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  1. 長洲町議会 2018-12-10
    平成30年第4回定例会(第1号) 本文 2018-12-10


    取得元: 長洲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                開会(午前10時00分) ◯徳永範昭議長 おはようございます。  ただいまから、平成30年第4回長洲町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。 ─────────────────────────────────────────── 日程第1 会議録署名議員の指名について 2 ◯徳永範昭議長 日程第1、会議録署名議員の指名についてを行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、6番、荒木睦子議員及び13番、濱崎久議員を指名します。 ─────────────────────────────────────────── 日程第2 会期の決定について 3 ◯徳永範昭議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  会期の決定についてお諮りします。  本定例会の会期は、本日から12月14日までの5日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (異議なしの声あり) 4 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。したがって、会期は、本日から12月14日までの5日間と決定しました。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  有明新報社高本編集部次長及び熊本日日新聞社原支局長から写真撮影の申し出がありましたので、許可しています。 ─────────────────────────────────────────── 日程第3 諸報告について 5 ◯徳永範昭議長 日程第3、諸報告についてを行います。
     議長報告をいたします。  本定例会に出席する説明員の職及び氏名は、お手元に配付のとおりです。  また、本日までの議長の行動は、お手元に配付のとおりです。  次に、11月21日に開催されました第62回町村議会議長全国大会資料を議員控室に供覧していますので、御一読願います。  次に、閉会中に受理した陳情等は、お手元に配付しました写しのとおりです。  次に、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査の結果報告書は、お手元に配付いたしました写しのとおり、提出されております。 ─────────────────────────────────────────── 招集権者の発言 6 ◯徳永範昭議長 ここで、招集権者の発言を許します。 7 ◯町 長(中逸博光君) 皆様、おはようございます。  本日は、平成30年第4回長洲町議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様におかれましては、御多用の中、御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。また、議員の皆様の御健勝を心からお喜び申し上げますと共に、平素よりの御精励に対し深く敬意を表する次第であります。  さて、10月21日に、「未来へ輝け!金魚サミットinながす」を開催し、奈良県大和郡山市、愛知県弥富市、長洲町が協力連携し、金魚を活かしたまちづくり、魅力ある金魚養殖業の創出、産業基盤を築くことで、金魚養殖業の更なる振興を図っていくことを宣言いたしました。  翌22日には、恒例の金魚と鯉の郷まつりを開催し、約2万人の方々が来場され、長洲金魚の魅力を広く発信することができ、どちらのイベントも盛況のうちに無事終了することができました。  議員の皆様におかれましては、この場をお借りし、御礼と感謝を申し上げますと共に、今後も引き続き金魚の町長洲町として、さまざまな情報を発信し、町内外へ広くPRしてまいりますので、議員の皆様の御支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。  また、10月には、長洲町のこれまでの干潟再生への取り組みが評価され、熊本北部漁業協同組合と共に、肥後の水とみどりの愛護賞を受賞いたしました。  今後も、8月に設立いたしました12の行政や民間企業から成る水産振興及び干潟再生協議会を通じて、干潟再生事業等に取り組むことで、水産業の振興、地域の活性化へとつなげてまいりたいと考えております。  福祉におきましては、11月30日に(株)セブン-イレブン・ジャパンとの高齢者見守りネットワークの協定を締結し、既に協定を結んでいます町内事業所18社と一体となり、安全安心なまちづくりを更に推進してまいりたいと考えております。  本定例会につきましては、既に配付してあります議案書にありますように、平成30年度長洲町一般会計補正予算の専決処分の承認を求めることについての案件が1件、熊本県市町村総合事務組合規約の一部変更についての案件が1件、長洲町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての案件が1件、金魚と鯉の郷広場条例の一部改正についての案件が1件あります。  また、長洲町の一般会計補正予算を含む補正予算に関する案件が4件、ながす未来館の指定管理者の指定についての案件が1件、長洲町固定資産評価審査委員会の委員の選任についての同意案件が1件、以上合わせまして、10件の御審議をお願いするものであります。  議案の詳細につきましては、それぞれの担当課長より説明いたします。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げ、招集権者の挨拶とさせていただきます。 ─────────────────────────────────────────── 日程第4 一般質問 竹本信次議員 8 ◯徳永範昭議長 日程第4、一般質問を行います。  それでは、順番に発言を許します。  5番、竹本信次議員の登壇を許します。                 (竹本信次議員登壇) 9 ◯竹本信次議員 おはようございます。トップバッターの5番議員の竹本です。将来を見据え、町の発展のため、一歩踏み出す勇気と情熱を持って通告に従い一般質問を行います。どうぞよろしくお願いします。  質問事項1、これからのまちづくりや地域ごとのまちづくりについて。  我が国は少子高齢化が進み、本格的な人口減少社会に突入し、それにより各自治体とも元気を失い気味であります。それをはね返すために、各市町村とも積極的なまちおこし施策、例えば、定住増、観光事業等の手を打つも既に相打ちの様相となっています。  しかし、それであっても休むことはままならず、そのままであったならば、いずれ沈没しかねません。よって、何としても前に進める施策の展開は必要不可欠であります。  以上を踏まえ、質問します。  (1)まちづくりの目標、「快適な暮らしができる安心のあるまち」に向けた取り組み状況について、以下伺う。  1)有明海沿岸道路、大牟田から長洲延伸の早期着工に向けた国への要望活動により、連絡路整備状況や長洲までの延伸整備計画はどうなっているか。  2)長洲西地区都市再生整備計画の整備目標である有明海と人、自然、観光、文化が織り成す「みなとまち」づくりが、平成26年度から開始され、平成30年度、今年度で終了しますが、「みなとまち」は5年前と比べてどう変わったか。  3)駅南側よけの上地区整備構想ですが、これからのまちづくりに向けた開発ビジョンをどのように考えるか。  4)南関インター名石浜工業団地や長洲港を結び、観光、物流面で重要な都市計画道路赤田・上沖洲線の早期着工に向けた県への要望活動により、道路整備計画をどう推進しているか。  5)向野・平原線道路整備は今年度で完了する。完了後、赤田・腹赤線の道路改良を行うとなっていたが、この道路改良整備の実施計画はどうなっているか。  (2)人口減少時代に合ったまちづくりや地域ごとのまちづくりの進め方を伺う。  以上、お伺いします。 10 ◯町 長(中逸博光君) 竹本議員の2点の質問についてお答えいたします。  1点目の快適な暮らしができる安心のあるまちについてですが、現在の有明海沿岸道路の整備状況は、福岡県と佐賀県で整備が進む中、昨年9月に福岡県の徳益インターチェンジから大川東インターチェンジ区間が開通し、大牟田市から鹿島市までの計画延長55キロのうち自動車専用道路30.3キロ、一般部9.6キロが開通しており、物流、観光、防災などへの機能が一段と向上し、地域活性化につながるものと大きな期待が寄せられています。  このような中、三池港インターチェンジの災害時からの連絡路として、荒尾競馬場跡地までの2.7キロが延伸となり、平成27年度から整備着手されております。現在は、荒尾競馬場跡地までの連絡路整備や測量、調査設計、用地買収等進んでおりますが、大牟田市から長洲町の区間は、平成26年度に計画段階評価が完了し、平成27年4月に都市計画決定がなされたものの、新規事業採択までは至っておりません。この道路は、災害発生時の命の道として、防災・減災の役割や緊急搬送の時間短縮にも寄与すると共に、有明海沿岸地域の経済や観光に大きな期待が寄せられているもので、1日も早い都市計画決定となった長洲町までの、国直轄による早期整備に向けて要望して参ります。  長洲西地区都市再生整備計画は、平成26年度から平成30年度までの5カ年計画として、長洲港周辺のにぎわいを創出し、「みなとまち」らしい景観を楽しめる場を創出することを目的とした計画であります。  この計画に基づく事業の実施に当たっては、国の社会資本整備総合交付金を活用し、これまで町内の交流人口の増加や金魚と鯉の郷広場への来場者の回遊性を高めるために、金魚と鯉の郷広場のトイレを中心とした改修事業や観光案内板の設置、街路灯の整備等を行っており、今年度におきましては、金魚の館内に観光交流機能を向上させるための施設整備を行っているところであります。  5年前からの変化といたしましては、金魚と鯉の郷広場の施設整備及び充実が図られたことにより、来場者数の増加につながっていることや、長洲港周辺の景観の改善により、有明フェリーを通した広域的な観光客の誘致につながっているものと考えております。  また、新塘からスポーツセンターにかけて、LED街路灯の設置を行っており、今年度には、名石浜緑地帯、長洲駅海岸線への設置も行うことで、より明るいまちづくりが推進できていると感じております。  よけの上地区につきましては、平成26年3月に策定いたしました長洲町住宅マスタープランにおいて、コンパクトなまちづくりを実現し、定住促進を図ることとしております。現在、この地区には、民間事業者による宅地造成が進み、住宅地が少しずつ広がりを見せているところです。  町では、このような住宅地の広がりに併せて、道路や水路などを計画的に整備しているところでありますが、引き続きインフラの整備を行っていくと共に、コンパクトな町を実現するため、商業施設の誘致などを並行して進めてまいりたいと考えております。  赤田・上沖洲線は、昭和37年に都市計画決定された上沖洲地内から永塩地内までの総延長5.97キロメートルの都市計画道路であり、南関町、荒尾市、長洲町を結ぶ縦軸として、地域間道路ネットワークの強化及び南関インター名石浜工業団地、長洲港の沿岸部を結び、物流や観光面の発展に欠かせない重要な道路と考えております。  現在は、熊本県へ要望活動を行った結果、国道208号以南の道路整備について、検討会が設置され、早期着工に向け、熊本県、荒尾市、長洲町の三者で協議を進めているところであり、長洲町や周辺市町の発展に欠かせない重要な道路として、早期整備に向けて努力してまいります。  町道赤田・腹赤線は国道501号線から荒尾市まで横断する町道であり、御指摘の区間は清源寺地内の住宅地から、町道向野・平原線まで接続する道路整備のことと推察いたします。  現在の整備状況としましては、町道向野・平原線との交差点付近から安全面を考慮し、約40メートルを部分的に拡幅している状況でございます。  また、今後、町道赤田・腹赤線の整備計画についてですが、現在、早期整備に向け、協議を進めている町道赤田・上沖洲線の整備状況を見ながら、総合的に検討してまいりたいと考えております。  次に、2点目の御質問にお答えいたします。  人口減少が進行する社会情勢において、長洲町におきましても、徐々に減少している傾向にあり、人口減少の緩和は喫緊の課題となっております。  そのような中、町におきましては、平成27年に長洲町人口ビジョンを策定し、人口減少の緩和を図るために、将来推計人口の目標を定め、現在、定住化の促進や福祉、教育の充実など各種事業を推進しているところでございます。  今後、人口減少に伴った地域環境の変化などによる地域コミュニティーの低下も懸念される中において、地域組織における主体的、自律的な取り組みの向上は必要不可欠であり、町におきましても、地域組織に対する支援を初め、共に連携した共助の地域づくりに取り組んでいかなければならないと考えているところでございます。 11 ◯竹本信次議員 それでは、再質問させていただきます。  まず最初に、(1)の1)の再質問ですが、有明海沿岸道路、大牟田長洲の延伸については、平成25年5月に、九州地方整備局有明海沿岸道路関連予算で、三池港ICから長洲町までの道路調査予算がついたと報道され、8月には計画段階評価の手続が進められ、整備主体概略ルート、構造の検討に入っていると報道されてから、もう早5年が過ぎました。  現在、1期事業として福岡県、佐賀県を結ぶ約55キロが着々と整備されています。  また、2期事業として、1期事業の終着点である三池港ICから長洲町までの区間が平成27年4月に都市計画決定しました。  このような中、1期事業である三池港IC入口交差点が台風時の高潮による冠水が発生しているということから、三池港ICの形状変更連絡路整備として、荒尾競馬場跡地まで延伸し、災害発生時の機能を着実に確保することとなりましたよね。  その後の取り組みとして、有明海沿岸道路の早期整備へ向け、有明沿岸道路建設促進熊本県期成会や有明海沿岸道路「荒尾・玉名地域」整備促進期成会と要望活動を行うと共に、連絡路整備早期完成へ向け、国への協力をしていきますと報道されています。  が、長洲までの延伸についての要望事項の結果がですね、町民には伝わってきません。先月も、期成会の国への要望活動のため上京されましたよね。有明海沿岸道路荒尾競馬場跡地から長洲までの延伸ルートまでの新規事業採択時評価、難しい事業評価ですけども、これは多分事業費を予算化しようとする事業じゃないかなというふうに思います。の早期着手による事業化実現という要望書を国土交通省の池田道路局長に渡されたと報道があっています。  「え、まだこんな状況」というふうに思ったところです。  そして、今、町長の答弁でも新規事業採択までは至ってないと言われましたが、まだ、長洲までの延伸ルートの事業化は実現していないのでしょうか。伺います。 12 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  長洲町までの延伸ルートにつきましては、計画段階評価が完了いたしまして、都市計画が決定されております。  有明海沿岸道路、熊本県側につきましては、熊本県、佐賀県の県庁所在地を最短で結びまして、九州縦貫自動車道などの高速道路網とネットワークを形成すると共に、拠点となります熊本港、長洲港、三池港、佐賀空港などの重点拠点を効果的に結ぶことによりまして、産業振興が見込まれております。  沿線活動の高潤滑な活動によりまして、九州全体の発展につながりまして、熊本の地震からの復興を加速させていく大きな原動力とも考えております。  答弁にもございましたとおり、本道路につきましては、国が進めております有明海沿岸道路と一体となって効果を発揮する道路であることからも、国直轄による早期整備に向け、今後も引き続きまして、関連期成会と共に連携しまして、国や熊本県、関係機関への要望などの働きかけを積極的にしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 13 ◯竹本信次議員 私が聞いてるのはね、今町長が答弁したように、まだ、新規事業採択までは至っていないんですね。 14 ◯建設課長(城戸主税君) はい。新規事業採択までは至っておりません。  以上です。 15 ◯竹本信次議員 長洲までの延伸ですけども、平成27年4月にですね、都市計画が決定し、来年度で5年になるんですよね。で、私も国の事業にずっとこう携わってきた人間ですけども、大体5年、5年という形で見直しがされてですね、私ももうある日突然、来年度から事業がなくなりますという経験をしてきましたけども、心配なのはですね、新規事業採択時評価において、これ再評価ちゅうのがあるんですよね。ですから、再評価のでですね。国の考え方が変わるということはないんでしょうね。 16 ◯町 長(中逸博光君) それはないと確信しております。 17 ◯竹本信次議員 今の町長の答弁聞いて安心します。これの沿岸道路については、町長を含め、荒尾と一緒になってですね、一生懸命、国にですね、要望活動を行っていますので、引き続き頑張っていただいてですね、沿岸道路のですね、早期実現に向けて頑張っていただきたいなというふうに思います。  次に、(1)の2)の長洲西地区都市再生整備計画5年間における整備事業に関わる再質問ですが、第1回変更が平成29年12月、第2回変更が平成30年7月にあっていますよね。そのことも含めて質問いたします。  まず、総合振興計画長洲西地区整備における5年間最後の事業として、今年度総事業費4,230万円を計上され、みなとオアシス整備事業を推進されていますよね。この5年間で、遊歩道、緑地帯、情報板、街路灯など環境整備は整備方針に基づき、全て整備できたのでしょうか。みなとオアシス整備事業の概況についてお伺いします。 18 ◯まちづくり課長(田成修一君) 長洲西地区の都市再生整備計画につきましては、当初町内の有明海沿岸道路がきます長洲港の予定となります長洲海岸エリア、それから、工場、企業とか広がっております新塘エリア、それから、姫ケ浦エリアに分けて整備を行うこととしておりました。  新塘エリアにつきましては、金魚と鯉の郷広場入口周辺等を中心に街路灯の整備や名石浜緑地帯に向かってのLED街路灯の整備をしてまいりました。  また、金魚と鯉の郷広場には、トイレ等の改修とベンチ等の設置、観光案内板の設置を進めてまいったとこでございます。  また、長洲海岸エリアにつきましては、新山にありますトイレの設置を含めてした上で、その他街路灯、遊歩道の整備を計画しておりましたが、先ほどからありますように、有明海沿岸道路の延伸の計画決定が平成27年の4月にあったことから、その整備に併せて各事業を進めていくとし、現在整備には至っていないところでございます。  以上でございます。 19 ◯竹本信次議員 整備方針に、海辺を歩いて楽しむ散歩道整備プロジェクトにある長洲海岸地域周辺国道501号線沿いに、遊歩道、緑地帯を整備し、回遊性のある町の形成を図るとありますよね。この5年間で、遊歩道、緑地帯は国道501号線沿いのどこからどこまでを整備され、どのような回遊性のある町を形成されたんでしょうか。お伺いします。 20 ◯まちづくり課長(田成修一君) 長洲港を中心に新塘、それから姫ケ浦、名石浜等に散歩コース等の整備等を考えておりました。また、荒尾に向かって、新たな道路を今できておりますので、そこに整備する予定でございました。  そういった中で、先ほど言いましたように、有明海沿岸道路の2期の整備が三池港インターチェンジから長洲港までということになりましたので、海岸部等を通っての遊歩道の整備等ができていないという状況でございます。  その辺につきましては、有明海沿岸道路の法線等が決定した後、その状況を見て検討していきたいというふうに考えているとこでございます。 21 ◯竹本信次議員 私は新山からですね、名石浜までずっと遊歩道としてするというようなことを、ずっとこう聞いていたような感じがするんですよね。どこばどげん通ってどう行くのかというのがよく分からなかったんですけども、やっぱ基本的な考え方としては、新山から名石浜まで歩いて遊歩道で行けるような、そういった計画だったんですか。 22 ◯まちづくり課長(田成修一君) 長洲港から、基本的に新塘を通って、海岸を通りまして、名石浜の遊歩道っていう流れが一つと、長洲港から今度、先ほど言いました荒尾に向かっての遊歩道整備というものを考えたとこでございます。  ただ、新塘等につきましては、交通量も少ない等ございますので、看板等との設置を考えていたとこでございまして、今新しくできております玉名・長洲線の街路灯につきましては、遊歩道の設置、夕日が見える休憩スペース等の設置等も考えていたとこでございます。  ただ、それにつきましては、先ほど申し上げましたように、有明海沿岸道路等の法線を決定して、法線が決定後、検討していきたいというふうに考えているとこで、計画の見直し等もさせていただいております。 23 ◯竹本信次議員 そうすっとですよ、その道路に街路灯を作っていたと。どう変わったんですかね、それで。遊歩道ちゅうのは。 24 ◯まちづくり課長(田成修一君) まず、エリアの西地区という形で、新塘エリア、それから名石浜エリア、それから海岸エリアという形設定いたしまして、海岸、新塘エリア、名石浜エリアについては、やはり明るさを保つというようなことで、街路灯の設置をさせていただいたとこでございます。  また、海岸エリアにつきましては、先ほど申し上げておりますが、休憩所とか遊歩道、歩けるチップ等の整備とかできないかという形で計画をしていたところでございます。  以上です。 25 ◯竹本信次議員 そうすると、まだ新山のほうは、有明海沿岸道路の状況を見ながら今後やっていくということですか。  よかですか。整備方針でですね、長洲港周辺を人が集まる交流拠点として位置づけ、水産関連施設の整備を行うとありましたよね。そういうことで、たしか交流人口を増加をさせるということで、総合振興計画に1億円の道の駅じゃなくて、海の駅ですか。を整備事業計画されましたよね。これは見直しされると言ったけども、これはもう全然、今後は検討してないということなんですか。 26 ◯まちづくり課長(田成修一君) 議員おっしゃいますように、当初、海の駅につきましては、今埋め立てが完了いたしました漁業基地施設用地に整備していきたいというふうに計画に位置づけさせていただきました。そういった中、平均29年7月に熊本北部漁業協同組合のほうから、この用地に関して、そういった販売施設よりも水産関連施設としてのノリ乾燥施設等の増設のほうがいいということで要望書等も出され、いろいろ海産物等を売るに当たっても、やっぱり組合と一緒にやっていかなければいけないというようなことを踏まえまして、用地、この用地への海の駅整備については、見直したところでございます。
