玉名市議会 > 2020-06-23 >
令和 2年第 4回定例会−06月23日-06号

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  1. 玉名市議会 2020-06-23
    令和 2年第 4回定例会−06月23日-06号


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    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年第 4回定例会−06月23日-06号令和 2年第 4回定例会         令和2年第4回玉名市議会定例会会議録(第6号)  議事日程(第6号)                   令和2年6月23日(火曜日)午前10時00分開議         開 議 宣 告 日程第1  全国市議会議長会表彰状の伝達 日程第2  委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第3  質疑・議員間討議・討論・採決       (議第46号から議第64号まで、議第70号から議第73号まで、陳第1号、令和元年陳第2号から令和元年陳第4号まで、令和元年陳第6号)  議第46号 令和2年度玉名市一般会計補正予算(第3号)  議第47号 令和2年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第48号 令和2年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第49号 令和2年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)  議第50号 令和2年度玉名市水道事業会計補正予算(第1号)  議第51号 令和2年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第1号)  議第52号 令和2年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)
     議第53号 玉名市消費生活安心条例の制定について  議第54号 玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第55号 玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  議第56号 玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  議第57号 玉名市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第58号 玉名市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第59号 玉名市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  議第60号 玉名市九州新幹線渇水等被害対策農業用水施設条例の一部を改正する条例の制定について  議第61号 玉名市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について  議第62号 市道路線の廃止及び認定について  議第63号 財産の取得について  議第64号 財産の処分について  議第70号 令和2年度玉名市一般会計補正予算(第4号)  議第71号 玉名市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について  議第72号 工事請負契約の変更について  議第73号 財産の取得について  陳第1号  種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情  令和元年陳第2号 梅林地区における公民館新設に関する陳情  令和元年陳第3号 小田地区における地域コミュニティーの施設及び場所の確保に関する陳情  令和元年陳第4号 小学校閉校に伴う旧月瀬校区コミュニティー集会場及び広場建設に関する陳情  令和元年陳第6号 三ツ川地区における地域活動等の多目的広場及びコミュニティーセンター施設の整備に関する陳情 日程第4  市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (議第65号から議第69号まで)  議第65号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第66号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第67号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第68号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第69号 人権擁護委員候補者の推薦について         閉 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件         開 議 宣 告 日程第1  全国市議会議長会表彰状の伝達 日程第2  委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第3  質疑・議員間討議・討論・採決       (議第46号から議第64号まで、議第70号から議第73号まで、陳第1号、令和元年陳第2号から令和元年陳第4号まで、令和元年陳第6号)  議第46号 令和2年度玉名市一般会計補正予算(第3号)  議第47号 令和2年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第48号 令和2年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第49号 令和2年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)  議第50号 令和2年度玉名市水道事業会計補正予算(第1号)  議第51号 令和2年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第1号)  議第52号 令和2年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議第53号 玉名市消費生活安心条例の制定について  議第54号 玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第55号 玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  議第56号 玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  議第57号 玉名市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第58号 玉名市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第59号 玉名市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  議第60号 玉名市九州新幹線渇水等被害対策農業用水施設条例の一部を改正する条例の制定について  議第61号 玉名市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について  議第62号 市道路線の廃止及び認定について  議第63号 財産の取得について  議第64号 財産の処分について  議第70号 令和2年度玉名市一般会計補正予算(第4号)  議第71号 玉名市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について  議第72号 工事請負契約の変更について  議第73号 財産の取得について  陳第1号  種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情  令和元年陳第2号 梅林地区における公民館新設に関する陳情  令和元年陳第3号 小田地区における地域コミュニティーの施設及び場所の確保に関する陳情  令和元年陳第4号 小学校閉校に伴う旧月瀬校区コミュニティー集会場及び広場建設に関する陳情  令和元年陳第6号 三ツ川地区における地域活動等の多目的広場及びコミュニティーセンター施設の整備に関する陳情 日程第4  市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (議第65号から議第69号まで)  議第65号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第66号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第67号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第68号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第69号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第5  委員会の中間報告      1 有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員長報告 日程第6  特別委員会の調査事件の追加付託の件 日程第7  議員提出議案上程       (議員提出第1号)  議員提出第1号 玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について 日程第8  提案理由の説明 日程第9  議員提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (議員提出第1号)  議員提出第1号 玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について         閉 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(20名)    1番  坂 本 公 司 君        2番  吉 田 真樹子 さん    3番  吉 田 憲 司 君        4番  一 瀬 重 隆 君    5番  赤 松 英 康 君        6番  古 奥 俊 男 君    7番  北 本 将 幸 君        8番  多田隈 啓 二 君    9番  松 本 憲 二 君       10番  徳 村 登志郎 君   12番  西 川 裕 文 君       13番  嶋 村   徹 君   14番  内 田 靖 信 君       15番  江 田 計 司 君   16番  近 松 惠美子 さん      18番  前 田 正 治 君   19番  作 本 幸 男 君       20番  森 川 和 博 君   21番  中 尾 嘉 男 君       22番  田 畑 久 吉 君         ───────────────────────── 欠席議員(なし)         ─────────────────────────
