玉名市議会 > 2018-09-27 >
平成30年第 4回定例会−09月27日-05号

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  1. 玉名市議会 2018-09-27
    平成30年第 4回定例会−09月27日-05号


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    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年第 4回定例会−09月27日-05号平成30年第 4回定例会         平成30年第4回玉名市議会定例会会議録(第5号)  議事日程(第5号)                   平成30年9月27日(木曜日)午前10時02分開議         開 議 宣 告 日程第1  委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第2  質疑・議員間討議・討論・採決       (議第93号、議第103号から議第116号まで、請第2号から請第4号まで、陳第2号)  議第 93号 専決処分事項の承認について   専決第10号         平成30年度玉名市一般会計補正予算(第3号)  議第103号 平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)  議第104号 平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第105号 平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第106号 平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第2号)  議第107号 玉名市長等の給与の特例に関する条例の制定について  議第108号 玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
     議第109号 玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第110号 玉名市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第111号 玉名市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第112号 玉名市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第113号 玉名市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第114号 地方独立行政法人くまもと県北病院機構設立組合規約の一部変更について  議第115号 熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について  議第116号 工事請負契約の変更について  請第2号   家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出に関する請願  請第3号   玉名中学校体育館並びに技術室整備に関する請願  請第4号   玉名小学校跡地の譲渡に関する請願  陳第2号   本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出に関する陳情 日程第3  閉会中の継続審査の件 日程第4  市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (議第117号)  議第117号 教育委員会委員の任命について 日程第5  委員会の中間報告      1 金栗四三地域創造戦略特別委員長報告 日程第6  議員派遣の件         閉 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件         開 議 宣 告 日程第1  委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第2  質疑・議員間討議・討論・採決       (議第93号、議第103号から議第116号まで、請第2号から請第4号まで、陳第2号)  議第 93号 専決処分事項の承認について   専決第10号         平成30年度玉名市一般会計補正予算(第3号)  議第103号 平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)  議第104号 平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第105号 平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第106号 平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第2号)  議第107号 玉名市長等の給与の特例に関する条例の制定について  議第108号 玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第109号 玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第110号 玉名市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第111号 玉名市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第112号 玉名市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第113号 玉名市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第114号 地方独立行政法人くまもと県北病院機構設立組合規約の一部変更について  議第115号 熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について  議第116号 工事請負契約の変更について  請第2号   家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出に関する請願  請第3号   玉名中学校体育館並びに技術室整備に関する請願  請第4号   玉名小学校跡地の譲渡に関する請願  陳第2号   本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出に関する陳情 日程第3  閉会中の継続審査の件 日程第4  市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (議第117号)  議第117号 教育委員会委員の任命について 日程第5  委員会の中間報告      1 金栗四三地域創造戦略特別委員長報告 日程第6  議員派遣の件 日程第7  意見書案上程       (意見書案第2号及び意見書案第3号)  意見書案第2号 家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出について  意見書案第3号 本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出について 日程第8  意見書案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)       (意見書案第2号及び意見書案第3号)  意見書案第2号 家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出について  意見書案第3号 本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出について 日程第9  城戸淳君の議員辞職の件         閉 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(21名)    1番  坂 本 公 司 君        2番  吉 田 真樹子 さん    3番  吉 田 憲 司 君        4番  一 瀬 重 隆 君    5番  赤 松 英 康 君        6番  古 奥 俊 男 君    7番  北 本 将 幸 君        8番  多田隈 啓 二 君    9番  松 本 憲 二 君       10番  徳 村 登志郎 君   11番  城 戸   淳 君       12番  西 川 裕 文 君   13番  嶋 村   徹 君       14番  内 田 靖 信 君   15番  江 田 計 司 君       16番  近 松 惠美子 さん   18番  前 田 正 治 君       19番  作 本 幸 男 君   20番  森 川 和 博 君       21番  中 尾 嘉 男 君   22番  田 畑 久 吉 君         ───────────────────────── 欠席議員(1名)   17番  福 嶋 讓 治 君         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     堀 内 政 信 君    事務局次長    荒 木   勇 君  次長補佐     松 野 和 博 君    書記       松 尾 和 俊 君  書記       古 閑 俊 彦 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       藏 原 隆 浩 君    副市長      村 上 隆 之 君  総務部長     西 山 俊 信 君    企画経営部長   水 本 明 子 さん  市民生活部長   村 崎 信 介 君    健康福祉部長   松 野 信 生 君  産業経済部長   松 本 忠 光 君    建設部長     前 田 愼一郎 君  企業局長     松 本 優 一 君    教育長      池 田 誠 一 君  教育部長     戸 嵜 孝 司 君    監査委員     元 田 充 洋 君  会計管理者    竹 村 昌 記 君                             午前10時02分 開議
