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02月18日-01号

  • "多面的機能支払事業補助費"(/)
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  1. 宇城市議会 2019-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 宇城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    平成31年 3月 定例会(第1回)         平成31年第1回宇城市議会定例会(第1号)                          平成31年2月18日(月)                          午前10時00分 開議1 議事日程 日程第1         会議録署名議員の指名 日程第2         会期の決定 日程第3         諸報告 日程第4         施政方針について 日程第5  報告第1号  専決処分の報告について 日程第6  議案第1号  工事請負契約の締結について(学校給食センター新築工              事) 日程第7  議案第2号  平成30年度宇城市一般会計補正予算(第7号) 日程第8  議案第3号  平成30年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第              3号) 日程第9  議案第4号  平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算              (第3号) 日程第10 議案第5号  平成30年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第11 議案第6号  平成30年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第7号  平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第              3号) 日程第13 議案第8号  平成30年度宇城市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第9号  平成30年度宇城市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第15 議案第10号 平成30年度宇城市民病院事業会計補正予算(第3号) 日程第16 議案第11号 宇城市延滞金等徴収条例の制定について 日程第17 議案第12号 宇城市森林環境譲与税基金条例の制定について 日程第18 議案第13号 宇城市営駐車場条例の制定について 日程第19 議案第14号 宇城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改              正する条例の制定について 日程第20 議案第15号 宇城市総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定              について 日程第21 議案第16号 宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第22 議案第17号 宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定              について 日程第23 議案第18号 宇城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する              基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第24 議案第19号 宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制              定について 日程第25 議案第20号 宇城市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定              について 日程第26 議案第21号 宇城市河川敷等占用条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第27 議案第22号 宇城市立公園条例の一部を改正する条例の制定について 日程第28 議案第23号 宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第29 議案第24号 宇城市公民館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第30 議案第25号 宇城市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定に              ついて 日程第31 議案第26号 宇城市民プール条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第32 議案第27号 宇城市立体育館条例の一部を改正する条例の制定につい              て 日程第33 議案第28号 宇城市三角地域過疎地域自立促進計画の変更について 日程第34 議案第29号 指定管理者の指定について(松橋老人福祉センター) 日程第35 議案第30号 指定管理者の指定について(不知火体育館、松合体育館、              不知火温泉プール、武道館、不知火グラウンド) 日程第36 議案第31号 工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交              付金橋梁上部工工事) 日程第37 議案第32号 財産の無償譲渡について(不知火保育園) 日程第38 議案第33号 財産の取得について(災害公営住宅建設用地) 日程第39 議案第34号 平成31年度宇城市一般会計予算 日程第40 議案第35号 平成31年度宇城市国民健康保険特別会計予算 日程第41 議案第36号 平成31年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 日程第42 議案第37号 平成31年度宇城市介護保険特別会計予算 日程第43 議案第38号 平成31年度宇城市奨学金特別会計予算 日程第44 議案第39号 平成31年度宇城市水道事業会計予算 日程第45 議案第40号 平成31年度宇城市下水道事業会計予算 日程第46 議案第41号 平成31年度宇城市民病院事業会計予算 日程第47 同意第1号  副市長の選任について(浅井 正文氏) 日程第48        休会の件2 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり3 出席議員は次のとおりである。(22人)  1番 原 田 祐 作 君          2番 永 木   誠 君  3番 山 森 悦 嗣 君          4番 三 角 隆 史 君  5番 坂 下   勲 君          6番 高 橋 佳 大 君  7番 髙 本 敬 義 君          8番 大 村   悟 君  9番 福 永 貴 充 君         10番 溝 見 友 一 君 11番 園 田 幸 雄 君         12番 五 嶋 映 司 君 13番 福 田 良 二 君         14番 河 野 正 明 君 15番 渡 邊 裕 生 君         16番 河 野 一 郎 君 17番 長 谷 誠 一 君         18番 入 江   学 君 19番 豊 田 紀代美 君         20番 中 山 弘 幸 君 21番 石 川 洋 一 君         22番 岡 本 泰 章 君4 欠席議員はなし5 職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長   吉 澤 和 弘 君   書    記    山 本 裕 子 君6 説明のため出席した者の職氏名 市長       守 田 憲 史 君   副市長       浅 井 正 文 君 教育長      平 岡 和 徳 君   総務部長      成 松 英 隆 君 総合政策監    村 上 理 一 君   企画部長      岩清水 伸 二 君 市民環境部長   園 田 敏 行 君   健康福祉部長    那 須 聡 英 君 経済部長     吉 田 裕 次 君   土木部長      成 田 正 博 君 教育部長     蛇 島 浩 治 君   会計管理者     木 下   堅 君 総務部次長    天 川 竜 治 君   企画部次長     中 村 誠 一 君 市民環境部次長  村 上 雅 宣 君   健康福祉部次長   稼   隆 弘 君 経済部次長    杉 浦 正 秀 君   土木部次長     坂 園 昭 年 君 教育部次長    吉 田 勝 広 君   三角支所長     内 田 公 彦 君 総括審議員    原 田 文 章 君   不知火支所長    村 上 伸 一 君 小川支所長    篠 塚 孝 教 君   豊野支所長     中 村 隆 文 君 市民病院事務長  伊 藤 博 文 君   農業委員会事務局長 蔵 原 正 敏 君 監査委員事務局長 横 山 悦 子 君   財政課長      木見田 洋 一 君               開会 午前10時00分             -------○------- ○議長(長谷誠一君) ただいまから、平成31年第1回宇城市議会定例会を開会します。 これから、本日の会議を開きます。             -------○------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(長谷誠一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定によって、9番、福永貴充君及び10番、溝見友一君の2人を指名します。             -------○------- △日程第2 会期の決定 ○議長(長谷誠一君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日2月18日から3月14日までの25日間にしたいと思います。御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(長谷誠一君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月14日までの25日間に決定しました。             -------○------- △日程第3 諸報告 ○議長(長谷誠一君) 日程第3、諸報告を行います。 まず議長の諸般の報告として、1ページから4ページのとおり、監査委員から宇城市の例月現金出納検査の結果に関する報告について、平成30年11月分及び12月分が提出されております。 次に、主な公式行事については、5ページのとおりであります。 次に、陳情等について申し上げます。去る2月8日の第2回議会運営委員会において机上配布と決定した1件の陳情書につきましては、皆様のお手元に配布のとおりであります。 以上で、議長の諸般の報告を終わります。 次に、市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。 ◎市長(守田憲史君) 発言のお許しを頂きましたので、行政報告をいたします。 はじめに、宇城市の第3セクターである三角町振興株式会社社員の不正流用についての報告です。平成29年9月から平成31年1月にかけて、店長である35歳男性が、会社の金庫に保管してある現金や会社の通帳から複数回合計76万5,188円を横領し、遊行費等に流用していた事象が発覚いたしました。横領した金額については1月18日までに全額返済されており、当事者については、1月31日付けで退職願を提出し受理されております。なお、当該者は第3セクターであるため、代表取締役社長浅井正文については、2月7日の代表取締役会議において文書による訓告処分を受けております。このような事態が再発しないよう管理体制を強化するとともに、社員の服務規律の確保と意識改革の徹底に万全を期すよう指導してまいります。 次に、熊本地震からの復興に向けた取組についての報告です。現在建設中の災害公営住宅の進捗状況ですが、市内5か所、82戸の災害公営住宅が完成し、随時入居されており、年度末までに98戸が完成予定です。整備を予定していた155戸に加え、小川町に26戸を追加し、災害公営住宅に入居を希望される方全員が平成31年度中に入居できるよう、市内全域で181戸の整備を行います。さらに被災者の皆様方の一日も早い生活再建ができますように、災害公営住宅入居に際しての初期費用についても助成を行う予定です。 次に、災害発生時における技術支援及び協力に関する協定締結についてです。12月5日に一般社団法人全国さく井協会と災害時における技術支援協力に関する協定を締結いたしました。熊本地震発災時の長期にわたる時間断水等を余儀なくされ、多くの市民の方が不自由な生活を強いられました。この教訓から市が整備する防災拠点施設6か所と防災公園1か所に、井戸施設を設置する予定ですが、今回の協定締結により災害時における井戸施設の適正管理に関し、技術的支援をしていただくことが可能となります。また1月21日には、市内県立学校5校と災害発生時における学校施設の避難所及び福祉避難所等利用に関する基本協定を締結いたしました。これにより本市の防災体制の更なる充実、強化が図られ、市が目指す災害に強いまちづくりの一助になると期待しております。 次に、地方創生及び地域活性化のための協定締結についてです。新たな雇用による税収増や人口増加など地域活性化のためには、企業の立地は重要な地域資源になるものと考えております。1月21日には、熊本第一信用金庫と経営及び創業支援に係る業務連携・協力に関する連携協定を締結いたしました。今回の協定締結により、創業希望者の人材育成や創業資金調達など幅広い分野を指導いただき、創業準備期から創業後まで一貫したサポートを連携して行うことで、創業後の成功率を高め、地域経済の活性化が図られることにより、本市が成長発展することを大いに期待するものです。 次に、省庁等への要望活動についてです。1月22日にB&G全国サミットに参加しました。宇城市は三角地区に体育館及びプール、艇庫がありますが、整備から長い年月が経過しており、今後改修する必要性も検討されることから、財団に対し今後とも要望を行っていきます。1月23日には、総務省、国土交通省へ要望活動を行ってまいりました。光ファイバー整備、熊本天草幹線道路の整備促進についてそれぞれの関係機関に要望活動を行い、今後も早期整備・早期実現に向け、継続して要望を行ってまいります。2月6日には、知事へ八代海の再生及び堤防・護岸の強化に関する要望活動を行ってまいりました。八代海の湾奥である宇城市は浅海化対策や漂着物の処理、堤防・護岸の強化が必要であり、今後も課題解決のため継続して要望してまいります。 次に、皇族の御来訪についての報告です。2月1日に三笠宮瑶子女王殿下が宇城市に御来訪をされました。女王殿下は国際ユニバーサルデザイン協議会の総裁であり、今回宇城市出身でNPO法人ユニバーサルサウンドデザイン協会の中石真一路理事長と、宇城市の介護認定調査の現状及び平成31年度より導入を予定している会話支援機器COMUOON(コミューン)を用いた調査への取組についての御視察でした。 次に、宇城市成人式の報告です。1月13日に平成最後の宇城市成人式が開催され、新成人511人が新たに大人の仲間入りをされました。小川総合文化センターラポートでは、大人になったことを自覚し将来の希望を語る新成人と、それを温かく見守る御家族の方々が集われ、すばらしい成人式となりました。新成人の輝く未来に幸多からんことを心からお祈り申し上げます。 最後に、熊日駅伝大会の報告です。1月27日に開催された第36回熊日郡市対抗女子駅伝大会におきまして、1区で区間賞を取るなどの活躍で宇城市は4位という結果でした。また、2月10日に開催された男子の第45回郡市対抗熊日駅伝大会においては、2区及び9区、13区で区間賞を取る力走で検討いただき、7位という成績を収められ、宇城市の力を存分に発揮していただきました。選手の皆さん、役員の皆さんには、改めまして感謝申し上げたいと思います。 以上、行政報告といたします。 ○議長(長谷誠一君) 以上で、行政報告が終わりました。 これで、諸報告を終わります。             -------○------- △日程第4 施政方針について ○議長(長谷誠一君) 日程第4、施政方針について、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。 ◎市長(守田憲史君) 平成31年第1回宇城市議会定例会の開会にあたり、平成最後となります施政方針について簡潔に申し上げたいと思います。 熊本地震発災から2年10か月が経過しました。市では、市民の皆様の暮らしと生活再建を最優先課題と位置付け、社会基盤の整備や地域産業の再生、災害公営住宅の整備など、復興に向けて全力で取り組んでまいりました。 また、「いざ、復興へ。~市民生活を最優先するまちづくりを目指して~」をテーマに掲げ、平成29年3月に策定しました第2次宇城市総合計画に基づき、今後の本市が目指すべき将来都市像の実現に向けて事業を展開しております。 来たる平成31年度も、熊本地震からの復興を最優先に、市民生活の安定につながる事業を優先して実施するとともに、「ちょうどいい」が実感できるまちづくりに邁進してまいります。 内閣府の経済報告によれば、景気は緩やかに回復しているとの基調判断がなされており、先行きについても雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くと期待されています。 このような情勢の中、政府は経済再生と財政健全化の双方を同時に実現していくとし、「経済財政運営と改革の基本方針2018」及び「未来投資戦略2018」を着実に実行していくとしています。さらに全ての世代が安心でき、活躍できる全世代型社会保障制度を実現するため、労働制度をはじめ制度全般の改革を進めるとともに、10月に予定されている消費税率の引き上げを控え、経済・財政運営に万全を期すとしています。 地方行財政については、ICTやAIを活用した業務改革、情報システムのクラウド化などの地方行政サービス改革を推進するとともに、公共施設等の老朽化対策等の適正管理、財政状況の見える化、公営企業会計の適用拡大と経営改革など、財政マネジメントを強化することとしています。 