玉名市議会 > 2015-09-18 >
平成27年第 4回定例会−09月18日-05号

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  1. 玉名市議会 2015-09-18
    平成27年第 4回定例会−09月18日-05号


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    平成27年第 4回定例会−09月18日-05号平成27年第 4回定例会         平成27年第4回玉名市議会定例会会議録(第5号)  議事日程(第5号)                  平成27年9月18日(金曜日)午前10時00分開議 日程第1 委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第2 質疑・討論・採決      (議第94号から議第115号まで、請第5号、陳第3号及び陳第4号並びに平成26年度陳第8号) 日程第3 市長提出議案審議(質疑・討論・採決)      (議第116号及び議第117号) 日程第4 委員長報告      1 公共施設等建設特別委員長報告         閉 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件 日程第1 委員長報告      1 総務委員長報告
         2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第2 質疑・討論・採決      (議第94号から議第115号まで、請第5号、陳第3号及び陳第4号並びに平成26年度陳第8号) 日程第3 市長提出議案審議(質疑・討論・採決)      (議第116号及び議第117号) 日程第4 委員長報告      1 公共施設等建設特別委員長報告 日程第5  議員提出議案上程  議員提出第4号 玉名市政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について  議員提出第5号 玉名市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6  提案理由の説明       (議員提出第4号及び議員提出第5号) 日程第7  議員提出議案審議(質疑・討論・採決)       (議員提出第4号及び議員提出第5号) 日程第8  意見書案上程  意見書案第4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について  意見書案第5号 ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書の提出について 日程第9  提案理由の説明       (意見書案第4号及び意見書案第5号) 日程第10 意見書案審議(質疑・討論・採決)       (意見書案第4号及び意見書案第5号) 日程第11 決議案上程  決議案第4号 オリンピック・パラリンピックアスリートキャンプ地の誘致に関する決議の提出について 日程第12 提案理由の説明       (決議案第4号) 日程第13 決議案審議(質疑・討論・採決)       (決議案第4号) 日程第14 玉名市農業委員会委員の推薦について         閉 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(24名)    1番  北 本 将 幸 君        2番  多田隈 啓 二 君    3番  松 本 憲 二 君        4番  徳 村 登志郎 君    5番  城 戸   淳 君        6番  西 川 裕 文 君    7番  嶋 村   徹 君        8番  内 田 靖 信 君    9番  江 田 計 司 君       10番  田 中 英 雄 君   11番  横 手 良 弘 君       12番  近 松 恵美子 さん   13番  福 嶋 譲 治 君       14番  永 野 忠 弘 君   15番  宮 田 知 美 君       16番  前 田 正 治 君   17番  森 川 和 博 君       18番  高 村 四 郎 君   19番  中 尾 嘉 男 君       20番  田 畑 久 吉 君   21番  小屋野 幸 隆 君       22番  竹 下 幸 治 君   23番  吉 田 喜 徳 君       24番  作 本 幸 男 君         ───────────────────────── 欠席議員(なし)         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     吉 川 義 臣 君    事務局次長    堀 内 政 信 君  次長補佐     松 下   匡 君    書記       松 尾 和 俊 君  書記       冨 田 享 助 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       高 嵜 哲 哉 君    副市長      斉 藤   誠 君  総務部長     西 田 美 徳 君    企画経営部長   原 口 和 義 君  市民生活部長   上 嶋   晃 君    健康福祉部長   村 上 隆 之 君  産業経済部長   吉 永 訓 啓 君    建設部長     礒 谷   章 君  会計管理者    北 本 義 博 君    企業局長     宮 田 辰 也 君  教育委員長    桑 本 隆 則 君    教育長      池 田 誠 一 君  教育部長     伊 子 裕 幸 君    監査委員     坂 口 勝 秀 君 午前10時01分 開議        ************************* ○議長(作本幸男君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。        ************************* △日程第1 委員長報告 ○議長(作本幸男君) 日程第1、「委員長報告」を行ないます。  これより各常任委員会長に付託し、審査を終了いたしました事件の結果と経過について各委員長の報告を求めます。  議第94号平成27年度玉名市一般会計補正予算(第3号)から議第115号財産の取得についてまでの市長提出議案22件、請第5号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出に関する請願の1件、陳第3号安全保障法制11法案の今国会での廃案を求める意見書の提出に関する陳情及び陳第4号サッカー場建設に伴うラグビー兼用競技場整備を求める陳情並びに平成26年陳第8号サッカー場建設に伴う陸上競技場整備を求める陳情の陳情3件、以上の事件を一括議題といたします。  御手元に配付しております委員会審査報告書の朗読は、これを省略いたします。  審議の方法は、各委員長の報告のあと、質疑、討論の後、採決いたします。  あわせて継続審査の申し出があります。陳第5号インフルエンザ予防接種の無料化を求める陳情の陳情1件について中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際これを許します。  各委員長の報告を求めます。  総務委員長 江田計司君。   [総務委員長 江田計司君 登壇] ◎総務委員長(江田計司君) おはようございます。  総務委員会に付託されました案件は、議案7件、陳情1件であります。委員会における審査の経過と結果について御報告をいたします。  まず、議第94号平成27年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分であります。  執行部から、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ6億4,201万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を309億8,846万円とするもの、債務負担行為補正、地方債補正、歳入歳出にかかわる項目ごとの説明がありました。  委員から、10月からマイナンバーの通知が始まるが、1月から番号カードをもらえるのか、記入がわからない場合、市役所に来て直接申請してもいいのか、子どもの番号カードをつくるときはどうするのか、臨時職員2名で対応は大丈夫なのかとの質疑に、執行部から、通知カードは基本的には10月以降郵送の予定だが、発送が遅れる可能性があり、それに伴って番号カードの発行も遅れる可能性がある。これは全国的な傾向である。記入等がわからない場合は、市役所専用窓口で、支所窓口、支所等で対応する。子どもの申請は本人の受け取りが基本であるが、同一世帯の家族での受け取りが可能であり、また、委任状等の対応もある。臨時職員での対応は、交付の期間をある程度ずらして混雑しないような対応をしたいとの答弁でした。委員から、災害における補助率は固定なのかとの質疑に、執行部から、公共土木の災害は66.7%で固定だが、大災害とか激甚災害に指定された場合は1から2割程度国庫補助率が引き上げられる場合があるとの答弁でした。委員から、キラリかがやけ玉名応援寄附金推進事業業務について、詳しい説明とクレジットで寄附する場合の手数料と金利が発生する場合の負担はどうするのかとの質疑に、執行部から、民間業者に委託することでインターネットを活用し、全国の人にアピールできること、また、お礼の品の企画、開発を通じて、地元産業の掘り起こしを行なったり、寄附者の支払いでクレジット決済を可能にすることで、利便性の向上にもつながり、ネットでの申し込みも可能となり、新たな寄附者への対応を図る。年内には業者を選定し、来年4月から事業開始したい。クレジットで寄附されるときの手数料は市が負担を行なうが、クレジット会社への分割により発生する金利は自己負担でお願いするとの答弁でした。委員から、ふるさと納税のお礼の品の企画、市のPRとか市でできないのか。お礼の品に玉名市の認定品等も含めたらいいのではないか。実績が上がるようなPRをしていただきたいとの質疑に、執行部から、職員の視点より、外部からの視点で見てもらい、今の玉名市の特産物を基本に、いろいろな商品の企画をしてもらう狙いで委託を考えている。お礼の品としても、地元産の品物はたくさんあり、どれをするかはまだ決めていないので、それを含めたところでお礼の品の検討をする。また、実績が上がるように寄附者の利便性を考えて取り組むべきとの答弁でした。委員から、介護基盤緊急整備特別対策事業補助金の実績と計画、活動状況はとの質疑に、執行部から、実績で平成24年度44件、1億7,944万3,000円、平成25年度9件、3,750万円、平成26年度14件、5,443万5,000円、平成27年度計画は新築2件、改修4件ですとの答弁でした。委員から、介護事業の改修としての成果は上がっていると思うが、介護事業としての事業はどのようなものがあるのかとの質疑に、執行部から、改修はいきいきふれあい活動が行なわれることが条件であり、区によって活動する回数が違うが、最低でも月1回は活動されているとの答弁でした。また、委員から、活動は10年間続けることが必要だが、皆さん喜んで続けていらっしゃる。また、情報が徹底してない部分もあるとの意見もありました。委員から、臨時職員採用は、ハローワークに募集されているのかとの質疑に、執行部から、総務のほうに履歴書が出されている場合、ハローワークに募集する場合とその都度異なるとの答弁でした。それに対して、その双方で採用された場合、賃金、福利厚生に差はないのかとの質疑に、執行部から、両方とも臨時職員なので一緒であるとの答弁でした。委員から、防犯カメラの設置場所、設置の補助要件はとの質疑に、執行部から、玉名町中央区に8台設置され、うち3台が補助対象になった。要件は、防犯ボランティア団体、地域自治会、学校及びPTA及びこれに準ずる団体で、警察署の意見書が必要となるとの答弁でした。委員から、合併10周年の記念行事の事業計画、表彰基準と表彰者数はとの質疑に、執行部から、オープニングに北稜太鼓、開会、国歌独唱、我らのふるさと玉名斉唱、式辞、あいさつ、市政功労者表彰、来賓祝辞等を予定している、表彰者は個人113人、団体23団体で、要綱で基準を定め、選考委員会で選考を行なったとの答弁でした。また、委員から、案内状には何の功労で表彰されるのかを示してほしかったとの要望がありました。委員から、行政外部評価委員会の組織構成と提言はあっているのかとの質疑に、執行部から、構成メンバーは11人、学識者で県立大の教授、有識者で税理士の方、市民の公募で2名、企業の支店長、支社長等にお願いをしている。今後会議を開き、評価の結果についてはホームページ、広報たまなで報告したいとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第94号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第100号地方自治法第96条第2項の規定により議会の議決すべき事件を定める条例の制定についてであります。執行部から、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、将来的に議会に議決を求めるための条例の制定で、基本構想の策定、変更、廃止についてと定住自立圏形成協定の締結、変更、廃止についてであります。基本構想の策定、変更、廃止については、議会の議決すべき事件であることを明確に示し、定住自立圏形成協定については、中心市と近隣自治体が対等であるという観点から協定締結に当たっては、中心市各町の議会の議決を経ることとされているため、今回の提案に至ったとの説明がありました。委員から、定住自立圏形成協定の締結は、1市4町でいつごろ結ぶのかとの質疑に、執行部から、協定の締結予定は来年4月1日を考えているとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第100号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第103号玉名市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、法律に準じて条例の整備を図るもので、主な改正の内容として、個人番号及び特定個人情報の定義を新たに定め、特定個人情報の提供の制限を追加規定として、個人情報の提供先への通知の規定を新たに定めるもの。  次に、特定個人情報の利用の制限を新たに定め、改正として開示の請求を代理でできるものについて、個人情報では未成年者又は成年後見人の法定代理人である者を、特定個人情報にあっては、さらに本人の委任による代理人を加えるよう改正するもの。また、特定個人情報の利用停止の請求について定め、個人情報の利用停止の請求規定と別にするもの。  次に、情報提供等記録の定義を新たに定め、情報提供等記録の提供先への通知について定めるもの。なお附則として、平成27年10月5日からと平成28年1月1日から及び行政手続きに起こる特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律附則第1条第5号の掲げる規定の施行の日からそれぞれ施行するものとの説明がありました。委員から、個人番号カードは身分証明として使えるようになるが、渡したときコピーされたらどうなるか。カードケース等の手立てはするのかとの質疑に、執行部から、コピーは個人情報保護で禁止とうたってあるのでできない。個人番号が見えないように目隠しするカードケースは、申請されるときに地方公共団体情報システム機構のほうで用意され、カードが送ってくるときについてくるとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第103号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第104号玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱の一部改正に伴い、条例の整備を図るもので、内容としては、従来の生活交通ネットワーク計画は、生活交通確保維持改善計画に名称変更されたことに伴い、条文を改めるもの。なお、附則として、公布の日から施行するものとの説明がありました。委員から、特別顧問の報償費は、報酬からの流用と以前言っていたのに、調査後、役務費からの流用だったとなった。その過ちについてどう思われるかとの質疑に、執行部から、過去にお答えした内容が間違っていたということであれば大変申し訳なく思うし、しっかり確認したあとに答弁すべきものであるとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第104号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第105号玉名市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、行政手続きにおける特定の個人を認識するための番号の利用等に関する法律、マイナンバー法の施行に伴い、通知カード再交付及び個人番号カードの再交付にかかわる手数料を徴収する等のため、整備を図るもので、通知カードの再交付1件につき500円、個人番号カードの再交付1件につき800円とする。附則として、平成27年10月5日からと平成28年1月1日から、それぞれ施行するものとの説明がありました。委員から、再交付されたときは番号は変わるのかとの質疑に、執行部から、カードを破損したときはそのままだが、事情がある場合変更されるとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第105号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第113号工事請負契約の締結についてであります。