玉名市議会 > 2017-12-13 >
平成29年第 7回定例会−12月13日-03号

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  1. 玉名市議会 2017-12-13
    平成29年第 7回定例会−12月13日-03号


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    平成29年第 7回定例会−12月13日-03号平成29年第 7回定例会         平成29年第7回玉名市議会定例会会議録(第3号)  議事日程(第3号)                   平成29年12月13日(水曜日)午前10時00分開議         開 議 宣 告 日程第1 一般質問     1  9番 松本 憲二 議員(自友クラブ)     2  1番 坂本 公司 議員(新生クラブ)     3  3番 吉田 憲司 議員(創政未来)     4  8番 多田隈 啓二 議員(創政未来)     5  6番 古奥 俊男 議員(新生クラブ)         散 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件         開 議 宣 告 日程第1 一般質問  1 9番 松本 憲二 議員(自友クラブ)       1 新玉名駅駐車場について         (1)現在の状況について
            (2)有料化の検討について       2 新市長に伺う         (1)選挙戦を終えて、感じたことについて         (2)現在の玉名市の課題について         (3)今後の玉名市の方向性について         (4)財源確保の施策について         (5)副市長の人選時期について  2 1番 坂本 公司 議員(新生クラブ)       1 待機児童等に対する取り組みについて         (1)待機児童の現状について         (2)玉名第1保育所の建てかえにより何が変わるのか         (3)地域型保育事業の取り組みについて         (4)待機児童を解消する対策について         (5)障がいがある児童を受け入れる施設について       2 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による情報発信について         (1)玉名市マスコット「タマにゃん」公式ツイッターについて           ア フォロワー数等、現状はどうなっているか           イ 「タマにゃん」公式ツイッターを活用して投票を呼びかけるなど、選挙への活用はできないか         (2)SNSの効果と活用策について         (3)市の情報をより多くの方々に知ってもらうにはどうすればいいか  3 3番 吉田 憲司 議員(創政未来)       1 地域医療、救急医療のあり方について         (1)現公立玉名中央病院の地域医療、救急医療に対する現状(認識)について         (2)建設予定の新公立玉名中央病院の地域医療、救急医療に対する体制について       2 有明広域行政事務組合消防本部玉名消防署の庁舎統合(移転)計画について         (1)防災体制(火災、救急、救助等)の現状と庁舎統合(移転)後の玉名市としての認識について       3 2019年大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」のPR事業について         (1)これまでの市内外に対するPR事業とその効果について         (2)今後のPR事業と、その効果の期待値について  4 8番 多田隈 啓二 議員(創政未来)       1 玉名市議会議員一般選挙について         (1)選挙啓発について         (2)投票率向上対策等について         (3)選挙公報について       2 教育行政及び社会体育について         (1)本市の今抱えている教育の問題点・課題は何か。どのように対応し、取り組むのか。教育長の考えは         (2)玉陵小学校の建設について         (3)総合型地域スポーツクラブについて         (4)小学校の教育について       3 農業振興について         (1)本市農業施策について         (2)農地耕作条件改善事業について  5 6番 古奥 俊男 議員(新生クラブ)       1 新幹線新玉名駅の周辺開発について         (1)市の最重要案件事項とするのか         (2)予算の手当ては何をもって充てるのか       2 県道玉名八女線の(通称)東西線の整備について         (1)県市協定による玉名市工事区間の早期着工はあるのか         (2)予算の手当ては       3 地方独立行政法人くまもと県北病院機構による病院建設地の周辺整備について         (1)病院周辺の道路整備とその財源について         散 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(21名)    1番  坂 本 公 司 君        2番  吉 田 真樹子 さん    3番  吉 田 憲 司 君        4番  一 瀬 重 隆 君    5番  赤 松 英 康 君        6番  古 奥 俊 男 君    7番  北 本 将 幸 君        8番  多田隈 啓 二 君    9番  松 本 憲 二 君       10番  徳 村 登志郎 君   11番  城 戸   淳 君       12番  西 川 裕 文 君   13番  嶋 村   徹 君       14番  内 田 靖 信 君   15番  江 田 計 司 君       16番  近 松 惠美子 さん   18番  前 田 正 治 君       19番  作 本 幸 男 君   20番  森 川 和 博 君       21番  中 尾 嘉 男 君   22番  田 畑 久 吉 君         ───────────────────────── 欠席議員(1名)   17番  福 嶋 讓 治 君         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     堀 内 政 信 君    次長補佐     平 川 伸 治 君  書記       松 尾 和 俊 君    書記       冨 田 享 助 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       藏 原 隆 浩 君    総務部長     村 上 隆 之 君  企画経営部長   瀬 崎 正 治 君    市民生活部長   小 山 眞 二 君  健康福祉部長   上 嶋   晃 君    産業経済部長   早 上 正 臣 君  建設部長     礒 谷   章 君    企業局長     福 田 高 広 君  教育長      池 田 誠 一 君    教育部長     戸 嵜 孝 司 君  監査委員     坂 口 勝 秀 君    会計管理者    今 田 幸 治 君                             午前10時02分 開議        ************************* ○議長(中尾嘉男君) おはようございます。  ただいまから、本日の会議を開きます。  なお、説明員の出席につきましては、地方自治法第121条の規定により、お手元に配付しております報告のとおり、あらかじめ出席を要請しておりますので、御了承お願いいたします。        ************************* △日程第1 一般質問 ○議長(中尾嘉男君) 日程第1、「一般質問」を行ないます。質問は、通告の順序によって許すことにいたします。  9番 松本憲二君。   [9番 松本憲二君 登壇] ◆9番(松本憲二君) 皆さん、おはようございます。9番、自友クラブの松本でございます。  通告に従って、質問をさせていただきます。  私、1期目からずっと質問をいたしております新玉名駅の駐車場、一昨年だったと思いますけれども、約2億円の市税を投じて、新玉名駅駐車場の西側に、また新たに土地を購入いたしまして、新しくまた駐車場を建設するということで2億円の予算が投じられたわけであります。しかしながら、その駐車場もシルバーウィークとか大型連休になりますといっぱいということで、9月のシルバーウィークのときも見に行きました。そうしたらやっぱり、その駐車場を購入する、新しくつくる前と一緒で、ちょうどケーズデンキさん、グッディさんのところからも新玉名駅駐車場の入り口、バス停、ちょっとロータリーというんですかね、あの辺の本当、入り口まで、車がいっぱいということで、非常にこの問題が、玉名市民も新幹線を利用する。利用する人たちに、非常に悩ましい問題ということになっているようです。10月の選挙戦を通じて、やっぱり市民の皆さんから一番言われたのが、「新玉名駅の駐車場問題、どうにか早く解決をしてもらえんかな。」と、「新幹線に安心して乗りに行けん。」と、「私たちが旅行に行くときに、あそこに駐車したいんだけれども」、新幹線に乗りに行く人たちが、結局、玉名市民が安心をして乗れない駐車場というふうに、非常に本当にお叱りを受けるような、そういうことを選挙を通じて、非常に思わされたということについて、今のその新玉名駅の現況、今多分舗装工事が少しずつ新しい駐車場がなされていると思うんですけれども、今のその新玉名駅の現状ですね。現状とそれと私が再三再四申してまいりました有料化への検討が今どのようになっているかということを、まずお伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 建設部長 礒谷 章君。   [建設部長 礒谷 章君 登壇] ◎建設部長(礒谷章君) おはようございます。  松本議員御質問の新玉名駅駐車場についての中の現在の状況についてにお答えいたします。  平成29年5月より暫定的に西側駐車場の一部、178台分を開放いたしました。その際、同時に多目的広場等臨時駐車場は閉鎖いたしましたが、これまでのような混雑はございませんでした。しかし、9月より西側駐車場の舗装工事に入るため、暫定駐車場を閉鎖し、再度多目的広場等臨時駐車場を開放いたしましたが、駐車する絶対数が増加しており、以前にも増して混雑するようになってきております。このため9月下旬より、西側駐車場舗装工事区域の中の現在未施工部分について再度開放したところでございます。特に11月に入ってからは、行楽シーズンでの旅行や福岡市内でのイベントなどに出かける方が利用するため、週末には混雑解消のための駐車場整理を行なっているところでございます。
     次に、有料化の検討についてでございますが、有料化につきましては、先般市長との打ち合わせの中で将来的には「有料化する。」との指示を受けましたので、現在、管理形態や料金体系について他市を参考にしながら研究調査を行なっているところでございます。  管理形態につきましては、自治体によりまして直営方式や業務委託、あるいは指定管理者制度等のいろいろな形態がございます。その中から最も適切なものを選定するよう、また料金につきましても、市民の皆さまになるべく負担がかからないような体系とするべく検討を現在重ねているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今、答弁をいただいたわけですけれども、やっぱりこの秋の行楽シーズンだったり、福岡でのイベント開催、いろんなテレビで放映があっているように、福岡、野球のシーズンが終わりまして、福岡ドームがあいてると。年末に多分かけていろんな催し物が行なわれるようです。以前質問をした中で、福岡のほうで、非常に人気のグループだったり、アイドルだったりのコンサートがありますと、やっぱり新幹線を使って見に行かれるというような状況。1回はその玉陵中学校だったですかね、玉陵中学校の駐車場まで結局借りて、そこまで玉名市のほうでちゃんと手配をして、新幹線で行っていただくと。いつも僕は言ってるように、結局よそにお金を使いに行ってらっしゃる方が新玉名駅から乗車をされるわけですよね。そこに2億円という昨年投資をして、また、新しく駐車場をつくって、しかしながら選挙戦で非常にお叱りを受けたのが、「私たち玉名市民が安心して全然新幹線に乗りにいけんじゃない。」と、非常にやっぱりお叱りを受けるわけですよね。やっぱりその今、2億円投じてつくった駐車場を今舗装整備をやってるというような状況で、しかしながらいずれかはその市長との話の中で、部長今答弁をされたわけですけれども、有料化にやっぱりしていかんといかんだろうというような今話だったわけですけれども、そのいずれかということなんですけども、大体そのいつぐらいをめどにということを、大体検討されているのかということが、もし、わかればここでちょっと答弁をお願いしたいと思いますけど。 ○議長(中尾嘉男君) 建設部長 礒谷 章君。 ◎建設部長(礒谷章君) 再質問にお答えいたします。  有料化の具体的な期日ということでございますけれども、今後、平成30年度の早い段階で料金徴収などの条例の改正などを行ないまして、その後、やはり周知、有料化への周知期間を約半年ぐらい取りまして、平成31年度、平成31年4月から有料化を行ないたいと考えております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今、平成31年度の大体4月からということなんですけれども、多分いろんなその今九州新幹線の駅があるところで無料駐車場は新玉名駅1カ所ということで、いろんな事例はもういっぱいあると思うんですよね。もうちょっと早くできないのかなという思いもあります。しかしながら、その有料化に向けての検討が少しずつでも行なわれているということで、そういうことも市民の皆さま方に発信をしていただきながら、やっぱり市民の税金といいますか、その単独のお金で結局はそういう駐車場の用地の購入だったり、そういう事業を進めています。そしてまた、年間の、1年間の大体その維持管理費が約800万円。以前の駐車場でですね、800万円ぐらい多分かかっているということだったんで、そしてましてや、今シルバー人材センターでもそういう工事を結局やっているところで、シルバー人材センターの方からでも交通整理でまた人間を動員をふやして増員して、またそういう交通整理も行なわれているような状況ですので、多分そういうお金もいっぱいかかってきますので、なるべく、やっぱり受益者負担というのが必要だと思うんですね。いろんな体育施設だとかそういうところも料金の見直しとかなんとかも結局されて、やっぱり受益者に負担を求めるということで、そういうこともちゃんと玉名市の中で、そういう案件がほかにもありますので、その辺はしっかり検討をしていただきたいなというふうに思います。30年3月で新幹線新玉名駅開業から丸7年を迎えるわけですけれども、その7年間ずっと無料で、先ほど申しましたように、よそにお金を使いに行く人、行く人たちが新幹線に乗っていかれるわけですね。それはもちろん通勤通学もあります。しかしながら、大半の方がその旅行とかそういう行楽地、コンサート、そういうところに向かわれるというのは、結局よそに消費をしに行かれるわけですよ。結局、玉名市にはほとんどお金が落ちてないというふうに、私は、感じてますけれども。この丸々7年間の、この無料駐車場だったということに対しまして、先ほど部長から、市長とお話をして、有料化に向けて検討にしようということで、市長のほうからもありましたということだったんですけれども、市長はやっぱりこの7年間無料であったということに対しまして、市長はどのようなその感想をお持ちなのかということを、ちょっとお伺いしてもよろしいですかね。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 松本議員の再質問にお答えをいたします。  私も新玉名駅の開業以来、これまでずっと駅の駐車場を見てきておりますけれども、日増しに混雑がひどくなっている状態を1日も早く解決しなければならないというふうに思っておりました。先ほど、建設部長が答弁いたしましたとおり、玉名市民はもとより、駅を利用される方々が安心して使用できる利用できる駐車場として、改善できる事業に取り組んでいく所存であります。  それから、この有料化にするという方針を出したことによって、それこそ新玉名駅周辺の整備に関してもそうなんですが、民活の導入というものが一気に加速するんではないかというふうに大変期待を寄せるところでもありますので、スケジュールをしっかりと明確にして、これから進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今、市長のほうからも答弁をいただきましたけれども、やっぱり無料ということで、熊本市内あたりからでも1週間、1週間旅行に行くと思えば、遠くは多分、八代方面、宇土とかその辺からでもやっぱり、1週間結局車をとめて駐車料金がその八代駅でも、その熊本駅周辺というのはもともとの駐車場がほとんど民間の駐車場でありますから、そういう面でも多分料金がかかるということで、こっちまで来るという話もお聞きしたことがあります。そういう面でやっぱり、玉名市民の、そのもちろん新玉名駅を開業するに当たっては、いろんな自治体の方々に御協力をいただいてというのは高嵜市長の答弁でも何回もお聞きしましたけれども、しかしながら、もう丸7年間、玉名市はそこにいろんな自治体のことも考えて、丸7年間、その奉仕、奉仕という言い方は適切じゃないかとも思いますけれども、無料で駐車場をずっと開放をしてきたわけですから、もうこの辺で、やっぱり有料化というのもしっかり検討していただいて、そしてましてや玉名市民にとって非常に使い勝手のいいような有料駐車場。私、多分1回、前回言いましたように、ハロースタンプカードですね、あのハローポイント、そっちのほうに還元ができるような、その駐車料金をですね、還元できるようなシステムなんかも構築していただければ、玉名市民はやっぱりそれだけ得をする。ましてや、玉名市民以外の方でもハローポイントカードをつくっていただければ、そっちに還元をしていただいて加盟店でお買い物をしていただける。まさしく内需拡大になるんじゃなかろうかという提案をさせていただいております。そういう中で、しっかりしたその有料化に向けた、そしてまた、玉名市民に利便性が非常にいいような、そういう有料化に向けてしっかり検討をしていただきたいと思います。  それでは、次の質問に移らさせていただきます。   [9番 松本憲二君 登壇] ◆9番(松本憲二君) 次に、きのうから市長に対しての質問が非常に多くて、途中市長のほうも大分汗をかいてらっしゃってて、答弁で答弁書を見つけるのにも非常にちょっと苦労ししてらっしゃったのかなというふうにお見受けをいたしました。私のほうは新市長に伺うということで、4年前に1回市長選に挑戦をされて、そのときは残念な結果ということだったんですけれども、今回10月の選挙でしっかり市長に当選をされて、しっかり自分の考えを今ここで述べられているというふうに感じております。そんな中で、選挙戦を終えて感じたことということで、まず1つ目の質問をしたいと思います。  あとの残りに関しましては、質問席のほうでお伺いしたいと思います。よろしくお願いします ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 松本議員の選挙戦を終えて感じたことということで、お答えをさせていただきます。  今回の玉名市長選挙におきましては、多くの市民の皆さまの御支持をいただきこの場に立たせていただいているわけでありますけれども、現在の気持ちといたしましては、これからの4年間、市政運営というかじ取りを担わせていただくことになりまして、改めてその重責を感じているところであります。また、多くの市民の皆さまに御支持をいただいたとはいえ、その一方では私に御支持をいただけなかった方もいらっしゃる、これは事実であります。それを真摯に受けとめて、多くの方々のお言葉に耳を傾けながら、すべての市民の皆さまのための行政運営に当たっていかなくてはならない、そのように自覚をしているところであります。一番、今感じているところはそこであります。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今しっかり行政運営のその重荷だとか、そういうのをしっかり実感をしてるというお話がありました。きのうの一般質問の中でも、市民会館の建設というのが多分出てきたと思います。そんな中で、私たち2期生以上の議員は、この市民会館建設に4年間ずっと携わってきたわけですけれども、やっぱりそんな中で、もちろん財政のこともしっかりわかった上で、私たちはそこのお祭り広場じゃないと、市民広場公園ではないというふうな判断をしてきたわけですね。選挙、市長選には3人の候補が立候補をされて、お1人の候補は、そこのお祭り広場、前市長の高嵜市長がずっとおっしゃっていたそこに建設をするということで、公約までされて、それを選挙戦のアピールということで、多分選挙戦を戦われたのかなというふうに思います。そして、また、もう1人の候補は、新玉名駅あたり、周辺に建設をしてということで、そして、今、現藏原市長は、その1回きっちり検証をするということで、多分、その選挙を戦われた。その結果として、7,000票近い、その差をつけられて、そのお二人の候補に7,000票ぐらいの差をつけられて、見事当選をされたということなんですけれども、しかしながら、今回、その現藏原市長が、そこの市民広場公園、お祭り広場に建設をするのは、いろんな検証をしたけれどもやむを得ないと、やむを得ないと。合併特例債の期限だったり、財政の問題ということで、お話がきのうの一般質問の中でもずっとあっているわけですけれども、やっぱり1人の候補がそこにずっと建てるということで、市長選を結局戦われるときに、公約みたいな感じで、ある一候補はずっとそれを選挙戦の一番重要課題として多分扱われて、多分戦われた中で、しかしながらその方じゃなかったと。民意の総意としては、やっぱりそこじゃなくて、もう1回本当の意味での検証というのも求めるということで、多分、大半の方が藏原市長のほうに投票をされたのかなというふうに、私は感じているわけですけれども、その市長がきのうの答弁でもありました平成23年に市民会館建設検討委員会が発足をして、それで答申があったのが800席と300席のほうということで、しかしながら、もう6年以上たってる前の答申でありまして、それから一時、合併特例債の延期とかというのがありまして、その一時期、もうこの検討委員会というのがもちろんそのとき23年に立ち上がって、そのときに答申があったわけですけれども、それが一応、何と言うんですかね、私たちが4年前に市議会議員になってすぐは、市民会館の建設問題というのはなかったんですよ。2年ぐらい前から急激にその市民会館の建設というのが出てきまして、ばたばたやって、結局、合併特例債に間に合わない、間に合わないということで、そういう建設状態に至って反対ということで、その予算がなかなか通らなかったというのがあるんですけれども、そんな中で、市長が1番最初、今議会の冒頭にも所信表明ということで、ちょっと述べられた中にですね、5つの高校ということがありました。そんな中で、玉名女子高校さん、そして専修大学玉名高校さん、ここの吹奏楽部、形態は違いますけれども、全国のその金賞というのをとられている。そしてすばらしいその吹奏楽、マーチング、というのを持っておられる。そういう定期演奏会でも、玉名女子高校さんの場合は県立劇場のほうでされているというような感じもありますし、私は1回、この市民会館建設で、きのう城戸議員が申されましたように、私と城戸議員と反対の署名活動ということでしっかりやらせていただく前に、玉名女子高校さんの吹奏楽部の担当の先生のほうにお話をお伺いしに行きました。そのときにやっぱり玉名女子高校のその吹奏楽部の担当の先生がおっしゃったのは、「せっかく私たちも演奏会を、玉名市民会館でもやりたいというような思いもあります。」と、「しかしながら、そのキャパシティーの問題であったりだとか、そういう問題もある。」ということもしっかり話をされました。そしてまた、「いろんなところに、私たちのほうから呼びかけをして、そういう定期演奏会であったりだとか、そういうのもいろんな意味でバックアップもさせていただきたい。」と、「そういう市民会館を、もし建てていただけるんであれば、そういうこともしっかり私たちも応援をしていきますよ。」というようなお話までいただいたというあれがあります。そしてまた、一昨年市民音楽祭に、ブリヂストンの交響楽団がいらっしゃっています。これは、そこの迫間に小山卯三郎先生という方がいらっしゃって、その方が創設者ということで、市民音楽祭にあのすばらしいブリヂストンの交響楽団が来て演奏してくれる。私たち市民会館のことで彦根市に行きました。彦根市のホールがあるんですけれども、そこは約1,600名ぐらいの収容人数があるんですけれども、ブリヂストンのその交響楽団の演奏会というのをチラシで企画をすれば、すぐ完売してしまうと、1,500席。すぐ完売してしまう。