─────────────────────────
△
全国市議会議長会表彰の
伝達
○
議長(
中村和美君)
全国市議会議長会第97回
定期総会において、2名の諸君が
表彰を受けられました。誠におめでとうございます。ここに
表彰を
伝達し、祝意を表します。
表彰を受けられる諸君は、
市議会議員として15年以上の勤続、
庄野末藏君、
成松由紀夫君の以上2名であります。
被
表彰者は、演壇前にお進みください。
(
議長から
表彰状を
伝達。拍手)
○
議長(
中村和美君) おめでとうございます。引き続き、
市長から
感謝状の贈呈があります。
(
市長から
感謝状を贈呈。拍手)
○
議長(
中村和美君) おめでとうございます。被
表彰者の方は自席にお戻りください。
この際、
議員一同を代表して祝辞を述べるため、
北園武広君から発言の
申し出があっておりますので、これを許します。
北園武広君。
被
表彰者の方は、自席で御起立を
お願いいたします。
(
北園武広君 登壇)
◆
北園武広君 甚だ僣越ではございますが、御指名により
議員一同を代表いたしまして、
一言お祝いの言葉を申し上げます。
このたび、第97回
全国市議会議長会定期総会におきまして、
庄野末藏議員及び
成松由紀夫議員におかれましては、
市議会議員在職15年以上の長きにわたる
市政の進展
と市民福祉の向上への多大なる御貢献により、この
表彰の栄誉に浴されましたことに対し、
市民の
皆様とともに、私
たち議員一同、心から
お祝い申し上げます。
皆様も御承知のとおり、今回、
表彰の栄誉に浴された両
議員におかれましては、これまで
市民の信望を一身に集められ、高い識見はもとより、優れた
政治的感覚と抜群の
行動力、さらにはその温厚篤実な人柄をもって日々営々
と努力されてこられましたことは、
市民の
皆様も広く知るところであり、その輝かしい御功績に対し、深く敬意を表する次第でございます。
また、私個人的には、
議員生活の1年目、2年目の
専門委員会活動におきまして、
経済企業委員会に所属し、
委員会活動に対して
不安感を抱いておりましたが、お二方
と御一緒させていただき、多くの御助言や
議員としての
心構え等を御教示いただきました。この場をお借りいたしまして、厚く感謝申し上げます。
さて、近年、
世界中で猛威を振るっております
新型コロナウイルス感染症は、
感染力が強く重症化しやすい
変異株の出現により、新たな局面を迎えております。一方、
ワクチンをはじめ
とした
感染拡大防止への取組が懸命に進められているところでございますが、
本市におきましても、
市民生活や
地域経済への影響は甚大であり、一刻も早い収束が必要である
と改めて認識をしているところでございます。
また、このような
社会情勢の中、
地方自治体を取り巻く環境は
複雑化の一途をたどっており、今後の
行政運営は一層厳し
さを増していくもの
と考えられます。我々
市議会も、
行政を監視する機能のみならず、
行政に対する
市民のニーズを的確に把握しながら、地域の
自主性・
自立性を高めるための政策を立案し、
行政を導いていく
市民の代表としての機能が強く求められ、その責務はますます重要になっております。
どうか、今回
表彰を受けられました両
議員におかれましては、これまで培ってこられた貴重な経験
と知識を生かし、今後とも、
八代市政のさらなる発展のために御尽力を賜りますよう
お願い申し上げますとともに、これからも御指導、御鞭撻くださいますよう
お願いを申し上げまして、
お祝いの言葉
とさせていただきます。
本日は誠におめでとうございます。
○
議長(
中村和美君) 被
表彰者の方は御着席を
お願いいたします。
次に、
市長から祝辞をいただきます。
市長中村博生君。
被
表彰者の方は、自席で御起立を
お願いいたします。
(
市長中村博生君 登壇)
◎
市長(
中村博生君) このたび、
地方自治の発展に寄与され、その功労により
全国市議会議長会から、栄えある
表彰を受けられました
庄野末藏議員、
成松由紀夫議員におかれましては、心から
お祝いを申し上げます。おめでとうございます。
今回
表彰を受けられましたお二方は、
市民に最も身近な代表として永年にわたり
八代市議会の要職に就かれ、その卓越した御手腕
と御見識をもって、
市政の健全な発展
と市民福祉の向上のため、多大なる御尽力を賜っております。その幅広い御貢献に対する
