玉名市議会 > 2018-12-26 >
平成30年第 5回定例会−12月26日-05号

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  1. 玉名市議会 2018-12-26
    平成30年第 5回定例会−12月26日-05号


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    平成30年第 5回定例会−12月26日-05号平成30年第 5回定例会         平成30年第5回玉名市議会定例会会議録(第5号)  議事日程(第5号)                平成30年12月26日(水曜日)午前10時00分開議         開 議 宣 告 日程第1  委員会の中間報告      1 公共施設等建設特別委員長報告 日程第2  委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第3  質疑・議員間討議・討論・採決       (議第118号から議第141号まで、議第144号、陳第1号及び陳第3号)  議第118号 平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)  議第119号 平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第120号 平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第121号 平成30年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)  議第122号 平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第3号)  議第123号 平成30年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)
     議第124号 平成30年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)  議第125号 平成30年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議第126号 玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第127号 玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第128号 玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第129号 玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第130号 玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第131号 玉名市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について  議第132号 玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定について  議第133号 玉名市地域子育て支援センター条例を廃止する条例の制定について  議第134号 熊本県市町村総合事務組合規約の一部変更について  議第135号 指定管理者の指定について  議第136号 指定管理者の指定について  議第137号 指定管理者の指定について  議第138号 指定管理者の指定について  議第139号 指定管理者の指定について  議第140号 普通財産の無償譲渡について  議第141号 普通財産の無償貸付けについて  議第144号 工事請負契約の締結について  陳第1号   玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情  陳第3号   国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出に関する陳情 日程第4  閉会中の継続審査の件 日程第5  市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (議第142号及び議第143号)  議第142号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第143号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第6  議員派遣の件         閉 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件         開 議 宣 告 日程第1  委員会の中間報告      1 公共施設等建設特別委員長報告 日程第2  委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第3  質疑・議員間討議・討論・採決       (議第118号から議第141号まで、議第144号、陳第1号及び陳第3号)  議第118号 平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)  議第119号 平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第120号 平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第121号 平成30年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)  議第122号 平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第3号)  議第123号 平成30年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)  議第124号 平成30年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)  議第125号 平成30年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  議第126号 玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第127号 玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第128号 玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第129号 玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第130号 玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第131号 玉名市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について  議第132号 玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定について  議第133号 玉名市地域子育て支援センター条例を廃止する条例の制定について  議第134号 熊本県市町村総合事務組合規約の一部変更について  議第135号 指定管理者の指定について  議第136号 指定管理者の指定について  議第137号 指定管理者の指定について  議第138号 指定管理者の指定について  議第139号 指定管理者の指定について  議第140号 普通財産の無償譲渡について  議第141号 普通財産の無償貸付けについて  議第144号 工事請負契約の締結について  陳第1号   玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情  陳第3号   国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出に関する陳情 日程第4  閉会中の継続審査の件 日程第5  市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (議第142号及び議第143号)  議第142号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第143号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第6  議員派遣の件 日程第7  意見書案上程       (意見書案第4号)  意見書案第4号 国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出について 日程第8  意見書案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (意見書案第4号)  意見書案第4号 国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出について 日程第9  決議案上程       (決議案第2号)  決議案第2号 大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅への新幹線の停車本数増を求める決議について 日程第10 提案理由の説明 日程第11 決議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (決議案第2号)  決議案第2号 大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅への新幹線の停車本数増を求める決議について 日程第12 議会運営委員会補欠委員議会改革推進特別委員会補欠委員及び公共施設等建設特別委員会補欠委員の選任 日程第13 熊本県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙         閉 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(20名)    1番  坂 本 公 司 君        2番  吉 田 真樹子 さん    3番  吉 田 憲 司 君        4番  一 瀬 重 隆 君    5番  赤 松 英 康 君        6番  古 奥 俊 男 君    7番  北 本 将 幸 君        8番  多田隈 啓 二 君    9番  松 本 憲 二 君       10番  徳 村 登志郎 君   12番  西 川 裕 文 君       13番  嶋 村   徹 君   14番  内 田 靖 信 君       15番  江 田 計 司 君   16番  近 松 惠美子 さん      18番  前 田 正 治 君   19番  作 本 幸 男 君       20番  森 川 和 博 君   21番  中 尾 嘉 男 君       22番  田 畑 久 吉 君
            ───────────────────────── 欠席議員(なし)         ───────────────────────── 欠  員(2名)         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     堀 内 政 信 君    事務局次長    荒 木   勇 君  次長補佐     松 野 和 博 君    書記       松 尾 和 俊 君  書記       古 閑 俊 彦 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       藏 原 隆 浩 君    副市長      村 上 隆 之 君  総務部長     西 山 俊 信 君    企画経営部長   水 本 明 子 さん  市民生活部長   村 崎 信 介 君    健康福祉部長   松 野 信 生 君  産業経済部長   松 本 忠 光 君    建設部長     前 田 愼一郎 君  企業局長     松 本 優 一 君    教育長      池 田 誠 一 君  教育部長     戸 嵜 孝 司 君    監査委員     元 田 充 洋 君  会計管理者    竹 村 昌 記 君                             午前10時01分 開議        ************************* ○議長(中尾嘉男君) ただいまから、本日の会議を開きます。        ************************* △日程第1 委員会の中間報告 ○議長(中尾嘉男君) 日程第1、「委員会の中間報告」を行ないます。  公共施設等建設特別委員会に付託中の調査事項については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行ないたいとの申し出があります。  あわせて、申し上げます。「特別委員会の中間報告」につきましては、定例会閉会日において、付議事件の審議が終了した後に行なうことを通例としておりますが、今期定例会における同委員会の調査の経過と状況の報告は、本日の審議において、議員の意思決定に大きな影響を与えるものと懸念されます。  また、付議事件の審議が終了したのちの報告では時期を逸する恐れがあります。  よって、この際、本日のすべての議事に先立って、同委員会の中間報告の申し出を許し、委員長の報告を求めることにいたします。  公共施設等建設特別委員長 田畑久吉君。   [公共施設等建設特別委員長 田畑久吉君 登壇] ◎公共施設等建設特別委員長(田畑久吉君) 皆さん、おはようございます。ちょっと喉を痛めておりますので、声色が悪いようでございますけども、御辛抱をお願いします。  去る11月21日に開催しました公共施設等建設特別委員会における調査の経過と結果について御報告いたします。  本委員会に付託してあります4つの調査事項のうち、公共施設適正配置計画に係る岱明町公民館建設事業について、前回の特別委員会後の経緯と進捗状況等の報告を受けた後、質疑と審査を行ないました。  執行部から、「新しい岱明町公民館で、将来何ができるか」を重視して、必要な空間や設備を利用状況に応じた部分だけ、そろえていくことを基本とし、建設規模の検討を行なった。また、岱明ふれあい健康センターの方向性として、用途を制限せず、公民館機能との差別化を図り、指定管理者を民間に変更していく。社会福祉協議会を公民館に移転し、収益施設にできるような可能性を検討するとの説明がありました新しい公民館に営利目的利用が可能となるよう、200席の可動椅子を設けた多目的ホールや多目的音楽室等の文化施設を整備し、市内外からの多くの利活用を図っていくとの説明がありました。  建設の基本方針として、公民館、文化施設、社会福祉協議会の3つの機能を持つ複合施設となるよう、名称を岱明文化センター(仮称)とし、事業を推進していく。その後、建設した後に現在の公民館を解体し、現在の進入路が危険であるため、西側に移動させる。概算総面積は、約1.5倍増の1,500平方メートルを計画している。生涯学習や地域福祉、地域活性化、防災拠点としての役割を担う「あなたの笑顔を発見する場所」を基本理念として位置づけたいとの説明がありました。  公民館機能として、玄関ロビー、ギャラリー、2つの会議室、和室、調理室、事務所。文化施設として、多目的ホール、ステージ、多目的音楽室。社会福祉協議会機能として、相談室、事務所などを配置するため、鉄骨造・平屋建て1,500平方メートルの面積が必要となったとの説明がありました。  スケジュールとしては、12月議会で補正予算を可決いただいた場合は、年明けから基本設計及び実施設計に入り、おおむね2019年末までの1年間で設計を完了し、本体工事を2020年度末までの1年間で完了、検査や引っ越しを行ない、2021年4月の供用開始を目指している。その後、現公民館の解体及び外構工事に着工するとの説明がありました。  概算費用としては、設計4,400万円、本体工事6億円、解体・外構工事1億円、備品等のその他の費用を含め、7億5,800万円を見込んでいるとの説明がありました。  質疑に入り、委員から、平面図はないのかとの質疑があり、執行部から、基本設計の段階で平面図作成になるので、6月議会にはお示しできるとの答弁でした。委員から、多目的ホールはスポーツ活動もできる施設なのかとの質疑があり、執行部から、体育館ではないが、健康ダンス、軽運動は可能なスペースと考えているとの答弁でした。委員から、合併特例債の活用額は幾らか。また財源はどうなるのかとの質疑があり、執行部から、合併特例債は総事業費の40%、約3億円を見込んでいる。残りの部分は基金と一般財源を考えており、国・県の補助金等の活用は現時点では見込まれないとの答弁でした。委員から、調理室を整備するようになった経緯はとの質疑があり、執行部から、岱明ふれあい健康センターを民間活力に移行し、用途を制限しないため、社会教育事業としての調理室はなくなる。したがって、公民館には別途、調理室を確保するとの答弁でした。委員から、合併特例債は6億円ほど残っていなかったかとの質疑があり、執行部から、平成30年度予算に天水支所集約化事業等で約2億4,000万円計上しているため、年度末の発行残としては3億7,000万円の見込みであるとの答弁でした。委員から、公民館を供用を開始するまでには、時間の無駄がないように、岱明ふれあい健康センターの方向性を決定しておいてほしいとの質疑があり、執行部から、他の自治体の例も参考にしながら、民間が運営することでコスト削減も期待され、市としては民間活力を視野に入れながら検討していくとの答弁でした。委員から、岱明ふれあい健康センターを民間に移行する時期、もし募集に手が挙がらなかった場合の対応はとの質疑があり、執行部から、公民館が完成し、社会福祉協議会が移転したあとに、民間活力を導入して、年間3,500万円程度の運営費を極力ゼロにもっていきたい。募集に際しては、民間の手が挙がるように全力を傾注していくとの答弁でした。委員から、新しい公民館の維持費、社会福祉協議会からの賃料はとの質疑があり、執行部から、維持管理費は400万円から500万円を見込んでいる。賃料については、天水社会福祉協議会も現在は無料であるので、あわせて検討していくとの答弁でした。さらに、委員から、岱明ふれあい健康センターの経営が難しくなるし、不安定になるのではないかとの意見がありました。委員から、公民館に営利目的を可能とするのが課題だが、他の公民館とのバランスはいいのか、本体工事費の6億円はいつの時期の積算なのかとの質疑があり、執行部から、市民会館のホールとの兼ね合いもあるが、岱明町公民館では社会教育事業地域活動事業を主に考えているため設置したい。費用については、総務省が公表している資産の平均単価で、平方メートル当たり40万円を基本額としたとの答弁でした。さらに、委員から、これに関連し、岱明町公民館に営利目的を導入するのであれば、幅広い活用を図る上でも、他の公民館も同様にすべきではないかとの意見がありました。委員から、可動式いす200席を含む、最大300人収容の多目的ホールの用途はとの質疑があり、執行部から、市民会館小ホールは講演会を主に、岱明町公民館は音楽や芸術を主に活用していただくためのホールと考えているとの答弁でした。ほかに、委員から、設計は、競争入札なのか、プロポーザル方式なのかとの質疑があり、執行部から、業者選定については一般競争入札を考えているとの答弁でした。さらに、委員から、これに関連し、設計業者の選定は本体工事にも大きく影響を与えるため、慎重に事業推進を図ってもらいたいとの意見がありました。委員から、国のシステムや自治体の枠組みが変わる可能性があることを考慮し、市政運営を担っていく方針の中で、これまでの執行部の答弁に逆行しないかとの質疑があり、執行部から、人口減少問題も危惧しているため、あらゆる対策を検討し、実行している。社会教育事業にとらわれず、コミュニティーを中心とした地域活力の導入を目指していきたい。将来的には、横島、天水地域にも広げていきたいとの答弁でした。  以上が、岱明町公民館建設事業にかかる主な質疑内容でありました。  そのほか、旧庁舎跡地利用活用に関することについての内容確認や質疑も行なっております。  そのようなことで、本委員会を閉会いたしました。  以上で、公共施設等建設特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、公共施設等建設特別委員長の報告は終わりました。        ************************* △日程第2 委員長報告 ○議長(中尾嘉男君) 日程第2、「委員長報告」を行ないます。  これより、各委員会に付託し、審査を終了いたしました事件の結果と経過について、各委員長の報告を求めます。  議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)から、議第141号普通財産の無償貸付けについてまで、飛んで、議第144号工事請負契約の締結についての市長提出議案25件、陳第1号玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情、及び、陳第3号国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出に関する陳情の、陳情2件、以上の事件を一括議題といたします。  