玉名市議会 > 2020-06-01 >
令和 2年第 4回定例会−06月01日-目次
令和 2年第 4回定例会−06月01日-01号

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  1. 玉名市議会 2020-06-01
    令和 2年第 4回定例会−06月01日-01号


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    令和 2年第 4回定例会−06月01日-01号令和 2年第 4回定例会         令和2年第4回玉名市議会定例会会議録(第1号)  議事日程(第1号)                   令和2年6月1日(月曜日)午前10時00分開会         開 会 宣 告 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  会期の決定 日程第3  市長あいさつ 日程第4  市長提出議案上程       (議第46号から議第69号まで)  議第46号 令和2年度玉名一般会計補正予算(第3号)  議第47号 令和2年度玉名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第48号 令和2年度玉名介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第49号 令和2年度玉名九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)  議第50号 令和2年度玉名水道事業会計補正予算(第1号)  議第51号 令和2年度玉名公共下水道事業会計補正予算(第1号)  議第52号 令和2年度玉名農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議第53号 玉名市消費生活安心条例の制定について  議第54号 玉名市附属機関設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
     議第55号 玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  議第56号 玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  議第57号 玉名市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第58号 玉名市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第59号 玉名市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  議第60号 玉名市九州新幹線渇水等被害対策農業用水施設条例の一部を改正する条例の制定について  議第61号 玉名市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について  議第62号 市道路線の廃止及び認定について  議第63号 財産の取得について  議第64号 財産の処分について  議第65号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第66号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第67号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第68号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第69号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第5  提案理由の説明 日程第6  報告(2件)  報告第7号 令和元年度玉名一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について  報告第8号 一般財団法人玉名自治振興公社経営状況を説明する書類について 日程第7  陳情の報告       (陳第1号)  陳第1号 種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情         散 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件         開 会 宣 告 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  会期の決定 日程第3  市長あいさつ 日程第4  市長提出議案上程       (議第46号から議第69号まで)  議第46号 令和2年度玉名一般会計補正予算(第3号)  議第47号 令和2年度玉名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第48号 令和2年度玉名介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  議第49号 令和2年度玉名九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)  議第50号 令和2年度玉名水道事業会計補正予算(第1号)  議第51号 令和2年度玉名公共下水道事業会計補正予算(第1号)  議第52号 令和2年度玉名農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議第53号 玉名市消費生活安心条例の制定について  議第54号 玉名市附属機関設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第55号 玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について  議第56号 玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について  議第57号 玉名市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第58号 玉名市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第59号 玉名市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  議第60号 