熊本地震発災から約3年となり、復興は着実に進んでいるものの、市民が本格的な生活再建を果たし、完全なる復興と認識するに至るには、今まで同様に多くの時間と財源が必要であります。本市は、これまで普通交付税縮減後の財政運営に備えるため、蓄えてきた財政調整基金を前倒しで取り崩しており、来年度以降、安定した財政運営のもとで復興を着実に推進するためには、真に必要な事業への選択と集中、効率的な予算の執行を不断の取組としていかなければなりません。今後も、人口減少に伴う市税等の減少や普通交付税の段階的縮減に加え、社会保障関係経費などの義務的経費及び公共施設の老朽化に伴う改修、更新費用の増大と歳入歳出の両面で厳しい状況が見込まれます。 このような財政状況下にあっても、様々な行財政課題や大型事業、復興事業への対応には手を抜くことなく市民の要請に応えていくために、生活の基盤となる産業の振興、教育、保健、医療及び福祉などの分野に力を注いでまいります。特に、人口減少と超少子高齢化が現実となる近い将来において、子育て施策や教育環境を充実させることにより、市内外の方々から選ばれ、住み続けていただくまちを目指すべく、教育分野については重点的に取り組んでいく決意をいたしました。 平成31年度も、本市が目指す将来都市像「ちょうどいい!住みやすさを実感できる都市・宇城」の実現に向けた6つのまちづくり、「復興する」、「育てる」、「住み続ける」、「持続する」、「選ばれる」及び「活躍する」まちづくり施策分野に取り組んでまいります。 平成31年度重点施策。第2次宇城市総合計画及び予算編成方針に基づき、平成31年度の重点施策の概要について申し上げます。 まず、1、復興するまちづくりについてです。地震発災後約3年が経過し、市民の皆様の自立生活再建もさらに本格化していきます。行政としても、引き続き仮設住宅入居者及びみなし仮設住宅入居者などの恒久的な住まいの確保や、被災者の生活見守り活動の継続を行っていくとともに、災害に強い都市構造の構築、またそれを構成する拠点やネットワークの整備など、社会基盤の早期復興を順序良く着実に進めてまいります。具体的には、被災宅地復旧支援事業費として2億円、災害公営住宅入居支援事業費として5,300万円、防災拠点センター整備関連事業費として18億6,800万円、公衆無線LAN環境整備費として600万円を今回の当初予算で計上しております。 次に、2、育てるまちづくりについてです。近年、子育てや教育を取り巻く環境は生活の多様化や情報化などの進展により大きく変化しております。将来の本市を支える人材育成のためには、確かな学力を向上させる取組と社会の変化に対応した教育の推進が必要です。子どもたちが幅広い知識と教養を身に付け、豊かな人間性と健やかな身体をつくれるよう、安全かつ快適な教育環境の整備と子育て支援が充実したまちづくりを進めます。具体的には保育所等整備事業補助費として5億5,300万円、小中学校ICT教育環境整備費として2億2,400万円、小中学校のパソコン更新費用として8,500万円、学校給食センター建築事業費として8億8,400万円、松橋中学校屋内運動場及び武道場改築事業費として9億2,700万円、不知火小学校改築事業費として8億9,200万円を計上しております。 次に、住み続けるまちづくりについてです。全ての市民が、「ちょうどいい!住みやすさ」を実感できる行政サービスや生活環境の整備、そして災害対策の充実や防犯対策の向上を図ることで、将来にわたって安全で安心して住み続けられるまちづくりを引き続き進めます。また、市民の健康管理のため取り組んでいるさしより野菜事業も、継続して市を挙げて取り組むとともに、食品ロスをなくす取組である30・10運動についても引き続き推奨してまいります。さらに風しん患者数が全国的に急増していることにより、国では風しんに関する追加対策を実施することとしていますが、具体的な制度内容については明らかになっておりません。しかし本市においては、早期の事業実施ができるよう必要な経費について当初予算での予算計上を行い、速やかな対応を図っていきます。具体的には、さしより野菜推進事業費として600万円、成人男性風しん抗体検査及びワクチン接種業務委託費として2,600万円、防災行政無線デジタル化整備費として2億3,600万円、防災行政無線電話対応システム整備費として500万円、防犯灯LED交換費として3,100万円を計上しております。 次に、4、持続するまちづくりについてです。本市が、熊本地震からの復旧復興を目指す中で、産業基盤や幹線道路網の整備など、都市基盤の強化は必要不可欠となります。企業誘致を継続して推進していくとともに、地域の特性に応じた農林業、水産業、商業などの基盤の保全、生活に必要な機能を中心部に集めるコンパクトシティの形成、また地域産業の発展につながり都市の基礎となる幹線道路網の整備を図ることで、持続するまちづくりを進めます。具体的には、長崎久具線改良事業費として3億5,200万円、戸馳大橋架替事業費として2億2,500万円、光通信網整備事業補助費として3億2,200万円、農業次世代人材投資事業補助費として8,900万円、県営湛水防除事業補助費として1億7,300万円、IT企業等誘致支援業務委託費として700万円を計上しております。 次に、5、選ばれるまちづくりについてです。将来にわたって豊かで安心できる生活のためには、持続的発展が不可欠であるため、交流人口や移住・定住者の増加、「ちょうどいい」と実感できる環境や基盤の整備を行ってまいります。また、観光分野においては、来訪者の動向をしっかりと見極めながら、ターゲットを絞り込み、戦略的な観光推進を図ることで、地域経済の波及効果を高め、地域と行政が一体となって稼げる観光の地域づくりに取り組みます。具体的には、空き地・空き家対策事業費として1,600万円、新たな観光拠点づくり事業費として3,600万円、地方バス運行等特別対策補助費として1億100万円、多面的機能支払事業補助費として2億800万円を計上しております。 最後に、6、活躍するまちづくりについてです。様々な交流の機会や住民が主役となるまちづくりの活動やコミュニティビジネスなど、障がいのある人や定年を迎えた高齢者層、子育てが一段落した女性、若者、全ての市民がまちづくりの担い手として活躍できる環境整備を進めます。また、健康で活力ある生活ができる社会生活を構築するためには、誰もが気軽にスポーツを楽しめる環境が必要です。スポーツ推進の中核となり得る総合型地域スポーツクラブの育成と合わせて、学童スポーツクラブへの支援、協力体制の構築を進めてまいります。具体的には、地域コミュニティ活動支援事業費として3,100万円、地方創生推進交付金事業費として400万円、総合型地域スポーツクラブ補助費として300万円、学童スポーツクラブ推進費として200万円、熊本県民体育祭補助費として1,800万円、ふるさと納税事務一括代行業務委託費及び広告費として1億9,900万円を計上しております。 未曽有の大災害に遭った熊本地震から約3年が経過し、復旧から復興へとシフトチェンジしている中、平成31年度が合併算定替えの最終年度となります。市民生活の再建が本格化してくる今後、合併特例債の期限について多方面からの御尽力により、平成36年度までの延長の決定がなされましたが、人口減少・超少子高齢化などの問題を抱え、地方自治体の運営はますます厳しい局面を迎えます。公共施設の統廃合、職員数の削減、事務事業の見直しや民間委託など、時に断腸の思いで実行し、その成果は市財政状況の下降傾向からの脱却につながったと確信しております。今後も宇城市の輝く未来のため、行財政改革は引き続き進めてまいる所存であります。 以上、平成31年度の重点施策と予算の概要を申し上げました。市議会におかれましては、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げて、私の施政方針といたします。平成31年2月18日、宇城市長、守田憲史。 ○議長(長谷誠一君) これで、施政方針についてを終わります。             -------○------- △日程第5 報告第1号 専決処分の報告について ○議長(長谷誠一君) 日程第5、報告第1号専決処分の報告について、執行部に報告を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) 報告第1号、公用車事故に係る損害賠償の専決処分の報告です。議案集の5ページをお願いいたします。 平成30年11月18日、宇城市立豊野グラウンド駐車場内の駐車スペースに公用車をバックで駐車しようとしたところ、隣に駐車してあった相手方のナンバープレート部分に衝突し、車両が破損したため市に135,896円の賠償責任が生じたものでございます。なお、損害賠償金については、全国自治協会自動車保険共済保険から補填されております。 以上で、報告第1号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 報告第1号を終わります。             -------○------- △日程第6  議案第1号  工事請負契約の締結について(学校給食センター新築工事)
    △日程第7  議案第2号  平成30年度宇城市一般会計補正予算(第7号) △日程第8  議案第3号  平成30年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △日程第9  議案第4号  平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) △日程第10 議案第5号  平成30年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号) △日程第11 議案第6号  平成30年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号) △日程第12 議案第7号  平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) △日程第13 議案第8号  平成30年度宇城市水道事業会計補正予算(第2号) △日程第14 議案第9号  平成30年度宇城市下水道事業会計補正予算(第2号) △日程第15 議案第10号 平成30年度宇城市民病院事業会計補正予算(第3号) △日程第16 議案第11号 宇城市延滞金等徴収条例の制定について △日程第17 議案第12号 宇城市森林環境譲与税基金条例の制定について △日程第18 議案第13号 宇城市営駐車場条例の制定について △日程第19 議案第14号 宇城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第20 議案第15号 宇城市総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について △日程第21 議案第16号 宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する条例の制定について △日程第22 議案第17号 宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について △日程第23 議案第18号 宇城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △日程第24 議案第19号 宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について △日程第25 議案第20号 宇城市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について △日程第26 議案第21号 宇城市河川敷等占用条例の一部を改正する条例の制定について △日程第27 議案第22号 宇城市立公園条例の一部を改正する条例の制定について △日程第28 議案第23号 宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について △日程第29 議案第24号 宇城市公民館条例の一部を改正する条例の制定について △日程第30 議案第25号 宇城市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定について △日程第31 議案第26号 宇城市民プール条例の一部を改正する条例の制定について △日程第32 議案第27号 宇城市立体育館条例の一部を改正する条例の制定について △日程第33 議案第28号 宇城市三角地域過疎地域自立促進計画の変更について △日程第34 議案第29号 指定管理者の指定について(松橋老人福祉センター) △日程第35 議案第30号 指定管理者の指定について(不知火体育館、松合体育館、不知火温泉プール、武道館、不知火グラウンド) △日程第36 議案第31号 工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交付金橋梁上部工工事) △日程第37 議案第32号 財産の無償譲渡について(不知火保育園) △日程第38 議案第33号 財産の取得について(災害公営住宅建設用地) △日程第39 議案第34号 平成31年度宇城市一般会計予算 △日程第40 議案第35号 平成31年度宇城市国民健康保険特別会計予算 △日程第41 議案第36号 平成31年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第42 議案第37号 平成31年度宇城市介護保険特別会計予算 △日程第43 議案第38号 平成31年度宇城市奨学金特別会計予算 △日程第44 議案第39号 平成31年度宇城市水道事業会計予算 △日程第45 議案第40号 平成31年度宇城市下水道事業会計予算 △日程第46 議案第41号 平成31年度宇城市民病院事業会計予算 △日程第47 同意第1号  副市長の選任について(浅井 正文氏) ○議長(長谷誠一君) 次に、日程第6、議案第1号工事請負契約の締結についてから、日程第47、同意第1号副市長の選任についてまでを一括議題とします。 市長から一括して提案理由の説明を求めます。 ◎市長(守田憲史君) 本日は、平成31年第1回宇城市議会定例会は大変お世話になります。 今回提出しますのは、予算案件として平成30年度宇城市一般会計及び特別会計並びに企業会計の補正予算案件が9件、平成31年度宇城市一般会計及び特別会計並びに企業会計の当初予算が8件、合計17件です。条例案件として、宇城市延滞金等徴収条例の制定についてなど17件です。その他案件として、工事請負契約の締結1件、工事請負契約の変更契約の締結1件、過疎地域自立促進計画の変更1件、指定管理者の指定2件、財産の無償譲渡1件、財産の取得1件、合計7件です。同意案件として副市長の選任1件です。合わせて42件をお願いするものでございます。 平成31年度宇城市一般会計当初予算につきましては、歳入歳出それぞれ351億4,573万6千円としています。前年度比12億3,303万1千円の減額となっています。 詳細につきましては、それぞれ関係部長から説明いたします。これらの案件につきましてよろしく御審議いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 提案理由の説明が終わりました。 これから、議案ごとの詳細説明を求めます。 まず、議案第1号工事請負契約の締結についての詳細説明を求めます。 ◎教育部長(蛇島浩治君) 議案第1号工事請負契約の締結について詳細説明をいたします。 議案集の6ページと説明資料の3ページから9ページをご覧いただきたいと思います。今回の宇城市学校給食センター新築工事に係る工事請負契約の締結は、平成31年1月23日に契約の相手方と仮契約を締結しています。本工事の予定価格が1億5,000万円を超えるため議会の議決を経る必要がありますので提案するものでございます。契約の内容は、1、工事名、宇城市学校給食センター新築工事。2、工事場所、宇城市松橋町豊崎1528番地1外。3、契約金額、21億1,140万円税込みでございます。4、契約の相手方、住所、熊本県宇城市松橋町松橋1028番地。称号又は名称、髙橋・和久田建設工事共同企業体。代表者名、代表取締役髙橋溥明となっております。 本市の学校給食施設は、建設当時の基準に基づき整備されており、現行の学校給食衛生管理基準に不適格な状態にあること、施設・設備の老朽化の進行から今後のライフサイクルコストの増大が懸念されています。そのため将来にわたって安全で安心な給食の安定的かつ継続的な提供ができるよう松橋、不知火、豊野の学校給食センターを統合し、学校給食衛生管理基準に関する要件を満たし、全ての給食配食事業を行うことができる規模で、新しい学校給食センターの施設整備に取り組んでいます。 本工事は事業の施設本体の建築工事でございます。また、設計金額が5,000万円を超えるため、条件付き一般競争入札方式を採用し、施工実績や配置予定技術者等を条件に入札を行ったものです。この入札は、入札後に落札候補者の競争参加資格について審査を行う事後審査型入札です。その結果を元に1月18日の指名審査会を経まして落札者の決定を行い、1月23日に仮契約を締結しています。 工事概要につきましては、資料集5ページをご覧いただきたいと思います。建築工事一式、電気設備工事一式、機械設備工事一式、構造・規模、鉄骨造地上2階建1階床面積2,858.21平方㍍、2階床面積992.66平方㍍、延べ床面積3,850.87平方㍍。工期を平成33年3月26日までとしております。今般の高力ボルトの納期遅れなど心配される部分があります。そのため工期までの確実な完成を目指し早期の契約に至りたく、先議にてお願いするものでございます。 以上で、議案第1号工事請負契約の締結の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第1号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第2号平成30年度宇城市一般会計補正予算(第7号)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(成松英隆君) それでは、議案第2号平成30年度宇城市一般会計補正予算(第7号)について説明します。配布しています平成30年度宇城市各会計補正予算書1ページをお願いします。 第1条、歳入歳出予算の総額に15億5,699万8千円を追加し、歳入歳出予算の総額を368億927万円としています。今回の補正は、防災関連の公共事業などの国土強靭化や、農林水産業の支援経費を盛り込んだ平成30年度国補正予算第2号関連事業費の増に早急な対応、積極的に取り組むための予算措置を行うもので、また基本的に最終補正ですので、歳入歳出全般にわたり収入支出見込みを精査し、所要の金額を増減しています。 2ページをお願いします。