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  1. 長洲町議会 2019-06-17
    令和元年第2回定例会(第1号) 本文 2019-06-17


    取得元: 長洲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                開会(午前10時00分) ◯徳永範昭議長 おはようございます。  ただいまから、令和元年第2回長洲町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名について 2 ◯徳永範昭議長 日程第1、会議録署名議員の指名についてを行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において1番、前田美和子議員及び9番、宮本哲太郎議員を指名します。 ─────────────────────────────────────────── 日程第2 会期の決定について 3 ◯徳永範昭議長 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から6月21日までの5日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (異議なしの声あり) 4 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、会期は、本日から6月21日までの5日間と決定しました。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  有明新報社高本編集部次長、熊本日日新聞社樋口支局長から写真撮影の申し出がありましたので、許可しています。 ─────────────────────────────────────────── 日程第3 諸報告について 5 ◯徳永範昭議長 日程第3、諸報告についてを行います。
     議長報告をいたします。  本定例会に出席する説明員の職及び氏名は、お手元に配付のとおりです。  また、本日までの議長の行動は、お手元に配付のとおりです。  次に、5月28日に開催されました令和元年度全国町村議会議長・副議長研修会の資料を、議員控室に供覧していますので、御一読願います。  次に、閉会中に受理した陳情等は、お手元に配付しました写しのとおりです。  次に、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査の結果報告書は、お手元に配付いたしました写しのとおり、提出されています。 ─────────────────────────────────────────── 招集権者の発言 6 ◯徳永範昭議長 ここで、招集権者の発言を許します。 7 ◯町 長(中逸博光君) おはようございます。  本日は、令和元年第2回長洲町議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様におかれましては、御多忙の中、御出席を賜りまことにありがとうございます。また、議員の皆様の御健勝を心からお喜び申し上げますとともに、平素よりの御精励に対し、深く敬意を表するものであります。  さて、5月の3日、4日に開催いたしました「火の国長洲金魚まつり」におきましては、二日間で6万5,000人もの多くの皆様に御来場いただきました。これもひとえに議員の皆様を初め、多くの関係者の皆様の御支援と御協力によるものであり、心より感謝申し上げます。町といたしましても引き続き、金魚の町長洲町として広く情報を発信し、さまざまな事業を展開してまいりますので、御支援のほどよろしくお願い申し上げます。  また、5月27日には、一般国道389号新山・磯町区間が開通いたしました。これにより荒尾長洲間の大型車両等のアクセスが向上し、渋滞の緩和につながりますとともに、町内中心地を大型車両が通らなくなることで、子どもや高齢者のさらなる安全の確保が実現されました。また、このバイパスにより有明海の景色も一望でき、長洲町の新たな観光資源としても大いに期待を寄せているところでございます。  一方、ことしも梅雨の季節となりましたが、昨今増加傾向にあります突発的な豪雨が発生することが予想されております。町といたしましても、引き続き防災体制の強化に努め、町民の皆様が安心・安全に暮せるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  本定例会につきましては、既に配付してあります議案書にありますように、長洲町税条例を初めとした条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについての案件が2件あります。また、熊本県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の一部変更についての案件が1件、長洲町附属機関設置条例を初めとした条例の一部改正についての案件が8件、工事請負契約の締結についての案件が1件、令和元年度長洲町一般会計補正予算についての案件が1件、令和元年度長洲町介護保険特別会計補正予算についての案件が1件、令和元年度長洲町水道事業会計補正予算についての案件が1件、令和元年度長洲町下水道事業会計補正予算についての案件が1件、平成30年度長洲町一般会計繰越明許費に関する報告が1件、平成30年度長洲町下水道事業会計予算繰越しに関する報告が1件、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての案件が2件、以上合わせまして20件の御審議をお願いするものあります。  議案の詳細につきましては、担当課長より御説明申し上げますので、議員の皆様方におかれましては、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げ、招集権者の挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ─────────────────────────────────────────── 日程第4 一般質問 磯野 博議員 8 ◯徳永範昭議長 日程第4、一般質問を行います。  それでは、順番に発言を許します。  7番、磯野博議員の登壇を許します。                 (磯野 博議員登壇) 9 ◯磯野 博議員 皆様、おはようございます。7番議員の磯野博でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。なお、答弁のいかんによりましては再度質問をさせていただきます。議長、よろしくお願いいたします。  1.本町の教育環境についてでございます。  本町の各小中学校ではさまざまな課題を抱えていると思いますが、今回は下記の2点についてをお尋ねいたします。  1)免許外教科担任、2)学校規模適正化、本町の現状はどうでしょうか、今後の見通しはいかがですか、解消に取り組むお考えはございますか、以上をお伺いします。 10 ◯教育長(戸越政幸君) 磯野議員の御質問にお答えいたします。  教職員は、担当する校種や教科に応じた免許状を持っていなければならないというのが教員免許制度の原則ですが、これに対して免許外教科担任とは、校内の教職員に免許を持たない教科を担任してもらう制度です。本町の現状といたしましては、小学校における免許外教科担任はございませんが、腹栄中学校では技術科が、長洲中学校では美術科と家庭科が免許外教科担任となっており、今後も中学校の教科においては免許外教科担任が続くことが予想されますので、その解消に向けた取り組みとして、免許外教科に係る非常勤職員の派遣などを引き続き県教育委員会へ要望していきたいと考えております。  次に、2点目の学校規模適正化については、学校教育法施行規則において、小中学校の学級数の標準は12学級以上18学級以下を標準とするとあり、本年度における各小中学校の普通学級においては、六栄小学校9学級、腹赤小学校6学級、長洲小学校7学級、清里小学校6学級、腹栄中学校6学級、長洲中学校の6学級となっており、標準数を下回るものとなっております。今後の見通しについては、児童生徒数は横ばいに推移することが見込まれるため、学級数においても現状維持が予想されます。  以上です。 11 ◯磯野 博議員 この免許外教科担任制度のあり方についてですね、文科省ではここ最近、活発に議論をされておられます。そういった通知もですね、各県教委であったりとか、町の教育委員会のほうに通達など届いているのではないかなと思います。  この免許外教科担任制度ですけれども、ある教科の免許状を保有する教師を採用できない場合に、1年以内の期間を限り、都道府県教育委員会の許可により、当該教科の免許状を有しない教師に当該教科の教授を担任させる制度となっております。そもそもこの制度ができた時代背景というのは、昭和20年代に免許状を有する教師が全国的に不足する中で導入されましたが、現在は個別の事情によりやむを得ず生じる配置のニーズを適時に調整するために制度を利用されているものではないかと思います。あと、この免許外教科担任の許可件数は長期的には減少をしておりまして、昭和40年代では全国的に7万4,832件あったものが、平成28年度では1万950件となっております。中学校では技術家庭科などの教科を中心に、特に小規模校でこの制度を利用しているというふうな調査報告が出ております。  先ほど教育長の第一答弁で、腹栄中学校は技術の教科、長洲中は美術と家庭科の教科がこの制度を利用しているとございました。この免許外の許可は何年ほど続いているんでしょうか。ことし1年限りとうたってありますが、もう数年にわたって発生している事案ではないでしょうか。いかがでしょうか。 12 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  教職員の定数の配置につきましては、学級規模数に応じて、その率を加えまして教職員の定数の数が決められるものでございます。近年、両中学校の学級数を見てみますと、平成13年度までは1学年4学級ございますが、平成19年度までが3学級、そして現在の2学級が平成27年度から現在までということでございます。その教科の先生が、例えば美術、技術、そういった教科を持ってらっしゃらない先生がいますので、そのために免許外の許可をしているということでございます。  いつからかというのは、ちょっと定かではございませんが、恐らく平成27年度から6学級となっておりますので、平成27年度からは、こういった免許外の許可をしているのではないかというふうに思っております。  以上でございます。 13 ◯磯野 博議員 私の知る限りですけれども、長洲中であればですね、全体で6学級というのは、もう10年以上前から続いているんじゃないかなと思います。我が町は昭和20年代に逆戻りしているんでしょうか。そのときの時代背景と今の時代背景はもう全く違いますよね。子どもの出生であったりとか、そういったものも、もう考えれば予測できるものなんじゃないでしょうか。今後の見通しは、同じように推移していくであろうという、続くであろうということですけれども、これを解決に向けて具体的な方策とかはですね、今まで取り組まれてきたんでしょうか。 14 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  文科省からも通知のほうで来ておりますが、例えば、地域住民の方でその教科に経験と技能を有する方、そういった方を活用するようにというようなところもあります。本町でも、美術とか技術家庭、そういったところで経験、技能を有する方に学校においでくださって、教科の一部を指導してくださるというようなところで、地域の方にもそういった支援のほうをお願いしているところでございます。  以上です。 15 ◯磯野 博議員 教育委員会では議論をされてきましたでしょうか。 16 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  教育委員会のほうでは、児童生徒の数の推移について毎年議論はしております。この免許外教科担任制につきましては、月に1回、教育委員の勉強会というのを開いておりますが、そういった中で議題に上げてですね、このような現状があるというところ、また、その対策についてというところで検討をしているというところが現状でございます。  以上です。 17 ◯磯野 博議員 では、ちょっと外部のほうをお尋ねしますけれども、荒玉管内2市4町で、この免外許可は何件ほどの学校がありますか。中学校だけでいいです。 18 ◯教育長(戸越政幸君) はっきりとした件数は、ちょっと今のところ持っておりませんので言えませんけど、基本的に9クラス、3、3、3とかですね、そういうクラスがある学校は免許外教科は発生しておりません。9クラスから8クラスに減りますと、先ほども申しました、説明の中にもありました定数の関係がどうしても出てきます。2名減ります。8クラスから7クラスも2名減ります。6クラスになりますとさらに2名減ると。ですから、7クラスの学校からは必ず免許外教科がどの教科かは、4教科の中に出てくると思っております。6学級が一番、職員の定数配置では、一番厳しい学校規模だというふうに思います。ですから、5教科は免許外を許可することができませんよね。入試にもかかわってきます。ですから、体育、音楽、美術、技術家庭科、こういう教科にしわ寄せが来ると。そして、専門性を持った先生からの指導が受けられないという厳しい現状を突きつけられております。 19 ◯徳永範昭議長 戸越教育長、ちょっとマイクば。 20 ◯教育長(戸越政幸君) すいません。突きつけられておりますし、なおかつ、専門外を教えることの教職員に対する負担感も出てくるというふうなところが現状です。7クラスからは免許外が生じているというふうに思っております。 21 ◯磯野 博議員 免許外教科担任の許可等に関する指針というものがあります。その中には、安易に免許外の教科を担任させてはならないとうたってあります。県教委からは、どのような理由で我が町に許可をされているのでしょうか。 22 ◯教育長(戸越政幸君) お答えいたします。  免許外が生じた学校の実情に合わせて、校内人事の中で校長が適任者を選出し、そして、了解のもとに免許外を決定していっているのが大体通常かなというふうに思っております。 23 ◯磯野 博議員 あとですね、この免許外教科担任を安易に出さないための各学校に対する指導というものも県教委からは、我が町には指導というものは来ていますか、受けていますか。 24 ◯教育長(戸越政幸君) 一般的な方針としまして、免許を有する教員が足りている場合に、安易に別の教員を、例えば時数ですね、受け持つ時数のバランスをとる、要するに、ある教科は非常に多い、ある教科は少ない、そういったようなことでバランスをとるために、たくさん時数を抱えている先生を免許外で別の教科を持たせると、こういったものの免許外をさせるのは不適切でありますので、基本的なこととして、これは各学校には通知といいますか、周知してあるところでございます。  以上です。 25 ◯磯野 博議員 では、安易なというところは、ちょっと私の読み違いというかですね、受け取り方の違いということで、教育長が答弁をされましたけれども、あと、先ほど教育長は、学校長、校長と、その受け持つ教師と一緒に申請をするというふうだったですよね。あと、負担ということも説明をちょっとされましたけれども、担当の教師への支援とか研修とかは、我が町独自で何かされていますか。いろいろなところを勉強しました、私も調べましたけれども、なかなかやっぱり教える、その免許外で受け持つ教師の負担というのもですね、かなりあるらしいんですよね。県からとか国からもそういう支援とかはあるのかなと思いますけれども、我が町からは何かそういった支援とかは特にされているものなんでしょうか。 26 ◯教育長(戸越政幸君) 特段、委員会が主になりまして研修を打つというようなことは現在のところやっておりません。ただし、県下の中で免許外教科を持った先生方の研修の場というのは、年に一、二回ほど催されております。それから、自主的にそういう教科を希望されてですね、教育センター等あたりに行って研修をされる、そういうこともあります、そういう場もあります。それから、町内ではよく、要するに腹栄中学校の専門性を持った先生からアドバイスを受けると、そういう連携をとりながらやっていっているのが実情でございます。  以上です。 27 ◯磯野 博議員 このような数年にもわたっての免許外許可の、この教育環境の状況を町は把握をされていましたでしょうか。 28 ◯徳永範昭議長 自席で休憩します。                休憩(午前10時28分)                再開(午前10時28分) 29 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 30 ◯磯野 博議員 教育の現場がこのような状態っていうのはですね、予算的なところもありますし、町全体で把握しないといけないのではないかなと思います。町の経営会議等ででもですね、議題として議論するべきではないでしょうか。  我が町では免外許可が常態化しております。そもそも学校教育は、国の法に定められた教育内容をきちんと指導しなければなりません。にもかかわらず、長洲中、腹栄中で相当教科の免許状がないのに授業を担当させているということが何年も続いております。我が町に住む子どもたちは、この状況は仕方ないのでしょうか。もし仕方ないというのであれば、これは教育地域格差ではないでしょうか。子どもはどこで才能が開花するかわかりません。子どものそういった可能性をもし潰しているのであれば、これは我々大人の責任です。この件は、町民全員に共有する必要がある重要な問題かと私は思います。何らかの形で解消する予算を、この事業を解消する事業を考え出して、予算化して取り組む必要があるのではないでしょうか。 31 ◯教育長(戸越政幸君) お答えいたします。  この中学校における免許外教科担任の解消は、長洲町の教育の大きな課題であるというふうに私も捉えます。長いこと国に対して要望をしてきていることも一つつけ加えておきます。この大きなネックとなっているのが定数改善です。今定められている定数をもっと緩和し、教職員をふやしてもらう、やっぱりその施策が根本に大きくネックとしてあるということも考えられますので、これは以前から毎年、全国教育長会議あるいは全国校長会議教頭会議等あたりを通して国のほうには毎年要望してきているところでございます。それも併せまして、今後、長洲町の中学校の教育をどうあるべきかということは、まちづくりとも大きく関係してくることでありますので、教育委員会だけでの意見ではなくして、今後はそういう議論の場を設けていくということは大切なことではないかなというふうに受けとめておきたいというふうに思います。  以上です。 32 ◯磯野 博議員 では続きまして、学校規模適正化についてをお尋ねします。再度質問させていただきます。  我が町の小中学校6校ですが、文科省基準で学校規模としてはどのように分類されますか。 33 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  規模のことでございますが、大規模校、小規模校というふうに分類がされます。本町は小規模校に該当をしておりまして、小学校でしたら6学級から11学級、中学校は3学級から11学級となっています。現在、全小中学校は小規模校に該当いたします。 34 ◯磯野 博議員 我が町の小中学校6校とも小規模校ということで、それは文科省の基準ででも、教育委員会ででも同じような認識で考えられていますね。  では、中学校に関してお尋ねしますけれども、この2市4町、荒玉管内での中学校、小規模校というのはどこがありますか。 35 ◯教育長(戸越政幸君) ひょっとすると捉え間違いをしているかもしれません。長洲の腹栄中学校長洲中学校、それから玉東中学校、それから菊水中、三加和中、南関中学校、玉南中、天水中、それから有明中学校もたしかそれぐらいの規模じゃなかったかというふうに思います。ほとんどのところがですね、荒尾も四中がもうそこに入ってくるかなというふうに思います。玉陵中学校も入るかなというふうに思います。ですから、海陽中、荒尾三中、玉名中学校以外はほぼ小規模校、あるいは中規模校になるかなというふうに思います。  以上です。 36 ◯磯野 博議員 あと、岱明中はですね、丸なんですよね。小規模校ではありません。あと、三中はオーケーです。ほとんどのところが、もうその地域で1校とか、もう統廃合を進めたところであっても小規模校になっているところとかもあるわけなんですよ。日本全国で我が町と面積が同規模、財政力等も同規模で、中学校が2校あるようなところというのは、どこか思い浮かびますか。  きのう、私ずっとネットで総務省の資料を見たり、文科省の資料を見たり、ずっと探したんですけど、もう途中で諦めました。2校というのはなかなかないみたいなんですよね。この小規模校だとですね、問題があるんでしょうか。小規模校のよさもあるかと思うんですけれども、小規模校というのはどういう問題があるものなんでしょうか。 37 ◯教育長(戸越政幸君) 一つは、前回の免許外教科担任に大きくかかわってくるということが一つです。それから、例えば部活動も指導者不足ですとか、部員数不足だとか、そういうことにもつながってくるのではないかなというふうに思います。それから、切磋琢磨というのが一つありますよね。たくさんのいいアイデアを持った子どもたちと一緒の学校生活ができるというようなことも、それが小規模校ではできにくくなってきますよね。小規模のきめ細やかな、手の届くというところもメリットとしてありますけれども、そういう小規模がゆえに抱えているデメリットの部分もあるというのは、現実としてあります。  以上です。 38 ◯磯野 博議員 学校管理職からすればですね、この小規模校の運営というのはやっぱり大変なものなんでしょうか。そんな中規模校と管理職であれば、そんな小規模校と中規模校は運営はどんなですか。教育長は経験はされていられたかと思いますけれども。 39 ◯教育長(戸越政幸君) 各学年2クラスで6学級ですよね、いうのが一番やっぱり厳しかったですね。学年を編成するのも厳しかったですよね。ですから、時には学年主任兼担任というふうにして学年を運営したこともあります。四、五クラスあれば職員も十分おりますので、いろんな職員の力を借りながら、学校そのものを大きな力で運営することができますけど、職員数も限られてきますと、なかなか大きなうねりというところをつくり出すのは非常に大変なところがあったのは経験してきているところです。それから、もう一つ関係してくるのが、PTA活動等あたりも当然少なくなってきますし、子どもの数と併せてPTAの数も少なくなってきますので、非常にそういった面での運営も大変かなというふうに思います。とにかく大規模校だろうが小規模校だろうが、やらなくてはならないことは共通してありますので、それを少ない人数でやるというところのデメリットも職員としては大きなものを持っているかなというふうに、経験したことでお答えいたします。  