玉名市九州新幹線渇水等被害対策農業用水施設条例の一部を改正する条例の制定について  議第61号 玉名市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について  議第62号 市道路線の廃止及び認定について  議第63号 財産の取得について  議第64号 財産の処分について  議第65号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第66号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第67号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第68号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第69号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第5  提案理由の説明 日程第6  報告(2件)  報告第7号 令和元年度玉名一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について  報告第8号 一般財団法人玉名自治振興公社経営状況を説明する書類について 日程第7  陳情の報告       (陳第1号)  陳第1号 種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情         散 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(20名)    1番  坂 本 公 司 君        2番  吉 田 真樹子 さん    3番  吉 田 憲 司 君        4番  一 瀬 重 隆 君    5番  赤 松 英 康 君        6番  古 奥 俊 男 君    7番  北 本 将 幸 君        8番  多田隈 啓 二 君    9番  松 本 憲 二 君       10番  徳 村 登志郎 君   12番  西 川 裕 文 君       13番  嶋 村   徹 君   14番  内 田 靖 信 君       15番  江 田 計 司 君   16番  近 松 惠美子 さん      18番  前 田 正 治 君   19番  作 本 幸 男 君       20番  森 川 和 博 君   21番  中 尾 嘉 男 君       22番  田 畑 久 吉 君         ───────────────────────── 欠席議員(なし)         ───────────────────────── 欠  員(2名)         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     松 本 留美子 さん   事務局次長    荒 木   勇 君  次長補佐     松 野 和 博 君    書記       古 閑 俊 彦 君  書記       入 江 光 明 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       藏 原 隆 浩 君    副市長      村 上 隆 之 君  総務部長     永 田 義 晴 君    企画経営部長   今 田 幸 治 君  市民生活部長   蟹 江 勇 二 君    健康福祉部長   竹 村 昌 記 君  産業経済部長   上 野 伸 一 君    建設部長     片 山 敬 治 君  企業局長     酒 井 史 浩 君    教育長      池 田 誠 一 君  教育部長     西 村 則 義 君    監査委員     元 田 充 洋 君  会計管理者    二階堂 正一郎 君                             午前10時00分 開会        ************************* ○議長(中尾嘉男君) ただいまから、令和2年第4回玉名市議会定例会を開会いたします。  日程に入ります前に申し上げます。
     本日の応招議員は20名全員でありますが、今般の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、地方自治法第113条の規定に基づく、定足数の原則に沿った議会運営を行ないます。  また、議場に入場していない議員については、別室にて視聴しておりますことを申し上げます。  現在の出席議員は、12名で定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  あわせて、感染拡大の防止のため、マスクの着用を許可いたします。また、傍聴人についても同様といたします。  なお、今期定例会への説明員の出席につきましては、地方自治法第121条の規定により、お手元に配付しております報告のとおり、あらかじめ出席を要請しておきましたので、御了承願います。        ************************* △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中尾嘉男君) 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行ないます。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。  嶋村徹君、江田計司君、以上の両君を指名いたします。        ************************* △日程第2 会期の決定 ○議長(中尾嘉男君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。このたびの定例会の会期については、5月25日の議会運営委員会の結論に基づき、本日から23日までの23日間にいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から23日までの23日間に決定いたしました。        ************************* △日程第3 市長あいさつ ○議長(中尾嘉男君) 日程第3、「市長あいさつ」を行ないます。  市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。  市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 皆様、おはようございます。  議員各位におかれましては、今期定例会の招集に対し、全員そろっての御参集を賜り誠にありがとうございます。  