八代市議会 2020-09-15
令和 2年 9月定例会−09月15日-03号
令和 2年 9月定例会−09月15日-03号令和 2年 9月定例会
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主 要 目 次
1.
市長提出案件23件・
委員長報告………………………………………6
1.
市長追加提出案件11件・説明………………………………………14
1.
市長追加提出人事案件1件……………………………………………20
1.
議員提出発議案4件……………………………………………………21
1.議長の辞職の件…………………………………………………………27
1.議長の選挙………………………………………………………………28
1.
議会運営委員会委員の選任……………………………………………31
1.閉会中継続審・調査の件24件………………………………………31
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令和2年9月八代
市議会定例会会議録(第3号)
・令和2年9月15日(火曜日)
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・議事日程(第3号)
令和2年9月15日(火曜日)午前10時00分開議
議長の諸報告
第 1 議案第74号・令和元年度八代市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について(
委員長報告)
1番 上 村 哲 三 君 2番 成 松 由紀夫 君
3番 田 方 芳 信 君 4番 増 田 一 喜 君
5番 金 子 昌 平 君 6番 北 園 武 広 君
7番 百 田 隆 君 8番 福 嶋 安 徳 君
9番 高 山 正 夫 君 10番 前 川 祥 子 君
11番 橋 本 幸 一 君 12番 谷 川 登 君
13番 村 川 清 則 君 14番 古 嶋 津 義 君
15番 村 山 俊 臣 君 16番 西 濱 和 博 君
17番 中 村 和 美 君 18番 鈴木田 幸 一 君
19番 橋 本 隆 一 君 20番 太 田 広 則 君
21番 橋 本 徳一郎 君 22番 庄 野 末 藏 君
23番 亀 田 英 雄 君 24番 山 本 幸 廣 君
25番 堀 徹 男 君 26番 野 崎 伸 也 君
27番 大 倉 裕 一 君 28番 村 上 光 則 君
(2)欠席議員(なし)
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・説明のために出席した者の職氏名
(1)長 (2)
教育委員会
市長 中 村 博 生 君 教育長 北 岡 博 君
副市長 田 中 浩 二 君 教育部長 宮 田 径 君
政策審議監 山 本 哲 也 君 (3)
農業委員会
市長公室長 松 本 浩 二 君 会長 白 石 勝 敏 君
秘書広報課長 梅 野 展 文 君 (4)
選挙管理委員会
総務企画部長 丸 山 智 子 君 委員長 高 浪 智 之 君
財務部長 佐 藤 圭 太 君 (5)
公平委員会
市民環境部長 桑 原 真 澄 君 委員長 水 本 和 人 君
健康福祉部長兼
福祉事務所長 (6)監査委員
小 林 眞 二 君 委員 江 崎 眞 通 君
経済文化交流部長中 勇 二 君
農林水産部長 沖 田 良 三 君
建設部長 潮 崎 勝 君
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・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 岩 崎 和 也 君 次長 増 田 智 郁 君
次長補佐兼
総務係長馬 淵 宗 徳 君
議事調査係長 島 田 義 信 君
参事 中 川 紀 子 君 参事 鶴 田 直 美 君
主任 勇 正 一 君 主任 村 上 政 資 君
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(午前10時00分 開議)
○議長(上村哲三君) これより、本日の会議を開きます。
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△議長の諸報告
○議長(上村哲三君) 諸般の報告をいたします。
去る9月11日、橋本幸一君ほか6名から、発議案第4号・
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書案が提出され、受理いたしました。
同日、村川清則君ほか17名から、発議案第5号・令和2年7月豪雨災害からの復旧・復興に関する意見書案が提出され、受理いたしました。
同日、増田一喜君ほか17名から、発議案第6号・
国土強靱化の継続・拡充を求める意見書案が提出され、受理いたしました。
同日、橋本幸一君ほか17名から、発議案第7号・
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の柔軟な活用を求める意見書案が提出され、受理いたしました。
本日、市長から決算議案11件、人事案件1件が送付され、受理いたしました。
その余の説明は朗読を省略いたします。
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△日程第1〜23
○議長(上村哲三君) 日程第1から日程第23まで、すなわち、議案第74号から同第78号まで及び同第80号から同第97号までの議案23件を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。
建設環境委員会委員長増田一喜君。
(
建設環境委員会委員長増田一喜君 登壇)
◎増田一喜君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
建設環境委員会に付託されました予算案1件、事件3件及び決算1件の審査が終了いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については
委員会記録に譲ることといたします。
まず、議案第76号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第9号(関係分)については、慎重に審査しました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第81号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第7号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第87号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第8号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第91号・契約の締結について、以上3件については、慎重に審査しました結果、全会一致で承認及び可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第75号・令和元年度八代市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、慎重に審査しました結果、全会一致で原案のとおり可決及び認定してしかるべきものと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(上村哲三君)
経済企業委員会委員長村川清則君。
(
経済企業委員会委員長村川清則君 登壇)
◎村川清則君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
経済企業委員会に付託されました予算案2件、事件5件及び決算1件の審査が終了いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については
委員会記録に譲ることといたします。
まず、議案第76号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第9号(関係分)、議案第78号・令和2年度八代市
簡易水道事業会計補正予算・第3号、以上2件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第80号・八代市
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第81号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第7号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第82号・令和2年度八代市
簡易水道事業会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第87号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第8号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第90号・令和2年度八代市