市民の
皆様からの信望は厚く、輝かしい功績
と献身的な御活躍に対しまして深く敬意を表するものでございます。
本市は、現在、
新型コロナウイルス感染拡大への対応や未曽有の被害をもたらしました
令和2年7月
豪雨災害に対する復旧・復興をはじめ、
人口減少や
高齢化に伴う様々な
地域課題の解決に向けて全力で取り組んでいるところでございます。
議員御両名におかれましては、長年の豊富な御経験に基づき、
本市が直面いたしております諸課題の解決のため、より一層の御指導、御協力を賜りますよう、何とぞよろしく
お願い申し上げます。
最後になりますが、今後とも健康になお一層御留意いただき、ますます活躍されんことを祈念申し上げ、
お祝いの挨拶
とさせていただきます。
本日は誠におめでとうございます。
○
議長(
中村和美君) 被
表彰者の方は御着席を
お願いいたします。
次に、
受賞者を代表し謝辞を述べるため、
成松由紀夫君から発言の
申し出がありますので、これを許します。
成松由紀夫君。
被
表彰者の方は、自席で御起立を
お願いいたします。
(
成松由紀夫君 登壇)
◆
成松由紀夫君
議長の
お許しをいただきまして、被
表彰者を代表し、
一言御礼の御挨拶を申し上げます。
このたびの
全国市議会議長会総会におきまして、私ども2名が、
市議会議員在職15年以上のゆえをもって
表彰を受け、ただいま
表彰状の
伝達を賜りました。また、本日、
中村市長から
感謝状及び御祝辞をいただくとともに、
市議会議員を代表し、
北園武広議員からも御祝辞を賜りましたことは無上の光栄であり、感激の極みでございます。これもひとえに
市民の
皆様をはじめ、
議員の
皆様、
執行部各位並びに
関係各位の長年にわたる格別の御指導、御鞭撻のたまものであり、衷心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。
私ごとではございますが、思い返せば平成17年9月の初当選以来、様々な場面に直面し、そのたびに諸
先輩議員からお教えをもとに、誠に微力ながら
市政の諸問題の解決にぶれずに真っすぐ
と取り組んできたつもりでございます。また、
令和元年から現在に至るまでの副
議長職をはじめ、各
常任委員会等において要職を務めさせていただくなど、この15年余りにわたる様々な出来事は今でも鮮明に心に残っておるところでございます。
さて、
本市は、平成17年8月に1市2町3村で合併し、昨年8月に15年の節目を迎えたところでございます。その間、
社会情勢は幾度
となく変動し、
地方分権の
拡大、
地方創生、さらには平成28年の
熊本地震や記憶に新しい
令和2年7月
豪雨災害、加えて
世界中で猛威を振るう
新型コロナウイルス感染症への対応など、
地方自治を取り巻く環境は大きく変容をいたしました。
このような状況の中、我々は
八代市議会として一致団結し邁進するとともに、
本市の
災害復旧・復興はもちろんのこと、
地方自治体においては
少子高齢化社会への対応、あるいは
社会資本の
整備等、快適で質の高い
生活環境の確保
と地域の
活性化に結びつく施策が強く求められております。
そこで、私
たち市民に一番身近な
総合的行政主体として、豊かで活力のある
地域社会の実現に向け、その役割を積極的に果たしていかなければなりません。私どもは、本日のこの栄誉ある
表彰に報いるため、決意を新たにし、さらなる研さんを重ね、
八代市民の信頼
と支持がある限り、自らの責任
と判断で
地方自治の諸情勢に対応するため、今まで以上に精進
と努力を続けてまいりたい
と固く念願してやまないものであります。
何とぞ
皆様方には、今後ともなお一層の御厚情、御鞭撻を賜りますよう心から
お願い申し上げますとともに、全ては
子供たちのため、
八代市のさらなる発展を祈念申し上げ、粗辞ではございますが、御礼の挨拶
とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。(拍手)
○
議長(
中村和美君) 被
表彰者の方は、御着席を
お願いいたします。
以上で
全国市議会議長会からの
表彰の
伝達を終わります。
─────────────────────────
△
議長の諸
報告
○
議長(
中村和美君) 諸般の
報告をいたします。
本日、
市長から
議案24件が送付され、受理いたしました。