令和2年第4回玉名市議会定例会の開会に当たり、招集のあいさつを申し上げます。  まずもって、市議会におかれましては今期定例会新型コロナウイルス感染防止に努めた議会運営に御配慮いただき、招集権者として感謝申し上げる次第であります。  さて、全世界を巻き込み100年に一度の危機と言われる、新型コロナウイルス感染拡大感染確認は全世界で600万人を超え、死亡者数は約37万人にも上り、国内においても感染確認は1万6,800人を超え、死亡者数も890人を超えております。いまだ世界の各地で続く感染拡大に、終息までの道筋は見通せない状況にあり、加えて、コロナの影響による経済的打撃は、今や2008年のリーマンショックを超え、1929年の世界恐慌以来の世界的金融危機といった、ゆゆしい事態を引き起こしております。  現在、中南米などの新興国で感染の蔓延が深刻化し、そしてその一方、我が国においては、御承知のとおり、5月の大型連休明け以降、4月7日に出された緊急事態宣言の解除を巡り、大きな動きがありました。まず、5月14日には、本県を含む39県で緊急事態宣言を前倒しで解除。翌週21日には、関西2府1県で緊急事態宣言を解除。さらに、その翌週25日には、残る北海道と関東1都3県で解除され、宣言期限の5月31日を待たずに全国で解除される形となったわけであります。およそ1か月半ぶりに全国の解除宣言をできたことに対し、安倍首相は「罰則を伴う強制的な外出規制などを実施できない日本が、独自のやり方で今回の流行をほぼ終息させることができ、日本モデルの力を示した」と述べた上で、外出自粛等コロナ対策を徹底した全国民の協力と辛抱に、謝意を表しました。こうした自粛緩和の流れに、自粛による疲弊感、また閉塞感に満ちている私たちの日常は、少しずつ明るさと活力、そして平穏を取り戻し始めている次第です。  しかしながら、国内の流行が完全に終息したわけではなく、コロナウイルスは感染の脅威とともに、依然として、私たちの生活の中に存在したままであります。現に、緊急事態宣言解除後、福岡県北九州市では新規感染者が相次いで確認され、まさに恐れていた第2波への危機感が急速に高まっています。福岡県と隣接する本県、特に県北の玄関口として新幹線新玉名駅を擁する本市としても看過できない状況にあり、本県への感染流入を警戒するとともに、流入抑止に最善を尽くしたい考えであります。  また、先月27日、政府は新型コロナ感染拡大を受けた経済対策として、過去最大規模となる32兆円にも上る巨額な二次補正予算案閣議決定。今月中旬の成立予定ですが、スピード感実効性が強く問われる中、支援が必要な方々に対し、いかに早く、迅速に届けることができるかが課題となっております。特に、支援や対応の遅さに多くの国民が不満を抱えている要因として、現在、手続の煩雑さが指摘されておりますが、その問題の解消には、簡素化した制度設計や、実態に即した臨機応変な対応が求められるほか、支援のスピード感実効性を担保するには、やはり、マンパワーを投入すべく、大幅な人員の確保が急務になるものと受け止めております。  続いて、本市の動向について述べますが、コロナ感染拡大は市民の皆様の御協力により抑制できているものの、地域経済の実情に目を向けますと、飲食店を初め、中小企業個人事業者等コロナの影響により、やはり大変厳しい経営状況に陥っております。また、急速に悪化した経営に、廃業を余儀なくされた事業者の方もあると聞き及んでおり、事態は想像以上に深刻な状態に置かれています。外出自粛要請及び休業要請の解除に伴い、玉名の夜にも店のあかりが戻り、人出は徐々に増えつつありますが、やはり自粛の余韻は大きく残っており、以前の客足が戻るまでは厳しい状況が続くものと懸念されます。感染拡大防止策の徹底を図りながらも、これからの社会活動の再開に拍車をかけ、自粛生活長期化により冷え込んだ景気を早急に回復すべく、地域経済の再生と活性化が強く求められている次第であります。とりわけ、緊急経済対策景気浮揚策といった支援策を、スピード感をもって実行し、その効果を最大限に引き出していくことが、この局面を打開する非常に重要な術であると認識をいたしております。  支援策に関して、まずは全国民への支援策として給付が急がれます特別定額給付金の処理の進捗状況について御報告いたしますが、既に御案内のとおり、5月1日からオンライン申請分受け付けを先行して開始。また、5月14日には郵送申請用書類を発送し、21日から郵送申請分受け付けを開始。続々と寄せられる大量の給付申請に対し迅速な給付を実現させるため、現在、庁内の各部局の枠を超え多くの職員を動員。シフトを組み、昼夜を問わず、また、休日返上で申請書類の審査や振り込みデータ入力作業等の業務に当たらせております。給付金振り込みは、オンライン申請分を5月15日から、また郵送申請分を5月28日から開始。5月28日までに給付対象、約2万8,000世帯のうち、およそ6割の世帯への給付を完了。さらに、今週中には7割近くの世帯への給付が完了する予定でもございます。今後も、引き続き迅速な処理に努め、申請受付期限であります8月21日まで、全庁態勢にて、気を緩めることなく業務を遂行してまいる所存であります。  また、コロナ関連支援策が国や県において次々と打ち出される中、本市も独自の緊急経済対策をこれまでに第1弾・第2弾と打ち出しましたが、今期定例会では、まず、コロナ関連支援策3事業を提案。さらに、国の二次補正に対応しながら、本市独自の緊急経済対策の第3弾以降を、準備が整い次第、早急に打ち出していく予定であります。今後も、国や県の動向を常に注視しながら、国や県が提示する支援の枠から漏れる部分があるならば、地方自治の最前線にて地域住民の福祉と暮らしを守る、私たち市が、そこをしっかりと見極め、漏れなく拾い上げる必要があるものと考えております。そこで、本市独自の更なる支援策を展開するための財源を確保すべく、現在、今年度に計画しておりました事業、大会、イベント等で中止を余儀なくされた、いわゆる不要額となる予算の早急な洗い出しを各部局に強く指示しているところであります。  変わって、学校についてですが、いよいよ本日から通常登校による教育活動が再開されました。長期間に及ぶ登校自粛の間、感染防止のためとはいえ保護者皆様方には大変な御苦労と御負担をお掛けしたことかと存じます。また、保護者の中には早期の学校再開を待ち望まれた方、またその一方で学校再開による感染リスクの高まりを心配される方、双方の意見があるものと承知いたしております。  加えて、休校の長期化による学習不足打開策として、4月に政府が検討に着手した9月入学。しかしながら、現状での導入は困難との見方が広がり、来年の導入が見送られた現在、学校再開に際して、これまでの学習の遅れをいかに解消し、授業日数をいかに確保していくのか。