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  1. 長洲町議会 2019-09-09
    令和元年第3回定例会(第1号) 本文 2019-09-09


    取得元: 長洲町議会公式サイト
    最終取得日: 2019-11-26
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                開会(午前10時00分) ◯徳永範昭議長 おはようございます。  ただいまから、令和元年第3回長洲町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名について 2 ◯徳永範昭議長 日程第1、会議録署名議員の指名についてを行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において2番、中川雅明議員及び10番、濱村芳光議員を指名します。 ─────────────────────────────────────────── 日程第2 会期の決定について 3 ◯徳永範昭議長 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  会期の決定についてお諮りします。  本定例会の会期は、本日から9月17日までの9日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (異議なしの声あり) 4 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、会期は、本日から9月17日までの9日間と決定しました。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  有明新報社高本編集部次長、熊本日日新聞社樋口支局長から写真撮影の申し出がありましたので、許可しています。 ─────────────────────────────────────────── 日程第3 諸報告について 5 ◯徳永範昭議長 日程第3、諸報告についてを行います。
     議長報告をいたします。  本定例会に出席する説明員の職及び氏名は、お手元に配付のとおりです。  また、本日までの議長の行動は、お手元に配付のとおりです。  次に、閉会中に受理した請願、陳情等はありませんでした。  次に、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査の結果報告書は、お手元に配付いたしました写しのとおり、提出されています。  次に、議員からの報告がありましたら、登壇の上、御報告願います。                 (磯野 博議員登壇) 6 ◯磯野 博議員 皆様おはようございます。  総務保健福祉常任委員会所管事務調査報告書でございます。  総務保健福祉常任委員会委員長、磯野博。  私たち総務保健福祉常任委員会は所管事務調査事件であります交通安全及び防災対策等について調査を実施しましたので、長洲町議会会議規則第76条の規定に基づき報告いたします。  現在、我が町では厳しい財政状況の中、住民の要望に応えるべく、交通安全施設整備に取り組まれていることは大変評価できることであります。  しかしながら、滋賀県大津市での保育園児交通事故などを筆頭に、全国各地で痛ましい事故が発生しており、住民の安心・安全を守る行政としてさらなる対策が求められているのではないでしょうか。  本委員会でも各委員から交差点等を含めた危険箇所を早急に調査して安全ポールなどを設置すべきや町道長洲駅・海岸線から国道501号線へ右折の矢印信号がないのは危険であり、早急に改善すべき等の意見がございました。  本委員会としましては、危険性を除去し、住民が今まで以上に安心・安全に暮らせるように速やかに対応すべきと意見が一致しました。このことから町執行部においては、再度、確認・点検を実施し、危険と認識された箇所につきましては、迅速に対応を講じられるよう求めます。  以上でございます。 7 ◯徳永範昭議長 ほかにありませんか。                  (なしの声あり) 8 ◯徳永範昭議長 報告なしと認めます。  これで、諸報告を終わります。 ─────────────────────────────────────────── 招集権者の発言 9 ◯徳永範昭議長 ここで、招集権者の発言を許します。 10 ◯町 長(中逸博光君) 皆様、おはようございます。  本日は、令和元年第3回長洲町議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様におかれましては御多用の中、御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。また、議員の皆様の御健勝を心からお喜び申し上げますとともに、平素よりの御精励に対し深く敬意を表します。  さて、8月30日に行いました九州厚生局主催の九州沖縄地域包括ケア推進フォーラムにて、長洲町が地域包括ケア介護予防日常生活支援総合事業の部において部門賞をいただきました。この賞は平成20年より長洲町が取り組んでまいりました町内32カ所ある介護予防拠点を活用した介護予防事業や口腔ケア講座などの保健事業を一体とした事業を推進してきたことで、介護認定率の低下につながったことが注目され、評価されたものであります。  これも行政の力のみではなく、現在、元気あっぷリーダーを初めとする町民の皆様がみずから進んで介護予防事業に取り組んでいただいておりますたまものであり、これからも皆様とともに福祉のまち長洲町をつくり上げてまいりたいと考えておりますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。  また、10月より消費税率が10%へと改正されます。これを受けまして本町におきましても、住民税非課税の方及び平成28年4月2日から令和元年9月30日までに生まれたお子様がおられる子育て世代に対し、国の補助によるプレミアム付商品券事業を実施し、町の消費意欲が落ち込むことのないよう、商工業の振興と地域活性化を促してまいりたいと考えております。  本定例会につきましては、既に配付してあります議案書にありますように、令和元年度長洲町一般会計補正予算の専決処分の承認を求めることについての案件が2件、長洲町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定についての案件が1件、長洲町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についての案件が1件、長洲町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての案件が1件あります。  また、平成30年度の決算認定に関する案件が6件、平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についての報告が1件、長洲町一般会計補正予算のほか特別会計の補正予算など、令和元年度の補正予算に関する案件が3件、教育委員会委員の任命についての同意案件が1件の以上、合わせまして16件の御審議をお願いするものであります。  議案の詳細につきましては、それぞれの担当課長より説明いたしますので、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げ、招集権者の挨拶とさせていただきます。 ─────────────────────────────────────────── 日程第4 請願第1号 家庭教育支援法の制定を求める意見書提出に関する請願について(建設            経済文教常任委員長報告) 11 ◯徳永範昭議長 日程第4、請願第1号 家庭教育支援法の制定を求める意見書提出に関する請願についてを議題とします。  本件について委員長の報告を求めます。 12 ◯浦邊朝章議員 おはようございます。それでは、建設経済文教常任委員長報告をいたします。  平成31年第1回定例会において、会議規則第91条の規定により、議長から付託されました請願第1号 家庭教育支援法の制定を求める意見書提出に関する請願についての審査及び審査結果について御報告をいたします。  この請願の趣旨は、家庭をめぐるさまざまな社会的な変化によって、家庭教育力の低下が強く指摘されている今日において、社会から孤立した若い子育て世代への行政によるより積極的な家庭教育への応援体制を整えるためには家庭教育支援法の制定が必要であると考えるため、国への意見書の提出を求めるものであります。  平成31年3月13日午前10時から、役場3階第1委員会室にて建設経済文教常任委員会を委員全員の出席で開催し、付託されました請願第1号の第1回目の審査を行いました。この日の委員会では内容を詳しく把握する必要があるので、次回、請願者に参考人として出席を要求することを決定し、この請願第1号の取り扱いについて継続審査といたしました。  4月16日午前10時から、役場3階第1委員会室において、建設経済文教常任委員会を委員全員の出席で開催し、第2回目の審査を行いました。この日は、参考人として、請願者である一般社団法人熊本ピュアフォーラム県北担当の中山信也氏に委員会に提出していただき、説明を受けました。  説明内容としては、青少年の心のよりどころとなるはずの家庭が、昨今の核家族化、母子家庭の増加、地域のつながりの希薄化等の社会環境の著しい変化によって脅かされている。その結果、虐待や家出等が問題になっている。  そういった中で、熊本県では、家庭教育支援条例が制定されていることで親の学びプログラムなど事業があっており、国でも家庭教育支援法を制定して、家庭に居場所がないという青少年たちを守ってほしいとのことでした。  その後、委員からは、青少年だけでなくて、中高年のひきこもり等のさまざまな問題を家庭が抱えているので総合的に考えたほうがよいのではないか等の質問やプライベートの領域である家庭にどういった形で国が関与しようとしているのか不透明なので不安を覚える等の意見がありました。  参考人退出後、この請願の取り扱いについて委員に意見を求めたところ、参考人からの説明や新たに提出された資料を踏まえて慎重に審議したいとの意見が過半数を占め、継続審査といたしました。  5月16日午前10時から、役場3階第1委員会室にて建設経済文教常任委員会を委員全員の出席で開催し、3回目の審査を行いました。  この日は前回の委員会で参考人から提出された家庭教育支援法案について、主な意見交換がありました。その後、この請願の取り扱いについて委員に意見を求めたところ、家庭教育支援法案が憲法に違反するものなのか等を含めてまだ議論の余地があるとの意見で一致し、継続審査といたしました。  6月19日午後1時半から役場3階第1委員会室において、建設経済文教常任委員会を委員全員の出席で開催し、第4回目の審査を行いました。  この日に出た意見としては、家庭教育支援法案が憲法24条に違反し、個人の尊厳を侵す可能性があるのではないかと。また、教育基本法や熊本県が制定しているくまもと家庭教育支援条例に基づいて十分に家庭教育支援はできるはずだという意見や家庭環境の著しい変化を背景に、現在の家庭が抱えるさまざまな問題に対応するためには家庭教育支援法を制定し、積極的に家庭に支援を行う必要があるのではないか、そういう時代になってしまったのではないかという意見がありました。  その後、この請願の取り扱いについて委員に意見を求めたところ、家庭教育支援法にまつわるこれまでの経緯や法案内容及び現在の家庭教育が抱える課題等について引き続き慎重に審査する必要があるという意見が過半数を占め、継続審査申し出をすることに決定しました。  7月16日午前10時から、役場3階第1委員会室にて建設経済文教常任委員会を委員全員の出席で開催し、第5回目の審査を行いました。  この日は、家庭教育支援法の必要性について再度意見交換がありました。意見交換後、この請願の取り扱いについて委員に意見を求めたところ、本日採決を行うことに決定し、採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決定いたしました。  以上で、建設経済文教常任委員会に付託されました請願第1号の審査及び審査結果についての報告を終わります。 13 ◯徳永範昭議長 報告が終わりました。  これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 14 ◯福永栄助議員 5回審議されてるちゅうことは相当難しい案件だったと思います。その中で、採決することを決められたわけですが、賛成多数で決められたということは、反対意見があったと思います。委員会の中で反対討論があったその少数意見はどういう意見があったんですか。 15 ◯浦邊朝章議員 先ほど述べました憲法24条に違反しているのではないかとかですね、その辺がありましたが、皆さんの意見をですね、集約すると憲法には違反していないだろうと。それよりもやっぱりそういう今の現状を鑑みてですね、家庭教育支援法を制定する必要のほうが大きいのではないかということで一応そういうふうに決まりました。 16 ◯福永栄助議員 私がお尋ねしたのは、憲法24条に基づくものではなく、どういった反対討論があったかという内容をお聞きしております。 17 ◯浦邊朝章議員 一部の委員さんからは、家庭教育に関してですね、国等が介入するのは少しおかしいんじゃないかというような御意見もありました。結果は先ほどお話ししたとおり、問題ないということです。 18 ◯福永栄助議員 少数意見がそれだけであったんですか。具体的にわかりませんよね、それでは。何に基づいて、こういうことだから私は反対するちゅう討論をするわけでしょう。あとは解決したというような話ですけれども、そもそもの反対討論ちゅうのは、どういった理由で反対討論をされたのか、その理由はどういったものなのですか。 19 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。                休憩(午前10時19分)                再開(午前10時22分) 20 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 21 ◯浦邊朝章議員 先ほどの福永議員からの質問の中で一つだけ訂正しておきます。  反対討論というのはございませんでした。反対意見ということでですね、先ほど述べたようなことを言われた委員さんがおられました。その方が納得されたかどうかちょっとわかりませんが、一応、ほかの委員さんのほうはこれを採択するということでですね、納得して決定いたしました。  以上です。 22 ◯福永栄助議員 そもそもこの法律そのものはないわけですよね。なくて、熊本県には県条例としてこういった形のものがあるという中で、家庭教育支援法を制定しなさいちゅうて国に求めているわけです。その中で、法律がないけども、じゃあ、その中身についてですよ、この児童虐待、深刻さを増しております。これはもう同じ認識ですが、このような状況を一刻も早く解決しなければなりません。この家庭教育支援法を制定すれば、こういった状況は解決できるんですか。そういった内容になっているんですか。 23 ◯浦邊朝章議員 この法を制定したからといって、それが全て解決するとは思っておりません。ただ、今の現状を鑑みてですね、やはり熊本県ではいち早くこれに取り組んでいるというかですね、やってるわけなんですけど、こういうのがですね、やっぱり全国的な規模でやっていかないと、そういう今の青少年に対する問題、子どもたちに対する問題というのは解決できないんじゃないかということで一応提案するものであります。 24 ◯福永栄助議員 しかし、ここに書いているのは「上記の内容を踏まえ」というのがありますから、この家庭教育支援法を制定すれば、今問題となっている児童虐待が解決するために、この家庭教育支援法を制定すべきだちゅう発言じゃなかですか。  もう一つ言えば、児童虐待ということは、児童虐待防止法がありますよね。これを警察とかの立ち入りとか何とかを考えて、児童相談所とかいうようなところのそれを強化すれば、私は一定の、全てじゃないですけども、この児童虐待については、それが効果を生むんじゃなかろうかと思っておりますがね。  もう一つ、途中にあります未来社会の担い手である子どもたちを育成する家庭は、社会と国の基本単位であり、家庭倫理が社会倫理の基盤となっていきます。この社会と国の基本単位ということはどういうことを指すんですか。 25 ◯浦邊朝章議員 請願者のはっきりしたそこのところは、もうこちらで推測するしかないことですけど、やっぱり今いろんな問題の原因というか、そういうものは全て家庭内のですね、その問題が起因していることが一番大きいんじゃないかと。虐待にしろ、そういう家庭の一つの道徳というか、倫理というかですね、そういうものが欠如しているからそういう現象が起こっているのではないかと、そういうふうにちょっと私たちも感じましたので、一応そういうものをつくって、国全体で取り組む必要があるんじゃないかということで、これを一応採択ということで決めたところであります。 26 ◯福永栄助議員 今現在は家庭に問題があるからさまざまな事が起こっておると。私がお尋ねしてるのは、この家庭教育支援法の中身を知らないからお尋ねしているんであって、その中で社会と国の基本単位というのはどういう意味ですか。子どもたちを育成ちゅうか、育て上げる家庭は社会と国の基本単位、単位ちゅうとは、いろんなはかりがあるんだと思いますけども、この社会と国の基本単位であるということのこの意味合いは何ですか。 27 ◯浦邊朝章議員 私たちが考えたのはですね、家庭というのがやっぱり最小限の一つの単位じゃないかと。それが集まって社会ができ、国ができているのではないかと思いますので、一つの基本的なところをしっかり改めてつくり直す必要があるというか、そういうのに支援する必要があると、そういう意味合いじゃないかなと思っております。 28 ◯福永栄助議員 子どもたちを育成する家庭が一つの国の基本単位と考えて、そうではなかろうかという思いですよね、今のは。具体的にこうだちゅうことはないですよね。家庭の倫理が社会の倫理の基盤にもなってきますが、家庭のいわゆる倫理や道徳ですよね。それを定めるちゅうことなんですか。家庭の道徳を、きちっとしたことをつくるために、この家庭教育支援法をつくりなさいということですか。 29 ◯浦邊朝章議員 倫理をつくるというのが目的ではないと思います。あくまでそういう問題の起こらないような形の家庭に持っていくというのが目的だと思いますんで。そのために一応、倫理とか道徳とかそういうのも見直す必要があるんじゃないかと、そういう趣旨ではないかと思っております。 30 ◯福永栄助議員 まだ十分な納得がいきませんが、次に参って、この最後のほうのですよ、教育基本法第10条にも「父母及びその他の保護者はこの教育について第一義的責任を有する者であって」とし、「また、国及び地方公共団体は家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他家庭教育を支援するために必要な施策を講じるように努めなければならない」と規定しております。  この「家庭教育の自主性を尊重しつつ」ちゅうことは、誰がどの立場でこの自主性を尊重するんですか。この家庭教育支援法が制定されれば、この教育基本法第10条のこの文言は削除してもいいちゅうことなんですか。  ここで明確に「国と地方公共団体が家庭教育の自主性を尊重しつつ」と書いてあることは、家庭教育をするのは誰かと。それの自主性に尊重しつつだけんが、誰が誰を尊重するちゅうことなんですか、これ。 31 ◯浦邊朝章議員 これはあくまでですね、「家庭教育支援」ということが入っているようにですね、家庭教育を各家庭がしっかりやっていけるような状態にするために支援しましょうという、そういう支援法だと思います。だから、やっぱり一番重要なのは、各家庭の主体性というか、そこにちゃんとしたですね、支援をしてやって、そういう子どもたちに対するですね、虐待とかいろんな問題が起こらないようにですね、やっぱり周りの社会というか、そういうところからいろいろ各家庭を応援してやるというか、そういう体制が必要じゃないかと、そういう意味合いと思っております。 32 ◯福永栄助議員 これは私の解釈ですが、「父母及びその他の保護者はこの教育について第一義的責任を有する」ことから、家庭教育は、父母及びその他の保護者ということで理解していいんでしょう。だから、その人たちの考えを、自主性を尊重しつつなんですよ。その人たちが、自主ちゅうことは、他人の保護、干渉を受けずに独立して行うことであるから、その保護者の考え方、要するに、家庭教育に対する考え方を尊重しつつ、行政は保護者に対する学習の機会及び情報、その他家庭教育支援システムで必要な施策を講じるよう努めなきゃならないって、行政の役目を果たしている、明確にしてあるじゃないですか。これに基づいて、今現在、長洲町も家庭教育の講演会とか何とかされているんでしょう。  だから、上記の内容を踏まえて、ここは尊重しなさいよと。しかしながら、それ以上に、逆に家庭教育支援法をつくりなさいよというのは、論拠が矛盾しているんじゃないんですか。  ここでは教育基本法第10条にある家庭教育の自主性を尊重しつつ、行政はこういった役割を果たしなさいよって、そこで決めといて、いやいや、そういうことがあれじゃなくて、家庭教育支援法をつくりなさいよちゅうことじゃないんですか。上記の内容を踏まえて。上記の内容が相反してるじゃないですか、これは。私はこの上記の内容の論拠が、この制定を強く求めるんだったら、はっきりしないと思いますが。 33 ◯浦邊朝章議員 今、福永議員が言われたようにですね、これは家庭のしつけの仕方を変えなさいとかそういう問題じゃなくですね、そこの家庭の自主性を生かすためにですね、いろんなところからの援助とかそこに力をかすとかですね、そういうのを目的としているのであって、あくまで家庭の単位である、一つの家庭はやっぱり自主性を重んじた、そういうところはちゃんと生かしてあると思います。  見方にもよると思いますけど、国とかいろんなところが、家庭のそういう自主性を壊してまでですね、そこを変えれと言いよるとじゃなくて、あくまで自主性は大事にしながら若干外れているところは、その辺はやっぱり周りから、それはちょっとだめですよと、子どものためにはよくないですよとか、そういうのを教えてやるようなシステムじゃないかと思っておりますので。私は決してですね、その辺は自主性がなくなるとか、そういうふうには思っておりません。 34 ◯福永栄助議員 そうじゃなくて、家庭教育支援法を国及び政府に制定を強く求めるとある、その論拠がこうですよちゅう話でしょう。上記の内容を踏まえて。この論拠が制定を強く求めるのに相反するじゃないですかと。ここでは、家庭教育の自主性を尊重してあることは、家庭教育はそこの家庭の自主性でやっていただくって、それを尊重しますよちゅう話ですよ。それがいかんから、家庭教育支援法を制定するちゅうことじゃないんじゃないですか。  だから、上記の内容を踏まえたら、この論拠がこの制定を求めるのには当てはまらないんじゃないですかと言うとるんですよ。この家庭教育支援法の制定を強く求めるものであるならば、この内容はこれを残すちゅう話じゃないんでしょう。これはこういうことで、今法律であるけれども、これはだめだから、家庭教育支援法を強く求めるもんじゃなくてはいかんと思うとですよ。だから、論拠の証拠ちゅうか、これのあれが曖昧じゃないんですかと。こっちはこっちで生かすとか何とかじゃなくて。そこはどのように考えられてよかですか。  そもそも法律の文言の中身がわからんとですよ。ましてや、県条例でしょう。県条例つくって、そこは今までの伝統的な文化とかいろんなものがあって、それぞれ県によって違うと思うんですよ、私は。風土とかいろんな伝統とか文化とかさまざまなことだって、それぞれ違うと思うんですよ。だから、県条例を定めているのは熊本県だけであって、ほかの県は条例を定めているんですか。  大体ですね、国会とか国に対してこういうことを求めるのは、恐らく国会だったらば、これはこういう問題だったらですね、与野党一致ですよ。与野党一致で協議する案件なんですよ、これは。ここに書いてある提出先を見れば自民党と公明党でしょう。与党でしょう。法律は、いわゆる議員提案でもできるんですよ。  だったら、本当に必要だと認めるならば、全国会議員ちゅう形じゃないんですか。党派じゃないんですか。その中身をもっと、原案とか何とかあればいざ知らず、こうだからつくりなさいって、大変おこがましいし、その家庭教育支援法の内容がわからないのに、私は採択するちゅうことは時期尚早だと思いますが。 35 ◯浦邊朝章議員 確かに、請願者のほうの感じでは、自民党とかその辺のところに出すようにはなっておりますけど。これはですね、まだまだその辺は、提出先とかまだ変えられると思いますし、それから、先ほど県条例のほうが熊本県だけがつくって、ほかのところがつくってないということでありますが、それだけに熊本県というのはですね、家庭教育に関する先進的な土地だと思っております。  確かに、地方自治法とか、いろんなでですね、県ごとに違う内容かもしれませんが、大きなところでくくれば、私は一つの、案というか、家庭教育支援法というか、そういうのをつくってもですね、何ら問題はないと思っております。  むしろ、そういうのがないような状態のほうがですね、今いろんな社会の問題に対する処置としてはですね、非常にまずいんじゃないかと、そういうふうに思っておりますので。この辺のところはですね、どうせ国あたりに上がっていって、その辺のところは多分超党派あたりでですね、また提案されるものと思いますのでですね。とにかく、一応、町としては、この法案の制定を求めるということでですね、私はいいと思っております。その辺のところは皆さんにお任せします。 36 ◯福永栄助議員 教育はもう一番の原点なんですよ。それを、内容もわからんとに、これを国会に提出して、早く制定するように、強く制定するようにちゅうことを地方議会が、私はちょっと度を越えているんじゃなかろうかと思いますよ。これは熊本県がその条例をつくってあるんだったら、もともとこの人は熊本県の教育長じゃないですか。田中力男さんちゅうのは。そうでしょう。  本来であれば、熊本県は条例つくってありますよって。じゃあ、全国にそれが当てはまりますかって。だから、じっくり全国に当てはまるような法律をつくりなさいよと。そのためには国会議員が動きなさいよって、国会議員に持っていくべきじゃなかろうかと思いますよ。  だから、地方議会としては、中身をまず調べることなんですよ。中身がいかがなものかということを理解せんことには、強く制定することを認めることは、私はおかしい、筋違いと思いますよ。もともと法律があって、条例を定めるんですよ。条例ちゅうとは法を超えてはいけないんですよ。だけん、条例があって、法律がないのはおかしいんでしょう。条例をつくってあれば、もともとわかりませんよね。この法律があるから、熊本県の条例として制定するちゅう形を持っていかなければ。法律がないのに熊本県だけ条例があるわけでしょう。だったら、熊本県がそれをつくったんだったら、国会議員の先生方に、こうやって熊本県は条例をつくりましたって。これを何とか全国に広めていきたいと。全国さまざまの違いが、あれがあるでしょうと、問題があるでしょうと。だったら、それを全国会議員の代表者だから、国民の代表者だから、そこでやってくださいよって国会議員に行くのが流れじゃないんですか。 37 ◯浦邊朝章議員 確かに、今ですね、福永議員が言われたように、法がないと。条例は県のほうにはもうあるけど。まず私たちも国のほうで考えていただきたい。法としてですね、その辺のところをやっぱり定めてほしいと。その内容についてということであれば、まだまだ国のほうでも検討するというから、その辺のところはですね、今ここで100%ちゃんとした形で出せるようなところではないと思います。