お手元に配付しております「委員会審査報告書」の朗読は、これを省略いたします。  審議の方法は、各委員長の報告のあと、質疑、議員間討議、討論の後、採決いたします。  あわせて、継続審査の申し出があります陳第4号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出に関する陳情から、陳第8号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出に関する陳情までの陳情5件について、中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。  各委員長の報告を求めます。  総務委員長 内田靖信君。   [総務委員長 内田靖信君 登壇] ◎総務委員長(内田靖信君) おはようございます。  今期、総務委員会に付託をされました案件は、議案9件であります。委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)中付託分についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億4,383万1,000円を追加し、総額を341億5,634万2,000円とするものでございます。歳入の主なものは、普通交付税、学校施設環境改善交付金農業水路等長寿命化防災減災事業補助金玉名小学校跡地売却に伴う土地売払収入等の追加であります。歳出の内容としまして、2款総務費が4,058万9,000円の追加で、人事院勧告に基づく職員給与等の調整が主なものであります。第3表債務負担行為補正は、議会だより印刷業務ほか6件の追加、第4表地方債補正は、追加2件及び変更5件の限度額を設定するものでございます。  まず、委員から、歳入に関して、今回の普通交付税に合併特例債分がどの程度含まれているのかとの質疑があり、執行部から、合併特例債の充当率は95%で、そのうち70%が交付税に算入される。平成30年度分としては、9億2,000万円が算入されているとの答弁でございました。次に、委員から、児童福祉費補助金の中の利用者支援事業補助金は私立保育園だけが対象なのかとの質疑があり、執行部から、保育士の負担を軽減するために、雇用した保育士の資格を持たない支援者に要する費用の一部を補助するもので、私立の3保育園で3人が対象である。なお、公立にはいないとの答弁でございました。次に、委員から、ふるさと寄附金の現状と今後についての考えはとの質疑があり、執行部から、本年4月から現在まで3,696万円の納付があり、ポータルサイトもふやし、返礼品も55事業者で145品目となっている。今後も、寄附額が増加できる取り組みを行ないたいとの答弁でございました。さらに、委員から、これに関連し、ふるさと納税に関する偽サイトの予防策はとの質疑があり、執行部から、本市の場合、ホームページからリンクしているため、被害に遭う確率は低く、注意喚起も行なっているとの答弁でございました。また、委員から、単年度ごとの収支報告を求めたい。使途も拡充し、より明確にしてもらいたいとの意見がございました。次に、委員から、滑石漁場の水域環境保全創造事業分担金はどういう調査なのかとの質疑があり、執行部から、滑石沖合の漁場を削土し、覆土工事を行なう事前の環境調査であるとの答弁でございました。次に、委員から、歳出に関して、人事院勧告に基づく給料月額で平均0.2%及び期末手当0.05月分引き上げに伴う影響額はとの質疑があり、執行部から、全会計ベースで1,725万2,000円の増であるとの答弁でした。次に、委員から、消防の「火の見櫓」は何本ぐらいあるのかとの質疑があり、執行部から、約50本程度の老朽化した「火の見櫓」が存在するとの答弁でした。次に、委員から、職員の非正規化率が34%となっているが、正職員の負担がふえているのではとの質疑があり、執行部から、臨時・非常勤職員が多くなってきている。正職員の適正な人員確保を計画的に図っていくとの答弁でございました。さらに、委員から、これに関連し、臨時・非常勤職員の待遇改善はとの質疑があり、執行部から、会計年度任用職員制度にあわせて改善策を図りたいとの答弁でございました。次に、委員から、年末警戒が1日短縮になった経緯は。また年末警戒を実施するに当たり、最低何人出動するのかとの質疑があり、執行部から、消防団員のサラリーマン化が進んでおり、分団再編等検討委員会の中で決定をされた。年末警戒に際し、1班5人が必要となるとの答弁でございました。次に、委員から、人権推進に関して、LGBTに対する配慮の取り組みはとの質疑があり、執行部から、広報誌で啓発活動を行なった。また、全職員を対象とした研修会の中で若干の話が出された。今後、各種提出書類において性別欄等の見直しについて、全庁的な調査を実施したいとの答弁でございました。次に、委員から、債務負担行為補正に関して、「広報たまな」と「議会だより」の紙面カラー化への考えはとの質疑があり、執行部から、紙面の内容を再検証しながら検討していきたいとの答弁でした。さらに、委員から、これに関連し、議会広報広聴特別委員会からカラー化へ向けた取り組みの要望もあり、ぜひ推進してもらいたいとの意見がございました。次に、委員から、ごみ・資源収集カレンダーの多言語化への対応と今後の取り組みはとの質疑があり、執行部から、市ホームページ上で翻訳機能を使った利用ができることから、整備をした上で、利用者に活用を働きかけていくとの答弁でございました。次に、委員から、附属機関の傍聴規定の整備はとの質疑があり、執行部から、「玉名市審議会等の会議の公開に関する要綱」を本年4月に制定し、附属機関等での会議の傍聴を認めているとの答弁でございました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第118号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第126号玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、玉名市長等の給与に関する条例の一部改正に準じて、議員の期末手当を改定するため、条例の整備を図るもので、内容として、本年12月に支給する議員の期末手当の支給月数を0.05月分引き上げ、1.775月分とし、次年度以降は、引き上げたあとの期末手当の支給月数を6月及び12月の支給時に均等に割り振るものであります。  まず、委員から、トータルとしての期末手当は、平成30年度と平成31年度は同額なのかとの質疑があり、執行部から、年間支給月数としては、いずれの年度も3.35月数で同額になるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、議第126号については、異議があり、挙手による採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議第127号玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、地域おこし協力隊員の報酬月額を16万6,000円に引き上げるものであります。  本件に関して、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第127号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第128号玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、国家公務員の給与改定に準じて、市長及び副市長の給与を改定するため、条例の整備を図るもので、内容として、本年12月に支給する市長及び副市長の期末手当の支給月数を0.05月分引き上げ、1.775月分とし、次年度以降は、引き上げたあとの期末手当の支給月数を6月及び12月の支給時に均等に割り振るものであります。  本件に関して、特に質疑もなく審査を終了し、議第128号については、異議があり、挙手による採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議第129号玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、国家公務員の給与改定に準じて、教育長の給与を改定するため、条例の整備を図るもので、内容として、本年12月に支給する教育長の期末手当の支給月数を0.05月分引き上げ、1.775月分とし、次年度以降は、引き上げたあとの期末手当の支給月数を6月及び12月の支給時に均等に割り振るものであります。  本件に関して、特に質疑もなく審査を終了し、議第129号については、異議があり、挙手による採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議第130号玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、国家公務員の給与改定に準じて、職員の給与を改定するため、条例の整備を図るもので、内容として、宿日直手当の限度額の引き上げを行ない、12月に支給する職員の勤勉手当の支給月数を0.05月分引き上げ、0.95月分とし、あわせて職員の給与月額を平均で0.2%引き上げるものであります。  まず、委員から、再任用職員の給料はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、フルタイムの場合は、3級適用のため25万5,200円となり、短時間勤務の方は、その額の5分の4の支給となるとの答弁でした。次に、委員から、再任用職員の通勤手当はあるのかとの質疑があり、執行部から、別途通勤手当を支給しているとの答弁でした。次に、委員から、宿日直する部署はあるのかとの質疑があり、執行部から、本市にはないが、国に準じて改定をしているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第130号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第131号玉名市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、行政財産の使用料の納付時期の見直しに伴い、条例の整備を図るもので、内容としては、納付時期を市長が指定する日までに改めるものであります。  委員から、職員組合売店の使用料はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、この規定に基づいて納付してもらっているとの答弁でございました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第131号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第134号熊本県市町村総合事務組合規約の一部変更についてであります。  これは、本年10月1日付けで地方独立行政法人くまもと県北病院機構設立組合の名称が、「くまもと県北病院機構設立組合」に変更されたことに伴い、熊本県市町村総合事務組合の規約の一部を変更するものであります。  本件に関して、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第134号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第144号工事請負契約の締結についてであります。  この内容としては、現在建設中の市道岱明玉名線がJR鹿児島本線の線路をまたぐため、橋台の築造工事を興亜建設工業株式会社玉名支店と契約を締結していたが、設計変更による契約金額の変更に伴い、総額が1億5,000万円を超えたため、議会の議決が必要となったものであります。なお、同社と仮契約を締結しており、議会の同意後に本契約を締結するものであります。  まず、委員から、重機械指揮者の公共工事設計単価労務はどのように求めていたのかとの質疑があり、執行部から、標準単価がなかったため、三者見積もりにより日額2万1,000円となり、それに現場管理費と一般管理費の経費が加算され、1人当たり約3万1,000円になるとの答弁でした。次に、委員から、当該工事の工期に影響は出ないのかとの質疑があり、執行部から、工期延長を行なう場合は、来年の3月議会で繰り越しを考えているとの答弁でございました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第144号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  付託案件を終了し、当委員会における政策課題、重点調査項目等の検討の一環として、市消防団長及び副団長との協議を行ないました。  今回、分団再編等計画及び装備品整備について、意見交換を行なったところでございます。分団再編等計画では、消防団員数の現状、アンケート調査、分団再編等検討委員会での審議事項などの協議を行ないました。また、装備品整備については、火災及び災害活動時の団員の安全確保を図る観点から、安全靴及び救命胴衣、作業手袋は必須と認め、予算確保に努めることで意見の集約を図り、委員会を閉じました。  以上で、総務委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 建設経済副委員長 古奥俊男君。   [建設経済副委員長 古奥俊男君 登壇] ◎建設経済副委員長(古奥俊男君) おはようございます。  今期、建設経済委員会に付託されております議案8件について、委員会の審査の結果と経過を御報告いたします。  まず、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)中付託分についてであります。  執行部から、主に岩崎排水機場ポンプ補修工事に伴う設計業務委託料、産地パワーアップ事業補助金、大衆浴場玉の湯シャワー系統ユニット交換修繕料、金栗四三PRテレビコマーシャル用広告料、人件費で人事院勧告に伴う調整分について説明がありました。
     委員から、岩崎排水機場はポンプ全体を交換するのかとの質疑に、執行部から、現存する機械の部品交換による修繕で計画しているとの答弁でした。委員から、一部交換で排水能力は十分あるのかとの質疑に、執行部から、岩崎排水機場のほかに、河崎排水機場、玉名排水機場があるので、排水は可能と考えるとの答弁でした。委員から、浚渫土について、土捨て場の容量は不足しないのかとの質疑に、執行部から、浚渫土は玉名市内では処分しておらず、今回も熊本県営の塩屋漁港埋め立て計画地に海上運搬により搬入を計画しており、今回も受け入れ可能となっているとの答弁でした。委員から、滑石漁港そばに土捨て場の計画はないのかとの質疑に、執行部から、浚渫土の捨て場整備の要望があったが、県営で整備する旨の要望を行なっている状況であるとの回答でした。委員から、産地パワーアップ補助金は、JAたまなの柑橘部会が対象であるということかとの質疑に、執行部から、国から2分の1の補助があり、事業主体はJAたまな柑橘部会と新規で法人1社が対象で、内容としてマルチ等被覆資材購入やトラクター等農業機械のリースの導入などであるとの答弁でした。委員から、JAに加入していない人などへの事業の周知はどうしているのかとの質疑に、執行部から、玉名市のホームページや広報誌や認定農業者の会議等でできる限り行なっているとの答弁でした。委員から、マルショク跡地の駐車場で、大河ドラマ館の駐車場ということだが、看板すら立っていないが予定はとの質疑に、執行部から、今週中に1月開館に向けて、通告や周辺商店会会長に通知する予定であるとの答弁でした。委員から、金栗四三氏に関して、小田地区の駐車場はあるものの、そこからお墓や住家までの誘導が必要なのではとの質疑に、執行部から、広域的な看板にあわせて高速道路等からの誘導看板を作成している。また、現地を確認して、わかりやすい看板等の整備をしていきたいとの答弁でした。委員から、金栗四三にちなんだキャラクターについて、和水町は新聞紙上で名称募集があっていたが、玉名市としては作成する予定はないのかとの質疑に、執行部から、玉名市においては、「タマにゃん」を金栗四三バージョンとしてランナーの洋装をさせてPRにつなげていきたい。また、1市2町の連携の中で、和水町のキャラクターや玉名市「タマにゃん」、熊本県の「くまモン」と連携しながら周知を図っていきたいとの答弁でした。委員から、大河ドラマ館を告知するようなポスターは作成しているのか、また和水町とセット券はないのかとの質疑に、執行部から、ポスターについては、作成しているのでさまざまな場所に掲示して周知を図っていきたい。セット券については協議の結果、販売促進行為が許可にならず共通チケットは作成しないとの答弁でした。  審査を終了し、委員間討議、討論はなく、採決の結果、議第118号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第121号平成30年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  執行部から、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3万2,000円を追加し、総額を4,400万4,000円とするもので、職員の人事院勧告に伴う給与改定による調整額であるとの説明がありました。  特に質疑、委員間討議、討論もなく、審査を終了し、採決の結果、議第121号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第122号平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。  執行部から、13万円の補正をするもので、人事院勧告による増額分であるとの説明がありました。  特に質疑、委員間討議、討論もなく、審査を終了し、採決の結果、議第122号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第123号平成30年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。  執行部から、職員給与費で30万円を補正するもので、職員の人事院勧告によるものなどであるとの説明がありました。  特に質疑、委員間討議、討論もなく、審査を終了し、採決の結果、議第123号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第124号平成30年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。  執行部から、職員給与費で37万2,000円を補正するもので、職員の人事院勧告によるものなどであるとの説明がありました。  特に質疑、委員間討議、討論もなく、審査を終了し、採決の結果、議第124号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第125号平成30年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)についてであります。  執行部から、職員給与費で28万7,000円を補正するもので、職員の人事院勧告によるものなどであるとの説明がありました。  特に質疑、委員間討議、討論もなく、審査を終了し、採決の結果、議第125号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第136号指定管理者の指定についてであります。  執行部から、玉名市横島農産加工研修センター、玉名市横島農業体験施設及び玉名市ふるさとセンターY・BOXの指定管理者を指定するもので、指定管理者となる団体は、有限会社横島町特産物振興協会であるとの説明がありました。  特に質疑、委員間討議、討論もなく、審査を終了し、採決の結果、議第136号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第137号指定管理者の指定についてであります。  執行部から、玉名市新玉名駅自動車駐車場の指定管理者を指定するもので、指定管理者となる団体は、アマノマネジメントサービス株式会社であるとの説明がありました。  委員から、駐車場への進入路がわかりにくいとの声があるが、どう対処するのかとの質疑に、執行部から案内標識を駐車場入口等に数箇所設置する予定で、今後、必要なときは業者と協議の上、設置するとの答弁でした。委員から、有料化になると現状より利用が少しは減る計算と思われるが、駐車台数が減っても、玉名市からの補てん等はないということかとの質疑に、執行部から、契約上、赤字補てんはない。ただし、地震等不測の事態が発生した場合は協議となるとの答弁でした。委員から、契約上、収支は1年で計算するのかとの質疑に、執行部から、年度での収支計算となるとの答弁でした。委員から、定期利用者の駐車場所はとの質疑に、執行部から、定期利用者は第2駐車場を専用と考えているとの答弁でした。委員から、駐車場以外への駐車の対策はとの質疑に、執行部から、市道等においては、現在、警察協議を行なっているとの答弁でした。委員から、指定管理期間が過ぎたらゲート等設置した機械は完全に撤去かとの質疑に、執行部から、期間経過後に撤去となるとの答弁でした。  