また、感染予防の徹底を図る中で、政府が提唱する新しい生活様式に即した授業の在り方をどう形にし、実践していくのか。学習不足問題の解決策感染拡大予防策の両立が求められる教育分野に課せられた課題は、非常に重く、難しいものがあります。ですが、コロナの影響により激変した教育環境の中、もうこれ以上、子供たちに不利益を与えるわけにはいきません。子供たち学習機会と未来を守るためにも、熊本県及び近隣市町教育委員会との連携を図りながら、最善の方法を模索し、課題解決に尽力したいと存じます。  変わって、長期にわたる休館が続いた市内の公共施設につきましても、本日までに全施設が再開。これまで利用を希望されていた多くの皆様方に、長らく御不便を強いる形となってしまいましたことを、この場をお借りしておわび申し上げます。ただ、再開はしたものの、一部施設については利用制限が設けられ、国が示した方針に従い、感染防止策の徹底を図りながらの運営となりますことを、どうか御理解いただきたく存じます。  また、多くの市民の皆様が完成を待ち望まれた新玉名市民会館ホール。中でも、この新ホールオープンをほかの誰以上に一番楽しみにしていたのは、実は、私なのかもしれません。しかしながら、残念なことに、5月30日に予定しておりました開館セレモニーコロナの影響により中止を余儀なくされ、晴れの日を彩ることなく、本日静かにそのオープンを迎えた次第です。また、オープンはしたものの、感染拡大防止のため、当面の間はやむなく休館としております。既に御覧になられたとおり、市役所本庁舎の向かい側に、高いデザイン性の外観を呈している新ホールですが、広報たまな6月号で御紹介のとおりホールの内観も大変すばらしく、音響や照明はもちろん、トイレ等の設備も非常に充実した、優れた施設となっております。市民の皆様にもこの特別な感動を早く共有してほしいと思いながらも、いまだ御利用いただけないことが非常に残念でなりません。市民が主役をコンセプトに、芸術の創造・発表・鑑賞・啓発の場を構築できるようにと、よりグレードアップした大ホール。そして、にぎわいの創出拠点として利用の多様性汎用性にたけたマルチホール。手前みそながら、いずれのホールもこれから先、未来の長きにわたって、市民の皆様方の期待に応え得るホールになるものと、強く確信いたしておりますので、どうか、休館期間を終え、再オープンを迎えるその日を、心待ちにしていただきたく存じます。  変わりまして、イベント関係について申し上げますが、全国的なところでは夏の全国高校総体通称インターハイ開催中止。また全国高校野球選手権大会は、春の選抜の中止に引き続き、夏の甲子園も中止され、戦後初の事態となっております。いずれも感染リスクが避けられないことや、長期休校に伴う練習不足からのケガが予想されるなど、選手・学生の安全面を第一に考慮し、中止の結論に至ったとされますが、青春の全てをささげ、つらい練習に耐えてきた彼らの無念を思うと、やはり、言葉を失うしかありません。どうか、目標を奪われた彼らの思いに報いる場をぜひとも設けてあげてほしいと、そう願うばかりであります。  また、本市においてもコロナの影響から、主要なイベントが、相次いで開催の中止または延期を決定。この時期、例年多くの観光客でにぎわいます、玉名の初夏の風物詩である高瀬裏川花しょうぶまつり。今回は、記念すべき第30回目の開催でありましたが、実行委員会で協議を重ねた結果、来年への開催延期を決断。そのほかにも、8月の玉名納涼花火大会、9月の第75回熊本県民体育祭荒尾玉名大会、そして、今年度の玉名市民音楽祭。いずれも実行委員会による協議の結果、中止と結論づけられた次第であります。それぞれの開催を楽しみにされておられた多くの皆様方の期待に応えられず、大変申し訳なく感じている次第であります。  以上、るる述べてまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大によって、私たちの生活は一変しました。依然として拡散を制御できないコロナとの共存を念頭にしたウィズコロナ緊急事態宣言解除後のアフターコロナ、こう称される新しい時代に即した新しい生活様式が提唱されているように、私たちの世の中は以前の日常へ戻るのではなく、これから新しい日常へとシフトしていきます。  今回、私たち行政の仕事の在り方も、在宅・分散勤務や、オンラインでのリモート会議書面会議の導入など、それまでの常識が大きく覆されました。これらの取組はニューノーマル、いわゆるコロナ時代の新常識として、今後定着していくものと思われます。このように、社会の仕組みが劇的に変化するのは、こうした世界的混乱に直面したときなのかもしれません。今回のコロナ危機を契機に、それまで当たり前とされていた観念や認識・思想、社会の価値観が革命的に変化をもたらす、いわゆるパラダイムシフトにより、私たちの働き方やライフスタイルを中心に、本当にいろんなものが、これから大きく変わっていくと思っています。  コロナウイルスの第2波、第3波の襲来に備えた、人との接触回避を前提とした新しい地域社会のありよう、新しい地域経済のありよう、新しい学校運営のありよう。そうした新しい日常の在り方が、ポストコロナの新常識として定着していく中、私たちに関わる新しい行政運営を一体どういう形で進めていくのか。緊急事態宣言が解除された今、まさに新しい行政運営のありようを検討し、イメージする大切な時期だと捉えています。  これから先の社会を見据えて、抜本的に行政の在り方を見直す、それを行なう二度とないチャンスです。であるからこそ、私たち行政運営に携わる者は、今回のコロナ危機の経験を、困難や不幸と捉えるのではなく、旧システムを解体し、新システムを創造する最大かつ絶好の機会として、前向きに捉えなければならない。この、行政のパラダイムシフトこそ、コロナを経験した今の私たちにできる、かつ、やらなければならない一番大事なことであると、私は現在、そう部長たちに強く指示を出しております。  どうか、議員各位におかれましても、この新しい日常に即した行政のパラダイムシフト、新しい行政運営のための抜本的改革に御理解・御賛同を示していただきたく思いますとともに、私たちのこの取組に対し、並々ならぬ御支援・御協力を賜りますよう強くお願い申し上げる次第でございます。  それでは、最後に今期定例会への提出議案ですが、補正予算7件、条例案件9件、人事案件5件、その他の事件3件、以上24件の議案を提出させていただいております。  各種議案の内容につきましては、このあと提案理由説明の中で、それぞれ申し上げさせていただきます。  今期定例会に提案の各種施策や案件及び予算補正等の内容に対し、どうか十分に御審議いただき、いずれの議案も原案どおりの決定を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、開会に当たっての私のあいさつといたします。  