執行部から、九州新幹線渇水等被害対策に伴う、三ツ川地区石尾区の農業用水確保のため、既存のため池を容量7,440立方メートルに改修する工事を行なうもので、契約の方法は、土木一式工事建設業許可業者でかつ特定建設許可を有する8社にて指名競争入札によるものとし、去る7月16日に入札を実施、入札の結果、玉名市玉名2310番地5有限会社不動組が1億7,531万円で落札。現在、同社と税込み1億8,933万4,800円で仮契約中で、議決後本契約の締結をするものとの説明がありました。委員から、資料は出してあるが、予定価格、最低制限価格もない順位を見るだけで、今後判断材料となるような資料の提出を考えていただきたいとの要望に、執行部から、予定価格の公表は要綱で契約締結後と定めてあるので出せない。以前は資料を配付していなかったので、議会の要望でこれだけの資料を配付している。今後、予定価格の事前公表を検討していくとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第113号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第114号工事請負契約の変更についてであります。執行部から、工事期間内に急激なインフレーションが生じ、請負代金額が著しく不適当となったため契約の一部を変更するもので、工事名は石貫4区3号配水池新設工事、請負代金額は当初2億6,352万円で契約したものを、254万272円増額し、2億6,606万272円に変更を行なうもの。契約の相手方は、株式会社安部日鋼工業熊本営業所、変更の理由は賃金水準の上昇に伴い、インフレスライドの運用を行なうこととし、これにより変更が生じたもので、対象となる工事は、平成27年度1月31日以前に契約した工事で、残工事が2カ月以上あり、基準日までの出来高分を除いた資材、労務及び諸経費等を対象として、受注者からの請負代金額変更の請求があった場合に限り協議を行なう。今回この運用により、去る5月25日に受注者から表記の請求があったので、基準日を5月25日と定め、協議開始の通知を行ない、出来高の確認を行なった上で双方協議を重ね、6月15日スライド額を確定、現在、契約の相手方との間で変更の仮契約の締結をしており、議決後本契約とするものとの説明がありました。委員から、賃金は各県で違うが、今回相手側は営業所であるが、どこの賃金で算定しているのかとの質疑に、執行部から、熊本県の統一単価の賃金で行なっているとの答弁でした。委員から、賃金の上昇率は。急激な上昇の範囲はどれくらいなのかとの質疑に、執行部から、上昇率は全職種全体で、平成26年2月から平成27年2月で4.2%、範囲は具体的な数字はなく、国と県の通知により行なっているとの答弁でした。委員から、本県においても最低賃金の改定があったが、急激な賃金上昇とは乖離が見られるようだとの質疑に、執行部から、言葉が急激なインフレーションとなっているが、国、県が運用を定めているので、そういう言い方になるとの答弁でした。委員から、労務費、材料費の内訳は入札時に出される内訳書でわかるのかとの質疑に、執行部から、内訳書は入札時に提出されているが、工種ごとに分かれており、その中に機械代とか人件費が含まれているので、内訳書ではわからないとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第114号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、継続審査となっておりました陳第3号安全保障法制11法案の今国会での廃案を求める意見書の提出に関する陳情であります。委員から、陳情は極論的なところもあるが、世論は60%ぐらいの人が成立しなくてもいいんじゃないかという意見で、市民からの陳情でもあるので、採択でよい。陳情の最後の下りに、我が国の海外で戦争する国へとつくりかえるものであるとあるが、自衛隊の存在をどのようにしていくのか、昨年の閣議決定で決まっている。法律で成立しなくてももっぱら自分の国だけを守るということは変わっていないことを国民は理解していないので、デモが起こったり、戦争法案みたいに取り上げている。また、委員から、集団的自衛権も国際法で定められ、日本も権利がある。国際的にその集団的自衛権はどうするのだというところをしっかりと示したのは今回の法案であり、日本は自分の国を守ること以外は何もしないと歯どめがかかっている。そういうものを踏まえて、採択することは外国で戦争するかもしれないという不安をあおってしまう心配もあるので、不採択であるなどの意見が出されました。  審査を終了し、採決の結果、陳第3号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上で、総務委員会に付託されました案件の報告を終わります。
    ○議長(作本幸男君) 建設経済委員長 福嶋譲治君。   [建設経済委員長 福嶋譲治君 登壇] ◎建設経済委員長(福嶋譲治君) 今期、建設経済委員会に付託されております議案6件について、委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。  まず、議第94号平成27年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分についてであります。歳出の部6款農林水産業費が2,467万7,000円の増額、そのうち主なものは、農業機械等整備事業補助金で30名、38件のトラクター等農業機械の導入に対する補助です。これは当初予算1,500万円への追加分で、454万1,000円の増、また、青年就農給付金返還金の支給要件の所得額250万円をオーバーした4件の交付対象者分の返還金で637万5,000円の増、多面的機能支払交付金で、本年度から4地区が追加したことによる対象面積見直しによる811万9,000円の増などによるものです。7款商工費では2,500万円の増額で、地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金上乗せ交付分を活用して実施する事業で、同田貫を活用した団体、個人向けツアー商品の造成や情報発信などを行なうものです。8款土木費は34万円の増額、11款災害復旧費は1,722万5,000円の増額で、6月から7月にかけての大雨による農林水産施設16件の機械借り上げと、公共土木施設3件の災害復旧費によるものであります。  以上、執行部の説明を受け、委員から、同田貫を活用した地域資源活用事業の内容についての質疑に、執行部から、同田貫の刀剣研ぎやツアー商品造成、宿泊費補助、情報発信などの委託料や玉名市歴史博物館で使用する同田貫を展示するケースなどの備品購入との答弁でした。また、委員から、多面的機能支払交付金の長寿命化について、平成27年度は予算がつかなかったとのことだが、今後は予算がつきにくいのかとの質疑に、執行部から、平成27年度は県の予算がなく、新規事業についてはつけないとの報告があった、平成28年度分についての申し込みは、今後していくとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第94号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第97号平成27年度玉名市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出それぞれ133万1,000円を増額するもので、天水町上有所地区の県道改良工事に伴う、配水管布設替工事によるものであります。  以上執行部からの説明を受け、委員から、この工事の予算は県から出るのかとの質疑に、執行部から、配水管は県道の占用物件であり、占用の条件として、占用者が負担することになっているため県からは出ないとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第97号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第98号平成27年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。収益的支出で2,020万円の増額で、新境川橋新設工事に伴う配水管布設替工事などによるものであります。  委員から特別の質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第98号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第99号平成27年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。収益的支出は1万円の増額で、賠償責任保険に係る賠償金によるものであります。また、債務負担行為補正につきましては、長期財政シミュレーションに関する支援額の限度額を設定するものです。  委員から特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第99号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第101号玉名市文化・行政拠点特別用途地区内における建築物の制限の緩和に関する条例の制定についてであります。建築基準法第49条第2項の規定に基づき、玉名市文化・行政拠点特別用途地区内における建築物の制限の緩和に関し必要な事項を定めるため、条例を制定するものでございます。なお、文化・行政拠点特別用途地区とは、新庁舎周辺の都市計画における用途地域未指定の地域8.7ヘクタールを第2種中高層住宅専用地域に指定し、その地域を含む新庁舎周辺13.2ヘクタールを文化・行政拠点特別用途地区に指定し、行政サービス、文化機能に特化した土地利用の推進を図るものであります。  以上、執行部の説明を受け、委員から、この特別用途地区の指定は、この地域に市民会館を建設することを計画していることと関係あるのかとの質疑に、執行部から、この地区は玉名市都市計画マスタープランの中で、用途地域等の検討が必要な地区として位置づけており、今回は地区指定をするもので、市民会館の建設位置とは関係はないとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第101号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第112号和解及び損害賠償額の決定についてであります。これは地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を決定し和解するものであります。事故の内容は、平成25年12月15日正午ごろ、市道常安寺秋丸線において、相手方が歩行中、沈下した公共ますに足をとられて転倒し、右手首を骨折されたものであり、事故後1年以上の経過治療を行なっておられましたが、右手の指に後遺障がいが残られたものであります。相手方への損害賠償額といたしまして、市は70%に当たる358万705円を負担するものであります。なお、損害賠償金につきましては、免責額として市が1万円を自己負担として給付し、残りの357万705円は、公益社団法人日本下水道協会の下水道賠償責任保険により給付されるものであります。  以上、執行部の説明を受け、委員から、この事故を受け、他の公共ますをチェックしたのかとの質疑に、執行部から、マンホールについて点検は随時行なっているが、数も多く、少量の沈下等ではなかなか修繕まで至らない。危険な場合は補修を行なっているとの答弁。これを受け委員から、事故につながる可能性があるところは、早急に修繕しないとまた事故が起こるので、特に注意してもらいたいとの意見がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第112号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で、今期建設経済委員会に付託されました議案6件の報告を終わります。  また、付託案件以外の質疑といたしまして、委員から、プレミアム商品券について一般質問でも質問があったが、未就学児に関して2,000円分の上乗せ分について2,400件ぐらいの対象者に対して、約400件分しか販売がなされず、すべてに行き渡らなかったとの答弁があった。また、商品券は現金で引きかえなので、そのお金を用意できる人とできない人でものすごく差が出てきている。行政がこういうやり方でするのはいかがなものか。今回、まず先行販売で、1世帯1万円までで販売して、全世帯に行き渡るようにし、残りの余った分をそれから販売する手法をとったほうがよかったのではないかなどの意見がありました。また、このほかにも委員から、8月25日の台風において、道路等の枝などが折れ道路に散乱し、道路の端っこに寄せられているところがまだまだ見受けられる。市の防災関係部署とも連携して、片付けなどを区や消防団にお願いし、例えば、1週間後までにここに持ってくれば市のほうで処分しますなどの方法をとることで、早く交通の安全が確保できるよう対応をお願いしたいとの意見がありました。  委員会終了後は、国営の玉名横島地区海岸保全整備事業、県営の共和地区海岸保全整備事業を視察し、今後の整備計画などを伺いました。  以上をもちまして、建設経済委員長報告を終わります。 ○議長(作本幸男君) 文教厚生委員長 田中英雄君。   [文教厚生委員長 田中英雄君 登壇] ◎文教厚生委員長(田中英雄君) おはようございます。今期、文教厚生委員会に付託されました議案11件及び請願1件並びに陳情2件、継続審査となっておりました陳情1件について審査の経過と結果を御報告いたします。  初めに、議第94号平成27年度玉名市一般会計補正予算(第3号)中付託分についてであります。歳出の主なものは、3款民生費について3,427万円の追加で、国が行なう地域活性化・地域住民生活等緊急交付金事業の上乗せ交付金を活用して、玉名市ご当地カード行政ポイント付与事業の増額、また、2,963万1,000円の追加で、静光園老人ホーム敷地測量業務委託、介護予防拠点整備事業補助金などの増額、10款教育費について3,383万9,000円の増額で、玉陵小学校(仮称)建設に伴う造成工事の一部を次年度に繰り越すことによる6,744万8,000円の減額、築山小学校35人学級の導入に伴う、プレハブ校舎の借上料2,408万3,000円の増額などとなっています。執行部からの説明の後、まず3款民生費について委員から、介護予防拠点整備事業補助金について、自治公民館の新築、改築等補助の申請状況はどうかについて質疑があり、執行部より、今年度は7地区の申請、昨年度は平成25年度の追加等で10件ほど、平成25年度は3、40件ほどとの答弁があり、また委員から、この事業はまだ続くのかとの質疑に、執行部より、介護予防拠点整備事業は今年度からは、新規医療介護総合確保推進法により、消費税の財源を活用する中で、県に基金をつくった形で整備費用を出している。今のところは毎年交付されているが、介護予防拠点だけでなく、介護保険事業全般にも使われるので、平成28、29年については未確定との答弁がありました。また、委員からの静光園老人ホーム敷地測量業務委託について、民営化後の老人ホームに対する玉名市のかかわり、特に費用の負担、福祉事務所長の役割、職員の配置、入所判定会議はどうなるかについての質疑に、執行部より、養護老人ホームは老人福祉法に明記されている老人福祉施設の1つで、老人福祉法の中で市町村は必要に応じて老人ホーム等への入所などの措置をすると規定されており、入所などに対しては、市町村が決定して費用も支払う措置事務も1つなので、民営化後も市のかかわりは従来どおり。入所者等に対する費用負担は、老人福祉法に基づいた費用の徴収や国の指針をもとに市で規定した費用負担で納入されており、新たな負担は発生しない。入所判定会議は、老人福祉法第11条に基づく指針で、市町村は判定委員会を設置しなければならないと規定されている。玉名市は以前より、南関町、長洲町、和水町、玉東町との1市4町で玉名郡市老人ホーム合同入所判定委員会設置要綱をつくり、11名の委員で構成され判定会議を行なっている。メンバーは、玉名郡市老人福祉主管課長、玉名地域振興局総合福祉課長、熊本県有明保健所長、郡市医師会の医師、精神科の医師と老人福祉施設長である延寿荘及び静光園老人ホーム園長となっている。福祉事務所長の業務としては、玉名市老人福祉法施行細則があり、大もとの老人福祉法に基づいた細則となっており、民営化後も福祉事務所長の事務はかわらないと考えているとの答弁。また、委員から、見方によっては経費を削減するための民営化と玉名市の役割放棄とも感じるが、仮に民営化されたとして、民営化後のサービスの質や運営にかかるコストの妥当性の検証評価を今後どうやって行なうのかとの質疑に、執行部より、今回の募集要項においても入所者サービスの質の確保を目的として運営に関わる情報交換の場として、市と法人の両者双方に協議機関を設けることとしている。詳細に関しては、民営化する機関が決定してから事務引き継ぎ等協議していく中で、詳しく検討していく方針だが、市が指定する地域密着型のサービス事業所においては、運営推進会議が2カ月に1回行なわれており、それに準じた形で相手の社会福祉法人と協議をしていきたいと考えている。また、県の行政監査も毎年実施されるので人員基準や設備、財務状況等に関して、適正に運営されているか確認できるとの答弁。また、委員から、静光園老人ホーム民営化運営法人の応募は何件あったのかについての質疑に、執行部より、8月11日の事前説明会には、市内の5社会福祉法人が参加し、9月4日に応募締め切りまでに1社会福祉法人の応募があり、現在選考中との答弁でした。  次に、10款教育費について委員から、自治公民館施設整備費補助金で上限は300万円なのかについての質疑に、執行部より、公民館を整備する地区に対し、諸条件はあるが新築で300万円、増改築に100万円、修繕に30万円を上限に、事業費の3分の1を補助しているとの答弁。