その余の
報告は、朗読を省略いたします。
─────────────────────────
○
議長(
中村和美君) これより本日の
会議を開きます。
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△
日程第1
○
議長(
中村和美君)
日程第1・会期の決定を議題
といたします。
○
議長(
中村和美君) お諮りいたします。
本
定例会の会期は、本日から6月23日までの17日間
といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」
と呼ぶ者あり)
○
議長(
中村和美君) 御異議なし
と認め、そのように決しました。
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△
日程第2~25
○
議長(
中村和美君)
日程第2から
日程第25まで、すなわち
議案第51号から同第74号までの
議案24件を
一括議題とし、これより
提出者の説明を求めます。
市長中村博生君。
(
市長中村博生君 登壇)
◎
市長(
中村博生君) 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」
と呼ぶ者あり)
令和3年6月
定例会の開会に当たりまして、御挨拶申し上げます。
御承知のとおり、先月15日に
九州北部が梅雨入りいたしました。これは、平年より20日早く、
観測史上2番目の早
さということであります。5月20日から21日朝方にかけての大雨では、坂本町
川嶽付近の国道219号で、約50メートルにわたり道路が崩壊し、巻き込まれた2台の車が10メートル下に転落するという事故が発生いたしました。運転されていたお二人の命に別状がなかったことは不幸中の幸いでありましたが、一日も早い御回復をお祈りしますとともに、心からお見舞いを申し上げる次第であります。
そのほかにも、道路や河川や
農業用施設など多くの被害が発生しておりますことから、早期の復旧に向けて全力で取り組んでいるところでございます。例年よりも早い梅雨入りということで、雨の期間も長くなり、地盤が緩むなど
災害が発生しやすい状況
となります。
市民の
皆様におかれましては、日頃から
災害の発生に備えていただくとともに、
避難情報や気象庁の
防災気象情報など最新の情報に御注意いただきながら、早めの避難を心がけていただきますよう
お願いいたします。
本市といたしましても、
被災箇所の
早期復旧は、もちろんのこと、昨年発生しました
豪雨災害を教訓として、夜間や早朝に大雨が予想される場合、明るいうちからの
避難情報発令や
避難所の開設などを実行しているところであります。そのほか、4月から新しい
防災システムの運用を開始しますとともに、
令和2年7月
豪雨災害に係る検証結果を踏まえ、大幅な見直しを行った
八代市
地域防災計画に基づきながら、
市民の
皆様の安全・安心な
生活確保に向けて、万全の対策を講じてまいります。
それでは、
議案の
提案理由の説明に先立ちまして、
新型コロナウイルス感染症への
対応並びに坂本町の復興に向けた
取組状況と、最近の
市政の動向について御
報告申し上げます。
まずもって、
新型コロナウイルス感染症につきましては、4月13日、19日、21日に
本市職員の
感染が確認され、
仮設庁舎東棟の
臨時閉庁を行うなど、
市民の
皆様に大変御心配
と御不便をおかけいたしましたことについて、改めてお詫びを申し上げます。
新型コロナに関しましては、3月末からの第4波を受け、4月に
首都圏や関西などにおいて、
まん延防止等重点措置や3度目の
緊急事態宣言が発令され、その後も
対象区域の
拡大や期間の延長がなされております。熊本県におきましても、4月中旬からの
感染急
拡大に伴い、4月24日に
リスクレベルを
レベル5
厳戒警報に引き上げ、5月7日には県独自の
熊本蔓延防止宣言を発令されました。しかしながら、その後も
拡大が止まらず、1日当たりの
新規感染者数が100名を超え、過去最多を更新するなど危険な状況
となりましたことから、熊
本市を
重点措置区域として5月16日から6月13日までを
実施期間とする
まん延防止等重点措置の適用が決定されました。同時に、
熊本蔓延防止宣言の
対象区域を
県内全域に
拡大し、
