八代市議会 2017-12-20
平成29年12月定例会−12月20日-05号
財務部長 岩 本 博 文 君 委員長 高 浪 智 之 君
市民環境部長 國 岡 雄 幸 君 (5)
公平委員会
健康福祉部長兼
福祉事務所長 委員長 水 本 和 人 君
山 田 忍 君 (6)
監査委員
経済文化交流部長辻 本 士 誠 君 委員 江 崎 眞 通 君
農林水産部長 黒 木 信 夫 君
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・職務のために議場に出席した
事務局職員の職氏名
事務局長 東 坂 宰 君 次長 嶋 田 和 博 君
副主幹兼
議事調査係長 主査 土 田 英 雄 君
増 田 智 郁 君
参事 中 川 紀 子 君 参事 鶴 田 直 美 君
主任 岩 崎 和 平 君
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(午前10時20分 開議)
○議長(増田一喜君) これより本日の会議を開きます。
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△議長の諸報告
○議長(増田一喜君) 諸般の報告をいたします。
去る12月14日、
北園武広君外17名から、発議案第12号・
合併特例債に係る
発行期限の延長を求める
意見書案、去る12月15日、
金子昌平君外17名から、発議案第13号・
小中学校における
プログラミング必須化に対して支援を求める
意見書案、同日、谷川登君外17名から、発議案第14号・包括的及び先進的な
環太平洋パートナーシップ協定等に対する
意見書案が提出され、受理いたしました。
本日、市長から議案2件が送付され、受理いたしました。
その余の報告は、朗読を省略いたします。
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△日程第1〜24
○議長(増田一喜君) 日程第1から日程第24まで、すなわち、議案第102号から同第122号までの議案21件及び請願第1号の請願1件、並びに陳情第10号から同第11号までの陳情2件、計24件を
一括議題として、これより各委員長の報告を求めます。
議会運営委員会委員長成松由紀夫君。
(
議会運営委員会委員長成松由紀夫君 登壇)
◎
成松由紀夫君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
議会運営委員会に付託されました条例案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。
議案第120号・
八代市議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部改正についてでありますが、執行部から、今回の改正は、
人事院勧告に基づく特別職の
国家公務員の
給与改定に準じて、本
市議会議員の
期末手当の
支給割合を改定するものであるとの説明がありました。
具体的には、
期末手当の
年間支給割合を現行の3.15月から3.30月へと0.15月分引き上げるもので、本年度については、この12月に支給する
期末手当分として実施することになる。その結果、6月と12月の手当の差が大きくなることから、バランスを考慮し、平成30年度からは6月を1.575月、12月を1.725月とすることにしている。そのため、
施行期日は2段階に設定しているとの説明がありました。
これを受けて、慎重に審査しました結果、
全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(増田一喜君) 新
庁舎建設促進特別委員会委員長中村和美君。
(新
庁舎建設促進特別委員会委員長中村和美君 登壇)
◎
中村和美君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
新
庁舎建設促進特別委員会に付託されました予算案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については
委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。
議案第102号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第5号中、当
委員会関係分についてでありますが、歳出の第2款・総務費、第1項・
総務管理費、
市庁舎建設費の新
庁舎建設関連事業3672万円について、執行部から、この事業は、新
庁舎建設に伴い
建設予定地の
地盤調査を行った結果、建設に当たっては、安定した
支持地盤までくいを打ち込むくい
基礎形式が望ましいことが判明したため、
当該工法による
地盤改良を予定しているところであるが、くいの深さが
庁舎敷地内にある
松江城水源地の
井戸水脈近くまで達することにより、井戸を汚濁させる可能性が出てきた。
そこで、新
庁舎建設の影響が少ない
庁舎敷地の南東側に新たに
予備井戸を設置することとなり、その費用について、水道局に対し補償するための経費であるとの説明があり、委員から、可能性の段階で見込み実施する理由について、仮にくい打ちによる
既存井戸の汚濁が発生しなかった場合の今回新たに設置する井戸の取り扱いについて、
松江城水源地を取水源としている世帯数についてなどの質疑のほか、新
庁舎建設が地下水に与える影響を、周辺を含め慎重に調査していただくとともに、他の事例を参考に万全の対策を講じていただきたいとの意見があっております。
以上、本予算1件について慎重に審査いたしました結果、
全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(増田一喜君)