また、委員から、申請した地区に対しすべて交付される予算配分になっているかについての質疑に、執行部から、当初予算で新築1件、増改築1件、修繕5件の合計550万円の予算を組んでいる。現在は、介護予防拠点整備事業補助金を利用して、新築する地区がふえたが当初予算を超える分の申請については、補正予算で対応しているとの答弁。また、委員から、玉陵小学校(仮称)建設に伴う造成工事費の減額について、地権者との同意が得られなかったかどうかにはわからないが、当初の予定では、何月ごろ工事に取りかかる計画だったのかとの質疑に、執行部より、同意が得られなかったのではなく、同意はいただいている。地権者が家を新築あるいはその他を家屋を移転する作業の中で、当初は11月に予定をしていたものが、設計等の諸事情により1カ月遅れそうだとの申し入れがあったため、工事着手を遅らせざるを得なかったとの答弁。また、委員から、築山小学校35人学級の導入に伴う、プレハブ校舎借上料の関連で、梅林あたりは子どもが減って小学校を1つにする計画がある一方で、築山小学校、玉名町小学校は新しい校舎をつくったり、教室が不足しプレハブをつくらないと対応できないといった状況だが、地方創生における学校の適正配置について、現実を踏まえた全市的な議論はなかったのかとの質疑に、執行部から、格差が広がる中で、定住人口の増加を目的に戦略会議で取り組んでいるが、ハード事業には使えないことから、今のところ学校施設についての話はないが、市全体の中でいろいろな方面からの人口増の取り組みはなされていると認識しているとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第94号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第95号平成27年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。これは、第1条歳入歳出予算補正について、歳入歳出それぞれ2,007万4,000円を減額し、総額を109億2,408万7,000円とするもので、歳出の内訳として平成26年度退職者医療療養給付費交付金返還分1,458万8,000円の増額、前年度繰上充用金の確定により3,466万2,000円の減額となっています。執行部からの説明の後委員から、国保会計に対する国からの財政支援として、総額1,700億円の予算措置をするとなっているが、玉名市にはどれくらい来るのかとの質疑に、執行部より、まだ未確定だが被保険者当たり5,000円程度として、1億円ほど見込んでいるとの答弁。さらに委員から、国はその手当によって1被保険者当たり年間5,000円程度の財政効果があると言っているが、本市の使い道はとの質疑に、執行部より、国保赤字分の埋め合わせと考えているとの答弁。さらに委員から、国保運営協議会の資料に、平成24年度から平成25年度の1人及び1世帯当たりの現年分保険税について、玉名市の平均、熊本県の平均、14市の平均の順位が表記してあり、玉名市の順位が1世帯当たりが平成24年度が2位、平成25年度はトップとなっている。また、1人当たりは平成24年度が3位、平成25年度が2位となっており県内でも高い方と判断できる。一方で、1人当たりの療養諸費、病院にかかった日数、1件、1日当たりの診療費等を見ると、県内14市の中で7、8番目当たりにマークされている。保険税は高くて療養費等は真ん中くらいとの状況をどうとらえているのかとの質疑に、執行部より、国からの1億円の支援について、被保険者1人当たり平均5,000円だが、各市町村にばらまく性質のものではない。保険税の課税においては、各世帯の所得に応じ7割、5割、2割と軽減措置を行なっている。7割、5割軽減については、今まで国から軽減した分に対しての支援があり、2割軽減については市の持ち出しをしていたが、今回新たな財政支援として2割軽減も対象とするとの趣旨で1億円ほどの支援があると見込んでいる。使途については、国の財政支援は2割軽減の保険税に対する措置と考えている。また、1人及び1世帯当たりの保険税、療養諸費の関係で本市の保険税は県内で比較して高い水準となっている。保険税の改定は、平成23年度を最後に行なっていないが、平成26年度は税率改定した市町村があるため、順番的に平成25年度のような順位ではないと考えている。また、療養諸費の順位については、14市中7位、8位あたりで、玉名市民の傾向として受診点数が非常に高い傾向にあり、医療機関に行く傾向にもあるとの結果が出ている。このような状況で、保険税の収納とともに医療費の削減を見据え、特定健診受診率の向上に取り組み、早期の生活習慣病などの発見によって医療費の削減に努めていくとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第95号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第96号平成27年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。第1条歳入歳出予算補正について、歳入歳出それぞれ83万4,000円を追加し、総額を75億3,183万6,000円とするもので、歳出の内訳として職員の産休に伴う非常勤職員の人件費83万4,000円となっています。執行部からの説明のあと、委員から、有明広域の介護認定審査会委員の数、そのうち玉名市の委員の数、委員の選定方法、委員報酬の額はわかるかとの質疑があり、執行部より、介護認定審査会委員は総数で99名、そのうち玉名市からの選出が、医療19名、保健13名、福祉12名の計44名、一度の審査会に医療、保健、福祉の各分野から1名ずつを各3名で審査をしているが、欠席等があるときは、委員の中で組みかえを行ない、3名そろっての審査会ができるよう対応されている。また、審査会当たりの委員報酬は2万円、玉名市からの審査会委員の選出方法については、医療が玉名郡市医師会からの推薦、保健、福祉については欠員が生じたときに有明広域からの依頼があり、保健、福祉それぞれ資格、経験年数等の選任基準に基づき、市が何名か推薦し、市長にも確認の上推薦する形となっているとの答弁。また、委員から、本年度8月から介護を受けている人の財産把握のため調査をすることになったが、ほぼ終了したのかとの質疑に、執行部から、8月1日から施行のため7月中に処理を行なったとの答弁。さらに委員から、書類が未提出の人はいないのかとの質疑に、執行部から、住居費、食費の負担軽減のおりに、所得、預貯金等を調査することだったが、この制度が始まる前までに実際に利用して減額を受けていた方々約1,000名ほどに対し、6月中に更新のお知らせをした。その後、更新をされた方は850名ほどで、残り150名の方の更新はなかったとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第96号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第102号玉名市社会体育施設条例の制定について、議第106号玉名市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、議第107号玉名市営グラウンド条例の一部を改正する条例の制定について、議第108号玉名市体育館条例の一部を改正する条例の制定について、議第109号玉名市天水相撲場条例の一部を改正する条例の制定について、議第110号玉名市立小中学校運動場夜間照明施設条例の一部を改正する条例の制定について、議第111号玉名市立小中学校体育施設等使用料条例の一部を改正する条例の制定については、関連があるため一括での議題としました。  まず概要として、現在の体育施設の使用料金は、合併前の旧市町の料金体系がそのまま継承され、同市の使用料金に格差が生じており、施設利用に要するコスト面から使用料を積算し、各施設の利用者の不公平感を解消するため使用料金の見直しを行ない、受益者負担の原則を取り入れ、適正な使用料金を設定するもの。  内容について、議第102号玉名市社会体育施設条例の制定についてですが、玉名市営グラウンド条例、玉名市体育館条例、玉名市弓道場条例、玉名市武道館条例、玉名市天水相撲場条例、玉名市玉名勤労者体育センター条例、玉名市岱明B&G海洋センター条例の7つの現行の条例を取りまとめて、玉名市社会体育施設条例を新規条例として提案するものであります。提案理由として、地方自治法(昭和22年法律67号)第244条の2第1項の規定により玉名市社会体育施設の設置及び管理について、新たに条例を制定するものとなっております。  次に、議第106号玉名市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてですが、提案理由として、玉名市都市公園における有料公園施設の使用料の見直し及び指定管理者制度の見直しに伴い、条例の整備を図るものとなっております。  次に、議第107号玉名市営グラウンド条例の一部を改正する条例の制定についてですが、社会体育施設として、横島グラウンドと天水グラウンドになるが、これは地方自治法第224条の2第3項の規定に基づき、玉名市営グラウンド管理を指定管理者に行なわせるため条例の整備を図るもの。主な改正の内容として、玉名市営グラウンドの管理を指定管理者に行なわせることができる規定を新たに設けるものとなっております。  次に、議第108号玉名市体育館条例の一部を改正する条例の制定についてですが、社会体育施設として、横島体育館と天水体育館になるが、これは地方自治法第244条の2第3号の規定の基づき、玉名市体育館の管理を指定管理者に行なわせるため条例の整備を図るもの。主な改正内容として、玉名市体育館の管理を指定管理者に行なわせることができる規定を新たに設けるものとなっております。  次に、議第109号玉名市天水相撲場条例の一部を改正する条例の制定についてですが、これは地方自治法第244条の2第3号の規定に基づき、玉名市天水相撲場の管理を指定管理者に行なわせるため条例の整備を図るもの。主な改正内容として、玉名市天水相撲場の管理を指定管理者に行なわせることができる規定を新たに設けるものとなっております。  次に、議第110号玉名市立小中学校運動場夜間照明施設条例の一部を改正する条例の制定についてですが、提案理由として、玉名市立小中学校運動場夜間照明施設の使用料の見直しに伴い、条例の整備を図るものとなっております。  次に、議第111号玉名市立小中学校体育施設等使用料条例の一部を改正する条例の制定についてですが、提案理由として、玉名市立小中学校体育施設等の使用料の見直しに伴い、条例の整備を図るものとなっております。  また、玉名市社会体育施設条例施行規則(案)が示され、特に使用料の減免規定についての説明がありました。  執行部からの説明のあと、委員から、今回、玉名市社会体育施設条例施行規則(案)も示されているが、これまで勉強会、打ち合わせ等を行なってきたにもかかわらず、条例を通すためのやり方としか思えない。地域協議会の答申はなされたのか。一般質問で執行部からは、地域協議会の答申の中で、議会へ上程するとの答弁であったが、クラブチームの減免の件はいつ上がってきたのかについての質疑に、執行部から、まず、条例改正については、市民に直結するため、議会の上程の前に地域協議会に諮問して答申していただくという手続きが必要になる。クラブチームの減免の件については、地域協議会の中で県民体育祭の強化練習等の話が出たと聞いている。その中で減免についてどのように対応をするのか協議を行なう上で、天水中、岱明中の保護者、PTAからの要望や文教厚生委員会の勉強会の中でもいろんな意見を聞き、それらについてどう対応するのか検討を行なってきた。教育委員会としては、クラブチームは基本的に社会体育との認識で、通常どおりの使用料を徴収すると考えていたが、全員協議会においてクラブチームについても減免の対象にすべきではとの意見が出たので、さらに検討を行ない、一般質問の答弁の際には、教育委員会としての考えを述べたとの答弁。これに対し委員から、まず、地域協議会で協議し、その結果を議会に上程するのが流れではないのか。岱明、天水からは要望が議会へ上がってきたが、横島に新しく建っている体育館は、負担増が見込まれる中、なぜ上がってこないのか不思議に思い調べてみると、横島地域協議会にはPTAが入っていない。天水中PTA会長が前年度の使用をもとに、使用料の試算をし2分の1の減免を適用しても天水中部活動だけで24万円かかるとの結果が出て、これでは運営できないとの懸念からこの問題が生じ、岱明中PTA会長においても同様の考えから要望を出された経緯があり、横島だけが地域協議会にPTAが入っていない中で、今回条例が上程されること自体に問題があり、やり方にも納得できない。規則案も示されてはいるが、議員が条例に意見は言えるが、規則には何も言えない。この条例を通す前にちゃんと規則案の内容を議論してからでないと賛成できないとの意見に、執行部から、条例の性格として使用料の改正は市民に直結しているとの条例制定の原則、市民の義務を課したり、権利を制限するには法令に特別の定めがない場合のほかは、条例によるという地方自治法の規定もあり、このことから条例で使用料の規定を条文化し上程していた。市民に直結する条例の制定、もしくは一部改正については、まずは地域協議会に意見を伺う手続きになっている。この中で使用料減免規定については、緩和するほうの条文があり、義務を課したり、権利を制限するようなものではないので、この減免規定については規則以下に規定を設けると考えている。今回の減免基準については、地域協議会からの意見、岱明、天水PTAからの要望、また、文教厚生委員からもいろんな意見が出ているので、それらを伺いながら、規則の中で明文化したほうがより丁寧との考えから規則案を示したところとの答弁に対し、委員から、PTAも部活動をする子供たちのため一生懸命考えられており、今までどおり保護者に負担のない部活動ができる社会体育に変える方法をこの3カ月で提示した上で、使用料を条例改正をお願いしたいとの意見。また、委員から、仮に桃田運動公園が指定管理者となった場合に、運動公園内の施設改修やサッカー場建設計画等を進める上で、運営業者との間で何か支障が生じることがあるかについての質疑に、執行部より、施設改修あたりは市で行なうものと考えているが、別途リスク分担も定めた上で、軽微な改修については指定管理者で行なってもらう設定と考えているとの答弁。また、委員から、指定管理者に移行することによりどれだけコスト削減になるのかについての質疑に、執行部より、指定管理者を導入する際の積算に当たっては、人件費も見込んだところで算定しており、正職員2名の人件費1,600万円ほどを削減額と見込んでいるとの答弁、また、委員から、今回社会体育施設条例の規則案も示されており、議第102号と議第107号以外については賛成できるが、議第106号については、詳細な部分の状況判断ができかねるので賛成しがたいとの意見もありました。  以上、審査を終了し、議第102号については、挙手による採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。  次に、議第106号については、挙手による採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。  次に、議第107号については、挙手による採決の結果、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第108号については、挙手による採決の結果、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第109号については、挙手による採決の結果、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第110号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第111号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第115号財産の取得についてであります。これは、玉名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に対する条例第3条の規定に伴い提案するものであります。内容として、玉陵小学校(仮称)建設事業の用地として、11名の所有者から取得するもので、面積として1万6,929平方メートル、取得予定価格は1億6,252万5,660円となっております。執行部からの説明のあと、委員から、議案書には契約の相手方の表記は1人しか記載していないが、代表のみ表記する形になっているのかについての質疑に、執行部より、通常財産の取得等については、代表の方ほか何名との記載の仕方で提案しているとの答弁。また、委員から、現在玉陵小学校建設については、着々と進んでいるようだが、梅林校区では大方の賛成を得ているとは思えないため反対との意見がありました。  以上、審査を終了し、議第115号については、挙手による採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願及び陳情について御報告いたします。  まず、請第5号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出に関する請願についてであります。請願の趣旨は、現在助成対象となる医療がB型、C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であり、インターフェロン治療やB型肝炎の核酸アナログ製剤治療など、一定の抗ウイルス療法に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数に上り、肝硬変、肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ず、生活に困難をきたしている。一刻も早く医療費助成を含む生活支援の拡充を行なってほしいというものであります。この件について委員から特に質疑もなく審査を終了し、請第5号については、原案のとおり全員異議なく採択すべきものと決しました。  