簡易水道事業会計補正予算・第2号に係る専決処分の報告及びその承認について、以上5件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致で承認してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第74号・令和元年度八代市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、慎重に審査しました結果、全会一致で原案のとおり可決及び認定してしかるべきものと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(上村哲三君)
文教福祉委員会委員長西濱和博君。
(
文教福祉委員会委員長西濱和博君 登壇)
◎西濱和博君 皆様、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
それでは、
文教福祉委員会に付託されました予算案2件、条例案1件及び事件6件の審査が終了いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については
委員会記録に譲ることといたします。
まず、議案第76号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第9号(関係分)、議案第77号・令和2年度八代市
介護保険特別会計補正予算・第2号、議案第97号・
八代市立幼稚園規模適正化等審議会条例の制定について、以上3件については、慎重に審査しました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第81号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第7号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第84号・八代市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第86号・八代市
介護保険条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第87号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第8号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第88号・令和2年度八代市
介護保険特別会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第92号・訴訟上の和解について、以上6件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致で承認及び可決してしかるべきものと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(上村哲三君)
総務委員会委員長橋本幸一君。
(
総務委員会委員長橋本幸一君 登壇)
◎橋本幸一君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
総務委員会に付託されました予算案1件、条例案4件及び事件5件の審査が終了いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については
委員会記録に譲ることといたします。
まず、議案第76号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第9号(関係分)、議案第93号・八代市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例の制定について、議案第94号・八代市市税条例の一部改正について、議案第95号・八代市
手数料条例の一部改正について、議案第96号・
八代市議会議員及び八代市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、以上5件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第81号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第7号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第83号・八代市
災害派遣手当に関する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第85号・令和2年7月豪雨による災害の被害者に係る市税の減免申請の提出期限の特例に関する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、議案第89号・令和2年度八代市
ケーブルテレビ事業特別会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告及びその承認について、以上4件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致で承認してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第87号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第8号(関係分)に係る専決処分の報告及びその承認について、以上1件については、執行部から説明が行われ、各委員からの質疑後、本件に対する意見を求めたものの、特段の反対意見はございませんでした。しかしながら、本案について審査いたしました結果、賛成多数をもって承認してしかるべきものと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(上村哲三君) 以上で委員長の報告を終わり、これより、ただいまの報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。
討論の通告がありますので、これを許します。
橋本徳一郎君。
(
橋本徳一郎君 登壇)
◆
橋本徳一郎君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
日本共産党、
橋本徳一郎です。令和2年7月豪雨災害において、お亡くなりになった方に対して、御冥福と被災された方皆様へお見舞いを申し上げます。
議案第87号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第8号の専決処分の報告及びその承認について、賛成の立場で討論いたします。
私はさきの
総務委員会において、同議案に対し反対いたしております。
復興推進事業1969万6000円に対する執行部からの説明が
委員会採択時点では不十分だと判断したためです。
復興計画策定の公募開始が8月19日、県の
球磨川豪雨検証委員会が8月25日でした。
公募開始時点では、災害に対するデータも提示されない状態でした。しかも、県の
検証委員会では
球磨川中流域に集中的な降雨があったことは報告されたものの、坂本町直上に存在する瀬戸石ダムの影響については言及されておりませんでした。
地域的な災害時の状況の具体的な分析がない状態での
プロポーザル方式による公募という計画策定では、十分な科学的数字の提示ができないばかりか、被災された坂本町住民の意向が十分に反映できるのかという疑問を持っておりました。その後、
総務委員会の
執行部報告で詳細な計画の進め方及び執行部の姿勢について、すなわち
地域懇談会の代表者として、坂本町
住民自治協議会等の構成員に多様な住民を含めること、坂本町全世帯対象のアンケートの実施、回収率の目標には、具体的には示されませんでしたが、可能な限り多くということでした。
また、
住民説明会での
執行部提示の素案とアンケートや住民の意見が大きく差があった場合は、素案の見直しも実施する構えであることとの答弁であったと認識してます。
皆さんも同様だと思いますが、発災後、坂本町に入ることが可能になってからボランティアや
日本共産党の調査団の案内等で何度も入り、住民のお話も伺っております。これまで坂本町に居住し、これからも住み続けたいと考えておられる方々の思いは、災害に対しては球磨川は悪くない、球磨川とともに生きたい、受け継がれてきた地域文化を球磨川とともにこれからも守っていきたいというものです。行政はこういった住民の思いに応える必要があると考えます。スピード感をもって
復興計画策定することは重要なことであります。しかし、その計画に当事者である住民の意思、意向が反映されないということになれば本末転倒と言わざるを得ません。何のため、誰のための復興計画であるのかが何よりも重要です。令和2年7月豪雨による球磨川水系の一連の災害は、近年まれに見る大規模な災害となりました。