文教福祉委員会委員長上村哲三君。
(
文教福祉委員会委員長上村哲三君 登壇)
◎
上村哲三君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
文教福祉委員会に付託されました予算案4件及び条例案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については、
委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。
まず、議案第102号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第5号中、当
委員会関係分についてでありますが、歳出の第3款・民生費、第2項・
児童福祉費、
保育所費の
私立保育所保育委託事業2億1554万1000円について、執行部から、今回、各
私立保育所及び本市の児童が入所している市外の
私立保育所に対し、
保育所運営費として支弁している
施設型給付費において、平成29年度の
制度改正により、
処遇改善等加算の加算率が最大2%増加すること及び保育士の技能、経験に応じた
キャリアアップによる
処遇改善加算が新たに創設されたことに伴い、支出額が増加したため、不足額を補正するものであるとの説明がありました。
そこで、委員から、本市の保育士の賃金の実態について質疑があり、執行部から、
厚生労働省の平成28年
賃金構造基本統計調査によると、全産業における女性の賃金が月額平均31万4000円であるのに対し、保育士の賃金は27万1000円となっていることから、平成25年度から段階的に
処遇改善が行われている。今回、本市でも市内の保育士に係る調査を行った結果、平均で約19万2000円であった。このことからも、本市の保育士の賃金は、まだ低い水準にあると認識しているとの答弁がありました。
以上のほか、
管外公立保育委託事業において、児童数がふえた要因についてなどの質疑があっております。
以上、本予算案1件につきましては、議案第103号・平成29年度八代市
介護保険特別会計補正予算・第2号、議案第111号・八代市
重度心身障がい
者医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第115号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第6
号関係分について、議案第116号・平成29年度八代市
国民健康保険特別会計補正予算・第2号とともに慎重に審査いたしました結果、
全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決しております。
以上で報告を終わります。
○議長(増田一喜君)
経済企業委員会委員長成松由紀夫君。
(
経済企業委員会委員長成松由紀夫君 登壇)
◎
成松由紀夫君
経済企業委員会に付託されました予算案6件、条例案3件及び陳情2件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については
委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。
まず、議案第102号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第5号中、当
委員会関係分についてでありますが、歳出の第5款・
農林水産業費、第1項・農業費、
園芸振興費の
園芸果樹振興対策事業353万円について、執行部から、本事業は、県の中
山間地域所得向上支援事業補助金を活用し、
鳥獣被害防止のため防護柵の設置を行うものであるとの説明がありました。
そこで、委員から、
防護柵設置を必要としている箇所は、あとどの程度残っているのかとの質疑があり、執行部から、被害が発生した都度、対応している状況であり、今後も被害及び被害が見込まれる箇所等の巡回や、
対象地区の方々からの聞き取りを行い、本
補助事業が継続される限り整備を実施していく予定であるとの答弁がありました。
以上のほか、
産地パワーアップ事業におけるドローンによる薬剤散布の
取り組みについてなどの質疑がありました。
以上、本予算案1件については、議案第104号・平成29年度八代市
簡易水道事業特別会計補正予算・第2号、議案第105号・平成29年度八代市
水道事業会計補正予算・第2号、議案第112号・八代市
市民農園条例の制定について、議案第113号・八代市
農業委員会の委員及び
農地利用最適化推進委員定数条例の制定について、議案第114号・八代市
水道事業給水条例の一部改正について、議案第115号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第6号(関係分)、議案第117号・平成29年度八代市
簡易水道事業特別会計補正予算・第3号、議案第118号・平成29年度八代市
病院事業会計補正予算・第1号とともに慎重に審査いたしました結果、
全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、陳情第10号・
球磨川放流用稚アユの
安定的確保に向けての支援についてでありますが、慎重に審査いたしました結果、その趣旨を了とし
全会一致をもって採択と決し、
市長宛てに送付の上、その処理の経過及び結果について報告を求めることと決した次第であります。
次に、陳情第11号・
八代市立病院再建についてでありますが、本陳情の審査を行うに当たり、
市立病院の現状について聴取するため、執行部に出席を求め、そこで、委員から、本陳情の要旨の中に、
外来患者の
診療受け付けがしばらくの間停止したなどの記載があるが、そのような事実はあったのかとの質疑があり、執行部から、
