荒尾市議会 2018-12-05
2018-12-05 平成30年第4回定例会(1日目) 本文
2018-12-05:平成30年第4回定例会(1日目) 本文 (文書 35 発言中)0 発言ヒット ▼最初のヒットへ(全 0 か所)/ 表示中の内容をダウンロード 1:◯議長(小田龍雄君) 午前10時00分 開会
◯議長(小田龍雄君) これより、平成30年第4回
荒尾市議会(定例会)を開会いたします。
直ちに、本日の会議を開きます。
日程に入る前に、この際、報告をいたします。
地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条の規定により、お手元に配付しております
議員派遣一覧表のとおり、議長において議員の派遣を決定いたしておきました。以上で報告を終わります。
これより、日程に入ります。
────────────────────────────────
日程第1
会議録署名議員の指名
2:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
7番
田中浩治議員、8番石崎勇三議員、以上両名を指名いたします。
────────────────────────────────
日程第2 会期の決定
3:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月20日までの16日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
4:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。
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日程第3 議第67
号荒尾市議会議員及び荒尾市長の選挙における選挙運動
用自動車の使用及びポスターの作成の公費負担に関する条例の一部改正につ
いてから日程第23報告第7
号専決処分について(
損害賠償額の決定)まで
(
提案理由説明)
5:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 日程第3、議第67
号荒尾市議会議員及び荒尾市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公費負担に関する条例の一部改正についてから、日程第23報告第7
号専決処分について(
損害賠償額の決定)まで、以上一括議題といたします。
議案の朗読は省略し、件名のみを事務局長をして朗読いたさせます。
田端事務局長。
〔
田端事務局長朗読〕
6:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) これより、上程議案についての提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。
〔
市長浅田敏彦君登壇〕
7:◯市長(浅田敏彦君) ◯市長(浅田敏彦君)
市議会議員の皆様には
大変お忙しい中、平成30年第4回市議会(定例会)に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
議会開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
ことしも早12月、師走を迎えまして、この1年を振り返る時期となりました。
何と申しましても、近年の自然災害の多さ、大型化は非常に危惧するところでありまして、ことしも
大阪北部地震、平成30年7月豪雨、
北海道胆振東部地震、さらに数度にわたる台風被害等が発生をいたしました。
また、忘れてはならないのが夏の酷暑・猛暑であります。稀に見る暑さは、気象庁が「災害級」と表現するほどのものでございました。
本市におきましても、7月豪雨では、ピーク時の3日間で360ミリを超える雨が降り、人的な被害はなかったものの、道路法面や水田等への被害が発生し、特産の新高梨では焼け梨が多く発生したところもございました。
こうした中、夏の暑さ対策といたしまして、中学校3校への
エアコン整備が夏休みに完了し、9月から稼働することができました。
このような状況を考えますと、今後の行政課題をはやりの漢字一文字であらわしますと、備えるの「備」と言えるかもしれません。
今議会の補正予算におきましても、防災対策としての
防災情報伝達システム設備整備の
債務負担行為や、猛暑対策としての
小学校エアコン設置の工事費などを提案させていただいております。
今後とも、人口減少や
少子高齢社会、そのような状況下での
地域活性化策など、課題への対応を積極的に実施し、未来の荒尾を築くための備えを着実に進めていきたいと考えております。
議員各位におかれましては、一層の御理解・御協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、本議会に提案いたします議案は、条例の一部改正7件、補正予算6件、
指定管理者の指定6件、
工事請負契約の締結1件及び報告1件の合計21件でございます。
各議案の内容につきましては、
企業管理者及び各担当部長から説明いたしますので、何とぞよろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。
8:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君)
石川総務部長。
〔
総務部長石川陽一君登壇〕
9
:◯総務部長(石川陽一君)
◯総務部長(石川陽一君) 私のほうから、
総務部所管の議案6件につきまして御説明申し上げます。
まず、議第67
号荒尾市議会議員及び荒尾市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公費負担に関する条例の一部改正についてでございます。
議案書1ページをお開き願います。
提案理由は、
市議会議員及び市長選挙における
選挙運動用ビラ作成の
公費負担制度を導入したいというものでございます。
内容につきましては、議案資料で御説明しますので、議案資料1ページをお開き願います。
現行の条例であります
荒尾市議会議員及び荒尾市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公費負担に関する条例の題名を、「
荒尾市議会議員及び荒尾市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例」に改めております。
改正内容の主なものとしましては、
選挙運動用ビラの作成費用を公費負担とすることで、候補者の負担軽減による選挙運動の機会均等を図るものでございます。
具体的には、第1条の趣旨に、
選挙運動用ビラについての文言を加え、第4条の次に
選挙運動用ビラの作成の公費負担、
選挙運動用ビラの作成の契約締結の届出及び
選挙運動用ビラの作成の
公費負担額及び支払手続に関する3条を加えております。
また、他の条におきまして、文言等の所要の整理をしております。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年3月1日から施行することとし、経過措置としまして、この条例による改正後の規定は、施行日以後その期日を告示される選挙において適用し、施行日の前日までにその期日を告示された選挙については、なお従前の例によるものとしております。