           ************************* ○議長(中尾嘉男君) おはようございます。  ただいまから、本日の会議を開きます。  日程に入る前に申し上げます。「日本初のオリンピック選手」であり、「日本マラソンの父」と称される本市の名誉市民、故・金栗四三氏を主人公とした2019年大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の放送開始まで、いよいよ3カ月であります。「開会日」に引き続き、「閉会日」の本日も金栗四三氏のPRポロシャツを本会議の出席者全員で着用し、さらなる機運の盛り上げに一役買ってまいりたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。  それでは、これより議事に入ります。        ************************* △日程第1 委員長報告 ○議長(中尾嘉男君) 日程第1、「委員長報告」を行ないます。  これより、各委員会に付託し、審査を終了いたしました事件の結果と経過について、各委員長の報告を求めます。  議第93号専決処分事項の承認について、専決第10号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第3号)、飛んで、議第103号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)から、議第116号工事請負契約の変更についてまでの市長提出議案15件、請第2号家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出に関する請願から、請第4号玉名小学校跡地の譲渡に関する請願までの請願3件、陳第2号本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出に関する陳情の陳情1件、以上の事件を一括議題といたします。  お手元に配付しております委員会審査報告書の朗読は、これを省略いたします。  審議の方法は、各委員長の報告のあと、質疑、議員間討議、討論ののち、採決いたします。  あわせて、継続審査の申し出があります陳第1号玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情の陳情1件について、中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際これを許します。  各委員長の報告を求めます。  総務委員長 内田靖信君。   [総務委員長 内田靖信君 登壇] ◎総務委員長内田靖信君) おはようございます。  今期、総務委員会に付託をされました案件は、議案7件、請願1件、陳情1件であります。委員会における審査の経過と結果について報告をいたします。  まず、議第93号専決処分事項の承認について、専決第10号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分についてであります。  歳入歳出それぞれ1億478万円を追加し、総額を325億4,177万1,000円とするものであります。歳入は、19款繰越金が1億478万円の追加で、財源調整分であります。  まず、委員から、本市の激甚災害に対する災害補助の対応はとの質疑があり、執行部から、激甚災害の対象となるものは4号補正で対応をしている。なお、災害査定の補助率決定は年度末になる見込みとの答弁でございました。次に、委員から、本市は、本激甚災害局地激甚災害のどちらになる見込みかとの質疑があり、執行部から、本激甚災害の対象であるとの答弁でございました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第93号中付託分については、原案のとおり全員異議なく承認すべきものと決しました。  次に、議第103号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億7,074万円を追加し、総額を333億1,251万1,000円とするものであります。歳入の主なものは、国庫支出金県支出金繰越金等の追加であります。歳出の内容について、2款総務費が5億2,509万8,000円の追加で、財政調整基金積立金が主なものであり、9款消防費は897万円で防火水槽工事費の追加などであります。第2表債務負担行為補正地域おこし協力隊事業の追加、第3表地方債補正は追加2件及び変更2件の限度額を設定するものであります。  まず、委員から、地域おこし協力隊に関し、これまでの事業実績はどうかとの質疑があり、執行部から、平成26年から平成29年まで2名を採用し、薬草を活用したまちづくり及び市内外への情報発信を担ってもらったとの答弁でございました。次に、委員から、地域おこし協力隊は、今後も継続していくのかとの質疑があり、執行部から、今回2名の採用を考えている。地域の発展及び活性化のための調査研究を行なう地域活性化研究員、玉名の魅力を発堀し、情報発信を行なってもらうプロデューサー的な方を想定しているとの答弁でございました。次に、委員から、これまでの定住促進に係る地域おこし協力隊員は定住につながったのかとの質疑があり、執行部から、協力隊員のうち、1名は定住されているとの答弁でございました。さらに、委員から、これに関連し、薬草を生かしたまちづくり事業の成果を検証しているのかとの質疑があり、執行部から、継続する形を含めた上で、薬草も継続しながら玉名の魅力を発信していきたいとの答弁でございました。次に、委員から、協力隊員の雇用形態はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、雇用の部分は上限200万円以内と考えているが、諸経費を合わせて1人当たり400万円を債務負担でお願いしたいとの答弁でございました。次に、委員から、協力隊員に対する今後の考え方はとの質疑があり、執行部から、今回は2名を採用する計画だが、今後はふやしていきたいとの答弁でした。また、委員から、薬草を生かした小岱山の魅力をもっとPRすべきではないか、地域おこしの照準を見直してもいいのではないかとの意見がございました。次に、委員から、玉陵校区の小学校跡地の公募は決定しているのかとの質疑があり、執行部から、選定委員会が開催されてからとの答弁でございました。さらに、委員から、現時点で何社程度の打診があっているのかとの質疑があり、執行部から、3社から問い合わせがあっているので、現地案内や電話対応を行なったとの答弁でした。さらに、委員から、小学校跡地等活用事業者選定委員会における弁当の支出は妥当なのかとの質疑があり、執行部から、長時間の会合が見込まれるため、弁当代を予算化した。しかし、再度精査し、不適切であれば、執行停止も検討するとの答弁でございました。次に、委員から、西日本豪雨に伴う災害派遣は今後もあり得るのかとの質疑があり、執行部から、第4陣の派遣要請後はあっていないとの答弁でございました。次に、委員から、旧市役所南側ブロック塀の危険箇所はどうなっているのか、また三ツ川地区の市有地ののり面崩落箇所の面積はとの質疑があり、執行部から、面基準を満たしていない部分が存在するため、補強を行なう修繕である。また、三ツ川地区は、山林で全体面積約13万平方メートルのうち、10平方メートル程度であったとの答弁でした。次に、委員から、東京都文京区への旅費の目的は何なのかとの質疑があり、執行部から、金栗四三氏と夏目漱石氏にかかわりをもつ文京区との相互交流を一層促進していくためとの答弁でございました。次に、委員から、災害時に派遣する職員の服装はどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、防災服あるいはビブス等の統一したユニフォームで派遣したいとの答弁でした。さらに、委員から、これに関連し、ユニフォームをつくる時期はいつごろになるのかとの質疑があり、執行部から、12月補正も含めて早急に検討しているとの答弁でございました。また、委員から、機能性や安全性を第一に考えた服装を検討してもらいたいとの意見がございました。次に、委員から、公共交通不便地域アンケート調査はどうなるのかとの質疑があり、執行部から、豊水、伊倉、八嘉、玉陵、玉水、小天、小天東の7小学校区のアンケート結果をもとに市全域での公共交通を模索していきたいとの答弁でした。次に、委員から、交通不便地域のエリアの線引きはあるのかとの質疑があり、執行部から、クローズアップされている地域もあるが、その地区も含めて対策を図っていきたいとの答弁でした。次に、委員会から、市としての方向性があってからの調査なのかとの質疑があり、執行部から、バス路線の改正も含めた全域の検討を行なっているとの答弁でした。次に、委員から、市歌になる「我ら故郷」のこれまでの選考経緯はとの質疑があり、執行部から、平成27年合併10周年を機に市歌制定が決定した。その後、10名の市歌選考委員会で協議され、本年7月に報告をされている。それを受けて、来る10月3日の合併記念日に市歌を制定する予定であるとの答弁でございました。次に、委員から、消防団支援団員の現状はとの質疑があり、執行部から、65歳未満の方が対象で、現在11名の団員がおられるとの答弁でございました。さらに、委員から、これに関連し、支援団員の年齢制限を上げることへの考えはとの質疑があり、執行部から、組織再編の中で協議を行なっていきたいとの答弁でした。また、委員から、防火水槽を設置する際は、地盤や傾斜、強度等を優先的に考慮して、場所選定をしてもらいたいとの意見がございました。さらに、委員から、防火設備等を設置する上では、十分な環境整備を図ってもらいたいとの意見や、適材適所の方法で検討され、適切な対応をお願いしたいとの意見もありました。次に、委員から、県消防操法大会が2年後に玉名市で開催予定だが、会場等の検討準備はとの質疑があり、執行部から、準備を進めている段階で、手狭ではあるが、市職員駐車場を検討しているとの答弁でございました。次に、委員から、障がい者の法定雇用率に関して、市職員採用はどうなっているかとの質疑があり、執行部から、本年の採用試験でも1名枠を設けているとの答弁でございました。次に、委員から、事業事務に係る外部評価委員会の状況はとの質疑があり、執行部から、これまでの評価委員会の方法は見直しを行ないたいとの答弁でした。さらに、委員から、これに関連し、どのような評価方法を見直すのか、新年度予算に反映できるような手法を検討してほしいとの質疑があり、執行部から、評価の方法は再度見直しをしていきたい。新たな形で進めていきたいとの答弁でございました。次に、委員から、市民会館建設に伴い、市役所一般駐車場の東側に隣接をしている調整地で玉名女子高校吹奏楽部が練習をしている経緯はとの質疑があり、執行部から、建設場所が決定してからも玉名女子高校との協議は行なっている。現市民会館の解体が完了するまでは調整地での練習になるのではないかとの答弁でございました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第103号中付託分につきましては、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第107号玉名市長等の給与の特例に関する条例の制定についてであります。  これは、職員の不祥事に伴い、市長及び副市長の給与を減額するために条例を制定するもので、内容として、平成30年10月1日から同月31日までの間、市長及び副市長の給与を100分の10削減するものであります。  まず、委員から、先の6月定例会の不祥事に伴う減額条例と今回の案件は内容が違うのかとの質疑があり、執行部から、6月定例会とは違う案件で、事務処理ミスによる減額条例であるとの答弁でございました。また、委員から、職員の指導を徹底することがより重要で、事務処理チェック体制の強化を図る上、市長及び副市長の減額をもって道義的責任を問う方法には賛成できないとの意見がございました。次に、委員から、故意でない行為と誤って行なった行為は区別して精査・判断すべきではないかとの質疑があり、執行部から、職員の不祥事が重なり、チェック体制が十分ではなかったことを猛省し、今後においての人的ミスを防ぐため、過失と認識不足の両面からの事務処理ミスと判断し、今議会への提案となったとの答弁でございました。次に、委員から、当事者への対応はどうなったのかとの質疑があり、執行部から、まず始末書又は顛末書を提出させているとの答弁でした。次に、委員から、チェック体制の強化策は具体的にどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、組織内でのチェック機能をより一層果たしていけるよう協議を済ませているとの答弁でした。次に、委員から、関係者のだれに始末書等を提出させているのかとの質疑があり、執行部から、事務処理ミスがあった所属課長からは、本人の聴取書、懲戒処分上申書身上調査書の報告を求めているとの答弁でした。次に、委員から、上司の部課長の管理監督の責任はどのような形で問うたのかとの質疑があり、執行部から、所属の上司である部長から係長までを訓告処分としたとの答弁でした。また、委員から、今後は、信頼回復に向けて職員一丸となって取り組んでもらいたいとの意見がありました。  以上、審査を終了し、議第107号については、異議があり、挙手による採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議第108号玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、玉名市玉陵中学校区旧小学校跡地等活用事業者選定委員会を設置するため、条例の整備を図るものであります。  まず、委員から、地域の代表者は小学校区別に選考するのかとの質疑があり、執行部から、4小学校区ごとに地域の代表者を選考したいとの答弁でした。