院の建設位置について、お答えをいたします。  まず、洪水浸水想定区域に建設を進めて大丈夫なのかという質問でございますが、この件につきましては、今年3月29日に国土交通省菊池川河川事務所から公表された菊池川水系洪水浸水想定区域図に基づいた話になります。今回の浸水想定区域は、近年、全国各地で多発している豪雨災害を教訓に国が管理する一級河川を対象として想定する災害規模の豪雨に伴う、堤防の決壊氾濫が発生した場合の浸水状況をシミュレーションしたものということでございました。議員御指摘のとおり、新病院の建設地は、この図によると浸水想定区域内に指定され、現在の玉名小学校の敷地から約2メートル浸水すると伺っております。新病院の建設予定地の選定につきましては、平成27年度から3カ年にわたり、交通の利便性やインフラ整備の状況、地権者数、浸水地区盛り土量などの土地の状況や埋蔵文化財や建設基準法などの法規制に加え、事業費や開院時期等について総合的な観点から評価議論を行ない、先月22日に開催いたしました第6回玉名地域医療体制づくり検討協議会で、玉名小学校跡地を建設予定地として公表したところでございます。現在準備室では、地権者交渉や農振除外申請など、用地取得に向けた取り組みを行なっているところでございます。  このように事業が進展している状況において、今回、建設予定地が浸水想定区域に入ったことは、私たち自身も想定外のことでございました。しかしながら、これから新たな浸水想定区域から、区域外から選定することになりますと、これまでの候補地の中で、現在の公立玉名中央病院あるいは九州看護福祉大学周辺となりますが、4ヘクタール程度の一団の土地が必要となると、これらの候補地以外からの選定となり、選定にも相当の時間を要するものと考えられます。そうなれば今回の事業計画の原点でございます公立玉名中央病院の耐震化そのものの計画が遅れるということになりますので、私といたしましては、新病院建設は計画どおり進めてまいりたいと考えております。  国土交通省より公表されました洪水浸水想定区域図につきましては、防災の重要な情報でございますので、新病院建設に当たっても最大限の災害対策を講じてまいります。現段階で考えられる対策といたしましては、用地のかさ上げ、遮水壁の設置、発電設備や医療機器の上層階の設置、ヘリポートのかさ上げなどを行なうとともに、災害時における有明消防本部との患者の搬送手段の事前協議や防災訓練の定期的な実施、近隣病院緊救急病院、玉名郡市の医師会との緊密な医療連携により、災害時においても、県北の基幹病院として機能が継続されるよう講じていきたいと考えております。  次に、新病院建設にかかわる用地のこれは、かさ上げについてでございますけども、このかさ上げにつきましては、駐車部分等を除く病院と患者駐車場の敷地約2万平方メートルをについて限定して、見積もりは現小学校が建っているレベルから50センチのかさ上げ、周辺の田園のレベルから見れば約1メートル程度のかさ上げで、擁壁及び盛り土の追加費用が約6,400万円程度になるというな状況に考えております。  またヘリポートのかさ上げにつきましても、これまでに考えていた6,000万円から8,000万円が必要である地上型を1億4、5,000万円か、それから1億8,000万円必要な屋上型に切りかえるということで、9,000万円から1億円程度の追加費用が見込まれるということになります。遮水壁の設置につきましては、病院建物の出入り口に仕切り板をつけるっていう程度のものであり、また、発電施設や医療機関の上層階への設置につきましても、先ほど説明いたしました事業費に大きく影響するものではないというふうに考えております。洪水対策の追加費用といたしましては、用地のかさ上げと地上ヘリポート設置をあわせて約1億5,000万円から6,000万円程度必要とするものでございまして、現在の予定している事業費の1%程度になるかというふうに考えております。また、用地の盛り土につきましては、この新庁舎の開設のときに、国土交通省より無料において土地をかさ上げの土地をいただいたというのは、経緯でございますので、そういったものを利用すれば、かなりのコスト削減になったというふうに思っておりますので、そういったコスト削減のためにいろいろな考え方を持って努力しながら、当初の予定どおりにできるように、精いっぱい努力してまいるつもりでございます。  次に、現在の公立中央病院の東側の向かいにあります駐車場の敷地に新病院を建設してはどうかというふうな御質問でございますけども、隣にあります該当用地は、面積約2,500平方メートルでありまして、建築基準法の近隣商業地域の規制を考慮した場合、延べ床面積で7,500平方メートルでの建物が限界でございまして、400床の病院の規模というふうになりますと、延べ面積で約3万から3万5,000平方メートルの面積が必要となりますので、建築基準法上の規制を考慮してでも、建物を建てるだけでも約1万平方メートルの敷地が必要になるということで、この状況では全くできないということになりまして、また、そこに駐車場を平置で1,000台程度確保するということになりますと、やはり4ヘクタール程度の用地が必要というふうになりますので、議員の案では相当不足するという状況でございます。  また、用地を拡張するに対しましても、周辺には民家が密集いたしておりまして、4ヘクタールもの用地の取得には非常に困難な状況であると思っております。なお、道向かいの駐車場の建設候補地を考えたことはないかというようなことでございますけども、現中央病院で建てかえできないかということは検討しております。検討した結果を申し上げますと、失礼いたしました。現中央病院で建てかえできないかということは、検討いたしております。検討した結果を申し上げますと、現地での建てかえにつきましては、用途拡張が前提ではありましたが、周囲は民家が密集し、用地の取得は非常に困難な状況であると思われたことから、用地を取得せず、建てることができるかを検証いたしたところでございます。まず建築面積を確保するためには、現病院の機能の一部を一旦仮の場所に移設し、その部分を取り壊したあと、新たに建てるという工程を繰り返し行なわなければならず、開院までの時間が、移転新築の場合2年程度あるのに対し、現地建てかえでは、少なくとも3年程度かかり、建設コストも移転新築に比べ約1.5倍増加するというふうに見込まれておりました。また、建設を行なうための大型機械や資材を置く場所の確保等に伴う駐車場の減少、工事車両の往来などによる救急車両の搬送への影響、工事に伴う騒音など患者への負担が大きく、その影響は医業収益において3カ年間でも約60億円程度減収をされるということで試算をされまして、経営悪化を招くということも考慮し、現地での新病院建設は当時の建設についての検討委員会でも、これも十分に検証して現実的じゃないというふうに判断したところでございます。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) かさ上げしたりいろいろで1億5、6,000万円余分にいるけども、そのぐらいのお金では、現地並びに現地周辺に建てることは無理だというふうな回答だったかと思います。  本当に大丈夫かということに対しては、仕切り板をする、そういうふうに水が入らないようにするんですか。済みません。お尋ねします。仕切り板って。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 浸水の予定ということでございますので、このことにつきましては、そういうふうに対応するためのいろんな施策を考えて、私がどうするこうするということを言いましても、私あくまでも素人でございますので、専門家の意見を聞きながら、こういった災害に対しての強い病院を建てるための建築のために、今、いろいろな方策がとられるものだろうというふうに思っております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 私は、そもそもその病院がこちらに移転することについては、地元からもいろいろ遠くなるっていう声があったんですけど、基本的に私は、病院はしょっちゅう行かないと、健康で暮らすと考えれば、遠くてもいいんじゃないかというふうなことを住民には話してきたんですが、浸水のおそれがあるということだけは少しどうしても気になってます。学校とか、その他の施設は雨が多いなら、どこかに逃げることができるんですけど、病院が逃げ出されたら困ると、病院がそこになくちゃいけないので、ボートで行き来するようになると、これはちょっと病院としての機能がどうかなということは心配してるんですけど、だからといって、代替案を出せるわけじゃないというふうな状況です。  今、思っているのは病院だけじゃなくて、あのハザードマップはそのときに全部浸かるということですので、やはり洪水対策というものを考えていくしかないかなということもひとつ考えているんですけども、その辺について何かこう考えているとこ、今進んでいるところがありましたらお伺いしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 今回のシミュレーションにつきましては、大規模の降雨に伴う堤防の決壊とか氾濫とかっていうのが発生した場合の想定図でございまして、先ほど議員、言われましたように、昭和23年の菊池川の状況と今の菊池川の状況につきましては、恐らく国土交通省もその間、約60年程度、60何年かの程度の間に補強をやってるというような状況でございます。一時は、皆さんも御承知だかと思いますけども、月瀬地区で堤防が崩壊して浸水があったというようなことで、このことにつきましては、そのあと、国土交通省が強靱なる築堤をしたということで、もう恐らくこれについては大丈夫じゃないかなと思われるような、築堤ができております。そういったものを国土交通省が今も進めておられますし、また海岸のほうからも堤防については菊池川の氾濫がないような状況でつくっておられますので、こういった要望もやりながら、あくまでも災害がない都市を目指すということが大切なことでございますので、私たちはもしものときの対応を努力しながら、また、外部的にはそういった国土交通省の氾濫がしないような築堤をするために要望していくというような形の両面からしながら、最終的には市民の生命を守るための病院でございますので、そういったものがいろんなときにやっぱり心配がないような病院をつくるというのが私たちの使命ではないかというふうに考えております。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) 当時と堤防が違うということで、また、今後もその堤防決壊のないように国土交通省にもお願いをしていかないといけないと思いますけども。5月22日の時点でその委員会で、この浸水のこういう国土交通省からのハザードマップが出されたということも含めて、その委員会ではこの場所でいいということで、皆さん、全会一致で納得されたということでよろしいですか。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) そうでございます。 ○議長(永野忠弘君) 近松恵美子さん。 ◆12番(近松恵美子さん) はい、わかりました。  私もこれは、いきなり寝耳に水で聞いたことなので、十分資料もそろえてないんですけども、きょうの話を聞きながら、また、自分でも資料をそろえてやはり市民に安心していただけるようなこと考えて決断していきたいと思います。  これで私の質問を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、近松恵美子さんの質問は終わりました。  9番 江田計司君。   [9番 江田計司君 登壇] ◆9番(江田計司君) 皆さんこんにちは。9番の無会派の江田です。  1番眠いときだろうと思いますけども、目は閉じてても構いませんけども、耳だけをお貸しください。  梅雨に入りまして2週間がたちました。やっときのうですね、恵みの雨がありました。植物もなんか生きかえったようですね。早いものでですね、今年もあと10日で半分が過ぎようとしております。残り4カ月、私たちも洗礼を受けることになります。それまでに、精いっぱい玉名のために努力をいたしたいと思います。  通告に従いまして、質問をいたします。  1番目は、岱明町公民館建設はどうなるのかについてお伺いいたします。  この公民館建設については、合併して早12年が経過しておりますが、いまだに決着がついておりません。一般の人たちからは、「議会が反対してるから、いつまででも建たん。」と言われて、反対している議員は悪者扱いされておるところです。
      [近松恵美子さん 「そうでもないですよ。ヒーローですよ。」と呼ぶ] ◆9番(江田計司君) そういう声もあります。  しかし私たちは、建設することに対しては大賛成なんですね。むしろ早く建設をしてほしいと願っておるところであります。ただ財政上の都合とか、運営のあり方とかなどで、二転三転しているのが現状であります。公民館を利用されている人たちは、また、岱明ふれあい健康センターを利用している人たちの意見を聞けば、現在計画されている公民館とふれあい健康センターとの併設案は、公民館建設と岱明町の将来を考える会の、この意見を聞けば、利便性、安全性及び施設の管理の難しさなど、玉名市の案では、多数の問題点がある施設への使い勝手を無視した強引な案、合併時のときの約束どおり、現地建てかえを含めての請願を出されております。  また、3月議会に出された区長さんたちの岱明ふれあい健康センターと併設案で早く建設してほしいとの請願も出されておりました。確かに、執行部の説明を聞けば、公民館を現地建てかえすれば5億5,000万円、ふれあい健康センターと併設すれば、公民館としては3億2,000万円、比較をすれば、当然、区長さんたちは、財政面、相乗効果、またB&Gなどの通路などに併設建設したほうがいいと言われておるところでございます。そして併設すれば、利用率が悪かった岱明ふれあい健康センターも相乗効果でよくなると、一般の人たちからも意見も聞かれております。果たしてどちらがいいのか。そこで3月議会では、質問をいたしました。公民館の役割、ふれあい健康センターを設置した経緯や意図をお伺いいたしましたが、役割については、余り詳しく説明がありませんでしたので、また、現在の利用状況が悪いと言われておりますが、どうすれば利用状況がよくなるのかお伺いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。   [企画経営部長 瀬崎正治君 登壇] ◎企画経営部長(瀬崎正治君) ただいまの御質問についてお答えいたします。  公民館の利用状況につきましては、どうすればよくなるのかという御質問でございましたけども、今までも当然、利用状況をよくするために、いろいろ検討なされてきたと思います。ただそういう中で、なかなかやっぱりその利用される方々の気持ちもございますので難しいところもあったのかと思います。今後はですね、私ども併設案ということで、事務方としては最善と思い進めさせていただいておりますので、岱明ふれあい健康センターの機能、目的と公民館の目的はそれぞれ違うと。それ今までもお話ございましたけれども、実際の利用状況としては非常に似通った状況でございます。そういうところも含めて併設をすることによって利用状況をよくしていこうと、そういうふうに考えております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。   [健康福祉部長 村上隆之君 登壇] ◎健康福祉部長(村上隆之君) 江田議員の岱明公民館の建設につきましての、岱明ふれあい健康センターの利用状況等についての御質問にお答えします。  岱明ふれあい健康センターの利用状況でございますが、昨年度は、熊本地震による自主避難所の開設、被災者の皆さんへの温泉の無料開放、学童保育の代替施設、被災地施設の会場振替等の利用がございまして、6万2,000人の利用がございました。平成27年度より利用者数は約5,000人増加しております。  トレーニングルームの利用状況は、昨年度の開館日数308日のうち189日で利用がございまして、1万876人の利用がございまして、利用率は18%でございました。  利用内容は、定期的に実施されますサークル活動やバドミントンなどのスポーツでの活用、多人数での会議研修会の会場などでございます。  施設の利用率は、公民館と比べると低く算定されますが、この岱明ふれあい健康センターは、時間単位の貸し出しでございまして、公民館は午前、午後、夜の貸し出しのため単位が違うこともございます。