続きまして、人事院勧告に伴います給与に関する条例の一部改正が2件ございますので、御説明いたします。
議案書の5ページをお開き願います。
まず、議第68号荒尾市長等の給与等に関する条例等の一部改正について御説明いたします。
提案理由といたしましては、国に準じて特別職の職員及び
市議会議員の期末手当の改定を行いたいからでございます。
内容につきましては、議案資料により御説明いたします。議案資料の4ページをお開き願います。
今回の改定内容を概要としてまとめております。
特別職である市長、副市長、教育長、
企業管理者、
病院事業管理者、
市議会議員に支給されます期末手当について、現行の年間3.30月分を0.05月
分引き上げ、年間3.35月分とするものでございます。
平成30年度につきましては、6月期は既に支給済みですので、12月期に0.05月分を加え、年間3.35月分とし、平成31年度から6月期が1.675月、12月期が1.675月の、合計3.35月と割合を調整いたしております。
次に、議第69号荒尾市職員の給与に関する条例の一部改正について御説明いたします。
議案書の9ページをお開き願います。
提案理由といたしましては、国に準じて一般職の職員の給与改定を行いたいからでございます。
内容につきましては、議案資料により御説明いたします。議案資料の10ページをお開き願います。
先ほどの特別職と同じく、改定内容を概要としてまとめております。一般職の給与改定でございます。
1)の月例給、2)の賞与の見直しにつきまして、順に御説明いたします。
まず、1)の月例給につきましては、平成30年4月からの遡求適用としまして、給与表を400円から最高で1,500円の引き上げを行うもので、初任給、若年層に重点を置いた内容となっております。
2)の賞与であります
期末勤勉手当については、現行の年間4.40月分を0.05月
分引き上げ、年間4.45月分とするものでございます。
平成30年度につきましては、6月期は既に支給済みですので、12月期の勤勉手当0.90月に0.05月分を加え0.95月とし、年間4.45月分とするもので、平成31年度以降は6月期と12月期の
期末勤勉手当の割合を調整し、年間4.45月分といたしております。
括弧書きで記載いたしております特定幹部とは、給与表7級に位置づけられている部長職にある者となります。
下の表が再任用職員分ですが、再任用職員につきましても同じく、年間0.05月分の引き上げを行うものでございます。
次に、3)
宿日直手当の見直しでございます。
内容につきましては、表にありますとおり平成30年4月からの遡求適用としまして、
宿日直手当を1回当たりの継続勤務時間に対して、100円から最高で300円の引き上げを行うものでございます。18時間以上に係る手当額を、6,300円から6,600円に、8時間以上18時間未満に係る手当額を4,200円から4,400円に、4時間以上8時間未満に係る手当額を2,100円から2,200円にそれぞれ引き上げるものでございます。
続きまして、議第74
号指定管理者の指定について御説明いたします。
恐れ入ります、議案書の43ページをお開き願います。
提案理由といたしましては、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。
私のほうから全体的なことを申し上げさせていただきますと、
指定管理者の選定につきましては、さきの9月
市議会定例会において、次の
指定管理期間の
指定管理料の上限額となる
債務負担行為について御承認いただいておりますことを受け、公募を行い、応募のあった団体について、荒尾市
指定管理候補者選定委員会において、提案説明及び質疑応答を行い、団体を評価、選定を行ったところでございます。
選定委員会における選定理由といたしましては、荒尾市公の施設に係る
指定管理者の
指定手続等に関する条例第4条第1項に規定する選定の4つの基準、1、市民の平等な利用の確保、2、施設効用の最大限の発揮、3、施設管理の安定、4、
施設管理経費の縮減に沿って総合的な評価を行っており、この
選定委員会での判断を踏まえ、市が
指定管理候補者として決定、本
市議会定例会において
指定管理者の指定について上程をしているところでございます。今後、本
市議会定例会において
指定管理者の指定について御承認をいただけましたら、
指定管理者との実施業務や自主事業、
指定管理料等について詳細な打ち合わせを行い、3月の
市議会定例会において来年度の
指定管理料の御審議をいただくこととなります。
それでは、
総務部所管の
荒尾総合文化センターの
指定管理者について、御説明いたします。
現在の
指定管理期間が平成31年3月31日で終了することに伴いまして、
荒尾総合文化センター条例第19条第1項の規定により、
指定管理者を御提案するものでございます。
指定管理期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
指定管理者の内容等につきましては、議案資料にて御説明いたしますので、議案資料の40ページをお開き願います。
また、あわせて本日配付しております参考資料も御一緒に御参照いただければと思います。
選定団体の名称は、
中央設備ステージ・
ラボ共同体、代表者は棚橋史雄、所在地は荒尾市一部2157番地4でございます。
応募団体が、現
指定管理者であります
中央設備ステージ・
ラボ共同体の1団体でございまして、
選定委員会の中で過去5年間の
管理運営実績や、地域に密着した新たな取り組みについて高く評価し、
指定管理者としてふさわしいと判断したものでございます。
指定管理候補者の構成団体の組織、主な事業内容、施設管理及び運営の提案要旨につきましては、議案資料41ページにまとめておりますので、後ほど御参照いただければと思います。
続きまして、議第80
号南新地土地区画整理事業1
号調整池築造工事請負契約の締結について、御説明いたします。
議案書の55ページをお願いいたします。
提案理由につきましては、
荒尾市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。
契約の目的は、
南新地土地区画整理事業1
号調整池築造工事、契約の方法は
条件付一般競走入札、契約金額は3億1,104万円でございます。
契約の相手方は、熊本県荒尾市府本399番地、吉村・
豊建設工事共同企業体。
代表者、
株式会社吉村建設代表取締役吉村厚司でございます。
議案資料52ページをお願いいたします。
工事請負契約要項でございます。施工理由は、
南新地土地区画整理事業推進のためとしており、契約の方法は
条件付一般競走入札により、平成30年11月16日に入札を執行し、仮契約締結を平成30年11月20日に行っております。
その他、工事概要と詳細につきましては、本要項を御参照いただければと思います。
続きまして、議第81号平成30年度
一般会計補正予算(第3号)について、御説明をさせていただきます。
議案書57ページをお開き願います。
今回の補正は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億3,703万9,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ224億2,246万9,000円とすること、
