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12月09日-01号

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  1. 宇城市議会 2005-12-09
    12月09日-01号


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    平成17年12月 定例会(第4回)                              平成17年第4回宇城市議会定例会(第1号)                           平成17年12月9日(金)                           午前10時00分 開議1 議事日程 日程第1          会議録署名議員の指名 日程第2          会期の決定 日程第3          諸報告 日程第4  発議第31号  「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書の               提出について 日程第5  発議第32号  議会制度改革早期実現に関する意見書の提出につい               て 日程第6          常任委員会報告経済常任委員会) 日程第7          宇城市民病院経営調査特別委員会中間報告 日程第8          豊野支所庁舎建設対策調査特別委員会中間報告 日程第9          宇城市庁舎別棟建設対策調査特別委員会中間報告 日程第10 議案第89号  宇城市議会議員の定数を定める条例の制定について 日程第11 議案第90号  宇城市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する               条例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 議案第91号  宇城市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定につ               いて 日程第13 議案第92号  宇城市農産物処理加工センター条例の制定について 日程第14 議案第93号  宇城市食肉卸売市場条例の一部を改正する条例の制定               について 日程第15 議案第94号  宇城市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定につ               いて 日程第16 議案第95号  宇城市不知火温泉ふるさと交流センター条例の制定に               ついて 日程第17 議案第96号  宇城市アグリパーク豊野条例の制定について 日程第18 議案第97号  宇城市三角西港観光施設条例の制定について 日程第19 議案第98号  宇城市三角駅前フィッシャーマンズワーフ条例の制定               について 日程第20 議案第99号  宇城市都市公園条例の一部を改正する条例の制定につ               いて 日程第21 議案第100号 宇城市総合健康福祉センター条例の制定について 日程第22 議案第101号 宇城市豊野福祉センター条例の制定について 日程第23 議案第102号 宇城市老人福祉センター条例の制定について 日程第24 議案第103号 宇城市老人福祉センター管理委託に関する条例を廃               止する条例の制定について 日程第25 議案第104号 宇城市元気老人交流施設条例の制定について 日程第26 議案第105号 宇城市コミュニティーセンター条例の一部を改正する               条例の制定について 日程第27 議案第106号 宇城市民館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第28 議案第107号 宇城市不知火美術館条例の一部を改正する条例の制定               について 日程第29 議案第108号 宇城市不知火温水プール条例の制定について 日程第30 議案第109号 財産の無償譲渡について 日程第31 議案第110号 あらたに生じた土地の確認について 日程第32 議案第111号 字の区域の変更について 日程第33 議案第112号 損害賠償の額を定めることについて 日程第34 議案第113号 土地改良事業の実施について 日程第35 議案第114号 上天草・宇城水道企業団の規約の一部変更について 日程第36 議案第115号 上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団体の数               の増減及び規約の一部変更について 日程第37 議案第116号 平成17年度宇城市一般会計補正予算(第3号) 日程第38 議案第117号 平成17年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算                (第2号) 日程第39 議案第118号 平成17年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算                (第3号) 日程第40 議案第119号 平成17年度宇城市農業集落排水事業特別会計補正予               算(第3号) 日程第41 議案第120号 平成17年度宇城市公共下水道事業特別会計補正予算               (第3号) 日程第42 議案第121号 平成17年度国民健康保険宇城市民病院事業会計補正               予算(第2号)2 本日の会議に付した事件 議事日程のとおり3 出席議員は次のとおりである。