審査を終了し、委員間討議、討論はなく、採決の結果、議第137号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  その他として、委員から、企業誘致について、土地の確保と小学校跡地に利用は、また候補地は、以前のように新しい土地を探して情報を提供するのかとの質疑に、執行部から、企業誘致や産業用地の確保の条件整備において、誘致企業や地場企業に対して適応できる準備をしている。小学校の跡地については、有効活用したい旨の打診があるので、教育委員会とも連携を図っている。土地の確保も常に情報収集を行なっているとの答弁でした。委員から、浄化槽整備について、個人型と市町村型とで個人負担額に差があるので、合併して13年以上経過しているので、早急に検討してほしいとの要望に、執行部から、合併は市民の利便性や福祉の向上を図るために行なったが、汚水処理に関しては、それぞれの地域の実状に合わせた汚水処理方式を選定し実施しているため、その処理方式の違いにより、生じている地域格差を是正する方策を検討していくとの答弁でした。  以上で、建設経済委員長報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 文教厚生委員長 徳村登志郎君。   [文教厚生委員長 徳村登志郎君 登壇] ◎文教厚生委員長(徳村登志郎君) 今期、文教厚生委員会に付託されました、議案10件、陳情6件、継続審査としておりました陳情1件について、審査の経過と結果を報告いたします。  初めに、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)中付託分についてであります。  3款民生費は、2億5,453万円の追加。主な内容は、医療法人悠紀会病院への介護基盤緊急整備特別対策事業補助金、また、平成29年度生活保護扶助費に係る国庫負担金の超過交付分の償還金などであります。4款衛生費は113万1,000円の追加、10款教育費は、3億5,902万2,000円の追加。主な内容は、国の第1次補正に伴い本年度猛暑を受け児童生徒等への熱中症対策としての空調設備工事、東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、ハンドボール選手団のキャンプ誘致に係る実行委員会負担金、また岱明町公民館の建てかえに係る工事設計費などであります。  まず、委員から、3款2項1目時間外手当について、現場として職員は足りているのか、また時間外労働に対し、改善は見込めそうかとの質疑があり、執行部から、年間を通して、昼間は窓口対応に追われ、通常業務は時間外に行なっている。常態的に時間外勤務を行なっているので、職員数は足りていないと感じている。改善策については、業務システムの見直しにより効率化できないか検討しているとの答弁でした。次に、委員から、3款2項1目放課後児童クラブ多子世帯等利用料補助金について、追加人数とふえた要因はとの質疑に、執行部から、追加が46人、全体で130人である。また、多子世帯、ひとり親がふえたことが追加人数のふえた要因であると考えているとの答弁でした。次に、委員から、3款2項4目委託料について、アンケートを実施とのことであるが、対象者はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、就学前の子どもを持つ保護者が2,500名、小学生を持つ保護者が2,000名であるとの答弁でした。次に、委員から、3款2項4目公立保育所運営費負担金について、市外の保育所にとのことであるが、実際、何名の方が市外に通っているのか、また、それは本人が望んでいるのかとの質疑があり、執行部から、望んで行かれている状況が多く、保護者の方の通勤の関係で市外のほうに預けられている例がほとんどであると考えている。また、人数は、5月現在で86名であるとの答弁でした。次に、委員から、3款2項4目保育体制強化事業補助金について、4月の段階で途中入所が何名入るかわからない状況の中、職員確保が難しいため、このような予算をつけられるのかとの質疑があり、執行部から、保育士の資格がなくてもできる給食の配膳など、補助的な業務をお願いする方を雇い、その方に払う給与に対する補助金である。途中入所に関しては、当初予算に要求しているとの答弁でした。次に、委員から、10款1項2目委託料、工事請負費について、空調設備とのことであるが、すべての特別教室に設置するのかとの質疑があり、執行部から、すべてではない。学校と協議を行ない、利用頻度に応じて必要な分だけ設置することとしているとの答弁でした。次に、委員から、老朽化した空調設備の入れかえは行なうのかとの質疑があり、執行部から、入れかえは予定していない。今回、国の補正の目的が、普通教室で空調設備が入っていないところが優先ということで、玉名市としては必要な分だけを精査して予算計上をしているとの答弁でした。次に、委員から、10款3項2目委託料について、学力テストを年度末にとのことだが、当初予算には計上していなかったのかとの質疑があり、執行部から、今まで、年度初めに行なっていた学力テストを年度末に行なうこととしたため、今年度に限り年度当初と年度末の2回実施することとなる。来年度以降は、年度末実施となり当初予算で計上していくとの答弁でした。次に、委員から、10款6項1目アンゴラ共和国キャップ誘致実行委員会負担金について、いつごろ協議会ができるのか、また進捗状況はとの質疑があり、執行部から、実行委員会の設立を1月以降で予定している。オリンピックの選考については情報を得ていないが、来年12月に女子の世界ハンドボール大会が熊本で開催されるが、アフリカの代表として出場が決定したとの報告を受けているとの答弁でした。次に、委員から、10款5項2目の岱明文化センター(仮称)に係る委託料について、営利目的ができるホールの管理はだれが行なうのかとの質疑があり、執行部から、今のところ直営で考えているため、公民館職員が行なうこととなるとの答弁でした。次に、委員から、ホールの使用料はどう考えているのかとの質疑があり、執行部から、公民館の社会教育事業と判断したならば、減免をしていくことを考えているとの答弁でした。次に、委員から、岱明文化センター(仮称)は直営で行なっていくとのことだが、音響の設定、機材の調整も含めて職員が業務を担うのであれば、玉名市民会館と整合性がとれない。市民会館が指定管理であることを考えれば直営ですべきではない。市全体のバランスが崩れると思うがとの質疑があり、執行部から、もととなるものは公民館と考える。あいた時間を営利目的として利活用していただこうということが用途変更の目的である。また、文化施設のみを指定管理とすると、人件費が重複するため、複合化している意味がないと考える。公民館は直営で行なう必要があるので、文化施設の管理も公民館職員での対応を考えているとの答弁でした。次に、委員から、岱明ふれあい健康センターを民営化するなら、福祉センター、横島総合保健福祉センター「ゆとりーむ」も民営化の方向で考えたほうがよいのでは、なぜ岱明ふれあい健康センターだけ民営化なのかとの質疑があり、執行部から、岱明ふれあい健康センターの温泉については、町民の憩いの場であるため、現状のままで続けなければならないと考えているが、その他の部分については、現在、自主グループが利用されており、公民館ができたら、そちらを利用されると予想される。施設の利用に関しては、用途を制限しないことで幅広い活動ができると考える。横島総合保健福祉センター「ゆとりーむ」は、岱明ふれあい健康センターに比べ、利用者も多く、活用はできていると考えるが、将来的には指定管理が適正かどうか検討の必要はあるとの答弁でした。次に、委員から、岱明ふれあい健康センターが民営化して結果を出したなら、横島総合保健福祉センター「ゆとりーむ」も民営化するのかとの質疑があり、執行部から、指定管理は民間を活用することで、地方公共団体がしにくいようなサービスを提供することを目的に導入された制度である。民間でできそうなサービスが、社会福祉協議会ではしにくいこともあるので、そのあたりを、今後、指定管理のメリットは何かを整理する必要がある。このような形で岱明ふれあい健康センターが注目されたので、まずは、岱明ふれあい健康センターを試験的に民間導入し、内容次第でほかにも拡大できればと考えているとの答弁でした。次に、委員から、天水市民センターと岱明文化センター(仮称)の規模についてどう考えるかとの質疑があり、執行部から、ホールの規模について、横島が381平方メートル、天水が340平方メートルであり、面積だけでいけば、岱明が一番小さいが、大きいか小さいかではなく、住民ニーズにあわせていくことが大事であり、市民に有効に活用していただく施設をつくるべきだと考えるとの答弁でした。次に、委員から、建築基準法上、現地建てかえは可能なのかとの質疑があり、執行部から、状況次第では制限があるとのことで、現在確認中である。用途地域については、第1種住居地域であることは認識していた。建築基準法上の集会所には該当しないとの認識であったが、1室300平方メートル以上の床面積を有するホールは、集会所の取り扱いをされるという認識がなかった。今後については、基本設計において、面積の変更を早急に利用者、住民の皆様と協議を行ない、事業を進めていきたいとの答弁でした。次に、委員から、合併特例債の残額と期限はとの質疑があり、執行部から、合併特例債の残高は3億7,000万円で、特例の期間は平成33年3月末に完成が必要であるとの答弁でした。次に、委員から、30代、40代の若い子育て世代の声は聞いているのかとの質疑があり、執行部から、岱明町公民館では、夜間に30代、40代を中心としたヨガ、健康体操などが盛んに行なわれている。その中で話を聞くと、早く公民館の問題を解決してほしい、ここに新しい公民館を整備してほしいとの意見は寄せられているとの答弁でした。次に、委員から、岱明ふれあい健康センターができたときに、大いに使っていこうという思いがあったと思うが、それが現在、あまり使われていない。今度の岱明文化センター(仮称)もこれから使っていこうという思いはあるかもしれないが、現状はどうなのかと疑問であり、これから先が心配である。今、使われていないものが新しいものに建てかわって、どちらも使わない状況が続くことで、過去と同じことを繰り返すのではないか。今をもっと考える必要があると思うがとの意見があり、執行部から、岱明町公民館と岱明ふれあい健康センターをそれぞれもつことで、両方がうまく稼働できていない状況の中、今と同じような公民館を建てることは、うまく稼働できない状況は今後も変わらないとの懸念を持った。そのため、2つの施設の機能を1つにする提案でなければならないと考えた。岱明ふれあい健康センターがうまく利活用できない現状を考えたときに、もう一度うまく利活用させるために、民間の指定管理、将来的には民営化をすることでにぎわいを創出できるような取り組みに対して努力していきたいと考えているとの答弁でした。次に、委員から、岱明町公民館の建てかえは必要であると考えているが、グラウンドピアノも置けない天水市民センター、可動式のいす200席を設置する岱明文化センター(仮称)、市民感情を考えると、地域の平等性を考えた計画が必要である。今回はこれに関する予算を削除して、再検討をされたほうがいいのではとの提案があり、執行部から、細かい数字を出すことも大事であると考えるが、全体の規模として捉えていただきたい。3月の議会では、合併特例債の期限に間に合わない。今回は設計予算であるので、できれば予算の可決をいただき、実際に業務委託の際に面積の調整をさせていただきたい。これは長年の懸案事項であるため、実施設計の部分でしっかり注視をしていただいて、判断をいただきたい。また、岱明、横島、天水の平等性については、今回、岱明文化センター(仮称)のホールを営利目的で活用できるよう、今回挑戦すると考えていただきたい。公民館の目的で設置するなら、それ以上の用途に使用できない。公民館、文化活動のできるホール、社会福祉協議会の複合化をすることで、市民に好評で有効活用ができれば、横島、天水も用途の変更をしていくべきと考えているとの答弁でした。次に、委員から、この計画はあくまでも予定・計画である。岱明町の住民のためなら、変更してもいいのではないか。実施設計ではないので、変更も間に合う。公民館建設は岱明町の住民にとって悲願でもあるため、議員もそこは十分頭に入れておいてほしいとの意見がありました。  質疑のあと、今回計上されている岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務関連歳出予算の削除を求める修正動議が委員から提出されました。  修正理由として、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務について、執行部が6月に策定した玉名市公共施設個別施設計画では、「岱明町公民館は、建てかえの際は、近隣施設と重複する機能等を勘案し、適正規模の建てかえとする」とされている。先に開催された公共施設等建設特別委員会における執行部の説明では、計画されている岱明文化センター(仮称)には可動式の200席のホールを設置するとされており、これは現在建設中の市民会館にも同様に設置予定である。このように、市内に同様のホールを2つも設置することは、公共施設の集約化が進められる中、逆行する計画であると考えるとともに疑問を抱くばかりである。また、建設予定地である現在の岱明町公民館周辺は、本来、都市計画法に基づく用途地域は第1種住居地域であり、建築基準法上、建築が可能であるか定かではない。こうした状況から、岱明文化センター(仮称)については、もっと十分に検討する必要がある。したがって、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務に関連する歳出予算の削減を求め、予算の修正をするものであるとの説明がありました。  この件に関して、特に質疑はありませんでしたが、修正案への賛成討論として、建築基準法上、建築ができるかはっきりしない場所に計画し、公共施設等建設特別委員会に説明を行ない、設計予算を計上し、合併特例債の期限に間に合わないから予算を通してほしいというのは許されるべきことではない。すべてがそうなると、行政運営はどうなるかここで苦言を呈したいということで、修正案を提出しているとありました。  次に、修正案への反対の討論として、岱明町に住む住民の方の思いを考えると、修正案に反対する。建築計画基本理念に「あなたの笑顔を発見する場所、岱明地区の住民がだれでも気軽に立ち寄り、笑顔でふれあい、きずなを深める場であるとともに、生涯学習や地域福祉、地域活性化、防災の拠点としての役割を担う施設」まさにこのとおりである。まずは、予算を通して、その後、見直すところは見直していけばよいと考えるとあり、その後、採決に入りました。  まず、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務関連歳出予算を削除する修正案について、挙手による採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。  次に、議第118号中付託分の原案について、挙手による採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議第119号平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。  歳入歳出それぞれ3,413万1,000円を追加。主な内容は、3款国民健康保険事業費納付金で一般被保険者医療給付費の決定に伴う減額。8款諸支出金で平成29年度の療養給付費等の決定に伴う償還金であります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第119号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第120号平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。  歳入歳出それぞれ110万9,000円の追加。主な内容は、高齢者生きがい活動促進事業委託の追加。第2表債務負担行為は、短期集中型通所サービス事業業務の期間及び限度額を設定するものであります。  委員から、委託料について、ボランティアによる事業の補助とのことであるが、ボランティアの人数と事業の参加者数はとの質疑があり、執行部から、認知症予防のボランティアについてはこれからできる人を養成していくということで20名を予定している。地域の介護予防事業を実施していく中で、事業が拡大していければと考えているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第120号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第113号玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、玉名市立大野保育所の民営化に伴い、条例の整備を図るものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第132号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第113号玉名市地域子育て支援センター条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、玉名市地域子育て支援センターの民営化に伴い、条例を廃止するものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第113号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第135号指定管理者の指定についてであります。  内容は、玉名市天水老人憩の家について、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの期間、社会福祉法人玉名市社会福祉協議会を指定管理者に指定するものであります。  まず、委員から、指定管理料、年間の利用者数、職員数はとの質疑があり、執行部から、指定管理料は5年間で6,300万円程度、年間1,200万円程度である。年間の利用者数は、平成29年度は1万800人である。職員数は、嘱託職員1名、非常勤職員5名、その中で曜日、入館者等の状況に応じて1.5人から2人でローテーションを組んでいる状況であるとの答弁でした。次に、委員から、同様に指定管理されている岱明ふれあい健康センター、横島総合保健福祉センター「ゆとりーむ」の利用状況はとの質疑があり、執行部から、平成29年度の実績で、岱明ふれあい健康センターが5万3,800人程度、横島総合保健福祉センター「ゆとりーむ」が15万7,300人程度であるとの答弁でした。次に、委員から、天水老人憩の家の年間事業数と参加人数はとの質疑があり、執行部から、7つの事業を行なっており、参加人数は合計4,700名程度であるとの答弁でした。次に、委員から、行政、議員は、市民の福祉向上を目指す必要がある。指定管理をお願いする以上、法人にも利用頻度を上げてもらう努力、利用する方に喜んでもらえるような努力を要請する必要があるとの意見があり、執行部から、平成27年度から利用者は増加している。また、福祉バスが週2回運行しており、利用者も多い。体操のボランティアもあり、温泉も入れることから、参加者には好評で、介護予防の拠点としてはうまく活用できているのではないかと考えているとの答弁でした。最後に、委員から、福祉バスが週2回運行とのことだが、高齢者の方が毎日でも行きたいとのことであれば、協議して、利用者が利用しやすい施設になるよう、サービスの提供に努めてほしいとの要望がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第135号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。 ○議長(中尾嘉男君) 委員長、ちょっと中止してください。 ◎文教厚生委員長(徳村登志郎君) 済みません、一部訂正いたします。  議第132号玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定でございます。議題の番号が「113号」と申し上げておりました。申しわけございません。  次に、議第133号を「113号」と申しておりました。これは、議第133号玉名市地域子育て支援センター条例を廃止する条例の制定でございます。  以上、訂正いたします。 ○議長(中尾嘉男君) はい、続けてください。 ◎文教厚生委員長(徳村登志郎君) 次に、議第138号指定管理者の指定についてであります。  内容は、玉名市蛇ヶ谷公園について、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの期間、株式会社あんしんCo.,Ltd.を指定管理者に指定するものであります。  委員から、今回の指定管理者は今回が初めてか、また現在の指定管理はどこが行なっているのかとの質疑があり、執行部から、今回が初めてである。また、現在の管理は、公益社団法人玉名市シルバー人材センターが行なっているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第138号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第139号指定管理者の指定についてであります。  