繰越明許費、
債務負担行為及び地方債の補正でございます。
補正内容につきましては、前年度の補助金等の精算・返還金などを除き、主なものについて議案資料のほうで御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。議案資料53ページをお開き願います。
まず、2款総務費の3番目、新
応援事業費は、くまもと緑・
景観協働機構からの助成金を活用して、本年度で6回目となる緑化講習会を開催するものでございます。
次に、同じく総務費の一番下の欄の
熊本県議会議員選挙費は、選挙期日が前倒しになったことから、平成31年度に計画予定しておりました関連経費の一部を今年度に計上するものでございます。
次に、3款民生費になります。
民生費4番目の
老人保健特別会計訴訟関連費は、当初予算にて
時効中断措置のための
訴訟関連経費を計上いたしておりましたが、訴訟以外の方法で時効中断の措置を行ったことから、減額するものでございます。
次の54ページをお願いいたします。
上から3番目の特定教育・
保育施設型給付費は、熊本県の
多子世帯子育て支援事業の
対象者拡充及び入所児童数の増加等による増額でございます。
その下の生活保護ですが、前年度の
国庫負担金の精算のほか、
医療扶助費、
教育扶助費等の扶助費の伸びが見込まれるため、増額するものでございます。
次の、4款衛生費でございますが、2番目の
がん検診推進事業費及び3番目の複合健診事業費は、それぞれ
検診受診者の増加により増額するものでございます。
次に飛びますが、9款の消防費の
防災情報伝達システム設備整備事業費でございますが、本市における災害発生時等において、住民への迅速な情報伝達を行う手段を確保する必要がございます。
大規模災害はいつ、どこで発生してもおかしくない近年の状況から、住民へいち早く情報を伝達するとともに、関係部署との連携強化を図るため、
防災情報伝達システムを整備してまいります。その
整備事業者選定に係る外部有識者への報酬等の経費となります。
なお、実質の整備費につきましては、後で御説明申し上げますが、
債務負担行為での計上となります。
次に、教育費です。次の55ページをお願いいたします。
一番上の
小学校教室用エアコン整備事業費ですが、中学校に引き続き全小学校10校179教室にエアコンを整備します。
その下の
給食センター整備費推進事業費は、
給食センター建て替えに伴い雨水管渠を移設する必要がございますので、その調査設計の費用になります。
次は、11
款災害復旧費現
年農林水産災害復旧事業費ですが、7月の豪雨で被害を受けた
農業用水路等15カ所の
復旧工事費でございます。
最後に、
給与改定等によります各款の
職員人件費を計上いたしております。
以上によりまして、補正総額は8億3,703万9,000円となっております。
また、そこで必要となる一般財源2億6,176万6,000円につきましては、普通交付税、
臨時財政対策債並びに前年度決算剰余金である繰越金により賄うことといたしております。
歳入歳出予算の補正は、以上でございます。
次に、
繰越明許費でございます。
議案書62ページをお開きください。
2件ございますが、一つ目の
小学校教室用エアコン整備事業費は、中学校の整備同様、来年度の後期からの稼働を予定していることから、今般、補正予算で上程するものでございます。
二つ目の
給食センター整備推進事業費は、先ほど御説明いたしました管渠移設の
調査設計費でございますが、こちらも
給食センターの建て替えの工程を勘案して、今般の補正予算で上程するものでございます。
次に、
債務負担行為の補正でございます。
同じく、議案書の63ページをお開き願います。
4ページにわたっておりますが、追加が25件、変更が3件の28項目の補正でございますが、事務の都合上、相当の
事前準備期間が必要となるものや、契約の内容上、複数年にわたる契約期間とすることが合理的なものなどがございます。
65ページをお願いいたします。
上から4番目に、先ほど御説明した
防災情報伝達システム整備に係る事業費分を計上しております。
また、その下の
児童生徒教職員健康診断委託料は、来年度から中学3年生を対象に、学校健診にあわせて、
ピロリ菌検査を実施することとしております。
また、その下になりますが、
モデル校ICT環境整備事業費は、今後の小中学校に対する
ICT整備に向け、まず
教育ICT研究指定校である桜山小学校をモデル校とし、タブレットや無線環境を先行して整備するものでございます。
以上で、所管の案件について御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
10:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君)
松村市民環境部長。
〔
市民環境部長松村英信君登壇〕
11
:◯市民環境部長(松村英信君)
◯市民環境部長(松村英信君) 私のほうからは、
市民環境部所管の議案3件、報告1件について御説明いたします。
まず、議第75号から議第77号までは、荒尾市
地域産業交流支援館の小岱工芸館、
メディア交流館、
みどり蒼生館の
指定管理者の指定についてでございますが、関連がありますので一部まとめて御説明いたします。
議案書の45ページをお開き願います。
指定管理者の指定につきましては、荒尾市
地域産業交流支援館条例第13条第1項の規定に基づき、
指定管理者を指定するものでございます。
提案理由といたしましては、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。
また、小岱工芸館、
メディア交流館、
みどり蒼生館の3施設につきましては、平成31年3月31日で5年間の
指定管理期間が終了しますことから、荒尾市公の施設に係る
指定管理者の
指定手続等に関する条例第4条第1項の規定に基づき公募を行い、荒尾市
指定管理候補者選定委員会において、総合的な審査の結果に基づき選定し、提案するものでございます。
指定管理期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
以上の内容は、議案書の47ページ、49ページにおいて、同じでございます。
それでは、議第75号、議第76号、議第77号の公の施設ごとに指定管理を行わせようとする団体の概要等につきまして、資料により御説明をいたします。
議案資料42ページをお開き願います。また、あわせて本日配付しております参考資料も、一緒に御参照ください。
初めに、議第75号の小岱工芸館でございます。団体の名称は、小
岱工芸館管理運営協働企業体、代表者は
株式会社あんしんCo.,Ltd.の代表者で、與田正昭。所在地は、荒尾市大島町四丁目5番42号でございます。
選定委員会におきまして、利用者の日ごろの活動発表の場としてのフェスティバルの実施や受付開始時間を早めるなどの、利用者の立場に立った先駆的な取り組みの提案などを高く評価し、
指定管理者としてふさわしいと判断したものでございます。
なお、
指定管理候補者の構成団体の組織、主な事業内容、施設管理及び運営の提案要旨につきましては、43ページにまとめておりますので、後ほど御参照願います。
次に、資料の44ページをお開き願います。