     ただ、こういう問題に対応するためには、法が必要ではないかと。そういうところで強く請願するところでありますのでですね。今の状態とそれから県のほうの条例とちょっと順序が違うんじゃないかとか言われますが、熊本県としてはやっぱりその辺はほかに先んじてですね、取り組んでいることだと思います。  私どもはやっぱりその辺のところの早急な法制化というか、そういうのが必要じゃないかという請願者の趣旨にただ賛同して一応上げているところであります。 38 ◯福永栄助議員 ここにですよ、「上記の内容を踏まえて国会及び政府に家庭教育支援法の制定を強く求めるものであります」ということで書いてあっとですよ。強く求めるものでありますって家庭教育支援法の中身はわからんとですよね。どうして強くその制定を求められるんですか。  家庭教育支援法の制定を強く求めるんだったら、家庭教育支援法の中身を、設立の目的から始まっているから制度とか何とかのその流れを知らなければ、どうして強く求められますか。だから、提出することに対する考え方と上記の内容が相反するんじゃないですかって言いよるんですよ。これだけの理由を並べて強く求めるものであります、しかし内容はわかりません。県には条例があります。その県の条例が全国に通用するかどうかもわかりません。  だから、私たちとしては、本来であるならば、家庭教育支援法が必要とならば、それは立法府である国会がやるんですよ。だから、例えば、家庭教育支援法が一つのモデルとして、案として出てきたときに、じゃあ、それだったら早く制定してくださいっていうぐらいの感じが私は本来は重要じゃなかろうかと思うんですよ。何もわからないのに請願者が望んできたから、早く出すことを決めましたちゅう話じゃ、私はいかがなものかと思いますよ。だったら、ここはもう1回あれしてから、じっくりその内容を出るまで継続審議とすべきじゃなかったんですか。 39 ◯徳永範昭議長 ここでしばらく休憩します。                休憩(午前10時52分)                再開(午前11時11分) 40 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。                  (なしの声あり) 41 ◯徳永範昭議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 42 ◯福永栄助議員 私は、家庭教育支援法の制定を求める意見書の不採択の立場で討論をいたします。  この家庭教育支援法ということはまだ具体的に決まっておりません。国民世論が高まって熟成されて、なおかつその上で家庭教育支援法が必要だと、国民世論がそういった考えにまとまるときに、私は中身をしっかりしてつくるべきだと思いますし、そもそもこの家庭教育支援法の中身がわからない時点で、国、政府、国会に対して、この家庭教育支援法の制定を強く求めるということはいかがなものかと思いますので、不採択とする考えでございます。まず、この中身を知るべきであります。 43 ◯徳永範昭議長 ほかに討論はありませんか。 44 ◯荒木睦子議員 私は、家庭教育支援法の制定を求める意見書提出に関する請願について、賛成の立場から言わせていただきます。  昨今、胸が痛くなるような児童虐待が多発しております。このような状況は、積極的な家庭教育の支援体制が必要です。家庭教育支援の問題と必要性を考えると厳しい選択をせざるを得ませんが、戦後70年を経過し、我が国社会が厳しく大きく変貌している昨今、家庭教育支援法の必要性が求められているのではないでしょうか。子どもたち、家庭は、社会全体で守っていくべきだと思いますので、この制定を賛成の立場で申しました。 45 ◯徳永範昭議長 ほかに討論はありませんか。                  (なしの声あり) 46 ◯徳永範昭議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから請願第1号を採決します。この採決は、起立によって行います。  本件に対する委員長の報告は採択であります。  お諮りします。請願第1号を採択することに賛成の方は起立を願います。                   (賛成者起立) 47 ◯徳永範昭議長 起立少数です。したがって、請願第1号は不採択とすることに決定しました。 ─────────────────────────────────────────── 日程第5 一般質問 浦邊朝章議員 48 ◯徳永範昭議長 日程第5、一般質問を行います。  それでは、順番に発言を許します。  8番、浦邊朝章議員の登壇を許します。                 (浦邊朝章議員登壇) 49 ◯浦邊朝章議員 8番議員の浦邊です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。なお、答弁のいかんによりましては、再質問を議長の許可を得てさせてただきますので、よろしくお願いします。  まず1番、ICTを利用したまちづくりの取り組みについて、(1)現在、町では地区公民館や介護予防拠点施設を中心とした地域コミュニティーの形成や地域交流のためにICTを活用した事業をされています。現状と今後の取り組みについて伺います。  (2)ICTを利用した学校教育への取り組みについて伺います。 50 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の御質問にお答えします。(1)を答えさせていただきます。  町内32カ所の介護予防拠点施設におきましては、毎月1回定期的に脳の健康教室をしまして、タブレット端末を活用した間違い探しや計算等の問題をゲーム感覚で解くことにより、脳のトレーニングを行っているところでございます。  また、保健予防の分野では、平成30年6月より電子母子手帳すこやかDiaryを導入し、ICTを活用した接種日のお知らせや地域情報の配信等、母子保健サービスの向上を図っているところでございます。  そのような中、国におきましては、地方への新たな人や仕事の流れをつくり出すテレワークの推進を初め、超高齢化社会における社会保障費の増大や生産年齢人口の減少など、各種課題を解決するための医療や福祉、介護におけるICTの利活用のほか、教育、防災などさまざまな分野においてICTの利活用を推進されているところであります。  このようなことから、町におきましても、今後、第2期長洲町版総合戦略や第6次総合振興計画を策定していくに当たり、さまざまな課題を解決するためにICTを活かした事業展開を検討してまいりたいと考えております。 51 ◯教育長(戸越政幸君) 浦邊議員の2点目の御質問にお答えします。  小中学校におけるICT機器の整備状況としましては、全ての普通教室と理科室に大型映像モニターを整備しています。特に、長洲中学校では、平成29年度にパナソニック財団からICT機器整備費用の助成を受け、映像モニターやタブレット端末を購入し、先行して整備ができております。  教育委員会では、平成30年度から学校教育の情報教育担当教職員を初め、教育委員、教育委員会職員で構成した学校ICT教育推進委員会を設置し、今後の方向性や実施方法、教職員研修等について検討を行っております。  今年度は腹栄中学校と長洲中学校に無線LANの設置工事を行っており、次年度以降はプログラミング教育の推進のため、無線LAN整備及びタブレット端末の導入に向けて段階的に進めております。  これらの機器を導入することにより、児童・生徒が主体性を持ち、深い学びの実現が可能となり、教職員にとっては、新学習指導要領に沿った学習指導を円滑に実施することができるものと考えております。  以上です。 52 ◯浦邊朝章議員 それでは、再質問をさせていただきます。  ただいま町長のほうから答弁していただきましたが、いろいろされているということですが、その取り組みのですね、効果はあらわれておりますか。 53 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  町長のほうからは、介護予防拠点においてタブレット端末を使った脳のトレーニングと母子手帳アプリを使ったICTの活用を実施しているということで答弁がございました。実施状況につきましては、脳のトレーニングにつきましては、毎月1回ですね、職員が出向いて、脳のトレーニングをタブレット端末で行うということを実施しておりまして、いろんな計算問題やですね、そういったパズルを解いたりとかですね、毎回毎回趣向を変えながらですね、教室を開催させていただいております。  今現在、実の参加人数で言いますと、全部で452名ですね、参加されておりまして、年間3,800名程度ですね、延べでいきますと参加されている状況でございます。参加の教室の状況を見てみますと、皆さん楽しまれながら、あといろいろ考えながらですね、問題を解いておられます。  そして、母子手帳アプリにつきましても、いろんな情報を発信させていただいておりまして、いろんな予防接種の過誤がないようにですね、受診漏れがないようなところの情報発信をさせていただいておりまして、利用者のお声等を聞きますと、いろんな意味でですね、携帯のほうで情報を確認できるというような利便性につきましてですね、ありがたいといいますか効果があるというところは意見としてはもらっております。当然、脳トレのほうもですね、効果というところでございますが、いろんなことを認知症予防として取り組ませていただいておりますので、そういった部分ではですね、効果が出ているものと捉えております。  以上でございます。 54 ◯浦邊朝章議員 高齢者にとってですね、ICTに対する経験はですね、さまざまだと思います。全く経験がない人もいれば、それなりに経験されている人もあるかと思います。未経験の人は使うことが目的ですが、ある程度経験されている人はICTをですね、ツールとして道具としてですね、使用、活用することが目的だと思います。情報の習得や創作活動、自己管理等についても利用はできます。また、SNSやライン等でのグループ通信等もできるすぐれたものです。  高齢者のICT利用は、社会活動やコミュニティー形成の上からも重要なものになる可能性があります。そのために、学んでいく環境や参加しやすい環境づくりが必要かと思います。町では、高齢者のためにICT活用に対する積極的な考えはお持ちでしょうか、お伺いします。 55 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  高齢者のためにICT活用に対する積極的な考えはないかとの御質問でございますが、ICTの活用につきましては、議員おっしゃるように、さまざまな情報を収集したりですね、自己管理に利用されたり、SNS等の通信に活用するなどですね、活用の方法は多岐にわたります。その利便性につきましては、ますます今後広がっていくものであると認識しているところでございます。高齢者の方々におかれましても、ICTをですね、医療の分野、介護の分野、見守り、防犯等さまざまな分野での活用が期待されますので、現在ですね、民間や他の市町村におかれましても、いろんなですね、独自の取り組みをなされておりまして、そういった情報はですね、メディア等を通して町のほうにも紹介されてきているわけでございます。  今後、町におきましてもですね、こういった先進的な取り組みへの情報を集めましてですね、地域の高齢者のお声も聞きながら、それと町のほうで包括連携協定を結ばせていただいております企業様の御意見とかですね、いろんな御意見を総合的にお聞きしながらですね、活用についてはですね、検討してまいりたいと思っております。 56 ◯浦邊朝章議員 現在ですね、総務省の人口推計によると、2019年3月1日現在で国内総人口が約1億2,622万人に対してですね、65歳以上の人口はですね、3,571万人と総人口に占める高齢化率は全国平均で28.3%となっております。また、熊本県のですね、高齢化率は30.6%、長洲町はまたそれよりもさらに高い37.1%となっております。  この傾向はですね、さらに続いて2065年にはですね、高齢化率が40%に達し、15歳から64歳までの現役世代1.3人で1人の高齢者を支えることとなり、現役世代の公的医療介護費用の増大や介護需要が大幅に増大する中、介護人材の不足も危惧されます。そのような将来への不安に対処するためにも、今のうちから早目に高齢者の自立支援や生活習慣病予防等をケアしていく必要があるのではないかと思います。  また、介護分野において、ICTとかIoTを利用した介護サービスや介護人材不足に対応する必要があるかと思います。また、外国人による介護職や将来的には介護用のロボットなども必要になってくるのではないかと思っております。  長期的な観点からお尋ねします。お願いします。 57 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  議員のほうから、将来の不安に対処するために、高齢者の方の自立支援や生活習慣病予防をケアしていく必要があるのではないかというような御質問もございました。これにつきましてはですね、町におきましても介護予防の取り組みの充実に向けた活動はさせていただいておりまして、地域コミュニティーのためのですね、介護予防事業をしっかりやっていくというところのスタンスで、今取り組んでいるところでございます。  それと保健予防につきましてもですね、今、厚生労働省のほうも通いの場での介護保険事業との一体化というようなところを打ち出しております。そういった部分もですね、町のほうも見据えながら、生活習慣病の予防のケアも含めてですね、取り組んでまいりたいと思っております。  それと先ほど、高齢者の長洲町の人口は37.1%とたしかおっしゃったと思いますが、町のほうでは将来の推計につきましては、恐らく38%を超えるだろうというところで推測しております。ですから、今のうちにしっかりと介護予防のほうには取り組んでいくというところでございます。  それと、後段のほうで外国人のというところがございましたが、これにつきましては、今現在介護サービス事業所におかれましても、人材不足がささやかれて現実的なものとしてですね、ちらほら声も聞くようになってきております。そういったところの対処といたしまして、外国人の方の就業をというところで、今進んでいるところでございますが、これにつきましては、今後ふえていくであろうというところで感じているところでございます。  それと、介護分野においてICT、IoTを活用するというところにつきましては、今現在、国、県の基金を活用してですね、そういった介護人材不足、就労者の負担軽減のためにですね、そういった介護ロボット等を活用したという補助金等もございます。町としましては、今後町内事業所も含めてですね、そういった活用できるための方策といいますか、今後負担軽減につながるような策等につきましてはですね、情報をしっかり提供しながらですね、かつ連携しながら対処してまいりたいと思います。  以上でございます。 58 ◯浦邊朝章議員 学校教育課のほうにお尋ねいたします。以前ですね、2年ほど前になるかと思いますが、ICTのですね、学校教育への導入について一般質問をしています。そのときはですね、パソコン教室にはパソコンがあって、あと教職員には一応全員にですね、パソコンを持たせるということで伺っていたと思います。  今回取り組みとしてですね、ICTを取り入れた教育に関してですね、町のほうでも取り組んでいるということでありますが、一応今後のですね、スケジュールとしてどういうふうな予定か、その辺のところを伺います。 59 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  今後の整備につきましてですけども、先ほど教育長が答弁をいたしましたが、学校ICT教育推進委員会のほうで検討をしておりまして、教育委員会のほうでも協議を行っております。  今年度、既に工事に着手しておりますが、腹栄中学校と長洲中学校に無線LANの整備工事を行っております。来年度、再来年度と今度は小学校にですね、段階的に無線LANの整備を考えているところです。また、さらに来年度以降は、学校教職員用でタブレット端末を段階的に導入することも検討しているところでございます。  以上でございます。 60 ◯浦邊朝章議員 ICTをですね、活用することによって、学習に対する児童・生徒の興味とか関心を高め、また一人一人の思考や理解を深めることができると思います。あらゆる教科で映像や音声などを利用して、多感的にリアルに記憶に残る児童・生徒の成長にプラスになるものと思っております。ただ、ICTのみに頼り過ぎると、今まで通常ですね、行ってきた教育というか、まず字を書いたり本読んだりとかですね、そういうのがおろそかになるおそれもあると思います。実物に触れずにわかったような気になるというか、そういう弊害も起こるんじゃないかと。そこで、指導に当たる教職員の役割が大切になると思いますが、ICT教育の教職員の指導力向上に向けた取り組みをお伺いします。 61 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  教育におけるICTを活用することは、児童・生徒にとって学習への興味や関心を高め、わかりやすい授業をする上で効果的でありまして、確かな学力につながるものと思っております。教職員がICTを活用する場面において、教育効果を上げるにはどの場面にどのようにしてコンピューターやインターネットを利用すればいいかを事前に計画し、授業におけるICTを活用したイメージを持つことが重要であると思っています。  議員がおっしゃるように、全てをICTに頼るのではなく、その場面場面に応じた活用が必要でありまして、これは教職員の指導力にも反映してまいります。  このような課題に対しまして、現在、国、県を中心に、ICTの研修会が開催されております。機器の操作から実践的な模擬授業などが行われております。  本町におきましても、各学校の情報教育の担当教諭が、国や県の研修に参加したり、あるいは学校内での校内研修を行ったりしまして、教職員の指導力の向上を目指して取り組んでいるというところでございます。  以上でございます。 62 ◯浦邊朝章議員 先ほどの答弁の中でですね、今、腹栄中学校、長洲中学校に無線LANの整備を行っているということですね。それから、来年度に関しては、また小学校2校、再来年度は残りの小学校2校に無線LANの整備を考えておられるということですね。それとまた、教職員用にタブレット端末を各自1台ですか、検討されているところですが、無線LANあたりのですね、工事は結構予算的にはかかると思いますが、各学校でできれば同時にスタートできるようなですね、その辺の整備あたりというのはですね、ちょっとまた考えられていないのかということとですね。それから、実際ICT教育を進める中でですね、機器の修理とか点検とか、それから教職員でできないようなそういう場合の対応ですね、その辺をどういうふうに考えられているのかお伺いします。 63 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  今年度、腹栄中学校と長洲中学校に無線LAN整備を今現在行っております。金額ですと大体450万円になります。6校ありますので、あと4校、合計で大体1,500万円程度経費のほうが必要になってきます。このため段階的にということで、今検討を行っております。ただ、先行して中学校に導入しますので、先生方の研修をですね、中学校のほうで、今後考えていきたいというふうには思っております。  それと機器の修理、点検そういったときの対応でございますけども、ICT教育を進める中では、確実かつ計画的に取り組む必要がございまして、教育委員会また学校長のリーダーシップ、教職員の指導力の向上のための学校内の協力体制、あるいは学校外からの支援も必要でありまして、組織的人的なサポート体制づくりが大きな課題ともなっております。機器の補修や点検につきましては、専門の業者にお願いすることになりますけども、ふだんの授業において、機器の操作または機能の活用などに関しましては、技術的な知識やノウハウを有する方が必要となってきます。現在、教育活動におきましては、コミュニティスクールの推進や学校支援地域本部事業、または、まち人材バンク等で積極的に地域のすぐれた人材の方を活用させていただいております。ICTの教育の活動におきましても、地域からのこういった御支援、御協力のほうをですね、お願いしたいというふうに思っております。  以上でございます。 64 ◯浦邊朝章議員 今、教職員たちのそういうのになれるために、中学校からいろいろ始めて、先生たちにもですね、その辺を自由に使えるようになってもらうということで、されているということですが、やっぱり簡単なですね、コンピューターのトラブルというか、やっている途中で固まってしまったりとかですね、いろいろあるかと思います。その機器的な問題とか、そういう難しい問題が発生したときは当然ですね、その専門の方に対処してもらわないといけないと思いますけど、授業中にちょっと固まってしまったとか、そういう場合はやっぱり教職員でその辺すぐ対応できるようなですね、そういう体制をつくっていかないと、その時間が1時間パーになったりする可能性もあると思いますのでですね、教職員のそういうトラブルに対する処置の仕方とか、当然先ほど地域あたりからの支援ということですが、長洲町にはですね、非常に人材的にはですね、そういうことにたけた人も結構多いかと思います。ただ、そういう人たちをなるべくですね、委託契約か何かという形でですね、定期的に機器を見てもらうとか、いろいろやっぱりそういう必要があるんじゃないかと思いますが、その辺のところはどうでしょうか。 65 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  議員がおっしゃるように、授業中のふぐあいなどこういったときには早急な対応が必要でございます。学校の中でですね、そういったサポート体制というのを今後つくっていくように検討したいと思っております。また、先ほども申し上げました地域の方の御支援というのもこれから必要になってまいります。いろんな特技、経験をお持ちの方がたくさん町内にはいらっしゃいますので、そういった方にですね、趣旨のほうを御理解してもらいながらですね、学校のほうにも協力してもらえればというふうに思っております。  以上でございます。 66 ◯浦邊朝章議員 それでは、次の質問に入ります。2.障がい者支援の拡充について。  障がい者の自立支援のためには、医療や介護、福祉などの支援とともに、日常生活や教育、就労など幅広い支援が求められております。また、施設等のバリアフリーや段差解消など、地域全体で取り組む必要があります。町の現状と今後の取り組みについて伺います。 67 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の御質問にお答えいたします。  障がい者の自立支援に関しましては、医療費に関する支援や補装具、日常生活用具の支給による支援、在宅生活における居宅介護支援や就労継続支援などあらゆる方面からの支援事業を実施しております。各種支援につきましては、人に応じてニーズもさまざまであるため、福祉保健介護課の窓口において、十分ニーズを確認して対応するとともに、サービス内容によって計画相談員と連携し、ニーズに沿ったサービスの提供に努めているところでございます。  次に、施設等におけるバリアフリーに関しましては、各公共施設においてスロープ等の設置が完了し、今年度は庁舎エレベーターの設置工事を進めているところです。また、近年では、金魚と鯉の郷広場内における屋外トイレにオストメイト対応の障がい者用トイレの整備を行うなど、住民の皆様からの声を聞きながら、順次整備を進めてきているところでございます。  今後も住民の皆様からの声を聞きながら、障がい者の方が暮らしやすいまちづくりを進めてまいりたいと考えているところでございます。 68 ◯教育長(戸越政幸君) 浦邊議員の2点目の御質問にお答えします。
     現在、学校施設では、全ての小中学校の校舎1階部分と校舎から体育館までの通路にスロープ等を設置し、バリアフリー化を図っております。また、長洲小学校では、校舎内にエレベーターを設置し、腹赤小学校、長洲中学校にはそれぞれ椅子式階段昇降機を設置しております。  さらに、長洲小学校校舎、腹栄中学校、長洲中学校の体育館には、多目的トイレを設置しております。トイレにつきましては、学校施設のトイレの洋式化50%以上を目指し取り組んでいるところです。  一方、生涯学習課所管の施設では、中央公民館、ながす未来館、総合スポーツセンター体育館及び室内温水プールなどそれぞれの施設入り口に、スロープさらには多目的トイレを設置し、バリアフリー化を図っております。特に、ながす未来館の客席においては、車椅子利用者の方が舞台を見やすい位置に専用席10席を設置しております。  今後におきましても、障がい者の方や高齢者等が利用しやすい施設整備を進めてまいります。  以上です。 69 ◯浦邊朝章議員 それでは、再質問をいたします。  ただいま町長の答弁の中で、障がい者に対する医療費の支援や補装具、それから日常生活用品の支給などの支援があるというお話でしたが、もう少し詳しく説明をお願いします。 70 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  医療費の支援に関しましては、重度障がい者を対象としました重度心身障害者医療費助成がございまして、通院であればですね、月1,020円、入院であれば月2,040円以外の医療費に関し、助成をするという制度がございます。これにつきましては、平成30年度で約4,000件を超える申請件数があっております。また、自立支援更生医療や自立支援育成医療の支援もございまして、人工透析等への医療費の一部を負担する制度もございます。  次に、補装具の給付につきましては、障がい者等の身体機能を補完し、また代替し、かつ長期にわたってですね、継続して使用されるものとしまして、義肢ですとか補装具、車椅子等を支給する事業でございます。これにつきましては、30年度で58件対応しております。  次に、日常生活用具の給付につきましては、障がい者の日常生活をしていく上で、その障がいを軽減し、自立した生活を支援、実現するための用具でございます。こちらにつきましては、ストマ用の装具や紙おむつ、たん吸引器などを支給する事業でございます。これにつきましては、約178件の対応をしているところでございます。  以上でございます。 71 ◯浦邊朝章議員 障がい者福祉給付等事業ということで、約3億2,000万円の事業を平成30年度に実施されておりますが、先ほど説明された内容とは別ということでよろしいでしょうか。 72 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  先ほど説明しました医療費助成や補装具、日常生活用具の支給に関しましては、障害福祉サービス給付事業には含まれておりませんので、御質問の3億2,000万円の事業には含まれていないということになります。  障がい者福祉サービスにつきましては、生活介護や施設入所支援、就労継続支援などといったサービス給付がございます。こちらにつきましては、障がい福祉施設の計画相談員を交えまして、障がい者の本人や家族のニーズを把握しながらですね、サービスの給付につなげるというような事業になります。  以上でございます。 73 ◯浦邊朝章議員 就労支援等のサービス給付があるということですが、町においては、障がい者の就労支援に関し、どのような援助メニューがありますか。 74 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) 就労支援等のサービスというところでございますが、町における就労支援に関するサービスとしましては、就労移行の支援、それと就労継続支援、これにつきましてはA型とB型がございます。就労移行の支援につきましては、就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行うサービスとなります。就労継続支援のA型とB型でございますが、こちらにつきましては、一般就労が困難な障がいがある方にですね、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他活動の機会の提供を通じまして、その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行うサービスでございます。雇用契約を結び利用する場合において、これがA型事業となります。雇用契約を逆に結ばないで利用する場合がございまして、こちらがB型の事業ということになります。本町におきましてはA型の事業所としまして、がまだす、それとB型事業所としまして、ひまわりの里がサービスの提供を行っております。  そのほか一般就労を希望される場合のというところでですね、就労定着支援というところのサービスがございますが、これにつきましては、企業や障がい福祉サービス事業者、医療機関などが連携しましてですね、雇用に伴い生じるいろんな問題ですね、そういった部分の問題に対して相談、指導、助言を行うというような支援のサービスがございます。  以上でございます。 75 ◯浦邊朝章議員 わかりました。障がい者に対するさまざまなですね、支援がなされているということであります。  それからですね、バリアフリーに関してお尋ねいたします。町のですね、公共施設等のバリアフリーの現在の状況はどうなっておりますか。 76 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  町長の答弁でもありましたように、公共施設におきましてはスロープ等の設置が完了しまして、今、庁舎のほうにおきましてはエレベーターの設置を行っている状況でございます。 77 ◯浦邊朝章議員 確かに今、エレベーター工事をされております。恐らくですね、エレベーターがつけばですね、3階まで高齢者が来られるということもですね、これまで以上に楽になるというかふえてくると思います。議場等へもですね、多くの高齢者あたりにも傍聴に来ていただきたいという思いがあります。  