それが市民音楽祭に来ていただけるんですか玉名市はということで、もう本当びっくりされるぐらいの、やっぱりそれは小山卯三郎先生の、自分がつくった、そしてまた、その創設者のやっぱり地元ということで、非常にそこに重きを感じ、そういう市民音楽祭に出席をしていただけるというのもあるのかなというふうに思います。そんな中で、果たしてその平成23年に立ち上がったその検討委員会のその答申を受けて、そのままの800席、300席というので、果たしていいのかなという思いもあります。その検証というのも、もちろん財政のこともあるとは思うんですけれども、いま一度、その結局立ちどまって、このやっぱり1人の候補は、「本当に市民会館建設は財政の問題、合併特例債の問題で、7億円とか10億円ぐらいしか、市の財政負担はないんですよ。」ということで選挙戦を戦われた。しかしながら、その方ではなかったというような、そういう思いも非常に市民の方々には多分あると思うんですけれども、そこで、市長にちょっと再質問でお伺いしたいのは、やっぱりもう1回、その立ちどまって、じっくり検証をするというお考えというのは、今のところではお持ち合わせがないのかというのもちょっとお伺いしたいんですけれども。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 議員の再質問にお答えいたします。  まず、私が感じていることの再質問になると思いますけれども、私は、決して先の市長選挙におきましての争点が市民会館の建設場所であったというふうには思っていません。また、病院の建設場所であったとも思っていません。ましてや、そういったことが選挙の争点にあってはならないというふうに思いながら、私はその選挙を一生懸命戦ったつもりでありました。なぜならば、このあとにも質問が出てくると思いますが、そこに今玉名市が持つ課題というものは、そういった箱物建設のことがほとんどではないというふうに認識をしていたものですから、例えば、政策を充実させるとかですね、将来のビジョンを明確に示そうとか、そういったところでの私は、選挙での戦いであったんではないかというふうに自分では認識をしております。ですので、以前もこの新庁舎を建てるに当たっても、その新庁舎建設について争点に持ち上がったその結果を受けて、やはり市政が混乱した。やはりよその自治体を見てみても、病院建設の場所を争点に上げて当選された。しかしそのあと市政が混乱した。必ずそういう市政の混乱を招く。それを私は必ずあるだろうというふうに思っておりました。ですから、そこに争点を持ち出さないということに心がけながらやったつもりであります。  それで、市民会館の建設については、全員協議会でも一生懸命説明をさせていただいたつもりでありますし、また、この議会でも答弁をしっかりさせていただいているつもりでもありますし、やはり財政負担を大きく強いるような、そういった形であってはならない。だからこそ今しかない。今やらなければならない。そして私が今ここにある問題を可能性にかえていこう。可能性ととらえようというものは、これまであがっていた元の市民会館の計画ではなく、新たに、例えば、設計が変わらなくとも、建設のあり様、建設の進め方として、新しいものにかえて、駐車場の問題を解決させて、そしていろんな活用の仕方ができるように、きのうも議論にありましたけれども、会議もできる、集会もできる、これからの高齢者のための健康増進運動にも使える、今まで福祉センターが旧玉名市として建てられて、手狭になっている以上、その代替施設としても使えるような300名の可動式のホール、そういったものが必要になるだろう、そういう思いもあってこれしかない、もうここでやるんだという決断を示し、皆さん方に提案をさせていただいているところでありますので、以前の計画をそのまま踏襲してやるということでは決してないというふうに、強く訴えさせていただきたいというふうに思っています。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今、市長のほうから答弁がありました。  いろんな面に活用ができる市民会館、そしてまた、財政上の問題もあって今しかないというような、そういう答弁だったと思いますけれども、選挙戦というか、いろんなそういう私たち市民会館のその反対の署名をいただいていく中でも、多分、私が感じたのは、玉名市の今のその閉塞した状況、状況をどうにか打開してほしい、打破してほしいというのが、多分そういう鬱憤がいっぱい集まって、それが結局爆発したような状態で選挙戦が多分戦われたのかなというふうな思いはあります。  そこで、やっぱりきのうの市長の中の答弁で、交流人口をふやすと、僕はやっぱり市民会館というのは、その交流人口をふやす一つの手段の場でもあるというふうに、私は思っているんですね。もちろんその市民の皆さま方のいろんなその会合だったり、そういうのにもちろん1番に、やっぱりそこを優先して入れて、事業をですね、入れていただいて、しかしながら、あとはあいたときは、いろんな営業をかけて、そこをを充実して埋めていって、稼働率が70%ぐらいまで引き上がれば非常にいいのかなというふうに思っています。そしてまた、いろんな文化だったり、音楽だったり、そういうのに玉名市民にいそしんでもらうというふうなのも、非常にその市民会館を新しく建設にするに当たっては、そういうこともしっかり視野に入れた中で、やっぱりしていかなきゃいけないのかなというふうに思います。  この選挙戦を終えて感じたことについては、ちょっとこれぐらいで、じゃあ2番目に、現在の玉名市のその課題について、市長が今どのように結局とらえられているかというのをお聞きしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 現在の玉名市の課題ということで御答弁させていただきます。  現在の玉名市の課題は、今議会冒頭の招集あいさつのほうでも述べましたように、市民会館建設、病院建設、岱明町公民館の建設、玉名第1保育所建設、新幹線新玉名駅周辺整備など、建設関連の施策は当然喫緊の課題として認識をいたしておりますが、先ほども申し上げましたとおり、それ以外にも、地域経済の活性化、商工業の振興や企業誘致に対する取り組み、あわせて定住化に対する取り組み、そして子ども医療費の問題や高齢者の免許返納者への対応など、福祉の施策にも多くの課題があるというふうに思っています。その一つ一つを迅速に、かつ丁寧に取り組んでいくことが必要でありまして、それに取り組む体制としての市役所内部の改革も課題の一つであるというふうに考えています。人材育成のための研修、業務改善に対する職員からの意見を聞くことのできるシステム、こういったものを早い段階で構築をしていきたいというふうに今準備を進めております。職員が仕事に対する誇りをもって、明るく、生き生きと仕事ができるということが、市民サービス向上への第一歩であるというふうに思っております。私自身が率先してその行動を行ない、それぞれの課題に取り組んでまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今答弁をいただいたわけですけれども、今の答弁は、市長、今後の玉名市の方向性まで入ってるとですかね、こういう方向性で行きたいという。   [市長 藏原隆浩君 「入ってないです。」と呼ぶ] ◆9番(松本憲二君) 入ってないですか、わかりました。  その課題として、今議会の冒頭でも市民会館の建設とか、そういう箱物事業もいっぱい山積をしているというような中で、先ほどから私も申しているように、玉名市の今までのその閉塞感、あんまりですね、その口では県北の雄都というような感じでずっとその出ているわけですけれども、なかなかやっぱり山鹿市は山鹿市で本当に八千代座というのがあって、あそこの酒屋さんとか、あの菊地川沿いの石畳、そういうのを利用されて、温泉もしっかりアピールをされて、非常にいいまちづくりがでてきている。そしてまた、荒尾市のほうも見てみれば、荒尾市役所方面は余り、もうちょっとさびれてるのかなと、昔のにぎわってた通りは、そこまでないのかなというふうに思いますけれども、しかしながら三井グリーンランド通り、あの辺は非常にお店もいっぱい立ち並んで、荒尾シティーモール付近では、いろんな建物、お店なんかがいろいろ出店をしてて、非常に活気があるのかなというふうに思います。やっぱりその辺も一つ課題として、しっかりとらえていただいて、このやっぱり玉名市が今までずっと、やっぱりその閉塞感というのが、多分市民の皆さま方にいろいろずっと積もり積もって、どうにかならんのかなという思いが多分あったと思うんですね。そういうのをしっかり一つずつ解決をしていただきたいなというふうに思います。  じゃあ、次の玉名市のその今後の方向性について、その辺をちょっとお聞きしたいと思いますけれども。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) ありがとうございます。  今後の玉名市の方向性についてでありますけれども、「玉名はもっと輝ける10年ビジョンのまちづくり」と申し上げましたとおり、10年ビジョン、10年後の将来のビジョンをこれから明確に描き示そうということでありますけれども、少子高齢化はとめることの難しい時代の波として日本全体が直面する課題であるというふうに受けとめております。そのような中でありますけれども、だれもが安心して子育てができて、安心して住み続けることができる、福祉の政策、農林水産業の支援策や地域でお金が還流する仕組みを考えた商業の振興、各種施設の整備・充実などにより、にぎわいのあるまちづくりを目指した経済、産業政策を軸として、国県近隣市町、また、自治体内の関係機関との連携を図りながら、あらゆる場面において市民の笑顔を守る玉名市として成長発展させていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今、答弁をいただきました。  本当に今から高齢化社会にずっと向かっていくというような状況でもあります。その子どもの子育てに関しましては、今までの償還払いから現物支給というふうに、もうきのうの答弁でもしっかりそういう明確化というのを出されましたので、本当にそれはよかったかなというふうに私も実感をしております。  そんな中で、もちろん企業の誘致であったりとか、市長がおっしゃられていますそういう新玉名駅周辺の開発だったり、そういうのも含めた中でのその方向性、いろんな10年ビジョンということでおっしゃられています。県北の拠点都市としてという、その魅力ある玉名市をもっと輝かせ、次世代へ未来をつなげてまいりたいというふうなその答弁もあっています。そんな中で、しかしながら、そういう市民会館の建設もそうでありますし、やっぱり財源というものが非常に大事になっていくのかなというふうに思っておりますけれども、合併特例債が、あと今度新市民会館建設に幾ら、合併特例債を充てていかれるのかをいうのもありますし、多分、合併特例債というのが残りわずかになってくるんではなかろうかというふうに思います。そんな中で、その私、新病院建設の方にも若干携わらせていただいております。そしてまた、いつも答弁の中でずっとあったのが県市協定の中の3.2ヘクタールであったりとか、あの辺の周辺一帯、大体30ヘクタールぐらい、新玉名バイパスまでですね、30ヘクタールぐらい。じゃあ、その辺には文化財があるというような状況で、その発掘もいろいろやっぱりこの造成、市長がずっと言われている民間の活力も利用しながら、民間とその官と融合した中での開発事業を進めていかないかんというふうな感じなんですけども、しかしながら、造成とかそういうのに関しては、やっぱり官主導で行なっていかないと、なかなか民ではできないというふうに思っているわけです。  そういう中で、その財源の確保。今、合併特例債、そしてまた、地方交付税算定替措置が平成28年から段階的に32年度まででずっと縮小されていくという中で、今まではその1市3町で合併をしまして、やっぱり合併をしなかった市と町とかとは若干差をつけるよということで、お国のほうからそれだけの優遇措置をいただいて、それもひとつの合併特例債であった。そしてまた、地方交付税算定替措置の上積みということがあったと思うんですけれども、32年度に向けて段階的に下げられていくわけですけれども、そんな中で、その企業誘致をするにしても工業団地をつくるにしても、その前までは補助金があったみたいなんですけども、今は工業団地の造成に係る部分も一切補助がないというような今状況だと、私は伺っていますけれども、そんな中でその財政の面で市長は財源の確保をどのようなふうに今後やっていこうというふうな考えをお持ちなのか、その辺までちょっと含めてお願いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 松本議員の御質問の仮に市民会館建設に対して合併特例債を、一番初めですね、使用した場合、特例債の残額が7億円程度になるというふうに見込んでおります。今後、施設整備等に対する財源確保等どのようにしていくのかをいうことについてですけれども、各種補助金制度の活用などは、適時な補助金の制度を見落とすことなく活用していき、必要に応じて国県への陳情もしなければならないというふうに思っています。また、市税の適正課税、徴収率の向上、市有財産の活用などは当然のことでありますけれども、10年ビジョンのまちづくりにおいては、企業誘致の推進や定住移住を掲げており、それが実現すれば市民税、法人税等の自主財源もふえることになります。また、市が主導する積極的な民間の活用やマイキープラットフォームにおけるクラウドファンディングの活用で、さまざまな市や市民の取り組みを提案することで、自治体ポイントを含めた寄附や投資を募り、自主財源確保に力を入れる取り組みも財源確保の一つの手段であるのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) やっぱり市を運営していく中ではその財源その確保というのは非常に大事なのかなというふうに思います。また、安倍内閣がまた発足をいたしまして、地方創生の部分でもまたしっかり地方を支えていくということで、その企業が本社というか、地方に工場を建てるようなときは、その法人税の軽減化をするよとかという話もいっぱいある中で、やっぱり人口がきのうの田畑議員の質問だったですかね、その中で人口が減少をしていると、この玉名郡市一帯ですね、やっぱりそんな中でも、1回玉名工業高校の就職担当の先生ともお話をさせていただいた中では、「高校生は、本当は地元に残りたいんですよ。」と「しかしながら、就職の先がない。」と「今、玉名では、やっぱりそこで仕方なく、県外に出ていっている生徒が大半なんですよ。」ということを親身におっしゃいました。やっぱりそういう面では財源の確保をしっかりしていただいて、そしてまた、地方創生いろんな発案をこっちのほうからしていくのが、今の状況なのかなというふうに思うんですね。向こうからの補助がこういう対象の補助がありますよじゃなくて、こっちでつくり上げて、これに対しての補助はないんですかと、いうようなそういう創生ですよね、つくり生み出していくような財源確保にしっかり努めていただきたいなと。やっぱりそういう面が今までのちょっと玉名市には少し足りなかったのかなと、私はそういうふうな実感をしております。  そんな中で、やっぱりこの若い人たちに残っていただく。そしてまた、この玉名市をしっかりそういう若者に継承をしていく。やっぱりそういう玉名をしっかり目指していっていただきたいなというふうに思います。  いろんな合併特例債、市民会館ができたあとには7億円、残がですね、合併特例債の残金が7億円ということなんですけれども、もちろん岱明町の公民館の建設であったり、それと玉名第1保育所の新しく建設をするというようなそのこともあります。それとあとは旧庁舎跡地がまだまだ全然手つかずのまま、そして文化センターも大規模改修というふうなあれもありますし、それと岱明のふれあい健康センターの大規模改修、中規模改修ですかね、中規模改修も出てくるというふうの中で、やっぱり財源が1番玉名市にとって必要なのかなというふうに思います。私、今回初めて、今度2期目の当選をさせていただいて、文教厚生委員会に今度ちょっと属させてもらって、そこで国民健康保険の話をちょっとお伺いしたところ、今年度なんか黒字ということであって、お話があって。2年間ぐらいずっと赤字続きだったんですけども、今回黒字ということで。29年度の当初予算のときにも、上嶋前総務部長がおっしゃったのが、農業の売り上げが非常に好調で、所得が向上で税収の見込みが上がる。その国民健康保険もそういうお話を伺ったんですね、農業者の方が国民健康保険というのは上限があって、上限に達した方が非常に多くなって、多くなってその国民健康保険の税収がふえて黒字に転換をするというような話がありましたので、やっぱり市民に本当の意味でしっかりサポートをしていきながら、市民のサポートをしていきながら、やっぱりしっかり稼いでいただいて、そしてしっかり税金を納めていただくというなのが一番好循環な市民の笑顔が出るのかなと。そしたらまた、いろんな面で、福祉の面でもいろんなサービスが向上できるのかなというふうには思っております。  この市民会館の建設に関しましては、私的には、検証をもう一回やり直してほしいなという思いは、非常に心残りなところがあって、きのうの答弁からずっと伺っておりますと、やっぱり今しかないということで非常に強い決断をしてらっしゃるようでありますけれども、本当の意味で、1回女子校の先生であったり、専修大学玉名高校の顧問の先生からもしっかりまたお話をちょっと聞いていただきたいなという思いもあります。そしてまた、小山卯三郎先生の生誕の地というのがここにもありますし、そういういい例として、大分の日田市の文化ホールというのは非常に年間の稼働率もいっぱいありますし、いろんなイベントをやっていらっしゃるし、あそこは多分1,400人か1,500人のホールだったと思うんですけれども、道便利としてはいいところじゃないんですよ、日田市はですね、結局山でですね。うちは新幹線、玉名市はもうすぐそこにありますし、イベントなんかボンとあいたときに、さっと新幹線で来ていただけると。ちょうど九州のへそですから、そういうこともやっぱり視野に入れて、その辺まで考えていただいて、交流人口をふやすという意味でも、そしてまた、道の駅の開発もちゃんと言われてますし、そういうところで玉名市の物産で、コンサートに来ていただいて、玉名市の物産を買って帰っていただくというのも交流人口、そしてまた、玉名の活性化につながるんじゃなかろうかなというふうには思っております。その辺もしっかり建設までにはですね、もう少し時間がありますので、その辺の話もしっかり先生方の話も聞いていただいて、またよりよい市民会館の建設に向かっていただきたいなというふうに思います。  1番最後に、今、市長のすぐ隣の席が空席になっておりますけれども、副市長の人選の時期というかですね、時期についてと、民間からなのか、それとも行政というか、こういう行政に結局携わられてきた方を登用されるのか、その辺はまだ決めておられないんだったら、その決めておられないでもいいですけれども、大体時期とかが、もし大体これくらいにということで提案をしようかなというふうに思ってらっしゃるというのが、もしあればお聞かせ願いたいなというふうに思いますけれども。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 副市長の人選時期についてでございますけれども、人選については、現在県のほうにも打診をさせていただいているということもありますし、国県との連携ですね、それからそればかりではなく、市役所内部の業務推進、政策推進を行なっていく、そういったことを考慮しながら、総合的に勘案して選任したいと思っております。思いとしては、やはり行政経験者でとしか考えにくいんではないかというふうに私は思っております。  それから任命の時期ですね、これも状況を見て提案をさせていただきたいと思っておりますので、どうか御理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 松本憲二君。 ◆9番(松本憲二君) 今副市長については行政経験者のほうがいいんじゃなかろうかということで、時期に関しては、その自分がその思いもあられるであろうし、そういう適切な時期にそういう提案をさせていただきたいというようなことだったんですけれども、市長も8年前に議員になられて、4年間議員をされて、しかしながら4年間はちょっとブランクがあったわけですので、その辺はやっぱり自分の右腕になる方をやっぱり早めに見つけられて、そしてまた、市長が外交のほうで、副市長は内部でということで、しっかりこの玉名市を本当市長がおっしゃられるような、10年ビジョン、明るい玉名市につくりかえていただきたいなというふうに願っております。  それでは、私の一般質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、松本憲二君の質問は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前10時55分 休憩                             ───────────                             午前11時11分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行ないます。  1番 坂本公司君。   [1番 坂本公司君 登壇] ◆1番(坂本公司君) こんにちは。1番、新生クラブの坂本公司です。傍聴に来られている皆さま、どうもありがとうございます。  早速1つ目の質問をさせていただきます。1、待機児童に対する取り組みについてお伺いしたいと思います。いわゆる待機児童とは子育て中の保護者が保育所又は学童保育施設に入所申請をしているにもかかわらず、入所できない状態にある児童を言うとされていますが、そこで待機児童の現状についてお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 健康福祉部長 上嶋 晃君。   [健康福祉部長 上嶋 晃君 登壇] ◎健康福祉部長(上嶋晃君) おはようございます。  坂本議員の待機児童等に対する取り組みについての御質問の待機児童の現状についてお答えいたします。  本市における待機児童の状況に関して、子ども・子育て支援新制度が始まった平成27年度以降の4月と10月の状況で御説明をさせていただきます。  平成27年度は、4月の待機児童は0人で、10月に16人でございます。平成28年度は、4月が21人、10月は28人でございます。そして平成29年度でございますが、4月は12人、10月が27人という状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  では、現在玉名市における待機児童ゼロではないということみたいですが、このほかにも施設等に申請をしていない者やいわゆる隠れ待機児童、しかもその中には、保護者の虐待や育児放棄によるものもいるのではないかとニュース等で報道されていますが、そこのところについてはどう思われますか。お願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 健康福祉部長 上嶋 晃君。 ◎健康福祉部長(上嶋晃君) 坂本議員の再質問の保護者の児童虐待や育児放棄の把握についてお答えをいたします。  保育所等に入所している児童につきましては、日常的な保育における接触を通じて、保育士が気になった点があれば市役所など関係機関に相談がありますが、入所されていない児童につきましては、定期健診や予防接種の未受診者に対する保健センター職員の訪問や小学校などの情報をきっかけにして把握するなど、個別ケースの解決に向けて関係機関と連携して努力をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございます。