(77名)  1番 吉 冨 元 浩 君           2番 稲 葉 茂 見 君  3番 大 嶋 秀 敏 君           4番 益 田 和 成 君  5番 田 端 好 隆 君           6番 尾 﨑 治 彦 君  7番 松 本 民 雄 君           8番 五 嶋 映 司 君  9番 藤 木   保 君          10番 右 山   剛 君 11番 前 川 克 己 君          12番 椎 野 和 代 君 13番 久 保 洋 行 君          14番 橋 田 和 征 君 15番 稲 田   覺 君          16番 河 野 一 郎 君 17番 坂 本 順 三 君          18番 中 村 友 博 君 19番 山 本 輝 博 君          20番 元 田 幸 一 君 21番 坂 﨑 改 輝 君          22番 平 野 保 之 君 23番 山 岡 祥 二 君          24番 野 田   寛 君 25番 谷 川 敏 勝 君          26番 深 田 義 實 君 27番 緒 方 市 男 君          28番 正 垣 安 博 君 29番 松 下 倫 三 君          30番 西 村   智 君 31番 髙 島   晃 君          32番 栗 﨑 秀 人 君 33番 宮 﨑 正 光 君          34番 長 谷 誠 一 君 35番 松 野 孝 敏 君          36番 亀 田 靖 紘 君 37番 上 村 宏 一 君          38番 北 岡 宏 一 君 39番 村 田 幸 博 君          40番 緒 方 幸 一 君 41番 入 江   學 君          42番 堀 川 三 郎 君 43番 有 馬 俊 一 君          44番 中 村 勝 也 君 45番 末 松 立 身 君           46番 原 田 正 義 君 47番 清 水   忠 君          48番 米 村 和 雄 君 49番 坂 本   茂 君          50番 宮 中   叶 君 51番 川 本 盛二郎 君          52番 深 水   格 君 53番 枝 村 範 嗣 君          54番 中 山 弘 幸 君 55番 鯛 瀬 優 一 君          56番 豊 田 紀代美 君 57番 岩 﨑 紘 一 君          58番 古 川 紀 満 君 59番 沖 村 昭 夫 君          60番 石 川 洋 一 君 61番 松 本 一 誠 君          62番 岡 本 泰 章 君 63番 米 田 隆 男 君          64番 福 田 俊 男 君 65番 豊 田 茂 稔 君          66番 北 園 國 光 君 67番 宮 田 研 藏 君          68番 坂 田 清 一 君 69番 清 成 澄 人 君          70番 高 橋 節 夫 君 71番 中 内   孝 君          72番 岩 﨑   卓 君 73番 小 石 義 輝 君          74番 西 岡 ミチ子 君 75番 楠 田   浩 君          76番 坂 本 勝 藏 君 77番 吉 野 不二夫 君4 欠席議員なし5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長  吉 田 耕 治 君 書    記  河 村 孝 義 君   書    記  坂 本 優 子 君 書    記  三 村 修 司 君   書    記  西 山 明 毅 君6 説明のため出席した者の職氏名 市長     阿曽田   清 君   助役       飯 田 精 也 君 収入役    坂 梨 博 幸 君   教育長      長 田 政 敏 君 教育委員長  吉 﨑   潔 君   総務部長     鉄 石 憲 一 君 企画部長   丸 目 季 廣 君   市民部長     沖 村   清 君 福祉部長   村 本 憲 昭 君   経済部長     上 野 和 範 君 土木部長   土 村 千佳雄 君   教育部長     米 村   諭 君 企画部次長  河 田 信 之 君   市民部次長    岩 永 義 輝 君 福祉部次長  林 田 清 春 君   教育部次長    斉 藤 久 男 君 三角支所長  吉 田 俊 伸 君   不知火支所長   坂 﨑 秀 直 君 松橋市民          松 田 節 子 君   小川支所長    宮 﨑 一 誠 君 センター長  豊野支所長  宮 村 成 信 君   市民病院事務長  岡 本 啓 子 君 農業委員会                       尾 﨑 基 雄 君   監査委員事務局長 村 上 民 雄 君 事務局長                                開会 午前10時00分             -------○------- ○議長(楠田浩君) ただいまから、平成17年第4回宇城市議会定例会を開会します。 