しかし、その兆候はここ数年、ほぼ毎年発生していた豪雨災害に見られます。同様の災害は、いつどこで発生してもおかしくないと言っても過言でないと言われています。本復興計画の策定は、ある程度の時間と手間をかけてでも、これから起こるであろう災害の対策の一例としてだけではなく、今後の復興計画の参考となるものとする必要があると考えます。
本計画が客観的な検証によるデータの反映と、何よりも住民の思いを重視したものとなることを強く要望いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(上村哲三君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
議案第74号・令和元年度八代市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、委員長の報告どおり、すなわち原案可決及び認定するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案可決及び認定することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第75号・令和元年度八代市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、委員長の報告どおり、すなわち原案可決及び認定するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案可決及び認定することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第76号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第9号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(上村哲三君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(上村哲三君) 議案第77号・令和2年度八代市
介護保険特別会計補正予算・第2号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(上村哲三君) 議案第78号・令和2年度八代市
簡易水道事業会計補正予算・第3号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(上村哲三君) 議案第80号、すなわち八代市
簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は承認することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第81号、すなわち令和2年度八代市
一般会計補正予算・第7号に係る専決処分の報告及びその承認については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(上村哲三君) 起立全員、よって本件は承認することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第82号、すなわち令和2年度八代市
簡易水道事業会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告及びその承認については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は承認することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第83号から同第86号まで、すなわち八代市
災害派遣手当に関する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、八代市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、令和2年7月豪雨による災害の被害者に係る市税の減免申請の提出期限の特例に関する条例に係る専決処分の報告及びその承認について及び八代市
介護保険条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、以上4件については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本4件は承認することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第87号・令和2年度八代市
一般会計補正予算・第8号に係る専決処分の報告及びその承認については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(上村哲三君) 起立全員、よって本件は承認することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第88号から同第91号まで、すなわち令和2年度八代市
介護保険特別会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告及びその承認について、令和2年度八代市
ケーブルテレビ事業特別会計補正予算・第1号に係る専決処分の報告及びその承認について及び令和2年度八代市
簡易水道事業会計補正予算・第2号に係る専決処分の報告及びその承認について、以上3件については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本3件は承認することに決しました。
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○議長(上村哲三君) 議案第91号・八代市立病院本館解体工事に係る契約の締結については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(上村哲三君) 起立全員、よって本件は可決されました。
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○議長(上村哲三君) 議案第92号・福岡高等裁判所令和元年(ネ)第720号・介護給付費返還等請求控訴事件に係る訴訟上の和解については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は可決されました。
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○議長(上村哲三君) 議案第93号から同第95号、すなわち八代市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例の制定について、八代市市税条例の一部改正について及び八代市
手数料条例の一部改正について、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(上村哲三君) 議案第96号から同第97号、すなわち
八代市議会議員及び八代市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について及び
八代市立幼稚園規模適正化等審議会条例の制定について、以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。
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△日程第24〜34
○議長(上村哲三君) 日程第24から日程第34まで、すなわち議案第98号から同第108号までの議案11件を一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。
市長中村博生君。
(市長中村博生君 登壇)
◎市長(中村博生君) ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第98号から議案第108号までは、令和元年度一般会計及び特別会計の決算議案11件で、各会計について決算事務が完了し、監査委員による決算審査も終了いたしましたことから、認定をお願いするものでございます。
概要につきましては、この後、財務部長が説明をいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(上村哲三君) 佐藤財務部長。
(財務部長佐藤圭太君 登壇)
◎財務部長(佐藤圭太君) 皆様、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
議案第98号から議案第108号までの令和元年度八代市一般会計及び特別会計の決算議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