以上です。 40 ◯磯野 博議員 インターネットで過去のものからなんですけれども、2015年の1月19日の更新の記事で、少子化で小中学校が小規模化、8割は課題認識も5割が放置、文科省調査となっております。2015年ですので、4年前ですよね。そのときに文科省は調査をしているではないでしょうか。何らかの、この調査、記憶にあられるかどうか、そういう資料が今手元にあるかどうかはわかりませんけれども、この5割というのは入ってないですよね、何らかのことをやっぱり考えられていますよね。 41 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほど議員がおっしゃった調査というのは、2年に1回、文科省からの調査があっておりまして、学校規模の適正化及び少子化に対応した学校教育の充実施策に関する実態調査ではないかと思います。当然、現状の把握と、あと今後、各自治体でどのような対策を考えているのかというのが調査の内容でございます。そのときの回答としましては、現在検討中というところで回答しているというのが現状でございます。 42 ◯磯野 博議員 平成30年第4回定例会で、私は財政面のほうから中学校統廃合の提案をしました。今回は、小規模校の教育指導上の問題から再度、中学校統廃合を提案します。  統廃合のメリット、デメリットというのは、もう全国的にそういうものはもう出回っています。未来の担い手である子どもたちのために、今の時代に生きる我々大人たちは何をすべきでしょうか。統廃合の課題はここだけの議論ではなくて、町民全体で共有して議論するべき時期ではないでしょうか。長洲町学校規模適正化審議会等の検討をする委員会の設置を考えてみてはいかがでしょうか。 43 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  学校規模の適正を検討する上では、児童生徒の教育条件の改善を中心に捉えて、学校教育の目的、目標を実現するために行うべきであり、具体的な検討に当たりましては、地域住民の十分な理解と協力を得るなど、地域とともにある学校づくりの視点を踏まえまして、丁重な議論が望まれているというふうに思います。単に小規模校であるためではなくて、地域の実情による小規模校の存続も尊重されるべきであるとともに、メリットを最大限生かし、デメリットを最小限にとどめる工夫、また、将来を踏まえて総合的に考え、行うことが必要ではないかというふうに教育委員会では考えております。  以上でございます。 44 ◯磯野 博議員 この統廃合は、まちづくりに非常に関係する重要なことではないかなと私は思います。近隣の玉名市であれば、平成23年にこの学校規模適正化審議会を設置して進めておりまして、まちづくりをつくっております。また、荒尾市も同じように、我が町とは事情が違うかもしれませんけれども、中学校も少なくなりました、統廃合されています。あと2市4町の4町の中では、もう既に統合が済んでいて、町に1校のところがほとんどです。少子高齢化のこの時代に、これから人口がふえないというふうな状況で、我が町の生き残りをかけて町民にお尋ねする時期ではないでしょうか。地域の実情もあるかもしれませんけれども、そういうところは丁寧に説明をして、意見を拝聴して、みんなで議論をする時期ではないでしょうか。再度お尋ねします。 45 ◯教育長(戸越政幸君) お答えいたします。  前もお話しをしましたように、この問題につきましては、非常に町政、あるいはまちづくりとの関係が非常に大きく関係しております。教育行政の中では、先ほど課長からも出ましたように、月1度あるいは臨時に勉強会というのを催しております。そういう中で、こういう問題を、現状を共有しながら、今後長洲町の教育はどうあるべきか、さらに検討をしていきながら町のほうにも提案していきたいというふうに現在のところ考えているところです。  以上です。 46 ◯磯野 博議員 この中学校の統廃合の問題、まだまだ私は長洲町、一つになっていないのではないかなと思うところであります。今後もですね、この一般質問で、議会の中で皆さんにお尋ねしてまいります。  終わります。 47 ◯徳永範昭議長 ここでしばらく休憩します。
                   休憩(午前10時52分)                再開(午前11時02分) 48 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 浦邊朝章議員  8番、浦邊朝章議員の登壇を許します。                 (浦邊朝章議員登壇) 49 ◯浦邊朝章議員 8番議員の浦邊朝章です。通告に従いまして一般質問をいたします。なお、答弁のいかんによりましては、議長の許可を得て再質問をさせていただきます。  まず、1.防災対策について。  昨年もですね、6月議会で同じような質問をしておりますが、(1)梅雨、台風時期を迎えて、大雨による河川の氾濫や家屋への浸水が心配されます。また、崖崩れ等の対策も心配されます。その辺の対策が十分か伺います。  (2)防災計画と地元住民への避難指示について伺います。 50 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の2点の御質問についてお答えいたします。  1点目の、梅雨、台風時期、河川の氾濫や浸水、崖崩れについてですが、梅雨、台風時の洪水時には、熊本県の防災情報に注意しながら町職員でのパトロールを行い、河川樋門の操作や排水機場による河川の強制排水を行うなど、河川の氾濫や浸水対策を行っております。また、崖崩れ等につきましては、長洲町内に土砂災害防止法に基づく土砂災害特別警戒区域として11カ所が指定されており、うち8カ所には住宅があり、そこにお住まいの方を訪問し、危険箇所に対する移転費用補助制度と災害発生時の対処について説明を行っております。また、道路、河川につきましては、熊本県と協力し、大きな災害にならないよう日ごろから補修工事等に努め、予防保全的な対策を引き続き行ってまいります。  次に2点目の、防災計画と地元住民への避難指示についてですが、長洲町では地域防災計画内で河川の氾濫や浸水、崖崩れ等の災害のおそれがある場合、住民の生命及び身体を災害から保護するために、警戒レベルを付して避難勧告や避難指示を発令し、被害の未然防止に努めることとしております。避難勧告等の発令基準は、洪水等土砂災害、高潮、津波、地震と災害種別ごとに設けられており、大雨警報といった気象警報や洪水警報、氾濫危険水位などの河川水位、震度などのほか、流水や堤防の漏水、山鳴りといった災害の前兆情報も基準としております。避難勧告等を発令する際には、防災行政無線や町の防災メールを用いるほか、高齢者や体の不自由な方といった避難行動要支援者には、地区によって策定されている個別支援計画に沿った形で避難勧告等をお知らせし、避難を呼びかけ、補助することとなります。  以上でございます。 51 ◯浦邊朝章議員 再質問をさせていただきます。  長洲町には、大きく分けてですね、河川のほうは浦川、それから菜切川、宮崎川、行末川とあり、それぞれに樋門が設けられております。また、浦川、菜切川、宮崎川が集まる有明広域消防長洲分署横の水門には排水機場があり、排水ポンプが設けられております。  そこでお尋ねしますが、河川樋門の管理は通常誰が行っているのか、また、排水機場の排水ポンプは夜間とかですね、そういうときは自動運転かどうか、その辺をお尋ねします。 52 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  河川樋門の管理者につきましては、熊本県でございます。日常の点検であったり、操作等は町が熊本県より委託を受けておりまして、操作等をやっている状態でございます。  以上です。 53 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) 排水機場につきましては、町内7カ所ございます。そのうちですね、自動運転はしてあるのかという質問ですが、7機場のうち3機場が自動運転施設でございます。基本的には、大雨等、災害等が起こりましたときに、警戒、警報等が出ますので、そのときは職員、あるいは各機場ごとに複数名の運転手のほうを委託しておりますので、そちらのほうが災害時には対応しているという状況でございます。  以上です。 54 ◯浦邊朝章議員 管理は一応、県のほうが行っているということで、町のほうは委託を受けているということですね。排水機場のほうの3機が一応、自動であるということですけど、それはどこどこですか。 55 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) まず、菜切川水系にございます菜切右岸、左岸、大体塩屋橋あたりですが、そちらの2機場、それと、行末川水系の赤崎排水機場、自動運転と申しますのが、水中ポンプ方式ですね、水中ポンプ方式で行っている排水機場、こちらが自動運転という形になっております。  以上です。 56 ◯浦邊朝章議員 菜切川と、それから赤崎付近が一応自動ということですね。ほかのところは一応、大雨とか警戒水位あたりを超えると、職員が一応行って、手動による操作というか、そういうのをやっているということですね。  特に心配するのはですね、排水ポンプあたりが故障したり動かなかったりした場合のですね、排水ができなくて水が逆流するとかですね、その辺で水路にあふれ出たり、道路が冠水したりとか、そういう心配がありますが、その辺はちゃんとメンテナンスとか、そういうのはやられているわけですかね。 57 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) 各排水機場ごとにですね、当然、修繕等が必要な場合等の計画等も定めてございますし、その更新計画等に基づいて今、行っております。ちなみに昨今で言いますと、昨年が浦川のポンプからエンジンのオーバーホール、あそこが三つ大きなポンプが設置しておりまして、そこは定期的に、今、議員がおっしゃったとおり、警報時に適切な稼働ができるようにですね、計画に基づいて更新と修繕を行っているということでございます。  以上です。 58 ◯浦邊朝章議員 それから、浦川経由でですね、一応二つに分かれとっですよね。長洲町の中を通っとる旧嘉永川ですかね、あそこにも樋門がありますけど、あそこもポンプはついているわけですか。 59 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  浦川系旧嘉永川、平成水門のことかと思いますけれども、そちらのほうにはポンプのほうはついておりません。  以上です。 60 ◯浦邊朝章議員 浦川というか、嘉永川のほうはポンプがないということは、手動で必要なときはあけているということですか。 61 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  平成水門につきましては、フラップゲートというところで、ポンプ等の操作ではなく、水位等が下流の潮位が低いときには、上流の水が流れるというようなフラップゲートというようなゲートがついております。そちらのほうを通じて、日常的には排水のほうを行っているということでございます。 62 ◯浦邊朝章議員 要するに、水位の差であいたり閉まったりしているから、自動的に干満の差で水が流れているということですね。  それからですね、あと河川につながる用水路というか、排水路についてお尋ねしますけど、いろいろ小さな水路がありますが、土砂等でですね、埋まっているとこも結構あるかと思います。豪雨時の水がスムーズに流れないと、またそこも敷地等に水があふれ出すということもあるかと思いますが、この水路の管理はどこが行っておりますか。 63 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  日常の維持管理につきましては、基本的には地元の区などにお願いしております。  以上です。 64 ◯浦邊朝章議員 地元の区などということで、水利組合とかですね、その辺は管理はしていないんですか。 65 ◯農林水産課長(吉田泰滋君) 先ほどの建設課長の答弁は、一般的に水路等さまざまございますので、農業用排水路等につきましては、基本的には水利組合等があるところについてはですね、そちらのほうに管理をお願いしているということでございます。あと、最近でいいますと、多面機能とかですね、そういった各地域組織がございます、そのあたりのところで対象となる排水路等については、そちらのほう、予算等を使っていただきながらですね、維持管理のほうをしていただいているという状況です。  以上です。 66 ◯浦邊朝章議員 以前ですね、排水路のほうが土砂で埋まってて、流れなくてですね、上のほうで水が結構あふれていたことがあります。その辺のところがですね、やっぱり起こらないように、常時管理というか、その辺をしてほしいと思います。  次にですね、一応県の防災情報を利用されているということですが、県の防災情報にはどのようなものがあるか、また、どう活用されておりますか。 67 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  県の防災情報としまして、まず、県におきまして統合型防災情報システムというものが構築されております。各無人の観測所から送信されるデータであったり、気象庁とかが発表している情報等をインターネット上で確認できるようになっております。内容的には、河川の警戒水位であったり、土砂災害に係る警戒情報の発令状況であったり、気象注意報、気象警報等の発表情報、また雨量の情報であったり、土砂災害危険度の情報、河川の水位情報、海岸の風向きであったり、風速の情報などのさまざまな情報が出るようになっておりまして、パソコンであったりスマートフォン等によりまして誰もが見れる状況となっております。また、これらの情報のほかに県からは情報としまして、担当職員が登録しております専用の熊本県防災情報のメールであったり、防災専用のファクス等によりまして、河川の水位情報であったり、気象情報というのが送信されてきているところであります。  活用につきましては、これらの県からの情報のほかに、熊本気象台の情報であったり、海上保安部等から送信されてくる情報等を整理、把握いたしまして、対策会議での情報の共有であったり、警戒体制の整備であったり、住民の方々への情報の提供であったり、河川の樋門の操作、避難所の開設の判断、また災害発生が見込まれるときにつきましては、避難勧告であったり避難指示等の発令の判断に活用するということになります。  以上でございます。 68 ◯浦邊朝章議員 確かにですね、インターネットでいろいろ見れるんですけど、その辺は雨量とか、河川の水位が上がっているとか、そういう情報が県のそういう情報としてですね、見れるようになっておりますけど、こちらの長洲町のほうでですね、その辺をチェックして、逆に県のほうに報告したり、そういうことはないとですかね。 69 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  基本的には、提供されている情報等を町のほうで把握しまして、対応が必要な場合には対応策をとっていくという形になります。災害が、雨とかがひどい場合とか、災害が発生した可能性があるというときにつきましては、問い合わせ等があったりします分につきましては、被害状況の報告等につきましては、県のほうにすることになっておりますけれども、気象情報等につきまして、こちらから県のほうに情報を入れるということは基本的にはありません。 70 ◯浦邊朝章議員 今、非常にその辺のですね、レーダーとか雨量の情報とか、そういうのが、やっぱり気象庁とか県あたりでは、すぐ瞬時にわかるようなシステムというか、そういうふうになっていると思います。  あと、河川のですね、状況を見れるカメラの設置等もあるとちょっと聞いたんですけど、それはどの辺に設置してあるんでしょうか。 71 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  浦川のほうの水位計につきましては、荒尾市と長洲町の市町境付近に水位計のほうはございます。  以上です。 72 ◯浦邊朝章議員 長洲町では浦川のところにカメラが設置してあるということですね。それも一応、インターネットあたりで見ることは可能なんですかね。  はい。  わかりました。  それから、土砂災害特別警戒区域が11カ所か、指定されておって、そのうち8カ所に住宅があるということですが、長洲町のですね、危険箇所に対する移転費用補償申請とかですね、その辺がまだ1件だけど聞いておりますが、その辺がまだ少ないのはなぜかというのと、それから、移転費用の補償額はどれぐらいか、ちょっと教えてください。 73 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  理由につきましては、個別に聞き取り等を行っているわけでございませんが、家屋の新築時期を見越した移転をお考えの方もいらっしゃるかと思います。また、費用面でちゅうちょされている方もいらっしゃるかとも考えております。また、移転費用につきましてですが、熊本県において、土砂災害特別警戒区域内にお住まいの方が安全な区域へ住宅移転を促進するというような目的で土砂災害危険住宅移転促進事業というのがございます。こちらのほうの補助は最大300万円でございまして、崖地建設等の危険住宅移転事業と併用できる場合は最大で1,100万円ということになります。  以上です。 74 ◯浦邊朝章議員 その1件申請されたところは、もう移転されたところですかね。 75 ◯建設課長(城戸主税君) その1件につきましては、新しく家のほうは建ちまして、移動されておりますけれども、まだ解体のほうがまだということでございます。 76 ◯浦邊朝章議員 新しい場所にですね、家を建てられる人はそういう制度を使ってもいいと思うとですけど、どうしてもそこの土地以外にちょっと移転が難しいとかですね、そういう場合、崖地等の補修というか、そういう工事とかですね、それとか建物等の補強工事とか、そういうのには出ないとですか。 77 ◯建設課長(城戸主税君) 先ほど申し上げました土砂災害危険住宅移転促進事業の補助の内容につきましてなんですけれども、移転先の住宅の建設、購入費、リフォーム費、また移転経費、またアパート等の賃借費等々が対象になっております。この事業の中での崖地等の補強等の補助対象かどうかというところになると、補助の対象外ということで認識しております。 78 ◯浦邊朝章議員 その場所にもよると思いますけど、崖崩れ等でやっぱり建物の損傷とか人命に危険があるというとこはですね、やっぱり移転をする必要があると思うし、それに対する補助というのは当然そういうのも利用されていいと思いますけど、さっき言ったみたいに、擁壁をちょっと補強してやるとか、そういうところもですね、出てくるんじゃないかなと思うんですけど、その辺に対する何らかの補助というんですか、そういうのは今のところちょっとないということですね。その辺のところはですね、今後ちょっと考慮していただきたいと思います。  それから、長洲町のですね、一応防災マップはですね、非常に詳しく書いてあるし、解説してあります。そこで、一応防災マップの活用と周知について、ちょっと伺います。 79 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  防災マップにつきましては、平成29年の3月に全戸配付いたしておりまして、また、町のホームページのほうにも公表しているところでございます。内容としましては、風水害、地震、津波といった災害種別ごとの指定緊急避難所や指定避難所のほかに、各種防災に関する情報等を掲載しているところでありまして、されに付随しておりますハザードマップでは、浸水想定区域や土砂災害警戒区域、浸水実績の箇所、道路冠水の箇所等も掲載しているところでございます。これらのほかに、自主防災組織の平常時の活動であったり、災害時の避難行動要支援者や要配慮者への支援方法等も記載して、紹介しているところでありまして、自主防災組織におきましては、これらに合った組織活動や計画策定というところで活用していただいているというところで考えております。また、各家庭におきましても活用いただけますように、非常時の持ち出し品であったり、備品の品のリストであったり、避難時の注意点等も掲載しております。  町では、区の防災訓練であったり、防災講話時などにおきまして機会がある場合には、防災マップの内容についての周知説明を行っているところでございます。  以上でございます。 80 ◯浦邊朝章議員 避難場所についてですけど、長洲校区の中ではですね、避難場所に挙げられている中道児童公園あたりのですね、標高は2.48メートルと非常に低い位置にあると。その次ぐらい、中央公民館ですか、そこが2.72メートル、その次が長洲小学校の3.45メートルとなっております。風水害時の浸水の避難場所に対する恐れはないか、その辺を伺います。 81 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  今3カ所、避難箇所につきましてありましたけれども、それぞれ指定の避難の定められております災害の種別というのが異なっております。まず中道児童公園につきましてですけれども、こちらにつきましては地震時ということで想定しておりまして、浸水のときはここは利用しないということになっております。また、中央公民館につきましては、地震と風水害時の指定避難所ということとなっております。風水害におきましては、台風というのを基本的に考えているところでありまして、中央公民館を避難所として開設しますけれども、そのほか台風時には、雨であったり高潮、または河川氾濫等が重なることも考えられます。それらによる浸水が想定される場合につきましては、長洲小学校であったり長洲中学校などが避難所として開設されまして、そちらのほうに避難をしていただくように、町の防災行政無線であったりメール等で周知をするところでございます。また、長洲小学校につきましてですけれども、これは地震、風水害、高潮、津波全ての指定の避難所ということでしております。こちらにつきましては、建物が3階建てでありまして、津波避難時等につきましては、校舎の3階以上で避難をするようにということでしておりますので、そういった形で対応することとなっております。  以上でございます。 82 ◯浦邊朝章議員 一応、地震時とか、そういうので分けてあるということです。ただ、いろんなことが重なって起こることが、やっぱり自然ですからあると思います。台風時に高潮が発生したり、それから豪雨と台風が一緒に発生したり、そういう非常に条件としては厳しい条件のときも、やっぱり避難所というのはですね、安全なようにあるべきだと思います。確かに建物ですので、上のほうへ行けば、浸水とか、そういう恐れはないと思いますが、そこに行く避難の過程の避難経路とか、そういうことに関しては、やっぱり検討していかないと、避難所に行くまでに、浸水したところを歩いていて流されたとか、そういうことになったら非常にいけないからですね、その辺のところを十分に検討をされてほしいと思います。  