議第76号の
メディア交流館、それから資料の46ページ、議第77号の
みどり蒼生館は同じ
指定管理者でございます。団体の名称は、
九州綜合サービス株式会社、代表者は尾池千佳子、所在地は熊本市中央区大江六丁目24番19号でございます。現在の
メディア交流館の
指定管理者でございます。
選定委員会におきましては、
メディア交流館につきましては、過去5年間の管理運営の実績や業務に係る知見や安心感、IT関係のノウハウを有していること、また、
みどり蒼生館につきましては、具体的な取り組みが整理されていること、清掃等の施設管理に対する高いノウハウを有していることなどを高く評価し、
指定管理者としてふさわしいと判断したものでございます。
なお、
指定管理候補者の構成団体の組織、主な事業内容、施設管理及び運営の提案要旨につきましては、45ページ並びに47ページにまとめておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。
続きまして、議案書の203ページをお開き願います。
報告第7
号専決処分についてでございます。
公用車による物損事故及び人身事故に係る損害賠償について、
地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分しましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものでございます。
1枚めくっていただきまして、205ページをお開き願います。
まず、専決処分の番号、第4号、
損害賠償額の決定について。平成30年9月19日に専決をしたものでございます。
内容は、平成30年8月14日午前11時頃、清掃事務所職員がリサイクルステーションに向かうため公用車を運転し、荒尾市万田233番地2前の十字路におきまして、旧第三小学校方向へ直進したところ、万田坑方向へ進行していた相手方普通乗用車の右後部ドア部分に接触し、損傷させたものでございます。
市は相手方と和解し、これに対する損害を賠償するものでございます。
損害賠償額は、45万2,003円。損害賠償の相手方は、議案書に記載のとおりでございます。
続きまして、専決処分の番号第5号から7号まで、人身事故の
損害賠償額の決定について。平成30年11月16日に専決をしたものでございます。
内容は、先ほど御報告いたしました事故におきまして、運転者及び同乗者に損害を与えたものでございます。
市は相手方と和解し、これに対する損害を賠償するものでございます。
損害賠償額は、運転者に55万6,888円、同乗者にそれぞれ79万2,051円、2万2,370円。
損害賠償の相手方は、議案書に記載のとおりでございます。
今後、より一層交通安全に努めて業務に当たるよう指示をいたしたところでございます。
以上で、
市民環境部所管の説明を終わります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
12:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 塚本保健福祉部長。
〔保健福祉部長塚本雅之君登壇〕
13:◯保健福祉部長(塚本雅之君) ◯保健福祉部長(塚本雅之君) 保健福祉部所管の議案6件について、御説明申し上げます。
最初に、議第70号荒尾市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の一部改正についてでございます。
議案書の17ページをお開き願います。
提案理由といたしましては、国や県の制度改正に合わせ、未婚のひとり親及び指定都市からの転入者について利用者負担額の算定における特例を定めるとともに、熊本県
多子世帯子育て支援事業に係る対象者を拡充したいからでございます。
条例改正の具体的内容につきましては、議案資料にて御説明いたしますので、議案資料の19ページをお開き願います。
新旧対照表でございます。今回の改正は、別表第1及び別表第2、それぞれの備考を改正するものでございます。
省略しております別表第1は、満3歳以上の教育を受ける子ども、いわゆる1号認定の利用者負担額を定めている表でございます。
現行では、均等割と所得割の額を、備考の2及び備考の3において定義しておりますが、改正後は備考の2から備考の4までにおいて、市町村民税非課税世帯と市町村課税世帯のうち均等割のみ課税される世帯及び所得割の枠を定義することとし、あわせて地方税法では寡婦控除を受けられない、婚姻によらないで母と父となったものであって、現に婚姻をしていない者を、寡婦控除を受けられるものとして仮定して算定した場合に、非課税世帯や均等割のみの世帯となることが想定されるものを新たに非課税世帯や均等割のみの世帯区分の対象とする、いわゆる未婚のひとり親にかかる寡婦控除のみなし適用を行うものでございます。
議案資料の20ページをお開き願います。
右の改正後をごらんください。
4において、所得割の額を算出するに当たり、課税にて算出された額に調整が必要なものを定めております。
(1)につきましては、現行の3の本文に規定されていた内容を移行したものであり、(2)と(3)が今回新たに追加する事項となります。
平成30年度から指定都市につきましては、市町村民税の税率が6%から8%に変更されておりますことから、新税率で課税されている指定都市からの転入者に不利益が生じないよう、旧税率で計算することを(2)に規定しております。
(3)におきましては、所得割の額を計算するに当たっても、先ほどの未婚のひとり親に係る寡夫控除のみなし適用を行うことを規定しております。
議案資料の、22ページ上段をごらんください。
別表第1の備考に、10を新たに追加しております。これは、昨年度まで3歳未満を対象としておりました熊本県
多子世帯子育て支援事業が、今年度から5歳までの未就学児が対象となるよう見直されておりますことから、本条例を見直し後の熊本県
多子世帯子育て支援事業に対応するために新たに追加するものでございます。
次に、議案資料の22ページの別表第2の備考をごらんください。
省略しております別表第2は、保育認定の子ども、いわゆる2号認定及び3号認定の利用者負担額を定めている表でございまして、この備考におきましても未婚のひとり親に係る寡夫控除のみなし適用と指定都市からの転入者についての計算の特例について、先ほどの別表第1と同様に規定するものでございます。
なお、そのほかに備考に新たに番号を追加したことによる番号のずれなどに関しましては、法制上の整理を行っております。
議案資料の25ページをごらんください。
附則の1におきまして、この条例は、公布の日から施行するとし、本改正の時期を熊本県や国の制度改正の時期に合わせるために、附則の2におきまして熊本県
多子世帯子育て支援事業に係るものである別表第1、備考10の規定を平成30年4月1日から適用し、それ以外の規定を同年9月1日から適用するといたしております。
議第70号につきましては、以上でございます。
続きまして、議第71号荒尾市地域生活支援事業利用料条例の一部改正について御説明申し上げます。
議案書の25ページをお開き願います。
提案理由といたしましては、地域生活支援事業の利用料算定において、未婚のひとり親に対する寡婦(寡夫)控除のみなし適用を行いたいからでございます。