本来は、一般会計、特別会計について決算書に基づき説明すべきところでございますが、11件と多くにわたりますので、お手元に配付いたしております資料、令和元年度決算の概要により説明させていただきたいと思いますので、御了承をお願いいたします。
それでは、資料の1ページをお願いいたします。
議案第98号の令和元年度
一般会計歳入歳出決算でございます。歳入総額は632億5516万3000円で前年度に比べ4.7%、31億5340万7000円の減少でございます。予算現額に対する収入率は88.6%となっております。歳出総額は624億1125万円で、前年度に比べ4.1%、26億7496万7000円の減少でございます。予算現額に対する執行率は87.6%となっております。前年度に比べ歳入歳出ともに減少しておりますが、これは強い農業づくり支援事業において、低コスト耐候性ハウスの整備件数が例年より少なかったことによる県出金の減少のほか、平成28年度から平成30年度までの継続事業として整備してまいりました環境センター整備事業の完了により、大きく減少したことが主な要因でございます。
歳入総額から歳出総額を差し引きました額は8億4391万3000円で、この額から翌年度へ繰越しすべき財源の計1億2988万2000円を差し引きました実質収支額は7億1403万1000円の黒字でございます。
次に、下の左の表でございます。令和元年度末の基金現在高を申し上げます。
一般会計による基金と土地開発基金を合わせた総計は89億6055万6000円でございます。
その主なものとして、財政調整基金が23億5107万円で、前年度に比べ493万4000円増加しております。これに減債基金と市有施設整備基金を合わせました財政調整機能を有する基金の残高は42億7535万8000円となり、前年度に比べ1430万4000円の減少となっております。
そのほかの主な基金として、ふるさと八代元気づくり応援基金が2億3653万6000円、まちづくり交流基金が4億936万2000円、庁舎建設基金が12億5442万2000円、平成28年熊本地震復興基金が2億5020万7000円、次の国営八代平野土地改良事業負担金基金の7000万円は今回新たに基金を創設したもので、令和13年度完了予定の国営八代平野土地改良事業における本市の財政負担を軽減するため、毎年度積み立てを行うものでございます。
これらのほか、土地開発基金については、合計で15億6461万1000円となっております。
次に、右の表の令和元年度末における一般会計の市債残高を申し上げます。合計額は711億5048万4000円で、前年度に比べ33億3297万3000円の増加となっておりますが、その主な要因は、事業債において新庁舎建設事業や学校等空調設備設置事業などの借入れにより、38億9240万1000円が増加したことによるものでございます。
また、令和元年度末の一般会計における債務負担行為額は192億9048万9000円で、前年度に比べ13億9281万8000円の増加となっております。これは、主に市立図書館やハーモニーホールなどの指定管理者への管理運営委託について、期間満了に伴う更新経費を追加したことによるものでございます。
次に、2ページをお願いいたします。一般会計決算の歳入の状況でございます。
まず、左の表の款別の主なものを申し上げます。1の市税の決算額は155億7155万6000円で、前年度に比べ2.7%の増加でございます。これは法人市民税において、税制改正に伴う減収の影響を受けましたものの、固定資産税において家屋の新増築の増加やJR九州に対する償却資産の軽減措置が廃止されたことにより大幅な増収となりました。また、調定対比、つまり徴収率についても前年度より0.3ポイント増の95.7%と僅かではございますが年々高くなっており、歳入全体に占める構成比は24.6%となりました。
2の地方譲与税の決算額は5億5768万3000円で、前年度に比べ7%の増加となっております。これは、新たに創設された森林環境譲与税によるもので、自治体による森林整備が喫緊の課題であることを踏まえ譲与されるものでございます。
10の地方特例交付金の決算額は2億3933万8000円で、前年度比278.9%と大幅な増加となりました。これは、幼児教育無償化の実施に当たり、実施初年度に限り必要経費を国が全額負担したもので、次年度以降は国県支出金と普通交付税にて措置されることとなっております。
11の地方交付税の決算額は150億3736万6000円で、前年度に比べ2%の減少でございます。これは、普通交付税で税収の増などによる基準財政収入額の増加に加え、合併算定替措置の終了による段階的削減などによる影響でございます。なお、構成比率は23.8%でございます。
15の国庫支出金の決算額は98億67万3000円で、前年度に比べ9.3%の増加となっております。これは、令和元年10月からの幼児教育無償化に伴う保育所運営費負担金の増加と、公立小中学校等への空調設置やブロック塀の安全対策に係るブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金の増加が主な要因でございます。構成比は15.5%でございます。
16の県支出金の決算額は55億9322万6000円で、前年度に比べ20.4%の減少となりました。主な要因は、先ほど御説明いたしました強い農業づくり交付金事業補助金の大幅な減少によるものであります。
20の繰越金の決算額は13億2235万3000円で、前年度に比べ69.7%の減少となっております。これは、実質収支である純繰越金が前年度より減少したことや環境センター建設事業完了に伴い、事業費等の繰越しに係る一般財源分の減少が主な要因でございます。
21の諸収入の決算額は12億6305万7000円で、前年度に比べ24.7%の増加となりました。これは、消費税率改定による消費への影響緩和などを目的に販売したプレミアム付商品券の販売収入約2億2500万円などが主な要因でございます。
22の市債の決算額は91億2030万円で、前年度に比べ4.2%の増加となり、構成比は14.4%でございます。これは、事業債において環境センター建設事業に係る借入れが終了したものの、学校等の空調設備設置事業や民俗伝統芸能伝承館(仮称)整備事業による新たな借入れや、新庁舎建設事業に係る災害復旧債の借入れによりまして増加となったところです。
一方で、財源補填債となる臨時財政対策債については、昨年度より借入れが減少しております。
また、翌年度への繰越し事業に伴う未収入の特定財源は、総額59億881万9000円でございます。内容は、継続費としております新庁舎建設事業及び民俗伝統芸能伝承館(仮称)整備事業に係る市債をはじめ、繰越明許費及び事故繰越では、農林水産業費における強い農業づくり支援事業、土木費における橋梁長寿命化修繕事業など、34事業の国県支出金及び市債でございます。
次に、右の表は、歳入を自主財源、依存財源に区分したものでございます。
自主財源は地方自治体が自主的に収入します財源であり、依存財源は国、県からの補助金や交付金でございます。市税や使用料及び手数料、繰入金、繰越金などの自主財源の決算額は205億1020万7000円で、前年度に比べ11.3%の減少となりました。なお、自主財源の構成比率は32.4%でございます。
一方、地方交付税、国県支出金、市債などの依存財源の決算額は427億4495万6000円で、前年度に比べ1.3%の減少となっております。なお、依存財源の構成比は67.6%と、前年に比べ2.3ポイントの増加となりました。これは、自主財源における前年度からの繰越金の減少と国の幼児教育無償化に伴う財源の移譲が主な要因でありますが、依然として依存財源の構成比率が高い状況でございます。
次に、3ページをお願いいたします。一般会計の目的別の歳出決算でございます。
2の総務費の決算額は85億9614万9000円で、前年度に比べ40.2%の増加となりました。これは、主に高田コミュニティセンター整備事業や新庁舎建設事業の本格着工による増でございます。
3の民生費の決算額は233億6345万7000円で、前年度に比べ1.7%の増加で、主な要因は児童扶養手当事業において令和元年11月分からの支払回数が見直されましたことから、その調整により支給額が増加したことと、介護保険において令和元年10月の消費税率改定に合わせ低所得者に対する保険料の軽減強化が行われましたことから、一般会計からの操出金が増加したものでございます。なお、民生費の構成比は37.4%でございます。
4の衛生費の決算額は34億7274万円で、前年度に比べ65.4%の減少となりました。これは主に環境センター建設事業の完了によるものでございます。
9の教育費の決算額67億842万6000円は、前年度に比べ49.2%の増加となりました。これは、小中学校等への空調設備設置事業や2019女子ハンドボール世界選手権大会、平成31年度全国高等学校総合体育大会の実行委員会経費、また、民俗伝統芸能伝承館(仮称)整備に係る経費によるものでございます。
12の諸支出金の決算額は1億8667万1000円で、前年度に比べ62.6%の増加でございます。これは、ふるさと元気づくり応援基金事業として個人や企業からいただいたふるさと元気づくり応援寄附金に加え、八代産畳表認知向上・需要拡大事業への寄附金について、同基金へ積み立てたことによるものです。