次に、委員から、選定が長引く場合は複数年度にまたがるのかとの質疑があり、執行部から、選定が終了するまでの期間であるため、翌年度に入る場合も想定しているが、なるべく早く選考できるよう努めたいとの答弁でした。次に、委員から、行政で利活用する考えはないのかとの質疑があり、執行部から、公共施設等で利用できるのが選択肢の優先順位である。その次が、地域の方々と事前協議を行ないながら、民間でも可能であるという地元の意向ならば募集を進めていきたいとの答弁でした。さらに、委員から、これに関連し、第一保育所の仮園舎の考えはないのかとの質疑があり、執行部から、仮園舎の問題もあるが、現時点ではあらゆる方向から検討を行なっているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第108号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第109号玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、玉名市玉陵中学校小学校跡地等活用事業者選定委員会委員の報酬について、条例の整備を図るものであります。  本件に関して、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第109号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第114号地方独立行政法人くまもと県北病院機構設立組合規約の一部変更についてであります。  これは、現在の名称をくまもと県北病院機構設立組合に変更するため、規約の一部を変更するものであります。  まず、委員から、病院機構に対して、どういった関与ができるのか、できないのかとの質疑があり、執行部から、病院経営は病院の理事会で決定されるため、直接的なかかわりはないとの答弁でした。次に、委員から、玉名市議会との関連性はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、設立組合としての関係は当然あるとの答弁でした。さらに、委員から、これに関連し、意志決定に関しては予算面における負担金の際に審議するのかとの質疑があり、執行部から、これまでどおり病院事業負担金の中で審議してもらうことになるとの答弁でした。次に、委員から、病院機構で行なわれる事案に対し、意見や異議を申し立てできるのかとの質疑があり、執行部から最終的には病院の理事会及び議会で決定をされるが、設立母体である玉名市からの意見や進言はできるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第114号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第116号工事請負契約の変更についてであります。  これは、平成29年12月定例会議決の工事請負契約の一部を変更するものであります。内容として、岱明玉名線道路改良工事において、地盤改良に係る現地の土の配合試験の結果、配合量が少なく、また矢板の使用枚数の減に伴い、変更を行なうものであります。  本件に関して、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第116号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、請第4号玉名小学校跡地の譲渡に関する請願についてであります。  請願の趣旨は、くまもと県北病院機構が平成33年4月の開院に向け、新病院の建設を進めている玉名小学校跡地の譲渡について、市に対し格段の御配慮を求めるものであります。  まず、委員から、跡地を処分するに当たり、現時点での市の方針はあるのか、中央病院東側駐車場との交換もあり得るのかとの質疑があり、執行部から、無償譲渡はなく、減額譲渡になると考えている。また、駐車場との土地の交換についても考えにくい条件との答弁でした。次に、委員から、格段の御配慮ということであるため、この請願の趣旨を鑑み、採択すべきではないかとの意見がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、請第4号については、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  次に、陳第2号本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出に関する陳情についてであります。  陳情の趣旨は、我が国において国内外の情勢の変化にもかかわらず、一度も憲法の改正が行なわれていない中、国会において衆参両院に憲法審査会が設置されたものの、いまだ活発な議論が行なわれているとは言えない状況である。ついては、新たな時代にふさわしい憲法改正について、早急に憲法審査会において本格的な論議を行ない、国民みずからが判断する国民投票を速やかに実施できるよう、国への意見書の提出を求めるものであります。  まず、委員から、そもそも憲法改正を論議する必要が全くないし、間違っている。今の自衛隊が海外の紛争に巻き込まれたり、負傷したりするのを警戒する。そういう危険性が出る改正はしてはならないとの意見がありました。次に、委員から、自衛隊の存在意義は国防の観点から必要である。現時点での地方自治体から意見書の提出を行なうのは、いかがなものかとの意見がありました。次に、委員から、憲法改正については、さまざまな意見等あるものの、総務委員会としての意思統一を図るため採決をしたほうがいいのではないかとの意見がありました。  以上、審査を終了し、陳第2号については、異議があり、挙手による採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。  付託案件を終了し、今回、当委員会における政策課題、重点調査項目等の選定について、あわせて協議を行なっております。  議会基本条例の中に市民との対話並びに連携及び協力の推進が明記されております。議会は、市民との対話を不断に重ね、くみ取った民意を反映させた政策立案及び政策提言の拡大を図るものとあり、市民と協働して地域社会の創造に取り組むこととなっています。そのような中、当委員会の平成30年度事業として、市民の方々との意見交換又は対話集会等を実施することとなりました。総務委員会としましては、本年7月の西日本豪雨災害における応急対策で論議がされてはいるものの、本市の災害時対応については不十分な点も見受けられるため、直接災害対応に携わっておられる陸上自衛隊、警察、広域消防、消防団、九州電力、NTT西日本等、公共的機関との意見交換を実施し、専門的見地からの提言や協議を行なうことを申し合わせ、委員会を閉じました。  以上で、総務委員会に付託をされました案件の審査報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 建設経済委員長 城戸淳君。   [建設経済委員長 城戸淳君 登壇] ◎建設経済委員長(城戸淳君) おはようございます。  今期、建設経済委員会に付託されております議案3件について、委員会の審査の結果と経過を御報告いたします。  まず、議第93号専決処分事項の承認について、専決第10号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分についてであります。  執行部から、農地農業用施設、林業施設災害復旧費、道路橋りょう災害復旧費、河川災害復旧費及び公園施設災害復旧費について説明がありました。  委員から、ほとんどが激甚災害なので、補助金がくるのかとの質疑に、執行部から、専決処分についてはすべて一般財源になり、第4号補正が国の補助事業で災害復旧を行なうものとの答弁でした。  審査を終了し、委員間討議、討論はなく、採決の結果、議第93号中付託分については、原案のとおり全員異議なく承認すべきものと決しました。  次に、議第103号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。  執行部から、土地改良費、林業振興費、観光費、勤労青少年ホーム費、金栗四三PR推進費、農地農業用施設災害復旧費、林業施設災害復旧費、債務負担行為補正、金栗四三地方創生循環バス運行業務、道路維持費、道路新設改良費、都市計画総務費、道路橋りょう災害復旧費、河川災害復旧費について説明がありました。  委員から、農林水産業費は災害復旧がほとんどなので、迅速に復旧ができるようにお願いしたいとの要望でした。委員から、九州観光推進機構の説明会で行なうプレゼンテーションの内容はとの質疑に、執行部から、九州観光推進機構が主催する観光素材説明会で、東京、大阪、名古屋、福岡の4カ所で開催される特別セミナーでプレゼンテーションを行ない、玉名の位置や観光などを説明し、後半は金栗四三氏にまつわる説明を行なうとの答弁でした。委員から、金栗四三PR循環バスの内容と、3カ月運行して様子を見るほうがいいのではとの質疑に、執行部から、運営の期間は平成31年1月の中旬から1年間を予定している。ルートは、大河ドラマ館を起点に、小田ゆかりの地、玉名温泉、新玉名駅などを巡回するルートで、平日で1時間に1便を予定している。また、運行しながら、状況に応じて調整を図っていくとの答弁でした。委員から、「いだてん」の業務委託で今後のイベントの内容と広報手段はとの質疑に、執行部から、11月23日からの3日間をいだてんまつりとして、23日は玉名大俵まつりの中でブースを設けて紹介していく。24日は蓮華院誕生寺奥之院まで走るイベント、25日はシンポジウムを予定している。広報については、「広報たまな」やホームページ、またJTB等とも連携し、広く広報していきたいとの答弁でした。委員から、住家について詳しく教えてほしいとの質疑に、執行部から、金栗四三氏の親族からPR、また地域活性化のためにということで寄附をいただいたので、整備を行ない、誘客を図っていきたいとの答弁でした。委員から、住家の中で団子などの販売はできないかとの質疑に、執行部から、住家の離れをおもてなしのスポットとして考えており、その中で検討していきたいとの答弁でした。委員から、金栗氏の墓の下のシートはそのままか、また墓までの道が狭いので、何か考えがあるのかとの質疑に、執行部から、景観上配慮して、人工芝にする予定である。また、離合場所については、土地の所有者に相談しているとの答弁でした。委員から、スーパー林道の木製のガードレールは変更できないのかとの質疑に、執行部から、森林基幹道として主要な道路であり、県営事業で景観に配慮し、整備されたもので、金属製ではない、木製が採用されているとの答弁でした。委員から、木製で対応年数はとの質疑に、執行部から、長いもので10年以上経過しているが、腐食も進んでいるので、コストや安全性を考慮する必要があるため、今後、南関町と協議しながら検討したいとの答弁でした。委員から、今回のスーパー林道の崩落は以前と同じ場所か、また補修の方法はとの質疑に、執行部から、今回の崩落箇所については、平成23年度に崩落した個所とほぼ同じ箇所で、通常の土砂の崩落状態と考えられる。また、災害復旧方法の選択には、原形復旧が前提にあることから、植生マット工による復旧を考えているが、災害査定の際に話はしたいとの答弁でした。委員から、林道は現在玉名市所有になっているのかとの質疑に、執行部から、県営事業で整備して、竣工後に玉名市の所有になっているとの答弁でした。委員から、今回災害で土砂撤去はできていると思われるが、樹木の撤去はどう考えているのかとの質疑に、執行部から、早急な復旧が必要な箇所についてはほぼ完了しているが、残りについては9月議会承認後に予定しているとの答弁でした。委員から、玉陵中校区の小学校の跡地の件で民間にということだが、現在の進捗状況はとの質疑に、執行部から、企業誘致の点で数社から打診があり、秋以降にプロポーザル方式で決定していくと聞いているので、参加してもらえるように促しているとの答弁でした。委員から、土地等の準備を今後していく構想はあるのかとの質疑に、執行部から、現在民有地を借りた形で紹介しているが、紹介できる土地を持っていないのが現状で、今後については、市が独自で整備するのではなく、民間により用地を整備できる企業を募集し、玉名市がその土地へのインフラ整備を幾分か行なうような検討をしているとの答弁でした。