    27 ◯竹本信次議員 見直したちゅうことは、もうやめたということですね。で、このですね、長洲西地区の整備事業のですね、ちょっとここ5年間をですね、ちょっと整理してみますとですね。平成26年2月の当初計画では、港周辺に基幹事業として、観光交流センター、水産関連施設整備事業等提案事業として、地域創造支援事業における水産関連施設整備事業、観光交流センター、その他の基幹事業として、港入口の周辺の道路、それから金魚と鯉の郷広場、トイレ、ベンチ、遊歩道、情報板、街路灯等の、含めるとですね、目標を達成するために必要な交付対象事業費が合計で3億5,350万円でしたよね。そうでしょう。  で、そういう中で、平成27年10月に、地方創生の総合戦略が策定されましたよね。策定されましたよね。すると、平成29年12月には、西地区整備計画の第1回の変更されました。  整備方針概要図にはですね、金魚と鯉の郷が二重丸になりました。そして、基幹事業水産関連施設整備事業等提案事業の地域創造支援事業における水産関連施設整備事業が金魚と鯉の郷広場に変わりました。  そして、30年7月には、今年の7月には第2回の変更をされました。  そして、目標達成のために必要な交付対象事業費が合計で1億1,360万円の計画となって、基幹事業及び提案事業とも観光交流センターが金魚の館事業となりましたよね。そして、現在、総合計画によって、みなとオアシス整備事業を実施されて計画が終わりという形になりますよね。  そこでお伺いしますが、平成27年度からは、地方創生事業も推進され、総合振興計画により取り組んでこられた、この5年間の西地区整備事業の総事業費はどのようになっていますか。それから、そのうちですね、金魚と鯉の郷広場の整備総事業費はどのようになっていますか。また、今年度、整備計画の変更によって、事業工期が遅れているということで、事業評価業務委託、高いなと思うんですけども、130万円ありましたよね。それが事業効果の分析ができないようですが、西地区整備事業の当初計画では、目標を達成するための事業費は3億5,350万円でしたが、最終年度では1億1,360万円となって、当初計画からするとですね、約2億4,000万円の事業が変更される形になっています。  町はこの5年間の整備事業をどのように評価されるんでしょうか。併せてお伺いします。 28 ◯まちづくり課長(田成修一君) 長洲西地区都市再生整備計画において、議員おっしゃるように、当初計画では約3億5,000万円ほどの事業を計画しておりました。  その中で大きかったのが、やはり先ほどもありましたように、道の駅の整備に関する事業でございます。これは総事業費としまして、当初計画では1億1,000万円程度を予定しておりました。  そのほかに、港の入口でございます道路の改良、これは商工会の事務所等がございますが、長洲物産館等のお話。  それから、先ほど説明いたしました街路灯における遊歩道等の整備等を含んだ総額でございます。  そういった中で、金魚と鯉の郷広場のトイレの整備等も行わさせていただいている。これが西地区の概要でございます。  また、同時に今議員からありましたように、金魚と鯉の郷広場の整備につきましては、地方創生の交付金も活用させていただいております。  例えば、平成27年度には、地方創生の先行型交付金ということで、金魚の館内の遊具等の設置約370万円。それから、平成28年度には、館の裏側に広がります駐車場等の造成。また、サテライト事務所等の整備等を行わさせていただいております。  また、29年度には、金魚のカフェテリア等の整備もさせていただいているとこでございます。  このように、西地区の整備につきましては、社会資本整備総合交付金を活用いたしまして、また、金魚と鯉の郷広場の整備に当たりましては、一部地方創生の交付金を活用させて事業を進めてきているとこということでございます。  今後につきましては、事業評価等を通じて精査していくということになるかと考えております。 29 ◯竹本信次議員 ちょっと確認ですけども、西地区の、すいません。なかなかまとめきらない。西地区のその都市再生整備計画の全体の総予算はどれくらい。もう一回、どれくらいか。その中で、西地区の金魚と鯉の郷分はどれくらいか。もう一回お願いします。 30 ◯まちづくり課長(田成修一君) 30年度の実績見込みでございます。30年度をもって計画が終了するということで、その見込みでございます。西地区といたしましては、合計で1億1,200万円でございます。そのうち、金魚と鯉の郷広場におきましては、約7,500万円ほどでございます。 31 ◯竹本信次議員 そうすっとですよ。約7割が、西地区総事業の7割がですね、金魚と鯉の郷ですよね。それから、5年間で地方創生含むと、1億6,000万円近くになるんですかね。トータルですると約4億円ぐらいが金魚と鯉の郷になりますよね。全部、全て、全て、トータル的にすれば。そうにはならない。よかです、よかです。  でですね、要するに、西地区のことだけにすると、約7割が金魚と鯉の郷ですよね。これがですね、みなとオアシス構想の一環として取り組まれたですね、港周辺の整備事業なのかなっていうふうに思うんですよね。今、サンセットヨガというのが、リフレッシュ、サンセットというのは日没や夕暮れのときという意味だそうですけども、沈む夕日を見ながら、ヨガでリラックスし、ゆったりとしたひとときを過ごすことが、全国的に非常に話題になっているちゅうことで、本町でも、今年9月29日土曜日ですけども、有明フェリー就航60周年で、有明海に沈む夕日を見ながら、ナイトクルージングサンセットヨガ&ミュージックとして企画され、フェリー上で心地よい風を感じながらサンセットヨガを体験、帰りには星空を眺め、おしゃれな音楽を聞き、おいしいものを楽しみながらゆっくりと感動の時間を過ごしますということで開催される予定でしたけども、残念ながら、この企画は台風の影響で中止されましたですよね。こういうのが、みなとオアシスの憩いの場の担う役割ではないでしょうか。  長洲港はですね、有明海沿岸道路南関インターからも、501号線や208号線や長崎県からも人が集まる交流点で、車を止めてですね、車から人が降りる場所でもあるわけです。  今日まで5年間の長洲西地区整備事業を推進されてこられましたが、みなとオアシス構想の一環として取り組まれた長洲港周辺の整備事業の7割は金魚と鯉の郷広場事業というふうになるじゃないですか。この事業の最終年度である平成30年度の利用者の指標目標ですね。金魚と鯉の郷広場の利用者は、金魚と鯉の郷まつりなどを含めると、約31万人ですね。書いてあったのには。  そうすると、長洲港フェリー利用者はですね、約90万人ですよ。90万人。整備目標である有明海と人、自然、観光、文化が織り成す「みなとまち」づくりですが、港を中心に回遊性を向上させ、地域資源を活かした「みなとまち」らしい景観を楽しめる場などの創出やにぎわいのある交流点としてですね、港に新しい事業を構想し、創造できなかったのでしょうか。  お伺いします。 32 ◯まちづくり課長(田成修一君) 議員のほうに御指摘がありましたように、長洲港を中心として誘客を図っていくというような計画を持ってたわけでございます。  そういった中で、そのハード面といたしましては、道の駅の整備や道路改良等を計画しておりましたが、事業が推進できなかったということでございます。  その中で、ソフト事業面といたしましては、今議員からありましたように、夕日を活かしたまちづくりができないかということでの、そういったヨガ等を計画しておりました。今年度ちょっと実施できませんでしたが、今後もフェリーさんと協力して、そういった事業、また、港には憩い広場を県の協力のもと整備いたしております。  そういったところでの、そこの広場施設を活用しての、また各種イベント等を計画できないかということで、検討をしているとこでございます。  いろいろな事情で、事業がうまくいかなかった部分はございますが、実現できなかった事業につきましては、そういった、また課題を把握しながら、今後もこの長洲港周辺のまちづくりにつながっていくよう取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上でございます。 33 ◯竹本信次議員 にぎわいのある交流拠点として、港を核としたですね、まちづくりを行うべきじゃなかったかなというふうに思うんですね。それが、今度南関インターと長洲港を結んで観光、物流面の重要な都市計画道路、赤田・上沖洲線を整備していくことが、これからのまちづくりではなかったかなというふうに思うんですね。  そこでですね、町長に最後にお伺いしますけども、有明海の港町らしい景観の視点から、地域の魅力を創出するためにですね、熊本の海で長洲港の玄関口である、先ほどまちづくり課長も言われましたけれども、商工会があるじゃん。長洲町の商工会ですね。あの周辺を整備してですね、いわゆる玄関口ですよね。どこも玄関はきれいですよね。で、そういったにぎわいのある交流拠点としてですね、新しい事業を構想して、想像することはできなかったのでしょうか。  町長、お伺いします。 34 ◯町 長(中逸博光君) 私も商工会の皆さんといろんな長洲町のにぎわうまちづくり、また、町内外の方のいろんなアイデアとか伺ってきております。その中で、やはり、まだまだ道路の整備が今からということもあろうかと思います。また、今度国道389と501が来年つながります。そしたら、また、流れも変わってくるんじゃないかと思っております。  あの辺の港周辺に、そういったにぎわいあるお店を出店できないかどうか。いろんなのをちょっと今から、やはりまだまだ、竹本議員から御指摘いただいて、もっともっとにぎわいのある町をつくっていく。そういう気持ちで、やっぱり私もにぎわいのあるまちづくりに港オアシスを中心に頑張っていこうと思っております。まだまだ、できてないのが現状であります。 35 ◯竹本信次議員 そういう意味でですね、やっぱりこれからのまちづくりということで質問させていただきました。  次に、1の3)についての再質問ですけども、本年度の施政方針ではよけの上地区、駅の前ですけども、南側ですけども、民間主導による宅地開発が先行していることを踏まえ、今後も道路などの生活基盤の整備を推進し、民間による宅地開発を誘導するとされていますよね。  しかし、平成27年度のですね、施政方針を見てみるとですね、農地が広がっており、乱開発を防止するため、地区内の開発ビジョンを策定し、都市計画法に基づく適切な開発を誘導していくと言われてましたよ。現在では、民間主導の開発に任せ、都市計画に基づく適切な開発は考えてないということなんでしょうか。ちょっと私の考えで申し訳ないんですけども。  平成25年度施政方針で、快適な暮らしができる安心のあるまちに向けて、駅の南側に位置するよけの上地区重点化地区として宅地化を図っていくとしてから5年が経過しています。今まで、住宅地、商業施設、公共施設などを整備することで、良好な住宅空間をつくり出すようなまちづくりを進めていくと言われていますじゃないですか。先ほど、町長の答弁にも、商業施設を何とか誘致できないかというのを考えていると。そういうことも含めてですね、やっぱりよけの上地区の開発ビジョンを、これからのまちづくりをですね、町民の皆様にそういったことを示すことができるのか、できないのかですね。  皆さん、やっぱりよく聞かれるのが、「あそこはどぎゃんなっとかい」って、「どげんかふうになっとかい」というのが、普通、誰からでもこう聞かれる形でですね、どう答えていいか分かんない状態で、多分、まちづくり課長は、こないだでは、住宅地、商業施設、公共施設などを整備することでですね、良好な住宅空間を造り上げていくというふうに多分答弁されたと思うんですけども。どうなっているのか。止まっているのか。何もしないのか。そのまま、民間に任せて開発されるのか。よく分かんないんですよ。だから、ぜひですね、きょうはこうしたいという形をですね、答えてほしいなと思います。 36 ◯まちづくり課長(田成修一君) 今議員からありましたように、いろいろ都市計画等の縛りだとか、農地法の規制だとか、いろいろある中で、そういうビジョンを描くに当たって、いろいろ関係者、県の関係者等に相談すると、実は、じゃ、何か核となるものがあるのかとか、そういったお話になります。  まず、核となるものにつきましては、じゃ、商業施設が来るとか、そういったものでいろんな規制とか誘導を図っていくというような話になる中で、まずは、先ほど町長の答弁にありましたように、商業施設等が誘致できないかというようなお話をいろいろ進めさせていただいているとこでございますが、なかなか土俵に乗っては、なかなかじゃ厳しいとか。そういうものが繰り返されている状況でございます。  また、今新たに、いろんなお話もいただいているとこでございますが、それが、やはり今度は地権者とのお話等も進んでまいります。どうしても、売買でいくのか、賃貸でいくのかとか、そういったお話もありまして、そういった中で、これで正式に決定すると、そういった中で、そういった申請があると、じゃあ、どういった規制があるのか。じゃあ、農地法の問題はないのかとか、都市計画上の問題ないのかとか、インフラ整備はどうなのかとか、そういったお話も進めていくわけでございまして、その話に入る前に、そういった核となるものが誘致できていない。決定しない。そういった状況で、現在こういうふうになりますというようなことを示せない状況でございます。ただ、一部、そういった宅地開発を進めていくということで、今宅地化がなされている点もございます。  そういった中で、いろんな関係者の意向等を踏まえながら、やっぱり進めていかなければならないというふうに考えております。 37 ◯竹本信次議員 たしか難しい問題があるというふうにも聞いております。都市開発の部分についてはですね。ですけども、何とか、そこのところをクリアしてですね。いいまちづくりができないか。今後のですね、そういうものをですね。やっぱり早目にしていかないと。皆さんが、やっぱり町民の皆さんがやっぱり心配している部分でもありますので、精力的にですね、ビジョンを出していただければなと思っているところでございます。頑張ってるんでしょう。  次に、(1)の4)についての再質問ですけども、都市計画道路赤田・上沖洲線ですけどもですね、この早期着工については、町長を先頭にですね、精力的に取り組まれているということを伺っております。聞いております。  このことは、平成24年3月に策定された長洲都市計画区域の整備開発及び保全の方針、長洲都市計画区域マスタープラン都市づくりの基本目標である「未来を拓く人づくりを目指す夢のあるまち」に、市街地ゾーンがあるんですね。私もネットで見ていたら。  ところがですね、都市計画道路に赤田・上沖洲線が示されていますが、南関インターのほうにですね、どのルートで、いろいろ昔の方々から聞いてみても、錯誤してですね、どこを通るのか。南関インターから荒尾のほうは、立派な宿のほうに道ができてますよね。どこにつながるのか。で、そういうのがですね、明確じゃないし。こういった都市計画図ちゅうのがあるのか。それから、南関インター方面に向けてですね、どのようなルートで、何年ごろまでに完成するのか。それから、鉄道と道路の交差というのはどういうふうになるのか。かなり、今まで計画されていますんで、そういった詳細についてのですね、できる範囲で結構ですので、説明ができますでしょうか。  お伺いします。 38 ◯建設課長(城戸主税君) 竹本議員の御質問にお答えいたします。  先ほど、町長の答弁でもございましたけども、国道208号以南の道路整備につきましては、検討会が設置されまして、早期着工に向けまして、熊本県、荒尾市、長洲町の三者で、現在協議中でございます。  208号以南の道路の詳細ということですけども、詳細図はございません。今、整備ルート等も含めまして、先ほど申し上げました検討会の中で協議中でございますが、長洲町といたしましては、南関インター名石浜工業団地、長洲港といった沿岸部を結ぶ縦軸としてですね、物流、観光面において、長洲町の発展に欠かせない道路というふうに考えておりますので、それを念頭においたですね、ルートということを協議の中でも要望しているところでございます。  また、スケジュール等でございますけども、スケジュール等につきましても、現在検討中でございます。協議中でございます。  また、JRとの交差についても御質問ありましたけども、JRとの交差につきましては、立体交差と平面交差では事業費で大きな差が生じてまいると思っております。こちらにつきましても、整備手法、JRとの交差方法等も含めたルートにつきましても、現在協議中でございます。  以上です。 39 ◯竹本信次議員 何か3年前も同僚議員からの質問の中でもですね、そのときはですね、県、荒尾市、南関町まで入って協議しているというようなことを、私も議員になったばかりの中で、そういう中でですね、この協議が今、県と荒尾市と長洲町との協議していくということですよね。どれだけ協議していって、随分前から協議してるんでしょう。いつまで協議されるんですか。 40 ◯建設課長(城戸主税君) 荒尾市、長洲町、南関町というところの協議でございますけども、あちらにつきましては、すいません、南関インターチェンジまでの道路についての整備の要望を行っているというところでございます。  今、議員からございましたけども、宿の交差点から道ができておりまして、将来的には、208のほうに都市計画道路としてぶつかるような道路になっておりますけども、そういった道路も含めたところでの要望を行っているというのが、その南関町を含めた協議でございます。  以上です。 41 ◯竹本信次議員 その詳細図もないっておっしゃいましたよね。そういう中で今、工事されてるじゃないですか。工事をされてるでしょう、この一部。工事されてるでしょう、この道。ここ変更したら、工事したとこはどげんなっとですか。よう、その詳細図がなくて、そういう赤田・上沖洲線を工事できますよね。変更になってから、「あ、しもたばってん、ここは赤田・上沖洲線にならんごとなった」ということにならんですか。 42 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  今協議しております内容につきましては、荒尾市も含めたというところで、熊本県、長洲町、荒尾市という三者での検討会でございます。そちらにつきましては、ルートにつきましては、もちろん、熊本県、長洲町、荒尾市というのが、208から長洲までの境までというところの協議ということになります。大きなルート等の変更はないというふうに考えております。  本町におきます大きなルートの変更等はないかと思っておりますけれども、先ほど申し上げましたけども、国道208号線にぶつかるところで、荒尾市の中でも協議をされているというところで考えております。  以上です。 43 ◯竹本信次議員 よう分からんけど、要するに、塩屋あのあそこまでの詳細図はあるわけでしょう。なかならば、道路の計画図がなかならですよ、工事できないじゃないですか。 44 ◯徳永範昭議長 ここでしばらく休憩します。                休憩(午前10時59分)                再開(午前11時11分) 45 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議をいたします。開きます。 46 ◯建設課長(城戸主税君) 大変申し訳ございません。赤田・上沖洲線につきましては、都市計画決定を行った際にあります。行っておりますが、その際に、大まかなルートとしての計画はございます。  以上です。 47 ◯竹本信次議員 時間延長お願いします。よろしいでしょうか。 48 ◯徳永範昭議長 30分以内で許可します。 49 ◯竹本信次議員 ありがとうございます。  ずっと以前から同僚議員も含めて、この赤田・上沖洲線については、一般質問であってます。するたびに協議、協議というふうな形でですね、進んできているのは実態です。確かに、予算が絡むもんで、厳しい状況だろうというふうに思いますけども、これからのまちづくりにとっては、非常に大事な道路だということで、町長もいつも言われておりますし、ぜひですね、今後取り組んでいただいてですね、いわゆる長洲港と南関インターがつながるような形、隣の市を見てみますとですね、荒尾市も宿のあの辺がよくなっていますし、玉名市も今、玉名工業の向こうのほうの道がこうできておりますし、よくなってきております。  長洲はどげんなっとっとねって、いつも町民の皆さんから言われているわけなんで、今後とも、ぜひですね、精力的に考えていただいて、この道をできるだけ早期実現に向けてですね、完成していただくようにお願いしておきたいと思います。  