また、次年度への繰越額の合計は60億3870万1000円で、主な事業といたしまして、新庁舎建設事業、民俗伝統芸能伝承館(仮称)整備事業、防災行政無線整備事業などでございます。
4ページからは、令和元年度特別会計の決算でございます。主なものを申し上げます。
まず、議案第99号の国民健康保険特別会計の歳入歳出の決算でございます。歳入総額171億4577万9000円に対しまして、歳出総額は171億9754万6000円でございます。歳入歳出差引額、実質収支額ともに5176万7000円の赤字となっております。これまで保険税率の見直し等も行いながら赤字額縮減を図ってきたところでございますが、令和元年度分の赤字については、当該不足額に対し令和2年度の歳入から繰り上げ充用をし、補填を行ったところでございます。なお、一般会計からの繰入金は14億9479万5000円でございます。
次の、議案第100号は、後期高齢者医療特別会計の歳入歳出の決算でございます。歳入総額18億260万7000円に対しまして、歳出総額は17億6898万3000円となり、歳入歳出差引額、実質収支額ともに3362万4000円の黒字でございます。一般会計からの繰入金は5億6442万3000円となっております。
次に、議案第101号の介護保険特別会計の歳入歳出の決算では、歳入総額155億2633万1000円に対しまして、歳出総額は142億4925万5000円となり、歳入歳出差引額、実質収支額ともに12億7707万6000円の黒字となっております。なお、一般会計からの繰入金は22億179万9000円でございます。
次に、議案第102号の簡易水道事業の歳入歳出の決算では、歳入総額2億7580万2000円に対しまして歳出総額は2億5357万1000円となり、歳入歳出差引額2223万1000円、翌年度へ繰り越す一般財源が6万6000円、実質収支額は2216万5000円の黒字となっております。また、一般会計からの繰入金は1億5100万円でございます。簡易水道事業について、令和2年度より企業会計へ移行したことから、実質収支による黒字額については本年度の運転資金といたしております。
次に、5ページをお願いいたします。左の表で、令和元年度の特別会計の基金現在高を申し上げます。合計残高は1億1409万円で、前年度に比べ104万円の減少となっております。主な要因は、公債費に充当します浄化槽市町村整備推進事業減債基金の取り崩し139万5000円によるものでございます。
次に、右の表でございますが、令和元年度末の特別会計の市債残高でございます。合計残高は18億5460万円で、前年度に比べ9887万3000円の減少となっております。主な要因として、簡易水道事業及び農業集落排水処理施設事業において、当該年度の市債償還額より新規の借入額が下回ったことによるものでございます。
次に、令和元年度末の特別会計の債務負担行為額を申し上げます。合計額は6億7863万3000円で、前年度より1億3119万9000円の増加となっております。主なものは、国民健康保険が1784万9000円となり、前年度に比べ8768万9000円の減少となりました。これは、特定健康診査業務委託経費等の減によるものでございます。
一方、介護保険は6億2783万4000円で、前年度に比べ2億7215万2000円の増加となりました。これは、主に地域包括支援センターの運営委託期間満了に伴い、更新経費を追加したことによるものでございます。
最後に、6ページをお願いいたします。自治体の財政状況を客観的に示す健全化判断比率等について申し上げます。
これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律において、財政の健全度を測る指標が悪化すると黄色信号であります早期健全化基準や赤信号であります財政再生基準が適用されますが、いずれかが基準値以上になりますと、議会の議決を経て、財政健全化計画や財政再生計画を定めることが義務づけられております。
令和元年度の健全化判断比率の指標について申し上げます。
まず、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、黒字決算であるために比率はございません。
次に、実質公債費比率は一般財源の規模に対する公債費の割合を示すもので、一般会計の公債費に加え、公営企業に対する公債費の繰出金、一部事務組合に対する負担金のうち、公債費に対するものも含めた指標で、令和元年度は前年度に比べ0.5ポイント減の9.6%となっております。なお、早期健全化の指定を受ける基準は、この比率が25%以上でございますが、今後の公債費の伸びなどにより単年度数値が上昇することが見込まれるため、注視していく必要があります。
次に、将来負担比率でございます。
将来負担比率は、一般会計、特別会計、公営企業会計、地方公社及び第三セクター等について、一般会計が将来負担する可能性のある負債総額、いわゆる将来負担額の一般財源の規模に対する割合を示すものでございます。将来負担額には、一般会計の地方債現在高、債務負担行為に基づく支出予定額、特別会計、公営企業会計や一部事務組合の公債費に充てるために一般会計から繰り出す見込額、退職手当支給予定額のうち一般会計の負担見込額などが含まれております。
令和元年度の将来負担比率は、前年度に比べ4.6ポイント増の95.9%となっております。なお、早期健全化の指定を受ける基準は、この比率が350%以上でございますが、地方債現在高の増加などにより数値が増加しており、財政構造の硬直化が懸念されているところでございます。
次に、資金不足比率でございます。
資金不足比率は、公営企業における資金不足を事業規模である料金収入と比較して割合を示すものでございますが、それぞれ資金不足がないために比率はございません。
次に、その他の財政指標について申し上げます。
まず、標準財政規模でございます。標準財政規模は、地方自治体における地方税、普通交付税、地方譲与税など標準的な一般財源の規模を示すものでございまして、その額は327億5115万4000円で、前年度に比べ1億8772万1000円の減額となっております。
次に、財政力指数でございます。
財政力指数は、地方自治体の財政基盤の強さを表す指数でございまして、標準的な行政活動を行うのに必要な財源をどれだけ自力で調達できるかを表しております。この財政力指数が1に近いほど財政力は強いとされ、1を超える団体には普通交付税は交付されません。なお、令和元年度の指数は前年度と同数の0.5となっております。
次に、経常収支比率でございますが、これは地方自治体の財政構造の弾力性、健全性を示す比率で、この比率が低いほど新たな行政需要に弾力的に対応でき、市では80%を超える場合には、財政構造の弾力性が失われつつあると言われております。令和元年度の比率は94.8%で、前年度に比べ1.2ポイント増加しております。
今後の財政運営につきましては、歳入総額の大幅な増加が見込めない中で、少子化対策等による扶助費や老朽化した公共施設の更新費用の増加も見込まれます。さらには、
新型コロナウイルス感染症の拡大により財政運営に影響を与えることも懸念され、他自治体と同様に厳しい財政状況が続くことが想定されます。このような中、今回、令和2年7月豪雨災害を目の当たりにし、これまで以上に自然災害発生による復旧・復興などあらゆる事態に迅速かつ的確に対応できるよう弾力性のある財政構造の確保に向け、積極的に取り組んでまいります。
以上で、令和元年度の八代市一般会計並びに特別会計決算の概要説明を終わります。
○議長(上村哲三君) 以上で、提出者の説明を終わり、これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で質疑を終わります。
議案第98号から同第108号までの議案11件については、ただいまお手元に配付いたしております付託表のとおり、その審査を所管の各常任委員会に付託いたします。
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△日程第35
○議長(上村哲三君) 日程第35、すなわち議案第109号の議案1件を議題とし、これより提出者の説明を求めます。
市長中村博生君。
(市長中村博生君 登壇)
◎市長(中村博生君) ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第109号・
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、
公平委員会委員の水本和人氏が本年9月30日をもって任期満了となりますので、同氏を引き続き
公平委員会委員として選任するため、地方公務員法の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。
水本氏は、平成17年3月に教職を退職後、平成19年3月まで社会教育指導員をお勤めになり、また、現在は鏡地域福祉推進協議会会長として御活躍されている方で、