主な歳入費目では、款14国庫支出金、項2国庫補助金、補正額で9億2,600万円余、款15県支出金、項2県補助金、補正額で1億2,200万円余を増額しています。 3ページをお願いします。款21市債では、補正額で11億3,400万円余を増額しています。 続きまして、5ページをお願いします。主な歳出費目では、款7土木費、項2道路橋りょう費、補正額で6億7,800万円余、款8消防費、補正額で17億1,400万円余を増額しています。 7ページをお願いします。第2表繰越明許費補正です。1、追加で、業務工程自動化業務委託ほか30件を記載のとおり追加しています。 9ページをお願いいたします。第3表債務負担行為補正です。1、追加で、本庁舎宿日直業務ほか9件を追加しています。2、変更で、松橋老人福祉センター管理業務委託ほか2件を紙面のとおり変更しています。 10ページをお願いします。第4表地方債補正です。1、変更で、庁舎等施設改修事業費ほか19件の起債限度額を紙面のとおり変更しています。 続いて、歳出の主なものとその特定財源について説明します。25ページをお願いします。款2総務費、項1総務管理費、目3財政管理費、節25積立金で減債基金1億4,600万円余を増額しています。熊本地震における災害廃棄物処理基金県補助金を一旦減債基金に積み立て、後年度の災害対策債の元利償還に合わせて取り崩しを行っていくものです。 40ページをお願いします。款5農林水産業費、項1農業費、目5農業振興費、節19負担金補助及び交付金で9,416万7千円を増額しています。国補正予算に伴う担い手確保・経営強化支援事業補助金1億1,700万円余が主なものでございます。県補助金を事業者に対して同額交付するもので、市の一般財源は生じておりません。 45ページをお願いします。款7土木費、項2道路橋りょう費、目2道路維持費、節15工事請負費で2億900万円を増額しています。国補正予算に対応した道路維持工事費です。特定財源は、国庫支出金、社会資本整備交付金1億500万円と市債の補助道路橋りょう整備債1億350万円を充当しています。 46ページをお願いします。同じく目3道路新設改良費、節15工事請負費で4億7,800万円余を増額しています。道路維持費同様、国補正予算に対応したもので、避難路整備のための都市防災総合推進事業費の増額も1つの要因です。特定財源は、国庫支出金の都市計画費補助金3,400万円と道路橋りょう費補助金2億6,200万円余合わせて2億9,600万円余、補助道路橋りょう整備債1億8,100万円余などを充当しています。 51ページをお願いします。上段になります。款8消防費、項1消防費、目3災害対策費、節15工事請負費で16億8,200万円余を増額しています。国補正予算に伴う防災拠点センター等建設事業費にかかるものです。特定財源は50ページに戻ります。国庫支出金の都市計画費補助金6億3,300万円余、市債の防災コミュニティ施設整備債10億7,900万円余を充当しています。 以上で、歳出の予算の説明を終わります。 続いて、歳入予算の説明をします。特定財源については、歳出予算の中で一部説明していますので、一般財源の主なものを中心に説明します。 13ページをお願いします。中段の款10地方交付税、項1地方交付税、目1地方交付税で1,443万7千円を増額しています。これは国の補正予算に伴い、普通交付税の調整額が復活されたことによる追加交付です。 19ページをお願いします。下段になります。款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で5億5,300万円余を減額し、補正後の財政調整基金繰入金を1億9,800万円余としています。 以上で、平成30年度一般会計補正予算(第7号)の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第2号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第3号平成30年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)及び議案第4号平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(園田敏行君) それでは、議案第3号平成30年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について詳細説明します。 補正予算書の101ページをお願いいたします。今回の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ294万4千円を減額し、それぞれ90億2,195万7千円とするものです。 まず、歳入です。106ページをお願いいたします。款1国民健康保険税は、調定実績を基に695万5千円を減額し、15億7,100万円余とするものです。続いて款3県支出金は、特定健診等負担金の交付決定により198万8千円を減額し、61億8,500万円余とするものです。続きまして款5繰入金は、目1一般会計繰入金で、国県の繰入額が決定を確定したことにより1千万1千円を減額し、6億2,500万円余とするものでございます。 続きまして、107ページをお願いいたします。款7諸収入、目1延滞金は、一般被保険者延滞金の調定実績を基に1,600万円を増額し、2,600万1千円とするものでございます。 続きまして、歳出です。108ページに移ります。款2保険給付費は、12月末での給付実績を基に各負担金での調整をし、給付費全体で420万円を減額し、総額60億6,400万円余とするものでございます。 続きまして、109ページに移ります。款8諸支出金、目1一般被保険者保険税還付金につきましては、被保険者の資格喪失や所得構成等に伴う還付金でございまして125万6千円を増額し、975万6千円とするものでございます。 以上で、議案第3号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第4号平成30年度宇城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして詳細説明をします。 予算書の201ページをお願いします。今回の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,916万9千円を減額し、それぞれ7億7,133万6千円とするものです。 まず、歳入です。206ページをお願いいたします。款1後期高齢者医療保険料は広域連合による保険料決定に伴い1,857万7千円を減額し、4億7,400万円余とするものでございます。 次に、歳出です。207ページをお願いします。款2後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合によります保険料決定に伴い1,857万7千円減額し、7億1,700万円余とするものでございます。 以上で、議案第4号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第3号及び議案第4号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第5号平成30年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)の詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) それでは、議案第5号平成30年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)を説明します。 各会計補正予算書の301ページでございます。歳入歳出予算の補正で、予算の総額からそれぞれ2億7,942万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ68億5,294万円とするものでございます。 まず、歳入について307ページに移ります。款1保険料では、実績に合わせて6,804万円の減額をお願いするものです。款3国庫支出金、項1国庫負担金及び項2国庫補助金については、歳出に応じて法定の割合で減額をするものです。なお款3国庫支出金、項2国庫補助金、目5保険者機能強化推進交付金は、本年度から新設された交付金であり1,107万9千円を増額するものです。 308ページ、款4支払基金交付金以降については、歳出に応じて法定の割合で減額をするものでございます。 次に、歳出を説明します。309ページに移ります。款2保険給付費、項1保険給付費、目2介護サービス等給付費、節19負担金補助及び交付金で介護サービス等給付費負担金2億円の減額、目3介護予防サービス等給付費負担金で1,000万円の減額、目5高額医療合算介護サービス等給付費負担金で200万円の増額、310ページに移りまして、目6特定入所者介護サービス等給付費負担金1,000万円の減額につきましては、給付実績見込みによるものでございます。なお、特定入所者介護サービス等給付費負担金とは、介護施設入所者のうち所得が少ない方に対して所得に応じた自己負担の上限が設けられており、要した費用が上限額を超えた部分について市が負担するものでございます。同じページの項2地域支援事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費、節13委託料、通所型介護予防事業委託料600万円の減額、訪問型介護予防事業委託料1,300万円の減額、節19負担金補助及び交付金、介護予防・日常生活支援総合事業費負担金3,500万円の減額です。これは要支援者を対象とした予防事業で実績に基づくものです。目3包括的支援事業・任意事業費の1,107万9千円については、保険者機能強化交付金の財源を一般財源から国庫支出金に組み替えるものです。 以上で、議案第5号平成30年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第3号)の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第5号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第6号平成30年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号)の詳細説明を求めます。 ◎教育部長(蛇島浩治君) 議案第6号平成30年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第2号)の説明を行います。 予算書の401ページをお開きください。今回の補正は第1条にありますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,958万7千円とするものです。 それでは、まず歳入予算から説明いたします。406ページに移ります。款4諸収入、項1貸付金元利収入、目1奨学資金貸付収入、節1奨学資金貸付収入で400万円を増額しております。これは奨学資金貸付金の繰上償還があったためでございます。次に、節2奨学資金貸付収入滞納繰越分で600万円を増額しています。これは奨学資金貸付金の納付期限を明確にし、債務者への連絡体制を強化したためです。 次に、歳出予算を説明します。407ページに移ります。款1育英事業費、項1育英事業費、目1育英事業費、節21貸付金で298万円を減額しています。これは奨学金貸付が予定した額を下回ったためです。次に、節25積立金で1,298万円を増額しています。これは歳入で申し上げました貸付金収入400万円と奨学資金貸付収入滞納繰越分600万円の増額分と、歳出で説明しました節21貸付金で減額しました298万円を積み立てるものです。 以上で、議案第6号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第6号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第7号平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)から、議案第9号平成30年度宇城市下水道事業会計補正予算(第2号)までの詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第7号平成30年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)について説明を申し上げます。 補正予算書の501ページをお願いします。第1条、歳入歳出の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,822万7千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億47万9千円とするものでございます。 内訳としまして506ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款5繰入金、項1繰入金、目1繰入金で1,898万8千円を減額しております。一般会計繰入金の財政安定化支援基準外繰入金の減額によるものでございます。 507ページをお願いいたします。3、歳出です。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で372万7千円減額しております。主なものは、節11需用費の修繕料180万円の減額、款2建設改良費、項1施設改良費、目1施設改良費で1,450万円減額しております。主なものは節15工事請負費1,300万円の減額で、簡易水道施設改良等工事費の施工実績によるものでございます。 以上で、議案第7号の説明を終わります。 続きまして、議案第8号平成30年度宇城市水道事業会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。 補正予算書の601ページをお願いいたします。第2条、収益的収入及び支出の補正です。収益的収入の第1款水道事業収益の補正予定額1,092万4千円を増額しまして、10億5,576万円とするものでございます。また、支出の第1款水道事業費用の補正予定額2,720万9千円を減額しまして、10億3,763万4千円とするものでございます。 602ページをお願いいたします。第3条、資本的収入及び支出の収入です。第1款資本的収入の補正予定額1,700万円を減額し、2億519万7千円とするものでございます。また、支出の第1款資本的支出の補正予定額4,580万円を減額し、5億5,575万7千円とするものでございます。 607ページをお願いいたします。補正予算(第2号)の明細書です。まず、収益的収入及び支出の収入です。款1水道事業収益、項1営業収益、目2受託工事収益で1,975万円減額しております。下水道工事に伴う受託工事の実績によるものでございます。次に、項2営業外収益、目3加入金で3,044万6千円増額しております。新規加入者の増によるものでございます。 608ページをお願いします。収益的収入及び支出の支出です。款1水道事業費用、項1営業費用、目3受託工事費で1,975万円減額しております。主なものは、節25工事請負費1,750万円で、下水道工事に伴います配水管支障移転工事の減によるものです。 610ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入です。款1資本的収入、項1企業債、目1建設改良企業債で1,700万円を減額しております。節1建設改良企業債の減額によるものです。 611ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の支出です。款1資本的支出、項1建設改良費、目2施設改良費を3,500万円減額しております。主なものは、節25工事請負費3,200万円で配水管布設替工事の減によるものです。 以上で、議案第8号の説明を終わります。 続きまして、議案第9号平成30年度宇城市下水道事業会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。 701ページをお願いします。第2条、収益的収入及び支出です。収入の第1款下水道事業収益の補正予定額855万円を増額しまして、13億9,856万6千円とするものです。また、支出の第1款下水道事業費用の補正予定額6,807万7千円を減額し、14億1,877万5千円とするものです。 702ページをお願いいたします。第3条、資本的収入及び支出です。収入の第1款資本的収入の補正予定額1億3,589万4千円を減額しまして、5億4,024万7千円とするものです。また、支出の第1款資本的支出の補正予定額1億4,105万円を減額しまして、9億9,354万4千円とするものです。 708ページをお願いいたします。補正予算の明細です。まず、収入です。款1下水道事業収益、項3特別利益、目2過年度損益修正益を1,000万円増額しております。これは平成29年度に完了しました公共下水道災害復旧工事費に対する国庫補助金の交付によるものです。 709ページをお願いします。支出になります。款1下水道事業費用、項1営業費用、目2処理場費について5,290万8千円を減額しております。主なものとしまして、節25手数料3,945万2千円減額で、公共下水道事業と農業集落排水事業の汚泥運搬処分手数料の減額によるものでございます。 711ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入です。款1資本的収入、項1企業債、目1建設改良企業債で7,710万円減額しております。項2補助金、目1国庫補助金を6,079万4千円減額しております。主なものは、節1国庫補助金で公共下水道と流域下水道の補助事業交付決定額の減によるものです。項3分担金及び負担金、目1分担金及び負担金で1,000万円増額しております。これは各事業におけます新規加入者の増によるものです。 712ページをお願いします。支出になります。款1資本的支出、項1建設改良費、目2施設改良費で1億1,303万円の減額になります。節26で委託料、補助事業交付決定額の減額によるものでございます。 以上で、議案第9号の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第7号から議案第9号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第10号平成30年度宇城市民病院事業会計補正予算(第3号)の詳細説明を求めます。 ◎市民病院事務長(伊藤博文君) 議案第10号平成30年度宇城市民病院事業会計補正予算(第3号)を説明します。 各会計補正予算書の801ページです。第2条は、収益的収入及び支出の支出の補正になります。第1款病院事業費用の第1項医業費用を補正予定額220万7千円増額し、病院事業費用総額を5億1,526万4千円とするものです。 