    欠  員(2名)         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     松 本 留美子 さん   事務局次長    荒 木   勇 君  次長補佐     松 野 和 博 君    書記       古 閑 俊 彦 君  書記       入 江 光 明 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       藏 原 隆 浩 君    副市長      村 上 隆 之 君  総務部長     永 田 義 晴 君    企画経営部長   今 田 幸 治 君  市民生活部長   蟹 江 勇 二 君    健康福祉部長   竹 村 昌 記 君  産業経済部長   上 野 伸 一 君    建設部長     片 山 敬 治 君  企業局長     酒 井 史 浩 君    教育長      池 田 誠 一 君  教育部長     西 村 則 義 君    監査委員     元 田 充 洋 君  会計管理者    二階堂 正一郎 君                             午前10時00分 開議        ************************* ○議長(中尾嘉男君) ただいまから、本日の会議を開きます。  日程に入ります前に申し上げます。  本日の応招議員は20名全員でありますが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、地方自治法第113条の規定に基づく、定足数の原則に沿った議会運営を行ないます。  また、議場に入場していない議員については、別室にて視聴しておりますことを申し上げます。  現在の出席議員は、12名で定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  あわせて、感染拡大の防止のため、マスクの着用を許可いたします。また、傍聴人についても同様といたします。        ************************* △日程第1 全国市議会議長会表彰状の伝達 ○議長(中尾嘉男君) 日程第1、「全国市議会議長会表彰状の伝達」を行ないます。  本年度は、書面開催による全国市議会議長会第96回定期総会におきまして、自治功労者として、本市議会の2名の議員に表彰状が贈呈されました。  表彰状を贈呈されましたのは、議員25年以上の永年勤続特別表彰として田畑久吉君、議員15年以上の永年勤続表彰として近松惠美子さん、以上の諸君であります。  ここに、その栄誉を讃え、心からお喜び申し上げますとともに、長年の御苦労に対し、深く敬意を表する次第であります。  それでは、これより全国市議会議長会表彰状を伝達いたします。  被表彰の2名の方は、演壇の前へおいで願います。   [16番 近松惠美子さん、22番 田畑久吉君 演壇の前へ] ○議長(中尾嘉男君) 表彰状。玉名市 田畑久吉殿。  あなたは市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第96回定期総会にあたり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。  令和2年5月27日。全国市議会議長会 会長 野尻哲雄。代読。おめでとうございます。   [表彰状 授与]   [拍手] ○議長(中尾嘉男君) 表彰状。玉名市 近松惠美子殿。  あなたは市議会議員として15年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第96回定期総会にあたり、本会表彰規程によって表彰いたします。  令和2年5月27日。全国市議会議長会 会長 野尻哲雄。代読。おめでとうございます。   [表彰状 授与]   [拍手] ○議長(中尾嘉男君) ただいま表彰状を授与されました2名の諸君におかれましては、ますます御自愛の上、市政の発展と市民の福祉増進のため、なお一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げます。  以上で、全国市議会議長会表彰状の伝達を終わります。        ************************* △日程第2 委員長報告 ○議長(中尾嘉男君) 日程第2、「委員長報告」を行ないます。  これより、各委員会に付託し、審査を終了いたしました事件の結果と経過について、各委員長の報告を求めます。  議第46号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第3号)から議第64号財産の処分についてまで、飛んで、議第70号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第4号)から議第73号財産の取得についてまでの市長提出議案23件、陳第1号種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情、令和元年陳第2号梅林地区における公民館新設に関する陳情から令和元年陳第4号小学校閉校に伴う旧月瀬校区コミュニティー集会場及び広場建設に関する陳情まで、令和元年陳第6号三ツ川地区における地域活動等の多目的広場及びコミュニティーセンター施設の整備に関する陳情の陳情5件、以上の事件を、一括議題といたします。  お手元に配付しております委員会審査報告書の朗読は、これを省略いたします。  審議の方法は、各委員長の報告の後、質疑、議員間討議、討論の後、採決いたします。  各委員長の報告を求めます。  総務委員長 近松惠美子さん。   [総務委員長 近松惠美子さん 登壇] ◎総務委員長近松惠美子さん) 今期、総務委員会に付託されました案件は、議案7件であります。委員会における審査の経過と結果について、御報告いたします。  まず、議第46号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分についてであります。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,698万5,000円を追加し、総額を392億6,256万3,000円とするものであります。  地方債補正は、旧庁舎跡地周辺傾斜地崩壊対策事業で1,660万円を追加し、事業費増による限度額変更として、道路橋りょう整備事業ほか1事業。また、中学校施設整備事業ほか1事業については、国の補正予算成立時期が不明であったため、重複して計上していた校内通信ネットワーク整備に係る限度額を変更及び廃止したものであるとの説明がありました。  続いて、歳入について項目ごとの説明がありました。まず、歳入の主なものは、15款国庫支出金2項、6目教育費国庫補助金1億4,571万5,000円の減で、主に公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の減額など。  16款県支出金は1億8,426万3,000円の追加で、産地生産基盤パワーアップ事業補助金の追加などであるとの説明がありました。  まず、委員から、道路整備事業受託金についての内訳と工事の内容はとの質疑があり、執行部から、事業費は3,456万2,000円。事業主体は、有明広域行政事務組合である。玉名市の負担が304万3,000円。残りが玉東町負担金である。また、工事の内容は、本年度になり全ての地権者の同意が得られたため、事業着手するもので、測量設計費用地購入費であるとの答弁でした。  続いて、歳出について項目ごとに説明がありました。  歳出の主なものは、4月の職員の定期異動等に伴う職員給与等の調整、旧庁舎跡地用地傾斜地崩壊対策事業測量設計業務等消防施設等設備補助金などであります。  まず、委員から、旧庁舎跡地周辺傾斜地崩壊対策の中で、今度の計画で急傾斜地対策をする場合、民家の裏側の形状はどうなるのかとの質疑があり、執行部から、旧庁舎側の崖地の根のところを1メートル上げることになる。民家のところから崖地の根のところまで、なだらかな傾斜をつけることになると考えているとの答弁でした。  次に、委員から、設計事務委託料1,680万円とあるが、職員で設計や測量など対応できないのかとの質疑があり、執行部から、数年前から技術職として専門職を採用している。業者との現場での対応や専門性がある部門の技術を持った職員が設計をするというよりは、工事全般をしっかり監督していく目的がある。大きい部分の設計に関しては委託しているのが現状であるとの答弁でした。  次に、委員から、旧庁舎跡地周辺の活用について市役所内部において話し合いがされているのかとの質疑があり、執行部から、内部においても関係各課で話し合いを行ない決めている。旧庁舎跡地一体については、文化センター改修に伴う子育て支援機能の配置や保育所、市民図書館との連携や子育て支援ゾーンとする考えもある。旧庁舎跡地東側も本市への来訪者や周辺の商店街の駐車場に加え、憩いやにぎわいを創出できるような新たなまちづくりを考えている。今後も関係各課と連携して考えていくとの答弁でした。  歳出については、このほか、特別定額給付金の支給状況についても質疑がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第46号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第55号玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは地方税法の一部改正に伴い、条例の整備を図るものであります。内容といたしまして、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置であり、事業用家屋を対象とする都市計画税の軽減措置に係る規定の整備を行なうものであります。  まず、委員から、収入が減少したところの軽減だと思うが、申請をしないといけなのかとの質疑があり、執行部から、申請してもらうのが必要条件となるとの答弁でした。また、委員から、広報紙で周知されると思うが、広報紙以外にはどのような方法を考えているのかとの質疑があり、執行部から、毎年、償却資産申告書を所有者に対して発送している。この申告書の中にチラシ等を同封し、周知を図っていくとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第55号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第63号財産の取得についてであります。  内容としましては、現在の基幹業務システムサーバー機等機器類の耐用年数が経過することに伴い、当該機器類の更新を行ない、安定した行政サービスを提供するため、取得するものであるとの説明がありました。  まず、委員から、サーバー機器は何年間くらい耐用年数があるのかとの質疑があり、執行部から、電子機器の耐用年数は5年である。玉名市は平成27年度に入替えをしている。今回、ちょうど5年経過しているとの答弁でした。  次に、委員から、随意契約において1社見積りと決まっているが、何社か見積りをとってもいいのではないかとの質疑があり、執行部から、基幹業務システム住民基本台帳、税情報など、システム開発者が、動作を確認して提案してこられる。他のものをもってきて安いからと採用しても機械とシステムがうまく作動しないという事例がある。システム会社でしっかりと検証したものを導入するため随意契約をしているとの答弁でした。さらに、委員から、随意契約をする上での根拠となるものがあるのかとの質疑があり、執行部から、地方自治法施行令167条の2第1項第2号で契約の性質により競争入札に適さない場合は随意契約により行なう事ができるとなっている。随意契約の規定に基づき行なっている。