これから、本日の会議を開きます。             -------○------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(楠田浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって、13番久保議員、14番橋田議員の2名を指名します。             -------○------- △日程第2 会期の決定 ○議長(楠田浩君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。お諮りします。本定例会の会期は、本日12月9日から19日までの11日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月19日までの11日間に決定しました。             -------○------- △日程第3 諸報告 ○議長(楠田浩君) 次に、日程第3、諸報告を行います。まず、諸般の報告を行います。議長の諸般の報告として、主な公式行事についてはお手元に配布しております議長の諸般の報告1ページのとおりであります。まず、11月14日、東京都で開催されました地方分権改革決起大会に出席いたしました。大会では、小泉内閣総理大臣の強いリーダーシップの下、地方の改革案に沿って強力に三位一体の改革を進めることなどを強く求める三位一体改革の推進に関する緊急決議、及び先に厚生労働省が提出した地方の負担増加を前提とした生活保護及び児童扶養手当に関する見直し案に対し、これを断固反対することを内容とする生活保護等の地方への負担転嫁に反対する特別決議を満場一致で採択しました。決議事項を2ページから4ページに添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 次に、11月24日宇城市町議会議長会において、熊本県選出国会議員団に要請いたしました6項目を5ページから8ページに添付しております。 次に、九州新幹線待避駅誘致の経過について報告いたします。九州新幹線待避駅として、熊本県宇城市に新駅を設置することの要望書を10月17日、熊本県知事及び熊本県議会議長へ、10月20日九州新幹線建設局長へ、11月15日鉄道局幹線鉄道課長及び衆議院議員園田博之氏へ、11月25日鉄道局局長、次長及び幹線鉄道課長へ提出いたしましたことをここに報告いたします。また、11月9日経済常任委員会同行にて、九州新幹線建設局長へ要望をいたしました。 次に、9ページから24ページのとおり、監査委員から平成17年6月分から9月分の宇城市の例月現金出納検査の結果に関する報告書が提出されております。 次に、25ページ及び26ページのとおり、三角島原フェリー航路の存続に関する陳情及び三角島原間における定期旅客フェリーの航路維持のための支援措置の実施についての陳情が提出され、受理しております。 この2件の取り扱いについては、陳情第4号及び陳情第5号として、所管の総務常任委員会に審査を付託します。 さらに、27ページ及び28ページのとおり、全国市議会議長会から「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書及び議会制度改革早期実現に関する意見書の提出依頼があっておりますことを報告いたします。 以上で、議長の諸般の報告を終わります。 次に、市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。 ◎市長(阿曽田清君) 新幹線待避駅誘致の経過についてご報告いたします。 九州新幹線鹿児島ルートにつきましては、昭和59年3月に本県のルート並びに停車駅の計画案が発表されましたが、この計画案によりますと、熊本駅、新八代駅及び新水俣駅の3駅が盛り込まれておりました。その後、昭和60年7月、玉名市を中心に県北の4市15町1村による九州新幹線新玉名駅誘致期成会が結成され、地域をあげた熱烈な誘致活動が12年の長きにわたり展開された結果、平成10年3月に認可にこぎ着け、現在県内4駅が設置されることになっております。さて、宇城管内においても旧不知火町、旧豊野町議会において、新幹線駅の誘致が議題として論議されておりましたが、具体的な行動には至っておりませんでした。そこで今回、これらの経緯を踏まえ、宇城市といたしましても九州の中央、県央に位置し、西は天草、東は上・下益城を経て、宮崎県高千穂、延岡方面を結ぶ交通の結節点でもあるとともに、宇城・上益城及び天草地域の38万人もの人口を要し、豊かな自然と文化、歴史に恵まれた多様な資源を有しており、今後さらに発展する可能性を秘めた地域でありますが、九州新幹線は開業を5年後に控え、時機を既に逸しており、建設は極めてハードルが高いと認識をいたしております。三位一体改革の時代を迎え、地方分権の推進等、社会情勢の大転換期であり、環境はさらに厳しさが加速しております。しかしながら、新幹線駅を設置することは将来の拠点都市を目指す宇城市として、20年後、50年後を展望するとき有効な手段であると新たに確信し、新幹線待避駅としての誘致を推進することにいたしたところであります。