802ページに移ります。第3条は、資本的収入及び支出の支出の補正になります。第1款資本的支出の第1項建設改良費を補正予定額150万円減額し、資本的支出総額を1,087万5千円とするものです。第4条は、債務負担行為の追加と変更です。元号変更に伴う診察券発行機購入で135万円を追加し、各業務委託の期間及び限度額を変更するものです。 803ページに移ります。第5条は、議会の議決を得なければ流用することができない経費で、職員給与費の変更です。補正予定額280万7千円増額し、3億3,900万円余とするものです。 808ページに移ります。補正予算明細書です。収益的収入及び支出の支出です。項1医業費用、目1給与費、補正予定額280万7千円増額するもので、主に退職給付引当金繰入額の増額です。目2材料費を補正予定額200万円増額するもので、院内で入院患者等に処方する薬品費の増額です。目3経費を補正予定額260万円減額するもので、主に医療機器等の賃借料及び病理組織検査業務等の委託料の減額です。 809ページに移ります。資本的収入及び支出の支出です。項1建設改良費、目1病院施設改良費の補正予定額150万円を減額するもので、施設整備等工事費の減額です。 以上で、議案第10号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第10号の詳細説明が終わりました。 ここでしばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午前11時07分               再開 午前11時20分             -------○------- ○議長(長谷誠一君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 教育部長より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。 ◎教育部長(蛇島浩治君) すみません、数字並びに語句の訂正をさせていただきたいと思います。大変申し訳ございません。先ほど議案第1号工事請負契約の締結について御説明させていただきました件でございます。 資料集の5ページでございます、申し訳ございません。まず、字句の訂正でございます。工事の概要(1)番、工事番号で宇城市教育第A-7号としておりますが、宇城市を取っていただきまして教育第A-7号に訂正をお願いしたいと思います。それと(4)番、工事概要の一番下でございます。延べ床面積で記載の方3,580.87平方㍍と記載してございます。先ほど申しましたとおり3,850.87平方㍍となりますので、こちらの延べ床面積の訂正をお願いしたいと思います。なお、括弧の中の右側一番下段はそのままにしております。大変失礼いたしました。申し訳ございません。 ○議長(長谷誠一君) 次に、議案第11号宇城市延滞金等徴収条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(園田敏行君) それでは、議案第11号宇城市延滞金等徴収条例の制定につきまして詳細説明をします。 議案集の7から11ページ、それから資料集の10から17ページをお願いします。本条例は、本市の有します全ての債権につきまして、納期限内に納付される方と納期限に遅れて納付をした方との公平性を保ち、納期限内に納付を促進することを目的としまして、督促手数料等を徴収するために今回定めるものでございます。 内容の主なものについて説明をします。本条例は、納期限までに納付されない場合におきまして督促状を発したときには、督促手数料、延滞金、遅延損害金を加算して徴収することを規定しております。督促手数料につきましては、督促状1通当たり100円としております。延滞金、遅延損害金は債券の種類によって3つに分けております。まず、滞納した債権につきまして、市税同様に宇城市の職員において滞納処分ができる、いわゆる強制徴収公債権につきましては、市税と同率とします。次に、滞納処分ができない非強制徴収公債権につきましては、規則で定める割合としております。最後に、契約により発生する債権のように、民間の債権と同様の性質を有する私債権につきましては、民法その他の法令で定める割合としております。なお、延滞金、遅延損害金の算定方法につきましては、市税と統一することとしております。 次に、議案集の8ページにありますが、第7条におきまして、損害その他やむを得ない事情によりまして納期限までに納付することができないと確認ができました場合におきましては、督促手数料等を減免することができることを規定しております。 本条例の施行期日につきましては、平成31年4月1日とし、本条例の制定に合わせまして関係する条例を整備しております。 以上で、議案第11号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第11号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第12号宇城市森林環境譲与税基金条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎経済部長(吉田裕次君) 議案第12号宇城市森林環境譲与税基金条例の制定について詳細説明をいたします。 議案集の12ページをお願いいたします。平成31年度より荒廃した森林の整備や林業の成長産業化を目的とする森林経営管理制度が開始されますが、この制度の主な財源として、平成31年度税制改正により森林環境税と森林環境譲与税が創設されます。森林環境税とは、国民皆で森林を支えるしくみとして徴収される国税であり、国の譲与税特別会計に集約された上で、市町村及び都道府県に対し、森林環境譲与税として譲与されます。各市町村への譲与税の金額は、市町村の有する私有林、人工林面積、林業就業者数や人口により決定され、平成31年度においては、600万円が譲与税として宇城市へ配分される予定であります。宇城市では、この譲与税を活用し整備すべき森林とその管理状況を把握し、個人の所有する森林の今後の管理姿勢に対する意向調査の実施をするものです。この森林環境譲与税については、複数年度分の譲与税をまとめて執行した方が効果的である場合や、単年度に譲与税の全額を執行することができない場合には、条例を定め基金を設置し、複数年度分をまとめて後年度に定められた使途のとおり執行して差し支えないとされています。また、平成30年8月に熊本県が実施した譲与税の使途調査の結果、県内45市町村のうち33市町村が基金を設置すると回答しております。このような近隣市町村の動向から見ても、基金を設置することが基本的かつ一般的な方法であり、譲与税をより効果的に活用する目的から、宇城市森林環境譲与税基金条例を新たに制定しようとするものでござます。 以上で、議案第12号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第12号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第13号宇城市営駐車場条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第13号宇城市営駐車場条例の制定について説明申し上げます。 議案集の14ページから、それと説明資料は18ページからになります。今回議案として条例の改正をお願いいたしますのは、従来の小川駅前駐車場の条例に、松橋駅西口駐車場を新たに追加することによる全部改正でございます。新設しました松橋駅西口駐車場の駐車台数は、障がい者等専用駐車場2台を含めまして49台を整備しております。供用形態としまして年中無休の24時間営業で時間駐車となっており、料金は2時間までは無料としております。2時間を超えますと1時間ごとに100円の追加ということで、1日当たりの料金は最大500円としております。ICカードでの支払いにも対応しております。月極駐車、定期駐車としましては、周辺の民間駐車場に空きがありますので、現時点では月極、定期駐車の料金は設定しておりません。 以上で、議案第13号の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第13号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第14号宇城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎総務部長(成松英隆君) 議案第14号宇城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について説明します。 議案集の19ページ、資料集の24ページをご覧ください。平成31年4月の働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、国家公務員においても8月の人事院の公務員人事管理に関する報告におきまして、超過勤務命令を行うことができる上限を定めるなど、所要の処置を講じることとされ、平成31年4月より適用すべく、人事院規則の改正作業が現在進められております。地方公共団体の職員の勤務時間、休暇等については地方公務員法第24条の第4項の規定において、国及び他の地方公共団体の職員との間に権衡を失しないよう適当な考慮を払わなければならないと規定されていることから、今回職員の超過勤務命令の上限時間の設定や上限時間の特例等の職員の正規の勤務時間以外の時間における勤務について、条例施行規則により別に定めることができるよう条例を改正するものです。 以上で、議案第14号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第14号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第15号宇城市総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第16号宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎企画部長(岩清水伸二君) それでは、議案第15号宇城市総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。 議案集が20ページ、それから資料集が25ページになります。宇城市総合計画審議会は、市の最上位計画である総合計画を策定する際に限って審議会を開催していましたが、策定した計画を形骸化することなく効果的に運用していくためには、毎年度審議会にその進捗状況を報告するとともに、これらに関する意見をいただく必要があるため、今回条例を改正するものでございます。 以上で、議案第15号の詳細説明を終わります。 引き続き、議案第16号宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 議案集の21ページ、それから資料集の26、27ページを御参照いただきたいと思います。三角西港浮桟橋待合所は、平成25年4月に県の浮桟橋建設に合わせて市が設置した施設でございます。これまでは、県が三角西港浮桟橋を所有・管理し、隣接をいたします待合所は市が所有・管理しておりましたことから、利用者の手続きが非常に煩雑となっておりました。平成31年4月からは、この浮桟橋の使用許可権限が県から市へ移譲されることに伴い、これらの施設を市が一体的に管理することで、利用者の利便性の向上及び利用者の増加につなげていきたいと考えています。今後三角西港浮桟橋を観光施設の1つとして位置付け、この施設を活用した観光振興を進めていくために、宇城市三角西港観光施設条例の一部を改正する必要が生じたものでございます。 以上で、議案第16号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第15号及び議案第16号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第17号宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(園田敏行君) それでは、議案第17号宇城市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につきまして詳細説明をします。 議案集が22ページから23ページ、資料集は新旧対照表があります。28ページから31ページをお願いします。本案につきましては、国民健康保険税制度の改革に伴いまして、平成30年度から国民健康保険の運営が都道府県と市町村の共同運営となったことから、県が提示しました標準保険料率を参考に本市の国保税率等を決定したため、国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。平成31年度の保険税率につきましては平成30年度と比較で、資料の22ページですが、医療費分につきましては据え置きとしまして、後期高齢者支援金分の所得割を0.01%、平等割を100円、介護納付金分の所得割を0.22%、均等割を1,100円それぞれ率を下げております。県内14市との均衡を考慮し、国保財政調整基金からおおむね4千万円を取り崩し、今回保険税に充てることとしており、被保険者に係る保険税負担の軽減を図ることとしております。 以上で、議案第17号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第17号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第18号宇城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第19号宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定についての詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) 議案第18号宇城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について説明をします。 議案集は24ページ、説明資料では32ページです。今回の条例改正は、厚生労働省令である放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が改正されたことによる条例改正です。主な改正点は次のとおりです。学校教育法の改正により、平成31年4月1日から専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として専門職大学が設けられます。この専門職大学の前期課程の修了者は、短期大学卒業者と同等となり、短期大学士相当の文部科学大臣の定める学位が授与されることから、厚生労働省令である放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準第10条第3項第5号で定める放課後児童支援員の資格要件に、専門職大学の前期課程を修了した者が追加されました。これに合わせて、宇城市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例で定める放課後児童支援員の資格要件を改正するものでございます。 以上で、議案第18号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第19号宇城市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について説明をします。 議案集は25ページ、説明資料では33ページです。現行条例における宇城市老人福祉センターは、宇城市不知火老人福祉センター及び宇城市松橋老人福祉センターの2施設が明記されております。このたび宇城市不知火福祉センターが解体され、跡地に防災拠点センターが建設されることから、市の老人福祉センターは松橋老人福祉センターのみとなります。このことに伴い宇城市不知火老人福祉センターの廃止及び宇城市松橋老人福祉センターの名称を宇城市老人福祉センターへ改正を行うものです。 以上で、議案第19号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第18号及び議案第19号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第20号宇城市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第22号宇城市立公園条例の一部を改正する条例の制定についてまでの詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第20号宇城市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について説明申し上げます。 議案集の26ページ、それと説明資料では34ページからになります。本案は道路の占用許可、申請など道路法等の規定と重複する条文を整理しまして、さらに議案第11号の延滞金等徴収条例の上程に合わせまして、督促手数料等の条文を道路法の規定により改正するものでございます。併せまして、市が管理します道路等の占用者の負担軽減等を目的としまして、県下市町村の道路占用料減免の状況を勘案し、日常生活に必要不可欠な排水施設、給水管、道路等のための占用については、占用料を減免することができることを規定しております。 以上で、議案第20号の説明を終わります。 続きまして、議案第21号宇城市河川敷等占用条例の一部を改正する条例の制定について説明を申し上げます。 議案集の28ページから、それと資料の37ページからをお願いいたします。本案は先ほど説明しました道路占用料徴収条例と同じく延滞金等徴収条例の上程に合わせまして督促手数料の条文を河川法の規定により改めるとともに、日常生活に必要不可欠な排水、給水施設、通路橋の河川の占用につきまして、占用料を減免することができることを規定しております。 以上で、議案第21号の説明を終わります。 続きまして、議案第22号宇城市立公園条例の一部を改正する条例の制定について説明を申し上げます。 議案集の30ページ、それと説明資料の39ページをお願いいたします。今回の条例改正は資料にあります54の公園のうち2つを廃止、1つを追加するものでございます。1つ目は不知火町大見の大見早咲き桜公園は民有地でありまして、アクセスが悪く維持管理が困難な状況にあります。2つ目としまして、松橋町竹崎の竹崎城跡は、市指定文化財で現在文化財として公園の二重管理となっておりますため、公園を廃止し、文化財として管理をすることとしております。また、追加する公園としまして、新たに松橋町松橋、松橋5区防災公園を設置いたしましたので、宇城市立公園条例の一部を改正するものでございます。 