本施設の目的は、保健及び福祉の活動の拠点として、住民サービスの提供により、地域住民の健康保持及び福祉の増進に寄与することでございます。  本施設は、指定管理によりまして、社会福祉協議会に委託しております。高齢者ふれあい事業、生きがいデイサービス事業、障がいのある子どもの親の集いなど、自主事業を取り組まれております。これらの運営につきましては、平成31年度まで指定管理者を委託しておりますので、引き続き、施設の適正な管理運営に努めていただきます。市におきましても、地域住民の福祉の増進に寄与してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) 公民館の役割は、地域づくりの拠点であるとともに市民グループや各種サークル活動の場として、また、研修室を安価にて貸し出し、多くの方々に利用してもらう、そういうことで、公民館で出会った人同士が、地域のさまざまな課題などについて学習し、ひいてはまちづくりや地域の活性化につなげていくところ、公民館を拠点とした社会教育に対する市民ニーズは、近年、少子高齢化など社会の動向に応じて大きく変化しており、自分たちが住むまちづくりについて学び、よく知り、地域づくりを実践して行なうこと、みずから生涯学習に取り組む人もふえている。また、他市から越してこられた方々にとっては、公民館でのサークル活動や講座への参加を通じ、地域の方々と顔見知りになるための交流の機会づくりの場となっている。高齢化社会に対応するには、地域のコミュニティーを中心とした地域的課題の解決は必要不可欠であり、さまざまな学習や高齢者の生きがいづくり、担い手の育成を図っているこのような状況の中、社会教育において公民館が果たす役割が大変重要であると3月議会で伊子部長は言われております。  岱明ふれあい健康センターの目的は、村上部長から今、御説明がありましたけども、保健及び福祉の活動の拠点として、住民サービスの提供により地域住民の健康保持など、保持及び福祉の増進に寄与する。しかし、岱明ふれあい健康センターを利用されている中で、トレーニングルームを利用する人たちは、308日のうち189日、1万876人の利用。内容は、定期的に実施されるサークル活動やバドミントンなどスポーツの活用、大人数の会議、研修の会場である。昨年12月の近松議員が質問されております。岱明ふれあい健康センターを利用する人たちの意見を聞けば、まだまだ活用仕方が多くあるようです。要するに、あくまで、健康と福祉中心、それに子どもたちにスポーツを通じての学びの場ではないかと思うと言われております。  公民館と福祉センターと併設した場合には、果たして相乗効果があるのか。せっかくできている健康福祉センターをまだまだ利用方法がやり方について、活用は多くなり、やり方について活用が多くなるのではないか。併設になれば、健康増進や子どもたちの居場所や親子、友だちとも触れ合いの場をなくし、健康診断や介護予防事業などできなくなる。果たして、併設した場合、岱明ふれあい健康センターの役割を果たすことはできるのか。  使用にも、民間に委託したことによって、現在は利用状況が非常によくなっている。そのようなことを参考にしてはどうだろうか。岱明ふれあい健康センターは人々の健康と福祉を考える施設ではないだろうか。公民館とは、一口に言えば、文化的な要素を持った施設である。よく言われることが、文化を大事にしないまちは発展しない。そういうことを言われていますね。要するに、公民館とは一口に言えば、文化的な要素を持った施設である。天水町と横島町を比べて、岱明町の人口に対して果たして併設した場合、大丈夫なのか。3月議会でも言いました、定住化も何も、新しく住まれる人たちばかりではない。岱明町で生まれ育った人たちは、岱明町が文化施設、福祉施設が立派なら帰ってこられ住まれるような施設であってほしい。きのうもありましたけども、市民会館は、入札が不調に終わりました。公共施設等建設特別委員会で視察に行くと、やっぱり800席では中途半端、最低でも1,000席がいるんじゃないかと言われております。300人の小ホールは、この岱明町公民館につくって、それに見合ったようなのをつくれたらいいんじゃないか。これは最初計画した文化センターでは、そういう企画もあったようであります。きのうの中尾議員の質問の中で、合併特例債の残高が、市民会館を含めると9億円になるそうですね。ふれあい健康センター建設の予算が計上されていた7億円の内訳、財源はどのようになっているのか、お尋ねをします。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 済みません。財源につきましては、今手元にございませんので、後ほどお答えさせていただきます。 ○議長(永野忠弘君) 総務部長 上嶋 晃君。 ◎総務部長(上嶋晃君) 江田議員の再質問にお答えいたしますが、合併特例債につきましては、今ちょっとお話ございますけれども、市民会館のほうに30年度以降、使わせていただきたいというふうなことでございますけれども、岱明ふれあい健康センターについては、現在、外壁工事のほうの実施設計を平成29年度で予定をしております。その分については合併特例債のほうを活用させていただきますけれども、それ以降30年度以降の財源については、外壁の改修工事の財源については、今のところはまだ未定というようなところでございます。公民館についても当然、合併特例債を活用するかどうかっていうのは未定であります。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) 最初、去年だったつかね、予算が7億円ぐらいで上がっておったでしょ。あれは合併特例債は入ってなかったわけですか。要するに、ふれあい健康センターの改修工事と公民館を併設する場合で7億円かなんか、31年度ぐらいまで予定が入っておったみたいですね。それは入っていないんですか。 ○議長(永野忠弘君) 総務部長 上嶋 章君。 ◎総務部長(上嶋晃君) 7億円という数字がちょっとございましたけれども、恐らく、合併特例債を活用するようなところでの予定であったのかなとは思っております。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) ですね。恐らく、いろいろ二転三転しておりますけども、とにかく、今はですね、異常気象の中でこれから先どんな災害が起きるか、また将来を見据えた災害に強い、そして使い勝手のよい公民館を、そしてまた、岱明の人から喜ばれるような立派な公民館をつくっていただくことをお願いいたしまして、次の質問に入りたいと思います。   [9番 江田計司君 登壇] ◆9番(江田計司君) 2番目の大正開漁港跡地の太陽光発電についてお伺いをいたします。  この件については、平成27年の9月議会、28年の3月議会でも質問をいたしました。しかし、地元の議員として、どうしても納得ができません。担当課に契約先であるビーイーソーラースリーの代表者である松本光明さんですかね、その方に、お会いをしていろいろお話をお伺いしたいということを申し入れておりました。22年間もですね、大事な玉名市の土地、これを貸し出して、そしてその代表者である松本さんも、その当時は60歳なんですね、ただもう計算しても80歳を過ぎられるわけですね。ですから、将来のこととかいろんなことを、お話、お尋ねをしたいと思ってですね、28年の8月にちょうど視察で仙台市に行くようになりましたので、お寄りしてお話をお伺いしてはどうだろうかとアポは取りましたけども、結局、契約施設しているのは玉名市だからですね、玉名市から人が同行されなければ面会できないということでした。その後は、熊本地震がありまして、いろいろあり、ちょうど今年の2月にですね、東京に行く予定がありましたので、議長にお許しを得て、議会事務局を通じて面会を依頼しました。29年2月3日、午後2時にアポがとれました。結局、訪問した親会社ですけども、もうお会いできたのはですね、親会社の株式会社ブロッドエッジアドバイザーの取締役さんと担当されたマネージャー。話をしている中で、私の議会での2回の質問を全部聞いておられるわけですね、親会社は大変しっかりしたすばらしい会社なんですよ。何でその一議員が来たのかというようなことでした。そして恐らくその議事録見られたかどうか、あれですけども、私の言葉独特の高道弁ですね。ですから、東京の人から見ると、何というのですか、相当こうやっぱり厳しい、言葉が荒いんでしょうね、だから、一部は理解されてないところもありました。契約相手先の資本金の100万円、また、わけのわからないような会社、そういうのを私はこの議会で言ったんですね。そのことに対して、相当、憤慨をされていました。すごいけんまくだったですね。もう話は最初からですね、なんというか大体想像できると思いますけども、1時間半ぐらいですね、お互いに話をしました。最初から話が食い違っていたのはですね、私はあくまで契約書を見て、契約の相手の方、松本光明さん、その契約者のそれしか書いてないわけですよ。ですから、当初からですね、ここが違うんです。だから、いろいろその段取りとかいろんなことをされたのは、親会社のブロードエッジのお2人の方なんですよ。ですから私はその契約書を見るとですね、全くそのことは契約書に書いてないわけですね。だから、いろいろ話をしている中でですね、親会社の方が言われるのには、要するに、その設備費用が3億円以上かかるわけですね、だからその3億円以上かかるのには結局、子会社をつくって、その子会社を担保にして銀行から借りて設置をすると。だから、そういうお話、しかしそういう経緯は、私たちには全然わからんわけですね。だからこの前、議会の一般質問したときも、そういうことは全然知らずに、ただ、相手の会社をこう見て、どうのこうのと判断しただけですね。だから、そのことで最初から話が食い違うわけですよ。片一方の親会社の人は俺の会社これだけすばらしい会社だから、何で文句を言われる筋合いないぞというようなことですけども、確かにそうですよ。しかし、この前わたしは申し上げましたけども、結局、その東京の会社の方にソーラー会社を、ソーラーをされる。しかしそのあといろいろ聞くとですね、地元にもすばらしい会社、ソーラーをやるそういうたくさんおられるわけですよ。しかし、公募じゃなくて、東京の会社に契約をされた。そのことで私自身は納得いかない。私も地元議員として、20年先までこのソーラーを貸すんですから、ただ普通に考えればそうでしょ。25年の11月1日に資本金100万円でできた会社と契約してるわけですよ。しかし、その契約書の中身は、なにもそういうこと書いてないわけですよ。確かに、20年後にはですね、現地を元通りにして返すようなことは書いてあるですよ。だから、それまで私自身はその実際工事が始まってから、地元の人から何知らんかったつかいという調子ですよ。だから、その恐らく工事をされるまでですね、地元の区長さん、長保区と磯鍋区、この区長さんだけは、市役所から行ってからあいさつされて説明会もあったですね。説明会も、ほんな執行部の方と区長さんたちは全部で7人ぐらいだと思うですもんね。だから最初から話はかみ合わなかったんですね。いろいろ話をしていく中でですね、その親会社の人が言われるのにはですね、全部私たちは市役所に来て、市役所の指示に従ったと。どうすればいいですか、どこにあいさつすればいいんですか、どうすればいいんですか。だから私たちは市役所の指示に従っただけだと。何で地元であっても一議員から言われる筋合いないぞというのが、その親会社の言い分なんです。最初から話が合わんでしょ。だから何で東京にわざわざ来たっだろかという顔ですよ。   [中尾嘉男君 「なんなこんわんなっていうふうだったろ。ぐらりしたろだい。」と呼ぶ] ◆9番(江田計司君) そら、あた、せっかく金使って行っとるけんですね。  だから、私がこの議場でですね、2回ほどいろいろなことば言ったわけですね。これに対して当然、怒りを覚えておられてですね。だからくってかからしたとですよ。  だからですね、私が1番最初アポとったときは、何でそがんとと会わなんかということで、会わなかったと。そういうことを言われてます。  そこで、お伺いしますけども、事務方のトップとして、今までの流れについて報告はあっておりますでしょうか。もう、前の担当部長は2人ともおられんもんですから、1番詳しい事務方のトップにお伺いしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 副市長 斉藤 誠君。   [副市長 斉藤 誠君 登壇] ◎副市長(斉藤誠君) はい、江田議員の御質問にお答えいたします。  報告を聞いているかということでございます。一連にずっと話をされまして、詳細な内容については報告を受けておりませんけども、今回、東京のほうに出向かれたという報告は聞いておりますし、会われたという報告も聞いております。その今、議員が話された詳細な内容についてはですね、私のほうではちょっと理解しておりませんけども、ほかには何かありましたかね。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) 副市長の話はそういうお話ですけども、もうですね、契約書をこの市の土地を20年間も貸すとですよ。それこの前言いました。アパート一つ借りるのでもですね、やっぱそれなりのぴしゃっとした保証人とかいろいろあると思うんですよ。だから勝手に市長が知らんで担当課とその辺だけで終ったんですかね。  それはそれとしてですね。結論から言うとですね、親会社の担当者が言われることは、「玉名市が困っているから、会社としてもリスクを負って借りている。逆にですね、玉名市から感謝をされるとではなかろうか。」と、私はそんな感じたんですね。だから何でその一議員が来て、がじゃがじゃ言うとかとそういうような感じを私は受けたわけです。そしてですね、今さらその保証金は無理だけども、玉名市から請求されれば保証人になってもいいよと、そういう話です。確かにですね、私は聞きました。  そこでお伺いしますけども、親会社はですね、確かにすばらしい会社ですよ。しかし、前回から何回も言っておりますけども、市長も27年の9月議会で答弁をされました。「親会社が太陽光発電のために子会社をつくって出資をして、子会社として運営をされている。その出資者というのは、最終的に子会社の責任を持つ。」と、これですよ。確かに言われておりますね。「最終的な責任はそこにある。」と答弁をされれております。しかし、そのことはですね、契約書には明記はされておらんとですよ。ただ契約書は、ビーイーソーラースリーさんですね。そのことだけしか書いてないんですよ。市長がいつも言われている将来に負の遺産を残さない。どうですか市長、将来のために、親会社に保証人をお願いすることはできないでしょうか、お伺いします。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 江田議員が言われますように、親会社と子会社の関係といいますのは、この地域におきましても、やはり、ソーラー発電をするために子会社をつくってやってるというふうな状況があります。これはいろんな諸問題があるだろうというふうに思いますけども、やはり1番最良な道を選んで、そういうふうにされてるだろうと思いますので、先ほど言われましたように100万円の資本金がうんだかんだというようなことを言われておりますけども、私は、会社の資本金が幾らであろうと、それを評価する価値は、するのは一般的にはできないというふうに思っておりますし、親会社が立派であるということであれば、子会社も立派になるというふうなことだろうというふうに思っておりますし、また、感謝してるという先方も思っておられるだろうと思いますけども、実は私も感謝してるというのは、まさしくそういうことだろうというふうに思います。ただで貸してるんだったら私はこちらが感謝してもらわないかんというなことでありますけども、年間、あそこを、ただの空き地としてございましたので、そのときには清掃するとかいろんなことで、お金を突っ込んでおるというような状況でございますけども、1年間に約150数万円ですから、20年間では3,000万円以上のお金が玉名市に入ってくるということでございますので、この玉名市の3,000万円を利用して、市民にいかにサービスができるかということは、私の将来のための子どもたちのために、そういった財政をよくするということであると利にかなっているということで思っておりますので、あくまでもこれは遊休地として、遊休地というか、耕作放棄地みたいな状況でございましたので、全く使われてないということでございましたので、先方に借っていただいたと、借りていただいたということで、感謝しているというのが現状でございますので、そのことについて、子会社が前の議会で申し上げましたとおり、子会社の出資している親会社の責任というものは当然、契約書にあろうと、なかろうと、そういうことはあるというような状況でございますので、今、東芝が1番苦労しているのは出資した会社がどうかということで今苦労してるということで、そこの責任をとるということになっておりますので、そういった面を考えますと、子会社の責任はやっぱり親会社に、出資したところにあるということは言えるだろうというふうに思います。