それから、(1)の5)についての再質問ですけども、赤田・腹赤線の道路改良ですが、平成23年6月の2日に町に対して、腹赤区と清源寺区が連携し、赤田・腹赤線の現状についてという表題で、要望箇所850メートルを通り抜けるのに、4カ所の離合待ちをしなければならず、この沿線は民間事業者による開発行為による住宅の増加と腹栄中学校西側の住宅の増加により、ますます利用者が多くなっています。  緊急時の消防車、救急車等のスムーズな通行ができない状況で、農繁期には、特に札まで立ててですね、農業優先という立て看板まで立つような状況でございます。  そういった要望書をですね、提出されておられますが、いつまでに、どのような道路改良計画を町としては考えておられるのか、お伺いします。 50 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  今後の町道赤田・腹赤線の整備計画についてですけども、現在、早期整備に向け、協議を進めています。赤田・上沖洲線の整備状況を見ながらですね、総合的に検討してまいりたいというふうに考えております。具体的な整備計画時期等につきましては、未定でございます。 51 ◯竹本信次議員 町長にお伺いしますけど、非常に財政上厳しい状況の中でもございます。向野・平原線道路改良がですね、今年度で終わります。非常に交通も多くなりました。  で、赤田・腹赤線のこの道路がですね、いわゆる向野・平原線道路が完了すれば、赤田・腹赤線の道路改良を考えたいということでですね、住民の方は待ち望んでおられます。  今度は、赤田・上沖洲線の整備状況を見ながら検討するということなんでしょうか。  現在、先ほど言いましたように、向野・平原線道路の利用者はかなり増えております。赤田・腹赤線の道路改良を要望し、7年を経過しましたが、赤田・腹赤線の道路改良は実施されますよね。  お伺いします。 52 ◯町 長(中逸博光君) 今、赤田・上沖洲線の整備について、本当に荒尾市、熊本県、長洲町で早急にしようということで、大体その辺の整備計画が打ち合わせが進むにつれて出てこようと思います。  その中で、じゃ、どこに接道したが一番長洲町にとっても経費が削減できる。それは竹本議員や腹赤の皆さんから要望言われたら、重々私も認識を今、そういう点を含めて総合的に考えさせていただければと思っております。できるだけ早く、これはやっていこうと思っております。はい。 53 ◯竹本信次議員 町長、よろしくお願いしときます。  次に、質問事項1の(2)についてですけどもですね、長洲町では、多くの地域において少子高齢化が進展していますよね。いかに町が発展しようとも、住民の生活基盤は各地域です。地域にあります。人口減少が続けば、子ども会、消防団、町民体育祭など、さまざまな地域の課題が山積し、コミュニティーが崩れ、今後は日々の生活から共助、介護、交通、空家増加などに至るまで、さまざまな問題が多くの地域でより一層顕著になり、金も人も限られた中で全ての方に対して完全に対応することは難しいが、まずは、現状と徹底的に向き合い、一刻も早く具体的な地域の実情と数字に基づき、現実的なレベルで地域の未来をどう描いていくかという議論と計画、行動を地域と協働して始めることが必要になってきとるのではないでしょうか。  町の見解をお伺いします。 54 ◯まちづくり課長(田成修一君) 議員、今ありましたように、各団体等の取り組み等につきましては、役員のなり手がいないとか、会員が減少しているというようなお話も聞くところでございます。  今現在、町といたしましては、地域のコミュニティーを守っていくために、各行政区に対しまして、支援等を行わさせていただいております。  これにつきましては、やはり自分が住んでいる地域、行政区単位のまちづくりが重要ということで、当時一区一創運動からの流れを受けまして、現在地域を創り出すということで地域創生事業というような名称に変えまして、補助金を交付させていただいているとこでございます。  また、他の団体等につきましても、例えば、先ほどありました子ども会や婦人会、PTA連合会やまた地域の安全を守るための地域の安全協会やいろんな団体ございます。また、イベントを開催するに当たりましても、祭りの実行委員会や来月開催されます的ばかい保存会とか、各団体等につきましても、支援をさせていただいているとこでございます。  そういった中で、議員御指摘のように、人口が減っていく中で、そういった地域のイベントや地域のコミュニティーをどう守っていくかというのは、やはり地域の方々とお話をし、行政だけでできない部分を担っていただいている部分もございますので、いろいろ協議をしながら地域の方々との協議を大切にしながら、協働のまちづくりを展開できればというふうに考えております。 55 ◯竹本信次議員 やっぱり子ども会の問題、さまざまですね。もうそのいわゆる各地域の団体がですね、非常に厳しい状況になってきてですね、誰も会長さんになりたくないというようなですね、何かそういった状況の中で、いつ崩壊してもいいような感じを聞いているこのごろです。
     そういう意味でですね、やっぱり地域によっては、公民館を主体にしてですね、何人か集まって、いわゆる我がまちづくり事業と言いますか、協議会と言いますか。そういった形でですね、もう自分たちの地域はどうしたらいいのかというようなものをですね、いわゆる小学校が何と言いますか。もう統合とか、無くなっているとか、高齢者が非常に増えているとか、そういう状況じゃないですか。そういう時代じゃないですか。そういう中で、自分の地区はどうあるべきかということをですね、やっぱりこう話し合っていくと。そういう形で、町がそういった助成をしていくと。30万円から50万円しているという取り組みを、菊陽町とか、そのほかのところではされていらっしゃいます。  そういうことをですね、やっぱり何かこう、子ども会、少のなった、少のなったって言って、何も変わらないじゃないですか。だから、ということは、それだけ、執行部を含めてですね、思うてるだけで、行動に移されてないんですよ。だから、やっぱり子ども会をどうするかと。ことしもまた少なかった。ずっと少なくて町はどげんさすとだろうかということとかあるでしょう。  地区もしかりです。区長とか老人会とか、なかなかなり手がない。そういうのをどうしていくのか。そういったこうですね。ひと塊でもいいんですよ。所によってはですね、婚活何てろという団体までできてですね、いわゆるそういった婚活の支援までしている形の事業もあるわけですね。そういうことをですね、ぜひ町として、何かこう新しい形としてですね、地域を活性化していくためにはどうしたらいいかということを考えて取り組んでいただけたらなというふうに思います。  そういうことで、次の質問事項2の災害時の避難支援について、です。  (1)地震や台風で、長洲町でも早目の自主避難を呼びかける事態が何度もありました。しかし、他市町村の例では、実際に自主避難所へ行かれた方は少数です。当町の実態はどうか。  (2)今年は台風の発生数が平年よりも多く、明るい間に、雨が激しくなる前にと、早目の自主避難を呼びかけていても、なかなか実行に至らない例が多数聞かれます。高齢者の方は、体力的な理由を挙げられますが、特に一人暮らしの高齢者の方は、危機感や素早い決断が難しく、自主避難場所が遠いなどの問題があるのではと考えます。  自主避難場所における問題点の整理や高齢者世帯への電話での安否確認、避難呼びかけを素早く行う地域やボランティアの活動が必要ではないか。  (3)介護度の高い方、障がい者で自力での避難ができない方への対応はどのように考えているか。  お伺いします。 56 ◯町 長(中逸博光君) 竹本議員の3点の御質問にお答えいたします。  1点目の自主避難所についてですが、長洲町において、自主避難所は平成30年には5回、29年には3回、いずれも町内4カ所の施設で開設しております。  避難人数は、1回の開設ごとに平均21名の方が避難されており、平成29年度の9月16日から17日に掛けての台風18号の際が最も多く、61人の方々が避難されていました。  また、最も少なかったのは、平成29年8月6日から7日にかけての台風5号に対して開設したときで、7人でした。  次に、2点目の高齢者などの避難行動要支援者の方の自主避難についてですが、平成29年の台風18号を例にとりますと、避難者61人中45人の方が65歳以上でした。  こうした方々の中には、近所にお住まいの親戚の方、または、地域の民生委員さんや区長さんなどが電話や訪問で声を掛けられ、避難所まで送られた方も多くおられました。避難されなかった方々にも、避難の意思があるか。避難されるのなら車での迎えは必要なのかどうか、確認されていたようです。  議員の御質問のとおり、こうした地域やボランティアの活動による呼びかけで、高齢者の方への避難行動、または、避難の判断の補助をしていただければと考えます。  最後に、3点目の介護度の高い方や障がいで自力での避難ができない方への対応についてですが、こうした避難行動要支援者につきましては、区長さんや民生委員さんなど、地域の協力を得て避難支援プランを作成しているところであります。  個別の支援プラン上では、避難行動要支援者の方お一人に対し、一人の支援者が必ず付くようになっており、災害時に避難が必要となった場合には、支援者と地域の協力により避難をしていただきます。  また、災害による被害が発生する可能性が高まった場合には、町が避難勧告を発令いたしますが、その前の段階として、避難準備・高齢者等避難開始の情報が発表されます。この情報を参考として、避難行動に時間を要する避難行動要支援者の方への支援を始めていただければと考えているところでございます。 57 ◯竹本信次議員 この避難支援については、それぞれのですね、各個々の考え方がありますし、なかなか難しいんじゃないかなというふうに思いますけども。平成28年4月16日未明の熊本地震では、本町は震度5強の今まで経験したことのない地震でした。私は、すぐ自主避難所が開所する前に行きましたが、既に避難所の前には避難しておられる方がいて、身震いをされておられましたので、町に電話して、毛布を配布できないかと言いましたが、これは自主避難ですからと簡単に断られました。  今でも、避難支援に対する町の姿勢が残念でたまりません。そういう中で、指定避難所の開設はありませんでした。当時の副町長からは職員の数が足りないとまで言われました。指定避難所が開設できないのは職員の数の問題なのでしょうか。自主避難所に行ったが駐車できなかったので、車で荒尾運動公園のほうに避難された方もおられました。  あれから2年半を過ぎました。現在も震度5強は自主避難なのでしょうか。地震では、震度どれくらいが指定避難所の開設となるのでしょうか。新しく長洲町総合防災マップを作成され、配布されていますが、その中で自主避難所と指定避難所の開設の判断基準はどのようになっていますでしょうか。  お伺いします。 58 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  避難勧告等の判断基準につきましては、避難勧告等の判断伝達マニュアルの作成ガイドライン、国のものですけども、それを参考としまして、長洲町地域防災計画上におきまして、洪水と土砂災害、高潮、津波、地震など、各災害ごとに、避難準備・高齢者等避難開始であったり、避難勧告、避難指示といった避難勧告等の発令について、判断基準を設けているところでございます。  先ほどの地震のときの判断基準ということになりますけれども、避難準備の高齢者等避難開始につきましては、震度5弱以上の地震が発生し、また被害が発生するおそれがある場合。避難勧告につきましては、震度5以上の地震が発生し、人的被害や二次被害の危険がある場合などという形で、基準を設けておりまして、震度5以上というところでございます。  以上でございます。 59 ◯竹本信次議員 ということはですよ、震度5強だったから、前回の部分からすると、変えられたんですね、判断基準を。 60 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  今回の、今回と言いますか、2年前の地震を受けまして、計画のほうの見直しを行っております。 61 ◯竹本信次議員 もう一度聞きます。自主避難所は震度何以下で、指定避難所は震度何以上で開設となりますか。 62 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  まず、指定避難所につきましては、震度5以上ということになります。自主避難所につきましては、あくまで避難勧告等を発生する基準に達しない状態で、住民からの問い合わせ状況を考慮した上、事前に個人で避難をされる、避難を希望される方を対象として、一時的に開設する避難所でありますので、それにつきましては、そのときの状況によりまして、必要性を判断してからの町が自主避難所については、開設する、しないを決定するところでございます。 63 ◯竹本信次議員 これにはですね、5弱って書いてあるんですけども、大牟田市を見るとですね、自主避難所は震度4以下、それから、指定避難所はですね、震度5弱以上って書いてあるんですね。だから、5じゃなくてね、5弱じゃなかっですか。 64 ◯総務課長(濱村満成君) 説明が不足しておりました。5弱であります。  ただ、自主避難所につきましては、必要性を判断してということになりますので、震度4以下でも必要により開設するということですので、震度幾つで自主避難所開設という基準というのは特にありません。 65 ◯竹本信次議員 当然だと思うですよ。こないだみたいなあれがですね、自主避難ては考えられないですよ。よく反省されたなというふうに思っていますよ。  それから、腹赤校区の自主避難所に長洲こどもの海保育園ちゅうのがありますよね。で、台風接近により、町と地域から、今自主避難の放送があるじゃないですか。町からも放送があって、町が各区にお願いされているんでしょう。区からもあるんですよね。両方から放送がありますから。  そして、そういった形で、ちょっと自主避難所に行ってみましたところですね、町から担当者の若い職員の方が2人いらっしゃいます。いつも。  そして、職員の方は大変だなというふうに思うんですけども、高齢者で自主避難されておられる方が二、三名でしたか、おられました。  一方で、長洲こどもの海保育園ではですね、避難してるにも関わらずですね、保育が継続してあってるんですよね。何でかなというふうに思うんですけども、何かそういう状況を見るとですね、ここは避難所かなというふうに、私だけが思うのか、皆さんが思われるのか、思わないのか分かりませんけども、私はそういうふうに。何か避難所で、高齢者の方が避難している。片一方では、同時に、そこで保育があっている。子どもたちは強いなと思うんですけども、何か。こう不自然でならんですけども、私だけなんですかね。そういった状況、どう思われますか。 66 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  自主避難所につきましては、先ほども述べましたように、避難勧告等の基準に達していない状態におきましても、住民の方々が自主的な判断で避難をしたいというときに、一時的に開設するところでありまして、台風時とかにおきましては、町のほうとしましても、避難時の移動時の、避難所への移動時の安全も考慮しまして、台風の影響が少ない、明るく早い時間帯から、自主避難所のほうを開設しております。  そのため、場合によっては、保育所であったり、各公共施設のほうが、開館とか開設したままで、自主避難所も開設しているという状況というのはあるという状況と判断しております。 67 ◯竹本信次議員 腹赤校区のですね、高齢者の一人暮らしの数名の方からですね、このようにこう私言われたんですよね。ちょうど集まったところに、私の名前呼ばれて、ちょっとってから言われたんですけども、すいません、地の言葉でしゃべります。  ことしは台風の多かな。町からも地域からも自主避難場所の放送があろうが。それば聞くと、年寄りのひとり暮らしは不安で、どげん、しよんなか。どうしてよかか分からんごつなっとばいた。長洲こどもの海保育園へ自主避難してくださいと言われるばってん、私は腹赤小学校、腹栄中学校が近か。そればってん、自主避難所にはならんどがな。長洲こどもの海保育園に車で連れて乗って行ったばってん、駐車場がいっぱいのときもある。長洲こどもの海保育園は私の家から遠かったい。車もなか。こげんか、一人暮らしの年寄りには、毛布と飲み物ば持って、夕方どげんして行けと言うとな。台風ん接近のときは区の公民館でできんとな。そして、夕方、暗うなってからじゃ、自主避難なできんばいた。早目に避難するこつはできんとな。とにかく近所の誰かと話しよっと落ちつくとたい。自主避難が区の公民館でできんならば、死んでいっちょこたいとも言われました。このことを町はどのように思われますか。  お伺いします。 68 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  現在、長洲町のほうで自主避難所として開設している施設につきましては、全て指定避難所と同じところとなっております。これにつきましては、自主避難所につきましては、災害の危険性が低いときにまず自主避難という形で避難された場合、その後、災害の危険性が高まりまして、避難勧告等が発令される基準に達した場合は、そこが指定避難所が開設ということで、移動してもらうことなく、そのままいていただくことができるということで、現在そのような形で開設をしているところでありますけれども。  議員の御提言と言いますか、御意見の中で、公民館の利用ということがありました。そのような計画を持たれている区もあるということで、存じています。  自主防災計画の中、地域のですね、自主防災計画の中で、公民館の活用していただくことはいいことだということで考えられますし、町としましても、自主防災組織の中で、区の方々のそのような意見があるところにつきましては、区によって御検討のほうをいただければというところで考えているところでございます。  以上でございます。 69 ◯竹本信次議員 すいません。もう1回、くどい質問でですね、その町長の答弁で、地域によっては、区長さんや民生委員さんなどが高齢者に対して避難支援をされたとありましたよね。非常にいいことだというふうに思うんですけどもね。  これをですね、言ったら、「俺、もう区長やめるばいた」とかいう人も、中にはおられるかもしれませんよね。やっぱ厳しいんですよ。仕事がこう増えてくるしね。だから、なかなかそういった形ちゅうのはですね、難しい部分もあるのかなとはいうふうに思うんですけども、非常に私はいいことだろうというふうに思うんです。こういうふうに持っていかなければ本当はいけないと思うんですよ。  それで、その一人暮らしの高齢者避難支援についてはですね、もっとやっぱり、町とですね、地域が連携を密にしてですね、取り組んでいく課題じゃないかなというふうに思うんですよね。  で、避難が最も少なかったときでですね、自主避難者が7人ですよね。だから、状況にもよると思いますけどもですね、その台風接近による自主避難場所としてですね、各地域の公民館で避難所ができないかというのもですね、やっぱ考えていく必要があるのかなというふうに思うんですけど、その辺はどうでしょうか。 70 ◯総務課長(濱村満成君) 先ほどと同じような内容になりますけども、地区の自主防災組織ともお話をさせていただきまして、そういう声があるところにつきましては、対応ができないかというところで検討いただくというところで、町のほうからも話をしていきたいと思います。 71 ◯竹本信次議員 ぜひですね、いろんな形の中でそういった形を進めていただきたいなというふうに思います。  地域のですね、自主防災体制の取り組みちゅうのが、町は地域創生事業として各地域に補助金を出してやられてますよね。で、昔はですね、ただ申請して、図だけを出せば、何か助成金、補助金がもらえるという形だったんだけど、最近は、その地域住民が協力連携し、災害から自分たちの地域は自分たちで守るための自主防災組織を結成して、必ず何か防災訓練か何か実施してくださいと。公民館の避難でもいいし、地震の運動場でもいいから避難。そういった形で補助金を交付されているわけでしょう。そういった形で取り組まれて、各地区では、自主防災組織を結成し、日ごろから災害に備えて、どのような取り組みを実質されてるんでしょうか。  また、町は地域と連携を図り、自治会等に対してですね、指導助言を積極的に行って、自主防災組織を結成し、活動できるようになればですね、各地域の一人暮らしの高齢者の避難支援ができるようになるのじゃないかなというふうに思うんですけども、現実はやっぱり厳しいのでしょうか。  お伺いします。 72 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  議員がおっしゃるように、補助金に対しましては、活動や取り組みというものを行っていただくっていうことが前提という形で、各自主防災組織のほうにはいろいろな活動を行っていただいております。自主防災組織の組織につきましては、会長、副会長、会計の役職のほかに、消火班であったり、救出救護班、情報班、避難誘導班といったような感じで、班を組織されておりまして、平時におきましても、各班の役割に応じた活動をされております。  情報班であれば、災害時に備えた連絡網の整備であったり、救出救護班であれば薬品等そういうものの整備という形になっております。  また、そのほかに、自主防災組織を対象としました防災知識の習得や啓発を目的としました研修会に参加されたりですね、する役員の方々もいらっしゃるという状態であります。  また、中には、町のほうに平時での、災害が起きてないときの活動のあり方、自主防災組織の活動のあり方について、講話を行ってほしいと申し出があったりとかいうところで、そういう形のものを対応している状況であります。  町としましては、相談や依頼を受けました場合は、アドバイス、指導を行っているほかに、研修の受講機会、どういう研修がありますよというのの情報を提供を行ったりですね、また、地域の要となります防災士の育成を目的としました補助金の費用助成のほうを行っているところであります。