長洲町議会 > 2009-06-23 >
平成21年第2回定例会(第2号) 名簿 2009-06-23
平成21年第2回定例会(第2号) 本文 2009-06-23

  • 児玉(/)
ツイート シェア
  1. 長洲町議会 2009-06-23
    平成21年第2回定例会(第2号) 本文 2009-06-23


    取得元: 長洲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                開議(午前10時03分) 議 長(松井一也) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  議会広報調査特別委員会委員より写真撮影の申し出がありましたので、許可しております。  執行部より写真撮影の申し出がありましたので、許可しております。  日程第1、一般質問を行います。  それでは、順番に発言を許します。4番市原一廣君の登壇を許します。 2 市原一廣 おはようございます。4番議員の市原です。通告に従いまして、質問をさせていただきます。なお、答弁のいかんによりましては再質問をしたいと思います。  それでは、4月の町長選挙でですね、町民の負託を得て町長になられた中逸町長には、大変、みずからが言われるように、いばらの道なのかもしれません。しかし、だから余計に、やりがいのある道だと言えるのではないかと思います。そのためには、職員が一丸となって、この町をどうしよう、こうしようと、いい方向を向けてですね、一丸となって出発していただきたいと、そういう思いでいっぱいでございます。また、住民の方々もですね、そういう町ならば、今は厳しくても我慢して、そして、よくなるときを夢見て頑張りましょうと言える日が来るのではないかというふうに思います。  それでは、質問をいたしたいと思います。施政方針についてです。(1)町長が思い描かれている活力ある長洲町、夢や希望に満ちた活力ある長洲町とは、私たちすべての住民がイメージできるように言葉で表現していただけないかと思うのですが、いかがでしょうか。 3 町 長 皆様おはようございます。それでは、市原議員の質問に対してお答えをさせていただきます。  市原議員におかれましては、日ごろ青少年活動の育成のため本当に御尽力されておられます。私も青少年育成活動を行うことにより、これは長洲町の人づくりを、そしてさらに、それが長洲町の発展につながるために御尽力されているものと考えております。まさしく、意を同じにするようなものと私も考えております。  私が考えます活力ある長洲町について御説明いたします。  町の活力を生み出す源は、その町に住む人でございます。そのため、人がいかにはぐくまれるか、人づくりへの取り組みが最も大切なものだと考えております。人づくりまちづくりの基本となるものと考えているところでございます。  人づくりにつきましては、スポーツ、文化、趣味、ボランティア活動などみずから進んで行う生涯学習を人間形成の場として、心豊かな人づくりを行うとともに、将来の長洲町を担う子供たちが、自分たちが住む町に愛着と誇りを持てるよう教育内容の充実や教育施設の整備に取り組んでまいる考えでございます。  また、人づくりの前提としまして、開かれた町政の実現が必要不可欠であると考えております。町民の皆様の意思や主体性を重んじ、やる気を起こすには情報の共有が大切であるため、そのように考えております。そのためには、情報公開住民座談会などを通して、行政と町民の皆さんとの情報のキャッチボールを積極的に行ってまいりたいと考えているところでございます。  また、きょうからは男女共同参画週間が始まりました。男性も女性もお互いに人権を尊重しつつ責任を分かち合い、その個性と能力を十分に発揮することができる社会こそが町全体の活力を増加させるものでございます。男女共同参画社会の推進は、高齢化時代における医療・介護、少子化等といった今日的社会状況下、これらの状況を解消し、活力ある社会経済をつくり出すためのキーワードであり、社会全体で取り組んでいかなければならないテーマでもございます。  活力あるまちづくりは、人づくりを中心としまして、町民の皆様が暮らしやすい、住み続けたいと思えるような活力ある町でございます。その実現に向け、これから各種政策に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 4 市原一廣 今、町長のほうから答弁がございましたが、いま一つ頭の中で私自身が描けないものがあります。町長は幼少期、高校ぐらいまでを長洲町でまず育てられました。そのときのことはよく覚えられていると思います。そして、町を離れて、熊本市から町を眺められていた。そして、その町が今こうなっている。だから、町長はこのままじゃいかんと、だれかがやらないかんという思いで町長になられたんだと思います。
     昔と今を比較して、そして、今後5年、10年先を見据えて、町長は、例えば人口はこのぐらいになっているんじゃないかな、子供たちは笑顔で遊び回っているんじゃないかな、教育力は日本一のレベルじゃないかなと。そういう私たちがわくわくするようなことをですね、何か町長の頭の中で実現するかできないかは別として、思い描かれているならば、ぜひ伝えていただきたいと思うんですが、いかがですか。 5 町 長 市原議員にお答えします。  高校時代までは長洲町に住んでいたわけでございますけど、やはり自分自身が幼少期、小学生のころはボーイスカウト活動などを通して、いろんな社会奉仕をしてまいったものでございます。また、私が小学校から中学校時代にかけましては、非常に長洲中学校長洲小学校、文武両方盛んでございました。そういう意味で、陸上なんか特に日本一の中学校でございました。  そういったことを考えますと、やはり私としましては、今の児童数というのは昔に比べると非常に減っております。少子化時代になってきております。その中で、どのように子供たちをはぐくんでいくか、これが今後の私の4年間に対します政策の中で大きな課題であり、あらゆる方と、また町民の皆様と本当に御意見を聞きながら、やはり取り組んでまいりたいと考えております。なかなか、まちづくりに関しまして、短い言葉で言うのは非常に難しゅうございます。しかしながら、選挙期間中も言いましたように、長洲町には非常に潜在能力が潜んでおります。私はこの潜在能力を引き出すことによって、活力あるまちづくりを取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 6 市原一廣 確かに、企業も人なりと言いますように、まちづくりも人がすべてだと私も思います。そういう人を育てていかなければなりません。今まで行政は箱物をつくって、そこを使う人を育てなかったと私は思っています。事あるごとに言っておりましたが、長洲町には、恵まれていることに温水プールもあり、テニスコートもあり、そして海もあり、公園もあると。しかし、それを本当に使いこなしているかと、使う人を育てているかということに、私は問題を今まで感じてきました。一流のテニスプレーヤーが出たか、水泳選手が出たか、そういうことを考えるならばですね、日本一の金魚すくいの人が出たかということをまず考えるならば、いや、出ていないだろうと。私は、その町を好きになることを、材料をですね、みんなで見つけて、それを育てることによって、町に自慢が持てるような人ができると。町に自慢が持てるような人ができると、町を好きになる。町を好きになれば、この町をどうかしようという人があらわれる。そういうことをですね、ぜひこれからはやっていただきたいと思います。  私は課長さん、いろいろな部署を回って、今、この場に座っておられますが、私だったら、今こうしたほうがいいよなという意見を必ず私は持っておられると思います、それぞれの課においてですよ。ただ、それが縦割りなために、なかなか意見が言えない。あんまり言うと出しゃばりだと思われる。そういうことを取っ払って、固定観念を取っ払わないとですね、いい町はできないと思うんですよね。その点に関して町長どうですか、考えは。 7 町 長 私も議員が申されるように、やはり課長もいろんな御意見を持って、今後は私に対して自由に言えるような雰囲気をつくっていくとともに、職員のやはり能力を発揮できるように、研修なんかを通してスキルアップに努めてまいりたいと考えております。それこそが、やっぱり一番長洲町の発展につながっていくものと考えております。  以上でございます。 8 市原一廣 ですから、アイデアはいっぱい多分お持ちだと思います。それをいかに引き出せるか、佐治敬三さんという社長みたいに「やってみなはれ」と言えるかどうかだと思うんですね。ぜひ、その辺は取り組んでいただきたいなと思います。  おととい日曜日の新聞に、「地域の将来60%が不安」という新聞記事がございました。特に、田舎の市町村ほどその割合は高く、20代から50代は地域経済と雇用の悪化が一番の理由です。60代、70代以上は人口減少と高齢化が最多です。そして、医療や福祉サービスが不十分という人も多いようです。人口の減少に歯どめがかからないのは、まさにこういうことを危惧する人が多いからではないでしょうか。これから第5次総合振興計画をつくって、町長の夢を形にされるときだと思いますが、どのような手法で取り組んでいかれるのでしょうか、今後。 9 町 長 市原議員にお答えします。  やはり私としましては、町民の御意見を可能な限り、私は今回、4校区において年4回座談会を開催するということを公約をしております。そういういろんな場を通しまして、幅広い町民の御意見をお聞きし、それをもとに第5次の振興計画をつくってまいりたいと考えております。  以上でございます。 10 市原一廣 いま一つわからなかったんですが、4回の座談会を設けられるのはわかるんですが、いつごろまでにできる予定ですか。そして、前回はアンケートをとられましたですよね、住民の方から。そういうのはどうするのか、審議会のメンバーはどうするのか、そういうのは今ははっきりと見えてないのでしょうか。 11 まちづくり課長 具体的なスケジュール等々につきましては、町長から1年前倒しで総合振興計画をつくるようにと指示を受けてから、内部で調整を進めてまいりました。  まず、審議会のメンバーでございますが、昨日も川本議員からいろいろ御質問があっておりましたけれど、まだ今の審議会のメンバーが、来年の1月31日まで任期が残っております。ということで、今回の策定に関しましては、平成20年の2月1日から委嘱させていただいておりますメンバーで進めたいと思っております。  それと、住民の意識調査アンケートにつきましては、6月15日の区長便と申しますか、駐在員さんたちに配付をお願いいたしまして、6月30日までに回答するようにお願い申し上げております。これは無作為抽出で1,400名の方に発送しております。それと、もう6月8日の日にこれは内部組織でございますけれど、総合振興計画策定委員会、あるいはそこの中での実動部隊であります企画委員会等々については、総合振興計画の基本的な考え方、あるいは策定の体制、全体スケジュール等についての説明は行っております。あと、基本構想基本計画の目標でございますが、できるならば12月議会とも考えておりますが、これはかなりハードなスケジュールになってまいります。タイトなスケジュールになってまいります。通常1年半から2年かけてつくるものを、果たして半年足らずでできるんだろうかということで、最悪今年度中、3月議会までには間に合わせたいと考えております。  以上でございます。 12 市原一廣 その区長便に出されたアンケート用紙ですか、それをちょっと見せていただけないかと思うのですが、いかがですか。  (休憩。) 13 議 長 ここでしばらく休憩いたします。                 (午前10時19分)                 (午前10時29分) 14 議 長 休憩前に続き会議を開きます。 15 市原一廣 なぜ、まず、無作為に1,400名なのかお尋ねします。こういうのは、例えば、一生懸命興味を持って、こういう自分の、こうしたらいいのになという人のところには届かない可能性がありますよね。なぜ1,400名なのか、ちょっとお尋ねします。 16 まちづくり課長 市原議員のおっしゃることも十分承知いたしますけれど、やはりだれにいって、だれにやっていないというようなところの判断が非常に難しゅうございます。そういうことで、機械的にこれは電算の処理の中で無作為に18歳以上の方を1,400名選ばせていただきました。  以上でございます。 17 市原一廣 それは個人名で行っているわけですか、区長便として。 18 まちづくり課長 はい、そのとおりでございます。 19 市原一廣 18歳以上ということですが、私は、ぜひこれは子供用もつくっていただきたいなと思うんですよね。自由な発想ができる人、そして、子供のうちからこの町を好きになってほしいという思いからなんですけどね。そういうのができないのですかねと思うんですけど、18歳以上に限らず、小学校、中学校、そういう人をですね。どんな町になったら、この町が好きになるのか、どんな町だったら誇れるのか、どんな町だったら住み続けたいと思うか、そういうことをですね、聞いていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。 20 まちづくり課長 小学生から意見を聞くことは考えておりませんけれど、中学校3年生を対象に、「夢づくりトーク」ということで、7月に腹栄中学校長洲中学校、両校でそういうトークをする計画でおります。  以上でございます。 21 市原一廣 ぜひ、そのトーク終了後は、こういうのを配っていただいてですね、後日回答していただけたらというふうに思うのですが、それは考えとっておいてほしいと思います。  今、これからの策定に関して、そのスケジュール的な面はお聞きしましたが、何せ10年間先までというのは、非常にこれは無理があるのではないかなというふうに私は思います。この目まぐるしく変わりつつある世の中の社会情勢においてですね。ですから、その辺もですね、まず考えていただいて、これを5年ごとに区切っていこうとか、そういうことから始めていただきたいと思います。  それから、全町民を対象にして、いいアイデアをぜひ出していただきたいというふうなことが一つと。それにはですね、プール券とか、おふろ入浴券とか、そういうもらっても健康づくりになるようなものをですね、ぜひつけ加えていただけたら、みんな真剣に考えるのではないかなというふうに思います。  それと同時に、職員の方たちにもですね、横の連携をして、係長とか、その下でも構わないんですけど、そういう自由な討論ができる、自分の課ではわからないことでも、ほかの課の職員が言ったことに、あっ、それやったらうちの課はこういうことができるよと。そういう横の連携ができるようなですね、体制をですね、ぜひとっていただきたいなと思うのですが、再度、町長答弁をお願いします。 22 町 長 市原議員にお答えします。  私も、本当に若い職員のアイデア、そういうものがなかなか私まで届いていないというのが現状であります。そういうことを含めて、私は今、決裁を持ってこられるときは起案者に持ってきていただくようにして、そして、その人と若い職員とお話をするように改革をさせていただいたところです。また、議員申されたように、総務課を中心にしてですね、横との連携をつくってまいりたいと考えております。  以上でございます。 23 市原一廣 私、以前講演会に行ったときに、大きな日本地図が壇上に掲げてありました。それがひっくり返して見せられました、「どう見えるか」と。ある人が答えました。「日本海が大きく見えます」と。人は物を見る角度によって違うように見えるんだなということを気づかせるための材料でございました。物質的に見る角度は変えられないかもしれませんが、心の角度は変えられますので、長洲町のいい材料をですね、1掛け1は1ではなくて、1掛け1が2にも3にもなるような、その人をつくるようなですね、取り組みを、ぜひ今後続けていっていただきたいと、そのように思いまして、今の質問は終わります。  次は、近い将来、新しい給食センターを設置される考えはありますかということなんですが、樋口議員がお尋ねされた関連質問になるかと思いますが、よろしくお願いします。 24 町 長 市原議員にお答えいたします。  昨日も樋口議員の御質問に対してお答えしたものと重複するかもしれませんけど、学校給食というものは、望ましい食習慣、食べ物のありがたさや食に関する知識を身につけることを目的としております。そのため、生徒児童に対しまして、清潔で安心して食べられる給食を提供しなければならないと考えております。  御承知のとおり、長洲町においては、現在、荒尾市への委託により学校給食を提供しているところでございます。この事務委託は、長洲町給食センターの老朽化に伴うものでありますが、町民の皆さんのさまざまな声を伺っております。その中の一つに、議員と同じように長洲町で給食センターをということを聞いておりますが、現在の厳しい財政状況、あるいは国、県からの財政支援策などを考慮すると、なかなか厳しい状況下でございます。