それから、台風時のですね、波浪や高潮についてですが、台風の風向きと高潮潮位が重なれば、波が堤防を超えたり、排水路を逆流してですね、海水が浸入してくるおそれもあります。また、以前から指摘しておりますが、長洲海岸の堤防は高さも低いし、それから結構もう劣化も起きております。堤防のかさ上げや、あと陸閘ゲートの新設など、県に要望をされているか、また、排水路の逆流防止策等はないか、伺います。 83 ◯建設課長(城戸主税君) 堤防の老朽化に対する対策であったり、かさ上げ、また陸閘ゲートのない箇所へのゲートの新設の要望であったりというところは、熊本県にはさまざまな場面で要望しているところでございます。また、排水路の逆流防止策ということですけども、フラップゲートの設置による逆流防止策が有効というふうに考えております。主な排水路にはフラップゲートが設置されているということで記憶しております。  以上です。 84 ◯浦邊朝章議員 排水路の逆流防止のフラップゲートは、ためますのところについとるんですかね。それが有効に働いてくれないと、以前、側溝から逆流してきて、やっぱり道路が冠水したりしたときがあります。特に台風、高潮時のときはですね、非常に予想外の潮位というか、潮が来ますので、その辺のとこはやっぱりちゃんと予防しとかんといかんと思います。それから、先ほど言っていました、堤防のほうもですね、非常にもうひびが入ったりしてですね、結構劣化が進んでおります。その辺あたりも町のほうでは把握はされているわけですね。 85 ◯建設課長(城戸主税君) 堤防の老朽化につきまして、ひび割れ等というところでお答えいたしますが、昨年度、熊本県において長寿命化の計画のための現地調査等も行われております。その結果というところで、今後県においては長寿命化対策のほうを計画的にやっていくというところで考えていらっしゃるということで思っております。 86 ◯浦邊朝章議員 それから、避難の問題ですけど、避難勧告等の発令されたときというとはですね、多分、豪雨とか、それから台風あたりの風音とかですね、防災無線などの音が聞こえにくい場合も考えられます。また、高齢者など防災メールなどを扱えない人もおられます。そこで、あと隣保班とか、その近隣の住人の協力が不可欠と思われますが、日ごろからですね、台風や大雨、洪水などに合わせた避難訓練というかですね、そういうのをしておく必要があるかと思いますが、町のほうでは、その辺のところはどう指導されていますか。 87 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  各種の情報につきましては、防災の無線であったり、メール等も行っておりまして、そのほかにメディア等につきましても、できるだけ御自身で情報をとっていただきたいというのも一つであります。ただ、議員がおっしゃられますように、防災情報というのを取得するのがなかなか困難な方々というのもいらっしゃいまして、それらの方々につきましては、近隣の方々の御協力が必要であるというのは認識しております。現在、自主防災組織におきましては、組織の役員の連絡網であったり、避難誘導班の設置であったり、避難行動要支援者の避難支援を行う体制づくりというのを実施しているところでありまして、特に避難行動要支援者の支援につきましては、支援計画を作成しまして、1名ないし、または2名の支援員の割り当てという形で行っているところでございます。また、それらの方々も踏まえましたところで、区におきましては、自主防災組織におかれましては、防災マップ等を活用していただきまして各種の避難訓練等に取り組んでいただきたいというところでございます。  以上でございます。 88 ◯浦邊朝章議員 非常時にはですね、やっぱり自助、共助、公助が基本になるかと思います。地域を巻き込んだ避難訓練等はですね、非常に重要なものと思いますので、今後その辺のですね、想定した訓練等が行えるように望みます。  次に、2.定住対策についてお尋ねします。(1)現在の町の現状と計画の推移について伺います。それから、(2)都市計画との関係について伺います。 89 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の2点の質問にお答えいたします。  1点目の定住対策の現状と計画の推移についてですが、現在の定住対策といたしましては、長洲町が住んでよかったと思えるような快適な住環境となるように、道路や公共交通を初めとする生活基盤の整備や、子育て、教育環境の充実などを図り、利便性の高い効率的で暮らしやすい町を目指しているところでございます。また、宅地開発や賃貸住宅の整備による住宅の確保に併せて、既存住宅のリフォーム補助もこれまで延べ300件近くの交付を行ったほか、今年度からは町内への移住支援事業などにも取り組んでいるところでございます。このうち宅地開発につきましては、長洲駅周辺のよけの上地区で民間事業者による整備が少しずつ広がりを見せているところであり、新築の戸建て住宅が20戸程度建設されているところでございます。出町地区の町営住宅前浜団地跡地につきましては、今後、宅地造成を進めてまいります。また、宮野地区においては、地域優良賃貸住宅の整備を図り、子育て世代を中心とした世帯の入居を推進しているところでございます。  町内全体で見ますと、戸建て住宅の建築確認の申請数は、平成28年度が44件、平成29年度が56件、平成30年度が70件と年々増加しており、多くの住宅整備が進んでいるところでございます。  次に、浦邊議員の2点目の御質問についてお答えいたします。  長洲都市計画区域について、昭和37年3月に町内全域を区域として決定し、平成11年10月に都市計画法及び建築基準法の改正に伴う用途地域の設定を実施しております。本町におきましては、長洲小学校区を中心に第一種住居地域等の住居系の用途地域を設定しており、さまざまな用途地域を設定することで、住環境や商工業の利便の促進を図ることとしております。 90 ◯浦邊朝章議員 現在ですね、よけの上地区あたりもですね、確かに新しい住宅ができてきてはおります。ただ、非常にですね、ここは恵まれた位置、それから広大な広さもあり、大型開発とかも考えられるような地域であると思います。しかしながらですね、なかなか住宅化が思うように進まないのはですね、農地法とか開発許可などで規制等があるからと思われます。民間業者が参入しやすい整備とか規制の緩和が必要ではないかと思いますが、町の考え方を伺います。
    91 ◯まちづくり課長(田成修一君) 今、議員からありましたように、よけの上地区につきましては、住宅地としまして恵まれた立地及び広さがあるということで、そういった地域でございます。議員からありましたように、いろいろ開発するに当たりましては、これまでもありましたように、国土利用計画法や都市計画法、また、農地でございますので農地法や農業振興地域に関する法律等、さまざまな規制がございます。町としましても、この地域を何とか開発できるように総合振興計画等に位置づけまして、調和のとれた土地利用を計画的に進めていきたいというふうに考えているとこでございます。その中でもできる部分につきましては、生活道路や水路等のインフラ等についての整備を今行わさせていただいております。議員からありましたように、民間事業者が参入しやすい規制等の緩和につきましては、なかなか法の縛りもある中で、どういった形で進めることができるかというのは考えているとこでございまして、そういった指定等も含めまして、今後、今現在いろいろ検討、協議を行っているとこでございます。  以上でございます。 92 ◯浦邊朝章議員 都市計画上のですね、要するに住居というか、定住化に対する考え方とですね、それから農地法あたりの考え方はですね、全く逆な面があってですね、非常にその辺のところで、せっかくそういう開発行為とか位置指定道路とか、そういうのを考えても、その辺のところの規制に合わないとか、そういうので諦めるというか、できない場合も多々あります。だから、その辺のところはやっぱりですね、県あたりとも協議していって、なるべくそういう、せっかく定住化と言われるならですね、その辺を緩和してやる必要が出てくるのかなと思います。  それから、あと宮野地域優良賃貸住宅に関しては、もうかなり進んでおりますが、今の状況でですね、入居率とか、その辺のとこがわかれば、その辺を教えてください。できればJMU、日立、一般公募の、その辺の数とかも、わかれば教えてください。 93 ◯まちづくり課長(田成修一君) 1期目に整備いたしました5階建て3棟につきましては、解体を行う必要がある、解体を行って、建物にお住まいだった方を中心に住んでいただいておりまして、昨年95戸整備した分につきましては、88戸入居いただいている状況でございます。2期目に整備いたしました5階建てにつきましては、ことしの4月末に引き渡しを受け、60戸の戸数のうち、今54戸入居いただいているとこでございます。また、一般分といたしまして、現在30戸の募集をしております。現在は23戸の入居申請等があり、順次入居をいただいております。このほかに入居相談が4件、また、いろいろ問い合わせ等が数件あっておりましてという状況でございます。最後に、もう1棟、7月末での引き渡しを予定しております建物につきましては、会社関係等との協議を行い、随時入居の手続を進めていくという予定ででございます。  以上でございます。 94 ◯浦邊朝章議員 今のところ、割と順調に入居されているということですね。一般公募の30戸のうち、23戸がもう既に入居されているということですね。一応、この辺の一般公募のですね、どういう人たちというか、どういうところから入られているとか、その辺のところはわかりますか。 95 ◯まちづくり課長(田成修一君) 今、中身、詳細についてはちょっと手持ちの資料としては持ち得ておりませんが、町内または町外、玉名市、荒尾市からの入居等も多かったというふうに感じております。 96 ◯浦邊朝章議員 できれば町外からの方がどんどん入ってくれればですね、また町の人口もふえるかと思います。  それから、既存の町営住宅がありますが、かなり年数も経過しております。長寿命化と、それからあとですね、外壁とか防水あたりの工事はよくされていると思いますが、内装等の改修、その辺は予定はありませんか。 97 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  町営住宅の長寿命化につきましては、町営住宅長寿命化計画に基づきまして、外壁の改修であったり、屋上防水などを行っております。昨年度に引き続きまして今年度は、2階建ての新山団地の外壁等の改修を行う予定でおります。内装などについては、退去された部屋につきまして老朽化が著しいところを中心に、随時改修のほうを行っているところでございます。 98 ◯浦邊朝章議員 既存の町営住宅もですね、できているのが相当前ですので、実際、今の住宅の広さというか、そういうのとは結構合わないとこがあってですね、狭い台所とかですね、そういうのが結構あります。その辺のところもできるならですね、やっぱり少しでも住みやすいような状態で改築できるなら、もっと入居者の長くおられるというか、そういうのも出てくるかと思います。  それから、次にですね、都市計画区域に関してちょっとお尋ねします。  現在の都市計画区域の指定は、昭和37年に指定されておって、平成11年に用途地域が決定されております。小さな見直しというか、そういうのはあっているみたいですが、地域のですね、状況というのは、やっぱり5年、10年たっていくと変わっていくものだし、現状に合っていないような地域というのも出てきます。また、都市計画そのものはですね、誘導的な役割を果たすために決めていくものと私は思っておりますが、現況がですね、なかなか合っていないんではないかなというようなところがあります。例えば、501号線沿いあたりが準工業に指定されとったりですね、501号線から日立造船の正門までの部分あたりも準工業になっておりますし、ただ、そこに、要するにそれに合ったようなに建物というのは非常に少ないと思います。それから、住居地域の指定も、ほとんどが旧長洲町と清里地区になっておって、六栄地区とか腹赤地区あたりは指定がされておりません。そういうことに対するですね、見直しとか、その辺のところは考えられていないでしょうか。 99 ◯建設課長(城戸主税君) 用途地域の見直しということについてお答えいたします。  国から示されております都市計画運用指針によりますと、用途地域は単なる局地的・相隣的な土地利用の調整の観点にとどまらず、都市全体にわたる都市機能の配置及び密度構成の観点から検討し、積極的に望ましい市街地の形成を誘導するため、都市計画区域のマスタープラン、また市町村マスタープランに示される地域ごとの市街地の将来像に合った内容とすべきであるということにされておりまして、まちづくりの具体性ある将来ビジョンの検討にも時間を要することもありまして、早急な見直しは難しいというふうに考えておりますが、都市計画マスタープランの変更、見直しなど、将来のあるべき市街地像の変更が生じた場合であったり、土地利用の動向、土地基盤施設等の整備、また新たな道路の整備等により変更が生じる場合などは、必要に応じて用途地域の見直しも検討する必要があるというふうには考えております。  以上です。 100 ◯浦邊朝章議員 そもそもですね、都市計画法は都市計画の内容及びその決定手続、都市計画制限、都市計画事業、その他、都市計画に関し必要な事項を定めることで、都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、それによって国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。都市計画の土地利用計画は、住宅、店舗、事務所、工場など競合するさまざまな土地利用を秩序立て、効率的な都市活動の増進、すぐれた環境の保護、特色ある町並みの形成などを目的としたまちづくりのルールとなっております。当町でもですね、総合振興計画の基本構想の中にもですね、夢・希望・活力・安全・安心のある町を目指すということで書かれております。  将来的なまちづくりのためにはですね、やっぱりこの辺の都市計画の中に盛り込んだり、都市計画を誘導的なものとして活用していく必要があるんじゃないかと思っておりますので、その辺のところの県あたりへの要望とか、そういうのを望みまして、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。 101 ◯徳永範昭議長 ここで、昼食のため休憩します。午後の会議は1時から再開します。                休憩(午後 0時00分)                再開(午後 0時59分) 102 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 濱村芳光議員 103 ◯徳永範昭議長 10番、濱村芳光議員の登壇を許します。                 (濱村芳光議員登壇) 104 ◯濱村芳光議員 10番議員の濱村です。  それでは、質問の要旨に沿って質問をいたします。答弁のいかんによりましては再質問を行いますので、よろしくお願いします。  1番目の健康福祉センターの施設整備と運営について。  本町の健康福祉センターの潮湯は、全国的にも珍しく、高齢者の方や会社帰りの方、また町内外の多くの老若男女の方が利用され、憩いの場となっております。この健康福祉センターが老朽化しています。洗い場の床、タイルと水道の蛇口が壊れていて、危険で、また不便でもあります。全体的な改修が必要な時期に来ていると思いますが、このことにつきましてお伺いいたします。 105 ◯町 長(中逸博光君) 濱村議員の御質問にお答えいたします。  健康福祉センターは、施設開設から37年が経過し、平成20年に実施しました機械施設の大規模改修を含め、異常がある点から補修を実施しているところでございます。御指摘の点につきましては、業務を委託しておりますシルバー人材センターから報告を受け、洗い場の床、及び蛇口につきましては補修を完了しております。今後も施設のふぐあいにつきましては、早急な対応に努めてまいりたいと考えているところでございます。全体的な改修につきましては、公共施設等総合管理計画の簡易評価の結果、更新検討となっておりますので、まずは必要に応じて補修等を実施し、施設の長寿命化を図るとともに、今後、施設利用者の状況や財政状況を踏まえ検討してまいりたいと考えているところでございます。 106 ◯濱村芳光議員 それでは、再質問をさせていただきます。  この件につきまして、この要望というのは、いつ、どのような経緯で届いたのでしょうか、お伺いします。 107 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  健康福祉センターの床のタイルがぐらつきがあるというところにつきましては、10連休明けにシルバー人材センターのほうから連絡があっているところでございます。それと、蛇口の漏水による取り替えにつきましては、その2日後ですね、これもまたシルバー人材センターのほうから水漏れがあるというところで報告を受けて対応したものでございます。  以上でございます。 108 ◯濱村芳光議員 それでは、もう一回お尋ねしますけども、このシルバー人材センターのほうから連絡があって、修理をされたということなんですけど、その日づけですね、何日に連絡があって、業者に頼んで、終わったのは何日なのか、そこのほうをちょっと詳しくお願いします。 109 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  タイルのぐらつきにつきましては、5月7日の日に連絡があっております。職員のほうで確認後、修理を依頼するかどうかというところのやりとりをさせていただいたんですが、まずはですね、職員のほうで道具を、コーキング材をお借りして、職員のほうで5月14日の日に修理を行っております。その後、その修理した後の状態が完全でない、多少ぐらつきのほうが残るというところで、業者さんのほうにですね、事情を説明して、修理のほうの依頼を行っております。そのタイルの最終的な完了につきましては、業者さんの都合等もありまして、6月の5日の日に工事が完了したというところで連絡があっております。  それと、もう一つ、混合栓のシャワーの漏水につきましては、5月9日の日ですね、職員のほうで状況を確認して、これにつきましては、蛇口の漏水をとめるところと、まずはその蛇口をもう使えないというところで外しております。蛇口のほうの物を発注する必要がございますので、物を発注し、施行が完了、物が届き次第、施行ができたのが先週の水曜日というところでございます。 110 ◯濱村芳光議員 5月9日にこういう連絡があったと。そして、職員のほうで修理をしたけれども、できなかったので業者に頼んだと。それで、5月の14日に完全に修理が終わったと、タイルのほうはですね、そういうことですね。 111 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) タイルの修理がですね、完全に終わったのが6月の5日になります。  以上でございます。 112 ◯濱村芳光議員 蛇口の修理は完全に終わったのはいつなんですか。 113 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) すみません、蛇口の取り替えのほうが終わって、確認しましたのが、6月の12日の水曜日に交換が終わって、確認しております。  以上でございます。 114 ◯濱村芳光議員 今、6月に蛇口の交換も終わったということなんですが、シルバー人材センターのほうから連絡があってですね、完成までに1カ月以上かかっているわけですね。ですから、この蛇口の取り替えだと思うんですけれども、これは普通考えたら、そんなにはかからないと思うんですよね。その点、どうですか。 115 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  確かに議員おっしゃるとおり、蛇口の取り外しをしまして取りつけ終わるまで、大分日数がかかっております。町のほうとしましても、業者のほうに依頼してですね、業者のほうからの納品の確認があり次第というところで、そこのところで町のほうも早急にというところの部分が対応として欠けていた部分はあるかと思います。今後ですね、こういった利用者の方に御迷惑がかからないような管理の方法で徹底してまいりたいと思います。 116 ◯濱村芳光議員 私がちょっと聞いたところではですね、要望があったのはもっと前に要望があったということを聞いているんですよ、2カ月ぐらい前にですね。それで、それができていないということで聞いたんですけれども、ここはよく利用される方がおられますのでですね、なるべく早く対応していただきたい、今後ですね、お願いしておきます。  特に浴場の洗い場というのは、滑りやすくて、入浴中の人が転倒して大けがをする可能性があります。ですから、私はこのタイルというところはもう全面的に修理しないと、またほかの部分が壊れてくると思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 117 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  今回、タイルを張り替えといいますか、張りつけ直しをした箇所は3カ所ございます。場所のほうも一応確認はさせていただいておりますけれども、洗いをされるところの一番角の部分ですね、通常お風呂に入られる方の動線上の位置でないこと、それと、洗い場の箇所の一番角の部分、それとタイルの部分が割れていないという、そういった状況を考慮しましてですね、まずは、多少浮くということに関しましては、状況はシルバーさんのほうから連絡があって対応したものでございますが、それが割れてですね、入浴の際に危険が生じるというところの部分がなかったので、今回は部分的な補修と、張りつけの張り直し、そのままタイルのほうを1回剥がして、そのままつけております。つけ終わった後の、人が乗ってですね、きちっとついているかどうか、それと、はだしとかで踏んで危険がないかどうかも含めてですね、確認させていただいております。全面的な張り替えをということでございますが、それにつきましては、その当時の状況を鑑みまして、利用を停止してまで、そこの全てのタイルを張り替える必要はないという判断のもとですね、対応させていただいたものでございます。 118 ◯濱村芳光議員 休憩室ですか、大部屋っていうんですかね、お湯に入って、上がられてから、食事をされるところがありますですね。ここの部屋のですね、畳の損傷がひどい状態なんですね。畳の交換はもう必要な時期に来ていると思います。お尋ねしますけども、畳のですね、交換、補修というのは、いつされたのでしょうか、お伺いします。 119 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) すみません、お待たせしました。  大部屋のですね、畳替え、102畳分につきましては、平成23年度に畳の張り替えをさせていただいております。 