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) だから、契約書にはそういうことはうたってなかっですよ。そら山一証券てちゃ倒産すっとですばい。ましてや資本金100万円どうのこうのて言われるけどですね。それは20年先、その会社があるかどうかもわからんとですよ。ですからそのために、親会社がしっかりしとる。しかっりしとるて言いなはるばってん市長は聞いとんなはっとですか、そがんしっかりした会社て。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 今、江田議員がしっかりしとるというふうなことを言われたから、私はしっかりしとるという言葉を借りて言っただけであってですね、相手の会社がどうだっていうことが全く私はわかりませんので、そういったものを含めてですね、子会社の責任は親会社がとるということは、これはもう当然の初歩的なことでございますので、そういうこと言ってるという状況でございます。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) だからですね、それは、ちゃんと契約書にそがん書いておかなんですよ。だけん、私さっき言ったでしょうが。親会社の人が、市から要請があれば、保証人になってもよかっていうことは言いましたわけですよ。ですから、それはそういうことは、どうですかということをお尋ねしとるだけです。ただその請求、玉名市側からそういう保証人になってくださいよと言われれば、なってもいいよということは、はっきり言われておるとですよ。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) そのことはあなたが決めたことであって、玉名市と先方との契約はまだそう至っておりませんので、また連絡をとってみたいというふうに思います。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) ですからそういうことでですね、恐らくですね、担当課長にもその方から電話入っとるとですよ。契約書は、保証人になってもいいよと。それは市長には全然連絡入っとらんわけですか。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) 連絡が入ってるとか、入ってないとかというようなことでなくて、例えば、保証人になるということは、あくまでもそのことが損害を与えるということのための保証人ということでございますので、今回の契約につきましては、一般的に損害を与えるというふうな状況にはなりにくいというふうな状況でございますので、その辺は、あなたが保証していいよというようなことを取りつけたということでございますので、こちらからそのことをまたお聞きしてみたいなというふうに思うということを言っているところでございます。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) 何で私がそこまで言うのかと言えばですね、市長は元気よかけん20年先まで生きとんなはるかもしれんばってんですね、20年先、果たしてですね、これはもうこの前も申し上げましたけども、要するに、太陽光が終わったあと、この解体費用は1,500万円近くかかるわけですよ。処理したりなんたりしてですね。だから契約書には元に戻して返しますよということをうたってあるです。しかしその会社があればこそなんです。これはさっきから何回も言うばってんですね、アパートば借りにいってもちゃんとしたこう家賃の入らんならどがんするかて、保証人つけてするわけですよ。銀行あたりでちゃ、この人はあんまり信用なかけんよか保証人ばつけとかな貸さんですばいと。これと同じようなことですからですね、そういうことを強く申し上げております。  先ほど、市長から言葉ちょっとありましたけども、恐らく、20年間で3,000万円ぐらい入ってくるわけですね。そうすると確か恐らくですね、固定資産税もそれくらい入ってくるとですよ。20年で。そうすると20年で6,000万円。そら玉名市にとっちゃ、遊ばせて無理してですね、ただそういう維持管理料払うよりも、6,000万円も入ってくるけんですね。そら大変ありがたいこと。これ先ほど市長言われたとおり、やっぱり感謝をしてます。普通、そういう契約をするときに、私がもし仮に市長だったら、そがんありがたい人ならいっちょ会って御礼なっといっちょ言わなんたいて。全然市長、会われたことなかですかね。それ、お伺いします。 ○議長(永野忠弘君) 市長 高嵜哲哉君。 ◎市長(高嵜哲哉君) あなたが聞いておられるだろうと思いますけども、そのとおりだろうと思います。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) 確かにですね、市長なんて全然会ったこつもなかと、確かに言われました。  しかし、私たちから考えれば、それだけのですね、20年で6,000万円もいただける人なら、どうもありがとうございましたというようなことは、これはもうその人のそれぞれの考えですから、だから私はそれを確認したかったわけであります。  時々は私もその現場には、行って見てるんですよ。この現場を見るとですね、何か十分なその管理がなされておらんごたっとですね。やっぱり草が生えとったりなんかしてですね。というのは、最初の地元説明会のときにですね、その説明をされる事務所の方のパンフレット中にですね、地域貢献策として、環境体験学習への協力、恐らく現場見学をするとかなんかですね。また、地域の方々の雑草管理などを考慮する。地域住民の方を雇うと、こういう説明をされたですね。4年以上経過しておるけれども、そのことは、どうなっているですか。今、現場を見てみると結構なんか荒れているような気がするんですけども、これはだれが担当で御返事されますか。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 今、江田議員が申されましたことは、私もちょっと存じておりませんでしたけれども、先方のほうでそういうふうにおっしゃっていらっしゃるならば、こちらのほうからその件については確認をしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) 20年間も貸すとですから、私も時々は見に行ってですね、今後、注意深く見守っていきたいと思いますので、次の質問に移らせていただきたいと思います。   [9番 江田計司君 登壇] ◆9番(江田計司君) 3番目の高道海岸長保地区の堤防工事の進捗状況についてお伺いをいたします。  この件については、旧岱明町から念願であり、また、長保区民の悲願でもありました。というのも、管理部局がですね、農地海岸区域と漁港区域と重複をしとったわけですね。行政の縦割りでも、お互いに何か、なかなか調整つかなかったんです。平成23年12月議会で、この件に関して、岱明町時代からの念願でありましたので質問をいたしました。で、そのときのですね、市役所の担当の方、確か井上主幹だと思いますけどね。この方がですね、とにかくけんかごしなって、県といろいろ交渉されました。これはもう、大体国は県ばなめとるですもんね。県な市ばなめとっとですよ。なかなか行ったっちゃうちあわんとですよ、普通はですね。ところがもうこの人は相当、それが普通ですよ。いろいろ、努力をされました。また国に対しては、当時の、林田大臣がおられましたので、私も陳情に行ってですね、いろいろ相当御尽力をいただいたおかげで、やっと25年度にこの地域の見直しが採択をされました。26年度よりですね、県営玉名地区海岸保全事業ということで計画がされて、現在は工事中であります。  その後の進捗状況を伺わせていただきます。 ○議長(永野忠弘君) 産業経済部長 早上正臣君。   [産業経済部長 早上正臣君 登壇] ◎産業経済部長(早上正臣君) 江田議員の高道海岸長保地区の堤防工事の進捗についてお答えいたします。  本地区は、県営地区海岸保全施設整備事業、高潮対策として平成26年度に実施設計を行ない、平成27度より総延長910メートルの海岸堤防整備が県営事業として実施されております。  事業概要といたしましては、総事業費7億2,000万円で堤防かさ上げ910メートル、消波ブロック工700メートルの整備が計画されております。平成27年度までの進捗状況といたしましては、基礎砕石工234メートル、中詰捨石64メートル、消波ブロック据えつけ70個が施工済みでございます。  また、進捗率といたしましては、平成28年度末で25.8%となっております。今年度は中詰捨石工80メートル、消波ブロック据えつけ211個が予定されております。今後も熊本県や各関係機関と連携を図り、農地の塩害被害削減並びに住民の安全対策の充実を目指して、早期完成に向け事業推進に努めてまいりたいと思います。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) はい、ありがとうございました。  相当努力はされております。当初の計画ではですね、平成31年度完成ということになっておったんですね。その点は部長、私も現場見に行ったけど、まだ波消しブロックというんですか、あれが十何個しか積んでなかったごたる。その下地は十分でけとるですね。ただ最終的な完成はいつごろになるごたつですか。 ○議長(永野忠弘君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) はい、再質問にお答えをいたします。  県の計画書、私も見ましたけれども、平成31年度完成ということで、今、計画は進んでいるということでございます。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) はい。ありがとうございます。  どうか、異常気象でですね、台風も大変大きくなっております。特にあそこの場所はですね、大相海岸と鍋海岸よりも一番波が当たるところですね。ですから、できるだけ31年度に向かって、御努力をされていただくようにお願いをいたします。  それでは次の質問に入りたいと思います。
      [9番 江田計司君 登壇] ◆9番(江田計司君) 4番目のですね、教育施設の取り組みについてお伺いいたします。  ①といたしまして、玉陵小学校建設の進捗状況についてお伺いいたします。この件については、田中議員からもいろいろ詳しく説明がありました。そしてまた、多田隈議員からもいろいろ質問がありましたので、私からはですね、簡単にいきたいと思います。  平成20年10月に玉名市学校規模・配置適正化基本計画によって玉陵中校区の6小学校が統合されました。関係各位の努力のことで、大変御苦労されておりますけども、やっと着工いたしまして、恐らくプールまでですね、工事をされておりますけども、きのうからもいろいろ話があっておりますけども、体育館が何か入札が不調に終わったことらしいですね。それでいろいろ声も聞かれておりますけども、果たして30年度の開校に間に合うかどうか。本館はできるけども体育館がどうかですね。当初計画はですね、29年度だったと思いますけども、30年ということになりました。恐らく、いろいろ御苦労されて、学校づくり委員会とかいろいろ交渉されて大変だったろうと思います。田中議員の話では、当初は20億円だったですかね。それが30億円、そしてこの前も2億1,000万円の追加があったわけですね。だから、ただ私が思うのに、確かに教育委員会としても大変なんですね。建築のことに関しては、そうじゃなかもんですからですね。ですから、その辺がですね、この所帯が大きくなってなかなか難しい。ですから、簡単にいいですから、進捗状況だけを説明してください。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。   [教育部長 戸嵜孝司君 登壇] ◎教育部長(戸嵜孝司君) 江田議員の玉陵小学校の進捗状況についての質問にお答えいたします。  前々からも御質問があっておりますので、重複するところが多々あるかと思いますけれども、説明いたします。  議員も御承知のとおり、玉陵小学校建設につきましては、平成30年4月の開校に向けまして、建設しているところでございます。小学校校舎建築工事、中学校の改修工事、小学校のプール建設工事を現在行なっております。当初の予定では、計画していなかったプレハブ校舎の学校からの要望等がございまして、騒音振動による子どもたちの学習の影響改善ために追加で議会にお願いしたところでございます。今後の校舎改築等につきましては、工事の進捗状況を精査しながら進めてまいりたいと思っております。  開校時期につきましては、多くの関係者の方々の協力により、学校規模・配置適正化基本計画に基づき、望ましい学級数の実現を図り、よりよい学習環境を一刻も早く整えるという観点から進めております。この事業を進めるには、建設各課に御協力を求めながら、教育委員会と一丸となって進めております。計画どおり平成30年4月の開校を目指して、現在進めておるところでございます。現場では、幾つもの工程、幾つもの業者の方が御努力いただいておりますので、非常にこの暑い中、頑張っていただいていると思いますので、事故等がないように十分注意しながらやっていただきたいという希望をもっております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) はい、ありがとうございました。  現場を見れば本当もう戦争状態ですね。大変だろうと思うとですよ。皆さんも、大変御苦労されております。なれた方だからですね、お互いに譲り合っていろいろされておりますけども、ただ、きのうも話がありましたけども、体育館が不調になったわけですね。何か23日にまた入札があるとですか。前の不調になったやつは、一体だったですかね。今度は話聞けば分離発注ということをになっとですかね。分離発注になると、余計高こなっとじゃなかですかね。その辺は23日になってみらんとわからんですけども、とにかくその辺は、大変御苦労だと思いますけども、日本一のモデル校というキャッチフレーズになってますから、頑張っていただきたいと思います。  2番目の岱明中学校の野外トイレの安全性は大丈夫かについてお伺いいたします。  学校関係者の方からお話がありました。野外トイレが屋根とか天井とかコンクリートから、鉄筋が酸化現象を起こし爆裂をし、コンクリートを破壊し、大変危険な状況であるから早急に対処をお願いしたいと言われておりますけど、なかなかその進まないということです。どうなったでしょうか。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 岱明中学校の屋外トイレの安全性についてということでございますが、この建物は昭和49年3月に建設されておりまして、鉄筋コンクリートの平屋建延べ床面積が24平方メートルでございます。この鉄筋コンクリート構造のために耐用年数は60年になります。これは現在、爆裂が大変進んでおるというのは、江田議員ももちろん見ておられるということで、専門的な見地でのお話したと思いますけども、相当数の爆裂の状況が発生しております。すべての校舎においてもですね、爆裂等の有無が発生しておりまして、応急処置を毎年毎年行なっている状況ではございます。定期的に検査を行ないまして、安全を確認しながら本件自体も、建設から40年経過しているために、ほかの建物と比べても爆裂の数が多い状況ではございます。特に危険な箇所につきましては、まず落ちることが1番危険でございますので、気づいたときに落としてしまう、まず落としてしまって、怪我がないようにした中で落ちてしまいますと鉄筋がむき出しになりますので、鉄筋のさびの進みを抑える防蝕の塗装を行ないます。このような応急の処置をして現在にあるわけでございます。まず、そのために、非常に爆裂等でコンクリートが剥がれた面、ましてや鉄筋コンクリートがむき出しになった面をご覧になると危ないのではないかという危険を感じられるというのは、重々こちらも検知しております。