しかしながら、今年度策定いたします第5次長洲町総合振興計画の中で、長洲町給食センターの方向性を含めて検討を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 25 市原一廣 お尋ねしますが、町長は給食を食べられましたか、町長になられてから。 26 町 長 まだ給食は食べておりません。 27 市原一廣 六つの学校がありますので、時間があるときは訪問をされて、町長用としてではなくてですね、一般用と同じような給食をですね、ぜひ、まずは食べていただきたいというふうに思います。  とにかく、給食センターというのは保護者を含めた食材関係の人もですね、地産地消にかかわる人たちすべてがですね、今望んでいるところでございますが、今、長洲町の経済情勢をですね、みんなが理解して、何とかですね、荒尾市の給食センターの委託をですね、理解しているところではございます。ただ、今後、振興計画にもですね、考えていくということでございますが、その26年度に、長洲町は今の下水道の累積赤字がなくなる計画でございます。しかし、それからは一気につくろうと思っても、お金はありませんので、今のうちからですね、基金を蓄えるなり、そういうことをですね、していかなくてはならないと思うのですが、その辺もやはり今後詰めていかれる思いですか。 28 町 長 議員にお答えします。  私も給食センターの必要性というのを認めております。そういう意味で、本当に財政状況がよくなれば建設を考えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 29 市原一廣 いや、ですから、そういうお考えがあるのならば、今のうちから基金を蓄えとかにゃいかんとじゃないでしょうかということで、今後、そういうことも振興計画に入ってくるのかということをお尋ねしたんですけど。 30 町 長 そのようなことも含めて検討してまいりたいと考えております。 31 市原一廣 まずは、子供たちと一緒に食べていただいてですね、今の給食の実態を知っていただきたいと思います。  続いて2番、教育方針についてです。  教育方針には、運動部の活動の充実とありますが、少子化が進む中、部活動の数が減少しております。現状をどうとらえ、また、将来的には腹栄中、長洲中の部活動のあり方、その統合に関して、今、教育委員会がどのような考えをお持ちなのか伺います。 32 教育長 市原議員の御質問にお答えをいたします。  運動部活動は、学校において計画する教育活動であり、児童生徒に運動の楽しさや喜びを味わわせ、豊かな学校生活を経験させるとともに、体力の向上や健康の増進にも効果的な活動でございます。長洲町の運動部活動の現状は、腹栄中学校が10部、長洲中学校が7部であり、少子化の進む中で部活動も減少しております。また、生徒の運動に対するニーズも多様化しております。このような現状の中で、一つの学校だけで部活動をめぐる問題を解決することは困難な点があるととらえております。  そこで、将来的には、腹栄中学校長洲中学校の連携による競技力の向上と好ましい人間関係づくりにより、部活動の活性化が図られると考えております。現在、熊本県中学校体育連盟は、複数校合同チーム編成規程により、合同チーム編成による大会への参加を承認しております。今後も、生徒が豊かな学校生活を送りながら、人格的に成長していくという運動部活動の基本的な意義を踏まえ、生徒、保護者等の理解を得ながら連携協力して運動部活動の充実を図りたいと思います。  ちなみに、今回の補正予算には部活動に対する要望を反映し、小学校部活動補助50万円、中学校部活動補助100万円、楽器等80万円を計上し、部活動への支援を行ってまいります。  以上でございます。 33 市原一廣 今、答弁いただきましたが、腹栄中には10の部活動があり、長洲中には7あるということですが、できましたら、どういう部活動があり、今現在何名なのかということを報告していただければと思うのですが。 34 教育長 市原議員の御質問にお答えをいたします。  腹栄中学校バスケットボール女子14名、バレーボール8名、これは女子でございます。軟式野球25名、ソフトテニス男子4名、女子が26名、卓球が男子10名、サッカーが33名、剣道が女子で3名、それから、柔道が男子で8名、それから、バドミントン男子23名、女子12名、テニス、硬式でございますが、男子21名、女子が18名でございます。  長洲中学校を申し上げます。バスケットボール、女子でございますが、17名。バレーボール女子16名、軟式野球21名、ソフトテニス男子19名、卓球女子4名、サッカー18名、剣道男子3名、あと、部活動といいますか、新体操で中体連のほうに御参加いただく方が、女子で1名、今あります。  以上でございます。  (発言する者あり)  いや、運動部活動とおっしゃいましたので。 35 市原一廣 今、これだけの部活動がございますが、これはいつの時点から今現在の形ですか。何年か前は幾つか多かったとか、そういうのがわかれば教えてください。 36 学校教育課長 ただいま教育長のほうが申し上げた部活動の内容は、平成21年の4月1日現在の状況でございまして、これを5年前と比較した場合、腹栄中学校のほうで11部ございました。これは、卓球部が廃部ということになっております。長洲中学校のほうが8部ございまして、剣道部が一つ廃部になっております。  以上です。 37 市原一廣 先ほど読み上げられた教育長のお話では、腹栄中卓球部男子10名、長洲中学校剣道部男子3名とあるじゃないですか。 38 議 長 自席でしばらく休憩いたします。                 (午前10時46分)                 (午前10時54分) 39 議 長 休憩前に続き会議を開きます。  執行部の答弁を求めます。 40 教育長 市原議員のお尋ねにお答えをさせていただきます。  ただいま私の、数を申しましたけども、そこの中には、今度、中体連の総合大会に出る生徒さんの数を申し上げまして、大変申しわけなく思います。  長洲中学校には陸上もございます。ただ、子供たちは、陸上あたりは部員であっても、いろんな大会に出るときにはほかの部からも参加をいたしますし、それは腹栄中学校におかれても同じでございます。そういう形で、部活動も少しずついろんなところに、水泳とかも、あるいは駅伝とか、そういうところで動く場合もございますけども、基本的なことにつきましては、改めて児玉課長から申し上げますので、よろしくお願いいたします。 41 学校教育課長 失礼しました。5年前の状況をさっき答弁いたしましたが、そこで腹栄中学校が卓球部が廃部、長洲中が剣道が廃部と申し上げましたが、これは逆であって、腹栄中学校が剣道が廃部でございます。それと長洲中が卓球が廃部ということでございます。  それで結局、現在が腹栄中が10部、長洲中が7部ということでございます。 42 市原一廣 今、訂正を言われましたが、私の記憶が正しければ、腹栄中は剣道女子で3名と言われたようなことが、先ほど聞いたですけど、もうそれはいいです。今度ちゃんと調べておってください。  それでですね、例えば、長洲中に関しては、女子のソフトテニス部はありません。創部当初は女子のテニス部から始まったんですよ、私が中学校3年のときに。ところが、今は女子のソフトテニスがありませんので、どうしてもソフトテニスをしたい人は、多分にこにこクラブの、週に1回のテニスのほうに行かれているのではないかなと思うのですが、先ほど、こういう問題がこれからも出てくると思います。教育長はそこで、運動ニーズは多様化しているので、一つの学校では困難と。これからは中学校を連携して、部活動の活性化ができるよう努めてまいるということでございますが、では保護者の方やそこの職員の方々というのは今後どのような形で協議を進めていくおつもりなのか、また、保護者の方々には、こういうこともできるんですよということで報告をしていくお考えなのか、お尋ねします。 43 教育長 市原議員の御質問にお答えをいたします。  ただいま、部活動のことにつきましては、本町だけのこれは課題ではなくて、県下全体におきまして、部活動を構成していくときに、合同チームの編成が必要になってきております。そこで、熊本県の中学校体育連盟といたしましては、会議を重ねながら、複数校で合同チームを編成していこうということで話し合いができているわけでございます。このことは、複数校の合同チームの編成による大会への参加を承認する場合には、あくまでも在籍する部員数が少人数のために、単一の中学校では大会参加に必要なチームを編成できない場合に、大会の参加の機会を与えようということで話し合いをされていることであります。  ただ、勝利至上主義の目的として編成された合同チームは適用されないということになっております。例えば、どういう場合に複数校の合同チームの編成が規定として考えられているかと申しますと、例えば、バレーボールであれば、6名現在必要でありますが、それに満ちていない学校同士の合同部活動での出場は可能でございます。また、満ちている学校と満ちていない学校の合同部活動での出場も可能とされました。お互いに、子供たち自分たちがやりたい部活動がございますので、そのことを一生懸命取り組まれます。それでも、チームがどうしても構成できないときには、お隣の学校と組むことができるということで、県自体としても子供たちのニーズにこたえようということで、そのようにチーム編成の規定が進められております。このことは校長、あるいは部活動担当のほうにもきちんと話ができておりますので、これから、いろんな面でそのような形で出場される学校が出てくると。また、現在、そういう形で参加できるということでございますので、これからも複数校、合同チームの中体連等の参加が可能になってくるということでございます。  以上でございます。 44 市原一廣 ということは、例えば、町の方針で5年後には部活を統合しますよということが、例えば、決定するならば、そういう中体連や県大会の大会主催者あたりは、それはオーケーするんですか。 45 教育長 御質問にお答えをいたします。  あくまでも町といいますか、各学校のお考えでございます。ですから、本町には2校ございますけども、1校しかない学校につきましては、お隣の町であるとか、お隣の市であるとか、そういう形で参加していきますので、学校で、あくまでもお考えいただくということになっております。  以上でございます。 46 市原一廣 ということは、それは今後、将来的に腹栄中、長洲中学校がどっか町の真ん中に、どんと新しい校舎を建てて一つにならない限りはそれはちょっと考えられないだろうなということで理解をしていいんですか。 47 教育長 御質問にお答えをいたします。
     必ずしも、一つの学校のまとまって練習するというか、そういう形でなくてもほかの場合も考えられます。例えば、合同して出る場合に、日常的な活動を計画的に行うことはできないか。それぞれに顧問がおりますので、可能であれば引率等を考えて大会に臨んでいくと。大会参加に関しまして、監督等は両校のうちのいずれかの校長、あるいは教員が代表して行くとか、あるいはコーチについても両校のいずれかのコーチ、これは登録された外部コーチも含めることが可能でございますが、そういうことを、事前に話し合っていけばできることでございます。また、合同チームの名前は連名を表示するという形で、現在のところ進んでおります。また、大会参加時のユニフォーム等については、その場合は両校のユニフォームではなくて、統一されたユニフォームで出場するということが、今のところ規定としてはございます。  以上でございます。 48 市原一廣 もう一つお尋ねしますが、では、長洲中学校の女子で、ソフトテニスがしたいという子供さんは、例えば、今からでも腹栄中のソフトテニス部に入部することができますか。 49 教育長 質問にお答えをいたします。  これは、今の御質問につきましては、私よりも校長、あるいは部活動をまとめていらっしゃいますPTA会長さんなり、あるいは部活動の監督さん、部長さんでございますので、その方に聞かなければならないと思います。そこの方で、いいよということがあればできるでしょうし、その生徒さんの練習の移動につきましては、安全を期してですね、行えば、そこでいろんな話し合いをして、子供たちの希望がかなえるかと思っております。これはまだ、学校のほうには御相談しなければ、ここでは回答はできないことでございます。  以上でございます。 50 市原一廣 そういうのも、きちっと今後のことに関して協議しとかなんと思うとですよね。先ほど町長は、運動に関するニーズも多様化しているとおっしゃいました。そこで、その中学校には自分のしたい部活はない子供たちもいるわけです、実際。しかし、チームで練習をしながら、その人数に足りないから出れないならば、二つの中学校で合同してもいいよという話は伺いましたが、したいけど、部活自体がない人に対して腹栄中に行けばあるんだけど、できるのかできないのかを、やっぱりちゃんと把握し、今後、協議していかないといけないと思うのですが、どうでしょう。 51 教育長 御質問にお答えをいたします。  生徒さんの、それを行いたいという御希望があれば、それをやはり学校のほうできちんと把握をし、そして、子供さんのいろんな安全面をとにかくですね、お考えして、また中体連なり、ほかの大会等に出ることもですね、お話をしながら、それはきちんと固めていかなければならないと思います。あくまでも教育活動の一環でございますので、そこのところは、まず生徒をしっかり守っていくということの次に、子供たち教育活動の中で行いたいというふうに思います。いろいろこれから生徒さん方もニーズがございまして、例えば、部活動ではなくて、クラブで自分の運動能力を高めたいという子供さんもいらっしゃいます。現に、長洲町にはすぐれた能力をお持ちで、中学校からですね、あるいはほかのところで自分の能力を高められる方もいらっしゃいます。ですから、学校の部活動で、あるいはクラブ活動で、あるいはもっと大きく、将来オリンピックを目指すような気持ちで取り組んでいらっしゃるお子様も長洲町にはいらっしゃいます。いろんな場面、議員のほうからお話をしていただきましたので、学校のほうとですね、今後、御相談を申し上げていきたいと思います。ありがとうございます。 52 市原一廣 何分、今後もこういう問題は出てくると思います。小学校でバスケット、部活動ありまして、男子もいますが、中学校へ行けば女子しかないんですよね、部活動は。その辺が、どうも何か疑問に思っておりますので、今後そういう子供たちが、中学校になってもバスケットを続けたいと。腹栄中に行けば続けられるというようなことができるのであればですね、きちんと両校でそういうのをですね、話し合っていただいておって、門戸を広げておっていただけばと思います。子供たちはですね、いつ、どこでどのように開花をするかわかりません。ですから、そのためにもですね、きちんと教育委員会で、これから、今後の課題として、この件に関しては取り組まれていきますようにお願いをし、一般質問を終わります。 53 議 長 6番、徳永範昭君の登壇を許します。 54 徳永範昭 6番議員の徳永です。通告に従い、一般質問させていただきます。  まず、農業振興について。  腹赤地区の圃場整備には、現在立派になっております。我々、米麦部会より5名の認定農家を担い手として送り出しております。昨年より、米、麦と作付なされ、面積が広くなり、仕事がしやすくなったと、認定農家は大変喜んでおります。今後の腹赤地区の圃場整備についてを質問いたします。 55 町 長 徳永議員にお答えします。  議員におかれましては、日ごろから長洲町の農政発展のために御尽力いただきましていますことに、本当に感謝を申し上げる次第でございます。  まず、腹赤地区の圃場整備につきましては、第1期工事といたしまして、上沖洲、腹赤、清源寺地区の受益面積32.7ヘクタールを平成18年より着手し、平成23年度で換地業務を終え、受益者へ配分する計画でございます。また、残す2期、3地区の100%同意を目指し、引き続き、工事着手できるよう受益者主導の啓発に努めていくとともに、町としましても、引き続き支援してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 56 徳永範昭 認定農家の方から、こんな土地ならば、後継者の方から、どれだけでもつくれるというふうに話を聞きました。現在、1工区だけ工事が済んでおりますが、あとの2工区はまだ同意がとれていないということでありますが、町長は施政方針の中で、進んで新しい風を起こしたいというふうに述べられております。夢が見られる、希望が持てる、活力が感じられる魅力あるまちづくりに取り組まれるとのことですので、町長みずから現地に出向かれて交渉される気持ちがあるのか、お伺いをいたします。 57 町 長 先ほど、徳永議員に述べましたように、私も本当に農業の振興に努めてまいりたいと考えております。そういう意味では、もちろん私もみずから出向いて説得に参りたいと考えております。  以上でございます。 58 徳永範昭 町長の活躍を期待しております。  では、2番目について。土地集積について、基盤整備が進んでおりますが、土地集積についてを質問いたします。 59 町 長 徳永議員にお答えいたします。  土地集積につきましては、担い手の育成を図るため、農地の集積は必要不可欠と考えているところでございます。