ただ、もう一つ将来的に考えなければいけないのは、やっぱり車椅子対応に対する問題をもう少し考えてやらなければいけないのではないかと思っております。特に、車椅子が動くためにはですね、やっぱりスロープなり、ある程度の距離が必要になってくると思います。そういうのがやっぱりとれないと場所とかというのがありますので、そこのところもまた改善していく必要があると思います。一つ例を言えば、この議場もちょっと車椅子では対応がなかなか難しいんじゃないかとそういうふうにちょっと思っております。将来的に車椅子に対する対応というか、その辺のところも改善されていく予定があるかどうか伺います。 78 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  議員から御説明ありましたように、議場につきまして、傍聴席のほうに行くにはもう一つ階段のほうが間にあります。そちらの階段につきましては、傾斜のほうが急でありまして、スロープをつける場所というのがなかなか今構造的に難しいのではないかというところで考えております。  今の対応としましては、職員によりましてお手伝いして議場の傍聴席のほうに入っていただくという形でしかできないのではないかということで思っております。  以上でございます。 79 ◯浦邊朝章議員 それから、先ほどの教育長から答弁がありましたようにですね、学校関係でも体育館に多目的トイレをつくられたりですね、トイレの洋式化を進められているということであります。  あと施設としてもですね、スポーツセンター体育館とか温水プールとかいろんなところにですね、スロープとか多目的トイレとかですね、その辺を進められているということでありますのですね、特にやっぱり障がい者の方がですね、自由に長洲町のいろんな施設を利用していただきたいという思いがありますので、その辺を進めてほしいと思います。  時間がありませんのでですね、最後に教育長にちょっとお尋ねしたいと思います。  来年2020年はですね、東京オリンピック・パラリンピックの年でもあります。オリンピック・パラリンピックではですね、活躍するアスリートたちのすばらしい演技が繰り広げられることと思います。特に、障がいのある人たちが、世界トップのですね、技や力を見せてくれることは、障がいを持つ人たちにとってもですね、勇気と希望を与えてくれると思います。2020年のパラリンピックに向けてですね、子どもたちにですね、どういうところを見てほしいとかという思いがあったら、教育長、お願いします。 80 ◯教育長(戸越政幸君) 御質問にお答えいたします。  私自身、障がい者に対する理解というのは、まだまだ先進国からするとおくれているんではないかというふうに捉えます。この来年度行われますパラリンピックを機にですね、今、各報道機関もアスリートたちの紹介ですとか、パラリンピックそのものの競技の紹介だとか頻繁に行われようになっております。そういうのを機会にしてですね、より障がいを持つ方々への理解を深める機会や場、それからパラリンピックそのものの競技あるいはスポーツのすばらしさをこの機にですね、教育の機会をふやしていけたらいいなというふうに思っているところです。  以上です。 81 ◯浦邊朝章議員 ありがとうございます。  バリアフリーというのはですね、要するに、物というか段差をなくすとかそういう物理的なものだけではないと思います。いろんな面でですね、障がい者にとってですね、心の障がいその辺が非常に大きいんじゃないかと思っております。例えば、ちゃんと障がい者用の駐車場あたりを各施設に設けてあります。しかし、そういうところにですね、健常者が平気でとめると。それは一つのですね、やっぱり心のバリアフリーがなされていないと思います。だから、どんなにそういう施設等を整備してもですね、人の心のバリアフリーがなされないと、そういうのがうまくいかないかと思います。  以上で、質問を終わります。 82 ◯徳永範昭議長 ここで昼食のため休憩します。午後の会議は1時10分から再開します。                休憩(午後 0時05分)                再開(午後 1時10分) 83 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 福永栄助議員 84 ◯徳永範昭議長 11番、福永栄助議員の登壇を許します。                 (福永栄助議員登壇) 85 ◯福永栄助議員 議席番号11番、福永です。早速、質問に入ります。今回、私は1.財政運営について質問いたします。  まず1点目、中期財政計画に基づいて財政運営がなされているが、平成29年8月版・平成30年12月改定版において基金の適正管理で基金残高8億円を目指すとあるが、何かを達成するための必達目標か伺います。  2点目、経常収支比率、毎年度93%以内を目指すとあるが、意図するところは。  3点目、実質公債費率、3年平均をこの計画書に載せる意図は何かを伺います。  そして、最後の4点目、新公会計制度の活用は今以上には考えられないか。  これは、前回の一般質問のときに公共施設等総合管理計画に基づく公共施設の総量縮減を検討しているとの発言があったが、それ以外の事項、以上4点について、執行部の見解を伺います。 86 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員の4点の御質問にお答えいたします。  中期財政計画は、まちづくりの基本方針である第5次長洲町総合振興計画の実現性を高めるため、計画期間の財政収支の見通しを試算し財政運営上の課題を把握することにより、財政運営の健全化を確保しながら、将来を見通した予算編成を実現することを目的として策定いたしました。その中において、健全な財政運営を図るための基本方針として、財政指標の数値目標を設定したところであります。  まず、1点目の御質問でございますが、基金残高に法的な縛りはありません。また、現在のところ、具体的な事業による基金の取り崩しもございませんので、必達目標とは考えておりません。しかしながら、財政調整基金は、経済情勢の著しい変動や災害等が発生した場合に、財源不足が生じて年度間の行政サービスに不均衡が発生しないよう財源の調整を行う積立金である点、長洲町公共施設等総合管理計画の推進に当たり、今後、公共施設等の予防保全に係る財政需要が高まることが見込まれる点から、一定以上を保有していく必要がありますので、数値目標として設定いたしました。  次に、2点目の御質問でございますが、経常収支比率の毎年度93%以内を目指す意図は、経常経費を抑制し経常一般財源に余裕を持たせることで、公共施設等の予防保全費を含めた投資的経費への充当財源を確保するとともに、毎年度の実質収支を安定させることを意図としています。経常収支比率は、70%から80%が適当であり、80%を超えると財政の硬直化が危惧されるという見方が以前から定着しておりますが、全国的な比率の高まりから、これを見直そうという議論もなされております。平成29年度の本町の比率は94.9%となっておりますが、全国市町村の平均を見ましても92.8%となっており、比率が高まっていることがうかがえます。また、国による財政需要ヒアリングにおいては、3年平均で95%を超えた団体が選定団体とされることを踏まえると、95%が一つの目安と考えることができますので、過年度の状況、目標とする実質収支額を踏まえて、93%以内を目標値として設定しております。  次に3点目の、実質公債費率をこの計画に載せる意図でございますが、実質公債費率を第5次長洲町総合振興計画後期基本計画に成果指標として設定しているため、中期財政計画においても、数値目標として設定しております。しかしながら、既に成果指標の目標値を達成しておりますので、実質公債費率に留意しながら財政運営に取り組む姿勢は保持しつつ、指標としては見直しを図りたいと考えております。  最後に、4点目の御質問でございますが、地方公会計の推進に関する研究会報告書において、地方公会計のさらなる活用として、セグメント別財務書類の作成・分析、財務書類から得られる各種指標の分析、比較可能な形による財務書類の開示が挙がっております。本町における現在の地方公会計制度の活用状況を申しますと、セグメント別財務書類の作成・分析では、施設別行政コスト計算書を作成し、各施設の減価償却費、老朽化比率、利用者1人当たりの行政コスト、受益者負担比率を比較しながら、公共施設マネジメントを進める基礎材料として活用を図っております。また、財務書類から得られる各種指標の分析・比較も行っております。今後は、貸借対照表やセグメントとしての事業別行政コスト計算書の作成・分析による、予算編成への活用が可能となれば、地方公会計のさらなる活用につながると考えております。 87 ◯福永栄助議員 第1点目のこれは、財政計画を立てて、それの目標数値ということでよろしゅうございますね。そうであるならば、法的な縛りもないんでしょう。だったら、平成29年度の8月に、いわゆる平成29年度から平成32年度までの4年間の財政計画を立てられましたよね。それが、平成28年度の決算見込みに基づいてつくられました。で、平成29年度がスタートしてから8月にそれを出されて、今度、新たに平成30年12月に変えられたわけでしょう。平成30年度も執行しておりましたよね。平成30年の12月に変えられたということは、平成29年度の決算はもう出ておりますよね。そのときの経常収支比率が94.何%でしょう。だから、93%以内を目指すけども、できなかったでしょう。できなかった中で、次の平成30年度の予算の執行が始まって、それの見込みを考えたときに、これじゃあ8億円という数値目標が達成できないねという判断をされたわけでしょう。そこの時点で、93%の経常収支比率を守ることができなかったんでしょう。これ、何ですか、原因は。 88 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員からも前々から随分指摘を受けておりますが、やはり、毎年毎年事業を新たに拡大していったという理由から、なかなか基金もふえないし、経常収支も94%台になってしまったと。そういうことが原因と考えております。 89 ◯福永栄助議員 93%以内で考えたわけですよ。93%以内で考えたけども、初年度に達成できなかったから、残った金が少なかったんでしょう。残った金が少なかったけども、それでも、そこに予算を配分しているじゃないですか。配分して93%にならないよねって、わかりますよね。だったら何で、平成30年度の予算執行のときにそういう形でしなかったんですか。  これはですね、数値目標で8億円を達成するために財政運営しているわけじゃないんでしょう。結果でしょう。だから、私から言わせれば、平成28年度の計画を立てた時点が、本来であれば、平成32年度の決算年度の最後に8億円を達成しやすかったと思うんですよ。別段、変える必要はなかったと思うんですよ。何で、それを守らなかったんですか。守れなかったんですか。  予算を要求されますよね。当初から、これは93%以上になるちゅうことがわかっていたんですか。だったら、計画を立てる意味がないですよね。計画を立ててそれぞれ実行すれば、平成32年度末には8億円たまりますとあなた方は確信したんでしょう。その計画書でしょう。平成28年度の決算カードを見ると、財政調整基金の残高が5億6,000万円ありますよ。そして、減債基金の残高は5,300万円、6億2,000万円あるんですよ、二つ合わせると。財政目標値が8億円ちゅうことは、二つ合わせての数字でしょう。とすると、あと1億8,000万円なんですよ。1億8,000万円を割れば4,500万円ずつを毎年残せば、できたじゃないですか。誰が守らなかったんですか、これ。  当初から、既に94.何%という数字は出ていたんですか。だから、慌てて変えたんですか。平成30年度を見通すととてもじゃないけど残らない、8億円は目標値に上げてるけどもできないねと。だったら3年間延ばしましょうとなったんですか。これ、誰の命を受けてつくっているんですか。 90 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  財政計画の見直しにつきましては、決算の状況や制度改正等の状況を見まして、収支の見込みを立て直し、その当時合う形のもので見直しをいたすということで、計画を再作成しております。その結果、基金につきましても、目標の設定を変えさせていただいたというところであります。財政といたしましても、できるだけ現実に近い数字を持っておきたいということで実施して見直しを行ったものでございます。 91 ◯福永栄助議員 前回の質問で、私が、改定に至った理由とその計画の内容の違いをお示し願いたいと言った。そのとき、町長がこういう答弁をされている。「中期財政計画は、まちづくりの基本方針である第5次長洲町総合振興計画の実現性を高めるため、計画期間の財政収支の見通しを試算し財政運営上の課題を把握することにより、財政運営の健全化を確保しながら将来を見通した予算編成を実現することを目的として、策定しました」と。これが、平成29年の8月につくった前の財政計画ですよね。その後に、「しかしながら、時間の経過とともに地方公共団体を取り巻く環境も変化いたしておりますので、その情勢を的確に反映させていただく必要があります。このため、今後の制度改正等を踏まえた財政収支を試算し、計画を改定させていただきました」と。  そして、中身の計画期間を令和2年度から令和5年度まで引き直しております。また、収支試算における経常一般財源と経常経費を平成30年度決算見込みベースで算出した点、幼児教育の無償化など消費税増税に伴う制度改正による影響を反映させた点、公共施設等総合管理計画に基づく予防保全費用を反映させた点、収支試算結果を踏まえ財政指標の目標を見直した点が、大きな改定内容と言うでしょう。財政指標の目標を見直した点が大きな改定ちゅうならば、財政指標が変わったんですか。財政指標とは、財政のシグナルですよね。何か変わったことがありますか。実質収支比率、経常収支比率、財政力指数、あるいは財政健全化法に基づく実質赤字比率とか、これが、指標ですよ。何か変わりましたか。あなた方はできないと判断したんでしょう。  93%以内におさめれば、経常一般財源が42億円くらいありますよね、平均して。そうすると、93%だと7%が浮くんですよね。浮いた分が2億9,000万円くらいですかね。それから、普通建設事業に臨時的経費を入れたところで回すんでしょう。それを回した残りが経常剰余金になるんでしょう。だから、それをそのまま実行していけば、できとるんでしょう。できてるでしょって。誰が変えたんですか。誰がそういった財政の支出を認めたんですか。  この事業をしますね、あるいは、この事業はちょっと金が足らんから追加でと補正を組みますよね。そういった形でふえてきたと。新たなほかの事業があったかもしれん。しかしながら、この財政の中で、これを認めたら超えるよねということはすぐわかりますよね。だって、予算をつくったときからわかってるんですよ。このまま実行していたら何パーセントでおさまるよねと。  誰がこれを守らなかったから、改定という形で出さなきゃならなくなったんですか。 92 ◯町 長(中逸博光君) それは、毎年毎年の町民のニーズ、あるいは長洲町の将来のまちづくりをやっていく上で、これに投資すれば将来的には経費も減っていく部分もあるよねと。予算編成権である私が、そこは決めさせていただきました。 93 ◯福永栄助議員 住民の要求があったかもしれんけども、住民としては、財政の健全化も要求項目ですよね。どちらが強いかちゅう話ですよね。  あなた方は計画を立てたんですよ。計画の中でそれを取り入れるかどうかという判断をすればいいわけでしょう。ちょっとお願いしますね、1年間の先延ばしをとか。そもそも、総合振興計画の後期計画の裏づけですよね。その後期計画を実現していけば、あなたが掲げるようなまちづくりができるちゅう話でしょう。本来であれば、総合振興計画に基づいて実施計画とか何とかを立てる、その部分について予算をつければいい話でしょう。つくって破ったら、何のためにつくるんですか。  だから、私は、そのままで結構だと思うんですよ。そのときに、平成28年度が94.何%だけしか残らなかったという話でしょう。だったら、次の年に歳出を変えたりすればよかった話でしょう。この事業は1年間待つとか。そのまましとけば、93%以内ちゅうとはあり得んでしょう。平成30年度は言いませんよ、私は監査委員だから。でも、一言で言えば、悪くなってるじゃないですか。  あなた方はいろんなことを言うけども、それは、何も関係ないんです。計画を立てたら、計画を守ると。わかるでしょう。これだけの財政計画を立てて、歳入はこれだけですよ、だったら歳出はこうですよねと。そうするのが当たり前の話じゃないですか。  そもそも、いいですか、財政計画を立てるのなら、目標値がなければ財政計画とは言えません。それは、単なる財政の見通し。目標値を立てる、それが財政計画だろうと。しかしながら、もう一つは、いかなるときには変えられるような形をとっておかなきゃいかんとですよ、財政計画ちゅうとは。この支出は待つという形ならばそこで歳出減が発生する、あるいは歳入減があったときはどうするかと対応しとかないかんですよ。それが財政計画ですよ。  そして、財政計画をつくって93%以内と。実質収支比率に行きますけども、これを守れば8億円という数値目標は達成できたと思いますよ。別段、3年間延ばす必要はなかったと思う。そのときの4年間の事業計画を変えればよかった話。だから、いつまでたっても……。あなた方はそう言うけども、将来にわたって金は必要なんですよ。その年度年度じゃなかっですよ。  次、行きますね。実質収支比率93%以内を目指すと。93%と限定してもいいでしょう。そうしたら、7%が残りで投資的経費に充てた。それにも人事的な財源が入ってくるから、その残った部分でいけますかって話が出てきますよ。あなた方は、計画の中では91.5%まで下げていますね。具体策はあるのかと。具体的に何を下げるちゅうことをわかっているんですか。  経常一般財源を充当一般財源とするでしょう。そして、人件費から始まりますよね。人件費、扶助費、公債費、これらは義務的経費で、この中で、例えば93%と限定したとして、下げられる項目はあるんですか。私も、あの中を見たんです。歳出の見通しがありますよね。人件費、物件費、維持補修費、扶助費、補助費等、公債費、積立金、投資及び出資金、貸付金、繰出金でしょう。人件費、扶助費、公債費が義務的経費ですよね。これは、法令に基づいて支出をされていると思うけども、それ以外に支出で削減できる項目はありますか。93%で限定していいですよ。 94 ◯町 長(中逸博光君) 今、福永議員御指摘の、人件費、扶助費、公債費、なかなか削減するのは……。特に扶助費は、今後削減するのは一層難しいと感じております。 95 ◯福永栄助議員 それと、出資金が出ますよね。これは、地方公会計……、企業会計ですね。特別会計から企業会計に下水道が行ったから、出資金という形で出して……、補助金として出すわけですよね。だけん、この分は削られますか。 96 ◯下水道課長(市川 純君) お答えいたします。  現在、出資金として受け入れておりますが、これに関しましては、基準内繰入金でございますので削減することはできません。 97 ◯福永栄助議員 となると、考えたところでですね、補助費等と物件費しかないんですよ。ただ、補助費等は一部事務組合に対して支出をしています。だから、これも削減できませんよね。向こうの事業で負担金と決まってるんだから、それはできませんよね。そして、補助金も、さまざまな負担金も入れたところですけども、ほとんど削減する余地がないような形ですよね。わずかだろうと思うんですよ、今の状態だったらば。あなたが任意で出してる補助金、それぐらいしか削減する余地はないと思います。だから、非常に厳しい状況の中で、物件費だけしかないんですよね。物件費は、皆さんから言われて若干4,000万円くらい下げましたけども、これしか下げるところはありませんよね。  そもそも私があれなのは、93%以内という言い方ですよ。今、町長が言われた、経常収支比率は70か80ちゅう話。でも、とてもあれじゃだめですよ。いろんな支出が立って、維持管理費とかに伴う費用が発生するから、とても78%から80%が理想ということはあり得ませんよね、現在のところ。だけども、私は、90%くらいが本来のあれじゃなかろうかと思うんですよ。だから、93%と考えて、上から、人件費、扶助費、公債費を。公債費は逆に起債をすれば上がりますよね。扶助費も、恐らく、法に基づいて支出するから下がることはありませんよね。すると、物件費の中の何を下げるかちゅう話ですよね。  だから、私がそもそも考えているのは、具体的に何をいくら下げるという形じゃないと93%は実現せんということですよ。今までのやり方だったら、終わって結果が出て、八十何%だったよねと。平成29年度は94.7%。そうすると、それに対して今度はよくしようということが働くんですよね、大体は。自分たちが考えたのは93%以内よねと。でも、94.何%になりました。超えてるよねと。だったら、93%まで下げるために何を削減しなければいけないかと行動しますよね。でも、その行動は一切ありませんよね。だから、95.何%になったんでしょう。見直さないから。  話がまた戻るけども、補助費等についてはですよ、新公会計制度には、コストの部分で補助費だけは附属書類に補助費の明細書を出すようになっておりますよね。補助費だけですよね。これは、非常に重要な課題であるからちゅう話じゃないんですかね。でも、この前も言ったけども、タイムリーじゃないですよね。そのときに補助費の明細書類を見ると、補助費はどこにどういう目的で出したかということが出てくるんですよね。  だから、何もあなた方は手を打っとらんとですよ。結論は93%でいく、すると、大体2億7,000万円、8,000万円、9,000万円くらい残る。充当一般財源を経常一般財源で、それで残る金が2億8,000万円か9,000万円と。でも、この分を投資的経費に入れて残りを積み立てるということをしなければ、いくらやってもですよ、これはあくまでも数値目標で、その時点になってですね、できなかったというだけで終わる可能性もあるんですよ。  そもそも、総合振興計画は10年計画でしょう。この最終年度が平成32年度だったんですよ。町長はいろいろなことであなたの政策を実現してきましたよね。で、これだけの金を残して、あなたが続けてやられても結構だけども、この財政を後の世代に残すならば立派だったと思いますよ。しかし、それを3年間延ばしましたね。これは、国の安倍政権と一緒ですよね。財政健全化、そのために基礎的財政収支のあれをいついつまでに実現すると言うでしょう。ところが、何もしなかって5年間延ばしたでしょう。あなたは3年間だけど。国も、何も具体的な政策を打たないし、単なる、2025年に財政的収支をプラマイのゼロにするという話でしょう。そして、あなたも具体的なあれはないと。そう言わざるを得んですね。無責任ですね。何か手を打って……。  具体的に目標数値は決めました、その中の財政運営が経常収支は93%以内と。以内ちゅうといろいろありますよね。だったら、これを超えたらできないという話ですか。93%を超えたら、財政目標値の8億円の基金積み立てはできないという話ですか。どっちですか。以内とする意図は。 98 ◯町 長(中逸博光君) やはり、日々、毎年毎年、長洲町のこういった基礎的収入において、主に地方税でありますけど、法人、特に法人町民税の波が大きいということも、なかなか私たちにとって、福永議員からはいろいろ言われますが、そこの把握ができないというのが一つの財政運営上難しい点でございます。しかしながら、93%を守っていくには、やはり言われるように、もう少し切り込みちゅうか、そういうのもやっていかなくちゃ、何ら3年間やってないじゃないかと。言われるとおりだと思います。  しかしながら、我々も、日々、事業を仕分けながらやっているつもりでおりますが、なかなかそこの93%を維持していくことが、今の経済情勢からして、また私が打っている事業もやってきておりますので、そういう点からできなかったというのもあります。  そういう意味では、福永議員御指摘のとおり、今後も引き続き事業の仕分け・見直し、また行財政改革を進めていかなくてはならないと考えております。 99 ◯福永栄助議員 それも、私はうそだと思いますよ。事業の仕分けとか何とかはしたことないと思いますよ。必ず、予算編成のときの新規事業では、どこかを潰して新規事業の予算を計上しなさいと言いますよね。そりゃあ、時限的に終わる事業もありますよ。でも、あなた方が事業仕分けをしたと私には見えませんよ。
     実際、いいですか、経常一般財源はですね、平成29年度は42億2,000万円、平成30年度は42億2,000万円で、若干ふえてるんですよ。平成28年度は42億9,000万円、これは臨時財政対策債を入れてですよ。だから、そんなに減ってないんですよ。減ってないけども、使い過ぎるんですよ。使い過ぎるから、93%以上の数字が出るんですよ。事業仕分け、事業仕分けと言われるけど、それは、内部でしても一緒。第三者に任せなさいよ。  で、どうしますか、経常収支比率93%以内としてるけども。この財政計画の中では、平成30年度は95.1%、平成31年度は91.6%、平成32年度は91.2%。これでできるんですか。これだったら、すぐ8億円はたまりますね。93%以内、91.6%、91.2%も結構ですけども、これが実現できるんですか。具体的にできるんですか。希望的観測じゃないんですか。こんなことを書いていいんですか。できますか。8億円どころじゃありませんよ、使わなければ。実際そうでしょう。平成28年度決算見込みで4年間の財政計画をつくった。平成29年度に1億8,000万円を取り崩したから、経常収支比率93%以内で達成できなかったんじゃないんですか。  いや、これができるならできると言ってください。それを信じて動きますから。具体的に何かあったら、言ってください。 100 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員から本当に厳しく言われております。努力します。 101 ◯福永栄助議員 結局、それしかなかですよね。町民に対しては評判がいい町長ですから、せっかくだったら、内部の財政状況も人が見て安心できるようなものに。町民があなたに委ねたんだから、この4年間の財政運営を。努力して……、その努力は何ですかと聞きますよ。でも、具体的にはないと私は思いますね。  だから、逆に言えば93%で決めると。93%までは許してくださいと。残りの7%で何とかやりくりして、数値目標である8億円を達成しますと。そういうあれじゃないと、ただ努力とか……。いいです、いいです。努力されるんでしょうから。  次に、3点目。実質公債費率です。3年間の平均値として出されるわけでしょう。これは、財政計画じゃなくても、健全化判断比率にのってますよね。何で、これをあえて載せるのか。本来であれば、将来負担比率が、一番その年度のあれだからわかると思うんですけども、これも健全化判断比率にのせてますよね。何で、財政計画の中に実質公債費率を載せるんですか。 102 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  こちらのほうに実質公債費率を掲載いたしますのは、振興計画のほうで成果指標として位置づけておりましたので、掲載をさせていただいたというところでございます。 103 ◯福永栄助議員 その意味はわかるけども、健全化判断比率ちゅうて法に基づいて出しますから、その点に……。実質公債費率と将来負担比率の両方を健全化判断比率ということで法に基づいてしているから、計画には、今の話ですけども、それよりも違うのを載せたほうがいいんじゃなかろうかと思うとですよね。それは、何だろうと思いますか。何を載せたほうがいいと思いますか。 104 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  実際、現金がどれだけ残るかというところで、目標として実質収支の額であったり比率であったり、そちらの額のほうになると思います。 105 ◯福永栄助議員 この財政計画を立てるに当たってですよ、まず考えるのは、収支の健全化なんですよね。健全性を維持した上で弾力性を高めて政策的経費を使える財源を確保するということは、余力があるという形ですよね。だから、九十何%ちゅうあれじゃないんですよね。その上で、将来の安定のために財政調整基金を適正額まで確保しつつ、後年度の財政負担の適正化のため地方債の残高を適正額まで下げるという話ですよね。だったら、収支の健全性を考えたらですよ、何だろうと思いますか。今、私のきょうの質問の最大のところですけど。 106 ◯総務課長(濱村満成君) 単年度の金額ということになりますので、実質単年度収支額が一番重要であると思っております。 107 ◯福永栄助議員 何てですか。ちょっと聞きそびれたけど。実質単年度収支ですか。実質単年度収支というと、その年度の実際の実質的な収支ですよ。実質収支比率じゃないんですか。 108 ◯総務課長(濱村満成君) 失礼いたしました。