これまでの活動としましては、本年7月にJR九州をはじめ国土交通省、さらには熊本県や総務省の関係当局へ九州新幹線待避駅としての新駅設置について直接要望してまいりました。また、公益的な運動の必要性から、宇城市町長会上益城町村会及び天草市町長会に対しまして、新幹線駅誘致期成会の設立について、議会と一体となってご相談を申し上げてきたところであります。今後は早急に期成会を立ち上げるため、12月13日に関係市町主管課長会議を開催し、12月26日に市町長及び議会議長による設立準備会を開催する予定であります。地域あげて気運を盛り上げるために、関係団体による期成会総会、総決起大会等を年度内に開催し、18年度においては基本構想、基本計画等を策定し、関係機関等に対し陳情等を展開する予定といたしておるところであります。 以上、経過並びに概略を申し上げましたが、本市はもとより関係市町の将来展望において、新幹線待避駅の実現は重要で重大な事業であるとの認識のもと、誘致に向け強力にねばり強く推進してまいりたく存じますので、議員各位におかれましてもご指導・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新幹線待避駅誘致に関する報告とさせていただきます。 ○議長(楠田浩君) 以上で、行政報告は終わりました。 これで諸報告を終わります。             -------○------- △日程第4 発議第31号 「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書の提出について ○議長(楠田浩君) 日程第4、発議第31号「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書の提出についてを議題とします。 お諮りします。本案に対する提出者の趣旨説明は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 異議なしと認めます。したがって、本案に対する提出者の趣旨説明は省略することに決定しました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 討論なしと認めます。これから、発議第31号「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書の提出についてを採決します。採決は起立によって行います。発議第31号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(楠田浩君) 起立多数です。したがって、発議第31号「真の地方分権改革の確実な実現」に関する意見書の提出については、原案のとおり可決しました。             -------○------- △日程第5 発議第32号 議会制度改革早期実現に関する意見書の提出について ○議長(楠田浩君) 日程第5、発議第32号議会制度改革早期実現に関する意見書の提出についてを議題とします。  お諮りします。本案に対する提出者の趣旨説明は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 異議なしと認めます。したがって、本案に対する提出者の趣旨説明は省略することに決定しました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(楠田浩君) 質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 討論なしと認めます。これから、発議第32号議会制度改革早期実現に関する意見書の提出についてを採決します。採決は起立によって行います。発議第32号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(楠田浩君) 起立多数です。したがって、発議第32号議会制度改革早期実現に関する意見書の提出については、原案のとおり可決しました。             -------○------- △日程第6 常任委員会報告経済常任委員会) ○議長(楠田浩君) 次に、日程第6、常任委員会報告を行います。経済常任委員会から、閉会中の調査報告があっておりますので委員長に報告を求めます。 ◎経済常任委員長枝村範嗣君) 経済常任委員会で閉会中継続調査しました農産物等販売施設経営状況及び施設整備計画の調査の件について、調査の経過と結果について報告します。 11月24日、坂本勝藏委員を除く全委員が出席して、経済部長商工観光課長農政課長企画課長及び豊野支所産業課長に出席を求め開催しました。まず、宇城市アグリパーク豊野の増改築について、豊野支所産業課長に説明を求めました。説明の主なものは、農産物等販売施設宇城市アグリパーク豊野は、平成4年に80名で出荷協議会を発足し、現在315名の構成員となっている。青空市場の施設について、床面積が103㎡で南北に細長く手狭なため、買い物客と出荷者とで混雑している状況である。天井が低いため、夏場は気温の上昇により野菜等の傷みが早く、商品価値の低下を招いており、また西側の出入り口がオープンのため不衛生である。近年買い物客の増加により駐車スペースが不足しているため、空調設備の導入による出荷物の鮮度の保持と駐車スペースの確保を余儀なくされている状態である。