委員から、山部田奥野線の工事は災害復旧後に継続で行なうのかとの質疑に、執行部から、被災した箇所は昨年度工事を行なった一部で、復旧後は来年度完成するため、舗装工事まで行ないたいとの答弁でした。  審査を終了し、委員間討議、討論はなく、採決の結果、議第103号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第106号平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  執行部から、歳入歳出において、利子及び配当金、基金繰越金等の調整であるとの説明がありました。  委員から、基金残額が少ない中、年間3,000万円ほど維持管理費がかかると残りが不足すると思われるが、不足分の財源措置はとの質疑に、執行部から、当分基金で維持管理費等を行なうが、基金がなくなった場合は、一般財源で維持管理を行なう予定であるとの答弁でした。委員から、30年計画があるので、それに沿って地元にも説明するべきと考えるがとの質疑に、執行部から、今後の維持管理方法など、地元と協議し進めていきたいとの答弁でした。  審査を終了し、委員間討議、討論はなく、採決の結果、議第106号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  その他として、委員から、玉名市生活道路等整備の原材料支給及び機械借上げ要綱で地域の改善、生活環境の整備、定住促進等、また個人負担の観点からも要綱を見直すように内容を詰めるべきとの提案に、執行部から、平成17年までの合併協議会の中で決められているものと思われるので、今後要綱を見直して、予算面も協議して、今後検討していきたいとの答弁でした。委員から、市水の量と販売量はどれぐらいの余裕があるのかとの質疑に、執行部から、溝上水源地の1日当たりの取水能力は1万8,000トン、1日当たりの配水量の平均は1万2,000トンで、6,000トンぐらい余裕はあるとの答弁でした。委員から、市水は使用料等をもって運営しているので、独立採算で運営できると思われるがとの質疑に、執行部から、本年度から一般会計からの繰り入れを行なっていないとの答弁でした。委員から、水道管の今後の更新費用にどれぐらいかかるのか、また余剰金がかなりあるため、経営は安定しているのではないかとの質疑に、執行部から、水道管の法定対応年数は40年を迎える管を更新するのに、約90億円かかる。今後も経年劣化を迎える管の更新費用は継続的に必要となるが、一方では経営は今後人口減少等により増収が見込めないことや、施設の更新工事等は、やればやるほど経営は厳しくなるので、剰余金等を補てんしていくことになるとの答弁でした。  今期、建設経済委員会として、重要項目事項を「道の駅」をテーマに今まで研修等を行なってきたことを踏まえ、玉名市内で農産物販売等を行なっている人のことも配慮しながら、内容をどうするか、玉名の土産を買う場所がないなどの観点から、新玉名駅周辺への必要性、「たまララ」の使い勝手等を考慮し、いろんな団体等の意見を拝聴しながら、今後も調査研究を重ねていくことになりました。  以上で、建設経済委員長報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 文教厚生委員長 徳村登志郎君。   [文教厚生委員長 徳村登志郎君 登壇] ◎文教厚生委員長(徳村登志郎君) 今期、文教厚生委員会に付託されました、議案8件、請願2件、継続審査としておりました陳情1件について、審査の経過と結果を報告いたします。  初めに、議第103号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)中付託分についてであります。  3款民生費で898万5,000円の追加。主な内容は、放課後児童育成事業に係る児童数増加に伴い、学童クラブを追加したことによる委託料の追加、また、母子家庭の母又は父子家庭の父が、看護師や介護福祉士等の資格取得のため、修業期間中の生活の負担軽減を目的に支給される母子家庭等高等職業訓練促進給付金の追加などによるものであります。10款教育費で1,627万8,000円の追加。主な内容は、玉陵中学校校区6小学校のうち、玉名小学校を除く5小学校について、閉校後の跡地活用を進める上で必要となる不動産鑑定業務委託、フルマラソン大会の開催に向けた研修旅行費等や国際スポーツ大会キャンプ誘致等推進事業として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、アンゴラ共和国とキャンプ誘致の協議を始めるための旅費などであります。  まず、委員から、債務負担行為補正中、小学校スクールバス運行業務について、平成30年度は全路線一括発注であったと思うが、地元業者にも機会を与えるため、路線ごとでの契約は考えていないのかとの質疑があり、執行部から、玉陵小学校区7路線については一括発注で考えている。運用上、安全性・路線の整合性を考えると、1つの業者にお願いしたほうがよいと判断した。大浜小学校1区に関しては、1路線でもあり、地元業者にも機会を与えるべきと考えるため、次の契約は、玉陵小学校区で1本、大浜小学校区で1本と考えているとの答弁でした。次に、委員から、玉陵小学校区も菊池川の右岸と左岸で分けるなどして、地元業者が手を挙げられて、かつ、金額が大幅に違わなければ、地元業者を優先的に使っていただきたいとの要望に、執行部から、本年度は7路線7台で運用している。7路線をそれぞれ契約すると、それぞれに故障等で対応できるバスが必要となる。7路線を1つの業者にお願いすることで、車両のトラブルがあった場合に、柔軟に対応できるというメリットもある。また、路線ごとに契約を行なった場合、運用・安全面において、それぞれの業者で指揮命令系統が必要となる。今年度の経験で、1人の責任者で7路線すべて対応していただいたことから、運用・安全面を考えると1つの業者にお願いすることが望ましいと判断しているが、指摘いただいたことについては、再度検討したいとの意見でした。続いて、委員から、玉陵小学校校区と大浜小学校校区の予算の配分はとの質疑があり、執行部から、玉陵小学校が1億4,037万9,000円、大浜小学校が1,836万6,000円であるとの答弁でした。次に、委員から、債務負担行為補正中、市教育振興基本計画策定業務について、479万7,000円とあるが、冊子をつくるために印刷製本まで委託する必要があるのかとの質疑があり、執行部から、印刷製本については一部である。これまでの5年間の計画は職員で作成していたが、合併後、同じようなつくり方をしており、総合計画との整合性がとれていなかったこと、教育委員会4課がそれぞれ計画案を作成し、教育総務課でとりまとめを行なっていたことで計画作成に相当の時間を要していたことから、業務委託を行なうことが望ましいと判断し、このような形とした。今回指摘された、用紙と印刷代については再度検討したいとの答弁でした。次に、委員から、総合計画との整合性がとれていないのは、業務を縦割りで行なうからではないのかとの質疑があり、執行部から、横のつながりがなかったことについては反省すべき点である。本来であれば、市の最上位計画に沿った形に教育委員会があわせるべきだった。平成30年6月に第3期教育振興基本計画が国において閣議決定されており、方向性が示されている。この国が示す基本計画、総合計画に沿った計画をつくりたいとの答弁でした。次に、委員から、教育総務課で検討されて、業務委託をした場合、経費がかからないとのことであれば、委託でも構わないと思うが、基本計画は職員でしっかり把握して進めてほしいとの要望がありました。次に、委員から、債務負担行為補正中、岱明学校給食センター及び天水学校給食センター調理運搬等業務について、限度額の年内別内訳が違うのはなぜかとの質疑があり、執行部から、消費税を8%から10%に加味したところによる金額のずれであるとの答弁でした。続けて、委員から、プロポーザル方式とのことであるが、公募の方法は、また前回は何社ぐらい応募があったのかとの質疑があり、執行部から、公募はホームページで行なっている。前回5年前は、4社公募があり、書類審査で2社に絞り、その後、聞き取り等により1社に絞ったとの答弁でした。次に、委員から、今まで5年間事業を行なってきて、食中毒関係も含めて事故などなかったのかとの質疑があり、執行部から、この3年間の間は人命にかかわるような大きな事故は起こっていない。切り傷や異物混入があったという事例はある。また、配達中の事故も知る限りではないとの答弁でした。次に、委員から、3款中、社会福祉総務費の時間外勤務手当について、会計検査がいつ入るか想定内だと思うが、実際会計検査が入ったときにこれだけの業務がふえるのかとの質疑があり、執行部から、今回の会計検査において県から文書が届いたのが2月下旬であり、当初予算の時点では想定できていなかった。会計検査がくるかもしれないとの予測はできるが、県内すべての自治体が対象であり、会計検査がどの自治体に入るかは直前に決まるため、想定は困難であるとの答弁でした。次に、委員から、今回は会計検査に対応するための補正なのかとの質疑があり、執行部から、今回の補正は会計検査により当初予算の65%を使用したため、その使用した分の補てんであるとの答弁でした。次に、委員から、3款中、障害福祉費の扶助費について、自動車運転免許取得・改造助成事業の補助額とその内訳は、また予算がなくなれば、その年度は補助申請ができないのかとの質疑があり、執行部から、通常の免許取得に係る経費として10万円を上限に補助している。自動車の改造に対する補助額も上限を10万円としている。内訳は、運転免許取得が3件、改造助成が2件の計5件である。予算については、申請の状況に応じて補正で要求を行なっていくとの答弁でした。次に、委員から、3款中、老人福祉費の繰出金について、市独自でシステムの委託をしていくということで、システムの機能チェック体制をしっかりとお願いしたいとの要望があり、執行部から、十分にチェック機能が果たせるようチェックマニュアル等の作成を行ない、間違いないようにしていきたいとの意見がありました。次に、委員から、3款中、児童福祉総務費の委託料は、玉名小学校と築山小学校とのことだったが、他の校区の施設は、施設に対しての児童の人数は適切なのか、またこの2校以外で自己負担による運営をされている学童クラブはあるのかとの質疑があり、執行部から、児童の人数は、今のところは適切である。また、2校以外で自己負担による運営をされている学童クラブはないとの答弁でした。委員から、玉名町小学校の学童クラブは、民家を借りているとのことだったが、家賃と利用人数は、またその他の経費はとの質疑があり、執行部から、月額で4万円程度。利用人数は13人である。また、その他の経費は、学童クラブごとの登録人数で運営費、基準額が決まる。今回追加する玉名町小学校の学童クラブに対する委託料は556万4,000円であるが、細かい内訳は把握していないとの答弁でした。次に、委員から、3款中、ひとり親福祉費の扶助費、母子家庭等高等職業訓練促進給付金について、職業訓練をされた人数、給付金の額は、また就職ができているのかとの質疑があり、執行部から、当初12名。今回の補正で4名追加の計16名で、給付金としては1人当たり年間80万円程度になり、訓練終了後の就職はできているとの答弁でした。次に、委員から、3款中、保育所費の負担金補助及び交付金について、保育所等事故防止推進事業補助金は、無呼吸アラームを3カ所から購入希望とのことだが、ほかの保育所には整備されているのか、また事故防止につながるのであれば、すべての園に導入する必要があるのではとの質疑があり、執行部から、個別の把握はしていないが、既に使っている園、今回は見送った園もある。また、無呼吸アラームについては、安全対策につながるため、個別に把握を行ない、すべての園に導入することも検討したいとの答弁でした。次に、委員から、10款中、学校管理費の修繕料について、伊倉小学校のブロック塀が高さ3メートルで違法建築物であったとのことだが、いつごろできて、なぜチェックができなかったのかとの質疑があり、執行部から、以前の工作物については台帳に記載する必要がなかったこと、またサッカーや野球などの部活動で使用するため、地域の好意で設置されたものもあることから、市として把握できていなかった。今回を機に調査をし、今後は管理をしていくとの答弁でした。