以上で、議案第22号の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第20号から議案第22号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第23号宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第27号宇城市立体育館条例の一部を改正する条例の制定についてまでの詳細説明を求めます。 ◎教育部長(蛇島浩治君) 議案第23号宇城市附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について説明申し上げます。 議案集の33ページ、資料集の41ページをご覧ください。学校における食物アレルギー事故防止の徹底を図るため、食物アレルギー対応に関する具体的な方針を作成する必要があり設置するものでございます。なお、作成にあたっては文部科学省からの学校給食における食物アレルギー対応指針、熊本県作成の学校における食物アレルギー対応の手引きに基づいて作成します。 資料集の41ページをご覧ください。新旧対照表により説明をいたします。左側の改正後の案でございます。別表中下段の教育委員会の欄に新たに附属機関名として宇城市食物アレルギー対応委員会を設置し、食物アレルギー対応の方針を作成するものです。なお、この条例は公布の日から施行するものです。 以上で、議案第23号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第24号宇城市公民館条例の一部を改正する条例の制定について詳細説明を申し上げます。 議案集は34、35ページ、資料集は42ページをお開きください。宇城市中央公民館は、社会教育法の趣旨により住民のために実際生活に則する教育・学術及び文化に関する各種の事業を行い、住民の教養の向上、健康の増進等、生活文化の振興等に寄与する役割を担い、広く地域住民の学習の場として利用されてきました。宇城市復興まちづくり計画により、防災拠点センターを建設することから、昭和57年に建設され既に37年を経過しております現中央公民館は、この防災拠点センターに機能を移転し解体を行います。そのため代替施設として不知火支所を利用し、事業を行う必要があることから、宇城市公民館条例の一部を改正するものです。 説明資料の42ページ新旧対照表で説明をいたします。第10条の使用料を規定するものでございます。右側の現行欄、別表の一番上の小ホールを削除いたします。6段目の会議室5を、以下のそれぞれの区分ごとの料金等を、それぞれ左側改正後案のとおりに改正をするものでございます。なお、この条例は平成31年4月1日から施行するものです。 以上で、議案第24号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第25号宇城市生涯学習施設条例の一部を改正する条例の制定について詳細説明を申し上げます。 議案集は36ページ、説明資料は43ページをご覧ください。生涯学習施設については市民の生涯学習スポーツ、レクリエーション活動等増進を図ることを目的に、三角地区内に廃校となった6施設を生涯学習センターとして活用しています。その6施設のうちの1つであります三角地区生涯学習センターについて、防災拠点センターの建設に伴う用途の廃止を行いましたので、宇城市生涯学習施設条例の一部を改正する必要が生じ、提案するものです。 説明資料の43ページ、新旧対照表で説明します。右側の現行欄別表第1の下から2段目でございます。宇城市三角地区生涯学習センターを削除し、左側改正後のように5つの施設とするものでございます。なお、この条例は平成31年4月1日から施行するものです。 以上で、議案第25号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第26号宇城市民プール条例の一部を改正する条例の制定について詳細説明を申し上げます。 議案集は37、38ページ、説明資料は44ページをご覧ください。第1条にあります根拠法令の工業再配置促進法が平成18年に廃止されているため、今回関わる条文から削除するものです。また、障がい者等の利便性の向上と宇城市民プールの地理的条件に鑑み、これまでも身体障害者手帳等の提示により無料で利用いただいておりましたが、プール使用料無料対象者に関する規定について明記がありませんでしたので、今回実状に則した形に整備するものです。 説明資料の44ページをご覧ください。新旧対照表、右側の現行欄の第1条から根拠法令を削除し、左側改正案のとおりといたします。さらに左側の改正案のとおり、別表摘要欄に新たに3を設け、障がい者等の利便性の向上を規定いたします。なお、この条例は平成31年4月1日から施行するものです。 以上で、議案第26号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第27号宇城市立体育館条例の一部を改正する条例の制定について詳細説明を申し上げます。 議案集は39ページ、説明資料は45ページから47ページをご覧ください。現在、宇城市立松橋総合体育館の利用において、ジョギングコースのみを占有する場合であっても、トレーニング室及び更衣室を合わせて占用する料金設定しかなく、施設利用者の負担が重い設定となっておりました。今回、施設利用者の利便性向上を目的として、新たにジョギングコースのみを占有する場合の料金を設定するため、宇城市立体育館条例の一部を改正する必要が生じましたので提案するものです。 資料集は45ページから47ページです。47ページをご覧ください。新旧対照表により説明いたします。左側、改正後の別表下段の備考欄に新たに6を設けて規定するものです。なお、現行の6は7に変更いたします。なお、この条例は平成31年4月1日から施行するものです。 以上で、議案第27号の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第23号から議案第27号までの詳細説明が終わりました。 次に、議案第28号宇城市三角地域過疎地域自立促進計画の変更についての詳細説明を求めます。 ◎企画部長(岩清水伸二君) 議案第28号宇城市三角地域過疎地域自立促進計画の変更について説明いたします。 議案集の40ページ、資料集の48、49ページをお願いいたします。本市では、過疎地域自立促進特別措置法で過疎地域として指定されております旧三角町の自立促進に資する施策を総合的かつ継続的に実施するため、過疎法第6条に基づき、平成28年に宇城市三角地域過疎地域自立促進計画を策定しております。このたび平成31年度以降の計画におきまして、三角地域における大規模な新規事業である三角防災拠点センター建設及び三角地域光情報通信基盤整備事業を追加する必要が生じたため、今回議会の承認を求めるものでございます。 以上で、議案第28号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第28号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第29号指定管理者の指定について(松橋老人福祉センター)の詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) それでは、議案第29号指定管理者の指定について(松橋老人福祉センター)について説明します。 議案集は41ページです。指定管理者となる者を社会福祉法人宇城市社会福祉協議会、指定期間を平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年としています。平成18年度より松橋老人福祉センターの指定管理運営を宇城市社会福祉協議会に委託しておりますが、平成31年3月31日をもって期間満了となりますので、次年度以降3年間の指定管理者の指定の議決をお願いするものです。 宇城市社会福祉協議会は、地域における生活課題への対応や相談支援体制の強化を民生委員・児童委員や老人クラブなどの関係機関と連携を図りながら、様々な活動を実施していることから地域住民との信頼関係やつながりもあり、施設の設置目的に沿った管理運営を行っていくことが期待できる組織でございます。このことから、宇城市公の施設の指定管理者の手続に関する条例第5条第1項第4号の規定に適合すると判断し、社会福祉法人宇城市社会福祉協議会を候補者として選定し、施設管理者として指定をお願いするものでございます。 以上で、議案第29号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第29号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第30号指定管理者の指定について(不知火体育館、松合体育館、不知火温泉プール、武道館、不知火グラウンド)の詳細説明を求めます。 ◎教育部長(蛇島浩治君) それでは、議案第30号指定管理者の指定についてにつきまして、詳細説明を申し上げます。 議案集の42ページをお開きください。管理を行わせる公の施設の名称、宇城市立不知火体育館、宇城市立松合体育館、宇城市立不知火温水プール、宇城市立武道館、宇城市立不知火グラウンド。指定管理者となる団体の名称、不知火管財株式会社。指定の期間、平成31年4月1日から平成36年3月31日まで。体育施設への指定管理者制度の導入につきましては、宇城市第2次総合計画で体育施設の計画的な有効利用を実施するため、指定管理者制度の導入の推進を行うとうたっております。現NPO法人不知火クラブは、地域のスポーツ振興や地域づくり及び健康づくりを図ることを担い、不知火地区の体育施設を活用した魅力ある自主事業の開催に取り組んでこられました。また、市では地元に根付き、地域情報にたけた総合型地域スポーツクラブに体育施設の管理運営を委託し、施設の一般開放はもとより市民のニーズに応えて、効率的な運用を行う。それに伴い、経営の安定が図られ雇用の創出につながることが期待でき、双方の考え方が一致したことにより、平成29年度から指定管理者となっておられます。そのNPO法人不知火クラブが不知火管財株式会社を新設されたことにより、今までの指定管理の経験をいかし、利用者に対するサービス向上に努めるとともに、社会的な信用度の利益を追求する団体として、施設の管理業務に真剣に取り組んでいただけるものと考えるところでございます。 平成29年度の利用者実績は、年間13万4千人と増加傾向にあり、今後とも地元の利点をいかした新たなイベント企画等による利用者の増加が期待できます。 以上の理由により、宇城市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条第1項第4号に基づき、宇城市指定管理者審査会に諮り、不知火管財株式会社を指定管理者として指定するものです。指定管理者を指定するにあたり議会の議決を経る必要がありますので提案するものでございます。 以上で、議案第30号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第30号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第31号工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交付金橋梁上部工工事)の詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第31号工事請負契約の変更契約の締結について(長崎久具線交付金橋梁上部工工事)の説明を申し上げます。 議案集の43ページ、説明資料は50ページになります。今回の主な変更内容は、国及び県より平成30年2月に通知がありました平成30年3月から適用する公共工事設計労務単価等の特例措置の運用についてに係る運用に起因するものでございます。説明資料は、公共工事請負変更仮契約書でございます。工事名、長崎久具線交付金橋梁上部工工事。変更増額1,190,772円。現請負金額2億9,214万円、変更請負金額2億9,333万772円いずれも金額は税込みでございます。契約の相手方、住所、熊本市東区健軍本町22番2号アイユート健軍本町301号、名称としましてコーアツ・中内建設工事共同企業体。代表者氏名が営業所長坂本博志。 以上で、議案第31号の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第31号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第32号財産の無償譲渡について(不知火保育園)の詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) 議案第32号財産の無償譲渡について説明します。 議案集は44ページ、資料集は52ページです。平成31年4月1日から宇城市立不知火保育園を民間移譲することに伴い、建物及び附帯設備を無償譲渡するものでございます。財産の所在、熊本県宇城市不知火町高良1952番地、種別は建物。細目、保育所、木造平屋建及び鉄骨造平屋建、延べ床面積469.84平方㍍ほか附帯設備を含みます。相手方は熊本県宇城市三角町波多967番地、社会福祉法人わかき福祉会、代表者理事長篠﨑節子です。譲渡の検討にあたって不知火保育園施設の建物評価鑑定を実施しまして、1,285万5千円の鑑定評価が出ておりますが、移管後の園舎建替えを移管条件としており、移管後直ちに整備計画の準備に入っていかなければなりません。また、施設整備に伴い現園舎は解体されますので不要な投資となります。その分保育の充実に充てていただきたいという考えでございます。このようなことから建物及び附帯設備を無償で譲渡したいと考えています。 以上で、議案第32号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第32号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第33号財産の取得について(災害公営住宅建設用地)の詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第33号財産の取得について(災害公営住宅建設用地)の説明を申し上げます。 議案集の45ページ、説明資料は53ページからになります。財産取得の議決をお願いいたしますのは、熊本地震に伴いまして小川町に建設いたします災害公営住宅建設用地の財産取得でございます。契約につきましては、平成31年1月21日に相手方と仮契約を締結しているところでございます。本契約につきましては、財産が土地で、取得価格が2,000万円以上かつ面積が5,000平方㍍を超えますので提案するものでございます。 内容といたしまして、財産、土地、宅地になります。所在地、宇城市小川町北部田字吉里29番地。面積5,962.33平方㍍。取得価格38,158,912円税込みです。契約相手、住所が宇城市松橋町松橋357番地1、名称が熊本宇城農業協同組合、代表者、代表理事組合長堀幹男。 以上で、議案第33号の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第33号の詳細説明が終わりました。 ここでしばらく休憩します。             -------○-------               休憩 午後0時06分               再開 午後1時05分             -------○------- ○議長(長谷誠一君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に、議案第34号平成31年度宇城市一般会計予算について、各部の所管に関する詳細説明を求めます。初めに総務部長に求めます。 ◎総務部長(成松英隆君) 議案第34号平成31年度一般会計予算は、各部所管ごとの説明となりますが、総務部所管に入る前に、平成31年度の予算編成の考え方や予算の総額等について説明いたします。 本市に甚大な被害をもたらした平成28年熊本地震からの復旧・復興は、一歩一歩着実に進んでいます。復興まちづくり計画では、平成32年度までを復旧・復興期、平成33年度から再生・発展期と位置付けており、今後も長い時間と多くの財源が必要となります。来年度以降も安定した財政運営の下で、復旧・復興を着実に推進していくためには引き続き真に必要な事業への選択と集中、効率的な予算の執行を不断の取組としていかなければなりません。また、自主財源に乏しく、地方交付税などの依存財源に頼らなければならない本市は、国の動向に左右される不安定な財政構造にあることに変わりはなく、将来的には人口減少に伴う市税等の減少、社会保障関連経費などの義務的経費及び公共施設の老朽化対策等の増大、または歳入歳出の面で厳しい状況が見込まれます。このような中で様々な行財政課題や大型事業、復旧・復興事業への対応など、市民の要請に応えていくためには時代に則した必要な事業を見極め、国、県の予算編成や補助制度の動向を注視するとともに、可能な限り特定財源の確保、活用に努めていくことが必要不可欠です。また行財政改革を進め、効率的な行財政運営を目指し、歳入規模に見合った財政規模への転換を図り、厳しい財政状況を乗り切ることが重要であることを職員全員で共有した上で、予算編成の作業への取組が求められています。平成31年度予算はこれらを踏まえ、限られた財源の中で施策の優先順位を洗い直すとともに、徹底した無駄を排除しつつ、予算の重点化が図られるよう単に慣習慣例による予算要求とせず、課内及び部局内等により総合的な調整を図った上で予算編成要領及び予算要求基準を厳守した予算編成を行っています。 それでは、予算書の一般会計を説明します。一般会計予算書こちらの1ページになります。第1条です。歳入歳出予算で歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ351億4,573万6千円と定めるものです。 18ページでございます。こちらは前年度の比較ができるところでございます。前年度比較合計では12億3,300万円余の減、率で3.4%の減でございます。歳出の主な増減費目は、民生費4億2,800万円余の増、率にして4%の増。次に土木費6億900万円余の減、率にして15%の減。教育費11億4,200万円余の減、率にして22.1%の減などです。中でも民生費では、児童福祉費で6億8,400万円余、17.2%の増。土木費は道路橋りょう費で7億5,800万円余、23.3%の減、教育費では学校給食費で15億8,100万円余、57.8%の減などが、本年度の歳出予算増減の主な要因でございます。 8ページに戻ります。第2表、継続費です。まず黒崎内潟線戸馳大橋架替事業(橋りょう撤去工)で総額5億円を平成31年度から平成32年度まで、また不知火小学校建替事業で総額22億4千万円を平成31年度から平成33年度までとして、継続費の設定をしています。 