     何よりも子どもたちの未来のために引き続き調査をお願いします。  では、次に移らせていただきます。(2)玉名第1保育所の建てかえにより、何が変わるのか、よろしくお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 健康福祉部長 上嶋 晃君。 ◎健康福祉部長(上嶋晃君) 玉名第1保育所の建てかえにより何が変わるかにつきましてお答えをさせていただきます。  玉名第1保育所の建てかえにつきましては、現在地周辺の市有地及び民地の複数の候補地を抽出し、検討を重ねてまいりましたが、用地取得の容易さや建設までの期間的な条件等で、立願寺の紅葉館跡地を用地に定め、現在基本設計業務の業者選定に向けプロポーザルの手続きを進めているところでございます。  さて、本市の公立保育所に関しましては、平成31年度から4園を順次民営化、あるいは統廃合を実施し、1園残る玉名第1保育所は、公立の保育所として特別な配慮や適切な対応が必要な児童に対するセーフティーネットとしての役割を果たすよう、保育機能の充実を検討することを玉名市公立保育所のあり方に関する基本方針で定めをしております。玉名第1保育所がそのような充実した保育機能を果たすために、園舎の床面積は現行の約2倍を確保し、定員も現行の70人から120人へと増員することを想定しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  玉名市唯一の公立の施設になるということで、入所を希望される保護者の方たちも期待されると思いますし、なにより70名から120名と50名も増員することになることで、問題や事故などがふえる可能性があると思いますが、配慮や対応のほどよろしくお願いします。  では次に(3)地域型保育事業の取り組みについてお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 健康福祉部長 上嶋 晃君。 ◎健康福祉部長(上嶋晃君) 地域型保育事業の取り組みについてお答えをいたします。  地域型保育事業とは、子ども・子育て支援新制度で、新たに創設された、市町村が認可権限を持つ保育を提供する事業で、定員6人から19人までの小規模保育事業、定員1人から5人までの家庭的保育事業など、0歳から2歳児を対象とする4種類の事業の総称で、認可保育所や認定こども園と同様に、国などから運営費等の財政支援を得ることができます。県内では、平成29年4月1日現在で、熊本市の59施設を初め、八代市、合志市、菊陽町、大津町など、6市4町に89施設が認可をされておりますが、本市におきましては平成27年度に策定しております玉名市子ども・子育て支援事業計画におきまして、0歳、1歳、2歳のいわゆる3号認定は既存保育所等の定員で必要量を満たしているとして、平成31年度までの計画期間内の地域型保育事業の参入は見込まないこととしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  平成31年度まではこの事業の参入を見込まないとされていますが、これについては次の質問でも回答をと思います。  (4)待機児童解消する対策について、もう一度お願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 健康福祉部長 上嶋 晃君。 ◎健康福祉部長(上嶋晃君) 待機児童を解消する対策についてお答えをいたします。  本市においては待機児童の解消に向けこれまで施設改修への補助金や本市非常勤保育士の報酬増などの取り組みを進めてきております。今後も社会情勢の変化に伴いまして、出生数は減少するものの、保育所等の入所定員を上回る人数の入所希望が見込まれていることから、当面の待機児童対策としまして、既存の保育所等の定員をふやすことで対応していくことを基本に考えております。  それでも待機児童の解消が見込めない場合には、現在見直しを進めております子ども・子育て支援事業計画の中で、地域型保育事業の導入を位置づけるよう検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  実は、育児施設のスタッフの方や近所の主婦の方からもそういった施設がもっとふえればというお声をお聞きしたので、このような質問をさせていただきました。御検討よろしくお願いします。  では次の(5)ですね、障がいがある児童を受け入れる施設について、今の現状をお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 健康福祉部長 上嶋 晃君。 ◎健康福祉部長(上嶋晃君) 障がいがある児童を受け入れる施設についてお答えをいたします。  まず、玉名市と荒尾市、玉名郡4町で構成しております有明県域内の療育事業所の状況についてでございますが、療育事業には、児童発達支援と放課後等デイサービスがございます。児童発達支援については、玉名市内に1事業所、玉名市以外に5事業所がございます。放課後等デイサービスにつきましては、玉名市内に6事業所、玉名市以外に9事業所ございます。どちらの事業におきましても、住所地の事業所に限らず、本人にあった事業所を利用していただいておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございます。  施設の現状はわかりました。しかし、ちょっと掘り下げてお聞きしたいことがあるのですけども、その施設内での運営やサービスなどのことで、とある施設の方にお伺いした話なのですが、そういった施設、特に民営の施設などは、障がいの程度の軽い児童ばかりを受け入れて、重度の児童を受け入れないという施設があるとお聞きしました。それはどういうことかというと、重度の児童も軽度の児童も受け入れる金額は同じなので、スタッフが扱いやすい児童ばかりを受け入れ、簡単にはもうけを優先している施設があると聞いていますが、いかがですか。お願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 健康福祉部長 上嶋 晃君。 ◎健康福祉部長(上嶋晃君) 坂本議員の再質問にお答えをいたします。  重度の児童を受け入れないという施設があるということでございますけれども、今申しましたように、児童発達支援、放課後等デイサービスの事業所は、玉名市民の利用に限らないこともあり、定員に余裕があるわけではございません。  さらに状態によりますが、重度の障がい者のある児童の受け入れにつきましては、看護師配置等の必要もあり、すべての事業所が対応できるわけではございません。希望する事業所の利用につきましては、定員があり、待機という考え方もございますが、そのときはあきが出るまで別の事業所を利用したり、有明地域療育センターの外来療育事業を利用して待ってもらっているケースもございます。現在、保護者等から重度の障がいがあることを理由に断られたという苦情等はございませんけれども、あった際は確認を行ないまして、相談対応を行ないたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  私も重度の障がいがあるから断られたとは聞いておりませんけれども、ただ申し込みをされている市民の方はその施設の現状、つまり今何人のスタッフが常勤、非常勤合わせて何名どれぐらいの時間働いているのか、何名の児童が利用しているのか、もちろん尋ねれば答えてくれるかもしれませんが、本当にその入所が無理なのかどうかというのは素人では判断がつかないと思います。苦情があったからではなく、事前の対策をお願いします。  では、次の質問に移らせていただきます。   [1番 坂本公司君 登壇] ◆1番(坂本公司君) では、次の質問に移らせていただきます。  2、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による情報発信について。  まず、このSNSを簡単に説明しますと、皆さんもされていなくても耳にされたことはあると思いますが、フェイスブックやツイッター、今年は流行語大賞にもなりました「インスタ映え」のインスタグラムなど、ネット上で写真や動画、日記など世界に向けて発信できるシステムのことでして、しかもそのほとんどが無料で使用できることになっておりますので、このSNSを利用し、玉名市のことをもっと多くの方に知ってもらえればと思いました。  では、(1)玉名市マスコット「タマにゃん」公式ツイッターについて。まずフォロワー数の現状はどうなっているか。ちなみに、このフォロワーというのを簡単に説明しますと、優先的に特定の人物の書き込み等を見るために、登録の手続きをする行為ですね、これもフォローすると言いまして、そのフォローしている人のことをフォロワーと言います。このフォローをしていなくても、もちろんいろんな書き込みを見ることができるのですが、やはりこの「フォロワー数」=「人気」ということになりますので、フォロワーの現状をお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。   [産業経済部長 早上正臣君 登壇] ◎産業経済部長(早上正臣君) おはようございます。  坂本議員のSNSによる情報発信についての中の玉名市マスコットタマにゃん公式ツイッターについてお答えをいたします。  フォロワー数など現状はどうなっているかとの御質問ですが、12月8日現在、タマにゃんツイッターのフォロワー数は1,175名でございます。フォロワー数の推移といたしましては、タマにゃんツイッターを開設して3カ月後の10月11日に500名を突破し、本年の7月21日には1,000名を突破しており、フォロワー数は確実にふえております。  このタマにゃんツイッターを開設した経緯といたしましては、本市のマスコットキャラクターであるタマにゃんの周知度向上のため、ゆるキャラグランプリにエントリーした際、2016年7月14日に開設したものでございます。その成果あって、今年のゆるキャラグランプリ2017では、過去にエントリーした中で最高位の162位でした。現在ではこのタマにゃんツイッターを活用して、タマにゃんの日々の活動や玉名市内で開催される主に観光関連のイベント情報など、写真や動画を交えてタマにゃんのつぶやきとして発信しているものでございます。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  私も今日確認したところ、数はそういうとこなんですけども、数よりもフォロワー数よりも、玉名市民の割合が問題だとも思っております。もちろん世界中に発信できるわけですから、市外の方にも見ていただきたいのは当然なのですが、やはり多くの玉名市民の方々にフォローしていただくことが先決だと思いますので、何かしらの対応をよろしくお願いします。  それに関連して、次の質問なんですが、タマにゃん公式ツイッターを活用して投票を呼びかけるなど、選挙への活用はできないか、お願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。   [総務部長 村上隆之君 登壇] ◎総務部長(村上隆之君) 議員御質問のタマにゃん公式ツイッターを活用して投票を呼びかけるなど、選挙への活用できないかの質問にお答えします。  公職選挙法の一部改正によりまして、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、10月22日に執行されました市長、市議選の選挙では初めての選挙となりました。これまで授業などでも主権者教育を取り入れる学校もふえてきたため、選挙の出前講座を募集し、選挙に関する講座や模擬投票などの取り組みを行なってきたところでありますが、ツイッター等を活用しての選挙啓発は行なっていない現状でございます。  今後、SNSを初めとするインターネット等を活用した選挙啓発は、先進事例もございまして、特に若い有権者に対しまして効率的で効果的であると思いますので、今後、研究し前向きに検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  今回から玉名市の選挙も初めて18歳からの投票ができたわけですで、もう少し早めの対応をしていただければ、10代に限らず、若者の投票率向上にもつながったのではないかと思っております。有権者の方からお伺いした声は、選挙に行こうとか、そういうこともそうだったんですけれども、発表がやはり夜中になりまして、新聞には次の日の朝見ればいいわけですけども、これがそのSNSだとすぐに書き込むことができて、やはり皆さん待ってらっしゃったんですよね。今回はまた、ちょうど衆議院の選挙が一緒というか、重なって、衆議院の発表で市長の発表もテレビやってたんですけども、市議の発表もテレビで発表されるもんだと思ってらっしゃる方が結構多くおられまして、もちろんひまわりテレビのほうでは放送があってたんですけども、なかなかそういう情報がまず発信できていなかったのが問題だと思っておりますので、それを踏まえて、次の2と3ちょっと続けて質問させていただきます。  2、SNSの効果と活用策について。3、市の情報をより多くの方々に知ってもらうにはどうすればいいか。結構は、このSNS等をフルに活用していくにはどうすればいいか。いくらすばらしいホームページをつくっても、どんなすてきな写真をアップしても、要は市民の方、それ以外の多くの方に見ていただきいただかなければ何にもならないということになります。  そこで1つちょっと提案をさせていただきたいのですが、   [坂本公司君 実物を示す] こちらがですねQRコードといいまして、皆さんも一度はお見かけしたことはあるのではないかと思いますが、QRコードといいまして、スーパーの商品などについているバーコードみたいなものとお考えください。これを皆さんお持ちのスマートフォン、もしくは俗にいうガラケーのQRコードリーダーというカメラ機能で読み取ると、そのホームページなどにすぐにつながるという仕組みになっております。では、どうすればいいか。これを市役所の玄関に、例えば張っておくとか。5センチ四方ぐらいのステッカーを作成して、しかもステッカーなんかは本当に5センチ四方ぐらいなりますと1枚が何十円とかの話になります。作成し、例えば、公共の施設の壁などに張ります。やたらな場所に張ったりすればいたずらなどの被害も想定されるので、注意は必要かと思いますが、それを踏まえて答弁お願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 議員御質問のSNSの効果と活用策についてお答えいたします。  SNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスは、新たなコミュニケーションツールとして普及しており、代表的なものとして、先ほど議員がおっしゃいましたように、フェイスブック、そしてライン、ツイッター、インスタグラムなど挙げられ、個人だけではなく企業や公的機関においても情報発信情報共有の手段として活用が進んでいるところでございます。そのSNSの特性といたしましては、利用者に情報が発信される即効性、即時性が高い、情報の拡散性が高い、利用者との双方向性がある、だれもが情報の発信者、拡散者になることができるといった点が挙げられ、若い世代で広く浸透しております。それらの特性から、共感を得られた情報は利用者により拡散され、広く周知される若者層への有効な情報発信手段となる利用者と双方向のコミュニケーションをとれる、緊急情報を即座に利用者に届けることができるといった効果や活用策が考えられているところです。また、市の情報をより多くの方々に知ってもらうにはどうすればいいかとの御質問については、SNSの特性や効果等については、先ほど申し上げたとおりですが、一方でSNSには匿名性の高さ、一方的な記述が可能であるという側面があり、加えてデマなど、不正確な情報や不用意な記述が瞬時に広まり、社会全体に予想外の影響を引き起こす可能性もございます。市といたしましては、SNSの特性を踏まえて、既存の情報発信手段だけでなく、市公式SNSの開設や利用者に共感してもらえるような取り組みの実施など活用した情報発信を検討してまいりたいというふうに考えております。  また、議員御提案のQRコードを使った取り組みにつきましても、カメラつき携帯電話で読み取れば、すぐに目的のホームページ、動画表示されるなど、特性を生かし、印刷物への表示など、市が発信する情報を多くの方々に知ってもらうための手段の一つとして、今後検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 坂本公司君。 ◆1番(坂本公司君) ありがとうございました。  例えば、そのステッカーなど、「玉名市のホームページ」などと記載してもいいとは思うのですが、例えば、記載しないほうが興味は沸くかもしれないと思っております。しかし例えば、このことを知らない若者などがQRコードを読み取り、玉名市のホームページにつながり、「なんだ。」と「玉名市のホームページになったのか。」と、なったとします。しかし、その若者は多分何かしらのSNSにそれを書き込む可能性があると思っております。どこどこの壁に、例えば、「市役所のトイレにはってあったQRコード、市役所のホームページだったよ。」とか、そうやって拡散されればあっという間にそのネタバレはするとは思います。しかし、それこそがまさにSNSの力だと思っております。しかし問題は、そのあとにもあります。せっかくみんなが見てくれたホームページやツイッターもやっぱりつまらなければ、元も子もないと思っております。ですので、もう少しみんなが見て、ワクワクするようなホームページの作成なども検討をお願いいたします。  もう1つ、新たにSNSなりホームページを立ち上げられたら、例えば、動物園や博物館のように、よくある入場者1万人目みたいなですね、何か商品をあげるみたいな、閲覧者やフォロワー数にその記念品を贈るなどの、見ること以外の楽しみなんかもあればと思っております。もちろん部長がおっしゃったとおりに、拡散の早さゆえ、デマやプライバシーを侵害する行為など、気をつけなければならないこともあるかと思いますが、有効的に使えばかなり効果が得られると思いますので、御検討のほどよろしくお願いします。  今朝も、とある市議の方がツイッターですかね、「ある飲食店にゴキブリが入っている。」とか言って、いろいろ批判を浴びてらっしゃったりとか、少し前ですけど、女性の議員の方が、あるサッカーチームのことの誹謗中傷を書き込んだとか、そういうやっぱりネガティブなマイナスなことも確かに起こり得るとは思いますけれども、フェイスブック開設当初などは、海外の生き別れの兄弟が、名前を入れると検索ができるんですね、そういうものはですね。それで何十年も離れ離れになっていた兄弟が再会したとかですね、私も20歳のころ専門学校卒業して以来の方をフェイスブックで探して、今は交流をさせていただきますし、選挙のことも、やはり自分で活動中からあげさせていただいて、東京や北海道、そして海外の知り合いからもお祝いのコメントなどをいただき、本当にそのすぐにやっぱり情報が発信できると、しかもレスポンスがすぐにできるということだと思います。今日も私もフェイスブック、ライン、ツイッター、インスタグラムに「今日、一般質問をさせていただきます。」と書き込みをしたところ、何名かの方に「いいね!」と共感をされて、やはりその利便性もそうでしょうし、やっぱり促進性ですね、早めに。早く情報が与えられるという、もちろんさっき言ったようにデマやプライバシーを侵害する行為などもあるとは思いますけれども、それに気をつければ、こんなに使い勝手のいいものはないと思っております。  それと、最初のことに戻りますけれども、児童の問題ですね、待機児童とか、発達障がいとか、我々が小さいころは、もちろん子どもですので、そういう言葉を聞かなかっただけなのかもしれませんけれども、やはり昔なかった問題が今たくさん出てきております。昔とはかなり変わってきた状態になっておりますが、ただ唯一変わらないことがあるとするならば、やはり子どもに罪はないということをお願いして、私の質問は以上とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、坂本公司君の質問は終わりました。  3番 吉田憲司君。   [3番 吉田憲司君 登壇] ◆3番(吉田憲司君) こんにちは。藏原市長初め執行部の皆さま、先輩議員の皆さま、そして傍聴席やインターネット中継をご覧の市民の皆さま、新人、3番、創政未来の吉田憲司でございます。よろしくお願いします。  緊張しております。新人ですので、御迷惑をおかけすることがたくさんあるかと思います。きのうからの先輩議員の一般質問を拝見しておりました。正直申しまして、わからない言葉もありました。何もかもが初めてです。一つ一つ勉強をしていきたいというふうに思いますので、皆さま方の御指導よろしくお願い申し上げます。  そして本日は、一般質問の2日目、中日の真ん中であります。「中だるみ」という言葉がありますけれども、私自身たるまないように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  さて、私はこの議場の窓からちょうど見えます玉名消防署、今年の3月に早期退職をしました。有明広域消防本部に29年間お世話になりまして、その退路を断ってチャレンジをさせていただきました。そして、市民の皆さまの御付託を受け、ここに立たせていただいております。ここからもとの職場を見ますと、感慨深いものがあります。距離は何百メートルですかね、もうすぐそばなんですけど、この道のりは非常に厳しいものがありました。  さて、私の本日の質問は、これまでの私の経験と、それから体験と、その思いからの質問をさせていただきたいというふうに思います。まず、人生で最初の質問は、玉名の地域医療及び救急医療のことについて質問をさせていただきたいというふうに思います。今回の市長選挙、市会議員選挙、たくさんの皆さんが公約として防災、減災、安心安全なまちづくり、地域医療や救急医療など掲げられて選挙をされたと思います。私も当然その一人であります。特にその思いは強いです。中でも、藏原市長の公約では日本一の医療体制づくりを掲げておられました。その中で現在市民の地域医療の核となっているのは、やはり玉名中央病院だと思います。玉名中央病院は、現在平成33年4月、これは元号が変わりますけれども、平成33年4月のオープンを目指して、新病院整備基本計画のもと、作業が進められていると思います。当初、玉名中央病院は1市4町、旧玉名市、旧岱明町、旧横島町、旧天水町、そして玉東町で設立をされて、これが市町村合併によって1市1町になり、そして今回、地方独立行政法人くまもと県北病院機構になったと思います。きのうの田畑議員の質問と重複する部分があるかと思いますが、この新しい組織の仕組み、それから玉名市のかかわり方、それから財政と財源の仕組みなどをお伺いいたします。  また、現在の玉名中央病院の現状、認識を客観的一般論でよろしいので、お伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。   [総務部長 村上隆之君 登壇] ◎総務部長(村上隆之君) 吉田議員の地域医療、救急医療のあり方についての御質問にお答えいたします。  現、公立玉名中央病院の地域医療、救急医療体制の現状、そして認識についてでございますが、現在の公立玉名中央病院は昭和56年に玉名市外4ケ町病院組合、公立玉名中央病院と称する自治体病院として開設され、玉名地域における中核病院として民間の医療機関と連携のもと、地域医療を担っております。しかしながら、平成27年に玉名地域で発生した救急患者の搬送先を見ますと、約4割の患者が玉名地域以外の病院に搬送されている状況であります。特に玉名地域で発生した救急患者について、重症度別に見た場合、軽傷、中傷等が公立玉名中央病院への搬送が半数以上を占めておりますが、重傷者の搬送受け入れは半数以下であり、19%が荒尾市民病院に搬送され、そのほかは主に熊本市内の高度医療を担う、三次医療機関に搬送されているのが現状でございます。このことは公立玉名中央病院でも認識されており、なんとか改善しなければならないということで、既に救急患者の対応策を強化されていると伺っております。また、新病院では、有明消防本部との連携によるワークステーションを整備するなど、救急医療体制の拡充を図っていく計画も示されております。本年10月1日に公立玉名中央病院は玉名地域保健医療センターとの経営統合を念頭に、経営形態を公営企業から地方独立行政法人へ変更されました。法人名は「地方独立行政法人くまもと県北病院機構」で、病院運営は民間手法に近い独立採算性の経営方針により、理事長を代表とする体制となっております。その上で法人の設立団体であります玉名市と玉東町の一部事務組合の組織は、組合長として玉名市長、副組合長として玉東町長、組合議会においては玉名市議会議員5人、玉東町議会議員1名の構成となっております。議会が直接病院経営にかかわることはありませんが、病院の運営方針となる中期目標の承認等が議決事項として制度化されているようでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 吉田憲司君。