今期定例会も大変お世話になります。        ************************* △日程第4 市長提出議案上程(議第46号から議第69号まで) ○議長(中尾嘉男君) 日程第4、「市長提出議案上程」を行ないます。  これより、市長提出議案を上程いたします。  議第46号令和年度玉名一般会計補正予算(第3号)から、議第69号人権擁護委員候補者の推薦についてまでの市長提出議案24件を一括議題といたします。  お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。        ************************* △日程第5 提案理由の説明 ○議長(中尾嘉男君) 日程第5、「提案理由の説明」を行ないます。  ただいま上程いたしました各議案について、提案理由の説明を求めます。  総務部長 永田義晴君。   [総務部長 永田義晴君 登壇] ◎総務部長(永田義晴君) おはようございます。  議第46号から議第52号までの補正予算関係7件につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  お手元にお配りいたしております資料の1ページを御覧いただきたいと思います。  今回御提案いたします補正予算は、現計予算計上後の事情の変化によりまして補正を行なう必要が生じましたので、御提案いたすものでございます。  まず初めに、議第46号令和年度玉名一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ2,698万5,000円を追加し、総額を392億6,256万3,000円とするものでございます。  まず、歳入の主なものを申し上げますと、15款国庫支出金は1億3,966万8,000円の減額で、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の減額などでございます。小中学校21校の校内通信ネットワーク整備については、国の補正予算の成立時期が不明であったため、令和元年度3月補正予算及び令和2年度当初予算に重複計上しておりましたが、令和元年度事業として採択されたことにより減額するものでございます。  16款県支出金は1億8,426万3,000円の追加で、産地生産基盤パワーアップ事業補助金の追加などでございます。  17款財産収入は571万4,000円の追加で、旧小田小学校跡地活用事業で土地及び建物の売払収入などでございます。  19款繰入金は財政調整基金繰入金3,795万1,000円の追加で、今回の補正の財源調整でございます。  21款諸収入は472万5,000円の追加で、北坂門田山ノ下線道路新設改良工事に係る有明広域行政事務組合からの道路整備事業受託金でございます。これは、東部環境センター建設時に計画された玉名市と玉東町の搬入路整備で、これまで玉名市側は用地交渉が難航しておりましたが、本年度になり全ての地権者から同意が得られたため事業着手するものでございます。  22款市債は6,600万円の減額で、道路橋りょう整備事業債は北坂門田山ノ下線道路新設改良工事に伴うもので3,110万円の追加、小学校施設整備事業債及び中学校施設整備事業債は校内通信ネットワーク整備工事の減額に伴うものなどでございます。  歳出につきましては、新型コロナウイルス対策として、公立保育所、相談窓口、1次避難所等に非接触型体温計を配備する事業など3事業で、2,503万8,000円を計上しております。また、4月の職員の定期異動等に伴う職員給与の調整及び共済費の負担率変更などにより、人件費の総額として3,025万2,000円の減額を計上しており、1款議会費から10款教育費まで調整を行なっております。  2ページでございます。  主な内容でございますが、1款議会費は378万3,000円の減額、2款総務費は530万円の追加で、定期異動などに伴う職員給与等の調整、旧庁舎跡地周辺の急傾斜地崩壊危険区域の対策事業として行なう測量設計等1,700万7,000円を計上いたしております。  3款民生費は4,825万3,000円の追加で、玉名第1保育所解体工事の追加、介護保険事業会計繰出金の追加などでございます。  4款衛生費は366万3,000円の減額、6款農林水産業費は1億9,384万2,000円の追加で、農業者等が行なう機械・施設の導入等に対する産地生産基盤パワーアップ事業補助金の追加、畑作地域の生産向上支援として畑作構造転換事業補助金の追加などでございます。  7款商工費は790万7,000円の減額で、マイナポイント事業は、消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とするもので、市内15か所の郵便局で、マイナンバーカードの申請支援及びマイキーIDの設定支援に必要となるタブレットパソコンの借上料などの追加でございます。また、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため市からの休館要請を受け、休館した大衆浴場玉の湯、草枕温泉てんすいほか5施設、ふるさとセンターY・BOXほか2施設の指定管理施設について、収入が見込めないため、管理運営に係る必要経費の指定管理料を追加するものなどでございます。  8款土木費は7,931万9,000円の追加で、東部環境センターへ接続する北坂門田山ノ下線道路新設改良工事に伴う測量設計及び用地購入費の追加、立願寺公園温泉井戸改修工事は足湯温泉の源泉掘削とポンプ設置を行なうものでございます。  9款消防費は607万1,000円の追加で、消防施設等整備補助金の追加で第8分団ポンプ格納庫建て替え及び第2分団格納庫兼詰所建て替えなどでございます。  10款教育費は2億9,044万7,000円の減額で、学校教育施設整備基金積立金は、旧小田小学校の土地・建物の売却分と令和2年3月に岱明中学校の教育振興のために寄附を頂きましたものを含め基金への積立てを行なうものです。また、校内通信ネットワーク整備工事は、重複計上しておりました令和2年度当初予算計上分を全額減額するものでございます。  次に、第2表地方債補正につきましては、旧庁舎跡地周辺急傾斜地崩壊対策事業を追加し、道路橋りょう整備事業ほか2件の限度額を変更、小学校施設整備事業を廃止するものでございます。  以上が一般会計の補正予算の説明でございます。  次に、3ページでございます。  議第47号令和年度玉名国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ411万5,000円を減額し、総額を91億4,916万円とするもので定期異動等に伴う職員給与等の調整及び国民健康保険事業納付金の減額などでございます。  