9ページに移ります。第3表債務負担行為です。平成31年度中の契約により平成32年度以降の支出を約束するものであり、記載のとおり各事項について期間、限度額を設定しています。 15ページに移ります。第4表地方債です。一番上の庁舎等施設整備事業費からそのページの一番下の学校給食施設整備事業費までは、建設事業の財源で、次の16ページの公園施設災害復旧事業費から総務施設災害復旧事業費までは、災害復旧債になります。末尾の臨時財政対策費は地方交付税の振替分であり、地方債の合計では69億7,100万円余を限度額として設定しています。 それでは、総務部所管の歳出の主なものを説明します。46ページに移ります。款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費では16億2,500万円余、前年度比4,679万7千円の減額です。節1報酬の主なものは、嘱託員報酬1億800万円余です。そのほか総務部、企画部の職員の給料、47ページの上から職員手当等、共済費と職員全体の退職手当組合負担金が主なものであります。 48ページに移ります。節13委託料で中段ぐらいになります、定型業務自動化支援業務委託料に1,342万3千円などを計上しています。 次に、50ページに移ります。目2文書管理費では6,634万7千円、前年度比438万7千円増を計上しています。主なものは、節12役務費の5,877万2千円で市役所から発送する郵便物等の通信運搬費です。 51ページに移ります。目3財政管理費では1,007万7千円、前年度比4,786万4千円の減額です。主な減額要因は、節25積立金で金桁温泉施設建設事業に係る減債基金元金積立金の減額です。目5財産管理費では3億300万円余、前年度比4,138万円減額を計上しています。普通財産、本庁舎、支所庁舎、松合出張所、公用車の維持管理経費です。主に旧小川支所解体工事費の減少が減額要因です。 54ページに移ります。節15工事請負費では、不知火支所庁舎のエレベーター設置工事費に4千万円。同じく空調設備改修工事費に2,500万円を計上しています。 58ページに移ります。目8防犯対策費では5,337万1千円、前年度比719万5千円の減額です。前年度までの3か年で行った行政区管理防犯灯LED交換がおおむね終了し、59ページの最上段にございます本年度から市管理防犯灯LED交換の予算を3,015万6千円計上しています。 73ページに移ります。項4選挙費です。74ページの目3で、平成31年4月7日執行予定の県議会議員一般選挙費1,527万2千円を計上しています。同じく目4で同年7月28日任期満了の参議院議員通常選挙費3,690万9千円、次のページの目5で平成32年4月15日任期満了の県知事選挙費3,127万6千円を計上しています。 少し飛びます、105ページに移ります。款4衛生費、項1保健衛生費、目7病院費で7,089万5千円、前年度比3,370万1千円を減額しています。平成26年度の地方公営企業会計制度が改正されて以降、5年間に分けて支出を行っていた退職引当金分の負担終了が主な減額要因です。 次に移ります。少し飛びます、144ページです。款8消防費、項1消防費です。今回から目1常備消防費で7億9,200万円余計上しています。消防本部や消防署の運営経費である宇城広域連合消防費負担金を消防団の活動経費を主とする非常備消防費と区別するため、目を新設し計上しました。目2非常備消防費では1億5,200万円余を計上しています。前年度比7億7,200万円余の減額となりますが、先ほど申しました広域連合消防負担金を組み替えたものが主な要因です。ここでは消防団関連経費、消防事務担当職員人件費を計上しています。 146ページに移ります。目4災害対策費で21億4,700万円余、前年度比4億3,600万円余の増額を計上しています。 147ページの節15工事請負費で、防災行政無線整備工事費に2億3,100万円、防災コミュニティ施設整備工事費に16億5,400万円余が主なものです。 少し飛びます、189ページに移ります。款11公債費、項1公債費の合計で34億4千万円余、前年度比4億9,600万円余を減額しています。元金償還金で4億6,700万円余の減、利子で2,873万2千円の減です。 次に、歳入の主なものについて説明します。 20ページに戻ります。款2地方譲与税から次のページの21ページ、款10地方交付税までにつきましては、国の地方財政計画などの資料に基づき積算しています。20ページ中段です。項4森林環境譲与税600万円を新規計上しています。新たな森林管理制度の施行に合わせ、平成31年度から交付されるもので、国の配分試算に基づき予算計上しています。 次に21ページに移ります。款10地方交付税で90億9千万円、前年度比2億9千万円の減額計上です。普通交付税については、前年度比3億円減の87億円を計上しています。また特別交付税につきましては、前年度比1千万円増の3億9千万円を計上しています。 37ページに移ります。款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で12億4,500万円余は、平成31年度財源不足分を基金からの繰入れで収支の調整を行っているところです。目2減債基金繰入金で1億400万円余を計上しています。前年度比で1億400万円余の減額としています。合併特例基金造成に伴います合併特例債の元利償還が、平成31年度の上半期をもって終了することによる減額です。目3その他特定目的基金繰入金で3億2,600万円余を計上しています。前年度比2億8,100万円余の増で、節2の地域振興基金繰入金3億900万円余、前年度比2億7,700万円余の増が主な要因です。 42ページに移ります。款21市債、項1市債、目1総務債から43ページ、目7教育債までが、建築事業の財源として借り入れ、目8災害復旧費はいずれも過年度災害事業復旧事業分です。 44ページ、項1市債の合計である市債の総合計は69億7,100万円余で、前年度比15億9,900円余の減額、率にしまして18.7%の減となります。熊本地震発災以降、地方債の新規発行額を元金償還額以下に抑え、地方債残高の縮減を図るという従来の目標には至りませんが、復旧・復興をはじめとする更なる市の発展に資する事業の実施は必要不可欠であり、有効な補助金等の活用が可能な時期にまた地方交付税措置が有利な起債が活用できる期間での対応を行い、後年度の負担軽減につなげています。 以上で、総務部所管の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 総務部長の説明が終わりました。 次に、企画部長に求めます。 ◎企画部長(岩清水伸二君) それでは、企画部所管の歳出の主なものを説明いたします。 予算書の55ページになります。款2総務費、項1総務管理費、目6企画費で5億2,500万円余、前年度比3,253万3千円の減を計上しております。節8報償費の1,002万4千円のうち、主なものは、松合地区で策定した集落版総合戦略の実施を後押しする集落支援員2人分の報奨金499万2千円と、空き家空き地対策の研究を行う地域おこし協力隊員2人分の報償金403万2千円で、いずれの費用も特別地方交付税で措置されることとなっています。節13委託料です。ふるさと納税事務一括代行業務委託料1億9,500万円余は、返礼品、送料、手数料を含む委託料で、寄附見込額3億5千万円のうち、直接寄附を除いた分の代行業務委託料として計上しております。 57ページに移ります。節19負担金補助及び交付金のコミュニティ助成事業補助金490万円は、自治総合センターが行います宝くじの社会貢献広報事業、これは10分の10の補助でございますが、この事業に申請のあった3団体分でございます。その下になります。過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業補助金2千万円は、松合地区の集落版総合戦略に基づき実施する事業の補助金で、国10分の10補助の過疎地域等自立活性化推進交付金を活用する予定としております。またその下です。地方バス運行等特別対策補助金1億円余は、路線バスを運行するバス会社に対し、赤字補填として補助するもので、財源の一部として県補助金834万4千円を見込んでおります。節25積立金1億5,400万円余は、主にふるさと応援寄附から委託料等の経費を差し引いた額を計上しております。 次に、60ページに移ります。目10広聴広報費で1,416万6千円を計上しておりますが、広報うきの発行とホームページの管理に要する費用でございます。 次の61ページです。目11電算運営費は5億1,500万円余、前年度比3億5,400万円余の増額としております。 次の62ページです。節14使用料及び賃借料1億100万円余は、基幹系システム使用料の5,996万7千円、情報系システム等使用料で2,221万円、それから小中学校の校務システム使用料1,485万2千円がその主なものでございます。節15工事請負費の513万9千円は、本庁舎を含みます防災拠点施設等の公衆無線LAN環境整備工事費で、財源として国の補助金231万2千円を見込んでおります。次に、節18備品購入費の3,733万5千円は、更新用パソコン305台とその他の機器購入費用でございます。節19負担金補助及び交付金、光通信網整備事業補助金3億2,200万円余は、豊野地区、松合地区、郡浦地区の光通信網を整備する民間事業者に対する補助金でございます。 次に、63ページです。中段になります。目13道の駅維持費では1,056万円を計上しております。道の駅うきと不知火2か所の維持管理費用でございます。 67ページに移ります。目19地方活性化事業費3,679万8千円のうち、企画部が所管します主なものを説明いたします。節13委託料の子育て世代向けに行う定住促進魅力発信事業委託料324万円で、県の地域づくり夢チャレンジ事業、県の4分の3補助の事業を活用いたします。また、観光地域づくり支援業務委託料373万円は、地方創生推進交付金これは国の2分の1補助でございますが、この交付金を活用する事業で、三角地区観光マーケティング委員会が実施する観光振興事業への委託料です。 次に、76ページに移ります。項5統計調査費、目1統計調査総務費の1,747万7千円は、統計調査に関わる人件費がその主なものでございます。 次の77ページです。目2基幹統計調査費では、1,187万3千円を計上しております。主なものとして、節1報酬の799万8千円で、農林業センサスなど各種調査の調査員及び指導員の報酬でございます。 少し飛びます、125ページをお願いします。款6商工費、項1商工費、目4観光費は1億1,300万円余を前年度比1億1,500万円余の減としております。 128ページです。節15工事請負費で三角西港観光トイレ大規模改修工事3千万円を計上しております。龍驤館とムルドルハウスのトイレ2か所の改修費用で、その財源として熊本地震復興基金の観光拠点整備事業、これは2分の1の補助ですが、この事業を活用いたします。 129ページです。目5花の学校費865万円は、節13委託料の戸馳花の学校の指定管理業務委託料770万円がその主なものでございます。 次に、歳入の主なものを説明します。 戻りまして27ページをお願いいたします。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節1総務管理費補助金の地方創生推進交付金1,545万円は、まち・ひと・しごと総合戦略に基づき実施する地方創生事業に対する交付金でございます。 次に、34ページです。款15県支出金、項3県委託金、目1総務費県委託金、節5統計調査費委託金1,191万8千円は、農林業センサス調査費委託金など各種調査の委託金でございます。 次に、36ページです。款17寄附金、項1寄附金、目1指定寄附金、節1総務費寄附金でふるさと応援寄附金として3億5千万円、前年度比5千万円の減を見込んでおります。 以上で、企画部所管の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 企画部長の説明が終わりました。 次に、市民環境部長に説明を求めます。 ◎市民環境部長(園田敏行君) それでは、市民環境部所管につきまして詳細説明します。 予算書の17ページをお願いします。款1市税につきましては、58億3,300万円余を見込んでおります。前年度当初予算に比べ1億4,200万円余の増ということで、率では2.5%の増です。 続きまして、19ページをお願いいたします。予算増減の主なものということで、まず、項1の市民税で1億6,800万円余の増です。これは平成28年に発生しました熊本地震以降、雑損控除等の影響額を見ておりましたが、徐々に影響額を減額し今回増になっております。項2固定資産税で約2,100万円の減。項3軽自動車税で約1,300万円の増。それから20ページに移ります。項4の市たばこ税で1,800万円の減。これは禁煙・分煙傾向の社会的拡大によりまして、販売本数等が減少している、そういった事情でございます。 次に、歳出です。少し飛びまして68ページに移ります。款2総務費、項2徴税費、目1税務総務費は前年度比約2,400万円増の3億2,800万円余で、大半が職員の人件費等でございます。そのほか主なもので69ページ、節13固定資産評価業務委託料4,978万6千円、また70ページ、節23市税還付金2,700万円などです。 続きまして、72ページに移ります。款2総務費、目1戸籍住民基本台帳費は、前年度比約1,600万円の増の1億1千万円余で、同じく大半が人件費です。そのほか主なもので、節13窓口業務委託料3,384万8千円を本年度より市長政策室から予算を組み替えて計上しています。 続きまして、81ページに移ります。款3民生費、項1社会福祉費、目3国民健康保険費は、前年度比約950万円減の6億2,300万円余で、国保特別会計への全て基準内繰出しでございます。特定財源の国県支出金3億1,400万円余は26ページの目1民生費国庫負担金また29ページの目1民生費県負担金等でございます。 続いて、86ページに移ります。同じく項3老人福祉費、目4後期高齢者医療費は、前年度比約1,400万円減の11億3,100万円余で、節19広域連合療養給付費負担金8億2,600万円余、それから87ページの後期高齢者医療特別会計繰出金2億7,100万円余などでございます。 次に、少し飛んで105ページに移ります。款4衛生費、項2環境衛生費、目1環境衛生総務費は、前年度比約1,000万円増の1億4,400万円余で、主に人件費や106ページになりますが節19広域連合各種事業負担金でございます。 続きまして、108ページに移ります。同じく項3清掃費は、前年度比1億1,200万円余増の7億3,700万円余を計上しております。主なもので節19の広域連合の浄化センター事業費負担金2億7,700万円余、それから宇城クリーンセンター事業費負担金2億6,500万円余などでございます。 以上で、市民環境部所管の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 市民環境部長の説明が終わりました。 次に、健康福祉部長に説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) 健康福祉部所管の予算について説明します。 歳出から説明をします。予算書の65ページをお開きください。なお、補助事業等の特定財源については規定の補助率等で対象目ごとに充当しております。款2総務費、項1総務管理費、目18熊本地震復興基金事業費3億6,000万円余のうち1億3,300万円余を計上しています。応急仮設住宅の維持管理に要する経費1,150万円、次の66ページ、住まい再建支援事業1億2,191万円です。 飛びまして、78ページに移ります。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費で2,700万円余減の1億8,600万円余を計上しております。社会福祉課職員人件費、社会福祉協議会、生活困窮者自立支援事業、民生委員・児童委員協議会、戦没者援護事業などの経費です。 80ページに移ります。目2社会福祉施設費で1,300万円余を計上しております。小川総合福祉センター等の管理運営経費です。 81ページに移ります。項2障害者福祉費、目1障害者福祉総務費で600万円余を減の1億5,700万円余を計上しております。主に重度心身医療費助成事業、障害者手当、宇城地域療育センター事業、障害者団体などの経費です。 83ページに移ります。目2障害者自立支援費で2,500万円余減の19億2,600万円余を計上しています。生活保護、入所支援等の障害福祉サービス事業、放課後等デイサービスなどの児童発達支援事業、更正医療などの公費負担診療報酬扶助費、日中一時支援等の地域生活支援事業、日常生活用具給付事業などの経費です。 84ページに移ります。項3老人福祉費、目1老人福祉総務費で1,600万円余増の1億9,500万円余を計上しています。養護老人ホーム入所措置費、シルバー人材センター、地区敬老会、老人クラブ連合会補助金などの経費です。増の要因としましては、成年後見制度利用促進事業委託料1,100万円余の経費などです。 85ページに移ります。目2老人福祉施設費で6,600万円余減の800万円余を計上しております。老人福祉センターと松橋の元気老人交流施設の管理運営に要する経費です。減の要因としては、不知火、三角老人福祉センターの廃止に伴うものでございます。目3介護保険費で5,900万円余増の10億5,100万円余を計上しています。介護保険特別会計への基準内繰出金、地区公民館への施設整備と補助金などの経費です。増の要因としては、介護給付費繰出金970万円の増、事務費繰出金820万円の増、低所得者保険料軽減繰出金4,050万円の増などです。 87ページに移ります。項4児童福祉費、目1児童福祉総務費で5億4,500万円余の増の6億3,700万円余を計上しています。子ども福祉課児童福祉センター職員人件費、子ども・子育て支援事業計画策定、保育所等整備事業補助など児童福祉に係る他の目に属さない費用を計上しております。増要因としては、子ども・子育て支援事業計画策定業務委託430万円余、及び保育所等整備事業補助金5億5,200万円などです。 88ページに移ります。目2児童手当費で570万円余減の9億5,200万円余を計上しています。減要因としましては、児童手当の支出実績等により精査をしたものです。 89ページに移ります。目3子ども・子育て支援費で2億3,900万円余増の26億7,600万円余を計上しています。民間保育所等の運営費、延長保育、障害児保育事業、学童保育事業、子育て支援拠点事業、児童福祉センター事業などに要する経費です。増要因としては、処遇加算などの増による私立保育所等への運営費負担金2億6,600万円余などです。 91ページに移ります。目4保育園運営費で8,100万円余減の3億5,400万円余を計上しております。公立保育園の管理運営費の経費です。