120 ◯濱村芳光議員 今、答えられたのは、舞台のある部屋のことでしょうか。 121 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) 議員おっしゃるとおりの場所の畳替えでございます。 122 ◯濱村芳光議員 すいません、私の質問がちょっとよくなかったので、そこではなくて、風呂場のすぐ近くの、出たところの部屋がありますでしょう、あそこのほうです。 123 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) 失礼いたしました。先ほどおっしゃる小さい、お風呂を出てすぐの小部屋の畳替えにつきましてもですね、同じく平成23年度に張り替えをさせていただいております。 124 ◯濱村芳光議員 平成23年度にされたということですけども、8年ぐらいたっているわけですね。この時点で畳替えをされたということなんですけれども、現在はかなりの状態になっているわけですね。課長は実際ごらんになったことはありますか。 125 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  畳の施設の状況につきましてはですね、施設のほうを、今回、修理とありましたが、そういった際に、出向いた際にですね、確認はしております。状況につきましては、議員おっしゃる、使えない部分での傷みまではいきませんが、23年張り替えした当初から比べるとですね、経年劣化の年数の傷みはあるものと思っております。 126 ◯濱村芳光議員 もう8年ぐらいたってですね、休憩されて、食事をされてですね、潮湯に入って、食事をして休憩をとると。これは健康にいいですよね、すごく。そこで横になりますよね、そうしたときに、畳のあまりに損傷がひどくて、畳はわらでできていますよね、部分的に、そのわらが、小さいわらですかね、それが体につく状態なんですよ。ですから、これはもう交換する時期に来てると私は思うんですけども、どうですか、課長。 127 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えいたします。  畳の状態につきましては、再度ですね、見に行きまして、張り替えについて財政のほうと検討させていただきたいと。町のほうも、当初予算で予算を組んだ中でやりくりしながら対応していますけれども、その執行残等も見ながらですね、あとは現況の確認をして対応させていただきたいと思います。 128 ◯濱村芳光議員 ここのやっぱり畳はですね、もう今の状態ではとてもあれですので、年数的に状態を考えますと、やっぱりもう交換の時期が来ています。交換じゃないと、あんなぶかぶかした畳ではとてもだめだと思いますので、検討されて、対処していただきたいと思います。  次に、平成28年の第1回定例会の予算審議でですね、健康福祉センターの使用について質問いたしましたときに、使われなくなった2階を改修してですね、いろんな催し物ができるようにして、施設利用者の増を図る施策を町は考えられないか質問しておりますが、町として本町の潮湯をですね、もう一度見直して、町内外にアピールするような施策、運営の方法を考えられないか。例えばですね、民間に委託するとか、お伺いします。 129 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  健康福祉センターの2階を今現在使用しておりません。経緯につきましては、平成20年度に空調機器の全体の故障というところで、平成21年度に改修をさせていただいたところでございますが、当時の利用状況、施設の利用者数と財政状況も含めてですね、1階の部分を優先的に空調設備のほうを終了したところでございます。ですから、2階につきましては、今現在、空調等設備が機能しません。ですから、そういった事情でですね、当時、熱中症防止等も含めて、2階の施設利用につきましては制限をしているというところでございます。  議員おっしゃるように、そこも含めた利活用、民間への委託も含めてというところでの御質問かと思いますが、施設の利用者数等の推移を見ましても、年々少しずつ減少傾向にございます。町長の答弁にもありましたとおり、37年経過した施設でございますので、町といたしましては、今年間3万人弱のですね、利用者の方の利用されたいという思いに応える部分でですね、限りある予算の中で修理をし、修理をしながら少しずつですね、一人でも多くのといいますか、今来ていらっしゃる利用者の方に利用してもらえるようなところで維持して、長寿命化を図っていきたいと思っております。ですから、今後の検討のあり方等につきましてもですね、施設が建設された当時の状況と、今生活スタイルと、公共の浴場のあり方とですね、利用者のニーズ、それと財政面と、いろんなところを考慮しながらですね、今後の利用については検討していきたいと思っております。 130 ◯濱村芳光議員 ここの2階の部分ですけれども、屋根か何か壊れているんですか。そういう話はないんですか。 131 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  2階の雨漏り等についてはですね、現在、大雨等のときに確認に行ってまいりますが、見受けられないというところで、雨漏り等についてはないと認識しております。 132 ◯濱村芳光議員 以前にですね、常任委員会のほうで、この潮湯センターの健康福祉センターのほうに視察に行ったときにですね、2階に上がって見てきたんですけれども、そのときにですね、2階のほうから西のほうを見たときに、そのすばらしい景色に感動したんです、私。なぜかというとですね、造船が当然あります。そうすると、世界に出ていく大きなタンカーがちょうど浮かんでおります。そして、こっちのほうにはヨットとか、いろいろボートとか浮かんでおります。そして、左側のほうには雲仙普賢岳が見えます。私もときどき下の潮湯のほうには行きますけれども、ちょうど夕日がきれいに見えますし、そこにその景色が浮かんでですね、すばらしい私は景色だと思います。確かにですね、今度389号線ですか、国道ができまして、あちらからの眺めも私はすばらしいと思います。それから、フェリーのですね、ちょうどフェリーが行き来しますので、あそこもすばらしいと思います。ですが、それに劣らぬこの夕方の景色というものは、私はよそに自慢していい景色だと思います。ですから、このままにしていくのは私はもったいないと思っている。ですから、これをですね、何とか観光資源として有効利用をしたらどうかと私は思うんです。この点について考えをお伺いします。 133 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  議員おっしゃるように、2階から見れる造船、有明海、雲仙、それと夕日と、景観につきましてはですね、すばらしいものがあるというところは認識させていただいております。ただ、先ほどまでの答弁にございますように、この施設の今後のあり方等も含めてですね、まずは2階に空調設備を仮に改修して使えるようにするには、じゃあいくらかかるのかというところを試算しましても、それ相当の予算を確保しなきゃいけないという事情とかですね、一番は、この老朽化した施設を今後どうしていくかというところもですね、やはり利用者の方の今後のニーズと、やはり予算ですね、そういったところを踏まえて検討させていただきたいと思っております。  以上でございます。 134 ◯濱村芳光議員 ぜひですね、この長洲の夕日というのは、関東のほうではすごい知れ渡った長洲町の夕日の海岸なんですね。ですから、これをですね、いろんなそういった予算の関係もありますけれども、前向きに検討していただきたいと思います。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  2.通学路の整備について。  (1)向野区内、町道塩屋・赤崎線、マルエイ六栄店横の丁型交差点は、車の往来が多く、通学路であり、歩道がないために、子どもたちは危険にさらされて通学しております。実際歩道がありませんので、現在は側溝のふたですね、このぐらいの広さしかないんですけれども、その上を歩いて行っている状態であります。これでは安全が確保されている通学路とは言えません。交通安全対策上、歩道の整備が必要ではないでしょうか、お伺いします。  すいません、失礼しました。  (2)赤崎方面からの一旦停止をせずに交差点を直進、または右折する車も非常に多く見られます。信号機の設置が必要だと思いますけれども、お伺いします。 135 ◯町 長(中逸博光君) 濱村議員の2点の御質問にお答えいたします。  1点目の町道塩屋・赤崎線、マルエイ六栄店横の歩道の整備についてですが、町内の登下校時の安全対策については、歩道の有無や見通しの悪い危険箇所などを毎年2回、警察署、公安委員会、町の3者で点検を行っており、安心で安全な環境整備に努めているところでございます。御指摘がありました交差点につきましては、通行量が多い通学路というふうに承知しておりますが、町内にはほかにも歩道設置の要望があり、危険性などを考慮し、歩道整備を順次進めているところでございます。  次に、2点目の町道塩屋・赤崎線、マルエイ六栄店横の丁字路交差点において、一旦停止をしない車が多いため、信号機の設置が必要ではないかとの御質問についてですが、信号機につきましては公安委員会の管轄となり、現場を確認しての協議が必要となりますので、設置の可否についてのこの場での明確な答弁はお伝えできないところでございます。しかし、信号機設置の全国基準として、信号機設置の指針を警察庁が定めておりまして、それによりますと、信号機が設置されるには五つの条件を満たすことが必要となります。その一つに、歩行者が安全に横断待ちをするために必要な停留場所を確保できることということがあり、当該交差点では横断歩道の両端に信号待ちをする場所がなく、停留所の確保が困難であることを鑑みますと、この状況を満たすのは難しいと考えているところでございます。現状、通学時の交通安全につきましては、PTAやボランティアの方々の御協力による見守り活動していただいているところであり、大変感謝をしているところでありますが、一旦停止をしない車両につきましては、警察に違反者の取り締まりの強化を依頼するほか、運転手から一旦停止がわかりやすくなるよう路面表示の改善を図るなど、町で行える対策を検討し、当該交差点の改善と安全確保を図ってまいりたいと考えているところでございます。 136 ◯濱村芳光議員 近年、高齢者運転による交差点突入事故が多発し、通行人が事故に巻き込まれ、小学、中学生の子どもたちが犠牲になる悲惨な光景がニュースなどで取り上げられています。この交差点は、折崎方面から小学生が1列に並んで登校をしてくるわけですが、この時間帯は車の通行量が多いんですね。賃貸住宅のほうから玉名のほうとか、鷲巣、高田、あちらのほうから、古城から通勤に来られる車とか、それから、赤崎のほうからは岱明、大野下あたりからと折崎の車が参ります。そして、反対側の永塩のほうからは、玉名のほうに行かれる方も参ります。腹赤小学校のほうから、今度は向野踏切を渡って大野下のほうに行く車もいます。そこがちょうど交差点になっておりますので、私が調べてみたところ、大体30分間で一番多いときで300台の車が行き来します。横断歩道を渡るときには、子どもたちは横1列になって安全確認をして渡るのですが、冬季になると朝日がまぶしくて、一瞬前が見えなくなると車を運転される方の中には言われる方がいます。  このようなことから、歩道の整備は絶対必要です。また、子どもたちを守るためのコンクリートづくりの防護壁も必要だと思います。答弁を求めます。 137 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  マルエイ六栄店横の丁字路につきましては、車の通行が多いというところで私のほうも承知をしております。議員が言われました、歩行者を守るためのコンクリート壁、防護壁等の設置につきましては、待機場所を確保するためにはですね、当然用地のほうも必要になってくるかと存じます。また、警察との協議等も必要になってまいりますので、今後調査等を行っていきたいというふうには考えております。  以上です。 138 ◯濱村芳光議員 子どもたちがですね、歩いて右側の道路を通学してくるんですけれども、もう横断歩道手前20メートルぐらいはコンクリートづくりの擁壁がありまして、車が突入してきた場合には避けようがない状態です。大津市で起きました保育園児らの死亡事故では、歩道の幅約4メートルと広い道路での事故であります。六栄小の子どもたちは、この道路を通学してくるんですけれども、先ほども言いましたけれども、狭い側溝のふたの上を歩いてくるわけです。  大津市で起きた保育園児の死亡事故での記事を持ってきましたので、新聞記事をちょっと読んでみたいと思います。「死亡・死傷事故では、縁石がない横断歩道部分から車が突っ込んだ。歩道と車道の間にガードレールやポールはなかった。見通しがよく、歩道の幅も約4メートルと広い。県は、現場を安全が確保されている場所と認識、園側も安全を確認していたと。これまで危ないと思った事例はなかった」と書いてあります。このような場所でも事故が起きて、悲惨な結果となります。ですから、先ほど課長がおっしゃられたように、警察との話し合いを持ってですね、対処していただきたいと思います。
     平成30年9月定例会においての一般質問で、向野区内町道東屋敷・本村線の拡幅工事を伴う安全対策についての答弁で、町長は「町道整備については、交通量が多いなど、利便性が向上する路線や危険性が高いと判断する路線など、優先度の高い路線から進めている」と答弁されました。私は、このマルエイ六栄店前の交差点は危険性が高いと思いますが、答弁を求めます。 139 ◯町 長(中逸博光君) 濱村議員申されるように、危険性が高いとは認識をしております。そのような中で、やはり保護者、あるいは学校、地域と一緒になって、そういう安全をいかに向上していくかを求めていき、そして今、六栄のほうも歩道、順次進めてきております。そういうのを通して、安全性を高めてまいりたいと思っているところでございます。 140 ◯濱村芳光議員 私は、この場所は優先順位はかなり高いんじゃないかと思っております。そこで提案なんですけれども、玉名市ではですね、そういった通学路の危険な箇所に大き目の事故防止のための立て看板を設置してあります。幅が約40センチ、高さが1.5メートルぐらいの看板をですね。そして、「通学路、危険、スピード落とせ」そういうふうに書いてあります。三色刷りぐらいでしてありますので、かなり目立ちます。我が町にもそういう設置をあちこちで見ますけれども、そういうあまり目立った感じは見受けられません。ですから、この場所にですね、このような看板を設置したらどうかなと思っておりますけれども、お伺いします。 141 ◯町 長(中逸博光君) 看板表示もときには盲点となり得ます。今、看板表示でやはり横断歩道が見えないという、新しいバイパスのところの要望も、どうにかしてくれという要望も出ております。そういう意味じゃ、やはり路面表示をやっぱり徹底していくと、それとカラー舗装、中川議員が以前、私に言われたように、グリーンのカラー舗装、こういうのを進めていくのも一つの要望になるんじゃないかなと思っているところでございます。 142 ◯濱村芳光議員 カラー舗装もですね、見るところがあります。かなり効果もあるんだろうと思います。ですが、やはり危険箇所を知らせるという意味では、十分、邪魔にならないように、通行者に邪魔にならないような立て方をしてですね、立てたほうが私はいいんじゃないかなと思っております。  次に、2番目に行きます。  赤崎方面から一旦停止をせず交差点を直進、または右折し、衝突しそうになることも多々あり、危険であります。信号機の設置が必要ではないかと思います。お尋ねします。 143 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  先ほど町長の答弁でもありましたように、信号機の設置につきましては、警察庁が出しております信号機設置の指針にまず基づいているということで、警察のほうから御説明をいただきました。その中に幾つかの条件があるということで、先ほどありましたように、歩行者が安全に横断待ちをできる場所が確保できるというのが一つの条件ということで、議員がおっしゃっている場所を見ますと、先ほどから説明がありましたように、擁壁があったり、あと反対側につきましては、家が道路のぎりぎりのところといいますか、まで建てられているというところで、場所的な余裕はないというところもありまして、警察、公安委員会での最終判断にはなりますけれども、現在の状況から見たところでは、なかなか厳しいのではないかというところで認識しているところでございます。 144 ◯濱村芳光議員 横断歩道を渡る場合の待機場所が必要だということで、なかなか場所がないということでお話がありましたけれども、でありますけれども、それは、その分の交渉をすべきだと思うんですよ。それだけの用地の買収の交渉をするとかね、それでもだめだったらわかりますけれども、それがないわけですね。今までにですね、ここに信号機を設置する案が浮上したことはなかったんですか、お尋ねします。 145 ◯総務課長(濱村満成君) そのような話があったということでお聞きしているんですけども、その詳細について、ちょっと把握はしておりません。 146 ◯濱村芳光議員 詳細については把握していない。それでは、信号機を設置するような話をしても、話が進まないんじゃないですか。どうやってそれができなかったのか、それがわからないならば、また話をしても実現が不可能じゃないですか。そのことはですね、わからないなら、わからないなりに自分でいろんな知っている人に聞いてですね、調べればいいと思うんですけど。  10年ぐらい前にですね、お昼ごろなんですが、ここの場所でですね、軽自動車のバンが宮野の今できています賃貸住宅のほうから来て、あそこは勾配がありますので、一旦停止になっているんですけれども、操作を誤って暴走してですね、正面にある私の展示場にですね、車がそのまますぽっと突っ込んできて、奥のドアまで行ったんですよ。こういう事故が発生しているんです。この原因は何かといいますとですね、一旦停止をしようとしたときにアクセルとブレーキの間に足が挟まって、こういう事故に、とっさのときに突っ込んできたと。たまたまですね、うちの展示場があったから助かりましたけど、すっぽり入ったんですからね、車が中に完全に。たまたま子どもたちも学校帰りでもなくて、通行人もいなかったということなんですけれども、もしも子どもたちがいたら、これは大惨事になりますよ。いつこのような事故が発生するかもしれないんですよ。一旦停止をせずに飛ばす人もいるんですよ、あそこは。子どもたちもですね、子どもですから、通学をしてくるときに空き缶とかあればですね、空き缶を蹴ったくってですね、道路のほうに向かって蹴ったくってですね、自分たちも飛び出していくんですよ。そういうこともあるんです。だから私はこう言っているわけです。そういうことがないうちに、こういう信号機とか、いろんな方法を考えてしないと大変なことになるんではないかということを申し上げているわけです。  それでは、次の質問に移りたいと思います。  3番、六栄小学校体育館のトイレ設置についてお尋ねします。  これは以前、私は質問したんですけれども、六栄小学校体育館にはトイレがございません。屋外プールに併設して男女共同トイレがありますが、使用しづらいということでございます。道路側のドアは外されたままで、道路から丸見えであります。かなり前からこの状態であります。部活動がなくなり、体育館内の部活動部屋があいております。ここをトイレに改装してはどうかという要望が保護者から出ております。ですから、この点について、どのように当局は考えられておりますか、お伺いします。 147 ◯教育長(戸越政幸君) 濱村議員の御質問にお答えいたします。  六栄小学校体育館の駐車場側に設置しておりますトイレは昭和54年に建築したもので、男女兼用のトイレと、児童がプールを利用する際の更衣室及び倉庫を併用したものとなっております。このトイレを利用される方の多くは、夜間や休日に体育館を活用されるスポーツ団体や保護者などのほか、放課後や休日に運動場を利用される地域の方々などがおられます。また、六栄小学校体育館は、風水害や地震発生時の緊急避難所の指定となっております。現在のトイレは老朽化が進み、改築は困難であるため、体育館と外部からの利用が可能となるよう、体育館に隣接し、高齢者の方が利用しやすいような多目的トイレなどを併設したトイレを設置できないかと検討しているところでございます。どのような機能を持ったトイレが望ましいか、体育館の利用者や校区住民、保護者などから御意見をいただきながら進めてまいりたいと思っております。  以上です。 148 ◯濱村芳光議員 私が平成27年6月議会において、体育館と消防格納庫の間に体育館側からと館外の両方から使用できるトイレの設置の提案をいたしております。そのときの当時の教育長は、前向きに検討するとの答弁をされておりますが、あれから4年が過ぎております。この間、どのように検討されたのか、お尋ねします。 149 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  以前から、議員からこういう御指摘がございまして、全ての小学校体育館が緊急避難所となっています。六栄小もそうでございます。その中で、体育館にトイレがある学校、ない学校とございます。体育館の中に設けたほうがいいのか、あるいは隣接するようなものがいいのかというところを含めてですね、全体的にどうしたらいいのかということで教育委員会のほうでは検討してまいりました。今回の六栄小につきましては、現在のトイレ、更衣室と倉庫が併用になっております、老朽化もしておりますので、体育館に隣接するような形でですね、場所を今後検討するんですけれども、体育館と隣接するような、外から、また体育館の中から入れるような、そういったトイレができないかというところで協議を今進めているというところでございます。 150 ◯濱村芳光議員 体育館の中からと体育館の外からですね、両方使用できるトイレの設置を考えているということでございますので、なるべく早くですね、実現できるように努力されていただきたいと思います。  すいません、議長、ちょっと5分間だけ延長をお願いします。  子どもたちのですね、やはり体育の授業とかあるときには、やはり支障が来ますし、社会体育の方々の利用もありますので、そういう利便性を考えてですね、トイレを早く改修してつくっていただきたいと思います。  これで終わります。 151 ◯徳永範昭議長 ここでしばらく休憩します。                休憩(午後 1時55分)                再開(午後 2時06分) 152 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 福永栄助議員 153 ◯徳永範昭議長 11番、福永栄助議員の登壇を許します。                 (福永栄助議員登壇) 154 ◯福永栄助議員 議席番号11番、福永でございます。  