基幹業務入替えの際は、庁内で組織している選定委員会にて各課の意見を聞いたうえで契約を考えているところであるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第63号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第64号財産の処分についてであります。  内容としましては、小学校跡地施設活用事業に係る公募型プロポーザルにおいて選定された活用事業者に、小田小学校跡地を売却するものであり、処分予定価格は571万5,000円であるとの説明がありました。  まず、委員から、三ツ川小においては地域の方がグラウンド使用等についての取決めがされていたと思うが、小田小に関してはグラウンド利用等の取決めは、されているのかとの質疑があり、執行部から、三ツ川小に倣って、地元とNPO法人と話を進めているところである。地元説明後、地元、NPO法人の代表で体育館、グラウンドの利用方法、料金等を今後、双方で協議会を立ち上げ、運営していくという約束事をしている。これについては今、協議が行なわれているとの答弁でした。また、委員から、金額についてはプロポーザルの相手から出された金額なのか。不動産鑑定はしてあるのかとの質疑があり、執行部から、土地建物評価については、平成30年10月に鑑定評価を行なっており、参考価格としてプロポーザルの中で示している。土地評価額は2,790万円であるとの答弁でした。  関連で、委員から、地元雇用についての提案はあったのか。また、どういう事業をされて、固定資産税を払われるのかとの質疑があり、執行部から、選定委員会が行なわれた際に事業計画において段階的に40名程度雇用し、地域雇用として高齢者雇用をしていく。また、事業としては福祉・介護事業がメインとなる。事業のうち、数事業を小田小に拠点を移すと聞いている。固定資産税は売却になるので所有者から入ってくることになるとの答弁でした。  このほか、土地の所有権移転NPO法人固定資産税の減免、過去に移譲した物件における整合性等についても質疑がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第64号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第70号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。  歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億7,763万円を追加し、総額を394億4,019万3,000円とするものです。  補正の主な内容は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加経済対策を盛り込んだ国の第2次補正予算の対応、また、本市独自の緊急経済対策の第3弾として、中小・小規模事業者に対する家賃補助など、4事業総額9,509万6,000円について、早急に対応するためのものであるとの説明があり、続いて歳入について項目ごとの説明がありました。  まず、委員から、今回の補正で一般財源が1億3,000万円ほど使われているが、これは新たに追加になった地方創生臨時交付金の対象に全てなるのかとの質疑があり、執行部から、一部事業を除いて、ほぼ地方創生臨時交付金の対象となる。なお、今回の財源としては新型コロナウイルスの影響で中止した事業の減額分が約8,100万円、残りを地方創生臨時交付金で財源調整しているとの答弁でした。また、委員から、交付金が、一般財源に与える影響は。また、上積みされた2兆円についての計画はあるのかとの質疑があり、執行部から、地方創生臨時交付金の第1次配分額は約2億8,000万円。これまでの本市独自の経済対策、生活支援対策については事業費約3億4,000万円であり、交付金以上に経済対策を行なっている。コロナ対策に要する財源については、臨時交付金や本年度予定していた事業中止により生じた財源を活用するが、それでも不足する場合は財政調整基金繰入金、繰越金での対応を考えている。また、経済対策の第4弾として、ウィズコロナ・アフターコロナに対応したプレミアム商品券事業などを予定していると聞いているとの答弁でした。  次に、委員から、有明圏域合同航空写真撮影及び作成業務に係る2市4町の各負担金の金額と割合はとの質疑があり、執行部から、委託料2,664万円のうち、玉名市分が875万円で33%、荒尾市が377万円14%、玉東町が204万円8%、南関町が437万円16%、和水町が593万円22%、長洲町が178万円7%であるとの答弁でした。  続いて、歳出について項目ごとに説明がありました。  まず、委員から、私立大学等授業料特別支援事業補助金として九州看護福祉大学は授業料の減免を実施したのかとの質疑があり、執行部から、まだ減免は実施していない。見込額を計上しているとの答弁でした。また、委員から、国も、玉名市も同じような事業を実施しているが、重複してもよいのか。市内の大学等に対しての減免額4分の1の補助となっているが、4分の1の根拠はとの質疑があり、執行部から、国は、家計が急変した家庭を減免。要件として所得が2分の1以下になったところ。玉名市は、国の要件に該当しない世帯を対象とし、収入が減少した家庭になる。よって、重複することはない。また、大学が減免した場合に私立大学等経常費特別補助というのがあり、2分の1を上限として別途支援がある。その支援に当たらない学側の負担の2分の1を市で補助するものであるとの答弁でした。  次に、委員から、マイナンバーカード申請手続等支援事業について、写真事業者で手続をしたら、マイナンバーカードができるのかとの質疑があり、執行部から、マイナンバーカードはできない。マイナンバーカードの普及促進を目的としているため、写真事業者へ申請に際し、必要な手続の補助等を委託するものである。月締めで1件770円の委託料を支払うものである。暗証番号については、後日マイナンバーカード交付の際、市役所で設定をしてもらうとの答弁でした。  このほか、市民会館の今後のイベント等についてとマイナンバーカード申請における個人情報の取扱いや窓口申請に行けない方に対しての対応についても質疑がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第70号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第72号工事請負契約の変更についてであります。  内容としましては、令和元年6月28日議決の工事請負契約の締結についての一部を変更するものであります。  主な変更の理由として、野口こ線橋橋桁製作工事において、製作した橋桁の移動及び使用するクレーンの機種の変更に伴い、当初契約金額1億3,453万円に対して、1,477万9,398円の増額となることから、議決事件の変更を行なうものであるとの説明がありました。  まず、委員から、どのようなことでクレーンの変更が生じたのか。当初の計画から変更になった理由はとの質疑があり、執行部から、JR側の施工方法が変わったことによるものとの答弁でした。また、委員から、JR側の工事の変更があった分が減額すると聞いたが、JRの変更分と同時に議会に提出してもいいのではないか。また、事務的作業は一緒にできないのかとの質疑があり、執行部から、JR側の精査が10月に入らないとわからないため、今回は同時に上げることができなかったとの答弁でした。また、委員から、今後は、事務手続も含めて、もう少し分かりやすい方法をとってほしいとの要望がありました。
     以上、審査を終了し、採決の結果、議第72号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第73号財産の取得についてであります。  内容としましては、市職員用として本庁や支所等で使用するため、パソコン等の機器類を取得するものであり、取得価格は、4,177万6,900円であるとの説明がありました。  まず、委員から、パソコンの台数は。また、玉名市内に納入できる業者はないのかとの質疑があり、執行部から、ノートパソコンを300台取得予定。玉名市内の事務機器を扱う業者4社も含めて入札しているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第73号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  その他で、地縁団体の数、横島町特産物振興協会の経営状況についての質疑がありました。  以上で、総務委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 建設経済委員長 田畑久吉君。   [建設経済委員長 田畑久吉君 登壇] ◎建設経済委員長(田畑久吉君) 皆さんおはようございます。  今期、建設経済委員会に付託されました、議案10件、陳情1件について、審査の経過と結果を報告いたします。  はじめに、議第46号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分についてであります。  本委員会関係は、6款農林水産業費、1億9,384万2,000円の追加。主な内容は、農業者等が行なう機械・施設の導入等に対する産地生産基盤パワーアップ事業補助金の追加、畑作地域の生産向上支援として畑作構造転換事業補助金の追加などであります。  7款商工費、790万7,000円の減額。主な内容は、機構改革に伴う人件費の調整による減額、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的として、マイナンバーカードの申請支援及びマイキーIDの設定支援に必要となるタブレットパソコンを借り上げるマイナポイント事業の追加、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、市からの要請を受け休館した指定管理施設について、収入が見込めないことから、管理運営に係る必要経費を追加するものなどであります。  8款土木費、7,931万9,000円の追加。主な内容は、東部環境センターへ接続する北坂門田山ノ下線道路新設改良工事に伴う測量設計及び用地購入費の追加。立願寺公園温泉井戸改修工事は、足湯温泉の源泉掘削とポンプ設置を行なうものであります。  まず、委員から、土地改良費の海岸パトロール業務委託について、委託業者の選定方法はとの質疑があり、執行部から、樋門の管理は、県からの委託で樋門管理者にお願いしており、樋門管理者は地元の方である。海岸パトロール業務についても、一部の樋門管理者の方にお願いする予定であるとの答弁でした。続けて委員から、パトロール中に発見したごみの処理費用は、委託料で賄うのかとの質疑に、執行部から、この委託料はパトロール業務であり、台風・大雨後の流木確認報告、海岸のひび割れ等の確認報告に対するもので、流木などの漂着物の処理については、県の予算での対応となるとの答弁でした。  次に、委員から、観光費の委託料について、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、休館した施設に係るランニングコストの費用分とのことであるが、国からの補助はあるのかとの質疑があり、執行部から、各施設で国の持続化補助金、雇用調整助成金を申請されており、給付された場合、市が負担した分を戻していただくこととしているとの答弁でした。  次に、委員から、立願寺公園温泉井戸改修工事について、工事の時期、工期、足湯利用者への周知、朝市への影響はどのように考えているかとの質疑があり、執行部から、施工期間は年内を予定しており、足湯利用者への周知は故障中の看板設置で対応している。公園自体の利用は可能であり、朝市でも利用可能であるとの答弁でした。