実質収支比率になります。 109 ◯福永栄助議員 実質収支比率を上げるに当たっては、実質収支額が財政規模に対してどれだけという話ですよ。収支の健全性ちゅうけど、単年度の収支の健全性じゃないんですよね。後々も考えたところでの収支の健全性なんですよね。ちゅうことは、実質収支額として財政規模の何パーセントは残るという話なんですよね。それが、健全な財政運営の基本だろうと思うんですよ。財政運営の基本ですから、これはちょっとあれですけども、歳入総額から歳出総額を引いた差し引き額ですよね。そして、翌年度に残す額を引いて実質収支、その実質収支から前年度実質収支を引きますね。それが、単年度収支ですよね。  副町長、当該年度の実質収支から前年度の実質収支を引く意味は何だろうと思いますか。 110 ◯副町長(平川一喜君) 基本的にはですね、実質収支比率を出すためだと思っております。 111 ◯福永栄助議員 当該年度の実質収支額から前年度の実質収支額を引くちゅうことは、そこにはずっと累積している繰越金がありますよね。それを除くために引くんですよ。そして、単年度収支を出すんですよ。積立金なり基金の取り崩しをして実質単年度収支とする、その実質単年度収支が1年間の実際の収支になるんですよ。  それがマイナスなんですよ、ここは。これが、実際の単年度の収支を見る場合に、マイナスいくらと出てくる、つまり赤字運営をしてるんですよ。だから、これが健全ですかちゅう話になるんですよ。健全じゃありませんよね。  そうなるとだから私が言うのは、実質収支比率をまず載せると。これが、理想的に言えば、大体3%から5%を残したら後年度のあれにも十分対応できるという話ですよね。だから、実質公債費率よりも実質収支比率をここに載せたほうが私はいいと思うんですけども、それについてはどうお考えですか。  なぜかというと、前回の町長の答えの中にですね、「今後も定期的な見直しを図ってまいりたいと考えております」と。いつでも変えられるちゅうことですよ、これは。「財政収支の見通しは、本町を取り巻く環境の変化に大きくかかわってまいります。このことから、計画的により的確な状況を反映させ財政運営上の課題をいち早く把握するためにも、今後も定期的な見直しを図ってまいりたいと考えております」と。一番の長が言ってるんだから、これをこう変えてもいいなと。  いわゆる収支の健全化をまず図る、そして、経常収支比率を抑え弾力性を高めて、その残った分を財政調整基金に入れると。地方債の残高は、今、公債費を払ってますけども、十分、この実質公債費率を見ても数値的には達成してるんですよ。しかしながら、ほかのことに使うから。今後、基金を起こしたときに、それを公債費として3年据え置きで払うことになったら、また公債費が上がってくる可能性はありますよ。だから、基金をしても、公債費として払えるだけの原資を残念ながらつくらなければなりませんよね。そう、思いになりませんか。 112 ◯総務課長(濱村満成君) 財政計画上の目標項目につきましては、見直しを行いたいと思っております。 113 ◯福永栄助議員 そもそも、私が言ったけども、その部分を見直すんじゃなくてですよ、公共施設の総合管理計画の個別計画を立てるでしょう。そして、あなた方は、協議会を開いて給食センターの建設をするでしょう。ただ、これも恐らく起債で賄うんでしょう。どう交付税措置をするかはわからんけども、するでしょう。100%の交付税措置ちゅうことはありませんから、必ず一般財源から払う分が発生しますよね。  だったら、もう最初からやり直して、平成31年度はスタートしたけども、平成35年度までのあれを本当にじっくりやってですよ、つくられたらどうですか、1回。途中で変えられるから、この計画の信用性がない。ないと言っては申しわけないけども。せっかくつくられたんだから。いろいろ言われるけどもですよ、改定版をつくったときには、幼稚園とか何とかの無償化は平成31年度の10月からだったですもんね。そして、それを理由づけとっですもんね。本当に財政的に向き合うんだったらば、安心感を与えないかんですよ。こうやったらこうなります、だから、ここまでは皆さん我慢してくださいとか。  ごめんなさいね、さっきの話に戻るけども、物件費の内訳ですよね。賃金はそうでもないけども、ここの委託料がやたら多いですよね。その他と書いてありますけども、結局、平成29年度から比べるとですよ、平成28年度を100としても、平成29年度は8億5,300万円から8億3,200万円まで下がって97.6%の減になった、ただ、平成30年度は9億1,200万円で前年度と比べて109%に上がったですね。この中身を見るとですよ、極端ですもんね、これが。  やっぱり、最終的には、経常収支比率を下げるに当たっては、この物件費と補助費しかありませんと断言してよかですね。そして、補助金も明確にして、本当に補助をする必要が公益上あるのかと。補助金を出して我が自治体が苦しくなったら、元も子もないんですよ。補助金の支出の要件にはですね、補助金が財政的に豊かなときは出せますと。しかし、自分の財政に影響があるような補助金は、いかに公益的にあれがあるとしても、その額を減らすとか何とかしなければ。  時間の延長をお願いします。 114 ◯徳永範昭議長 30分以内で認めます。 115 ◯福永栄助議員 それは、大なたを振るわんことにはですね。いかなる、経常一般財源を充てて経常収支比率を93%に保とうとするなら、大なたを振るってその部分を切らなければ下げることはできませんね。嫌われても結構だという形でやらんことには無理ですね。  最後の4点目。これは、先ほど言いましたように、総務省から、平成28年10月に、地方公会計の活用のあり方に関する研究会報告書を公表し、財務書類を作成するだけではなく自治体の財務施策に公会計のデータを活用することが求められたと。これだけ財政が厳しくなっている中で、データぐらいは見られたんですか。前回、「地方公会計ができました。これをいつ活用しましたか」、「平成29年8月につくりましたから、平成29年度には間に合いませんでした」、「なら、平成30年度はどうですか」と。でも、全然してないですよね。このデータをつくるに当たっては、恐らく、あなた方よりも数段能力の高い人が集まって研究会の報告書を作成されたんじゃないですか。どういうデータがあるということぐらいは見て、自分たちの予算編成に活かそうとか、そういうことは考えておられないんですか。  また、これは、つくるのにいくらかかりましたか。国から交付税で来たかもしれませんよ。でも、つくってから、保守点検か維持のために何百万円かは出していますよね。何百万円かはちょっと忘れましたけども。だったら、つくっただけですよね。それも、コンサルタントという形で会計事務所がつくったんでしょう。その中で、ちょっと悪いよねと。これは全部、決算が上がってきますからね、国には。だから、せっかくこういった複式簿記でつくったところの財務4表の中で、そういった研究をされて一つにまとめたデータを活用する気持ちはありませんかと。これは、前回も聞きました。金も多分捨て金になる、それだったら。使わんことには。ただ、業者を助けるだけだもん、これは。言っちゃいけんけど。これはどうですか。 116 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  公会計につきましては、現在、行政コストを見まして、資産関係の総量の縮減等々に当てていきたいというところでやっております。議員おっしゃるように、総務省のほうの研究されているチームがつくられたものにつきまして、そういうところまではまだできていないところであります。今後、そちらのほうも活用して、どこが使えるかということを勉強していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 117 ◯福永栄助議員 その点についてはですね、やっぱり1回データを見て、こういうデータがありましたからここを活用していきたいと思うというくらいの報告をしていただきたい。よろしゅうございますか。  皆さんはですね、財政的に厳しい状況であることを理解してですね、求めるところは求める、あれだったらやめるところはやめると。そうしないことには好転しないですよ。これから先、財政において入るのが多くなるちゅうことはまずありませんから。一方で、財政需要はかなりありますよ、今からまた。そういうことを考えたら、それだけの金もためとかならんし、まず会計で毎年の余力をつくっとかないかんですよ。  以上、終わります。 118 ◯徳永範昭議長 ここで、しばらく休憩します。                休憩(午後 2時12分)                再開(午後 2時21分) 119 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 濱崎 久議員 120 ◯徳永範昭議長 13番、濱崎久議員の登壇を許します。  濱崎議員から一般質問席への飲み物の持ち込みの申し出がありましたので、許可しております。                 (濱崎 久議員登壇) 121 ◯濱崎 久議員 1.長洲中学校で起こった暴力事件について、再び質問いたします。  長洲中学校の校長のパソコンから私的なものが発見されたと答弁がございました。長洲中学校校長室のパソコンは私的に使わせているのか、お伺いいたします。校長室パソコンの規定、許可、罰則、保管はどのようにしているのか、現状をお伺いいたします。  2点目は、前回の答弁について、教育長へお尋ねいたします。学校から見つかったものは教育委員会がなかったと申し上げてきたものと同一のものではないと答弁されましたが、それでは、教育委員会が申し上げてきたものとは何ですか。どういうものですか、お伺いいたします。  3点目をお伺いいたします。アンケートがないと隠蔽するようなことをするのか、お伺いをいたします。  4点目は、アンケートの類いが発見されてからも、隠蔽・虚言と思われる行動をする理由をお伺いいたします。  以上4点、教育長にお尋ねいたします。 122 ◯教育長(戸越政幸君) 濱崎議員の4点の御質問にお答えします。  1点目の御質問の長洲中学校のパソコンは、業者とリース契約を結びノート型パソコンを配備しております。パソコンの運用に関しましては、特別に規定や許可、罰則などの取り扱いはございませんが、文部科学省から示された「学校における情報セキュリティーの確保について」に応じて、小・中学校における電子情報保全に関するガイドラインを策定し、その中で情報セキュリティーの管理体制、基本的な注意事項、記録媒体の取り扱いに沿って運用しております。  2点目については、以前から申し上げておりますが、当時の担任が事故後に学級で聞き取った内容の文書、いわゆるアンケートの原本及び学校でそれらを取りまとめた報告書です。  3点目については、2点目で申し上げましたが、いわゆるアンケートの原本と取りまとめた報告書については、現在もございませんので隠蔽していたわけではございません。  4点目については、裁判の過程で、新たに当時の校長が取りまとめたメモ書き程度のものが発見されましたが、発見するまではその存在自体を認識しておりませんでしたので、隠蔽や虚言をしたわけではございません。  以上です。 (「使わせているのかって質問しよっとに、答えがない。」と呼ぶ者あり) (「質問の答えがない。」と呼ぶ者あり) (「答弁不足だろ。」と呼ぶ者あり) 123 ◯徳永範昭議長 濱崎議員に申し上げます。発言してください。 124 ◯濱崎 久議員 教育長、質問に答えてくださいよ。 125 ◯教育長(戸越政幸君) 御質問の4点につきまして、一応お答えしているつもりでおります。 126 ◯濱崎 久議員 私は、長洲中学校の校長室のパソコンを私的に使わせているのかと尋ねているんです。 127 ◯教育長(戸越政幸君) 全く個人的なことに利用するために使っているものが、私的と捉えます。学校で職務を遂行していく上で、いろいろなことに対して自分の考えをちょこっとまとめたり資料を書き写したりといった校務に必要なもの、これは、一応校務で使っているというふうに思います。全く個人的な理由、個人的なものの利害関係にするようなことに使う、これを私的として捉えます。それでよろしいでしょうか。 128 ◯濱崎 久議員 最初に質問しましたように、長洲中学校のパソコンから私的なものが発見されたと答弁されたんですよ、前に。答弁されたから、その私的なものとはどういうものかと。  それではですよ、どういう分け方をして私的なものだったと区別していますか。 129 ◯教育長(戸越政幸君) 先ほども申しましたけれども、あくまでも公的な文書、例えば教育委員会に報告するだとか、そういったものを公的として捉えるとするならば、そういうものではなくて、今回出てきたものについては、その以前の校長独自でまとめたものと捉えております。 130 ◯濱崎 久議員 それでは、これを私的なものとして判断したのは、誰がしたんですか。今から考えんでもいいでしょう。もう過ぎたことだからわかっとるわけでしょうが。 131 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  それが発見されたとき、私のほうで私的という言葉を使ったかと思います。少し説明が足らなかった部分があったかと思います。先ほど教育長が申し上げました、あくまでも職務上必要なものというところの中での私的ということで、発言したものでございます。 132 ◯濱崎 久議員 それでは、課長にお尋ねしますが、校長のパソコンから発見したメモ、福冨校長が記録した私的なメモとその後福島校長が記録した公的なメモは、どう違うんですか。 133 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  公的なものとしましては、教育委員会に報告がある、例えば様式であったりとか報告義務のあるもの、それが公的なものに当たるかと思います。 (「私的なものは。」と呼ぶ者あり)  私的なものにつきましては、先ほど申し上げました、職務遂行上必要なものとしまして、私的と申しますか個人的にとられたものであるかと思います。 134 ◯濱崎 久議員 それでは、福冨校長が私的に長洲中学校の公共物であるパソコンに入力・記録したものは、学校で管理している公的なものとともに私的なものとしてパソコンに残るんですか。 135 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほど教育長も申し上げました、報告の義務があるものにつきましては、学校の中で取り扱いが行われます。職務上必要なものは、その教職員、管理職がみずからメモをとったり、またはパソコンのほうで職務上管理しているというものでございまして、公的なものとしましては、学校で作成されて保管し、またさらに教育委員会に報告があるというものであると思います。 (「私的なものは。」と呼ぶ者あり)  私的なものは、先ほど申し上げました、個人的に職務上必要なものとしてつくられたものでありますので、それは、教職員のほうで管理がなされているのかと思います。 (「全部言うたら、質問に答えれよ。」と呼ぶ者あり) 136 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、質問してください。議長を通して質問してください。 137 ◯濱崎 久議員 議長、質問したことに答えさせてくださいよ。 138 ◯学校教育課長(松林智之君) 申しわけありません。個人的なもの、私的なものにつきましては、教育委員会のほうで全て管理するというのは現実的に不可能でございます。ある程度、学校長のほうに公的なものは委ねているところでありまして、私的な部分については教育委員会のほうでは把握をしておりません。 139 ◯濱崎 久議員 把握してなくても、記録は残っているんでしょう。 140 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども言いました、職務遂行上必要なものとして残されているものもございますが、必要でないものは廃棄・削除されているものもございます。 141 ◯濱崎 久議員 今回の私的なものは管理してあったんでしょう。 142 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  これは、当時、校長が使っていたパソコンの中に残っていたものでございまして、教育委員会が事前に把握していたもの・管理していたものではございませんでした。校長が職務上必要なものとして取りまとめたものが、パソコンに残っていたというものでございます。 143 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、管理されているものと管理されてないものはどう違うんですか。 144 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  管理されているものは、例えば、教育委員会に報告・提出があるもの、学校管理規則などに規定しているもので、それらが管理されているものかと思います。管理されていないものにつきましては、先ほど言いました、個人が職務上必要なものとして取りまとめたものなどが当たるかと思います。 145 ◯濱崎 久議員 ですから、管理されているものとされてないものが、そのコンピューターの中におさまっているわけでしょうが。どう違うんですか。
    146 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  パソコンの保管・管理につきましては、その職に当たる者が管理をしております。例えば、パソコンの中でフォルダーをつくって保管する、そういった保管の仕方が一般的でございます。 147 ◯濱崎 久議員 ですから、私的なものとしても管理されてあったんでしょう。 148 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  個人として管理はされていたかと思いますが、こちらで把握していたものではございません。 149 ◯濱崎 久議員 ですからね、そうしたら、コンピューターの中でどう分けてあるんですか。 (「分けられんでしょう。」と呼ぶ者あり) 150 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  パソコンの中での分け方といいますか管理の仕方は、その個人によってさまざまだと思います。 151 ◯濱崎 久議員 そうしたら、教育委員会はそれを許可しているんですか。 152 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども教育長答弁の中にございました、電子情報保全に関するガイドラインというものをつくっておりまして、その中でいろいろな取り決めをしております。個人情報の取り扱い、職務遂行以外の目的に使用しないことなどで、これに沿って学校のほうでもパソコンを使用してもらっているということでございます。 153 ◯濱崎 久議員 では、福冨校長が入力したものは管理してあるんですか。許可したんですか。 154 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  これは、教育委員会が許可するものではございませんで、学校長の判断に委ねられているものと考えております。 155 ◯濱崎 久議員 それでは、学校長は自分の判断で、私的に使っても公的に使ってもいいということになるんですか。 156 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども申し上げました、あくまでも職務を遂行するために必要なものとしてパソコンを使用してくださいと。ここは、ガイドラインにも示しておりますとおり目的外に使用することは禁じております。ですので、職務上必要なものとして当時の校長が判断し、パソコンの中で作成し残しておいたものと考えております。 157 ◯濱崎 久議員 さきの答弁では、私的だと。公的でない、私的に使ったんだと。そう言っているんですよ。私的だと。それが、教育委員会では、そうしたガイドラインに沿って許可しているんですか。 158 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほど教育長からも申し上げましたが、私的というのは全く職務とは関係ないものを指しておりまして、職務遂行に必要なものとして当時の校長が個人的に……、私の言葉足らずでございまして、それを私的にという言葉で申し上げましたが、職務遂行上必要なものとして当時の校長が残しておいたものと考えております。 159 ◯濱崎 久議員 そうしたら、教育長も課長も言いましたように、校務であったと。私的であったけど校務であるということですね。 160 ◯学校教育課長(松林智之君) 当然、勤務中でございましたので、校務上で個人的につくられたものであると思っております。 161 ◯濱崎 久議員 当時の福冨校長は、当初からアンケートの類いがあると証言しているんですよ。それでは、校長のパソコンから発見されたのは、私的なものではなく公的なものだったんですね。確認します。 162 ◯学校教育課長(松林智之君) 先ほども申し上げました、職務遂行上必要なものとして個人的に……、私的にという言葉を使いましたが、職務遂行上必要なものとして個人的につくられたものでございます。公的と申し上げるのは、教育委員会、学校内で提出・保管が必要なものをして公的というふうに認識しております。 163 ◯濱崎 久議員 ということはですね、2月7日に、この福冨校長が証言していますよね。最初からアンケートはあったんだと。これ、証言していますよ。これは事実ですね。 164 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  裁判を行う過程で、当時の校長からそのような発言がありました。 165 ◯濱崎 久議員 さきの答弁で、福冨校長の証言が私的なものだった、いわゆる公的なものではなかったんだというような答弁をされたものですから、そう思ったんですが。福冨校長が最初からアンケートの類いはありますと証言していたことは認めるんですね。 166 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  何かに取りまとめたことがあるというような証言があったかと思います。 167 ◯濱崎 久議員 いいですよ。ただ、2月7日に証言している、そのことを教育委員会は認めた。ということはですよ、2月7日から公にこのアンケートの類いがあるということをですよ、今、証明しているんじゃないですか。 168 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  2月に、裁判のほうでそのような発言がございました。裁判をする過程で、原告側からの請求があって、校長室を探した結果、5月にそのようなものがパソコンから見つかったということでございまして、当時、あるかないかというところまではまだ確認ができておりませんでした。 169 ◯濱崎 久議員 それではですよ、2月7日にこういうふうにしてアンケートがあるということがわかったならですよ、何で議会において質問しているときに答弁してくれなかったんですか。 170 ◯学校教育課長(松林智之君) 先ほども申し上げました、2月にそのような証言があってすぐに確認がされたかどうかというのは、当時、私は課長ではありませんでしたので、そのあたりはわかりませんが、裁判をする過程におきまして、調査をしてくれというようなところで請求がありましたので、それを5月に探した結果、見つけたというものでございます。すぐに……、どのような確認がされたか調査がされたかというのは、把握しておりません。 171 ◯濱崎 久議員 課長というのは課を代表する人、課長補佐というのは課長を補佐する人、あなたは、その当時、課長補佐だったんだから、担当しておろうがなかろうが課長の補佐をする者として当然知っておかなければならんわけでしょう。知っておったわけでしょう。どうですか。 172 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時、課長補佐でございまして、裁判の状況について詳しくは……、よくは知りませんでした。  以上であります。 173 ◯濱崎 久議員 頼りにならない課長補佐だったんですね。  ただ、アンケートは存在すると説明されておったんですよ。当時は、松本課長です。暴力事件に伴い生徒からとられたアンケートはある、そしてまた、当時、竹本議員が質問したことに対して、事件の記録もあると答弁されておりました。授業中の教諭は、男子生徒が日常的に暴力を繰り返していることを認識していたことは会議録にそう載っていると答弁されています。学習支援員もつけていたと答弁されていたものです。以前からこういうふうにしておられました。  ところが、その後、以前の教育委員会では裁判前のことであり、いろいろとその辺のやりとりは出てきましたが現在は裁判中で開示できませんとなり、その後数年たち、アンケートの発言ですが、これがアンケートなるものかどうか開示できませんとなり、ついに、アンケートも記録もないという公式答弁となってきたのです。この間数年、いろいろやりとりはありました。  ところが、近年、新聞の暴露報道でアンケートはあったとされました。アンケートの類いが校長のパソコンから出てきたのであれば、訴訟に提出すると同時に議会にも説明すべきではないですか。しかも、暴露報道の前日、議会質問したにもかかわらず、一言も答弁しない。新聞報道がなければ、今でも議会はわからずじまいです。住民の代弁者である議会に説明しなかったことは、住民に隠蔽したことになりはしませんか。どう考えていますか、教育長。 174 ◯教育長(戸越政幸君) お答えいたします。  確かに、議会等あたりへの報告が遅くなったことにつきましては、再三おわびしてきておりますけれども、大変申しわけなかったと思っております。  以上です。 175 ◯濱崎 久議員 報告が遅れましたという、あまりにも遅れ過ぎやしませんか。7カ月ですよ。7カ月となると、二つの議会にまたがるんですよ。その間、説明しなかったんですよ。しかも、暴露報道の前日に質問しているにもかかわらず、一言の答弁もなかったんですよ。  教育長、お尋ねします。福冨校長がアンケートを入力したことと福島校長がアンケートを入力したこと、私的な入力と公的な入力、どう違いますか。 176 ◯教育長(戸越政幸君) 7カ月の長きにわたるということです。私も、4月に入りまして、この裁判の件を知り、そして、「ああ、そうね」「ああ、そういうこと」「ああ、この文書上がっている」、だから、ないというふうに言っておられるんです。「文書つづりを見せて」と言っても、ないんです。公式文書で上がってないので。「ああ、そうね」ということでした。そして、流れの中で、課長が申しましたように、もう一度福冨校長が申し上げたことについて点検をしてくれというところで、非常に苦労しながらその件を見つけたわけです。それを一応……、裁判の進行しているところですので、弁護士等あたりとも相談して、「これで間違いありませんか」「こんなのがありました」というようなことのやりとりをしていきながら、結果的に、ああいう時期──先ほど申されましたように新聞報道される後にですね、議員の皆様方には報告をしたということになります。  そのおくれたことに対してはですね、もっと以前にお知らせをして状況の報告をすべきだったというようなことで、再三おわびを申し上げてきたところです。  それから、福島校長とそれからその後の……、福島校長と福冨校長のパソコン上のものですけども、福島校長のものも、正式なかがみのついた、こういうものですという文書書類は上がってきてない。本来、公式なものというのは文書で残すべきだ。そういうふうに、やかましく私たちは現場にいるときから言われてきました。報告文書は、教育委員会に上げたものについては学校でもきちんと文書つづりに報告を残しておく。それと同じものが教育委員会にも上がってき、教育委員会でもそれが同じように残されていく。そういうふうなものだと思っております。  ですから、ある面で、福冨校長がパソコン上に残されたものと資料をもとにしながら福島校長がまとめられたものとは、同一の取り扱いになるのかなと私としては思っております。  以上です。 177 ◯濱崎 久議員 事件当時の校長は福冨校長です。その後の引き継ぎが福島校長です。間違わないように。  その福冨校長が記録したメモと福島校長が記録したメモはどう違うのかと聞いているんです。 178 ◯教育長(戸越政幸君) 福冨校長が残したパソコン上のやつ、これは、校務に必要な中で個人的にまとめられた資料だと。福島校長がまとめられたものも、個人的な、必要なものとしてまとめられたもの。同じような取り扱いになると思います。 179 ◯濱崎 久議員 何か変な答弁ですよ。それじゃあ、2人ともパソコンに入力してあるんですか。 180 ◯徳永範昭議長 ここで、しばらく休憩します。                休憩(午後 2時57分)                再開(午後 3時13分) 181 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  執行部の答弁をお願いします。 