そういう形で、町としても、さまざまな取り組みのほうを援助するという形で行っておりまして、こうした活動につきましては、また、更に町としましても、地域の自主防災組織と連携のほうは深めていきたいと考えております。 73 ◯竹本信次議員 まだまだですね、取り組みには奥深いところがあると思うんですね。今後とも、やっぱり、そういったやっぱり自主防災組織のですね、確立を目指して、やっぱり、町としても大変でしょうけども、精力的にですね、地域と話し合いながら、進めていただきたいなというふうに思います。  それから、災害時における配慮が必要な高齢者、障がい者、難病者、乳幼児、妊産婦等を要配慮者と言いますよね。そのうち1人で避難することが困難で、特に支援を必要とする方を言うと思いますけども、そう言った避難行動支援者には災害時に情報伝達や避難誘導等を特に配慮していく必要があります。  時間がありませんので、この分は省きますけども、やっぱり名簿、25年6月災害対策基本法の一部が改正されて、24年度法改正に引き続き、一部が改正されましたよね。その中で、やっぱり避難者、要支援者の名簿を必ず義務付けられました。作成するが。それで、そういった避難等が訪れた場合には、そういった形で、本人に断りなく提供することができるとか等々があります。  そういうことで、そういった要避難者に、避難行動要支援者に対してのですね、避難の支援も併せてお願いしたいなというふうに思います。  時間がありませんので、最後に、熊本大地震のときと同じことを言いますが、大規模な災害が発生したとき、地域の助け合いの拠点となるのがやはり避難所です。熊本地震から2年半が過ぎましたが、避難所等の課題については、本町では何が変わったのでしょうか。  避難所を設置するのは行政の仕事ですが、災害の規模が大きくなるほど行政機能も被災してしまうため、避難所運営を行うためには、集まった地域住民自身の手で避難所運営を行うことが必要になります。避難所運営を円滑に行うためには、事前に住民の皆さんが中心になり、避難所になる施設の管理者、そして、行政の担当者と協働して、いざというときの避難所運営をどのように行うのか。特に、災害発生直後の混乱時期をどう乗り越えられるのかを話し、訓練しておくことではないでしょうか。  町は、一人暮らしの高齢者や避難行動支援者の避難支援の整備について地域と話し合いやそういった訓練を今までされたのでしょうか。避難所行動初動マニュアル作成の手引きを作って、災害発生直後の初動期に、何をいつまでにするのか、事前に話し合った結果を形にして、いざというときにそのとおりに動けるようにすべきと考えますが、町長にお伺いします。 74 ◯町 長(中逸博光君) 議員るる御提案いただきましたけど、やはり、私は共助のまちづくりをいかに進めていくかに限るんじゃないかなと思っております。  そして、先ほどから公民館避難所、言われておりますけど、やっぱりこれは長洲町は台風、洪水、地震、これに備えた、やっぱり総合的に、それに耐えうる避難所ということで、こどもの海ということでやらせてもらっています。台風の場合は、やっぱり鉄筋とか。それに確かに公民館もいいんですけど、洪水のときは確かに公民館でも、私は何ら問題ないと思います。その辺をですね、総合的に考えて、もっともっと勉強させてやって、どういう、そして食をとれるためにはプロパンガスとか食事を炊けるような、そういう施設を整ったところがやっぱり第一番だろうとも思っております。そういうのを、もう少しちょっと研究させていただいて、自主避難される方がやっぱり快適にやっぱり良かったと言えるような自主避難を目指してまいりたいと思っております。  言われるように、毛布なんかも、今後は、やっぱりやっぱりお配りせんといかんと。水もそういう備蓄のものを、もし、そのいろいろまた問題もあろうかと思いますけど、やっぱりそのくらいの準備をして、ニーズがあったら、やっぱり御提供できる。その辺、優しい町を目指してまいりたいと思っております。 75 ◯竹本信次議員 終わります。 76 ◯徳永範昭議長 ここで昼食のため休憩します。午後の会議は1時から再開します。                休憩(午前11時48分)                再開(午後 0時58分) 77 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは順番に発言を許します。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 荒木睦子議員 78 ◯徳永範昭議長 6番、荒木睦子議員の登壇を許します。                 (荒木睦子議員登壇) 79 ◯荒木睦子議員 6番議員の荒木です。通告に従いまして一般質問させていただきます。再質問に関しては、御配慮、議長、よろしくお願いいたします。  午前の頭を切り替えられて、爽やかな回答を期待して質問させていただきます。今回は2点、質問させていただきます。1点目は子どもを取り巻く教育環境について、2点目は住民の健康についてを質問といたします。  まず、子どもを取り巻く教育環境について、その中で2点。1点目が学校行事へ地域の伝統文化の導入についてです。長洲町の長い歴史と伝統、それから文化財など後生に継承しなくてはという思いでこの質問をいたします。  学校行事の文化祭等において、地域の方々と共同で開催したり、また、町内小学校、中学校合同行事に伝統文化を取り入れることはどうでしょうか。お考えをお伺いいたします。  続きまして、(2)教育施設の環境について。エアコンや地中熱システム導入をされ、すばらしい環境で長洲の子どもたちは教育を受けております。どのような効果をもたらしているか、続けてお願いいたします。 80 ◯教育長(戸越政幸君) 荒木議員の2点の御質問にお答えします。  町の伝統文化は長い歴史と伝統の中から生まれ、後生に継承すべき大切な地域の財産であると考えております。  現在、地域の伝統文化は、町の小学校において、総合学習の時間に町の伝統産業である金魚についての金魚学習や清源寺の神楽体験学習など、地域の方々から伝統文化に触れ合う機会として実施しております。  学校行事におきましても、体育や文化行事、音楽発表会などさまざまな行事がございますが、日程や時間帯の調整が可能であれば、このような行事において伝統文化を取り入れることは可能であると考えております。  次に2点目の御質問にお答えします。  御存じのとおり、エアコンと地中熱換気システムを平成28年度に全小中学校の普通教室に導入し、さらに翌年度には地中熱換気システムを特別支援教室に導入いたしました。
     導入して2年が経過しようとしておりますが、効果といたしましては、エアコンの稼働を抑制することにより、電力の削減や児童生徒の疾病予防が向上することによる医療費の削減につながっております。 81 ◯荒木睦子議員 再質問いたします。  1番目の質問いたします。  今おっしゃったとおり、学校は授業時数が増加し、その確保に厳しく、そしてまた町や諸団体で実施されている行事に参加の依頼についても大変苦慮されていることは認識しております。新しく学校行事を作ってくれということじゃないんです。  例えば今、中学校で文化祭がそれぞれ腹栄中、長洲中であっていると思います。その文化祭に地域の老人会の方々の作品を展示したり、例えば婦人会の方々と生徒と一緒にバザーをしたり、それから日本伝統でありますお茶席を設けて作法を指導したり、そういう文化祭を地域と共に作る考えはないでしょうか。お尋ねいたします。 82 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  現在、中学校の文化祭は毎年10月に全ての学校で開催されております。今年度は10月20日土曜日に開催されております。  主な内容としましては、文化学習の成果を発表するステージの発表を初め、合唱コンクール、展示発表などが行われております。保護者を初め、地域の関係者の方々にも御案内をされており、たくさん御来校されているところでございます。  現在、この中学校の文化祭は、生徒の学習成果の発表の場となっておりますけれども、婦人会や老人会の方々で特技とかですね、いろんな経験をお持ちの方がいらっしゃれば、日ごろの成果を生徒たちに発表していただくことで、生徒と地域の方との交流のいい機会の場になるのではないかというふうに思っております。  事前の打ち合わせとか時間等ですね、検討する必要がございますが、学校のほうにもそのような時間をとってもらえないかということで働き掛けをしていきたいと思っております。  以上でございます。 83 ◯荒木睦子議員 最初に述べたように、伝統文化が受け継ぐ場所とか時間とか何か危惧しております。どうやったら伝わっていくのかなと思っておりますので、子どもたちに伝えるのはそういう場面が一番いいんじゃないかと思っております。  ステージの発表とおっしゃいましたけれども、その中に10分でも15分でもいいですから、神楽とか、それからカイカイ人形とか七夕さん、長洲の嫁入り唄、いろんな文化協会に属しているものがたくさんありますので、その中から毎年、今年はこれにしよう、来年はこれを入れようということでつなげていけたらどうかなということで私は質問させていただいておりますので、どうか一つでも取り上げていただければ、継承する意味もあると思うんですよね。だから、ぜひお願いできませんでしょうか、その点。 84 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  事前に学校のほうにもですね、そういった時間の配慮ができないかとこういうことで、やっぱり時間の調整が必要でございます。それとあとは内容をですね、その団体の方が披露される内容もそうですけれども、そういったところで事前に打ち合わせ等ができればですね、御一緒にするようなことが可能であるというふうに思っておりますので、学校とも今後調整をしてみたいと思っております。  以上でございます。 85 ◯荒木睦子議員 長洲に育っている子どもが長洲の伝統文化を知らずに育つのはあまりにもかわいそうであるし、長洲にはどういうものがあるということを知らないまま大人になっていくのが、どうしても私はかわいそうだなと思っておりますので、どうか、改めてこの時間を作ってくれと言っているじゃないですよ。行事の中に入れてほしい。時数がないというのも十分知っております。町の依頼も本当はもう時間がないから大変ということも聞いておりますけど、やっぱし子どものためにと思って学校も聞き入れてくださっているんだと思うんですよ。その点、やっぱし学校に対してもそういう意思を届けてほしいなと思っております。  今、中学校を言いましたけど、小学校で4校合同でコスモス音楽祭というのが毎年あっております。4校一緒になってこういう発表をする場というのは年に1回、未来館においてなさっています。これは長く続いておりますのですばらしいことかと思います。その中にもう本当オープニングの10分でもいいんです。取り入れることはコスモス音楽祭の時間がないという制約は知っております。でもあえてそこに入れていただいて継承していただきたいという思いがあります。  コスモス音楽祭はそれぞれ4校が合同で話し合いがあっていると思うんですよね。その中で今、言いました、いろんな姫神楽とかカイカイ人形、そういうのを入れてほしいんですけど。コスモス音楽祭は何か4校バスで来るんですね。それから、もう午前終わったら給食ということで聞いておりますけど、ちょっと長く、お弁当を持って1時間でもいいから、そこで御飯を食べる時間があれば、その伝統芸能を入れ込む時間もできるじゃないかなと思っておりますけれども、そういう考えはどうでしょうか。 86 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  議員がおっしゃられましたコスモス音楽祭、毎年11月に小学校4校が合同で未来館で開催しております。ただし、これに出場する学年が学校によってそれぞれ違いまして、例えば5年生だとかですね、あるいは2年生から5年生までの合同でとかということで、全校児童が参加しておりません。  参加する児童は未来館で発表しますが、それ以外の学年は学校のほうで授業をしておりまして、給食を食べると。ですからどうしても午前中コスモス音楽祭に出場している子どもたちは帰って給食を食べなければならないと。そういうことでなかなか時間の調整がつきにくいということが一つの難しいところの理由でございます。  ほかにですね、それぞれ学校で土曜日授業というのをやっております。年間2回でございますけれども、例えば長洲小学校でしたら、先日潮風ウォークといいまして、歴史とか史跡めぐりをしております。当然、地域の方々に協力もしてもらいまして、文化財、文化関係を学ぶという内容です。ほかの学校も音楽集会とか花いっぱい運動とか、あるいは清里小でしたら、みのりの里まつり、そういった行事をしておりますので、各学校でそういった土曜日授業にですね、伝統文化のほうで交流をしてもらうというのも一つできるのじゃないかなというふうに考えております。そういったところで各学校にも行事がございますけれども、日程等がつけばですね、そういったところで交流ができるんじゃないかというふうに考えています。  以上でございます。 87 ◯荒木睦子議員 腹赤小学校では神楽を授業の中に入れ込んでされています。すごくいいことだなと思っておりますので、ぜひそういう取り組みを学校だけでなく地域もそういうのを取り上げていかねばならないんじゃないかなと思っております。  なかなか時間の調整が難しいって学校が悩まされています。町の行事も参加しないといけないという気持ちもあられますけど、やっぱし時間をつくるのが大変ということを言ってらっしゃいますので、なるだけ考慮しながら町に溶け込む伝統行事を入れ込んでいただきたいなと思っております。  我が国の長い歴史の中で人々に受け継いでいきたい伝統文化もとより、未来に受け継いでいきたい現代の文化も取り入れ、常に現代と関わりを重視した教育ができる環境をつくることが私たち、今生きている私たちの大人の責務じゃないかなと思っておりますので、こういう質問をさせていただきましたので、私が言ったことを一つでもいいですから取り入れていただければ幸いに思います。  次は2つ目の再質問をさせていただきます。  地中熱換気システムの使い方について、学校での指導は十分なのでしょうか。ちょっと疑問に思いますので、その辺をお願いいたします。 88 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほど教育長が答弁しましたとおり、28年度と29年度にわたりまして、地中熱換気システムを導入しております。このシステムは空気中のちり、ほこり、そういった浮遊物をですね、取り除いて、ある一定取り除きまして、きれいなクリーンな空気を子どもたちの教室に送り込むというようなシステムでございます。  ですから、学校のほうには窓を閉め切った状態でですね、使ってくださいというふうな指導をしておりまして、例えばとても外気が寒いとき、または暑いとき、そういったときには温度が一定ですので、涼しく感じたり、温かく感じたりするんですけれども、どうしても地中の温度は15度ですので、外気も15度と同じぐらいの温度でしたら、教室に入るときにはそれぐらいの温度でしたら、子どもたちの体温で若干ちょっと教室が暑くなると。そういったときにはですね、空気がそんなにPM2.5とか、そういった空気が汚れてなければ、窓を少しあけて空気の入れ替えをしてほしいということにしています。このような寒いときとか、大変暑いとか、そういうときには併用してエアコンのほうを使ってくださいということで、子どもたちの体調管理を見ながらですね、エアコンと地中熱を併用して使うようにということで指導をしているところです。  以上でございます。 89 ◯荒木睦子議員 窓を閉めたほうが効果があると思うんですけど、教室の窓があいているときがあるんですけど、それはどういうときあけるんですかね。 90 ◯学校教育課長(松林智之君) 先ほども申しましたとおり、外の気温が15度とか15度前後ぐらいになり、地中の温度が15度前後ぐらいですので、それぐらいに空気の温度で教室に上げますと、外気と同じような、外の空気と同じような温度になりますので、教室の中がとても暑苦しく感じるということで、少し空気の入れ替えをということでお願いしているところはあります。  ただ、やっぱり先生方もですね、どうしても教室の空気環境を気になさるところもあって、窓をあけっぱなしにされたりというところもありますので、常に窓は閉めておくようにと。帰るときとかですね、あとは体育の授業で教室を離れるときには窓を閉め切ってほしいというようなお願いをしているところです。  以上でございます。 91 ◯荒木睦子議員 私も何度か学校に訪問いたしまして、教室に入りますと、すごく爽やかな気持ちになることがありますので、これが地中熱のシステムだなって感じております。大いに、ちゃんとした先生方には指導をされて、外気との関係を見ながらちゃんとしないと、せっかく地中熱のシステムも入っております、エアコンも入っております。立派な環境になっておりますので、それは上手に使っていただきたいと思っております。  それから、先ほど教育長が電力量の削減もできたということですけど、実際、数字的にどのくらいかというのが分かる範囲でいいですけど、どのくらい電気料が安くなったとかわかれば、お願いいたします。 92 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  これは以前もちょっと御報告を差し上げたと思います。今、比較対象としまして、エアコンを100%稼働した場合ということで、これは想定値でございますけれども、それに対してエアコンと地中熱を併用して使用した場合ということで、削減効果として電力量から金額を出しておりまして、大体550万円ぐらいは削減効果としてあるのだろうというふうに、こちらのほうでデータを把握しております。  以上でございます。 93 ◯荒木睦子議員 電気料がこれだけ安くなるということは、それだけの設備をしているからこういうことになるんですけども、大いにこれからが削減ということに、効果になるんじゃないかなと思っております。  じゃあ、子どもたちがこの地中熱換気システムとかエアコンを整備した感想というか、反応は子どもたちはどんなに言っているか。教えていただきたい。 94 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  導入しまして、直接ちょっと子どもたちからも聞いたことあるんですけれども、朝早く、最初とかですね、朝早く教室に入ったときはとても空気が澄み切っているようですがすがしいとかですね。においがなくなりますので、においが外に出るような形になっているもんですから、においがないとかですね、あとは空気がやわらかいとか、そういった表現で感想をいただいております。  また、先生はですね、まず最初に教室に来られますので、やっぱり冬だとほんのり暖かく感じるとか、夏場でしたら涼しく感じる、あとやっぱ空気が澄み切っているなと、そういった感想をいただいております。  以上でございます。 95 ◯荒木睦子議員 子どもたちが素直ですから、そういう反応を示すということは本当にいいことじゃないかなと思っております。子どもたちが常に良い環境で教育を受け、成長していく願いは全ての町民の思いであります。今、私たち生きていることが我々ができることじゃないかなと思っております。成長して羽ばたいていく子どもたちが生まれ育ったこの町を忘れないようにしてほしいと願いまして、次の質問をいたします。  次は住民の健康について、2点ほどいたします。  一つは風しん予防対策について。風しんということはもう御存じかなと思いますけど、あえて申し上げますと、風しんはウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、1人の風しん患者から5人から7人に移す強い感染力を持ったものであるというのが風しんだそうです。  日本では風しんワクチン接種は当初は女性のみに制限されていた。そのために成人男性の患者さんが多く、特に妊娠初期に妊婦が感染した場合の先天性風しん症候群が問題になっております。町の取り組みをお伺いいたします。  それから2点目。保健師の現状と住民の関わりについて、質問したいと思います。  市町村に勤務する保健師は、乳幼児、学童、青少年、成人から高齢者まで地域のさまざまな年代や状況の人を対象にケアを行い、心身共に健康な状態で生活ができるように手助けをする仕事であります。そこで長洲町の現状として、住民とどのような関わりを持ってされているかをお伺いいたします。 96 ◯町 長(中逸博光君) 荒木議員の2点の御質問にお答えいたします。  1点目の風しん予防対策についてですが、平成30年11月18日現在の風しん患者累積報告数は全国で2,186人となり、平成29年度の同期の27倍の報告数となっております。また、熊本県におきましては11月25日現在、9名の患者発生が見られ、こうした状況の中、今後感染が拡大する可能性が懸念されているところでございます。  この状況から本町といたしましても、風しん任意予防接種費助成に関する要綱を一部改正し、助成対象者の年齢要件を撤廃し、風しん抗体化が低い妊婦の配偶者及び妊娠の同居者まで助成範囲を拡大するなど、町民の方に幅広く予防接種を受けていただくための条件の整備を行ったところでございます。  町といたしましては、今回の流行による先天性風しん症候群の発生を防ぐために、母子健康手帳交付時に妊娠以外の同居者について、一人でも多くの町民の方に抗体検査及び予防接種の啓発を図ってまいりたいと考えております。  次に2点目の御質問について、お答えいたします。  現在、本町には正規職員8名と非常勤職員2名の計10名の保健師が在籍しております。保健センターすこやか館では、地区担当別により乳幼児家庭訪問や健診受診者への結果説明などを実施し、町民の健康支援を実施しております。