公平委員会委員は平成24年10月からお引受けいただいております。
公平委員会委員の職にふさわしい見識を有する方であり、適任であると考え提案いたしておりますので、よろしく御審議の上、何とぞ御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(上村哲三君) 以上で提出者の説明を終わり、これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で質疑を終わります。
○議長(上村哲三君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案1件については、委員会付託を省略いたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
議案第109号・水本和人君を
公平委員会委員に選任するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(上村哲三君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。
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△日程第36
○議長(上村哲三君) 日程第36、発議案第4号を議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。
橋本幸一君。
(橋本幸一君 登壇)
◎橋本幸一君 ただいま上程されました発議案第4号・
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面し、地域経済にも大きな影響が及び本年度はもとより来年度においても、地方税、地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっています。地方自治体では医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財源は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。よって、国においては令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、地域の実情に応じた行政サービスを安定的に供給するために地方税、地方交付税などの一般財源総額の確保を確実に実現されるよう強く要望するものであります。
どうか、この趣旨に御賛同いただき、満場一致御決定をいただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(上村哲三君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で質疑を終わります。
○議長(上村哲三君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案1件については、委員会付託を省略いたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
発議案第4号・
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
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△日程第37
○議長(上村哲三君) 日程第37、発議案第5号を議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。
村川清則君。
(村川清則君 登壇)
◎村川清則君 ただいま上程されました発議案第5号・令和2年7月豪雨災害からの復旧・復興に関する意見書の提出方について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。
令和2年7月豪雨による河川の氾濫や土砂災害等により、本市では現時点で判明しているだけでも4名の貴い生命が失われ、家屋についても165棟の全壊、67棟の大規模半壊など458棟が被害を受けております。また、道路、河川、鉄道、農地・農業用施設、保健医療福祉施設、公共施設等の損壊や山地の崩壊、さらには地域の生活を支える商工業や観光業、農林水産業等に甚大な被害が生じております。
このような中、国においては豪雨災害発災直後から迅速な先遣隊の派遣、政府現地災害対策室の設置に加え、被災者の救助活動、プッシュ型支援による食料供給など、政府一体となって災害応急対策に御尽力いただきました。
さらに7月31日には、被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージを閣議決定し、被災者の生活となりわいの再建に向け、被災地のニーズや地域の特性を踏まえ、緊急に対応すべき施策を取りまとめていただき、深く感謝するところであります。
今回の未曾有の災害に対し、引き続き国、県との連携の下、被災地の一日も早い復旧・復興の実現を図るために必要な支援を国に要望するものであります。どうか、この趣旨を御理解いただき、満場一致御決定いただきますようよろしくお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。
○議長(上村哲三君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で質疑を終わります。
○議長(上村哲三君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案1件については、委員会付託を省略いたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
これより討論を行います。討論はありませんか。
亀田英雄君。
◆亀田英雄君 坂本町の復旧・復興に関するすばらしい意見書だと感謝申し上げます。私たちもこのような取組を模索したんですが、議会災害対策会議に配慮してということで断念いたしましたので、なおさらでございます。不名誉を恥じるとともに、改めて感謝を申し上げたいというふうに思います。
今、坂本町では住宅の復旧、片づけはですね、皆さんのおかげをもちまして大分はかどりました。そのような中にありまして、公民館の復旧ですね、集会所、地域の公民館、これにはですね、やっぱり自分の家の片づけが優先するということで、地域のコミュニティーの場である地域の公民館の片づけ、再建が進んでおりません。聞くところによりますと60数か所のうち20数か所がですね、3分の1以上の地域の公民館が被害に遭って使えない状態にあるというふうに伺いました。
地域の公民館というのは、これから大事な地域コミュニティーの醸成の場でもありますし、一時的な避難の場所にもなり得る場所であるというふうに思います。そのようなこともお考えいただきまして、1で包含する部分ではありますが、特段にですね、そのようなこともお伝えいただければなということを申し添え賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(上村哲三君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
発議案第5号・令和2年7月豪雨災害からの復旧・復興に関する意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
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△日程第38
○議長(上村哲三君) 日程第38、発議案第6号を議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。
増田一喜君。
(増田一喜君 登壇)
◎増田一喜君 ただいま上程されました発議案第6号・
国土強靱化の継続・拡充を求める意見書の提出方について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。
本市は、平成28年4月、熊本地震による甚大な被害を受けました。それ以降、早期復旧・復興に取り組んでおります中、本年7月豪雨災害が発生し、本市でも現時点で4名の貴い命が失われるとともに、公共土木施設、農業用施設などの被災や浸水による家屋被害などの甚大な被害を受けました。現在、一日も早い復旧・復興に昼夜を問わず取り組んでいますが、改めて災害に強い安全・安心な地域づくりを強力に推進する必要があります。
このような中、本市の状況は、
国土強靱化地域計画に基づく強靱化対策や高度経済成長期に整備されましたインフラ等の老朽化対策について、現在取り組んでおります3か年緊急対策のみで完了するものではありません。長期的かつ計画的に取り組むことが極めて重要であります。
そこで、国に対しまして、
国土強靱化の継続・拡充を求める意見書を提出して、本市への支援を続けていただきたく強く要望するものであります。どうか、この趣旨に御理解をいただき、満場一致御決定いただきますようよろしくお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。