1.長洲町財務書類統一的基準4表のうちの平成28年度と平成29年度の行政コスト計算書と純資産変動計算書について質問します。  質問に入ります前に一言申し上げます。  この財務書類は、法令で定められた書類ではありません。現行制度の決算書を補完するものであり、また議会への提出義務もありません。しかしながら、町長におかれましては、あえて議会に提出していただきました。町長の厚意に敬意を表しつつ質問いたします。  平成27年1月23日付、総務大臣通知、統一的な基準による地方公会計の整備についてという総務省の強い要請により、統一的な基準による財務書類等を作成し、予算編成等に積極的に活用することを求めました。統一的な基準による地方公会計マニュアルには、活用事例や財務分析についても紹介されています。しかしながら、どこの自治体も活用することがなかなかできていないのが実情だそうです。それゆえに、さらに総務省は平成28年10月、地方公会計の活用のあり方に関する研究会報告書を公表し、自治体の会計担当職員に対して、財務書類を作成するだけなく、自治体財務施策に公会計のデータを活用することが求められました。  さて、我が長洲町はどうでしょう。町財務書類のうち、平成28年度の一般会計等行政コスト計算書と一般会計等純資産変動計算書の分析説明を次年度にどのように対応されたか、お伺いします。 155 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員の御質問にお答えいたします。  地方公会計制度による財務書類は、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書で構成され、貸借対照表は、資産と資産を構成する負債、純資産の残高を、純資産変動計算書は、貸借対照表における純資産の会計期間中の動きをあらわします。また、行政コスト計算書は、会計期間中の費用と収益の取引高をあらわし、純行政コストは、純資産変動計算書でどのように賄えてきたかが表されます。資金収支計算書は、貸借対照表における現金、預金の会計期間中の動きを表しており、それぞれが密接な関連を持っております。  このことを踏まえて、平成28年度の一般会計等行政コスト計算書を見ますと、経常費用60億6,934万7,000円に対し、経常収益が3億4,113万7,000円となっており、臨時損失、臨時利益を合わせますと純行政コストは57億2,438万8,000円となっております。  この結果を分析するため、総務省が示している財務書類の分析指標を算出しますと、住民1人当たりの行政コストは35万5,000円、行政コストの受益者負担割合が5.6%となり、県内22町の平均比較では、住民1人当たりの行政コストが平均61万1,000円と、平均を25万6,000円下回り、行政コストの受益者負担割合は平均5.4%、平均並みとなっていることから、平成28年度の熊本地震の影響はあるものの、最少の経費で最大の行政サービスが提供できたのではないかと考えております。  また、純資産変動計算書を見ますと、純資産が2億2,829万6,000円減少していることがわかります。これは純行政コストを税収、国・県補助金で賄うことができず、将来世代が利用可能な資源を費消したことあらわしております。この要因としましては、税収等の伸び悩み、町の資産形成につながらない補助金、負担金の財源を地方債で賄っていること、交付税の代替財源である臨時財政対策債を行政サービスの費用に充てていることなど、多数上げられます。また、固定資産の減価償却費も大きな要因であると考えております。  以上の結果を踏まえて、引き続き経常費用の圧縮に取り組むとともに、公共施設等総合管理計画に基づく公共施設の総量圧縮を検討をしているところであります。 156 ◯福永栄助議員 私が問いたいのはですね、それが分析の結果ですよね。それをどのように活かされたかちゅうことを聞いたんですよ。で、いろいろこうおっしゃられたけれども、要するに行政コストのですよ、コストを財源で賄うことができなかったちゅうことでしょう。財政対策債とか何とかおっしゃるけれども、財政対策債は地方交付税のちょっと言うけな、前借りちゅうか、そういう形ですよね。だけん、当然財源に入るじゃないですか。私が問いたいのは、結局、純経常行政コストに対する財源の割合が超えているじゃないですか。104%でしょう、純経常コストですからね、経常コストじゃなくて。そこのとこちょっとあれですけれども、平成28年度が104.3%ですよね。で、どのように対応されたかということで、平成29年度の決算を見れば、さらに106.5%ですよね。ということは、結局、地震の影響とかいろいろおっしゃるけども、要するに、資産形成じゃない行政サービスをするのに、財源コストの財源を充てても足らなかったことじゃないですか。  だから、結局、この財務書類を出されたのが、ちょっと時期を逸していましたよね。もう平成28年度スタートした中で出されたでしょう。だから、平成29年度はちょっと、その分は対応できなかったと私は思いますよ。この平成30年度の決算が来ると、その結果を見てどう反映したかになるけれども、そこは、だけん素直にですね、ちょっと出すのが遅かったから、平成29年度の予算編成には間に合いませんでしたっちゅうのが私は答えだろうと思うんですよ。しとらんから、結局その106.5%に悪くなったちゅうことは、行政サービスをするのに財源を充てても、財源じゃ賄えんから、貯金をつっくやす壊したりするわけでしょう。だから、経常収支が悪いんでしょう。本当にどのような、町長に対して報告をなされたんですか。  平成27年度のあれが開始の貸借対照表ですよね。1年経過をして、平成28年度ができましたよね。平成28年度で1年間やって、こういう姿ですよちゅうとは、平成27年度は賄うことはできてるんですよね。ここにあるでしょう、以前からつくっていた分が、平成23年度と平成27年度は賄うことができているんですよ、財源で。平成28年度はできなかったんですよ、平成29年度もできなかったんです。平成23年度から始まって、平成23年度はできました、平成24年度、平成25年度、平成26年度はできなかったと、財源が不足していました。平成27年度は何とかできました。八十何%で済んでるんですよ。ところが、平成28年度104%、平成29年度が106%と悪くなっていますよ。  どのような報告を受けられて、今みたいな報告だったんですか。だから、先ほど言うたけども、分析の方法とか何とかもマニュアルに載っとりましたよねと、これを活用してくださいねという話でしょう。どのように報告を受けたんですか。これもね、結局かなりの金をかけてつくりましたよね、コンサルタント何とか、会計事務所に頼んでつくったんでしょう。つくって、この保守を守るために、それをずっと活用してきましたよね。だから、保守点検費用が要るんでしょう。つくった以上は、これを活用せんことには損なんですよ、これ。だから、できたときに、そういった分析方法がありますって、マニュアルに載っておりますから、そのマニュアルにのっとって分析した結果、こういう1年間の流れだったんですよという報告はなかったんですか。 157 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  報告につきましては、一連の作業を行いまして、それぞれの数値のほうが、指標のほうから出てくる形になります。それにつきまして、また一般的といいますか、前年度との対比もしなければいけないんですけれども、議員が御指摘のとおり、どうしても現在の作成のスケジュールからいきますと、翌年度にすぐに反映させるというのはなかなか難しいところがあっておりまして、翌年度のほうにはできておりません。ただ、報告につきましては、市町村との類団との比較等々も含めまして、出た数字等を把握したところで、町の状況について現状を示しているというところで報告させていただいているところでございます。 158 ◯福永栄助議員 経常費用で業務費用と移転費用があるじゃないですか。業務費用というのは、仕事のあれですよね、費用ですよね。移転費用というのは、ほかの出す費用ですよね。業務費用よりか移転費用が多いんですよ、この町は。どういうあれが報告で出るんですか、それで。見ればわかるじゃないですか。分析のマニュアルも出て、そこでこういったことがわかりますよねっちゅうとが出てるじゃないですか。そういうのが読めないですか。  そしてですよ、移転費用のうち、ほとんどっちゅうか何かしらんけども、大抵の場合は社会保障給付が多いですよね。ところが、この町は補助金が多いですよね。移転費用を100%とすると、補助金が48.9%もありますよね。社会保障給付は22.2%、これどう見るんですか。  コストというのは、これだけコストちゅうのは、前っちゅうか、今も使っている決算カードの裏づけには出てきますよね、ずっと出てきていますよね。こういうのをどうのようにあなた方は感じて、どのように報告されて、じゃあどのように変えていかなきゃならないということをできないんですか。  端的に聞きますけれども、平成28年度純経常行政コストが財源に対する割合が結局104.3%であった。本来はこれは100%でいいですよね。それを100%を下回れば、次年度に対して資産の持ち越しができたっちゅう形でしょう。100%だからいいんだけども、100%超えたら、いわゆる過去からの蓄積した資産が取り崩されたか、翌年度以降の負担が増加したということでしょう。どのようにあれされましたか、この足らないのを。 159 ◯総務課長(濱村満成君) 不足分につきましては、町の現金の減少という形で考えております。 160 ◯福永栄助議員 だけん、それだけ貯金を崩したっちゅうことでしょう。だったら、貯金を崩さないでやっていくことはできないんですかってなるじゃないですか。そこで、こういろいろこれが出てくるじゃないですか、移転費用だと。あなた方は社会保障給付とか、これがじゃんじゃん伸びてとか何とか言うけども、そうでもないですよね、これを見ると。  最終的にあなた方がこれをどう活用したかっちゅうとは、平成30年度の決算を見ればわかりますよね。平成30年度の決算は、ふるさと納税がふえたから、その分はふえてるかもしれんけども、あれも思いがけなくふえたんですよね、あれは。最初に見込みと違ってですね。ふるさと納税の財源ちゅうとは、大体は動くんだから、本当に当てはできないですよね。  今後これをどのように活用していくつもりですか。今からですね、私はこの会計システムのほうが重要になってくるじゃなかろうかと思うとっとですよ。だから、本当はですね、町長に言いたいんですけどね、せっかくこうやって出す必要もないですよ、義務がないっちゅうから、本当は出す必要がないけども、これが重要だろうと思うんですよ、自治体の経営をしていくに当たってですね。となると、本来、今一括仕訳していますよね、本当は職員がそれぞれ担当がおったら、日々仕訳をしてですよ、タイムリーに決算書と一緒に出すような形を持っていかなければ、とてもとても利用はできないんですよ、これ。その点はどのように思いますか。 161 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員御指摘のように、行政コストがやっぱりふえ過ぎております。それは、やっぱり補助金を使っていろんな事業の将来のためということでもありませんが、やっぱりそういう事業をやってきたわけであります。それがやっぱり足を、こういう意味では、この表からして読み取れるんじゃないかなと思っております。そういう意味では、やはり今後は議員おっしゃるように、職員がそういった一括何といいますか、あれをやりながら、やっぱりそういうる複式簿記の中で日々の財政状況を把握していく、そして、この行政コストを抑えていく、こういうのにやっぱり本当に真剣に取り組んでいかないと財政がますます厳しくなってくるっちゅうのは私思います。 162 ◯福永栄助議員 あんまり町長、詳しくなかごたっけん。一括仕訳っちゅうのは、終わってから仕訳するのが一括仕訳なんですよ。私が言うのは日々仕訳だから、毎日毎日仕訳していかんとさが、そういうコストの計算、何ちゅうか、動きとか何とかはわかりませんよねっちゅう話ですよ。間違いですか。 163 ◯町 長(中逸博光君) すいません、やっぱり日々仕訳をして、一括仕訳に取り組む。だから、日々仕訳をやっぱり我々職員が理解していくべき、勉強していくべき、そのように感じておりますので、今後はそういった研修も含めてやっていきたいと思っております。 164 ◯福永栄助議員 これはですね、平成27年の1月23日総務大臣通知という、もう総務大臣通知というのは強いんですよね。強いけれどもですね、事の発端は小泉総理のときのスタートなんです。行政改革法なんですよ。あれは本来、長い法律なんですよね。それを短くして行政改革推進法という形で、その中に出てきているんですよ。そこで一つも動きがないから、結局は東京都が勝手にやるわ、総務省方式でやるわ、基準モデルでやる、ばらばらだから、比較できるように統一的にしましょうねっていうのが話なんでしょう。だけん、もともとは何ですかっちゅうたら、行政改革推進法なんですよ。ちゅうことは、これに基づいて行政改革をしていかなきゃなりませんねっちゅうあれなんですよ。  先ほど言われているけれども、公共施設の総合管理計画は、この固定資産台帳をつくりましょうねって。これで、老朽化したら、見ればわかるじゃないですか、もう六十何%に達していますよ。建物、インフラにしてもですよ、工作物にしても、六十数%を超えるということは、もうかなりの老朽化しているから、先ほどの話がいろいろあったけれども、それを今度、総量を縮減して、資産をマネジメントしていこうちゅう話でしょう。だから、これを作成する目的ちゅうのは、その固定資産台帳の作成がもとだったんですよ。一番目的だった。で、その中で行政改革推進法だから、その中でまたさらに行政改革するためにはどのような活用をしたらいいですかねっちゅう話でしょう。もう姿が出てくるんですよ、これには全て。  先ほどの……、私はですね、自分でつくりましたよ、もう、よその自治体のあれを利用してですね、平成28年の4月1日から平成29年3月31日まで経常費用が37万6,639円、1人当たりですね、それで業務費用が1人当たり17万3,621円、移転費用は20万2,772円ですよ。これで差額が出ますよ。このときの差額が1人当たりですよ、このときの平成28年度の住民基本台帳が1万6,125人だから、1人当たりに換算するとマイナスの1万4,343円、平成29年度は、それが人口が減りますから1人当たりの差額が2万1,495円不足しているんですよ。なかなかですね、この中で移転費用で、補助金だけは明細書が必要ですよね。必要ですよね。だったら、その補助金ちゅうとは、どういう支出をするかちゅうとしゃが、それが本当に補助が必要なのかどうかちゅうとを検討しなきゃなりませんよね。その上で、この自治体が財源的に余裕があるなら、補助金を出してもいいですよという判断ですよ、補助金ちゅうのは。補助金を出し過ぎておかしくなっているんじゃないですか、これは、そう考えると。  逆に言えば、町長、行政サービスと言いながら、仕事のやり過ぎじゃないですか。必ず自治体がやらなきゃいけない仕事ばかりなんですか。自治体が関与しなければならない事業ばっかりしているんですか。財源が、そのコストを賄うべき財源が、地方税、地方交付税、県・国の補助金を充てても足らんとですよ。それで、逆に言うけな、それで資産をなくしているんですよ。よくよく仕事の内容を考えていかんと。平成23年度、平成27年度は賄うということができるんですよ。賄えたんですよ。見せましょうか、何%か。つくったら見なさいって。91%ぐらいで済んでるんじゃないですかね、平成27年度は。見てもですね、平成23年度がよかったでしょう、そのときに、これは恐らく日立造船の造船部門が合併しましたよね、あのとき合併によって税負担が発生してきたから5億何千万円入っていますよね。そのときはよかったけれども、平成24年度も同じく入ってくるけど、そのときは足らないんですよね。ということは、それだけ仕事をふやしたんですよね。で、先々続く、持続可能にしなければならないでしょう。金は必要なんですよ、今いろいろ言われたけども、公共施設の総合管理計画、これから個別の計画を立てて、長寿命化に行きましょうというたら、大規模な改修をしたり、あるいは新たに建て替えたりするわけでしょう。そこに残しとかないかんとですよ、金は。  だけん、これはもう私から言わせれば、どのように活用したかというとしゃが、それが平成29年度は間に合わなかったから、この数字が出ました、でも平成30年度は間に合うていますよね。平成30年度を見てから、またやりますか、9月ですから。平成30年度に対しては、この内容を分析して活用したちゅうことは言えますか。言えますか。 165 ◯総務課長(濱村満成君) すいません、お答えいたします。  現在、これらの数値につきましては、基本的に議員おっしゃいますように、次年度、もしくは間に合わない分につきましては、その翌年度の財政の予算編成等々に活用していくべきものであるということでは認識をしております。ただ、数字的なところを見ますと、どうしても歳入というのが大きく伸びることもなく、なかなか数字ではっきりと、平成30年度で効果が出ていますか、出ていますということを、今ちょっとこの場では言えることではありません。ただ、これらの数値につきましては、固定資産の台帳のデータをベースとして活用しまして、いろいろ総合計画に活用するほかに、施設別の行政コストの計算書であったり、原価償却率、老朽化の比率、利用者1人当たりの行政コスト等々をしまして、公共施設のマネジメントの基礎資料として活用をこちらのほうで図っているという状況でございます。 166 ◯福永栄助議員 税収のどうのこうの言うたけど、税収っちゅうと、見込み立てるよ。だから、地方交付税も、地方財政計画を見たら、自分とこで計算してから、これだけ交付税が入ってくるってわかるよ。あなた方の姿勢がそこに出てるよ。だから、こう言うでしょう、行財政改革推進法って、根拠が。だから、仕事をどのように組み合わせるか何かして、いかにコストを削減するか、あるいは補助金の見直しをするか、物件費の見直しをするか、もう前々から言ってるじゃない、物件費が多過ぎって。委託料、人件費は少ない、何でか、わかるじゃない、全て委託しとるから、そこに人件費は発生しないから。だから、物件費、補助金。もう姿が見えているじゃない、移転費用というとが、補助金が多いちゅうことは、補助金行政かちゅうことだ。  私が聞きたいのは、平成30年度に反映されましたか、それだけです。反映したつもりですなら、つもりでいいですよ。いいとこは褒めますよ。悪いとこは指摘しますよ。なぜかというと、私たちの時代に財政が破綻してなりたくないから。以前の議会のときはそうでしょう。何もかも使い過ぎて金がなくなったんでしょう。あなたたちが議員として出とるとに、どうしてそういうあれにあったかって言われたくないもん。だけん、結局、私から言わせれば、使い過ぎる可能性が出てきてるんじゃないですか。あなた方は、成果が出ました、成果が出ました、事業評価したところがいいですよと、何も変えんじゃん。平成30年度にそれを反映しましたどうか。何百万円使いよっと、これは。つくるだけにいくら使って、保守点検料か何か知らんけども、これも払いよっとですよ。 167 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  予算編成への反映という点でいけばですけれども、物件費等の削減であったり委託料の削減というのは、予算編成におきまして本当に必要なものであるかどうか等の吟味といいますか、をしっかりと判断し、ヒアリングした上で予算編成を行うなどの形で行っているところでございます。 168 ◯福永栄助議員 はいという、今のとり方でいいんですかね、いいですね。頭ひねらんでよ。あなたには予算編成権はないと思うよ。あなた方の分析結果に基づいて、町長がどう判断するか。いや、これちょっとあれよねって、この事業ちょっとあれしようねとか何とかちゅう話が出てくるはずよ、本当は。何回も言うけれどもね、ここで答えるときは町長のかわりよ、町長が言う言葉をあなたが発するのよ。どうですか、町長。 169 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員からるる御指摘いただいて、本当に将来の長洲町の財政大丈夫かと、やっぱり我々もここで、やっぱり10年後も大丈夫だと言えるような予算編成をやっていくことに心がけていく、そのための一つの、今回こういう行政コスト、こういうのが出てきたというのは一つの参考になって、それを見ながらやっぱり進めていかなくちゃならないと感じているところでございます。 170 ◯福永栄助議員 私が先ほど言うたでしょう、町長に敬意をあらわすって。議会に提出義務はない。しかしながら、町長もこの書類は重要な書類だけん、議会と共有して、これから改革をして探っていく必要があるから、善意に解釈してですよ、出されたと思うけんが、敬意を表しますというあれです。それに対するアドリブがなかったですね、町長。  ただ、その平成30年度に果たしてそれが、部分的にでもいいから、おいちょっと聞きよけよ、どのように反映されたかというと、決算がもうすぐだからね、出ますよ、これは。同じ形だったら、何も考えとらんちゅうことよ。財政的には何にも考えていないで財政運営をしとるという話ですよ。いいですか、そうとらえても。いいですね。  じゃあ、次行きます。  2.長洲町中期財政計画についてお伺いします。  平成29年8月に作成され提示された計画の内容を見ると、第5次長洲町総合振興計画後期基本計画における財政計画を策定するものとあり、総合振興計画後期基本計画の実現性を高めるものであり、予算編成の指針としての位置づけを持つものであり、計画期間は平成29年度から平成32年度までの4年間としますとあります。  そうであるならば、平成29年度の予算編成前、平成28年度の決算見込みをしてから、平成28年度の12月に遅くとも出すべきじゃなかったか。計画書の内容から考えると、それが常識的である。しかも、その1年4カ月後の平成30年12月に改訂版を出された。内容を読むと、計画期間は平成31年度から平成35年度までの5年間とある。しかも、第5次長洲町総合振興計画後期基本計画の実現性を高めるもの、予算編成の指針としての位置づけを持つと、平成29年8月に提出された計画と歳入歳出の推計の根拠と考え方がほとんどが一緒であります。しかし、長洲町総合振興計画後期基本計画は、平成32年度、元号が変わり令和2年が最終年度であり、整合性がとれないのではないですか。改定に至った理由と計画の内容の違いをお示し願いたいと思います。 171 ◯町 長(中逸博光君) 福永議員の御質問にお答えいたします。  中期財政計画は、まちづくりの基本方針である第5次長洲町総合振興計画の実現性を高めるため、計画期間の財政収支の見通しを試算し、財政運営上の課題を把握することにより、財政運営の健全化を確保しながら、将来を見通した予算編成を実現することを目的として策定いたしました。  しかしながら、時間の経過とともに地方公共団体を取り巻く環境も変化しておりますので、その情勢を的確に反映させていく必要があります。