次に、議第48号令和年度玉名介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ5,023万9,000円を追加し、総額を78億8,085万6,000円とするものでございます。  主な内容は、歳出の1款総務費は定期異動等に伴う職員給与等の調整による追加、7款諸支出金につきましては、令和元年度の介護給付費等の決定に伴います国、県及び支払基金への償還金でございます。  4ページでございます。  議第49号令和年度玉名九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1,198万7,000円を減額し、総額を6,861万2,000円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整でございます。  次に、議第50号令和年度玉名水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  第2条収益的支出の補正につきましては、30万3,000円を追加し、総額を7億6,872万3,000円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整によるものでございます。  議第51号令和年度玉名公共下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。  第2条収益的支出の補正につきましては、616万9,000円を追加し、総額を15億2,439万3,000円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整でございます。  第3条債務負担行為の補正につきましては、浄化センター等改築更新事業の期間及び限度額を設定するものでございます。  5ページでございます。  次に、議第52号令和年度玉名農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
     第2条収益的支出の補正につきましては、2万1,000円を減額し、総額を3億9,833万円とするもので、定期異動等に伴う職員給与等の調整等でございます。  第3条の資本的支出の補正につきましては、2億6,560万円を追加し、総額を5億205万3,000円とするもので、横島町地区処理場機能強化工事を行なうものでございます。  第4条債務負担行為の補正につきましては、横島町地区処理場機能強化事業の期間及び限度額を設定するものでございます。  第6条企業債につきましては、農業集落排水事業の限度額を設定するものでございます。  以上、主な内容等について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、所管の各委員会において御説明いたしますので、御審議の上、原案どおり御承認賜りますようよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前10時39分 休憩                             ───────────                             午前10時51分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  現在の出席議員は、先ほど出席の議員と入れかえを行ない、12名で定足数に達しておりますので、会議は成立いたしております。  引き続き、提案理由の説明を求めます。  副市長 村上隆之君。   [副市長 村上隆之君 登壇] ◎副市長(村上隆之君) おはようございます。  私のほうからは、議第53号から議第64号までの提案理由につきまして御説明を申し上げます。  議案書の1ページをお願いいたします。  議第53号玉名市消費生活安心条例の制定についてでございますが、これは、消費者の権利の尊重及び自立支援その他の基本理念を定めるため、条例を制定するものでございます。  内容といたしましては、市の責務、玉東町、南関町及び和水町との相互連携、訪問販売の制限など、市が実施する消費者施策に必要な事項について定めるものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年10月1日から施行するものでございます。  4ページをお願いいたします。  議第54号玉名市附属機関設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市ふるさとセンターY・BOX等運営法人選定委員会を設置するため、条例の整備を図るものでございます。  内容といたしましては、令和4年度から民営化を予定しております玉名市ふるさとセンターY・BOXほか2施設の運営法人の選定について審査するための附属機関を設置し、所掌事項、事務の内容、委員の定数など必要な事項を定めるものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。  また、附則第2項におきまして、玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正といたしまして、別表にふるさとセンターY・BOX等運営法人選定委員会委員の職名及び報酬額を定めるものでございます。  次に、6ページをお願いいたします。  議第55号玉名市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、地方税法の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。  内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置といたしまして、事業用家屋を対象とする都市計画税の軽減措置に係る規定の整備を行なうものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は一部を除き、公布の日から施行するものでございます。  7ページをお願いいたします。  議第56号玉名市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した者に対する国民健康保険税の減免の特例に関し必要な事項を定めるため、条例の整備を図るものでございます。  