不要不急の
外出自粛や
飲食店等の営業時間短縮を要請されるなど、
感染防止対策の強化が図られたところであります。
本市におきましても、
リスクレベル5に引き上げられて以降は、
市主催のイベントを中止し、
市有施設も
原則休館とするなど、県
と連携した形での
感染防止対策の徹底を図るとともに、迅速かつ着実な
ワクチン接種を進めているところでございます。
市職員に対しましても、県内も含めた出張の
原則禁止や
不要不急の外出及び移動の自粛など、
感染防止対策の強化に向けた具体的な取組の徹底を改めて指示するとともに、
職員間の
感染リスクを引き下げるためのデスクパーティションを設置したところであります。
また、
学校施設における
新型コロナ対策といたしまして、市内の
市立小学校、中学校、
支援学校及び幼稚園全ての
普通教室481か所におけるCO2濃度測定器の設置を先月末までに完了いたしました。設置された測定器は、教室内の二酸化炭素濃度が文部科学省の定める基準であります1500ppmを超える
と換気を促すブザーが鳴る仕組み
となっております。この測定器の設置によりまして、
感染防止対策のさらなる強化を図ってまいりたい
と考えております。
市民の
皆様におかれましては、6月13日までの
まん延防止等重点措置適用期間における基本的な
感染防止対策のさらなる徹底をはじめ、日中を含めた
不要不急の外出、県外への移動の自粛に努めていただきますよう、
お願い申し上げます。
また、事業者の
皆様におかれましては、テレワークの推進などによる出勤者数の削減や職場の
感染防止の取組の御協力を引き続き
お願いいたします。なお、対面での接客を伴う店舗やタクシー事業者等の
皆様を対象
とした
八代市
新型コロナウイルス感染症予防対策支援補助金・継続分の申請を7月31日まで受け付けておりますので、ぜひ御活用ください。
長期間にわたる
感染防止対策への
お願いにより、大変御不便をおかけしておりますが、
市民の
皆様の御協力により、県内及び市内における
新規感染者数は減少傾向にあります。
皆様方のこれまでの
感染防止対策への御理解
と御協力に心より感謝を申し上げますとともに、一日も早い収束に向けて、引き続き御協力賜りますよう、重ねて
お願い申し上げます。
新型コロナ収束の切り札であります
ワクチン接種につきましては、約4万4800人の高齢者の
皆様に接種券等を郵送し、5月13日から個別接種
と集団接種の予約受付を行っているところでございます。集団接種の予約受付を行う
ワクチン接種コールセンターにおきましては、初日からの4日間、電話回線
とスタッフを増やして対応し、
市民の
皆様の御協力により、大きな混乱もなく作業が進んでおりまして、6月4日現在での予約受付件数は4050件
となっております。集団接種につきましては、市郡医師会の御協力をいただきながら、今月1日の鏡コミュニティセンターを皮切りに、
八代トヨオカ地建アリーナ、桜十字ホールやつしろ、坂本地域福祉センター、振興センターいずみの5か所で実施し、会場によって接種日が異なりますが、6月に延べ23回、7月に延べ28回を予定しております。
また、個別接種につきましては、5月24日から、市内80の医療機関において接種を開始しておりまして、5月31日現在の予約受付件数は3万5555件
となっております。なお、個別接種を予約されている方で基礎疾患等がなく早めの接種を希望される方は、集団接種にまだ若干の余裕がありますので、コールセンターまで御連絡ください。
今後は、16歳以上65歳未満のいわゆる一般接種対象者の
皆様へ接種券を6月下旬に送付すること
としており、集団接種につきましては、コールセンターでの予約受付に加え、インターネットでの受付も予定しております。まずは、基礎疾患をお持ちの方などから優先的に予約受付を開始いたしますので、御協力をいただきますよう
お願いいたします。
続きまして、坂本町の復興に向けた取組について御
報告いたします。
新聞報道等で御承知のとおり、
令和2年7月
豪雨災害により被災した橋梁のうち、国の権限代行により
災害復旧を進められていた坂本橋
と鎌瀬橋の仮橋につきましては、先月28日に通行が開始されました。なお、地元の
皆様と工事用車両のみ通行可能
となっておりまして、冒頭に申し上げました国道219号の崩落の影響により、崩落現場付近から市中心部方面に向かって約3キロは全面通行止め