10月24日に開催された理事会において協議し、改築を決議したところである。計画している施設の概要としては、床面積が104坪で、1階に9.5坪の軽食コーナーを設け、物産館の前と青空市場の裏側に普通車及び大型車の駐車スペースを設けるようにしている。総事業費は約1億1,200万円で、財源としては平成18年度開始予定の国の補助金を半額とアグリパーク特定目的基金3,337万円を充当し、残りの約2,300万円については一般財源により建設したいとの説明があった。 続いて質疑に入りました。質疑の主なものを報告します。委員から、「財源について国の補助事業を申請するとのことだが、1回申請したら終わりか。次回以降も申請できるのか」との質疑があり、「詳細については要項ができていないので不明である」との答弁があった。また、「現在の売り場の面積でどれぐらいの売り上げがあり、増改築後はどれぐらいの売り上げを見込んでいるのか」との質疑に対し、「平成16年度の売り上げは2億1,689万3千円で、平成7年度からは年々上昇している。目標はまだ立てていないとの説明があった」との答弁があった。この点については、委員から「計画を立てて目標を明確にしながら対応してもらいたい」との意見があった。また、ほかの委員から「平成18年度に完成したいということであれば、県との協議を進めているのか」との質疑があり、「宇城地域振興局に対してアグリパークを増改築したいと伝えている。ただしっかりした方針が決まっていないので、県としては国からの指令を待っている」との答弁があり、「今の時点で平成18年度の当初予算に計上したいのか。また、国の認可が下りない場合は減額補正する可能性があるのか」との質疑に対しては、「できれば当初予算に計上したいが今の時点でははっきりしないので、国の補助対象とならなかった場合には一般財源の積み込みで事業を行うかどうかについては検討したい」との答弁があった。 質疑を終結後、宇城市アグリパーク豊野の増改築についてはもう少し計画が煮詰まってから、再度委員会で検討すべきであるとの決定がされました。 以上をもちまして、経済常任委員会における農産物等販売施設経営状況及び施設整備計画の調査の件についての調査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(楠田浩君) 経済常任委員長の報告が終わりました。これで、経済常任委員会の報告を終わります。             -------○------- △日程第7 宇城市民病院経営調査特別委員会中間報告 ○議長(楠田浩君) 次に、日程第7、宇城市民病院経営調査特別委員会中間報告を議題とします。宇城市民病院経営調査特別委員会から、宇城市民病院経営調査について中間報告をしたいとの申し出があっております。お諮りします。申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。ご異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 異議なしと認めます。宇城市民病院経営調査特別委員会中間報告を受けることに決定しました。委員長の発言を許します。 ◎宇城市民病院経営調査特別委員長(西村智君) 宇城市民病院経営調査特別委員会における調査の経過と当委員会の意見について中間報告を申し上げます。 当委員会におきましては、これまで5月11日、8月23日及び11月28日の3回にわたり委員会を開き、説明員として事務長、健康増進課長に出席を求め、宇城市民病院の経営調査にあたりました。第1回及び第2回の委員会においては、事務長の現状報告の後、各委員から意見を出していただきました。第5回の委員会では、まず事務長から説明を受けました。説明の主なものは、市民病院の現状報告について、入院患者数は8月は多いが9月、10月は落ち込んでいる。しかし平成15年度、16年度に比べて増えている。入院については45床のうち8月が34.7人、9月は31.2人、10月は28.5人の利用である。11月はさらに落ち込んでいる。外来患者数は平成15年度、16年度、17年度と比較して少し増えてはいるがあまり変化はない。外来患者の1日当たりの平均数は105人程度である。収支の状況は、平成15、16、17年度と全体的に増加しているとの内容でした。また、政府管掌健診指定病院については、12月議会に政府管掌指定のための設計委託料予算を計上している。改修の内容は、社会保険庁からの指摘の部分を含めて検討していきたい。今後のスケジュールは、12月補正が承認された後、設計委託をしたい。平成18年の1月に設計図の完了をし、1月下旬から2月初めに設計図を持って社会保険庁に再申請をしたい。3月には契約ができると思う。5月半ばごろに改修工事をしたいとの説明でした。事務長の説明の後、委員の意見を求めました。 委員の皆様からの意見の主なものについて報告を申し上げます。まず、宇城市民病院の経営に関する調査の件については、入院患者数が45床のうち30床程度である。入院患者数をもっと増やすように努力してもらいたい。個室については、常に満床状態であるので、入院患者数を増やすために必要であればトイレ付きの個室を設置すべきではないか。トイレ付き個室の需要を調査してもらいたいという意見がありました。また、政府管掌指定病院については、医師を招聘する必要についてこれまでも委員会の中で強く言ってきたが、現在のところ招聘はできていない。