地域生活支援事業は、障がいのある方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、地域の特性や本人の状況に応じ、都道府県や市町村が実施する事業でございまして、本市では、本条例におきまして地域生活支援事業のうち日常生活用具給付等事業、移動支援事業、日中一時支援事業及び訪問入浴サービス事業の4事業の利用者負担を定めております。本年7月の政令改正により、障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービス等の利用者負担を決定する際の市町村民税所得割の額及び所得税の算定に、未婚のひとり親を地方税法及び所得税法上の寡婦(寡夫)とみなして、税額を計算する寡婦(寡夫)控除等のみなし適用を実施することとなりました。
これに伴いまして、本市におきましても地域生活支援事業の利用者負担の算定に際し、国と同様に寡婦(寡夫)控除等のみなし適用を実施するものでございます。
改正内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の26ページをごらんください。
新旧対照表でございます。右側の、改正後の条文をごらんください。
第3条第1項第2号に規定する市町村民税世帯非課税者に、寡婦(寡夫)控除等のみなし適用を行った場合に、市町村民税が非課税となるものを下線部のとおり追加しております。
この改正によりまして、未婚のひとり親世帯が寡婦(寡夫)控除等のみなし適用を受けることで、課税世帯から非課税世帯になった場合には、日常生活用具給付等事業のの利用者負担が10%から0%、利用者負担なしとなり、残る移動支援事業、日中一時支援事業及び訪問入浴サービス事業の利用者負担額が10%から5%に軽減され、あわせて利用者負担の上限月額が3万7,200円から2万4,600円に軽減されるものでございます。
なお、附則の1において、本条例は公布の日から施行するとし、同じく2において改正後の規定は9月1日以降の利用に係る利用料について適用し、同日前の利用については、従前の例によるとの経過措置を定めております。
議第71号につきましては、以上でございます。
続きまして、議第78
号指定管理者の指定について御説明いたします。
議案書の51ページをお開き願います。
提案理由といたしましては、
地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を必要とするからでございます。
総合福祉センター、ふれあい福祉センター及び潮湯の3施設につきましては、現在の
指定管理期間が平成31年3月31日で終了することから、荒尾市総合福祉センター条例第17条第1項、荒尾市ふれあい福祉センター条例第16条第1項及び荒尾市潮湯条例第12条第1項の規定に基づき、
指定管理者を御提案するものでございます。
指定管理期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
指定管理者の概要等につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料48ページをお開き願います。
また、あわせて本日配付しております参考資料も一緒に御参照願います。
選定団体の名称は、社会福祉法人荒尾市社会福祉協議会、代表者は丸山秀人。所在地は、荒尾市下井手193番地1でございます。
これら3施設につきましては、荒尾市公の施設に係る
指定管理者の
指定手続等に関する条例第5条の規定に基づき、非公募により選定したものでございます。
選定に当たりましては、荒尾市
指定管理候補者選定委員会における、これら3施設の現在の
指定管理者である荒尾市社会福祉協議会が、過去における管理運営の実績や社会福祉法人の性格上、安定した運営が期待できることなどから、
指定管理者としてふさわしいとの評価結果を踏まえまして、
指定管理者として適当であると判断したものでございます。
なお、
指定管理候補者となる団体の組織及び主な事業内容並びに施設管理及び運営の提案要旨につきましては、49ページにまとめておりますので、後ほど御参照願います。
議第78号については、以上でございます。
続きまして、議第82号平成30年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。
議案書の139ページをお開き願います。
今回の補正は、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ137万4,000円を追加し、補正後の予算の総額を歳入歳出それぞれ77億2,130万8,000円とするものでございます。
内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、資料の56ページをお開き願います。
下段の歳出から御説明いたします。
1款総務費における一般管理費につきましては、国保の都道府県化及び来年5月予定の改元対応に伴うシステム改修業務委託料が27万円と、職員の
給与改定等に伴う増額は110万4,000円でございまして、合わせて137万4,000円を増額しております。
なお、国保関係職員の人件費等の事務費につきましては、一般会計からの繰入措置がございますので、上段歳入の6款繰入金の一般会計繰入金において同額を増額補正しております。
議第82号については、以上でございます。
続きまして、議第83号平成30年度荒尾市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。
議案書151ページをお開き願います。
今回の補正は、保険事業勘定のみでございまして、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ138万3,000円を増額し、サービス事業勘定までを含めた補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ59億7,555万4,000円とするものでございます。
内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、議案資料の57ページをお開き願います。
下段の歳出から御説明いたします。
1款総務費につきましては、職員の
給与改定等に伴いまして、介護保険係職員分76万2,000円と、地域包括支援センター職員分62万1,000円の合計である138万3,000円を増額補正しております。
なお、介護保険係職員の人件費等の事務費につきましては、一般会計からの繰入措置がございますので、介護保険係職員の給与改定に伴う増額分76万2,000円につきましては、上段歳入の9款繰入金の職員給与費等繰入金において、同額を増額補正し、地域包括支援センター職員の給与改定及び産前休暇を取得する職員のかわりとなる臨時職員を雇用するための人件費の補正に伴う増額分62万1,000円につきましては、同じく上段の歳入の1款保険料の現年度分特別徴収保険料、4款国庫支出金、6款県支出金及び9款繰入金それぞれの地域支援事業交付金において、負担割合に応じた増額補正をいたしております。
議第83号につきましては、以上でございます。
続きまして、議第84号平成30年度荒尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。
議案書の163ページをお開き願います。
