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  1. 熊本市議会 2018-09-25
    平成30年 9月25日議員定数等のあり方検討会−09月25日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年 9月25日議員定数等あり方検討会−09月25日-01号平成30年 9月25日議員定数等あり方検討会             議員定数等あり方検討会会議録 開催年月日   平成30年9月25日(火) 開催場所    特別委員会室 出席委員    10名         津 田 征士郎 会長     田 尻 将 博 副会長         光 永 邦 保 委員     高 本 一 臣 委員         小佐井 賀瑞宜 委員     西 岡 誠 也 委員         園 川 良 二 委員     上 野 美恵子 委員         藤 山 英 美 委員     鈴 木   弘 委員 議題・協議事項   (1)議員定数及び各選挙選出議員定数あり方に関する協議又は調整                              午前11時55分 開会 ○津田征士郎 会長  ただいまから議員定数等あり方検討会を開会いたします。  当検討会において、前回まで関係法令指定都市状況確認の上、論議をしてまいりました。各会派においても十分に論議を重ねていただいたと思いますので、本日は、各会派での協議結果について御発言をいただきたいと思います。 ◆小佐井賀瑞宜 委員  我が党の方としては、前回光永委員の方からの御報告のとおりでございまして、その再確認をまた改めてさせていただきまして、変わりなしということでございます。来年の選挙に当たっては、現行でいくということでございました。意見としては前回どおりでございます。
    西岡誠也 委員  前回申し上げましたとおり、国勢調査以降、地震もあって、特殊な事情があるということで、まだそれが流動的であるということから、前回選挙の基準、現行人数でやっていったらどうかと。ただ、将来に向けては、次の国勢調査等もありますから、その時点でまた検討したらどうかということでございます。 ◆鈴木弘 委員  前回報告させていただいた内容で会派としても検討いたしまして、議員定数区ごと定数については現状ということで。理由については前回もいろいろお話しさせていただいたので、同じ理由ということで決しましたので、御報告いたします。 ◆上野美恵子 委員  前回意見を述べておりましたけれども、基本では直近の国勢調査というのがあるかと思いますけれども、その後に熊本地震の発生があって、今の状況というのはなかなか人口が定まらない状況にもあって、前回国勢調査のデータというのは今の実態と合わない点がありますので、今回は暫定的に前回同様の定数でいって、もう少し状況が落ち着いた時点で今後のあり方検討していくのが妥当であろうと考えておりますので、日本共産党としては現行どおりでいくということで提案したいと思っております。 ◆藤山英美 委員  前回検討会でも申し上げましたとおり、北区の無投票というのが前回話題になりました。今回どうかということで注目しておりますけれども、今回は立候補者数がふえたというような話も聞いておりますので、無投票状態が続くようであれば問題ありと思っておりましたけれども、今の情勢ではちゃんとした選挙ができるのではないかと思いますし、また統一地方選挙まで半年余りですので、なかなか変更するのは厳しいかなという思いでございます。 ○津田征士郎 会長  このほか御意見ございませんか。 ◆高本一臣 委員  あくまでも一委員として申し上げさせていただきたいと思います。  この検討会が立ち上がったときに、具体的な議論ができると思って非常に期待しておりました。各議員皆さんも、今さえよければいい、自分さえよければいいではなく、将来の熊本市を考えて日ごろ活動を皆さんされていると思います。私は今回、一般質問させていただきましたけれども、本市人口減少が始まり、その中において少子高齢化問題、それからまだまだ道半ばの熊本地震からの復旧・復興、また昨年度の決算等状況を見ても、本市財政状況は極めて厳しく、決して楽観視できないと判断しております。その中において、平成27年時点での選挙人口の部分は差し置いて、議員定数削減というのは、さまざまな多くの課題を持つ熊本市としては、私は避けて通れないというふうに改めて認識しました。  そのような観点から、この検討会で各委員皆さんからもそういう意見が出ることを期待していましたが、残念ながら、今回の検討会では現状維持の声が多く、削減の実現は不可能だと判断させていただきました。3,000億円を超える本市一般会計予算からすれば、数名の議員定数削減を実現しても、その額はわずかなのかもしれませんが、私は、このような状況を鑑みると、みずからが身を削って取り組むその姿勢に意義があると思います。来春改選後はまた検討会が設置されると思いますが、具体的な削減数を決めるなど、市民皆さんが納得、そして歓迎されるような結論を出せるような検討会になることを大いに期待して、私の意見とします。 ◆上野美恵子 委員  ただいま高本委員の方から議員定数削減の問題について御意見がございましたけれども、私は、今の熊本市議会議員定数というのは、3町の平成合併の中で、周辺町を合併して政令市になって、その時点周辺町の議員人数そのものは全て削減されて、今の熊本市議会定数になっております。そういうのを考えたときに、ただただ人数を減らすということだけではなくて、地域住民の意向が議員の声を通して議会に反映されるというのが議会としての一番大切な役目であろうというふうに考えます。そういうときに議員定数削減という話題につきましては、次期課題になろうかとは思いますけれども、住民皆さん意見がどうしたら議会に適切に反映されていくのかということを十分に慎重に検討して取り組んでいくべき課題であろうということを意見として申し上げておきます。 ◆高本一臣 委員  今、上野委員もおっしゃったことは、確かにそれはそのとおりなんですけれども、平成の大合併以降、各市町村は多くの議員定数を持って、その中でかなり減らされております。そういったことも考えながら、あるいは将来のことも考えて私たちはやるべきであって、定数が減らされるから市民意見が反映されないというのは私は違うと思います。定数が減られた中でも、各議員がその姿勢を持てば、その辺のところは解決できると思います。これはあくまでも私の意見です。 ○津田征士郎 会長  おおむね意見は出尽くしたと思いますので、これより最終的な確認をさせていただきます。  まず、各区選出議員数を算出する人口については、平成24年の県知事告示人口を適用するということでよろしいでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○津田征士郎 会長  次に、議員定数及び各区選出議員数については、現行どおりとするとの御意見が多数だったと思いますが、そのように決定してよろしいでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○津田征士郎 会長  御異議なしと認めます。  それでは、当検討会での検討結果については、各派の御意見を付して、本職より議会運営委員会に報告することといたします。  最後に、本職より一言申し上げます。  今般の決定は、現時点で最善の選択と考えておりますが、本格的な人口減少社会が到来する中、本市議会においても、議員定数あり方については任期ごと論議されていくべきと考えております。つきましては、次期議員任期中に実施されます国勢調査の結果を踏まえ、各会派におかれましても再度論議がなされますようお願いをいたしておきます。  当検討会におきましては、各委員の御協力を得まして所期の目的を達成しましたことに、会長として改めてお礼を申し上げます。  以上をもって、本検討会における協議は全て終了いたしました。  これをもちまして議員定数等あり方検討会を閉会いたします。                              午後 0時05分 閉会 出席説明員  〔総 務 局〕    局長       中 村 英 文  〔財 政 局〕    局長       田 中 陽 礼  〔選挙管理委員会〕    事務局長     金 森 光 昭    副事務局長    中 原 宜 彦  〔議会事務局〕    事務局長     田 上 美智子    事務局次長    大 島 直 也    総務課長     本 田 昌 浩    議事課長     本 田 正 文    調査課長     中 川 和 徳...