市長と病院長が積極的に医師の招聘に取り組むべきであるという意見がありました。その他については、レセプトなどの医療事務を民間業者に委託しているが、委託ではなく職員ですべきである。現在は人事異動の関係で専門的に事務を行うことは難しいかもしれないが、市長に対して検討してもらうよう申し入れるべきであるという意見がありました。 以上、本委員会の調査の経過について中間報告といたします。 ○議長(楠田浩君) 委員長の報告が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 質疑なしと認めます。 これで、宇城市民病院経営調査特別委員会中間報告を終わります。             -------○------- △日程第8 豊野支所庁舎建設対策調査特別委員会中間報告 ○議長(楠田浩君) 次に、日程第8、豊野支所庁舎建設対策調査特別委員会中間報告を議題とします。豊野支所庁舎建設対策調査特別委員会から豊野支所庁舎建設対策調査について中間報告をしたいとの申し出があっております。お諮りします。申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。ご異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 異議なしと認めます。豊野支所庁舎建設対策調査特別委員会の中間報告を受けることに決定しました。委員長の発言を許します。 ◎豊野支所庁舎建設対策調査特別委員長(野田寛君) 豊野支所庁舎建設対策調査特別委員会における調査の経過について、中間報告を申し上げます。 当委員会におきましては、これまで4月15日、8月24日、11月22日の3回にわたり委員会を開き、説明員として総務部長豊野支所長、財政課長及び豊野支所総務課長の出席を求め、全員協議会室において豊野支所庁舎建設対策の調査にあたりました。調査にあたっては、第1回の委員会では旧豊野町において当時の課長、係長で構成された豊野町役場庁舎建設検討会議の中で審議された豊野庁舎建設の概要について豊野支所長に説明を求めました。また第2回の委員会においては、前回の委員会後の建設計画の経過について豊野支所長に説明を求めました。第3回の委員会では、まず豊野支所長からの説明を受けました。説明の概要について主なものを申し上げます。支所庁舎は2階建てとし、保健センターを併設する。また1階のみに事務スペースを設け、2階部分は市民センターとして大会議室1室及び小会議室2室を設ける。市民センターの夜間の出入り用として、専用の出入り口を設ける。今定例会に造成・解体工事の予算を計上し、予算承認後造成工事を行い、平成17年度中に終了する。平成18年度早々に本体工事に着工し、年度内の完成を予定しているとの説明であった。 豊野支所長の説明の後、各委員の意見を求めましたが、意見・要望等については特にありませんでした。 以上で、本委員会の調査の中間報告といたします。 ○議長(楠田浩君) 委員長の報告が終わりました。 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 質疑なしと認めます。 これで、豊野支所庁舎建設対策調査特別委員会中間報告を終わります。             -------○------- △日程第9 宇城市庁舎別棟建設対策調査特別委員会中間報告 ○議長(楠田浩君) 次に、日程第9、宇城市庁舎別棟建設対策調査特別委員会中間報告を議題とします。宇城市庁舎別棟建設対策調査特別委員会から宇城市庁舎別棟建設対策調査について中間報告を最終日にしたいとの申し出があっております。お諮りします。申し出のとおり最終日に報告を受けることにしたいと思います。ご異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(楠田浩君) 異議なしと認めます。宇城市庁舎別棟建設対策調査特別委員会の中間報告については、最終日に行うことに決定しました。             -------○------- △日程第10 議案第89号  宇城市議会議員の定数を定める条例の制定について △日程第11 議案第90号  宇城市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正する条例の制定について △日程第12 議案第91号  宇城市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について △日程第13 議案第92号  宇城市農産物処理加工センター条例の制定について △日程第14 議案第93号  宇城市食肉卸売市場条例の一部を改正する条例の制定について △日程第15 議案第94号  宇城市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について △日程第16 議案第95号  宇城市不知火温泉ふるさと交流センター条例の制定について △日程第17 議案第96号  宇城市アグリパーク豊野条例の制定について △日程第18 議案第97号  宇城市三角西港観光施設条例の制定について △日程第19 議案第98号  宇城市三角駅前フィッシャーマンズワーフ条例の制定について △日程第20 議案第99号  宇城市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について △日程第21 議案第100号 宇城市総合健康福祉センター条例の制定について △日程第22 議案第101号 宇城市豊野福祉センター条例の制定について △日程第23 議案第102号 宇城市老人福祉センター条例の制定について △日程第24 議案第103号 宇城市老人福祉センター管理委託に関する条例を廃止する条例の制定について △日程第25 議案第104号 宇城市元気老人交流施設条例の制定について △日程第26 議案第105号 宇城市コミュニティーセンター条例の一部を改正する条例の制定について △日程第27 議案第106号 宇城市民館条例の一部を改正する条例の制定について △日程第28 議案第107号 宇城市不知火美術館条例の一部を改正する条例の制定について △日程第29 議案第108号 宇城市不知火温水プール条例の制定について △日程第30 議案第109号 財産の無償譲渡について △日程第31 議案第110号 あらたに生じた土地の確認について △日程第32 議案第111号 字の区域の変更について △日程第33 議案第112号 損害賠償の額を定めることについて △日程第34 議案第113号 土地改良事業の実施について △日程第35 議案第114号 上天草・宇城水道企業団の規約の一部変更について △日程第36 議案第115号 上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の一部変更について △日程第37 議案第116号 平成17年度宇城市一般会計補正予算(第3号) △日程第38 議案第117号 平成17年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) △日程第39 議案第118号 平成17年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) △日程第40 議案第119号 平成17年度宇城市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) △日程第41 議案第120号 平成17年度宇城市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) △日程第42 議案第121号 平成17年度国民健康保険宇城市民病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(楠田浩君) 次に、日程第10、議案第89号宇城市議会議員の定数を定める条例の制定についてから、日程第42、議案第121号平成17年度国民健康保険宇城市民病院事業会計補正予算(第2号)までを一括議題とします。市長から一括して提案理由の説明を求めます。 ◎市長(阿曽田清君) 今回の定例市議会に提出しております議案の説明に先立ち、最近の市政の情勢についていくつかご報告申し上げます。 まず、アスベスト対策の経過について申し上げます。本市では、8月1日に全部署からなるアスベスト対策委員会を設立し、同時に市民からの相談窓口を開設いたしました。また8月15日号の市広報紙により、住民への周知等をはかり、あわせて各担当部署におきましてはアスベスト関連の実態調査や住民からの相談等を開始し、国・県と連携を図りながら行政対応を行ってきたところであります。一方、市の関係施設171ヵ所の調査をこれまで実施いたしましたが、調査いたしました施設の中で飛散の疑いのある20施設のサンプルを採取して専門調査機関へ分析調査を依頼しておりましたところ、17施設が基準値以下の結果となりました。これらの対策を行う中で、アスベストに関する要望書を熊本県知事へ提出し、早急な方策を求めております。9月28日には、厚生労働省の要請により参考人としてアスベスト専門家会議へ本市のアスベスト健康管理システム等の説明をいたすなどの対応をいたしてまいりました。 次に、宇城市国際理解教育特区の認定を受けましたので、その取り組みについて申し上げます。教育委員会では、教育特区の認定を受けるため、本年4月からその内容の検討を始めました。まず、宇城市教育特区準備委員会を立ち上げ、企画委員会並びに実行委員会を組織化し、実行委員会では伝統食文化部会、外国語部会、教育課程部会の3部会を設け、内容を検討した結果、伝統食文化部会においては、宇城市の伝統食文化に親しみ、コミュニケーションに対する能力を身につけた児童生徒の育成を目指すことを決定し、外国語部会では外国語を話せる市民を目指した外国語教育の実践を目指す宇城市国際理解教育特区を設けるために、国に対し認定申請をすることで進めてまいりました。伝統食文化部会の内容につきましては、小・中学校における総合的な学習の時間、小学3年から中学3年生の中での伝統食文化の時間による地域の伝統、食文化の学習を行ってまいります。外国語部会につきましては、小学校1年生から中学校3年生までに英会話科を新設し、さらに中学校の選択教科における中国語の学習の実施に取り組んでまいります。これらの学習により、小・中学校の10年間を見通した系統性、継続性のある国際理解教育を行い、新しい宇城市民としての誇りを養うとともに、21世紀の国際社会に貢献できる児童生徒の育成を図る考えであります。去る9月26日に認定申請を行い、11月22日付けで決定の連絡があり、12月6日に首相官邸におきまして認定書授与式が行われ、直接総理大臣から受領してきたところでございます。