今回の補正は、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ32万2,000円を追加し、補正後の予算の総額を歳入歳出それぞれ7億8,139万3,000円とするものでございます。
内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、資料の58ページをお開き願います。
下段の歳出から御説明いたします。
1款総務費の一般管理費は、職員の
給与改定等に伴いまして、高齢者医療係職員分が29万円、熊本県後期高齢者医療広域連合へ派遣している職員分が3万2,000円の合計32万2,000円を増額補正しております。
なお、高齢者医療係職員の人件費等の事務費につきましては、一般会計からの繰入措置がございますので、上段歳入の4款繰入金の事務費繰入金において、同額を増額補正しております。
なお、広域連合への派遣職員分につきましては、年度終了後に広域連合で調整されて本市に納付される仕組みとなっておりますので、上段歳入の6款諸収入の雑入において、同額を増額補正しております。
以上で、保健福祉部所管の議案説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
14:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 宮崎建設経済部長。
〔建設経済部長宮崎隆生君登壇〕
15:◯建設経済部長(宮崎隆生君) ◯建設経済部長(宮崎隆生君) 私のほうから、建設経済部所管の議案3件につきまして御説明いたします。
初めに、議第72号荒尾市道路占用料徴収条例等の一部改正について御説明いたします。
恐れ入りますが、議案書29ページをお開き願います。
提案理由といたしましては、県に準じて、道路占用料等を改定するとともに、所要の改正を行いたいからでございます。
内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、議案資料の28ページをお開き願います。
新旧対照表でございます。
初めに、第1条荒尾市道路占用料徴収条例の一部改正について御説明いたします。
この道路占用料につきましては、市道や里道などに電柱や地下埋設物、看板などを設置した際の占用料でございます。
この条文中の第6条では、「又は」に区切り符号の「、」を加え、「公益上」を「市長が特に」と所要の改正を行っております。
別表(第2条関係)をごらん願います。
初めの、法第32条第1項第1号に掲げる工作物でございますが、電柱や電線関係に関する占用物件及び広告塔の占用料となっており、3段目の占用物件第3種電柱を見ていただくとおわかりのように、現行の1,400円から1,500円に改正いたしております。
以下、33ページ中ほどまでの下線部の箇所につきましても、改正を行っております。
また、38ページまで、第2条荒尾市河川占用料徴収条例と、第3条荒尾市港湾管理条例につきましても、同様に下線部につきまして一部改正を行っておりますので、後ほど御参照願います。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。ただし、第1条中の第6条及び第2条中の第4条、第3条中の第13条の改正規定は、公布の日から施行することといたしております。
続きまして、議第79
号指定管理者の指定について御説明いたします。
恐れ入りますが、議案書53ページをお開き願います。
提案理由といたしましては、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。
万田坑関連施設でございます三池炭鉱旧万田坑施設、万田坑ステーション、万田炭鉱館につきましては、現在の
指定管理期間が平成31年3月31日で終了いたしますことから、荒尾市三池炭鉱旧万田坑施設の設置及び管理に関する条例第12条第1項、荒尾市万田坑ステーション条例第11条第1項及び荒尾市万田炭鉱館条例第13条第1項の規定により、
指定管理者を御提案するものでございます。
指定管理期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年でございます。
指定管理者の内容等につきましては、議案資料にて御説明いたしますので、議案資料の50ページをお開き願います。
また、あわせて、本日配付しております参考資料も御一緒に御参照願います。
選定団体の名称は、一般社団法人荒尾市観光協会、代表者は山代秀徳。所在地は、荒尾市原万田200番地2でございます。
応募団体が、現
指定管理者であります一般社団法人荒尾市観光協会1団体でございまして、
選定委員会の中でこれまでの
管理運営実績や課題点の把握や分析への取り組み姿勢、また教育旅行やファミリー層への新たな取り組みについて高く評価し、
指定管理候補者としてふさわしいと判断したものでございます。
指定管理候補者の構成団体の組織、主な事業内容、施設管理及び運営の提案要旨につきましては、51ページにまとめておりますので、後ほど御参照願います。
続きまして、議第85号平成30年度荒尾市
南新地土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。
恐れ入りますが、議案書175ページをお開き願います。
今回の補正は、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,034万6,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億3,104万3,000円とするものでございます。
第1条におきましては、
歳入歳出予算の補正、第2条では
繰越明許費、第3条では地方債の補正となっております。
第1条の
歳入歳出予算の補正内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の59ページをお開き願います。
上段には歳入、下段には歳出を計上しております。
まず、下段の歳出から御説明いたします。表、中ほどの補正額をごらん願います。
1款総務費の34万6,000円は、給与改定などに伴う増額でございます。
下段の、2款事業費の1億2,000万円は、整地工事などに伴う増額でございます。
次に、上段の歳入について御説明いたします。
3款国庫支出金、8款市債につきましては、整地工事などに伴うもので、合計で歳出と同額の1億2,000万円の増額となっております。
また、5款繰入金につきましては、給与改定に伴うもので一般会計より繰り入れるものでございます。
恐れ入りますが、戻っていただきまして、議案書の179ページをお開き願います。
繰越明許費でございます。記載のとおり、事業費を翌年度へ繰り越すものでございます。この内容につきましては、整地工事などに関する工事期間の調整に伴う工事費や、家屋等の移転補償費となっております。
次のページの、180ページをお開き願います。
地方債の補正につきましては、整地工事などに伴い起債を借り入れることから、増額となっております。
また、181ページから193ページには、歳入歳出補正予算事項別明細書及び給与費明細書、地方債に関する調書を記載していますので、後ほど御確認をお願いします。