減要因としては、不知火保育園民営化による運営費の皆減です。 95ページに移ります。項5母子福祉費、目1母子福祉費で3,500万円余減の2億7,600万円余を計上しています。児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成事業、ひとり親家庭高等職業訓練促進事業などの経費です。減要因としては、児童扶養手当の支出実績等の精査によるものです。 飛びまして96ページに移ります。項6生活保護費、目1生活保護総務費で5,500万円余を計上しています。社会福祉課生活保護係職員人件費、就労支援事業、医療費適正化事業などの経費です。 98ページに移ります。目2生活保護扶助費で550万円減の8億2,900万円余を計上しております。減要因としては医療扶助費などでございます。 99ページに移ります。項8災害救助費、目1災害救助費で1億300万円余。このうち健康福祉部が4,900万円余を計上しております。応急仮設住宅期間延長事務、地域支え合いセンター事業、災害弔慰金義援金等の事務職員派遣委託などの経費です。 100ページに移ります。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費で2億9,700万円余を計上しております。健康づくり推進課の職員人件費、公的病院等運営事業費負担金、在宅当番医や輪番制病院運営事業、健康づくり事業、食生活改善推進事業、予防接種事業、障害年金給付費などの経費です。 102ページに移ります。目2予防費で2,900万円余増の1億9,900万円を計上しています。予防接種事業に要する経費です。増要因としては、定期予防接種業務委託料1,000万円余。及び成人男性風しん抗体検査業務委託料1,700万円余などです。目3母子衛生費で600万円余減の2億2,500万円余を計上しています。子ども医療費助成事業、妊婦乳幼児健診事業、未熟児養育医療給付費などの経費です。減要因としては、子ども医療扶助費の実績などによるものです。 103ページに移ります。目4健康増進事業費で2,800万円余減の9,300万円余を計上しています。各種住民健診に要する経費です。減要因としてはピロリ菌検査業務委託料の実績精査によるものでございます。 次に、特定財源以外の歳入を説明しますので、飛びまして36ページをお願いします。款16財産収入、項1財産運用収入、目1財産貸付収入のうち松橋、河江、不知火保育園土地貸付収入として804万1千円を計上しています。目2利子及び配当金のうち、社会福祉振興基金利子299万3千円を計上しています。 38ページに移ります。款20諸収入、項3貸付金元利収入、目1災害援護資金貸付金収入として106万3千円を計上しております。 以上で、健康福祉部所管の予算説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 健康福祉部長の説明が終わりました。 次に、経済部長に説明を求めます。
    ◎経済部長(吉田裕次君) 続きまして、経済部所管の歳出の主なものを説明いたします。 予算書の67ページをお開きください。款2総務費、項1総務管理費、目19地方活性化事業費、節13委託料730万円は、特産品の販売ルート拡大、販売力向上のための事業を提案し、新しいラッピング化したサンプル商品の開発やブランド化を支援し、営業活動を官民連携で行う委託費として計上しております。 68ページに移ります。上から3行目です。同じく委託料の650万円はIT企業等の誘致に向けた企業マッチング委託費として計上しております。 少し飛びまして、110ページから112ページになります。款5農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費1億1,100万円余は、前年度比1億3,500万円余の減を計上しております。節19負担金補助及び交付金1億800万円余は、6団体への負担金と国県市補助事業の8事業と市単独3事業の補助金です。 113ページに移ります。目6中山間地域等直接払制度事業費6,142万6千円、前年度比34万1千円の減を計上しています。節19負担金補助及び交付金の6,105万4千円は、36集落への補助金と推進事務費です。 114ページに移ります。目8農地総務費、2億4千万円余、前年比933万9千円の増を計上しています。主に節19負担金補助及び交付金の多面的機能支払事業補助金2億700万円余です。市内56地区において農地ののり面、水路、農道の補修や、農地・農業施設の管理等の地域共同活動等の取組を支援するための補助金です。 115ページに移ります。目9農業施設維持管理費5,024万1千円、前年比449万4千円の減を計上しています。主に節13委託料の16排水機場と自動堰11か所の維持管理業務委託料1,641万2千円を計上しています。 116ページに移ります。目12農地用排水整備事業費3,972万1千円、前年比1,371万2千円の増を計上しています。主に節15工事請負費3,450万円は、単独用排水施設4か所、補助用排水施設2か所の工事費を計上しています。 117ページに移ります。目13ほ場整備事業費3,184万円、前年比569万3千円の増を計上しています。主に節19負担金補助及び交付金2,584万円は、大口西部地区の県営ほ場整備事業費1億2,920万円に伴う負担額20%を計上しています。続いて、目14湛水防除事業費2億1,500万円余、前年比5,921万2千円の増を計上しています。主に節19負担金補助及び交付金1億9千万円余のうちから、県営湛水防除事業負担金として1億7,200万円余を計上しています。内訳は、不知火町の亀松地区、松橋町の豊川北部・中央・南部の4地区になります。 118ページに移ります。項2林業費、目1林業総務費5,264万2千円、前年比3,048万6千円の増を計上しています。主に節13委託料3,328万円のうちから有害鳥獣駆除業務委託料3,315万円は、台湾リスの捕獲活動の人件費及び宇城市猟友会へのイノシシ・シカ・カラス・サルなどの駆除業務委託料等になり、イノシシの捕獲頭数増加等もあり、前年度に1,733万円の増を計上しています。 122ページに移ります。項3水産業費、目4漁港改良費1億3,400万円余、前年比1億500万円余の増を計上しています。主に節15工事請負費8,250万円は、松合漁港救の浦3号防波堤機能保全工事費で、老朽化に伴う防波堤下部の交換部位保護を行い、機能保全を図る事業です。款6商工費、項1商工費、目1商工総務費7,782万7千円、前年比1,063万7千円の増を計上しています。商工会費、商工会及び地域商店会等を振興する予算であります。 124ページに移ります。目3商工振興費9,573万8千円、前年度比1,789万6千円の増を計上しています。主に節15工事請負費2,200万円は、宇城彩館の農林水産物直売交流施設駐車場整備費です。節19負担金補助及び交付金5,635万7千円のうち、主な補助金の内訳は、商工会補助金、ふるさと祭り、不知火海の火まつり、みすみ港祭り、物産展、宇城・上天草大綱引き大会のそれぞれの実行委員会と不知火海伝馬舟競漕大会等になります。 続きまして、歳入の主なものを説明します。23ページへお戻りください。款13使用料及び手数料、項1使用料、目5商工使用料570万8千円、前年度比17万6千円の減を計上しています。節1商工施設使用料の主なものは、フィッシャーマンズワーフ使用料315万円などを計上しています。 32ページに移ります。款15県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金、4億1,700万円余、前年比6,552万6千円の減を計上しています。農業委員会の補助金を除く、中山間地域等直接払制度交付金など経済部所管補助金は4億800万円余を計上しています。 以上で、経済部所管の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 経済部長の説明が終わりました。 ここでしばらく休憩をいたします。             -------○-------               休憩 午後2時00分               再開 午後2時15分             -------○------- ○議長(長谷誠一君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 次に、土木部長に詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 土木部所管の説明を申し上げます。歳出から説明をいたします。 予算書の105ページをお願いします。款4衛生費、項1保健衛生費、目6上水道費で1億7,700万円余、前年度比2,346万1千円の減を計上しております。水道事業会計への補助金及び出資金です。 次の106ページをお願いします。項2環境衛生費、目3生活排水対策費で4,548万9千円、前年度比5,850万7千円の減を計上しております。 次のページをお願いいたします。主に節19負担金補助及び交付金で、説明欄にあります合併浄化槽設置補助金3,984万4千円でございます。 少し飛びます、129ページをお願いします。款7土木費、項1土木管理費、目1土木総務費で1億4,600万円余、前年度比848万8千円の減を計上しております。主に職員人件費です。 132ページをお願いします。項2道路橋りょう費、目2道路維持費で3億4,400万円余、前年度比1,980万3千円の増を計上しております。道路維持補修事業に要する費用です。主なものとしまして節15の工事請負費の2億800万円余です。 133ページに移ります。目3道路新設改良費で19億3,500万円余、前年度比7億6,800万円余減を計上しております。 134ページに移ります。主に節15工事請負費の14億3,600万円余でございます。道路改良事業に要する費用で、戸馳大橋撤去工事また長崎久具線道路改良工事などでございます。 135ページに移ります。目4橋りょう維持費で1億700万円、前年度比2,600万円の減を計上しております。老朽化した橋りょうの補修工事など維持管理に要する費用で、節13委託料8,150万円と節15工事請負費2,500万円です。 137ページに移ります。項3河川費、目3河川改良費で3億5,100万円余、前年度比2億800万円余の増を計上しております。主に節15工事請負費3億2,100万円で、河川の拡幅工事と松橋町大野地区排水ポンプ増設工事でございます。 次に、139ページに移ります。項5都市計画費、目2下水道費で5億3,200万円余を計上しております。下水道事業会計の補助金出資金となっております。次に、目3駅周辺開発推進事業費で1億6,200万円余、前年度比4,943万9千円の増を計上しております。主なものは140ページになります。節15工事請負費としまして、松橋駅周辺開発工事費の1億1,200万円を計上しております。 141ページに移ります。項6住宅費、目1住宅管理費で1億1,800万円余、前年度比2,615万9千円の減で、市営住宅の維持管理費に要する費用です。 少し飛びまして、188ページでございます。款10災害復旧費、項2公共土木施設災害復旧費、目2公園施設災害復旧費で4千万円、前年度比2,900万円の増を計上しております。主に節15工事請負費2,600万円でございます。 続きまして、歳入の主なものを説明いたします。戻りますが24ページになります。款13使用料及び手数料、項1使用料、目6土木使用料で1億6千万円余、前年度比1,983万7千円の増を計上しております。主に節4住宅使用料1億4,300万円余などでございます。 28ページをお願いいたします。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目4土木費国庫補助金16億9千万円余、前年度比9,355万5千円の減を計上しております。主に節1の道路橋りょう費補助金7億800万円余で、道路改良事業等に関するものでございます。 以上で、土木部所管の説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 土木部長の説明が終わりました。 次に、教育部長に説明を求めます。 ◎教育部長(蛇島浩治君) 教育部所管の予算を説明いたします。 まず、歳出の主なものについて説明をいたします。67ページをお願いいたします。最上段は、款2総務費、項1総務管理費、目18熊本地震復興基金事業費、節19負担金補助及び交付金でございます。説明欄の地域コミュニティ施設等再建支援事業補助金615万円は、地域のコミュニティ施設の復旧再建に対する補助金です。財源は、同額が県の熊本地震復興基金交付金となっております。上から3段目の自治公民館等整備費補助金164万1千円は、平成28年熊本地震で被災しました小川町の井手口公民館及び豊野町の鐙ヶ鼻公民館に対する補助金です。 飛びまして、151ページに移ります。款9教育費、項1教育総務費、目3教育振興費で2億3,400万円余、前年度比2億2,400万円余の増を計上しています。教育のICT環境整備のため主にICT支援包括提携事業委託料2,555万2千円、教師用・生徒用パソコンリース料5,489万3千円、備品購入費のうち、パソコン教室のパソコン更新、電子黒板、デジタル教科書等のICT教材購入費1億4,200万円余を新規計上しております。電子黒板、デジタル教科書等の特定財源としまして、その他でふるさと応援寄附金7,920万円を予定しています。 152ページ、目4語学指導費1,124万9千円は、外国語指導助手ALT2人を各中学校に派遣するための委託料です。項2小学校費、目1学校管理費では12億5,600万円余を計上しております。 154ページにお移りください。節13委託料のうち最上段の2千万円は、国の補助事業採択に必須である外構施設の長寿命化計画策定業務委託料を計上しております。節15工事請負費9億7,400万円余の主なものは、各小学校の無線LAN設置工事、不知火小学校校舎改築工事などを予定しています。特定財源として152ページの国庫支出金、負担金でございます。1億800万円余を予定しております。補助率は2分の1でございます。 155ページに移ります。目2教育振興費、節11需用費のうち、消耗品費2,294万円は、教科書改訂に伴う教師用教科書及び指導書の購入費が主なものです。次に、項3中学校費、目1学校管理費では、11億6,400万円余を計上しております。 157ページに移ります。節13委託料1億1,600万円余は、小川中学校校舎等の基本設計業務委託料8,000万円、158ページ最上段の工事監理業務委託料1,950万円は、松橋中学校屋内運動場改修工事が主なものです。節15工事請負費9億4,800万円余は、各中学校無線LAN設置工事2,250万円、松橋中学校屋内運動場改築工事費5億7,700万円、同じく武道場改築工事費3億3,000万円が主なものです。特定財源として、156ページの国庫支出金、補助金でございます。6,257万9千円を予定しております。 174ページに移ります。目5松橋総合体育文化センター費は6億3,600万円余の減額の5,484万7千円としております。昨年度、松橋総合文化センターの改築工事等を計上しておりました関係で今年は減額となっております。節13委託料の松橋総合体育文化センター指定管理業務委託料5,226万2千円が主なものです。 176ページに移ります。目7世界遺産管理費、節13委託料の最上段、耐震改修設計業務委託料615万円は、三角町の旧海運倉庫分でございます。特定財源は、国庫補助の重要文化的景観保護推進事業費補助金303万5千円及び県補助の世界文化遺産登録維持保全業務委託料150万円でございます。項7保健体育費、目1保健体育総務費1億6,300万円を計上しております。 177ページに移ります。節13委託料の不知火地区体育施設指定管理業務委託料3,600万円は、不知火地区の体育施設の指定管理業務委託です。節19負担金補助及び交付金の負担金、熊本県民体育祭負担金1,840万8千円は、本年9月に開催されます県民体育祭の負担金です。 178ページに移ります。同じく補助金下から3段目、総合型地域スポーツクラブ補助金330万円は、市内3つの総合型地域スポーツクラブへの運営補助金150万円と、本年4月から始まる学童スポーツクラブの受け皿となるNPO法人総合型クラブSCC宇城への補助金180万円です。学童スポーツクラブ運営補助金92万5千円は、今までの小学校部活動運動補助金を継続した形での運営補助金です。最後の学童スポーツクラブ大会出場補助金100万円は、これまで部活動で県の予選を経て出場する九州大会以上の大会に補助金を交付しておりましたが、それを継続するものです。 187ページに移ります。項8学校給食費、目4給食センター費、節13委託料、説明欄の最下段の給食調理配送業務委託料8,426万円は、松橋学校給食センターの委託料です。特定財源としまして186ページのその他756万9千円は、県立松橋西支援学校の給食調理を受託しているものです。給食センター建設費8億8,400万円余は、新学校給食センター建設に係る経費で、節13委託料400万円は、学校給食センター建築工事監理業務委託料です。節15工事請負費8億8千万円は、学校給食センター工事費です。委託料、工事費とも継続費の2か年目の予算分です。特定財源として国県支出欄の国庫補助金3,336万4千円は、学校給食センター整備費補助金で補助率は国の基礎額3分の1、一部はアレルギー対策室等でございますが、こちらは2分の1となっております。 189ページに移ります。款10災害復旧費、項3文教施設災害復旧費、目1文化施設災害復旧費、節15工事請負費3,366万円は、市指定文化財の鴨籠橋の災害復旧工事にかかるものです。 続きまして、歳入でございます。歳出で説明しました特定財源は省略いたします。お戻りいただきまして24ページに移ります。款13使用料及び手数料、項1使用料、目7教育使用料、節1小学校施設使用料168万2千円及び節2中学校施設使用料97万6千円は、小中学校体育館の夜間照明使用料、体育館使用料並びにグラウンド使用料です。 25ページに移ります。節5保健体育施設使用料2,093万6千円は、不知火地区を除く市内の体育館、グラウンド、テニスコートなどの使用料です。 28ページに移ります。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目5教育費国庫補助金、節1小学校費補助金142万7千円及び節2中学校費補助金のうち75万3千円は、要保護生徒援助費補助金、特別支援教育就学奨励費補助金です。 33ページに移ります。目8教育費県補助金、節1小学校費補助金のうち子供エコセミナー補助金91万5千円は、環境問題を水俣で学ばせるための補助金で小学校5年生を対象としております。その下の研究指定校費補助金10万円は、県教育委員会から指定された豊川小学校健康教育研究推進事業の補助金でございます。 以上で、一般会計の予算の説明を終わらせていただきます。 ○議長(長谷誠一君) 教育部長の説明が終わりました。