学校施設の整備に基づいた岱明中学校の改築計画もありますので、老朽化が著しい屋外トイレ、屋外トイレでございますけれども、本年度中、これは学校施設の整備計画にあわせて、屋外トイレも一緒に検討したいというふうに考えておりますので、御指摘があった岱明中学校のトイレにつきましては、今年8月ですね、夏休み期間中に改修といいますか、一部をちょっと思い切った補修をやろうかなというふうに検討しております。そのあたりで、現時点では対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 江田計司君。 ◆9番(江田計司君) わかりました。  私も実際見に行きました。確かにですね、応急処置はしてあるんですね。これはしかし、あくまで応急処置。このトイレを利用しているのは、ほとんど運動の人ばかりですね。ですから、何かがあったらいけませんので、とにかく安心・安全のためはどうかよろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、江田計司君の質問は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午後 2時38分 休憩                             ───────────                             午後 2時51分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行ないます。  11番 横手良弘君。   [11番 横手良弘君 登壇] ◆11番(横手良弘君) こんにちは。市民クラブの横手です。  やっと順番が回ってまいりました。最後の日のケツから2番目で、非常に待っておりました。  皆さん、季節のことをちょっと言われますので、一言。きょうは皆さん御存じかと思いますけれども、きょうは夏至でございます。当然のごとく、1番昼間の時間が長いということでございます。そこでちょっと調べてみました。きょうのですね、玉名市の玉名の日の出が何時か御存じでしょうか。きょうはですね、5時9分です。そしてですね、日の入りがですね、17時29分。昼間の時間が14時間20分、19時です。7時です。PM7時です。17時て言うた。済みません。19時ですね。ですね、昼間が14時間20分で、冬至と比べておよそ5時間、日が長いそうです。ちなみにですね、日本で1番東にある根室市は何時だと思いますか。根室市は3時37分の日の出です。そして日の入りは19時1分だそうです。日の入りは遅かですね。日の出は随分早いのに日の入りは遅いということでございます。  そういうことで、通告に従い一般質問に入りたいと思います。  まず、最初に、市の行政区の区割りについて質問をしたいと思います。  広報たまなの6月号に玉名市嘱託員、区長さんですね、を紹介しますとして、行政区自治会の紹介が載っておりました。それを見ていて驚いたことに、戸数の多い区と少ない区では相当の開きがあったように覚えています。行政区の大小はその地域の昔からの地域性やつながりがありますので、一概にどうこうとは言えないと思いますが、余りにも差が大き過ぎたように思いました。市も合併して12年になり、消防団なども大小あったものを見直しがあっているようでございますので、この行政区区割りも少し見直すお考えはないのか、次の2点について質問をいたします。1つ、現在の区長さんの総数は何名でしょうか。2番目に、戸数の最高と最低は何戸なのでしょうか。  よろしくお願いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 総務部長 上嶋 晃君。   [総務部長 上嶋 晃君 登壇] ◎総務部長(上嶋晃君) 横手議員の市の行政区の区割りについてお答えをいたします。  現在の区長さん、嘱託員さんの総数は、市の行政区の数と同数でありまして258名でございます。区長さん、嘱託員さんが広報等の配布を行なわれている戸数につきましては、本年度はまだ調査中でございますので、昨年度の実態調査に基づきました数字で御紹介いたしますと、最低が小天校区の大平区9世帯、最高が玉名町校区の松木区616世帯でございました。  また、参考までに申し上げますと、6月号の広報でも公表をいたしておりますが、4月30日現在における行政区の世帯数は、最低が横島校区の山根区9世帯、最高が築山校区の築地上区692世帯でございます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、ありがとうございました。  今、玉名市全体で258の行政区があって、同じく当然ながら258名の区長さんがいらっしゃるとのことであります。先ほどの答弁にもありましたようにですね、私も6月号の広報たまなを見て、こんなにも大きな行政区と小さな行政区では開きがあるのかなっていうのを感じたところでございます。  そこで質問をするんですが、先ほども申したように、市も合併して12年になり、他の団体なども少しずつは組みかえをして一緒になれるものは一緒になったほうが他とのつり合いもとれて、わかりやすくていいと思いますが、私の思いとしては、例えば、一つの行政区が100戸ぐらいの程度がいいのかなというふうに思いますが、先ほども申しましたように、行政区は昔からの地域性やつながりがありますので、なかなか簡単にはいかないと思いますけれども、例えば、戸数が30戸か40戸以下の行政区などにアンケートなどをとられて、住民の意向調査などもされてみてはどうかと思いますが、行政区の見直しは考えておられないのかどうか質問をいたします。 ○議長(永野忠弘君) 総務部長 上嶋 晃君。 ◎総務部長(上嶋晃君) 横手議員の再質問にお答えをいたします。  確かに議員がお考えのように、市といたしましても、行政区の円滑な運営を行なうための望ましい行政区の世帯数は100世帯程度と考えているところでございます。これは本市の行政区を構成する世帯数の平均に近似する値でもあり、行政区を構成する世帯数の基準値候補として適当であると考えているところでございます。  一方、本市の行政区は従来から存在していた地縁による自治活動の集合体である自治会や集落を行政区として位置づけていることから、現状の行政区の世帯数が、市が望ましいと考える行政区の世帯数と比較した場合、大きく乖離をしているところがあるのが実情でございます。よって、行政区の統合を進める場合には、やはり地域の自主性を十分に尊重しながら取り組む必要があるかと考えております。  また、このような思料のもとに、昨年7月から8月にかけまして区長さんを対象にした行政区の再編意向調査を実施し、各行政区の再編の意向について把握を行なったところでございますので、議員御提案の趣旨を踏まえまして、今後この調査結果をもとに、まずは再編の意向を示した50以下の世帯からなる行政区を対象に、行政区の統合について協議を進めてまいりたいと存じております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、ありがとうございました。  やはりあの少ないところとですね、多いところで、やはり70倍以上の差があるというのはいかがなものかなっていうふうに感じております。先ほども言いましたようにですね、なかなか地域のつながり、そしてまた生い立ち等々の関係でですね、非常にこの点に関しましてはほかのやつと一緒で一つのくくりっていうわけにはなかなかいかないと思いますけれども、ぜひ今後、その辺のことは検討されてはいかがかなと思います。よろしくお願いいたします。  次に、私の地元滑石校区において、各行政区に一つの公民館がありますが、現在、玉名市全体で公民館の数は幾つあるのかお尋ねをいたします。そしてまた、それは各行政区において一つずつあるのでしょうか。  よろしくお願いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 横手議員の公民館の設置はどうなってるのかということでございます。  自治公民館は、建設から維持管理までが地域の皆さま方が自主的に運営するもので、住民の1番身近な活動施設であるということは間違いございません。現在、玉名市における行政区は258区がありますが、そのうち、自治公民館を持っている自治体は209区でございます。自治公民館を設置していない行政区が玉名町校区39行政区のうち17行政区、それから八嘉25行政区のうち4行政区、そのほかにも幾つかありますけれどもすべて総合計すると26行政区でございます。  また、単独での公民館設置ではなく複数の行政区が自治公民館を共有してるという自治体もございまして、実例を挙げますと、築地、上、下、西区などが一つの自治公民館を共同で使用しているというところで、こういう行政区が23区ございます。これらの自治公民館の修繕や改築・新築に関しましては、各行政区の御負担により建設をされております。社会教育の推進に必要な自治公民館の活動を促進する、そして、社会教育活動の振興発展を図る目的で玉名市自治公民館整備費補助金として、上限300万円、それから増改築で100万円、修繕上限で30万円、総事業費でおおむね3分の1を補助するということで、規定しております。自治公民館は、なかなかコミュニティーの拠点となっておりますので、教育関係のほうからも補助金として支出しているところでございます。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、ありがとうございました。  今、258行政区の中で209の公民館があるということでございますけれども、合計で49戸少ないことになります。しかし、その中には、単独ではなく複数の行政区で公民館を共有しているところもあるとのことでございました。実は、私の区においても公民館の建てかえのお話があっており、130戸から戸数がありますけれども、区民の皆さんが元気なうちにということで、先ほどの行政区の見直しの案件とかぶりますけれども、なかなか人口の少ない行政区では、単独での公民館の建てかえは難しいのかなというふうに思います。今のうちに早めの対策が必要ではないでしょうか。  今、PPKという言葉があるそうでございますけれども、御存じでしょうか。ピンピンコロリ元気でポクって死ぬのがPPKだそうでございます。先日、うちの公民館で民生委員さんや福祉協力員さんが中心で行なわれております、「いきいきふれあいデーの活動が15周年を迎えたので、記念の行事をするから、区で役員をしている人たちは来てくれ。」というお声がかかったので行ったところ、総勢で50名弱の人たちでの交流が公民館であったところでございます。上は94歳から下は50歳まで、お昼の食事を一緒にし、そして食事後カラオケで大いに盛り上がったところでございます。このように、公民館は区民にとって、地域のコミュニティーの拠点として必要ではないかと思います。  現在、戸数の少ない区においても複数の区での共有がいいかと思いますが、市においては、各行政区にどのような公民館の適正配置をお考えなのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) はい、議員の再質問にお答えいたします。  自治公民館につきましては各行政区において設置され、その活用については、区の活動の中で会合や親睦会、老人会などいろいろな行事に使用されておると思います。近年、高齢化が進む中で地域コミュニティーの拠点としての公民館の設置が求められているのも現在状況ございます。また、自治公民館の建設につきましては、各行政区で行なっていただいておりますので、維持管理についても行政区の負担ということになります。そうした中で、複数行政区による共有の自治公民館という形をとっているところもございますので、建てかえや改修等で行政からの御相談等につきましては、御相談いただきますようによろしくお願いいたします。補助金に関する情報などをですね、御説明したいと思いますので、お願いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) 今、公民館がどれくらい規模での適正の公民館を市としてはお考えなのかっていうことを聞いたつもりでございましたけれども、そこのところをちょっともう1回よかですか。お願いします。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 済みません、ちょっともれておりました。  今の中ではですね、規定等はないかと思います。私もちょっとはっきりは確認しておりませんけども、小さいから、大きいからというような規定はなかったと思います。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、私が言っているのはですね、そのようなことがありますので、やはり一つの行政区としては100戸ぐらいの一つの行政区を今後目指してですね、そこに一つの公民館等々ができればなということでお聞きしております。  それではですね、やはり公民館がないところはですね、先ほど49カ所はないということでございますので、そこの区の行政区の集まり、総会とかいろんな会合等々はどのようなところでされているのか、もし、わかっておればちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 再質問にお答えいたします。  49と言われましたけども、49は共有で使ってる、一つの公民館を共有で使っているところが29行政区がありますので、残りの23でございます。  23の地域につきましては、民間の会議室とかですね、公共の会議室、それとか区長さんの自宅であったり、例えば、また、神社境内、境内ですかね、なんと言いますかね、神社の中でされてるというところもあるそうです。そのあたりで、私のほうは把握しているのはそれくらいでございます。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) やはり前はですね、私たちの地元においても、区長さんの自宅でいろんな会合等々をされておりました。それがだんだんですね、今、なかなか大きな家が少なくなってきたということもありますし、続き部屋等々がないのがあってですね、今ほとんどの区の会合とか役員さんの会議等々は公民館でやっているような状態でございますので、ぜひ、その辺はですね、先ほどの行政区の見直しと一緒に各区で公民館等々の整備はぜひ、今後がんばってですね、各行政区には単体でなくても幾つか合わさってもいいですので、そういう公民館等の設置のほうも検討のほうをよろしくお願いしたいと思います。  それで、次の質問に入ります。   [11番 横手良弘君 登壇] ◆11番(横手良弘君) 次に、熊本地震の検証はということでお聞きしたいと思います。  まず1番目に、震災ごみの処分についてお尋ねをいたします。昨年4月の地震では、今までに経験したことがない震度7の揺れが2回も益城・阿蘇・熊本市などを中心に、熊本県下で甚大な被害をこうむりましたが、1年と2カ月たった今では少しずつではありますが、着実に復興に向けて、皆さんの協力のもと行なわれているのかなというふうに思いますが、そのような中、玉名市においては、震災ごみの処分についても随分進んでいると思いますが、その処分の方法についてお尋ねをしたいと思います。  今では、一般家庭からのごみにおいても同様ですが、市民の皆さまの理解も深まりリサイクルできるものにおいてはリサイクルをするというのが常識になっているように思いますが、その分別の仕方では、かなりのものまでリサイクルできると思いますが、今回の震災における、いわゆる震災ごみに対して、1つ、どのような集め方をしたのか。2つ目に、どのような分別の仕方をしたのか。3番目、そしてまた、どのような処理の仕方をしたのか。4番目、また、どれくらいの割合でリサイクルができたのか。5番目、そしてその処理は終わったのか、以上5点についてお尋ねをいたします。  2番目に、公費解体についてお尋ねをいたします。  最初私たちが聞いていた全壊の家は、本市においては確か8戸とお聞きしましたが、公費解体が決まった途端に対象となる建物は、随分ふえたようにお聞きいたしましたが、一つ、いったい今日までにトータルで何件になったのか。2つ目、今までに公費解体の対象の家がどれぐらいまで解体のほうは進んでいるのか。3番目、それに係る費用の持ち出しの国、県、市の割合のほうはどうなっているか、以上3点についてお伺いします。  3番目に、現在、橋りょうの点検見直しをしていると思いますが、その進捗状況と補修は今のところどれぐらい進んでいるのかについてお尋ねをいたします。  