以上で、建設経済部所管の議案につきまして、説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
16:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 田上
企業管理者。
〔
企業管理者田上廣秋君登壇〕
17:◯
企業管理者(田上廣秋君) ◯
企業管理者(田上廣秋君) 企業局所管の、議第86号平成30年度荒尾市水道事業会計補正予算(第2号)の説明をいたします。
議案書の195ページをお開き願います。
平成30年度荒尾市水道事業会計予算で定めた、資本的収入を補正するものでございます。
資本的収入の補助金に、415万8,000円を補正計上するものでございます。
これは、平成26年度に総務省より中長期的な経営の基本計画である経営戦略の策定が要請され、それに要する経費に対しまして2分の1を一般会計から繰り出し、その繰り出し額の2分の1について、特別交付税措置を設けるとの通知に伴うものになります。
水道事業では、本年度策定・公表いたしました水道ビジョンを、総務省からの要請である経営戦略と位置づけしておりまして、ビジョン策定費用の一部である財政収支の見直しの検討費用813万6,000円の2分の1、415万8,000円を一般会計より繰入れを行うため、補正計上するものでございます。
御審議のほど、よろしくお願いいたします。
18:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 上田市民病院事務部長。
〔市民病院事務部長上田雅敏君登壇〕
19:◯市民病院事務部長(上田雅敏君) ◯市民病院事務部長(上田雅敏君) 市民病院所管の議案1件について、御説明をいたします。
お手元の議案書39ページをお開き願います。
議第73号荒尾市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてでございます。
提案理由といたしましては、代謝・内分泌内科の診療内容を明確にするため、標ぼう診療科名を変更するものでございます。
内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、議案資料の39ページをお開きください。
荒尾市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例、新旧対照表でございます。新旧対照表の右側に、改正後を示しております。
今回、第4条第2項第19号の診療科目を、「代謝・内分泌内科」から「糖尿病・内分泌内科」に名称を改めるものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年1月1日から施行するものといたしております。
以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。
20:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 以上で、上程議案の説明は終了いたしました。
暫時休憩をいたします。
午前11時03分 休憩
────────────────────────────────
午前11時13分 再開
21:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより上程議案に対する質疑を行いますが、この際、議長より申し上げます。
質疑をされる議員及び答弁をされる理事者は、いずれも自席から発言されるようお願いいたします。
なお、発言は会議規則第54条の規定により簡明にするとともに、議題外にわたらないようにお願いをいたします。
それでは、発言通告のうちから順次発言を許します。7番
田中浩治議員。
22:◯田中浩治君 ◯田中浩治君 議第75
号指定管理者の指定(小岱工芸館)について、質疑を行います。
質問事項を5項目出しておりましたけれども、1)はわかりましたので、割愛をいたします。
2)は、5年間の税込み基準価格3,619万円の
指定管理料において、正規・非正規社員の人数や割合をどう積算されているのでしょうか。
3)は、小岱工芸館
指定管理者仕様書に掲載されています平成27、28、29年度の収支状況では、各年度とも赤字決算となっています。赤字分については
指定管理者の負担となり、赤字が続けば市民サービスの自主事業などに影響が出るのではと、危惧をいたします。応募が少ない原因に、赤字決算など
指定管理料に課題はないのでしょうか。
4)は、現在の
九州綜合サービス株式会社は、平成31年4月1日から
メディア交流館と
みどり蒼生館の2館の
指定管理者として提案をされています。
小岱工芸館において、
施設管理経費の縮減は点数評価が高かったものの、施設の効用の最大限発揮についての評価が低いものとなっています。その評価の内容についてお知らせください。
5)は、応募者の事業計画書の内容を除き、選定後の公表または公開できる情報として6項目あり、4項目は公開・公表されましたが、残りの2項目について、その公開の時期はいつになるのでしょうか。
以上、質疑をいたします。
23
:◯市民環境部長(松村英信君)
◯市民環境部長(松村英信君) 議員の御質疑に、お答えをいたします。
私のほうからは、2番と3番についてお答えをいたします。
まず2番目の、
指定管理料において正規・非正規職員の人数や割合の積算につきましては、小岱工芸館におきましては、館長1名を正規職員、事務職員2名を臨時職員として積算をしております。
人員の配置につきましては、
指定管理者制度を導入する以前、市で、直営で管理をしておりましたので、その際の人員配置に基づき行っているものでございます。
続きまして3番の、
指定管理料に課題はないのでしょうかについて、お答えをいたします。
指定管理料につきましては、募集の際に
指定管理料の基準額を上限額として御提示をし、事業提案とあわせて
指定管理料についても、申請団体から御提案をいただいております。申請団体によりましては、基準額以下で提案されるケースもございますので、その場合は実現可能性についても精査をいたしまして、協定を締結しているところでございます。
また、募集の際に提示する
指定管理料の基準額につきましては、これまでの実績に基づき積算をいたしまして、さらに物価や人件費等の上昇、施設の特徴を生かした自主事業に係る経費など社会情勢の変化による必要な見直しを行い、積算をしております。より実情に即した基準額となっていると考えておるところでございます。
24
:◯総務部長(石川陽一君)
◯総務部長(石川陽一君) ちょっと全般的なことにかかわりますので、私のほうから4番目と5番目についてお答えさせていただきます。
まず4番目の、施設効用の最大限の発揮及び経費の縮減の評価についてでございますが、この小岱工芸館の分につきましては、2団体とも非常にレベルの高い提案であったというふうに評価をいたしております。
その上で、小岱工芸館管理運営共同企業体は、利用者の立場に立った先駆的な提案や、現場に近い考えを持った運営姿勢、それに施設目的の推進と利用率の向上に着目した提案内容などから、総合的に見て
指定管理者として最もふさわしいというような判断をしたところでございます。
5番目の公表の時期につきましては、
指定管理候補者として選定した後としておりまして、既に、議員おっしゃる市ホームページを通じまして、1番、