このため、今後の制度改正等を踏まえた財政収支を試算し、計画を改定させていただきました。昨年度の改定内容について大きな項目を申しますと、まず、計画期間を令和2年度から令和5年度まで引き直しております。また、収支試算における経常一般財源と経常経費を平成30年度決算見込みベースで算出した点、幼児教育・無償化など消費税増税に伴う制度改正に伴う影響を反映させた点、公共施設等総合管理計画に基づく予防保全費用を反映させた点、収支試算結果を踏まえ、財政指標の目標を見直した点が大きな改定内容となっております。  財政収支の見通しは、本町を取り巻く環境の変化により大きくかわってまいります。このことから、計画により的確な状況を反映させ、財政運営上の課題をいち早く把握するためにも、今後も定期的な見直しを図ってまいりたいと考えております。 172 ◯福永栄助議員 平成29年8月に出されたのはですよ、たかだか4年間なんですよね。4年間の見通しが、先ほど言われたように、保育料の無償化とか何とか、保育料の無償化とか何とかちゅうのは、以前の選挙のとき、衆議院選挙の消費税を使い道をどうするかという、結局解散を打たれてされたときに、幼児教育の無償化ちゅうのはありましたよね。だから、4年間の見通しの財源の推計の見通しができないで、令和何年とかおっしゃられましたけど、町長、総合振興計画は令和2年で終わるんですよ。あと2年しかないんですよ。これは令和5年まででしょう。予算編成に指針とするんでしょう。後期基本計画の実現性を高めるためでしょう。終わった後の、どう整合性がとれるんですか。  そしてね、いいですか、あなた方どうのこうの言うけども、平成30年度の歳入の見込みですよね、いや、ごめん、財源対策ね、財源対策を見てみてくださいよ、平成29年度の8月と平成30年度の12月分の改訂版を見てくださいよ。ほとんど一緒でしょう。資料として持って来ていますか。平成30年度の1と、平成29年度の出された分が一緒でしょう。1と1が一緒、3と2が一緒、4と3が一緒、5と4が一緒、6と5が一緒、2と6でしょう。ここに書いてあるんですよね。2と6が一緒なんですよ。地方公会計それぞれの財務書類の活用を通して、行政コストとか事業の効果を踏まえて、事業の拡大、継続、統合、廃止を検討し、効率的な予算配分に取り組みますと。一緒でしょう。歳入も一緒なんですよ。それで、書かれているのが、ここに赤線で、平成30年度のやつですよ、このたび資産条件を最新の状況に置きかえて財政資産を見直すこととともに、最新の状況っちゅうのは何ですか。 173 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  町長の答弁でもありましたように、時間の経過とともに自治体を取り巻く状況、国の制度等というのは変わっていきます。補助金の制度にしても、交付税の算定の方法、また、その後の町が実施する事業、そういうものにつきまして、変化したものにつきましては、その状況に合わせたところでローリングといいますか、見直しを一番近いところでやりたいということで、今回見直しの改定のほうを行わせていただいたというところでございます。 174 ◯福永栄助議員 交付税の制度、いつから変わるんですか。 175 ◯総務課長(濱村満成君) すみません、言葉が足りませんでした。単位費用等々の数値が変わってきましたり、また、そのほかに補助金、譲与税関係のものが変わったりする分につきまして、そういうものがあるものにつきましては、最新の状況の情報を盛り込んだところで見直しをしたいというところで改定をさせていただいているところでございます。 176 ◯福永栄助議員 単位費用はしょっちゅう変わっていますよ。最新じゃないですよ。ずっと変わってきてるじゃないですか。最新じゃないんですよ、これはですね、私が思うのに、平成28年度につくったでしょう、平成29年度8月につくって出しましたよね。平成32年度まで、これが本当の総合振興計画のあれなんですよ。ところが、あなた方が数値目標で上げたのは達成できないんですよ、これじゃあ。変えなきゃならないんですよ、達成するためには。年度を越えて、3年間の猶予が必要になってきたんですよ。だからつくり変えたんですよ。そうしかとられないんですよ、中身の同じだから。ところが、総合振興計画、平成32年までの10年間でしてるじゃないですか。そこで、あなたたちがこの数値目標を立てて、平成32年度の終わった時点ではこういう数値目標が達成できるように組んだんでしょう。ずっと総合振興計画があるときにつくってきているんですよ、これ。  最後にですよ、平成30年度の12月に出されたのは、この歳出でですよ、歳出のあのとき、部分、7番ですよ、最終的な収支不足は毎年度の予算編成において解消するものとします。最終的な収支不足が毎年度の予算編成において解消するとするならば、誰も行政財政改革なんかしないですよ。担当課が切ってくれるなら、それが楽だもん。これを出したらもう終わりですよ。これだけ足らないからね、要するに、平成28年度の書き方が正なんですよ。ここに決算見込みがあるでしょう、平成28年度決算見込みが、収支は6,500万円ね、それで、平成29年度がプラマイのゼロ、平成30年度になったらマイナスになります。マイナスなりますから、財源の対策としてこういうことを考えますっちゅう話ですよ。これで結局、予算要求課に対して、この部分についてはこう考えてくれよ、この部分は減らさんことにはでけんとだけんがというてするわけですよ。これを書いてしまえば、何でもしなくて持ってきたときに、ばさっと切りますという話ならば、7はそう読めるじゃないですか。それだったら、もう原課は予算要求のときに当たり前にしてきますよ。努力も何もしませんよ。今年度はこれをどうしても下げなきゃいけないから、これだけのことをやってくれっちゅうて、原課で考えてくれというのが普通でしょうもん。  結局、あなた方はこの計画を立てたけども、計画どおりいかなかったんでしょう。計画を立てたら、計画を守りなさいという話ですよ。同じようなあればつくって、3年間猶予くださいっちゅう話でしょう。違いますか。財政計画、財政の推移なんちゅうとは、もうしょっちゅう見よかなんとですよ。4年間ですよ、これ。一番最後の、おかしい話でしょうが。後期基本計画って5年ですよ、後期計画は。しかしながら、もう財政がスタートして、予算がスタートして執行しながらつくったんですよ、これもおかしな話でしょう。予算執行する予算編成に使うんだったら、予算編成の前の、だから平成28年度の12月ごろ出したらどうですかという話です、それが常識的じゃないですか。どこでもそうやっていくんですよ。  財源対策の流れを見ると、これだけ足りませんねって。あなた方は言うよ、財政調整基金を壊さないでやりますと。壊さないでやれないことはないんですよ。必ず財政調整基金を崩すんですよ。実際、平成31年度も1億何千万円か崩しているじゃないですか。財政調整基金を崩さないでやります。しかしながら、後期高齢者の負担金が平成29年度の精算金が出てきました、2千何百万円です、お金がありません、財政調整基金を崩して払いましたちゅう話でしょう。そのための財政調整基金なんですよ。突然金が必要になったけども、ないから、予算を集めても無理だから、その時点で執行しよるときは。だから、そのときにちょっと財政調整基金を崩して負担しましょうという話でしょう。だけん、財政調整基金というのは崩さないということは、まずあり得ませんよ、どんな自治体でもですね。  それを考えるならば、この財政計画の立て方が私はおかしいと思いますね。実質公債費比率なんか、健全化法に対してはうんと下がっているでしょうが。達成しているんでしょうが。え、何でこれを上げなきゃいかんのかと。別段、この財政調整基金ちゅうのが、減債基金と財政調整基金合わせて大体、財政規模の8億円ぐらいをつくるちゅう話でしょうが。  ところが、この計画では、こっちの平成29年度の8月分はしてもできなかったんですよ。なぜでしょうか。なぜでしょうか。いろいろ考えましたよね。わかりますかね。平成28年度ですよ、実質収支比率が1点何%になる。1点何%ですかね。1.4%か、でしょう。この実質収支ちゅうとは、財政規模のいままでいろんな学者とか、いろんな実務者があれしてから、3%から5%あったほうがいいよねっちゅう話でしょう。それが1.4%ですねよ、町長。ちゅうことは、どういうことかちゅうと、それだけ使うとるということです。そして、平成29年度は2.7%、3まで行っとらんでしょう。ところが、町長が就任された平成21年からずっとですね、ほとんどクリアしてるんですよ。5.7とか5.4とか4とかですね、3.8とか。それでも金がね、あんまり多く残っていないんですよ。なぜかというと、壊しているから。ためて壊す、ためて壊すをしとるから。そのときの財政調整基金と比べるとふえていますよ、ふえていますけど、そのまま残しとったら、もううはうはでよかったです。ああ、そういうのをやりなさいでよかったんですよ。滞納こういう話、おい、やれ、よかったんですよ。
     だから、何かと言うとしゃが、私が中期財政計画にですね、実質収支を入れなさいって。で、これだけ金がなくなったらですね、実質収支が5%欲しいですね。財政規模が41億円か42億円ぐらいですよ。それの5%としたら、2億円以上残しなさいです。歳入から言えば、歳入を考えれば、歳入総額からするならですね、やっぱり2億円残すけど六十何億円ですよね、平均すると。そうすると2億円以上になるですね。そうすると、財政にためるでしょう。財政にためた上で、財政の調整基金を崩すことができるんです。公共施設等総合管理計画を立てて、これも立てたけども、議会には出てきませんよね。  議長、1時間延長お願いします。 177 ◯徳永範昭議長 30分。 178 ◯福永栄助議員 はい。  そこで、結局、本来は議会で示してですよ、議会で了解を得るんですけどね、あれは。まだまだ個別計画を立てていかんと、個別計画を立てると、必ず金が必要です。だから、公共施設のあれをつくるためには、基金の設立が本当は必要なんです。だから、そこに2億何千万円残りました、翌年度に。なぜかというとですね、残ってるんですよ、残っているけれども、平成28年度5,800万円残したでしょう。すると、平成29年度に繰越金で3,000万円使うじゃん。すると、残りは2,000万円しかない。すると、今度1億8,000万円崩すのが平成30年度かな。平成28年度か平成29年度に来て、平成31年度がまた財政調整基金を崩したわけでしょう。だから、崩すのはやむを得ないから、崩す分を考えて2億何千万円を残して、財調に入れる、基金に入れる。そうしていかなければ、この数値目標は達成はしません。  そうすると、町長に重しをつけなさいよ、あなた方は。簡単ですから。歳入はいくらありますよねって、3.5%ぐらい残しますよねって。だったら使われませんよ、この金はという形をとれば。町長が使いたいけども、町長、お待ちくださいって、先々金が必要ですよ、この分は残しておきたいと思いますよと。そうしなければ、あなた方は計画を立てても実行しなければ、恐らくこの平成30年度の計画でもですよ、平成30年度の当初予算を見てんですか、超えていますよ。七十何億円になっているでしょう。これいくらになっとるですか、平成31年度は。66億円、67億円ぐらいですよ、これ。今度の補正を組んだら七十数億円でしょう。どれだけ減らしますか、これで。計画を立てたら、この見通しがこれで立つんだったら、計画どおり実行をしなさいって。もう何回も何回も繰り返し言うてきたけど、計画を立てても、実行して、実行すれば実現できる計画書かどうか。私どもも悪いんですよ。議会も本当はその計画書を見て、計画どおりしとるんかと、計画より超えてるじゃないかって言えるんですよ。そのまま見とるから、そのまま来とるから。そうしないことにはね、後々必ず行き詰まりますよ。  だから、結局、結果的には、下水道会計が赤字になるということは、下水道会計に出されんごつなったでしょうが。金を一般会計から出すべき分を出されんから、赤字にしたんでしょうが。だから、今のうちに、あの計画、いろいろ白書とか何とかありましたよね、公共施設の総合管理計画の白書をつくりましたよね。あれに方針を書いてありますよね。例えば、消防団の何分団は更新とか、いろいろ書いてあるじゃないですか、あれのトータルでいくらということは、もう大体把握されてるんでしょう。更新費用というのは、固定資産の累計額を見ると、あれで取得ばするとわかるんですよね。百何十万円でしょう、1人当たりの更新費用を考えると、コストは。だから、それが必ず10年間ぐらいでしなければならないでしょう。だから、あなた方は平成32年度に個別計画をつくりますと、10年の長いスパンで考えたところでしよるわけでしょう。そうすると、必ず金が必要です。  せっかくだから、申しわけないけれども、そういう頭が働くんであれば、せっかくあの寄附をもらいましたね、5千何百万円、あれを特定じゃなくて、そういう公共施設管理更新事業基金とか何とか設立して、あそこに積み立てて、要するに、金の一会計をしてから、その残った分をいくら積み立てても条例で定めてせんことには、後々そこで慌てますよ。それをするのが本当は総務課長が所管する財務係なんですよ。  まだ言いたいこと山ほどありますけどね。そうしないことにはですね、本当に後々負担がかかりますよ。もう、あなた方は必ず言うけども、必ず税収というのは落ちてくるんですよ、これ。その宮野の有料社宅がどうなのか知らんけれども、住民税が入ってくるかもしれんよ。しかしながら、人口が減っていくならね、落ちてくるんですよ、必ず。何年かまでは人口減少モードに入っとるから、いたし方ないんですよ。やりたくても金がないならば、いろいろ言われますよ。だって、する金がないんでしょうもん、今。壊したくない金がこれだけあるわけ、5億何千万円かはね。これも一時期減ったよね、また。だんだんふえてきたのが、こうぼっと減ったでしょう。あれは結局、使ったから減るわけじゃん。それがコストとか何とかに反映しているわけでしょう。  だから、私は逆に9月の議会の平成30年度の決算の中身を見るのが楽しみで、日々研鑚に励んで、指摘するのか、褒めるのか、そのときに判断したいと思います。ありがとうございました。 179 ◯徳永範昭議長 ここでしばらく休憩します。                休憩(午後 3時09分)                再開(午後 3時21分) 180 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 濱崎 久議員 181 ◯徳永範昭議長 13番、濱崎久議員の登壇を許します。  濱崎議員から、一般質問席への飲み物の持ち込みの申し出がありましたので、許可しております。                 (濱崎 久議員登壇) 182 ◯濱崎 久議員 濱崎です。  1.長洲中学校の暴力事件について、誠実な答弁を求めます。  この事件の質問をするとき、教育委員会の答弁は、アンケートも記録もないという答弁です。ところが、昨今発見されたということで、今までの答弁の信憑性が疑われます。今までの答弁はうそだったのですか。内容は通告一覧表記載のとおりです。  次に、ないとされていたアンケートの類いが校長のパソコンから発見されたと新聞報道されました。町は肯定しています。隠蔽していたのですか。内容は通告一覧表記載のとおりです。 183 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。自席で休憩します。                休憩(午後 3時22分)                再開(午後 3時30分) 184 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 (「ちょっと待って。早口でよかけん、読んでもろたがよかばってんな。」と呼ぶ者あり) (「10分、ほんなら延長してくれ。」と呼ぶ者あり) (「ちょっと休憩してから話ばしよう。」と呼ぶ者あり)  しばらく休憩します。                休憩(午後 3時30分)                再開(午後 3時50分) 185 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  濱崎議員に申し上げます。通告一覧表は、あくまでも質問の要旨ですので、最初から読んでいただきます。特別に5分間だけ、35分に時間を……。 (「こっちから言わせんかい。」と呼ぶ者あり) (「質問が長かとやけん、いいですかねって聞かせんかい。」と呼ぶ者あり)  濱崎議員、どうぞ。 186 ◯濱崎 久議員 もう35分に延ばした。 187 ◯徳永範昭議長 はい。 188 ◯濱崎 久議員 こっちから言わんでよか。 189 ◯徳永範昭議長 どうぞ、言ってください。 190 ◯濱崎 久議員 この事件の質問をするとき、教育委員会の答弁は、アンケートも記録もないという答弁です。この問題が訴訟となり、調査の結果、このアンケートも記録もないという答弁は虚言ではないかと思われるようになりました。誠実にお答えください。長洲中学校の暴力事件、誠実な答弁を求めます。  事件当時の担任と校長に聞き取りをしていないというのが教育委員会の答弁だと言っています。いわゆる、担当課長はアンケートも記録もないという教育委員会の公式答弁を肯定し、証言しています。ところが、2月7日に裁判で、当時の校長からメモ書きをまとめたとの証言があったと答弁されました。証言は、担任からアンケートの結果の報告を受けて作成したメモを次の校長に引き継いだとしています。事件直後からアンケート結果の記録やその他の記録の類いが存在していると証言では明らかになりました。教育委員会の答弁によれば、意図的にうそをついたのではなく、当時なかったのが学校で発見されたと言っています。質問者は、学校も教育委員会の内部組織として捉えています。事件後7年経過して、当時なかったというものが学校で発見されたと答弁しています。これは、当時の担任や校長に確認して、アンケートも記録もないという教育委員会の公式答弁は意図的なうそをついたのではないかもしれないが、当時なかったと言っていたものが学校で発見されたことにより、アンケートも記録もないという答弁の信憑性が疑われます。誠実に答えてください。  次に、2点目として伺います。教師が危険を予知、回避する注意義務に違反したのではないかと質問するため、アンケートや記録の類いを求めたところ、教育委員会は当時の担任や校長に確認してないとされてきました。アンケートは、何があったかを知る貴重な資料です。この事件は、平成24年2月28日、授業中に発生しました。平成25年10月、この事件のことを知りました。記録にも残されておりますが、当時の担当者は、事件の事実、その後の行動について事細かに説明しています。ところが、裁判になりましたので詳しい説明は控えますと言明されました。そして、その後、事件当時の担任や校長に確認して、アンケートも記録もないという教育委員会の公式答弁となったのです。ところが、暴力に関するクラスメートのアンケート結果の記録を存在しないとしていた町が、校長のパソコンに保管されていたとして裁判所に証拠提出していたことは、新聞報道されました。それは、当時の校長が担任からアンケート結果の報告を受けて作成したとされるメモを提出したというものです。議会質問には、裁判中だから答弁できないとしながら、新聞取材には応じ、また、説明も詳しくしています。恐らくその取材の何日か前に行った議会質問には、記録の類いが発見されたことなど何らの説明もなく、新聞の暴露記事で知ることになりました。これは隠したのですか。  担当課長は、新聞報道の前に濱崎議員からアンケートも記録もないということについての質問があっておりますが、裁判にかかわる資料だから教育長の答弁としては答えないほうがいいと考えたと言っています。これは隠したのですか。新聞報道されるまで答弁していなかったのは、隠蔽したのですか。町にアンケート破棄の責任を問う二つ目の裁判を提起された後になって発見されたのではありませんか。校長のパソコンから発見されたものは、アンケート結果の報告を受けて作成したとされるメモだったんですか。それまでないとされた資料が校長のパソコンから発見されたのは、アンケート破棄の二つ目の裁判を原告がした後のことです。新聞取材には応じながら、議会には裁判中だからと答弁しないのは、隠したのですか、伺います。 191 ◯教育長(戸越政幸君) 濱崎議員の1点目の御質問にお答えいたします。  以前から申し上げておりますが、アンケートの回答そのものや、アンケートにかかわる学校からの報告書などにつきましては、委員会では保管していなかったため、なかったものであり、学校から見つかったものについては、教育委員会がなかったと申し上げてきたものと同一のものではなく、教育委員会では把握していなかったものでございます。学校から見つかったものは、裁判が進められる中で新たに見つかったものであります。  次に、2点目の御質問にお答えいたします。  学校で新たに見つかったものにつきましては、裁判所の求めに応じて資料として提出しておりました。本件の訴訟においては、原告が長洲町教育委員会または長洲町に対して、これまで開示を請求してきた文書の内容が不明確であり、原告がアンケートとアンケート調査に関してどのような内容、文書の開示を請求してきたのか、長洲町教育委員会または長洲町が当該請求にどのように対応してきたのかについては、それ自体が裁判において争点となっております。したがって、もともと不明確であり、争いとなっている事項については司法の判断に任せているところです。  以上です。 192 ◯濱崎 久議員 私は裁判のことを聞いているんじゃないんですよ、教育長。  それでは、再質問です。  発見されたものは、当時、アンケートも記録もないと言っていたものが発見されたのですか、どうですか。 193 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  発見されたものにつきましては、教育委員会が保管しているもの、または学校から報告が上がってきたものと同一のものではございません。学校で新たに発見されたものでございます。 194 ◯濱崎 久議員 学校教育課長は、新聞報道は事実ですと言っていますよね。アンケート結果の記録を存在しないとしていたが、校長のパソコンに保管されていたと新聞報道されております。これは違うんですか。 195 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  以前からも申し上げておりますが、教育委員会教育委員会が保管していたもの、学校から報告義務があって教育委員会が保管していたものについてはなかったと。今回は、それと同一のものではございませんで、学校で新たに発見されたものということで、以前から教育委員会がそれを認識していたものではございませんでした。 196 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、2月7日の証言によって、校長がメモしたものが発見された、これはそうですか。 197 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  これも以前申し上げました。