JAで設立されている農地保有合理化法人に農地を預け、連担化した農地の適切な集積配分が図られるよう、地域内の換地委員、地権者の方々の理解を得ながら進めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 60 徳永範昭 基盤整備の3分の1を、担い手に集積するようになっていると思いますので、認定農家5名の方に、同一に配分をお願いしたいと思いますが、いかがですか。 61 建設農政課長 徳永議員にお答えいたします。  認定農家の方で、今5名参入されて、計画では6名といたしております。今の状況なんですが、15.2%の達成率ということで、順次完了が進むにつれて集積も進んでいくものと思います。そこで、個人さんごとの認定農家といいますか、担い手の方に調整の上、平等といいますか、大小がないような配分には、地権者、あるいは換地委員さんと調整をとりつついきたいと考えております。  以上でございます。 62 徳永範昭 その点もよろしくお願いいたします。  それでは、3番目の各農業生産者部会、朝市開催者等への支援はということで、町長は農業も産業と述べられております。現在、長洲町には、部会はミニトマト部会、小物野菜部会、これにはインゲン、オクラ、一寸ソラマメ、アスパラ等も含まれております。また、それに米麦部会等があり、自然を相手に作業されております。自然災害から否応なしにたたかれ、これでもかと思うようにいじめられている中、農家の皆様は頑張って作業をやっておられます。ことしの春からの天候不順は、ほとんどの作物が不作となり、各部会においては非常に苦しい立場となっております。特に、農家の基幹作物であります麦においては、前年の60%しか収量はありませんでした。また、長洲の生産物のトップでありますミニトマトにおいても、葉カビの発生で、生産費も上げられない方もあると聞いております。ハウスの中でも天候には勝てませんでした。こういう苦しいときこそ、各農業生産者部会及び朝市支援者等の支援策はどうなるのかお伺いいたします。 63 町 長 徳永議員にお答えいたします。  各農業生産者部会、朝市開催者等への支援につきましては、葉タバコ、米麦、野菜、長洲町認定農業者協議の各農業生産部会育成のため、振興補助を行っているところでございます。今年度は、長洲ふれあい朝市、新たな補助を行い、組織の小規模農業者の所得向上、生きがいづくり、地産地消に期待しているところであり、各組織の支援、育成支援を通して農業の振興を図る考えでございます。私たちも本当に朝市開催につきましては、全力で支援してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 64 徳永範昭 食料自給率40%、また我々の体のエネルギーの約60%は、外国からの食糧に依存しています。昨年の穀物の高騰の折には、世界じゅうで27カ国より食料の輸出をしないと打ち出されております。金さえあれば何でも買える時代ではなくなったのではないだろうかというふうに思います。一人一人が食について考える時期が来ているというふうに思います。  町長は、野菜づくりが趣味と聞いております。団塊の時代の退職者などが多く、小物野菜でもつくられて、土とまじわり、気分転換でもやっていただきたいというふうに思います。作物をつくることで収穫の喜びを知り、また手足を使うので、ぼけ防止にもよく、とれた作物を食べて、残ったものを朝市に出すくらいなら、だれにでもやれるんじゃないでしょうか。特に、朝市の場所とかは特別指定されてあるのかお伺いいたします。 65 建設農政課長 お答えいたします。  JAの腹赤総合支所、あそこの玄関前の東のほうですか、駐輪場がございます。そこのほうで、毎月1日、15日、長洲ふれあい朝市という名称で開催されております。  以上でございます。 66 徳永範昭 皆さん、だれでも参加されますように、少しでも自分に合った作物をつくっていただきたいと思います。どうも、これで終わります。 67 議 長 8番、池上滿則君の登壇を許します。 68 池上滿則 8番議員の池上でございます。通告に従って、一般質問をいたしますとともに、再質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  今回、町長が初めて就任されたわけですが、お伺いしました施政方針で、私は二つほど質問をさせていただきました。まず、第1番目のですね、町政に対する取り組み姿勢についてということですが、夢が見れる、希望が持てる、活力が感じられるまちづくりに向けて一つの風として現状の変革──チェンジ、二つ目の風は新しいことへの挑戦──チャレンジ、三つ目の風として早急な対応──スピードとする風を起こし、取り組むとの考えを表明されております。  そこで、この三つの風を起こすに当たって、どのような考えを持っておられるかお伺いします。 69 町 長 池上議員にお答えいたします。  皆様御存じのように、本町は町政始まって以来、大変厳しい財政状況下にあります。中でも平成19年度は、財政再生団体になろうかといった危機的報道があり、町の中に閉塞感が漂っていた感じを受けました。私は、この町に漂う、停滞した雰囲気を取り払い、活力ある長洲町を目指したまちづくりを進め、町民の皆様が、笑顔で夢と希望が持てる町を取り戻したいと考えております。そのためには、現状の停滞した状況を変える変革が必要であります。現状に満足しない、現状をいい方向に変えていく変革が必要だと感じております。また、財政的な状況は厳しいものでございますが、それを言いわけとせず、新しいことに挑戦する勇気と素早い行動が必要だと感じました。  今回、私は町長交際費の公開、町長と特別職の給料30%カット、乳幼児医療費の拡大、入札基準の見直しなど、すぐにでもできるものはすぐに取りかかるよう職員に指示したところでございます。まずは、この三つの風を職員の中で起こし、職員の意識、行動を変えていこうと考えております。この風を感じ、職員がもっと働くことになれば、おのずと町にも活力が出てくるものと考えております。そして、その風がもっと大きくなり、町民の皆さんを動かせるようなものになれば、一つの夢が達成できたと考えるところでございます。  そのためには、議員の皆様の取り組みへの御協力をお願い申し上げる次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 70 池上滿則 ただいま答弁をいただきましたけど、施政方針全般の流れでですね、町長の考え、意気込みは十分感じております。そういう町長の意気込み、考え、率先垂範、リーダーシップを十分発揮されることは、私もう確信持っております。だから、それが職員にどのようにして波及するか、それは、この町長のリーダーシップ以外はないと思うわけですね。  だから、先ほど市原議員のときでしたかね、お答えになっておられましたが、まず、町長はさっきの答弁の中で、具体的にはおっしゃいませんでしたけど、私なりにですね、考えますと、この風を起こすということは、町長のそういうリーダーシップ、考え、思い、それが職員の肌に感じてもらうには、まずですね、町長以下係員までですね、常に、やっぱし職員との対話が必要だと思うわけですよ。だから、先ほど決裁を持ってきたとき、話をされて、それはもう大変、私は今までないようなことと思っております。  だから、今後、4年間の町政をされていく上でですね、それから、これから長洲町を支えていく職員、これは若手職員です。だから、私がこの風を起こすに当たって、町長に失礼ですとは思いますけど、常にこの対話を持っていただきたいと、そう思っております。で、町長はいろんなこういう思いを所信表明に書いておられて、大変多忙とは思いますけど、この若手職員との対話を、今現在ですね、それから、今までそういう対話を考えておられたということも含めて、まず手始めにですね、こういう対話はまずどういう方法で取りかかりたいか、そこの点、お考えがあればお願いいたします。 71 町 長 先ほど、市原議員の質問にありましたように、やはり私は職員とのいろんな対話を通してまいりたいと思います。いろんなことをお聞きし、また、それを政策の中に反映させていきたいと考えております。  まず、先ほどおっしゃいましたように、職員が決裁を持ってくるだけの対話では不足しております。そのために、やはり若手職員との懇談会を定期的に開催できるようにですね、総務課長あたりに指示いたしまして、まずもって係長間の懇談会、あるいは補佐官との懇談、そういったものをですね、つくってまいりたいと考えております。  なかなか、今言ったので満足できない部分もあるかと思いますけど、とにかくですね、やはり議員御指摘のように、やっぱり職員の皆さんとの会話は必要でございます。そこは十分に自覚しているところでございます。 72 池上滿則 自治体はそれぞれの自治体、もう自前で経営執行していかないということは、もう十分わかっておられますし、私もそう思っています。緊急行財政行動計画がですね、着実に執行していくには、町長がおっしゃいます、チェンジ、チャレンジ、スピード、これはもう絶対必要と思います。この三つの風によってですね、この計画が1年でも早く前倒しで完成することを、私は願っているところでございます。  この風ですね、この風は、やっぱし職員それぞれが肌で感じているのが当然と思いますけど、この風がなくてもですね、こういうチェンジ、チャレンジ、スピード、これが風がなくても職員おのずからがこういう気持ちになってくるように、町長のリーダーシップ、それを期待しております。  ちょっとですね、私、通告外で町長に申しわけないんですけど、答弁ができましたら、お答えしていただきたいと思います。今度、この議案に、町長みずからの給料30%カットされるということを提案されておられます。そこで、今後、町政を運営していく上でですね、職員の給料については、どう対応していこうかと考えておられるか、もし答弁ができましたら、よろしくお願いいたします。 73 議 長 自席で休憩します。                 (午前11時28分)                 (午前11時29分) 74 議 長 休憩前に続き会議を開きます。 75 町 長 池上議員の御質問にお答えします。  まず、私みずから30%カットというのは率先垂範して、この長洲町の財政状況を考えて決めたことでございます。また、職員の給与等につきましては、議会の皆さんと十分御相談しながら考えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 76 池上滿則 2番目のですね、内水面漁業について。伝統産業であるながす金魚は、養殖経営者の高齢化、後継者不足が大きな課題であると認識され、これに養魚組合と行政が一体となって取り組むとの考えですが、この取り組みについてお伺いします。 77 町 長 池上議員にお答えいたします。  私も、就任して最初のテレビが金魚に関するテレビ報道でございました。そういう意味では、長洲イコール金魚の町ということを強く認識しているところでございます。長洲町養魚組合は、現在組合員が11名で後継者がおられるのはわずか2名で、後継者不足が大きな課題となっておるところでございます。また、同じ金魚の産地、愛知県の弥富市と奈良県の大和郡山市でも、後継者不足と組合員の高齢化は大きな問題となっているところでございます。  私は、町の伝統産業であります金魚養殖の振興と問題解決のためには、やはり組合員の皆さんと十分話し合うことが重要であると考えております。その話し合いの中から振興策や、あるいは後継者不足の解決策を見つけたいものと考えているところでございます。  現在行っている支援策としまして、5月の火の国長洲金魚まつりは、年々売り上げも増加傾向にあり、春の金魚市として定着しております。10月の金魚と鯉の里まつりは、品評会を中心とした愛好家を取り込むためのイベントとして定着しております。今後、私みずから長洲金魚のPRや、販路拡大などを行ってまいりますし、行政としましても、ホームページ上、そういった金魚に関することを載せさせていただくとともに、支援の方法を組合員の皆さんとともに検討してまいりたいと考えているところでございます。 78 池上滿則 長洲町の内水面漁業、いわゆる金魚の養殖産業ですね、これは町長にとっても大変悩ましい問題と思います。先ほど、ちょっと資料をいただいたんですけど、町からの補助金というんですか、助成金がですね、16、17年は45万。これが18年から20万と、半分以下に減額になっておるわけですね。だから、こういう面から見てもですね、町はこの内水面漁業に対して、本気で取り組む姿勢があったのかなと思いますし、この組合の方の考えがどうであったのか、そこがちょっとわかりかねるわけですよ。だから、45万が18年からずっと21年まで20万に減額になっとる。そうすると、今の町長のお話からすると、いろんなイベントにいろんな助成なんかをされているようですけど、この事業、養殖業そのものに対する町の支援策ですかね、それが私にはちょっと見えないわけですよ。  だから、高齢化、後継者不足ということもありますけど、ただ、私が車で行くとき、養魚池を見ることで、ただ端的に思ったのがですね、ああ、本当に高齢者、年齢がですよ、最高が86歳、一番若い方で60歳、平均して74歳、こういう年齢の方がですね、夏場ですかね、養魚池、あれをですね、ほんと苦労して暑い中に、手入れをされているわけですね。どういう作業かわかりません、私は手入れとちょっと言っていますけど。だから、その養魚池のそういう作業についてだけを見てもですね、それに対して何か町は考えができなかったのかなと思っています。ああいうことだったら、もう年齢的、体力的にもですね、ああ、これ以上は金魚はだめだなと思われるのは当たり前じゃないかなと思っております。  町長が、この長洲町、長い歴史の金魚の養殖をですね、本当に4年間のうちにどうされるのか、4年間じゃなくて、もうこれは差し迫っていますですね。この館を中心とした観光の拠点とか、いろいろ調査等されますでしょう。そういうのも絡んできますので、この養殖業のあり方は、本当に町、町長、議員も一緒になってですね、どうしたらいいのか検討する必要があると思います。  今、町長の話と、この施政方針から見ますと、具体的対策というか、それは大げさかな、それがないわけですね。だから、私なりに考えましたので、ちょっと述べさせていただきます。  まず、この11軒の方とですね、どう今後の長洲の養殖業をやっていくのか。やっていくとするならば、町はどうしてもらえるのか、財政的、人的にもいろいろあると思います。そこの意見を伺った上でですよ、町は町として、この養殖業をですよ、育成、存続させ、それを財政的、人的いろんな支援が必要と思いますよ。育成して存続させるのか、それとも、現状のままで見守っていくのか、私はそういう二つの検討する部署が必要じゃないかと思うわけですよ。本当に町長がこれを育成し、存続させる、そういう決意のもとに、それじゃ、そうさせることを検討しようかという部門と、ああ、もうこれじゃ、それは組合の方、今、仕事をされる方のいろんな意見、要望を聞かれてですよ、ああ、これはもう仕方ないな、もう現状を見守っていくしかないなという、そういう二つの部分の検討部会といいますかね、私はそれをつくって、時間かけてどうするか、その決断を私は迫られておると思います。  だから、ほかの金魚の郷広場とか、館を中心とした観光拠点、工事の拠点とすることを上げておられますので、それとの兼ね合いも出てくると思います。だから、これはどちらにしても大変なエネルギーがいると思います。だから、養魚業者の方、町は町、それから、町、住民の方の意向調査、アンケート調査も必要じゃないかと思っております。  この補助金の45万から20万に、半分以下になったのを見てもですね、この原因もやはり調査、調べる必要があるんじゃないかと思います。だから、先ほど町長も大和郡山市とか、いろんなところも同じ問題を抱えているとおっしゃいましたけど、九州管内にも大方、この産業があるところがありますですね。そこも、大方似たようなことじゃないかと推測するわけですが、まずはそういう自治体の視察研修は必要ではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。 79 町 長 本当に長洲町の養魚組合、金魚に対します危機感というのをつくづく感じているところでございます。そのためにはですね、まず私は販路拡大、これをどのようにしたら販路を拡大できるのか。まず、その辺からですね、ちょっと検討してまいっていきたいと思っております。そのためには、議員指摘のように、いろんな九州管内への研修もあるだろうし、また、他都市、そういったインターネットを通じた販路拡大とか、そのようなものがどうやってできるのか、そのような点を含めてですね、やはり養魚組合と、本当にひざを交えて話し合いをやっていかなければならないと感じております。  また、非常に後継者育成というのはですね、難しい面もございます。どうしたら後継者育成ができるのか、そういった面も含めてですね、本当に真剣に養魚組合の皆さんとお話をさせていただこうと考えております。  以上でございます。 80 池上滿則 町長、販路拡大はわかります。しかし、販路拡大されて供給量が足らなかったら、かえってお客さんに対して悪いし、イメージダウンすることもあると思うんですよ。だから、この11の養魚者の方がそういう販路拡大をされて、それに対応できるような体制もつくらんといかんと思うわけですよ。  