続けて委員から、GoToキャンペーン等で玉名に来られるお客様に対し、足湯が使えないのは残念な話なので、観光客に喜んでいただくためにも可能な限り工期短縮に努めてほしいとの意見がありました。  以上審査を終了し、採決の結果、議第46号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第49号令和2年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。  歳入歳出それぞれ1,198万7,000円を減額。総額を6,861万2,000円とするもので、主な内容は、定期異動等に伴う職員給与等の調整であります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第49号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第50号令和2年度玉名市水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。  収益的支出の補正は、30万3,000円を追加。総額を7億6,872万3,000円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整によるものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第50号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第51号令和2年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。  収益的支出の補正は、616万9,000円を追加。総額を15億2,439万3,000円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整等であります。また、債務負担行為の補正は、浄化センター等改築更新事業の期間及び限度額を設定するものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第51号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第52号令和2年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)についてであります。  収益的支出の補正は、2万1,000円を減額。総額を3億9,833万円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整等であります。  資本的支出の補正は、2億6,560万円を追加。総額を5億205万3,000円とするもので、横島町地区処理場機能強化工事を行なうものであります。  また、債務負担行為の補正は、横島町地区処理場機能強化事業の期間及び限度額を設定、企業債は、農業集落排水事業の限度額を設定するものであります。  委員から、起債の利率が4パーセント以内とのことであるが、実質の利率はとの質疑があり、執行部から、0.3パーセント程度であるとの答弁でした。続けて委員から、横島町地区処理場機能強化工事について、設備の内容はとの質疑があり、執行部から、横島町栗ノ尾地区の処理施設で、処理場内の施設の改築、電気・機械等の総入替えであるとの答弁でした。  以上審査を終了し、採決の結果、議第52号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第54号玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは、玉名市ふるさとセンターY・BOX等運営法人選定委員会を設置するため、条例の整備を図るもので、内容は、令和4年度から民営化を予定している玉名市ふるさとセンターY・BOXほか2施設の運営法人の選定について審査するための附属機関を設置し、所掌事項、事務の内容、委員の定数など必要な事項を定めるものであります。  また、玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正として、別表にふるさとセンターY・BOX等運営法人選定委員会委員の職名及び報酬額を定めるものであります。  委員から、委員会設置の目的はとの質疑があり、執行部から、今後民営化を進めるに当たって、希望される事業者があるのか調査する目的で、個別相談会の開催を予定しており、事業者と意見交換を行なうこととしている。選定委員会は、希望される事業者が適正であるのか、地元の特産物・農産物の販促に貢献できるのかを検討する機関として設置するもので、構成員は大学の有識者・公認会計士・企画経営部長産業経済部長・観光協会等の団体の方などであるとの答弁でした。  以上審査を終了し、採決の結果、議第54号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第60号玉名市九州新幹線渇水等被害対策農業用水施設条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは、新たに農業用水施設を設置するため、条例の整備を図るもので、内容は、農業用水の枯渇又は減水の被害に対処するための農業用水施設として、石貫4区第1号配水池ほか12の施設を新たに追加するとともに、規定の整備を行なうものであります。  委員から、今後、施設の追加はあるのかとの質疑があり、執行部から、昨年度建設が完了したため、今後は維持管理が中心となる。施設の建設は今のところ予定していないが、今後農地が増えれば追加の可能性もあるとの答弁でした。  以上審査を終了し、採決の結果、議第60号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第61号玉名市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定についてであります。これは、玉名市勤労青少年ホームが設置目的を終えたため、条例を廃止するものであります。  まず、委員から、今まで行なわれていた講座等は、現在行なわれていないのかとの質疑があり、執行部から、講座等は令和元年度も開設されていたが、条例廃止により一般には開放できなくなる。各講座に対して、施設廃止の周知はされているとの答弁でした。  次に、委員から、目的を終えた施設は今後どうなるのか、また、建物の耐震はとの質疑があり、執行部から、今年度は、国勢調査の執務室として使用することとしている。その後は、利活用を検討していく。建物の耐震は基準を満たしているとの答弁でした。  以上審査を終了し、採決の結果、議第61号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第62号市道路線の廃止及び認定についてであります。これは、道路法の規定により、議会の議決を求めるもので、今回廃止及び認定する路線、東部環境センター建設に伴う周辺地域の振興事業の一環として計画された北坂門田山ノ下線について、計画の再検討を行なった結果、別のルートを市道として認定するものであります。また、下前原地区と現在建設中の有明広域行政事務組合消防本部を結ぶ下前原消防本部線は、緊急車両が南部方面に出動する際の重要な機能を有する路線となることから市道として認定するものであります。  まず、委員から、北坂門田山ノ下線について、廃止する路線と今回認定する路線の概算事業費はとの質疑があり、執行部から、廃止する路線が1億8,000万円、今回認定する路線が9,500万円であるとの答弁でした。  次に、委員から、下前原消防本部線の概算事業費の内訳はとの質疑があり、執行部から、概算で測量設計委託費1,400万円、用地費300万円、補償費200万円、工事費3,800万円、合計で5,700万円を見込んでいるとの答弁でした。続けて委員から、消防車がスムーズに出入りできるよう幅員は6メートル必要であると思うがとの質疑があり、執行部から、用地取得の関係で、現時点では5メートルを計画しているとの答弁でした。  以上審査を終了し、採決の結果、議第62号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第70号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。  本委員会関係の主な内容は、新型コロナウイルス感染症対策に必要な経費及び国の第2次補正予算に関連する取組などに早急に対応するため、本市独自の緊急経済対策として、ふぁーまーず・マーケット「応援の輪」事業に1,009万3,000円、中小・小規模事業者家賃補助金に4,636万4,000円、地元を楽しもう!宿泊等クーポン券半額キャンペーン事業に863万9,000円、玉名に泊まろう!プレミアム付き宿泊クーポン券事業に3,000万円、また、新型コロナウイルス対策関連として、中小企業等経済対策事業に、255万6,000円、宿泊施設感染症対策認証及び観光戦略策定事業業務委託に662万2,000円を追加するものであります。  その他、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い中止が決定している事業の減額、6款農林水産業費で、新川漁港避難港の緊急的な改修費用として、71万5,000円の追加などであります。  まず、委員から、ふぁーまーず・マーケット「応援の輪」事業について、今後、新型コロナウイルス第2波、第3波により利用可能店舗が閉められ、クーポン券が使用できなかった場合の対応はとの質疑があり、執行部から、現時点では、農家の方の支援と消費喚起を目的としている。第2波、第3波に対しては、その時に適切な判断で対応したいとの答弁でした。これに対し委員から、このような状況が来たらしっかりと対応してほしいとの要望がありました。  次に、委員から、中小・小規模事業者家賃補助金の補助要件について質疑があり、執行部から、家賃補助の要件は、市内に事業所を有する中小・小規模事業者であること、市内に事業用の建物を賃借していること、本年1月から5月までのいずれかの月の売上げが前年比で50%以上減少していること、今後も事業計画の意志があることを要件としており、5月分の家賃を上限15万円で10分の10を補助することとしているとの答弁でした。続けて委員から、国の家賃補助と重複しても構わないのかとの質疑があり、執行部から、重複してもよいとの答弁でした。  次に、委員から、観光費の委託料で、各地区の夏まつりに対する補助金額に差があるのはなぜかとの質疑があり、執行部から、各地区の商工会青年部で予算の組立てをされているが、それぞれの事業費が異なるためであるとの答弁でした。  以上審査を終了し、採決の結果、議第70号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、陳第1号種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  これは、農林水産省が、日本国内で開発された品種の海外流出防止のためとして進めている種苗法の改正案について、改正案では、これまで原則として農家に認められてきた登録品種の自家増殖を許諾制とすることで、自家増殖の権利が著しく制限されることとなり、農家に大きな負担が発生する。また、地域の中小の種苗会社が資金的に品種登録をする余裕がない場合、特定の民間企業による種子の独占や市場の寡占化が進み、農家や消費者の選択肢をより一層制限することになる。  このようなことから、地域農業や農家、消費者の権利を守り、安定した農作物・食料を確保するため、農家の権利を制限する種苗法改正を中止することを求める意見書の提出を求めるものであります。  