次に、委員から、今回の大阪の地震を機に総点検がなされたとのことなので、今後教育の現場にこのような違法建築物ができないようにしっかりとした体制をとってほしいとの要望がありました。次に、委員から、10款中、公民館費の手数料について、横島公民館にはグランドピアノが設置できて、天水町公民館には設置できないとのことだが、なぜ天水町公民館にはグランドピアノの計画がなかったのかとの質疑があり、執行部から、天水町公民館は、ステージの形状が狭く、グランドピアノの重さに耐えられる構造にしていないため、対応できないとの答弁でした。委員から、今後、岱明町公民館も建設が計画されているので、あとで追加しなくてもいいように最初から対応できる構造でお願いしたいとの要望がありました。委員から、10款中、保健体育総務費の旅費について、12万円とのことだが、この金額で足りるのかとの質疑があり、執行部から、数多く行ければ良いが、予算を伴う大会は2つ、予算を伴わない大会の視察も計画している。また、職員は、九州管内を原則公用車で出張するため、交通費があまりかからないことから予算額もこのようになっているとの答弁でした。委員から、マラソン大会については、先進地では、企業の協賛、大会後の検証までされているところもあるので、先進地の知恵を借りて成功に導いてほしいとの意見がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第103号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第104号平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  歳入歳出それぞれ1,309万2,000円の追加。主な内容は、平成29年度の療養給付費等交付金の超過交付に係る返還金であります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第104号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  議第105号平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  歳入歳出それぞれ125万7,000円の追加。主な内容は、熊本県からの権限移譲に伴う介護保険指定事業者等管理システム導入費等であります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第105号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第110号玉名市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の整備を図るものであります。改正の内容は、この条例で定めております小規模保育事業、事業所内保育事業及び家庭的保育事業の認可、運営する際の基準について代替保育の提供に係る連携施設の確保義務の緩和、食事提供の特例に係る外部搬入施設の拡大、自園調理に関する規定の適用を猶予する期間の延長等、所要の整備を行なうものであります。  まず、委員から、玉名市には該当する施設はないとのことだが、待機児童が31名いることを考えれば、この事業に取り組むことで待機児童の解消に役立つのではと思うが、この事業はとりかかりやすいものなのかとの質疑があり、執行部から、もともとこの事業は、地域型保育事業で、今回の改正では、居宅訪問型保育事業は該当していないが、待機児童対策は急務であるので、新規参入の事業所に対しても働きかけをするなどの取り組みは必要であると考えているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第110号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第111号玉名市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、条例の整備を図るものであります。改正の内容は、指定介護予防支援の具体的取扱方針等について、国が定める基準の改正を踏まえた規定の整備を行なうものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第111号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第112号玉名市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、条例の整備を図るものであります。改正の内容は、高齢者や障害者が共に利用できる共生型サービスが地域密着型通所介護に導入されたことに伴う基準の整備、介護保険施設の新たな類型として介護医療院が創設されたことに伴う所要の整備等、国が定める基準の改正を踏まえた規定の整備を行なうものであります。  まず、委員から、社会福祉協議会との関係はとの質疑があり、執行部から、地域密着型サービスに関しての条例の整備であり、社会福祉協議会との関連はないが、自主運営をされているデイサービスとは関係してくるとの答弁でした。  次に、委員から、社会福祉協議会に高齢介護課から委託している主な事業はとの質疑があり、執行部から、地域包括支援センター、生活支援コーディネーター、認知症支援事業等を委託しているとの答弁でした。次に、委員から、利用者が増加する中で職員がふえないので、利用者の定員をふやすということなのかとの質疑があり、執行部から、そのように考えている、同時に障がい者等施設も基準が緩和されたとの答弁でした。さらに、委員から、介護職員は慢性的に不足しているのかとの質疑があり、執行部から、施設・事業所に関しては、職員不足は深刻である。社会福祉協議会については、把握していない。地域包括支援センターについては、常に職員を募集している状況であるとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第112号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第113号玉名市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
     これは、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、条例の整備を図るものであります。改正の内容は、介護医療院の創設及び介護保険法における認知症の定義の改正に伴う所要の整備等、国が定める基準の改正を踏まえた規定の整備を行なうものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第113号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第115号熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてであります。  これは、広域連合の規約を変更しようとするときは、地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を経る必要があることから提案するものであります。改正の内容は、熊本県後期高齢者医療広域連合の議会について、すべての構成市町村から1人ずつ議員が選出されるよう、その定数を現行の32人から45人に改めるとともに、所要の整備を行なうものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第115号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、請願の審査について、請第2号家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出に関する請願についてであります。  これは、今日、核家族化の進行、地域社会のきずなの希薄化など、家庭を巡る社会的な変化により、児童虐待相談件数の増加、過保護、過干渉、放任など、家庭教育力の低下が強く指摘されるようになっている。現代は、若い父親・母親の出産や育児などが関係の希薄化した社会におかれ、孤立してしまう状況がふえており、行政からのより積極的な家庭教育への応援体制が必要である。また、教育基本法において、「国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない」と規定されている。このことから、玉名市議会において、地方自治法第99条の規定により、国及び政府に対し、家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出を求めるものであります。  本件に関しては、特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、請第2号については、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  次に、請第3号玉名中学校体育館並びに技術室整備に関する請願についてであります。  これは、玉名中学校の体育館並びに技術室は、昭和48年に建築され、築45年が経過しており、老朽化が激しく、平成28年熊本地震では、外壁・内壁・天井等の損傷により地域の避難所としての機能を果たし得ない状況であった。  本請願は、これらの老朽化した施設が教育活動や部活動において大変危険であることから、大規模改修を最小限に抑え、安全性を最優先とした早急な施設整備を行なうこと、また、玉名市公共施設長期整備計画を見直し、前倒しして事業に着手することを求めるものであります。  まず、委員から、玉名市公共施設長期整備計画では、平成29年度より体育館は大規模改修、技術室は建てかえとなっているが、実質的な予算・計画はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、体育館の大規模改修、技術室の建てかえについては、玉名市公共施設長期整備計画に基づき、平成29年度に予算計上まで行なったが、同時に学校施設長寿命化計画の策定を本年度取り組んでいる。これを策定すれば、施設整備に対し、起債の対象となり財源的に有利になるため、計画を先送りにしている状況である。ただし、計画の順位は変わりないので、学校施設長寿命化計画策定後、財政課と協議しながら進めていきたいとの答弁でした。次に、委員から、玉名中学校の施設は、避難所でもあり、重要な施設である。玉名中学校近くの境川付近は水没も考えられることから、この請願はきっちり受けとめて進めてもらいたいとの要望がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、請第3号については、願意妥当と認め、全員異議なく採択すべきものと決しました。  次に、継続審査としておりました陳第1号玉陵小学校及び玉陵中学校の駐車場の見直しを求める陳情についてであります。  まず、執行部から、6月30日に小中合同の授業参観が実施されている。学校から、当日は、京写と旧玉名小学校を駐車場として借りたが、特に支障もなく、混乱もなかったとの報告を受けている。今後は、9月30日に小学校の運動会が予定されており、その際、再度検証を行ないたいとの報告がありました。  本件については、特に質疑もありませんでしたが、陳第1号については、9月30日に小学校の運動会を控えていることから、その様子を注視し、その結果をもって判断すべきとの理由から、継続審査を求める意見が出され、採決の結果、全員一致で継続審査とすべきものと決しました。  次に、そのほかとして、第一保育所の建てかえ計画、ランドセルの重さ、小中学生の学力、小学校におけるまるつけボランティア、学校再編の進捗状況、桃田体育館の空調、夏休みのプール開放、小中学校トイレの洋式化、玉名市歴史博物館こころピアの一部閉鎖など、多岐にわたっての質疑がありましたので、あわせて御報告いたします。  最後に、文教厚生委員会において、議会基本条例第31条第4項に基づく討議を行なうための調査研究について、全国的に人口減少が進む中、本市においても、合併後、毎年500人ほど人口が減少しているような状況であるが、人口が著しく減少していない自治体は子育てに力を入れているところが多く見受けられることから、子育て支援に関することを政策課題、重点調査項目とし、各種団体等の意見を拝聴しながら、今後も調査研究を重ねていくこととしました。  