    ◆3番(吉田憲司君) 答弁をいただきました。ありがとうございました。  今も答弁の中に、公立玉名中央病院じゃなくて、熊本市内の病院とか荒尾市民病院にも搬送されている数が少なくないというお話がありました。現在の公立玉名中央病院の現状をこれまでの私の立場から申し上げますと、毎日毎日地域住民からのSOS、119がかかってまいります。緊急車両が出場しない日はありません。この議場の中にも救急車で運ばれた方おられるかもしれませんけども、この公立玉名中央病院は先ほども答弁の中にありました搬入依頼をしても受け入れを拒否されるケースがこれ少なくありません。となると、先ほどの答弁の中にありましたように、熊本に行くか、荒尾市民病院に行くかという選択になります。それから転院搬送というのがあります。これは病院間搬送のことです。公立玉名中央病院から熊本大学医学部付属病院とか公立玉名中央病院から熊本赤十字病院とか、公立玉名中央病院から済生会熊本病院。これ転院搬送と言いますけども、これが公立玉名中央病院は結構多いんですよね。これでまたどんなふうな状況になるかというと、救急車が熊本市内に行けば2時間、3時間帰ってきません。とすると、地域住民の救急業務、あるいは防災力に支障を来すという結果になります。それで、私が在職をしていました平成28年の転院搬送と現場から直接熊本市内の管外搬送した件数をちょっと調べてみました。これはやっぱり同じ、先ほどもありました有明管内の二次病院であります荒尾市民病院と比較しても非常に顕著です。そこの玉名消防署玉名消防署は搬送件数約1,100件です。そのうちの19%、要するに5回に1回は熊本に行ってるんです。天水分署にあっては、搬送件数約800件のうち25%、4回に1回は熊本市内の病院に行っております。ちなみに玉東分署は23%です。これも4、5回に1回は熊本市内に搬送しているという状況にあります。しかし、これは平成28年のデータであります。28年というのは、当然熊本地震が起こっております。熊本市内の医療機関も被災をしていると思われます。だから、搬送も抑制されているというふうに思っております。今年の統計はまだわかりませんけども、多分これは私の私的な思いですけど、増加してるんじゃないかなというふうに思います。一方で、同じ管内の隣の荒尾市民病院は救急の受け入れを拒否することも少ないというふうに私は実感を持っています。それから荒尾市民病院から管外搬送をする、三次病院に行くというのは公立玉名中央病院特例比べるととても少ない状況です。したがって、このことによって管外搬送することによって、その時間帯は防災力が低下するということになります。これは当然の話なんですけれども。ただ、現在の公立玉名中央病院の厳しい体制としては、脳外科がない。それに小児科の24時間体制がとれてない。だから、仕方なくこの数字に表れてしまっているのかなというふうにも思います。  そこで、建設予定の新公立玉名中央病院の新病院整備基本計画には、脳外科、小児科を含む、26診療科を整備するというふうに記載をされています。時を同じくして、荒尾市もいろいろありましたけども、新荒尾市民病院、これですね仮称ですけど、荒尾市立有明医療センターというそうです。有明医療センター。これも現地建てかえが予定をされております。いろんなところに行きました。競馬場だとかですね、音楽堂とかありましたけど、最終的にはもとの位置に戻ってきまして建設が予定をされています。この住民説明会の資料がホームページに掲載されています。それになんて記載されているかというと「有明地域の皆さまへ」というふうに書いてあります。荒尾市民病院は荒尾市民だけじゃなくて、有明地域の皆さん診療しますよという、これはメッセージかなというふうに私は解釈しました。ここは新公立玉名中央病院もお互いが切磋琢磨して、そしてお互いが補完しあって、救急車がわざわざ熊本市内の病院に搬送しなくてもいい、そして入院もわざわざ熊本大学医学部附属病院とか済生会熊本病院とか熊本赤十字病院に入院しなくてもいい体制、いわゆる地域完結型にしていかなければならないというふうに考えています。藏原市長の公約にもあります日本一の医療体制づくりを目指していかれるというふうに思いますけども、単独では難しいのであれば、お互いが協力をしながら、近い将来この地域を日本一の医療体制に確立をしていただきたいというふうに思いますが、市長の御見解をお聞かせいただけますか。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 市長の答弁の前に、体制についての件につきまして、私のほうから答弁させていただきます。  建設予定の新公立玉名中央病院の地域医療、救急医療に対する体制についてお答えいたします。  議員御質問の地域医療、救急医療体制につきましては、玉名地域医療体制づくり検討協議会で本年8月に新病院整備基本構想として承認されたところでございます。その中で、公立玉名中央病院の現状分析と課題の検証が行なわれ、将来における新病院の役割と目指すべき方向性が定められております。主な柱といたしまして、断らない救急医療体制の構築、熊本地震を教訓に、大規模な災害時にも住民の安心安全を守る地域災害拠点病院として万全の施設整備、玉名郡市医師会との協力のもと、夜間休日の小児救急診療を目指すと、こういうことになっております。また本年9月に策定されました新病院整備基本計画では、新たな診療科といたしまして、脳神経外科救急科の整備が盛り込まれております。新病院建設の原点は、住民の満足する医療の提供と災害に負けない熊本県北医療圏域の医療拠点の創造にあり、住民の皆さまや利用者の皆さまが安心して健やかな生活が送れる医療環境の整備とだれもが集える癒しの空間の提供を心がけ、県北地域の基幹病院として、住民の皆さまの期待に応えることのできる施設の整備を進めることが示されております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 吉田議員の地域医療、救急医療のあり方についてお答えをいたします。  玉名地域における公立玉名中央病院の役割と現状課題につきましては、先ほど総務部長から答弁をいたしましたとおりでございますけれども、自治体病院が担うべき政策、医療の救急医療、小児医療及び災害医療などは、住民アンケートの調査の結果からも救急医療体制の充実、特に脳神経外科についての必要性や地域完結型の高度医療体制の充実を図ることとして、多くの市民の方々から望まれております。このような状況を踏まえまして、玉名地域医療体制づくり検討協議会で御承認いただきました新病院整備基本構想基本計画の推進は、一般質問初日の田畑議員の答弁でも申し上げましたけれども、新病院建設の早期完成の実現として、住民の皆さまが最も望まれている政策的医療の提供につながるものであるというふうに認識をいたしております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 吉田議員の一般質問の途中でございますが、議事の都合により、午後1時まで休憩いたします。                             午後 0時02分 休憩                             ───────────                             午後 1時01分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行ないます。  3番 吉田憲司君。 ◆3番(吉田憲司君) 昼食をとって、午前中の続きを行ないたいと思います。  午前中、最後のほうで総務部長と市長に御答弁をいただきました新公立玉名中央病院の件ですけれども、私が願っているのは、建物とか場所、それからきのうも議論がありましたベッド数、これももちろん重要なことだというふうに思いますけども、やっぱりクオリティーがレベルアップをしていかないと、市長が目指されてるところにはいけないような気がします。当然、私が仕事をしているときも、公立玉名中央病院のドクター、ナース、皆さんとても頑張られています。ただ、組織の雰囲気といいますか、空気として、そういうことがあるのではないかなというふうに推察をしております。新しく病院が生まれ変わるということですので、とてもいい機会だと思いますので、いろんな立場の人が協力をして、努力をして、地域住民の安心安全のために頑張っていただければというふうに思います。私も頑張ってまいります。ぜひ、そのような医療機関、医療体制ができることを願っております。  それでは次の質問に移ります。   [3番 吉田憲司君 登壇] ◆3番(吉田憲司君) 続いての質問も消防、防災に関することで恐縮ではございますが、2番目は、有明広域消防本部と玉名消防署の庁舎の統合移転計画について質問をいたします。  12月7日熊本日日新聞にこのような記事が載っておりました。建設予定の八代市役所は、当初の計画より防災機能を充実させるため、7,000平方メートル面積をふやしたそうです。これは災害対策本部や支援物資の受け入れなどのスペースだそうです。また、これは新聞には載っていませんでしたが、八代広域消防は今年度消防職員を2年間かけて13名増員をされています。さらに増員される計画があるようです。私たち熊本県民は、熊本地震という貴重な体験をしました。そして私たちは、玉名市議会基本条例第58条にあるように、地域住民の生命、身体、財産を守るという大きな責任があります。八代市がされている施策は当然のことだろうというふうに思います。私たちもこの教訓を生かした行政運営を進めていかなければならないと思います。  ここで私の熊本地震での経験の一端を申しますと、1回目の震度7、夜の9時26分でしたが、当時、私は指揮隊として2時間後には益城町に到着をしておりました。さっきまであった家がない。さっきまであった道がない。さっきまで生きてた人が亡くなっている。大きな余震の中、必死で救助活動をしました。そんな中潰れている家の中から5時間後に1人の女性を救助しました。これはテレビでも報道されましたけれども、現在元気に生活をされています。しかし、あの夜、私が活動した現場周辺で生存をされていたのはその方だけでした。あとは亡くなられていました。自分たちも救助活動をしながら、死の恐怖を感じた現場です。私は、これまでいろいろな現場に出動し、命が誕生した現場へも何度か行きました。臍帯を処置したこともあります。当然、命が亡くなった現場に行ったのは数知れません。これらのことを踏まえて本題に入りたいと思います。  先ほども言いましたけども、ここから見えます玉名消防署が統合されて、あの場所からなくなるという件の質問です。先日の市長の所信のあいさつの中で、市民会館の建設、今日も述べられましたけども、新公立玉名中央病院の建設、岱明町公民館の建設、新玉名駅の駐車場の問題などに触れられました。しかし、そこにあの玉名消防署が築地地区と下前原地区の境界付近に移転をし、現在の築地地区にあります消防本部と統合した新庁舎を計画される件については、お話がありませんでした。ちょっと残念に思いましたが、でもそれは仕方がない部分であることも理解をしています。計画がかなり有明広域消防本部の中で進んでもいますし、市長になられたばかりの立場では理事として追認するしかないというのが現状だからかもしれません。ここでおさらいしますと、有明広域消防は2市4町、荒尾市、玉名市、玉東町、和水町、南関町、長洲町の負担金で運営をされています。その中で玉名市は昨年度ベースで、年間約8億円を負担しております。その2市4町の首長、議員が議会をつくり、議論をしていくのですが、固定されたメンバーではありません。荒尾市の浅田市長、玉名市の藏原市長は今年就任されたばかりです。また、来年年明けには和水町と南関町の町長と議員の選挙が予定されています。そんな一部事務組合のシステム上の問題はあるかとは思います。また、この問題をこの市議会のこの場で議論することは適当ではないという意見があることも承知をしています。しかし、この問題は玉名市あるいは玉名市民全体が共通認識をもって理解をしておかなければならないことだと思っています。  そこで、防災施設、消防庁舎の統廃合計画というのは平成21年ごろから始まったと思います。しかし、当初の計画どおりには進んでいません。荒尾市の緑ヶ丘地区にある庁舎は有明地域の6人の首長で構成される理事会で、廃止と決定されたにもかかわらず、住民の反対で現在残っています。しかもその緑ヶ丘地区の庁舎は、荒尾消防署と約1.8キロしか離れていません。さらに当初は、現在の計画とは逆に、玉名消防署の場合はですね、築地地区の消防本部がこちらの玉名消防署の近辺に来るというのが当初の計画でした。それが今は逆になっている。玉名消防署が築地地区ほうに行くということになっています。玉名消防署があちらのほうに行くということになって、どんな状況になるかというと、建設予定地からですと、これは直近主義といいまして、一番近い車両をナビが設定します。ということは、玉名消防署があちらに移ると、荒尾市や長洲町にも出場することになります。したがって、管内の西側、荒尾市寄りですけども、この防災力が増す形になると思います。逆に、玉名市の中心市街地及び玉陵小学校区、これは消防力が空洞化する懸念があります。先ほどの中央病院の質問のときには触れませんでしたけども、各分署、天水分署とか玉東分署、菊水分署ありますけども、救急車が1台、消防車が1台ずつあります。しかし、分署はすべて3名勤務か4名勤務です。救急車が出たら消防車は出ません。逆に消防車が出たら救急車は出ません。そういう状況です。玉名消防署本所の救急隊も市街地で火災があったときには、災害があったときには、救急車から消防車に乗りかえて救急隊も出動します。救急車は残したままですね。したがって、救急車が出ているときは、火災やその他にも対応できないということになってしまいます。ちょうど1年前です。皆さん覚えてらっしゃると思いますけども、新潟県の糸魚川市で大火災がありました。新幹線の駅前からずっと海のほうまですべて燃えたという火災がありましたけども、そのときの消防のトップが記者会見で言われた言葉が印象的でした。何と言われたかというと、「消防力が足りなかった。我々は一生懸命やりました。でも、あの風とこれだけの消防力ではできなかった。」ということをおっしゃられました。  先ほどの公立玉名中央病院のときにも触れましたが、天水分署も救急搬送の4、5回に1回は熊本市へ搬送しています。玉名消防署が移転を統合することによって、さらに厳しい状況が予想されます。市民の生命、身体、財産を先頭に立って守られていく立場の市長の認識、見解をここでお伺いします。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。   [総務部長 村上隆之君 登壇] ◎総務部長(村上隆之君) 吉田議員御質問の有明広域消防本部と玉名消防署の庁舎統合移転計画は、有明広域行政事務組合消防本部庁舎等建設検討委員会での協議により、平成29年7月の組合理事会を経て、国道208号線沿いの築地への移転統合が決定されております。進捗状況といたしましては、現在、建設予定地での造成、建築の実施設計業務を発注し、同時に用地の鑑定を終え、地権者への用地交渉、さらには一部ではございますが、文化財試掘調査も行なっているところでございます。この計画につきましては、平成21年に策定された消防施設配置見直しに係る具体的推進計画に基づき取り組んでいる事業であり、その後、有明広域行政事務組合消防本部庁舎等建設検討委員会での協議の結果、平成23年には現在の玉名消防署東に拡張と決定された経緯があります。また、昨年の熊本地震により庁舎が被災し、庁舎の耐震性も性能も不足していることなどから、早急な整備が必要となり今年度平成29年4月、再度検討委員会が開催され現在に至っております。  具体的な建設予定地の決定の経緯につきましては、平成23年の現在の玉名消防署東側に拡張案は、予定地近隣の方々の理解を得ることができず断念し、別の候補地を検討すると組合理事会の決定に基づき、検討委員会の検討の結果、次のような視点での現地へ決定がなされております。  1つ目に、全国的に消防本部と消防署が同一施設内に併設されていることが多く、併設統合することにより両施設の職員を集約し、各種災害対応がスムーズになること。事務の効率化が図られること。来庁者の利便性が向上すること。2つ目に、消防力の整備指針に基づく、消防署の設置場所は市街地が望ましいこと。3つ目には、現在の消防本部の位置が、有明消防本部管内2市4町の国道208号線の中間地点に位置していること。さらには国道208号玉名バイパスの開通。平成32年度玉名岱明線の全線開通予定などの道路の状況の変遷。そのほか、消防力適正配置調査報告書の内容とも合致すること。建設予定地が管内人口の重心であり、人口の増加地域であること。建設に必要な1万平方メートル以上の敷地面接が確保でき、幹線道路に面していること。豪雨による浸水の心配がないこと。文化財の埋蔵文化財指定地域でないこと。加えて、熊本地震の影響もあり、平成32年度まで活用可能となった起債の充当率100%、交付税措置70%の緊急防災減災事業債により、財政的にも有利であること等、総合的な検討により最終的には組合理事会において決定されております。  市といたしましては、有明広域行政事務組合消防本部において、玉名市を含む2市4町の構成市町による管内の消防力の向上のための慎重な議論が行なわれた結果であり、今回の有明広域消防本部と玉名消防署の庁舎統合計画は、玉名市のみならず管轄区域内の消防力の向上に期するものであるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 吉田議員の庁舎統合後の玉名市としての認識ということでの御質問に答弁をさせていただきます。  吉田議員の御懸念は、現在2カ所から1カ所になることによって玉名市民にとっては消防力が低下するのではないか、そのことについて市長はどう考えているのかというような質問の趣旨であったかというふうに思います。吉田議員御自身も消防職員として長きにわたり消防行政に携わってこられ、これまで第一線での御活躍をいただいておりました。その意味においては、議員の御懸念につきましては、市長といたしましても、御懸念の趣旨を重く受けとめているところであります。しかしながら、先ほど総務部長が答弁申し上げましたとおり、今回の計画は、玉名市の消防力向上はもとより、構成する2市4町の管轄管内の消防力の充実、向上を目的としたものであり、また、さまざまな角度から慎重に検討された結果であることから、適切なものであると認識をいたしております。私たちも昨年熊本地震を経験し、近年は全国各地で想定外の多くの方々が犠牲となる大規模な災害が多発していることも忘れてはならない事実であります。議員の御指摘も真摯に受けとめながら、今後市長として、玉名市民の安全安心のためにさまざまな防災対策に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 吉田憲司君。 ◆3番(吉田憲司君) 答弁をいただきました。  部長の答弁もいただきましたけども、いろいろな理由があるかと思います。最後にも言われました、理事会で最終的には決定されたということでしたけども、先ほど述べましたように、緑ヶ丘地区の庁舎は現在残っております。端的にいうと、荒尾市民のことをとやかくいうあれはないんですけど、やっぱりどうしても、だれが見ても西側のほうが向上してるんじゃないかなと、防災力が向上しているんじゃないかなというふうに、私は感じています。  部長の答弁の中にもありましたけども、まだ土地の買収も終わってないというふうに聞いております。わずかな確率かもしれませんけど、もし仮に、見直しとかいう事態になれば、その際当然、俯瞰的に見て、先ほど市長もおっしゃられました俯瞰的に見て、2市4町のバランスも考えて、あの建設予定地に建設されたとしても、今後、玉名市民が不利益をこうむらないように努力をしていただきたいというふうに思います。私も市民の生命、身体、財産を守るために精いっぱい努力をしていきたいというふうに思います。  それでは最後の質問に移ります。   [3番 吉田憲司君 登壇] ◆3番(吉田憲司君) 3つ目、最後の質問であります。  これもたくさんの議員さんたちが御質問されている事柄ですが、「いだてん」についてのことでございます。  先日の熊本日日新聞で「しぞう」か「しそう」かという議論が載っておりました。玉名市としては「かなくりしぞう」とされるそうです。新聞にもそう書いてありました。また、12月9日の熊本日日新聞に、和水町が金栗四三ミュージアムを1億9,000万円かけて整備するというふうに記載をされていました。きのうの西川議員も言われましたが、私も大河ドラマ大好きです。毎週見ております。見られんときはビデオに撮っております。「篤姫」とか「龍馬伝」とかですね、「軍師官兵衛」とかですね、「真田丸」もありましたけども、もうすぐ「直虎」がクライマックスを迎えます。次が「西郷どん」です。その次がいよいよ「いだてん」ですけども、西川議員も言われましたけども、中村勘九郎さん、綾瀬はるかさん、大竹しのぶさんなど、そしてビートたけしまで、豪華メンバーが決定をいたしました。ドラマの内容もさることながら、メンバーも本当に楽しみです。その半面、どうも地元の玉名市がもう一つ盛り上がっていないような気がします。  そこでこれまでに玉名市としてやってこられた市内外に対するPR活動、その効果について、さらには今後予定されているPR活動、PR活動とその効果の期待値をお伺いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。   [産業経済部長 早上正臣君 登壇] ◎産業経済部長(早上正臣君) 吉田議員御質問のこれまでの市内外に対するPR事業とその効果についてお答えをいたします。  まず、7月に事業推進のための横断的な組織として、市職員18名によるプロジェクトチームを立ち上げました。その後、9月1日付で金栗四三PR推進室を発足するとともに、全庁的な取り組みとして事業を進め、10月には玉名地域で広域的なPR事業を推進するため、「玉名市・和水町・南関町いだてん〜東京オリムピック噺〜推進協議会」を設立いたしました。また、主な取り組みといたしましては、地域の機運を盛り上げるため大河ドラマ「いだてん」の放送決定を告知する縦60センチ、横9メートルの横断幕を市内8カ所に設置するとともに、のぼりや公用車に張りつけるPR用マグネットシート、等身大パネルや金栗四三氏の生涯をパネルにした年譜を作成し、PRを行なってきたところでございます。  次に、今後のPR事業とその効果の期待値についてお答えをいたします。今後のPR等の取り組みといたしまして、福岡、広島、関東方面で開催されます集客が見込まれるイベント等への金栗四三氏の展示ブースを設けることで、広くPRを図っていきたいと考えております。現在予定をいたしていますイベントといたしましては、期間中約4万人の集客が予想される「北九州・下水道100周年事業・オール九州下水道展」、また、約160万人の集客がある「ひろしまフラワーフェスティバル」、さらには約100万人が訪れる「ふるさと渋谷フェスティバル」を予定しているところでございます。また、地域の機運の醸成を図るため、民間の経済団体や地域団体を中心とした玉名市いだてん地域振興協議会の発足を12月22日に予定をいたしております。協議会の中でさらに盛り上がりにつながる取り組みについて検討してまいりたいと考えているところでございます。そして市民の盛り上がりがいま一つ感じられないとのことですが、今後も引き続きPR用のチラシやパネル等を作成し、市内外のイベント等で積極的なPR活動を図るとともに、先ほど御説明をいたしました玉名市いだてん地域振興協議会の発足を機に、各種団体からもいろいろな盛り上がりに向けた取り組みが提案されると思いますので、徐々にではありますが機運の醸成が図られていくものと考えております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 吉田憲司君。 ◆3番(吉田憲司君) 答弁をいただきました。  北九州、福岡、広島など、いろんなところに行ってPRの予定が、計画があるそうです。ぜひ、PRを積極的にやっていただきたいというふうに思います。それから、市民の皆さま方にもチラシとか、パネルを設置をされるということですので、よろしくお願いいたします。  いだてんといえばフルマラソンです。きのうの北本議員の質問にもありました。市長のほうからも、官民連携であればフルマラソン大会もやぶさかではないという趣旨の御発言があったかと思いますけど、実は、私事ですけども、今度2月の熊本城マラソンにまた出ます。今回でフルマラソン8回目なんですけれども、5年ぐらい前からマラソンいろんな大会に出ております。やっぱり42.195キロを走りきる、歩く箇所もあるんですけど、走りきるとやっぱり人生観変わります。よくマラソンは人生に例えられますけど、苦しいときがほとんどです。ばってんが、「がんばれ。」と言われると、なぜか足が動き出しますね。やっぱりこれは人生と同じに例えられますけども、そうだなというのが走ってみるとわかります。だからこの大河ドラマもやっぱり人生観を変えるようなドラマにしていかなければならないと思います。そのために地元としても盛り上げるためのいろんなことをできる限りバックアップをしていかないといけないかなというふうに私は思います。  そこで、私からの提案があります。まず、先ほど市民にもちょっとまだ盛り上がりがないという話をしましたけども、まず、市民が実際走ってみるのはどうですかねという提案なんですけれど、名誉市民であります金栗さんの気持ちになってみようという御提案です。玉名市の夏の最大イベント、これはもう熊本県内はもとより、いろんなところから花火を見に来られます。1万1発をですね、1万1発という花火大会があるので、1万1人ランというのはどがんですかね。ちょっと1万1人ってキャパシティー的に難しいのかなというふうに思いますけど、1,001人でもよかです。市民のおじいちゃん、おばあちゃん、それからちっちゃい子どもさんから、みんなで短い距離でいいです。1キロでも2キロでも、パレードみたいな感じで1回走ってみようと。そういうちょっと提案をさせていただいているんですけど、そういうことをやると自然に走った人は、走った人が今度ずっと広報していきます。「走らんね」とか「今度、いだてんがあるよ。」と、そういうのができるんじゃないかなと思います。そして、そのことをこのニュースが多分取り上げてくれるんじゃないかな、新聞、テレビ、雑誌、それでまた先ほどのSNSじゃありませんけれど、広がっていく可能性もなきにしもあらずかなというふうに、私は思っています。そういうちょっと提案をしたいと思いますけども、市としてのお考えを聞かせいただきませんか。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 議員御質問の1万1人ランのようなマラソン大会などの市民が盛り上がりを醸し出すようなイベントを検討できないかというようなことについてお答えいたします。  大河ドラマに伴い、市民が一体となり市全体に大河ドラマを契機とした盛り上がりを醸し出すことは大変重要なことだというふうに思っております。