外来診療は、地震直後から安全な
エックス線棟にて継続しており、一日も休診していないとの答弁があり、さらに
市立病院の経営収支などについて質疑が行われました。
これを受けて、委員から、本件については、これまでずっと主張してきたことであるとのことから採択を求める意見がある一方で、地元に
外来診療機能を残すなど、地元の要望に合致した市の方針が示されているとのことから不採択を求める意見もあり、採決しました結果、賛成少数で不採択と決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(増田一喜君)
建設環境委員会委員長中村和美君。
(
建設環境委員会委員長中村和美君 登壇)
◎
中村和美君
建設環境委員会に付託されました予算案3件及び事件1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については、
委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。
まず、議案第102号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第5号中、当
委員会関係分についてでありますが、第7款・土木費、第2項・
道路橋梁費、
道路橋梁総務費の
市道等関係訴訟事業325万3000円について、執行部から、本事業は、訴訟上の和解をする上で必要な経費を支出するものである。これは、
市道松崎町横手町線において、平成18年に道路と民有地の
境界確定を行った箇所が、平成24年の
地籍調査で、境界としていた
民有地側の一部に、熊本県ほか1名の名義の土地が含まれていたことが判明した。そこで、当該地の
引き渡し等について関係者による話し合いが行われたが、合意が得られず、さらに、
調停事件として
簡易裁判所に申し立てがなされ、協議を8回重ねたものの、和解に向けた合意には至らなかった。
その後、民有地の所有者が市等を相手に
損害賠償事件として提起し、その結果、裁判所から市に対して、所有者が本来の境界まで敷地を後退するための
物件補償費300万円を支払う義務がある旨の和解案が示された。そこで、今回、その
補償費等を補正するものであるとの説明がありました。
これを受けて、委員から、行政の落ち度という認識はないのかとの質疑があり、執行部から、経験上だけで判断した部分もあると思われる。今後、このようなことがないよう原因究明と
再発防止に向けた
取り組みを行っているところであるとの答弁がありました。
以上のほか、
境界確定書を発行した当時の経緯についてなどの質疑がありました。
次、同款、第5項・
都市計画費、
都市計画総務費の
被災私道復旧支援事業(
地震災害関連)300万円について、執行部から、本事業は、県の
熊本地震復興基金交付金を活用し、被災者が行う私道の
復旧工事に要する経費の一部を補助するものであり、
対象経費及び
交付基準はあくまでも私道の復旧にかかわる経費を対象としており、
一般交通の用に供していること、所有者の異なる住宅が連担し2戸以上建ち並んでいること、自治会または集落などで管理されていることなど5つの要件を全て満たす必要があるとの説明がありました。
そこで、委員から、今回
補助対象となっているこの私道については、
熊本地震直後に事前相談があったのかとの質疑があり、執行部から、相談はあっていたが、当時支援する事業がなかったので、今回対応するものであるとの答弁がありました。
さらに、委員から、本
補助制度の期限について質疑があり、執行部から、本事業は平成31年度までの制度であるとの答弁がありました。これを受けて、委員から、私有財産──私の財産に対する
補助制度は余りないので、本事業について多くの方に周知し、
事業推進に向け取り組んでいただきたいとの意見があっております。
以上、本予算案1件については、議案第106号・平成29年度八代市
下水道事業会計補正予算・第2号、議案第115号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第6号(関係分)とともに慎重に審査いたしました結果、
全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第でございます。
○議長(増田一喜君)
総務委員会委員長前川祥子君。
(
総務委員会委員長前川祥子君 登壇)
◎前川祥子君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
総務委員会に付託されました予算案2件、条例案5件、事件1件及び請願1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。
なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については
委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。
まず、議案第102号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第5号中、当
委員会関係分についてでありますが、歳出の第12款・諸支出金、第1項・基金費、平成28年
熊本地震復興基金費の平成28年
熊本地震復興基金事業2億7900万円について、執行部から、本事業は、熊本県において、本年9月補正予算で予算化された平成28年
熊本地震復興基金交付金のうち、被害の大きかった市町村に対し、今後、既存の制度や県の統一ルールによる事業では対応できない被災者のニーズにきめ細かに対応するため、創意工夫分として配分される交付金について、本市では、新たに基金を創設し、全額を積み立てるものであるとの説明がありました。