次に、陳第4号サッカー場建設に伴うラグビー兼用競技場整備を求める陳情についてであります。陳情の趣旨は、本市のラグビー競技において、本県を代表する玉名中学校ラグビー部は、本年度熊本県代表として九州大会に出場し、準優勝するほどの強豪校として知られており、練習試合の申し出も多数きているが、現在使っているグリーンベルトでは練習試合ですらままならない状況にある。城北地区には残念ながらラグビー場がなく、本市に兼用としてラグビー場ができれば城北地区唯一の会場として競技力の向上はもちろん、他県も含めての集客が確実なものとなり、本市の活性化にも寄与できるものと確信する。サッカー専用の競技場では、使用頻度や使用者が限られるなどの問題も生じ、運営にも支障を来す懸念もある。ついては、本市のスポーツ振興のため、ラグビーにひたむきに取り組む子供たちのために、サッカー専用ではなくラグビー場を兼ねた競技場の整備をしてほしいというものであります。事務局からの説明の後、委員から、陳情書によると城北地区には県営八代ラグビー場のようなところはないとのことだが、中学校のグラウンドでラグビーをすればかなり窮屈な状況なのかについての質疑に、執行部より、玉名中学校は生徒数もかなりおり部活動も盛んに行なわれている。中学校のグラウンドはサッカーと野球が主に使用しているが、時間制にしてラグビーも使用するとなるとコートの整備等が難しい。できるなら中学校でやりたいが、現状は無理なためやむを得ず河川敷を使用しているとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、陳第4号については、原案のとおり全員異議なく採択すべきものと決しました。  次に、陳第5号インフルエンザ予防接種の無料化を求める陳情についてであります。陳情の趣旨は、インフルエンザのワクチン接種にはかなりの費用がかかり、接種を希望する人にとってはかなりの負担となっていることから、接種をあきらめる方もいる。インフルエンザ予防医療の面からも、生活保護受給者及び市県民税非課税の低所得者においては、年齢にかかわらず無料化してほしいというものであります。事務局からの説明の後、委員から、生活保護受給者とかは無料なのではとの質疑に、執行部より、生活保護受給者の中で無条件で無料となる対象者は65歳以上の方、条件つきで無料となる60歳から64歳の方で、内科的疾患が障害者手帳1級程度に該当するかなり重篤な1回インフルエンザにかかると悪くなる方、それ以外の方は生活保護受給者であっても3割の自己負担が生じ必要となるとの答弁。さらに委員から、65歳以上、あるいは60歳から64歳までの疾患のある方で受けている方の数、金額は把握しているかとの質疑に、執行部より、平成26年度の実績は、生活保護受給者で65歳以上の方が329人いる中で174人の方が接種している。費用については接種料金が5,200円なので、90万4,800円程度の費用負担となり、また、60歳から64歳までの疾患のある方については把握していないとの答弁。また、委員から、生活保護受給者の子供たちの補助はあっているかとの質疑に、執行部より、子供たちの予防接種は任意となっている。本市は、就学前児童を対象に上限3,000円の2回接種の助成を行なっており、生活保護世帯の子供たちも就学前であれば同様の補助が受けられるとの答弁。また、委員から、この予防接種での副作用の事例はあるかとの質疑に、執行部より、以前は高齢者も乳幼児も定期の予防接種だったが、副作用により身体、精神的に寝たきりの状態等が全国的に発生し、裁判、訴訟においてほとんど国は敗訴している。このことから平成6年頃に定期の予防接種から除外されたが、高齢者福祉施設でインフルエンザが蔓延し死亡事例がふえたため、平成13年の法改正で高齢者のみ定期の予防接種が義務づけされたとの答弁がありました。また、委員から、賛成意見として生活保護受給の65歳未満の人や市県民税非課税の低所得者については、年齢にかかわりなく希望者には予防接種を無料で実施することが結果的にインフルエンザの蔓延を防ぐこととなり、医療費の高騰を抑えることにもなる。それが健康保険税の値上げを押さえることにつながるとの意見が出たり、継続審査にすべきとの意見もありました。  以上、審査を終了し、挙手による採決の結果、陳第5号については、賛成多数で継続審査とすべきものと決しました。  次に、継続審査となっておりました平成26年陳第8号サッカー場建設に伴う陸上競技場整備を求める陳情についてであります。この件について委員から、公共施設等建設特別委員会ではさしあたり400メートルトラックは整備しないとの執行部の方針だったと思うがについての質疑に、執行部より、市民サッカー場の建設と考えている。400メートルトラックについては、将来的に学校再編関係も含めたところで検討するとの答弁。また、委員から、桃田運動公園の現陸上トラック、観客席を取り壊しても400メートルに広げて、中にサッカー場をつくったほうがいいと意見を述べたが、その後執行部の意見を聞くと、どう受け取っていいか迷っているといった意見。また、委員から、教育委員会は、サッカー場をまずつくる以外に考えはないのかのについての質疑に、執行部より、教育委員会、また、庁内で協議した結果として、現時点では市民サッカー場建設で考えていきたいとの答弁に対し、委員から、教育委員会の考えに反対意見の議員も多数おり、もっと協議の機会を設けなければ、このまま平行線でサッカー場ができない可能性もあるので、現状より前に進むよう議員と協議の場を設けるなどの方策をお願いしたいとの意見。また、委員から、文教厚生委員会においては、陸上競技場をつくるということが多くの意見と思うので、つくる方向で努力をお願いしたいとの意見がありました。  以上、審査を終了し、平成26年陳第8号については、原案のとおり全員異議なく採択とすべきものと決しました。  以上で、今期文教厚生委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。 ○議長(作本幸男君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前11時16分 休憩                             ───────────                             午前11時30分 開議 ○議長(作本幸男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。        ************************* △日程第2 質疑・討論・採決 ○議長(作本幸男君) 日程第2、「質疑・討論・採決」を行ないます。  これより質疑に入ります。ただいままでの各委員長の報告について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  16番 前田正治君。   [16番 前田正治君 登壇] ◆16番(前田正治君) こんにちは、日本共産党の前田正治です。  私は、今議会に提案してあります議案の中で、議第94号平成27年度玉名市一般会計補正予算(第3号)、議第102号玉名市社会体育施設条例の制定について、議第103号玉名市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、議第105号玉名市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議第106号玉名市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、議第115号財産の取得について、以上の議案については反対をします。  まず、議第94号一般会計補正予算(第3号)についてであります。近年は、全国各地で想定外の大雨が降ります。災害時の避難場所として住民の身近にある地域公民館の整備は、これは市民の切実な願いであり、補正予算には地域公民館の整備にかかる費用が含まれています。また、築山小学校児童数の増加に伴うプレハブ教室の予算化など、評価すべき内容があります。しかしながら、反対する大きな理由は、5億3,180万円の財政調整基金の積み立てであります。これは平成26年度の黒字額から積み立ててあるものですが、市民要望を1日でも早く実現するために使うべきところはなかったのか。県内14市の中で実施していないのは玉名市だけになっています子ども医療費助成に係る現物給付など、繰越額の中のわずかな予算で実現できます。また、道路整備や悪用水路の整備なども、財政を理由になかなか実施に至らない現実があります。私は財政調整基金の推移を合併した平成17年度から調べてみました。17年度末に28億163万8,000円、20年度末は17億5,872万3,000円、島津市政のもとでは対前年度比は連続減少で、約10億円減少しました。ところが高嵜市政になった21年度末は22億3,468万1,000円、そして26年度末は61億5,185万2,000円、対前年度比は連続増加となっていまして、21年度と26年度を比較しますと2.75倍、39億円の増加であります。高嵜市政になってからは、民営化推進も力が入り、正職員から非常勤職員への移行は顕著であり、職員削減は合併時点の計画をはるかに超過達成しております。それらが積立金の増加につながっていることは間違いありません。税金の無駄遣いは決して許されるものではありませんが、市民の要望実現に積極性が感じられない積立金の増加には反対であります。  次に、マイナンバー制度についてであります。マイナンバー制度は国民一人一人に番号をつけて、一人一人の納税や医療機関の受診、治療、介護、保育サービスなどなどの情報をデータベース化をして国が一元管理をするというものであります。現在の住基ネットとは、これは比較にならない大量の個人情報がそこに蓄積をされて、あらゆる分野で活用するというものです。役所、病院、従業員の給料支払いなど、公務や民間、多様なものがマイナンバーシステムにアクセスをしてきます。個人情報が芋づる式に引き出されてプライバシーを侵害する危険性があることは明らかであります。日本年金機構やベネッセにおける個人情報流出事件は、情報漏えい防止100%は不可能ということを知らしめた事件ではなかったかと思います。たとえ完璧なシステムができあがったとしても、それを扱う人間のたった1人が個人情報を漏えいすれば、それが流通して売買される。一般会計補正予算で、情報漏えい対策の予算が計上してありますが、市民にとりましてマイナンバーはどういうメリットがあるのか、莫大な費用をかけてこの制度を導入しますが、費用対効果についてはどうなのか。情報漏えいの危険性だけが、すなわちデメリットだけが大きく先行するものと思われます。マイナンバー制度は10月から一人一人に番号の通知、来年1月から運用開始になっていますが、それを扱う市町村や企業、事業主からは運用に伴う心配事や問題点が解決されておりません。余りにも見切り発車と言わざるを得ない運用開始は、国においてきっぱりと中止すべきであり予算化、関連条例について賛成できません。反対をします。  次に、議第102号玉名市社会体育施設条例の制定について。議第106号玉名市都市公園条例の一部を改正する条例の制定については、1.減免の具体的な内容が条例でなく、規則で定められる点。2.PTAや地域への説明不足。とりわけPTAの中には、条例改正について反対意見が少なからずあること。3.各施設の使用料、利用料の統一が不十分なところがある点などなどから、私は反対をします。  次に、陳第3号安全保障法制11法案の今国会での廃案を求める意見書の提出に関する陳情についてであります。総務委員長の報告では、賛成少数で不採択でありますが、私は願意妥当と認め、原案について賛成をします。法案は昨日に続き、きょうにでも参議院で強行採決がなされる状況であります。衆議院で100時間、参議院で100時間を超える審議がされましたが、国民の法案反対の声はどの世論調査でも過半数を超えております。国民の中で法案への理解は深まり、広がってはおらず、説明不足という声は8割にもなっております。国会内や全国各地でも法案反対の行動は空前の規模にふくれあがっております。このような世論の中で、強行採決は全く言語道断であり、本国会での廃案は当然であります。中国の海洋進出、尖閣、竹島問題、北朝鮮の問題など、日本を取り巻く紛争の火種は確かにあります。このような火種は日本が集団的自衛権の行使ができるようになり、アメリカとの軍事同盟がより強固になれば、抑止力が働き解決される問題でしょうか。武力での紛争解決は憲法に反することは明白であり、個別的自衛権と根本的に異なる集団的自衛権の行使は、これもまたいかなる理由があろうとしても憲法違反は明らかであります。日本を取り巻く環境の変化から、どうしても集団的自衛権の行使を容認したいならば、憲法に沿って憲法改正をまず行なうことが筋道ではないでしょうか。自衛隊が海外でアメリカ軍とともに行動して、自衛隊の中に死亡者を出すような危険性が現実となるような、憲法違反の法案、廃案にすべきであります。  以上、申し上げて討論とします。 ○議長(作本幸男君) 2番 多田隈啓二君。   [2番 多田隈啓二君 登壇] ◆2番(多田隈啓二君) 2番、多田隈です。  今回、議案の中で、私は、議第102号玉名市社会体育施設条例の制定について、議第106号玉名市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、原案に対して反対いたします。  先ほど田中委員長が述べられたとおり、文教厚生委員会のほうで徹底した集中審議の中、本当に皆さんも長時間かけて頑張って審議されたと思っております。その重さ、否決した重さを私は今感じているところでございます。  まず1点目、先日一般質問の際、伊子部長はおっしゃいました地域協議会からの諮問として、上程が議会に上がってくるという中で、先ほど委員長のほうからも説明ありましたけど、やはりPTAが入っていない地域協議会がある。その中で説明すらされなかったということは大変重大だと私は感じとるところでございます。先ほどもありましたとおり、天水のある中学校のバレー部の部活動だけで24万円、前年度の実績で計算して出されておりました。その重さを感じることもなく、教育行政が突きつけてきたことに対して、PTAとしてどうしても納得することができないということから、今回の、前議会での要望から始まっております。私たち子供たちを守る立場として、これはどうしても納得できないんだ。そして今すぐ消えることでもない。私たちが目指す、やはりだれのための行政なのか。やはりそういう保護者、地域の方の意見を吸い上げてからこそ条例に反映する。それが私たちに求められている責任と私は思っております。この教育行政のこういうあり方は、私は断固として賛成することもできません。また、今回上がっておりますこの条例、条例は議員が決められる条例なんです。規則になれば私たちは決められません。執行部であったり、また、市長の裁量で決められるということがあります。ぜひ、このまず一番大事な条例をきちっと、まず考えるそして地域の思いを条例に反映させる。それこそが私たち議員に与えられたことだと私は思っております。その中において、先ほどもありましたけど、プールの使用料問題いろいろな問題がありました。例えば8月5日の玉名市PTAの連絡協議会の説明と言われましても、ただ紙をぼっと渡されて、そしてそこでざっとした説明しかありません。私はそのあとにやはりそれを持ち帰って、また教育委員会と市PTAとやはり話をぶつける、議論をする場をまずつくらなければいけないと思います。そういう場もないまま、そして今回の文教厚生委員、9月15日に出されましたこの規則、ぎりぎりでやはり執行部も頑張ってつくられたと私は思っております。このそのぎりぎりでつくられたこの規則の中に、この教師が引率する場合に限るとか、こういう文句が入っているところもあります。今、社会体育に今回の問題はその料金だけじゃなくてですね、今から部活動がなくなる。そして地域でもう学校で部活動が行なわれないという保護者の危機感のもと、こういうPTAの動きになっておるところであります。この文面一つにとりましても、もう移行期間に入っているのに、もうそういう団体がおれば、先生が離れてもそういう部活動、社会体育に移動できるという期間に入っているにもかかわらず、まだ減免として規則でうたってある。やはりこういうやり方は私たちは納得することができません。やはりPTAとして何を一番思うのか、この減免で規則でうたってありますこのそういう問題であったり、クラブチームの9チームの団体だったり、まだまだこの挙げてありますけど、ここに行政として話をされたこともありません。ここの団体の皆さんにまずは話を聞いて、そこから進めるべきだと私は思います。その団体もまだ9団体だけじゃなくて、まだいっぱいのほかの団体があります。この団体こそが今から部活動がなくなる、そして地域の社会体育という中の受け皿になることだから、PTAとしてもここはどうしてもこれを通すわけにはいかないという思いになっているところであります。もう実際には、熊本のほうでは小学校が部活動廃止、そしてまた部活動受け入れをしない、もう移行期間に入って、もう実際あっております。そうした本当に保護者の心配が多数ある中、こういう条例の中にそういう思いがうたわれないままにこのまま進められるというのは、余りにも私たちは納得することができません。いろいろ私たちPTAも、本当にプールの使用問題、いろいろ考えました。そしてもちろんプールの、市のプールの料金が倍になったわけですよね、やはり今子どもの減少する中、子育て支援、地方創生という中において、私はプール使用料の100円が200円となるのは、逆行しとると私は思います。こうやったどうしてもまかり通らないことが通るというのはおかしいと思っております。また、部活動におきましても、部活動とはもちろん小学校には5万円という補助をもらっております。もちろん私たちの小学校でもその5万円をサッカー部とバスケットボール部に分けて、2万5,000円ずつ大事に使わせてもらっております。そこは大変感謝しているところであります。しかしながら、部活動運営というのは、そのくらいのお金でできるはずがないんです。