となっておりますので、御注意ください。
次に、広域交流センター
さかも
と館プレオープン式典
と、
さかも
と復興商店街鍵渡し式についてであります。
令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた広域交流センター
さかも
と館が仮復旧工事を終え、先週6月3日に関係者によるテープカットを行い、プレオープンいたしました。また、被災された事業者の
皆様が再出発できるように建設を進めておりました、
さかも
と復興商店街が完成いたしましたことから、同じく先週3日に鍵渡し式を行いました。現在、9つの事業者の入居が決定しておりまして、準備が整った店舗から順次オープンされます。
なお、来月3日午前10時から、
さかもと館
とさかも
と復興商店街の同日オープニングセレモニーを予定しております。詳細につきましては、後日お知らせいたします。オープン後は、地元の
皆様をはじめ、多くの
皆様に御利用いただき、復興の後押し
となるよう大いに期待しているところであります。
次に、坂本町における復興まちづくりの進捗状況についてでありますが、安心して坂本町に暮らし続けていただくため、今年度は地区ごとの復興まちづくり計画を策定すること
としております。策定に向けた懇談会を昨日6日に開催しており、今後も引き続き住民の
皆様と一緒に検討を重ねながら、地区ごとの計画づくりを進めてまいります。特に、これまでの懇談会等でも御要望がございました
災害公営住宅につきましては、被災された方々の御意向も踏まえ、第1期として、藤本地区、中津道地区、坂本駅周辺に35戸程度の整備を進めること
といたしております。具体的な内容は、今後被災された
皆様の御意見、御要望をしっかり
と伺いながら、スピード感を持って住まいの再建に向けた取組を進めてまいります。
なお、坂本町の復興につきましては、今後、
災害公営住宅の整備を含む地区ごとの復興まちづくり計画
と被災した坂本支所の再建及び周辺のインフラ整備の2つに大きく力を入れていく必要があります。
つきましては、発災後1年の節目
となる7月1日付で復興推進課にまちづくり推進係を新設いたしまして、2係に再編し、体制を強化することで坂本町の創造的復興を加速させてまいりたい
と考えております。
続きまして、最近の
市政の動向について御
報告申し上げます。
まずは、
八代市
と台湾のホストタウンフレーム切手についてであります。
本市は、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に当たって、台湾のホストタウンとして様々な取組を行っております。その一つ
といたしまして、日本郵便株式会社様
と連携し、
八代市
と台湾のホストタウンフレーム切手を作成いたしました。この切手は、
本市と台湾の観光地などの写真を使用し、1つのシートにデザインの異なる5枚の84円切手がついております。今回の切手発行を記念し、今月1日に贈呈式を実施いたしました。先週4日からワンシート920円で市内の郵便局、郵便局のネットショップ及び東京中央郵便局で発売されております。このような取組の一つ一つによって、
本市と台湾の絆がさらに深まることを期待しております。
また、オリンピックに関連しまして、バドミントン競技の男子ダブルスでは、
本市出身の園田啓悟選手、
八代東高校時代からのペアでもある嘉村健士選手のソノカムペア
と、女子ダブルスでは、同じく
本市出身の福島由紀選手
と和水町出身の廣田彩花選手のフクヒロペアが、東京オリンピックへの出場を確実視されております。両ペアの御活躍を心よりお祈り申し上げます。
次に、東陽・泉地域における光ブロードバンドサービスの提供開始についてであります。
既にお知らせしております
とおり、6月18日から、東陽町・泉町におきまして、光ブロードバンドサービスが提供開始
となります。サービスの開始に当たり、記念式典
と住民説明会の開催を予定しておりましたが、現在のコロナ禍の状況を考慮して、開催を見送ること
といたしました。地域住民の
皆様に対しましては、広報やつしろ6月号への折り込みチラシでお知らせするとともに、今後、ケーブルテレビを使ってお知らせをする予定
としております。なお、現在、サービスが提供されていない坂本町につきましては、
令和4年度内の整備完了を目標