指定管理候補者名、2点目に
指定管理候補者選定理由、3点目に
選定委員会の審査における応募者の総得点及び項目ごとの得点の3項目について公表しているということでございます。
なお、情報公開条例に基づく開示請求があった場合には、基本的にはほかの3項目についても公開することということで整理をいたしております。
25:◯田中浩治君 ◯田中浩治君 答弁をいただきました。
一つだけまた伺いますけれども、3)の
指定管理料に課題はないかの点についてであります。
この件につきまして一つ、議決後に市と
指定管理者との間で、協定を締結されますけれども、この協定の管理業務に係る
指定管理料は当該年度予算額以内というふうになっております。
よって、申請時に提出のあった管理業務に係る提案価格を下回る場合があるということも掲載をされているところです。このことも指定管理、平成27、28、29年度の赤字体質がこのような部分にあらわれていないのかどうか、お聞きをしたいと思います。
26
:◯総務部長(石川陽一君)
◯総務部長(石川陽一君) 今議員がおっしゃるとおり、指定管理の指定を本議会のほうで承認をされましたら、基本協定の締結ということで、実質的な中身の協議をしていくわけなんですけれども、その部分でいろいろ精査をしていく、そして、基本協定を締結した途中の段階で、初年度の経費については3月の議会のほうで上程をさせていただく運びになるということになりますけれども、結局のところ、極端にその途中の過程において減額の交渉をするというようなことは一切行っていないということは、まず一つありまして、その途中の段階において、その適性に見合った価格を事業者のほうが提案をしていただくというような形になりますので、そのことが即、その赤字の要因になるというふうには全く考えていないところでございます。
27:◯田中浩治君 ◯田中浩治君 はい、終わります。
28:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) よろしいですね。はい。
引き続きまして、5番北園敏光議員。
29:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 私は、議第81号平成30年度荒尾市
一般会計補正予算の中で、10款教育費、小学校教室用
エアコン整備事業の計上に関して質疑をいたします。
今回、小学校に全てエアコンを設置されるということを決断されたことについては高く評価をしたいと思うんですが、前回の9月議会でも、議会の中からも、一番暑いのは7月だと、今回の計画では、どうしても庁内協議で夏休みの期間の工事が必要なので、運用開始は9月だということで、今度の補正予算の説明の中にも入っておりますが、どうしても7月までに運用開始が間に合わない、工事をどうしても8月までにしなければならないという理由が、はっきりと確定したものを伺っていないので、その点についてお伺いをしたいと思います。
30:◯教育長(永尾則行君) ◯教育長(永尾則行君) 北園議員の御質疑について、お答えいたします。
小学校のエアコンにつきましては、整備工程の関係で来年7月の運用開始は難しいと判断しております。
具体的には、来年1月納品予定の設計書を踏まえた業者選定及び契約に約2カ月、その後の現地調査等で約1カ月、製品注文、納期まで約2カ月、設置・施工等で約2カ月となり、稼働までには約7カ月を要する見込みになります。
したがいまして、市内小学校10校全ての設置完了を8月下旬、運用開始を夏休み明けとした次第でございます。
なお、この工程はことしの中学校の整備状況や、中学校より整備範囲、数量が多くなることを考慮した上で、できる限りの早期設置を庁内関係者で検討した結果ではございますが、教育委員会としましても、ことしの夏の猛暑を考慮して、少しでも早く稼働ができるよう最善の努力をしていきたいと考えております。
31:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 先日、この具体的な小学校ごとの設置数というのが、明細をいただきました。全部で179ということですね。
この中で、例えば清里小学校は10教室、10台ですかね。そして、府本小学校は11教室、11台。一番多いところで、中央小学校が27というふうになっております。
それで、実は、これは私も知っている、荒尾にもこういう商工関係の団体が何百人かいらっしゃるんですけれども、荒尾市には地元業者に発注をという条例も採択されているところですよね。だから、分離・分割発注といいますか、例えば市内にたくさんエアコンを取り付けることができる業者はいらっしゃると思うんですよね。だから、例えば清里小の10台、府本小の11台とか、いろいろ分離・分割でやれば、私は6月までにできるんじゃないかという、そういう専門業者からの話も聞くんですよ。その点は、協議をされたのかどうかというのを、お伺いしたいと思います。
32:◯建設経済部長(宮崎隆生君) ◯建設経済部長(宮崎隆生君) 分離・分割につきましては、一応考え、協議をした結果、どうしてもやっぱり納期に2カ月かかる、契約にも時間がかかる。そうなれば、工事をするまでにはやっぱり所定の時間がかかります。それと関連しまして、全体的な配線関係、それに伴いまして、1回、電源を全部落としてしまう必要がございます。
そういう教育現場との関係も調整しまして、それでどうしても8月いっぱいまでかかるということで、今のところ考えております。
33:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 きょうは質疑ですので、いろいろ自分の意見を言えないんですけどね。
私が知ったお店の方も、この前、エアコン3台、部屋を全部変えたとかですね。
だから、全ての学校の電気を一度に切るというようなことじゃないかと思うんですけれども、いわゆる今後、事業者選定を3月までということですけれども、これは具体的にはやっぱり一括発注を中心に、市外の業者も含めて公募されるということでしょうか。これが最後の質問です。
34:◯建設経済部長(宮崎隆生君) ◯建設経済部長(宮崎隆生君) 今、設計段階でどういうふうに上がってくるか、まだ見えないところもございますけれども、先ほど北園議員さんが言われたように、市内の業者のほうで対応はできるようにというふうに進めているところでございます。
発注方法については、どのようになるかは、製品ができ上がってきて、それからになってくるとは思いますけれども、努力はいたします。
────────────────────────────────
35:◯議長(小田龍雄君) ◯議長(小田龍雄君) 以上で、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案20件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託をいたします。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
この際、議長より申し上げます。
一般質問を希望される方は、本日午後5時までにその要旨を文書で通告されるように望みます。
次の本会議は12月14日に開催し、一般質問を実施いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午前11時28分 散会...