○議長(上村哲三君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で質疑を終わります。
○議長(上村哲三君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案1件については、委員会付託を省略いたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
発議案第6号・
国土強靱化の継続・拡充を求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
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△日程第39
○議長(上村哲三君) 日程第39、発議案第7号を議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。
橋本幸一君。
(橋本幸一君 登壇)
◎橋本幸一君 ただいま上程されました発議案第7号・
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の柔軟な活用を求める意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。
国の2度にわたる補正予算において、様々な制度の創設・拡充がなされるとともに、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が創設・増額され、本市でも状況に応じてきめ細かに必要な事業が実施できることとなりました。
しかし、令和2年7月豪雨により本市でも甚大な被害が発生し、新型コロナウイルス対応を行いながら、当面、災害救助、さらに復旧・復興に向けた業務を最優先とするため、本市はもとより被災地の支援に取り組む市町村を含め、標記交付金の有効活用に向けた十分な検討が進まないことが懸念されます。
また、有効な治療薬やワクチンなどが開発されるまでは、今後の第2、第3波に備えることが重要でありますが、今後の影響が十分に見通せない中、現時点で将来を見据えた課題を念頭に、事前に制度設計をすることは困難な面があります。よって、国におかれては
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金については、さらなる財政支援とともに、使途を限定することなく基金積立て等により複数年での柔軟な活用を可能とするよう強く国会及び政府に要望するものであります。どうか、この趣旨に御賛同いただき、満場一致御決定をいただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(上村哲三君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で質疑を終わります。
○議長(上村哲三君) お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案1件については、委員会付託を省略いたしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(上村哲三君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
発議案第7号・
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の柔軟な活用を求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(上村哲三君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
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○議長(上村哲三君) 委員会開催のため、しばらく休憩いたします。
(午前11時14分 休憩)
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(午後1時10分 開議)
○副議長(成松由紀夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議長の辞職の件
○副議長(成松由紀夫君) 報告いたします。
このたび、議長上村哲三君から議長の辞職願が提出されました。
○副議長(成松由紀夫君) お諮りいたします。
この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(成松由紀夫君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
本件を議題とし、その辞職願を朗読いたさせます。
議会事務局長岩崎和也君。
◎議会事務局長(岩崎和也君) それでは、朗読いたします。(以下朗読)
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令和2年9月15日
八代市議会副議長
成 松 由紀夫 様
八代市議会議長
上 村 哲 三
辞 職 願
私儀、一身上の都合により、令和2年9月15日をもって八代市議会議長の職を辞したく、ここに願い出ます。お取り計らい方よろしくお願い申し上げます。
─────────────────────────
以上でございます。
○副議長(成松由紀夫君) お諮りいたします。
上村哲三君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(成松由紀夫君) 御異議なしと認めます。よって、上村哲三君の議長の辞職を許可することに決しました。
上村哲三君の入場を願います。
(上村哲三君 入場)
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△議長の選挙
○副議長(成松由紀夫君) ただいま議長が欠員となりました。
○副議長(成松由紀夫君) お諮りいたします。
この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(成松由紀夫君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。
○副議長(成松由紀夫君) これより、議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○副議長(成松由紀夫君) ただいまの出席議員数は28名であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(投票用紙配付)
○副議長(成松由紀夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(成松由紀夫君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○副議長(成松由紀夫君) 異状なしと認めます。
○副議長(成松由紀夫君) 念のため申し上げます。
投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
なお、無効票の件でありますが、議会が行う選挙においては、公職選挙法第68条の2の規定の適用がありませんので、同一の氏または名の者が2名以上ある場合において、その氏または名のみを記載した投票は無効であります。
以上、念のため申し上げます。
それでは点呼を命じます。
(氏名点呼、各員投票)
○副議長(成松由紀夫君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(成松由紀夫君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了し、議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○副議長(成松由紀夫君) これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に橋本幸一君、増田一喜君、野崎伸也君を指名いたします。
立会人の立会いをお願いいたします。
(開票)
○副議長(成松由紀夫君) それでは、選挙の結果を御報告いたします。
投票総数28票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。
そのうち、有効投票 28票
無効投票 0票
有効投票中、中村和美君 19票
亀田英雄君 9票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は7票であります。
よって、中村和美君が議長に当選されました。
○副議長(成松由紀夫君) ただいま議長に当選されました中村和美君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