内容は、玉名市武道館について、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの期間、公益社団法人玉名市シルバー人材センターを指定管理者に指定するものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第139号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第140号普通財産の無償譲渡についてであります。  これは、玉名市立大野保育所及び玉名市地域子育て支援センターの民営化に伴い、保育所及び子育て支援センターの建物を社会福祉法人敬愛福祉会へ平成31年4月1日付けで無償譲渡するものであります。  委員から、大野保育所併設の子育て支援センターくすの木の運営はとの質疑があり、執行部から、くすの木も大野保育所同様、民営化となるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第140号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第141号普通財産の無償貸付けについてであります。  これは、玉名市立大野保育所及び玉名市地域子育て支援センターの民営化に伴い、保育所及び子育て支援センターの土地について、平成31年4月1日から平成36年3月31日まで無償貸付けをするものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第141号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、陳情の審査について、陳第3号国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  これは、2018年度から国民健康保険の運営が都道府県に移行され、多くの自治体で国民健康保険料が引き上げられる中、国民健康保険財政全体への国庫負担割合をふやすことについて意見書の提出を求める陳情であります。  委員から、一般財源の繰り入れを行なっている中で、執行部としてはどう考えているのかとの質疑があり、執行部から、国民健康保険については、定率の国庫負担であり、保険料、定率の国庫負担、健康保険組合からの負担と支え合いの形となっているが、負担の公平性、国民皆保険制度の継続性の観点から判断が必要と考えるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、陳第3号については、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  次に、陳第4号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  これは、医療や介護現場での人手不足が深刻な状況にある中、安全・安心の医療・介護の実現のため、医師・看護師・医療技術職・介護職などの夜勤交替制労働における労働環境を改善すること、またこれらの職員を増員すること、患者・利用者の負担軽減を図ること、費用削減を目的とした病床削減は行なわず、地域医療に必要な病床機能を確保することについて意見書の提出を求める陳情であります。  本件については、特に質疑はありませんでしたが、陳第4号については、政府が働き方改革にも抜本的に取り組んでいることから、しばらくの間その様子を注視することが必要であるとの理由から、継続審査を求める意見が出され、採決の結果、全員異議なく継続審査とすべきものと決しました。  次に、陳第5号介護労働者の労働環境及び処遇の改善を求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  これは、高齢化を迎える中で、介護の人材確保・離職防止対策など、介護制度の真の持続性を確保するため、介護の現場で働くすべての労働者の処遇改善策を講じること、介護保険施設の介護職員及び看護職員の人員配置に関する基準省令についての見直し、夜間の人員配置要件の改善、介護報酬の引き上げ、また保険料負担・自治体負担を軽減するために、介護保険財政における国の負担割合を大幅に引き上げることについて意見書の提出を求める陳情であります。  本件については、特に質疑はありませんでしたが、陳第5号については、政府が働き方改革にも抜本的に取り組んでいることから、しばらくの間その様子を注視することが必要であるとの理由から、継続審査を求める意見が出され、採決の結果、全員異議なく継続審査とすべきものと決しました。  次に、陳第6号医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  これは、OECDの2016年調査で、人口1,000人当たり医師数が35カ国中30位という絶対的な医師不足である状況を踏まえ、2022年度以降の医師養成定員減という方向を見直し、医師数をOECD平均以上の水準にふやすことについて意見書の提出を求める陳情であります。  本件について、特に質疑はありませんでしたが、陳第6号については、政府が働き方改革にも抜本的に取り組んでいることから、しばらくの間その様子を注視することが必要であるとの理由から、継続審査を求める意見が出され、採決の結果、全員異議なく継続審査とすべきものと決しました。  次に、陳第7号看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  これは、医療・看護の現場で厳しい労働環境と低賃金のもと、看護師の定着が進まず、高い離職率、慢性的な人員不足が続く中、看護師の賃金の底上げを図り、安全・安心の医療・看護体制を確保するために、全国を適用対象とした看護師の特定最低賃金を新設することについて意見書の提出を求める陳情であります。  本件について、特に質疑はありませんでしたが、陳第7号については、政府が働き方改革にも抜本的に取り組んでいることから、しばらくの間その様子を注視することが必要であるとの理由から、継続審査を求める意見が出され、採決の結果、全員異議なく継続審査とすべきものと決しました。  次に、陳第8号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  これは、高齢化が進み、介護従事者の人材確保・離職防止対策は喫緊の課題となる中、介護従事者の賃金の底上げを図り、安全・安心の介護体制を確保するために、全国を適用対象とした介護従事者の特定最低賃金を新設することについて意見書の提出を求める陳情であります。  本件について、特に質疑はありませんでしたが、陳第8号については、政府が働き方改革にも抜本的に取り組んでいることから、しばらくの間その様子を注視することが必要であるとの理由から、継続審査を求める意見が出され、採決の結果、全員異議なく継続審査とすべきものと決しました。  次に、継続審査としておりました陳第1号玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情についてであります。  まず、執行部から、9月30日に予定されていた小学校の運動会は、雨天により10月2日、平日に開催されたが、予想以上に来場者は多かった。駐車場の状況は、詰め込みにより満車状態であったが、グラウンドには車両を入れていない。また、多少の混乱はあったが、大きなトラブル、事故等はなかったとの報告がありました。  まず、委員から、運動会時にはグラウンドを駐車場にするのかとの質疑があり、執行部から、水はけもよいため、PTAの協力を得ながら、なるべく駐車場としては避けたいと考えているが、どうしても駐車場が不足する場合は、その時々の判断で使うことも考えられるとの答弁でした。次に、委員から、市内のほかの小中学校が学校行事の際、グラウンドの中に駐車している状況を鑑みれば、玉陵だけグラウンドに車を入れずに、ほかの駐車場を整備することはいいことではないとの意見がありました。また、委員から、今の生徒数であれば、現状、足りているということで、これから生徒がふえれば、また考える必要がある。日曜開催の運動会を参考にしたかったが、ここで委員会として一旦判断すべきであるとの意見がありました。  以上、審査を終了し、挙手による採決の結果、陳第1号については、賛成なしで不採択とすべきものと決しました。  最後に、文教厚生委員会において、先に開催いたしました子育て支援に関する意見交換会においていただいた意見等について、議会基本条例第31条第4項に基づく討議を行ないました。今後も、提言書の提出に向けて、引き続き調査研究を行なってまいります。  以上で、今期、文教厚生委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。
    ○議長(中尾嘉男君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前11時19分 休憩                             ───────────                             午後 2時05分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)に対しては、お手元に配付しております修正動議が提出されております。  松本憲二君ほか4名から、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務に関連する、歳入歳出予算1,313万4,000円の削除を求める、議員提出修正案が提出されております。よって、これを本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。  9番 松本憲二君。   [9番 松本憲二君 登壇] ◆9番(松本憲二君) 9番、自友クラブの松本でございます。  今、議長のほうから説明がありましたように、修正動議の提出についてということで、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)、上記の議案に対する修正案を別紙のとおり、地方自治法第115条の3及び玉名市議会会議規則第17条の規定により提出するものであります。  平成30年12月26日提出。  提出者、玉名市議会議員、松本憲二、多田隈啓二、内田靖信、前田正治、田畑久吉。  玉名市議会議長、中尾嘉男殿。  修正の理由といたしまして、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務について、執行部が本年6月に策定した玉名市公共施設個別施設計画では、岱明町公民館は、建てかえの際は、近隣施設と重複する機能等を勘案し、適正規模の建てかえとするとされている。先に開催された公共施設等建設特別委員会における執行部の説明では、計画されている岱明文化センター(仮称)には可動式の200席のホールを設置するとされており、これは現在建設中の玉名市民会館にも同様に設置予定である。また、音楽室に関しても、建設中の市民会館に練習スタジオとして2つのスタジオが計画されており、このように市内に同様のホール、スタジオを2つも設置することは、財政健全化のことも将来的に考えなければならない。また、公共施設の集約化の部分に関し、岱明ふれあい健康センターの今後のあり方についても十分な計画・議論もされておらず、行政、議会に課せられている市民福祉向上に努めるとされている観点からも、現段階では市民の理解を得られるものではないと考えるとともに、疑問を抱くばかりである。また、建設予定地である現在の岱明町公民館周辺は、本来、都市計画法に基づく用途地域は第1種住居地域に指定してある。建設予定地に建設可能かどうか確認もせず、予算計上し、建設不可能とわかれば、建設面積縮小案を提示し、合併特例債の期限を理由に予算通過を願うというやり方には憤りさえ感じる。  今議会に提案されている岱明文化センター(仮称)設計業務予算の削除を求める議員も、岱明町公民館の建てかえは必要なものと感じているものの、こうした状況から当該事業については中身をもっと十分に検討する必要があると考える。  したがって、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務に関連する歳入歳出予算の削除を求め、予算の修正をするものであります。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、議第118号に対する議員提出修正案の説明は終わりました。        ************************* △日程第3 質疑・議員間討議・討論・採決(議第118号から議第141号まで、議第144号、陳第1号及び陳第3号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第3、「質疑・議員間討議・討論・採決」を行ないます。  これより質疑に入ります。  ただいままでの各委員長の報告及び議員提出修正案の説明について、質疑はありませんか。 ◆16番(近松惠美子さん) はい。 ○議長(中尾嘉男君) 16番 近松惠美子さん。 ◆16番(近松惠美子さん) 近松です。 ○議長(中尾嘉男君) 近松議員、こっちにお願いします。   [16番 近松惠美子さん 登壇] ◆16番(近松惠美子さん) 近松です。ただいまの修正動議についてお尋ねいたします。  今、松本議員のほうから、建てかえの際は近隣施設と重複する機能等を勘案し、適正規模の建てかえとするとされているのに、そうではないかというような、お話だったと思いますけども、私は、両方を見ていまして、これが適正規模だと考えているんですけども、どこが適正でないのかということを具体的にお伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 9番 松本憲二君。   [9番 松本憲二君 登壇] ◆9番(松本憲二君) 今、近松議員のほうから、私のこの修正の理由ということの適正規模ということなんですけれども、もちろん、先ほど文教厚生委員長のほうからの報告でありましたように、岱明ふれあい健康センターが民営化をすると、民営化のほうに向けてかじを取っていきたいという計画がなされていると、まだ今、計画段階なんですよね。そういうことから岱明ふれあい健康センターのほうにも調理室もあります。そして、会議室という部分でも、いろんな部屋が、和室もまだありますし、まだ岱明ふれあい健康センターの方向性がまだ十分でないということで、その近隣にある施設との適正規模ということを考えると、今度の建設計画の1,500平方メートルという、その施設が本当の意味で適正なのかというところがやっぱり私たちにはどうしても疑問として残っていると。だから、この岱明ふれあい健康センターの方向性が十分に議論をされて、解決段階まであと一歩というところまできてのこの建設計画ならば、何の反対の理由もありませんし、そこのところがまだ不透明で、一応そういう思いでいると、民営化をしなきゃいけないという思いは持っていますということで、まだその計画、実行に移ってないわけですから、やっぱりそこを加味しますと、その適正規模というのが、果たしてどこにあるのかというのがまだ定かでないということから、適正規模という表現をさせていただいています。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 16番 近松惠美子さん。 ◆16番(近松惠美子さん) 調理室が云々とか、和室があるとかいうふうな話でございましたけども、市長からも説明があったと思いますけども、もし仮にこれが建設が進んだ場合、公民館が建ったときに岱明ふれあい健康センターはすでに築25年になるんですよね。この差を考えると、そしてまた、岱明ふれあい健康センターの調理室を使っていく場合に、麹の発酵室がないもんですから、また改修しないといけないんですね、調理室を。調理室を改修すると、少し長く使えるかもしれないですけど、25年たって、岱明ふれあい健康センターが築50年になって使えなくなったときに中途半端になるんじゃないかと。市長が、どっちとも中途半端になるというふうなことで、こちらの調理室をつくろうというふうなことになったというふうに私は聞いております。そしてまた、もともと岱明町は2つの調理室を抱えておりましたので、岱明ふれあい健康センターの調理室には、イベント用のコンロがありませんし、シンクもありません。あれを中心にしていく場合、そういう意味で調理室を大きく改修しないといけないと。それがいいのかどうかというようなことを、そのことのほうが無駄ではないかと思いますけども、どのようにお考えでしょうか。  それと、また質問したいんですけども、岱明ふれあい健康センターがどうにかならないと、公民館の建設がどういう規模にしたらいいかわからないみたいなお話だったと思いますけど、岱明町の公民館がどういう頻度で使われているのか御存じなんでしょうか、お伺いいたします。私が思いますに、今で十分なんですけど、十分といいますか、岱明ふれあい健康センターを使いながらでも十分使っているんですけども、公民館の使用頻度をどのようにお考えか、お伺いします。  では、今のは討論に当たるそうですので、質疑をいたします。次に、移ります。  現在の市民会館にもホールですね、小ホールがあるじゃないか、同様に設置予定であるということですけども、市民会館のホールにはステージがないんですよね。同じじゃないんですよね。それ、御存じでしたでしょうか。 ○議長(中尾嘉男君) 9番 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今の質問で、市民会館に建設中の300人の小ホールに関して、ステージがないということは私も承知しておりました。これは、以前、市民会館の建設に当たっての分科会とか、いろんなことで使えるということも想定してのステージは設けないと。しかしながら、何かあるときには可動式のステージというのも多分設置できるんじゃなかろうかというふうに私は認識をいたしておりました。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 16番 近松惠美子さん。 ◆16番(近松惠美子さん) 近松です。次の質問に移ります。  玉名に音楽の練習スタジオが2つもあるのは、これはどうかなというふうな修正理由だったと思いますけども、岱明で音楽活動をしている、音楽でその部屋を使っているグループ、どういうふうな認識で、どのくらいあると認識されているか、お伺いします。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今の質問ですけれども、岱明町の公民館で音楽活動がどれだけあっているのかというのは認識をいたしておりません。しかしながら、公共施設ということでの適正な計画ということでの観点から、こういう施設が、市民会館のほうにも小ホールも建設をして、そして練習スタジオというのはちゃんと2室設けてあるんですね。そういう観点からしますと、いろんなやっぱりどこにでも、じゃあ、そういうのをいっぱいつくっていけば、人口が減っていく中で、公共施設のあり方というものを非常に考えなきゃいけないということで、岱明ふれあい健康センターも民営化の方向性を、そのかじを結局取りたいということもありますので、そういう適正化の方針から私は同じスタジオ的音楽ホールというか、音楽室なんかが今の市民会館に2つも設けてあるのに、そのほかにまた岱明にも必要なのかということで申し上げているということで御理解を願いたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 近松惠美子さん。 ◆16番(近松惠美子さん) 近松です。  住民福祉の向上に努めるという観点からもということでしたけども、私は健康と幸せが住民福祉と思っておりますけども、松本議員の市民福祉の向上とはどういうことか、お伺いいたします。   [「個人的な見解は、聞くところじゃなかろ」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 近松惠美子さん。 ◆16番(近松惠美子さん) わかりました。じゃあ、次。はい。   [「聞け、聞け、なんでん」と呼ぶ者あり] ◆16番(近松惠美子さん) 最後です。 ○議長(中尾嘉男君) 近松惠美子さん。 ◆16番(近松惠美子さん) 今、建設予定のところが第1種住居地域にしてあるということで、これを縮小して、また予算通過を願うというやりかたは憤りさえ感じるということでございましたが、岱明の人の御意見を聞いたか伺います。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今の岱明の人の意見を伺いましたかということなんですけれども、岱明の方々の御意見は伺っておりません。以上です。 ○議長(中尾嘉男君) ほかに質疑はありませんか。  これにて質疑を終結いたします。  これより議員間討議に入ります。  議員間討議はありませんか。 ○議長(中尾嘉男君) 16番 近松惠美子さん。   [16番 近松惠美子さん 登壇] ◆16番(近松惠美子さん) 今の(仮称)岱明文化センター建設のことを議題にしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) ただいま、近松惠美子さんより(仮称)岱明文化センターの件について、議員間討議の提案がありました。これに対して、討議する方はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 本件についての議員間討議は実施しないものといたします。 ◆16番(近松惠美子さん) いや、討議、手を挙げたじゃないですか。 ○議長(中尾嘉男君) いやいや、相手がおらんといかんとです。 ◆16番(近松惠美子さん) それはちょっとずるいですね。みんな、テーブルにのらないというのは。 ○議長(中尾嘉男君) これにて議員間討議を終結いたします。  これより、討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  18番 前田正治君。   [18番 前田正治君 登壇] ◆18番(前田正治君) こんにちは。日本共産党の前田正治です。  私は、今議会に提案してあります議案の中で、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)、議第126号玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第128号玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第129号玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第132号玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議第133号玉名市地域子育て支援センター条例を廃止する条例の制定について、議第140号普通財産の無償譲渡について、議第141号普通財産の無償貸付けについて、以上の8議案については反対をし、その意見を今から述べます。  議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)についてであります。この補正予算には、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計予算1,313万4,000円が計上してあります。そのうち、市の借金が870万円であります。総務委員会に提案してありましたが、私は、その市債に異議を言うべきところをうかつにも賛成をしてしまいました。これは、私の不勉強の結果、間違いでありました。私は、老朽化した岱明町公民館を建てかえることには賛成でありますが、唐突に提案された岱明文化センター(仮称)建設基本設計及び実施設計予算1,313万4,000円には反対であります。その理由は、1、行政みずからが行なった事務事業評価や、今年の6月に策定した玉名市公共施設個別施設計画との整合性がない。2、岱明ふれあい健康センターとしての機能や役割を廃止に追い込む。3、建築基準法に違反する。このような問題点が一般質問や委員会討議の中で明らかになりました。合併特例債の期限が迫っているから間に合わない、あるいは、否決したら、公民館建設ができないなどの意見がありますが、合併特例債を使わなくても、岱明町公民館を建設する玉名市の財政的体力、これは十分にあります。したがって、指摘したような問題がある議案を認めることは到底できません。議案の撤回、再検討を求めます。予算削除の修正案に賛成であります。  議第126号、議第128号、議第129号についてであります。この3つの議案は、それぞれ議員、市長、副市長、教育長の期末手当を職員に準じて引き上げる提案であります。今日、実質賃金は減少をし、国内総生産の6割を占める個人消費も冷え込んでおります。そういう中で議員や市長などの期末手当を引き上げる提案には賛成できません。  議第132号、議第133号、議第140号、議第141号についてであります。これは、玉名市立大野保育所などの民営化に伴う議案であります。大野保育所が民営化になれば、公立保育所は4園になります。この間、公立保育所の民営化が進行しましたが、待機児童の解消にはならず、子育て支援につながっておりません。玉名市は、平成33年度までに、公立は第一保育所のみとし、その他の保育所は民営化、統合する方針であります。待機児童解消にもならず、特別保育などの保育サービス拡充にも展望がない。これ以上の民営化には同意できません。  次に、陳第3号国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出に関する陳情についてであります。私は、願意妥当と認めて、賛成をいたします。その理由を述べます。国民健康保険は、社会保険などを適用していない会社の従業員や自営業者、年金生活者、失業者などの所得の低い人が多く加入する医療保険であります。そして、政府、厚生労働省、全国知事会、全国市長会などの地方団体、医師会などの医療関係者も、国保は、国民健康保険ですね、国保は、国民皆保険を下支えする最後のセーフティネットと位置づけております。ところが、協会けんぽや大企業労働者の組合健保より、加入者の所得は低いのに、保険料は高いのであります。この高すぎる保険料が低所得世帯を苦しめて、病院に受診することをちゅうちょし、医療を受ける権利が奪われる事態さえ起こり、国民皆保険を土台から掘り崩す大問題であります。全国知事会、全国市長会、全国市議会議長会などの地方6団体は、加入者の所得は低いのに、保険料は一番高いという矛盾こそ、国保の構造問題であるとの立場を鮮明に打ち出し、国の責任において国保の構造的な問題を抜本的に解決し、将来にわたり持続可能な制度を構築することを決議して、国保への国庫負担の引き上げを国に要求しております。玉名市議会がこの陳情を採択して、国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出を行なうことは、地方6団体の動きとも合致し、玉名市国民健康保険財政の安定や市民の健康と暮らしを守ることからも大変重要な意義があることであります。文教厚生委員会がこの陳情を全会一致で可決したことは、文教厚生委員会の良識が示されたものであり、市民からは高く評価されるものだと思います。  以上で、討論を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。  15番 江田計司君。   [15番 江田計司君 登壇] ◆15番(江田計司君) こんにちは。15番、無会派の江田です。  議第118号中付託分の岱明文化センター(仮称)建設設計予算等の削減を求める修正動議については、反対の立場から討論をいたします。  平成8年に旧岱明町で公民館の建設建てかえ計画があり、平成14年、平成15年にかけて駐車場の拡張のために910坪を購入し、平成17年4月に岱明文化センター(仮称)の設計を委託をいたしました。平成19年にこの岱明文化センター(仮称)は着工でありました。しかし、平成25年度着工予定の岱明中学校体育館が危険建物であるために入れかえ、その後、いろんなことがありました。藏原市長になりまして、現地建てかえが決まり、やっと岱明町の念願が叶ったと安心しておりました。しかし、この修正動議が出されたが、合併協議会のときの約束事であったこの岱明文化センター(仮称)の着工ですね、しかも合併特例債267億3,000万円中、岱明町に関係するのはこの岱明文化センター(仮称)も含んだ23億2,003万円なんですよ。結局、1割なんですね、岱明町に関係するものは。この中に、15億円は岱明玉名線、これが入っているわけですね。それと、先ほどから話があっておりますけども、3億7,000万円はこの岱明文化センター(仮称)のために充ててあるわけなんです。だから、23億円しかないやつ、1割もないやつが、果たして岱明町が、合併協議会のときの約束事が守られてないわけなんです。全体の1割にも満たない。結局、一極集中なんです。これじゃ、岱明町の人たちはだまっていないですね。結局、天水町、横島町、合わせても、岱明町は1億4,000万円、それ以上なんです。だから、岱明町のためにも、合併して、岱明文化センター(仮称)をつくるのは妥当じゃないかと思います。先ほどからいろいろ反対ありますけども、実際、今回、初めてなんですよ。岱明町議員が、5人が一つにまとまった。そして、一生懸命皆さんで頑張っておられるわけです。どうかぜひ悲願の岱明文化センター(仮称)ができるようお願いをいたしまして、この修正動議に反対することをいたします。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 16番 近松惠美子さん。   [16番 近松惠美子さん 登壇] ◆16番(近松惠美子さん) 16番、近松です。  この修正動議に反対の立場で討論いたします。  私は、まず先ほど議員間討議ができなかったことが残念でたまりません。何のために議会改革をしてきたのか、おのおのの考えを述べて、そして議員間の理解を深めていこうという、それが今の議会改革ではなかったかと思いますけども。この岱明町の公民館建設を望んでいる住民は、なぜ皆さんが反対するのかを理解しないままに終わるのではないかと。これで、本当に議員としての責務を果たすことになるのかということが、私は非常に残念と思いました。  先ほど賛成討論で前田議員のほうから唐突にといったことが言われました。この岱明文化センター(仮称)、「文化センター」という名前になったこと自体が唐突で気に入らなかったのかもしれませんけども、岱明町総合文化センターの建設を進めるというのは、実は、平成12年に岱明町が決めたことなんですね。唐突じゃないんです。平成12年に岱明町は、舞台装置もあるし、そして健康ダンスもできるような体育館兼公民館的なものをつくって、岱明町総合文化センターの建設を進めると、平成12年に決めて準備してきたわけなんです。ですけども、合併することになったので、合併後に建設をしようということで、用地も買収して準備しておりました。でも、その間、合併したら10年間には平等にこんな建設をしようねって約束をして合併したはずなのに、約束をしてない建設がどんどん進みました。それでも、私たちは待っておりました。岱明町より新しい天水町公民館にも先を越されました。計画していなかった市民会館建設にも、私たちは賛成してきました。非常に豪華な横島町の公民館建設にも賛成してきました。合併して、やはり3町はさびれることが多いので、その3町の悲しみがわかるから、天水町の大きな公民館建設、あのホールにも、岱明町よりずっと、岱明町の半分の人口でありながら、岱明町より大きなホールをつくることも、地元住民の願いということで賛成してきました。その最後の岱明町公民館建設は、私たちは腹いっぱいになったから、残り物を食っとけと言われたような、非常に私は悲しみを覚えます。  そして、私は、議員間討議のときに正したかったんですけども、きょうも岱明町公民館の利用が少ないと言われました。何を根拠に言われるのか、私聞きたかったんです。ひょっとして、これを根拠に言われたんじゃないですか、皆さん、違いますか。これ、8年前のものですよ。確かに、岱明町は、日曜日、平均3人しか扱ってないと言われましたね。私は、よく覚えています。平成22年、合併して間もなくのころ、婦人会もなくなりました。老人会も危うくなりました。公民館活動も低迷しました。そして、職員がいろいろ入れかわる中で、日曜日は使わないでくれという方針だったんですよ。土曜日も遠慮して使っていた、そういう時期だったんです。そしてまた、横島町公民館が日祝日が172名だから、きっと御質問された方は、岱明町は1日3人だから、こんなもんでホールをつくる必要はないと、何に使うのかと判断されたでしょうけど、横島町公民館のこの172名は、私はおかしいと思ったんですよ。10回、日曜日に横島町公民館使いましたけど、私のグループ以外、閑散としていましたもん。この172名はどこからきたのかと。横島町いちごマラソン大会を入れたのか、どうなのか。でも、8年前のことはわからないということでしたので、今年4月から11月まででしょうか、調べてもらいました。多くみても30人でしたよ。この資料は、そういうものなんです。皆さんがこれを見て、よそは使っているけど、岱明町は少ない。岱明町は少ないから、こんな1,500平方メートルは必要ないと思っておられるでしょうけど、基本となるデータが違うんです。そういう確かな情報を持たずに、岱明地区の人が、長年、長年、よそがつくるのに指をくわえて待っていたのに対して、確かな情報も皆さん持たず、私の質問にも答えられず、討議の問いかけにも答えず、ここで決断してよいものでしょうか。皆さんは、実際の利用率がわかる、稼働率がわかる、この利用率をどう考えていますかということを、私は討議で尋ねたかったんですよ。これ知っていますかと、尋ねたかったんですよ。皆さんが私と同じ情報を持って反対されるなら構いません。持っている情報が全然違うんです。だから、討議しようと。朝も言いました。討議しましょうと。私は感情的にならず答えますから、討議しましょうと言ったことにだれも立ち上がらないで、この重大な決断に対して、皆さん、決めて、岱明町の方に言えるんでしょうか。
     まず、いろいろありましたので、皆さんが何が反対で、そしてどうしたいと思っているのかがわからないんですよ。それを問いたかったんです。もし1,000平方メートルならいいけど、1,500平方メートルがだめと思っておられる方がおられるようでしたら、私はこの修正に反対の立場から申し上げます。私も、つい1年ぐらい前ですか、2年ぐらい前、1,000平方メートルでいいから、現地に建ててと、確かに言ったのを自分で覚えています。聞いた方もいらっしゃるかもしれません。私も、一時期そんな認識でいました、軽く。ですから、1,500平方メートルが出てきたときに、あれと、どうにかならないかと思いました。それで、よくよく見ました。図面を見ました。なぜ1,500平方メートルでなくてはいけないのか。よくよく見ましたら、今のトイレというのは、多目的トイレというんですかね、障がい者用トイレをつくらなくちゃいけないんですね。そして、洋式になっていますから、洋式だと幅がとるんです。そういうことで、トイレの面積ですでに2倍になっているんですよ、トイレの面積で。見られましたか。なぜ1,500平方メートルになっているか、そこまで見られましたか。  そして、会議室が1.5倍の面積になっていました。私だって1,000平方メートルでいいと最初思っていたわけですから、なぜ1,500平方メートルになったかということをよく見てたときに、この間、利用者が公民館を使っているのを見に行ったんですよ。なぜ大きくならないといけないのかと。そうしましたら、やはり時代が変わっていて、昔の40年前の公民館は年寄りも少なかったし、余裕がある人も少なかったから、ただ会議だけのつくりだからよかったけども、今は、書道をしたり、絵画をしたり、いろんなことをしていく中で少し机の幅が広くなっています。その机を並べると、今の公民館は16人しか入らないんですよ。16人しか入らないような会議室をこれから50年後までつくってどうなりますか。横島町も天水町も90平方メートルあるんですよ、会議室は。なぜ倍の人口の岱明町がその半分の16人しか入らないようなのを2つつくるんですか、ということなんです。これを見たとき、私は1,500平方メートル、やむを得ないと思いました。人口が減る、人口が減ると言いますけども、岱明町は、もともと2030年になっても、公民館を建てたときの人口より多いんですよ。岱明町は、有明臨海工業地帯のベッドタウンとして発展した町ですから、もとは少なかったんです。減ってもいいんですよ。そして、人口減少が少ない地域なんですね。なぜ、この間、つくった天水町で90平方メートルの会議室をつくって、横島町もつくって、なぜ岱明町が60平方メートルじゃなきゃいけないんですか。私は、これを見たときに、やはり今の時代だから1,500平方メートルは必要だと思いました。まして、社会福祉協議会も入ります。和室も同じです。  そして、音楽室のことを云々言われました。私はよく利用しているからわかりますけども、勉強会をしているときに、三味線が聞こえてきたり、詩吟が聞こえてきたり、うるさいんですよ。やはり窓を開けることがあるんですよ、ちょっと暑かったりすると。窓を閉めてくださいって言いにくいんですよ。喧嘩になるんですよ。だから、音楽室が、音の出るものをする部屋が必要だということなんです。音楽練習室というだけだから、今、活動するのに、どんなグループが使っているかわからないと言われましたので、私もちょっとすぐには思い出せませんけど、ハーモニカがあったり、詩吟があったり、三味線があったり、コーラスがあったり、ギターがあったり、オカリナがあったりしました。こういう活動を、よその3町、よその旧町の玉名市ではないんでしょう、これだけ多い活動が。なぜ岱明町が、皆さんは利用が少ない、少ないって言っていましたけど、本当の真実はトップクラスなんですよ。これだけ使っているところないんです。なぜ多いかと言えば、いわゆるよそから来た人が多いから、よそから来た人と地元の人が仲よくなる場として、公民館活動が活発になってきたわけなんです。   [「議長、議事進行をお願いします」と呼ぶ者あり]   [「何を言ってますか」と呼ぶ者あり]   [「議事進行」と呼ぶ者あり] ◆16番(近松惠美子さん) 大事なことなんです。さっき議員間討議ができなかったですから、明らかにしたいんです。  岱明ふれあい健康センターの部分がはっきりしないなら、公民館を認めないというなら、いつになるかわかりません。私の考えでは、1,500平方メートルの公民館を建てても、岱明ふれあい健康センターががらあきになるわけじゃないんです。お金を払って使っている人はそのまま使い続けるんです。無料で使っている人たちが公民館に来ればいいわけであって、きのうも子どもたちが、中学生が6人ぐらい来て、図書室で宿題をして、そのあとトレーニングルームで遊んでいました。そのような姿を見た人がいるでしょうか。ちなみに、同じような目的の横島町の横島総合保健福祉センターでは、多目的ホールを使うときには、9時から3時まで200円で使えます。岱明ふれあい健康センターは1時間800円です。3,000円もかかります。調理室、言われましたけども、横島総合保健福祉センターで使うときには、半日500円です。岱明ふれあい健康センター、1時間800円です。この差をどうにかしてくれと、この議会で私は言ってきましたけども、多勢に無勢で解決されませんでした。福祉センターの利用が何を根拠に少ないと言われるのかわかりませんけども、同じ老人会の会合でも、玉名市の福祉センターは無料です。岱明町は一時期3,000円ぐらい払っていました、老人会は。玉名市の福祉センターは、体操教室も無料で使っています。この辺のところを考え直せば、もっともっと岱明ふれあい健康センターはふえます。  最後に、私は、例えば寝たきりの方がいますと、1年間で経費が500万円かかります。10年で5,000万円かかります。夫婦二人で1億円です。岱明ふれあい健康センターの維持費の2,000万円なんか、私は安いものだと思っています。   [「近松さん、マイクが入っていません」と呼ぶ者あり] ◆16番(近松惠美子さん) 済みません、書類で。   [「あんま興奮せんでちゃ、よかけんな」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) ボタンを押してください。 ◆16番(近松惠美子さん) こっちの。 ○議長(中尾嘉男君) いやいや、反対、反対。 ◆16番(近松惠美子さん) 押しました。入っていますね。何話したか、忘れちゃった。   [「よかよか、時間のある」と呼ぶ者あり] ◆16番(近松惠美子さん) 寝たきりになると、一月大体40万円ぐらいかかるから、1年で500万円かかるんですよ。10年で5,000万円かかるんですよ。夫婦二人で1億円はかかるんですよ。ですから、デイサービスに行かないで、公民館に行こう。デイサービスに行かないで、岱明ふれあい健康センターに行こう、そういう社会をつくらないといけないんです。  授業についていけない子どもが、10倍ですかね。ぐんぐんふえている中で、皆さんもわかっておられるでしょう。もっと子どもに自然な姿で遊ばせないといけないと。今の子どもたちにどういうふうな環境を準備したいのか、今のお年寄りにどうしたら笑顔で幸せを感じてもらえるかと、その前提があって、初めて建物なんです。皆さん、削減、削減、国の番犬じゃないんです、議員は。市民にとってどうしたら笑顔が出るかというところにお金を使って、ほかを減らせばいいことなんです。その議論がされてない。そして、岱明ふれあい健康センターというのは、健全に遊べる場所なんです。なぜ私が岱明ふれあい健康センターを大事にしているかというと、子どもたちが、中学生に聞きました。「120円、どう、高い」って言ったら、「安い」って言って、友だちとおしゃべりして、勉強して、遊んで、物を食べられる場所なんです。公民館は、物は食べられません。体育施設に行ったら、スポーツして帰れです。スポーツして、勉強して、遊んで、食べて、こうふうな多機能の施設というのは理解が難しいから、皆さんよく御理解いただいていないと思います。唐突にと言われましたが、私はこの案が出てから、必死になって毎日いろんなところを調べに行きました。ながす未来館にも行きました。ながす未来館使えばいいじゃないかと言われたので、行きました。ながす未来館、土日はほとんど埋まっているそうで、岱明町の方はどうぞとか言われませんでした。そして、どんなふうに使っているかを聞いたときに、幼稚園の発表会もします、学校の子どもたちの発表会もします、ピアノの発表会もします、それを聞いたときに、これは使うな、どんどん使うなと思いました。ボタン一つで200の座席ができる、高齢化社会にぴったりじゃないですか。よそが使わないから、贅沢だっていうのはおかしいと思います。玉名市こそ、第一歩を進めればいいじゃないですか。岱明町ばっかりって言わなくていいじゃないですか。吉田議員が「オール玉名」って言われたじゃないですか。舞台のある小ホールはないんですよ。市民会館にはステージないんですよ。講演会用であって、舞台発表できるところじゃないんですよ。この「オール玉名」に、なぜ合併しなかった長洲町があれだけのものをもって、合併した岱明町が、岱明町の町民42%が合併に反対しましたよ。でも、合併特例債でこれでこういう公共の建設物ができるという思いで泣く泣く合併したのに、全部つくって、もう岱明町はよかろうって、それはないだろうというのが私の気持ちですよ。