また、子育て世代総合支援センターはぐくみ館では、子育て世代の相談業務等を実施し、虐待等への対応や発達障がい児への支援などに取り組んでいるところでもございます。  今後もどの世代の町民に対しましても、あらゆる疾病の予防を目指した保健指導を実施するため、各地域に出向き、町民の皆様とのかかわりを深く重ねてまいりたいと考えているところでございます。 97 ◯荒木睦子議員 それでは再質問させていただきます。  風しん対策の現状と条件整備については、町長の答弁で分かりました。県内でも9名の患者が発生しているところを受け、町長もおっしゃいましたように、私も感染の拡大が心配されているところです。  そういった中で、風しんの任意予防接種の助成対象者の拡大をいち早く実施されたことは、風しんの撲滅、ひいては先天性風しん症候群の撲滅に大きく寄与するものであると思います。今後は更なる周知を願い、対応についてよろしくお願いしたいと思います。  先ほど町長の答弁の中で風しん任意予防接種費助成とありましたが、風しんの予防接種には任意と定期があるんでしょうか。また、それぞれの接種年齢の違いはあるのでしょうか。質問いたします。 98 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  風しんの予防接種につきましては、定期と任意の予防接種で対応させていただいております。  定期につきましては、1歳以上、2歳未満も1期、保育所等における年長児を2期とする予防接種となります。  任意接種につきましては、先ほど町長の答弁にございましたように、年齢要件をなくし、風しん抗体化が低い妊婦の配偶者及び妊婦の同居者まで助成範囲を拡大した形での対応となっております。  以上でございます。 99 ◯荒木睦子議員 定期と任意があるということで違いも分かりました。  それでは周知の方法についてお尋ねします。妊娠を希望する女性やパートナー及び同居を対象に風しん抗体検査をどのように周知しているのか。また、それにより何人が受けられましたでしょうか。町内の企業への周知はどのようにされていますでしょうか。お尋ねいたします。 100 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  まず妊娠を希望する女性及びその同居者等に対しましては、対象者が限定されておりませんので、広報及びホームページ、愛情ねっと、すこやかDiary、母子手帳アプリですね、を活用して幅広い周知を行っております。  実際に妊娠が確定された方に対しましては、母子手帳交付の際に同居の方の予防接種についての説明を行い、注意を促しているところでございます。  また、若い世代が多く勤務していると思われる町内の事業所に関しましては、JMUやリクシルなどのほか、名石浜工業会等に対し、各職場での風しん対策について11月にですね、直接訪問し、周知のお願いをしたところでございます。  何人が受けているかというところの御質問でございますが、風しん抗体検査実施状況について御説明いたします。  抗体検査につきましては、町のほうと保健所のほうで対応させていただいておりまして、29年度で11名、30年度につきましては年度途中でございますので申込者数の説明になりますが、14名の方が申し込みをされている状況でございます。  以上でございます。 101 ◯荒木睦子議員 ありがとうございました。企業にも出向かれて行かれていることに本当安心しました。お互いに情報の交換や交流を図ることで重要なことだと思っております。  それでは予防対策について、厚生労働省より30代から50代男性に重点的に抗体検査やワクチン接種の無料化の検討がなされていますということで知りましたけれども、町としてはこの対応はどんなふうに考えていらっしゃいますでしょうか。 102 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  厚生労働省におきまして、来年度予算に向け、風しんの抗体検査に対する補助対象者を拡大し、抗体保有率が低い世代の男性、30代から50代の男性ですね、も無料で検査を実施する対象とすることで、風しんの排除のための対策を推進する方向で検討が行われております。  しかし、今月に入りまして、平成30年度の第2次補正予算において、前倒し実施するための要望書が官房長官に提出された旨の報道がなされております。  町といたしましては、感染症という疾病の特性を考慮しまして、国の動向に合わせた対応を検討していきたいと考えております。  以上でございます。 103 ◯荒木睦子議員 国の動向を見ながら検討していくという御回答でしたけど、先天性風しん症候群撲滅のためにもよろしくお願いいたします。  それでは2番目の保健師の現状と住民の関わりについて、再質問させていただきます。  長洲町の保健師の現状と取り組み状況については分かりました。長洲町には保健師が正規職員が8名ということでした。1人当たりで何名の町民の方が対象になっているという数が分かりますでしょうか。 104 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  県内の市町村におきましては、平成30年5月1日時点での保健師、これ正規職員のほうになりますが、1人当たりの人口を見てみますと、町内、長洲町におきましては1,942名になります。県内では少ないほうから数えまして21番目の順位となっております。なお、県内の保健師の1人当たりの平均、県内平均でございますが、3,264人となっております。  以上でございます。 105 ◯荒木睦子議員 1人当たり2,000人弱ということですね。  担当する地域に出向いて町民とどのような関わりを持って活動していらっしゃいますでしょうか。 106 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  保健センターにおきましては、各保健師が地区を分担して業務を行っておりますので、個別または家庭などを対象とした家庭訪問や保健指導を中心に行っております。  また、特定健診の結果説明会や健康教育などにつきましては、各行政区の介護予防拠点を活用しながら、できるだけ住民の方々に近いところに出向いて行うよう心掛けております。  こういった地域に出向いた活動の成果としまして、特定保健指導実施率の推移を御紹介しますが、平成27年度で38.4%の実施率でございましたが、28年度で63.8%、平成29年度で75.3%まで増加となっているところでございます。  そのほか住民の方の要望に合わせました健康教室なども開催しておりますので、各駐在員さんの皆様にお伝えし、普及を行っているところでございます。  以上でございます。
    107 ◯荒木睦子議員 長洲町、何年か前からすると、保健師の職員が倍になっております。その結果の表れかと思っております。特定保健指導の実施率がだんだんと増えているということは、その表れかなとは思っておりますので、大いにこういうことをしていかなければいけないと思っております。  町のさまざまな行事に出られて執務されていると思うんですよね。その実施の執務の体制はどんなふうに保健師が出るような体制をとってらっしゃるんですか。 108 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  保健師として町のいろんなイベントに救護として執務をしておりますが、1年間のうち昨年度で約16日程度、今年度は今のところ10日の執務となっております。  内容といたしましては、春や秋に開催されます金魚と鯉の郷まつりやのしこら祭、町民体育祭等での救護、老人会が主催される体力測定会での血圧測定など、多くの町民の方が集まるイベントになっております。なお、各イベントの中で救護を行う事案が発生した際には、各イベント担当者への報告や状況に応じた救急車の要請などの対応を行った事案もございます。  そのほかに今年度、先ほど一般質問の中でございました避難所の対応としまして、大雨や台風などの際に開設される避難所に対しましても、保健師を2名体制で避難所への巡回を行っております。巡回の中で血圧測定など健康状況の確認や相談を受けることで、町民の皆様の不安の軽減に努めているところでございます。  以上でございます。 109 ◯荒木睦子議員 さまざまなところに執務していただいていることが分かりました。  私は今年ののしこら祭のときに本部のテントに入っておりましたけども、今年はすごく酷暑で、熱中症で何人かの方が倒れられました。その手当てを1人の保健師さんがされていました。救急車を呼んだり、寝せて少し良くなったら、町外の方でしたので駅まで送っていって、それから自宅に帰ったら必ず電話してねというところまで指導されていました。私、こんな保健師さんがいるということはすごく心強いなと思っております。心強く思いましたので、こういうこと大いに保健師さんに、住民の方からこういう声がありましたということをお伝えして頑張っていただくような励ましの言葉を言っていただきたいと思っております。  それでは、次に参りますけれども、保健師さんと母子保健推進員さんとの連携はどんなふうにされていますでしょうか。 110 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  母子保健推進員さんにつきましては、母子保健の向上を目的としまして、住民の身近な相談役として、妊婦さんや乳児の家庭訪問や乳幼児健診への協力を行っていただいておりますので、毎月定例会を開催しまして、家庭訪問等における情報提供や母子保健にまつわる勉強会等を行っているところでございます。地区担当保健師にも訪問時の状況について気になることなどを情報共有するなど、同じ対象者に関わる上でスムーズな支援が行えるよう連携をとりながら実施しているところでございます。  以上でございます。 111 ◯荒木睦子議員 ありがとうございました。  保健師さんが、住民の方が自分の地区の保健師さんを知らないという声があります。知ってもらうためにも、先ほど町長も答弁がありました、地域に出向いて顔が見える活動をしてほしいということで、地域で座談会、懇談会とかある折にも、保健師さんを、その地区の保健師さんを出席されるような対策はどうでしょうか。 112 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) 町の保健師につきましても、まだまだ議員おっしゃるように、顔が見えているようで見えている形がつくれてないというところは今後の課題かなと思っております。保健師のですね、紹介というところでいろんな場に出向いてでですね、私がこの地区の保健師ですよというところはやっていきたいと思っております。  以上でございます。 113 ◯荒木睦子議員 大いに地域に出ていって活動していただきたい、そういう思いがありますので、今回こういう質問をさせていただきましたので。  課長はすこやか館に1日1回、行かれますか。 114 ◯福祉保健介護課長(宮本孝規君) お答えします。  1日に1回、なるべくですね、出向くようにはしていますが、なかなか1日に1回、毎日というところはなかなかとれてないところは今後反省したいと思います。 115 ◯荒木睦子議員 地域に出向いていったり、すこやか館で事務を執ったりする業務が大変だと思いますけど、なるだけ課長も行かれて、励ましたり褒めたりしながら職員を活動するようにぜひお願いいたします。  保健師の知識や技術は多くの人の安心ややる気を支えてくれる心強い存在です。まさに健康の味方です。大いに地域に出向き、顔の見える活動をしてほしいと思っております。  今回は健康のことについて質問いたしましたが、健康づくりではそれぞれの区で予防拠点で、筋トレ、脳トレ、体操いろんなことを取り組まれ、要介護認定率が減少していることは知っております。  このたび厚生労働省の、長洲町は保健医療2035推進シティに選出されたということは全くうれしいことだと思っております。町民一人一人が健康で元気な毎日を暮らすことをできますように願って、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 116 ◯徳永範昭議長 ここでしばらく休憩いたします。                休憩(午後 1時44分)                再開(午後 2時00分) 117 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  順番に発言を許します。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 磯野 博議員 118 ◯徳永範昭議長 7番、磯野博議員の登壇を許します。                 (磯野 博議員登壇) 119 ◯磯野 博議員 7番議員の磯野でございます。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。なお、答弁のいかんによりましては再度質問をさせていただきますので、徳永議長、どうぞよろしくお願いします。  1の新聞報道についてでございます。9月15日、16日の全国紙の新聞報道に町民は関心を寄せております。意図的に隠していたわけではないとのことでございますが、実際にはないものがあったわけです。当時、本当に調べたのでしょうか。どうやって出てきたのでしょうか。答えられる範囲で構いませんので説明を求めます。 120 ◯教育長(戸越政幸君) 磯野議員の御質問にお答えいたします。  新聞報道されました件につきましては、現在訴訟中でありますので答弁を控えさせていただきます。  以上です。 121 ◯磯野 博議員 ではお尋ねしてまいります。  校長先生のPC、パソコンですね、それはデスクトップパソコンですか、ノートパソコンでしょうか。それは誰の所有で誰が管理していますでしょうか。 122 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先日も御説明を差し上げましたけども、これは現在も町から学校のほうに、学校の先生方に配付しておりますノートパソコンでございます。  以上でございます。 123 ◯磯野 博議員 何年式のパソコンで、メーカー、OSは何でしょうか。 124 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  申し訳ありません。パソコンの詳細については把握しておりません。申し訳ありません。 125 ◯磯野 博議員 校長先生のパソコンは町の所有ということですけれども、そのパソコンの中のデータというのは誰が管理しているものなんでしょうか。 126 ◯学校教育課長(松林智之君) 校長室にございますので、校長先生が管理をしております。 127 ◯磯野 博議員 校長先生が異動される場合ですね、そのパソコンの取り扱いというのはどういうふうにされておられますでしょうか。 128 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  必要な引き継ぎのデータ、書類、パソコンの中のデータですね、というのは校長から次の校長に引き継ぐというふうに聞いております。  以上でございます。 129 ◯磯野 博議員 必要なデータは引き継がれるということですね。個人的なものであったりとかですね、一時的に業務に関係のないものが入っていたりとか、そういったものは校長先生の引き継ぎのときに誰が把握をするものなんでしょうか。第三者が把握をされたりとかして不要なものを動かしたりとか消したりとかするんでしょうか。そういうルールづくりとか取り決めというのはありますか。 130 ◯学校教育課長(松林智之君) 校長から校長に引き継ぐ場合、必要なものでない場合ですね、私的なものであるというところは、引き継ぐ間に処分、削除したりというようなことをされているということでございます。 131 ◯磯野 博議員 その当時からですね、今現在まで数名の校長先生が代わられていますけれども、今までの校長先生、誰もそのデータに触れられなかったということですよね、今回出てきたということはですね、削除とかもなかったということですよね。  エクセル、ワードデータかと私個人的に思っているんですけれども、右クリック、プロパティを開くと、作成日時、前回保存日時、前回印刷日、総編集時間、更新日時、アクセス日時、そういったものが確認することができます。それは発見された課長は見られていますか。確認されていますか。 132 ◯学校教育課長(松林智之君) 誠に申し訳ございませんが、今、訴訟中でございまして、そういった中身の詳細についてはですね、お答えを差し控えさせてもらいます。申し訳ありません。 133 ◯磯野 博議員 データを破棄したかとかですね、保存したまま触らなかったとか、当時パソコンをされていた方が一番知っていたかと思いますけれども、その事故当時の校長先生はいつ異動されましたでしょうか。ちょっと私、記憶がありませんので。 134 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  当時の校長先生は平成24年3月31日をもって異動をされております。 135 ◯磯野 博議員 通常エクセル、ワードデータは保存先を指定しなければ、その作成された方が保存先を指定しなければ、通常ドキュメントというフォルダに保存されます。今回、この出てきたデータというのは何層目のフォルダに保存をされていたのでしょうか。また、フォルダ名は何とおっしゃいますか。 136 ◯学校教育課長(松林智之君) 誠に申し訳ありません。その辺りの詳細な情報につきましては、現在裁判中でございますのでお答えすることができません。申し訳ありません。 137 ◯磯野 博議員 課長がそのパソコンを調べられたときにですね、例えば、削除したデータを復活させる、そういった特殊なことをしたとか、何か特別なスキルがなければ見つけることができないようにしてあったかとか、何かそういうのがあったのかどうかは、課長、どんなですか。 138 ◯学校教育課長(松林智之君) 私もそこまでパソコンに詳しい人間じゃございませんが、はい、そのようなことはなかったというふうに思っております。 139 ◯磯野 博議員 お尋ねしたかったのは以上です。  議長、もし削除が必要な部分があればですね、議長に一任しますのでよろしくお願いします。  続きまして、2の公共施設の維持管理整備についてでございます。  町公共施設等総合管理計画書によれば、今後38年間、2056年までに町のインフラ系施設整備に約618億円の更新費用が発生します。計算しますと618億円割る38年イコール16.26億円が年間必要となります。厳しい財政状況のもと、このような巨額な費用をどうやって捻出するのでしょうか。今後、この巨額な費用が発生する更新事業に町はどのように対処していくお考えでしょうか。お尋ねします。 140 ◯町 長(中逸博光君) 磯野議員の御質問にお答えいたします。  平成29年4月に作成いたしました長洲町公共施設等総合管理計画書において、公共施設とインフラ系施設を現状のまま更新といたしますと、議員御指摘のとおり、2056年までに累計約618億円の更新費用が発生する試算となっております。  これは単年度で見ますと、平成27年度決算における公共施設等の維持管理及び更新費用に比べ大きく上回っており、今後の公共施設等の更新、維持管理が困難であることを示しております。  この問題に対し、同計画書でもお示しておりますが、公共施設等マネジメント更新を設定し、将来人口や利用者数、また将来財源を鑑み、事後保全型管理から予防保全型管理へ移行すると共に、更新の際には施設の複合化、集約化等による施設総量の縮減などあらゆる方策に取り組み、長期的な視点で対処してまいりたいと考えているところでございます。 141 ◯磯野 博議員 そもそも、この町公共施設等総合管理計画書の作成目的は何でしょうか。平成26年4月22日付で、こちら総務省ですかね、から通達、策定の指針の概要というものがございます。また、平成30年の2月27日付でその指針の改定というものもございます。この作成目的、国が地方自治体に作成させた目的というのは何でしょうか。 142 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  総務省の通達、通知につきましては、ちょっと確認しておりませんけれども、目的としまして計画書のほうにも載せておりますけれども、インフラ系の施設につきましては、今まで整備を進めておりました。高度成長期以降に一気に整備をしたこともありまして、整備から30年以上を経過する施設が多くあります。  これらの施設につきましては、一度に更新時期というものを迎えてくるものでありますので、そちらにつきまして、なかなか今後一度に更新というものは難しいところであります。  国としましても、新しく造ることから賢く使うということを言っておりますので、そういう認識で今後、町の財政負担等を考えながら見直しが必要であるというところであると考えております。 143 ◯磯野 博議員 課長がおっしゃられたとおりですが、計画書によると建設から築30年以上経過した公共施設が見受けられます。今後、その多くの公共施設が更新時期を迎えるかと思います。それは計画書からも読み取れます。  国では今後、大幅な税収が見込めない中、早急に手を打たねばならないということで、自治体に計画書の策定や地方公会計の導入を固定資産とかですね、そういうのを把握をさせるように求めたんじゃないでしょうか。前回の議会答弁にも行財政改革への取り組みの明言はございませんでした。  再度お尋ねしますが、今後どのようにしてこの計画書に示されている618億円の更新費用に向き合っていきますか。年間約16億円をどのようにして確保されるお考えでしょうか。そのとき町民はどうすればいいですか。 144 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  今後ということですけれども、町長の答弁の中でもありましたけれども、まずは現在の修繕の方式を事後の保全型管理から予防保全型のほうに移します。それによりまして長寿命化によるライフサイクルコストの縮減を図っていきたいということが一点であります。  また、そのほかにも予算の編成時におきまして事業の選択という形をしながら、全体的な予算を見ながらの事業の推進というものが入ってくると思います。  あと、そのほかでいきますと、個別計画のほうを今後作っていきますけれども、その中で定期的な点検であったり、データベース化をしながら不具合箇所等の把握等を適切に行いながら、そちらのほうを計画的に予防保全のほうにつなげていく、そういった形になると思います。  以上でございます。 145 ◯磯野 博議員 38年間で618億円の更新費用が発生しますが、どの分野の施設でどこの何が整備更新費用が大きいのでしょうか。それははっきりしていますか。また、それは必ず必要なものでしょうか。 146 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  まず618億円の更新費用につきましてですけども、これにつきましては現在の建物を長寿命化せずにそのまま更新をかけた場合ということになっております。よって、長寿命化の対策を行うことによって、まずはある程度の縮減ができるというところになります。  あと、どの分野のもので必ず必要かということでありますけれども、まず、どの分野につきましては、今後ですね、個別計画等も策定しながら検討のほうを進めていく形になると思います。  必ず必要かということにつきましては、そちらの中で必要なもの必要でないもの、必要でないものという言い方につきましてはちょっと語弊があるかもしれませんけれども、統廃合であったり、縮小できる、縮減できるものにつきましては、併せて検討していく必要があると考えております。 147 ◯磯野 博議員 この計画書が我々議員、町民に配布されたのが29年の5月、作られたのは4月ですけれども、私の手元にあるのは全員協議会で5月23日にいただいているものです。  それからもう1年以上たっていますよね、この計画書ができてからですね。まだその個別の分野のとかできていないんでしょうか。どれがどうとか把握されてないですか。  44ページ、45ページに費用予測というものがありまして、これを見ると下水道の更新と学校施設の更新が費用が掛かるように見受けられますけれども、それはどうですか。下水道と学校施設ですか。 148 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  概算で大まかな費用計算をしているところで数値が上がっております。その件でいきますと下水道、学校関係になります。  以上でございます。