とし、できるだけ早期にサービスが開始できるよう準備を進めているところでございます。
次に、
令和2年7月
豪雨災害八代市追悼式についてであります。
本市におきましては、
令和2年7月
豪雨災害の発生から1年を迎えるに当たり、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族や関係者の
皆様に改めて哀悼の意を表するため、追悼式典を開催すること
としております。また、坂本町の住民の
皆様だけでなく、全ての
市民の
皆様が
豪雨災害を記憶にとどめ、後世に伝えていく契機
とするため、追悼式典の終了後に一般参列者を対象
とした一般献花を行います。追悼式典は、7月4日午前10時から、
八代市立坂本中学校体育館で開催し、一般献花は、追悼式典が終了する午前11時頃から午後3時までの予定で実施いたします。現在、コロナ禍の状況を考慮して、追悼式典は規模を最小限に縮小して行いますが、一般献花はどなたでもお越しいただけますので、よろしく
お願い申し上げます。
最後に、本年4月、愛称がお祭りでんでん館に決定いたしました
八代市民俗伝統芸能伝承館の落成式展等についてであります。
八代市民俗伝統芸能伝承館につきましては、
八代妙見祭をはじめ、市内各地の無形民俗文化財の保存継承
と交流促進を目指した情報発信拠点として、
令和元年12月から整備を進めてまいりました。先月末に建物の工事が完了し、現在オープンに向けた準備を進めているところでありますが、来月7月末に落成の運び
となりましたので、御
報告させていただきます。落成式展等につきましては、
新型コロナウイルス感染症の
感染防止対策として、来場者の集中による密を回避するため、7月30日に落成式展及び関係機関・団体等の招待者内覧会を実施し、翌31日に一般オープンいたします。
今後は、本伝承館を
八代の新たな魅力発信拠点
と位置づけ、周辺施設をめぐる回遊ルート、妙見祭
との連携、市内無形民俗文化財などの情報を発信することで、
本市の文化
と経済の発展につなげてまいりたい
と考えております。
続きまして、イベントの中止について御
報告いたします。
新聞報道等で御存じか
と思いますが、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止の観点から、本年度も
八代くま川祭りの開催を中止
とさせていただくことに決定いたしました。昨年同様、代替イベントの実施を
八代くま川祭り実行
委員会で検討しているところであります。
ただいま御
報告いたしました
八代くま川祭りを含め、九州国際スリーデーマーチや
ふる郷愛鏡祭、平家いずみお茶まつりなど多くのイベントにつきましても、
新型コロナの影響で、今年度もやむなく中止
とさせていただきました。多くの
皆様が楽しみにしておられた
と思いますが、
市民の
皆様の健康
と安全を守るための苦渋の決断でありますので、御理解いただきますよう
お願い申し上げます。今後予定しているイベント等につきましても、国の基本的対処方針や県の方針等を踏まえ、開催に伴う
感染リスクなどを見極めながら慎重に判断してまいります。
それでは、本議会に提案しております予算
議案1件、事件
議案18件、
条例議案5件について、順次その概要を説明いたします。
まず、予算
議案であります。
議案第51号・
令和3年度
八代市
一般会計補正予算・第3号は、歳入歳出予算にそれぞれ5億130万円を追加し、補正後の額を679億890万円
としております。
令和2年7月
豪雨災害に関連する事業では、被災した坂本支所の早期再建に向けて、既存の県道や坂本橋の本復旧を含めた支所周辺での一体的なまちづくりを進めてまいりますが、その第一歩として、今回、国や県
との協議を行うための概略設計を実施いたします。また、被災した坂本町の自治公民館や地域コミュニティ施設などの復旧費用の一部を補助いたします。そのほか、先ほど御
報告いたしました7月3日に開催予定の
さかも
と復興商店街
と広域交流センター
さかも
と館のオープニングセレモニーに要する経費などであります。発災から1年を迎えよう
とする中、被災された
皆様が一日も早く生活を再建され、安心して暮らせるよう、関係者の方々
と一丸
となって坂本町の復旧・復興を進めてまいります。
次に、
新型コロナウイルス感染症対策に関連する事業では、引き続き、