中村和美君の承諾の御挨拶をお願いいたします。
(中村和美君 登壇)
◆中村和美君 皆さん、こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)
御挨拶の前に、7月の豪雨に際し亡くなられた方、被災された方、心よりお見舞い申し上げたいと思います。
さて、今回の議長選挙におきまして、不肖中村和美、ただいま議長に選出されたことを心よりありがたく思います。議会運営には公平公正、そして開かれた議会を目指し、各議員さんの御指導の下、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。
また、執行部の皆さんには議会の役目であります政策に対しては是々非々、そして、今おやりのソーシャルディスタンスを保ってですね、八代市の発展、市民第一主義、議会運営を行いたい、このように思います。中村市長をはじめ、執行部の皆さん、議会事務局の皆さん、どうぞよろしくお願い申し上げます。
また、上村議長におかれては、自ら被災された中にもですね、議会運営を立派にされたことに心より敬意と感謝を申し上げます。お疲れさまでございました。甚だ簡単ではございますが、議長就任の挨拶に代えさせていただきいと思います。どうぞ、皆様方、よろしくお願い申し上げます。
○副議長(成松由紀夫君) 以上で議長の選挙を終わります。
それでは、議長と交代いたします。
議長、議長席にお着き願います。
(成松由紀夫君、議長席をのき、議長中村和美君、議長席に着く)
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○議長(中村和美君) 各派代表者会及び
議会運営委員会開催のため、しばらく休憩いたします。
(午後1時30分 休憩)
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(午後2時00分 開議)
○議長(中村和美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────
○議長(中村和美君) 報告いたします。
このたび、本職が一身上の都合により
議会運営委員会委員の辞任の申出をいたし、委員会条例第14条の規定により許可されました。
ただいま
議会運営委員会委員が欠員となりました。
○議長(中村和美君) お諮りいたします。
この際、
議会運営委員会委員の選任の件を日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村和美君) 異議なしと認めます。よって、この際、
議会運営委員会委員の選任の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
─────────────────────────
△
議会運営委員会委員の選任
○議長(中村和美君)
議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
○議長(中村和美君) お諮りいたします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により高山正夫君を指名したいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村和美君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました高山正夫君を
議会運営委員会委員に選任することに決しました。
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△閉会中継続審査・調査の件
○議長(中村和美君) 次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。
別紙、閉会中の継続審査・調査申出のあった案件のとおり、
建設環境委員会委員長から、
所管事務調査2件、
経済企業委員会委員長から、
所管事務調査2件及び発議案2件、
文教福祉委員会委員長から、
所管事務調査2件、
総務委員会委員長から、
所管事務調査2件、
議会運営委員会委員長から、
議会の運営に関する事項、
議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、
議長の諮問に関する事項、
以上3件について、
また、議案第98号から同第108号までの決算議案11件については、所管の常任委員会において、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出があります。
申出のとおり決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(中村和美君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
─────────────────────────
△日程第40
○議長(中村和美君) 日程第40、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第88条の規定により、
会議録署名議員に増田一喜君、野崎伸也君を指名いたします。
─────────────────────────
○議長(中村和美君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
○議長(中村和美君) 閉会に当たり、市長から発言の申出がありますので、これを許します。
市長中村博生君。
(市長中村博生君 登壇)
◎市長(中村博生君) まずは、先ほど新しく就任されました中村議長におかれましては、誠におめでとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。そしてまた、上村前議長におかれましては議会運営、そして、市政運営に対しまして多大なる御尽力をいただき厚く御礼を申し上げます。お疲れさまでございました。
それでは、閉会に当たりまして、一言、お礼を兼ねまして御挨拶を申し上げます。
先月31日から始まりました市議会9月定例会におきましては、提案いたしました全ての議案につきまして原案どおり御賛同いただき、誠にありがとうございました。
議員各位から賜りました貴重な御意見、御要望につきましては、今後の市政運営を進める上で十分尊重させていただきたいと考えております。
当初、特別警報級の勢力で接近、上陸と予想されておりました先週の台風10号につきましては、大変心配されたところでありますけども、大きな被害もなく、ひとまず安心しておりますが、今後の台風対策等にも万全を期してまいりたいと考えております。
なお、議会におかれましては、一般質問を中止いただき、事前の備えや災害が発生した際の対応に当たられるよう御配慮いただきましたことに対し、心より感謝を申し上げます。
令和2年7月豪雨災害への対応につきましては、坂本町の皆様の御不安を少しでも解消するために地域の皆様に寄り添い、御意向をしっかりと拝聴しながらスピード感を持って取り組まなければならないと考えております。年内12月までには復興計画案の取りまとめを行う予定としているところであります。
なお、計画案を策定するため、有識者、各種団体、市民の皆様の代表で構成します八代市坂本町
復興計画策定委員会の第1回会議が昨日開催されました。この策定委員会には議会からも上村前議長に御参加いただいております。その内部検討組織であります専門部会には常任委員会の正副委員長に、また地元で開催いたします
地域懇談会には坂本にお住まいの上村議員、亀田議員のお二人にも御参加いただきたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
今回、御承認いただきました9月補正予算等を活用しながら、新型コロナウイルスにつきましては感染防止対策と経済活動の両立に向けて、令和2年7月豪雨につきましては被災者に寄り添った復旧・復興向けて、それぞれ職員一丸となって全力で取り組んでまいりますので、引き続きの御理解、御協力をお願い申し上げます。
厳しい残暑が続いておりますが、議員各位におかれましては、健康に十分御留意いただき、ますます御活躍いただきますよう心から祈念申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中村和美君) これをもって、令和2年9月定例会を閉会いたします。
(午後2時07分 閉会)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和2年9月15日
八 代 市 議 会 議 長 ____________________
( 上 村 哲 三 )
同 副 議 長 ____________________
( 成 松 由 紀 夫 )
同 議 長 ____________________
( 中 村 和 美 )
同 議 員 ____________________
( 増 田 一 喜 )
同 議 員 ____________________
( 野 崎 伸 也 )...