自分のところが満たされているから、岱明町はよかろう。そして、よくよく皆さん調べられたらいいですよ。お金払って、岱明ふれあい健康センターに子ども連れて遊びに来たことありますか。子どもたちがスポーツしている姿を見たことありますか。お年寄りが碁をやって楽しんでいるところありますか。あまりにもすてきなところだから、もっと多くの人が来たら、子どもが幸せになるだろうと思うから、もっと活性化してほしいと思うだけであって、決して利用がそんなに少ないわけじゃないんです。各公共施設を調べるなら、岱明ふれあい健康センターより少ないところいっぱいありますよ。なぜ目くじらを立てて、岱明町ばっかり言うのかと。私、遠慮して言いませんけども、皆さんが中途半端な理解しかなくて、中途半端の間違った情報しかなくて、この重要な決定を下すということに対して、私は非常に残念でありますし、議員の信頼を失うことだと、そのように思います。まだまだ言いたいことあったような気がするんですけども、これで修正案に対して反対の討論といたします。 ○議長(中尾嘉男君) ほかに討論はありませんか。  吉田憲司君。   [3番 吉田憲司君 登壇] ◆3番(吉田憲司君) お疲れさまです。創政未来の吉田憲司でございます。  討論に入る前に、きのうの夕方、ちょっと暗くなりかけてたんですけど、私、岱明地区を15キロ走ってきました。いろんなことを考えながら、自問自答しながら、岱明地区を15キロ、約1時間半ですかね、いろんなことを考えながら、あしたはどうしようかなとか、いろんなことを考えながら走ってきました。  それでは、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)の岱明文化センター(仮称)建設に伴う予算について反対の立場で、修正動議には賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。  まず初めに、先日の一般質問でも発言をさせていただきましたが、私は岱明町公民館建設自体に反対をしているわけではありません。誤解のないように改めてお伝えをしておきます。  今年3月議会で、市長が現地建てかえを表明されて以降、初めて開催された5月29日の公共施設等建設特別委員会での説明と、11月21日の同じ特別委員会での説明では、計画ががらっと変わっていたこと。それと、玉名市公共施設適正配置計画、玉名市公共施設等総合管理計画にも逆行していること。さらに、今年6月には、新たに玉名市公共施設個別施設計画が策定をされましたが、岱明ふれあい健康センターについては、将来的に具体的な方向性は何も示されておらず、改修だけの計画があり、3月の表明後に策定された計画については内容に矛盾が生じます。また、3月議会の表明から12月議会までに、所管の文教厚生委員会では、岱明町公民館建設について一度も議題にさえあがっておらず、審議もなされていません。  私は、今回の12月議会での一般質問の質疑、さらには12月19日の文教厚生委員会を傍聴した状況等を踏まえ、この混乱した状況を私は私なりにもう一度整理しようと、岱明地区にお住まいの方に直接お話を伺いました。子育て世代や40代、50代、60代、70代、女性6名、男性14名、合計20名の皆様にお伺いをしました。地区が偏らないように、睦合、鍋、高道、大野、4校区すべての地区を網羅させていただきました。  この20名の方々に共通して言えることは、計画の全容をよく御存じではないということです。可動式のいすがある300人収容のホールがあること。5月の説明ではなくなった調理室が今回復活したこと。音楽ホールがあること。また、岱明ふれあい健康センターは、今年度が7,000万円、来年度、約2億円かけての改修中であること。さらには、岱明ふれあい健康センターは、将来的には温泉部分を除き、具体的な計画はないものの、民間による運営を目指すこと。また、今回の事業費が7億6,000万円で、面積は1.5倍になるということなどなどです。  それから、先日開催された文教厚生委員会において、玉名市がつくった岱明文化センター(仮称)の案を玉名市自身が都市計画法上、現状では建設できないと判断をしました。しかし、この事実にもかかわらず、原案どおり採決が行なわれ、可決をしました。行政は、膨大な数の許認可権を有しています。強制執行もできます。これは、すべて法律や条例、規則、あるいは計画等に従って、行政運営は行なわれています。その行政のトップが、きのう気づきました、あとから修正するので、予算をどうか御承認くださいというこの一連の出来事を、文教厚生委員会を傍聴に来られていた約20名の市民の皆様、さらにはインターネットのライブ中継を見ておられた皆様はどういった感情を持たれたでしょうか。市長は、いつもお話の中で、横串をさしているというような表現を使われます。しかし、今回のことは、市役所の各課の横串どころか、組織の連携がとれていないことを証明してしまいました。3月に表明された時点から、市長としてのプラン、方針が一貫しておらず、また情報の共有、共通認識が全くとれておらず、行き当たりばったりの計画ということをみずから露呈した形になったのではないでしょうか。  では、私が20名の方々とお話をさせていただいた内容をお伝えしたいと思います。7億6,000万円という金額、1.5倍になる面積であっても、建ててほしいと言われた方は、20名中1名おられました。それから、「ちょっと金額は高かし、ふとなるばってん、建ててほしかな」って言われた方が1名おられました。このお二人は、先ほどから言われているように、「これは合併前からの約束だけん」という意見を述べられました。お二人とも70代の方です。ほかの意見としては、「そぎゃん、高かつはいらんばい、それにふれあい健康センターもあるたい」とか、「玉名に金のあるならよかばってん、なかっだろたい」「年に1回行くか、行かんかだんね」とか、「人間の減っとだけん、先のこつば考えると、こまかつでよかっだろたい」、そしてちょっと極端な意見の方もおられました。「公民館いらんど、7億6,000万あるなら、岱明町民全員に配んなっせ」って言わしたです。大体割ると、五、六十万円ぐらいになりますかね。それから、「うちのばあちゃんのゴロゴロば押して、なんそこまで行っきらすね」って言われた方もおられました。「7億6,000万で、岱明のじいちゃん、ばあちゃんがタダでタクシーに乗られるごつしなっせ」って言われた方もおられました。そして、私自身にくぎを刺された意見もありました。「あのな、国とか県からきよる補助金でん、もとをただせば俺たちの税金だけんな、そのことば忘るっといかんばい」、このような貴重な御意見もいただきました。  一方で、今年の4月、新しく玉陵小学校が誕生しました。と同時に、玉名小学校、月瀬小学校、石貫小学校、三ツ川小学校、小田小学校、梅林小学校の6校が一斉に長い長い歴史に幕を閉じました。地域の象徴でもあり、地域の心のよりどころでもある各小学校が閉校となったのです。地域から子どもたちの声が聞こえなくなり、寂しくなったことでしょう。しかし、平成の次の時代を生きていく子どもたちの未来を考えても、学校という公共施設の集約化の観点からも苦渋の決断だったと思います。現在の玉名市は、平成17年に合併をしました。今から13年前のことです。その当時、地域から小学校が6校も一遍になくなるなど、だれが想像したでしょうか。先ほど、近松議員が言われたとおり、時代が変わったんです。地域から学校がなくなり、心のよりどころ、そして避難場所さえなくなった約7,000人の玉陵校区の市民は、このことを同じ玉名市民としてどのような思いで見ておられるでしょうか。  これは、先日の一般質問の繰り返しになりますが、今の子どもたち、これから生まれてくる子どもたちは、重い重い負担が待っています。医療費・介護費・年金等々、消費税は来年10%です。その後も社会保障費の増大により、消費税のアップは避けられないと言われています。子どもたちは自分たちの未来を自分たちでは決められません。だからこそ、私たち大人は、子どもたちが生きていく未来を、私たちが想像をし、考え、孫やひ孫世代に負担がなるべくかからないような段取りをし、下準備をして、箱根駅伝ではありませんが、たすきを渡すことが私たち大人の使命ではないでしょうか。  先日、12月22日の新聞では、昭和24年生まれの現在70歳ぐらいの年代は、1年間に270万人が生まれたそうです。しかし、今年は、これまでで最も少ない92万人だそうです。これも繰り返しになりますが、現在の玉名市の人口は、6万6,000人です。20年後は5万人、40年後は3万8,000人と推計されています。これが現実なんです。安倍総理が国難と表現するほどの超少子高齢化と人口減少社会は、私たちの想像を絶するスピードで進行しています。  これは、けさの熊日新聞です。熊本県の人口が175万人とあります。熊本県の人口は8年連続で減少し、そして県内45市町村の高齢化率が軒並み上昇をしています。玉名市は33.2%、実に3人に1人は65歳以上の高齢者ということになります。  それから、私は1年生議員です。私たち1年生議員6名は、前市長、前議会で審議された岱明ふれあい健康センターとの併設案を知りません。その当時の採決は1票差だったとお聞きをしましたが、この案にどんなメリット、どんなデメリットがあるのか、新しいメンバーとなった今の議会でも検証していく価値はあると思います。また、そのころとは違ったアイデアが生まれるかもしれません。  市長は、確か全員協議会のときに、前市長のときに否決されているので、併設案は出せませんとおっしゃったように記憶をしていますが、現在建設中の新市民会館は否決された案ではなかったでしょうか。現在建設中の市民会館ですが、市民会館にも800席とは別に可動いすが設置された300人収容のスペースがあります。3月に市長が表明された時点で、岱明文化センター(仮称)にこの可動いすのある300人収容の同じようなホールが計画をされていれば、市民会館の300席はいらなかったような気がします。そして、玉名市自身で掲げた目標である公共施設を集約化し、維持管理費を65%、施設の目標を37%削減するという、この目標に玉名市自身が逆行して、新市民会館の面積は2倍となり、維持管理費は3,000万円から4,000万円と試算されています。岱明文化センター(仮称)の面積も1.5倍です。この目標や計画は、どうでもいいのでしょうか。何のためにあるんでしょうか。  この岱明文化センター(仮称)の建設計画基本理念の中に地域福祉の拠点とありますが、現在、玉名市では、介護予防のいきいきふれあい活動、ゆた〜っと元気体操、通いの場事業を行なっていますが、実施場所については、すべて地域の公民館で実施をされています。大野校区12カ所、高道校区7カ所、鍋校区6カ所、睦合校区8カ所で、毎週あるいは各週で実施をされています。地域の各公民館も、介護予防の活動を念頭に予算措置を行ない、空調設備や建物の改修等を現在、随時行なっています。また、防災の拠点ともありますが、岱明地区には、現在、指定避難場所として、岱明ふれあい健康センター、B&G、岱明中学校、大野小学校、睦合小学校、高道小学校、鍋小学校の合計7カ所があります。1万3,000人で7カ所です。玉陵校区は7,000人で1カ所しかありません。しかも、岱明ふれあい健康センターには、大広間、和室、憩い室といった畳の間が多くあることや、浴場、お風呂ですね、浴場及び障がい者の方でも入浴できる浴場も兼ね備えていることから、現在の岱明ふれあい健康センターの構造、設備のほうが避難及び防災の拠点と考えるほうが自然であると思います。また、岱明町の下前原地区には、有明広域消防本部の新消防庁舎も建設予定であります。  最後に、これまで述べてきたように、建設計画のプロセス、進め方に対する疑問、一貫していない方向性、岱明ふれあい健康センターの具体的な計画もない、また公共施設の各計画に逆行したこの案については、一度立ちどまり、問題をきちっと整理し、未来予想図を再検討されますことを意見したいと思います。  それでは、これも一般質問での繰り返しになりますが、玉名高校OBの坂村真民先生の詩の一部を朗読して終わりたいと思います。  あとからくる者のために  あとからくる者のために  苦労をするのだ  我慢をするのだ  田を耕し  種を用意しておくのだ  あああとからくる者のために  みなそれぞれの力を傾けるのだ  あとからあとから続いてくる  あの可愛い者たちのために  未来を受け継ぐ者たちのために  みな夫々自分が出来る何かをしてゆくのだ  議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)の岱明文化センター(仮称)建設に伴う予算案について、反対の立場での討論を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 13番 嶋村 徹君。   [13番 嶋村 徹君 登壇] ◆13番(嶋村徹君) 13番、市民改革クラブ、嶋村と申します。  原案に対し、賛成の立場で討論をいたします。  旧玉名市岱明町、横島町及び天水町の平成17年10月の合併直後に旧岱明町からの懸案事項である岱明町公民館建設が進められましたが、施設内容や規模等について、旧岱明町関係者の意見がまとまらず、今日までの状況にあります。  今回について、早急な公民館建設の必然性、そして合併特例債利用の期限を含む財源問題、玉名市民感情も考慮し、判断すべきと考え、原案のとおり賛成すべきと考えております。 ○議長(中尾嘉男君) 1番 坂本公司君。   [1番 坂本公司君 登壇] ◆1番(坂本公司君) 1番、新生クラブ、坂本公司です。  岱明文化センター(仮称)の原案に賛成の立場で討論させていただきます。  偉そうに出てきましたが、申しわけございませんが、皆さんのように、近松議員やほかの議員の方のように詳しいことは、何平方メートルだとか、そういうことはあまりよくわかっておりません。しかし、きょうは、地元の区長さん方にこういうことがありますと伝えたところ、何名もの方に来ていただきました。ということは、やはり興味があられるということと、先ほどの拍手の数で言えば、原案に賛成の方たちだと思っております。  一言だけ言わせていただきます。この岱明文化センター(仮称)のキャッチフレーズが、「あなたの笑顔を発見する場所」となっております。ですので、このあと採決がございますが、市民の方のより笑顔の多い判断をお願いしたいと思います。  簡単でございますが、終わらせていただきます。 ○議長(中尾嘉男君) 22番 田畑久吉君。   [22番 田畑久吉君 登壇] ◆22番(田畑久吉君) 議場の皆さん、そして市民の皆さん、そして関係各位の皆さん、本当に御苦労様でございます。私は、玉名市議会、市民改革クラブの田畑でございます。  今12月議会に執行部より提案してあります予算のうち、岱明町公民館、仮称、何か文化センターというようでございますけども、その建設予算に自分自身の信念と理念のもとに反対をいたします。  けさ、一部変更の説明がございましたけども、日ごろ、私はどちらかいいますと、もの静かであり、無口なほうでございます。しかし、この位置に立って、自分が生きてきた信念をもとにその理論を語ることができる時間を持てたことについては、むしろ予算を提出された藏原市長にお礼を申し上げたいところでございます。せっかくの機会でございますので、きょうは時間をじっくりとって、市民から預かった税の使い方、考えてみたいと思います。  玉名市民から付託を受けた一議員といたしまして、この予算の建設費用と将来にかけての継続的な経費の無駄が延々と続く負担に妥協の余地がありません。私は、岱明町公民館建設そのものに反対ではございません。公民館としてのその使命と目的を備えた設備をするのは当然であり、今、ここで私がどうこういうものではございません。  当初、私は、岱明ふれあい健康センターとの併設が最善の経済性、合理性、そして利便性に富んだ、相乗り効果を生む、行政が考えるべき施政だと私は考えておりました。しかしながら、幾つかの経過を経て、現在地になったことには、今、ここで何も異論を申し上げることではございません。市長や執行部のいろんな答弁の中で、行財政の改革、健全な財政の運営、歳出削減の適正化を図るとの言葉が非常に多く、あらゆる答弁、発言の中でその言葉を聞くたびに疑問が深まり、言葉と予算編成の整合性がないんじゃないかとの不信感がつのるばかりでございました。どんな考えて、こんなことになったのか。私自身は、自分の生活、生き様に考えて、理解にも苦しむところでございます。  12月議会開会前の11月21日でしたか、公共施設等建設特別委員会を開き、岱明町公民館建設事業に関して、前回の委員会での経過と進捗状況等の報告を受けました。この報告の場で、岱明文化センター、仮称ではありますけども、金栗先生の大河ドラマじゃないですけども、降ってわいたような話が出てきました。岱明町公民館で可動式のいすを設置した300人収容できる小ホールの建設でございました。突然の報告に、私は委員会を総括する立場として、どのような考えのもとにこのような人たちの戦略、あるいは謀略といいますか、戦略といいますか、そのもとに支援に踏み込まれたのか、その裏側に不信感を抱きました。できたら、その事実を知りたい、その思いにかられたところでございます。執行部の説明の中で、私の午前の委員長報告の中でも報告いたしましたとおり、市民会館小ホールは講演会を主に、また岱明小ホールは音楽や芸術を主に活用していただくためのホールと考えているとの答弁、説明でした。このような私からすれば、あり得ないような説明、言いようのない計画、税金の無駄使い、なぜなんだと、なぜなんだと、すでに同じ規模の小ホールが建設中でございます。市民会館小ホール建設には、地元や地域の音楽関係者や、あるいは芸能関係者団体、舞踊など、諸団体からの陳情に重きをおいて、重きをおいて可動式いすの設置を組み込んだ300人収容可能な施設を予算化いたしまして、しかし、2度の入札不落にあい、不落に対して予算を練り直し、増額して多様な催しができる小ホールとしてすでに建設中でございます。このような市民会館ホールの建設までの経緯を見ますと、なぜ今、岱明町公民館に市民会館ホールと同じ規模と機能を備えた小ホールが必要なのか、疑問は深まるばかりでございます。  これは、あくまでも私の生き様から言っている言葉でございますので、私が9月議会の一般質問で引き合いに出しましたのを、今、思い出しました。それは人口減の問題です。ちょっと数字を出しますので、ちょっと待ってもらえますかね。玉名市は、1市3町、13年前に合併いたしましたね。まだ13年しかたっておりません。13年しかたっていないんですよ。それなのに、どうですか。合併のときの人口は、7万2,817人。13年後の8月末、何人と思いますか。6万6,713人、幾ら減ったと思いますか。暗算してみてください。6,104人減っているんです。6,104人。その後、9月、10月、11月で、人口がどうなったか。11月末で6万6,652人、その中の外国人は820人。8月時点では、外国人が765人でしたね。だから、外国人は55人ふえています。しかし、全体の人口は、11月末でまた61人減っているらしい。6万6,652人になっておりますよ。こういった人口の減を見ますときに、これからこんなホールを2セットも建てて、どうなるかと。  けさの熊日の新聞にも載っていました。先ほど吉田議員が触れましたけども、65歳の人口老齢化、これが熊本県下では16市町村ある。近隣の市町村を見ますと、和水町が41.7%、山鹿市が37%、荒尾市、玉東町が35.2%、長洲町が34.3%、玉名市が33.2%、玉名市はまだ一番低いほうでございますけども、こういう状態になっているんですね。だから、例えば岱明町に小ホールを建てたとして、平成32年末には完成ですから、その当時に2年間でまだ1,000人が減るんです。そしたら、7千何百人に減るわけですね。7,000人減ったら、そこそこの町が一つなくなることと一緒なんですよ。町が一つなくなる。そういった規模の人口減です。これから先も人口減は、今まで以上に、想像以上に早いスピードで減っていきます。これは公表されておりますので、すぐわかると思います。このような状況の中に小ホールが2カ所に建設されて、どれほどの稼働率になるのか。私の経験からすれば、ほんのわずかしかならないと思います。岱明のホール、市民会館ホールですね。私も、いろんな事業をします。市民会館大ホールでは、催しを5回しました。私は、800人入れますので、小ホールは必要ありませんけども、山鹿市の八千代座でも2回しました。催しを。私は、小ホールは必要ありません。しかし、先ほども言いましたように、小さい団体がされる場合は、やはりある程度席を満席にしないと、雰囲気が出ないんですね。だから、いろんな諸団体の要望や陳情を組んで、市民会館に小ホールをつくることを賛同したんです。だから、皆さん、市民会館小ホールをできる限り高い稼働率に上げて、税の無駄使いを減らして無駄な予算計上はやめたいと思います。  玉名市議会は、若い優秀な議員が多く誕生しました。将来的には非常に希望が持てると私は期待するところですけども、今回、岱明文化センター(仮称)小ホール建設に強く、深く税の使い道に関して関心を持たれる数人の方々に将来を託す、そのような将来像が浮かんできます。  これは少し私ごとに入りますけども、私、大阪で30年過ごしました。30年の間、15年間、会社勤め。15年間の間、4年間は韓国駐在。駐在するときに何もないところに行って、基礎から建屋から機械据え付けからそして軌道に乗せて、4年で帰ってきました。徹底的な経費の削減、合理化を図って、4年で終わりました。そして、帰ってきましてから、その4年間の経験を生かし、貿易会社を設立しました。当時は、まだ日本の円が360円、固定制度ですね。