私たちはじゃあどうしているのか、日ごろより地域の皆さんに大変お世話になりながら、地域でのバザーを、集めてもらって、バザーを体育館でして、その収益の部活動、また、資源回収、昔の廃品回収ですね、資源回収を地域の皆さんが毎日せっせとためてもらったのを私たちが集めに行って、リサイクルセンターに頼み、お金にしております。今年もそのバザーだったり、資源回収で今、私たち大浜小学校も10万円、また、資源回収においては17万円というお金を集めて、それを部活動、子供たちのためにと思って一生懸命活動しております。その中においても部活動だけじゃどうしても入っていない子がおるために、やはり部活動だけにそのお金を全部使うわけにもいかず、あとの残りはみんなのためになるように、図書に回しております。そういったPTA、また、保護者の一生懸命頑張っているということだけは教育委員会にまずわかってほしい、そしてそれを反映してもらいたい。その心配がすごくある中、料金だけを前に出されて、それは議論すらされていない。私はこういうのがどうなのかと思います。条例は議員でできるんです。規則は執行部だったり、市長がするんです。ぜひ、その辺を今おられる議員さん、一人一人が本当の意味で考えてもらって、また、これを12月議会にずらしてもいいんですよ。あと3カ月しっかりと地元と協議をしてもらい、これが私たちPTAの声なんです。教育行政は、条例を議会で通すことに一生懸命になることじゃなく、やはりそういう団体が安心して、そして条例をつくり上げていくことが本来の教育行政の仕事だと私は考えております。  この最後になりますが、未来ある子供たちのために、玉名の宝である子供たちの夢とあの笑顔のために、各学校が安心して社会体育ができるよう、条例の制定のための私たちは責任を今感じております。保護者、子供たちのためにある行政ではないのかという声もたくさん聞きます。このような無責任な行政、PTAとして不信感、これから部活動が変わる大事な時期で問題が山積みの中、なぜこの議会において答えを出さなければならないのか、残念で仕方ありません。また、関係団体と協議をし、まだ耳を傾けてからの条例制定でなければ、まだまだ私たちは時期尚早という思いです。そのために皆さんの協力をお願いいたします。  原案に対して反対いたします。 ○議長(作本幸男君) 通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。  12番 近松恵美子さん。   [12番 近松恵美子さん 登壇] ◆12番(近松恵美子さん) 12番、近松です。  先ほど、前田議員、そして多田隈議員より熱弁がありましたので、私はそれ以外のところで少しだけ意見を述べさせていただきます。  ただいまの議第102号そして106号について、私の反対の気持ちを述べさせていただきます。何回もこの場で述べさせていただいたと思いますけども、やはり全体的に見たときに、この公平性が保たれてないということが、私の一番の反対の理由でございます。確かに、一部この案について私、賛成できる部分もあります。岱明のテニスコートの件、岱明B&G海洋センターの利用の件、社会体育一般の方については有料はやむ得ないんじゃないかというふうな一部賛成の考えもありますけども、全体的に見たところで、今、子供たちの部活動、そして少年野球チームについての保証がどうなのかという懸念がまだ私の中にあること。それから一番大きいのは、この間も申し上げましたけども、では玉名の福祉センターの65歳以上の入浴料が100円なのに、岱明ふれあい健康センターが250円だという、この差はどうするのかということについてまるっきり進行してないということですね、ですから、もともとこれは玉名が有料なのに郡部は無料じゃないかということで統一しようということで始まったことだと思いますけども、それは当然と思われるかもしれないですけど、じゃあ市長は、福祉センターの入浴料を250円に上げきるのかということですよ。岱明は250円だから、玉名も65歳以上250円にしますと言えるのかと、これはやはり玉名の議員さんもそうだと思いますよ、決断できますか。そういうことなんですよ、無料を有料にするということは。本当に何もかも厳しい時代に、無料にばっかりしてられないということはよくわかりますけども、有料にするということは非常にそういう大きいことだということで、私はこの問題とともに、市の福祉施設についての公平性を保つような案をきちっと出していただきたいと。先般出ましたけども、この岱明ふれあい健康センターの問題につきましては、岱明の恥みたいなものかもしれませんけども、私の議員になる前にできた施設でございますので、遠慮なく言わせていただきますが、岱明のふれあい健康センターは使ってくれるなというような縛りが多い施設でございまして、ここを改善せずして公民館もここでいいじゃないかという案もございます。こういうところを先般ありましたように、横島は自由に使え、でも岱明は規制が強い、使えない。これも含めてやはり福祉施設の公平性ということもともに考えながら、玉名市全体の合併したことによる市民の公平性ということを共に考えていただきたいというふうな気持ちで、私は反対いたします。  前回述べましたこと、お願いしましたことが全く進んでないように私は思っておりますので、これは共に考えていくべきことだというふうに思います。
     以上です。 ○議長(作本幸男君) ほかに討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) これにて、討論を終結いたします。  採決に入ります前、議事の都合により、午後1時00分まで休憩をいたします。                             午前11時58分 休憩                             ───────────                             午後 1時00分 開議 ○議長(作本幸男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより採決に入ります。  まず、予算議案の採決に入ります。  議第94号 平成27年度玉名市一般会計補正予算(第3号)  以上、予算議案1件については、異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第95号 平成27年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第96号 平成27年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  議第97号 平成27年度玉名市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)  議第98号 平成27年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)  議第99号 平成27年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)  以上、予算議案5件について、一括して採決いたします。  ただいま採決に付しております予算議案5件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、予算議案5件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  続いて、条例議案の採決に入ります。  議第102号 玉名市社会体育施設条例の制定について  議第103号 玉名市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について  議第105号 玉名市手数料条例の一部を改正する条例の制定について  議第106号 玉名市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案4件については、異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第100号 地方自治法第96条第2項の規定により議会の議決すべき事件を定める条例の制定について  議第101号 玉名市文化・行政拠点特別用途地区内における建築物の制限の緩和に関する条例の制定について  議第104号 玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第107号 玉名市営グラウンド条例の一部を改正する条例の制定について  議第108号 玉名市体育館条例の一部を改正する条例の制定について  議第109号 玉名市天水相撲場条例の一部を改正する条例の制定について  議第110号 玉名市立小中学校運動場夜間照明施設条例の一部を改正する条例の制定について  議第111号 玉名市立小中学校体育施設等使用料条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案8件について、採決いたします。  ただいま採決に付しております条例議案8件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、条例議案8件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第102号 玉名市社会体育施設条例の制定について、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第102号に対する委員長の報告は否決でありますので、原案について採決いたします。  議第102号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 起立少数であります。よって、議第102号ついては、否決されました。  議第103号 玉名市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第103号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。  議第103号については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 起立多数であります。よって、議第103号ついては、原案のとおり決定いたしました。  議第105号 玉名市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第105号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。  議第105号については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 起立多数であります。よって、議第105号ついては、原案のとおり決定いたしました。  議第106号 玉名市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第106号に対する委員長の報告は、否決でありますので、原案について採決いたします。  議第106号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 起立少数であります。よって、議第106号ついては否決されました。  続いて、そのほかの議案の採決に入ります。  議第115号 財産の取得について  以上、議案1件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第112号 和解及び損害賠償額の決定について  議第113号 工事請負契約の締結について  議第114号 工事請負契約の変更について  以上、議案3件について、採決いたします。  ただいま採決に付しております議案3件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、議案3件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第115号 財産の取得について、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第115号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 起立多数であります。よって、議第115号ついては、原案のとおり決定いたしました。  続いて、請願の採決に入ります。  請第5号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出に関する請願  以上、請願1件について採決いたします。  ただいま採決に付しております請第5号に対する委員長の報告は、採択であります。委員長の報告とおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、請第5号については、採択することに決定いたしました。  続いて、陳情の採決に入ります。  陳第3号 安全保障法制11法案の今国会での廃案を求める意見書の提出に関する陳情  以上、陳情1件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  陳第4号 サッカー場建設に伴うラグビー兼用競技場整備を求める陳情  平成26年陳第8号 サッカー場建設に伴う陸上競技場整備を求める陳情  以上、陳情2件について採決いたします。  ただいま採決に付しております陳情2件に対する委員長の報告はいずれも採択であります。委員長の報告とおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、陳情2件については、いずれも採択することに決定いたしました。  陳第3号 安全保障法制11法案の今国会での廃案を求める意見書の提出に関する陳情について、採決いたします。  本件は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております陳第3号に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。  陳第3号については、採択することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立]
    ○議長(作本幸男君) 起立少数であります。よって、陳第3号については、不採択と決定いたしました。  次に、閉会中の継続審査についてお諮りいたします。  陳第5号 インフルエンザ予防接種の無料化を求める陳情  文教厚生委員長より陳第5号について、会議規則第111条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。陳第5号については、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、陳第5号については、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午後 1時12分 休憩                             ───────────                             午後 1時22分 開議 ○議長(作本幸男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  先ほど議第94号の採決が漏れておりましたので、改めて採決いたします。大変御迷惑かけました。  議第94号 平成27年度玉名市一般会計補正予算(第3号)、について採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第94号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 起立多数であります。よって、議第94号ついては、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第3 市長提出議案審議(質疑・討論・採決) ○議長(作本幸男君) 日程第3、「市長提出議案審議」を行ないます。  議第116号教育委員会委員の任命について、及び議第117号公平委員会委員の選任についての人事案件2件を一括議題といたします。  審議の方法は、質疑・討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。  議第116号及び議第117号の人事案件2件について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。議第116号及び議第117号の人事案件2件について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  議第116号教育委員会委員の任命について、採決いたします。  議第116号については、原案に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって議第116号については、原案に同意することに決定いたしました。  議第117号公平委員会委員の選任について、採決いたします。  議第117号については、原案に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって議第117号については、原案に同意することに決定いたしました。        ************************* △日程第4 委員長報告 ○議長(作本幸男君) 日程第4、「委員長報告」を行ないます。  公共施設等建設特別委員会に付託中の調査事項については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際これを許します。  公共施設等建設特別委員長の報告を求めます。  公共施設等建設特別委員長 横手良弘君。   [公共施設等建設特別委員長 横手良弘君 登壇] ◎公共施設等建設特別委員長(横手良弘君) こんにちは。  