そのためにも先ほど産業経済部長の答弁にもありましたとおり、12月22日に民間団体を中心として玉名市いだてん地域振興協議会の発足を予定しておりますので、この協議会の中で議員御提案の盛り上がりを醸し出すイベントなどについても、しっかりと御提案を、行政のほうからもさせていただきたいというふうに思っておりますし、これからも十分検討していきたいというふうに考えております。  市としてやるのかということではなく、やはり民間も行政も一体となってやる、そのために協議会を設立、22日にですね、設立いたしますので、ぜひとも、そういったさまざまな御意見をいただきながら、そこで検討されながらですね、どうやれば市民の皆さん方に浸透していくのか、どうやればマスコミに対してもアピールできるのか、対外的にアピールできるのか、そういったことをしっかり検討しながら進められていくことというふうに思っておりますので、どうぞご期待ください。よろしくお願いします。 ○議長(中尾嘉男君) 吉田憲司君。 ◆3番(吉田憲司君) 答弁をいただきました。  言われたとおり、いろんな力を結集して、いろんな知恵を出し合って、いい方向に進んでいったらいいなというふうに思います。  走ることが出ましたので、いろんなところでマラソン大会が開催をされています。大体、県庁所在地の都市では全部やられてるんじゃないかなと思います。北九州、熊本、岡山、神戸、大阪、東京はもちろんなんですけれども、何万人という方が走ります。これはちょっと本題からずれていくかもしれませんけど、何でやってるかというのは多分2つ柱があると思うんですよね。1つは、医療費の抑制です、これは多分。走ってもらうことによって血圧が下がります。血糖値も下がります。尿酸値も下がります。最終的に医療費が下がるということとですね、もう1つは経済効果ですね。私もいろんなところに走りに行きますけども、絶対泊まらなんです。泊まって、走って、帰るとお土産を買わなんですね。その経済効果があるけん、いろんなところでそういうマラソン大会も行なわれているのかなというふうに思います。ただそのマラソン大会をやるためには、先ほど市長もおっしゃいましたとおり、いろんな人の力が必要です。行政だけ、単独だけでは到底無理です。今度走ります熊本城マラソンも、やっぱりボランティア体制、応援体制がほかの大会に比べると、非常にやっぱり群を抜いています。各地区の応援の、趣向を凝らした応援とかですね、何よりもやっぱり市民とか、民間の協力がこういうのは不可欠だというふうに思いますので、そういうPR、それからきのう北本議員が質問されました大会、そういうのを一緒になって目指していこうかなと、いきたいなというふうに私も思っております。  これで、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、吉田憲司君の質問は終わりました。  8番 多田隈啓二君。   [8番 多田隈啓二君 登壇] ◆8番(多田隈啓二君) 皆さん、こんにちは。2番、創成未来、多田隈啓二です。傍聴席の皆さま、本当にお疲れさまでございます。   [「2番じゃ、なかばい。」と呼ぶ者あり] ◆8番(多田隈啓二君) 済みません、8番に変わりました。済みません。前は2番だったもんで、間違えました。8番の創政未来、多田隈と申します。  昨日の北本将幸議員、また、私の1つ前で吉田憲司議員、また、明日のトップバッターで吉田真樹子議員が一般質問をされます。なぜ名前を言いましたかといいますと、4人で新しく創成未来という会派を立ち上げさせていただきました。まだ1期生、2期生の本当に若い会派でありますけど、気持ちは熱く、そして思いも熱く頑張っていきたいと思いますので、皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、通告により、一般質問を始めさせていただきます。  1、玉名市議会議員一般選挙について、公職選挙法が改正され選挙権年齢が20歳から18歳以上に引き下げられた中、初めての市長選、市議選が行なわれました。また、衆議院の解散により総選挙も重なり、玉名市はトリプル選挙にもなりました。そこで質問いたします。1、選挙啓発についてお伺いいたします。2、投票率向上対策等についてお伺いいたします。  あとの質問は、質問席で行ないたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。   [総務部長 村上隆之君 登壇] ◎総務部長(村上隆之君) 多田隈議員の玉名市議会議員一般選挙の選挙啓発についてお答えいたします。  10月22日に執行されました玉名市議会議員一般選挙については、玉名市長選挙と同時選挙で行なわれましたが、衆議院の解散による総選挙とも重なり、トリプル選挙となりました。選挙管理委員会といたしましても、前例のない選挙を執行することとなりましたが、無事に終えることができました。投票結果につきましては、当日有権者数5万5,873人に対しまして、投票者数4万1,308人で、投票率は73.93%でございました。前回の平成25年と比較しますと2.53%の減少となったところであります。そのうち18歳の投票率は62.32%で、19歳の投票率は48.84%であります。投票者数の内訳は、当日投票者数が2万808人、期日前投票者数が2万214人、不在者投票者数286人となっております。期日前投票につきましては、年々増加傾向にあり、投票者数全体のほぼ半数を占めている状況であります。また、不在者投票の内訳でございますが、仕事などの理由により遠隔地で投票された方が32人、病院など指定施設で投票された方が20施設で248人、郵便投票制度による投票された方が6人となっております。  選挙啓発の取り組みにつきましては、防災無線による投票の呼びかけや広報誌、ホームページ、懸垂幕等による周知を行なっております。また、選挙年齢が満18歳以上に引き下げられたことにより、高校3年生の一部が有権者となるため、特に若い世代への啓発活動では、高校などに出向き、選挙に関する講義や模擬投票などを行なう出前授業の取り組みや玉名市明るい選挙推進委員会と共同で、明るい選挙啓発作品コンクールにおいてポスター、習字を小中学校及び高等学校へ募集依頼を行ない、若い世代の選挙に対する意識高揚を図ってまいりました。また、選挙期間中には中心市街地の商業施設に出向き、ご来店のお客様に投票呼びかけのチラシや啓発グッズを配布し街頭啓発活動も行なったところであります。今後も積極的な選挙啓発に努めてまいりたいと考えてるところであります。  次に、投票率の向上対策等についてお答えいたします。近年の投票状況を見てみますと、全国的に投票率が減少傾向にあり、特に若い世代の者の選挙離れによる投票率の低さが問題となっております。投票率の向上対策には、取り組み前段で申しました取り組みを地道に行なっていく必要があると思いますが、特に若い世代の投票率の低下が課題でありますので、選挙に関心をもっていただくため、主権者教育などにおいて、家庭や学校、そして地域と連携して取り組んでいく必要があると認識しております。今後は教育機関ともさらに連携を図りながら、あらゆる手段を活用しながら、選挙の大切さを広く知ってもらうための積極的な啓発を行なってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  答弁の中で、期日前がもう半数近くふえているという状況で、部長の答弁では選挙はトリプル選挙だったけど大きな問題もなく無事に終えたという答弁がありましたけど、市民の方からは、やはり期日前に行って、やっぱり待ちが30分ぐらいあったという話もされておりました。やはりもう期日前投票が2万人を超える、玉名市でもですね、半数を占めている状態で、今後やはり投票率向上に向けた有権者の利便性を考えて、期日前投票の検証、対応をお願いしたいと思います。  また、いろんな投票率向上に向けて出前授業等も、また、若者に対しては主権者教育という取り組みもされております。ぜひ、その取り組みも続けていっていただきたいと思います。ただ、やはり18歳、19歳の投票率が以外と低かったなという、今聞いて率直な感想でもあります。ぜひ、今後とも利便性を一番に考えて、そして期日前投票の検証しっかり行なってただきたいと思います。  再質問に移ります。再質問。小学校における主権者教育の現状についてお伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育長 池田誠一君。 ◎教育長(池田誠一君) ただいま小学校における主権者教育の現状についてお尋ねでございましたけども、   [多田隈啓二君 「違います。小中学校です。済みません。」と呼ぶ] ◎教育長(池田誠一君) 小中学校における主権者教育の現状についてお尋ねにお答えします。  周知のことでございますが、戦後の新憲法の制定により、国民主権の原理が採用されたところですが、この国民主権とは、国の政治の決定権は国民が持ち、政治は国民の意思に基づいて行なわれるものという権利です。昨今、投票率の低下に象徴されるように、若者の政治離れが進み、政治に関する無関心が大きな社会問題となっております。昨年の参議院議員選挙から選挙権が18歳以上に引き下げられました。時代を担う若者の政治への関心を高め、参画を促すことも公職選挙法改正の一つの狙いと考えられます。これらの課題を解決するために若者の政治的教養を高め、政治に参加する態度を育成するために、小中学校の教育に対する期待も相対的に高まることが予想されます。そのような中、現在本市小学校におきましては、6年生の社会科及び中学校の社会科、公民分野で児童生徒の発達段階に応じて、国民主権に至るまでの経緯や国会の仕組みなどを初め、政治的な教養に関する学習を行なっております。中学校においては政治的知識のみでなく、具体的に仮想の都市を設定し、そこに存在する課題の解決に向けて、政策等について自分の考えを持ち、それを出し合い、練り上げ、候補者の中から投票する人を選んでいくなどの具体的な活動を取り入れ、政治をより身近に感じられるような学習を取り入れております。また、学校をよりよくするための児童会及び生徒会の活動の主体的な参加とその役員選挙を通して、具体的に国民主権と議会制民主主義の基礎について学習します。多くの学校で児童会、生徒会の役員選挙を主権者教育ミニ体験と位置づけ、立候補者の演説会を実施し、その内容をもとに投票するというシステムをとっております。その際、投票の秘密についても学習します。実際に本市選挙管理委員会により、委員会より借用した本物の投票箱を使用し、臨場感を醸し選挙を体験させる取り組みも行なっているところです。そして学級会活動の時間には、住民自治の基礎となるよりよい学校生活のために、自分たちの意見を出し合い、子どもたちの総意に基づく学級づくり、学校づくりを行なっております。また、これらのほかにも平成21年度から導入しました子ども議会は、3年おきの開催ではありますが、市政への興味関心を高め住民自治に対して実施しております。  このように現行の学習指導要領のもと、児童、生徒の発達段階を考慮し、基礎的な政治的教養と公民的資質を身につけ、よりよい社会を形成していくための社会参画の意欲態度の育成に努めているところです。今後は、公職選挙法及び学習指導要領の内容を踏まえて、義務教育終了後3年以内に与えられる選挙権の行使をより一層意識した、主権者としての教育の充実が図られるよう対応してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。
    ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  やはり小中学校では、今答弁によりますと、いろんな主権者教育をされていることもわかりました。やはり実際の投票箱とかで選挙を行なうというのはすばらしくいい取り組みじゃなかろうかなと思っております。私がすばらしいなと思うのは、平成21年からさっき取り組まれておると教育長おっしゃいましたとおり、3年1回ですけど子ども議会、やっぱりこれはすばらしいなと私は思っております。これをぜひ、毎年中学生の子ども、それがかなわなければ、高校生との交代交代でも、1年越しでも何か考えていただいて、もちろん執行部の皆さんは大変、答弁書一緒のようにこの議場に来て、答弁書をつくりながらの議会となりますけど、大変と思いますけど、ぜひそういう方向に変えていってもらいたい。そして年に1回開催されることを提案したいと思っております。それはなぜかといいますと、やはりこの議場で、実際の議場で参加型の学習をすると、これがやっぱり1番今から子どもたちのため、また、未来の有権者のためには一番これが必要じゃなかろうかなと思っております。政治や選挙への関心を高める機会として、また、選挙管理委員会と連携を図り、意識を高める主権者教育の検討を今後していただきたいと思っております。ぜひ、御検討をよろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に移ります。3、選挙公報について、西日本新聞の選挙公報記事について、詳しい経緯をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  選挙公報についてでございますが、まず公報掲載につきまして、多田隈議員に対しまして、事務のミス、そして対応と大変御迷惑をおかけいたしましたことを心よりおわび申し上げます。誠に申しわけございませんでした。  選挙公報は、選挙公報の発行に関する条例及び選挙公報発行規定に基づき、本市の議会の議員及び長の選挙において候補者からの申請を受けて、候補者の氏名、経歴、政権、写真等を掲載し発行するものであります。今回の西日本新聞掲載記事についてでございますが、内容といたしまして、市議会議員選挙公報において候補者の公約の骨子を表す文字が原稿では強調するために網かけされていましたが、実際に配布された公報ではこの網かけが外れていたというものでございます。この印刷ミスは10月19日の午後に候補者側からの指摘で発覚判明したものであります。選挙管理委員会の対応といたしましては、当日の午後5時に開催した選挙管理委員会で対応策を検討し、午後9時に選挙運動が終わられるころを見計らい、事務所にお伺いしおわびをしたところであります。そのとき、議員から提案のあった事柄に対し、午前0時過ぎに再度選挙管理委員会においても検討いたしましたが、結果として再発行を見送らせていただいたところであります。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  その答弁、経緯は今わかりましたんですけど、再質問で、なぜ今まで加工を加えていたことを黙認されたのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 今まで加工を加えたことを黙認していたのかという再質問でございますが、選挙管理委員会としましては、写真製版により印刷しなければならないと規定をしておりまして、その今回の件があるまでは、事務局としては、そのままの原稿を写真に撮って、そのまま広報紙に写しているものというふうな認識のもとで事務を進めておりましたけれども、そういう認識があったということでございます。しかし、実際には、印刷業者の方からもお聞きしましたところ、文字やイラストとか、写真などをスキャナーでパソコンに取り込んで、作業の工程の中で文字や網掛け部分を分けて、データ処理をした上で印刷の仕上がりをよくするために行なったものであるというふうのことでございまして、その加工があったというのは、あとで理解したというふうな状況でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  事務局として見れば、写真製版なので、ちょっとまだわからなかった。してあると思ってたという答弁だったと思います。  そこで再質問いたします。なぜ、ゲラの確認をしなかったのか。また、印刷開始を指示を出したのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) ゲラの確認は実施をいたしたところでございますが、先ほども申し上げましたように、写真製版であるという思い込みが強くて、そして時間的な制限もあったため、掲載位置や原稿の入れかわり等のみの確認で、細かなチェックがおろそかになっていたというのは事実でございます。  今後につきましては、こういうことがないよう再発防止に向け取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  確認のミスだったという話ですけど、やはり選挙管理委員会にしか私たちはこの原紙というのは出さないですよね、選挙管理委員会しかわかり得ないことなんで、その選挙管理委員会がじゃあ、何の仕事のために選挙管理委員会があるのかといいますと、やはり今回の選挙で言いますと、市長選挙に3人出られて、市議会議員選挙25人、28人の候補者のやはりそういった広報に載せる唯一の手段なんですね、私たちの。自分の思いを書けるのが選挙広報紙なんですよ。そして、それが写真製版によりそのまま載せるという大原則がもちろんあります。それの確認を一番行なわれるのは選挙管理委員会しか行なわれないんです。その選挙管理委員会が確認ミスをしたと、そして私たちから言わせれば、公正公平な広報紙じゃなかったと、私は一番思います。今後の対応として、複数でですね、確認して、再発防止を取り組んでいくということもおっしゃっておりますので、ぜひ、そういった形でもう二度とこういうことがないような取り組みをしていただきたいと思います。  そこで再質問いたします。夕方17時ごろ選挙管理委員会で緊急議題はどのように依頼され、対応されたのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  この印刷ミスは10月19日の午後に、候補者側からの指摘で発覚、判明したものでありましたので、当日17時から選挙管理委員会を予定しておりましたので、予定されていた議題の前に、今回の件を委員に報告し、対応を協議したところでございます。協議では、再発行を含めた対応につきまして、非常に難しいとの方向性を委員会全会一致で決定し、午後9時ごろに選挙運動が終わられるのを見計らい、事務所におわびに伺った次第でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  対応はまず難しいということだったんで、次再質問して通告しておりました協議はどのようにされたのかというのは、協議したが見送ったという答弁、話を聞いております。  そこで再質問いたします。選挙管理委員会が、今回の件を十分に理解せず、なぜ全会一致をしたのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  10月19日の午後9時におわびに伺った際に、委員会の総意として受け取りがたい発言が多田隈議員側にあったということで、発言等があったことは、そういう発言があったことは大変申しわけないと思っております。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  それが、いろいろ経緯をはしょって話しますと、長くなるんで、はしょってもあれなんですけど、選挙委員長たちも出向いていただいて、ただ問題は何かと言いますと、やはり全会一致で、会で決めてきたと言われて9時ごろ来られたんですけど、選挙委員長さんが「その話の中で初めて私はここで今わかりました。」ということを言われたんですよね、「それじゃあ、全会一致て何だったんですか。」と伺いしますと、「いや、今までここ来て、そういうことだという議決だとわからなかった。」という話もされていました。やはりそういう体質が私はどうなのかなという思いがあります。  そこで言った。言わなかった。いろいろあります。来られた方は、印刷会社は全員待機させて、今からでも印刷するという思いでもおられました。ただやっぱりどうしても時間がないということで、時間、委員長からは「時間がないので我慢してくれんか。」という話が本当の話でございました。私たちは時間がないから、その公正公平じゃない広報紙をそのまま出せるというやり方はどうなのかなと思っております。そこは今部長もありましたので、実際はそういうやり取りが1時間ぐらいいろいろあったということでもあります。  そこで再質問いたします。議事録は何か残されておるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えいたします。  議事録は、発言内容を記録した詳細な議事録はありませんけれども、開催日時や出席者、議事の内容、それから委員の署名をした会議録はございます。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  議事録的なものはないということで、何も残っていないというのが現状でございます。  そこで再質問いたします。選挙公報の発行に関する条例第4条、掲載文のまま選挙公報に掲載しなければならないが、選挙公報の発行に関する条例違反という疑いがありますけど、どうお考えなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  選挙公報は選挙公報の発行に関する条例及び、条例発行に関する条例で、掲載文を原文のまま掲載しなければならないと規定しております。実際には、文字やイラスト、写真などスキャナーでパソコンに取り込んで処理して、場合によっては、印刷の仕上がりをよくするためにデータの加工を行なっており、直ちにそれが条例違反に抵触するものではないというふうに考えております。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  データの加工はしているということでありますけれど、そこで質問いたします。  選挙の広報紙の上部に選挙委員会から出された条文に、掲載文とはと記載があると思いますけど、部長、その辺はどのように書いてあるのか、伺いたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  「掲載文と写真は候補者から提出されたものを原稿のまま写真製版により、縮小印刷したものです。」というふうに広報には記載しております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  そのとおりなんですよね。やはり選挙管理委員会から出されている広報紙には、候補者から提出されたものを原稿そのまま、全く一緒に誤字はあっても、そのまま写真製版により縮小印刷したものですと、きちっと明記をされております。先ほど来の部長の答弁でいきますと、いやでもデータの加工は行なっていたと。私たちはこの解釈の問題かもしれませんけど、私のとる解釈は、写真製版により縮小印刷したものですというのは、全く触らないのが広報紙だと私は思っております。その辺の部長の考えはどうなのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  私もこの件に関しまして、今までの認識としては、先ほど答弁したように選挙管理委員会の認識と同じく、写真をそのまま写して縮小したのを、そのまま載せるのが普通のやり方だというふうに思っておりますけれども、写真を専門家のほうに聞きますと、写真のとおり縮小してうつすと文字が重なったり、ちょっと見えにくくなったりというふうなところがあると。ですから、今の現状としては、そういう技術が、発達した技術があるところで、本当に原文に近いような状態で、わかりやすく表現するため、そういう加工もしているということでありますので、そういったこともあるのではなかろうかという現在は認識をもっております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  ここで、どっちがどうなのかというのはわかりませんけど、やはり熊本の選挙管理委員会あたりに聞きますと、やっぱりこれはあり得ないという話も、電話の中だったんですけれども、されておりました。私はやっぱりそういう加工したら故意に広報紙、特に市長選挙あたりは、執行部がどっちかといえば執行部的な人が選挙管理委員会におったとするんであれば、ある片一方の広報の網かけあたりを簡単に外せる、故意に外せる可能性が出てくるもんで、やっぱり今回も誤字もありました。広報紙にも。この誤字があってもそのまま載せるんですよね、だから今度からはやっぱりこういうことが故意に起こる可能性があるんであれば、やっぱりこれ写真製版による縮小印刷した広報紙が私は一番大事。そして公正公平、そして本人の思いが一番伝えやすい広報紙になるのかなと思っております。  そこで再質問いたします。また一緒の答弁なると思いますけど、選挙公報の発行には規定も設けてありまして、規定の第6条「選挙公報は写真製版により印刷するものとしなければならない。」と書いてあります。玉名市選挙公報発行違反ではないのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  先ほどの条例と同じく、規定に関しましてもデータの加工を行なっていること、それ自体が違反するものであると認識はございません。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  認識はないということなんで、仕方ないですけど。あと再質問で、罰則責任はあるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 再質問にお答えします。  罰則責任の答弁にはならないと思いますが、このようなミスは絶対あってはならないと認識しております。候補者を初め、その関係者や支持者には大変御迷惑をおかけしたものと深く反省をしております。  今後は選挙事務の重要性を再認識して、このようなことが二度と生じないよう、選挙管理委員会及び職員研修に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  今後、努めていくということなんで、私はこの写真製版の意味を、せっかくなんで選挙管理委員会の皆さんがきちっとここで決めていただいて、研修なり何なりしていただいて、公正公平な広報紙に努めていっていただきたいと思います。  また、そこで再質問ですけど、今回、夜中、私の広報担当の方が、夜1時40分ぐらいだったですかね、市役所に来たとき電話すると言われたんで、来たときにはもう帰っておられましたけど、協議した方の庁内の時間外出入口の日誌になぜ名前が載っていないのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 選挙管理委員会は当日はずっと朝から詰めておりました。委員さん方詰めておられました方もおられますし、途中で来られた方もおられます。また、職員に関しましては2名程度、あと夜中に来ておるものもおります。そうした中、各委員会あたりでは、この庁舎の出入りに関しては、記帳せずに入るケースも多々あります。庁舎管理の方向としては、帰りがけ職員が何時まで事務をしたということで書いているのが現状でございます。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  やはり退庁時間というのは、1時18分、1時18分、1時24分と。1時24分にはほかに2名と書いてあります。ただこれだけの人数じゃなかったと思います。副市長あたりも詰めておったという話も聞きますし。やはりそういう夜間の出入りに関してやっぱり記載がないというのが、やっぱり危機管理が、私はまずいんじゃないかなと。この夜中に、だれでも入れる。そしてだれが出たかわからない状態の改善も今後行なっていただきたいと思います。  これには、答弁いりませんけど、ぜひ、藏原市長にはそういう改善をしていただきたいなと思っております。  今後に向けて、構成で公平かつ適正な選挙を実施するために、さらに事務改善に取り組み啓発や投票しやすい環境づくりを目指して、選挙執行部を取り組んでいただくことをお願いし、次の質問に移ります。   [8番 多田隈啓二君 登壇] ◆8番(多田隈啓二君) 2、教育行政及び社会体育について。  教育委員会では、未来を担う子どもたちの生きる力、育みを充実を図るため。また、よりよい教育環境づくりを目指し、玉名市学校規模・配置適正化基本計画による玉陵小学校の新築工事を平成30年4月の開校に向けて進められております。また、本会議では先議により池田教育長が就任されましたので、そこで質問いたします。1、本市の今抱えている教育の問題点、課題は何か。どのように対応し取り組むのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育長 池田誠一君。   [教育長 池田誠一君 登壇] ◎教育長(池田誠一君) 教育行政及び社会体育につきまして、本市の今抱えている教育の問題点、課題は何か。どのように対応し取り組むかという多田隈議員のお尋ねにお答えしていきます。  現在、本市の抱える教育上の問題はさまざまございますが、ここでは学校の統廃合と配慮を要する児童、生徒の増加への対応について述べさせていただきます。