内容といたしましては、現行の減免規定の対象に新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した納税義務者等を加えるため、所要の整備を行なうものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、納期限が令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間にある国民健康保険税について適用するものでございます。  8ページをお願いいたします。  議第57号玉名市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。  内容といたしましては、学童クラブに従事する放課後児童支援員の資格要件につきまして、中核市の長が行なう研修を修了した者までその対象を拡大するものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、改正後の条例の規定は、令和2年4月1日から適用するものでございます。  9ページをお願いいたします。  議第58号玉名市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、熊本県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。  内容といたしましては、広域連合が新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者への傷病手当金の支給を開始することに伴いまして、玉名市が行なう事務にその申請書の提出の受付を追加するものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。  10ページをお願いいたします。  議第59号玉名市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に関し、条例の整備を図るものでございます。  内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等が療養のため労務に服することができない場合において、傷病手当金の給付を受けることができるよう、所要の整備を行なうものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、改正後の条例の規定は、傷病手当金の支給を始める日が令和2年1月1日から規則で定める日までの間に属する場合に適用するものでございます。  12ページをお願いいたします。  議第60号玉名市九州新幹線渇水等被害対策農業用水施設条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、新たに農業用水施設を設置するため、条例の整備を図るものでございます。  内容といたしましては、農業用水の枯渇又は減水の被害に対処するための農業用水施設といたしまして、石貫4区第1号配水池ほか12の施設を新たに追加しますとともに、規定の整備を行なうものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。  14ページをお願いいたします。  議第61号玉名市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市勤労青少年ホームの設置目的を終えたため、条例を廃止するものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年7月1日から施行するものでございます。  15ページをお願いいたします。  議第62号市道路線の廃止及び認定についてでございますが、これは、道路法第10条第3項及び第8条第2項の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  今回廃止及び認定する路線は、玉名市と玉東町との境界にある北坂門田山ノ下線で、東部環境センター建設整備に伴う周辺地域の振興事業の一環として、搬入路を含めた周辺基幹整備として計画された道路でございます。  平成20年度に市道に認定し、道路整備を行なう計画でございましたが、事業費やルートを含めて再検討した結果、計画を見直し、別のルートを市道として認定するものでございます。また、今回新たに認定するもう一つの路線は、下前原地区と現在建設中の有明広域行政事務組合消防本部を結ぶ下前原消防本部線で、緊急車両が南部方面に出動する際の重要な機能を有する路線となるため、市道として認定するものでございます。  18ページをお願いいたします。  議第63号財産の取得についてでございますが、これは、玉名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案するものでございます。  内容といたしましては、現在の基幹業務システムのサーバ機等機器類の耐用年数が経過することに伴い、当該機器類の更改を行ない、安定した行政サービスを提供するため、行政システム九州株式会社熊本支店から取得するものでございます。取得予定価格は、2,530万円でございます。  なお、現在、同社と仮契約を締結しており、本議会で御承認をいただきましたのちに、本契約の締結とするものでございます。  19ページをお願いいたします。  議第64号財産の処分についてでございますが、これは、玉名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案するものでございます。  内容といたしましては、小学校跡地施設活用事業に係る公募型プロポーザルにおいて選定された活用事業者に、小田小学校跡地を売却するものでございます。  処分する財産といたしましては、土地につきましては所在地が玉名市上小田字下座頭830番ほか4筆で、面積が1万207平方メートル、建物につきましては玉名市上小田字下座頭830番地に所在する管理・教室棟ほか3件、総面積2,357平方メートルの建物でございます。処分予定価格は571万5,000円、契約の相手方は特定非営利活動法人地域たすけあいの会でございます。  以上、詳細につきましては、所管の各委員会で御説明申し上げますので、御審議の上、原案どおり御承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 本議会に提案しております人事案件提案理由について御説明申し上げます。  21ページから25ページまでをお願いいたします。  議第65号から議第69号までの人権擁護委員候補者の推薦についてでございますが、現委員5人の任期が本年9月30日をもちまして任期満了となるため、現委員の荒川貴史氏の後任に阪口心志氏を、久保田廣己氏の後任に芦村伸也氏を、濱崎順子氏の後任に引き続き同氏を、寺岡和夫氏の後任に引き続き同氏を、笠哲郎氏の後任に引き続き同氏をそれぞれ推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めるものでございます。  