去る8月27日に開催いたしました公共施設等建設特別委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  まず、公共施設適正配置計画に関する項目の中で、執行部から、岱明支所3階の有明広域行政事務組合の事務局移転について説明がなされました。内容として、本年5月21日付の公文において有明広域行政事務組合に協議の申し入れを行ない、6月3日付で、有明広域の公文にて受け入れの承諾の回答を受け、岱明支所庁舎3階について、事務局の機能移転を前提として事務協議を行なっている。現時点での予定では、移転の方向で協議が進んでいるが、正式な有明広域からの借り入れの有無の回答については、本年9月末を予定している。しかしながら、有明広域側も各理事、構成市町、組合議会等があるので、10月にずれ込む可能性もあるとの説明でした。  次に、協議状況については、これまで計4回の合同検討会議を行ない、調整が整っていない部分があるが、来月初旬ごろに協議を済ませて、すべての項目の最終的な確認を行なった上で、有明広域から借り入れの有無の回答をもらいたいと考えている。7月15日に有明広域からの要請に基づき、玉名市のほうから組合議会の全員協議会に出席し、申し入れに至った経緯の説明をし、再度有明広域からの申し入れに伴い、7月27日に現地において組合議員が踏査をし、施設の状況の把握や確認が行なわれた。  次に、調整事項別協議の結果については、まず、貸借の方法については、賃貸借契約の締結により貸借をするということで決定している。  次に、貸借期間について、1回の契約を10年間とし、この契約を繰り返し更新し、貸し出しをしていく。  次に、貸借価格の算出方法については、まず、考え方として、賃借料の算出の対象施設として土地、いわゆる駐車場を除いた建物、支所庁舎と車庫のみになる。算出方法については、物価の水準、経年劣化などの補正率を乗じた建物の固定資産評価額に普通財産貸付料算定基準を準用した価格から一定の割を減免措置し、その価格で貸し出しをすることになる。年間賃借料の見込みとしては、1年目から10年目まで毎年約200万円となり、それ以降は経年劣化する部分が補正されて減額する形になるが、物価水準については、3年おきに国から年末に数値が示されるが、増減があるので減額が確定とまでは言えない。  次に、占有・共有区分について、まず、占有部分について3階部分については、すべてが占有される形になり、共有部分については来客用駐車場エリアを限定せず、不特定で利用してもらう形になる。  次に、経費負担について、経常的な経費になる電気料、通信料、3階の清掃委託料については実費負担となり、電気料については、個別のメーターを設置して利用した分を支払ってもらう形になる。定額負担となる上下水料については、個別のメーター設置が困難となることが予想されるので、有明広域事務局職員の数に応じた定額負担で考えているが、基本料については玉名市で一切を負担する考えでいる。臨時的な経費について、経年劣化であったり、地震、台風又は設計構造上の問題が起因した場合の負担については、別途リスク分担表を定めて、おのおのが負担し合うことで整理している。また、施設改修に関しても事業主体は玉名市としている。  次に、事業費負担割合に関して、設計管理費及び改修工事については、現在も毎年組合に負担金として玉名市から支出している総務共通経費の負担割合に応じて、この経費に上増しして各構成市町にて負担する。算出の大まかな考え方として、人口割、事業割りで算出されており、27年度の玉名市の負担割合は46.928%になっている。  次に、改修の内容に関して、有明広域事務局の執務室においては、旧教育委員会文化課があった場所で、中間の壁を撤去しオープンなスペースとする。大会議室については、会議室と、かつ現在長洲町の有明フェリーの事務局を借りて荒尾・玉名地域の結婚サポートセンターが設置されているが、近い将来こちらに移転する計画での整備内容となっている。なお、大会議室のクロスの老朽化も見られるので、玉名市の単独分として改修予定しているが、また、旧議場については、現在は議場としての機能が一切保たれていないので、玉名市の単独分として機能を回復する形となっている。それ以外については、組合の事業として各々の負担割合で負担し合うことになる。  次に、概算事業費の見込みについて、設計、改修工事、経費、消費税などを含めた総事業費が約4,000万円と見込んでいる。そのうち玉名市単独分について1,000万円程度かかる見込みとなっている。なお、利用開始時期を平成29年1月としているが、構成市町の首長、組合議会等からの要望もあり、平成29年2月の組合定例議会に間に合わせる形で、スケジュールを整備する考えだが、設計費等については本年12月議会で補正予算を上程する予定で考えている。また、改修本体工事については、28年度当初予算で予算の上程を考えている。  次に、物品譲渡に関して、玉名市の物品から有明広域へ譲渡するものを仮選定しており、計100点程度あり、内容的には、事務机、イスなどで現在、玉名市で利用されていないものから譲り渡しする形になり、譲り渡し方法については、無償譲り渡しの予定であるとの説明でした。  次に、天水地区公共施設の再配置、再整備計画について執行部から説明がなされました。内容として、本年2月に市長に提出された天水地区の区長さん方の請願を受け、4月30日に市の方から考え方の説明をした。その中で市が提案した延床面積2,105平方メートル、区長さん方の御意見、御要望が3,109平方メートルということで、あまりにも総面積として乖離があり、それぞれの部屋の機能、配置についても違いがあったというもの。この内容について、市の考え方を詳しく説明したが、お互いの主張、考え方に違いがあり、話がつかず持ち帰り、改めて説明する約束をした。その後、市から8月11日に修正案の説明をした中で、結果として市からの提案について承諾を得たとの報告であった。内容としては十分な庁内検討を行なう中で、天水地区の方々の思いである後世の世代である孫たちに自慢できる立派な施設を残したいという旨の強い思い。また、天水地区の皆さまの公民館施設に対する切実な思いを念頭に置きながら庁内会議を行なったが、区長さん方のすべての要望を盛り込むことはできず、おわびした。だが、天水地区の皆さまの思いは誠実に受けとめ反映したものであると説明した。具体的には、天水地区の皆さまの意見として、横島町公民館と同程度の広さは必要であるとの主張。また、図書室について、天水地区以外の地区は図書館であるが、それと比較してもあまりにも狭すぎる。もう少し広いスペースの確保はできないのかというような要望があった。これについては十分に天水地区の皆さん方の立場、考え方を考慮し、修正案を作成し、説明した。また、これは市の主張だが、修正案についても今後予定されている施設の改修スケジュールもにらみ、これまで市が説明してきた公共施設のマネジメントなどの方針を踏まえつくったものであるとつけ加えた。このような全体的な話をしたあと、1つ1つの部屋の配置、面積の根拠について詳しく説明し、天水地区の理解を得た。しかし、1つの意見としてはトイレについて、今示している案では少ないので増設の方向で再考してほしいとの意見があり、これについては今後実施設計等で対応できるので、その方向で対応していくと回答した。最終的に、天水地区の区長さん方への説明は住民の皆さま方への正式な了承行為ではないので、天水地域協議会の場で説明してよいかとの投げかけをし、了承を得て、8月28日の天水地区協議会にて、天水地区代表者の方々の正式な了承を得たと考えているとの説明でした。  次に、スケジュールについて、最終的な供用開始の目標として、平成30年4月としているが、今後スケジュールに沿い、遅滞がないようそれぞれの事務を進めていくとの説明がありました。執行部の説明のあと委員から、当初の公民館建設時から埋め立ての土地柄で地盤が軟弱なため、基礎工事には万全を期してほしい、また、出入り口に町政50周年の記念碑を建立しているが、旧天水町町民の思いがこもった記念碑なので、改修等に支障があれば移転してほしいとの意見、質疑に、執行部から、埋め立てで地盤が軟弱なので、万全な基礎工事をしてほしいという意見については、当然ながら、その辺も考慮し、工事事業者に伝えて十分な基礎となるよう行なっていく。出入り口の町政50周年の碑については、先人の思いのこもった、後世に残すべき重要なものなので、もし建設に邪魔になるような場合は、適正な配慮をしたいと考えているとの答弁のあと、再度執行部から、碑について動かす必要はないと現況判断をしているとの答弁。また、委員から、現在の支所の解体については、新庁舎が建ったあとの解体と思ってよいかとの質疑に、執行部から、現時点では新しい複合施設が竣工したあとに解体する理由としては、まず、現公民館を解体したあとの公民館の代替施設として、支所の活用を考えているので、竣工後の解体となるとの答弁。また、委員から、結婚サポートセンターについて、今現在経費は幾らかかっているのか、また、移転は29年1月との説明だったが、そのとき一緒に移転することになるのかとの質疑に、執行部から、まだ確定ではないが、将来的に移転を踏まえた整理をしている。利用開始を29年1月と計画しているので、市としてはなるべく不用な期間を空けず、早い時期の移転をお願いしたいと考えているが、あとは組合内部での調整次第。経費については、長洲町の有明フェリー長州港ターミナルの3階を2部屋借りられており、27年度予算ベースで年額185万4,000円だが、この中には賃借料のほかに光熱水費も含まれているので、詳細な回答はできないとの答弁でありました。  次に、市庁舎跡地利活用に関することの現況について執行部から説明がありました。まず、市庁舎跡地利活用の状況の経過について、市に玉名市本庁舎跡地利活用基本構想検討委員会を立ち上げ、4月、5月にプロポーザル基本構想をつくる上での支援業者の選定を進め、プロポーザルにより支援業者の決定をした。支援業者は福岡に本社があるコム・フォレストという会社で、基本構想策定についての支援をお願いしている。また、検討委員会を8月17日に開催し、今後実施していく構想策定に当たっての実施事項、スケジュールについて調整を図った。10月ごろにはその方針の中間報告を予定、本年度中には基本構想の策定をして、庁舎跡地の利活用について市としての構想を確定させ、市民、議会に対して説明をする方針である。  次に、現在の状況として、この委員会の中で構想案について、基本構想の内容の中心となるのが、まず、庁舎跡地に建設予定となる保育所及び子育て支援の複合施設、並びに文化センターの改修が主な内容になることから、この2点について構想の作成段階から利用されている住民の方々の意見を中心に反映させるべきとのことで、ワークショップを予定している。そのワークショップの中で、それぞれの盛り込むべき内容を聞く予定で、子育て支援に関することを3回、文化センター改修に関することを3回、合同会議を4回開催する計画との説明でした。執行部の説明のあと、委員から、子育て関係の施設をつくるような計画があるとの方向性が見受けられるが、そういった話は今まで一切聞いていない。担当の委員会での説明もないし、一般質問した中でもこういった説明もないし、こういった話が急に出てくるのかが疑問である。この案には基本的に賛成できないとの質疑に、執行部から、昨年度に民間から入っていただき検討委員会の中での答申の中で説明した内容の答申がされている。整合性のある施設として、保育所、あるいは複合施設として話を進めているとの答弁。また、委員から、こういう施設が必要なのはわかるが、ここに建てる必要はない。もっときちんと玉名市全体を見て、子育て世代のためにいい場所に、また、第1保育所は今崖の上にあるような形になっているので、ほかの平地の場所がいいのでは、旧庁舎跡地でなく、新しい市役所近くに開発されていない土地があり、そこに建てれば皆さんに喜ばれるから、跡地には必要ないのではとの意見に、執行部から、庁舎跡地に子育て支援施設、もしくは第1保育所の移転先として考えているとの答弁。さらに委員から、一般質問したときはそういう話はないし、別の議員がどっかにつくってほしいと言われたが、市役所跡地につくるという答弁は一切なかった。いきなりこういう話をもってくるようではだめなのではとの意見に、執行部から、保育所を所管する子育て支援課、崖地対応を所管とする建設課、文化センターを所管するコミュニティー推進課といった組織の中で検討を加えており、一般質問か委員会の中で、議員から保育所移転に関してしっかりした計画があるのかとの質問があったが、保育所の移転に関しては、子育て支援課の方針、市の方針として整合性をもった取り組みをすると回答したと記憶している。中の整備については、各所管の方針であったり、市の方針をもとに整合性を持って進めていくとの答弁に対し、委員から、私の質問の趣旨は、国の支援が民間保育所整備に特化しているということ。これまでの経過では、天水、大浜、梅林の保育所すべて民営化されている。その時点での説明は、改築の段階では、国の財政支援が公がつくるよりも民間のほうに特化した制度にかわったとのことだったが、そういう方針で民営化を進める中で、なぜ第1保育所だけが公立なのか。職員の人事上も新たな採用はないと聞いている。それとの整合性でどうなのかとのことで質問した経緯はあるが、公立保育所をここにつくったがいいと発言したことは一切ないとの意見。また、委員から、子育て支援とか保育所は必要な施設であり、また、市中心部には足りないこともあって第1保育所を新しくつくることに異議はないが、ここなのかということ。また、公立で運営するのか、しないのかとの質疑に、執行部から、今年度立ち上げた検討委員会の中で協議内容、方針については広報の中で紹介している。第1保育所については、7月号の広報でその旨を触れており、今後基本構想の位置づけに影響するような公立保育所の総合的な運営方針の変更があれば、基本構想の趣旨から削除することもある。第1保育所のあり方について、整合性をとりながら、計画を立てていきたいとの答弁。また、委員から、我々玉名町周辺地域でつくっている跡地並びに周辺開発協議会の意向は、跡地だけのことではなく、その周辺、特に民間の建物が2つあることも含めてということと、過去の庁内のプロジェクトチームでは、第1保育所は跡地の北側に建てると1つの方針があったと記憶している。そこで今度の基本構想について、業者との話は今いった内容を伝えているのかとの質疑に、執行部から、仕様書では、玉名市本庁舎跡地等活用検討委員会が平成26年11月20日に答申された内容を踏まえて、構想案をつくっていただくようにとあり、その中で、対象地もしくは対象施設の情報として、文化センター、第1保育所の情報等についても明示しているとの答弁。また、委員から、ワークショップの内容、メンバーはどういう人かとの質疑に、執行部から、今回のワークショップでは文化センターを改修するならばどのような改修がいいのかということと、子育て支援施設と保育所の複合施設をつくるならどのような複合施設にすればいいのかについて、いろいろな方々の意見があり、その意見を尊重すること及びその意見の合意形成を図るため実施する。また、ワークショップに参加される方は、自発的あるいは率先して意見を言われるであろう方々で、文化センターについては、文化センターの利用者、保育施設については、保育所を現に利用されている保護者もしくは関係者の方々、また、一般の市民の方々の参加を阻むものではないので、広報等で広く募集をかける予定との答弁。また、委員から、子育てに対する行政推進の仕方に一貫性がないとの指摘もあり、子育てについては、後世のためにあらゆるすべての面で充実をしてもらいたいが、少子化傾向の中、こんなふうに出生率を上げたいとかの考えはないのかとの質疑に、執行部から、基本構想の中で、子育て支援施設、複合施設等ハード面の整備をする上で、その施設をどういった使い方をするのか、ただ、ハード面整備をするだけじゃなく、どういった利用の仕方をするのか、第1保育所と複合施設との連携の仕方といったソフト面も考慮した上での施設の整備を考えていくという方針というものを検討委員会の共通認識として、今後検討していくとの答弁でした。  次に、市民会館建設に関することについての現況について執行部から、配置計画及び平面計画素案の変更点について説明がなされた。内容として、配置計画について、東側には位置していた野外音楽広場を廃止し、より駐車台数をふやすように変更している。前回は79台だったが、今回は玄関前と福祉センター側で108台となる。それと前回は配置していなかった身障者用駐車場を3台、駐輪場も配置している。既設の公衆トイレについて、前回の意見であった解体撤去してはどうかについて、平成9年3月に供用開始しており、当時の価格で設計・工事合わせて約3,000万円かけて整備されている。このトイレは利用者が多くこの一帯で開催される大俵祭り、産業祭、玉名ハーフマラソン大会等の際にも利用されているため、景観に配慮した改修を実施して残したいとの説明でした。  次に、主な諸室の計画について、練習スタジオは2部屋の計画で、一つは音楽練習やダンス練習など多種多様な目的に使用できるよう防音機能を備えたものとなっている。楽屋については、小楽屋を1部屋、中楽屋を2部屋、大楽屋を1部屋で計画している。大楽屋については、間仕切りをし2部屋での利用や会議室等としても利用できるようにしている。また、大ホールの舞台について、前回の平面計画案になかった舞台の花道を両脇に設けることで、舞台の幅も広がり、客席数も8席ふやせることになる。次に小ホールについて利用の形態として、平土間での利用や300席の客席を使っての音楽会、発表会、研修会、講演会などの多目的利用を想定したマルチホールとして、客席についてもメモ台つきの椅子を計画している。  次に、ホールホワイエはエントランスホール、ホワイエ、ギャラリーを一体的に利用でき、2層吹き抜けの明るい空間となっている。  次に、大ホールの客席について、ホール内に811席、車いす用4席、2回の親子室内に11席が配置可能で、合計で826席となっている。客席は椅子の間口と前後幅にゆとりのある仕様で計画している。  