荒尾市議会 2019-09-30
2019-09-30 令和元年第5回定例会(5日目) 本文
61
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。
────────────────────────────────
日程第22 議員派遣の件
62
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 日程第22、議員派遣の件を議題といたします。
本件は、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
来たる10月15日に宇城市で開催される第271回熊本県市議会議長会に出席のため、浜崎英利副議長を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、第271回熊本県市議会議長会に浜崎英利副議長を派遣することに決しました。
なお、ただいま議決いただきました議員派遣については、その後、諸般の状況により変更が生じる場合には、その取り扱いについて議長に御一任願いたいと思います。
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日程第23 議員派遣の件
64
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 日程第23、議員派遣の件を議題といたします。
本件は、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
来たる10月22日から24日に、創生
荒尾の会、公明党議員団、
荒尾改革クラブ、令和の会及び瑠璃の会の議員9名を、香川県善通寺市及び愛媛県西条市に派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、創生
荒尾の会、公明党議員団、
荒尾改革クラブ、令和の会及び瑠璃の会の議員9名を、香川県善通寺市及び愛媛県西条市に派遣することに決しました。
なお、ただいま議決いただきました議員派遣については、その後、諸般の状況により変更が生じる場合には、その取り扱いについて議長に御一任願いたいと思います。
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日程第24 議員派遣の件
66
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 日程第24、議員派遣の件を議題といたします。
本件は、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
森林・林業・林産業の活性化と山村地域の振興を図ることを目的として、来たる10月29日に開催される森林・林業・林産業の活性化九州大会出席のため、長崎市に12番石崎勇三議員、18番
菰田正也議員を派遣したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
67
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、長崎市で開催される森林・林業・林産業の活性化九州大会に12番石崎勇三議員、18番
菰田正也議員を派遣することに決しました。
なお、ただいま議決いただきました議員派遣については、その後、諸般の状況により変更が生じる場合には、その取り扱いについて議長に御一任願いたいと思います。
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日程第25 議員派遣の件
68
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 日程第25、議員派遣の件を議題といたします。
本件は、
地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
来たる10月29日から31日に小岱クラブ、舞鶴の会、日本共産党及び荒進会の議員5名を、北海道帯広市及び富良野市に派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
69
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、小岱クラブ、舞鶴の会、日本共産党及び荒進会の議員5名を、北海道帯広市及び富良野市に派遣することに決しました。
なお、ただいま議決いただきました議員派遣については、その後、諸般の状況により変更が生じる場合には、その取り扱いについて議長に御一任願いたいと思います。
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日程第26 意見書第3号
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める
意見書
70
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 日程第26、意見書第3号
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書を議題といたします。
意見書の趣旨弁明を求めます。10番
俣川勝範議員。
〔10番
俣川勝範君登壇〕
71:◯
俣川勝範君 ◯
俣川勝範君 それでは、意見書の趣旨弁明を行います。
意見書第3号
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書。
上記の意見書案を別紙のとおり、会議規則第13条第1項の規定により提出する。
令和元年9月30日提出
提出者 市議会議員 俣 川 勝 範
賛成者 〃 小 田 龍 雄
〃 〃 橋 本 誠 剛
〃 〃 菰 田 正 也
〃 〃 石 崎 勇 三
〃 〃 野 田 ゆ み
〃 〃 鶴 田 賢 了
〃 〃 前 田 裕 二
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書
別紙添付
提案理由。
総合的な事故防止策として、高齢運転者の安全運転支援と地域における移動手段の
確保を、政府に対して強く求めたいからである。
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書
東京・池袋で87歳の
高齢者が運転する車が暴走し、母子2人が亡くなった事故以
降も高齢運転者による事故が続いている。
近年、交通事故の発生件数は減少傾向にあるが、75歳以上の高齢運転者の死亡事
故の割合は高まっており、単純ミスによる事故も目立つ。
警察庁は、昨年末時点で約563万人いる75歳以上の運転免許保有者が、202
2年には100万人増えて663万人に膨らむと推計している。
こうした状況を踏まえ、国は2017年施行の改正道路交通法で、75歳以上の免
許保持者は違反時や免許更新時に認知機能検査を受けることを義務付けたが、いまや
高齢運転者の安全対策及び安全運転支援の取り組みは待ったなしの課題である。
また、過疎地域を中心に、未だ「生活の足」として車が欠かせない
高齢者も多い中、
自主的に免許を返納した場合などの地域における移動手段の確保も重要な取り組みで
ある。
政府におかれては、地方
自治体や民間
事業者とも連携しながら、総合的な事故防止
策としての、高齢運転者の安全運転支援と地域における移動手段の確保を進めるため、
下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。
記
1.自動ブレーキやペダル踏み間違い時の急加速を防ぐ機能など、ドライバーの安全
運転を支援する装置を搭載した「安全運転サポート車」(サポカーS)や後付けの
「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の普及を一層加速させるとともに、