182 ◯教育長(戸越政幸君) パソコンそのものは、学校の校長室に1台貸し出しているものです。一つのパソコンですから、後になられた福島校長と福冨校長は同じパソコンを使っておると。そして、先ほど申しましたように、福冨校長時代にまとめたであろう、あそこに残っとらせんかというような資料と、福島校長が後で担任等あたりからいきさつを聞きながら、福島校長が個人的にまとめられたものというような文書が、そのパソコン上に残っているということです。  福島校長と以前作成されていた福冨校長の分を分けるとするならば、同じように校務の必要上個人的にまとめられたものとして捉えます。  以上です。 183 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、福冨校長のパソコンの資料と福島校長が入力されたパソコンの資料は、二つ発見されたということですか。 184 ◯教育長(戸越政幸君) 当然、福島校長の分と合わせてでございます。二つということになります。福冨校長の資料を探しているときに、福島校長の個人的に校務に必要なフォルダーがあり、そこの中からも類するものが見つかったということになります。 185 ◯濱崎 久議員 それでは、福冨校長が入力した資料と福島校長が入力した資料と二つが、校長室のパソコンから発見されたということですか。 186 ◯教育長(戸越政幸君) はい、そうです。個別にそれぞれまとめられたものが見つかったということです。 187 ◯濱崎 久議員 それ、ちょっとおかしいんですけどね。6月19日の総務保健福祉常任委員会の資料の中に、事件当時の校長から引き継いだ校長が、当時の担任から受領をしたと認識しているアンケート結果を取りまとめた手控え用のメモ書きを裁判所へ提出した。ですから、福冨校長がメモ書きしたのを、福島校長が入力したということじゃないんですか。2通出てきたんですか。 188 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  こちらは、平成31年1月22日の議員全員協議会で説明報告を行っているものでございまして、当時の福冨校長から引き継いだ校長が、当時の担任の先生から受領をしたと認識しております。これは、福島校長が認識しておりますアンケート結果を取りまとめた手控え用のメモ書きというものが、パソコンの中にもあったということで、福冨校長とはまた別のものでございます。 189 ◯濱崎 久議員 課長も2通出てきたと言うんですね。 190 ◯学校教育課長(松林智之君) はい。以前説明していたとおり、福冨校長のとそれを引き継いだ福島校長のと、別々のものがあったということでございます。 191 ◯濱崎 久議員 さきの議会のときは、誰が入力したものか答弁できないということだったんですけど、きょうは、福冨校長が入力した資料と福島校長が入力した資料の2通が出てきたということを答弁されましたけど、再度確認します。事実ですね。 192 ◯学校教育課長(松林智之君) はい、先ほど申し上げたとおりでございます。 193 ◯濱崎 久議員 いよいよ、内情がおぼろげながらわかってきたんですけどね。そういうふうにしてですね、前の松本課長もですね、裁判の前はいろいろと資料を出して説明しておったんですよ。ところが、裁判になった途端にですね、資料を開示できないということになって、最終的に、松本教育長時代に、アンケートも記録もないということで答弁されるもんですから、こっちとしてはもう聞く手がなかったわけですよね。それが、9月15日、新聞の暴露報道ですよ。その間、何年かかっていますか。あるいは、2月7日に当時の福冨校長が証言してから、約7カ月ですよ。二つの議会にまたがる期間、説明しなかったんですよ。説明しなかったというよりも、聞いても答えなかったんですよね。ないということで来ておったんだ。それが、9月15日の新聞の暴露報道になってきたわけなんですよ。これは、隠しておったということですか。 194 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  2月に当時の校長がそういう証言をされて、それから、その年の5月に発見したわけでございますけども、その間、発見してから、これがどういうものかということを弁護士に相談をして、裁判所のほうに提出をしたわけでございます。これが本当にその当時の証拠になるものかどうかということがわかりませんでしたので、まだ議会のほうにも正式には報告をしなかったというところもございますし、新聞報道が先に出て、その後に報告という形になったことに対しましては、大変申しわけなく思っております。 195 ◯濱崎 久議員 だから、隠蔽しておったんですか。 196 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  意図的にこちらが隠していたというわけではございません。これがどのような証拠となるものかということを弁護士と相談した上で、裁判所に提出をしまして、それで証拠書類になるものということでございました。新聞報道よりも後に議員の皆様方に報告する形となったわけでございまして、大変申しわけなく思っております。 197 ◯濱崎 久議員 松林課長はですね、こう答弁しているんですよ。「新聞掲載は9月15日、その前に一般質問があっておりますが」、この一般質問は私がしたんですね、「裁判にかかわる資料でございましたので、教育長の答弁の中ではまだお答えすることはできない」と。2月7日の証言から7カ月、訴訟に提出してからも数カ月。まだ教育長の答弁としてお答えすることはできないということで、いわゆる隠蔽をしていたんじゃないですか。そうでしょう。まだお答えする……、事実はわかっておるのに、しかも議会で質問しておるのに、教育長の答弁としてはまだお答えすることはできませんと。隠蔽していたんじゃないですか。 198 ◯学校教育課長(松林智之君) 先ほども申し上げました、決して意図的に隠していたわけではございません。当時、それが裁判所でどういうものかということをまだこちらも把握してはおりませんでした。そこで、教育長にも、まだ裁判中でございますので答弁のほうは差し控えたほうがいいということで、私が判断したところでございます。 199 ◯濱崎 久議員 それは、課長と弁護士との間のことでしょうけどね。出てきたのは事実でしょうが。しかも、町の有利になるために資料として裁判所に提出しておるんでしょう。それならですよ、議会でずっと何年も聞いてきているんだから、あったならあったと答弁すべきじゃないんですか。「まだお答えすることはできない」、隠しておこうと。これ、隠蔽じゃないんですか。わざと、意図的にしておったんじゃなくて、意図的過ぎるやり方じゃないんですか。 200 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  決して、わざと、意図的なものではございませんで、裁判所に提出をしてから、それがどのようなものかということがまだわかりませんでした。ですので、議員の皆様に対しましても、はっきりしたことは申し上げられなかったということでございます。  以上でございます。 201 ◯濱崎 久議員 それは違うでしょう。町の有利になるための資料として提出したんでしょう。 202 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  町が有利になるものでは……、そういうふうには思っておりませんで、公平な裁判のためだということでそのように判断したわけでございます。 203 ◯濱崎 久議員 誰に説明をしても、そういう了解はできませんよ。町が有利になるために、その証拠書類として提出したんですよ。議会には黙って。議会では何年も聞いておるのに、ないということで。そうでしょうが。町が裁判で有利になるように、資料として提出したんでしょうが。不利になる資料じゃないんでしょう。町が公有してますよという、いわゆる私的なものを公的にして、町の有利になるように資料の提出をしているんじゃないですか。それを何ですか。 204 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  提出したものについては、原告からの請求があったものでございます。原告の請求を受けて、誠実に対応したものと思っております。決して、町が有利になるためにやったわけではないというふうに思っております。 205 ◯濱崎 久議員 原告の請求によって出したならですよ、それがわかったならですよ、なぜ議会で答弁しないんですか。議会には隠蔽しているんですか。 206 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども申し上げました、これがどのような証拠書類になるものかということがまだわかりませんでしたので、議会への説明報告がおくれたということでございます。
    207 ◯濱崎 久議員 それは、議会に対して、説明がおくれたんじゃなくて、新聞で暴露されたからその後で説明をしたんでしょうが。新聞で暴露されなかったら、それをしなかったんでしょうが。どうですか。 208 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  決してそうではありませんで、弁護士と相談の上、いずれ議会への御報告をしなければならないと考えてはおりました。先に新聞報道がございまして、議員の皆様方より先に報道のほうがされましたので、逆になりましたけども、その後おくれて報告説明をさせてもらいました。大変申しわけなく思っております。 209 ◯濱崎 久議員 それは、事実が違いますよ。新聞で暴露報道されなかったら、教育委員会は説明するつもりはなかったわけです、さらさら。それが事実として残ってるでしょう。新聞で暴露されるまで、質問しても説明しないんですから。どうですか。 210 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  裁判を行っている過程で申し上げられることとできないことがございますが、いずれ、町から提出したものに関しましてはですね、議員の皆様に報告しなければならないと考えておりました。 211 ◯濱崎 久議員 質問に答えなさいよ。暴露報道されたから説明をしたけど、暴露報道される前は説明するつもりがなかったわけでしょうが。どうですか。 212 ◯学校教育課長(松林智之君) 先ほども申し上げました、いずれ、町から提出したものに関しましては報告説明をしなければならないと思っておりました。 213 ◯濱崎 久議員 しかし、事実はしなかったわけでしょう。隠蔽したんじゃないんですか。 214 ◯学校教育課長(松林智之君) 決して、うそをついたり意図的に隠したりというようなもので隠蔽したわけではございません。新聞報道が先になりましたけども、いずれ、議員の皆様方にも、町から重要書類を提出しその書類がどう扱われるかということは、説明報告をしなければならないと考えておりました。 215 ◯濱崎 久議員 しかし、それは、いかにもですよ、長過ぎる。隠蔽するにしても長過ぎる。7カ月以上かかっているんでしょう。二つの議会以上、かかってるんでしょう。いずれしようと思っておったと。それは撤回しなさいよ。みすぼらしい答弁はしなさんなよ。新聞で暴露報道されるまで、教育委員会は記録もアンケートもないということで通してきたでしょう。しかも、新聞で暴露報道される前の日に私が一般質問したときにも、一言も言わない。それで、暴露されたら、言うつもりだったと。7カ月もかかってるんですよ。あまりにも長過ぎやしませんか。いわゆる、隠しておったんでしょう。 (「暴露されてたて言わんでよかろに。」と呼ぶ者あり) 216 ◯学校教育課長(松林智之君) 決して、隠していたわけではございません。その都度その都度で対応をする必要があると思っておりました。ただ、発見したのが5月でありまして、その後、裁判所に提出して、それがどのようなものかということがまだわかっておりませんでしたので、説明報告は差し控えておったというわけでございます。 217 ◯濱崎 久議員 課長はですね、反省をしていただきたい、少しは。7カ月もですよ、隠しておいて、いずれ報告するつもりだったと。新聞報道があったからそう思ったんでしょうが。少しはね、反省しなさいよ。隠しておったんでしょう。質問をこっちがしているのに、答えない。隠しておったわけでしょう。隠蔽しておったわけでしょうが。それを言葉として答弁しなさいよ。  戸越教育長はですよ、この課長の答弁を肯定していますよね。そして、こう答弁しています。「当然、資料は知っていましたが、ただし、これは裁判が係争中なので大事なものだということで、お答えしませんでした」と。大事なものだから隠蔽しましたと。笑い事じゃないですよ。あなたの答弁ですよ、これは。大事なものだからお答えしませんでした、大事なものだから隠しておりましたと。そりゃあ、4月に戸越教育長が就任する前のことですよ。2月7日に証言があったわけですから。しかし、それは、引き継ぎとして当然受けておかなければならない。また、担当課長もですよ、生涯学習課長が前でしたが、引き継ぎをして説明をしておかなければならない。教育長が就任前のことではありますよ。しかし、その資料は知っておりましたが大事なものだということで答弁しませんでしたと。これ、教育長、何ですか。笑っている問題じゃないですよ。 218 ◯教育長(戸越政幸君) 福冨校長が、2月の裁判時に、メモを残してるだろうというところでの話は知りましたということです。  それと、課長と私のスタンスとして、私も教育長は初めて、課長も課長補佐から課長になるという状況で、この裁判のことについて僕らはとにかく誠実にいこうと。2人で交わした言葉はですね、誠実にいこうと。ですから、調べてみてくれということで資料が見つかりましたが、それは、先ほどの、町が有利にとかいうところではなくて、一つの公平な資料として。それが、町に対して、不利になるかもしれないし有利になるかもしれません。わかりませんけども、とにかく、探してくれという資料はこれじゃないだろうかということで、見つかったものを弁護士を通して提出したものです。そういう流れがあります。裁判のことでは、2人はとにかく誠実に対応していこうというところで、これまでやってきております。何も、隠蔽したりうそを言ったりとか……、そういうつもりでこの大きな案件については対応をしてきているつもりでございます。  しかしながら、先ほどからも出ておりますように、お知らせするタイミングが非常におくれたりとか、そういうことに対しては、やはり、これまでもおわびをしてきたところでございました。  以上です。 219 ◯濱崎 久議員 そりゃあね、答弁としてはそう言うかもわかりませんけど、もう事件が起きてから10年近くなっているんですよ。事件当時から、当時の福冨校長は「アンケートはあります」と言っているんですよ。学校にありますというのはですよ、教育委員会の所管じゃないんですか。学校は教育委員会の直轄機関じゃないんですか。「学校にあります」と言っているんですよ。 220 ◯学校教育課長(松林智之君) 先ほども申し上げました、学校から教育委員会へ提出報告しなければならない書類、また学校内部での校長どまりの書類がございます。学校内部での書類を全て教育委員会が把握することは現実的に不可能でございまして、校長に事務処理上一定の権限を持たせてあります。先ほどから出ております、福冨校長がつくられたものは職務上必要なものとして、当時の校長が個人的につくって保管したものでございます。  以上でございます。 221 ◯濱崎 久議員 「学校にあります」と福冨校長は事件当時から言っているんですよ。それを教育委員会は……。教育委員会に報告があろうとなかろうとですよ、質問した側からすると、学校は教育委員会の直轄でしょう。違うんですか。 222 ◯学校教育課長(松林智之君) 申しわけありません。福冨校長の事件当時に「ある」ということは、私どもは認識しておりませんのでお答えできません。 223 ◯濱崎 久議員 少なくとも、福冨校長はそう証言していますよ。もう少し最低的なことを言いましても、2月7日に、「ある」と証言をまたしとっでしょう。2月7日に。それから7カ月間、新聞暴露まで、真摯に答弁をしなかったでしょう。 224 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  2月に当時の福冨校長の発言があって、実際に発見したのは5月であります。あったかどうかの確認は5月に行ったわけでありまして、それがどういったものかということもわかりませんでした。その後、弁護士を通じて裁判所のほうに提出をしましたので、まだそれまで、どのようなものかというところで、議員の皆様方には説明がおくれたということでございます。 225 ◯濱崎 久議員 それは違うでしょう。2月7日に、事件当時から福冨校長が「アンケートはあります」と言っていたから、探したんでしょうが。何が出てきたかわからんのじゃなくて、事件当時からありますという2月7日の証言に基づいて調査したんでしょうが。そしたら出てきたんでしょうが。そういう、松林課長の田舎芝居なんですよ。 226 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  実際に2月に証言がされていますけども、原告側から裁判の中で請求がありました。それを受けて探して、5月に見つけたものです。その後は、先ほど申しましたとおり、それがどういったものかということがまだ不明確でございましたので、説明を控えていたということでございます。 227 ◯濱崎 久議員 そういう答弁は通りませんよ。私は、何年も前からそういう質問をしてきている。しかも、2月7日に福冨校長が「あります」と証言したならですよ、その時点で、原告から請求されるまで探さないということではなくて、原告側が請求する前に、福冨校長がそういう証言をしたなら当然探すべきでしょう。私は、何年も前から質問をしてきているんですよ。課長の代がかわっていますよ、教育長もかわっています。しかし、前から質問してきているんですから。原告から請求を受けたから調べるんじゃなくて、2月7日にそういうふうにして証言がなされたら、そこで調べるべきじゃないんですか。 228 ◯学校教育課長(松林智之君) 当時、私は課長ではありませんで、担当しておりませんのでわかりませんが、当時どのような調べ方をされたのかというのも把握しておりません。申しわけありません。答弁ができません。 229 ◯濱崎 久議員 ずっと松林課長に聞いているんじゃないんですよ。学校教育課長に聞いているんです。学校教育課長で、わかる人から答弁してください。 (「おらんとやろだい。おっと。」と呼ぶ者あり) (「おらんとやろだい。」と呼ぶ者あり) 230 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、学校教育課長っておらるっとですか、前の人が。 231 ◯濱崎 久議員 役職があっでしょう。役職の人に聞いとる。 232 ◯徳永範昭議長 そうですか。  しばらく休憩します。                休憩(午後 3時41分)                再開(午後 4時04分) 233 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 234 ◯学校教育課長(松林智之君) 申しわけありません。先ほど日付を申し上げました分で、訂正をお願いしたいと思います。パソコンから見つけた日を、「5月」「5月」と先ほどからずっと申し上げていましたが、正式には7月でございました。申しわけありません。そして、原告から請求があったのは、その前の月の6月でございます。福冨校長の証言があったのが、2月でございます。申しわけありません。  濱崎議員の御質問にお答えします。  2月に福冨校長の証言がございまして、その後が主張の取りまとめ、また最終弁論に向けて進んでおりました。裁判の過程においてであったため、特段、教育委員会として個別に探したわけではございません。当時の課長からそのように聞いております。  以上でございます。 235 ◯濱崎 久議員 答弁にならんでしょう。2月7日に当時の福冨校長が「アンケートは当初からあります」と証言しておるんだから、その時点で再調査をして、そして、ずっと何年も前から私は質問をしているんだから、実はこういうことでしたと言うべきじゃないんですかということを言っているんです。しかも、2月7日に証言を、課長補佐であろうと何であろうと裁判所に行って自分の耳で聞いたんでしょう。 236 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時、課長補佐でございましたが、直接、裁判所では聞いてはおりません。私が先ほど申し上げたのは当時の課長から聞いたことでございまして、2月7日の証言の後は、その後の裁判のために弁論終結に向けての手続をされていたと。ですから、特段、教育委員会として、そういったものがあるかということで探してはいなかったと。裁判を進めるに当たって、何をしなければならないのかというところで手続をやっていたということで、特段、個別には探してなかったというふうに聞いております。 (「それは、誰が言ったんですか。」と呼ぶ者あり) (「議長、正式な質問じゃなかと。」と呼ぶ者あり) 237 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、質問してください。 238 ◯濱崎 久議員 何年も前から、私は質問しているんですからね。課長補佐で聞いていなかったかわかりませんけど、その職務の人はわかった時点でですよ、当然議会に説明すべきでしょう。担当課長がいなくても、教育長はトップとして聞いておるわけでしょうから、引き継ぎの中で。当然、言うべきじゃないんですか。 239 ◯教育長(戸越政幸君) 前教育長から引き継ぎを受けたのが、3月30日だったと思います。その引き継いだ中の一つとして、今回の裁判のことについて、こういう裁判で継続していっとるもんなというところで、必要なものについては文書に目を通したり職員に聞いてくれというような引き継ぎを受けております。  先ほどの2月7日の福冨校長の証言のことについては、ずっと後で、そういう証言があったというようなことを確認したところでした。その件については、「じゃあ、文書は残っとっとかい」ということで確認をした程度でとどめとったというところが事実でございます。  以上です。 240 ◯濱崎 久議員 ですからね、私が何年も前から質問しているということはわかっているわけでしょう。わかっているならですよ、こういう事態だということで、教育長は知った時点でですよ、部下を指導して議会に説明すべきなんです。新聞暴露の前日に私が質問したにもかかわらず、何も言わんでしょう。言わない証拠に、大事なものだから言わなかったと。教育長はこう言っているんですよ。そしたら、今後もずっと教育長が続く限りは、大事なものはしゃべらないわけですか。隠蔽するわけなんですか。 241 ◯教育長(戸越政幸君) この件について、大事なものということでは、裁判が続いていっている中で一つの書類として出していますので、大事な意味合いを持っていると思います。普通の大事なものと違って裁判が続いていっているというところで、そこには私の主観を入れてもいけないだろうし、進捗状況をはかりながら相談しながら、そういう答えになったと思います。  以上です。 242 ◯濱崎 久議員 そうしたら、議会には隠蔽してもいいと思っているんですか。 243 ◯教育長(戸越政幸君) 何も、隠蔽しようだとか虚言を言うとか、そういうつもりは全くございません。  以上です。 244 ◯濱崎 久議員 再び申します。大事なものだから答えなかったと言っているんですよ、答弁で。戸越教育長ですね、これは。当然資料は知っておったが、大事なものだから答えなかったと言っているんですよ。隠蔽じゃないんですか。 245 ◯教育長(戸越政幸君) それは、裁判にかかわる資料であって、裁判が続いていっている中で裁判の中身に関係するようなことですから、私としては言えませんということです。 246 ◯濱崎 久議員 ですから、議会には隠蔽してもいいと思っているんですか。 247 ◯教育長(戸越政幸君) いや、隠蔽するとかしないとかのあれじゃなし、隠蔽するつもりは全くございません。だから、裁判が続いていっている中で、中身について、その時点では報告は控えていたということです。 248 ◯濱崎 久議員 違うでしょう。資料は当然知っておったと。しかし、大事なものだから答弁しなかった。答弁をみずから工作して、しなかったわけでしょうが。 249 ◯教育長(戸越政幸君) 裁判にかかわる資料なので、何も、工作するとか隠蔽するだとか、そういう気持ちは一切なく、裁判が公平に進んでいくようにということで私としては控えておったということです。 250 ◯濱崎 久議員 裁判は裁判ですよ。議会は議会で、正しいことを言うべきじゃないんですか。議会は正しくないことでいいと思っているんですか。 251 ◯教育長(戸越政幸君) 議会をないがしろにするつもりも全くございませんし、裁判が公平に進んでいけたらいいなということを課長とは常々相談をしながら、進めていっていたわけでございます。その時点では、裁判が続いている段階なので、ここでは控えさせていただいたということです。何も、隠蔽しようとか工作しようとか、そういう気持ちは一切ございませんでした。  以上です。 252 ◯徳永範昭議長 濱崎議員に申し上げます。 253 ◯濱崎 久議員 議長。 254 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、濱崎議員。 255 ◯濱崎 久議員 何回言ってもですね、答弁として……。 256 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、申し上げます。 257 ◯濱崎 久議員 時間をとめてから言ってくれ。 258 ◯徳永範昭議長 4分。 259 ◯濱崎 久議員 時間をとめてから言ってくれ。 260 ◯徳永範昭議長 残り4分になりました。同一質問だけの繰り返しですので……。 261 ◯濱崎 久議員 時間をとめてから。 262 ◯徳永範昭議長 ほかの質問に移ってください。 263 ◯濱崎 久議員 時間をとめてから言ってくれ。 264 ◯徳永範昭議長 同一質問でありますので、次の質問に移ってください。 265 ◯濱崎 久議員 通告は以上ですよ。議長。 266 ◯徳永範昭議長 議長は、次の質問に移ってくださいと……。 267 ◯濱崎 久議員 指名をしてください。 268 ◯徳永範昭議長 次の質問に移ってくださいって。 269 ◯濱崎 久議員 残り時間が4分です。議長からもせっつかれております。教育長、うその答弁で心の中は乱れておるでしょう。心の中では、申しわけないなという気持ちがあるんでしょう。  最後の質問とします。教育長を初めとして教育委員会関係者は、議会質問に対し、事実を熟知しながら、なぜうそをつき虚言とともに事実を隠蔽しようとする態度をとるのか。ただ、この中で前松本教育長だけは、この事件に関して、町も教育委員会も責任があると真摯に答弁されています。人間味あふれる言葉です。これが真に行動に移されていたなら、訴訟も起きなかったのではないかと思います。  しかし、今日の議会答弁が示すように、事実を隠し町として大事なことだからとして説明を控えたり、訴訟のことだからなるべく住民に知らせないほうがいいなどと事実を歪曲したり、まさに虚言と隠蔽と思われるその姿は、教育に携わる者として恥を知るべきです。 270 ◯教育長(戸越政幸君) 私の心を問われましたので、お答えしたいと思います。  私の心が見えますか。私は、この任を受けて、誠実に一生懸命この仕事を全うしていこうという気持ちで職務を遂行してきているつもりでございます。足らないところはたくさんあるかもしれませんけども、隠蔽したり工作したり、そういう気持ちは一切ございません。課長とともに、この件につきましても、誠実に一生懸命この職務について全うしていきたいと思います。私の心が見えますか。  以上です。 271 ◯濱崎 久議員 汚い心が見えます。教育長がですね、朝早くから草を取っている姿は私もよく見ていますよ。ただ、議会だからうそをつく、やっぱり、住民の代弁者である議会にうそをつくということはやめていただきたい。何カ月も議会答弁にうそをついたままにしておると。それはやめていただきたい。私はこれを言っているんです。そうしたら、教育長の心の中の雑草はですね、きれいになると思いますよ。今、教育長の心の中は見えます。雑草だらけです。  終わります。 (「答弁があったら聞きますよ。」と呼ぶ者あり) 272 ◯教育長(戸越政幸君) 足らないところはたくさんあるかもしれませんけども、誠実に一生懸命この職務に取り組んでまいりたいと今も思っております。どうぞよろしくお願いしたいと思います。お世話になります。