     まず、学校の統廃合につきましては、玉名市学校規模・配置適正化基本計画に基づき進めてまいりたいと考えています。本計画は、子どもたちのことを第一に考えて策定された計画でございます。小学校の利点もございますが、未来を生きていく子どもたちには多くの人たちと触れ合い、学び、切磋琢磨していくことが将来の社会的自立の上でも必要になってまいります。特に平成30年4月に開校します玉陵小学校は、玉陵中学校と同一敷地内にあり、小中学校が施設を同じくする、施設一体型の小中一貫教育を推進する玉名市では初の学校となります。義務教育9年間を見通した一貫性のある教育を進めることで、より充実した学校教育が実現できるものと確信しております。玉陵中学校区の次に進めるところが、完全な複式学級編成となっております小天東小学校を含む、天水中学校区でございます。天水中学校におきましては、平成27年度から各小学校区の住民説明会や保護者を対象とした説明会等を計8回開催してきたところでございます。しかしながら、昨年5月には玉水小学校区から玉名市立玉水小学校の存続発展に関する請願書が市に提出されたことから、現状としましては、天水中学校区の皆さまの声にしっかり耳を傾け、計画どおりに進めるのか、一部修正を行なうのか、子どもたちのことを第一に考え検討しているところでございます。私としましては、今後も玉名市学校規模・配置適正化基本計画と合わせて、小中一貫教育を強力に推進してまいりたいと考えております。  次に、配慮を要する児童生徒の増加への対応について述べます。いわゆる発達障がいを持った児童、生徒は1学級40人の中に約6%を占めるといわれております。さらに経済的事情や虐待など、家庭の教育力の低下からも落ち着いた学校生活を送ることができない児童、生徒も増加傾向にあります。その結果はこれまで一斉指導で可能であったことが、個別にかかわらないとできないという状況も生じております。さらにかかわり方も工夫が必要となってきております。その子どもに応じた適切な指導のあり方を学ぶ必要性が高まってきております。そこで、本市では、特別支援連携協議会や特別支援教育コーディネーター研修会、特別支援教育支援員研修会等を開催し、指導方法について研修を深めているところです。合わせて支援体制の整備として、支援員の増員を行なうとともに、幼稚園、保育所、保育園、高校と連携するなど、支援体制の強化充実を図っております。さらに関係機関と適宜会議を開き、情報の共有に努めております。今後も引き続き、学校現場の実態を正確に把握し、必要な体制を整えていくと同時に、より充実した教育が行なわれるよう、教育研修内容の質の向上を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  発達障がいのお子さんが1学級40人に6%もいらっしゃるという中で、やっぱり教育委員会としての対応をきちんととっていただきたいというのと、玉陵の問題に関してはきのうから一般質問等で何人も議員の方が言われておりますので、私からどうのこうのは言いませんけど、昨日の一般質問の答弁で、平成30年度に天水地区、伊倉地区、八嘉地区の地元説明会をしていくという趣旨の話を市長か、ちょっとだったかなと思った、話があったと記憶をしておりますけど、今後、両地区を進めていかれるのか、どういう予定なのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 多田隈議員の質問にお答えいたします。  平成30年度から一緒にということじゃなくて、天水中学校校区につきましては平成27年度から進めておりますが、現状請願書あたりが出ておりますので、現在停滞しているというような状況でございます。  それから、計画では伊倉、玉南中学校区の小学校が計画に平成30年度から入っていくという計画ではございます。この計画については、平成24年だったと思いますけれども、計画を立てておりますけれども。済みません、ごめんなさい。八嘉小学校、玉南中学校校区につきましては平成29年度から入る、当初の計画では平成29年度から入る計画でございました。現在、天水中学校校区も遅れておりますので、そのあたり全体的な見直しも、計画的な見直しも必要かと思います。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  今の答弁でいくと、平成29年度から計画になっていたけれど、天水中学校区が請願等いろいろ出たもんでちょっとずれているということなんですけど、やはりまず、天水中学校区から進めていくという思いで今、3年たったんですかね、まだ今進んでいない状況ですけど、藏原市長もこのことに関しましては、やっぱり玉陵小学校の開校を待って、また、検証して進めていくのかというのも、きのう再三言われておりました。ぜひ、その辺を精査しながら、検討しながら進めていっていただきたいと思います。  それでは次に、玉陵小学校の建設について、整備事業推進状況、問題点はあるのかお伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 多田隈議員の玉陵小学校の建設についてということでございますけれども、最初の御質問に、施設の管理の進捗状況というふうなことでよろしゅうございますか。進捗状況の問題点ということでございますので、玉陵小学校、玉陵中学校の学校敷地内では、昨年度より引き続きさまざまな工事を発注しております。現在ですべての工事で21本、現在まで21本の工事が発注されていると思いますけども、そのような形で整備を進めております。その中で、建築関連の主な工事といたしましては、玉陵小学校の校舎の新築工事、それから玉陵中学校の校舎の改築工事等を始めまして、屋内運動場の工事、それからプールの建設工事であるとか、プールにつきましては、昨年度の、今年7月に完成しておりますけれども、玉陵校舎につきましては、小学校の校舎につきましては10月に完成しているところでございます。また、今議会において、変更契約等のお願いをするところでございますけれども、玉陵小学校の屋内運動場の新築工事におきまして、3月完成を目指しているところでございます。  また、玉陵中学校の改修工事につきましては、来年の2月完成を予定しているところでございます。土木関連の工事では、玉陵小学校の建設に伴う造成工事等や運動場の防球ネット等の工事を行なって、これも来年3月完成を予定してるところでございます。また、昨年の12月に説明させていただきました開発行為の問題等において、排水の方法の見直し等による、また、流末排水の工事、このあたりも今年度5月に完了しているところでございます。  今のところ一つ一つ工事のほうを完成させております、なにせ2ヘクタールの中に、今年度だけでも17、8本の工事が集中しているという状況でございます。現場サイドでは大変な思いもされていることもあるかと思いますけども、極力現場の監督さんあたりと協力しながら、的確に進めさせていただいているところでございます。なかなか狭い中にあれだけの工事を発注しておりますので、いろいろな変更点、工事の問題点が出ております。それはその場その場できちんと対応しながら、議会等にも変更の、工事の変更等をお願いしながら進めているところでございます。来年の平成30年4月、来年度の4月には開校し、1つの新しい学校ができるということを目指して今進めているところでございます。今後とも、まだ約4カ月ありますので、最後の最後まで気を引き締めて頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  平成30年4月に向けて順調に進んでいるというような話じゃなかったかなと思っております。また、工事が大変、今私たちも道路沿いからしか見ませんけど、大変集中しております。また、子どもたちの安全確保や安全管理に、もうあと4カ月なんで、十分注意していただいて、工事を進行されて新しい学校の開校に向けて頑張ってただきたいと思います。  そこで再質問いたします。開発行為の申請状況はどうだったのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 多田隈議員の開発行為についてということでございますが、玉陵小学校の建設工事に伴う開発行為の許可申請につきましたは、平成27年10月に熊本県に申請提出しております。同月、県より許可をいただいて、開発行為の許可申請ということで、その区域内には、区域は玉陵中学校の隣接に小学校建設ということで用地を購入したものでございます。面積にして1万9,000平方メートル程度でございます。また、玉陵中学校舎の改修工事に伴い、中学校の職員室を新しくできる小学校の職員室と新中学校の職員室と小学校の1つにするということで進めておりますので、そちらに移すことから開発行為の関連で、一部仕様、仮使用ですね、仮使用が必要になりました。そこで開発行為の中で、一部仕様の申請を行なうために計画、全体の計画の変更を当初行なって許可が出されるというようなことでございます。そして仮申請が、許可がおりまして、現在中学校の職員室を小学校の校舎に移して授業を進めているというような状況でございます。そして中学校の校舎、全体の職員室も含めてですね、改修工事行なっているというような状況でございます。  それに伴いまして、開発行為の問題に伴いまして、当初申請をしておったわけなんですけど、開発行為の担当の変更といろいろ協議する中に、当初は1万9,000平方メートルで開発行為の許可をお願いするということで進めておりましたが、途中その問題がちょっと変更なりまして、全体的に中学校の区域も含めて見るべきではないかということで、最終的にそのあたり変更になって、地下排水だとか、水路整備だとかというのが突発的にできたというような状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  一部、申請の変更という答弁じゃなかったのかなと思いますけど、さっき最後おっしゃられましたけど、排水路の変更の途中に開発申請がまたあげられたというのも聞いておりましたので、どういう経緯だったのかなということでちょっとお伺いしたところだったんですけれども、途中でそういう変更があったという答弁でした。  そこで再質問いたします。今議会で変更が上がっておりますけれども、玉陵体育館の掘削土、また、そして当初予算にも何も入っていなかったカーテンが急遽予算が上がっております。このことに関してお伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 再質問にお答えいたします。  今議会に工事契約の変更お願いしているわけなんですけれども、もう議員も御承知のとおりだと思いますけれども、平成28年度に発注しました玉陵小学校の運動場建設工事の変更につきましては、9月議会。9月議会に、工事の変更につきましては9月議会に総務委員会と文教厚生委員会、多田隈議員も入っておられたと思いますけども、こういう形で工事の変更が生じているということで、12月に提案したいという旨の御説明しておったかと思います。その中で工事の内容をということでございましょうかね。   [多田隈啓二君 「いや、カーテンが急に。」と呼ぶ] ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。   [教育部長 戸嵜孝司君 登壇] ◎教育部長(戸嵜孝司君) カーテンのほうですね。  建築工事につきましては、当初、一番最初の設計の中で、全体設計をする中で、建築の工事の一部小学校の建築の工事が設計が上がっておりましてけれども、全体的な工事の最初の設計の中、平成27年の設計の中に、当初カーテンの部分について、カーテンの部分だけがあげてありませんでした。そこで工事を発注した中で、再度精査する中で、工事発注する前に、直前にそのことが発覚したわけでございます。そのカーテンにつきましては、当時工事を発注する前でしたので、別の工事でじゃあ入札等が終わったあとにですね、再度現場を見ながら、入札等を別の工事で、別の方法で、工事といいますか、方法で発注しようということで、当時はその工事の発注の時期までは検討しておりました。ところがその別の発注するという考えの中で、いろいろ精査する中で、現在の建築工事の中に入れたほうが、例えば、完成してからカーテンを取りつけるということになると、仮設の足場等が必要になります。いろんな何といいますか、完成後に入れると時期的な問題も発生してきますので、そのあたりをいろいろ精査する中で、今回の土木工事、現在の小学校の体育館建設に伴いまして、土工事等の変更が生じてきましたので、変更と合わせてこのカーテン工事を追加できないかというふうな打ち合わせをしながら、いろんなそういう工程を見ながら、それと工期の問題、3月まで、当初小学校運動場の建築工事は2月10日ぐらいということで計画しておりましたけども、先ほども申しましたとおり、1万9,000平方メートルの中に、10何本の工事がひしめいている状況で、いろいろ工程等が変更になってきております。その中で工期等の最終的な完成が3月に入ってしまう、そのあとにカーテンを発注する。発注といますか、とりつけ等は間に合わないということで建築の工事の中に入れさせていただいたという事情でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  体育館の掘削土に関しましては、前回の議会で説明をいただいておりましたど、カーテンのほうは急遽上がってきたもんで、ちょっと聞いたところでございますけど、体育館もこの体育館はやっぱり不調で終わって、なかなかどうなるのかという心配された体育館でもありました。やはりそういった体育館の中で、やはり金額がやっぱり安かったんじゃないのかなと、私は思いますけど、その中でこういった変更ですね、1,000万円を超える変更をどんどんしていけばですね、やっぱりそもそもの入札が本当に正しかったのかなという疑いを持たれる可能性もありますので、ぜひ、玉陵小学校に行けば、本当に変更、変更で、そういう複雑な建物だったというのもわかりますけれど、やっぱりそういう疑いを持たれないように取り組んでいただきたいと思います。そしてまた、それには必ず市民の皆さんの税金がかかっていくんだという思いで、なるだけ変更がないように、やっぱり最終的には設計が甘かったと言わざるを得ませんので、その辺は注意していただきたいと思います。  また再質問で、玉陵小学校、中学校の変更工事、工事発注増額は幾らになるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 別発注の今まで発注した工事の変更ということでございます。大きな項目だけ申し上げますと、土木関連工事で玉陵小学校の造成に伴う2期工事で2,700万円程度、それから今回の玉陵小学校の体育館建設で1,000万円程度、それからにも流末排水で280万円程度、合計で工事変更額にいたしまして21本中7本の今申し上げたほかに金額が小さいものがございますけれども、7本の変更が生じているということで、概略3,845万円の変更という形になっております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 3,800万円ぐらいの変更があっていると、これにはこれプラス玉陵中学校の場合にはプレハブ問題も、あれがまた3,800万円ぐらいあったんじゃなかろかなと思っております。それだけでも7,000万円ぐらいの変更があっとります。そしてこれを藏原市長はいろいろ精査するという中で、やはりもう当初予算からすればかけ離れた予算になっているのも私たちは認識しております。ただそれも変更ありきでいく、小学校は建てないといけないので、ただここまでかけ離れていけば、本当に設計がどうなのかという話にもなりますので、ぜひ、市長のほうには、当初予算との比較して、また次に建てる天水地区のためにも、これは検証をしっかりしていただきたいなと、お願いしておきます。  それでは次に、3番、地域総合型スポーツクラブについてお伺いいたします。現状を。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 多田隈議員の総合型地域スポーツクラブについてでございます。  本市には、現在単一種目、同一世代で取り組むスポーツ団体はございますけども、総合型地域スポーツクラブの特徴の一つがクラブに登録することにより、クラブが計画企画する他種目のスポーツを多世代、いろんな世代の方が、自分でやりたいスポーツを選んで複数楽しむことができるというようなメリットがございます。本市における総合型地域スポーツクラブに関する取り組みについては、平成27年7月に民間主体の設立準備委員会を立ち上げて、平成30年4月本稼働するために、現在取り組んでいるところでございます。平成30年3月までに総合型スポーツクラブの設立が開催されるように、今急ピッチで進めているというような状況でございます。設立準備委員会では、これまで新組織及び運営の検討並びに事前周知のプレ体験教室の開催、両面で取り組んできたところでございます。  現時点での状況といたしましては、組織運営に必要なクラブの規約案、会費等の検討が最終段階に入っております。また、クラブ名称につきましても今月の12月から一般公募を行なっており、来年1月には決定したいというふうに考えております。そして3月から会員募集を行なうためのチラシ等の原稿を今進めているところでございます。  事前の周知といたしましては、プレ体験教室につきましては、これまで同一会場で複数のスポーツを体験できるスポーツバイキング、このような形で昨年度から5地区で開催しているところでございます。来年度本稼働につきまして、定期のプログラムの種目として運用できるようにプレ体験教室も実施しております。これまでバレーボール、バドミントン、ワンバウンドふらばーるボールバレー、ローリーボール、パルクール忍者、キッズバレーボール、キッズサッカー、屋外ペタンク、トランポリン、マット運動、体力トレーニング教室、このような11種目を開催しております。現段階においてプレ体感で実施した種目がそのままクラブの設立後の稼働、定期プログラムに移行していくものと考えているものでございます。  本市の全体を見つめた総合型スポーツクラブの運営母体が立ち上がろうとしておりますので、運営母体の基盤が安定的なものに、そして確実なものにできますように、そちらのほうも再度応援していきたいというふうに思っております。今後ともスポーツ団体等のチームの皆さまと御支援と協力を得ながら、定着するスポーツクラブにしていきたいというふうに育成を頑張っていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  来年4月から玉名市で初めて地域総合型スポーツクラブができます。それで今答弁の中では11種目定期プログラムでスポーツバイキング等で進められてきたと説明がありました。また、今後3月から会員募集と答弁がありましたけど、部長、できるだけ早めに余裕を持って会員募集をかけていただきたいと、お願いですけど、よろしくお願いしときます。なかなか3月になりますと、また、保護者等もばたばたになって、なかなか会員が集まらない中でのスタートになると、これ何のためのスポーツクラブだったのかというのもありますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。  再質問で、小学校部活動の社会体育への説明と今後の対応をどのように進められていくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 多田隈議員の小学校の部活動の社会体育移行への説明、その後の対応ということでございます。  昨日の西川議員の答弁と同じような答弁になりますが、平成30年末に社会体育へ移行するという熊本県教育委員会の基本方針に基づき、現在各小学校で、校長先生やPTA会長が中心となっていただき、今後の方向性を検討されているところでございます。玉名市といたしましては、今後とも、これまで同様、小学校運動部活動社会体育移行支援コーディネーターが主となって、各学校と連携をとりながら、情報収集又は情報の伝達、円滑な移行に向けて取り組んでいるところでございます。校長先生を代表といたしまして、保護者代表、関係機関からなる運動部活動の体育移行検討委員会も設置しておりますので、その中で既存クラブ等の情報提供あたりを行なっている状況でございます。学校の施設の利用、使用、用具等の使用、このあたりも含めて、早急に方向性をつけたいというふうに考えております。  学校によっては、保護者主体でクラブを立ち上げるところもありますので、そのあたりのサポートもしっかりやっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  今後4つの学校が自主的に立ち上げられていくという答弁もいただきました。玉名市は、各学校でいろいろ実情も違いますもんで、取り組みを検討されていると思いますけど、水俣市は小学校の運動部活動社会体育に移行するための基本方針を出されております。それには目的だったり、移行時期だったり、組織及び役割分担、事務局だったり、保護者会、体育協会、小学校校内に委員会を設置、教育委員会と、いろんな団体と取り組みながら子どもたちのスポーツ環境どうやって整えていくのかという取り組みを、実際、基本方針を打ち出しておられます。来年からはこの基本方針にのっとって、取り組みながら、そして最後は実施要綱をまとめるという話も聞いております。玉名市ももちろん各学校で事情は違うところもありますけれども、いろいろこれ社会体育の問題は、学校の施設を、運動場、体育館を減免になるのか、負担なしでするのか、いろいろそういう問題も発生しますので、ぜひ、よかったら教育委員会が旗を振っていただきながら、もう来年1年間で立ち上げなければ、もう子どもたちのスポーツ環境がなくなっていくという大変心配されることもありますので、ぜひ、その辺も考えていただき、検討お願いし、次の質問に移ります。  