45年前の話ですから、この中にまだ誕生されていない方もいらっしゃると思います。しばらくすると、円の切り上げ、360円が300円、280円、250円、200円とね。そのうちに、円が変動相場制に変わりまして、輸出契約の管理に本当に血を見る、金の尊さを身にしみて感じました。自分自身がやっている事業ですから、金の尊さが本当にわかることでした。そういう時代を生き抜いたからこそ、今、私はここにこうして立っておられるのが基本ということで、私は自覚しております。何だ、自分の人生論ばかりじゃないかという方がおっしゃるかもしれませんけども。この議員さんの中でも、私が一番年齢が上です。経験されないことを、私は経験してきております。話はたくさんありますから、きょうはその話はしませんけども、しかしながら、この岱明町公民館小ホールの建設は、私の許容範囲の中にありません。何でもあろうはずがありますけども、そのあろうはずの中には入らないです。この予算執行に反対する以外に、私は方法がないと決断をしたところでございます。  ただ、今回の件に関して、若い議員の方が、数名、税の使い方に疑問を表明しておられることがわかった。それだけでも、行財政改革、議会改革も光が見えたと。そのことが今回の最大の成果と、私は判断しております。最初に言いましたけど、私は市民改革クラブの田畑でございます。今でも昔の名前じゃございませんけど、「改革」という言葉を使っております。なぜか、それは自分の生き様を表明したいからです。賛成・反対はどんな場合でもございます。私は、自分が生きてきた生き様から物事を判断します。金の無駄使いは絶対いけない。女房にもいつも言っています。無駄使いはするなと。生きた金は幾らでも使えと。何十万円、何百万円でもいいと。これから先は、今までお世話になった方への恩返しだと。奉仕の精神でやるぞと。「一歩下がって、支えていきます」って、こんな言いました、女房が。女房の言葉に感心しました。私ごとで申しわけございませんけど。  予算には反対して、修正予算には賛成いたします。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。  ほかに討論ありませんか。  9番 松本憲二君。   [9番 松本憲二君 登壇] ◆9番(松本憲二君) 9番、自友クラブの松本でございます。  先ほど修正動議の修正理由を読み上げたんですけれども、討論ということで、先ほども修正理由の中にあらかじめお話をいたしました。岱明町公民館の建設にいたっては、今現在の公民館は古いということもちゃんと認識をいたしておりますし、その建てかえの必要性というのは十分認識をいたしております。  今回どうしてこの修正を出したかということは、先ほど理由を述べましたけれども、もう少し細かいところまで意見を申させていただきますと、行政マンとして、先ほど吉田憲司議員が修正案に賛成ということで討論をされる中で、行政マンは、法令にのっとっていろいろ市民の皆様方にいろんなお示しであったり、提案であったりとか、そういうことを進めていく行政の場であります。その行政が法律に背いた建築物を建てようと、予算を計上していたと、それが私はわかりましたもんですから、文教厚生委員会、私の管轄する文教厚生委員会の中で市長の提出をいただきまして、今回はみずから予算を削除されたほうがよろしいのではないですか、そしてまた、改めてこの計画をきっちり練られた上で、法律上、何の問題もないということ、それとまた、岱明ふれあい健康センターの今後の行方もしっかり計画、議論をなされて、また再度、あげてこられたほうがよろしいんではないですか。対外的、対外的といいますのは、熊本県であったり、国であったり、行政をつかさどる職員がこれに法令に違反して、建築物をあえてそこは知らなかったといえども、ちゃんと私どもこの玉名市民は都市計画という、職員も、ちゃんと担当している職員がいます。そこへの確認も怠っていたということは、これは行政マンとして、あるべきじゃないんです。だから、あえて今回は修正をみずから行なわれたほうがよろしいんではないですかという提案をさせていただきました。しかしながら、その返答が、いやいや修正は基本計画で修正をしていきますので、予算は通させてくれと。しかし、きょうの朝、50平方メートル削減するという提案がなされました。しかしながら、予算の金額は、修正はあっておりません。そのままです。やっぱりそういうのを、議会は行政の監視役ということで、私たちは二元代表制ということで、市民の付託を得て、この議場のこういう立場に立たせていただいております。そういう観点からいたしましても、やっぱりこの行政のミスをすんなり見逃す、目をつぶるということは、今後の玉名市、いろんな形での玉名の発展に支障が出るんではないかという思いがあります。私は、一般質問で玉名市の岱明中央公園グラウンドですね、あそこに400メートルのトラック、そしてまた多目的に使えるサッカー、ラグビー場、そしてその岱明ふれあい健康センターと併設というか、一番最初の、前の市長のときに提案されたそういう併設案じゃなくて、公民館は公民館として別途に建てるような案も、今回の12月の議会の一般質問でちゃんとさせていただいております。そこには、つい2、3日前、起こりましたインドネシアでの、地震が原因じゃなくて、火山の噴火による地滑りということで、津波が起こってしまったわけですけれども、それで、インドネシアのその津波を受けまして、全国の、今、報道番組で、「島原大変肥後迷惑」、その島原の普賢岳の噴火によって、有明海でもそういうことが起こる可能性があるということで、私は、このインドネシアのは2、3日前、起こったんですから、私の一般質問としては、やっぱり熊本地震のときに、地震の警報が鳴ったということで、避難場所として岱明町の防災機能を持った総合グラウンドをあそこに建設をして、その中の、あのエリアの中に岱明町公民館も建てたらどうですか。そうしたら、国土交通省も、その有利な起債というのがありまして、用地購入で3分の1、そして施設建設で2分の1の起債補助というのがいただけるというような、そういう有利な起債のやりかたもあるわけですね。そういうこともちゃんと提案もさせていただいている中で、このことに関しましては、先ほど申しましたように、行政マンがしっかりもうちょっと連携をとって、法令にのっとって指導していく立場の人間だったら、やっぱりしっかりした計画、予算を示すべきではないかということでこの案を出させていただいているということを皆さんに理解をしていただいて、この修正案を出させていただいているということですので、公民館を絶対建てないということはだれも申しておりませんので、その辺は御理解のほどよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) ほかにありませんか。  19番 作本幸男君。   [19番 作本幸男君 登壇] ◆19番(作本幸男君) 皆さん、大変御苦労さまです。  今、いろいろ聞いておりますと、反対もそれなりの理由があるなというようなことで、我々もそういうのは文教厚生委員会の私も委員をしておりますけれども、そのときに私は申し上げました。この岱明町公民館というのは、今、降ってわいた話じゃないです。先ほどから、合併してから13年、これがすんなり通って、2年間して、15年なんです。ここで、いろいろとまたこれ問題があって、遅れた。20年。20年ぐらい遅れるんじゃないですかという話をしました。通算で20年になるんですよ。ここで、否決されたり、予算がつかんだったら、確かに20年ぐらい遅れるんです。ですから、話もいろいろありますけれども、私は、やっぱり今まで聞いておりますと、税金の無駄とか、いろいろおっしゃいますけれども、一言も岱明町の皆さんの住民の感情が入っていない。思ってないんです。私、今まで聞いておってですね。ただただ予算の話ばかり。無駄使いの話ばかり。どこの無駄使いですか。岱明町のためのお金ですよ。どこに無駄使いがあるんですか。そこを私は聞きたいと思うんですが。今から聞きもできんですたいね。これは討論ですから。私は、ぜひこの予算は通してほしいと思っております。やっぱり岱明町の皆さんのこういう熱望というのは、我々は賛成か反対に結論を出さなんいかん立場です。それはきついですよ。建設には反対じゃないですけれどもという話ですけど、これは議員がこういったことを使っていいはずがないんです。賛成か反対なんですよ。どこに反対の理由があるのか、住民の皆さんにとって反対がどういう利益になるのか、その辺あたりを私は十分に聞きたいんですが、これはきょうは仕方ないですね。ということで、大きな声になりましたけれども、私は、この予算に賛成の立場で一言ものを言わせていただきました。よろしくお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) ほかにありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、予算議案の採決に入ります。  議第118号 平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)  以上、予算議案1件については、異議がありますので、あとに譲り採決いたします。
     議第119号 平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第120号 平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第121号 平成30年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)  議第122号 平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第3号)  議第123号 平成30年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)  議第124号 平成30年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)  議第125号 平成30年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)  以上、予算議案7件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております、議第119号から議第125号までの予算議案7件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第119号から議第125号までの予算議案7件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  それでは、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)について、採決いたします。  本案については、松本憲二君ほか4名から岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務に関連する歳入歳出予算1,313万4,000円の削除を求める、議員提出修正案が提出されております。  よって、初めに議員提出修正案について採決いたします。  次に、修正案が可決ならば、修正部分を除く原案について、修正案が否決ならば、原案について、採決いたします。  それでは、まず、議第118号に対する松本憲二君ほか4名から提出された、議員提出修正案、岱明文化センター(仮称)建設工事基本設計及び実施設計業務に関連する、歳入歳出予算1,313万4,000円の削除について、起立により採決いたします。  議第118号に対する議員提出修正案について、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第118号に対する議員提出修正案については、可決いたしました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、採決いたします。  議第118号の修正議決した部分を除くその他の部分については、原案のとおり決定することに、賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第118号の修正議決した部分を除くその他の部分については、原案のとおり決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま修正議決されました、議第118号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第5号)について、その字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。  続いて、条例議案の採決に入ります。  議第126号 玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第128号 玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第129号 玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第132号 玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定について  議第133号 玉名市地域子育て支援センター条例を廃止する条例の制定について  以上、条例議案5件について異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第127号 玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第130号 玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第131号 玉名市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案3件について、一括して採決いたします。  ただいま、採決に付しております議第127号、議第130号及び議第131号の条例議案3件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第127号、議第130号及び議第131号の条例議案3件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第126号玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております、議第126号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第126号については、原案のとおり決定いたしました。  議第128号玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま、採決に付しております、議第128号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第128号については、原案のとおり決定いたしました。  議第129号玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま、採決に付しております、議第129号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第129号については、原案のとおり決定いたしました。  議第132号玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま、採決に付しております、議第132号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第132号については、原案のとおり決定いたしました。  議第133号玉名市地域子育て支援センター条例を廃止する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま、採決に付しております、議第133号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第133号については、原案のとおり決定いたしました。  続いて、その他の議案の採決に入ります。  議第137号 指定管理者の指定について  議第140号 普通財産の無償譲渡について  議第141号 普通財産の無償貸付けについて  以上、議案3件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第134号 熊本県市町村総合事務組合規約の一部変更について  議第135号 指定管理者の指定について  議第136号 指定管理者の指定について  議第138号 指定管理者の指定について  議第139号 指定管理者の指定について  議第144号 工事請負契約の締結について  以上、議案6件について、一括して採決いたします。  ただいま、採決に付しております議第134号から議第136号まで、議第138号及び議第139号並びに議第144号の議案6件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第134号から議第136号まで、議第138号及び議第139号並びに議第144号の議案6件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第137号指定管理者の指定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております、議第137号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第137号については、原案のとおり決定いたしました。  議第140号普通財産の無償譲渡について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま、採決に付しております、議第140号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第140号については、原案のとおり決定いたしました。  議第141号普通財産の無償貸付けについて、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。