そこで、委員から、現時点で想定している基金活用事業について質疑があり、執行部から、まだ計画はないものの、平成30年度当初予算編成の中で検討していきたいとの答弁がありました。
以上のほか、基金が活用できる事業の範囲についてなどの質疑のほか、歳入の第15款・県支出金、第2項・県補助金、総務費県補助金の
被災私道復旧支援事業300万円に関連して、本事業に係る県補助金の概要についてなどの質疑があっております。
以上、本予算案1件については、議案第115号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第6
号関係分、議案第110号・八代市平成28年
熊本地震復興基金条例の制定について、議案第108号・八代市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第121号・八代市長等の給与に関する条例の一部改正について、議案第122号・八代市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてとともに慎重に審査いたしました結果、
全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第109号・
組織機構改革に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定についてでありますが、執行部から、本条例は、多種多様な行政課題に対し、迅速かつ的確に柔軟性を持った対応を可能とするため、現在の総務部と企画振興部を市長公室と総務企画部に再編するものである。なお、今回新設する市長公室は、庁のトップマネジメントのサポート強化と各部間の連携強化を目的としており、そのため固有の業務を持たず、行政課題に対し、臨機応変に対応することができる総合支援担当を配置することにより、情報収集や関係部署への指示を行うとともに、組織間の連携及び課題解決に向けた支援等を行うこととしている。さらには、本市の国際化の推進を図るため、同室に国際課を設置するものであるとの説明がありました。
そこで、委員から、今回の組織機構再編は、現行体制をどのように評価した上での判断なのかとの質疑があり、執行部から、現在、各課の事務分掌に該当しない、あるいは各部が連携をして取り組むべき課題がふえてきつつある。そこで、今回配置される総合支援担当が、これらの課題の検討や各部間の連携調整を行うことにより、各部署へスムーズに引き継ぐことができ、さらには、早期の課題解決を図れるものと考えているとの答弁がありました。
以上のほか、委員から、市長公室の課や係の職員配置など、具体的な組織体制が現時点で不明瞭で理解しがたい部分があるので、さらに具体的な資料提供を求めるとの意見がありました。
以上、本条例案1件については、慎重に審査しました結果、挙手多数をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、議案第119号・
八代広域行政事務組合規約の一部変更についてでありますが、執行部の説明を聞き、慎重に審査いたしました結果、
全会一致をもって可決してしかるべきものと決した次第であります。
次に、請願第1号・
携帯電話不感地域の解消についてでありますが、委員から、携帯電話の不感地域については、早急に対策を講じ、解消していくべきであると考えることから採択を求めるなどの意見があっております。
以上、本請願1件については、慎重に審査をいたしました結果、その趣旨を了として
全会一致をもって採択と決し、
市長宛てに送付の上、その処理の経過並びに結果について報告を求めることと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(増田一喜君) はい。先ほどの報告、いいですか。
中村和美君。
(
建設環境委員会委員長中村和美君 登壇)
◎
中村和美君
建設環境委員会に付託されました議案第107号・訴訟上の和解についてでありますが、本事件1件については、執行部の説明を聞き、慎重に審査いたしました結果、
全会一致をもって可決してしかるべきものと決した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(増田一喜君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
大倉裕一君。
(大倉裕一君 登壇)
◆大倉裕一君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
議案第109号・
組織機構改革に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について、反対の立場で討論を行います。
議案の内容は、
組織機構改革に伴い、八代市部設置条例ほか10の条例を整理するものであります。
提案理由の主なものは大きく2点で、1つは多種多様な行政課題に迅速かつ的確に対応するため、もう1点は、市長公約の実現に向け、政策立案機能を強化するためと執行部より説明がなされました。
ちょうど1年前の12月定例会において同様の議案が提案されましたが、執行部からの提案理由説明は、1年前と全くと言ってよいほど今回も同じ内容でありました。
今回、
総務委員会においては、私は委員として、市民環境部を除き、現在の組織についてどのような検証、そして総括の結果、提案されたのかを、その過程をうかがい知れないこととあわせ、今回の組織機構による費用や経費についても説明を求めましたが、納得のいく回答は得られないままであり、市民に対する説明責任が果たされたと言いがたいことから反対を唱えるものです。