1つ、国道・県道・市道があり、それぞれに橋がかかっていますが、一体何本ずつあり、その本数は玉名市全体でどれくらいの橋があるのか。2番目、国道・県道・市道に架かる橋の通常の点検はどこがどのようにしているか。3番目、また、その補修はどこがどのようにしているのか。4番目、自然の劣化と今回の震災の影響はどうやって見分けているのか。  以上の点についてお伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(永野忠弘君) 市民生活部長 小山眞二君。   [市民生活部長 小山眞二君 登壇] ◎市民生活部長(小山眞二君) 横手議員の震災ごみの処分についてお答えいたします。  まず、震災ごみの収集・分別・処理の状況につきましては、平成28年4月14日の前震と16日の本震による熊本地震の影響で市民の方から、家具や茶碗、皿、コップなど食器類が破損してしまって、処理処分をどのようにしたらいいかとの問い合わせが多数寄せられたことから、早速4月18日から被災者に対して罹災証明書の発行業務を行ない、東部環境センターとクリーンパークファイブへ罹災証明書を提出していただければ、無料で受け入れを行なう体制を整えたところでございます。また、両施設で処理ができない瓦、ブロック、コンクリート、スレートにつきましては、平成28年4月17日から同年5月13日まで、この間、玉名市浄化センターにおきまして、仮置場を設置し受け入れを行なったところでございます。その後、浄化センターの改修工事の関係上、平成28年5月24日までに、コンクリート、焼瓦の約180トンにつきましては、リサイクル処理を行なう中間処理施設へ、またブロック、セメント瓦、スレートの約393トンにつきましては、最終処分場へそれぞれ搬出し、処理を行なっております。その後も被災された市民の方から、瓦の補修等で発生する破損瓦の受け入れの要望が多数寄せられた関係で、平成28年8月1日から同年9月30日まで搬入許可申請の期間を設けまして、申請された方に対して、今年の9月29日まで水の守し尿処理場公園に受け入れを行なっているところでございます。それにあわせまして、半壊以上の被災家屋を対象とした公費による解体業務が行なわれることとなり、平成28年10月から、公費解体で発生した廃棄物も水の守し尿処理公園に現在受け入れを行なっている状況でございます。公費解体で発生した廃棄物につきましては、木、瓦、コンクリート、金属類を含めまして21種類に分類をし、リサイクルが可能なものにつきましては、中間処理場に運搬し整理している状況でございます。平成28年度の災害廃棄物発生量につきましては、家庭ごみが282トンで、東部環境センター及びクリーンパークファイブで処理を行なっております。公費解体及び住宅損壊の廃棄物が全体で約2,675トン、その内訳としまして主なものは、木類が約588トン、瓦類が約245トン、コンクリート類が約1,210トン、その他といたしまして約147トンでございます。その中で約2,190トンを中間処理場にてリサイクル処理を実施しましたので、平成28年度のリサイクル率は約82%となっております。
     今後におきましても、公費解体の最後の一軒が完了するまで廃棄物の適正な分別とリサイクル率の向上を目指して、1日も早い本市の復旧復興に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。   [健康福祉部長 村上隆之君 登壇] ◎健康福祉部長(村上隆之君) 次に、公費解体の現状についての御質問にお答えいたします。  公費解体の最終見込みは186棟でございます。これは5月末まで、罹災証明書の半壊以上の発行数246件に対しまして、75.6%に当たります。公費解体につきましては、全壊、大規模半壊家屋に加え半壊以上の建築物で、生活環境保全上、必要があると認められれば公費解体の対象となっております。最終見込み数の186棟の被害程度の内訳を申しますと、全壊53棟、大規模半壊32棟、半壊、その他で101棟の合計186棟でございます。全壊家屋53棟の家屋の種類の内訳を申しますと、居宅で8棟、それから空き家で9棟、倉庫その他で36棟の合計53棟となっております。  次に、公費解体の進捗率についてお答えをいたします。公費解体の最終見込み数186棟に対しまして、現在まで解体完了済みが99棟、進捗率は53.2%です。契約完了まで含めますと110棟で進捗率は59.1%となっております。  次に、費用負担割合についてお答えします。災害等廃棄物処理事業費補助金として国より2分の1、国庫補助金を除いた費用の95%が特別交付税として入ることとなっており、市の持ち出しは事業費の2.5%となっております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 建設部長 礒谷 章君。   [建設部長 礒谷 章君 登壇] ◎建設部長(礒谷章君) 次に、熊本地震の検証の中の橋りょうの点検の進捗状況につきましてお答えいたします。  当市の市道橋は、全体で832橋ございますが、平成26年7月に道路法などの根拠法令が改正され、重要構造物である橋りょう、トンネル等につきましては、5年に1回の近接目視による定期点検が義務化されております。道路法に基づく道路は、国道、県道、市道などに分類されまして、当市にある橋りょうを調査しましたところ、1,009橋ございました。内訳といたしましては、国直轄管理橋10橋、県管理橋167橋、市管理橋832橋が存在し、それぞれの道路管理者の責任において点検から修繕までの維持管理が行なわれております。この点検につきましては、業者委託により5年に1回の近接目視による点検を行ない、橋りょうの健全度を診断し、診断結果に基づき措置を行なっているところでございます。特に、昨年度の点検では、熊本地震の影響で橋りょう前後の舗装に段差ができ、緊急的に通行規制を実施したところもございました。  また、修繕につきましては、現状に対し著しく損傷しているものについては順次対策を行なうものとし、経済性や技術面などから、最適な工法を選定し修繕をしているところでございます。なお、5年の定期点検のサイクルは、平成26年度から平成30年度までが初回のサイクルでございまして、当市の平成28年度末の点検率は約67%であり、全国平均の約49%を上回り、国が示す目標値60%についても達成をしております。  今後につきましては、平成30年までに全橋点検を完了させ、適正な維持補修に努め、利用者の安全を確保してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、ありがとうございました。  今、震災ごみの処分について、4月の震災直後から受け入れをし、そして修復などので発生した破損瓦等々も、8月、9月と期間を延長しての受け入れをしたということでございますけれども、また、そして10月からは公費解体のほうも始まって、それによって発生した廃棄物の受け入れもなされ、しかもその廃棄物を21種類に分別したんだよっていうこと、そしてまた28年度の3,000トン弱の廃棄物の中でリサイクル率が82%をいったんですよっていう、この数字に関しましては、私が思っていた以上の高い数字でありました。最後に言われました、公費解体の最後の一軒が完了するまでですね、適切な分別とリサイクル率の向上を目指して頑張っていただきたいと思います。  次に、公費解体の件ですけれども、震災のあと、私がお聞きしていた全壊の数字は少なかったので、今お聞きしました186棟が「ええ、そんなにあったのかな。」というふうに感じたわけでございますけれども、なるほど全壊だけでなくてですね、大規模半壊やそしてまた半壊によって住めなくなったというような家があったので、合計の186棟になったんだよということでございました。それに現在までのその解体の進捗率が53.2%ということでございまして、その事業に関します市の持ち出しが2.5%ということだったんで、じゃあ、ほとんどが補助金でできてるんだということについて安心いたしました。  そこで、質問いたしますけれども、現在、熊本県下の公費解体の被害状況はどのような状態なのかお伺いしたいと思います。それと、今回の公費解体のお申し込みの中で、申請する人としない人との平等性は十分保たれていたのかについて再度お伺いしたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。 ◎健康福祉部長(村上隆之君) 横手議員の再質問にお答えします。  まず、県下の被害状況等につきましてですが、熊本県が公表します県下の公費解体の進捗状況によりますと、4月末の解体総棟数が3万5,305棟となっております。1例を申しますと、熊本市が1万3,888棟、益城町が5,479棟、県北では、菊池市1,158棟、大津町1,459棟、玉名郡では玉東町が58棟、和水町が3棟、南関町が2棟という状況で、全体の進捗率は62.1%でございます。  それから、公費解体における申請する人としない人の公平等についての御質問でございますが、熊本地震の被害におきましては、法律に基づき被災者の申請を受けまして被害認定を行なっております。申請に関する周知につきましては、市の広報紙・ホームページ・防災無線で随時行なっていたところです。さらに、独居老人等の避難行動支援者に対しましては、民生委員に御協力いただき、申請の掘り起こしを行なっております。  家屋の被害の認定につきましては、速やかに行なう必要がありましたので、必要な人員を市役所全部署から動員し、被害認定を行なったところでございます。被害認定におきましては、新潟大学の認定システムを利用しております。これは県下統一として運用を行なっており、内閣府の被害認定基準運用指針に基づいております。これにより簡便に認定作業ができてきたところでございます。  また一次調査の判定で不服の場合は2次調査を申請することができることとなっております。居宅の判定の場合を申し上げますと、562件中196件、34.9%の方が2次調査を申請されております。そのうち、半壊以上に変更になったのは18件、2次調査の認定に当たっては、民間の家屋調査士も同行して現地調査を行ないます。  被害認定申請、いわゆる罹災証明の発行申請でございますが、先月5月31日で申請受付を終了いたしました。なお、やむを得ない事情がある場合は、受け付けを行なうこととしておりますが、6月に入りましてからの申請はなく、おさまった状態でございます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、ありがとうございました。  今、県下の状況はということでお聞きいたしましたが、おおむね62%ぐらいの進捗率ということで、玉名とあまり変わらないのかなというふうな感じでおりますけれども、申請する人としない人との不平等性については、ちゃんと法律に基づき速やかに行なうために、市役所全部署から人員を動員し、新潟大学の認定システムを利用し、県下統一で被害認定の運用は行なったんですよということでございましたので、そしてその中で1次審査ではねられたところもですね、不服申請をすることにより2次審査まで行なったっていうことですね。その辺で、ほとんどカバーできているのかなというふうに感じました。そしてまた、5月いっぱいで受け付けを終了しましたが、6月に入っても申請は今のところもうないということで、おさまったかなというふうなお答えでございましたけれども、一つだけ、質問をしたいと思います。最初の質問での答えの中で空き家が9戸含まれていたようにお聞きしましたが、これはいつからの空き家かわかりませんが、空き家のために、家が建物そのものが劣化して今回の地震でたまたま壊れたのではないでしょうか、というふうに思われる節がございますけれども、その辺の見きわめは非常に難しいとは思いますが、どのような判断をされたのか再度お伺いしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 健康福祉部長 村上隆之君。 ◎健康福祉部長(村上隆之君) はい。横手議員の再質問にお答えします。  経年劣化についての影響という問題点に対しまして、議員御指摘のように9棟の空き家につきましては、経年劣化が進んでいたものでございます。しかしながら被害判定におきましては、経年劣化による被害は点数に加算されません。ただ、経年劣化が激しい家屋につきましては、同じ震度の地震を受けた場合に地震そのものの被害はより大きくなると考えられます。そういうことから、経年劣化の激しい家屋は被害認定が大きくなる比率が高くなるものと予想できます。  一方で、被害認定におきまして、地震の影響か経年劣化の影響か判別が非常に困難な場合もございましたが、被害者に不利にならないようには配慮したところでございます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、ありがとうございました。  やはり、空き家になっているとですね、先ほど答弁の中にありましたように経年劣化っていいますか、自然にですね、人が住まなくなったら、なかなか家は劣化するのが早いですよっていうことをよく言われます。中に人が住んでいてですね、戸の開け閉めし風を通すことによってですね、家の劣化等々も進まないということで、今回便乗解体というのはないのかなっていうことでお聞きいたしましたけれども、その点は十分に考慮をされた中での判断をしたんだっていうお答えでございましたので、安心したところでございます。  それとですね、最後にお聞きしました橋りょうの点検の進捗状況についてでありますが、答えの中にもあったようにですね、26年7月に道路法などの改正で5年に1回の近接目視による点検が義務化されたということで、玉名市における国道、県道、市道にかかる橋が全部で1,009橋あるということで、打ち合わせの中でも話したんですけれども、里道とかですね、そのほかに里道とか私道とかにかかる橋がその辺まで入れたら、もう相当の数になるんですよっていうような話でございました。その中でですね、市道にかかる橋が832橋ということで、現在のところ点検、その中の点検率が67%とのお答えでございました。地震の影響もありますが、ぜひ、30年までには市民皆さんの安全な通行を確保するためにも、ぜひ頑張っていただきたいと思うものでございます。  それと余談になりますけれども、実は、私地元の境川にかかっております高道地区との境にある滑石橋においても損傷がひどくて、この例の道路法の改正の部分でひっかかって、随分、通行どめになっていたんですけれども、当初は「この橋はかけかえないとだめですよ。通行どめですよ」ということで、随分住民の皆さんに御迷惑かけたんですけれども、そのとき、かけかえの金額は2億から3億円はかかるということで、それをみんな思ってたんですけれどもですね、先般から市の職員さんの専門職の方を入れられて、今いろんなですね、その痛んだ橋に対する最適工法はどうなのかっていうことを今、市の職員さんの中で検討されたことによってですね、先日から滑石橋も通られるようになりました。これがかけかえではなくて、2トン車以上の通行はだめですよっていう標識を掲げ、そして上下の下流、上流にかかっている橋が大きな車も通れますので、ここは2トン車以内限定ということで補修でできたことによって、これは確かですね10分の1の3,000万円いくかいかないかぐらいでできたんじゃないかなと思います。この辺もですね、職員の皆さんの専門職の方が入られたことによって、その辺の、こういう工法もありますよっていうことができたのかなっていうふうに思います。ですから今、点検率が67%ということでございますので、残った橋に関しましても、このように最適な工法が見つかることによって、本当、橋なんか10分の1の値段でできるんだっていうことが立証されておりますので、ぜひ、残った橋脚に関しましても、この辺の技術というか、職員の皆さんが持っておられる能力を発揮されまして、ぜひ、玉名市のためになるように今後も努力をしていただきたいと思います。  それをお願いして、次の私の質問にいきたいと思います。   [11番 横手良弘君 登壇] ◆11番(横手良弘君) 次に、花を生かした観光政策の取り組みについてということでお伺いをいたします。  つい先日まで、高瀬裏川では花しょうぶまつりがあっておりましたが、毎年3月の末から玉名市においては、蛇ヶ谷公園の桜の花に始まり、山田神社の藤の花、そして高瀬裏川の花ショウブとなるわけでございますけれども、昨年は先ほどの質問でも出ましたように、熊本を襲った大地震のために例年にはないぐらいの少ない人手であったかと思いますが、今年はどうだったのか質問をしたいと思います。  