委員から、この件に関しては今国会で見送りがなされ、今後国会で審議される案件であり、採択する必要はないのではないかとの意見がありました。  以上審査を終了し、採決の結果、陳第1号については、賛成なしで不採択とすべきものと決しました。  付託されました議案の審査終了後、その他について、有限会社横島町特産物振興協会の経営状況説明書、岱明玉名線野口跨線橋工事の内容、上下水道の今後の計画について質疑がなされました。  以上で、今期、建設経済委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前10時44分 休憩                             ───────────                             午前10時59分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  現在の出席議員は、先ほど出席の議員と入替えを行ない、12名で定足数に達しておりますので、会議は成立いたしております。  引き続き、委員長報告を行ないます。  文教厚生委員長 内田靖信君。   [文教厚生委員長 内田靖信君 登壇] ◎文教厚生委員長(内田靖信君) 今期、文教厚生委員会に付託されました、議案10件、継続審査としておりました陳情4件について、審査の経過と結果を報告いたします。  初めに、議第46号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分についてであります。  3款民生費は、4,825万3,000円の追加で、付託分中の主な内容は、玉名第1保育所解体工事の追加、介護保険事業会計繰出金の追加であります。  4款衛生費は、366万3,000円の減額で、付託分中の主な内容は、公立保育所等に配備する非接触型体温計の購入費の追加であります。  10款教育費は、2億9,044万7,000円の減額で、主な内容は、重複計上してあった校内通信ネットワーク整備工事費が、令和元年度事業として採択されたことによる減額、旧小田小学校の土地・建物の売却分等を積み立てる学校教育施設整備基金積立金の追加であります。  そのほか、各款で定期異動等に伴う職員給与等の調整が行なわれております。  委員から、生活困窮に関する相談や申請はこれから一段と増加すると思うが、職員の体制は十分かとの質疑があり、執行部から、生活困窮に関する相談は、前年同期比で3倍近い件数である。現時点で人員の増は考えていないが、給付金等の申請受付体制の強化や相談専用の電話回線の増設などにより対応していきたいとの答弁でした。  次に、委員から、保健衛生費の予防費で購入する非接触型体温計は、全庁的な一括購入かとの質疑があり、執行部から、保健予防課で一括購入し、相談窓口、公立保育所、1次避難所等に配備する。小中学校については、各校において学校配当予算で必要な備品等を購入することとなるとの答弁でした。  次に、委員から、令和元年度事業として採択された校内通信ネットワーク整備工事の進捗状況はとの質疑があり、執行部から、6月16日に入札を行ない、令和3年2月末までを工期としている。今回の工事で校内での授業等で利用できる校内無線LAN等を整備するとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第46号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第47号令和2年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。  歳入歳出それぞれ411万5,000円を減額し、総額を91億4,916万円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整のほか、新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金の追加、国民健康保険事業納付金の減額などであります。  委員から、特定健診の集団健診は例年通り実施の予定かとの質疑があり、執行部から、新型コロナウイルスの感染防止策を徹底した上で実施する方向であるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第47号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第48号令和2年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。  歳入歳出それぞれ5,023万9,000円を追加し、総額を78億8,085万6,000円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整のほか、令和元年度の介護給付費等の決定に伴う、国、県及び支払基金への償還金の追加であります。  委員から、コロナウイルス感染症の影響で中止していた介護予防活動の再開後の状況はとの質疑があり、執行部から、6月1日から再開しているが、各地区の判断で3分の1程度は自粛中である。再開後の参加者数は、ある程度中止前の水準に戻っているとの答弁でした。  関連して、委員から、介護予防活動時の感染防止の取組はとの質疑があり、執行部から、活動再開時の感染予防に関する基準を高齢介護課で作成し周知している。参加者、職員ともに感染しないよう十分配慮しているとの答弁でした。  次に、委員から、会計年度任用職員の通勤手当である費用弁償の増額補正の理由はとの質疑があり、執行部から、配属される会計年度任用職員が決定したことにより通勤手当額が確定したため、概算で計上していた当初予算から不足する分を要求したことによるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第48号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第53号玉名市消費生活安心条例の制定についてであります。  これは、消費者の権利の尊重及び自立支援その他の基本理念を定めるため、条例を制定するもので、内容は、市の責務、玉東町、南関町及び和水町との相互連携、訪問販売の制限等、市が実施する消費者施策に必要な事項について定めるものであります。  委員から、ステッカー等で訪問販売を断る意思表示をしているにも関わらず、訪問販売により契約を締結させられた場合の破棄の方法はとの質疑があり、執行部から、この条例に違反していることを根拠に契約を破棄できるわけではなく、クーリングオフ等の手続をとる必要があるとの答弁でした。  次に、委員から、ステッカー等で訪問販売を断る意思表示をしているにも関わらず訪問販売を受けた場合、市へ通報できるのか。また、事業者が悪質な場合罰則はあるのかとの質疑があり、執行部から、そのような場合は市の消費生活センターに通報していただき、消費者、事業者双方から事情を聴くことになる。再勧誘を続けるなど悪質な場合は事業者名等の公表の手続をとることができるとの答弁でした。  次に、委員から、警察との連携等の体制はどうかとの質疑があり、執行部から、条例制定に当たり、警察とも調整を行なった。訪問販売の苦情が警察に通報されれば、警察は事業者への注意喚起、市消費生活センター等への連絡を行なう。この場合、市が対応することとなるが、非常に悪質なケースであれば警察が対応することも考えられるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第53号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第56号玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した者に対する国民健康保険税の減免の特例に関し必要な事項を定めるため、条例の整備を図るもので、内容は、現行の減免規定の対象に新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した納税義務者等を加えるため、所要の整備を行なうものであります。
     委員から、今回の減免制度について、どのように周知するのかとの質疑があり、執行部から、市のホームページ、広報紙に加え、7月に発行する第1期分の納税通知書にお知らせのチラシを同封し周知を図るとの答弁でした。  次に、委員から、減免制度と併せ猶予制度はどのように運用するのかとの質疑があり、執行部から、相談に対しては、まず減免制度について説明し、要件を満たさない場合は、市税全般にわたる、やや条件が緩い猶予制度を紹介するとの答弁でした。さらに、委員から、猶予制度の適用から滞納につながるおそれもあるがとの質疑があり、執行部から、猶予が認められる1年後までに完納されなければ、滞納処分の対象となり得る。申請受付の際には、滞納処分についても説明し、期間内の完納につながるよう心がけたいとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第56号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第57号玉名市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の整備を図るもので、内容は、学童クラブに従事する放課後児童支援員の資格要件について、中核市の長が行なう研修を修了した者まで、その対象を拡大するものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第57号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第58号玉名市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、熊本県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正に伴い、条例の整備を図るもので、内容は、広域連合が新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者への傷病手当金の支給を開始することに伴い、玉名市が行なう事務に、その申請書の提出の受付を追加するものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第58号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第59号玉名市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に関し、条例の整備を図るもので、内容は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等が、療養のため労務に服することができない場合において、傷病手当金の給付を受けることができるよう、所要の整備を行なうものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第59号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第70号令和2年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。  3款民生費は、1億153万8,000円の追加で、主な内容は、ひとり親世帯への臨時特別給付金、保育所等における新型コロナウイルス感染症対策に必要となる除菌液等の購入費であります。  4款衛生費は、365万9,000円の追加で、内容は、新型コロナウイルス感染症の影響により、3月より中止・延期していた4か月児及び8か月児健診について、感染予防対策として、集団健診から医療機関での個別健診に実施方法の変更を行なう経費であります。  