政策立案は行政によってこれまでも行われてきたものであり、重要なことと認識しています。そのような課題を認識されているのであれば、新たな課題に対応できないようにならないよう、現在の組織の中でその
取り組みを工夫すべきであり、みずからの資質を高めることが最も必要ではないかと思うものです。
1年前の
総務委員会においても、執行部に対し、多くの議員が、形だけ変えても中身が変わらなければ何も変わらないと苦言を呈されています。たった1年で、提案理由も変わらず、同様趣旨の
組織機構改革が提案されるとは不思議でなりませんし、1年前の
総務委員会における多くの議員からの苦言、そして、本会議での反対討論など、市民の代表としての苦言は耳に残らなかったのかと残念に思うところです。
繰り返し反対の理由を申し上げますが、今回の議案提案における執行部内の検討内容、つまり、現組織の問題点や課題に対する解決策やその
取り組みがあったのかどうかすらわからない状況であること、1年で、再度、同様趣旨の提案を行う明確な理由が不明であること、組織改革によって些細であっても生じる必要な費用や経費の算出もされていないこと。
以上のことから、市民に対する説明不足は否めないと判断し、賛同したい内容もありますが、反対をする次第であります。
以上、議案第109号に対する反対討論といたします。議員各位の賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(増田一喜君) 橋本徳一郎君。
(橋本徳一郎君 登壇)
◆橋本徳一郎君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
日本共産党、橋本徳一郎です。
陳情第11号・
八代市立病院再建についてに対し、私は反対の立場で討論を、失礼、賛成の立場で討論を行います。
私がこの陳情に賛成する理由は大きく3点です。
第一に、
八代市立病院再建は、何よりも8622筆の署名も示しているとおり、圧倒的な民意であります。また、まちづくり協議会から
市長宛てに出された要望書のうち本来の要望は、現在地に地域医療のみならず、災害時にも対応できる病院施設を切に願うものでありますの部分を酌み取るべきと考えます。
第二に、本市の平成29年度防災計画の医療拠点は
市立病院となっております。平成28年
熊本地震、東日本大震災の2つの教訓から、八代
市立病院の再建は必要と考えます。本議会期間中の委員会では、防災に関する報告資料が特に目につきました。防災を重視するのであれば、
市立病院の存在意義はむしろ大きくなります。
東日本大震災における震度や津波被害の大きさは記憶に新しいところです。被害を免れた病院では、緊急時の治療状態はまるで戦場でしたと言われるほどです。私も病院職員として宮城県の民医連の病院に支援に赴いております。
2011年4月17日付のしんぶん赤旗に、公立病院の統廃合の影響が記事にまとめられています。2005年には全国982カ所あった公立病院が、2009年には916カ所に減少。東日本大震災で、その弊害が大きく浮き彫りになりました。
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の各県でも、公立病院の統廃合や病床削減が進められています。代表的なものでは、2007年の岩手県立釜石病院と釜石市民病院の統廃合、250床が削減され、市民病院は民間病院として慢性期病棟に転換し、病床も半分に、県立大槌病院は病床が半分に、宮城県でも石巻牡鹿病院の40床を25床に、塩竈
市立病院の一般病床161床を123床に減少するなど、震災前に、病院の統廃合や病床削減がされています。
そうした中、地震が発生し、各地の医療機関では治療に追われる状態を迎えました。岩手県立釜石病院では、地震で病棟にひびが入り、危険と判断し、入院患者を1階に移して、廊下や待合室に寝かせる状態でした。近隣の病院も津波被害に遭い、県立釜石病院に
外来患者が殺到しました。釜石
市立病院は、震災時は利用可能な2階以上を使い、電気や水道がとまった中で、不眠不休で入院患者の診療に当たっていました。東日本大震災の教訓は、公立病院の欠かせない役割を鮮明にしています。
平成28年
熊本地震でも、4月14日と16日、ともに私は熊本市内の家で2度の地震を経験しております。職場の関連施設では、外部支援が入るなど、ある程度落ち着ける状態になるまでは、どこも混乱の中、現場の努力で乗り切った印象です。
市民の生命、財産を守るために、災害に備えることは行政として重要です。そして、各施設を十分に活用する防災計画はさらに重要になります。平成29年度八代市防災計画には、
市立病院が医療拠点とされています。今回の
市立病院を廃止するという市長の方針は、さきの2つの震災の教訓に逆行しているのではないでしょうか。
市立病院が廃止された場合、どこを医療拠点とするのか、大きな疑問です。
他方、新
庁舎建設については、防災機能の追加を理由に、当初の予算から50億円の増額が提案されています。防災拠点への機能転換配置図には、地階部分にトリアージスペースとの記載があります。トリアージとは、患者が集中した場合に、手当ての緊急度に応じて優先度をつける作業のことですが、緊急性のある患者を市庁舎のどこで治療するのでしょうか。トリアージを訴えるのであれば、防災機能を強化した
市立病院の再建を決断すべきです。
私は2つの震災経験から、災害対応の拠点となる施設は分散させる必要があると考えます。本市には、複数の大きな断層が走っており、さきの
熊本地震では震源とはなっておらず、今後、震源になり得ると言われています。
同時に一方で、余震の震源として、氷川や麦島付近が多数記録されています。本市が災害被災地となった場合、どの場所がどの程度の被害を受けるか予想ができません。中心市街地に重要な機能を集約化し、準備を万端に整えたとしても、その場所が被害の中心地となった場合には機能停止に陥ります。また、被害を受けなかったとしても、道路が入り組んでいる場所への物資や人の流入が集中することで、機能不全に陥ることも予想されます。