以上で、今期、文教厚生委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前11時05分 休憩                             ───────────                             午前11時21分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。        ************************* △日程第2 質疑・議員間討議・討論・採決(議第93号、議第103号から議第116号まで、請第2号から請第4号まで、陳第2号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第2、「質疑・議員間討議・討論・採決」を行ないます。  これより質疑に入ります。  ただいままでの各委員長の報告について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより議員間討議に入ります。  議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  18番 前田正治君。   [18番 前田正治君 登壇] ◆18番(前田正治君) こんにちは。日本共産党の前田正治です。  私は、本議会に提案してあります議案の中で、議第103号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)、議第115号熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、請第2号家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出に関する請願、陳第2号本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出に関する陳情、以上につきまして、委員長報告はいずれも可決でありましたが、私は原案に反対をいたします。  今からその理由を述べます。  議第103号についてであります。この一般会計補正予算には、先の災害対応に関する予算など、必要不可欠なものが含まれておりますが、債務負担行為補正予算として、岱明学校給食センターと天水学校給食センターの調理運搬業務が5年間予算化してあります。給食センターの業務請負委託契約ですが、給食をつくる給食センター施設や設備は、玉名市教育委員会が業者に無償で提供をしております。そこで使用する光熱費も玉名市が業者に無償で提供しております。給食献立は玉名市が作成をして、食材の購入についても玉名市であります。これらを考えますと、給食調理の請負委託契約は、限りなく偽装請負の疑いを免れません。したがって、給食センターの調理運搬業務は、玉名市の直営に戻すことが必要であると考えます。この予算に反対をいたします。  議第115号についてであります。後期高齢者医療広域連合議会議員の定数及び選挙方法の変更であります。改正前は、議員の構成は、市長、町村長、市議会、町村議会、それぞれ8名、合計32名選出してありました。改正後は、各市町村の首長及び議員から1名、全部で45名になります。改正前より定数が13人増加するということは、住民の意見を反映するパイプが大きくなり、一定の評価もできます。しかし、この規約変更により議員に選出される45名は、首長が多数を占める可能性も否定できません。各市町村におきましては、後期高齢者医療特別会計の執行機関の長であります首長が広域連合議会で多数を占めることになれば、執行上のさまざまな矛盾から広域連合議会での議論が形骸化する懸念があります。したがって、この規約変更については、反対であります。  請第2号についてであります。請願文書には、現代は若い父親、母親の出産や育児などが関係の希薄化した社会におかれ、孤立してしまう状況がふえており、行政からのより積極的な家庭教育への応援体制が必要なときであると考えますとして、国及び政府において家庭教育支援法を制定せよというものであります。家庭教育支援法は、自民党が国会提出を意図しているものであります。請願者が、国及び政府に対して求める家庭教育支援法の内容はどのようなものか不明でありますが、自民党が意図する法案が成立すれば、公権力による家庭教育への介入が危惧されるものであり、私は反対であります。家庭教育の重要性はすでに玉名市では認識されており、平成18年、家庭教育憲章の制定がなされ、それらに基づく熱心な取り組みが実施をされております。したがって、私は、この請願に反対をします。  陳第2号についてであります。陳情者が求める憲法改正の内容は、陳情書の文面にあるように、自衛隊の存在を憲法に明記することであり、それは紛れもなく憲法9条に自衛隊を明記することであります。自衛隊については、国民の中では、合憲あるいは違憲、それぞれ世論は分かれていると思いますが、自衛隊の存在そのものについては、今や世論は容認しております。違憲と思う人も、合憲と思う人も、共通していることは、自衛隊が海外での紛争に巻き込まれて負傷したり、命を落としたりすることには絶対反対であります。自衛隊が9条に明記されれば、自衛隊も憲法9条2項の縛りから開放して、海外での無制限な武力行使に道を開くことになります。自衛隊が海外で殺し、殺される極めて重大な事態が切迫いたします。国民は、今、憲法改正を希望しているのでありましょうか。先ほど行なわれました自民党総裁選挙直後の世論調査で、安倍内閣が最も優先して取り組む課題は何だと思いますか、2つまで答えてくださいの設問に、憲法改正は7.2%、8番目であります。総裁選前の調査と同様の結果が出ております。ほかの設問では、安倍首相は、自民党として憲法改正案を次の臨時国会で提出できるように取りまとめを加速すべきだとの意向を示しています。この首相の意向に賛成ですか、反対ですかには、賛成35.7%、反対51.0%であります。今、国民は憲法改正よりも、景気、雇用、経済対策、年金、医療、介護、子育て、少子化対策、財政再建、外交、安全保障、震災復興、防災対策、地域活性化などを優先して取り組むことを望んでおります。900億円もの税金を費やし、国民投票を速やかに実施することについて、国民の意思はノーであります。したがって、私は、この陳情に反対をいたします。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、専決処分予算議案の採決に入ります。  議第93号 専決処分事項の承認について   専決第10号        平成30年度玉名市一般会計補正予算(第3号)  以上、専決処分予算議案1件について、採決いたします。  ただいま採決に付しております議第93号に対する各委員長の報告は、いずれも承認であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第93号については、承認することに決定いたしました。  続いて、予算議案の採決に入ります。  議第103号 平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)  以上、予算議案1件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第104号 平成30年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第105号 平成30年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第106号 平成30年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第2号)  以上、予算議案3件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております議第104号から議第106号までの予算議案3件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第104号から議第106号までの予算議案3件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第103号平成30年度玉名市一般会計補正予算(第4号)について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第103号に対する各委員長の報告は可決でありますが、異議があります。  各委員長の報告のとおり決定することに、賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第103号については、原案のとおり決定いたしました。  続いて、条例議案の採決に入ります。  議第107号 玉名市長等の給与の特例に関する条例の制定について  以上、条例議案1件について異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第108号 玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第109号 玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第110号 玉名市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第111号 玉名市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第112号 玉名市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第113号 玉名市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案6件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております議第108号から議第113号までの条例議案6件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第108号から議第113号までの条例議案6件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第107号玉名市長等の給与の特例に関する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第107号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立全員であります。よって、議第107号については、原案のとおり決定いたしました。  続いて、その他の議案の採決に入ります。  議第115号 熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について  以上、議案1件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第114号 地方独立行政法人くまもと県北病院機構設立組合規約の一部変更について  議第116号 工事請負契約の変更について  以上、議案2件について、一括して採決いたします。