10款教育費は、3,195万3,000円の減額で、主な内容は、小中学校における新型コロナウイルス感染症対策の強化に必要となる消毒液等の購入費の追加、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い中止する事業の費用の減額であります。  委員から、学校教育活動再開支援事業で各小中学校に配分される消耗品費について、大規模校3校とそれ以外の学校に区分してあるが、もう少し学校規模に応じた段階的な配分はできないのかとの質疑があり、執行部から、国からの通知に学校規模について大枠のイメージが示してあり、詳細は今後通知があると思われる。なるべく早く学校で予算を活用してもらうためにこのような配分で予算計上したが、小規模校の執行残を大規模校に回すなどの対応も検討していきたいとの答弁でした。  次に、委員から、小中学校の消毒液の備蓄状況はとの質疑があり、執行部から、各校を調査した結果、1校で手指用消毒液の備蓄がなかったため、教育委員会から消毒液を提供したとの答弁でした。  次に、委員から、新型コロナウイルス感染症の影響によるイベント等の中止に関連し、玉名いだてんマラソン大会の開催見通しはとの質疑があり、執行部から、現時点では、開催する方向で考えているが、今後の感染拡大状況によっては、参加者の対象地域を限定するなどの方法も実行委員会の中で検討していきたいとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第70号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第71号玉名市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した者に対する介護保険料の減免の特例に関し必要な事項を定めるため、条例の整備を図るもので、内容は、現行の減免規定の対象に新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者を加えるため、所要の整備を行なうものであります。  委員から、今回は減免に関する条例改正だが、介護保険料納付の猶予制度はないのかとの質疑があり、執行部から、コロナウイルス感染症に係る猶予制度はないが、要件を満たせば現行の猶予制度を適用することになるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第71号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、継続審査としておりました令和元年陳第2号梅林地区における公民館新設に関する陳情、令和元年陳第3号小田地区における地域コミュニティーの施設及び場所の確保に関する陳情、令和元年陳第4号小学校閉校に伴う旧月瀬校区コミュニティー集会場及び広場建設に関する陳情及び令和元年陳第6号三ツ川地区における地域活動等の多目的広場及びコミュニティーセンター施設の整備に関する陳情についてであります。  委員から、陳情4件の要望内容はそれぞれではあるが、いずれも各地区の窮状を訴えられている。地元の方の話を聞いてみると、施設の新設などの要望項目をそのまま求めておられるのではないようだ。また、急々の対応が必要な事柄とは感じていない。今回採択をして、今後地元と執行部で話し合いを進めていけばよいのではないかと考えるとの意見がありました。  次に、委員から、一度思いを受け止める必要があると考えるが、旧三ツ川小と旧小田小について、跡地の活用事業者と地元との間で、グラウンド等の施設の使用について取決めはあるのかとの質疑があり、執行部から、旧三ツ川小については、地域活動への支援として、施設の使用等について事業者と支館との間で覚書を取り交わされている。今議会に上程中の旧小田小についても、覚書の取り交わし等により、事業者と地元との間で連携が図れるのではないかと考えているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、令和元年陳第2号、令和元年陳第3号、令和元年陳第4号、令和元年陳第6号については、4件全て、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  そのほか、玉名第1保育所解体後の建て替え、岱明中への寄附、新型コロナウイルス感染症が就学援助費へ与える影響、小中学校再開後の状況、学校での次亜塩素酸水の取扱い、市主催イベントの中止の判断時期、次回の県民体育祭、学校統合の進め方、小中学校の夏季休業期間決定の経緯、特別教室の空調整備、文化センター大規模改修と旧庁舎跡地の今後、中止となった中体連大会の代替大会、休日在宅当番医などについて、質疑がなされました。  また、先般発生した市職員に対する暴力事件に関連し、相談応対時の体制や事件後の対応などについても質疑や意見がありました。  以上で、今期、文教厚生委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前11時19分 休憩                             ───────────                             午前11時23分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいまの出席議員は、20名であります。        ************************* △日程第3 質疑・議員間討議・討論・採決 ○議長(中尾嘉男君) 日程第3、「質疑・議員間討議・討論・採決」を行ないます。  これより、質疑に入ります。  ただいままでの各委員長の報告について、質疑はありませんか。  18番 前田正治君。   [18番 前田正治君 登壇] ◆18番(前田正治君) 日本共産党の前田正治です。  私はちょっと建設経済委員長にお尋ねします。  陳第1号についてでありますけど、委員長の報告の中で、種苗法が改正になると農家が困るというようなこともありました。御承知のように玉名市は農業を基幹産業としている中で、この種苗法改正の中止を求める意見書の提出について、どういう議論がなされて不採択ということになったのか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(中尾嘉男君) 建設経済委員長 田畑久吉君。   [建設経済委員長 田畑久吉君 登壇] ◎建設経済委員長(田畑久吉君) 前田議員の質問にお答えします。  先ほど委員長報告で報告しましたそのとおりでございます。それ以上でもそれ以下でもありませんので、詳細については議事録を拝見していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 18番 前田正治君。   [18番 前田正治君 登壇] ◆18番(前田正治君) 陳情が不採択になったということは、今度の国会で見送られたと、そういうような報告がありました。しかしながら先ほど言いましたように、玉名市は農業を基幹産業として位置づけて、農業振興にも力を入れている。そういう中で、この陳情に対してどういった議論がされたのかと、そういうことをお尋ねしたいんです。 ○議長(中尾嘉男君) 建設経済委員長 田畑久吉君。   [建設経済委員長 田畑久吉君 登壇] ◎建設経済委員長(田畑久吉君) 先ほど言いましたとおり審査のあったこと、そのまま報告しております。私の私見を入れたり考えを入れたりはできませんので、そのままです。 ◆18番(前田正治君) よかです。 ○議長(中尾嘉男君) ほかに質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) これにて質疑を終結いたします。  これより、議員間討議に入ります。  議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより、討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  18番 前田正治君。   [18番 前田正治君 登壇] ◆18番(前田正治君) 日本共産党の前田正治です。  私は、この陳第1号種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情につきましては、建設経済委員会で賛成なしの不採択ということであります。私はこの陳情に賛成の意見を今から述べます。  農家の自家増殖を禁止する種苗法の改正は批判の高まりで次期国会に持ち越しをされました。種苗法は農作物の新しい品種を開発した人や企業に育成者権を認め、著作権と同じくその権利を保護しています。同時に農業者が収穫物の一部を種や苗として使う自家増殖につきましては、その第21条で原則自由としております。改正案は、この条項を削除して自家増殖を一律禁止にするものであります。  人類は種の選抜や改良を繰り返して食糧生産を発展させてきました。担ってきたのは農業者であります。公的な機関や企業による育種が広がる今日におきましても、地域の土壌や気象に合った多様な品種の定着には、農業者の現場での取組が不可欠であります。自家増殖の禁止は、このような長年の農業者の大事な営みを否定するものであります。日米貿易交渉のもとで、米国の多国籍企業のために日本の岩盤規制が次々と撤廃されています。種子法の廃止で日本の米、麦、大豆の公的種子事業をやめさせ、農業競争力強化支援法で農業試験場がもっている米などの遺伝資源や育種技術を企業に移転させ、そして今度が農家の自家増殖禁止であります。  今後、多国籍種子企業が日本で品種登録をして、高額な許諾料を設定し、それは農家の大きな負担になり、日本農業の衰退に拍車がかかります。政府の説明では、登録品種は10%ほど、90%は一般品種で今までどおり種取りできるとしておりますが、企業が主体となれば、登録品種が増大することはこれは必死であります。また、自家増殖の禁止は、優良品種の海外流出防止のためといいます。しかし、自家増殖を規制しても、海外持ち出しを物理的に止めることはできません。農林水産省が認めているように、海外で品種登録を行なうことが唯一の方法であります。気候変動やコロナ禍による食料の輸出制限が起きる世界におきまして、多国籍種子企業の限られた品種に依存するのは食料安全保障においては、極めて危険なことであります。種を握るものが食料生産を左右し、農家の手に種がなければ、国家の独立も危うくなり、消費者、国民にも大問題であります。  玉名市は農業を基幹産業として位置づけをして、農業振興に力を入れております。農業者の自家増殖を原則禁止にする種苗法改正は、玉名農業に与える影響は甚大であります。  したがって、玉名市議会から農業者の声を国政に反映するためにも、陳第1号種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情について賛成をいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) これにて、討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  まず、予算議案の採決に入ります。  議第46号 令和2年度玉名市一般会計補正予算(第3号)  議第47号 令和2年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第48号 令和2年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第49号 令和2年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)  議第50号 令和2年度玉名市水道事業会計補正予算(第1号)  議第51号 令和2年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第1号)  議第52号 令和2年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議第70号 令和2年度玉名市一般会計補正予算(第4号)  以上、予算議案8件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております議第46号から議第52号まで、議第70号の予算議案8件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。  各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第46号から議第52号まで、議第70号の予算議案8件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  続いて、条例議案の採決に入ります。  議第53号 玉名市消費生活安心条例の制定について  議第54号 玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