    149 ◯磯野 博議員 先ほど答弁にもありましたが、施設の長寿命化であったりとかですね、個別の施設ごとに検討するなど計画書にも記載がございますけれども、その更新費用の大きなこの下水道事業と学校教育施設に関してですが、今後、町はどのようにお考えでしょうか。何か検討を、どのような検討が町としてできるんでしょうか。やれることはもう限られているんじゃないかなと私思うんですよね。それ、どうですか。 150 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  施設全般的なことになりますけれども、長寿命化によります縮減であったり、適正規模への見直し等、そういうのも含めたところでの見直しというのは、検討というのは必要であるかとは考えております。 151 ◯磯野 博議員 課長、適正規模の見直しということですけれども、今後、日本国全体の人口も減少してまいりますし、本町の人口も減少してまいります。  このような公共施設の巨額な整備更新費用が見込まれる中、今後、ますます少子高齢化は進み、福祉・保健・医療などの社会保障費の関係の歳出は増えていくばかりでございます。  果たして本町は大丈夫なんでしょうか。このまま行けば、町の運営ができなくなるんじゃないでしょうか。 152 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  それらに対応するために計画を策定し、進めていくということでございます。 153 ◯磯野 博議員 その計画、個別の分野の計画とかですけれども、それはいつごろでき上がる予定ですか。もう着手されていますか。 154 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  個別計画、施設ごとの計画でありますので、もう作ってある施設もあれば、今後する、着手していくものとありまして、32年度までに作るということで計画を立てております。  以上でございます。 155 ◯磯野 博議員 課長から答弁ありましたけれども、この618億円に町民はどう判断すればいいんでしょうか。本町は未来に向けて安心できる町なんでしょうか。更新事業に充当可能な地方債や基金等の財源の見込み等はもうはっきり計算とかはされていますか。問題を先送りして将来世代にツケを残してはいけません。  高度成長期時代、経済と人口が右肩上がりを想定して整備された学校施設、下水道施設でございますが、少子化人口減少時代に向け、自治体の規模をそれに合った戦略、方向転換が必要ではないでしょうか。  その中で限られた資源を集中的に少子化対策、高齢化対策に打ち込み、中長期戦略が必要ではないでしょうか。  それこそ少子高齢化が進む状況に対し、将来に対する未来への期待が持てる町の将来ビジョンが求められているのではないでしょうか。  お尋ねしますが、学校施設の統廃合といった大規模なリストラへの取り組みが必要ではないかと思いますが、その辺はどうお考えでしょうか。 156 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  小中学校、学校施設の統廃合ということですけれども、そちらのほうにつきましては財政的な面だけで判断できるものではありません。子どもたちの数の推移であったり、教育の現場のあり方であったり、さっき言った今回の財政の見通しもありますけれども、そのさまざまな面から判断していかなければいけませんので、ちょっと財政の面からだけでそちらのほうの統廃合ということを答えることはできない状況でございます。 157 ◯磯野 博議員 19.43平方キロメートルのこの小さな町に4つの小学校と2つの中学校がございます。私の質問に対し、教育委員会ではいろいろな答弁がございました。  委員会の会議の中で議題に上がって話し合っているということでございましたが、先ほども総務課長が財政的な面ではなくて、教育委員会の子どもたちの面からも教育の面からもというふうにとありましたように、委員会では本格的に検討、議題として上がって議論はされているんでしょうか。  子どもの数が減る中、そして増える見込みもない中、もう時間的に検討、議論の着手が必要ではないのでしょうか。  委員会ではこれまでに具体的に統廃合について、どのような話し合いがされてきましたでしょうか。その内容を教えていただけますか。 158 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  現在まで統廃合、具体的には統廃合ということで議論をしてきたことはございませんで、学校規模の適正化という意味で児童生徒の推移などを見ながらですね、協議をしてきたというところでございます。  以上でございます。 159 ◯磯野 博議員 再度、お尋ねしますけれども、今回策定しました公共施設等総合管理計画書の目的は何でしょうか。今後、将来的に発生する公共施設の更新費用を予測し、どのような対策が必要か。更新費用といった財政的な観点から現状の公共施設の更新のあり方、施設の必要性の見直しが求められているのではないでしょうか。学校の統廃合といってもすぐにできるものではございません。  お尋ねしますが、学校施設を6校維持して本町は存続できるんでしょうか。統廃合を避けて将来的に対応できますか。 160 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  6校の維持ができるかということでありますけれども、維持管理を進めていく中では費用というものは大きな費用が掛かると思っております。  ただ、必要性というところがまず大前提ということになりますので、必要であるということになれば、町の事業全体の中で全体の事業の優先順位をつけながら予算を作っていくという形になっていくと思っております。 161 ◯磯野 博議員 公共施設等総合管理計画書では79ページ、学校教育系施設管理方針として更新検討と評価された六栄小学校と長洲中学校は将来的な児童生徒数や校区人口の増減を推計し、施設規模の適正化を図ると共に、校区コミュニティとしての役割強化等を視野に入れ、更新大規模改修、他施設との統合等を検討し、総量縮減やライフサイクルコストの低減に努めるとございます。  教育的な判断とは別に、財政的な判断から現状のままでは維持管理が非常に厳しいと、この計画書では指摘してあるんじゃないでしょうか。この計画書は自分たちで作ったものですよね。その中で自分たちでもう把握してあるんじゃないですか。  お尋ねしますが、学校教育系施設、特に中学校の統廃合について検討するお考えはありますか。町と委員会に答弁を願います。 162 ◯徳永範昭議長 しばらく休憩します。                休憩(午後 2時35分)                再開(午後 2時48分) 163 ◯徳永範昭議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 164 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  現在の作っておりますこの管理計画につきましては、老朽化する現有施設の今後の維持管理について策定するものでありまして、学校施設につきましても現状のままということを前提で策定しているものでございます。 165 ◯磯野 博議員 この計画書が策定されて、私は今後、町としてはこれからいろいろな個別の計画を考えていくということですけれども、総合的に見てですね、まずこの下水道施設と学校教育施設、これがもう莫大に更新費用とか維持管理費等が掛かると思って、この質問をしているんですよ。  委員会のほうに、教育委員会のほうにお尋ねしますけれども、この計画書を見てですね、どういうふうに思われますか。6校を維持していて、次の3の質問のほうにも光熱水費について維持管理費等もお尋ねしますけれども、これだけ費用が掛かるというようなところをどのように思われますか。 166 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  議員がおっしゃるとおり、各学校、大変、経年劣化をしているところでございます。この計画の中に入っております予防型、保全型の管理ですね、こういったものに沿って維持管理をしていくというのがまず必要だと思います。  それと先ほども出ておりますが、教育上の諸問題、学校の先生たちの配置とかですね、あとは児童生徒の推移など、そういった面において、将来において総合的に判断する必要があるかとも考えております。  以上でございます。 167 ◯磯野 博議員 その総合的な判断というのは、今後どのようにされますか。教育委員会の中で会議をされる中で、この計画書等の資料等も皆さんに考えていただいてとか、そういったところまでされますか。 168 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  この計画のとおりに基づきまして、これから施設整備に係る費用ですね、それと先ほども申し上げました児童生徒、教育上の問題、諸問題、それと児童生徒の推移と先生方の配置、そういったものをですね、これからデータ的に取り寄せて、将来推計まで考えて協議が必要かというふうに思っております。今すぐどうのこうのというのはちょっと現在計画がありませんけれども、将来を見越してこのような検討が必要かというふうに思っております。 169 ◯磯野 博議員 これまで学校施設の統廃合については、議会で私、何度も議論をさせていただいて、その都度、その必要性を感じるような答弁というのは得られませんでした。  しかし、今回はこの計画書が策定され、その中に公共施設の見直し等を検討がうたってございます。今までとは状況が違います。本町の生き残りをかけて、財政を全部ひっくり返して精査するぐらいしないと手遅れになるんじゃないですかね。私はその一握りの部分、財政のこの618億円の中の一握りの部分、中学校の統廃合についてお尋ねしています。  今後、その施設を利用するというふうな考えで個別の計画を策定されるということですけれども、それと並行して学校教育系施設、特にこの中学校を統廃合ということで検討するお考えはありませんか。 170 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  先ほども申しましたが、財政面からだけで統廃合ということはなかなかできないことでありますけれども、財政面からとしては計画検討の一つとしまして、統廃合の効果額等につきましては試算をしたいなということであります。 171 ◯磯野 博議員 その試算というのはいつごろ出していただけるものなんでしょうか。 172 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  時期ということですけれども、これにつきまして教育委員会等々とも調整、打ち合わせとかいろいろ協議のほうも必要となりますので、ちょっと明確な時期というのはここではお答えできません。 173 ◯磯野 博議員 今後の会議ですけれども、総合教育会議というものございますよね。その中で話し合いをされますか。それとも別々に検討されてというふうになるんでしょうか。 174 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  教育委員会と別に個別にお話をする形になると考えております。 175 ◯磯野 博議員 本町は消滅可能性自治体ですよね、そういうふうに言われていますよね。この618億円からやっぱり逃げてはだめだと思います。平成の大合併で本町は独立の道を選びました。当たり前なことを普通にやっていても衰退をしていくだけです。二つぐらい何かをやって、やっと現状維持、四つ、五つぐらいやらないとこの本町は生き残れないんじゃないでしょうか。  いくら立派な賃貸の物件を造っても、ヤドカリはしかるべき時期になると安全なところに家移りしていきます。将来に向けてしっかりとした説明のできるものがないと、町民は心配で不安を抱くんじゃないでしょうか。出ていく人もいれば、それでも絶対に出ていかない人、出ていけない人もいます。ちなみに私は逃げません。町民は本町を信じていいのでしょうか。町民は町の取り組みを期待していいですか。  公共施設等総合管理計画書が策定されてから、本町のやるべきことや時間がないことなどはっきりしてまいりました。手遅れにならないように町民にしっかりとしたものが示せるようになることを望みますが、いかがでしょうか。 176 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  管理計画策定後、今後、施設につきまして個別計画を策定していきます。その後につきましてしっかりとした計画のほうを策定していきたいと考えております。  以上でございます。 177 ◯磯野 博議員 その策定の中に統廃合を検討というものはテーブルにのらないんですか、のるんですか。作成した後、それを見て検討が必要とかそういうふうに考えますか。今の段階で同時に並行して検討も統廃合の検討が必要というふうにはなりませんか。 178 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  効果額等の試算につきましては、今後、並行して進めていくことになると思いますけども、統廃合自体の検討につきましては、そちらにつきましては計画後ということになるかもしれませんが、先ほどから言いますように、財政面からだけの統廃合検討ということはなかなか難しいと考えております。 179 ◯磯野 博議員 委員会とは別にして財政のほうで検討できるように考えてください。  そもそも環境が委員会のほうと、委員会のほうが必要でも財政のほうが破綻するとなれば、検討しないといけないんじゃないですか。もうやらざるを得ないというふうに、そもそも2校が絶対に必要なんでしょうか。  続きまして、3の学校施設の光熱水費についてでございます。  平成29年度決算で光熱水費の予算が枯渇し、特別支援教育支援員等の報酬の不用額からの流用を確認しております。平成30年度の執行状況はいかがでしょうか。地中熱はうまく機能しているのでしょうか。予算が不足している事業はないでしょうか。お尋ねします。 180 ◯教育長(戸越政幸君) 磯野議員の御質問にお答えいたします。  現在、地中熱換気システムにつきましては、大きな故障もなく稼働しております。平成30年度の予算執行状況につきましては、教育費の内での流用や予備費からの充用をしておりますが、おおむね予算どおり執行しております。 181 ◯磯野 博議員 何か枯渇して流用している事業があるんですか。もしその事業があれば教えてください。 182 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほど教育長が申し上げました、その中身について少し御説明を申し上げます。  現在の予算執行状況では事務局費、教育費の中の事務局費の普通旅費が不足したというところで予算を流用しております。このほか教育指導費の中におきまして、ALTに係る負担金の支払い方法が保険料の役務費から負担金に変更となったことから、負担金補助及び交付金の不足により予算を流用しているところです。  次に学校管理費の中で小学校の漏水調査を行いましたので、その役務費と長洲中学校職員室のエアコンが故障しましたことによりまして、エアコン設置のため備品購入費が不足というところで、これは予備費から充用をしております。  また、細かいところですが、中学校の燃料費が不足しているとか、長洲中学校運動場の防球ネットが破損したことによる修繕料が不足したため、これも同じ学校管理費からの予算の流用というところで対応しているところです。  以上でございます。 183 ◯磯野 博議員 今年の夏は特に厳しかったと思うのですが、電気代、エアコンを余計やっぱり通常よりもことしは稼働しているかと思います。その執行状況というのはいかがですか。燃料費がというふうに述べられましたけれども、燃料費と電気で違いますよね。その電気代の執行状況というのはいかがでしょうか。 184 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  現在、光熱水費というところの枠で金額がございますけども、11月末現在で小学校のほうが1,400万円の予算に対しまして、執行額が1,100万円、執行率が78%程度。中学校の予算額が740万円で、執行額が540万円、執行率が73%ということで捉えております。  以上でございます。 185 ◯磯野 博議員 この執行額は予定どおりのものなんでしょうか。それとも予定よりも進んでいるのでしょうか。 186 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  先ほど磯野議員おっしゃられたとおり、今年の夏は大変暑かったものですから、夏場の電力量、電気料のほうが昨年度と比較すると若干やっぱり高めになっているというところでございました。今後、冬場もエアコンを稼働します。その状況に応じて不足するかどうかというところで今、現在見ているところでございます。  以上でございます。 187 ◯磯野 博議員 30年度が光熱水費が枯渇したと。今年も猛暑だったので枯渇するおそれがあるということでよろしいですかね。平成31年度の予算などはどうお考えでしょうか。 188 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  予算ベースとしましては、今年度、前年度、30年度がベースになるかとは思いますけれども、地中熱を入れている関係で若干電力量を抑えたいということもございます。ベースとなるのは今年度の予算額かなというところで。あとはですね、そういった気候変動によるものがございますので、その辺りどれだけ見込むかというのは今後予算計上のときにですね、少し考慮して考えたいと思っております。  以上でございます。 189 ◯磯野 博議員 ちょっとお尋ねです。地中熱を稼働させるのもいわゆる電気ですよね。その地中熱を稼働する電気代というのはどれぐらい発生するものでしょうか。 190 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  地中熱の電気代を正確に集計するような測定値を付けてはおりませんけれども、これは国に申請するときに推計値として出しているものでございまして、年間で地中熱のみの電気料が大体百五、六十万程度というふうに試算をしているところでございます。 191 ◯磯野 博議員 地中熱を稼働させるのに6校で年間150万円ぐらいということですね。それによって地中熱が稼働してエアコン代を抑えることができるということですね。