だから、この長洲町の長い歴史を持つ金魚養殖、これについて本当、執行部の方、町長も当然ですけど、議員もおります。だから、私は先ほど言いました二つの方面から検討する必要があるんじゃないかと思いますよ。万が一やめた場合は、いろんな施設がこれは無駄になるしですね、いずれの決断をするにも、これは相当なエネルギーが要ると思うんですよ、時間とエネルギーが。だから、まずは養魚者との対話、意向、いろいろ聞かれ、その上で町としては、育成し存続させるのか、それとも、もう現状を見守っていくのか、私はいずれかの決断が必要と思うんですよ。  だから、私ちょっとこの問題から離れるんですけど、それぞれの自治体で、やっぱりさまざまな特徴があったり、問題を抱えておりますよ。インターネットで見たところですね、これは特色じゃなくて困っている事情なんですよ。イノシシ被害ですね。イノシシの被害があるから、そこはそのイノシシ対策に本腰を入れているわけですよね。名前はイノシシ課という課を設置しているわけですよ。そして、そのイノシシを駆除するなら駆除して、そのまま廃棄じゃないんですよね。それをいろんな肉製品に加工し、ソーセージにする。そういう附帯事業ちゅうかな、そういうことで、農家の方なんかの収入源にもなっております。  イノシシが何でそういう、どの方法で町はイノシシを駆除するのか。それはですね、レモングラスという野草があるんですよ、私も持っていますけど。それが大変嫌いだそうですね。そのレモングラスで一応、私見たことありませんけど、防除をしているわけです。このレモングラスはですね、これもまたいろんな、レモンティー、お茶とかですね、いやし系とか、このレモングラスからもいろんな製品を開発されて、農家の方の収入源になっておるわけですよ。だから、ここの町は、よくない事例でいいほうに事業を展開されておるわけですよ。名前もイノシシ課ですけど。  それともう一つは、やっぱし梅課とあるわけですよ。夏、五、六月なら梅ですね、酸っぱい。あれがもう名産地なもんで、梅課という名前をつくって、JAとか生産者、役所が三者一体になって、この梅課という課をつくって、梅に関するいろんな商品を開発されて、やっぱり農家の方やらJAさんたちの収入源になっておるわけですよ。  だから、長洲町は金魚という、大変有名になっているのに、今までずっと下火、下火になってきて、これからどうするかという、大変岐路に立っていると私は思います。だから、存続させるのか、現状を見守って、ただいくのか、大変、私は決断を迫られる時期になっておると思います。だから、町長がこのリーダーシップを発揮されてですね、若い者の考え、年配者等の考え、いろんな意見を吸い上げてですね、本当にどちらか、いずれにしても決断をしていかなければならない時期と思いますし、大変、町長は重大なときに町長になられたと思いますけど、これは町長になられた上では、もう避けては通れないことと思っておりますので、これについてはエネルギーが大変要ると思いますけど、それはもう仕方ないことですので、よろしく決断と検討のほうをお願い申し上げまして、質問を終わります。答弁ありがとうございました。 81 議 長 以上で一般質問を終了します。  ここで昼食のため休憩します。  なお、午後1時より議会運営委員会を開催しますので、関係者の方は第2委員会室にお集まりください。  なお、議会は議会運営委員会が終わり次第、再開いたします。                 (午前11時46分)                 (午後 1時20分) 82 議 長(松井一也) 休憩前に続き会議を開きます。  日程第2、議案第24号「長洲町長等の給与の特例に関する条例の制定について」を議題とします。  提案理由の説明を求めます。 83 総務課長 ただいま議題となりました議案第24号について御説明いたします。
     議案書の1ページをお願いいたします。  長洲町長等の給与の特例に関する条例の制定についてであります。長洲町長等の給与の特例に関する条例を次のように制定する。平成21年6月22日提出、長洲町長、中逸博光でございます。  提案理由。町長及び副町長の給与に特例の改定措置を講ずるためには、この条例を制定する必要がある。これが、この議案を提出する理由であります。  この議案の提出につきましては、4月26日執行の長洲町町長選挙において、町選挙管理委員会が発行いたしました選挙公報で、中逸町長が10項目公約した中での、「初年度町長報酬を30%削減します」を実行するものであります。  2ページをお願いいたします。  長洲町長等の給与の特例に関する条例、第1条、趣旨であります。この条例は、長洲町長等の給与及び旅費に関する条例、これは本則条例でありますが、これに定めるもののほか、町長及び副町長の給与の特例に関し、必要な事項を定める制定趣旨を定めるものであります。  第2条、町長及び副町長の給与の額の特例。これにつきましては、町長及び副町長の給料の月額を、本則条例の第3条の規定にかかわらず、条例第1表に定める額からそれぞれ100分の30を乗じて得た額を減じた額とするものであります。具体的には、町長につきましては、本則83万4,000円を100分の30を減じますと、58万3,000円となるものです。副町長につきましては、本則61万2,000円を42万8,000円とするものであります。  附則であります。この条例は、平成21年7月1日から施行する。  また、2項で、この条例は平成22年3月31日限りでその効力を失うものと定めるものでございます。  以上をもちまして、議案第24号の説明を終わらせていただきます。 84 議 長 説明が終わりました。これから質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) 85 議 長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) 86 議 長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第24号を採決します。  お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) 87 議 長 異議なしと認めます。したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  日程第3、議案第25号「長洲町乳幼児医療費助成に関する条例の一部改正について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 88 子育て支援課長 では、議案書の3ページをお願いします。  ただいま議題となりました、議案第25号、長洲町乳幼児医療費助成に関する条例の一部改正についてでございます。  長洲町乳幼児医療費助成に関する条例の一部を次のように改正する。平成21年6月22日提出、長洲町長、中逸博光でございます。  提案理由。子供の疾病の早期治療を促進し、健康の保持及び健全な育成と子育て支援の充実を図るため、乳幼児医療費助成制度における対象年齢の範囲を拡大するためには、この条例を改正する必要がある。これが、この議案を提出する理由であります。  今回の主な改正は、対象年齢を、満6歳を満9歳に拡大することに伴い、条文中の「乳幼児」を「子ども」に改めるものでございます。  次のページをお願いします。  長洲町乳幼児医療費助成に関する条例の一部を改正する条例。長洲町乳幼児医療費助成に関する条例(平成12年長洲町条例第7号)の一部を次のように改正する。  まず、題名を次のように改正します。「長洲町子ども医療費助成に関する条例」。  続きまして、第1条中「乳幼児」を「子ども」に改めるものでございます。  次に、第2条第1項中の「乳幼児」を「子ども」に、「満6歳」を「満9歳」に、「すべての者」を「すべてのもの」──平仮名の「もの」でございます。同5号中「乳幼児を被扶養者としている者」を「子どもを扶養しているもの」、これも、漢字の「者」を平仮名に改めるものでございます。  3条及び4条中、「乳幼児」を「子ども」に改めるものでございます。  第5条第2項中、「乳幼児医療費」を「子ども医療費」に改めるものでございます。  第7条第3項中の「第1項」を削るでございます。  附則としまして、施行期日、この条例は平成21年7月1日から施行する。経過措置としまして、第2項、この条例の施行前日に向けた、診療に係る医療費の助成については、なお従前の例によるということでございます。  説明を終わります。よろしくお願いします。 89 議 長 説明が終わりました。これから質疑を行います。質疑はありませんか。 90 市原一廣 対象人数はどれくらいで、費用はどのぐらいと予測されておりますか。 91 子育て支援課長 今回、6歳から9歳までに改正するということで、1年生から3年生までですか、5月1日現在で、1年生から3年生まで431名を見込んでます。費用は、扶助費につきましては、今回は7月施行ということで、652万円を予定してます。7月から2月分までです。  以上です。 92 市原一廣 子育て中の保護者にとりましてはですね、非常に喜ばしい政策だと思います。町長のですね、長洲町の子育て支援に対する気持ちのあらわれではないかと思うのですが、町長、これに関しましてですね、提案された町長の思いあたりがもしあられましたら、一言述べていただきたいと思います。 93 町 長 議員御指摘のようにですね、今、非常に少子化が進んでおります。それは、いろんな原因があるかと思います。私たちは、まず少子化に歯どめをかける施策をとっていかなくちゃならないと考えております。その一環として、やはり子育てに対する負担、保護者の負担というのが非常に大きいという点がございます。それを、行政でいかに、やはり、何と言いますか、支援できるかと、その一環として、私はまず、小学校3年生までにしたわけでございますけど、他市町村を見てみますと、中学校までとか、いろんな玉名郡内にもございます。  今後、財政的に十分そういう余裕ができましたら、拡充をしてまいりたいと検討しているところでございます。  以上でございます。 94 市原一廣 終わります。 95 議 長 ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) 96 議 長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) 97 議 長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第25号を採決します。  お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) 98 議 長 異議なしと認めます。したがって、議案第25号は、原案のとおり可決されました。  日程第4、議案第26号「長洲町公共下水道長洲町浄化センターの改築工事委託に関する協定の締結について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 99 下水道課長 ただいま議題となりました議案第26号、長洲町公共下水道長洲町浄化センターの改築工事委託に関する協定の締結についてでございます。  長洲町公共下水道長洲町浄化センターの改築工事委託について、次のように協定を締結する。平成21年6月22日提出、長洲町長、中逸博光でございます。  提案理由。地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和39年条例第17号)第2条の規定により、議会の議決を得る必要がある。これが、この議案を提出する理由であります。  次の6ページをお願いいたします。  1協定の目的、長洲町公共下水道長洲町浄化センターの改築工事委託。2協定の方法、随意契約。3協定の金額、5億1,000万円。4協定の相手方、東京都新宿区四谷3丁目3番1号、日本下水道事業団代表者、理事長 澤井英一。  この改築工事委託につきましては、平成21年6月9日に仮協定を締結しているところでございます。今回の委託の協定につきましては、本工事の使用機器が受注生産品であり、機器製作には長期の日数を必要とし、据えつけ工事も、施設機能を維持しながらの工事となり、全体工程で約18カ月を要しますので、平成21年度と平成22年度の2カ年にわたる全体設計での工事となるものでございます。  なお、今回の浄化センターの改築工事委託の内容といたしましては、流入汚泥、汚水を排水するポンプ設備の改築と、汚水処理に伴い発生する汚泥を脱水する脱水設備の増設、改築に係る機械及び電気設備工事。なお、電気設備工事につきましては、監視制御装置を含めた工事を行うものでございます。  また、今回、昨年度に引き続き、実施計画どおり日本下水道事業団への委託方式を採用し、実施するものでございます。  以上が、今回の改築工事委託を協定し、地方自治法第96条第1項第5号の提案理由でございます。  以上で御説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 100 議 長 説明が終わりました。これから質疑を行います。質疑はありませんか。  (なしの声あり) 101 議 長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) 102 議 長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第26号を採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) 103 議 長 異議なしと認めます。したがって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。  日程第5、議案第27号「平成21年度長洲町一般会計補正予算について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 104 総務課長 ただいま議題となりました議案第27号について御説明いたします。  議案書の8ページをお願いいたします。  平成21年度長洲町一般会計補正予算(第1号)であります。平成21年度長洲町の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億5,705万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億705万9,000円とする。  2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  (債務負担行為の補正)第2条、債務負担行為の追加及び廃止は、「第2表 債務負担行為補正」による。  (地方債の補正)第3条、地方債の追加及び変更は、「第3表 地方債補正」による。  平成21年6月22日提出、長洲町長、中逸博光でございます。  この補正につきましては、町長選挙に伴い、平成21年度当初予算につきましては、骨格予算で議決をいただいておりました。今回の補正予算は、骨格予算に通常の肉づけ補正額として2億6,525万3,000円、国の平成21年度補正による経済危機対策の交付金、本町におきましては、1億1,424万8,000円が交付の上限額になっております。その1億3,751万2,000円、これにつきましては、国庫補助902万4,000円も含んでおります。また、県の100%補助、消費者相談事業及び女性のがん検診に伴います588万3,000円、緊急ふるさと雇用の雇用創出に3,231万1,000円、予備費としまして1,610万円を計上いたしております。  議案説明書におきまして、国の交付事業につきましては区分をいたしておりますので、御参考にしていただきたいと思います。また、人件費補正、4月1日定期異動に伴う増減、また6月1日施行の6月の期末勤勉手当0.2月分凍結、減額、また特別職給料の減額、共済費の負担率が3月の県共済組合会議で率が上がったための増額等、人件費増減で1,102万6,000円の減で計上いたしております。  それでは、第1表をお願いいたします。9ページになります。歳入であります。  13款国庫支出金、既定額に1億3,219万6,000円を追加し、3億1,648万7,000円とするものです。1項国庫負担金、既定額に147万5,000円を追加し、1億6,540万9,000円とするものです。これにつきましては、安全・安心な学校づくり交付金であります。2項国庫補助金、既定額に1億3,072万1,000円を追加し、1億3,736万9,000円とするものです。これにつきましては、地域活性化経済危機対策交付金1億1,424万8,000円、地域活力基盤創造交付金275万円、学校情報通信環境整備に1,084万2,000円を追加するものであります。  14款県支出金、既定額に5,251万1,000円を追加し、3億928万2,000円とするものです。2項県補助金、既定額に5,045万6,000円を追加し、1億1,936万2,000円とするものです。これにつきましては、労働費補助の緊急雇用創出ふるさと雇用再生に3,231万1,000円、土木費補助、企業立地基盤整備事業に727万5,000円、保健衛生費の女性のがん対策事業に382万8,000円、総務費の地方消費者行政活性化交付金205万5,000円が補助されるものであります。3項県委託金、既定額に205万5,000円を追加し、2,922万4,000円とするものです。これにつきましては、県営腹赤地区圃場整備事業換地委託金であります。  19款諸収入、既定額に2,785万2,000円を追加し、7,954万1,000円とするものです。3項雑入、既定額に2,785万2,000円を追加し、5,676万円とするものです。これにつきましては、土地改良施設維持管理適正化事業交付金1,900万円、コミュニティ事業助成金、これにつきましては町内行政区2区に対する圃場設備、また長洲祇園祭備品整備に交付されるものであります。  20款町債、1項町債、ともに既定額に2億4,450万円を追加し、4億8,400万円とするものです。この詳細につきましては、高潮対策に670万円、防災基盤整備に140万円、臨時財政対策債に1億3,860万円を追加するものであります。  歳入合計としまして、既定額に4億5,705万9,000円を追加し、54億705万9,000円とするものであります。  10ページの歳出をお願いいたします。  1款議会費、1項議会費、ともに既定額に77万7,000円を追加し、9,248万円とするものです。  2款総務費、既定額に6,555万6,000円を追加し、11億2,195万3,000円とするものです。1項総務管理費、既定額に5,899万5,000円を追加し、9億3,332万円とするものです。この総務管理費につきましては、職員給与557万6,000円の減額、消費者相談室改修備品等購入148万円、GISシステム構築委託料600万円、備品購入620万7,000円、これにつきましては、低公害車の公用車2台購入、デジタルテレビ6台等がございます。また、交通安全対策費としまして、247万5,000円を計上いたしております。また、地方バス運行等特別対策補助金に1,680万1,000円、ほか諸費で1,732万4,000円を組んでおります。  企画費としまして、総合振興計画関係、委員報酬、印刷製本等で235万8,000円、金魚の館リニューアルに向けた地域資源発掘活用事業委託料としまして500万円、コミュニティ事業助成金、先ほど歳入で申し上げましたが740万、トンネルでありますけれども組んでおります。それから情報化推進で769万8,000円を計上いたしております。