     ただいま採決に付しております議第114号及び議第116号の議案2件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第114号及び議第116号、議案2件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第115号熊本県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について、採決いたします。  議案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第115号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第115号については、原案のとおり決定いたしました。  続いて、請願の採決に入ります。  請第2号   家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出に関する請願  以上、請願1件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  請第3号   玉名中学校体育館並びに技術室整備に関する請願  請第4号   玉名小学校跡地の譲渡に関する請願  以上、請願2件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております請第3号及び請第4号の請願2件に対する各委員長の報告は、いずれも採択であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、請第3号及び請第4号の請願2件については、いずれも採択することに決定いたしました。  請第2号家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出に関。  にについて、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております請第2号に対する委員長の報告は採択でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、請第2号については、採択することに決定いたしました。  続いて、陳情の採決に入ります。  陳第2号   本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出に関する陳情  以上、陳情1件について、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております陳第2号に対する委員長の報告は採択でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに、賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、陳第2号については、採択することに決定いたしました。        ************************* △日程第3 閉会中の継続審査の件 ○議長(中尾嘉男君) 日程第3、「閉会中の継続審査の件」を議題といたします。  まず、付託事件の閉会中の継続審査について、お諮りいたします。  文教厚生委員長より、目下、文教厚生委員会において審査中の陳第1号玉陵小学校及び玉陵中学校駐車場見直しを求める陳情の陳情1件について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しておりました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  続いて、各常任委員会の所管事務の閉会中の継続審査について、お諮りいたします。  各常任委員長から所管事務のうち、議会基本条例第31条第4項に規定の重点調査項目に設定した事項について、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査の申し出があります。  お手元に配付しております閉会中継続審査申出書の内容を職員に説明させます。  議会事務局次長 荒木 勇君。   [議会事務局次長 荒木 勇君 登壇] ◎議会事務局次長(荒木勇君) 命によりまして、各常任委員会より申し出のあります所管事務の事項につきまして朗読いたします。  議会基本条例第31条第4項において、委員会は所管事務を初め、市民の意見等を考慮した政策課題、重点調査項目等について調査研究を行なうと規定しております。 この規定に基づき、各常任委員会が、それぞれに所管事務の中から重点調査項目を設定し、各種団体との意見交換会の開催など、会期による時間的制約を超えて柔軟に対処するため、地方自治法第109条第8項の規定により、閉会中の継続審査事件として議決を求めるものであります。  総務委員会において設定された重点調査項目は災害対策に関する調査、建設経済委員会において設定された重点調査項目は道の駅構想に関する調査、文教厚生委員会において設定された重点調査項目は子育て支援に関する調査、それぞれ調査終了まで閉会中の継続審査とする旨の申し出があっております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) お諮りいたします。  各常任委員長から申し出のとおり、それぞれ調査終了まで閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり、それぞれ調査終了まで閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。        ************************* △日程第4 市長提出議案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)(議第117号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第4、「市長提出議案審議」を行ないます。  議第117号 教育委員会委員の任命について  以上、市長提出議案1件を議題といたします。  これより委員会付託を省略しておりました、議第117号の人事案件1件の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、議員間討議、討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。  議第117号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより議員間討議に入ります。  議第117号について、議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより討論に入ります。  議第117号について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  議第117号教育委員会委員の任命について、採決いたします。  議第117号については、原案に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第117号については、原案に同意することに決定いたしました。        ************************* △日程第5 委員会の中間報告 ○議長(中尾嘉男君) 日程第5、「委員会の中間報告」を行ないます。  金栗四三地域創造戦略特別委員会に付託中の審査事項については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際これを許します。  金栗四三地域創造戦略特別委員長 江田計司君。   [金栗四三地域創造戦略特別委員長 江田計司君 登壇] ◎金栗四三地域創造戦略特別委員長(江田計司君) こんにちは。金栗四三地域創造戦略特別委員会の中間報告を行ないます。  第3回定例会6月議会において設置されて以来、これまで週1回のペースで今日まで13回の会議を重ねてまいりましたので、その中で議論された内容について御報告をいたします。  まず、調査項目として、1、大河ドラマ館を活用した地域活性化に関すること、2、金栗四三にかかわる地域振興及び集客・誘客施策に関すること、3、金栗四三を起点とした各種事業に関することの3点とし、金栗四三PR推進事業をよりスピード感をもって展開させるべく、議会の政策立案及び政策提言による事業への参画と協力支援並びに金栗四三氏を活用した議会独自の地域創造戦略の構築による魅力あるまちづくりの実現を目指し、調査研究を行なってきました。委員会では、情報発信による誘客活動、観光客の受け入れ体制とおもてなしなど多岐にわたるため、委員会内にPR宣伝部会、観光部会、飲食おもてなし部会を設け、委員が個々に研究した提案内容を委員全員で検討してまいりました。また、金栗四三氏の人生についても学芸員などから話を聞き、認識を深めてまいりました。  次に、これまで13回にわたる特別委員会での主な検討項目とその内容を御報告します。  まず、玉名市にお越しいただいた観光客が気軽に玉名市を満喫してもらえるように、大河ドラマ館や金栗四三氏の住家、玉名温泉などを結ぶシャトルバス運行の意見がありました。次に、大河ドラマ館において、地元の盛り上がりと来場者がゆっくり過ごしてもらうためにステージの設置や飲食物の設置など議論され、常設のステージを設置すべきとの意見がありました。次に、トラックなど運送業界と連携して、運送などで各地を走るトラックにラッピングを施し、情報発信を行なうと幅広い宣伝効果につながるのではと意見が出されました。次に、観光客がゆっくりと玉名を楽しんでもらうため、回遊性のある金栗四三氏の住家と大河ドラマ館、玉名市の草枕温泉や蓮華院誕生寺奥之院など、観光施設を結んだ観光周遊バスや荒尾市の万田坑などを含めて、広域周遊観光バス運行の意見もありました。次に、観光客などが少しでも長く玉名市を楽しんでもらい、ゆっくり滞在してもらうため、金栗四三氏と認定を受けた日本遺産や夏目漱石といった玉名市に関連があり、話題性のあるものをあわせた展示などをドラマ館予定地のすぐそばの玉名市文化センターにどうかと意見がありました。次に、対外的な情報発信もだが、玉名市民に周知が浸透しているとは言いがたく、市民総参加の盛り上がりとおもてなしができるような施策が必要ではないかとの意見がありました。  以上の検討結果を踏まえ、特に早急に取り組んでほしい項目について、大河ドラマ館と金栗四三氏を結ぶ取り組みとしてラッピングを施したシャトルバスの運行や、タクシーやレンタカーとの連携、玉名市の誘客のための取り組みとして、PR動画の作成、運送トラックなどのラッピングによるPR、玉名市金栗四三PR大使の任命、来訪者へのおもてなしの取り組みとして、大河ドラマ館隣接地に常設ステージ設置や飲食店、観光施設を紹介した看板の設置など、7項目について議長に報告するとともに、9月27日、本日提言書にまとめ、市長に提案しました。また、今回の絶好の機会に少しでも協力ができるように玉名市の認知度向上と情報発信を行ない、また玉名市を売り込むため、全員参加によるPR広報の作成を行なっているところであります。10月の完成を目指し、作成しておりますので、少しでも誘客につながればと考えているところであります。  最後に、これまでの議論を重ねたものは20項目に及びますが、今後も研究を重ね、玉名市の誘客と地域振興のために努めてまいりたいと思います。  以上で、金栗四三地域創造戦略特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、金栗四三地域創造戦略特別委員会の中間報告は終わりました。        ************************* △日程第6 議員派遣の件 ○議長(中尾嘉男君) 日程第6、「議員派遣の件」を議題といたします。  お手元に配付しております派遣の内容について、職員に説明させます。  議会事務局次長 荒木 勇君。