地域住民の避難所は、居住地の近隣に整備し、行政、消防を初め医療など大事な部分は、それぞれのエリア拠点としても使えるように考慮すべきです。災害拠点の分散化という点でも、
市立病院の再建が必要と考えます。
第三の理由として、
市立病院の再建には、試算によると40億から50億円が必要とすることを理由に廃止するとしながら、他方で、新
庁舎建設は防災拠点を理由に、予算を50億円増額されるという税金の使い方に疑問を感じます。
私の一般質問でも言いましたが、必要な機能に対して必要な税金を使う。これが市の行政のあり方です。
市立病院の経営問題についても、新病院として再建するならば改善可能と考えます。
平成28年
熊本地震による、この
市立病院の病棟閉鎖がもたらす影響は、既に議会でも論じられています。災害が起きた場合、市としての医療拠点がなくなることの重大性を市民に相談も説明もしないで廃止を決することは、行政の姿勢として大きな疑問を持たざるを得ません。全ての市民を対象に、説明会を行うことを強く求めます。
市立病院の再建を市民の声に応え、本陳情の採択を求めて私の賛成討論を終わります。
○議長(増田一喜君) 亀田英雄君。
(亀田英雄君 登壇)
◆亀田英雄君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
重ねて陳情第11号・
八代市立病院再建について、賛成の立場から討論をいたします。
この件につきましては、
委員長報告のとおり、
経済企業委員会は採決となり不採択といたしました。
今議会で、市長から
市立病院の運営について、病院の閉鎖、事業譲渡という方針を出された中で、存続を求めての陳情であり、中身に微妙な表現もあり、正確性を問われる部分もありました。それでも、陳情の内容はこれまで話をしてきたことでもあり、28年の9月議会では、労災病院委員長代理から出された八代
市立病院の早期再建についての陳情を採択しましたし、8622筆の署名は多くの方々の思いで寄せられたものであり、この陳情の願意は十分理解できるものです。
今回の
市立病院に対する市長の判断については、病院の経営が赤字ということを大きな理由とされているようですが、はっきりとした医療政策がない中に、不採算部門を担っている
市立病院の特性からはある程度仕方のないことだと考えますし、一般会計からの負担も基準以上の繰り入れではなく、基準内の繰り入れであり、ほかの会計においても行われていることでもあります。その観点からは黒字であるとの報告でありました。関係者の努力のたまものであり、敬意を表すものであります。
八代市の医療政策に合致しなくなっての方針転換ならいざ知らず、自分たちの病院の経営状態を、そのようによくないように表現する気持ちが私には理解できません。
先般の全国市議会旬報に、全国自治体病院経営都市議会協議会の特集があり、自治体病院の今後は、高齢者を支える地域包括ケアシステムの中心的施設としての役割を担うので、自治体が自治体病院を持つメリットが出るのはこれからだとありました。議会に対しては、病院の地域における存在価値、意義を地域住民に情報発信し、同時に病院の使い方、疾病予防など啓蒙をお願いしたい。また、議員には、援護射撃をお願いしたいとあります。これが全国の流れであるとすれば、今回の市長の判断は、返す返すも残念なものであります。
それでも、経営状態が悪いということを前面に出されるのであれば、最高責任者は、市民に対してその運営責任について、謝意を表すべきではないのでしょうか。
私は、これまで存続を求めてきましたし、今回の決断というものは非常に残念としか言いようのないものです。それでも、
市立病院のこれまで培ってきたものについては維持していくことを前提とされ、さまざまな声にも応えていくことができるものとされました。このことを強く指摘し、さまざまな方々の思いを今後につなぐためにも、この陳情については共鳴し、賛同するものであります。
ここにおられる議員の皆様におかれましても御賛同いただきますようお願いし、賛成討論といたします。
○議長(増田一喜君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。
古嶋津義君。
(古嶋津義君 登壇)
◆古嶋津義君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
議案第109号・
組織機構改革に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について、賛成の立場から賛成討論をいたします。
本条例に関係する
組織機構改革については、12月定例市議会の成松議員の質問に対し、中村市長みずからが答弁をされ、市長公室は、2期目の市政運営に当たり、スピード感を持って市民の皆様からいただいた声や思い、また、新たな課題を政策化し、推進する役割を担うものである。そのため、市長公室には高い機動性を持たせ、臨機応変に課題に対応し、各部の連携強化を行うことを目的に、総合支援担当を置き、市政を取り巻く諸課題の解決に向けた
取り組みを推進する機能を持たせると言われております。
また、市長公室は、旧市において、昭和55年ごろから平成6年度ごろまで秘書課や人事課などで構成された部として存在したと聞き及んでいます。なお、熊本県においても、蒲島知事の施策推進及びトップマネジメントのサポートとして知事公室が組織をされております。