高齢者
を対象とした購入支援策を検討すること。
2.高齢運転者による交通事故を減らすため、自動ブレーキなどを備えた「安全運転
サポート車」(サポカーS)に限定した免許の創設や、走行できる場所や時間帯な
どを制限した条件付き運転免許の導入を検討すること。
3.免許を自主返納した
高齢者が日々の買い物や通院などに困らないよう、コミュニ
ティバスやデマンド(予約)型乗合タクシーの導入など「地域公共交通ネットワ
ーク」のさらなる充実を図ること。また、地方
自治体などが行う、免許の自主返
納時における、タクシーや公共交通機関の割引制度などを支援すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年9月30日
荒尾市議会
あて先
内閣総理大臣 国土交通大臣 経済産業大臣
総務大臣 国家公安
委員長
以上でございますが、議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
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72
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 趣旨弁明は終了しました。
これより本件に対する質疑を許します。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
73
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本件の
委員会付託は、会議規則第36条第3項の規定により省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
74
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、本件の
委員会付託は省略することに決しました。
これより、
討論に入ります。
討論の通告があります。14番田中浩治議員。
〔14番田中浩治君登壇〕
75:◯田中浩治君 ◯田中浩治君 ただいま議題となりました、意見書第3号
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書につきまして、反対の立場から
討論を行います。
意見書文案中にあります1と3の項での安全運転サポート車や後付けのペダル踏み間違い時加速抑制装置の普及、
高齢者を対象としましたその購入支援策、免許を自主返納された後の移動手段の充実並びに利用料の割引制度などの支援を政府に求めることにつきましては、大いに賛成するものです。
2の項での自動ブレーキなどを備えた安全運転サポート車に限定した免許の創設を求めることについては理解ができますが、ただ、この限定免許の創設で事故がなくなるかといえばそうではなく、安全機能は、あくまで運転を支援する機能でありますので、ドライバーが、必ず責任を持って状況を把握し、安全運転をすることが重要だと思います。
そして、もう一つ求められています走行できる場所や時間帯などを制限した条件付き運転免許の導入検討、高齢ドライバーによる交通事故の防止策を議論されました警察庁の有識者会議では、最高速度を制限した車両、自動ブレーキなど、先進の安全技術を搭載した車両、運転能力などに応じて運転できる車両などをはじめ、限定した地域や道路のみ運転ができる限定条件付き運転免許の検討を求める提言をまとめたと報道されています。地域では自宅周辺、道路では一般道などに限定することも議論したとのようです。
しかし、実際に限定免許を導入するかどうかは、安全技術を搭載した車両の開発、普及状況などを考慮しながら検討すべきともされています。あわせて、高齢ドライバーといわれるのが75歳以上ですが、運転免許センターなど相談窓口の機能を強化し、状態に応じて運転の注意点の指導や免許の自主返納を促すなどの取り組みが挙げられているようです。
さて、意見書で求められています走行できる場所や時間帯などを制限した条件付き運転免許の導入において課題となりますのは、限定する地域をどの範囲にするのか、その範囲は個人で選択可能にするのか、時間帯の制限はどうやって決めるのか、医師の判断が必要なのか、認知症などの症状の進行度合いがあることで免許の有効期間をどうするのか、限定することで違反した場合の取り締まりや罰則など、相当な国民的議論が必要だと思われます。そして、この限定免許は生活実態に合ったものとなるかどうかも疑問があります。
よって、この意見書においては総論
賛成ですが、課題が多い走行できる場所や時間帯などを制限した条件付き運転免許の導入を早急に取り組むことを強く求めることは時期尚早であると判断することから、反対であることを申し述べて
討論を終わります。
76
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) ほかに
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
77
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) これにて
討論を終結いたします。
採決いたします。本件の採決は
起立により行います。本意見書案については、原案のとおり決するに
賛成の諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
78
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君)
起立多数であります。よって、本意見書案は、原案のとおり可決することに決しました。
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日程第27 調査事項の付託について
79
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 日程第27、調査事項の付託についてを議題といたします。
各
常任委員長及び議会運営
委員長から会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、所管事項について閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。各
常任委員長及び議会運営
委員長からの申し出のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
80
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、各
常任委員長及び議会運営
委員長からの申し出のとおり、所管事項について閉会中の継続調査に付することに決しました。
本会議中の誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第42条の規定により、議長に委任いただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
81
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、字句、数字等の整理、訂正は、議長に委任することに決しました。
────────────────────────────────
82
:◯議長(
安田康則君)
◯議長(
安田康則君) 以上で、
令和元年第5回市議会の付議事件は全て議了いたしましたので、これにて閉会いたします。
午後2時27分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和元年9月30日
荒尾市議会 議 長 安 田 康 則
議 員 小 田 龍 雄
議 員 坂 東 俊 子...