     議第55号 玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  議第56号 玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  議第57号 玉名市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第58号 玉名市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第59号 玉名市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  議第60号 玉名市九州新幹線渇水等被害対策農業用水施設条例の一部を改正する条例の制定について  議第61号 玉名市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について  議第71号 玉名市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案10件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております議第53号から議第61号まで、議第71号の条例議案10件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。  各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第53号から議第61号まで、議第71号の条例議案10件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  続いて、その他の議案の採決に入ります。  議第62号 市道路線の廃止及び認定について  議第63号 財産の取得について  議第64号 財産の処分について  議第72号 工事請負契約の変更について  議第73号 財産の取得について  以上、議案5件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております議第62号から議第64号まで、議第72号及び議第73号の議案5件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。  各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第62号から議第64号まで、議第72号及び議第73号の議案5件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  続いて、陳情の採決に入ります。  陳第1号 種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情  以上、陳情1件については異議がありますので、後に譲り採決いたします。  令和元年陳第2号 梅林地区における公民館新設に関する陳情  令和元年陳第3号 小田地区における地域コミュニティーの施設及び場所の確保に関する陳情  令和元年陳第4号 小学校閉校に伴う旧月瀬校区コミュニティー集会場及び広場建設に関する陳情  令和元年陳第6号 三ツ川地区における地域活動等の多目的広場及びコミュニティーセンター施設の整備に関する陳情  以上、陳情4件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております令和元年陳第2号から令和元年陳第4号まで、令和元年陳第6号の陳情4件に対する委員長の報告はいずれも採択であります。  委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、令和元年陳第2号から令和元年陳第4号まで、令和元年陳第6号の陳情4件については、いずれも採択することに決定いたしました。  陳第1号 種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情  以上、陳情1件について、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております陳第1号に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。  原案のとおり採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立少数であります。よって、陳第1号については、不採択とすることに決定いたしました。        ************************* △日程第4 市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決) ○議長(中尾嘉男君) 日程第4、「市長提出議案審議」を行ないます。  議第65号人権擁護委員候補者の推薦についてから、議第69号人権擁護委員候補者の推薦についてまでの市長提出議案5件を一括議題といたします。  これより、委員会付託を省略しておりました議第65号から議第69号までの人事案件5件の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、議員間討議、討論の後、採決いたします。  これより、質疑に入ります。  議第65号から議第69号までの人事案件5件について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより、議員間討議に入ります。  議第65号から議第69号までの人事案件5件について、議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより、討論に入ります。  議第65号から議第69号までの人事案件5件について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。  これより、採決に入ります。  採決は、1件ずつ行ないます。  議第65号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。議第65号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第65号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。  議第66号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。議第66号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第66号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。  議第67号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。議第67号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第67号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。  議第68号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。議第68号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第68号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。  議第69号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。議第69号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議第69号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前11時46分 休憩                             ───────────                             午後 1時21分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程の追加について、お諮りいたします。さきの議会運営委員会の結論に基づき、  日程第5 委員会の中間報告  日程第6 特別委員会の調査事件の追加付託の件  日程第7 議員提出議案上程   議員提出第1号 玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について  日程第8 提案理由の説明  日程第9 議員提出議案審議  以上、日程に追加いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、日程に追加することに決定いたしました。        ************************* △日程第5 委員会の中間報告 ○議長(中尾嘉男君) 日程第5、「委員会の中間報告」を行ないます。  有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員会に付託中の審査事項については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行ないたいとの申出がありますので、この際、これを許します。  有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員長 江田計司君。   [有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員長 江田計司君 登壇] ◎有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員長(江田計司君) 皆さんこんにちは。  去る6月11日特別委員会を開催しましたので、審議の経過と結果について中間報告をします。  まず付託されています調査事項としては、1、有明海沿岸道路の早期整備に関すること。2、公共施設適正配置計画に関すること。3、サッカー場建設に関すること。4、旧庁舎跡地利活用に関することの4件であります。  