現在、平成18年4月1日の実施に向けて、教育特区推進委員会を設けて、教材作成や購入のための諸手続き、教育課程編成の取り組み及び教職員の研修や保護者への啓発などを進めております。 次に、健康立市の取り組みについてご報告いたします。私は重要政策に健康立市を掲げ、市民の皆さん方とともに健康づくりを進めておりますが、その施策の一つとして11月に健康立市宣言市民大会を開催いたしました。2日間で3千人を超える市民の方々にご参加をいただき、市民の協働、意識の共有の面でも大きな収穫があったと存じております。また、健康診断の充実を考えたMRI脳検診につきましては、各検診機関の処理能力を超える7千人以上の申し込みがあったため、本年度は基本検診を受診している方に限定し脳検診を受けていただくことにいたしました。今回受診できない方につきましては、翌年度以降の検診で対応する予定であります。健康づくりは医療費対策を含め今後において重要な分野であり、そのキーマンとなる保健師、管理栄養士等の充実を図り、分担と責任を明確にした事務体制の強化を推し進めていく考えであります。 続いて、宇城市伝統文化芸能まつりについてご報告申し上げます。地域に生まれ、地域で育ち、受け継がれてきた数多くの伝統芸能が宇城市に存在しております。その素晴らしい郷土の伝統芸能が、ところによっては消え去ろうとしている中、現在継承されております文化、芸能を永遠に引き続いていく目的で10月30日に開催をいたしました。今回出場されました18団体によります華麗で、そして勇壮な演舞、演奏は延べ1,200人もの観客で超満員となりました。観客を魅了し、惜しみない拍手、喝采が送られておりました。今後ともこれを契機に地域に残ります伝統芸能を伝統文化継承条例の下で守り続けていきたいと思います。 続きまして、第1回宇城市物産展についてご報告いたします。宇城市の優れた特産品の振興及びPRを図る目的で、11月26日、27日の2日間にわたり小川町ダイヤモンドシティ・バリューの特設会場で開催いたしました。宇城市内に店舗を構える事業者及び団体等から特産品や加工品を中心に合計74店舗が出店され、中央ステージでは開会式を皮切りに郷土芸能、RKKラジオの生中継、おらが村の自慢大会の催し物もあり、大いに盛り上がりました。また、宇城市のとれたての新米の米すくい大会には長蛇の列ができ、熱気球体験飛行、親子木工教室も大人気でした。天候にも恵まれ、延べ1万3千人を超える人出で賑わい、売り上げ総額は1,000万円を超え、大盛況のうちに終えることができました。 次に、宇城市合併1周年記念式典についてご説明いたします。来年の1月15日をもって宇城市誕生から1周年を迎えます。そこで合併にご尽力いただきました関係者並びに宇城市民の皆様とともに1周年をお祝いしたいと思います。開催期日につきましては、会場の都合でやむなく1月29日を予定しております。 次に、今回提案いたしております条例についてご説明いたします。 議案第89号の宇城市議会議員の定数を定める条例の制定におきましては、合併在任特例によります議員の皆さんの定数を28人とするものでございますが、条例の施行日以後最初に行われる選挙においては30人とする条例の制定であります。 また、議案第90号から議案第108号までの19議案は、指定管理者制度の施行に伴う条例改正をご提案いたしております。そのほかに、財産の無償譲渡、損害賠償の額を定める議案等を7議案ご提案いたしております。 最後に、今回提案いたしております補正予算について概要をご説明申し上げます。今回の一般会計補正予算(第3号)につきましては、3億189万5千円を追加し、予算の総額の242億3,060万1千円とするものであります。まず、歳入予算の主なものといたしまして、市税の1億900万円につきましては、ゴルフ場の固定資産税滞納繰越分を計上いたしております。繰入金の7,702万5千円については、豊野支所建設の本年度事業分として支所建設基金を繰入れるものであります。そのほか、国・県支出金及び諸収入では宝くじ助成事業補助金、国・県支出金の過年度精算金を追加するものであります。 次に、歳出予算の主なものについてご説明申し上げます。総務費につきましては、豊野支所の平成18年度建設に伴う保健センターの解体、市道の付替え工事、電気・電話の移設等の本年度分の事業費7,702万5千円であります。民生費につきましては、老人福祉費、児童福祉費、生活保護等のそれぞれの事業におきまして、これまでの実績と今後の見込みによる調整等を補正いたしております。農林水産業につきましては、海岸保全、農道整備の県事業負担金、県補助により農業振興費の補助金等であります。土木費につきましては、市道の維持補修費、市営住宅の補修工事費等であり、教育費につきましては教育特区によるテキスト教材費、温水プールの管理委託料などであります。 その他、宇城市国民健康保険特別会計補正予算ほか4件について、一括してご提案申し上げております。 以上で、私の説明を終わらせていただきますが、なにとぞよろしくご審議・ご決議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(楠田浩君) 議案第89号から議案第121号までの提案理由の説明が終わりました。 以上で本日の日程は終了しました。本日はこれで散会します。             -------○-------               散会 午前10時48分...