    273 ◯徳永範昭議長 最後じゃなかったんですか。 274 ◯濱崎 久議員 そうなるように努力していただきます。あの松本教育長でもですよ、私は随分質問をしましたけど、「町も教育委員会も責任はあると思う」という真摯な言葉を残しておりますよ。教育長も心の中の雑草を取ってですね。役場の前の草取りも大変でしょう。朝から汗びっしょりでされているのを、私も商売に行くときにかいま見ますよ。そういうふうにして、教育長の心の中の雑草も取って、真摯に教育者としてですね、後ろ指を指されないような教育者になっていただきたいと思いますよ。課長についても、しかり。  終わります。 (傍聴席より拍手する者あり) (傍聴席より発言する者あり) 275 ◯徳永範昭議長 傍聴席の方は静かにしとってください。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 前田美和子議員 276 ◯徳永範昭議長 1番、前田美和子議員の登壇を許します。                 (前田美和子議員登壇) 277 ◯前田美和子議員 1番議員の前田美和子です。私も、議員として誠実に一生懸命頑張りたいと思います。通告に従いまして一般質問を行います。答弁のいかんによりましては再質問を行いますので、どうぞ議長よろしくお願いいたします。  それでは、1.女性目線を活かした防災活動について。  先月28日から、佐賀、福岡、長崎に線状降水帯が形成され、その雨量は複数の地点で観測史上最大値を更新し、特に、武雄市や大町町などでは甚大な被害がもたらされました。また、大町町では、浸水により鉄工所から5万リットルほどの大量の油が流出し、その復旧を妨げ農作物に被害を与え、また有明海のノリへの影響も心配されるところであります。前線が南下していれば本町も大きな被害を受けることになっただろうと思いますときに、いつ、どこで、何時、災害が起こるかもしれないと感じたところであります。亡くなられた方の御冥福を祈り、1日も早い復興を願うばかりでございます。  さて、このように自然災害は増加し、また南海トラフ地震も30年以内に70%から80%の確率で起こると言われております。このような中、災害に備え、男女共同参画の観点からも地域防災に女性の目線を取り入れ、女性の力を活かすことが重要となってきていると考えます。  本町における防災活動の現状をお伺いいたします。 278 ◯町 長(中逸博光君) 前田議員にお答えいたします。  長洲町では、東日本大震災や熊本地震の教訓を踏まえて、男女共同参画視点での防災行政に取り組んでおり、女性の力を活かす防災活動の支援を行っております。その一環で、長洲町消防団女性消防隊を組織し、心肺蘇生法やAEDに関する救急救命法の普及活動を中心とした、防災に関する意識啓発活動や広報活動などを行っているところでございます。  また、地域防災においては、自主防災組織が重要な位置づけとなるため、町では、その活動のリーダーとなる防災士の育成を図っているところです。現在、町内では22名の方が防災士資格を取得され、そのうち3名の方が女性となっております。また、長洲町では、自主防災組織率が100%となっていますが、女性を班長以上の役員に登用されている自主防災組織が19組織あり、地域における自主防災活動にも女性の目線を取り入れていただいております。  災害発生時の避難所運営を初めとして、今後も、さまざまな点において男女共同参画の視点を入れて取り組んでまいりたいと考えております。 279 ◯前田美和子議員 わかりました。再質問をさせていただきます。  本町が災害に備え災害時相互応援協定を結んでいるところは、何カ所ありますでしょうか。また、どういうところがあるかを教えていただいてよろしいでしょうか。 280 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  現在、災害時相互応援に関する協定を初めとしまして、22の協定を、国、県、また近隣市町のほかに、宇佐市、瀬戸市などといった自治体、また町内企業であったり、医療法人、また建設業組合など、全部で32の団体と締結をしている状況でございます。 281 ◯前田美和子議員 32の……、協定をいただいているということなんですけども、協定を結ぶことでどのような効果があるとお考えでしょうか。 282 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  協定の内容といたしましては、大別しますと、職員や食料、物資の相互協力に関する協定であったり、災害時の緊急避難所や福祉避難所としての施設の貸与についての協定であったり、また、廃棄物処理や物資の輸送等の協定についてなど、そういった内容になっております。災害発生時の応急的な対策や復旧においては、効果があるものと考えております。 283 ◯前田美和子議員 安心があると思います。  しかしながら、大規模な災害においては、インフラがとまり、そういうふうにたくさん協定をいただいていますけども、支援が受けられないことがあると思います。本町での災害弱者であります女性や子ども、乳児、障がい者、高齢者などが必要とする備蓄品は、どのようなものを取りそろえているんでしょうか。 284 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  女性、子ども、障がい者、高齢者等に対する備蓄ということでありますけれども、まず、女性用に生理用品は2,352個、子ども用におむつを116枚、障がい者用の組み立て式のトイレを1式と災害用車椅子を10台、また高齢者用のおむつは1,962枚、乳児用の粉ミルクを120缶、備蓄している状況でございます。 285 ◯前田美和子議員 その備蓄品はどのような形で決められているのかということと、また、その管理の仕方、そして、決められるときに女性に対してのヒアリングみたいなものは行われたのかをお尋ねします。 286 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  備蓄品につきましては、東日本大震災や熊本地震など大災害によりまして、各被災地の経験や教訓、また国から示されておりますガイドラインなどを参考にして、決めている状況でございます。  管理に関しまして、福祉関連に関する備蓄資器材につきましては福祉保健介護課のほうで行い、また、その他食料品等につきましては総務課のほうで管理をしているところでございます。  備蓄品の種類の決定に関してということでございますけれども、現在は、賞味期限を迎える食料品の更新を主にやっておりますので、特に女性の方へのヒアリングとか意見聴取は行っておりません。しかし、今後また、資器材関係の備蓄を購入する際には、どのようなものが必要なのかということについて女性の方の意見も参考にしていきたいと考えております。 287 ◯前田美和子議員 ありがとうございます。ぜひ、女性の方にヒアリングをしていただいてですね。例えば、水の要らないシャンプーとか、防犯ブザーとかですね。ラップとかもすごくためになるということですので、ぜひ、ヒアリングをお願いしたいと思います。  さて、先ほど課長もおっしゃいましたけども、管理上の賞味期限が迫っている分に関しては、どのような扱いをされているのかをお尋ねします。 288 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  賞味期限の近い食料品等につきましてですけれども、防災フェアなど町が行っております防災関連のイベントで、試食品として提供するほかに、自主防災組織のほうで、防災訓練時に広報啓発の一環としまして提供をさせていただいたり、また、粉ミルクにつきましては、保育所で乳児の食事に充てたりしております。 289 ◯前田美和子議員 わかりました。  あと、アレルギーの問題があります。食品アレルギーなんですけれども、アレルギーに対しての食品の備蓄はどのような形で行われていますでしょうか。 290 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  アレルギーについての御質問ですけれども、まず、乳児用の粉ミルク120缶のうち24缶、約20キロ分になりますけども、アレルゲン除去のものということで準備をしております。また、そのほかに一般非常食の対応といたしまして、アルファ米等の食料を用意しておりますけども、こちらにつきましては、製品ごとにその食品に含まれるアレルギー物質が表示されておりますので、各個人で確認いただき判断していただくことになると思っております。 291 ◯前田美和子議員 やはり、アレルギーというのは命につながるものですから、そういうことが確実に行われるようにお願いいたします。  災害が起きた場合ですね、先ほど協定を結んでいるということでしたけども、ライフラインの復旧に伴いさまざまなところから支援物資が送られてくると思いますが、どこにそれをまず集めて、どこに分配し、どこに配布していくのか、そういうマニュアルみたいなものはつくられているんでしょうか。 292 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  マニュアルという形ではありませんけれども、災害救援物資受入体制というものは定めております。その体制下では、長洲中学校区につきましては長洲中の体育館を、腹栄中学校区につきましては腹栄中学校の体育館を物資の集積所としまして、そこから各避難所へ物資を配送する計画としております。 293 ◯前田美和子議員 災害時は職員の方も被災されますので、その点を考えて、スムーズに配布ができるようにお願いいたします。  先ほど、粉ミルクの備蓄があるということで、アレルギーのことも聞きましたけども、これは細かいことなんですが、乳児は飲んでいるメーカー以外のミルクはなかなか飲もうとしないという傾向があるんですね。うちのほうではいくつかのメーカーがそろっていますでしょうか。 294 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  粉ミルクのメーカーにつきましては、複数社、業者のほうはありますけれども、町で購入する際につきましては、100グラム当たりのカロリー数や1缶当たりの内容量という形を指定しまして、入札によって購入をしております。メーカー等の指定はしておりませんけども、結果的には複数社という形でそろっている状況でございます。 295 ◯前田美和子議員 わかりました。複数社そろっているとのことですね。ありがとうございます。  東日本大震災や熊本地震の際に、救援物資としてフィンランドから寄附されたことで注目されるようになった、液体ミルクがあります。断水などが起こるときに、新生児用として期待が高まっているというところでございます。皆さんも、最近はよく御存じだと思いますけど、ただ、この液体ミルクは安全性が確立されてないということで、日本では生産されてこなかったんですよね。去年くらいに規格基準が決まったということで、ことしの3月から、紙パックとかの容器に入った液体ミルクが販売をされていますけども、備蓄品という観点から、液体ミルクについてはどのようにお考えになりますでしょうか。お尋ねします。 296 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  液体ミルクにつきましては、粉ミルクが粉を水に溶く手間が必要であることに比べまして、容器を移しかえるだけで乳児に与えることができるという点から、災害時におきまして、授乳者の負担軽減や安全面においてはメリットの大きいものだと捉えております。  しかしながら、液体ミルクの保存期間──消費期限になりますけども、これにつきましては粉ミルクよりも短く設定がされておりまして、またコストのほうも現在まだ高い状況であります。このことから、今後、液体ミルクの備蓄につきましては、製品の改良の状況等を見ながらですね、検討していくべきだと考えております。 297 ◯前田美和子議員 災害時、水が出ないですよね。お湯が沸かなくても、赤ちゃんは待ったなしなんですね。母乳が出ていたお母さんでも災害のストレスで母乳がとまるということは、よくある話だと思います。ですから、お母さんの目線から考えたときに、やっぱり、災害時用に少しでもそういう液体ミルクがあれば安心につながると思います。今後、ぜひ期待したいと思います。  また、インフラがストップする中、町の備蓄も限られている中、自助として最低3日間は自分で食料や生活用品を備えるということが、本当に一番大事なことかと思います。このことは、長洲町地域防災計画の地域防災力強化計画にも記載されている、とても重要な部分だと考えますけども、今の長洲の町内の現状をどのように考えてらっしゃいますか。 298 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  災害に備えた自助としての食料備蓄ですけども、長洲町の地域防災計画におきましても、最低3日間を備蓄するようにということで記載をしておりますし、また、内閣府が公表しております防災の手引きにおきましても、3日分と記載されております。また、大規模災害時には、1週間分が必要だということも推奨されております。食料の備蓄に関しまして、町のほうとしましては、平成29年度に全戸配付をしております総合防災マップに非常備蓄品としまして記載をし、周知をしているところであります。そのほかに、広報紙であったり、町職員が住民の皆さんへ講話や講習を行う際にも啓発しているところであります。  ただ、実際、細かな調査をしたわけではありませんけども、3日分の食料を備えている御家庭は少ないように感じているところでございます。町のほうでも食料の備蓄は行っておりますけれども、東日本大震災や熊本地震といった大きな災害を振り返りますと、災害の規模や状況によっては、町からの食料品につきまして供給が被災者全員へ十分に届かないということも考えられます。そのため、今後も、防災の事業や広報紙を利用いたしまして、町民の皆様には食料の非常用備蓄について周知・啓発を行っていきたいと考えております。 299 ◯前田美和子議員 やはり、基本は自分の命は自分で守るということだと思いますので、今後も、周知・啓発をよろしくお願いいたします。  私たちも、じゃ、自分はそろえているかと言われるとなかなか思うようにそろえているところはないのかもしれませんので、自分も頑張っていきたいと思います。  さて、過去の震災において、女性は避難所でいろいろな問題に直面しました。まず、プライバシーの欠如。目線が気になり下着が干せない、着がえる場所がなく布団の中で着がえなくてはいけなかった、プライベートなスペースの不足、また女性への性被害や児童虐待などの事件も発生しました。なぜ、こういうことが起きたのか。女性の避難所運営の責任者がいなくて、女性の意見が十分伝わってない、女性が参加されてない、そしてまた地域防災組織が男性中心に行われている、このことが原因だと言われています。  先ほど町長からも答弁がありましたけども、本町においての自主防災組織の中で、女性の登用はどれくらいなのかをお尋ねします。 300 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  町のほうで把握できております、各自主防災組織の班長以上の方を対象とした数値でお答えいたしたいと思います。まず、自主防災組織におけます班長以上の女性の方の登用につきましては、先ほど町長のほうから答弁がありましたように37組織中19組織ということですけれども、人数の割合という形で申しますと、37組織で班長以上の方は男女合わせまして248名いらっしゃいます。そのうち25名が女性の方となっておりまして、約10%という状況でございます。 301 ◯前田美和子議員 10%というのはやっぱり少ないと思います。女性が多くないと女性の意見が反映されてこないわけですが、本町としては、大体何パーセントくらいを望んでますでしょうか。 302 ◯総務課長(濱村満成君) まず、組織数としまして、全ての自主防災組織に女性の方を登用していただきたいということで考えております。割合といたしましては、国のほうの目標値も参考としまして、30%ほどになればということで考えております。 303 ◯前田美和子議員 わかりました。私自身は、せめて40%くらいを希望します。  今後の女性登用の推進としては、どのような形で行われていくんでしょうか。もう少しふやしていただきたいんですけど。30%になるまで。お願いします。 304 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  女性の方になっていただく……、組織数としましても人数の割合といたしましても、妥当と考える数字までは届いてないということは町のほうでも認識しております。防災訓練や講話、研修会の機会を利用いたしまして、モデルケースなども紹介しながら、防災行政における男女共同参画の重要性という形でお伝えしてきながら、引き続き、多く登用していただけるように推進を図っていきたいと考えております。 305 ◯前田美和子議員 引き続き、ぜひ女性の登用がふえるようにお願いいたします。  これは、新宿区の話ですけども、協議会において女性の本音や意見が出やすい環境をつくるために、町内会、民生委員、PTA、行政職員の女性で構成する女子会を立ち上げました。女子会では、ワークショップ形式で、女性の視点から女性のプライバシーや安心・安全を守るための工夫について話し合い、意見を交換し合って、その効果と課題を検証しているとのことです。  やっぱり、避難所ができてからでは遅いと思います。常に、事前にこういう組織やこういうふうな取り組みを行うことが必要なのではないかと私は思いますけども、どのようにお考えになりますでしょうか。 306 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  女性の間での勉強会であったり情報交換等ができるネットワークのようなものだと思いますけども、そういう機会というのはよいことだと思っております。新宿区の例をしましても、具体的な情報を持っておりませんので、勉強をさせていただきたいと思います。 307 ◯徳永範昭議長 本日の会議時間は、議事日程に従いあらかじめ延長します。 308 ◯前田美和子議員 ぜひ、そういう機会があればと思います。  昨年の一般質問におきまして、避難所運営ゲームのHUGや図上訓練ゲームのDIGの推奨について質問いたしました。総務課のほうでHUGのキットを購入いただいたと聞きまして、大変うれしく思います。  去年、一般質問のときに、課長がこれらのHUGを受講する機会について広報周知を図りたいとおっしゃっていましたけど、現在、このHUGのキットの貸し出し状況はいかがでしょうか。 309 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  町のほうでは、今年度の予算で6月にHUGキットを購入しておりますが、まだ、貸し出しの申請はあっておりません。また周知のほうも十分にできてないと思いますので、今後、多くの方に利用して活用していただきますように、貸し出しについての周知を行っていきたいと思います。 310 ◯前田美和子議員 周知のほう、よろしくお願いいたします。  HUGを経験すると、避難所ゲームのいろんな難しさがわかります。先ほどの自主防災組織の方々にこのキットを使っていただいて、ぜひHUGの経験をお願いしたいと思いますけど、どうでしょうか。 311 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  HUGを行うに当たっては、ゲームの説明や進行役を担う司会が必要となりまして、そのためには防災の知識や技術が要求されるところであります。町のほうでは、地域防災リーダーとなる人材を防災士として育成することを励行しておりますので、地区の自主防災組織の防災リーダーを中心といたしまして、HUGを取り組んでいただきたいと考えているところであります。  そのために、町のほうでは、避難所運営キットの活用方法が学べます、地域防災リーダーのスキルアップ研修の情報など各種研修会の御案内を、町内の防災士の資格を取られた方に対し行っているところであります。できるだけ情報を出していきたいと思っております。 312 ◯前田美和子議員 よろしくお願いします。  ちょっと思ったことなんですけど、職員の方にHUGを知らない方がひょっとしたらいらっしゃるのではないかと。職員の方は自主避難所を交代で担当されていますから、職員の方がHUGを経験すると避難所運営に役立つのではないかと思いますので、もし機会がありましたらよろしくお願いいたします。  また、避難所におきまして、女性の支援物資の中に化粧水などが足りないとよく聞かれます。男性も最近は化粧品を使いますけども、女性目線で女性の意見が取り入れられたときには、いろんな環境の改善が図られています。孤立防止のコミュニティーカフェができたり、子どものコーナーができたり、困り事の相談場所ができたり、乳幼児スペース、女性専用スペースなどができて、目線を取り入れたことによって過ごしやすい環境ができているということです。  本町におきましても、女性が一番望む授乳室とか更衣室とか、こういうのはどのように確保したいと考えてらっしゃいますか。 313 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  基本的には、授乳や着がえを行う部屋は別途用意することとしております。しかし、災害の規模や避難者の数等、また施設の被害状況等によりましては、そうした準備ができないところも考えられます。そのような場合につきましては、パネル等での仕切りをつくったり、布やブルーシート等をかぶせまして視線を遮るような形で、授乳室や更衣室を用意することになります。  以上でございます。 314 ◯前田美和子議員 でも、避難所によって形式が違いますので、この避難所ではこのパネルが必要とか、ここが授乳室でここが更衣室になるとか、そういうシミュレーションが必要だと思いますけど、いかがですか。 315 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  具体的なシミュレーションにつきましては、実際行っておりません。今後、検討していきたいと思います。 316 ◯前田美和子議員 実際の災害に備えて、ぜひお願いします。
     また、避難所ではスペースを確保するためにパーティションとかをつくっていきます。ただ、パーティションが高いと、やっぱり泥棒が入ったりとか性被害があったりとか、いろんな問題が出てきますので、防犯対策がまた非常に大切だと思いますけども、防犯対策はどのようにお考えになってらっしゃいますか。 317 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  避難所内における防犯体制につきましては、避難所の運営委員会で協議していただくことになります。避難所では、各避難者の生活スペースは仕切りなどで区切ることが一般的であります。また、授乳室や更衣室も仕切りが必要になりますけども、議員が御案内のように、過度に仕切りがふえると死角がふえ、犯罪行為を助長するおそれというものはあります。そのために、避難所の運営委員会の中で、見守り体制など運営委員会による共助によって補っていただくことになると考えております。 318 ◯前田美和子議員 やっぱり、ひとりで行動しない、暗がりに行かない、子どもだけにはしないとか、またコミュニケーションも大切で、いろんなものが防犯につながってくると思います。  避難所の生活や復興の過程において、男女共同参画の視点は非常に大事です。長洲町地域防災計画の避難所マニュアルにおいて男女共同参画とありますが、これをどのように捉えていますか。 319 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  避難所が開設される場合、いろいろな複数の区のほうから避難者が集まってくることが想定されます。避難者の皆さんが円滑に避難所生活を送るためには、避難者みずから共助・協同のもとに主体的な避難所の運営を行う必要があると考えております。そのためには、避難者の代表によります避難所運営委員会を立ち上げていただきまして、避難生活のルールづくりや協議による種々の問題解決を図る必要があります。この運営委員会におきまして、女性の方にも多く参加していただきまして、女性目線を入れた避難所に対する協議を行っていきたいと考えております。 320 ◯前田美和子議員 よろしくお願いいたします。  また、避難所においては、トイレの問題がやっぱりすごく大事なことだと思います。トイレはライフラインの一つですね。トイレの衛生対策が不十分であれば、感染症が発生しますし、精神的なストレスで心の健康被害もこうむることになります。女性のトイレが少ないと、水を我慢して脱水症状になったり膀胱炎になったりといろいろな体の障がいが出てきますので、やっぱり女性のトイレは多くしてほしい、そして明るくしてほしいと思いますが、トイレの確保については、どのようにお考えになっていますでしょうか。 321 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  避難所施設及び周辺にはトイレの設備は一応あるということで認識しておりますが、そのほかに、非常用資器材備蓄品としまして、障がい者対応組み立て式トイレを1式、また通常の組み立て式トイレが4式、予備便槽が四つ、マンホールトイレ二つ、また簡易トイレパック4,000個を備蓄している状況でございます。 322 ◯前田美和子議員 すいません。障がい者用トイレが1式というのは、数としてはすごく少ないと思うんですけども、今後ふやす予定があるのかということと、簡易トイレパックとはどういうものかを教えてください。 323 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  障がい者対応分につきましては、今後、備蓄を整備していきたいと思っております。  また、簡易トイレパックにつきましては、災害の際、水や電気が使えない緊急時でも用が足せるようにということで考えられたものでありまして、簡易なトイレ処理セットということで、内容といたしましては、排便袋、凝固剤、少し大き目の外袋の三つで一式となっております。使用の方法としましては、既設の便器あるいは段ボール等の便器のかわりになるものを組み立てたものに、ビニール製の排便袋をセットいたしまして、その中に用を足します。その袋の中の排泄物に今度は凝固剤を振りかけて固め、袋の口を締めまして、大き目の外袋に入れて捨てるという使い方となっております。 324 ◯前田美和子議員 わかりました。4,000個というのが妥当なのか、数的にはわかりませんけども。  熊本地震においては、電動ポータブルトイレというのがすごく役立ったと聞いています。また、マンホールトイレというのも設置されました。このマンホールトイレというのがどういう……、下水道とつながってるんだと思いますけども、どういうものなのか。利点や課題も教えてください。 325 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  マンホールトイレにつきましては、下水道の本管に直結する形で、マンホールをあけてその上に設置するものになります。メリットとしましては、設置が容易でトイレを使用する際に水の必要がないということがあります。また、マンホールが整備されている場所というのは基本的に段差がない道路が多いので、車椅子の方でも入りやすいということで、そういう点は利点としてありますけれども、下水管や道路が被災している場合には設置ができないということが、課題となっております。  以上でございます。 326 ◯前田美和子議員 それでは、長洲町の町内において、避難所のときにマンホールトイレが設置できるものなのでしょうか。状況としてはいかがでしょうか。 327 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  町内10カ所の指定避難所につきましては、全てその敷地内にマンホールがありますので、設置が可能となっております。 328 ◯前田美和子議員 わかりました。とても便利なものだと思いました。  昨年、くまもと県民交流館パレアの館長の藤井宥貴子さんの講演会が中央公民館でありましたけども、実際、熊本地震を経験された方で、またパワーポイントで映し出された光景が悲惨なものだということで、衝撃を受けたことを覚えております。  女性目線に立った講演会を開催していくことは、男性にも気づきがあり、防災減災に対してとても有意義なものだと思います。9月1日は防災の日で、全国にていろいろな演習や講習とかをやってらっしゃいましたけども、防災の日に合わせたり防災週間に合わせたりで、こういうふうな講演会をやっていただくととてもいいのかなと思いますが、予定はございますでしょうか。 329 ◯総務課長(濱村満成君) お答えします。  前回行われた講演会につきましては、男女共同参画のほうで行わせていただいておりました。今後の予定という形ですけれども、現在予定としてはありませんが、今後、広報や意識啓発のためにそういう機会も検討していきたいと思っております。 330 ◯前田美和子議員 ぜひ検討をお願いいたします。  