蛇ヶ谷の桜の花が例年3月20日ごろには咲くはずの花が1週間以上も今年は遅く咲き始め、花の咲いていた期間も短かったように思いますが、今年の花の咲きぐあいといいますか、できはどうだったのか。また、一体どれくらいの人が玉名に来られたのか。蛇ヶ谷の桜、山田の藤、裏川の花ショウブとそれぞれに今年はどうだったのか。また、できればその費用対効果も出される等していたらどうだったのか、お伺いしたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(永野忠弘君) 回答のその前にですね、本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。  産業経済部長 早上正臣君。   [産業経済部長 早上正臣君 登壇] ◎産業経済部長(早上正臣君) 横手議員の御質問、蛇ヶ谷公園の桜、山田の藤、高瀬裏川の花ショウブなど、花を生かした観光政策の取り組みについてお答えをいたします。  玉名市では、3月下旬の桜、4月下旬の藤、6月上旬の花ショウブなど、花を素材とした観光プロモーションを実施いたしております。それぞれの花のイベントに関してでございますが、蛇ヶ谷公園の桜に関しましては、例年に比べ1週間程度開花が遅れたものの、花の咲きぐあいは平年並みでありました。観光客につきましては花のイベントと異なり、警備員の配置による駐車場台数の確認や実行委員会の来場者数の調査もありませんので、数の把握はできておりません。  続きまして、山田の藤に関しましては、桜と同様に開花が遅れた状況にありましたが、満開の時期には「昨年よりも花がきれい。」といった意見が多く見受けられました。来場者につきましては、昨年度の熊本地震の影響を受けたのに比べまして約4倍となる約4万人の観光客がお越しになりました。  また、高瀬裏川花しょうぶまつりに関しても、1週間程度開花が遅れていましたが、株分け2年目の花が先に開花し、遅れて1年目の花が咲き、1年目と2年目についてはよい状況が保たれたと思います。しかしながら、株分け3年目の裏川上流部に関しましては、花芽がつかず、開花には至らなかった部分が多かったと考えられます。いずれにしましても全体的には昨年を上回る花数であったと受けとめております。また、来場者につきましては、まつり期間中の観光バスや一般車の台数、あるいはメインイベントを含めた関連事業の参加者数や観光関係施設来客者数を、対前年と比較をもとに総合的に勘案しながら、現在、主催者である「高瀬裏川筋を愛する会」において集計中でございます。  次に、費用対効果につきましては、祭り会場を訪れた観光客が市内のどの店舗を利用し、また、物品等の購入をなされたかの把握が困難であり、その効果を検証するには至っておりません。花を目的に玉名市を訪れた観光客が市内を周遊できる環境を整えるため、パンフレットの配布以外の情報ツールとしてホームページの充実やSNSを利用した情報発信のさらなる強化に努めてまいりたいと考えております。  最後になりますが、花を生かしたイベントに限らず、本市を訪れていただいたお客様に、「来てよかった。」「また来年も来たい。」と思っていただけるようチーム玉名としてPR活動並びに受け入れ体制の充実に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) はい、ありがとうございました。  山田の藤の人員のカウントは何かできてるみたいで、裏川の花ショウブと蛇ヶ谷公園の桜に関しましてはできていない。まだ集計中だというふうなお話でございましたけれども、蛇ヶ谷公園の桜のときもですね、ちょうど日曜日、私あそこのところを通ったわけですけれども、中の駐車場のほうもただ車でぐるっと回っただけですが、なかなか裏のほうの駐車場にも入れないくらい駐車を待っている車が何台もとまっていてですね。周遊するのにも非常に時間がかかったという思いがあります。そしてまた、農免道路の筋を通って九州看護福祉大学のほうへ抜けたんですけれども、農免道路沿いにもですね、ずっと道路に車がいっぱいとまっていました。相当な数の方が来られたんだなというふうに感じたわけでございます。  それと、山田の藤は、今年は私は行くことはできませんでしたが、ちょうどそれは統計ができていて、4万人ぐらいの方が来られたっていう今お話でございました。本当にあそこをはですね、蛇ヶ谷公園もそうですけども露店が出て、そして山田の藤に関しましても、地元の業者の方が露店を出されていて、そこそこ売れているように私は感じております。  それと裏川に関しましてもですね、今年の6月の第1土曜日ですか、いろんなイベント等々が催されたときに、ちょっと見に行ったわけですけども、かなりの人手であったように感じております。ですから、費用対効果は出してないということでございますけれども、それなりの売上は結構あってるんじゃないかなというふうに感じておるところでございます。  先ほど、テレビや新聞社、情報誌などのメディアを通してのPR活動をしていると言われました。先月、私もある研修会の参加で東京に行きましたけれども、今、何かと話題に上がっております築地の場外市場や都内のいろんな場所に行くときもですね、私もSNSというか、スマホを利用してですね、自分が行きたい場所、店を入力することによって、築地なんかの場外市場を歩いている外国人観光客等々もほとんどの人がスマホを見ていますね。スマホを見て自分が行きたい店をこうやって探しているわけです。そして、行きたいところに、目的地にほとんど行っております。ですから、玉名市においてもですね、これからはもっともっとSNSといいますか、いろんなこういうメディアを利用して、情報発信をぜひ、してもらいたいと思います。  それと、最後に一つだけお伺いいたしますけれども、玉名に来られた観光客などの皆さまに感想や意見を聞くような、何か方策はとっておられないのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(永野忠弘君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) はい。横手議員の再質問にお答えをいたします。  本市に来られた観光客からの意見や感想を聞く手段につきましては、今年で27回目を迎えた高瀬裏川花しょうぶまつりでは、まつり期間中に観光案内所に御意見箱を設置してお越しいただいたお客様に御意見や御感想をいただいております。ほかにも本市へのメールで御意見、御指摘などもいただいております。また、SNSを利用している方も多いことから、玉名観光協会のツイッターやタマにゃんツイッターにおいてもコメントをいただいております。これは多種多様な御意見やメディアなどは大切なヒントとなることもございますので、真摯に受けとめ、できることから取り組んでというところでございます。  また、議員御提案のように、SNSなどを利用した情報発信につきましては、平成27年度より配信を開始した玉名市観光周遊アプリ「タマにゃんナビ」があり、現在までに2,000ダウンロードを超えております。この周遊アプリを活用すれば、GPSと連動しておりますので、本市の観光施設や宿泊、飲食店、物産館や史跡資料館などまで迷うことなく行くことができます。加えて、宿泊予約サイトである「るるぶトラベル」と提携しておりますので、玉名市内の宿泊施設への予約等も可能となっております。  さらに外国人観光向けには有料でございますが、スマホサイズの端末を使った観光音声ガイドを導入しており、端末は新玉名駅構内にあります一般社団法人玉名観光協会で貸し出しており、英語・中国語・韓国語に対したナビつきの観光音声ガイドサービスを行なっております。今後も、端末を利用し、さらなる情報発信に努めてまいります。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 横手良弘君。 ◆11番(横手良弘君) よかですか、最後の一言を。ありがとうございました。  今ですね、部長の答弁にもありましたようにですね、いろんなツール使って、いろんな意見を集めていますよということでございますので、ぜひですね、御批判もありましょうし、またお褒めの言葉もありましょうし、「こうしてほしい。ああしてほしい」というリクエストもいろんな御意見があるかと思います。そういったことを真摯に受けとめられてですね、できることから一つ一つ積み上げることによって、玉名市に1人でも多くの方が来てもらえるのかなというふうに思います。  それと、今、スマホを使って私も外国に行くときはスマホで同時通訳のアプリもありますので、そういうアプリ等々も利用してできます。  それと、位置情報に関しましても、今、日本の、昔はアメリカの衛星を使っていたということでございますが、日本の衛生を2つ上げられております。これが合計4つ上がることによって、ほぼほぼ日本の全部をカバーして、数センチの確立で自分の位置がはっきり分かるという位置情報もできるようでございますので、ぜひ、いろんなそういうツールを利用して、今後、もっともっと玉名市の発展のために情報発信をしていただきたいと思います。  これで私の今回の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、横手良弘君の質問は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午後 3時55分 休憩                             ───────────                             午後 4時12分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行ないます。  5番議員、城戸 淳君。   [5番 城戸 淳君 登壇] ◆5番(城戸淳君) はい。皆さま、お疲れさまでございます。5番、新生クラブの城戸淳です。よろしくお願いします。  また御出席の方、最後までおつき合いいただき本当に感謝申し上げます。また今回、今議会最後の一般質問となります。もうしばらくおつき合いのほどいただいて、よろしくお願いしたいと思います。  実はですね、最近、非常にいいことがありました。5月末に私の会社がですね、テレビタミンで放送されております。それは、ハクセキレイという鳥が実はいるんですね。その鳥が珍しい場所に巣をつくったんですね。どこかと言うと、車を洗う洗車機あるですね。そしてブローがあるですね。ブローをビューとかける、そのブローの上に平坦な所にそのハクセキレイという鳥が卵を6個産んだんですね。本来珍しいということで、たまたまKKTの方が来られてハクセキレイの子育て奮戦記というもとで放送されました。またですね、親鳥がちょうど洗車機を洗っている最中、近くに終わるとば待っとらすとですね、親鳥が。そして、洗車が終わったと同時に餌をひなに餌をやる光景が非常にすばらしいなと思って、感動を実は私1人しよったですけども。それがですね。   [中尾嘉男君 「あら、洗車機は動かんとかい。」と呼ぶ] ◆5番(城戸淳君) 動かんです。こう動くだけです。   [中尾嘉男君 「そして卵のでけた。」と呼ぶ] ◆5番(城戸淳君) はい。それがですね、テレビを見た方はいらっしゃると思いますけどですね。かなり私的にはいい宣伝になりました。ただ、これだけでは終わらんとですね。1週間後にもう巣立ちがありまして、それがですね、その後、全国放送の「EVERY」というので、また放送されたですね。それはすばらしいな思いながら、そしたらきのうたまたま議会が終わって、夜ちょっと帰ったらですね、テレビ局から電話があったとです。「城戸さんて、韓国でも放送が決まりましたて。」「はあ。」その後また最後に、「アメリカもだそうです。」ということで、韓国もアメリカもですね、この光景が放送されることになって、私自身は非常に驚いておって、ラッキーな出来事だと思っております。   [福嶋譲治君 「ユーチューブにあげれ。」と呼ぶ] ◆5番(城戸淳君) 一方、玉名市のラッキーと私は心のこの中で思っております。というのは、3月議会で質問しました「米作り、二千年にわたる大地の記憶」これが日本遺産に認定をされました。さらにはですね、やっぱり何回も質問されますけども、大河ドラマ金栗四三さんが大河ドラマに決定されたと。今、玉名に風が吹いてると思わんですか、皆さん。あのですね、ここでゴルフをされる方はわかると思いますけれども、フォローの風の吹きよっとですたいね。ただフォローの風はですね、低い玉じゃいかんとですよ。高い玉を打たんと遠くに飛ばされん。これはですね、私から言えばですね、議会も行政も高い意識を持って専門的にとらえて、観光の目玉として利用する最大のこれはチャンスです。これを逃すわけにはいかんと思った上で、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  2項目、質問をいたします。  まずはですね、最初に、金栗四三さんの2019年、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」決定についてです。これはですね、初日の北本議員の質問もありましたように、重なる部分もあります。本日は西川議員のほうから、西郷どんのほうもありましたけど、違う切り口で質問をしてみたいと思います。  まず1番目に、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の放送決定により、今後の本市の取り組みについて見解をお尋ねします。2番目に、大河ドラマによる地域活性化に向けた、推進体制はどうなのを質問させていただきます。3番目から5番目まではですね、質問席のほうで質問をしたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。
      [企画経営部長 瀬崎正治君 登壇] ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 城戸議員の大河ドラマの放送決定による今後の本市の取り組みについてにお答えします。  一般的には、大河ドラマを誘致するには、多くの年月と地元の熱意や盛り上がりが必要とされているそうです。しかしながら、今回決定の「いだてん」については、誘致のための活動を行なっていないため、まずは、推進体制等を整えてから着実に進めていく必要があると考えます。本市としましても、この機会をとらえ地域の活性化につなげていくよう全市全庁的な取り組みや気運の高まりが必要であるとともに、今、地域資源をどのように活用するかなどについて、全職員を対象にアイデアを募ったところです。今後は、提案があった30本のアイデアや市民の皆さま方のさまざまな御意見を参考にし、受け入れ体制の強化や地域の活性化策につながるような事業を進めてまいります。  次に、地域活性化に向けた推進体制の強化ですが、4月3日にNHKより金栗四三氏が、2019年NHK大河ドラマに選ばれたことが発表され、その後、直ちにNHK大河ドラマ「いだてん」に関して、全庁的に取り組むため連絡調整を担う企画経営課が主管課となり、観光物産を担うふるさとセールス課、金栗杯ハーフマラソンの所管課である生涯学習課、金栗四三展を既に開催している文化課の4課で、庁内会議を組織したところです。  また、4課の担当者に加え「いだてん」受け入れに興味を持つ職員を公募し、プロジェクトチームを立ち上げる予定です。このプロジェクトチームでは何ができるのか、何をどのように行なうのかなどについて全般的に協議していきます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◆5番(城戸淳君) はい。答弁いただきました。  まず、この大河ドラマということですね。大体、今までの大河ドラマがあった所を見てみますと、その舞台となった地域はですね、年間、300万人ぐらいは観光客を呼び込めているんですね。今のずっと大河ドラマをされたところ。これは歴史のやつがあるからですね、歴史は意外と外国人のほうが来るみたいでして、300万人は見込まれるというふうに言われております。  ただ、この「いだてん」はですね、もちろん金栗さんもですけど、田畑氏も放送があるわけです。40何話ある中で、恐らく20何話がこの金栗四三さんの放送だと思います。その中で聞くところによると、地元は2話ぐらいですね、幼少期を含めた。だから、なかなかその地元の2話の中で、玉名市のこの地域がどのくらい映っていくのか。恐らく、あとはセットものとか、箱根とかあの辺だろうと思うんですよね。