     ただいま、採決に付しております、議第141号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第141号については、原案のとおり決定いたしました。  続いて、陳情の採決に入ります。  陳第1号   玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情  以上、陳情1件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  陳第3号   国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出に関する陳情  以上、陳情1件について、採決いたします。  ただいま、採決に付しております、陳第3号に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、陳第3号については、採択することに決定いたしました。  陳第1号   玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情  以上、陳情1件について、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま、採決に付しております、陳第1号に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。  原案のとおり採択することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立少数であります。よって、陳第1号については、不採択とすることに決定いたしました。        ************************* △日程第4 閉会中の継続審査の件 ○議長(中尾嘉男君) 日程第4、「閉会中の継続審査の件」を議題といたします。  付託事件の閉会中の継続審査について、お諮りいたします。  文教厚生委員長より、目下、文教厚生委員会において審査中の、陳第4号安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出に関する陳情、陳第5号介護労働者の労働環境及び処遇の改善を求める意見書の提出に関する陳情、陳第6号医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書の提出に関する陳情、陳第7号看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出に関する陳情、陳第8号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出に関する陳情。  以上、陳情5件について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。        ************************* △日程第5 市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)(議第142号及び議第143号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第5、「市長提出議案審議」を行ないます。  議第142号 人権擁護委員候補者の推薦について  議第143号 人権擁護委員候補者の推薦について  以上、市長提出議案2件を一括議題といたします。  これより、委員会付託を省略しておりました、議第142号及び議第143号の人事案件2件の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、議員間討議、討論ののち、採決いたします。  これより質疑に入ります。  議第142号及び議第143号の人事案件2件について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより議員間討議に入ります。  議第142号及び議第143号の人事案件2件について、議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより討論に入ります。  議第142号及び議第143号の人事案件2件について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。採決は、1件ずつ行ないます。  議第142号人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。  議第142号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第142号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。  議第143号人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。  議第143号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第143号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。        ************************* △日程第6 議員派遣の件 ○議長(中尾嘉男君) 日程第6、「議員派遣の件」を議題といたします。  お手元に配付しております派遣の内容について、職員に説明させます。  議会事務局次長 荒木 勇君。   [議会事務局次長 荒木 勇君 登壇] ◎議会事務局次長(荒木勇君) 命によりまして、派遣の内容につきまして、御説明申し上げます。  まず、1件目でございます。  派遣目的 第95回箱根駅伝における金栗四三PR活動への出席のため  派遣場所 神奈川県箱根町  派遣期間 平成31年1月1日から3日までの3日間  派遣議員 江田計司議員、吉田憲司議員、多田隈啓二議員  第95回箱根駅伝の場を借りて、本市の名誉市民であり、箱根駅伝の創設者である金栗四三氏を執行部とともにPRするため、市長より議会に対し、議員3名の派遣依頼があっております。よって、議会を代表して、所管の委員会である金栗四三地域創造戦略特別委員会から委員長及び所属委員2名を派遣すべく、議員派遣をお諮りするものであります。  続きまして、2件目でございます。  派遣目的 日本遺産に関する3市合同の議員研修会への出席のため  派遣場所 玉名市役所本庁4階会議室  派遣期間 平成31年1月29日の1日間  派遣議員 全議員  平成29年4月に日本遺産に認定されました、「米作り、二千年にわたる大地の記憶〜菊池川流域「今昔『水稲』物語」〜」に関し、山鹿市・菊池市・玉名市の菊池川流域3市議会議員合同の研修会が開催され、全議員が出席されることとなっております。よって、全議員の派遣が必要なため、議員派遣をお諮りするものであります。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、派遣の内容の説明は終わりました。  お諮りいたします。  お手元に配付のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定いたしました。  この際、お諮りいたします。  ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合は、議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任することに決定いたしました。  議事の都合により、休憩いたします。                             午後 4時18分 休憩                             ───────────                             午後 6時01分 開議        ************************* ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程の追加についてお諮りいたします。  日程第7  意見書案上程   意見書案第4号 国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出について  日程第8  意見書案審議  日程第9  決議案上程   決議案第2号  大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅への新幹線の停車本数増を求める決議について  日程第10 提案理由の説明
     日程第11 決議案審議  日程第12 議会運営委員会補欠委員議会改革推進特別委員会補欠委員及び公共施設等建設特別委員会補欠委員の選任  日程第13 熊本県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙  以上、日程に追加いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加することに決定いたしました。        ************************* △日程第7 意見書案上程(意見書案第4号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第7、「意見書案上程」を行ないます。  これより意見書案を上程します。  意見書案第4号 国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出について  以上、意見書案1件を議題といたします。  お手元に配付しております意見書案の朗読は、これを省略いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております、意見書案第4号については、議事の都合により、会議規則第37条第3項の規定に基づき、提案理由の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第4号については、提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  意見書案第4号についての提案理由の説明及び委員会付託を省略いたします。  意見書案第4号については、日程に従い、引き続き、会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第8 意見書案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)(意見書案第4号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第8、「意見書案審議」を行ないます。  改めて、意見書案第4号国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出について、以上、意見書案1件を議題といたします。  これより、ただいま議題となっております、意見書案第4号の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、議員間討議、討論ののち、採決いたします。  これより、質疑に入ります。  意見書案第4号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより、議員間討議に入ります。  意見書案第4号について、議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより、討論に入ります。  意見書案第4号について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。  これより、採決に入ります。  意見書案第4号国民健康保険財政への国庫負担割合をふやすことを求める意見書の提出について、採決いたします。  意見書案第4号については、原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第4号については、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第9 決議案上程(決議案第2号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第9、「決議案上程」を行ないます。  これより、決議案を上程します。  決議案第2号 大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅への新幹線の停車本数増を求める決議について  以上、決議案1件を議題といたします。  お手元に配付しております決議案の朗読は、これを省略いたします。        ************************* △日程第10 提案理由の説明 ○議長(中尾嘉男君) 日程第10、「提案理由の説明」を行ないます。  ただいまの決議案第2号について、提案理由の説明を求めます。  金栗四三地域創造戦略特別委員長 江田計司君。   [金栗四三地域創造戦略特別委員長 江田計司君 登壇] ◎金栗四三地域創造戦略特別委員長(江田計司君) お疲れでございます。  提案理由を申し上げます。  決議案第2号大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅への新幹線の停車本数増を求める決議。  これは、大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅における観光客の需要能力及び観光客の利便性を高めるため、新玉名駅における新幹線の停車本数増をJR九州に求めるべく、決議として議会の総意を表明するものであります。  それでは、決議文を読み上げます。  2019年放送の大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」では、「日本人発のオリンピック選手」であり、「日本マラソンの父」と仰がれる本市名誉市民、金栗四三氏が主人公の一人として描かれ、その放送開始とともにドラマゆかりの地である本市が全国から大きな注目と関心を集めることは必至である。また、大河ドラマが地元に与える経済効果は100億円規模と言われるように、1年という期間をかけ放送されることによるドラマゆかりの地への誘客効果は絶大であり、ドラマが進展し、金栗四三氏の認知度が高まるにつれて、本市への観光需要・観光客数は劇的に増大し得ることは、歴史ドラマの効果事例に鑑みても大いに見込まれる。  そのような中、県外、特に九州外といった遠方から本市へ訪れる場合、主要なアクセス方法は九州新幹線であり、ドラマ効果によって新玉名駅への利用も一気に高まるものと推測される。  しかしながら、現在、九州新幹線は、上下線ともに1時間に約3本が運行しているものの、新玉名駅における停車は、朝夕のラッシュ時を除き、1時間に1本のみといった状況である。これは、ビジネス重視のダイヤ設定であり、決して観光客を呼び込みやすいものとは言えない。  ドラマ効果による観光客の急増に対応するためには、やはり新玉名駅における乗降の機会をふやし、観光客の需要能力を高めるなど、新幹線によるストック効果を最大限に発揮することが必要不可欠である。  そこで、現在、新玉名駅を通過している列車を利用し、1時間に1本の停車を2本にふやすことができれば、新玉名駅の機能は格段に高まるとともに、観光客の利便性も飛躍的に高まるものと考える。  さらに、新玉名駅の停車本数増の実現は、近隣市町を初め、県内各都市が有する観光資源へのアクセス性を向上させ、各所を線でつなぐ広域観光周遊ルートの形成、開発にも大きく寄与するとともに、大河ドラマ「いだてん」を動機とした本市への来訪者に対し、さらなる観光動機を与えることができるものとも考える。  よって、JR九州に対し、大河ドラマ「いだてん」の放送による誘客効果に伴い、観光客増が見込まれる間、新玉名駅の新幹線の停車本数増を実現していただくべく、特段の配慮を求める。玉名市議会の総意として要望する。  以上、決議する。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております決議案第2号については、委員会提出の議案であるため、会議規則第37条第2項の規定により、委員会に付託しないことになっております。よって、決議案第2号については、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第11 決議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)(決議案第2号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第11、「決議案審議」を行ないます。  改めて、決議案第2号大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅への新幹線の停車本数増を求める決議について、以上、決議案1件を議題といたします。  これより、ただいま議題となっております、決議案第2号の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、議員間討議、討論ののち、採決いたします。  これより、質疑に入ります。  決議案第2号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより、議員間討議に入ります。  決議案第2号について、議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより、討論に入ります。  決議案第2号について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。  これより、採決に入ります。  決議案第2号大河ドラマ「いだてん」の誘客効果に伴う観光客増に対し、新玉名駅への新幹線の停車本数増を求める決議について、採決いたします。  決議案第2号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、決議案第2号については、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第12 議会運営委員会補欠委員議会改革推進特別委員会補欠委員及び公共施設等建設特別委員会補欠委員の選任 ○議長(中尾嘉男君) 日程第12、「議会運営委員会補欠委員議会改革推進特別委員会補欠委員及び公共施設等建設特別委員会補欠委員の選任」を行ないます。  現在、欠員が生じております委員会のうち、議会運営委員会、議会改革推進特別委員会、公共施設等建設特別委員会、以上の3委員会につきまして、補欠委員の選任を行ないます。なお、この3委員会における欠員は、いずれも1名ずつであります。  なお、委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が指名することになっております。  よって、議会運営委員会補欠委員に作本幸男君を、議会改革推進特別委員会補欠委員に西川裕文君を、公共施設等建設特別委員会補欠委員に前田正治君をそれぞれ指名いたします。  よって、ただいま指名いたしましたとおり、議会運営委員会補欠委員議会改革推進特別委員会補欠委員及び公共施設等建設特別委員会補欠委員がそれぞれ後任の委員として選任されました。
           ************************* △日程第13 熊本県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙 ○議長(中尾嘉男君) 日程第13、「熊本県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙」を行ないます。  熊本県後期高齢者医療広域連合は、議会の議員定数、選出方法等の規約改正案について、同連合を構成する熊本県下全45市町村の同文議決を得て、規約変更が成立したことにより、本年10月15日、同連合規約の一部変更を県に申請。同月30日に許可されました。  これに伴い、同連合議会議員を新たに選出するため、選挙を行なうものであります。なお、選挙の方法については、同連合規約第8条第1項の規定により、構成市町村の長及び議会の議員のうちから、各構成市町村の議会において1人を選挙することとなっております。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。  次に、指名の方法について、お諮りいたします。  指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、議長から熊本県後期高齢者医療広域連合議会議員に、不詳、私、中尾嘉男を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま、議長において指名いたしました、不詳、私、中尾嘉男を、熊本県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と認めることに、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、不詳、私、中尾嘉男が、熊本県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。  以上で、今期定例会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。  ここで、市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。  市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 平成30年第5回の定例会の閉会に当たりまして、一言、ごあいさつを申し上げます。  今議会、提案をさせていただきました平成30年度補正予算、条例関係など、27件の議案に対しまして、慎重に御審議をいただき、議決、承認をいただきましたことを、改めて厚く御礼を申し上げます。大変ありがとうございました。  御承認いただいた各事業の課題点をさらに検証しつつ、市民の皆様に御理解をいただくことができるよう取り組んでまいりたいというふうに存じます。  開会のごあいさつでも申し上げましたが、本市市議会議員でありました故福嶋讓治様に改めて御冥福をお祈りを申し上げますとともに、御遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げたいというふうに存じます。福嶋議員の熱い郷土愛と市政に対する情熱を私自身も心に刻み、議員の皆様とともに引き継いで市政運営に当たっていかなければならないと思う次第であります。  どうぞ今後もさまざまな課題に向きあっていくわけでありますが、10年後、20年後の玉名市を思い描きながら市政に取り組んでまいりますので、議会の皆様方の格別の御指導と御協力を重ねてお願いを申し上げます。  そして、いよいよあと10日あまりでNHK大河ドラマ「いだてん」の放送が始まり、その翌週には大河ドラマ館もオープンいたします。先日の23日から25日まで、東京駅前のKITTEにおきまして、「日本マラソンの父 金栗四三ふるさと展」、熊本県玉名市フェアを開催をし、お陰さまで盛況いただくことができました。これまで全国各地で金栗先生、そして玉名市のPR活動を実施してまいりましたけれども、PR活動はこれで終わりではなく、放送が始まってから、あるいは、そして放送後も新たなPRのスタートのチャンスであるというふうに考えております。どうか今後とも玉名市の情報発信をし続けてまいりたいと思っておりますので、議員各位の御協力もよろしくお願い申し上げます。  国立感染症研究所より、今月14日、今季のインフルエンザの全国的な流行が始まったと発表されましたので、年末、御自愛いただきまして、すばらしい新年を皆様方がお迎えいただき、さらなる飛躍の年となりますことを心からお祈りを申し上げながら、閉会に当たりましての御礼のごあいさつにかえさせていただきます。  いろいろと御指導を賜りまして、ありがとうございました。 ○議長(中尾嘉男君) これにて本会議を閉じ、平成30年第5回玉名市議会定例会を閉会いたします。                             午後 6時21分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         玉名市議会議長    中 尾 嘉 男         玉名市議会議員    内 田 靖 信         玉名市議会議員    江 田 計 司...