     この電気代を抑えるというところからのお尋ねなんですが、学校施設のサッシ、ガラスというものはどういうものですか。通常の建築当時のものですか。それとも何か断熱なものとかにもう変わっていますか。何か、そういうふうに更新したとか何かありますか。 192 ◯学校教育課長(松林智之君) 断熱とかには更新はしておりません。建設当時のサッシでございます。 193 ◯磯野 博議員 であるならですね、いくらエアコン、地中熱を導入しても、もともとの造りが昔の以前のサッシ、ガラスであれば、夏は冷えないんじゃないですかね。今、国は高断熱・省エネ住宅建設の促進に力を入れて、税金を優遇したりとか、省エネに低炭素住宅の建設とかに向けさせていますよね。サッシ、ガラス、こういうのは検討はされなかったのでしょうか。合わせガラスであったりとか、ペアガラスであったりとか、断熱のガラスにしたらもっと冷えて電気代が安くなるかなとか。  議長、時間延長をお願いします。 194 ◯徳永範昭議長 30分以内で許可します。 195 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  この地中熱システムは環境省の補助金を活用させてもらっていまして、その中にはそういったメニューがございませんので、地中熱換気システムの整備というところでございました。そこまではちょっと検討しておりませんでした。 196 ◯磯野 博議員 光熱水費の削減に知恵を出されませんか。財政のほうもですよ。多分、家を建てられている方、何人もいらっしゃると思いますけれども、シングルガラスとペアガラスでこんなに違うんだとかって経験されていると思いますよ。  先ほどの財政の答弁でもありましたように、この光熱水費、ずっと続いていきますから、エアコンを導入している限りですね。これからエアコンがなくなることなんて到底考えられませんので、ずっと増えていく一方ですよ。必要なもので効率的に良くなるようなものは長いスパンで考えて、採算が10年で取れるとか、これ分、試算して光熱水費を削減できるとかというのを考えるのであればですね、こういうのも検討するべきではないんでしょうか。いかがでしょうか。 197 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  施設につきましての光熱水費の効率化等についてになりますけれども、ペアガラス等につきましては、施設の改修や更新があるときに併せて検討したいと思います。  以上でございます。 198 ◯磯野 博議員 これだけ光熱水費掛かっているんですから、何か試算でもしてみて、何年でペイできるとか回収できるというのが分かれば、すぐでもやっていいんじゃないですかね。施設改修とかってなるといつになるか分かりません。  あとですね、太陽光、庁舎には上がっていますけれども、学校の屋上には上がってないですよね。これもやることも私いいと思うんですけれども、学校の屋上に自己消費分のをやったらいかがでしょうか。これだけ電気代が掛かるのであれば、光熱水費掛かるのであれば、効率的と思いますけれども、いかがでしょうか。 199 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  まず学校施設につきましては、老朽化している施設もあります。施設の耐久性ですね、そういうところも踏まえたところで、屋上の耐久性等も含めたところでの検討が必要かと思っております。 200 ◯磯野 博議員 耐久性ということをおっしゃられましたけれども、太陽光ってそんな耐久性というか、そこまで考えなくて設置できると思うんですよね。これ、自己消費分ですので、到底余剰で売電するとかそういう話ではないと思うんですよ。学校の分を賄うので精いっぱい、その賄う分の中の本当何%ぐらいと思いますよ、年間の分の。売電ではないんですから、やれるところは避難場所とか屋上に登らないといけないとか、そういうのもあるかもしれませんけれども、地球環境にいいじゃないですか、国策ですよ、太陽光。  ほかの自治体、最近建設された玉陵中学校とかも立派なのがのっかっていますよ。これ本当、やったら効果的で効率的だと思うんですけれども、もう一度、お尋ねします。 201 ◯総務課長(濱村満成君) 議員御提言の分です。  試算のほうを行ってみたいと思います。 202 ◯磯野 博議員 あと29年度の決算の支援員さんの不用額ですね、これいくらちなみに残って、それがどのくらいこの光熱水費に賄われたんでしょうか。 203 ◯学校教育課長(松林智之君) 申し訳ありません。今、手元に29年度の実績の資料を持っておりません。申し訳ございません。 204 ◯磯野 博議員 今までの私とのやりとりの中でですね、支援員さんを確保するのは大変だったかと思います。31年度、何らかのことをやらないと、毎年のごとく同じことの繰り返しではないでしょうか。本町には特に子どもたちの安心できる教育環境が必要だと思います。予算編成の時期かと思いますけれども、ここに関しては何か変化はありますか。 205 ◯学校教育課長(松林智之君) お答えいたします。  毎年、特別支援教育支援員さん、昨年度は10名、今年度も10名でございますが、当初から雇用がなかなか難しいところがございました。現在のところ10名の配置に対しまして9名、あと1人が今後面接をする予定でございます。早ければ年明けぐらいには学校のほうに配置ができるかと思っております。それで10名という予定になっております。  この方たち臨時職員扱いでございますけども、このまま来年度もですね、引き続き学校のほうで勤めてもらうということであればですね、ぜひともお願いしたいというふうには思っております。  ただ、待遇面の見直しについてはですね、いろんなほかの委員とかですね、そういったところにも関係するところがございますので、そこはそちらとも協議をしながらということになるかと思います。  現在ところ10名の予定になりますので、引き続き勤務可能であれば、そのまま臨時職員のほうでお願いしたいというふうには思っております。  以上でございます。 206 ◯磯野 博議員 もともと支援員さん、以前は12名だったんですよね。それを10名に減らしていますよね。また、この12名まで復活させたらいかがでしょうか。予算要求されたらどうですか。私、応援しますから。  この教育費関係でいろいろな事業で予算の不足がちなものが見受けられますけれども、先ほどから財政面からもお尋ねをさせていただきましたが、教育に必要なものは絶対に必要です。本町に本当に必要なことを見きわめ、そこには手厚く予算をつけるべきです。  続きまして、4の長洲町財務状況把握についてでございます。  平成26年度長洲町財務状況把握の結果概要がございますが、現在この数値は改善しているのでしょうか。お尋ねいたします。 207 ◯町 長(中逸博光君) 磯野議員の御質問にお答えいたします。  財務状況把握は地方債の借入先である財務局が財政融資資金の融資主体としての貸付先の財務状況、事業の収益性等を適切にチェックすることにより、融資審査の充実等を図るという観点から平成17年度に開始され、本町においても過去4回、実地監査が実施されておられます。  また、財務状況を把握する方法として、債務償還能力を表す債務償還可能年数、実質債務の大きさを表す実質債務月収倍率、資金繰りに係る耐久余力を表す積立金等月収倍率、経常的な資金繰りの状況を表す行政経常収支率が用いられることになっており、各指標の判断基準に照らし合わせて財務状況の分析が行われます。  議員御質問の財政指数のヒアリング後の推移でございますが、財政指数の数値は財務局が独自で行うモニタリングと共に利用することから、財務局算定のものと財務局から提示されることになっております。  また、平成27年度以降、ヒアリングが実施されておらず、今年度実施される予定であることから数値を保有しておりませんので、今年度のヒアリング結果を踏まえ、平成31年度に公表させていただきたいと考えております。  なお、財政指数の分析においては、平成28年度決算から新地方公会計による統一的な基準による財務書類を作成しておりますので、現金の支出を伴わない減価償却費や資産・負債などのストック情報を踏まえて、今後の財務状況分析に取り組んでまいりたいと考えております。 208 ◯磯野 博議員 このヒアリングの財務省の目的は何でしょうか。 209 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  財務局のほうからは起債関係等でいろいろと指導等もあっております。  目的としましては、地方公共団体の財政状況の健全化を把握する、指導するというところだと考えております。 210 ◯磯野 博議員 この指標というのは通常の決算カードとは違って、財務省の独自のあまり聞きなれないような指標ですよね。こういうのを財務省がヒアリングして公表せよということになっているかと思いますけれども、これをやっぱり議会、町民に見て内容を判断していただくというふうに思うんですけれども、この本町のこの数字ですけれども、全国平均、類似団体と比べて悪い数値ですよね。26年度までしかありませんけれども、これを見たら、財政運営の中で固定費が増加するような事業とか新規事業等はちょっとなかなか考えられないのかなとかは思うんですけれども。固定費等は増加傾向ですか。努力して減少をしていますか。 211 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  数値的なところでお答えはちょっとできないんですけれども、固定費につきましては増加しないようにというところで減少できるようにということで努力しているところでございます。 212 ◯磯野 博議員 課長、すみません。どちらでしょうか。今の課長の答弁はどっちに捉えていいのかがちょっと分かりませんでした。 213 ◯総務課長(濱村満成君) すみません。数値のほうを把握しておりませんが、大きな増加はないと考えております。  以上でございます。 214 ◯磯野 博議員 先ほどの公共施設等総合管理計画書であったりとかですね、町の運営状況の中長期計画であったりとか、この財政状況の把握等とかこういう資料を見ますと、前回も一般質問させていただきましたが、お尋ねさせていただきましたけれども、この行財政改革に取り組む必要があるのではないかなと思うんですけど、そこはいかがでしょうか。 215 ◯総務課長(濱村満成君) お答えいたします。  名称が行財政改革と一本の名前で行うかどうかは別としましても、改革につきましては行っていく必要があると考えております。 216 ◯磯野 博議員 では次に、5の長洲町都市計画についてでございます。  用途地域内で建築基準法第42条道路でない町道(建物を建てられない道路)は何メートルありますでしょうか。町はこの用途地域内をどうお考えでおられますか。お尋ねします。 217 ◯町 長(中逸博光君) 磯野議員の御質問にお答えいたします。  議員御存じのとおり、都市計画区域内において建築物を建築する際は建築基準法による道路に接しなければならないとなっており、建築基準法第42条に規定する道路に該当するかの判定については熊本県にて行っております。  また、町道においても建築基準法上の道路の判定要因としましては、道路幅員や建築基準法または都市計画法の適用時の家の建ち並び状況などを参照として判定されると伺っております。そのような建築基準法第42条の規定に該当しない道路は町内に存在しており、建物を建築する際には、建築基準法第43条、ただし書きの道路として建築が可能な場合がございます。  今後も用途地域内において適正な機能と良好な環境を形成するために、道路整備を含めたまちづくりを考えてまいります。 218 ◯磯野 博議員 長洲町都市計画、この用途地域の指定は、私たちの先輩たちが自ら考えて指定したものであると思います。いろいろなことも配慮して、ここの小字名は良くないから地盤は良くないだろうとか、以前は海だっただろうとか、水没しやすい地域だろう、がけ崩れのおそれがあるだろう、住宅地に向く向かないなど、将来的なまちづくりを考えて指定されたものではないかと思います。  本来であれば町はこの用途地域内の住宅系の地域は、道路整備、インフラ整備をして住宅建設が進んでいくように誘導していくのが本来の姿でないかと考えますが、町の動きはばらばらです。下水道は来ているのに水道は来ていない、下水道は来ているのに水道も来ているのに建物が建てられない道路であったりと。今現在そのようなことを課の横のつながりで協議等をされておられますか。 219 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  私のほうから用途地域に関しまして、ちょっとお答えをさせていただきます。  用途地域、先ほど議員から言われましたけども、建築物を規制することにより適正な機能と良好な環境を形成するために定めております都市計画でございます。そのためにも道路整備の必要性は感じております。町長答弁ございましたとおり、道路整備を含めまして総合的なまちづくりを考えたいということで考えております。  また、横の連携につきましては、新たな住宅地等ですね、考えられるようなときにはですね、下水道課、水道課も含めたところで、またほか、まちづくり課等も含めたところでですね、横との連携を協議しているというところでございます。  以上です。 220 ◯磯野 博議員 町は定住促進を考えられているかと思いますけれども、この住居系の用途地域の重要性を町はどのようにお考えでしょうか。  この住居系の地域に新たな土地がないということであれば、都市計画の変更、新規用途地域の指定を考えていかないといけないでしょうけれども、今現在はどんなでしょうか。用途地域を指定してあるところの土地は有効利用をされておられますか。町は振興計画で平成32年度までに100戸を計画されていますけれども、本町に100軒建てられるような優良な宅地はあるのでしょうか。 221 ◯建設課長(城戸主税君) お答えいたします。  用途地域につきましては、議員が言われるように第一種住居地域等が長洲町内、旧長洲町清里のほうにもございます。また、第一種中高層住居専用地域等もございます。  議員が言われたように、用途地域に見合った住居環境整備ができているのかということをお尋ねかというふうに思いますけども、それに見合った道路整備ができているところもございますし、現在できてないところもあるかというふうに考えております。  以上です。 222 ◯磯野 博議員 中高層地域は桜山に行くところの両端にあります。いわゆる井上ゴムのところの道路の両端ですけれども、あそこは家を建てられないですよね。用途地域が指定してあって建物が建てられない土地というのは本町にどれだけあるんでしょうか。把握するのは大変かと思いますけれども、それだけいっぱいあると思いますよ。  再度、お尋ねしますけれども、町はこの住居系の用途地域をどういうふうに今後されるお考えでしょうか。計画的に町の定住のために優先順位等を決めて進めていくような計画を考えられますか。この用途地域を置いてきぼりにして、まちづくりってなかなかできないと思うんですけれども。宅建業者もなかなか長洲町に入ってこれないと思うんですよね。何かこれからするような、検討するとか、計画を立てるとか、何かそういうお考えはありますか。 223 ◯建設課長(城戸主税君) 先ほどから御質問があっておりますけども、道路整備の必要性ということに関しましては感じております。既存の建物の建ち並びであったり、宅地化の見込みなど道路に接する土地の状況ですね。あるいは道路の用地の御協力というのもあるかと思います。そちらに応じましてですね、考えていきたいと思っております。  以上です。 224 ◯磯野 博議員 まちづくりに道路整備は重要です。必要です。同僚議員からも道路整備の質疑や質問ありましたけれども、道路整備を少しでも計画的に進めていかないと住民はやっぱり生活しにくいでしょうし、そこに人はやっぱり住まなくなっていきます。車も大型化しておりますし、緊急車両も大型化しております。ごみ収集のパッカー車等も入れない地域もありますし、いま一度、まちづくりの道路整備計画を見直してみてはいかがでしょうか。  一区一職員制度であったりとかですね、そういったところで人口の推移であったりとか、その行政区の人口の推移であったりとか、あとは高齢化率であったりとか、建て替えが進んでいる地域、人気の地域、人気の小学校地域とかいろいろやっぱりあります。  そういったところも含めてですね、もう一度、見直す必要があるのではないかなと思いますけれども、いかがでしょうか。 225 ◯建設課長(城戸主税君) 道路整備につきましては、議員が言われるような定住化に即したような道路整備も行ってきております。また、現在道路整備を行っているところにつきましては、危険性であったりとか、交通量とか、そういったものに配慮した道路の整備をしております。  計画につきましては、議員の言われるような観点も含めまして、計画しているところで考えておりますけども、また更に総合的に考えてまいりたいと思っております。  以上です。 226 ◯磯野 博議員 もう時間がないので延長をお願いしたいところでございますが、次に一般質問でさせていただきます。終わります。 227 ◯徳永範昭議長 順番に発言を許します。 ─────────────────────────────────────────── 一般質問 浦邊朝章議員 228 ◯徳永範昭議長 8番、浦邊朝章議員の登壇を許します。                 (浦邊朝章議員登壇) 229 ◯浦邊朝章議員 8番議員の浦邊です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。なお、答弁のいかんによりましては、再質問を議長の許可をいただいてしたいと思います。  まず、1の2020年、東京オリンピック、パラリンピックに備えた、スポーツ振興等について。  (1)2020年、東京でオリンピック、パラリンピックが開催されます。また、来年の大河ドラマでは「いだてん」が放映され、和水町、玉名市にゆかりの深い金栗四三さんが脚光を浴びております。玉名市、和水町では金栗さんの功績をたたえ、大河ドラマ館や金栗四三ミュージアムなどの開設が予定されております。  ここで金栗四三さんについて、ちょっと説明をしたいと思います。  金栗さんは1911年、明治44年、ストックホルムオリンピックに向けたマラソンの予選会で当時の世界記録を出し、翌年のストックホルムオリンピックには日本人として初めて出場されております。残念ながらこのときは日射病で倒れ、途中棄権されておりますが、その後、アントワープオリンピックやパリオリンピックなど出場されております。また、駅伝大会にも尽力され、正月に行われております箱根大学駅伝の開催にも関わられております。そのような金栗さんの功績をたたえ、各地で金栗杯マラソン大会なども開催されております。  玉名郡のスポーツの大先輩にあやかり、長洲町でもスポーツの振興につなげていけないか。特に1月は長洲マラソン大会も予定されております。この伝統ある大会を盛り上げるため、長洲いだてんマラソン大会などと称したらどうか伺います。  (2)東京パラリンピック候補に本町出身の島川慎一氏がウィルチェアーラグビー選手として挙がっておりますが、前回リオデジャネイロパラリンピックでは3位、銅メダルでした。本年の世界選手権では初優勝、金メダルと活躍されております。現在、東京パラリンピックでの金メダル獲得を目指して頑張っておられる。ぜひ我が町を挙げて応援をしてあげたい。応援会の設立と支援金の募集等を行ってはどうか伺います。 230 ◯教育長(戸越政幸君) 浦邊議員の1点目の御質問についてお答えします。  議員がおっしゃるとおり、来年、日本マラソンの父、金栗四三さんを取り上げたNHK大河ドラマ「いだてん」の放映が決定し、ゆかりのある玉名市、和水町、更には南関町においては、関連施設などの開設予定やマラソン大会の開催などで盛り上がりを見せております。  長洲町では今回で43回目となる恒例の長洲マラソン大会が新年1月14日に総合スポーツセンターから名石浜までの周回コースで開催されます。このマラソン大会はどちらかというと競技性の強い大会として近隣の中学校、高校からも多くの参加をいただいておりますが、平成28年度の第41回大会より、フレンドリーシップ部門として小学生から高齢者の方までタイムを気にせずに参加いただける部門を創設し、その結果、以前よりも多くの町民の方々に参加をいただいているところでございます。  今回、このマラソン大会を更に盛り上げるために、長洲いだてんマラソン大会と称したらどうかとの御提案ですが、この大会を更に盛り上げるためにそのネーミングだけでなく、競技の内容等も含めて、来る2020年の東京オリンピック、パラリンピックの開催年に向けて、関係各所と協議を重ねてまいりたいと考えております。 231 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の2点目の質問について、私のほうからお答えさせていただきます。  東京2020パラリンピック競技大会は22競技、540種目が21会場で実施され、史上最多4,400人の選手による白熱した戦いが、2020年8月25日の開会式翌日から9月6日の閉幕まで12日間にわたり繰り広げられます。