     2項徴税費、既定額に48万5,000円を追加し、1億790万円とするものです。3項戸籍住民基本台帳費、既定額に601万9,000円を追加し、4,580万6,000円とするものです。6項監査委員費、既定額に5万7,000円を追加し、1,108万7,000円とするものです。  3款民生費、既定額に1,884万7,000円を追加し、14億7,012万2,000円とするものです。1項社会福祉費、既定額に959万8,000円を追加し、9億8,672万1,000円とするものです。この社会福祉費につきましては、職員給与が390万円程度減額、社会福祉総務費での負担金補助が270万4,000円、老人福祉費、敬老会開催及び老人クラブ連合会等へ補助400万円程度、介護保険対策の緊急雇用創出事業繰出金としまして265万円、後期高齢者特別会計への繰出金324万4,000円を組んでおります。2項児童福祉費、既定額に924万9,000円を追加し、4億8,330万1,000円とするものです。この児童福祉費につきましては、保育所への備品購入、保育室の仕切り板取りかえ等で671万8,000円、学童保育費備品購入ほかで113万4,000円程度を組ませていただいております。  4款衛生費、1項保健衛生費、ともに2,030万3,000円を追加し、2億7,563万2,000円とするものです。この保健衛生費につきましては、職員給与の減額540万円程度、予防接種委託料540万円、高齢者、子供インフルエンザ予防接種助成金として410万円、先ほどありました子供医療費助成金として652万円、また火葬場の改修に163万8,000円等を組ませていただいております。  6款農林水産業費、既定額に5,099万9,000円を追加し、1億3,859万2,000円とするものです。1項農業費、既定額に5,049万3,000円を追加し、1億1,769万2,000円とするものです。この農業費につきましては、農業振興費の補助金174万3,000円、土地改良施設維持管理適正化事業工事費に1,865万円、農地水環境保全向上対策負担金として110万9,000円、圃場整備事業費に2,314万4,000円程度を組ませていただいております。3項水産業費、既定額に50万6,000円を追加し、1,744万4,000円とするものです。  7款商工費、1項商工費、ともに775万3,000円を追加し、2,595万1,000円とするものです。これにつきましては、特産品販売促進事務委託料424万4,000円、商工振興指導事業費補助金240万円を組ませていただいております。  8款土木費、既定額に2億587万6,000円を追加し、9億7,928万6,000円とするものです。1項土木管理費、既定額から134万7,000円を減額し、2,955万4,000円とするものです。これにつきましては、職員給与の減でございます。2項道路橋梁費、既定額に1億6,601万8,000円を追加し、1億9,928万2,000円とするものです。これにつきましては、道路補修交通安全施設修繕等工事費に920万円、道路維持管理費委託料に1,250万円、道路新設改良費、工事請負費ですけども5,500万円、道路用地、道路工事用地の取得に8,616万2,000円、補償費としまして535万5,000円を含んでおります。4項港湾費、既定額に2,330万円を追加し、2,490万2,000円とするものです。これにつきましては、長洲港改修、名石浜高潮対策の負担金でございます。5項都市計画費、既定額に1,600万円を追加し、7億2,053万4,000円とするものです。これにつきましては、都市計画街路事業負担金の1,550万円が主なものであります。6項住宅費、既定額に190万5,000円を追加し、435万5,000円とするものです。これにつきましては、町営住宅の地デジ対応でございます。  9款消防費、1項消防費、ともに既定額に741万9,000円を追加し、5,487万6,000円とするものです。これにつきましては、消防格納庫の修繕に150万円、それから本団の小型動力ポンプ1台購入157万2,000円、ハザードマップ作成事務委託料の430万円が主なものであります。  10款教育費、既定額に6,342万9,000円を追加し、4億5,626万8,000円とするものです。1項教育総務費、既定額から76万1,000円を減額し、5,753万6,000円とするものです。2項小学校費、既定額に2,989万1,000円を追加し、7,912万7,000円とするものです。この小学校費につきましては、学校教育推進員4名の331万2,000円、図書購入に165万円程度、それからデジタルテレビ、電子黒板購入に500万円程度、学校等の修繕に390万円、それから教育パソコン購入、備品購入ですけども1,358万4,000円を組ませてもらっております。3項中学校費、既定額に1,520万2,000円を追加し、5,251万6,000円とするものです。これにつきましては、小学校費と同じような項目でありますが、学校教育推進員2名に165万6,000円、腹栄中学校の教室床取りかえに430万円程度、デジタルテレビ、電子黒板等購入に250万円、教育備品に290万円程度、部活動補助等に240万8,000円程度組ませてもらっております。5項社会教育費、既定額に1,117万9,000円を追加し、1億2,733万円とするものです。この社会教育費につきましては、未来館の修繕が600万円、図書館への図書購入に150万円が主なものであります。6項保健体育費、既定額に791万8,000円を追加し、1億2,134万7,000円とするものです。これにつきましては、町体育協会等への補助金110万円程度、またスポーツセンターグラウンド改修工事に460万円が主なものでございます。  14款予備費、1項予備費、ともに既定額に1,610万円を追加し、4,770万1,000円とするものです。  歳出合計、既定額に4億5,705万9,000円を追加し、54億705万9,000円となるものであります。  12ページの第2表をお願いします。  債務負担行為の補正であります。追加であります。ネットワーク関係サーバ機器更新リース料としまして、期間が平成22年度から平成26年度、限度額996万円を債務負担するものであります。  また、次の廃止であります。これにつきましては、先ほど歳出のほうで説明しました。学校のコンピューターを、今まで借り上げておりましたけども、今回、備品購入するということで、経済対策によるパソコン購入で、これまで借り上げを行っていたパソコンを廃止するものであります。22年から26年の間で、限度額560万3,000円を廃止するものであります。  13ページの第3表、地方債補正であります。  まず、追加であります。起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法となっておりますが、起債の方法、利率、償還の方法につきましては同じですので、最初の目的を読ませていただき、次の事業等については割愛させていただきます。  経営体育成基盤整備事業債であります。事業費負担金が1,200万円に対しまして充当率90%の1,080万円を限度額とするものであります。起債の方法は証書借り入れであります。年4%以内、括弧書きで、ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金、地方公共団体金融機構資金及び銀行等資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率とするものであります。償還の方法、政府資金については、その貸付条件により、銀行その他の場合は、その債権者と協議するところによる。ただし、町財政の都合により繰上償還することができるといたすものであります。  港湾改修事業債であります。1,200万円の負担金に対しまして、充当率90%の1,080万円を限度額として、町債を補正するものであります。以下、同じでありますので割愛させていただきます。  地方道路等整備事業債、限度額2,120万円であります。これにつきましては、都市計画道路について、充当率90%の1,350万円、それから名石浜2号排水につきまして、770万円の起債を行うものであります。それから、高潮対策事業債、750万円の負担金に対しまして、充当率90%の670万円を起債するものであります。土地開発公社経営健全化対策事業債、これにつきましては、事業費7,342万3,668円の75%充当率の5,500万円を地方債補正するものであります。  続きまして、変更であります。14ページをお願いいたします。この変更につきましては、まず防災基盤整備事業債であります。これにつきましては、今回、小型動力ポンプ140万円を追加するものであります。予定購入額は157万2,000円の充当率90%で計上いたしております。限度額を280万円から420万円にするものであります。起債の方法については、補正前と同じ証書借り入れであります。ここに利率の部分で、「地方交付税法の改正に伴い」、これが本年の4月1日施行になっております。利率で4%以内、括弧ただし書きの中で、政府資金の後の「地方公営企業等金融機構資金」とありますが、これが交付税法の改正によりまして、「地方公共団体金融機構資金」に変わりますので、その部分を変更するものであります。償還の方法については、補正前と同じであります。それから、次の借換債でありますけども、借換債につきましては、限度額等は変更ございません。先ほど申し上げました、地方公営企業等金融機構が、地方公共団体金融機構に変わりますので、その部分を変更するものであります。臨時財政対策債につきましては、1億3,860万円を追加し、2億8,940万円とするものであります。  以降の事項別明細等につきましては、割愛させていただきます。  以上で、議案第27号の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 105 議 長 説明が終わりました。これから質疑を行います。質疑はありませんか。 106 川本幸昭 それでは、私が、まず歳入についてお伺いいたしますけども、国の補正予算が主ですよね。通常の肉づけに、今回、不況対策という形でプラスをされておるんですけど、きのうの一般質問でも答弁されてましたけども、臨時何じゃら交付金ですよね。経済対策臨時交付金ということで、長洲町が、熊本県下で一番低いですよね、この報道によると。これは、今、あなた方言われて、財政力とか、人口とかいろいろありますけども、財政の厳しいところというのが、これは加算をされてるんですか、この交付金には。 107 総務課長 今回については、加算はされておりません。この地域活性化経済対策交付金ですけども、これにつきましては、合併算定で、一本算定ではなされませんので、合併された市町村につきましては、その合併した団体数、それを4団体あれば4団体ごとに計算し、交付するというものでありまして、一本算定になりませんので、合併したところが多くの交付金をいただけるということになっております。  また、これは経済対策ですけども、自治体の健全化といいますか、そういったところについては、加算はされておりません。 108 川本幸昭 面積なり、人口なり、財政力ですよね。長洲町と嘉島町が一番低いということで新聞報道されています。玉東町をちょっと私もいつも見よるんですけど、長洲町より大分多いですよね。1億4,400万ですよね。3,000万近く多いんですけども、合併されたところは、なるほどいろいろな合併前のそういうのを勘案されとるということでしょうけど。私の持ってる資料はですね、これは離島とか、過疎とか、そういう特例もあるでしょうけども、財政状況の厳しい団体ということも参考にされているんですよ、ということになってるんですよね。  今回、特に不交付団体にも来るんですよね、これは。この臨時経済対策というのはですね。だから、長洲町の今の現状と、再生団体等には指定は免れましたけども、依然としてやっぱり厳しいということで、これは、熊本県なんかもよく承知なのでですね、当然、そういう措置をされてるはずだと思っておりますけども。もう一回伺います。財政状況の厳しいのは勘案されておりませんね。どうです。 109 総務課長 今回の交付金につきましては、そういったものが一部されてるようなことは伺っております。ただ、この計算交付額の算定額資料ですか、そこで、どの部分でどのような加味がされたかというのはわかりませんけども、前回の2次補正に比べれば、長洲町は若干多いというような気持ちではおります。  以上です。 110 川本幸昭 そういうのが勘案されてるけども、長洲町にそれが来てるかどうかはっきりわからないということですよね。  それで、今言われましたけども、08年度の補正よりは多いですよということでしょうけど、今回、平成20年度の2次補正に対する、いわゆる追加分というのもいろいろ出てますよね。今回のこの交付金ば、子供たちの問題、安全・安心とか、いろいろ、これは四つですか、五つですか、来てるのは。何と何と何が長洲町にはこの交付金が、これに当てはまってるんですか。 111 総務課長 川本議員が言われるのは、地球温暖化対策とか、少子高齢化社会への対策とか、それから安心・安全、そういった部分で言われているのだろうと思います。で、その他で4がありますのでその分だろうと思いますけども、長洲町が、今回補正に上げておりますのは、地方公共団体への財政支援という部分になろうかと思います。  以上です。 112 川本幸昭 説明書の中には、いろいろ交付金のことが書いてありますよね。子供たちの安全・安心交付金、地域活性化経済基金、地域活力基盤創造交付金とか、いろいろあるじゃないですか。だから、これを見らないとなかなか正確にわかりません。国もいろいろやっていますけど、これはほかに都道府県でとまっているような、そういう交付金も、多分2次補正の中にはあると思うんですよ。だから、長洲町に該当する、こういう不況対策に対する政府の今回の補正については、どういう交付金、何種類の交付金が長洲町に該当してますよというのがわかりますかと聞いてるんです。 113 総務課長 教育委員会のほうがございます。先ほど説明しました最初の147万5,000円、安全・安心学校づくり交付金、こういったのとか、学校関係の備品購入ですね。それについては、文科省の部分と、今回の経済危機対策の交付金を活用して事業してくれということになっておりますので、今言われる部分ですと、教育委員会と地域活性化の1億1,400万を活用した事業については、そういった流れになろうかと思います。  ただ、国は補助はするけども、地域活性化経済対策交付金を活用してくれということで、国は100%補助だというような言い方をしておりますけども、現実問題としては、それで考えますと100%国は出してるような形ですけども、補助にはなっていないような気がいたしております。  以上です。 114 川本幸昭 端的に一つ聞きましょう。