本来ならば、この4件について調査すべきところですが、委員より県北の玄関口として、玉名市のまちづくりの一環としてスピード感をもって進めるために新玉名駅周辺整備に関することを調査事件に追加する旨の提案がありました。  委員から、新玉名駅開業10年経過する中で、なかなか進まない開発だが、今後利便性を生かせばとてもいい立地にあると思われるので、全議員の協力をいただきながら進めることも前に進めるうえで大切であるとの意見がありました。  委員から、駅前周辺開発には道の駅の話もあるとの話もありました。  委員から、駅前開発で、玉名のどういうことに魅力を感じるのかというのは大きな課題である。またインフラ整備をして商工業が魅力を感じるのかと思うし、人口も減ってくることを考えると新幹線の駅前も大切だが、成功させるには、駅から10分圏内に人口を増やす計画をしてから駅前を開発することが魅力を感じて商工業もくるかと思われるとの意見もありました。  委員から、やはり新玉名駅は県北の拠点としてできた駅であるということを第一に進めてもらいたいとの意見もありました。  委員から、現在の特別委員会にある4件の調査事項に追加するかどうかということであるとの意見に、当然調査するべきとの意見もありました。  以上、協議・検討を終了し、採決の結果、本特別委員会の調査事件に、全員一致をもって新たに「新玉名駅周辺整備に関すること」を調査事項として加えることで決しました。  以上で、有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員会の報告は終わりました。        ************************* △日程第6 特別委員会の調査事件の追加付託の件 ○議長(中尾嘉男君) 日程第6、「特別委員会の調査事件の追加付託の件」を議題といたします。  お諮りいたします。有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員会については、委員長報告のとおり「新玉名駅周辺整備に関すること」を追加付託の上、調査することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については「新玉名駅周辺整備に関すること」を追加付託の上、調査することに決定いたしました。  この際、お諮りいたします。  有明海沿岸道路及び公共施設建設調査特別委員会に付託いたしました「新玉名駅周辺整備に関すること」につきましては、調査終了するまで、閉会中も継続して調査を行なうことにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の調査事件につきましては、調査終了するまで、閉会中も継続して調査を行なうことに決定いたしました。        ************************* △日程第7 議員提出議案上程 ○議長(中尾嘉男君) 日程第7、「議員提出議案上程」を行ないます。  これより、議員提出議案を上程いたします。  議員提出第1号 玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について  以上、議員提出議案1件を議題といたします。  お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。        ************************* △日程第8 提案理由の説明 ○議長(中尾嘉男君) 日程第8、「提案理由の説明」を行ないます。  ただいまの議員提出第1号について、提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長 徳村登志郎君。   [議会運営委員長 徳村登志郎君 登壇] ◎議会運営委員長(徳村登志郎君) それでは、本日提案いたしました議員提出第1号につきまして、提案理由を申し上げます。  議員提出第1号玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてでありますが、これは、議会タブレット端末の導入に伴い、議会ICT化・情報通信技術化に向けた体制を構築するため、規則の整備を図るものでございます。  その主な内容といたしましては、議事または審査の効率化、円滑化及び明瞭化を図るため、タブレット等の情報通信機器を議場または委員会室に持込み可能とすること。  また、議事審査に必要な電子資料や資料等印刷物を、議長等の許可を得たうえで、プロジェクター映写機等を使用して拡大投影できる旨を規定するために、規則を改正するものであります。  なお、附則としまして、この規則は、公布の日から施行するものでございます。  以上で、説明理由を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  念のために申し上げます。  議員提出第1号については、委員会提出の議案であるため、会議規則第37条第2項の規定に基づき、委員会に付託しないことになっております。  よって、議員提出第1号については、議事の都合により、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第9 議員提出議案審議 ○議長(中尾嘉男君) 日程第9、「議員提出議案審議」を行ないます。  改めて、議員提出第1号玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について  以上、議員提出議案1件を議題といたします。  これより、ただいま議題となっております議員提出第1号の審議に入ります。審議の方法は、質疑、議員間討議、討論の後、採決いたします。  これより、質疑に入ります。  議員提出第1号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより、議員間討議に入ります。  議員提出第1号について、議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより、討論に入ります。  議員提出第1号について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。  これより、採決に入ります。  議員提出第1号玉名市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、採決いたします。  議員提出第1号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、議員提出第1号については、原案のとおり決定いたしました。  以上で、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。  ここで、市長より発言の申出があっておりますので、これを許可いたします。  市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 令和2年第4回の定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。  6月1日に開会いたしました今議会に提案をさせていただきました令和2年度の補正予算をはじめとした24の議案、さらに追加で提案させていただいた4議案に対しまして、それぞれ慎重に御審議を賜り、議決、承認を賜りましたことに厚く御礼を申し上げたいと存じます。  また市議会におかれましては、議場におけます人数制限や一般質問における時間短縮など、その権限に自ら制限を設け、決して満足のいくものではなかったであろうと拝察いたしますが、今議会におきましてもコロナ対策を講じた議会運営に努めていただきましたことに改めて敬意を表します。今後も市議会の配慮に報いるよう執行部一同、気を引き締め直し、コロナが終息するその日まで、コロナ対策に全力で臨む覚悟を再確認した次第であります。  さて、新型コロナウイルスに係る情勢につきまして、政府は、6月19日から全国を対象に都道府県境をまたぐ移動の自粛を解除しており、今後も社会経済活動の段階的引上げを予定通り進めていく考えを示されておりますが、残念なことに熊本県におきましては、5月8日以来となる感染者が、昨日発生したところでございます。一方、東京都でも、5日連続で20人を超える感染者が出ており、6月に入ってからの合計は、500人を超えるなど、まだまだ予断を許さない状況が続いております。  今後もこの新型コロナウイルスの問題は、しばらく続くものと思われ、ソーシャルディスタンスの確保や3密を避ける行動をとることなどの新しい生活様式の実践がさらに求められてきているところでございますし、併せて行政運営におきましても、アフターコロナ、ウィズコロナの社会に対応した新たな取組や既存事業の見直しなど、新しい行政運営の在り方につきまして、引き続き、検討してまいりたいと考えているところでございます。  ところで、市民の皆様の関心ごとでございます「特別定額給付金」の進捗状況につきまして御報告させていただきます。6月23日現在、給付対象、約2万8,000世帯のうち、およそ97%の市民の皆様への給付が完了、金額にいたしまして、64億1,090万円を支給しております。今後は、申請漏れ等の確認を行ないながら、全ての市民の皆様に給付を完了することができるよう努めてまいりたいと考えております。  また、玉名市関係者の皆様からは、新型コロナウイルス対策への支援として、6月22日現在で、ふるさと納税で約2,700万円、善意の寄附金で12万円をいただいており、大変感謝をしているところでございます。これらの寄附金につきましては、今後のコロナ対策に大切に使わせていただきたいと思っております。  その他、コロナ関連の支援策及び本市独自の緊急経済対策につきましては、今議会におきまして、16事業、約2億6,500万円の関連予算を可決いただいたところですが、今後も国や県の動向を常に注視しながら、特に第4弾以降の本市独自の緊急経済対策につきましては、国や県が示す支援の枠から漏れる事案が発生していないかなど、しっかりと見極めながら、本市の実情に応じた支援策を引き続き、迅速かつ適切に実施していきたいと考えているところでございます。  いずれにいたしましても、いまだコロナ終息が見通せない状況であり、第2波、第3波の懸念もあることから、引き続き、警戒体制を維持ながら、これからも市民の命を守るための感染拡大防止策と市民の生活を守るための地域経済活動との両立を図っていきたいと考えているところでございます。  さて、今年も九州北部地方の梅雨入りが、6月11日に発表されました。災害に対する備えが重要になってくるものと警戒をしているところでございますが、この新型コロナウイルスに対する感染予防の対策と併せて、防災・減災への取組につきましても、緊張感をもって対応していきたいと気を引き締めているところでございます。  そして、この梅雨が明けますと暑い季節を迎えることになります。新しい生活様式の中で迎える初めての夏になりますが、議員各位におかれましては、どうぞ、御自愛をいただき、引き続き、市政に対する御支援と御指導をいただきますようお願いを申し上げ、閉会に当たりまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。  大変ありがとうございました。 ○議長(中尾嘉男君) これにて本会議を閉じ、令和2年第4回玉名市議会定例会を閉会いたします。                             午後 1時39分閉会
    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         玉名市議会議長    中 尾 嘉 男         玉名市議会議員    嶋 村   徹         玉名市議会議員    江 田 計 司...