      [議会事務局次長 荒木 勇君 登壇] ◎議会事務局次長(荒木勇君) 命によりまして、派遣の内容につきまして御説明申し上げます。  派遣目的 第268回熊本県市議会議長会への出席のため  派遣場所 熊本県八代市  派遣期間 平成30年10月11日から12日までの2日間  派遣議員 近松惠美子副議長  地方自治の確立と都市の交流発展を目的に熊本県下14市の議長をもって組織されます熊本県市議会議長会につきまして、毎年秋に開催されます総会には慣例によりまして正副議長が共に出席されることとなっております。よって、副議長の派遣が必要なため、議員派遣をお諮りするものであります。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、派遣の内容の説明は終わりました。  お諮りいたします。  お手元に配付のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定いたしました。  この際、お諮りいたします。  ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合は、議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議決した事項について、諸般の事情により変更する場合は、議長に一任することに決定いたしました。  議事の都合により、休憩いたします。                             午前11時59分 休憩                             ───────────                             午後 1時16分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程の追加についてお諮りいたします。 △日程第7 意見書案上程   意見書案第2号 家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出について   意見書案第3号 本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出について △日程第8 意見書案審議  以上、日程に追加いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、日程に追加することに決定いたしました。        ************************* △日程第7 意見書案上程意見書案第2号及び意見書案第3号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第7、「意見書案上程」を行ないます。  これより意見書案を上程いたします。  意見書案第2号 家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出について  意見書案第3号 本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出について  以上、意見書案2件を一括議題といたします。  お手元に配付しております意見書案の朗読は、これを省略いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第2号及び意見書案第3号の意見書案2件については、議事の都合により、会議規則第37条第3項の規定に基づき、提案理由の説明及び委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号及び意見書案第3号の意見書案2件については、提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  意見書案第2号及び意見書案第3号の意見書案2件についての提案理由の説明及び委員会付託を省略いたします。  意見書案第2号及び意見書案第3号の意見書案2件については、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第8 意見書案審議(質疑・議員間討議・討論・採決)(意見書案第2号及び意見書案第3号) ○議長(中尾嘉男君) 日程第8、「意見書案審議」を行ないます。  改めて、意見書案第2号家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出について及び意見書案第3号本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出についての意見書案2件を一括議題といたします。  これより、ただいま議題となっております意見書案2件の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、議員間討議、討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。  意見書案第2号及び意見書案第3号の意見書案2件について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。  これより議員間討議に入ります。  意見書案第2号及び意見書案第3号の意見書案2件について、議員間討議はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 議員間討議なしと認めます。  これより討論に入ります。  意見書案第2号及び意見書案第3号の意見書案2件について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。採決は、1件ずつ行ないます。  意見書案第2号家庭教育支援法の制定を求める意見書の提出について、採決いたします。  意見書案第2号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議あり」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 本案には異議がありますので、起立により採決いたします。  意見書案第2号については、原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、意見書案第2号については、原案のとおり決定いたしました。  意見書案第3号本格的な憲法改正論議を国会に求める意見書の提出について、採決いたします。  意見書案第3号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議あり」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 本案には異議がありますので、起立採決いたします。  意見書案第3号については、原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、意見書案第3号については、原案のとおり決定いたしました。  議事の都合により、休憩いたします。                             午後 1時22分 休憩                             ───────────                             午後 1時47分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  先ほど、城戸淳君から議員の辞職願が提出されました。  お諮りいたします。  この際、城戸淳君の議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、城戸淳君の議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。  ここで、城戸淳君の議員辞職の件を議題とする前に申し上げます。城戸淳君が自己の一身上に関する事件で退席をいたしますが、城戸淳君は今期定例会の会議録署名議員に指名されております。したがいまして、会議録署名議員が1名欠員になりますので、まず会議録署名議員の追加指名を行ないます。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名をいたします。  嶋村徹君、以上、1名を追加指名いたします。  それでは、議事を進めます。        ************************* △日程第9 城戸淳君の議員辞職の件 ○議長(中尾嘉男君) 日程第9、「城戸淳君の議員辞職の件」を議題といたします。  なお、城戸淳君は、地方自治法第117条の規定に基づき、除斥の対象として当該議事には参与いたしませんので、あらかじめ御了承願います。  まず、その辞職願を職員に朗読させます。  議会事務局次長 荒木 勇君。   [議会事務局次長 荒木 勇君 登壇] ◎議会事務局次長(荒木勇君) 命によりまして、朗読いたします。  平成30年9月27日、玉名市議会議長 中尾嘉男殿。
     玉名市議会議員 城戸淳。  辞職願。このたび、一身上の都合により、議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) これより、城戸淳君の議員辞職について、採決いたします。  お諮りいたします。  城戸淳君の議員辞職を許可することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、城戸淳君の議員辞職については、許可することに決定いたしました。  以上で、今期定例会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。  ここで、市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。  市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 平成30年第4回の定例議会の閉会に当たりまして、ごあいさつをさせていただきます。  議員の皆様方におかれましては、残暑厳しい中ではございましたが、期間中、御出席をいただき、今議会に提案をさせていただきました平成30年度補正予算初め、条例関係など、慎重に御審議をいただき、議決、承認を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。大変ありがとうございます。  そして、今ほど議決されました城戸議員の辞職につきましては、これまで長年にわたり市政の発展に御尽力を賜りましたこと、心より感謝を申し上げますとともに、今後もますます御活躍されますことを心より御祈念を申し上げたいというふうに存じます。  さて、開会のあいさつでも申し上げましたが、今年の夏の猛暑は、命にかかわる危険な暑さという表現でこれまでにない酷暑を経験いたしました。このところ、あいさつのたびに異常気象や災害の話をしている状況でありますが、今議会が開会してすぐの9月4日にも台風21号の上陸、9月6日には震度7の揺れに見舞われた北海道胆振東部地震が発生し、再び多くの犠牲者が出ております。改めまして、お亡くなりになった方や御家族へ心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げさせていただきたいというふうに存じます。また、さらには台風24号も発生し、進路を変え、接近する恐れもありますので、これ以上被害がないことを祈るばかりであります。  閉会となりますと、これより実りの秋を迎えるわけでございますが、新玉名駅北側の「いだてん」の文字と「くまモン」の絵を描いた田んぼアート、これも間もなく稲刈りの時期を迎えます。「いだてん」の文字は、見られなくはなりますが、議員の皆様も特別委員会を中心にして、金栗先生のPRに力を入れていただておりますように、大河ドラマの放送までいよいよあと3カ月となり、市としましてもPR活動をどんどん加速させていかなければならない時期にきていると認識しております。10月以降より年度末まで玉名市内、そして県内外まで金栗先生を、そして玉名市を知っていただき、地域の活性化につなげていくために総力でさまざまな取り組みを行なってまいります。どうか議員の皆様方におかれましても、今後とも御協力をよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  少しずつ過ごしやすい季節となってまいりましたけれども、議員各位におかれましても、風邪など引かれないよう御自愛いただきますとともに、休会中にもいろんな角度から御指導、御支援を賜りますよう切にお願いを申し上げまして、第4回定例議会の閉会に当たっての御礼のごあいさつにかえさせていただきます。  大変ありがとうございました。 ○議長(中尾嘉男君) これにて本会議を閉じ、平成30年第4回玉名市議会定例会を閉会いたします。                             午後 1時55分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         玉名市議会議長    中 尾 嘉 男         玉名市議会議員    城 戸   淳         玉名市議会議員    西 川 裕 文         玉名市議会議員    嶋 村   徹...