以上、5件の人事案件につきましては、どうぞよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。        ************************* △日程第6 報告(2件) ○議長(中尾嘉男君) 日程第6、「報告」を行ないます。  報告第7号令和年度玉名一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についてほか1件の報告があります。  総務部長 永田義晴君。   [総務部長 永田義晴君 登壇] ◎総務部長(永田義晴君) それでは報告案件2件につきまして御説明申し上げます。  議案集の26及び27ページをお願いします。  報告第7号令和年度玉名一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてでございますが、これは地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、議会に報告するものでございます。  令和2年度への繰越事業としまして、民生費において1件、農林水産業費において4件、商工費において1件、土木費において2件、教育費において1件の計9件の事業を繰り越したところでございます。  繰越総額は8億3,954万2,000円で、その財源内訳は一般財源3,298万4,000円、未収入特定財源のうち国庫支出金が2億8,666万3,000円、県支出金が8,609万5,000円、地方債が4億3,380万円でございます。  28ページをお願いいたします。  報告第8号一般財団法人玉名自治振興公社経営状況を説明する書類についてでございます。これは、地方自治法第243条の3第2項の規定により、議会に報告するものでございます。  別冊の一般財団法人玉名自治振興公社経営状況説明書を御覧ください。平成31年度事業報告書及び収支決算書の4ページをお願いいたします。  初めに平成31年度の事業報告でございますが、玉名市から公共施設等の管理運営を受託しました施設は、市民会館を始めとする6施設であります。それぞれの施設におきまして、多くの皆様に利用されているところでございます。  戻りまして2ページをお願いいたします。  文化振興事業では、6月に開催しました「玉名市民会館カラオケ祭たまなの紅白歌合戦」では、計80組が出場し、満席に近い762人の入場者で会場は大いに盛り上がりました。8月には、映画3作品を上映した「たまきな映画の集い」において487人の市民の方にお楽しみいただきました。また、12月には、ショパン国際ピアノコンクールで最優秀演奏賞を受賞するなど世界で活躍されている及川浩治氏を迎え、「及川浩治情熱ピアノリサイタル」を開催し、旧ホールで開催する最後の自主文化事業にふさわしいコンサートとなりました。このほか、玉名市、玉名市社会福祉協議会、自治振興公社の3者合同事業としまして、舞台「ペコロスの母に会いに行く 玉名公演」を開催しました。これは、認知症をテーマとした家族愛に満ちた物語であり、臨場感あふれる舞台で盛り上がったとともに、認知症への理解を深める事業となりました。  勤労福祉事業では、ヨガやフラダンスを始めとする10の定期講座のほか、洋菓子作りと浴衣着付けの2つの短期講座を含めた12の講座を実施しました。  次に5ページをお願いいたします。  平成31年度収支計算書でございます。経常収益は8,452万2,262円、経常費用は8,231万9,852円。なお、収支差額220万2,410円につきましては、当期一般正味財産として積み立てることといたします。  次に、令和2年度事業計画書及び収支予算書中の1ページをお願いいたします。  令和2年度の主な事業計画でございますが、文化振興事業といたしましては、市民会館のこけら落としとして6月2日に熊本県出身の島津亜矢氏の公演を開催する予定でございましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため公演を11月に延期したところでございます。  2ページをお願いいたします。  次に、勤労福祉事業の勤労者体育センター事業におきましては、11月に「第12回健康親善ラージボール卓球大会」を計画しております。健康の維持や増進を目的に始めましたこの大会は、市民に喜ばれる大会となっております。  3ページをお願いいたします。  令和2年度収支予算でございますが、経常収益計は1億1,916万5,816円で、その内訳として、基本財産運用益が3,000円、事業収益として市から受託しております施設の管理料収入、受託収入及び利用料収入が7,775万5,816円、玉名市からの補助金収入として2,035万5,000円、雑収入として2,105万2,000円となっております。
     続きまして、経常費用計は1億2,646万1,816円で、その内訳として、事業費が1億594万692円、管理費が2,052万1,124円となっております。当期経常増減額としましては、マイナス729万6,000円でございます。  以上が、一般財団法人玉名自治振興公社経営状況の報告でございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、報告の説明は終わりました。        ************************* △日程第7 陳情の報告 ○議長(中尾嘉男君) 日程第7、「陳情の報告」を行ないます。  陳第1号種苗法改正の中止を求める意見書の提出に関する陳情 以上、陳情1件が今回、提出されております。内容については、お手元にその要旨を配付しておりますので、説明を省略いたします。  これにて、陳情の報告を終わります。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  この際、お諮りいたします。議事の都合により、明2日から8日までの7日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。  よって、明2日から8日までの7日間、休会することに決定いたしました。  6月9日は、定刻より会議を開き、一般質問を行ないます。  なお、今期定例会での発言に関する規程第11条における発言時間は、議会運営委員会の結論に基づき、30分といたします。 一般質問を希望しておられる方は、発言通告書に質問の要旨を具体的に記載し、明2日の正午までに事務局にお届けください。  本日は、これにて散会いたします。                             午前11時15分 散会...