これで議案第34号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第35号平成31年度宇城市国民健康保険特別会計予算及び議案第36号平成31年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算の詳細説明を求めます。 ◎市民環境部長(園田敏行君) それでは、別冊の特別会計予算書になります。 議案第35号平成31年度宇城市国民健康保険特別会計予算について詳細説明します。 予算書101ページをお願いします。まず初めに予算の総額です。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ82億7,508万2千円と定めるものです。 107ページに移ります。歳出合計欄で前年度当初予算との比較では1億9700万円余の減で、率で2.3%の減でございます。 まず、歳入です。108から109ページをお願いします。まず款1国民健康保険税は、県が提示しました平成31年度の標準保険税率を基に、県内他市の国保税率との均衡を考慮し、本市独自の軽減策を講じた改正後の税率で算定をしております。前年度比7,476万5千円減で、率で4.7%減の15億300万円余を、見込んでおります。 110ページをお願いします。款5繰入金は、一般会計繰入金6億2,300万円余のほか、国保財政調整基金から約4千万円を取り崩し、保険税に充当することで被保険者に係る保険税負担の軽減を図っております。 次に、歳出です。114から115ページをお願いします。款2保険給付費は、前年度比9,924万9千円の減で、率で1.7%の減、給付費全体では総額59億500万円余で、歳出の約71%を占めております。特定財源としましては、国県支出金58億4,500万円余は、109ページの款3県支出金、項1県補助金の普通交付金を充当しております。10分の10でございます。 続いて、116ページをお願いします。款3国民健康保険事業費納付金は、平成30年度から標準保険料率と合わせ導入されたもので、県が提示しました額に基づき、総額22億800万円余を計上しております。特定財源としましては、国県支出金2億2,100万円余は、同じく項1県補助金の特別交付金を充当しております。 続きまして、118ページに移ります。款5保健事業費は、特定健診受診率向上を図るため総額7,024万9千円を計上しています。特定財源の国県支出金1,991万8千円は、同じく項1県補助金の特別交付金を充当しております。以上で議案第35号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第36号平成31年度宇城市後期高齢者医療特別会計予算につきまして詳細説明します。 予算書の201ページをお願いします。まず初めに予算の総額です。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7億8,943万9千円と定めるものです。 205ページに移ります。歳出合計欄で前年度当初予算との比較では1,025万2千円の増で、率で1.3%の増となります。 まず、歳入です。206ページをお願いします。款1後期高齢者医療保険料は被保険者の増加が見込まれ、前年度比691万6千円の増、率で1.4%増の5億円余を見込んでおります。続いて、款4繰入金は、前年度比356万8千円の増2億7,100万円余で、保険基盤安定事業繰入金や他の特別会計同様、職員人件費等の事務費繰入金を計上しております。 次に歳出です。209ページをお願いします。款2後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、前年度比329万6千円の増、率で0.4%増の7億3,600万円余で、歳出の93%を占めています。 以上で、議案第36号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第35号及び議案第36号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第37号平成31年度宇城市介護保険特別会計予算の詳細説明を求めます。 ◎健康福祉部長(那須聡英君) 議案第37号平成31年度宇城市介護保険特別会計予算について説明します。 特別会計予算書は301ページです。平成31年度は、歳入歳出それぞれ69億1,769万7千円で、対前年度比で6,686万8千円の増額です。 歳入から説明します。308ページに移ります。款1保険料、項1介護保険料は予算額13億4,280万2千円です。65歳以上の第1号被保険者を1万9,600人程度と予測しています。 次に、款3国庫支出金、項1国庫負担金は11億8,500万6千円です。居宅サービス給付金の20%、施設サービス給付費の15%、介護予防高額介護費、特定施設入所サービス費を合算した額です。次に、項2国庫補助金は5億5,208万8千円です。調整交付金、地域支援事業交付金、保険者機能強化推進交付金が主なものです。 309ページに移ります。款4支払基金交付金、項1支払基金交付金は、介護給付費と地域支援事業費合わせて17億8,829万5千円です。次に、款5県支出金、項1県負担金は予算額9億1,791万2千円で、居宅サービス給付費の12.5%、施設サービス給付費の17.5%、介護予防高額介護費、特定施設入所サービス費を合算した額です。 310ページに移ります。項3県補助金は、地域支援事業交付金で3,813万4千円です。款8繰入金、項1一般会計繰入金は、介護給付費、地域支援事業費、事務費、低所得者保険料軽減費として10億4,296万6千円です。 次に、歳出です。314ページに移ります。款1総務費、項3介護認定審査会費、は、介護認定調査員11人の報酬、主治医意見書に係る手数料、宇城広域連合への介護認定審査会負担金で5,558万6千円です。 315ページの款2保険給付費、項1保険給付費は64億7,051万8千円です。国保連合会に支払う審査手数料、要支援・要介護の方への介護サービス等給付費、要支援1、2の方への介護予防サービス等給付費、介護サービスの利用者負担が上限を超えた場合に、その差額を支給する高額介護サービス等給付費、介護保険と医療保険の両方の利用者負担が高額になった場合に設定された限度額との差額を支給する高額医療合算介護サービス等給付費、施設給付費のうち居住費、食費の自己負担額が限度額を超えた部分についてその差額を支給する特定入所者介護サービス等給付費が主なものです。 316ページから317ページの項2地域支援事業費は、2億5,168万4千円です。介護予防・日常生活支援総合事業の通所型介護予防事業、訪問型介護予防事業等や語ろう会、巡回型介護予防事業、地域包括支援センター運営委託料、緊急通報システムの委託料、高額介護予防費給付事業が主なものです。 以上で、議案第37号平成31年度宇城市介護保険特別会計予算の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第37号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第38号平成31年度宇城市奨学金特別会計予算の詳細説明を求めます。 ◎教育部長(蛇島浩治君) 議案第38号平成31年度宇城市奨学金特別会計予算の詳細説明を行います。 予算書の401ページをお開きください。第1条、歳入歳出予算で歳入歳出予算の総額は、それぞれ2,042万8千円と定めるものです。 まず、歳入予算から説明いたします。406ページに移ります。款1財産収入、項1財産運用収入、目1利子及び配当金は、奨学基金利子として25,000円、一番下の款4諸収入、項1貸付金元利収入、目1奨学資金貸付収入は、奨学金の返済金として滞納繰越分を含め2,040万円を予定しています。貸付金の納付期限を明確にし、債権者への連絡体制を強化したため増額をしたものでございます。 次に、歳出を説明します。407ページに移ります。款1育英事業費、節21貸付金は、平成31年度の奨学金貸付金として1,050万円を予定しています。節25積立金は、奨学基金積立金として992万8千円を見込んでいます。なお、平成31年度の貸付は、平成28年度から平成30年度までの継続者11人と平成31年度新規貸付者を11人と見込んでいます。 以上で、議案第38号の奨学金特別会計予算の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第38号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第39号平成31年度宇城市水道事業会計予算及び議案第40号平成31年度宇城市下水道事業会計予算の詳細説明を求めます。 ◎土木部長(成田正博君) 議案第39号平成31年度宇城市水道事業会計予算について説明を申し上げます。 内容説明の前に、まず平成31年度より簡易水道事業特別会計を水道事業会計へ統合しますことによりまして、水道事業会計の歳入歳出それぞれが増額となっていることを申し添えます。 予算書の501ページをお願いします。第3条、収益的収入及び支出です。収入の第1款水道事業収益12億7,424万1千円を計上しております。 502ページになります。支出の第1款水道事業費用12億9,311万8千円を計上しております。次に、第4条、資本的収入及び支出です。収入の第1款資本的収入1億2,196万4千円を計上しております。支出では、第1款資本的支出6億713万6千円を計上しております。 少し飛びます、536ページをお願いします。予算の明細書になります。収益的収入及び支出の収入です。款1水道事業収益、項1営業収益、目1給水収益では前年度より1億8,900万円余増の9億9,200万円余を計上しております。項2営業外収益、目2他会計補助金としまして、前年度より1,492万3千円減の1億100万円余を一般会計繰出基準内補助金として計上しております。 539ページをお願いいたします。支出になります。款1水道事業費用、項1営業費用、目1原水及び浄水費で前年度より1,823万9千円増の4億5,800万円余を計上しております。主なものとしまして、540ページの節37受水費の3億8,300万円余でございます。 541ページをお願いします。目4総係費は、職員の人件費等を計上しており、前年度より4,883万5千円増の1億5,700万円余を計上しております。主なものは542ページ、節18委託料7,093万5千円でございます。 543ページをお願いします。目5減価償却費で前年度より1億円余増の4億2,400万円余を計上しております。 続きまして、546ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の収入でございます。款1資本的収入、項1企業債、目1建設改良企業債で前年度より3千万円減の7千万円を計上しております。項3出資金、目1他会計出資金で前年度より4,076万7千万円増の5,196万1千円を計上しております。 547ページでございます。支出です。款1資本的支出、項1建設改良費、目2施設改良費で前年度より4,850万円減の9,500万円余を計上しております。主なものは節25工事請負費8,400万円でございます。目3施設拡張費は、配水管拡張工事としまして3,530万円を計上しております。 548ページをお願いします。項2企業債償還金、目1企業債償還金で4億5,500万円余を建設改良企業債償還金として計上しております。 以上で、議案第39号の詳細説明を終わります。 続きまして、議案第40号平成31年度宇城市下水道事業会計予算について説明を申し上げます。 予算書の601ページをお願いします。第3条、収益的収入及び支出です。収入の第1款下水道事業収益12億8,651万9千円を計上しております。 次のページをお願いします。支出の第1款下水道事業費用は、14億6,614万6千円を計上しております。第4条、資本的収入及び支出の収入です。第1款資本的収入としまして6億618万1千円、支出では第1款資本的支出10億9,181万7千円としております。 飛びまして633ページをお願いします。予算の明細書で収益的収入及び支出の収入です。款1下水道事業収益、項1営業収益、目1下水道使用料を、前年度より1,041万6千円増の5億4,700万円余を計上しております。項2営業外収益、目2他会計補助金は、4億900万円余を一般会計から繰り入れることとしております。 635ページをお願いします。支出です。款1下水道事業費用、項1営業費用、目2処理場費に前年度より1,103万5千円減の3億2千万円余を計上しております。主なものは637ページの節26委託料1億7,400万円余で、公共下水道処理場及び農業集落排水処理場の維持管理業務委託費です。 638ページをお願いします。目5減価償却費に前年度より1,469万5千円減の7億4,400万円余を計上しております。 640ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の収入です。款1資本的収入、項1企業債から項5出資金までの各節で、平成31年度に予定します事業の特定財源を計上しております。合計で6億600万円余を計上しております。 641ページ、支出でございます。款1資本的支出、項1建設改良費、目1施設建設費に、前年度より9,131万7千円減の1億7,300万円余を計上しております。主なものとしまして節29工事請負費1億70万円で、各事業における工事請負費でございます。 642ページをお願いします。目2施設改良費に前年度より3,500万円増の3億2,400万円を計上しております。主なものは節26委託料、消化槽耐震補強工事委託1億6,160万円などでございます。項2企業債償還金、目1企業債償還金に前年度より1,114万4千円増の5億9,400万円余を計上しております。各事業における企業債の償還金です。 以上で、議案第40号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第39号及び議案第40号の詳細説明が終わりました。 次に、議案第41号平成31年度宇城市民病院事業会計予算の詳細説明を求めます。 ◎市民病院事務長(伊藤博文君) 議案第41号平成31年度宇城市民病院事業会計予算の詳細説明をいたします。 宇城市特別会計予算書701ページです。第3条、収益的収入及び支出予定額です。初めに収入です。第1款病院事業収益を4億5,395万円としています。 702ページに移ります。支出です。第1款病院事業費用を5億2,803万1千円としております。次の第4条、資本的収入及び支出予定額です。初めに収入です。第1款資本的収入を962万3千円としています。支出です。第1款資本的支出を2,036万3千円としています。 703ページに移ります。第5条は、債務負担行為の設定です。起債の15件を設定するものです。第6条は、起債の目的、限度額等を定めるものです。病院事業としての借入限度額を810万円としています。 少し飛びまして、734ページに移ります。予算の明細書です。まず収益的収入及び支出の収入明細です。款1病院事業収益の本年度欄になります4億5,300万円余としています。その主な内容になります。項1医業収益4億600万円余は、患者数の減等により前年度より840万6千円の減額です。項2医業外収益4,716万5千円は、一般会計からの繰入れになります他会計負担金の減額等により前年度より165万3千円の減額です。 735ページに移ります。項3特別利益、目3その他特別利益は、平成26年度企業会計制度の改正にあたり、退職引当金約2億3,300万円余を平成26年度に計上し、一般会計から分割して繰入れをしておりましたが、平成30年度が最終年度となり、前年度より3,349万4千円の減額です。 736ページに移ります。収益的収入及び支出の支出明細です。款1病院事業費用の本年度欄になります5億2,800万円余としています。その主な内容です。医師、看護師、技師職員等の職員及び非常勤職員等の人件費であります目1給与費が、3億4,300万円余で産休代替え職員の賃金の増等により前年度より1,038万1千円増額となっています。 737ページに移ります。目3経費は1億1,800万円余で、光熱水費及び委託料などの費用で、前年度より1,006万6千円の増額です。 743ページに移ります。資本的収入及び支出の収入明細です。款1資本的収入の本年度欄になります962万3千円としています。主な内容は、項1企業債810万円、企業債の償還に係る一般会計からの繰入れになります項2出資金152万円です。 744ページに移ります。資本的収入及び支出の支出明細です。款1資本的支出の本年度欄になります2,036万3千円としています。その内訳になります駐車場横のブロック工事と照明工事等として、項1建設改良費、目1病院施設改良費を510万円、医療機器等の購入及び企業会計システム更新費用で、目2有形固定資産購入費を1,222万2千円、借入れをしている企業債の元金償還になります項2企業債償還金304万1千円を計上しています。 以上で、議案第41号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 議案第41号の詳細説明が終わりました。 次に、同意第1号副市長の選任について(浅井正文氏)の詳細説明を求めます。 ◎総務部長(成松英隆君) 同意第1号副市長の選任についてです。議案集は46ページ、資料集が56ページになります。 本案は、現副市長が平成27年4月1日付で就任され、平成31年3月31日までの任期であることから、今回任期満了に伴う選任同意をお願いするものでございます。今回副市長として選任同意をお願いするのは、浅井正文氏でありまして、人格が高潔で行政運営に関し優れた識見を有する者であり、再度同意をお願いするものであります。 以上で、同意第1号の詳細説明を終わります。 ○議長(長谷誠一君) 同意第1号の詳細説明が終わりました。             -------○------- △日程第48 休会の件 ○議長(長谷誠一君) 日程第48、休会の件を議題とします。 お諮りします。明日2月19日火曜日及び20日水曜日は、議事整理のため休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。            [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(長谷誠一君) 異議なしと認めます。 したがって、明日2月19日及び20日は休会することに決定しました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。本日は、これで散会します。 来たる21木曜日は、午前10時までに本会議場に御参集願います。 どなた様も御苦労様でした。             -------○-------               散会 午後3時03分...