次に、今後のスケジュールについては、基本設計業務を9月末日までに完了し、年内に文化財の試掘調査を実施し、あわせて本事業は国の社会資本整備総合交付金の活用を考えており、交付申請手続きの準備を進め、また、概算工事の見込みについては、来年度の実施計画が完了後に設計金額が決定するので、現時点ではあくまでも概算工事費になるが、設計事務所からの報告では、最近の他市の事例や社内での建築実績をもとに試算した結果で、1平方メートル当たりの建設単価を66万円程度と試算されている。市民会館の延床面積を4,500平方メートルで計算しているので、約30億円程度の見込みになる。  次に、財源の内訳について建設費を30億円を仮定した場合、社会資本整備総合交付金8億4,000万円、合併特例債20億5,200万円、一般財源が1億800万円となる。なお、国の交付金については、全国的に事業が多いため、交付金の額が下がれば必然的に合併特例債がふえることになるとの説明でした。執行部の説明のあと委員から、場所に対して最初から異を唱えているが、議会だより8月1日号には、委員からの意見を踏まえた建設場所の再検討が必要と考えるとあったが、このことについての再検討はとの質疑に、執行部から、前回からの変更点で、市民広場公園の中の建物の位置を5メートル東側へ寄せている。西側が福祉センターの駐車場も兼ねることから、結果として5メートル東へ移動しているとの答弁。また、委員から、出演者の出入り口に屋根はついているか、ついていないのであれば荷物の搬入等で雨天時は大変不便なので、ぜひ屋根の設置をお願いしたいとの意見に、執行部から、大型車両搬入口を使用されてかまわない。通用口はひさしなどで対応できるか検討をするとの答弁。また、委員から、隣に合同庁舎があるが、市民会館が建つと、その日照権の問題やら何かと不便をされると思う。合同庁舎側の小ホールの屋根を、丸い屋根や日光を遮らないものにするとかの配慮が必要と思うがとの意見に、執行部から、日照権の問題はクリアして設計しているとの答弁。また、委員から、建物の西側の位置で、合同庁舎と社会福祉協議会との境はどのあたりに来るのかというのが、社会福祉協議会からの要望で、建物で遮られることと、駐車場として必要とのことで、福祉センターの南側をあけてほしいとお願いがあったと思うがとの質疑に、執行部から、多少は福祉センターとかぶる、福祉センターの前をすべてあけるとなると、市民会館の前に十分なスペースの確保ができなくなるとの判断からとの答弁。また、委員から、建設場所の決定について、庁内での検討委員会等で市民の声は聞いたのかとの質疑に、執行部から、市民会館をつくるに当たって、まず市民の声を反映する組織として、平成23年に玉名市民会館建設検討委員会を立ち上げた。検討委員会の中で、場所について一旦は勤労者体育センターの北側に決定したが、合併特例債の期限の延長に伴い、市役所新庁舎との同時進行のため未定とした。ただ、場所の再検討をする際には、庁内で決定するとの方針に基づいており、エリアとしてこれが全く別の場所となれば、最初の市民の声は無視された形となるが、今の市民会館付近というエリアで見ると大きくは違わない。もう一つは、場所の決定において、一番重要視したのは、平成32年までの合併特例債の期間内に完成しないと、国からの財政支援がないこと。事業費30億円のうち合併特例債の7割が交付税措置され、市の負担は24%になるなどのメリットもあり、それが実現できる場所として市民の負担も軽くすむことから、現在の場所を採用した経緯があるとの答弁に対し、委員から、いつも疑問に思うのは、庁舎跡地の保育所と子育て支援センターの庁内協議と選定に関して、庁内協議で決めたと、庁内協議はすべて表に出た上で進められていくと、今回の場所についても庁内協議の中で市民のアンケートを取るとか、そういった取り組みをした上でなら納得するが、この場所については反対との意見が出た。また、委員から、この場所に市民会館が建つのは致し方ないと考えているが、駐車場の確保の状況を見ても、この市民会館付近においてイベントもたくさんあり、一度に市民やお客さんが集まることを想定したときに、奥の福祉センターの駐車場から埋まってしまうことも懸念され、イベントがあるときに福祉センターを利用される方がとめられないとならないような手だてをどう考えているのか。また、111台ではイベントのときには、駐車場として機能しないと思われるので、市役所駐車場や旧市民会館駐車場を利用されると考えられるが、その際の道路を渡る必要があり、今は横断歩道はあるが、将来的に手押しの歩行者用信号機を設置するなどの措置を考えているのかとの質疑に、執行部から、土日祝日のイベントについては、各実行委員会、事業所、団体から本庁舎南側駐車場及び職員駐車場の使用許可申請で対応している。また、平日のイベントについては、近隣施設の職員の駐車が多いため、市民会館の南西側駐車場、もしくは博物館駐車場へ振り分けて駐車するよう承諾を得ているとの答弁。また、委員から、大ホール通路前の中央の席はランダムになっているが、後方の席もランダムにできないのか。前に背の高い人が座ると見えにくいと聞くので、それと小ホールについて完成後、現在の文化センター、福祉センターの利用者も小ホールを利用されると考えられるが、文化センターホール改修との関連性をどう考えているのかとの意見、質疑に、執行部から、まず大ホールの通路より前の部分は、前のお客さんの間から見えるよう互い違いにしているが、通路より後ろの部分については普通にしているが、高いところからの視線にはその必要がないためで、仮に通路後方でも互い違いにすると8席程度席が減ることになるので、もう一度基本設計業者と確認する。次に、大ホールと小ホールとは仕様が違うため、音楽をする場合は客数が少なくても音響がすぐれている大ホールを利用されるだろうと思われる。また、文化センターとの兼ね合いについて、大研修室は200人なので競合は考えていなかった。現市民会館大会議室も180人で、それより大きいものとの考えから300席としたとの答弁。また、委員から、駐車場について福祉センターを利用される方が多いとのことで、5メートル東側へ寄せてあるが、もっと東側へずらしてもいいのでは、前の駐車場は46台だが、10台程度にとどめ、来賓、体の不自由な方々の駐車場にして、裏側の駐車場を福祉センター利用者の便宜を図るほうがいい。なおかつ前に道路があり、大規模なイベントのときは車の出入り等も大変危険であるため、もっと東側へ寄せて歩道橋的なもので市民会館2階部分から出入りしたほうが構造上は安全だと思うがとの意見に、執行部から、駐車場2列と間の通路分には必要な16メートル程度東へずらせば、西側の駐車場も十分なスペースが確保できることは計算上できるが、そうなると公衆トイレぎりぎりまできてしまう。そこまでずらすと送迎でくる方などの車寄せをするのに、なるべく道路から入って動線は確保したほうが安全性を確保できるので、玄関前は余り狭くするのはよくないと考える。次に、2階部分につながる歩道橋について、2階の部分をつないだ動線をどうするかは、2階に来た方がいったん1階に下りるという不都合が生じる。特に有料の催しのときにエントランスとホワイエの間に切符を切るスペースを設けるので、1階に下りなければならないことから図面にはしなかったとの答弁。また、委員から、ここに市民会館を建てることによって、現市民会館の場所について、そこは公園にするといった話もあったが、子育て支援センターや保育所を現市民会館のところに建てれば正面に保健センターもあり、施設の集約化の面でも、また、ワンストップ的な面でも、市民会館跡地のほうがいいとの意見が出ております。  次に、サッカー場建設に関することの現況について、執行部から説明がありました。内容としてまず、サッカー場建設について平成26年度にサッカー場建設検討委員会が設置され、6回の会議が行なわれた。その中で玉名市サッカー場建設基本構想案でも示されているが、最終的にサッカー場建設検討委員会からの建議書で示されているとおり、桃田運動公園侵入道路の南側の位置に、サッカー場メイングラウンド及びサブグラウンドの2面を整備する計画としている。  次に、経過として8月13日にサッカー場建設について、文教厚生委員会で勉強会が開催された。この勉強会には、玉名市体育協会の中から陸上競技協会、ラクビーフットボール協会、ソフトボール協会の3団体から参加があり、合併特例債期限の平成32年までにはサッカー場建設と同時にラグビー場整備を含めたところで400メートルトラックを整備したがいいのではとの意見を伺った。この意見をもとに検討を重ねたが、サッカー場建設検討委員会の建議書でも示されているとおり、本市は県下でサッカー場の公共施設を保有していない唯一の市であること、また、市長の公約に基づく計画である「輝け玉名「戦略21」」の中に、市民のサッカー場の新設が位置づけられていること。桃田運動公園侵入道路の南側の位置に、サッカー場メイングラウンド及びサブグラウンドの2面を整備する建議を受けていることから建設を進めていくとの説明がありました。  次に、400メートルトラック陸上競技場整備に関する考え方について全天候型400メートルトラック陸上競技場は、サッカー場グラウンドの必要面積で、2.1倍、グラウンドのみの概算事業費で2.4倍となっている。新市建設計画あるいは市長の公約に基づく計画である。「輝け玉名「戦略21」」に位置づけてあるサッカー場建設とは大きく相違している。また、全天候型400メートルトラック陸上競技場の整備を検討する場合、新たに玉名市での計画で位置づけていかなければ、推進できないと考えている。  次に、陸上競技を行なう上で十分とは言いがたいとのことだが、現在の社会体育施設の中で300メートルトラックを有する桃田運動公園運動広場及び岱明中央公園グラウンドの2カ所があるが、サッカー競技を行なう社会体育施設は、玉名市には全くないという状況のなので、競技人口等を考慮し今回整備をするに当たっての優先順位として、サッカー競技を上位であると考えている。これらの理由により今回の400メートルトラック陸上競技場の整備については実施しないと考えているが、多くの皆さま方の要望により、400メートルトラック陸上競技場整備の必要性も感じており、将来的な学校再編による学校跡地の利活用も考慮し、今後の整備計画を盛り込んでいきたいと考えているとの説明でした。  次に、計画の変更点について、議員、いろいろな団体等からサブグラウンドの土舗装による利用者のけが等の安全性の問題、土舗装による稼働率の低下、玉名市はこういった中途半端な施設を多くつくっているなどの意見を聞き、検討した結果、サブグラウンドについては、人工芝への変更を考えている。また、サブグラウンドについては、照明設備の追加を行なうことで、当初の計画から変更をしていくとの説明でした。  次に、概算事業費について、当初の計画では10億6,700万円だったが、約2億円増加し、12億6,700万円で進めていく説明がありました。執行部からの説明のあと委員から、以前この特別委員会で、この場所は梅雨時とかはよくないとの意見が出ていたが、大丈夫なのかとの意見に、委員から、最初からこの場所には反対していたが、ここにはどれだけ土盛りをするのかとの質疑に、執行部から、かさ上げについては約7メートルほど予定しているとの答弁にたいし、委員から、この場所は大雨の時は冠水するところなので、この場所を7メートルほど土盛りするより、もっと向こうの凸版印刷の手前に2面つくるほうが、土盛りも2メートル程度で済むと思うがとの意見に、執行部から、すべて既存の面から7メートルではなく、一番低い県道よりの部分でかさ上げするということで、だんだん傾斜となっているとの答弁。また、委員から、この場所は前回否決されているからいかがなものか、もともとサッカー場には反対。ただし、ラグビー・サッカー場には大賛成。ラグビー場をメインにすればラグビーワールドカップも開催されるため県の補助も受けられるのでは。サッカー場をつくるよりもラグビー場をメインとして、県の財政支援のもとつくるならば大賛成。なおかつ、建設場所を九州看護福祉大学の隣の蛇ヶ谷野球場あたりではだめなのかとの意見、質疑に、執行部から、サッカー場建設を新市建設計画に沿って進めていることから、ここではラグビー場を兼ねていることは考えられるが、ラグビー場メインでは考えていない。次に、蛇ヶ谷野球場の検討については、候補地の1つとして上がっていたが、公園内で傾斜がきついこと、土石流の危険地域とのことで整備が進められないとの答弁。また、委員から、先の文教厚生委員会の勉強会では、陸上競技協会等から来られ、いろいろな説明、意見を伺った結果、文教厚生委員会の中では400メートルトラックの中にサッカー場やラグビー場を整備してはどうかという意見が大半だったと記憶している。だが、今回の計画案では実施しないとなっているが、今回400メートルトラックを整備しなければ一生ないものでは、費用の面でできないというのは、市民の意見を無視していると思うがという意見に、執行部から、文教厚生委員会の勉強会の中で、競技団体の方々から御意見をいただいた。その中で陸上競技協会から、全天候型の400メートルトラックを整備して大会も開けるし、日ごろから練習にも使用したいという意見だった。ラグビーフットボール協会からは、トラックの中に設けてもらいたいという意見だった。サッカー協会については出席がなかったため意見が出なかったが、ソフトボール協会については、金栗広場を拡張し整備すると競技ができなくなるとの意見が出た。その中で新たに400メートルトラック競技場を整備することで解決するのではといった意見だったと記憶している。したがって、金栗広場はそのままで、新たに全天候型400メートルトラック陸上競技場を整備することの話があり、今後必要な施設と考えるが、まずは、ラグビー場としても使えるサッカー場の整備を先に行ないたい。400メートルトラック陸上競技場については、将来的な学校再編整備の中で、計画に盛り込んでいく。また、計画の場所となっている桃田運動公園侵入道路の南側についても高いところから切り出して埋めていき、梅雨時期の出水についても問題ないと考えているとの答弁。また、委員から、これまでの説明では県下で玉名市だけサッカー場がないからつくりたいとのことだが、周りでサッカー場が必要との意見は聞いたことがない。400メートルトラック整備については、将来的な学校再編成の中で考慮していくとのことだったが、玉名小学校跡地については、まだ何も決まっていないと思うが、新たに土地を購入する必要があるのか。つくるのであれば、学校施設などの再利用も視野に入れて、経費の節約に努める。これが財政運営上の原則と考えるがとの質疑に、執行部から、サッカー場建設については、検討委員会の建議をいただいてこの特別委員会の中でもいろんな意見を聞き、サッカー場建設を不要という意見もあれば、1面でいいのではないかといった意見、また、陸上競技トラック整備の陳情も加味して整備してもらったらどうかといった意見もある中で、サッカー場建設に特化した検討をしていく。また、学校再編の玉陵小学校区の跡地利用について検討中で、まだ何も決まっておらず、将来的に考えていく余地があると考えている。教育委員会として今回はサッカー場に特化したところで検討し、400メートルトラックについては、今後検討していくとの答弁があり、委員から意見としてサッカー場に関しては、委員からもいろんな意見が出ているように、現状では難しいという声が多いと思われるので、再度検討してほしいとの意見がありました。  以上の調査項目に関する質疑応答のあと、最後に、今後の調査事項の進捗状況等について、引き続き調査、慎重審議をする必要があるということから、全員一致をもって閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、公共施設等建設特別委員会の報告を終わります。 ○議長(作本幸男君) 以上で、公共施設等建設特別委員長の報告は終わりました。  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。  次に各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務の閉会中の継続審査についてお諮りいたします。  総務委員長から総務部、企画経営部及び市民生活部の所管に関する事項について、建設経済委員長から産業経済部、建設部及び企業局の所管に関する事項について、文教厚生委員長から健康福祉部及び教育委員会の所管に関する事項について、議会運営委員長から議会の運営に関する事項、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項について、以上のとおり、各委員長から会議規則第111条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって各委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  議事の都合により、休憩いたします。                             午後 2時16分 休憩                             ───────────                             午後 6時41分 開議 ○議長(作本幸男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程の追加について、お諮りいたします。  日程第5  議員提出議案上程   議員提出第4号 玉名市政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について   議員提出第5号 玉名市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について  日程第6  提案理由の説明  日程第7  議員提出議案審議(質疑・討論・採決)  日程第8  意見書案上程   意見書案第4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について   意見書案第5号 ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書の提出について  日程第9  提案理由の説明  日程第10 意見書案審議(質疑・討論・採決)