感染予防対策を徹底いたしますとともに、低所得者に対する生活支援対策として、独り親世帯以外の低所得の子育て世帯に児童1人当たり5万円の子育て世帯生活支援特別給付金を給付いたします。一方で、コロナ禍においては、リモートワークの普及といった新しい働き方への見直しの動きが加速化しておりますことから、
本市でも、国や
地方創生テレワーク交付金を活用したサテライトオフィスの整備やコワーキングスペースの改修経費の補助など、コロナ禍での新しい生活様式への対応に向けて取り組んでまいります。
続きまして、国・県からの補助内示を伴う事業であります。農林水産業関連では、担い手づくり総合支援交付金を活用しまして、経営規模の
拡大や多角化に取り組む際に必要
となります農業用機械の導入を支援してまいります。また、攻めの園芸生産対策事業補助金を活用しまして、品質向上などの生産支援対策に係る機械の導入支援も行います。土木関係では、国の
社会資本整備総合交付金の増額内示に伴いまして事業費を増額し、道路や公園施設の維持・改良を推進してまいります。このほか、マイナンバーカード関連事業では、イオン
八代ショッピングセンター内にマイナンバーカード受付センターを開設いたします。これは、マイナンバーカードの申請手続の利便性を高め、カードの交付率向上を目指すものであります。
次に、単独事業では、荒瀬ダムボートハウス跡地における駐車場の整備や旧おおぞら授産所の施設を障害者の就労支援のため作業所として整備する経費を追加しております。また、
本市をはじめ
とする熊本県内の加工品、農水産品の輸出促進
とPR活動の一環として、
八代港の国際コンテナ定期航路で用いますラッピングコンテナの購入経費を追加いたします。
以上が補正予算の主な内容であります。次に、別冊の事件
議案及び
条例議案を御説明いたします。
議案第52号から
議案第56号までは、
専決処分した案件について、
地方自治法の規定により議会に
報告し、その
承認を求めるものであります。
議案第52号は、地方税法等の改正に伴い、
八代市
市税条例等の一部改正について専決したものであります。
議案第53号は、
令和2年度
八代市
一般会計補正予算・第18号について3月31日付で専決したものであります。内容は、ふるさと
八代元気づくり応援基金への積立金を追加し、併せて歳入の財源調整を行ったものでございます。
議案第54号は、
令和2年度
八代市
介護保険特別会計補正予算・第5号で、同じく3月31日付で専決したものであります。内容は、介護給付費準備基金への積立金を追加したものでございます。
議案第55号は、
令和3年度
八代市
一般会計補正予算・第2号について4月14日付で専決したものであります。内容は、
新型コロナウイルス感染症対策に関連する経費で、低所得の独り親の子育て世帯に児童1人当たり一律5万円の子育て世帯生活支援特別給付金を支給するほか、安心なまちやつしろプロジェクトの取組
と連携して、
新型コロナウイルス感染症の予防対策に取り組んでいる店舗の周知などに係る情報発信や対面での接客などを伴います店舗やタクシー等に対して、
感染予防対策に必要な経費の一部を継続して補助するものであります。
議案第56号は、予防接種健康被害調査
委員会
委員の報酬に関する
八代市報酬及び
費用弁償条例の一部改正について専決したものであります。
議案第57号の和解については、市に遺贈された金融資産に対する遺留分減殺請求に関して和解することについて、
地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第58号の契約の変更については、議会の議決を経ました
八代市新
庁舎建設工事の変更契約について、その変更額が2000万円以上
となりますことから、議会の議決を求めるものであります。
議案第59号及び
議案第60号は、契約の締結について
八代市議会の議決に付すべき契約に関する
条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。
まず、
議案第59号は、
八代市新
庁舎外構工事(Ⅰ期)について、契約金額4億1228万円で、前田建設工業・和久田建設・松島建設建設工事共同企業体
と契約を締結しよう
とするものであります。
議案第60号は、
八代市新
庁舎造作家具外設置工事について、契約金額3億877万円で、前田建設工業・和久田建設・松島建設建設工事共同企業体