災害時、迅速に対応していくためには、あらゆる災害を想定した訓練、また訓練、これが一番大事なことだと思います。  しかしながら、日ごろからできていないことは非常時にもできません。ふだんから、地域の中で女性がリーダーになって活動するという状況ができていなければ、非常事態になって「あなたがリーダーよ」と言われても、動けるわけがありません。非常時にも、自分たちの意見を率直に述べ周囲と調整し行動できるようになるためには、私たち女性は、日ごろの暮らしの中でそれができていなければいけないのです。そういうことが、地域防災の男女共同参画を進めていく上で重要なことかと考えております。  それでは、最後に、町長に今後の防災の活動について考えをお伺いいたします。 331 ◯町 長(中逸博光君) きょうは、前田議員がるる男女共同参画の視点で、防災に関する私見を述べられました。  議員3人の女性は皆、防災士の資格を持っておられます。3人がリーダーとなって、さらに、地域での女性の活躍、女性の視点での防災対策、こういうものを進めていただければありがたいなと思っております。  そういう意味で、熊本地震等を見たとき、いかに女性の視点での避難所づくりが大事か。また、HUGとかいろんなことを通して町民の皆さんに啓発を進めていって、安心と言うといけませんけど、いざ災害があった場合、やはり、子育て世代のお母様方あるいは高齢者の男女、こういう方々が本当に安心して避難できるような施設運営に取り組んでまいりたいと思っております。 332 ◯前田美和子議員 ありがとうございます。私たちも防災士として、女性でありますから女性の目線を活かし、今後も頑張っていきたいと思います。  これで、私の一般質問を終わります。 333 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。                休憩(午後 5時03分)                再開(午後 5時13分) 334 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 中川雅明議員 335 ◯徳永範昭議長 2番、中川雅明議員の登壇を許します。                 (中川雅明議員登壇) 336 ◯中川雅明議員 2番議員、中川雅明です。通告に従いまして、スムーズにスピードを上げて質問させていただきます。  まず、1.プログラミング教育の必修化についてです。  2020年度から新学習指導要領が実施されるのに伴い、小学校ではプログラミング教育が必修化されます。2020年以降は、小・中学校、高校と系統を立てて学ぶことになっております。小学校は2020年度から、中学校は2021年度から必修になり、算数、数学、理科などの授業で学ぶことになっております。高校では、2020年度からプログラミングを学ぶ情報1が必修科目になるそうです。また、大学センター試験にかわって2020年度から実施される大学共通テストでは、2024年度からプログラミングなどを扱う情報科を新たに教科として加えることが検討されると報道されております。  10年前、前回の英語と道徳のときには、保護者にも学生時代に教育を受けた経験がありなじみもありました。しかし、今回のプログラミングについては、保護者の方にとってなじみが薄く、一体どういうものか不安に感じている方がいらっしゃるのは、報道等からして、たしかだと思われます。実際、私もそうです。  そこで、質問いたします。教育委員会では、このプログラミング教育の必修化に向けて、円滑に実施していくためにどのような準備を行っているのか伺います。 337 ◯教育長(戸越政幸君) 中川議員の御質問にお答えします。  これからの社会を生きていく子どもたちにとって、コンピューターを理解し上手に活用していく力を身につけることは、将来どのような職業につくことになっても、極めて重要であると考えられています。  議員が申されるとおり、2020年度の小学校における新学習指導要領の全面実施に当たり、小学校でのプログラミング教育が必修化されます。新学習指導要領において、情報活用能力が言語能力と同様に学習の基盤となる資質・能力と位置づけられたことや、学校におけるICT環境の整備とICTを活用した学習活動の充実が明記されました。  そこで、教育委員会においては、昨年度から、各学校の情報教育担当教職員を初め、教育委員・教育委員会職員で構成した学校ICT教育推進委員会を設置し、今後の方向性や実施方法、教職員研修等の検討を重ねており、プログラミング教育についても必要な環境整備や教職員の資質向上などを協議しているところです。  以上です。 338 ◯中川雅明議員 わかりました。  そもそもですね、プログラミング教育とはどういうものか、お伺いいたします。 339 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  来年度から始まります小学校の新学習指導要領におきまして、新たに、プログラミングを体験しながらコンピューターに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身につけるための学習活動を、計画的に実施することが明記されました。  具体的に申し上げますと、子どもたちがコンピューターを体験しながらコンピューターで文字を入力するなどの、学習の基盤として必要となる情報手段の基本的操作を習得するための学習活動、もう一つが、児童がプログラミングを体験しながら、コンピューターに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身につけるための学習活動とされております。  このプログラミング教育そのものの教科や単元はありませんで、算数や理科あと総合的な学習の時間など、さまざまな教科・学年単元に取り入れることができるということになっております。  以上でございます。 340 ◯中川雅明議員 わかりました、と言いたいんですけども、なかなかですね、私にもよく理解できませんというのが本当の気持ちです。それはともあれ、次に移ります。  2020年度の実施では、小学生は何年生から学ぶのか。また、教える先生の方は。それと、先ほど予算などがちょっとありましたので、教材はどうなるのでしょうか。お伺いいたします。 341 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  小学校のプログラミング教育は何年生から実施するのかということですけども、プログラミング教育という教科や単元はありませんで、プログラミングを体験することで、論理的な思考力を身につけることや教科の学びを深めることを目的としているものでございます。新学習指導要領におきましても、何学年からどのような時間数でというものがございませんで、小学校段階の教育課程全体を見据えてですね、いろんな教科の中、いろんな場面で取り組みを実施していく必要があると考えております。  次に、プログラミング教育に当たる先生でございますが、小学校では、学級担任制でございますので担任の先生がいらっしゃいます。それぞれの学級におきまして、ほとんどが、担任の先生が指導に当たるかと思います。そのため、ICTが得意な先生とそうでない先生がいるかと思います。小学校のプログラミング教育は、プログラミングの技術や高度な専門性が求められるものではありませんで、プログラミング的思考の育成はこれまでの教科などの指導でですね、育成を目指してきた論理的思考力とつながっているものでもあります。ですので、経験豊富な先生が持つ指導のノウハウを活かしながら、実施されていくものだと考えております。  あと、教材に関しましては、特段この教材をというものがございません。現在、文部科学省や総務省、経済産業省が連携して、教育IT関連企業団体とともに設立されておりますコンソーシアム──これは共同事業体と申しますが、こういった組織において、授業に活用できるようなプログラミング教材の開発・普及等が行われております。また、人的支援の充実などにも取り組みが進められておりますので、そのようなものを有効に活用しながら進めてまいりたいと思います。  最後に、予算でございますが、先ほども答弁いたしました、今年度は両中学校で無線LANの整備を行っております。来年度、再来年度と小学校のほうに導入することを検討しております。また、さらに今度は、指導に当たる先生また児童・生徒のタブレット端末の導入も検討をしております。高額な経費がかかってまいるかと思いますが、そのあたりは財政状況等考慮しながら、また段階的に導入ができればというふうに、今、検討・協議を行っているところでございます。 342 ◯中川雅明議員 先生方も含めまして、いろいろ大変でしょうけども、準備に向かってですね、努力していただきたいと思います。  文科省の2018年度の調査では、全国の1,745市区町村教育委員会に取り組み状況を聞いたところですね、回答した1,011の教育委員会のうち、530の教育委員会が実施していると答えたそうです。先行実施は52%で半数を超えていると報道されました。また、文科省はですね、全国どこで教育を受けてもばらつきが出ないよう提示したとのことでした。これらのことを踏まえましてですね、町のお考えをお伺いしたいと思いまして。お伺いをいたします。 343 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  プログラミング教育に関しましては、来年度に小学校必修化、再来年度に中学校が予定されております。特に中学校では家庭・技術、また高校では先ほどおっしゃいました情報1で、全員が学ぶことになります。本町のプログラミング教育では、小学校での環境整備や取り組み内容の格差が中学校また高校での学力格差につながらないようにですね、今後も、IT機器の整備、また指導する先生方の研修、そういったところに力を入れてまいりたいと思っております。 344 ◯中川雅明議員 わかりました。  それでは、保護者の方にですね、事前にプログラミング教育についての説明はあるのでしょうか。また、あるとすればですね、それはいつごろの予定かお聞きいたします。 345 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  現在のところ、指導する先生たちの研修が国や県の主催で行われております。特に夏休みの時期は、いろんな場所で研修が行われました。各学校の先生によって、プログラミング教育の指導方法や機器を活用する手法で違ってまいります。今後、試験的に各学校でプログラミング教育を実践してまいります。そういったところで、学校便りに掲載したりですね、または授業参観などにおいて保護者の方へお見せできる機会があるのではないかと思っております。その際に、実際に見ていただきながら、保護者の方にもプログラミング教育への理解を深めてもらえたらと考えております。 346 ◯中川雅明議員 保護者の方の理解ですね、授業参観等で実際の授業を見て確認されたほうが、文章で理解を求めるより効果があると思います。  人の生活環境のデジタル化、AIの技術進歩、10年先の生活環境の変化が読みづらい方向に向かっているように感じます。保護者の不安をできるだけなくし、スムーズにプログラミング教育の実施ができることを期待いたしまして、この件の質問は終わります。  次に、2.長洲駅周辺のまちづくりについて、お伺いいたします。  8月17日の朝刊に、「町の玄関口で情報発信」として、「長洲駅に金魚看板設置」と大きく報道されました。また、駅南側から金魚と鯉の郷広場までを金魚ロードと称され、街路灯、金魚オブジェ等が設置されました。長洲駅を利用される方の目にとまり、長洲町の大きな宣伝になることを期待しております。また、客待ちタクシー待機場所付近には送迎車両の迷惑駐車がありましたが、黄色で塗布されたゼブラ区域の設置及び駐車場の利用説明看板等の設置により減少し、今現在、苦情はほとんどありません。  しかし、南側で降りてまず見渡しますと、課題もあります。そこで、町のお考えを伺います。  1番目、駐車場内外の雑草が多く、管理が行き届いてはないのか。また、周辺に通勤・通学の自転車が無造作に置かれておりますが、町はどのような管理を行っているのか伺います。  2番目です。長洲駅で降りられた方の中には、腹ごしらえしたいが何もないと言われる方がおられると、タクシーの運転手の方からよく耳にいたします。駅前の活性化のために飲食店等の出店が必要と思いますが、町のお考えをお伺いいたします。 347 ◯町 長(中逸博光君) 中川議員の2点の御質問にお答えいたします。  御指摘の、駅南側駐車場に雑草が多く見られることにつきましては、大変申しわけなく感じております。駅南側駐車場の雑草につきましては、繁茂期において、草刈り及び除草剤の散布などを年4回行い対応しているところでございます。しかしながら、その作業回数が不足しているため、今後は除草作業等の回数をふやし、対応してまいりたいと考えております。  また、駅利用者の自転車につきましては、白線で駐輪場所を示し、自転車の整頓をお願いしているところでございます。また、長期間の放置自転車につきましては、不法投棄として年に1度回収させていただいております。今後は、駐輪マナーの指導や啓発活動を行い、町の玄関口である長洲駅周辺の環境美化に努めてまいりたいと考えております。  2点目の、長洲駅前の活性化につきましては、町の玄関口としての環境整備が進むことに伴い、議員御質問のとおり、飲食店等の出店があればさらなる活性化が望めると考えております。このため、町といたしましても、以前から当該地区への商業施設の誘致等に取り組んでいるところであり、その実現に向けて民間事業者等への働きかけを行うと同時に、さまざまな情報収集に努めてまいりたいと考えているところでございます。 348 ◯中川雅明議員 1について、御質問させていただきます。  確かにですね、新しい看板が設置されたときは、駐車場内外が除草されており、よく整備されていると感じておりました。しかし、今は、新しい草が生え始めております。その先を見ますと、金魚ロードと称される領域の歩道部の樹木帯、舗装の継ぎ目は雑草がいっぱいで、歩くにもよけなければならないところもあります。また、金魚オブジェの付近はそのオブジェを隠す勢いでございます。観光振興事業からしますと、大きなマイナス点だと私は思っております。  美しく整備された景観を維持していくためには、今の管理体制では無理であると感じております。先ほどの話では、除草作業は年4回、管理委託業務の中で行われるそうですが、請負業者の立場からすれば、ほかにも自社での仕事があり、いつも現場を監視して適切に管理するのは無理であると感じます。自然との闘いです。毎年、雑草の生える時期、種類も変化してきています。この状況が一番わかるのは近隣の住民ではなかろうかと思います。  そこで、対策の一つといたしまして、毎年、公園街路等管理委託料が3工区で計上されております。この中に当然除草部分が計上されているはずですので、この部分を各行政区に依頼・変更はできないものか。もし、実現すれば、美化に関しても地域活性化に対してもプラス点として期待できると思いますが、町のお考えをお伺いいたします。  また、以前、駐車場内の緑地帯と樹木帯はコンクリートで覆うことも検討するという答弁もありましたが、その後どうなったのかお伺いいたします。 349 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。駅の駐車場周辺につきまして、お答えさせていただきます。  まず、駅南側の駐車場周辺の除草作業につきましては、現在、先ほど答弁でもありましたように、雑草の繁茂期──5月から8月にかけてということで、月1回程度行っております。こちらにつきましては、職員のほうで行っているところでございまして、状況によりまして適宜追加をしている状況でございます。  公園委託等と同じように、こちらの駐車場関係の除草作業につきましても、区への委託等を考えられないかという御質問でありますけれども、区への管理委託ということになりますと、まず区の方の御理解と区との協議が必要になってくると考えております。またさらに、駐車場内であることから、利用者の車が駐車されている中での草刈り作業をすることになり、そのため、飛び石等によりまして駐車場利用者とのトラブルなども想定されますので、区の御意見も伺いながらでございますけれども、慎重に検討していかなければいけないなというところで考えております。  また、コンクリートでかぶせるという話でございますけれども、こちらにつきましては、以前、雑草対策の案としまして検討した経緯はありますが、工事費等を積算した場合、結構高額な金額になったということで、現在は職員によりまして草刈りの対応をしている状況でございます。 350 ◯中川雅明議員 駐車場内は今お聞きしたんですが、私は、それと同時に金魚ロードの整備も含めてお聞きしたいんですけれども。よろしいですか。
    351 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  町道長洲駅・海岸線のことと思います。これにつきましては、先ほど議員からもお話がありましたけども、業務委託で、町内を3工区に分けて町道等に関しましても管理を行っております。4月下旬ごろから年間5回程度、長洲駅・海岸線につきましても除草を行っております。長洲駅・海岸線につきましては、現在、業者に委託をし除草等を行っているところでございまして、区への委託というようなことになれば、細やかな管理もできるかと思われます。議員が言われるように、地域の活性化にもつながっていくとも思います。駅駐車場の管理の件と併せまして、区の御意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。  以上です。 352 ◯中川雅明議員 前向きの検討をよろしくお願いします。  次に、廃止された西駐車場の利用先は。以前、駐輪場として検討するということでありましたけども、その後どうなったでしょうか。お伺いいたします。 353 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  旧西側の駐車場でございますけれども、駐輪場としまして利用するとした場合、現状では、直線で短距離の駅までの通路というものがありませんで、迂回していく形になります。現在、皆さんが駐輪スペースとして利用していらっしゃる場所と比べると、随分利便性が悪くなるということで、なかなか難しいと判断しております。  再利用の方法につきましてということですけれども、現在、検討はしておりますが、まだ利活用の案が見出せない状況でございます。 354 ◯中川雅明議員 ぜひ、前向きに御検討お願い申し上げます。  駅前活性化のための飲食店等出店の必要性についてですが、需要性がないから出店がないのでありまして、活性化するならば、需要がふえ出店がふえていくものだと思います。店がない、しかし、今はスマホで検索すれば食事等の店は見ることができます。もし、食事どころの看板等が設置してあればですね、瞬間的にその人には、あってよかったとか、後でとか、長洲町にこんな店ありとかですね、印象を与えると思われます。すぐには長洲町の経済効果に結びつかないかもしれませんが、印象には残るはずと思っております。長洲町で繁盛している店もあります。各店お勧めのメニューを紹介した看板設置を検討されてはいかがでしょうか。お伺いいたします。 355 ◯まちづくり課長(田成修一君) 設置に関しましては、看板の制作代、また設置となればJRとの設置料等の協議などがございます。今後、長洲町の旅館飲食店組合等もございますので、そういった関係機関と協議しながら、設置についての検討ができればと思います。 356 ◯中川雅明議員 検討よろしくお願いします。  次にですね、長洲駅のことなんですが、駅のエレベーター設置については、過去の事例からすると財政面で支障があるということでお聞きしております。そこで、これは財政面のことで難しいと思いますけども、山村薬局の裏付近にある出入り口の利用拡大についてです。  現在の利用は、2階にある駅舎の駅員さんに利用目的を告げ入場券を買い、ふだん施錠されている入り口を開いていただき入ることができます。下り方面を利用される高齢者及び障がい者、足に支障のある方は、階段を利用しないで列車に乗車することができます。もちろん、介助者が必要です。ただ、JRも省力化のため、日々の職員は1人、全体で2人です。営業時間は午前7時50分から午後8時まで、利用は原則として前日予約だそうです。なかなか利用できない状況です。  そこで、提案です。ここにですね、自動改札口の新設はできないものか。JRとの協議も必要でしょうけど、併せてですね、先ほども答弁でありましたが、腹栄中学校や長洲中学校に設置してあるような椅子・昇降設備の導入も加えればですね、数段、エレベーター設置よりも価格が抑えられます。一度検討する余地はあるのではないかと思いますけど、いかがでしょうか。 357 ◯まちづくり課長(田成修一君) 以前から、長洲駅が橋上駅であるため階段を上って降りるということで、高齢者の方また障がい者の方に不便をおかけしているというお話、これは、本当にたくさんの御意見をいただいております。  そういった中でJRとも協議をしまして、今、議員からもありました、北側の薬局のほうからの出入りについて確認もしたところでございますが、安全対策上それは厳しいと。やはり、安全をどう確保するかがJRの使命ですので、対応できないと。また、車椅子等の対応はどうされますかとのことでありましたが、議員おっしゃるように、事前の御予約等で社員を派遣すると。そういった対応で今行わせていただいているということで、非常に御迷惑をおかけしている中でも、やはり安全対策に重視して取り組んでいきたいというお話をいただいているところでございます。 358 ◯中川雅明議員 とにかく前向きな対策をですね、練っていただきたいと思います。これで、2番目の質問を終わります。  次に、3.道路改良等についてです。  利便性にすぐれているとでも言うのでしょうか、長洲タクシーの車庫北側に平成29年末ごろから現在に至りまして、諸開発が行われております。大東建託2棟18世帯、分譲住宅7棟のうち6棟入居、現在も建築が続き、あと数軒ふえるのはたしかでございます。このエリアに入るには、現在、南側は長洲タクシー車庫西側の小道、東側は第6分団消防格納庫から長洲駅に向かいましてすぐ右折する方法です。北側は県道荒尾・長洲線から松岡自動車と平川燃料間を長洲駅のほうへ右左折する方法があります。車の出入りとしては、東側と北側から入れます。しかし、東からは、普通車が1台通るのにいっぱいいっぱいです。日常運転には支障があります。現在のところ、車の出入りができるのは北側だけです。県道荒尾・長洲線から町道浜浦・土井辻線入り口です。  しかし、この北側からの車の出入りには問題があります。それは、出入り口の道路勾配です。適正な勾配ではなく急であるため、支障を来しております。一度運転して体験してみたらわかると思います。この問題については、前より指摘があり改善依頼が町のほうにもあったと聞きます。  そこで、私は、平成29年11月6日付で、生活道路等整備に関する要望書を駅通区長と要望者の連名で町長に提出させていただきました。その後、平成30年度に新しく入居された方は、ふえ続けております。皆さん、この出入り口には不便を感じられております。ごみ収集車も入れない状況です。現在、要望書提出時よりそのエリアには車が30台以上もふえまして、この要望書について、その後、町の見解はどうなったのかお伺いいたします。 359 ◯町 長(中逸博光君) 中川議員の御質問にお答えいたします。  この町道浜浦・土井辻線につきましては、昭和56年度から用地買収を行い、総延長約320メートルのうち、道路改良工事が完了している区間が約155メートル、未改良の区間が約165メートルとなっている道路であり、議員御質問の箇所につきましては道路改良工事が完了しているところでございます。議員御質問の要望書は平成29年11月に出されておりますが、要望箇所を改善するためには、広範囲に及ぶ工事となり、また地域の方々からの同意が得られてない箇所もありますので、現時点での事業の推進は難しいと考えております。 360 ◯中川雅明議員 この部分の道路改良工事は、平成7年ですか、完了したということでした。そのころと比較いたしますと、住民も増加し、これによりこの道路を利用する車も増加しております。その車も大型化しています。改善するためには広範囲な工事になるということでしたが、縮小してもですね、支障のない方法はないものか、関係各所の経験による知恵を出していただき検討していただくことはできないでしょうか。また、道路改良工事には優先順位があるとお聞きします。この間の対策といたしまして、県道の出口に、運転手への注意喚起のため、停止線の設置は考えられないでしょうか。お伺いいたします。 361 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  工事のほうが広範囲に及ぶということで、その規模を縮小してでも解消できないかというような御質問があったかと思います。小規模で行う場合は、急勾配の根本的な解消まではなかなか難しい面もあるかと思いますけども、御提案いただきました停止線などの対応等も含めまして、さまざまな可能性を引き続き検討してまいりたいとは考えております。  以上です。 362 ◯中川雅明議員 前向きに検討、よろしくお願いします。  それと、東側について、昭和の終わりごろから道路改良計画があり、今その当時の図面は持ち合わせておりませんが、4メートルの道路幅ができるような土地買収済みのところがあるとお聞きしました。このことから、再度ですね、計画の実施は考えられないものかお聞きいたします。 363 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  道路整備の推進に当たりましては、町長答弁にもございましたが、地域の方々の御理解と御協力が必要でございます。また、町道整備は、危険性が高い路線や交通量が多い路線、利便性の向上につながるなど、優先度の高い路線から随時進めている状況でございます。また、財政面等も考慮しながら、道路整備については検討していきたいと思っております。  以上です。 364 ◯中川雅明議員 前向きな検討をよろしくお願いいたします。  これをもって、私の一般質問は終了いたします。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 福本みや子議員 365 ◯徳永範昭議長 3番、福本みや子議員の登壇を許します。                 (福本みや子議員登壇) 366 ◯福本みや子議員 3番議員の福本みや子です。皆さん、大変お疲れとは思いますけども、いましばらく、おつき合いのほどお願いいたします。時間も押しておりますので頑張りましょう。議長のお許しをいただきましたので、通告に沿って質問をいたします。再質問の場合は、どうぞ御配慮をお願いいたします。ふるさとを愛し、ともにあしたの長洲をつくるため、町民目線に立って24回目の質問をさせていただきます。執行部の皆様、議員の皆様、よろしくお願いいたします。  1番目の質問です。  最近、高齢者の運転による大きな事故で、尊い命が失われるという痛ましい交通事故が発生し、大変悲しい思いを皆様とともにしております。本町では、高齢者の運転者は多く、車社会の日常生活の中で、長年自動車の運転をしてこられたベテランばかりです。そして、地方の暮らしを支えているのもマイカーという自動車です。特に高齢者の生活は、車なくしては成り立ちにくいのが現状です。マイカーにかわるほかの交通手段が考えられる地域の実情はさまざまであり、全国的に、この問題に知恵を絞らないといけない時期に来ております。  そういう状況の中、都市部では自動車運転免許の自主返納の機運が高まっております。高齢になると免許証返納の必要性は考えるが、いざ自分に振り返ってみるとなかなか踏み切れないという声を多く聞いております。また、高齢者の家族からも、心配するがなかなか聞き入れてもらえないなどの声が届いております。  そこで、本町の高齢運転者の免許証自主返納の状況についてお伺いいたします。 367 ◯町 長(中逸博光君) 福本議員の御質問にお答えいたします。  平成30年における、全国及び熊本県での交通事故件数は減少しており、令和元年においても、熊本県の交通事故件数は7月1日時点で2,723件から2,334件に減少しております。荒尾警察署管内でも、9月1日時点での暫定数値となりますが、人身事故件数は116件、負傷者数は154人となっており、ともに前年度の同時期と比べて減少しています。  しかし、それとは逆に、高齢者が第1当事者となる事故件数は、116件中36件、負傷者数は154人中49人と増加しているところでございます。このことから、高齢者が加害者となる死亡事故の割合も大きくなり、それに係る負傷者に占める高齢者の割合も大きくなっていると言えます。  こうした現状を踏まえ、長洲町では、荒尾地区交通安全協会に御協力いただき、荒尾警察署で免許更新を行う高齢ドライバー御本人やその家族の皆さんにチラシを配布し、運転適性相談を御案内するとともに、運転免許証の自主返納制度の周知及び推奨を行っているところでございます。