     日程第11 決議案上程   決議案第4号 オリンピック・パラリンピックアスリートキャンプ地の誘致に関する決議の提出について  日程第12 提案理由の説明  日程第13 決議案審議(質疑・討論・採決)  日程第14 玉名市農業委員会委員の推薦について  以上、日程表のとおり日程に追加いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって日程表のとおり日程に追加することに決定いたしました。        ************************* △日程第5 議員提出議案上程 ○議長(作本幸男君) 日程第5、「議員提出議案上程」を行ないます。  これより議員提出議案を上程します。  議員提出第4号 玉名市政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について  議員提出第5号 玉名市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について  以上、議員提出議案2件を議題といたします。お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。        ************************* △日程第6 提案理由の説明 ○議長(作本幸男君) 日程第6、「提案理由の説明」を行ないます。  ただいまの議員提出第4号及び議員提出第5号について、提案理由の説明を求めます。  13番 福嶋譲治君。   [13番 福嶋譲治君 登壇] ◆13番(福嶋譲治君) 議員提出第4号、議員提出第5号につきまして、提案理由の説明をいたします。  議員提出第4号は、市工事等における遵守事項の自由な解釈による無作為の違反を防ぐべく、改めて条例の文言を詳細にうたい直すとともに、政治倫理基準違反の疑いに対する市民の調査請求において、厚い壁となっている政治倫理審査会への調査請求要件を緩和し、かつ、議会の自浄作用を高め、議員に関する事件は議会の特別委員会で調査可能とすべく条例の整備を図るものである。  議員提出第5号につきましては、玉名市政治倫理条例、平成21年条例第2号の一部改正に伴い、条例の整備を行なうものである。  以上、提案理由です。 ○議長(作本幸男君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出第4号及び議員提出第5号については、議事の都合により、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出第4号及び議員提出第5号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  委員会付託を省略いたします。  議員提出第4号及び議員提出第5号については、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第7 議員提出議案審議(質疑・討論・採決) ○議長(作本幸男君) 日程第7、「議員提出議案審議」を行ないます。  これより、ただいま議題となっております議員提出第4号及び議員提出第5号の審議に入ります。審議の方法は、質疑、討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。議員提出第4号及び議員提出第5号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。議員提出第4号及び議員提出第5号について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  議員提出第4号 玉名市政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  議員提出第4号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 賛成多数であります。よって、議員提出第4号については、原案のとおり決定いたしました。  議員提出第5号 玉名市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  議員提出第5号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 賛成多数であります。よって、議員提出第5号については、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第8 意見書案上程 ○議長(作本幸男君) 日程第8、「意見書案上程」を行ないます。  これより意見書案を上程します。  意見書案第4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について  意見書案第5号 ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書の提出について  以上、意見書案2件を一括議題といたします。お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。        ************************* △日程第9 提案理由の説明 ○議長(作本幸男君) 日程第9、「提案理由の説明」を行ないます。  お諮りします。まずただいま議題となっております意見書案2件のうち、意見書案第4号については、議事の都合により、会議規則第37条第3項の規定に基づき、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって意見書案第4号については、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。  意見書案第4号の提案理由の説明を省略いたします。  それでは今の意見書案第5号について、提案理由の説明を求めます。  20番 田畑久吉君。   [20番 田畑久吉君 登壇] ◆20番(田畑久吉君) いかにもますます活力が出てきまして、大変喜ばしいことと思っております。  このたび、ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書提出に当たりまして、新進気鋭の若い議員の3人の方に御相談いたしました。大変な御理解をいただいて、その趣旨に御理解をいただきまして、御賛同いただきましたことは、これからの玉名市議会がますます発展することに期待をしております。  それでは、提案理由を申し上げます。  2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、ヘイトスピーチ放置することは、国際社会における我が国への信頼を失うことにもなりかねない。法整備を速やかに行なうことを強く求めるために、関係行政庁に対し、ヘイトスピーチ根絶への対策強化を求める意見書を提出するための提案するものであります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(作本幸男君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第4号及び意見書案第5号については、議事の都合により、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第4号及び意見書案第5号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  委員会付託を省略いたします。  意見書案第4号及び意見書案第5号については、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第10 意見書案審議(質疑・討論・採決) ○議長(作本幸男君) 日程第10、「意見書案審議」を行ないます。  これより、ただいま議題となっております意見書案第4号及び意見書案第5号の審議に入ります。  審議の方法は、質疑・討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。  意見書案第4号及び意見書案第5号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  意見書案第4号及び意見書案第5号について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  意見書案第4号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出について、採決いたします。  意見書案第4号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって意見書案第4号については、原案のとおり決定いたしました。  意見書案第5号 ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書の提出について、採決いたします。  意見書案第5号については、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
      [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって意見書案第5号については、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第11 決議案上程 ○議長(作本幸男君) 日程第11、「決議案上程」を行ないます。  これより決議案を上程いたします。  決議案第4号 オリンピック・パラリンピックアスリートキャンプ地の誘致に関する決議の提出について  以上、決議案1件を議題といたします。お手元に配付しております決議案の朗読は、これを省略いたします。        ************************* △日程第12 提案理由の説明 ○議長(作本幸男君) 日程第12、「提案理由の説明」を行ないます。  ただいまの決議案第4号について、提案理由の説明を求めます。  7番 嶋村 徹君。   [7番 嶋村 徹君 登壇] ◆7番(嶋村徹君) 決議案第4号のオリンピック・パラリンピックアスリートキャンプ地の誘致に関する決議の提出について賛同いただきました徳村登志郎議員、横手良弘議員、中尾嘉男議員、吉田喜徳議員、本当にありがとうございました。  提案理由を申し上げます。  オリンピック・パラリンピックアスリートキャンプ地の誘致に関し、レスリング協会、オリンピック関係機関に、この件についての認識を深めるとともに、市民、社会に対してアピールになると信じ、決議を提出するものである。  オリンピック・パラリンピックアスリートキャンプ地の誘致に関する決議案、玉名市議会は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの決定とともに、オリンピックの熱が全国的に広がりを見せていることに鑑み、ここにその趣旨を記し、以下決議するものである。  識者も「スポーツの力で、日本を元気に」、「東京オリンピックこそ活性化の契機」、「東京オリンピック・パラリンピックを東京だけの問題ではなく、日本を挙げての国家的なイベントだ。」、「首都圏や地方といった枠組みを超えて、さまざまなところでさまざまな仕掛けをするため、国中が英知を結集する必要がある。」と切言している。我々も全く同感である。この機に思考するのが、各国のオリンピック選手は日本の気候と風土になれるために、事前合宿をやることは必至であると考える。よって、キャンプ地の誘致により、その国と交流が深まり、我々の玉名が全国的、いや、世界的にその名が知られることになる。これこそ玉名の活性化につながることは間違いない。2002年ワールドカップでカメルーンの誘致に成功した大分県中津江村の事例が示すとおりである。  玉名市において誘致するオリンピック競技を考えてみると、まずはレスリング競技であると確信する。なぜならレスリングは歴史的には昭和35年及び平成11年の熊本国体において、玉名は昭和・平成の天皇・皇后両陛下をお迎えしてのレスリング競技会場となり、さらに全国高校総体、熊本県高校総体のレスリング競技会場となっている。2019年南九州高校総体では、レスリング競技が玉名市で開催される見通しとなっている。  次に、1964年東京オリンピックで5個の金メダルをあげた八田一朗監督、花原、市口両金メダリストが1965年4月5日に来玉し、レスリング教室が開催されたのもこの玉名市である。そしていま一つ忘れてならないのが、玉名市出身故三ツ本太門氏は熊本県レスリング協会の「祖」であり、本県レスリングの発展に人生をかけて尽くされた人物であり、玉名発祥の地と言える。昭和35年玉名農業高校(現北稜高校)にてレスリング部を創設し、県協会がスタートした。これまでにも玉名工業高校、北稜高校から数多くの全国チャンピオンが誕生している。今日に至っては、玉名工業高校レスリング部の名声と東京オリンピック強化育成指定選手、市内5名中3名、うち女子1人を含むは、レスリング選手である。かかる意味から、玉名市は、熊本県レスリング協会、日本レスリング協会と非常に深い関係にある。  以上のことから、レスリングを誘致対象の競技種目に上げ、海外の選手の合宿誘致に成功するように、議会も取り組んでいくことをここに決議する。  平成27年9月18日、熊本県玉名市議会。 ○議長(作本幸男君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております決議案第4号については、議事の都合により、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、決議案第4号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  委員会付託を省略いたします。  決議案第4号については、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第13 決議案審議(質疑・討論・採決) ○議長(作本幸男君) 日程第13、「決議案審議」を行ないます。  これより、ただいま議題となっております決議案第4号の審議に入ります。審議の方法は、質疑・討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。決議案第4号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。決議案第4号について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。決議案第4号オリンピック・パラリンピックアスリートキャンプ地の誘致に関する決議の提出について、採決いたします。  本案は起立表決により採決いたします。  決議案第4号については、原案のとおり決定することに賛成の諸君は御起立願います。   [賛成者起立] ○議長(作本幸男君) 賛成多数であります。よって、決議案第4号については、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第14 玉名市農業委員会委員の推薦について ○議長(作本幸男君) 日程第14、「玉名市農業委員会委員の推薦について」に入ります。  玉名市農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。  本件につきましては、市長から農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定により、議会推薦の農業委員会委員4人以内の推薦を求められており、先の定例会において既に1人を推薦済みであります。  今期定例会では、議会推薦枠の残りの農業委員会委員について推薦するものであります。  まず、議会推薦の農業委員会委員の人数についてお諮りいたします。議会推薦の農業委員会委員の人数については、既に推薦済みの1人を含め4人といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、議会推薦の農業委員会委員の人数については既に推薦済みの1人も含め4人とすることに決定いたしました。  次に、推薦の方法についてお諮りいたします。  推薦の方法については、被推薦人を議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、被推薦人を議長において指名することに決定いたしました。  それでは、被推薦人に小山久仁江さん、出口京子さん、高田優子さんの3人を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま、議長において指名いたしました3人の諸君を、玉名市農業委員会委員に推薦することに御異議ありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(作本幸男君) 御異議なしと認めます。よって、小山久仁江さん、出口京子さん、高田優子さん、以上の3人の諸君を、玉名市農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。  以上で、今期定例会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。  これにて本会議を閉じ、平成27年第4回玉名市議会定例会を閉会いたします。  お疲れさまです。                             午後 7時03分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。         玉名市議会議長    作 本 幸 男         玉名市議会副議長   永 野 忠 弘         玉名市議会議員    吉 田 喜 徳         玉名市議会議員    北 本 将 幸...