4、小学校教育について。本市のICT現状、課題についてお伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 引き続き答弁いたします。  小学校の教育問題の中でICT問題ということでございます。初めに、玉名市内の小中学校におけるICTの現状について御説明いたします。  パソコンの整備につきましては、整備計画に沿って計画的に各学校に整備しております。整備数は公務用、教育用パソコンともに100%に達しております。電子黒板につきましては、電子黒板の整備につきましては、市内全小中学校の普通教室の81%にデジタルテレビ型のプロジェクター又はプロジェクター型の電子黒板を整備しております。整備されていない19%の部分につきましては、現在工事を進めております玉名町小学校、それから玉陵校区の6小学校に当たる玉陵小学校のものに当ります。今年度玉名町小学校の校舎の完成、それから玉陵小学校の新築工事の完成の中ですべての教室にプロジェクター型の電子黒板を設置することとなります。したがいまして、今年度中に全小学校は設置され、整備率100%ということでございます。このように整備を進めてきたところで授業においてすぐに使えるし、すぐに簡単に使えるというふうな環境が整い、教職員にとってICTの機能の利用が容易になったというふうなお言葉をいただいております。教育センターの情報教育部が昨年度末に実施したアンケート結果によりますと、ICTへの機器を活用することで、児童、生徒の学力向上につながっているというふうに感じているというような教職員が90%、授業の改善につながるというふうなことで97%の評価をいただいているという現状でございます。このようなICT機器の積極的な活用がこれからも一層進めてまりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  今現在は電子黒板、プロジェクターあたり81%、玉名町小学校、玉陵小学校小学校がまだ未整備だったですけど、来年からは100%になるということでした。また、ICTの学力向上を感じているかになったとき、90%を超えるやっぱり職員の先生が思われているということなんで、やはり佐賀県あたりは、結構あっちはICTに特化した学校も多いということでございます。玉名市もその流れに乗り遅れることなく取り組んでいただきたいと思います。  また、総務省では「情報化を進めていく上で、教育コンテンツの活用や子どもの学習情報などのクラウド上で管理・共有して、全国の学校現場に普及させ、2020年度にはクラウド上の教材等を活用可能な学校100%を目指す」と、総務省は明言させされております。今後も玉名市は計画的に取り組んでいただけるように要望して、次の質問に移ります。  2、スクールバスについて。玉陵小学校、大浜小学校、スクールバスの委託業者の選定方法基準は何なのかお伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 多田隈議員のスクールバスの導入についての質問でございます。  玉陵小学校、大浜小学校のスクールバスの委託業者の選定につきましては、本会議において債務負担行為を上程してるところでございます。可決後、車両を含めたすべての運行業務を公募型プロポーザル方式で業者を選定していきたいと考えております。選定した後、業務の委託となります。その業務委託の仕様書、それから実施要領等については現在精査中でありますが、具体的な選定方法の基準といたしましては、まずもって児童の安心安全な通学体制の確保これを最優先に考えております。見積額、それからこれまでの実績、それから緊急時の緊急対応の内容、仕様書にある車両等の各保有台数、確保できるかというようなことでございます。それから修繕等にあり、修理と定期点検等がありますけれども、それによる車両の不足がないように代替車両の確保ができているか又は運転手の配置や教育体制、あらゆる面から十分に精査して満足できるものであるか否かを検討して業者を選定したいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  いいですね。プロポーザル等利用して、子どもたちの児童の安心安全な登校のためのスクールバスを確立をしていただきたいと思います。  そこで再質問いたします。大浜小学校では、通学距離が4キロメートル以上の位置についてスクールバスを運行しております。この4キロメートルは国が定める遠距離通学の国庫負担の条件にあり、玉陵小学校との通学距離の違いは何か、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 大浜小学校のスクールバスの運行距離ということでございますけれども、大浜小学校のスクールバスの運行につきましては、約22年ほど前に導入されております。このきっかけにつきましては、大浜地区の一番南側といいますか、大栄地区が考えられると思いますけれども、末広・大栄地区の子どもたちが1時間以上かける、大栄地区であれば1時間15分から20分かかるのではないかと思います、1年生であればですね、それぐらいかかってた。当時かかって歩いていたということであります。PTAのほうから、「何らか市に対応できないか。」という強い要望があったと聞いております。運行に当たってはPTAのほうが責任を持って行なうということで、この事業についてどうにかしていただきたいというふうな当時の御要望であったかと思います。そこで当時の福祉バスといいますか、市にあったバス、マイクロバス等のちょうど買いかえということで、その古い車両を大浜小学校に譲渡して、大浜小学校の運営協議会ですかね、そちらのほうにスクールバスの管理委員会ですか、こちらのほうに譲渡されたというふうに聞いております。当時運行に当たってその基準となる規定等を整備される中で、何らかの規定がやっぱり必要であったかということで、文科省あたりが定めております通学路の距離4キロメートルというそれを準用したのではないかなと、推測でございますけれども、そういう形で4キロメートルという基準的にされたんじゃないかなと思います。当時はやはり子どもたち、当時ぐらいまではですね、まだ子どもたちしっかり歩かせて、体力をつけさせようという学校や親御さんたちの希望もあったと思いますが、やはり1年生で入っていって4キロメートル以上の、1時間以上の歩きというのが非常に心配されたのではないかというふうに思っております。玉陵小学校の違いといいますが、玉陵小学校等は根本的に最初出だしが違っております。その中で、学校の運営の方針として小学校は4キロメートルというふうなことで、玉陵小学校については学校規模・適正化配置計画の中でどうしても距離的な問題、いろんな問題が出てきておりますので、バスの運行を考えたということで、そのバスの運行についても新しい学校づくり委員会の中で、いろんな形で協議されてこういう形で決定したということでございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  統廃合によるスクールバスと保護者が望んで通学をされていたスクールバスとはちょっと違いがあるという答弁じゃなかったのかなと思います。もちろん統廃合になれば、大浜地区も一応計画じゃ統廃合になる計画になっていますけれど、なればまた、そういう4キロメートルの縛りが外れていくのかなと思います。自分も地元なんですけど、やっぱり同じ地域で、再質問ですけど、同じ地域で私たち末広というとこに住んでますけど、末広地区で児童が地区で今の現状は徒歩だったり、スクールバスだったり、別れて通学をしております。やはりそれなぜかというと、やっぱり4キロメートルの縛りがありまして、一緒の校区でもなかなか通学が一緒にできない。問題は何かと言いますと、もう少子化で歩く人が1人とか2人しかもういないという状況もあるわけですよ。そうしたら、登校班をまず組めない、地域でですね。他の地域と組んで今登校に行ったり、親が送ったりしておりますけど、やはり4キロメートルの緩和も今年度までありますけれども、来年度からはそういう国の縛り的なやつがなくて、玉名市の予算の中でしていく、行かれるんであれば、若干の余裕を持たせていただきたいなと思います。そのあたりをPTAとの協議をされているのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) スクールバスについて大浜小学校のスクールバスについてPTAとの協議はしたのかということでございますけれども、今年の3月に大浜小学校のPTA役員会議の中で、大浜小学校のスクールバスの管理委員会決算報告会がありますけれども、そのときに大浜小学校も一緒にスクールバスの運行をやりましょうということで、玉陵小学校がこういう形になって先行してされておりましたので、こちらのほうに料金等も必要になりますので、やりましょうと。運転手がされてるのがPTAの方だということで非常にそのあたりの懸念を考慮して、運行をうちのほうでやりましょうということでお話を申し上げてるというような状況でございます。その中では、皆さん方も非常に喜ばれていたというふうに聞いております。当時の4キロメートルルールがそのまま残っていて、地域自治区の中でもそういう区分がされているというような状況でございますけれども、それは何らかのやはり基準を決めなければなりません。ですからそれは距離で決めるのか、地区で決めるのか、そのあたりはまた再度詳細なやはりバス停問題とかいろいろ問題がでてきますので、精査して、それが可能であるか、必要であるかというようなこともやはり必要であると思いますので、そういうものを含めて、今後の課題ということにしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  そういう協議もしていただきたいなと思うのと、現在大浜地区の車庫は、大栄地区の車庫を借りながら、借地をしながら、そして水道もお金を払いながらとめさせてもらっているというバスでもあります。早めにその辺の区の人たちと協議であったりなんたりもしていただきながら進めていただきたいなと思っております。  私も、私は補助員に乗ったことしかありませんでしたけど、やはり保護者の負担がすごく今まで、もちろん保護者から望んだバスではありましたけど、やっぱり実際運用をしていくに当たっては、やっぱり運転手の問題、そして今までしていたのは必ず補助員をつけなさいということだったんで、やっぱり奥さん方が休みながらの毎回補助、行き帰りをしながら安全に子どもたちのためにしてきたというバスでもあります。そういう形で、大浜もスクールバスを行政のほうから出していただけるということに関しましては、すごく保護者の方も喜ばれていると思います。
     次の質問に移ります。3番、築山小学校の教室について、現在のプレハブ教室の授業の状態をまず行政として確認をしているのか。また、小学校のプレハブ教室の代替策があるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 教育部長 戸嵜孝司君。 ◎教育部長(戸嵜孝司君) 引き続き、多田隈議員の質問にお答えいたします。  築山小学校のプレハブにおける授業の状況を確認しているかということでございますけれども、その授業風景は折によって学校教育委員会や学校、市の職員も含めて、研究会等の発表の折に学校に出向いておりますので、授業参観を通して、事業の風景、子どもたちの状況あたりは随時確認をしております。  毎年学校施設の点検及び毎月の安全、衛生点検実施のもとに学校の職員さんから意見等も吸い上げているところでございます。さまざまな機会に授業実施する際に、子どもたちの環境や子どもたちの状況を確認しておりますので、今のところそういう問題というのを聞いておりません。強いて挙げれば、築山小学校から聞いておりますのは、プレハブ教室ですので大きな建てかたができておりませんので、長方形型になっているというふうな正方形ではない、正方形のほうが使いやすいというような御意見が聞かれている。それから、プレハブはですけど、プレハブ以外の教室には、当時はまだ今年度まで空調が入っておりませんけれども、プレハブには空調が入っているので、そのあたりは逆に言って快適な部分であるということでございますけども、やはりほかのクラスの目もあってなかなか使いづらい部分があるというふうなことは聞いております。それからトイレであるとか水道の水が、水道がやや少ないと、水道の数が少ないというふうなことは、意見は聞いているところでございます。  プレハブの代替策は何かないかというふうなことでございますけれども、現在普通教室等はプレハブ以外の普通教室等で築山小学校では現状として足りている状況でございます。ですから、本来であれば普通教室に入っていただくというのが1番いいんでしょうけども、学校の事情等もございます。築山小学校は玉名市では1、2を争うマンモス校でありますので、いろんな形で教室等が必要になってきますので、やっぱり学校の運営上は空き教室が必要というようなこともありまして、5年生を、今現在5年生だろうと思いますけども、プレハブの校舎で過ごさせているというような状況で、プレハブ校舎が非常に危険だとか、いろんな問題があれば教室のほうに移すというのが現状でございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  プレハブは今のところ教室はあきもあるもんで、移すこともできるという答弁でしたけど、やはり子どもたちの環境整備や我々の仕事でもありますし、もちろん行政の仕事でもあります。ぜひ、計画的に、また、築山小学校には検討していただきたいと思います。  その中で、保護者の意見として、意見の中では、「外からの音漏れにより非常に聞こえづらい。」と、「運動場の声が聞こえる。」とか、「廊下が非常に狭いため、本校舎より不便である。」とか、「廊下を歩くと教室が揺れる。」とか、「天井が低く薄暗い。」とか、「靴箱が狭いため児童の出入りの際、混雑する。」とか、「授業に間に合わない。」とか、「空調についても限界があり、底冷え、顔だけ暑い。」という話も聞いております。ぜひ、いろいろ検証されながら進めていっていただきたいと思います。学校規模整備計画のやはり前倒し、また、協議、検討をお願いし、次の質問に移ります。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈議員の一般質問の途中でございますが、議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午後 3時08分 休憩                             ───────────                             午後 3時26分 開議 ○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開き、一般質問を行ないます。  多田隈啓二君。   [8番 多田隈啓二君 登壇] ◆8番(多田隈啓二君) 3、農業振興について。  今まで米の直接支払い交付金10アール当たり7,500円の交付をされておりました。けれど平成30年度産から減反が廃止されるため、生産農家の皆さんが大変心配されている。  そこで質問いたします。1、本市の農業施策について、本市の交付金減額はどのくらいになるのか、お伺いします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。   [産業経済部長 早上正臣君 登壇] ◎産業経済部長(早上正臣君) 多田隈議員の御質問、本市農業政策、米の政策についてお答えをいたします。  本年度交付金につきまして額でございますけども、平成29年度の見込み額でありますけども、交付対象者1,528人、対象面積2,040ヘクタール、直接払い交付金の合計金額は1億5,000万円程度のなっているところでございます。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  やはり平成30年度からの廃止に伴い、やはり玉名市だけでも対象者が1,528人、交付金の合計額が1億5,000万円ぐらい減少するという答弁をいただきました。やはりこれは、農業農家の方におきまして大きな痛手になろうかと思っております。今後、国の政策なんでこれはなかなか行政としてどうすることもできませんけど、やはりきめ細やかな、そしてまた農業の発展に行政が携わっていただきたいと思います。  続きまして、2、農業工作条件改善事業について、今の現状とこの近隣の市町村の自治体の状況はどうなのか、お伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 多田隈議員御質問の農地工作条件改善事業についてお答えいたします。  本市の暗渠排水事業は、平成24年度より農業基盤整備促進事業の暗渠事業として実施をいたしております。現在までの暗渠排水事業の進捗状況につきましては、市全体で要望面積約1,000ヘクタールに対し、平成28年度までの完了面積は391ヘクタールであり、進捗率は39%であります。本年も事業は継続して実施しておりますが、平成27年度に新設されました農地工作条件改善事業での取り組みとなっております。これは暗渠排水事業のみの事業でなく、農地中間管理機構を活用し、担い手への農地集積計画を立てた重点地域を設定することにより、暗渠排水事業が可能となっております。本市では既に6地区で実施をいたしております。本年度の実施予定面積は、平成28年度繰り越し分と平成29年度合わせまして約100ヘクタールを計画いたしております。また、昨年度末に農林水産省より事業の政策見直しが行なわれ、トレンチャー施工については、1アール当たりの補助限度額が15万円から10万円に減額されたことに加え、工事発注形態についても農業者から建設業者への直接発注が廃止になり、市発注の公共工事となりました。  続きまして、近隣自治体の状況を申し上げます。長洲町は実施面積が15.43ヘクタールと少ないということ。さらに暗渠事業が最終年度ということで、農業者の負担はすべて町の財源で実施すると聞いております。また、和水町は実施面積が14.95ヘクタールであり、農業者の負担は工事請負額の5%が負担額となっております。最後に玉東町につきましては国庫補助金の減額により、当初予定されておりました30ヘクタールから実質面積は2.1ヘクタールへと大きく減少をいたしている状況であります。また、農業者の事業者負担は10アール当たり8万円と聞いております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  この農地工作条件改善事業について、今年度から市が主体となって公共工事を発注しての取り組みになりました。もちろん今までは暗渠組合等による直接の依頼を業者にできていたんですけど、今回からは公共工事ということで玉名市の発注になり、そして今まで国の補助金から10アール当たり5万円が削減されて、今までは10アール当たりに15万円来ていた補助金が10万円と軽減になりました。単独の補助金として玉名市としてみれば2万円のその対策として補助を出すというのも決まっております。今この暗渠が転換期にありまして、大変地元の方が入札は終わったけど、どうなっているのかということを心配されております。  そこで再質問いたします。今般の本市が発注した今事業に対し、農業者負担の徴収方法と時期はどのように考えておられるのか、お聞きいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 多田隈議員の再質問の前に先ほど答弁をいたしました修正を1つさせていただきたいと思います。トレンチャー施工につきまして、1アール当たり限度額が15万というお話をしたかと思いますけども、これは10アールの間違いで、10アール当たり15万円から10万円に減額されたということでございます。  ただ今の再質問ですけども、各地区の説明会時に入札後に確定した金額を事業の申請者に納付書を発送し、工事着手までに農業者負担額の納入をお願いする旨を伝えております。また、昨年度までの施工分と今回の施工分を合わせた面積で案分される地区につきましては、役員を中心に地域をまとめておられますので、役員代表者に納付書を発注し、工事完了後までに納付をする旨をお伝えしております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  納付書を発送して現金をお願いするという話でしたけど、やはり今、この暗渠事業は今回から入札となり、そして設計が前から比べれば変わりました。よその自治体はもう暗渠事業もう結構進められておりますけど、その設計とか取りまとめに、今回時間を要して今の発注になったと思っております。  そこで本当に地元の人ですけど、暗渠を入れたいんですけど、作付けがあるもんで、もう待っておられんということで、本当に今地元の方も困っておられます。また、この年の暮れに入金をしてくれと急に言われましてもなかなかできないという方も多数おられるということもお聞きしております。  そこで再質問いたします。各地域への説明会での農業者負担金額は幾らか。また、今回の発注に対し10アール当たり農業者負担額が事前説明と乖離してはいないか、お伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお応えをいたします。  まず農業者負担額につきましてですけども、これにつきましては圃場の形状及び関係等により差異がありまして、負担額といたしましては5万円から、済みません失礼いたしました。3万円から7万円ということで、かなりの開きがございます。  それと負担額が説明会時と乖離していないかという御質問でございますけれども、説明会時には近隣の設計をしている分を御説明し、現地の測量によってそれに積み上げをいたして、玉名市の設計額を決めるということで、農業者の負担については変動することもあるということを申し上げた上で御説明をいたしております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  地元の説明会では3万円、7万円とおっしゃいましたけど、とりまとめの時期、具体的な金額を説明されたのか、されていないのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお応えをいたします。  取りまとめの具体的な金額といたしましては、干拓地区におきまして昨年度までの案分と今回の施工分を合わせた面積で案分する計画ということでございましたので、総面積が261ヘクタール、1ヘクタール当たり15万円の工事費で計算した場合、均等割をいたしますと、済みません。10アール当たり15万円の工事費で換算した場合、10アール当たり9,200円の農家負担分が発生するという想定と、10アール当たり仮に14万円だったらば6,200円ということで、1万円上がると3,000円ずつ負担金については上がっていきますというようなことで御説明をいたしております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  金額のほう、話まで一応概算の話だったんですけれども、しなければだれも莫大なお金をかけてまで暗渠事業には手を出さないというのもありますので、提示されたと思います。ただ今回は何が違うんだったかといいますと、やはり公共事業になったと、設計をしてみれば設計変更も特に長い田ん中おいてみれば、経費が変わって割高になっているという、なかなか予測も今回初めてなもんで、できなかったこともありますけど、やはり地元の方は、事前説明で申し込みした金額とかい離しすぎているという話が今すごく出ております。今部長答弁の中では9,200円だけですか、9,400円。   [産業経済部長 早上正臣君 「9,000円。」と呼ぶ] ◆8番(多田隈啓二君) よかです。9,000円ちょっとという話がありましたけど、私の地元で6,200円という話も出たという話ももちろんされておりました。それから比べれば莫大な費用の乖離が発生しているということなります。やはり公共事業になって今まで暗渠組合が取りまとめをしておりましたけど、行政が取りまとめをして、そして行政が入札して、そして農業者から負担金をもらって施工するという中で、このこれだけの乖離があります。  そして再質問いたしますけど、発注金額が決定した時点で、行政しかこれわからないと思います。なぜ、これだけの乖離がある中で再説明を行なわないで、発注時期を検討しなかったのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えいたします。  説明会時に、先ほども申しましたけども、現場条件等で設計金額、個人の負担額も変わる可能性があるということを申し添えておりましたので、それと申し込みを慎重にしていただき取り下げはしないでくださいとお願いをいたしておった関係上、再説明会を行なう必要はないというふうに判断をいたして、説明会については行ないませんでした。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  取り下げられないという、ちょっと強引な手法かなと思いますけど、やはりこれだけ乖離があれば、取り下げられないでは農家の方が納得されないと私は思います。発注前に農業者、再度負担金の説明と要望面積の変更をなぜしなかったのか、お伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えをいたします。  先ほど言いましたように一緒で、再説明会を行なう必要がないというふうに判断したから行ないませんでした。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  やはり取り下げもできない、今状態を地元に帰って話をしてみますと、「やはりこれだけ乖離したら私はできない。」という地元の声が多数今寄せられております。そして部長答弁では取り下げできないと、設計もして、入札もしているという中で、業者の方がすごく金額に対しては困られております。ぜひ、その辺の話し合いをまずもっていただきたいと思います。まず、行政が思っている各地区の今農業者への説明、取りまとめ、いつ行なうのか、そしてもう入札が終わっているんですね、これいつでも業者とすれば暗渠事業ができるという状況なのに、先ほど来のお金の取りまとめの問題、そしてまず農業者の説明が行なっていない中での発注だったと思いますけど、そういう取りまとめはどうするのか、まず1点お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えをいたします。  早急に各地区の役員、地元の方及び関係者へ伝えて、説明会並びに報告をいたしたいと思います。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  やはり行政が入札してちゃんと発注するのであれば、やはり発注者の責任として、やはり発注する前にはやっぱりもう一回確認を取らなければ、これだけ乖離した中で発注して、今困っているのは農業者だけでなく、やはり業者も困っておられます。仕事を取ったけど始められない中で、やはりそういう対応が望まれたと私は思っております。  そこでまた再質問いたします。負担金の変更により、申し込みの取り下げを農業者の対応について、面積は減少した場合、施工業者への対応はどのように考えておられるのか、お伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えいたします。  面積が減少した場合については、請負額の減額変更も仕方ないというふうに考えております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  やはりこういう取り下げをされないというやり方は、強引な私はやり方と思います。今部長答弁にもありましたとおり、やはり最終的な業者は困りますけど、減額の方向もあるんじゃないのかなと、ここまで乖離すればですね、私は思っております。  そこで再質問いたします。取りまとめが再度必要な場合、作付が喫緊に迫っている農業者への対応はどのように考えておられるのか、お伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えいたします。  作付が迫っておられる農業への対応ということでございますけれども、農業者の自己負担額について同意をいただけた時点で工事着手をしたいと考えております。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。
    ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  着手すると、負担金をもらって着手するという話でしたけど、やはり作付が今週のところもあります。来週のところもあります。まず、取りまとめもできていないんで、その人たちはあきらめて作付をするしかないんですよね、今の現状で行きますと。やりそういう後手後手の対応が私はどうなのかなと思っております。  また、再質問で、取り下げが著しい場合と、補助金の返還が発生した場合のペナルティーや今後の補助金に補助金等に影響があるのか、ないのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えいたします。  ペナルティーについては、あるかもしれないということでございます。それと翌年度以降の割り当てが減少する可能性もあることも予想はされます。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  やはりこのペナルティーが、やっぱり返還したときのペナルティーが一番怖いんですよね。なぜならば、やはり今申し込みされている以外の方が、まだたくさんの方が申し込みを行なわれております。やはりこういう翌年度の割り当て等がペナルティーになるとなれば、その今待っている耕作者、また、地権者の方がすごく困られると思います。ぜひ、そうならないような取りまとめ対応をしていただきたいと思います。  そこで再質問いたします。未着工約600ヘクタールの市単独補助1億2,000万円の財源の確保はしているのか、お伺いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えをいたします。  先ほども答弁いたしましたが、今後の事業につきましては農地工作条件改善事業となりますため、農地中間管理機構を活用し、集落営農を実施している地区及び担い手の集積計画を立てた重点実施区域のみが実施できる事業であることから、未着工の約600ヘクタールの事業はできない可能性も考えられます。施工に当たっての市単独補助につきましては、一般財源で対応していく予定でございます。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  できない可能性、また、一般財源で対応していくという可能性もまだ残されているという答弁じゃなかったのかなと思います。  そこで再質問いたします。今般の市発注時期及び適性工期の確保、復興計数等の災害経費についてどのように対応されたのか。また、施工量の多い工事もあるが、工期内での施工は難しいと思われる。どのように対応されるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えをいたします。  発注時期につきましては、稲刈りを計画しておりましたが、先ほども申しましたように補助金の減額等により説明会の実施、再三の申し込みを募り、その後現地測量、設計を行なったため遅くなったものでございます。また、暗渠工事の適性工期については決まった定めはなく、今回の工期につきましては今までの実績を考慮した工期を考えております。  さらに復興計数につきましては基準どおり経費の中で対応をいたしております。なお、工期内施工についてですが、工期量、工事量を分割すると経費がかさみ、さらに農業者負担が増加するという結果につながるため、経験実績のある業者を選定して工期内に終わるようにということで選定をいたしております。以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  発注時期に、近隣の市町村はもう工事も夏ぐらいから行なっておられて、もうきちっと進んでいることだと思いますけど、今部長の答弁でいきますと、説明会、測量設計を行なったので遅くなったと。ただ暗渠工事が適正化となったときには決められていないので、そのわからないという答弁じゃなかったのかなと思っております。  やはり適性工期というのは、私は決め事でないと思います。やはり今の状態で、作付が始まっている状態で、もう3月いっぱいまでしなければならないとなれば、これは業者の負担はすごく大きいものになるんじゃないのかなと思っております。もちろん熊本地震で大変な中、技術者もなかなかおられない建設業の方もおられます。そういうやっぱり配慮するためには早めの入札がよかったんですけど、諸事情、さっきおっしゃいましたとおり、測量等があったもんで遅れたということでした。復興計数については、基準どおり経費の中で対応していくということではありますけども、やはり部長、一番今困っているのは耕作者、地権者、そして業者ですね。もう不安で、入札を落としたけど材料を頼めない。もういつ市が取りまとめが終わるのかわからない。多分、部長はいつぐらいをめどにと思っておられるかわかりませんけど、再質問で、ちょっと部長はいつまで金額等の取りまとめを思っておられるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 一応、あしたからでも代表者のところへ行きまして、早速取りまとめにかからせていただきたいと、年内をめどに面積の集計をいたしたいと思います。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  あしたから部長は頑張って取りまとめを行なうということなので、若干安心したところはありますけど、ただ問題は解決しておりません、何一つ。やはりこういった公共事業の発注がどうだったのか、業者は入札して落としたけど、工事ができない。あと1カ月待てと、あと1カ月で行政のほうが取りまとめを行なわれると思いますけど、やはりその業者が1カ月待つ時間、工期。そして来年度から一発目にして3カ月で終わらなければいけない中で、本当にこれ行政として適正な発注だったのかと、そして工期が適正なのかなというのは、まだまだ私にはわからないところがいっぱいあります。  そこで本当に今までこういう発注例があるのか、ないのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中尾嘉男君) 産業経済部長 早上正臣君。 ◎産業経済部長(早上正臣君) 再質問にお答えをいたします。  こういう発注例があるのかということでございますけども、通常公共工事の場合は、地元負担金というのは取らないということが原則でございます。ですから、当然今までの私の経験では、こういう地元負担金を含めたところの発注という体験についてはございませんでした。  以上です。 ○議長(中尾嘉男君) 多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁いただきました。  こういう形態はなかったと、初めてのことと思います。やはり計画が甘かった。そしてやっぱり発注前にもう1回確認をしなければいけなかったと、私は思います。  そこで最後に、以上のことを踏まえ、前代未聞の発注状況、負担額の不明、実施面積の不明、材料発注の中断、農業者への未説明と、今どういう状況かといいますと、八方塞がりです。契約状況になってしまったが、市長が把握した内容と時期及び今後の方針の見解を藏原市長にお聞きいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。 ◎市長(藏原隆浩君) 多田隈議員御質問の暗渠排水工事の契約状況の把握内容と時期についてでございますが、私が市長に就任をした翌日には平成29年度の暗渠排水工事箇所と農林水産省の政策の変更及び変更に伴って個人負担金の一部を市が負担するという経緯を聞いております。また、その後の入札結果及び入札後の個人負担額などについても随時報告を受けて、懸案事項として私自身も認識をいたしておりました。  今後の方針といたしましては、この工事契約を元に工事が粛々と進むことを願っております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。  多田隈啓二君。 ◆8番(多田隈啓二君) 答弁、市長よりいただきました。  やはりこの今までにない発注、そして今皆さんが困られている状態を工事の契約をもとに進めるとおっしゃいますけど、それも一つのやり方でもあります。やはり早急な対応を市長にはお願いしたいなと。これなかなか今まで前例のない対応なので、早急の対応がやはり農業者、耕作者、業者には必要だと思いますので、ぜひ、対応をお願いしたいと思います。  最後になりますが、藏原市長におかれまして、本当に今日質問したこともなったばかりで、藏原市長がどうなのかという話でもないんですけど、やはり市長になられておりますので、きょう私は3つの問題点を提示させていただきました。選挙管理委員会の問題、玉陵小学校の工事の問題、そして暗渠の問題、やはり今喫緊の一番の課題だと私は思っております。ぜひ、藏原市長にはこの十分な検証を行なってもらうことを強く、強くお願いし、一般質問を終わります。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、多田隈啓二君の質問は終わりました。 ○議長(中尾嘉男君) 6番 古奥俊男君。   [6番 古奥俊男君 登壇] ◆6番(古奥俊男君) 6番、新生クラブ、古奥でございます。傍聴の皆さま、きょうは本当にありがとうございます。  私は、新幹線新玉名駅の周辺整備開発について、3点の質問をさせていただきます。当時、新幹線が通る、駅ができるということで喜び、期待をしておりました。ところが本日まで、きょうまでですね、城北の拠点として、菊池市、山鹿市、荒尾市、ほか周辺各市町村の援助を受け、協力を受けながら新玉名駅ができました。新幹線開業6年、いまだ開発されず開業のままの状態になっております。  そこで市長にお聞きいたします。今後駅前をどう整備され開発されるのか。地元の意見を取り入れるのか。また、最重要案件事項として開発されるのか、お聞かせください。  あとは質問席に移らせていただきます。 ○議長(中尾嘉男君) 市長 藏原隆浩君。   [市長 藏原隆浩君 登壇] ◎市長(藏原隆浩君) 古奥議員の新幹線新玉名駅の周辺開発についてお答えをいたします。  新幹線新玉名駅の周辺開発については、議員と同様に、市の最重要案件事項の1つであるというふうにとらえております。新幹線新玉名駅の周辺開発については、平成14年7月に公表した、新玉名駅南側を中心とした区域の開発を検討することを定めた、新幹線新玉名駅周辺整備構想を踏まえ、平成16年4月に駅前広場や駐車場などの新幹線開業に必要な施設や交流施設などの市で直接整備を行なう施設を段階的に整備していくことを定めた新玉名駅周辺整備事業基本計画、実施計画を公表しております。さらに平成18年2月、熊本県と共同で新玉名駅周辺地域等整備基本構想を策定し、基本計画の具体化と着実な推進のために、熊本県と協定を締結し平成23年3月開業の九州新幹線の開業効果を最大限に活用した県北の玄関口としての拠点都市づくりを推進するため整備を進めてまいりました。しかしながら、九州新幹線開業から6年を経過し、駅前広場や駐車場など、開業に必要な施設整備は完了したものの、民間活力の導入を進めていた区域については、2件の民間進出を除くと、大部分が未整備の状態にあります。新幹線新玉名駅周辺整備構想を策定してから15年が経過し、これまで民間活力の導入による周辺開発を進めてきたものの、遅々として進んでいない現在の状況を打破するためには、具体的な施策への取り組みを検討していく必要があることから、現在玉名平野北西部まちづくり基本計画として、東西に菊池川と繁根木川、南北に市道立願寺橋秋丸線と市道大坊永安寺線に囲まれた294ヘクタールを計画対象区域に、新幹線新玉名駅周辺の開発整備と、それ以外の地域の農地保全方針について具体的な計画を策定しており、詳細については本日散会後の全員協議会にて、担当課より御説明いたします。  なお、開発整備を行なう新玉名駅周辺については、基本計画においてゾーニングをまず示した上で、道路、上下水道、用排水路といった行政による公共インフラの整備をおおむね10年間をめどに実施し、具体的な取り組みを進めることで、積極的な周辺開発を急ピッチで加速させていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆6番(古奥俊男君) 答弁ありがとうございました。  今のところを聞きますと、基本構想といいますか、グラウンドデザインといいますか、構想の段階であるかと思います。そうしますと2番の何事にも事業を行なうには財源が必要になってまいります。その財源はどうするのかというのが2番目の質問であります。これを財源のほうの説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(中尾嘉男君) 総務部長 村上隆之君。 ◎総務部長(村上隆之君) 議員の再質問にお答えします。  新幹線玉名駅周辺開発におきましては、予算の手当てを何をもって充てるかということで、まず、市道整備それから下水道の整備につきましては、国県の交付金や補助金を活用して取り組むことを基本とし、早急に開発計画を策定し、国と県との協議を行なってまいります。また、上水道整備につきましては、給水区域内での新設でございまして、排水路整備については、農地整備事業関連でないことから、それぞれ補助金交付対象とならないために市単独での整備になります。いずれにしましても新幹線新玉名駅周辺開発は、多額の事業費が見込まれることから、関係機関と十分協議を行ないまして、財政負担の軽減に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 古奥俊男君。 ◆6番(古奥俊男君) 答弁ありがとうございました。  これは再質問でありませんので、私の個人的な意見として聞いていただきたいと思います。  先日新聞で政府の財政諮問会議、地方自治体の基金が残高で23兆円になっていると、豊かな財政には交付削減論が出ているということが載っておりました。今市の財政調整は約50億円程度ですかね、この前67億円あったけど、今年15億円ぐらい取り崩してありますので、何か恐らく50億円ぐらいなるかと思います。減債基金というのが13億円、ほかの基金が合わせますと約88億円、その他を入れますと100億円ぐらいとなっております。この創生基金を使ってでも開発していかれたらいかがかなと。減額にならないためにですね。これはほかの自治体でもなんか意見が出たようでございますので、この基金は、将来の備えに今までするためにためてあったろうかと思います。ただ、増加しますとどうしても減額の理由になるように思います。なぜかといいますと、交付税は平成17年度で全国で16兆3,300億円、自治体の一定水準の行政サービスを提供するため地方税収など、自治体独自の収入で補えない分を穴埋めするためが目的となっております。地方税収がふえれば減る仕組みになっているかと思います。しっかりと目を向けられて、なるだけ交付税が減らないようにしていただきたいと思っております。  それと平成28年度からですか、新幹線2階部分が無人化になりました。開業当時は、職員の方10名以上おられたかと思います。現在では4、5名の職員になっているかと思います。それと駅周辺ですね、活気がありません。将来はこのままいきますと完全無人化の可能性もあるのではないでしょうか。JRとよく行政は何か対策を、JRさんと対策をしていただきたいなと、個人的には思っております。あくまでも私の意見でございます。お聞きください。  それでは2番の県道八女線の、通称、東西線と私たちは言っております。その整備についてお伺いをいたします。  これは熊本県知事と玉名市長による県市協定書がある中で、平成27年度に県工事区間分完成をしております。市工事区間分はいまだ未着工であります。協定は約束事であり、信頼関係は約束は守ることで、信頼は得るものと思います。早期の着工はあるのかお聞かせください。また、協定では新幹線開業後5年で完成させると聞いておりますが本当でしょうか。 ○議長(中尾嘉男君) 建設部長 礒谷 章君。 ◎建設部長(礒谷章君) 古奥議員御質問の県道玉名八女線、通称、東西線と申しておりますが、その起点であります県道玉名橘線から東側にあります県道稲佐津留玉名線への整備についてお答えいたします。  この計画につきましては、平成18年に新玉名駅周辺地域等の整備に関する県との協定におきまして、新玉名駅から県道稲佐津留玉名線に必要なアクセス道路として位置づけられている路線でございます。本路線の整備状況につきましては、県工事区間であります県道玉名八女線が平成27年3月に供用開始され、新玉名駅周辺の交通状況が落ち着くまで1年程度を見越しておりましたので、平成28年度に新玉名駅周辺指導の交通量調査を行なった状況でございます。また、今年度におきましては将来の交通量の推計を行なっておりまして、平成30年度には東西線延伸の概略設計を行なう予定であり、整備に向けて着実に進捗している状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 古奥俊男君。 ◆6番(古奥俊男君) 今、平成30年からということで回答いただきましたけれども、この開業5年で完成させるという、聞いてこれは本当でしょうか。それともこういう協定書は入っていないのでしょうか、お聞かせください。 ○議長(中尾嘉男君) 建設部長 礒谷 章君。 ◎建設部長(礒谷章君) 再質問にお答えいたします。  県市協定には一応30、県道玉名東西線ですね、東西線の延伸につきましては、平成30年を目標にというふうに記述してあります。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 古奥俊男君。 ◆6番(古奥俊男君) 答弁ありがとうございます。  それでは次に移らせていただきます。  さっきも言いましたように、何事をするにも財源が必要でございます。この財源は何をもって充てるのか、お聞かせください。 ○議長(中尾嘉男君) 建設部長 礒谷 章君。 ◎建設部長(礒谷章君) 再質問にお答えいたします。  財源につきましては、市の財源持ち出を少なくするために、国の交付金事業を活用したいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中尾嘉男君) 古奥俊男君。 ◆6番(古奥俊男君) ありがとうございます。  聞きますと、どれもこれも交付金、交付金、交付金ということになるかと思います。もう合併特例債もありませんので、ほかに交付金を頼る以外にはないかと存じますけれども、ほかにその何かないのか、精いっぱい勉強していただいて、予算を獲得なさるようにしていただければなと思います  それでは3番目に移らせていただきます。地方独立行政法人くまもと県北病院機構によります玉名小学校を核とした周辺一帯にできることになっております。そのことについて質問をいたします。  地方独立行政法人くまもと県北病院機構として建設されます病院は、玉名市も医師会もお金は出さないことになっております。ということは全額借入の病院になります。総額185億円のうち40%が補助になります。残り100強は実質借入になります。その内訳としまして、133億円ぐらい建物と土地の造成です。残りの52億円は土地代、医療機器具、その他となっております。いつも感じますことは何事も建てられる病院と、建物としてはいつも予算を計上してありますけれども、周辺整備のお金は意外と何事に対してでも見てありません。今回も病院ができることによって大変うれしくは思っておりますけれども、病院ができますとその周辺には1日1,000台の車が予想されるそうです。となりますと、今ある道路で交通量を処理するためには絶対不可能になります。今玉名迫間大坊線というのがすぐ前にあるんですけれども、一部道路が狭く右折レーンもありません。今度はその市道の右側に位置する一帯4万4,000平方メートルがその病院になります。そこでお聞きしたいと思います。その周辺整備をどう考えておられるか、建設部長にお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。
    ○議長(中尾嘉男君) 建設部長 礒谷 章君。 ◎建設部長(礒谷章君) 議員御質問の地方独立行政法人くまもと県北病院機構による病院建設地の周辺整備についての中の病院周辺の道路整備とその財源についてお答えいたします。  本市は昨年、玉名平野北西部土地利用等検討会議を庁内に立ち上げ、現在、玉名平野北西部まちづくり基本計画を策定中でございます。その中で新玉名駅開発構想区域の35.6ヘクタールが開発重点地区として設定しており、あわせて新病院が玉名小学校跡地に建設されることにより、道路等のインフラ整備が早急に取り組む必要があると考えているところでございます。  先ほど議員から御質問がありました、新病院建設地から石貫・三ツ川地区方面へ向かうアクセス道路でございますが、この路線には一部狭小の区間がありまして、大型車両が通行すると車両の離合がスムーズにできない状況でございます。市といたしましては、県道玉名八女線、通称、東西線と同様にこの路線も重要な道路として位置づけており、また、病院開業後には交通量の増加も十分予測されますので、開業までには道路の拡幅を行なってまいりたいと考えております。  また、事業の財源つきましては、市の単独事業として地方債の活用しての整備を見込んでいるところでございます。以上のございます。 ○議長(中尾嘉男君) 古奥俊男君。 ◆6番(古奥俊男君) 答弁ありがとうございました。  いろいろ今からのことでございますけれども、まだ今構想の中の1質問でございますので、中身につきましては今後させていただきたいと思います。  以上で、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(中尾嘉男君) 以上で、古奥俊男君の質問は終わりました。  以上で、本日の日程は、終了いたしました。  明14日は、定刻より会議を開き、一般質問を行ないます。  本日は、これにて散会いたします。                             午後 4時22分 散会...