そういう形で、なかなかぴんとこないというか、本当にこれが観光振興に結びつくのかなというのが、自分は実は歴史ものと違ってですね、あるところで、これはただやる気の問題だと私は思っております。そういう中で、今、部長が言われましたように、まずは職員から30本ほど募って、どういうアイデアがあるのかということを言われます。  あのですね、ちょっとここは民間のちょっと今もう既に決まってるやつをちょっと御紹介します。というのがですね、いち早く金栗さんの大河ドラマ決定により、いろんな計画もして、日にちも決まっている団体があります。それは、社団法人玉名青年会議所という団体でございます。これは私も含め、議員さんの中には現役のメンバー、OBの方もいらっしゃいますし、また、高嵜市長も青年会議所のOBであり、現役当時は高嵜市長はまちづくりに活躍をされておりました。その典型的なのが、今、行なわれている「花しょうぶまつり」ですね。これは玉名青年会議所がしかかって、今まで続いてきたまつりだと思っています。そういう玉名青年会議所が、今度、「いだてん」の中で仕掛けている事業がもうあるんです。というのは、今年、玉名青年会議所は60周年を迎えることになっております。その特別事業としてですね、金栗四三氏NHK大河ドラマ決定記念企画ということで「玉名みらいフェスタ2017マラソンツーリズム・新しい玉名へ」という企画で事業を実施される運びになっております。これはですね、9月24日に九州看護福祉大学一帯と蛇ヶ谷公園一帯で、玉名みらい振興チームとあと一つ玉名スパラン2017という形で実施をされるそうです。玉名青年会議所のメンバーは、1市4町ですかね今、のメンバーで構成をされておりますけど、この中で最終的にどこにつなげるかと。恐らく放送期間は、観光客は来るでしょう。問題は、放送は終わったあと、どういう方向に進むのかということも提案をされているみたいです。この中でするそうです。というのが玉名フルマラソン。これは恐らく職員の中でも出てますでしょう。玉名金栗さんのフルマラソンのよければ2020年に実施したいという思いがあるそうです。そういうやつと、マラソンのまち玉名として10年間の地域のまちづくりの活性化としていきたいと言われておりました。そういう中でですね、今、いろんな団体が先駆けてこれを計画して、和水町はちょっと先進んで話を進んでいるところですね。きょうの新聞に載っておりましたけど荒尾市までが議会の中で議員さんが質問して、あそこは駅伝でいうことで自分の荒尾市も巻き込んで駅伝をしてほしい、したいというような提案がございました。これはですね、先ほど部長が言われました市の職員が、今からプロジェクトチームをつくり上げるということですけど、やっぱりその中味にはですね、こういう民間の知恵のある団体の例えば人を入れて、私はプロジェクトチームをつくっていただきたいと。というのがですね、今まで、なかなかプロジェクトチームと言って、例えば庁舎跡のやつはどうするのかとか、市民会館の場所はどこにするのかとか、なかなか庁内でいろいろ検討されて出されると。民間をあくまでも巻き込んでしないと、本当の活性化が生まれてこないと私は思います。  そのプロジェクトチームをつくるに当たってですね、民間人を入れるのはどう考えているのかちょっと再質問をしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 私もですね、城戸議員の考えと全く同感です。  プロジェクトチームはですね、まず第1段階、例えば、今おっしゃっている、どういう方々を巻き込んでいくか、そういうところをまず第1段階として決定すると。その上で、対象者との連携あるいは民間の方々も既に意欲がある方はたくさん話はきておりますので、どういう、そういう団体や個人を巻き込むのか。そこをその次の段階として考えていくと、そういう手でございます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 今が、2017年大河ドラマ、浜松市の「おんな城主・直虎」ですかね、今あっているのは。これは浜松市ですけど。ここの地域はですね、すぐに地域活性化推進協議会を立ち上げられて、例えば、商工会議所だとかいろんな地域の代表だとか、そこは連携して、ちょっと広く広域で協議会を立ち上げられておりますけど、そこは観光プロモーション課というところだったです。ちょっと電話でお聞きしたんですけど、なかなかこれのとっかかりがスムーズにいかなかったということで、苦労されております。恐らくそのプロジェクトチームのあとはですね、もうすぐに地域連携ですね、それで地域活性化の協議会とか、そういうのはどう考えてらっしゃいますかをちょっと質問してよろしいでしょうか。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 今の御質問は広域の協議会ということでよろしいですか。   [城戸 淳君 「あとでもいいですけど、どっちでもいいです。」と呼ぶ] ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 今の御質問にお答えいたします。  金栗四三氏をPRし、地域の活性化につなげるため、玉名市と金栗氏の生誕地である和水町。走って通学した小学校のある南関町の1市2町に加え、地域振興局が一体となり連携して取り組むことで、スケールメリットを最大限に生かしていくことが重要であると認識しております。そのため、観光や経済、文化関係の民間団体の方々にも広く呼びかけをし、協議会の早期の設立を目指してまいります。  これまでの動きとしましては、内部的な調整のため、1市2町それから地域振興局による担当者会議を2回開催し、それぞれの足並みを合わせるための協議を進めております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◆5番(城戸淳君) はい。実は5番目に、近隣市町村の連携はということであるんですけど、ちょっとここは、ちょうど協議会のことを言いたいのかなと思いまして、ちょっと質問しました。  そういうことで、とにかく私が思うのは、職員だけに任せなくて我々議員も、もちろん市民の団体も一緒に巻き込んでしていく。そのためにはまずはやっぱり先ほど言われた4課が連携をして、まずは情報収集、そしてどういう方向に進めていくのかということについて、ちゃんと方向を見据えた上でプロジェクトなり協議会をぜひ立ち上げて、もう来年が放送ですので、早急にですね、そこはしていただきたいと思います。  それでは次の3番目に、そういう中で、ちょっと私が具体的に思っているのが、今、小田の地域のところに金栗さんの住まいがあるじゃないですか。そこと、それからちょっと離れたところにお墓もありますよね。あの辺も今訪れている方もいらっしゃるわけですね、結構。そういう中で、例えば、あのところでですね、観光地というか少しあの場所がですね、ちょっとなかなかあの辺をどうするのかは別としてすね、ある程度の整備をするというのが、市である程度はあの辺を整備していただくということで、観光地の拠点というか、やはり金栗さんを神様のように思っている陸上関係者はかなりいらっしゃいますし、こういう歴史というか、昔のことを考えれば、ストーリーをつくれば、本当にインバウンドというか外国人も興味を持って来るはずなんですよね。ただ、来るのはいいんだけど、あの辺を整備をしていかないと、なかなかバスはとまらないし、ある程度は整備されておりますけどね。  その辺を、ちょっとどう地域の観光地としてできないかとどうかを、ちょっと見解をお尋ねしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 小田地区の住まいとお墓の観光地としての活用はという御質問にお答えします。  議員御指摘の小田地区のお住まいとお墓につきましては、今回、ドラマの放映を機に観光スポットとして多くの観光客が訪れるものと思います。そのため、金栗氏の地元小田小学校区からも請願が出されておりますが、アクセス道路やサイン等の整備については、当然考えていかなければならないものと認識しております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◆5番(城戸淳君) はい、それでは、ぜひ整備をしていただくことを期待をしております。  それでは4番目の広報宣伝活動はどういうふうに考えているのかをですね。  例えば、今、浜松市のほうはですね、「おんな城主・直虎」のほうは冊子をつくったりいろんなことをですね、もうPR活動をされております。その辺は、PR活動が例えば、私が思うにはキャラバン隊をつくるとかですね。これはふるさとセールス課にいろんな人材がいますので、そういうのでキャラバン隊をつくるのも一つの手かなと思いますけど、そういうのはいかがでしょうか。 ○議長(永野忠弘君) 企画経営部長 瀬崎正治君。 ◎企画経営部長(瀬崎正治君) 広報PRにつきましては、既にですね、実は見開き4ページにわたる金栗氏のパンフレットつくっておりまして、5月11日、12日の両日、玉名市で開催されました第120回九州市長会総会で配付をしております。それ以外にもですね、市のホームページや広報紙を使いましてPRを行なっております。  今後は、職員一丸となって取り組めるような名刺の台紙であったり、Tシャツ、あるいはポロシャツ、そういうこともございますし、当然今議員おっしゃったキャラバン隊、いろんな方法があると思いますので、そういうことも含めて今から先、検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◆5番(城戸淳君) はい、非常に私も期待をしておりますので、ぜひですね、一緒になって頑張っていきたいと思います。  最後に、5番の和水町を初めとする近隣市町村の連携ということは先ほどそういう協議会を立ち上げてということで言われますけど、やはり中心は玉名市が音頭をとっていただいて、例えばですね、協議会を立ち上げる前に首長みずから、「こういうことでとにかく観光客をこの城北地域に呼び込みましょう。」という形でですね、ぜひいろんな南関町とか長洲町、荒尾市その辺の首長さんにお願いして一緒にやっていけるなら、非常にいいのかなと思います。その辺をぜひお願いしたいと思います。  大河ドラマもなかなかその、これが先ほど言いましたように、2話が幼少期のころということで、非常に難しい部分も私はあると思います。実はですね。歴史ものと違って、ずっとそこを撮影するわけでありませんので、ただ名誉市民の金栗さんということでやはり私たちは、名誉市民の金栗さんをやっぱり知っている方はもちろん知っていますけど、この機にですね、やっぱり全世界に発信するような玉名市を目指してほしいなと思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。   [5番 城戸 淳君 登壇] ◆5番(城戸淳君) それでは次に、2項目の学校施設について質問をいたします。  1番目に、学校施設トイレ洋式化についてです。昨年の地震ではですね、学校は避難場所になり大勢の人が避難をされております。それに伴い、トイレが重要な役割を示しておりますし、高齢者や子どもさんとかには和式より洋式のほうが家庭には普及してなかなか使い勝手が悪いということで、和式のほうが高齢者には足の負担もありますし、そこで洋式化に向けた、玉名市小中学校ですね、洋式化率はどのくらいなのか。よければ県内の今、玉名市はどのぐらいの洋式化率なのかをお伺いします。  それと2番目にですね、学校施設のAEDですね、自動体外式除細動器の設置。この場所の状況はということで、なぜこれを質問するかというと、例えば、この夏暑い時期、20、30度近くになると体育館あたりでよく土曜休みのときに、学校が休みのときに体育館あたりで借りて練習されると。体育館にAEDがあればいいんですけど、なかなか学校の中にあって鍵がかかって開けられなくて、いざとなったときにわからないと。そういうときにですね、今、設置場所はどがんなっとっとかなというのをちょっとお聞きしたいと思います。  それと3番目に、学校施設の遊具についてということで、今までいろいろ学校内には遊具がありますけど、小学校に特にですね。その中で点検あたりはどのようにされているのかと。それと過去この遊具に伴う事故は、事例はあるのかをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。   [教育部長 戸嵜孝司君 登壇] ◎教育部長(戸嵜孝司君) 城戸議員の学校施設のトイレの洋式化についてということで、御質問にお答えいたします。  現在、玉名市内の小中学校の洋式トイレの割合は31.9%でございます。県平均40.4%に比べ低い数字となっておりますが、新築、改修、特に玉陵小中学校並びに玉名町小学校で、竣工すればですね、割合は41.1%となり、県の平均を上回ることとなります。  学校施設は、避難場所としての役割も担っておりますので、高齢者の方が和式トイレの利用を不便に感じられていることや、加えて、和式トイレでの利用経験の少ない低学年の児童に戸惑いがあることも認識しております。このような状況を踏まえ、新築、改修等を行なう際には、そのほとんどを洋式化することということでございます。  それから、AEDについて。学校施設のAEDの設置状況についてですが、現在AEDについては、玉名市立の全小中学校に1台もしくは2台が配置されております。合計で34台が設置されております。配置箇所といたしましては、職員室、保健室、体育館玄関等で使用可能性の高いところ、あるいは緊急対応の際に、便利な場所など学校の実情に応じて配置しているところでございます。なお、実際の使用につきましては、平成22年度に小学校で1件の使用事例が発生しておりますが、それ以降は現在も使用事例は発生しておりません。この22年の小学校での1件は、子どもさんが発作を起こさらて一旦はAEDを張りつけましたけれども、AEDの使用はしなくてよかったというような状況でございました。  学校施設の遊具についてお答えいたします。  学校施設の遊具の状況につきましては、小学校では鉄筋やうんてい、登り棒を初め、ブランコ、滑り台等の遊具が15種類、全部で15種類、168基を設置しております。また、中学では3種類9基を設置しております。その多くは鉄棒でございます。中学校の場合は鉄棒でございます。これらの管理につきましては、各学校で安全教育に係る全体計画に基づく安全点検が毎月実施されております。安全確保を図る上で、校内で改善処置を講ずることもできず支障がある場合は、教育委員会のほうへ連絡があり、適宜改修、修理等を行なっているところでございます。  また、事故防止のために遊具の使い方などについては、安全学習並びに安全指導の観点から、各学校で行なわれているところでございます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◆5番(城戸淳君) はい、ありがとうございました。  学校施設のトイレの洋式化については、先ほど言われましたように、玉陵小学校、玉名町小学校があれで41.1%まで率が上がるということで、これは本当に地震災害の地震のときにやっぱり1番不備がないようにですね、今の家庭はほとんど洋式になっていますので、高齢者や障害者、子ども、不備がですね、避難生活、もしなったときにですね、強いられないためには整備をもう少し高めていただいて、推進していただきたいと思います。  AEDについては1点質問ですけど、今、いろんな団体で消防署が講習をされているですね。小学校内ではそういうAEDについての講習とかはどのようにされているのか、ちょっと聞きしたいと思います。 ○議長(永野忠弘君) 教育長 池田誠一君。 ◎教育長(池田誠一君) はい、小学校における安全点検についてですね。AED講習ですね。  はい、学校のPTAとか、あるいは職員とかの講習等につきましては、適宜やっているというふうにとらえておりますが、確認はしておりませんけど、年間計画の中に必ず入れてありますので、やっているものというふうにとらえております。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◆5番(城戸淳君) はい、講習も私も何遍も受けていますけど、なかなか、受けたら受けたでためになるけんですね、恐らくPTAとかでされているのは知っていましたけれども、なかなかPTAでも、来られない方もいらっしゃいますもんですね、その辺はいいと思いますので、ぜひ、それもあって使い方がわからないじゃ困るけんですね、そういうお願いしたいと思います。  それと3番目の遊具に関してはですね、これ、玉陵小学校は今度合併するわけですね、小学校の玉陵の6校の跡ですね、跡。