このようなことから、私は中村市長が新生八代の実現に向けて5つの基本政策を掲げられ、八代らしい経済発展と暮らしやすさの実現を目指すという展望、政策を確実に推進するために、市長公室を設置されるものであると認識をいたしております。市長公室が組織内を総括指揮する部としての役割を果たし、新たな課題に臨機応変に対応していただきたいと考えております。
先般の市長選で、市民の負託を受けた中村市長が先頭に立ち、執行部一丸となって市政運営に取り組まれるとともに、これまで同様、市民の声を聞き、市議会との対話を第一とし、市政運営を着実かつスピード感を持って進められることを大いに期待をしております。
以上申し上げ、議員の皆様の御賛同をいただくことをお願いを申し上げ、議案第109号・
組織機構改革に伴う関連条例の整理に関する条例の制定についての賛成討論といたします。
○議長(増田一喜君) ほかにありませんか。
橋本幸一君。
(橋本幸一君 登壇)
◆橋本幸一君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
議長のお許しを得ましたので、討論をさしていただきます。
先般、先ほど
経済企業委員会委員長より、陳情第11号・
八代市立病院再建については、採決の結果、不採択とした旨の報告がございました。私も同様に、陳情第11号・
八代市立病院再建について反対の立場で討論を行います。
まず、本陳情の文面において、
市立病院の平成27年度決算における経常収支は約3300万の黒字とされておりますが、ここだけを見ますと誤解を生じる心配もございますことから、実際の医業収支である一般会計からの繰入金などを除いた実質収支は1億円を超える赤字であったことを指摘させていただきます。
また、8622名の署名を集め、要望活動が行われた旨の記述もあっておりますが、この件につきましては、署名に使われた本文そのものが、再建すれば黒字化が図れるといった誤解を招くかのような表現で、市民に賛同を得、結果的に市民を混乱させたわけであります。
さて、
市立病院に関しては、昨年4月の
熊本地震により甚大な被害を受け、入院病棟については閉鎖し、
外来診療については、被害の少なかった病棟を利用しながら、地震直後から休まず診療を実施しておられます。また、昨年10月には仮設診療棟を開設して、機能の継続を図っております。
熊本地震から1年8カ月が経過いたしましたが、この間、
市立病院の再建については、市民の皆様からも賛否両方の意見が寄せられ、本市における重要な課題として検討が行われてまいりました。
そのような中、中村市長は熟慮に熟慮を重ねられた結果、11月の地域医療構想調整会議において、これまで
市立病院が担ってきた急性期医療からの受け皿、在宅や介護施設での救援時対応などの後方支援機能の維持などを条件に、八代郡市の4つの公的医療機関を対象として、
市立病院の一般病棟の再編移転と外来機能の現地での事業譲渡について関係医療機関の御意見を伺い、各医療機関からもおおむね前向きな意向を示していただいている状況にあると聞き及んでおります。
今後、具体的な内容について検討が進められる現状において、八代
市立病院の再建についての陳情を採択することは、市の方針を後退させるだけではなく、現在進行している4つの公的医療機関との協議に支障を及ぼすのではないかと大変危惧するところでございます。
私は、今後の協議、検討が将来の八代医療圏を守るという建設的なものであると確信しておりますことから、この陳情を含め、これまで提出された
市立病院にかかわる陳情等を市長は重く受けとめ、考慮された上で今回判断されたわけであり、やっと踏み出したこの協議を振り出しに戻すような本陳情には断固反対いたします。
以上、陳情第11号・八代
市立病院についての反対討論といたします。
○議長(増田一喜君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
議案第102号・平成29年度八代市
一般会計補正予算・第5号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第103号から同第104号まで、すなわち平成29年度八代市
介護保険特別会計補正予算・第2号及び同
簡易水道事業特別会計補正予算・第2号、以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおりに決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第105号から同第106号まで、すなわち平成29年度八代市
水道事業会計補正予算・第2号及び同
下水道事業会計補正予算・第2号、以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第107号・訴訟上の和解については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第108号・八代市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第109号・
組織機構改革に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第110号・八代市平成28年
熊本地震復興基金条例の制定については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第111号・八代市
重度心身障がい
者医療費助成に関する条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第112号から同第113号まで、すなわち八代市
市民農園条例の制定について及び同
農業委員会の委員及び
農地利用最適化推進委員定数条例の制定について、以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第114号・八代市