と契約を締結しよう
とするものであります。
議案第61号から
議案第65号までは、
八代市新
庁舎備品に係る
財産の
取得について、
八代市有
財産の
取得や処分に関する
条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第66号の
市道路線の廃止について及び
議案第67号の
市道路線の認定については、3つの
市道路線の起点・終点を変更するため、これらを一旦廃止して再度認定を行うことについて、道路法の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第68号のあらたに生じた土地の確認については、熊本県が施行した埠頭用地に係る
八代港内公有水面埋立てに関する工事が竣功認可されたことに伴い、
本市の区域内に新たに土地が生じたため、
地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第69号の
町区域の変更については、公有水面埋立てにより新たに土地を生じたことに伴い、
町区域を変更するため、
地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第70号の
八代市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正については、固定資産評価審査
委員会に提出される審査申出書及び口述書への押印を廃止するものであります。
議案第71号の
八代市
手数料条例の一部改正については、
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、市が徴収する手数料でなくなる個人番号カードの再交付手数料を削除するものであります。
議案第72号の
八代市
浄化槽市町村整備推進事業減債基金条例の廃止については、事業の起債償還に充てるため全て取り崩すことに伴い、当該基金の設置に関する
条例を廃止するものであります。
議案第73号の
八代市
介護保険条例の一部改正については、
新型コロナウイルス感染症の影響により世帯主等の収入が一定程度下がった介護保険第1号被保険者の保険料の減免について、これを
令和3年度分の保険料においても継続して実施するに当たり、所要の改正を行うものであります。
議案第74号の
八代市こいこい
広場条例の一部改正については、広場の管理を指定管理者に行わせるための所要の規定を設けるものであります。
以上が各
議案の
提案理由の説明でございます。提案しております
議案につきましては、よろしく御審議の上、何とぞ御賛同いただきますよう
お願い申し上げまして、
提案理由の説明
とさせていただきます。お世話になります。
○
議長(
中村和美君) 以上で
提出者の説明を終わります。
日程第2から同第25までの24件の議事をしばらく中止いたします。
─────────────────────────
△休会の件
○
議長(
中村和美君) この際、休会の件についてお諮りいたします。
明8日から11日まで及び14日は休会
といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」
と呼ぶ者あり)
○
議長(
中村和美君) 御異議なし
と認め、そのように決しました。
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○
議長(
中村和美君)
日程第2から同第25までの24件の議事を再開いたします。
─────────────────────────
○
議長(
中村和美君) この際、お諮りいたします。
本24件に対する本日の議事はこの程度にとどめ、延会
といたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」
と呼ぶ者あり)
○
議長(
中村和美君) 御異議なし
と認め、そのように決しました。
なお、明8日から11日まで及び14日は休会
とし、次の議会は15日定刻に開き、質疑及び一般質問を行います。
質疑、質問御希望の諸君は、明8日午前10時までに発言通告書を御提出ください。
─────────────────────────
○
議長(
中村和美君) 本日は、これにて延会いたします。
(午前10時59分 延会)...