裁判の中で原告からの請求があって、それを調べた結果、学校の校長室で発見したものでございます。 198 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、福冨校長が次の福島校長に引き継いだものが発見されたのですか。 199 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  今、学校でどのようなものが存在していたか、あるいは見つかったのかというものは、裁判の中で係争中でございますので、詳しい説明は差し控えさせていただきます。  以上でございます。 200 ◯濱崎 久議員 おかしいじゃないですか。それじゃあ、7月に裁判に証拠提出したものは、誰が記録したものとして提出されたんですか。 201 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  これも以前から申し上げておりました。当時の校長がというところで、当時の校長先生が私的にまとめたメモというものでございます。 202 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、当初に戻りますよ。発見されたものは、当時アンケーも記録もないと言ったものが発見されております。当時の福冨校長が書いたのが発見されたんでしょう。 203 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども申し上げました。その当時は、そういうものがあるというのは教育委員会でもわかってはおりませんでした。現在も、そのようなものがあるということはわかっておりませんで、裁判をする過程の中でわかってきたものでございます。 (「質問に答えてください、質問に。」と呼ぶ者あり)  お答えいたします。  先ほども申し上げました。教育委員会が以前から主張をしてきているものと同一のものではございませんで、新たに見つかったものというふうに教育委員会が認識しているものでございます。 204 ◯濱崎 久議員 新たに見つかったものって、教育委員会も学校も一緒じゃないんですか。質問している側は、一緒だと思って質問しているんですよ。福冨校長が書いたアンケートが出てきたんでしょう。そしたら、最初から記録はあったんじゃないんですか。 205 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  これも以前申し上げました。その当時どのような調査がされたのかというのは、詳しくはわかっておりませんが、その当時は教育委員会に保管しているもの、学校から報告が上がっているものはなかったというふうに聞いています。 206 ◯濱崎 久議員 議事録をよく読んでくださいよ。教育長がね、当時の担任や当時の校長に聞いて、そういったアンケートも記録もありませんと答弁しているんですよ。議事録を読んでください。だから、発見されたものは、当時なかったと言ったものが出てきたんじゃないですか。福冨校長が記録されたものでしょう。 207 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時の教育長がそのように申し上げたのかどうかということですけれども、教育委員会にあったもの、また今回見つかったものというものは、当時何を指していたのかというものが、これが今、裁判の中でも係争中になっています。当時教育委員会が言っていたものにそれが含まれるのかどうかというのも争点になっておりますので、その当時、教育長がどこまで含まれて申し上げたというのは、ちょっとわかりません。 (「議会の質問を言っている。裁判を言っているんじゃない、最初から。」と呼ぶ者あり)  お答えいたします。  その当時は、教育委員会が所管するものとしてはなかったと。ただ、学校に聞き取りをされたかどうかというのは、私がどこまでされたのかは、ちょっと存じてはおりません。 (「議事録見てから答弁しろ。議事録に書いてあるじゃん。」と呼ぶ者あり)  お答えいたします。  当時の教育長がどこまで含まれて言われたのかというのがわかりませんが、教育委員会で保管するものとしてはなかったというふうに、そのように私は捉えておりました。 (「学校も教育委員会も一緒だろう。」と呼ぶ者あり) 208 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、議長を通して話してください。 209 ◯濱崎 久議員 答弁をさせてください、まともに。 210 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時の教育長が、教育委員会にもないと、あと学校にも尋ねられたかと思いますが、どこまで調査がされたのかというのはわかっておりませんが、その当時は見つからなかったのではないかというふうに思っております。 211 ◯濱崎 久議員 貴重な質問時間をね、削って言いますので、もう一回言いますけどね、もうあとは聞かんでください。  当時の担任や校長に確認して、そういったものはないと、アンケートも記録もないと、そう議事録に残っとるでしょう。ところが今、当時の福冨校長が記録したものが出てきたということは、当時から学校内、いわゆる教育委員会所管の中にあるということでしょうが。
    212 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども申し上げました。学校からの報告が教育委員会にあっているものではなくて、その当時の校長が私的にメモをとられたものでございます。それが教育委員会まで報告の必要があるかどうかもございますけれども、その当時はなかったというふうに聞いております。 213 ◯濱崎 久議員 そう言うけどね、7月の裁判に証拠提出したものは、福冨校長が記録したものとして出したわけでしょう、裁判の証拠書類として。当時の担任や校長に聞いて、なかったという教育委員会の答弁と、福冨校長が当時から書いてあったものを裁判に証拠として出したもの、同じでしょうが。ということは、当時からあったわけでしょう。 214 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時はそれを探すことができませんでしたが、それに関しましては調査不足だったかもしれませんが、現在裁判の中で新たに見つかったものでございます。 (「だから何かい。ないと言うたとは、うそやったとやろ。」と呼ぶ者あり)  お答えいたします。  その当時は存在自体を確認してなかったということでございまして、それがどこまで調査されたのかというのは、現在ちょっとわかってはおりません。当時から、当時の校長がつくられたメモが教育委員会の中でなかったものに含まれているのかどうかというのは、今裁判の中でも係争中でございます。ですので、教育委員会が以前からなかったというものは、今回見つかりましたメモ程度のものについて、同一のものではないというふうに考えております。 215 ◯濱崎 久議員 同一のものじゃないなら、何で福冨校長が書いたのが同一のものじゃないんですか。 (「ごまかそうとしてもね、もうここまで来たら、ごまかしはでけんよ。」と呼ぶ者あり) 216 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほど教育長も申し上げましたが、その当時、何を求められていたのかというものが、現在不明確でございます。教育委員会の中でも、教育委員会で保管しているもの、学校から報告が上がってきたもの、それ以外のものというものが何を指しているのかというものが不明確でございました。ですので、当時は教育委員会のほうにもなかったと。ただ、裁判をする過程の中において、そういうものが発見されたということでございます。 217 ◯濱崎 久議員 ですからね、発見されたものは、当時アンケートも記録もないと言っていた、記録もないと言っていたものが発見されたわけでしょう、福冨校長が書いた。 218 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  教育委員会に保管があるもの、学校と保管しているものがないと。あくまでも今回見つかったものは私的なものでありまして、学校でそのような保管しているものとしてはなかったと。 (「通らん。それも教育委員会の所管でしょうが。」と呼ぶ者あり)  お答えいたします。  管理監督は教育委員会にあるということでございますが、全て教育委員会がつかんでいるものでもございませんし、今回新たに見つかったものが個人で私的なメモとして残っていたものでございまして、学校で保管、管理されていたものではございませんでしたので、教育委員会と学校のほうでもなかったというふうに考えております。 219 ◯濱崎 久議員 校長のパソコンから出てきたのは、管理してなかったんですか。個人が校長の公共のパソコンを使って、そういうふうにできるんですか。あくまでも、これは当時なかったという記録が、福冨校長が書いたという記録が出てきたんでしょう。それを証拠として裁判に出したわけでしょう。そしたら、福冨校長が最初から書いとったと言う。アンケートも記録もないという……、あったわけでしょうが。これを認めないとね、次の質問に行きませんよ。 (「質問がされんとやけん、休憩せんとしゃが。」と呼ぶ者あり) 220 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。                休憩(午後 4時15分)                再開(午後 4時35分) 221 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 222 ◯学校教育課長(松林智之君) 申しわけございませんでした。当時の教育長が言っていたものと、今回新たに見つかったものにつきましては、同一のものかどうかちゅうのがわかりませんでしたので、それは裁判所に提出をしておりまして、判断を委ねているという状況でございます。 223 ◯濱崎 久議員 そういうことを裁判所が聞きますか。  それでね、課長、私から質問したときに、平成30年9月15日、毎日新聞の報道、これはうそですかと言ったときに、正しいことですと言っていましたね。そのときの新聞にはこう書いてありますよ。あなたが正しいと言ったと。暴力に関するクラスメートへのアンケート結果の記録を存在しないとしていた町が、校長のパソコンに保管されていたとして、別の訴訟に証拠を提出していた。新聞にこう書いているんですよ。あなたが肯定したことですよ。 224 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  毎日新聞のコメントで述べておりますが、当然、当時の教育長もないというふうに言っておりましたので、ないというふうに思っていたが、これは裁判をする中で改めて調べ直した結果見つかったものと、そして、それは意図的に隠していたわけではないというコメントをしております。 225 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、質問してください。 226 ◯濱崎 久議員 答えが違うでしょう、質問の答えが。 227 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、直接話したりしないでください。濱崎議員、質問はありませんか。 228 ◯濱崎 久議員 答弁を先にさせてくださいよ。  それじゃあ、この新聞は、課長、違うんですか。 229 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  この新聞でコメントを述べておりますが、このないと申し上げましたのは、当時の教育長が言っておりました、教育委員会にもない、また学校にもないというふうに当時の教育長が言っておりましたので、ないと思っていたと。ただ、改めて調べ直したところで見つかったと。ただ、そのないと、先ほども何回も申し上げておりますが、ないと言ってきたものが今回見つかったものと同一のものであるかどうかというのはわかりませんので、先ほども申し上げましたとおり、裁判所のほうに判断を委ねているということでございます。 230 ◯濱崎 久議員 そんなうそを言うもんじゃないですよ。新聞にこう書いてありますよ、「当時の校長が担任からアンケート結果の報告を受けて作成したとされるメモを提出した」と、こう書いてありますよ。これは違うんですか。 (「本当のことを言えよ。」と呼ぶ者あり) (「本当のメモば知らんとやろだい、あんた。出てきたとと一緒かどうかって、わからんとやろだい。」と呼ぶ者あり) 231 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  その当時、クラスでとられた聞き取り調査というものの原本というのは存在しません。それ自体がどういうものかというものは私も存じません。当時の校長が担任からアンケート結果の報告を受けて作成したとされるというものが同一のものであるかどうかというものは、私にもわからないということでございまして、今裁判で係争中でございます。 232 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、どうしてそのようにして当時の校長が担任からアンケート結果の報告を受けて作成したとされるメモを提出したと、平成30年の9月15日に毎日新聞が報道しているのは違うというんですか。 233 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  その内容が同一のものかどうかというものは、裁判の中で裁判に委ねておりますので、実際私も確認したことはございませんので、これは裁判の中で決まっていくものだというふうに思っております。私もその原本のほうを見たこともございませんし、当時の校長がそのように申されたので、そういう発言があったので、調べ直した結果、そのようなものが見つかって、それを裁判所に提出したものでございます。 234 ◯濱崎 久議員 新聞が違うんですか。 235 ◯学校教育課長(松林智之君) 記事の中身につきましては、事実かどうかを踏まえて、今裁判の中で係争中でございますので、答弁は差し控えさせていただきます。 236 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、この新聞に書いてあるのは違うんですか。3回目。 237 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  何回も申し上げますが、この内容が事実かどうかというのは私もわかりませんので、裁判のほうに、裁判所のほうに委ねております。  以上でございます。 (「答弁をさしてください、質問に答えた答弁を。答弁をはぐらかしとる。」と呼ぶ者あり) (「質問は、これが違うかと聞いとるんです。違うとも何とも言わんでしょう。答弁をさせてください。この記事が違うのかと聞いとるんです。」と呼ぶ者あり) (「新聞記者が書いたっじゃろもん、自分の感覚で。」と呼ぶ者あり) (「認めとるわけよ。」と呼ぶ者あり) (「あんたが見たまま書いたっじゃなかつよ。新聞記者も知らんとやけん、それがほんなもんかあれちゅうことは。」と呼ぶ者あり)  お答えいたします。  先ほども申し上げました。これは新聞のほうが書かれた記事でございまして、その中身について事実かどうかということは、今裁判の中で係争中でございますので、私にはわかりません。 238 ◯濱崎 久議員 過去の議事録には、この新聞の記載は正しいと言われた。きょうはあやふやなことを言われる。それでいいんですね。 239 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  すいません、繰り返しになりますけども、現在、このような記事の中身に書かれていることが裁判の係争中の内容でございますので、私にはそれが本当かどうかというのはわかりませんし、司法の判断に委ねているという状況でございます。 240 ◯濱崎 久議員 この新聞記事をね、司法が判断するもんじゃないんです。あなたは前にね、この新聞の記事は正しいと言った。きょうはあやふやなことを言っている。それを聞いているんですよ。福冨校長が次の福島校長に引き継いだものが発見されたのですか。 241 ◯徳永範昭議長 一般質問の途中ですが、本日の会議時間は、議事日程に従い、あらかじめ延長します。 242 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  申しわけありませんが、これは今係争中の内容でございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。申しわけございません。 243 ◯濱崎 久議員 裁判所に提出した記録は、福冨校長が記録をしたと、これは確認しましたよね。ところが、その福冨校長が次の福島校長に引き継いだと言っているんですよ、証言しているんですよ。それは認めますか。 244 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  そのような内容に関しましては、現在係争中でございますので、お答えできません。申しわけございません。 245 ◯濱崎 久議員 それでは、福冨校長が福島校長に引き継いだのは、言えない。それじゃあ、引き継いだときは、メモの記録ですよね、それが校長のパソコンから出てきた、これは公共施設でですよ。パソコンには誰が入力したんですか。 246 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  申しわけございません、繰り返しになりますけれども、それは現在裁判で争っている内容でございますので、答弁は差し控えさせていただきます。申しわけございません。 247 ◯濱崎 久議員 発見されたものは、当時、アンケートも記録もないと言ったものではないわけですか、それでは。 248 ◯学校教育課長(松林智之君) そのようなものかどうかということは、私にはわかりません。現在裁判で争っている内容の部分に含まれているものでございますので、お答えできません。申しわけございません。 249 ◯濱崎 久議員 わかっている者が答えてください。 (「わからんとやろだい、わかっている者が答弁しよると。」と呼ぶ者あり) 250 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども申し上げました。その点はわかりませんので、お答えできません。 (「わかっとる者はおらんと。」と呼ぶ者あり) 251 ◯濱崎 久議員 教育委員会は、当時の校長と担任に確認して、アンケートも記録もないと答弁しています。ところが、2月7日、当時の校長は、担任からアンケートの報告を受けていると、メモして記録し、人事異動で次の校長に引き継いだと証言しました。これは教育委員会のないとする公式答弁と間逆の証言になりますが、当時の校長の虚言ですか。 252 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  そのような内容につきましては、裁判の中での証言でございます。司法の判断にお任せしておりますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。 253 ◯濱崎 久議員 はっきりしているものも答弁しないんですね。  それでは、当時の校長と担任に確認したとき、ないとされたのは、当時の校長が本当のことを言っていなかったのか、聞いた教育委員会が議会に間違った答弁をしていたのか、どっちですか。 254 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  これも先ほどから申し上げております。教育委員会と学校のほうには、ないということで、当時はなかったということで説明がされていたかと思います。今回見つかったものが、その教育委員会と学校にないというものが同一のものであるかどうかというのはわからないということで、今裁判の中で争点になっているものでございます。ですので、当時そのようなものがあったかどうかというものも含めて、今裁判の中で係争中でございます。その当時の教育長は、教育委員会と学校のほうには確認して、なかったというふうに聞いております。 255 ◯濱崎 久議員 当時、松林学校教育課長が当時、教育委員会に在籍しておったんですか。そして、今のように考えておったんですか。 256 ◯学校教育課長(松林智之君) すみません、当時とはどのようなときでございますでしょうか。すいません、ちょっといつの時点かというのがはっきりわかりませんので、もう一度お願いいたします。 (「アンケートも記録もないと言ったとき。」と呼ぶ者あり)  当時の教育長がそのように言われたときには、ちょっとはっきりと覚えておりませんが、課長補佐だったというふうに認識しています。課長補佐だったというふうに思います。 257 ◯濱崎 久議員 それじゃあ、はっきりわかるでしょう。当時の校長が本当のことを言っていなかったのか、聞いた教育委員会が議会に間違った答弁をしているか、どっちですか。 258 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時、教育長が言われたことに関しては、私担当しておりませんでしたので、その点に関しましてはわかりません。申しわけありません。 259 ◯濱崎 久議員 聞けば、わからないと言うし、教育長はこういう考えで言ったんだと、言ってもないのに教育長の代弁をするし、教育長はこういうふうに言ったと。え、どっちが本当なんですか。 260 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  私が昨年課長になりまして、裁判関係を担当することになりまして、その中で、当時どのようなニュアンスで当時の教育長が言われたのかというのがわかったわけでございます。その前の教育長が言われたその当時はどのようなことかということは、わかっておりませんでした。 261 ◯濱崎 久議員 わかっていないのに、よう当時の教育長はこういう気持ちで言ったんですよって、何ということを言うんですか。今、説明に来たとき、そう言うたでしょう。教育委員会は当時の担任と校長に確認して、アンケートも記録もないとしていました。ところが現在、教育委員会所管の学校に存在していたということは、ないという答弁と間逆の答弁です。結果的には、うそ答弁をしていたのですか。 262 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども何回も申し上げております。教育委員会が以前から主張してきているものと、学校で見つかったものについては同一のものではないというふうに考えておりますので、決して意図的にうそをついたということではございません。 263 ◯濱崎 久議員 当時の教育長はね、アンケートも記録もないと、こう言っているんですよ。それを、時においては曲解し、事実はこういうことなんです、どういうことなんですか、それは。統一してください。