跡は、そのまま遊具も残っていますよね。その遊具も残っている中で、恐らく学校があるときは、学校で恐らく学校で点検になっていると思います。そういう空きになったときにその遊具の点検とかはどういうふうにされる計画なんですかね。 ○議長(永野忠弘君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 城戸議員の再質問にお答えいたします。  学校づくり委員会がございまして、そちらのほうで跡地の利用について検討していただいております。またその跡地についての利用が確定しておりません。遊具について、遊具等の施設についても非常にきのうも急にですね、一般財産となりますよっていう回答してしまって、担当のほうがびっくりしとったということなんですけども、現実、その学校が新しくできた場合はそちらのほうを学校と指定しますので、学校であったものはもう廃止ということになりますので、内部での話でどういうふうになるかというのは、ちょっとわかりません。そういう一時期は教育委員会でみるのか、その時点で一般の行政財産としてとらえるのかというのは、ちょっとまだ詳しいところまで話はあっておりません。ただ跡地利用については、地元の方でも考えられておりますので、その辺は内部も協力しながらですね、対応していきたいと思いますので、その分についても今後検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 城戸 淳君。 ◆5番(城戸淳君) はい、ありがとうございました。  跡地にそういうのがまだ残っている以上は、近くの子どもさんたちが遊んだりする可能性もありますので、安全性はやっぱり学校がなくなってもですね、そこはある以上は、行政のほうでやっぱり管理していくのが、だと思います。跡地利用が決まったらなくすところもありますでしょうし、そういうのはですね、ぜひ、安全を第一に考えていただきたいと思います。  以上、金栗さん、学校施設と質問してきましたけど、最後に、この玉名市、私も今6月議会最後の一般質問となりましたけれども、玉名市の将来を考えた上で、ちょっと一言だけ、ちょっと言っておきたいところがあります。それは、先ほども言いましたように、玉名市の未来を考えたときですね、1番今問題があるのは、恐らく、人口減少とか定住化だと思うんですよ。人が来ないと、なかなかその税収もふえないし、そのためにはどうするのがいいかと、やはり私のイメージはもう観光振興を切り口にして、やっぱり、まさしく交流人口をふやしていくしかなかっじゃなかかなと思うんですよ。きっと交流がふえることによって人が住むし、例えば、人口もふえていくのかなと。交流をふやすためには何をすればいいのかという観点からいくと、恐らく今回の金栗さんにしてもですよ、新玉名駅周辺も交流人口をふやすための一番の財産でもありますし、そういう意味では玉名市は本当に素材がすぐれて、多くの素材がありますよね。この素材を利用して交流人口をふやすと。私はこれが1番の緊近の課題だと思います。いろんなこともちろんありますけど、箱物の整備、道路の整備、人が来てもらうためには何があるかというと、やっぱりあそこに行きたいということになれば、非常に、そこは努力が必要だということですね。市の努力が必要だということで、ぜひこの辺は、行政でも単独でも無理ですし、我々議員でも無理ですし、やはり市民を巻き込んだ形でアイデアをいろんなところから引っ張ってですね、活性化をぜひ、前から言っていますけれども、オール玉名にしていただきたいなと思っております。  残り4カ月近くに我々もなりまして、いろんな意味で私たち、前回新人で出た8名の方も今回2期目でまた新人の方も出られます。そういう意味ではですね、新たに市議選の洗礼を受けることになるわけです。そういう中で、同日に市長選挙もあるということで、本当に今混沌としているのを市民も見てらっしゃると思います。きょうの朝の西川議員の質問に市長はああいう形で答えられましたけど、もともと先ほどもまちづくりの根底は、玉名青年会議所がしたということを言いましたけど、実は今予定をされている市長候補ですね、すべてが玉名青年会議所出身でございます。そういう意味からすればですね、本当に皆さん立派な方でございますし、いろんな考えも持っていらっしゃいます。そういう中で、3人になるんでしょうか、4人になるんでしょうかということで、恐らく西川議員が先ほど聞かれたと思いますけれども、私のイメージはですね、高嵜市長は後継をつくられたということを、ちらっと、いろんなところで言われておりますので、本当にまだわからないのか、その辺は聞きはせんけど、私はですね、いろんなある県議の中でも言われておりますので、もう市民の方はそういう認識があります。ぜひですね、高嵜市長も私は旧玉名市のときは応援をしておりました。本当に、先輩として尊敬もしておりました。そういう中で、玉名市を考えていけばですね、ぜひ、今度の新たな市長には今のところ3人ということですので、だれがなろうと玉名市をいい方向に進めていただくことを祈念して、一般質問を終わりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 以上で城戸淳君の質問は終わりました。  これをもちまして、一般質問は全部終了いたしました。  議事の都合により、休憩いたします。                             午後 4時53分 休憩                             ───────────                             午後 5時46分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  申し上げます。  市長から、本日付で追加議案2件が提出されました。  よって、この際、これを直ちに議題といたしたく、日程の追加と日程の順序の変更についてお諮りいたしたいと思います。  日程第2 市長提出追加議案上程   議第60号 公立玉名中央病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の全部変更について   議第61号 工事請負契約の変更について  日程第3 提案理由の説明  以上、日程表のとおり日程に追加し、日程の順序を変更したいと思います。  これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 異議なしと認めます。
     よって、日程表のとおり日程に追加し、日程の順序を変更することに決定いたしました。        ************************* △日程第2 市長提出追加議案上程 ○議長(永野忠弘君) 日程第2、「市長提出追加議案上程」を行ないます。  これより、市長提出の追加議案を上程いたします。  議第60号公立玉名中央病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の全部変更について、及び議第61号工事請負契約の変更についての議案2件を一括議題といたします。  お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。        ************************* △日程第3 提案理由の説明 ○議長(永野忠弘君) 日程第3、「提案理由の説明」を行ないます。  ただいまの各議案について、提案理由の説明を求めます。  副市長 斉藤 誠君。   [副市長 斉藤 誠君 登壇] ◎副市長(斉藤誠君) 追加提案いたしました議第60号及び議第61号の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  追加議案書の1ページをお願いいたします。  議第60号公立玉名中央病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の全部変更についてでございますが、これは一部事務組合の共同処理する事務を変更し、規約を変更しようとするときは、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を経る必要がありますので、提案するものでございます。  変更の内容といたしましては、現在一部事務組合である公立玉名中央病院企業団において、共同処理しております事務のうち、平成29年10月に設立を予定しております地方独立行政法人熊本県北病院機構に病院事業を移行することに伴いまして、公立玉名中央病院企業団の共同処理する事務を変更しますとともに、規約の名称を地方独立行政法人熊本県北病院機構設立組合規約に改め、契約の全部を変更するものでございます。  なお、附則といたしまして、この規約は、地方独立行政法人熊本県北病院機構の成立の日から施行するものでございます。  4ページをお願いいたします。  議第61号工事請負契約の変更についてでございますが、これは平成29年3月27日議決の工事請負契約の締結についての一部を変更するものでございます。  変更の理由といたしましては、大正開漁港新港部分しゅんせつ工事において、設計当初に見込んでおりました土砂の量が、その後の堆積により増加したこと及び土砂の排出先が変更されたことに伴い、当初契約金額1億7,820万円に対しまして、1,791万42円の増額となりますことから、議決事件の変更を行なうものでございます。  なお、増額につきましては現在、契約の相手方であります株式会社土本建設と変更の仮契約を締結しており、本議会で御承認をいただきました後、本契約の締結とするものでございます。  以上、追加議案について提案理由の御説明を申し上げましたが、詳細につきましては所管の委員会で御説明申し上げますので、御審議の上、原案どおり御承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(永野忠弘君) 以上で提案理由の説明は終わりました。        ************************* △日程第4 議案及び請願・陳情の委員会付託 ○議長(永野忠弘君) 日程第4、「議案及び請願陳情の委員会付託」を行ないます。  議第38号専決処分事項の承認について、専決第3号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第12号)から議第61号工事請負契約の変更についてまでの市長提出議案24件、請第3号金栗四三先生の業績をたたえ、玉名市及び小田校区を全国にアピールすることを求める請願及び請第4号熊本地震被災者の住宅再建支援の拡充を求める意見の提出に関する請願の請願2件、陳第6号石貫地区の松本橋の存続と早急な修復を求める陳情の陳情1件、以上の事件を一括議題といたします。  まず先に、ただいま議題となっております事件のうち、議第55号人権擁護委員候補者の推薦についてから、議第59号人権擁護委員候補者の推薦についてまでの人事案件5件の委員会付託を省略することについてお諮りいたします。  議第55号から議第59号までの人事案件5件については、議事の都合により、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 異議なしと認めます。  よって、議第55号から議第59号までの人事案件5件については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  議第55号から59号までの人事案件5件の委員会付託を省略いたします。  議第55号から議第59号までの人事案件5件については、6月30日の閉会日にその審議譲り、会議にて直接審議することにいたします。  それでは、ただいま委員会付託を省略いたしました事件を除き、議題となっております事件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願、陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 議案及び請願・陳情付託表 ┌─────┐ │総務委員会│ └─────┘  議第38号 専決処分事項の承認について   専決第3号        平成28年度玉名市一般会計補正予算(第12号)        (総則・第1表歳入歳出予算補正 歳入の部・第3表地方債補正)  議第39号 専決処分事項の承認について   専決第4号        玉名市税条例の一部を改正する条例の制定について  議第40号 専決処分事項の承認について   専決第5号        玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  議第42号 平成29年度玉名市一般会計補正予算(第2号)        (総則・第1表歳入歳出予算 歳入の部・第1表歳入歳出予算 歳出の部、①議会費、②総務費、③民生費1項社会福祉費中7目隣保館費8目人権推進費9目男女共生推進費、④衛生費〔1項保健衛生費を除く〕、⑨消防費・第2表債務負担行為補正・第3表地方債補正)  議第52号 工事請負契約の締結について  議第53号 工事請負契約の締結について  議第54号 財産の取得について  議第60号 公立玉名中央病院企業団の共同処理する事務の変更及び規約の全部変更について  議第61号 工事請負契約の変更について  請第 3号 金栗四三先生の業績をたたえ、玉名市及び小田校区を全国にアピールすることを求める請願 ┌───────┐ │建設経済委員会│ └───────┘  議第38号 専決処分事項の承認について   専決第3号        平成28年度玉名市一般会計補正予算(第12号)        (第1表歳入歳出予算補正 歳出の部、⑥農林水産業費・第2表繰越明許費補正 変更、⑥農林水産業費)  議第42号 平成29年度玉名市一般会計補正予算(第2号)        (第1表歳入歳出予算補正 歳出の部、④衛生費1項保健衛生費中9目浄化槽設置整備費、⑥農林水産業費、⑦商工費、⑧土木費)  議第45号 平成29年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)  議第46号 平成29年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)  議第47号 平成29年度玉名市水道事業会計補正予算(第1号)  議第48号 平成29年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第1号)  議第49号 平成29年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議第51号 市道路線の認定について  陳第 6号 石貫地区の松本橋の存続と早急な修復を求める陳情 ┌───────┐ │文教厚生委員会│ └───────┘  議第38号 専決処分事項の承認について   専決第3号        平成28年度玉名市一般会計補正予算(第12号)        (第1表歳入歳出予算補正 歳出の部、③民生費・第2表繰越明許費補正 変更、③民生費)  議第41号 専決処分事項の承認について   専決第6号        玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  議第42号 平成29年度玉名市一般会計補正予算(第2号)        (第1表歳入歳出予算補正 歳出の部、③民生費〔1項社会福祉費中7目隣保館費8目人権推進費9目男女共生推進費を除く〕、④衛生費1項保健衛生費中1目保健衛生総務費、⑩教育費)  議第43号 平成29年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第44号 平成29年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第50号 玉名市教育センター条例の一部を改正する条例の制定について  請第 4号 熊本地震被災者の住宅再建支援の拡充を求める意見書の提出に関する請願 ○議長(永野忠弘君) 各委員会におかれましては、会期日程に従い、審査をお願いいたします。  以上で、本日の日程は終了しました。  明22日から29日までは委員会審査のため休会とし、30日は定刻より会議を開き各委員長の報告を求めることにいたします。  本日はこれにて散会いたします。                             午後 5時55分 散会...