この子供基金、子供安全・安心のがありますよね。この国の交付ですよね。これは、県を通して長洲町はこういうことをやりますという形で、この金が来てるんですか。それとも、県独自でこういうのしなさいと言うて、特定で来てるんですか。教育委員会とか、学校現場から、うちにはこういうのが欲しいんですよということでやってるんですか。これは、どちらから要求してやってるんですか。 115 学校教育課長 今度の経済危機対策、国が補正しました危機対策事業の中に、学校ICT環境整備事業というのがございます。こういったICT環境整備をすれば、国の補助がございますよという通知がございます。国の補助は2分の1、そして、残りの2分の1については、町の経済危機交付金を使いますという内容でございます。  以上です。 116 川本幸昭 本当は、こういう事業の交付というのは、それぞれの自治体がこういうことしますということで、向こうから交付されるんだろうと思うんですよね。幾らやりますからしなさいじゃなくて、そういう形のが、こういう特定の問題になっているんじゃないか。  私、3月のときやりましたけども、雇用創出等についても、各市町村からの雇用創出、どういうことやりますか、計画を出してくださいというのがあるじゃないですか。それによって交付しますよと、県が一時的に基金としてためときますよと。だから、そういう点になっておるのかどうかということですよ、この子供基金とかは。ほかにはそういうことないんですか。 117 総務課長 基金事業としましては、雇用とそれから消費者行政がございます。  以上です。 118 川本幸昭 いや、そういうのを、ちょっと子供たちの教育の問題についてですね、ちょっとお聞きしたかったんですけど、ちょっとかみ合わないようですのでですね。歳出にちょっといろいろ詳しい面書いてますので、私は歳出はこのくらいにして、ちょっと町債の補正についてお伺いいたします。  追加と変更がありますよね。追加の経営から港湾から地方道路から高潮から、土地開発公社についてはわかりますけども、今言った上の四つのうち、県事業の負担金として町が支払うのは、どれだけですか。 119 総務課長 上から四つです。  以上です。 120 川本幸昭 県の事業ということで、一つ一つ、これを説明してください。事業のパーセントがわかっておると思いますので、どれぐらい、県事業の負担金ですよ、どういうことでやりますということで。 121 建設農政課長 お答えいたします。  13ページの経営体育成基盤整備事業、これは腹赤の圃場整備事業なんですけども、事業費が、町負担が1,200万で、内訳は、国の負担が50%、それから県のほうが27.5%、それから町が15%、受益者負担が7.5%となっております。  (農家の人ですね。7.5。)  農家負担7.5。  それから、港湾改修事業、国が40、県が40、市町村といいますか、長洲町が20%でございます。  それから、地方道路等整備事業、こちらのほうが国が60%、県が30%、町が10%となっております。  それから、高潮対策事業、これが、国が50%、県が45%、市町村負担、長洲町が5%となっております。  4点申し上げました。以上でございます。 122 川本幸昭 そこで、お聞きします。  これは、県事業ですね。国の直轄事業じゃないですよね。県事業でしょうね。県事業ですけんが、この率というのは県が決めるんですか、国ですか。 123 建設農政課長 国費残につきましては、県のほうで決めてございます。 124 川本幸昭 そこで、今問題になっていますよね。私、一般質問で言いましたけども、国の事業、県の事業に対するそれぞれの負担金の問題ですよね。15%もあれば、5%も、20%もあれば、10%もあるということで、地元負担のこのようなアンバランスというのは、何か規定があるんですかね。 125 総務課長 これは、平成20年度の例ですけども、熊本県議会が負担率を議決いたします。で、昨年は、9月の30日に原案可決されておりますけども、街路整備事業から農業集落排水事業まで28事業について、それぞれの負担率を議決されております。ということで、熊本県議会が議決するということで、こういった定まりになってきております。  で、今言われますように、10分の1から10分の3、10分の1.5とか、まちまちでございます、議決されてるのはですね。ですから、これは、熊本県議会が議決いたしますので、このような形になろうかと思っております。 126 川本幸昭 県が議決するから、国の直轄事業で都道府県が負担する場合、国がしますからちゅうことですよね。だから、本当にこれが地元にどれだけということで、新聞にも載ってましたけど、ただ地方財政法で今までの流れで何十年やってきて、町村も何も言わないからというような感じでしょうけども。この港湾改修の20%というのは、九州、沖縄8県の中でも、熊本県は高過ぎるんですよ、これは。だから、今、どこでもですね、県の事業の負担金は見直すべきだと。都道府県も国に言う、市町村も、やっぱり県に言ってですね、これはやっぱり見直すところは見直さないと、1,200万も負担をしなけりゃならない、この一つだけで。これ、20%ですよ。仮に10%なら、もう600万でいいんですよ、これは。払うか払わないかは、それぞれの市町村の事情によって、これからの話し合い。蒲島知事も市町村との話し合いを持ちましょうと言っているんですよ。当然ですよ、これ。  だから、その根拠に、何でこれだけの負担を、長洲町は財政厳しいのにしなけりゃならないのかと、600万あればこういう事業が長洲町ではできますよと、そういうのを強くやらないとですね、今まではずっと県がやりました、県がやりましたということで、去年9月議会で県議会が議決してますから、熊日に載ってましたけども、県事業375億円のうち、44億円が市町村が負担してるんですよね。平均12%ですよ。これは、20%ですよ、港湾改修は。それで、この港湾改修が1,200万払いますけども、それが本当に工事に使ってるのか、職員の賃金なのか、ほかの備品購入なのかというとこが、わからないままに出しておるということです。町もただ出すだけでしょう。これに、どういうことに使ってますって明確にわからないんでしょう。 127 建設農政課長 議員おっしゃるとおりでございます。 128 川本幸昭 うん。新しく中逸町長になられましたんでね、県も、町の同意なくてこれは可決、議案として出さないんですよ、9月の県議会に。ことしの県議会にまた出しますよ、黙っとけば。だから、話し合いばしましょうということで、いや、長洲町は大変だから、これは、パーセントは幾らかにしてくださいよ、下げてくださいよって町が言えばですね、向こうも強引に、いや、2割取りますよって言われないんですよ。だから、熊本県の商港、県の管理港は熊本県で四つか五つありますよ、これは、うん。だから、そういうとこと、財政力のある、財源が非常にあるとこはいいですけどもですね、本当にこんな厳しい状況のときに、はいはい、どうぞどうぞ、県議会が決まりましたから出しますよということで、借金をして負担をしているのにですね、それを県議会が決めたからと。今からの行政運営はですね、上が決めたからはい出しますようなことしちゃいかんです。やっぱり、今の町民の立場に立ってお金を使うようにならないといかんのじゃないかなと思ってますけど。ちょっと、町長に聞きましょう。 129 町 長 川本議員がおっしゃるように、県事業負担金がですね、県職員の人件費や、あるいは旅費などの工事外経費に充てられていたことが判明しております。私も、議員と同感の考えでございまして、県のほうにですね、こういうことがないよう、強く要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 130 川本幸昭 ぜひですね、そういう形でやってください。これは、私はもう、一貫してこの問題ですね。港湾改修はずっと毎年続くんですよ。あなたが言われておるように、あなたが高校時代から長洲港を出て、そこから多分ずうっと負担してると思いますよ、40年、50年。相当な金額ですよ、これ。だから、それをはいはいと言っているのではですね、県も一つも考えないからですね、ぜひ、そういう面でやっていただきたい。  それでは、歳入は終わりまして、歳出の21ページ。町長交際費は、これ、130万で、総額でどれだけになりますかね。3月の予算で、どれしこ組んでましたか。 131 総務課長 骨格60万でしたので、190万円になります。  以上です。 132 川本幸昭 今、ホームページでこう見られるんですか、交際費については。何か、町民から反応来てますか。 133 町 長 6月1日よりホームページに記載しております。今のところ、メールとかでは、何ら私に対する質問とか、要望とか、参っておりません。 134 川本幸昭 適正にですね、これは使っていただくというのが基本です。私はもう、常に減額をすべきだと。やっぱりぎりぎりまで公費は努力すべきだと思ってますので、その点は、お酌み取りいただきたい。  それから、財産管理費のですね、備品購入。公用車のうち、2台買うの1台が町長公用車という説明ですよね。2台。町長、公用車は要りますか。 135 町 長 やはり私も、いろんな、今後長洲町のPR、あるいは会議、あるいはそういう陳情等、公用車で今現在回っているところでございます。その必要性は十分認識しているところでございます。  ただし、私が行かない場合は、すべてこれは共用で使用としてもらいたいと考えております。  以上でございます。 136 川本幸昭 私は、前の町長時代からですね、一貫して町長公用車はもう廃止するべきだと。今、本当にですね、町民の立場とか、財政問題で非常に頑張っておられるところは、町長公用車ということは、今少なくなっているんじゃないですかね。公用車をすれば、運転をする職員がまずそれにつかなきゃなりませんよね。まず、最高熊本市かそのくらいですよね、車で行くのは。  長洲町は、JRもすぐ。歩いて5分。フェリーも5分。国道も通ってます。バスも走ってます。非常に、ほかのJRとかそういうところが通ってない地域とは違いますよね。だから、熊本市なんか行くにしても、歩くのが大変だったらタクシーを使うとかですね。これ、計算したことがありますか、総務課では。町長公用車を買って、どれくらい1年間、これに対する経費がかかるか、タクシーを使ったほうがいいか、計算したことありますか。 137 総務課長 厳密に試算したことはございませんけども、そういった議論はしたところではあります。ただ、前町長時代までについては、ああいった形でしておりましたけれども、今、タクシー会社との契約をするとか、そういった形でされてるところはございます。  ただ、議員言われますように、運転手をつけずに云々という考え方もありましょうが、長洲町のトップの首長の危機管理という言い方はおかしいですけども、そういった防犯の面も考えますとですね、なかなか経費面だけでできないという面もございます。  ただ、今、質疑がありましたので、一度そういった試算をしてみたいと思っております。  以上です。 138 川本幸昭 公用車、職員が使う場合、当然要るでしょうけども、特別に今まで黒塗りですよね。今度は、いわゆる省エネカーですか、いわゆるハイブリッドとか何かになるんですかね。2台で500万。説明資料には、50万になってますよ、2台で。ちゃんとしとかないと。  今、私は、こういう、国も経済対策と言いながら、自動車産業とかですね、電気産業応援の対策ですよね。だから、庶民にあんまりですね、直接はね返ってこないという点があります。  町長、もう一回聞きます。私はですね、職員が使う公用車、町長の専用はですね、私はもう必要ない。必要があれば普通の公用車で職員に運転していただくという形がですね、なられたばかりの町長には新しいスタイルとして、私はいいんじゃないかと思ってるんですよ。特別に、なってからすぐ町長公用車を買ったよと、それは評判悪うなりますよ。もう一回聞きます。 139 町 長 町長専用車としてではなく、やっぱり多くの職員が使えるような形で検討してみたいと考えております。 140 川本幸昭 カーシェアリングですか、何か今、そういう言葉もはやっているようですのでですね、ぜひ、そういう立場でやっていただきたい。  次に、25ページの民生費のですね、報償費の中の敬老会費135万5,000円組んでおられますけど、これは20年度と比較してどうでしょうか。 141 福祉保健介護課長 報償費でございますが、最高長寿賞、それから白寿賞、特別賞、これは、金額が5,000円。それから、普通の記念品が500円と、前年度と全く同じでございます。 142 川本幸昭 総額は。 143 福祉保健介護課長 今回、対象となられる方が1,650名ですので……。大変申しわけございませんが、昨年度の資料を持ってきておりませんので、ちょっと比較ができないんですけど。  すみません、昨年度が121万9,000円となっております。  以上です。 144 川本幸昭 大体変わらないということでしょうね。  私は、この敬老会費がですね、余りにも長洲町の敬老会費は、お年寄りを本当に敬うというような敬老会になっておらない。町長いいですか、敬うということになってないんだ。軽い老人の会で「軽老会」という感じですよ。  敬老会費てこれに書いてあります。以前はですね、平成16年は700万ありました。17年が600万、18年が530万ぐらいあったんですよ。去年ぐらいから、もうがたっと落ちました。緊急行財政行動計画ということで、聖域を設けないということで、お年寄りにも非常に厳しい。
     敬老の日という、ああいう祝日があるのにですね、本当に長洲町の敬老会に行っても、がっぱりするというような感じを去年受けたんですよ。記念品代が、以前は2,000円か3,000円のとをやってたんですよね。今、一人500円ですよね。去年は、入湯剤、おふろに入れるやつだったそうですね。六栄のほうでちょっとお年寄りの方が言われてですね、ジュースと間違えられたそうですね。あれ、あけたら、色、カラフルですから、ジュースなら要らないと言うて、隣の人にあげたそうですよ。だから、せっかく六栄から長洲町の未来館までタクシーに乗って帰って、500円の記念品をもろうて、あけたら粉ジュースかということで人にあげたという話だったからですね、こんな敬老会でいいのという感じですよ。そういう声が、担当課なり、それぞれ、そのときの町長なんかにも届いておらないということはないと思いますけどね。  どうですか、町長。私はですね、あなたが施政方針の中で、笑うということで非常に元気になるんだよということを言われてますね。これは、敬老会の人は笑いませんよ。もっと本当に、心から笑えるような対策をとらないとですね。最初ですよ、あなたが、ことし、1,600名のお年寄りの皆さんと接するのは。何だ、去年と同じじゃないかと、ふろに入れるやつかいと。どうです、私は、これはもう少し考えてよかったんじゃないかなと。これは、予算査定のとき、何か思われませんでしたか、あなた。 145 町 長 非常に厳しい財政状況を勘案し、このような査定になったわけでございます。  今後ともですね、老人の方が喜ばれるような、そういう褒章的なものを考えてまいりたいと考えております。 146 川本幸昭 今の答弁ではだめですよ。  経済危機の対策交付金の中にもですね、いわゆる、そういう面にいろいろ使ってよろしいちゅうのがあるんですよね、これは。ほかんとこにも使われておりますけれどもですね、いろいろそういうものにも使っていいんですよ。だから、先ほど言いましたように、県事業の負担金等も、本当に来年減らすなら、来年は敬老会に、これにプラスしますよと。私は、だから事業の負担金を減らしなさいちゅうことを言っているんですよ。だから、いや、財政が厳しいから、これだけですよじゃなくてですね、本当にお年寄りの皆さん、少子高齢化で、子供には医療費の充実ということで、これは大変町民が喝采を送るでしょう。しかし、お年寄りに対するあなたの施政方針へのこの肉づけはですね、本当の肉づけじゃありません、これは。だから、あなたがどうしてもですね、このままいくというと、これはもう、お年寄りから非常に厳しい目で見られるでしょうね。私は、非常にこの点は不満ですよね。もう少し考えればできたはずだと思います。  それとですね、この敬老会もですけども、臨時経済対策交付金ですか、ここにはですね、多分、ことしの4月ごろ、こういうのに使っていいですよという、何かの指針が来たようですね。その中でもですね、高齢者の、いわゆる配食サービス、御飯をつくっている事業所、非常に苦労されてますね。本人さんじゃなくて、つくってる事業所、いわゆる商店の人たちへの支援も、こういう交付金でできますということが書いてあるんですね。これは、担当課長は御存じでしたか。 147 福祉保健介護課長 大変申しわけございません。ちょっと記憶しておりません。 148 川本幸昭 多分、そういうのが、県下でもしっかりとその文書等を察知してればですね、できとるところがあると思います。  私も実は、宅配をしておる、業者、商店の方から、やっぱり何らかの形で町が助成してくれないかなと、やっぱり、夕方は温かい御飯とかおかずを届けたいんですよということでですね、よく聞くんですよ。だから、こういう敬老会なり、配食をお願いしている人たちに対する、なかなか日ごろはできないけども、こういう生活危機とかで不況対策とかですね、一番困ってる人たちに、そのお金を使おうというような取り組みをですね、やっぱりしていかないと、その人たちはいつまでたってもですね、国の恩恵ちゅうのがなかなか来ない。  