    264 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時の教育長が言われたのは、教育委員会で保管しているもの、学校から報告が上がってきたもの、それも教育委員会で保管するもの、そのほか学校で保管するものについてはなかったというふうに聞いております。 265 ◯濱崎 久議員 違うんですよ。あなたが一人でそういうふうにね、曲解しないでくださいよ。当時の教育長はね、当時の担任と校長に確認して、アンケートも記録もありませんと、こう答弁しているんですよ。 266 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時の教育長が、当時の校長と担任に、アンケートにかかわるものとしてどこまで保管、どのようなものを保管しているのかというものは、どのように聞かれたというのが私にはわかりません。私が聞いておりますのは、教育委員会で保管しているもの、学校から報告が上がってきたもの、それと学校に保管しているものについては、なかったというふうに聞いております。個人的に保管しているものまでというものは聞いておりません。 267 ◯濱崎 久議員 当時の校長は、アンケート結果の報告をメモに記録したと、その存在を認める証言をしています。教育委員はないと、記録もないとしています。それは学校も教育委員会の内部のことであり、当時の担任や校長に確認して、ないという答弁は、議会の質問に対しては存在すると答弁すべきではなかったのですか。それを数年間ないとしてきたことは、間違っていた、結果的にはうその答弁になっていたと認めるべきではありませんか。 268 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  再三の繰り返しになりますけれども、当時教育長が申されていたのは、教育委員会が保管しているもの、学校から報告が上がってきたもの、また学校で保管されているものについて、当時の校長や担任に聞いた上で、ないということで、教育委員会にもない、学校にもないというところで聞いております。 269 ◯濱崎 久議員 それは違います。 270 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  私が把握している分は、先ほど申しました、教育委員会、学校から報告書が上がってきたもの、学校に保管されているものについては、ないというふうに当時の教育長が言われたものというふうに聞いております。  以上でございます。 271 ◯濱崎 久議員 それは違います。あなたは本人じゃないでしょう。私が質問したことに対して、教育長は、アンケートも記録もない、当時の担任や校長に確認した、こう言ったんですよ。それ以外の言葉は言っていませんよ。 272 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほども申し上げました、それ以上のことにつきましては、私は把握しておりません。ですので、わかりません。  以上でございます。 273 ◯濱崎 久議員 だから、この答弁はうそじゃなかったのかと聞いているんですよ。教育委員会としてうそじゃなかったかと。引き継ぎを受けた今の担当者として、うそじゃなかったかと、それを聞いているんですよ。 274 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  私は、うそをついているものとは思っておりません。当時の教育長がそのように言われたというのを聞いたところで申し上げたところでございます。 275 ◯濱崎 久議員 課長はね、うそをついていないということですけど、現実が出てきたでしょう、7年たって、校長のパソコンから。パソコンから出てきたのを証拠書類として教育委員会は裁判所にまで出しているんでしょう。そしたら、アンケートも記録もない、その答弁は違っていたと、そういうことになるんじゃないんですか。 276 ◯徳永範昭議長 では、しばらく休憩します。                休憩(午後 5時05分)                再開(午後 5時17分) 277 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 278 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほどから繰り返しになりますが、当時の教育長、また教育委員会が以前からないと言ってきたものにつきましては、教育委員会で保管しているもの、学校から報告が上がってきたもの、また学校に保管しているものはないというふうに言ってきたものでありまして、今回見つかったものにつきまして、それらが同一のものではございません。また、それがどのようなものかというものは、今裁判所のほうで係争中でございますので、判断を委ねているという状況でございます。 279 ◯濱崎 久議員 どんなにね、今うそを言おうとしてもね、それは違うんですよ。尾ひれをつけて言ってもね、言葉としてはアンケートも記録もないと、これだけなんですよ。それをね、当事者でない人が、当事者の私に説得しようとしてもね、そういううそは通りません。よく反省してください。  当時の校長は、アンケートのコピーを原告に渡すと約束しておりましたが、後日、関係者から引きとめられ、渡せないと涙ながらに原告の自宅に来られ、謝罪されたとも聞きます。事件当時の福冨校長は、メモ記録を次の福島校長に引き継いだと証言しています。福島校長は、前任校長からでなく、担任からもらったと証言しています。しかし、しかし担任の山村教諭は、福島校長とは面識もなく、渡していないと、三人三様の証言です。これが今行われている裁判です。こうした裁判の中身のことは、今後、判決後、質問します。今の段階では何にも答弁しないので、質問ができません。書類を準備しておいてください。いいですか、約束してください。 280 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  裁判にかかわるものの内容につきましては、出せるもの、出せないものもございますので、それらについては判断をさせてもらいたいというふうに考えております。 281 ◯濱崎 久議員 判決後です。 282 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  出せるもの、出せないものに関しましては、そのときに判断をさせてもらえればというふうに考えております。 283 ◯濱崎 久議員 それでは、お尋ねします。  原告がアンケートのコピーを求めたが、個人情報として拒否したとありますが、本当ですか。 284 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  裁判の内容にかかわることでございますので、申しわけありません、答弁は差し控えさせていただきます。 285 ◯濱崎 久議員 その後、原告が情報公開請求したら、廃棄したとして非開示決定したとありますが、本当ですか。 286 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  そちらにつきましても、裁判の一連の中のことでございますので、答弁は差し控えさせていただきます。 287 ◯濱崎 久議員 答弁は差し控えるとありますけどね、新聞にこう書いてあるんですよ、平成28年の12月24日、アンケートのコピーを求め続けたが、町教育委員会は2014年1月、個人情報を理由に拒否、2015年、平成27年11月、情報公開請求に対する非開示の決定通知と訴訟の準備書面でいずれも廃棄したと、町教育委員会は取材に対し廃棄時期を明らかにしていないと報道しているんですが、違うんですか。 288 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  いわゆるアンケートにかかわる訴訟というものの内容にかかわる部分でございますので、この場では答弁のほうを差し控えさせていただきたいと思います。 289 ◯濱崎 久議員 答弁は差し控えてもね、新聞にね、公表しているんです、報道しているんですよ。答えは教育委員会のあなたがしたんでしょう。それで新聞がこう報道しているんですよ。そういったことも伏せるんですか。卑怯じゃないですか。アンケートの実態、日常的に暴力行為が存在していることを生徒が記載しているのではありませんか。生徒やその他の情報によれば、給食を片づけようとしているとき、後ろからお盆でたたかれたとか、音楽室でいきなり頭をたたかれたとか、帰りの会でかばんをとりに行って、いきなりたたかれたと、こういうような情報を私は得ていますよ。こうしたアンケートの実態は、日常的に暴力行為が存在し、教師が予見、回避する注意義務を怠っていた実態を生徒が記載しているのではありませんか、伺います。 290 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  再三繰り返しになりますけれども、裁判の内容にかかわることでございますので、その詳しい内容につきまして、答弁のほうは差し控えさせていただきたいというふうに思います。申しわけございません。 291 ◯濱崎 久議員 教育委員会はアンケートも記録もないと答弁しますが、当時の校長は当初から、あると証言しています。証言しているアンケートの類いは開示できませんか。教師が危険を予見、回避する注意義務を怠っていないのなら、堂々と開示すべきではありませんか。 292 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  そのものについては、現在、裁判所のほうに資料として提出しておりまして、裁判の係争中に係るものでございますので、開示のほうは差し控えさせてもらいたいと、また、その内容についても答弁を差し控えさせていただきたいというふうに思います。 293 ◯濱崎 久議員 控えはあるんでしょう。 294 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  裁判所に提出している資料につきましては、控えのほうは教育委員会のほうで保管をしているものでございます。 295 ◯濱崎 久議員 これらのことは、新聞報道で暴露されるまで議会説明などあっておりません。教育委員会は教育委員も含め、こぞって隠していたのですか、お伺いいたします。 296 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  決して隠していたわけではございません。  以上でございます。 297 ◯濱崎 久議員 つじつまの合うような答弁を今度から考えてください。  2.火葬場道路はいつ改善、改修完了するんですか、伺います。 298 ◯町 長(中逸博光君) 濱崎議員の御質問にお答えいたします。  御指摘の道路は、新山海岸エリアトイレから火葬場までの約200メートルの道路整備かと存じます。この道路整備につきましては、国道389号新山・磯町区間の供用開始後に舗装工事を予定しておりましたので、今年度の補正予算に計上いたしまして、工事の完了を目指してまいりたいと思います。 299 ◯濱崎 久議員 今年度中ということで確認いたしました。  3.四分団格納庫進入路拡張について伺います。  現在地での侵入路拡張で、背後地の住民の利便を考慮すべきでないか、伺います。 300 ◯町 長(中逸博光君) この道路の拡張につきましては、今年度、用地測量と建物等の調査を計画しております。今後の整備につきましては、地権者の方に用地等の御相談をさせていただき、御協力をいただければ、用地取得等を行い、1日でも早く道路拡張が実現できるよう努力したいと考えております。 301 ◯濱崎 久議員 このことはですね、町長、今の計画とおり推し進めれば、背後地にある住民たちが助かることなんですよ。ひいてはですね、長洲町にまだ住宅が建って、そして人口がふえるという希望があるんですよ。ぜひやっていただきたい。  次は、4.BG海洋センタージョギング、ゴム面の改修について伺います。  30年ぐらい前、私が提案して、現在のジョギングコースをゴム面で整備がなされたことを思い出します。年数を重ね、下本町のコースと比べ劣化が進み、住民の要望もあり、改善すべきではないか、伺います。 302 ◯教育長(戸越政幸君) 濱崎議員の御質問にお答えいたします。  議員が御指摘のB&Gジョギングコースとは、延長543メートル、平均幅員3メートルのゴムチップ舗装のジョギングコースとして昭和63年度に総合スポーツセンター内に整備し、約30年を経過した施設です。一方、下本区のコースとは、平成27年度に完成したみなと憩い広場内に整備された全長240メートルのコースです。これらの二つのコースを比較しますと、スポーツセンターのコースは経年劣化が進んでいることは担当課でも認識しており、利用上特に支障を来すような箇所の補修については、昨年度において実施したところです。しかし、全面的な改修となりますと多額の費用が必要となりますので、次年度に策定予定の長洲町公共施設等総合管理計画の個別計画に従いまして、計画的な整備を進めていきたいと思います。  以上です。 303 ◯濱崎 久議員 どんな計画を持っていますか。 304 ◯生涯学習課長(藤井 司君) お答えいたします。  全面改修といった場合ですね、先ほど教育長が申されましたとおり、次年度にまた個別計画を策定いたしますので、そのあたりでですね、また詳しいところ、詳細については計画してまいりたいと思います。今のところですね、費用的には約3,000万円程度かかるんではないかと、こちらでは認識しているところでございます。 305 ◯濱崎 久議員 大体の計画はどう計画をしているんですか。今ですね、アスファルトのかたさよりも、ゴム面のほうがかたいという利用者の弁があるんですよ。私も走ってみましたけど、やっぱり舗装道路みたいだなという感じは持っているんです。ですから、あそこはやっぱり利用している人がいっぱいおるんですよね。特に今、下本町ができて、あそこを走ってみたら、これは本当にいいところだと。だから、下本町とBGと比較するときにですね、そういう要望が出てくるんですよね。どういう、何年ぐらいで計画とか、ありませんか。 306 ◯生涯学習課長(藤井 司君) 確かに経年劣化でですね、ゴムチップの厚さが1センチほどもともとあったんですけれども、ゴムの部分も硬化している部分もあるかと思います。昨年度実施いたしました部分については、比較しますと、やはりゴムのかたさが違うなというのは実感しております。それとまた、詳しい計画というところは、また今後ですね、また煮詰めていかなければならない部分とは思いますので、また今現在はですね、そこまで詳しいところは内容は策定しておりません。  以上でございます。 307 ◯濱崎 久議員 町長にお伺いしますけどね、せっかくBGがああいうふうにしてあるんですから、担当課ではこう言っていますけど、町長のほうでですね、何か積極的にやる方法を検討していただきたいと思いますが、どうですか。 308 ◯町 長(中逸博光君) 先ほど教育長が述べられましたが、非常にやっぱり多額な費用がかかるわけでございます。その辺の財政的な面をやはり考慮しながら、濱崎議員が申されたことも考えて、やっぱり進めていかなくちゃならないと考えているとこでございます。 309 ◯濱崎 久議員 やっぱり住民の利用者はですね、下本町にできたから、ああ、これが本当の姿だったんだなと、今聞いてみますと、昭和63年と言いますとですね、随分前なんだな、今の課長たちも、まだ学校生活時代じゃないかなというような考えも持ちますけどね、そうなりますと、やっぱり本当にあのグラウンドをですね、BGのグラウンドを使って、利用者がというのは、中逸町長の時代にこういうような施設を改修してもらったんだなという住民のいい声も出てくると思うんですよ。しっかり、財政的なこともあるでしょうけど、何か工面をして、例えばBGの会長あたりに泣きついてプールをつくってもらったようにですね、何か方法もあるんじゃなかろうかと思いますのでね、ひとつ考えていただきたいと思います。  次、5.商工会事務所が入居する公共施設は建物として危険ではないのかお伺いをいたします。  海の玄関口として、みすぼらしい町の貧乏度をさらしているとしか思われません。何より入居している人たちの安全性は保たれているのか、町の建物として危険ではないか、対策は大丈夫か、お伺いいたします。 310 ◯町 長(中逸博光君) 濱崎議員の御質問にお答えいたします。  長洲町観光物産館は、町の生産品販路拡張並びに観光宣伝を行うことにより産業の振興を図ることを目的として昭和43年に町が建設し、約50年間経過をしております。現在、長洲町観光物産館は、長洲町商工会及び個人事業者が使用しておりますが、施設の老朽化が進んでいるため、町といたしましても、長洲町公共施設総合管理計画において早急な検討が必要と位置づけております。そのような中、平成30年9月に開催いたしました第1回長洲町公共施設等マネジメント推進委員会においても、施設の廃止が適当と認められ、現在事務所移転等に関する協議を関係者と進めているところでございます。 311 ◯濱崎 久議員 あの物産館がですね、建築されたとき、私は町の職員としてつぶさに見てきたわけですけどね、当時の商工会の事務所がなかったわけですよね。ですから、あそこに宮路利行さんが会長のときに建てたと。その前は吉村ガソリンスタンドの給油所であったと。当時からすると、若干、町とフェリーとはですね、いがみ合うというような状態にはなったんですよね。フェリーとしては、本当に道からすぐフェリーの存在が見えるようにしたい。ところが、あそこに物産館を建てると。その当時のことを考えると、今、中逸町長が誕生して、この物産館を何とかすると、そして、フェリーと手を結ぶということじゃないけどですね、仲よくして、海の玄関口をさらに整備していくというようなですね、ひとつそういった気持ちを持ってですね、あの港周辺をですね、何とか考えていくというようなことをですね、考えられたらどうかなと思うんですけどね。ちょっと町長。 312 ◯町 長(中逸博光君) 濱崎議員が申されたように、港周辺の整備というのは、これから、やはりフェリーとして西の玄関口でもありますので、長洲町の発展のためにも必要な整備でございます。しかしながら、今やっぱり財政状況を鑑み、有明フェリーと、いろいろな県とか打ち合わせしながら、今後どのような位置づけにしていくかというのを検討させていただきたいと思っております。 313 ◯濱崎 久議員 提言しますと、フェリーの事務所だったところがまだそのまま残っとるでしょう。ですから、あそこの活用あたりもできるんじゃなかろうかと。できればあの物産館をですね、何とか解体して、そしてフェリーと仲よくしてですね、あの港周辺の開発をする。フェリーの駐車場もですね、町有地なんですよね。それで町有地の問題と、それから、せっかく下本町の下に遊歩道あたりができてですね、そして、港のほうも改修していく、本当にですね、海の玄関口として今がチャンスだと私は思うんですよ。そして、県の力も借りて、何とかそういった計画を持って、そして、今の中逸町政の中においてですね、その一歩をつけるということをしていただければ非常に町のためにはなってくるんではなかろうかと思います。  次は、6.ごみ収集車の当て逃げについて伺います。  3月19日、ごみ収集者が永方区築地公園フェンスに当て逃げして、放置した事件について説明を求めます。 314 ◯町 長(中逸博光君) 濱崎議員の御質問にお答えいたします。  お尋ねの平成31年3月19日に発生しました、町業務委託を受けた株式会社那須商会のごみ収集車が、3月19日午前11時半ごろ、長洲町大字永塩の永方築地広場フェンスに接触するという事故を起こしました。また、事故発生後すぐに警察に連絡することなく、その場を立ち去り、後日、警察から事故についての問い合わせがあり、その後、警察との現場検証を行ったということを、3月22日午前、当日運転を行っていった本人が町に出向、出向いて報告を行いました。本事故の状況につきましては、以上のとおりです。  この件につきまして、3月25日、書面にて株式会社那須商会より、事故報告書の提出がありました。また併せて、その場にて、町に対して株式会社那須商会より、事故発生及びその後の不適切な対応について陳謝され、担当課長より口頭で注意を行ったところでございます。  以上が事故に関する概要でございます。 315 ◯濱崎 久議員 当て逃げした後、那須商会の会社として部長報告などで会社は承知しながら、その後、会社ぐるみ、4日間も放置しております。今町長が言われたように。ついに目撃者は怒って通報し、公表されることになりました。町のキャラクターのふれきんちゃんのマークをつけたごみ収集車がこんな事件を起こして、町の恥です。那須商会は、過去にもし尿収集に伴い、不正事件を起こしています。 316 ◯徳永範昭議長 濱崎議員、通告外の発言はしないでください。那須商会の。 317 ◯濱崎 久議員 これ那須商会ですよ。那須商会は、過去にもし尿収集に伴い、不正事件を起こしています。課長は、そのときの議事録を閲覧されましたか。山鹿市のし尿48トン不正投入や、船積み疑惑、顛末書を初め、行政処分も受けています。こんな会社に委託を任せていいのかと、住民の強い非難の声を聞きます。ばれなきゃいいという社風、どう考えますか。 318 ◯住民環境課長(山隈 司君) 今回、ごみ収集車が事故を起こして、その後、警察に連絡すべきところを連絡せずに立ち去ったと、不適切な処置をとったということについては、当然非難されてしかるべきだと思います。町の業務につきましては、法律にのっとって、現在業務を行っているというところでございます。 319 ◯濱崎 久議員 課長には私が議事録をコピーしたのを、何日間か読むようにということで出しておりましたけど、読まれたんですか。どういうことを感じられましたか。 (「休憩休憩。」と呼ぶ者あり)
    320 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。                休憩(午後 5時43分)                再開(午後 5時52分) 321 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  濱崎議員に申し上げます。ごみ収集車の当て逃げについての議題でありますので、通告に従って発言してください。 322 ◯濱崎 久議員 終わります。執行部の皆さん、御苦労さんでした。 323 ◯徳永範昭議長 お諮りします。  本日の会議はこれで延会したいと思います。これに御異議ありませんか。                 (異議なしの声あり) 324 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。  したがって本日はこれで延会することに決定しました。  本日はこれで延会します。                延会(午後 5時53分) Copyright © Nagasu Town Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...