     その中で議員おっしゃられる本町出身の島川慎一氏が代表候補選手として挙がっているウェルチェアーラグビーは、8月26日から8月30日の決勝まで国立代々木競技場において開催の予定です。現在、島川選手は所沢市に在住で、アテネ大会から連続5大会のパラリンピック出場を目指し、日々練習に励んでおられるとお聞きしております。  なお、前回のリオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得された後、本町では2016年11月22日に母校である腹栄中学校にお招きし、講演会及び長洲町表彰式を開催しましたところ、同校の生徒を初め、六栄、腹赤、両小学校の五、六年生、更には近隣住民の方々に貴重な体験談をお話しいただくとともに、獲得された銅メダルを御披露いただき、皆さんに感動と夢を与えていただきました。私も島川選手には次の東京大会に出場され、ぜひ前回大会の銅メダルを越える目標を目指していただきたいと願っているところであります。  さて、今回議員より御提案いただきました応援会の設立や支援金の募集等についてでございますが、町といたしましてもどういう形で応援ができるか、今後、関係各所と情報交換を図りながら検討してまいりたいと考えているところでございます。 232 ◯浦邊朝章議員 長洲マラソン大会は来年の1月で43回と長い期間、続いております。マラソンを通じてスポーツ精神の高揚と長洲町の陸上競技会の底辺拡大及び体育振興を目的としております。また、競技会としての位置づけもされ、中学、高校駅伝の登竜門ともなっております。距離も3キロ、5キロ、10キロとあり、中学生、高校生、一般とそれぞれのレベルに合わせて参加ができるようになっております。また昨年より、初心者、高齢者でも参加しやすいように、フレンドリーシップ部門も設けられており、幅広い層で楽しめる大会だと思います。また、地元の人たちのボランティアによるぜんざいづくりとか、参加者のおもてなしもやってもらっております。  このようなマラソン大会をアピールするために、オリンピックに合わせた競技会として位置づけすれば知名度も上がるし、優秀な選手たちの参加も増えてくるのではと思っております。また、フレンドリーシップ部門ももっと気軽に参加する人が増えてくると思います。準備期間を考えると再来年の1月の44回大会になるかと思いますが、協議すべき点は多いと思いますが、実現に向けて町の考え方を伺いたいと思います。  まず、その私もそのネーミングだけでなくですね、内容として今、競技会としての性質が非常に強いですよね。優秀な中学生とか高校生あたりの参加が非常に多い。ただ、残念なことにですね、地元の中学生、高校生の参加があんまりありません。その辺がちょっと残念に思っております。  この大会はですね、スポーツセンターをスタート地点に名石浜、それから一部ですね、501を通るコースになっております。非常にですね、その距離的な規制とかですね、そういう交通上の規制とかでですね、限られた範囲内でしか競技が行えないというのがちょっと一つですね、問題じゃないかなと思っております。その辺がもう少しほかのコース、例えば金魚と鯉の郷周辺まで含めたところのですね、コースとかそういうものも利用するとかして、応援のほうもですね、結局、今あそこのBGでやっておりますけど、一般の人たちがなかなか見に来れないというか、家の近くは走らないもんでですね、その辺の問題も一つあるかなと思っております。  そういうコースの問題が一つ、それからフレンドリーシップコースとですね、今併せてやっておりますが、フレンドリーシップの場合は時間が掛かるのでですね、まずその辺のコースが普通の競技会の人たちのコースとダブる部分があって、ちょっとその辺がゴール地点で混雑するとかですね、そういう問題が幾つかあるように思えます。  まずはその辺のコースとかですね、その辺をもう少し考えて直してもらえるかどうか、その辺のところを含めてちょっとお尋ねします。 233 ◯生涯学習課長(藤井 司君) お答えいたします。  これまでの長年開催してまいりました、この長洲マラソン大会の成果と課題をいま一度ですね、整理をいたしまして、コース設定を初めとします大会内容の見直しがどの程度可能か協議、検討を行いまして、来るべき2020年の記念の東京オリンピック開催年の長洲マラソン大会が更に盛り上がりますよう、取り組んでいきたいと考えているところでございます。 234 ◯浦邊朝章議員 あと、いろんなスポーツ関係団体とかですね、それからスポーツ指導員の方とか、いろんな方のやっぱり協力を得なければならないと思いますのでですね、その辺のところの十分な打ち合わせというか、その辺もお願いしたいと思います。  それからですね、次、(2)番のほうのですね、島川選手の応援会に関してですけど、島川選手は長洲町生まれ、六栄小学校、腹栄中学校卒業、21歳のときに交通事故に遭われ、脊髄を損傷され、車椅子生活となったと聞いております。  しかし、ウィルチェアーラグビーを観戦したことがきっかけで競技を始められ、先ほど言ったようにですね、前回のパラリンピックあたりに日本の代表として出場されております。ウィルチェアーラグビーは車椅子による格闘技とも呼ばれですね、非常に激しいスポーツの競技だと思っております。そのような島川選手をですね、応援、東京パラリンピックでぜひ前回以上のですね、活躍をしてほしいと思っております。  町での支援の方法もですね、難しい点もあるかもしれませんが、そういう応援会というですね、組織というのをやっぱり先に立ち上げなければ先には進まないと思います。また実際来年ですね、これの候補選手として挙がるのは5月か6月ぐらいにならないとはっきり分かりません。ただ、それから応援会あたりをですね、立ち上げていてもですね、時間的にちょっと足りないと思います。それで、まず応援会をどのような形かでですね、やっぱりスタートさせる必要があるかと思います。  そして、その上でですね、補助金制度とか何か町のほうで活用できるものがあればですね、その辺を活用してやる。もし、民間に頼って寄附を集めるとかですね、そういうことになってくると、また企業さんあたりへのお願いもせないかんだろうと思いますしですね。今、その寄附の集め方として、クラウドファンディングあたりを利用したですね、その資金募集というか、そういうのも考えられるんじゃないかと思いますので、その辺のところを町のほうでどんなふうに考えられるかお聞かせください。 235 ◯生涯学習課長(藤井 司君) お答えいたします。  先ほどの町長答弁にもありましたとおり、町としましても島川選手にぜひ代表選手として次の東京大会に出場していただいて、前回のリオ大会以上の活躍を期待しているところでございます。  議員御質問の中の補助金制度と町での支援の方法等の御質問でございましたが、現在、スポーツ関係の補助金制度といたしましては、長洲町スポーツ行事全国大会等出場奨励金交付要綱がございますが、この要綱につきましては対象者が町内在住者となっておりますので、島川選手は現在埼玉県所沢市にお住まいであるため、この対象にはなりませんですけれども、先ほど答弁にありますとおり、町としましてですね、どういう形で応援ができるか、言われております組織体制等ですね、含めて検討していきたいと思います。  それと併せて、クラウドファンディング等のですね、御提案ございました。クラウドファンディングにつきましては、個人や企業等、幅広くインターネット等を活用しまして、寄附、購入、投資などの形態でそれぞれ少額から資金を調達する仕組みとなっておりますけれども、この辺りについてもですね、その辺りが可能なのかどうかも踏まえてですね、今後の財源確保も含めて最良の支援方法について検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 236 ◯浦邊朝章議員 前回のリオオリンピックでですね、南関町におられます浦田理恵さんですね、この方もパラリンピックにゴールボール、ボールの中に鈴が入っているやつで、視覚障がい者の方がそれを防いだり、ゴールに投げたりするという競技がありますけど、それに浦田さんが出席されました。  そして、そのときのが参考になるかどうか分かりませんが、財源確保としてですね、スポーツタオル等の作成とかですね、あと町民、それから企業等にその辺の販売とか寄附金をお願いして集めたという例があっております。その辺もですね、一つの参考にはなるんじゃないかと思っておりますので、どうぞ十分考えられて、その辺をぜひ実現させてほしいと思います。  それでは、次の質問に移ります。2の長洲町における外国人労働者の実態について。  (1)外国人技能実習制度が今国会でつい先日成立いたしました。新たに技能実習の外国人が増えてくるものと考えられます。  そこで、我が町における外国人の現況の数や出身国、職種など分かる範囲でお尋ねします。  (2)また、現在どういうところで暮らしているか。住民登録はしているか。それから(3)近隣とのトラブル等は起こっていないか伺います。 237 ◯町 長(中逸博光君) 浦邊議員の3点の御質問についてお答えをいたします。  第1点目の外国人の数、出身国、職種につきましては、平成30年11月末現在の町内在住の外国人総数は477名です。さきの9月議会での同様の質問時点から3カ月で49名の増加となっております。国別の内訳はベトナム334人、フィリピン79人、中国33人、韓国8人、アメリカ7人、ネパール4人、ブラジル3人、マレーシア2人、インド2人、スリランカ1人、インドネシア、スイス、タイ、スロバキアが各1人となっております。  また、これら外国人の方の産業別の職種としましては、船舶製造業が1位で、次いでアルミサッシ製造業、農業、縫製業の順でないかと思われます。  次に2点目の住まいや住民登録につきましては、全体で6割の方が向野北の社宅や上沖洲区の旧雇用促進住宅に住まわれ、残り4割の方が町内のアパートや住宅で生活をされておられます。住民登録につきましては、外国人の方も日本人と同様に住民基本台帳法の適用対象となります。このため、国外及び他市町から長洲町に転入された場合は転入手続を行ってもらい、住民登録を行うこととなっております。  最後の3点目の近隣とのトラブルにつきましては、これまで町の方には地元区長さんからごみ出しに関してのマナー遵守や騒音等に関して相談事として上がってきたケースがあります。  以上でございます。 238 ◯浦邊朝章議員 3カ月ほどで49名ほど増加しているということですが、また、この外国人技能実習制度が成立したからですね、もっと増えるんじゃないかなと思っております。  我が国では1997年をピークにですね、生産年齢人口がですね、減少しております。労働不足を補うために外国人を雇用するということはやめないことなのでしょう。  そこでですね、外国人雇用に関して再質問します。外国人を雇用するにはですね、在留カードが必要になると思いますが、町ではカードの確認はどうしておりますか。 239 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  在留カードの確認につきましては、外国人の方も日本人と同様に町内に転入された場合には、転入の手続をしていただくこととなっておりますので、転入時に在留カードの確認を行っております。  以上です。 240 ◯浦邊朝章議員 その在留カードではですね、どういうことをチェックするのですか。 241 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  カードのチェック項目といたしましては、カードに記載されております生年月日、国籍、在留期間、在留カード番号、在留資格を確認をしております。 242 ◯浦邊朝章議員 在留カードで生年月日とか、それから在留期間、在留資格等を確認されているということですが、現在ですね、この外国人技能実習制度によるですね、在留資格就労がですね、認められているものであればですね、何年間までが滞在可能か教えてください。 243 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  現在、外国人技能実習制度では技能実習の1号が滞在期間1年、技能実習2号が滞在期間2年、技能実習3号が滞在2年ということで、これらを通算して最長5年の在留が可能となっております。 244 ◯浦邊朝章議員 今、1号、2号、3号と言われましたが、これは同じ外国人が1号申請して、そしてまた2号申請、3号申請としていくものなんですか。 245 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  現在の外国人技能実習制度では、技能実習1号の方が1年滞在して、その後に実習技能の2号の試験に合格すれば、さらに2年間延長する。その後、さらに技能実習の3号の試験に合格すれば、さらに2年間在留できるということで、通算で5年の在留が可能ということでございます。これ以上の在留期間の延長ということはできません。この5年の在留期間を超えた場合には、そういった場合には一端帰国をして、再度在留資格を取得して入国するといった例がございます。 246 ◯浦邊朝章議員 今回のですね、外国人技能実習制度が認められたということで、その在留期間が延びるというか、滞在でなく、永住というかですね、そういうことも可能だと聞いたんですけど、それはどういう場合でしょうか。 247 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  まず外国人技能実習制度というのは、本来日本の技術や知識を開発途上地域へ移転して、その開発途上地域の経済発展を担う、人づくりを担うことに寄与するというものを目的とした制度でございます。  その一方、先週末に成立いたしました外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案に、今回新たに設けられました特定技能といいますのは、日本国内で人材不足が顕著な一定の業種における労働力を確保するということのための在留資格となるものでございます。  この特定技能には二種類ございまして、一つ目が在留期間が最長5年の特定技能1号と、もう一つが在留期間の制限がない、いわゆる特定技能2号というものがございます。この在留期間の制限なしというものが将来の永住化につながるのではないかということで、さきの国会でも大きな議論の一つとなったところでございます。  また、併せまして、特定技能につきましては、配偶者やその子どもの帯同も認められるということで、それに対する将来的な国の対応もどうするのか、詳細な内容をめぐってこちらのほうも議論となったというところでございます。 248 ◯浦邊朝章議員 特定技能1号、それから2号というのが新たにできたということで、その特定技能1号というのはいろんな業種が今まであったと思うんですよね。もちろん、その中に建設業とか造船とかですね、長洲町におられる外国人の方、その辺に該当する方もおられると思うんですけど、特定技能2号というのは、職種とかその辺の制限というのはどんなふうになっとるんですか。 249 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  こちらのほうもちょっと情報がですね、いろいろまだ錯綜している部分がございますが、私が手元に持っている資料によりますと、特定技能の1号につきましては建設業あるいは船舶製造業、自動車整備業といった14業種のものを特定技能1号というところで聞いております。  それと議員言われた特定技能2号につきましては、こちらのほうがちょっと情報が錯綜していてですね、私の手元では建設業とか船舶製造業あたりの5業種というものがございますが、ものによってはまだ2号についてははっきりしていないというふうな情報もございます。 250 ◯浦邊朝章議員 2号というのは新しいのでまだはっきりしないところもあるということですが、一応、私がちょっと調べたのではですね、造船業も入っているみたいなんですよね。となってくると、今おられる、長洲におられる外国人の方もですね、この2号で期限なしでおられるという、そういう資格をとられる可能性もあるかと思います。そうなってきた場合にですね、またいろいろですね、問題が出てくるとかなと思います。外国人がもう永住というか、長い間こちらにおられるとするとですね、当然、今度は家族をこちらに呼び寄せたりですね、子どもさんあたりも一緒に呼び寄せたりされるかと思います。  そうなってきた場合のですね、医療とか介護とか年金とか、それから一番大きいのは教育かなと思いますが、その辺もですね、当然、今度は地元で見なきゃいかんような形になってくるかと思いますが、それに対する何か国のほうからのですね、指導とか何とかそういうのはまだないですか。 251 ◯住民環境課長(山隈 司君) 正直、国のほうからそういった情報というのは、御承知のとおり、まだ全くありません。今後、そういうふうな内容についても、国のほうでは政省令等で細かく規定していくというふうに私ども聞いております。 252 ◯浦邊朝章議員 すぐなるかどうか分かりませんが、いずれですね、そういう長洲町に永住されるような技術者の方とか、そういう方も出てくるかと思います。それに対するやっぱり対応というのは、今からやっぱりいろいろ考えていかないと、当然、その時点になって外国人の子どもさんの行く学校がなかったりとかですね、そういう問題がいろいろ出てくるんじゃないかなと思っておりますので、その辺のところのですね、御検討、それから国のほうに対するですね、いろんな要請とかですね、その辺をぜひやってもらいたいと思います。  それからですね、外国人が増えてくることによって、いろんな問題がやっぱり起こってくるかと思います。今、宮野のですね、住宅とかですね、そういうところにですね、集団で外国人がおられますが、会社へ通勤される際、自転車とか何とかでのですね、通行のトラブルとかですね、それからアパートとか何とかにおられる外国あたりでですね、やっぱり日本のそういう習慣になかなか慣れなくて、ごみ出しとか何とかでですね、分別とか何とかしないままごみを出されたりですね、それから決められた日以外にいろいろ出されたりとかですね、そういう問題はよく耳にするんですけど、そういうのに対するですね、指導とか何か、そういうのは何かやっておられますか。 253 ◯住民環境課長(山隈 司君) 私ども住民環境課で一番多いのは、今議員言われましたように、ごみに関するマナーの遵守でございます。そういった意味では転入されたときにはですね、外国語によるごみ出しカレンダーを配付をしておりますが、それ以外にも地元の区長さん、あるいは雇い主の方にも呼びかけていって、ごみ出しのルールのマナーの徹底というものを引き続き呼びかけていきたいというふうに思っております。 254 ◯浦邊朝章議員 私はいろいろ話を聞くんですけど、会社のですね、雇用してある会社のほうがちゃんと指導をしている会社もあればですね、その辺があんまり指導が行き届いてないようなところもあると思うんです。  特にそのJMU関係とかですね、ある程度、大きな会社でベトナム、フィリピンあたりの方を雇ってあるところはですね、ちゃんとそこに通訳さんも入れてですね、通訳さんが仕事上のいろんな注意とか、それからあと生活上の注意とかですね、そういうのもきちっとやっておられるところもあります。  そういうところではあまり苦情がないんですけど、数名ぐらいで来られているようなところですね、通訳さんもいないと、そういうとこがなかなかですね、言葉が通じないから、そこのアパートの住人の人たちがいくら指導してもやってくれないと。  今、町のほうでごみ出しに関してカレンダーですか、そういうのを作ってあって、何カ国語かで作って、それを来られたすぐは渡されますけど、途中でのそういう指導というかですね、その辺がやっぱり必要になるかと思います。  一番いいのはやっぱり雇用先、雇用元というかですね、その辺のところに行って、ちゃんと通訳さんあたりを呼んで、そこら辺もちゃんと指導してくれということでですね、やっぱり言っていかなければ、なかなか直りません。  その辺のところはですね、非常に面倒なんですけど、やっぱりしょっちゅう教えてやる、それによって日本のマナーというかですね、その辺も覚えるんじゃないかなと思っております。  よければ、その辺のところのですね、雇っている企業さんのほうにですね、その辺の指導を徹底してくれということでですね、呼びかけてほしいと思いますけど、いかがでしょうか。 255 ◯住民環境課長(山隈 司君) お答えいたします。  雇い主の分かってはっきりしているところについてはですね、引き続き、そういった徹底をお願いしていきますし、雇い主のあまりはっきりしないところについては、現在も直接、お住まいの住居にですね、外国語でのお願いの文書をお持ちをして呼びかけ等しておりますので、引き続き、そういったところでごみ出しルールの遵守についての呼びかけを粘り強く行ってまいりたいと思います。 256 ◯浦邊朝章議員 やっぱり一番の原因は、原因というか、外国人を雇わなければ企業がやっていけないというかですね、その辺に問題があるのかなとは思います。なかなか若い人たちがですね、日本人の若い人たちがきつい仕事とかですね、汚れる仕事とか、そういうのは嫌うとかですね。一応、その点はですね、外国人でそういうふうにして来られておる人たちはですね、3年間はもう絶対辞められないというかですね、そういうとこがありますのでですね、なかなかそういうきつい仕事というか、そういうとこでも弱音を吐かないで最後までされるというのを聞きます。日本人がですね、本当はそういうところでも仕事をやってくれたら一番いいかと思いますが、これはもうやっぱり少子化、それから人口減少、次第とそういうふうな流れになっていくからしょうがないかなと思います。  そこで長洲町のですね、外国人に対するですね、いろんな制度というか、いろんなことを今からですね、作り上げて、外国人とのそういういろんなトラブル、そういうのが起きないようにですね、各課いろんな検討をされてほしいと思いますが、最後に町長。 257 ◯町 長(中逸博光君) 国会で改正入管法が可決して、今後課題がたくさんある、まだまだ、法律であります。そういうのも本当、浦邊議員御指摘のように、今後、政令とかいろんなまた規則なりが付与されて、長洲町に対してこのようなことをしなくてはいけないというのが今後出てくるかと思います。そのような国の方針あるいはいろんな外国人のためにやっぱりやっていくことが長洲町の発展につながるものと思いますので、やっぱり外国人の人権を守っていく、こういうことをしながら共生していく、こういうまちづくりを目指していかなければならないと思っております。  以上でございます。 258 ◯浦邊朝章議員 終わります。 259 ◯徳永範昭議長 お諮りします。  本日の会議はこれで延会したいと思いますが、これに御異議ございませんか。                 (異議なしの声あり) 260 ◯徳永範昭議長 異議なしと認めます。  したがって本日はこれで延会することに決定しました。  本日はこれで延会します。                延会(午後 4時34分) Copyright © Nagasu Town Assembly Minutes, All Rights 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