私は、子供の医療費等もあるしですね、道路も頑張って予算をつくられとるから、今度の予算については、いろいろ評価をしたいなと思ってたんですけども、どうも、高齢者の皆さん、福祉の問題についてはちょっとひっかかるなと。明確に、町長、いや、ことしはあれだけども、次から考えるよというような決意になりませんかね。 149 町 長 議員おっしゃられるようにですね、また来年もそういった経済対策があった場合は、私も優先的に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 150 川本幸昭 経済対策がなくてもやりなさい。  終わります。 151 議 長 ほかに質疑はありませんか。 152 市原一廣 21ページのですね、一番上のほうの総務費の、これは一般管理費で9番の旅費及び19番の負担金補助及び交付金で、研修旅費とゆうことで説明資料を見ますと、アカデミー等職員研修というふうなことがあります。毎年、アカデミーや自治大学への研修があるんですが、この研修あたりは、総務課長あたりが主になって、庁舎内で課長さんが講師になって、そういうふうな取り組みはできないものなのか。あるいは、どうせ研修されるんだったら、町内の企業や農業や漁業のほうに出向いて、どのようにしてそれぞれの産業が長洲町で今なされているのか、どのような状況なのか、そのような研修がですね、身になるんではないかなと前から思ってたんですが、その点は、総務課長、どうでしょうか。 153 総務課長 はい、今回の補正ですけども、第3回の臨時会で、職員の期末勤勉手当の0.2月分の凍結がございました。  今回、補正で職員研修を、負担金も含めて270万程度上げさせていただいたのは、そういった勤勉手当の凍結による財源を、職員の資質の向上とか、そういったことでの町長からの指示がございましたので、研修費を上げさせていただいています。  今回、当初では3名程度のアカデミーしか組んでおりませんでした。今回、4日コースと10日コースがありますけども、10日コースにもやるということであります。このアカデミー研修は、中央研修になりますので、確かに事務研修も含めたところなんですけども、中央でのそういった他市町村の自治体職員との顔合わせ、話をする中での資質が上がるというようなとらえ方もございます。  また、今回、消費者行政の活性化ということで、前回までにつきましては、職員研修を組んでおりませんでした。参考書等でいいだろうということでしたけども、町長の経験で、いや、研修にやるべきだということで、消費者行政の活性化でも旅費を組んでおります。  先ほど議員が言われましたように、企業とか、中学生が行っているような現場に出向くとか、そういった研修は今回は組んでおりませんけども、そういったところについてもですね、研修担当のほうで、町内企業で、そういった受け入れをしていただくんであれば、そういった交流なり、そういったことで、役場以外の企業の職員とか、そういった方々と意見交換をするという場も持たせるような研修を組ませたいと思います。  先ほど、町長が役職ごとの職員との対応を重ねるということでしたけども、そういったことで、他業種との職員間の交流も図っていきたいと思っております。  以上です。 154 市原一廣 今回は、そういう形でアカデミーということも了承できますが、ぜひですね、町内の方々と交流を図りながら、どのような形で汗水垂らして税金が納められているか、それを税金を有効に使わせていただこうじゃないかという意識が芽生えるようなですね、研修の取り組みをこれからお願いをしたいと思います。  それから、先ほど川本議員からありましたが、備品購入費で公用車2台のうち、町長車があるのではないかということですが、再度確認しますが、これは、町長専用車ではなく、公用車として理解してよろしいですね、町長。 155 町 長 町長として使用する場合と、その他いろんな職員が利用する場合、それに使わせていただきたいと考えております。 156 市原一廣 前町長時代に、私も町長車の廃止を訴えてきた一人としてですね、その辺はきちんと把握しとかないかんと思いまして、今質問しました。  それと、従来は土日も、町内行事のときには運転手つきで、各そういう現場に来られておりましたが、今現在はどうされておりますか。 157 町 長 現在は、例えば町内の行事とかは自分で行っております。また、同じ日に、例えば土日に二つ行事がある場合、かなり遠隔地の場合等は公用車を使っております。しかしながら、多くは自分で、今、土日運転して行っております。  以上でございます。 158 市原一廣 わかりました。ぜひ、交通安全で運転していってください。お願いします。  それからですね、続きまして、交通安全対策費として組まれていますね。それにはないんですけど、3月議会でも私は前町長に申し上げましたが、また国道501号線で、先週頭、大事故が起きております。もう、これはですね、しょっちゅうあそこで起きます。危険路線でございますので、町長のほうからですね、国や県へ働きかけて、ドライバーへ注意を促すようなですね、そういう対策も必要ではないかと思うんですが、町長、いかがでしょうか。 159 町 長 私も、非常に501号での事故が多発しているということ、危惧を感じております。それで、先々週でございますけど、いろんな長洲町の、例えば、海老屋からおりて、新山まで行けるところに速度標識がないと。それと、今町通りも速度標識がないと。また、建浜の交差点は点滅で、非常にあそこも事故が多いと。で、どのようにしたらいいだろうかということを相談受けておりましたし、早速、荒尾署長のほうに陳情に参って、何とか501号の新山まで行く道路には、速度標識をつけていただきたい。また、今町の中にも、速度標識、これは60ということはいけませんので、せめて、30か40ぐらいだと思いますが、その標識をつけていただきたい。  それと、建浜の交差点には、何とかあそこの交差点をカラー舗装なんかでできないだろうかということも検討しております。  また、501号の事故に対してもですね、本当に、非常に、何であそこばかりがあんなに見通しがいいのに事故が多いのか、そういうのをですね、分析してですね、逐次、警察関係のほうに要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 160 市原一廣 町内の各路線に関しては、十分注意を払っていただきて、国道に関してはですね、国へ行かれたときには陳情あたりにですね、積極的に取り組んでほしいと思います。  もう一つは、消防費として、ここには、これもまたないんですが、せんだって、広報ながすで、消防サイレンのテストを行いますという知らせがあって、6月7日に10時ごろ鳴らすということですが、実際、どうだったんですか。私は、あのときは、子供会ソフトボールでB&Gにいたんですが、聞こえましたか。ちょっと、総務課長、どうですか。 161 総務課長 当日は、消防担当の係長、担当係、私もおりましたけども、消防の分団長からの報告では、正常に鳴ったという報告を受けております。  以上です。 162 市原一廣 B&Gにいたんですが、聞こえましたか。 163 生涯学習課長 ちょうどそのときが、子供会のソフトボールとビーチ大会が開催されておったんですけども、ある子供会の役員さんがですね、ああ、今サイレンが鳴ったからということで、すぐ帰ろうとされましたので、きょうは、こうこうで広報に載ってまして、サイレンのテストですよということで、ああ、そうですかということで、スポーツセンターのほうでも、十分聞こえておりました。 164 市原一廣 終わります。 165 議 長 ほかに質疑はありませんか。 166 池上滿則 ちょっとわかりませんのでお尋ねします。  21ページのですね、諸費、町内煙草小売組合助成金についてお尋ねします。 167 総務課長 これにつきましては、5万円を限度として、そういった区に補助するものであります。要綱にのっとって補助しております。  以上です。 168 池上滿則 町内煙草小売組合助成金22万円は。 169 総務課長 これにつきましても、ちょっと年度は忘れましたけども、要綱がございます。煙草小売組合への助成金要綱だったか規定だったかございますけども、それによって、助成しておるものであります。  以上です。 170 池上滿則 いや、その要綱はわかりますけど、その要綱によって、今まだこれを継続して助成しなければならない、そこの理由を、それじゃあお願いします。 171 総務課長 この煙草小売組合の助成が必要云々の話ですけども、現在、ことしももう終わりましたけども、組合のほうで、喫煙マナーとか、それから環境で清掃活動とかされておられます。  今、こういった組合の助成が必要云々についてはですね、課内でも議論されております。ですから、必要性云々につきましては、今後検討させていただきたいと思いますけども、今のところ、この煙草小売組合助成金については、昨年度並みに計上させていただいております。  以上です。 172 池上滿則 いやいや、もう、この助成金というのはですね、総務課長も知っておられると思うんですけど、これ、もう何十年でしょう。助成金が何十年て継続していいのかね。これはもう、町長、チェンジですよ、チェンジしてください。  そういうお金をですね、いろんなボランティアなんかで使われる。それは、ちょっと考え方を変えてもらいたいです、とにかく。この助成金がどういう文言にこうなってるか。このお金はですね、ほかに回してもらえないかと思うわけですよ。 173 総務課長 負担金補助、助成金につきましては、いろいろな目的があろうかと思います。振興補助、推進補助、それから育成補助、それから支援ですか、そういった形での補助目的、交付目的があろうかと思います。ですから、今まで、緊急行財政行動計画で一律10%カットとか、そういったのがなされてきましたけども、もともと、今議員が言われますように、この助成金が必要なのかというような議論はいたしておりません。ですから、諸手段での議論を、今後財務のほうでちょっとしていきたいと思います。  以上です。 174 池上滿則 これは、たしか1年間は、何かカットしてたような気もするんですよね。で、たばこを町内で買えば、たばこ消費税が町に入るということでしょうが。で、そういうこともあって、何か以前の説明では、ライターを買って、それをお客さんにやって、何か販売促進に使われるような話も聞きました。しかし、それはどこの皆さんももう、自分の事業の販売額の増加には、それぞれの人が努力しておられるわけですから、町からの交付金で、そういうのを交付金で買った品物を販売促進に充てるというのは、それはちょっとおかしいと思うんですよ。どこの業者さんも、自前で努力されてるから。  たばこを買えば、たばこ消費税が町に入りますちゅうPRが大体なされておらんでしょう、税務課長。でしょうが。してますか、長洲町でたばこを買いましょうというPRを。 175 税務課長 お答えをいたします。  このたばこ税につきましては、長洲町で買えばたばこ税が入りますよという直接的なPR活動はしておりません。長洲町の税収の中で、たばこ税は幾らありますと、そういった形での、財政的な面でのお知らせはしているところでございます。 176 池上滿則 じゃあ、私がPRの方法を教えます。  これ、徴税等納期カレンダー、カレンダーではないと思うんですけど、これにですよ、下に何かごちゃごちゃいっぱい書とるでしょう。ここにたばこは町内で買いましょうと、昨年の税収は幾らやと。ああ、それじゃあ、今度長洲町でたばこは買わんといかんなって、一目瞭然じゃないですか。こんな説明要らんのでしょうが、手続とかなんとか、納めるとかどことかですね。これをどこの各家庭にも配るわけでしょう。たばこのむ家庭の方は、ああ、長洲町で買えばこんなに税収があるんだと、いいPRじゃないですか。  お願いします。 177 税務課長 お答えします。  たばこにつきましては、今、そのたばこ税というのは、かつては1億超えていたんですけども、7,900万とか、かなり下がっております。  これにつきましては、PRの仕方につきましては、やはり健康志向といったものもございますので、慎重に、そういったPRのほうをですね、やり方は検討していきたいと、そう思います。 178 池上滿則 健康志向はですね、たばこ本体に書いてあります。そこの心配はですね、別のほうからしますので。  それから、22ページのコミュニティ事業助成金、これについてお願いします。 179 まちづくり課長 コミュニティ事業助成金740万でございますが、これは、説明書の中にも書いてあります。ワイヤレス放送システムの設置事業として、2カ所、2行政区ですね。それと長洲町の祇園祭保存会、これに1カ所。金額は、ワイヤレス放送システムのほうが各250万。それと、祇園祭保存会が240万でございます。 180 池上滿則 この2カ所とですね、長洲祇園祭、この長洲祇園祭について、説明をお願いします。 181 まちづくり課長 広報等で、みこしの担ぎ手等はもう募集いたしておりました。これは、40年前に休止になっていたものを復活するものでございまして、こういう伝統的な行事を復活させることによって、地域のきずな、あるいは活力を取り戻すということで復活する事業でございます。  以上でございます。 182 池上滿則 その趣旨はわかりますけど、この長洲祇園祭──これ、祇園祭ちゅうのは、神事でしょう、これ。ですね。神事に公金を使っていいんですか。 183 まちづくり課長 はい。純然たる四王寺宮の、そういう信仰行列の一種かと思いますけれど、目的が、地域のきずな、それを手段とした地域のきずなということで、このコミュニティ助成事業に採択されたということでございます。  以上でございます。 184 池上滿則 これは、お金を出すほうは、神事として認めた上で、そういうコミュニティ事業だからいいよという判断になっておるわけですか。 185 まちづくり課長 神事として理解してたかどうか、それは、宝くじ、あるいは県のほうで、どう判断したかわかりませんけれど、あくまでもこの祭りを活用して、地域の活力を復活させる、こちらのほうがポイントになったかと思います。  以上でございます。 186 池上滿則 それはわかりますよ。しかし、この祇園祭というのは、全国的にあるわけでしょう。ですね。博多山笠祇園祭。小倉もあるでしょう。京都の祇園祭。これ、全部神社を中心としたお祭りでしょう。この祇園祭ちゅうのは。これは、ちょっと確認してもらいたいですね。きょうじゃなくても、予算の執行まではですね。祇園祭ですから。この「祭」は、神社をもとにしたお祭りですから。  博多祇園山笠はあれでしょう、櫛田神社でしょう。小倉は小倉神社です。京都は八坂神社でしょうが。ちょっと、私、これは疑問に思いますので、調査をお願いしときます。  これ、新しい事業ですから教えてください。28ページ、21年度園芸新たな挑戦強化対策事業、この事業について、教えてください。 187 建設農政課長 お答えいたします。  本事業の説明ということなんですが、趣旨といたしまして、野菜、果樹、花卉等において、気候温暖化など、厳しい状況でございます。その中でですね、今回申請するのは、ビニールハウスの巻き上げといいますか、ビニールの、田にあります、あの巻き上げ機械のことでございます。これを3戸以上の団体で営農すれば補助しますよという制度、これ、トンネル事業になります。  以上でございます。 188 池上滿則 これは、ことしが初年度で、後年度に継続して実施するものかどうか、その点、わかりますか。 189 建設農政課長 この事業についての要望が急遽でございまして、差し当たり要望されたのが3戸ということで、また次年度にやるかどうかは、ちょっと農家の意向を調べなければわからないと思います。現状では、3戸対象となっております。  以上でございます。 190 池上滿則 31ページのですね、特産品販売促進業務委託、これについて説明をお願いします。 191 まちづくり課長 このたび、雇用創出ということで、ふるさと雇用再生特別交付金事業が1、それと緊急雇用創出事業を8本しておりまして、そのうちの、ふるさと雇用再生特別交付金事業の中で、特産品販売促進事業というものを設けております。  これは、今、商工会のほうで、新商品が10品目、たしか開発されてると思います。ただ、どこの自治体でも問題になっておりますけれど、商品の開発はしても、その後のフォローがなかなかできてないということで、これは商工会の商品のみならず、あるいは水産物の、そういう長洲の特産であるものとか、あるいは農産物の特産であるものとか、そういう商業だけにかかわらず、農業、水産業を含めたところをPRしていただきたいというのが主な趣旨でございます。  以上でございます。 192 池上滿則 そうしますと、そのPRエリアはどんなふうになされますか。 193 まちづくり課長 平成23年に、九州新幹線が全線開業いたします。そういうことで、熊本県も、関西エリアまで広げたPRを行っておりますので、そういう新たな地区、あるいは県のそういうPR活動に乗じて、私どもも、この特産品販売推進で雇用をなされた方に、行ってPRしてもらおうかと思っております。  以上でございます。 194 池上滿則 東京には、熊本物産館が何かあるでしょう。大阪にもあるとやないですか、大阪事務所。福岡にもあるでしょう、何か、県庁の跡にできた。ああいうところにも、置けばいいわけでしょう。それは実施していただいて、町長が、出張されるでしょう。そのときに持っていかれて、知り合いとか、ああいう方に、PR兼ねて進呈されればどうでしょう。それも、PR促進の一端になると思いますので、よろしくお願いします。  31ページの、名石浜工業団地周辺環境整備事業について、説明をお願いします。