その効果があってか、長洲町民の運転免許証自主返納者は、平成28年には30件であったのが、平成29年には62件、平成30年には58件となっており、令和元年においては8月末時点で42件となっているところでございます。 368 ◯福本みや子議員 それでは、再質問をさせていただきます。  長洲町では免許証の自主返納がふえているという、大変勧められるような事例がたくさんあると聞いてちょっと安心いたしました。  しかし、そこでお尋ねするんですけども、本町1万6,000人の人口で、運転免許証を持っている人は何人でしょうか。また、その中で……、警察ではですね、65歳以上を高齢者と呼ぶんですけども、65歳以上の免許証を持っている人は何人でしょうか。お尋ねします。 369 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  荒尾警察署に照会いたしましたところ、平成30年の12月末時点の数字になりますけれども、町内の運転免許取得者につきましては1万969人でございます。 (「そがんおっとたい。」と呼ぶ者あり)  このうち65歳以上の人数につきましては、3,453人ということで回答があっております。 370 ◯福本みや子議員 免許証人口のうちの3分の1が高齢者ということですね。交通事故発生件数は、先ほどもありましたように、全国的に見て減少傾向です。昭和23年以降の統計では、最小の死者数となっているそうです。県内でも減少しているということですけど、やはり高齢者に限って見ると、割合的に増加傾向にあるということですね。  では、町内の交通事故について伺いますが、高齢者運転による事故件数とその原因はどんなものでしょうか。わかる範囲で結構です。お尋ねいたします。 371 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  平成30年におきまして、長洲町民の交通事故で第1当事者つまり加害者となった人の数は、42人となっております。令和元年7月末現在では20人でございます。このうち65歳以上の高齢者の数についてですけれども、こちらにつきましては、熊本県警において、第1当事者である分と居住の市町村、また年齢等、全て関連づけた形での統計はとっていらっしゃいませんので、把握できておりませんけれども、加害者に限らず被害者を含め高齢者がかかわっている人身事故の件数としましては、平成30年では7件、令和元年ことし7月末現在では5件となっております。  原因といたしましても、先ほどお伝えしたとおり、県警のほうで居住市町村と年齢等の関係までは分析がされておりませんので、原因についても把握はできておりませんけれども、全国的な統計としまして平成29年交通安全白書というものがあり、その中では平成28年の高齢者事故に関する分析が行われております。白書内では、65歳以上ではなく75歳以上の交通死亡事故・人的要因の分析となっておりますけれども、死亡事故のうち、ハンドル操作等の操作不適が28%で最も多く、次いで、漫然運転等の内在的前方不注意が23%、安全不確認が22%、判断の誤りが9%、また脇見運転等の外在的前方不注意が8%という状況になっていると報告がされております。 372 ◯福本みや子議員 全国的にいろいろ原因を調べていただきまして、長洲町でも同様な原因はあると思います。高齢になると、年齢とともに視力や体力そして記憶力や判断力、そういう身体機能が変化して、若いときと同じということではありません。加齢に伴う身体機能の変化を理解して、変化に応じた運転を心がけると安全運転につながるということでございますが、現在、70歳以上の運転免許取得者は、免許更新時に高齢者講習を受講することになっております。この講習は、視力や運転操作に支障がないかを確認したり、実際に運転しながら自分の運転技能を確かめて、その後の安全運転に活かすというものです。また同時に、記憶力や判断力の認知機能検査も受けることになっております。  こういう免許更新形態の中で、70歳以上になると車を運転することに対して、これからも免許更新をしていくという形、あるいはもう更新をしないという判断によって免許証の返納という形、このどちらかを選択することになります。全国的には自主返納の機運は高まっているようですし、また、本町でもふえていると先ほど報告をいただきましたが、ここ数年で返納された方は、どのような理由で返納という勇気ある形をとっておられるのか、わかりましたらお尋ねしたいと思います。また、自主返納でなくても、免許更新の手続をしないことで免許証を失効された方の把握もできておりますでしょうか。お尋ねします。 373 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  荒尾警察署のほうに免許返納理由につきまして照会いたしましたが、免許の返納時にその理由についてお尋ねしても、なかなか答えていただけない方が多いとのことでありました。ですので、正確な理由の把握は難しいところではありますけれども、答えていただいた方の理由といたしましては、運転に自信がなくなったとかニュースを見て決めたといった回答があったということでお聞きしております。また、更新手続をしないで免許を失効された方の理由につきましては、警察のほうでは把握ができていないということでございます。 374 ◯福本みや子議員 お尋ねしにくいところを答えていただきましたね。  それでは、免許証を返納された方の外出手段について、どうされているのか。町の現状はどうなっているかお尋ねいたします。 375 ◯まちづくり課長(田成修一君) 免許を返納された方につきましては、きんぎょタクシーを交通の手段として御利用いただいているところでございます。平成27年から、自主返納者に対します無料乗車券を発行させていただいておりまして、当初は半年でありましたが、平成29年3月の道路交通法改正に伴いまして、さらに返納を促進するという改正がありましたので、それ以後は1年間ということで取り組みをさせていただいております。現在、222名の方に交付をしてきております。ただ、1年という期限が過ぎておりますので、現在、1年間の有効期限を持たれている方は57名という形になっております。  以上でございます。 376 ◯福本みや子議員 私たちの毎日の生活パターンの中で車で外出するのが当たり前のことになっておりますので、車がないというのは非常に不便を感じるんですけれども、外出を控えてしまい家に閉じこもってしまわれたりするのは非常に残念なことです。そんな中、長洲町では、きんぎょタクシーが高齢者の外出をカバーするということで喜ばれており、その上、自主返納者には1年間のきんぎょタクシー無料乗車券を贈呈されるということも、大変すばらしい支援だと思います。  そこで、こうやって免許証自主返納者への支援がなされている自治体がいくつかあるんですけれども、民間事業者などで割引制度を実施されているところもあるんですよ。そういうところで、町で、きんぎょタクシー以外に何か民間事業者がやっていることはございませんか。 377 ◯まちづくり課長(田成修一君) 町内の交通事業者等におきましては、例えば、タクシー会社さんでは特段やられておりませんし、県内では、飲食店や商業施設でのいろんな割引やポイントもありますけども、そういったところはないというのが現状です。確かに、議員おっしゃいますように、近隣県のホームページ等を確認しますと、玉名市あたりや大牟田市あたりでは、タクシーの割引とかいうことでタクシー協会において取り組まれている事例はあっております。 378 ◯福本みや子議員 免許証というのはですね、運転免許だけでなく、持ち主さんの公的な本人確認証としても機能していると思っております。日本全国で、平成28年度は約8,225万人が免許証を持っているそうです。その方々は皆さん、ポピュラーな本人確認としてそれを使われておりますので、そこで免許証がなくなると本人確認がなかなかとりにくいと。特に高齢者の場合は、ほかにマイナンバーカードを持っている人も少ないので、非常に難しいということを聞いております。  そこで、その不便を解消するために、運転経歴証明書というのがあるわけですね。これは、先ほど、荒尾警察署のほうからも発行されているということでした。警察によるとですね、この本人確認証は生涯にわたってできるそうなんです。一生涯、更新することなく。ですから、大変便利です。ただし、警察署や免許センターでないと、これは発行できません。そして、手数料が1,100円かかるんです。しかし、これは、きんぎょタクシーに乗るときも、提示すれば1年間のチケットがもらえます。それから、玉名市あたりではですね、タクシー事業者からの1割の割引があります。九州産交では、路線バスが半額になります。そういう特典もいくつかありますし、全国的にはまだまだたくさんあるとは思います。  それで、私はここで提案したいんですけども、勇気ある免許証の自主返納者へ、苦渋の決断をされていらっしゃいますし、安心・安全のまちづくりに大きな協力をしてくださることに対して、感謝と敬意の気持ちのあらわれとしてですね、この費用を町で負担すると。自主返納を進めるための一つのステップとして、いかがでしょうか。  大牟田市ではですね、免許証自主返納支援事業として、本年度当初予算措置をしていましたけども、高齢者の事故が社会問題になっていることもあって、既に申し込みが300件を越しているそうです。そのため、補正予算で上乗せして対応するという報道が先日なされておりました。  免許証返納をすると一番困るのが、役場に行ったとき、銀行に行ったとき、病院などで本人確認をするときで、大変面倒だと思います。免許証を持っていれば、それをすぐ出せばいいわけですね。ですから、身分証明書がわりに、この運転経歴証明書は大変便利ということでございます。これを使っていただきたいなと思うんですけども、こういう制度を利用して高齢者の免許証自主返納を進め、高齢者を交通事故から守る交通安全の推進と安心・安全のまちづくりへ進める手段として、この費用負担を御検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 379 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  議員から御案内がありましたように、全国を見ますと、運転経歴証明書の発行に必要な費用につきまして補助を行っている自治体はあります。熊本県の状況といたしましては、県が公表しておりますいろんな情報によりますと、運転経歴証明書の発行手数料の負担を行っている自治体はありませんけれども、そのかわりに、いろいろ御説明がありましたように、民間事業者等の各種サービスであったり、自治体からのタクシーの割引であったり、大牟田市ではICカードを5,000円分とか、そういう形等でさまざまなサービスを行っているというところでお聞きしております。  この費用負担につきまして、議員からの御提案でありますけれども、もう少しこの事業を行っている自治体の情報等も調査させていただきまして、検討させていただきたいと思います。 380 ◯福本みや子議員 そうなんです。課長がおっしゃるとおり、よその自治体ではまだどこもやっておりません。長洲町が一番にこれを進めていただきたいと思います。何でも一番に行うときは大変だと思いますけども、長洲町が安心・安全のまちづくり、住みよいまちづくりを目指すならば、こういうことを先にもってくる方法も一つだと思います。ぜひ御検討をお願いします。  そして、そこでですね、もう一つ、この運転経歴証明書ができました、お渡しします、そのときにですね、その勇気をたたえることと長年安全運転を続けられたことに対して、敬意と感謝の念を持って運転卒業式というのをやってはいかがでしょうか。  というのはですね、これ、家族の方が大変心配しておられて、なかなか家族が言っても聞き入れてくれない、困っているという声をたくさん聞いております。免許証を取り上げるというのは、高齢者に限らず、免許を今まで持っていた人にとっては、大変プライドが傷つくこともあるわけです。外出もできなくなります。気分も落ち込みます。そういうところの気持ちも十分理解できますので、そこを、卒業式というセレモニーで。車社会を無事に乗り切った、これからは安心して地域の中で動くことができるんだよということで、よい思い出を一緒に祝うという場をつくってみてはいかがでしょうか。町長に伺います。 381 ◯町 長(中逸博光君) そういうセレモニーは必要かと思いますけど、じゃ、運転返納者が役場までどうやって来るのかという問題もあろうかと思います。そういうことも含めて、やっぱり総合的に判断させていただきたいと思います。 382 ◯福本みや子議員 セレモニーを行うということは、私たちの中で日常生活からちょっと離れるわけですね。ですから、皆さん、気分が変わられますし、特に交通安全という面で、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  私は地域婦人会で、昨年、高齢者安全運転のために、高齢の運転者や歩行者のお宅を100軒以上回りました。その際、自主返納のお話もしましたけども、本当に二の足を踏んでいる高齢者が多いのが現状でした。高齢者の生活を支える交通手段の問題は、喫緊の問題と捉えております。  そしてですね、免許を返納して外出が減ったとなると、今度は、要介護率が2.2倍になるというリスクがあるとの報道も先日行われておりました。しかし、自動車の運転などでは、今、すごく安全性の分野も進化しております。それから、先ほど言いましたタクシー会社の制度なんかもありますし、高齢者グループでの車のシェアリングというのも今アイデアが出ておりますので、行政としても十分そういうところを理解していただいていると思いますけども、高齢者の外出支援、その機会をなくさないように、相当の環境を整えることが求められています。誰もが願う、安全運転と外出支援が進んでいくことに期待しております。  続きまして、2番目の各種包括連携協定の推進についての質問に移ります。  本町は、民間事業者17事業者と4自治体とで包括連携協定を締結しております。防災に関する協定から、医療・福祉・教育関係と多岐にわたって協定を結んでおります。地域が抱える社会問題からまちづくりまで幅広い分野において、住民サービスの向上に向かって公と民の協働連携の視点で取り組みを進める、これらの協定です。このように、自治体や事業者との包括連携事業が進められているということは、将来の自治体経営や住民満足度を考える上で大事な観点であり、これからの社会のあり方だと考えます。  全国的にも大いに進められておりますが、このような政策を進めることで、長洲町民の生活を将来にわたっても支援し、公と民で持続性を持ってつくっていくことが必要です。今後の方向性と展開について伺います。 383 ◯町 長(中逸博光君) 福本議員の御質問にお答えいたします。  長洲町では、地域活性化や幅広い町民サービスの向上を目指し、企業・大学との包括連携協定を締結し、企業や大学等のノウハウやネットワークを活用した官民協働による事業を各分野において推進しております。包括連携協定に関する具体的な内容といたしましては、福岡大学とのフルボ酸鉄シリカ資材による長洲干潟の再生事業、石井食品株式会社とのアサリやノリなどの地域資源を活かした新商品の開発、株式会社MTIによる母子手帳アプリの導入、株式会社DHCとの高齢者メイクアップ教室の開催、株式会社ユーマートトクナガ等との宅配や見守りサービスの実施、町内企業による災害時における支援活動への協力など、各分野でのさまざまな取り組みにより大きな効果が出ております。  今後も引き続き、これまで取り組んできた事業を各分野において推進するとともに、企業や大学等との連携をさらに強化することで、官民協働によるまちづくりを目指してまいりたいと考えております。 384 ◯福本みや子議員 答弁で、自治体や企業や大学と、地域の問題解決に向かって協働の考え方や体制で、課題をビジネスということで捉えたりボランティア活動に転換したりして、解決策に結びつけるといった活動がわかりました。こういうことが今後大いに有望ではないかと思います。  そこで、町民に、このようなことについて理解を求め共感してもらい協働の意識を持って御理解いただくために、再確認の意味もあり、御説明をお願いいたします。まず、本町の特徴であります海や海岸に関しての協定について、もう少し具体的な説明と進捗度をお願いいたします。農林水産課となるんですかね、よろしくお願いします。 385 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) お答えいたします。  今、町長答弁にもありました二つのケースについて、私のほうから説明をさせていただきます。  まず、干潟及び水産物に関連する取り組みということで、一つがですね、平成27年8月3日に、熊本北部漁業協同組合、それと福岡大学、長洲町で締結をした協定に基づく取り組みとして、アサリ貝の水産資源回復、干潟の環境改善を目指し、フルボ酸鉄シリカ資材を活用した干潟のヘドロ除去実験を継続して実施しております。  現在5年目となっておりますこの取り組みによりまして、干潟のヘドロ除去等による底質の改善、それと、これまでアサリがいなかった場所にですね、アサリ貝が見られるという効果が見られております。それから、漁業者だけでなく潮干狩りを体験された方たちからも、アサリがふえたという実感の声をいただいております。また、この取り組みにつきましては、漁業者の干潟保全、アサリ資源保全の取り組みと併せて行われておりますが、こういったものから、平成30年10月に、公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金から高い評価を得て「肥後の水とみどりの愛護賞」を受賞するという、取り組みに対する客観的な評価もいただいております。  今後はですね、連携先である熊本北部漁業協同組合や福岡大学とこれまで行ってきた取り組みや実験を検証しながら、さらに干潟の改善、アサリ貝の資源の増加を目指しまして、それが、またさらなる漁獲高の向上というものにつながるよう、取り組んでまいりたいと考えております。  それと、もう一つの取り組みですが、平成29年7月12日に石井食品株式会社と長洲町で締結した協定に基づく取り組みの一環として、今、ノリやアサリ貝等の水産物を使った商品開発を試行的に実施しております。特に、今年度、熊本北部漁業協同組合の協力を得ながら、長洲産のアサリ貝──長洲でとれたアサリ貝を使ってですね、炊き込み御飯のもと、きゃあ飯という名前で、石井食品に試行的に新商品をつくっていただきました。こちらのほうを福岡市と熊本市のデパートで数日間販売したんですが、数日間のうちに完売してですね、非常に好評だったということで、ぜひまた販売をしてほしいという声を町内外からいただいているところでございます。今後も、熊本北部漁業協同組合それと石井食品と、またさらにこういった情報も連携しながらですね、長洲ブランドの商品開発、そして、これも長洲のアサリの漁獲あるいは販売向上につながりますので、そういったものについてもですね、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
     私のほうからは以上です。 386 ◯福本みや子議員 福祉面においても協定があります。昨年、私、質問しましたけど、母子保健アプリの母子モの普及状況や利用者の声などがありましたら、お聞かせください。 387 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  本町におきまして導入しております母子手帳アプリ、これは「すこやかDiary」というものでございますが、平成30年6月に導入をさせていただいております。導入後の登録件数につきましては、年度末までに159件、9月2日現在で191件の登録がなされている状況でございます。登録につきましては、母子手帳交付や出産後の訪問時、乳幼児健診等にですね、こういうアプリがあるよということで御案内させていただいて、登録をして活用していただくというところでございます。  また、議員質問にあります利用者の方の声につきまして紹介させていただきますと、予防接種の管理ができるというところで、正しい接種を適正な時期にできる案内が受けられるということと、成長の記録をですね、スマホの中で管理できる、これを見せることが可能というところで、子どもの成長をスマホを通して見られるという部分、それと、子育てに関するイベント等の情報を町のほうから配信するのですが、それを即座にですね、配信ができるということと受けられるというところで、いろんなスケジュール管理がやりやすいと。そういった御意見をいただいておりまして、総合的に申しますと、利便性がかなり高いというところでの高評価を得ているということでございます。  以上でございます。 388 ◯福本みや子議員 つい最近、ヤマト運輸と見守りについて協定が締結されました。見守り協定はこのほか数社とされておられますが、これは、地域住民、私たちの生活を支援していただくことで、一番身近に感じる協定ではないかと思います。企業側としては、直接住民と接する従業員さんは、例えば、認知症のサポーターとしての知識があるとか安全面の支援ができるとか、生活の一面に対して支援をしていただくわけですから、そういう知識や救急・救護の際に必要な行動方法などを御存じではないかなと思うんですけども、それに関する学びの場というのはどうされておられますか。 389 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  議員御質問のとおり、8月29日にですね、ヤマト運輸株式会社様と見守り協定について調印式を行ったところでございます。ヤマト運輸様も含めて、今現在、20の事業所と同様にですね、協定を結ばせていただいたところでございます。  御質問の中で、認知症について学ぶ場をどう考えているかというところでございますが、認知症の方と接する場合にどういう方法がいいかといった部分を学ぶことにつきましてはですね、町のほうが、認知症のサポーター養成講座を開催しております。そういったサポーター養成講座をですね、受講していただくことによって、認知症の方への理解とか対応の仕方は学べるのかなと思っております。現在、20事業所と締結をさせていただいておる中で、今、6事業所についてですね、そういったサポーター養成も含めて受講をいただいているという状況でございます。 390 ◯福本みや子議員 見守りは本当に住民の生活を守っていただくわけですから、こういう知識もぜひ持っていただいて、お願いしたいと思います。  身近な協定というところで、長洲郵便局との協定についてお尋ねいたします。  長洲町では、町内郵便局との間で、見守り活動それから道路損傷の情報提供、不法投棄の情報提供、防災提供に関して協定しております。郵便局は、皆様もそうですけど、古くから地域と密接なコミュニケーションができておりまして、住民の間には安心感というのがあります。どこに住んでいても必要なサービスが受けられることが、郵便局の大きな特徴です。  そこで、本町も、現在、先ほど申し上げました四つの協定以外にも、地域の課題や要請に対して柔軟な対応ができるのではないかと私は思います。例えばですね、配達をしながら防犯についてしていただくとか、見守っていただく、それから未来館のチケットも注文すれば配達していただける、それから、長洲町は介護事業が盛んですから、その中に絵手紙教室を入れていただき郵便のやりとりをしていただくとか、そういうものも取り入れて、もう少し大きな協定にしてみてはどうでしょうか。大変、郵便局というのは使い勝手がいいんじゃないかと思うんですけども、どんなふうにお考えでしょうか。 391 ◯まちづくり課長(田成修一君) 郵便局につきましても、やはり民営化されてですね、かなりいろんな経営的な取り組み、厳しい取り組みをされております。そういった中、議員ありましたような地域の郵便局というよりも、今は企業として努力されておりますので、お互いのメリット、ウィンウィンの関係がないとなかなか協定ということには結びつかないものでございます。ですから、そういった、議員より今ありました提案等につきましてはですね、郵便局の考え、町としてどういったメリットがあるか、さらには郵便局としてどういったメリットがあるか、その辺も協議しながらですね、考えていかなければならないと考えております。 392 ◯福本みや子議員 ぜひ、前向きな検討でお願いしたいと思います。  先月ですね、町長が、中学生との夢トークをされました。最初に、我が町長洲の現状を説明されて、知ってもらうことで将来を考える一助にしてほしいと語られまして、その中で、今私がずっと話してきております、包括協定を締結している企業の商品をいくつか紹介されました。でも、地元の貝やノリ、米や小麦が収穫されて新たな産物となっていることに、残念ながら、中学生は反応がなかったんです。とっても残念でした。  ということは、私たちは、大学や企業と協働して問題解決に向かってまちづくりを進めているということについて、もっと周知させる努力が足りなかったんではないかと思います。もしかしたら、官といって行政側の一方的な協定になってはなかっただろうかと反省もします。最初に御答弁いただいたような目的や内容を、どう知らせるか。官と民、そして住民も絡んだ包括協定についての周知、この周知というところにもっと配慮すべきではなかったかと思いますが、そういったところのお考えを伺います。 393 ◯まちづくり課長(田成修一君) 今、議員からありましたように、広く地域住民に周知するということは大事だと思います。そうすることで、また新しいアイデアや意見が生まれてくるということで、今後も、幅広い分野で取り組んでおります企業や大学、各自治体との今の状況等をですね、広報あたりで周知していくということを行っていきたいと思います。 394 ◯福本みや子議員 周知をお願いしたいのですが、そこで提案をしたいと思います。  このような包括協定を結んだ自治体や企業を広く周知し関心を持っていただくために、住民の参画意識を高める手段が必要です。協定企業や自治体、大学の紹介、さらには地元企業の商品やパネル紹介、そういうことができる地元産業や産物を展示するコーナーを設けてほしいと思います。今、締結をしている企業には、健康ポイントに利用されている商品がありますね。それから、町内企業で製造している防災に関する用品や設備もあります。こういうものはぜひ知っていただきたいと思います。さらには、地元の農産物を使った6次産品などもありますよね。こういう地元の産業において、企業・大学・自治体が私たちの生活に大きくかかわっているんだということを、目で見て感じて意識をしていただく、そういう場が必要と考えます。長洲の産業を一同に紹介することと協定によるまちづくりの紹介を兼ねるような場所を設けることを提案いたします。  県内各事業所や県庁などに行きますと、その地域の特徴をよく出しているコーナーがつくられております。本町にも、特色ある産物や工業製品がたくさんあるんですよ。知られていないのは、もったいないの一言です。 (「そうだ。」と呼ぶ者あり)  こういうコーナーをつくることで包括協定を継続的にしていくようになると思いますけど、いかがでしょうか。お考えをお伺いします。 395 ◯まちづくり課長(田成修一君) 今、いろいろ御提案をいただきました。確かに町役場にも展示するスペースがございませんし、金魚と鯉の郷広場、金魚の館等も活用してですね、今提案いただいた内容を受けてですね、十分周知し、ますますこういった協定がうまくいくように、また地元の産業が活性化するように、取り組んでいきたいと思います。ありがとうございます。 396 ◯福本みや子議員 長洲町は、熊本県でも非常に注目されていると私たちも大変うれしく思っております。ですから、その町をいかにPRするか。これは、まちづくり課長にかかっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まちづくりは、時代の中で日々進化しております。住民の福祉の向上を目指して、行政も同様に進化していかねばなりません。住民に寄り添った政策は、町長が住民との町政座談会において会話の中で見つけてこられます。一区一職員制度の気づきの中からも見つけています。そして、常に先取りの目線の中から生まれてくると私は期待しております。議会も行政も、常にアンテナを高く張ってまちづくりを進めていきたいと思います。 (「よし。」と呼ぶ者あり)  これで終わります。 397 ◯徳永範昭議長 お諮りします。  本日の会議はこれで延会したいと思います。これに御異議ございませんか。                 (異議なしの声あり) 398 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。  したがって、本日はこれで延会することに決定しました。  本日はこれで延会します。                延会(午後 6時40分) Copyright © Nagasu Town Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...