    195 建設農政課長 名石浜工業団地周辺環境整備事業の件について、御説明申し上げます。  名石浜工業団地の樹木、主としましては側溝の、L型側溝といいますか、マウンド型の側溝がございます。そこの堆積物の状況、あるいは側溝内のふたを上げて、堆積物の除去が主な作業となります。それから、樹木のちょっと体裁が悪いところ、一本のモチノキに対して半分以上枯れた樹木が目立っております。そういうところの切り取り作業なんかを計画しているところでございます。 196 池上滿則 樹木に関してですけど、緑地帯がありますですね、県が工事して、整備した。1キロぐらいありますかね。中を舗装して、両サイド樹木があって。そこの樹木に関する委託は入ってますか、これ。 197 建設農政課長 今おっしゃたのは、仮にジョギングコースといいますか、あそこの中も、枯れた樹木がございます。ああいうとを引っ張り出したりして、極力、運動といいますか、ジョギングに支障のない程度の伐採といいますか、枝落としなんかを対応したいと思っております。この事業が、緊急雇用対策事業のほうで対応する事業でございます。  以上でございます。 198 池上滿則 うん、その緊急雇用対策でする云々じゃなくてですね、そういうの必要性を、私は言っておるわけですよ。毎年そこにお金、投入しますでしょう。枯れた枝は、枯れたままで、自然でいいじゃないですか。ジョギングする方は、そこを通ってけがすることないでしょう。よけて通られるんじゃないですか。ここ毎年お金を投入しておるわけですね。でしょうが。毎年の樹木の剪定の必要性ですよ。あそこは、県がつくってくれた自然の森。自然の森でしょうもん。だから、名石浜の森でいいじゃないですか、あんまり人工的に手を加えなくても。  ここの駐車場の南側、前は町民の森じゃなかったですか。もう亡くなられた福永町長とか、いろんな方が、あそこに庁舎ができた時代でしたかね、職員が駐車されてるすぐ向こうの、何か今、公民館となっていますか、前、文化センターとか言っとった、あそことの間の木は、町民の森で、何かついてるんですよ。たしか、まだ白い標柱があるんじゃないですか。そこには、ほとんど手を入れんでしょう、町民の森として育成しよるから。  だって、名石浜に長洲の方が何人行きなさるですか。ジョギングされる方は、それはされて結構でしょう、整備してあるから。だけど、そこの木が生い茂ったどうのこうのといって、毎年200万、300万も……。それはほかに使ってもらいたいんですよ。枝が枯れてそれ引っ張ったり出したりとか、そういうのへのお金は、果たして効果的な、有効なお金の使い方でしょうか。あれはもう、勝手に町で名前をつけるとですよ、名石浜の森て。それで、自然に任せて、そのうちにカブトムシも発生するんじゃないですか。これ、絶対やめてください。  それから、下のほうのですね、道路舗装工事。これ、地図番号でいきますと、番号の10番。この工事についての必要性の説明をお願いします。 199 議 長 質疑の途中ですが、ここでしばらく休憩いたします。                 (午後 3時14分)                 (午後 3時28分) 200 議 長 休憩前に続き開議を開きます。  執行部の答弁を求めます。 201 建設農政課長 お答えいたします。  工事箇所図10番、高田大野下線の舗装について、御説明申し上げます。  この事業は、延長がですね、約60メートル、幅員が2.3メートルに対して、4センチの舗装を行うものでございます。場所といたしましては、逆にいったらようございますかね。行末川ございまして、荒尾との境に永野橋がかかっております。それから西のほうにいきまして、新しい水源地が圃場整備の中にできます。その間の60メートルの区間でございます。  以上でございます。 202 池上滿則 場所と舗装のやり方はわかりましたけど、そこの工事の必要性を聞いておるんです。 203 建設農政課長 お答えいたします。  平成20年の12月4日付で、高田の吉村駐在員さんからの要望であります。そこで、先日といいますか、12月の以前の話なんですが、水道課より、道路舗装の説明がありました。ちょうど、高田大野下線について、水道課で導水管敷設後に舗装されますが、その後に残った新水源地から、行末川、永野橋ですね、までの間の道路を舗装していただきますよう要望いたしますと。  理由といたしまして、この道路は、昔から区民及び隣接の方々が利用しています。赤崎地区圃場整備ができた今も、通学及び耕作道路などとして、広く玉名市岱明町の人たちにとっても、なくてはならない道路であります。  水道課で舗装した残りの部分を舗装してもらうことにより、とても利用しやすくなりますということで、今回、水道で高田大野下線、水道管埋設後、復旧対策として舗装を張られます。その残った区間の要望をされたものでございます。  以上でございます。 204 池上滿則 その要望書を読まれてですよ、本当にそれが必要なのか。通学とか、通勤もでしたかね、日ごろ、以前から利用されていたということでしょう。しかし、今、あそこに圃場整備で立派な舗装道路ができとるわけでしょう。そして、舗装整備ができた上に、大雨のときは、道路、農地が冠水しないように、排水機場もできておるわけでしょう。  今、水道課が埋設した大野下、今、そこの工事箇所の道路は、1日1人、1週間に2人通られるですかね。冠水もしない、道路はよくできている、通学、通勤される方が、あの区域に何人いらっしゃるかな。私は、この必要性には疑問を持っているわけですよ、要望が出ても。昔はそういう住民の方、利用されとったかも知れんけど、今、交通事情が全然変ったですね、圃場整備の中に舗装道路ができて。で、永野橋に行って、その永野橋から先は農道でしょう。がたがた砂利でしょう。あそこは、そこまで舗装ができたからといって、その先、普通行きませんですね。通らないですよ。この要望書をもらって、現地を見て、本当にその舗装が必要なのか、どうでしょう。 205 建設農政課長 お答えいたします。  区長さんあたりにお尋ねしますと、大雨時の大堤ですかね、あそこの池が満杯になって、高田川、町の管理河川の高田川なんですが、そこも満水して、一部冠水した場合は、その道路しかないということでお聞きしております。  この高田大野下線は、圃場整備が高台にありまして、大野下へ抜ける唯一の連絡道路と聞いております。行末川の右岸側ですね、これ長洲側なんですが、行末川で旧岱明町と長洲町の境になっております。そこの右岸側を通って、大野下駅手段が考えられるといいますか、それを利用されるということで、お聞きしております。  区といたしましては、必要な道路として位置づけして、要望されたものでございます。  以上でございます。 206 池上滿則 だから、その要望書は現実としてですよ、大雨であったって、排水機場ができているから、その圃場整備の中の舗装道路がつかるはずがないわけですよ。通勤するにも、何ですか、赤崎の経由もあるし、雲雀丘の経由もあるし、わざわざ、ここの、行末川の右岸の草がぼうぼう生えた農道みたいな道路を通ってですよ、このJRのところに行くには、危ないでしょう、あれ。通られましたか、あそこ。ふだんは、女性なんか、運転難しくて通れんですよ。スムーズにはいかんですよ、ここは。夏場はもう、自動車の底、草がぼうぼうで、ボディーの下を打って、到底行けんですよ。  これはですね、よかったら町長も、現場を見ていただきたいと思います。私は、これは要望が出たからいうて、要望を何でもかんでも、はいそうですかでは、私はだめと思うんですよ。これは、ちょっと検討をお願いします。  町営住宅ですか、これ。デジタルテレビ受信、すみません、ページがちょっと……。32ページ、町営住宅地上デジタル放送導入工事、これの工事の内容について、ちょっと教えていただきたいと思います。 207 建設農政課長 お答えいたします。  デジタルアンテナ設置についてなんですけども、新山住宅の70戸に配信する装置でございます。地デジアンテナの設置期限が23年7月までとなっております。地元といいますか、お住まいの方からも、早く地デジ対応のテレビ購入したいという意見もありまして、23年ぎりぎりなんですが、その以前に対応するということで、設置するものでございます。  以上でございます。 208 池上滿則 デジタル放送工事費でしょうが、導入工事。だから、その工事は、まずアンテナを設置せなんことはわかっとですよ。だから、アンテナ設置、ほかにどんな工事がされるのか、そこをちょっとお尋ねしておるわけです。 209 建設農政課長 受信アンテナ20素子、見積もりのほうは、NHKアイテックからいただいたものでございます。で、現在の既存の普通のアンテナと、交換するものでございます。  以上でございます。 210 池上滿則 私が心配するのはですね、そのアンテナをつけられるとはいいわけですよ、当然ですね。アンテナを取りつけた後の、アンテナからこう引き出し線というか、屋内配線が入っておりますでしょうが。ですね。アンテナから、各家庭の受信機まで。その線がですよ、町営住宅ができてから年数がもう経過しておりますでしょうが。だから、その配線も取りかえるところまで入っとるのかどうか。そしてまた、配線を取りかえた後、まともにテレビが映るのかどうか、そういう調整まで入ったところかどうかが知りたいんですよ。ただ、アンテナは、普通の家庭でもアンテナでいいですよといったっても、アンテナをかえたけど、中のアンテナから室内までのコードが、ある程度年数がたっとれば、途中で電波のロスがあるですけん、きれいに映らんわけですよ。だから、そこまでするのか、ただアンテナをつけたままなのか。受信の調整までするのか、そういうところまで含めたアンテナ導入工事か、そこを確認したかったっですよ。 211 議 長 自席でしばらく休憩いたします。                 (午後 3時39分)                 (午後 3時40分) 212 議 長 休憩前に続き会議を開きます。  執行部の答弁を求めます。 213 建設農政課長 大変失礼いたしました。  見積もりによれば、工事後、受信してるかどうか、映像が映るかまでの確認をとります。そして、配線についても、町のほうで、今度の工事のほうで対応したいということでございます。  以上でございます。 214 池上滿則 そういうことでしたら、安心しました。  そうすると、ほかに小学校、中学校もアンテナ工事がありますので、その点は確認をお願いしときます。  最後ですけど、ちょっと町長にお尋ねしたいんですけど。この予算の中に、テレビもかなりの台数、購入し、アンテナ工事も予算化されております。今回は、これは緊急経済対策ですかね。これでの一応、補正予算となっておるようですけど、町内には、そういう工事屋さんも、電気、そういうテレビの取り扱いさんも、業者の方もいらっしゃるので、これが、長洲の方が恩恵を受けるような発注を考えておられますか。 215 町 長 議員御指摘のように、長洲町の業者で対応させていただくことを考えております。原則的にですね。 216 池上滿則 ちょっとそれに関連しますけど、今、見積もりをとって、1,000円でも2,000円でも安かったら、そちらに落札ちゅう決定になるわけですね。例えば、長洲の方と、町外の方の落札金額が、町外の方が2,000円安かったとすれば、一応、そちらのほうが落札てなるわけでしょう。ですね。  そこに、私は、ちょっと考慮してもらいたいというのはですね、たとえ2,000円であっても、長洲の業者だったら、住民税、固定資産税、いろんな税金を納めておられます。固定資産を、例えばですよ、1万円払っておられたりしますですね。すると、2,000円、町外の方が安かったとすれば、これは、長洲の方に落札を決めたほうがいいんじゃないかと思うわけですよ。2,000円安かったっても、この方は、長洲町に全然税金は影響ない、納めてないわけですね。長洲の方が、たとえ2,000円高かっても、固定資産は1万円も納めとんならば、私たちのそちらの方が落札して、そしてそういう利益ですかね、そういう販売をしたことによっての収益が上がって、所得も上がる。それも何か、私は考えてもらいたいような気がするわけですよ。  町外の方が2,000円安かったからそちらのほうに決定して、町はその方に発注されるけど、2,000円高かったことによって、長洲町に、そういう住民税とか、固定資産税を納めとるのに、町からのそういう事業を獲得できずに、収益も上がらんという弊害が私はあるような気がしてならないので、これは、検討してもらいたいないと思ってますけど、よろしくお願いします。 217 町 長 今の問題は、いろんな問題を含んでいるかと思います。  例えば、玉名市に、長洲町の従業員が10人いらっしゃったとします。この方々が一人2万ずつ町民税を長洲町に納められていれば、20万円長洲町に入ってくるわけです。もし、その業者、長洲町の業者が、例えばお一人だったら2万円ということ。どちらがいいかというのは、ちょっとなかなか判断に苦しむ材料でございます。  そういう意味で、入札というのは、平等に行わなくちゃならないと考えております。また、議員御指摘のように、地元の育成、これは、私も十分承知しております。そういう意味で、なかなか、今、議員が私に言われたことは、ちょっと難しいのかなと考えております。 218 池上滿則 いや、町長がおっしゃられることも、私もわかりますけど、検討課題として私はお願いをいたしておきます。  終わります。 219 議 長 ほかに質疑はありませんか。 220 浦邊朝章 一つだけ、ちょっとお尋ねします。  35ページのですね、社会教育総務費の中で、成人式の記念品代が、一応5,000円しか見てなかかですよね。これは、たしか去年もですね、行革の一つで、そういうとこはちょっと無駄なところということで削られたと思うんですけど、これは、一応、そのときに何か発表される5人ぐらいに何か記念品をあげるということだったと思うとですね。一般の参加、新成人者に対しては全く何もないということでしたよね。去年も記念写真とかなんとかも、全部個人持ちだったと思うとですよ。  その辺が、新成人者、成人式を受けてられる方も、一生に一回だし、ほかのですね、卒業式の記念品とか、そういう報償費は結構見てあるですたいね。ただ、それに対して、ちょっと成人式の分が、余りにも少な過ぎるとじゃないかなと、そういうふうな思いですけど。 221 生涯学習課長 浦邊議員の質問にお答えいたします。  5,000円というのは、昨年から、緊急行財政行動計画に基づきまして、5,000円ということで、成人者、成人式のときの意見発表と代表者に謝礼ということで、図書カード1,000円の5名分ということで、計上いたしております。  それで、昨年から実行委員会の形をもってきまして、先ほど、議員言われましたけども、写真代につきましては成人者負担ということで、昨年実行委員会を10回ほど開催をいたしまして、実行委員会で緊急行財政行動計画の内容を説明しましたところ、成人者の皆さんも、じゃあ協力しようじゃないかということで、昨年から開始したところでございます。  今年度もまた、実行委員会方式をもってきまして、そのような形で、今年度も開催する予定でございます。そういう形で今年度も、成人式記念品代ということで、5,000円の計上でございます。 222 浦邊朝章 確かにですね、そういう実行委員会ということを開かれて決められとるかもしれませんけど、一応、町が新成人者を祝ってあげるというのが成人式と思うとですよね。それにしては、余りにもお粗末じゃないかなという気がちょっとしております。  別に記念品という形じゃなくても構わんけどですね、せっかく成人式を迎えられる人たちに、何か、思い出の品、写真か、そういうやつでも、安いやつでもあげられないかというのが、ちょっと思いです。その辺のとこを、ちょっと御考慮していただきたいなと思います。  終わります。 223 議 長 ほかに質疑はありませんか。  (なしの声あり) 224 議 長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。  (なしの声あり) 225 議 長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。  これから議案第27号を採決します。  お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。  (異議なしの声あり) 226 議 長 異議なしと認めます。したがって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日は、これで散会します。                散会(午後 3時50分) Copyright © Nagasu Town Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...