水道事業給水条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第115号から同第118号まで、すなわち平成29年度八代市
一般会計補正予算・第6号、同
国民健康保険特別会計補正予算・第2号、同
簡易水道事業特別会計補正予算・第3号及び
病院事業会計補正予算・第1号、以上4件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本4件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第119号・
八代広域行政事務組合規約の一部変更については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第120号から同第122号まで、すなわち
八代市議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部改正について及び八代市長等の給与に関する条例の一部改正について、八代市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 次に、請願、陳情の採決を行います。
請願第1号・
携帯電話不感地域の解消については、委員長の報告どおり、これを採択し、市長に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は採択することに決しました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 陳情第10号・
球磨川放流用稚アユの
安定的確保に向けての支援については、委員長の報告どおり、これを採択し、市長に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者 挙手)
○議長(増田一喜君) 挙手全員、よって本件は採択することに決しました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 陳情第11号・
八代市立病院再建については、委員長の報告は不採択であります。よって陳情本件について、採決いたします。
本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
起立少数、よって本件は不採択とすることに決しました。
─────────────────────────
△日程第25〜26
○議長(増田一喜君) 日程第25から日程第26まで、すなわち議案第123号から同第124号までの議案2件を
一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。
市長中村博生君。
(市長中村博生君 登壇)
◎市長(中村博生君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
ただいま上程されました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第123号及び議案第124号は、
人権擁護委員候補者の推薦についてで、平成30年3月31日をもって、2名の人権擁護委員が任期満了となりますので、廣松泰子氏を再任の候補者として、今井晃氏を新任の候補者として、人権擁護委員法の規定に基づきまして、議会の意見を聞いて法務大臣に推薦するというものでございます。
廣松氏は、市内にあります神社の宮司職の方で、現在、熊本県神社庁八代支部副支部長や熊本県女子神職会会長などを務められております。また、平成13年からは保護司としても活躍されており、人権擁護委員は平成21年4月からお引き受けいただいているところであります。
今井氏は、昭和56年に旧八代市に入庁され、交通安全対策課、市民税課などを経験された後、建設部用地課長、
教育委員会図書館長、環境部理事兼環境課長を歴任され、平成24年3月に本市を退職された方であります。
両氏とも、人権擁護委員の職にふさわしい見識を有する方であり、適任であると考え提案いたします。よろしく御審議の上、何とぞ御賛同いただきますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
○議長(増田一喜君) 以上で提出者の説明を終わり、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 以上で質疑を終わります。
○議長(増田一喜君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案2件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
これより討論を行います。討論ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
議案第123号・廣松泰子君を
人権擁護委員候補者に推薦するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 議案第124号・今井晃君を
人権擁護委員候補者に推薦するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は同意することに決しました。
─────────────────────────
△日程第27〜29
○議長(増田一喜君) 日程第27から日程第29まで、すなわち発議案第12号から同第14号までの発議案3件を
一括議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。
まず、発議案第12号について、
北園武広君。
(
北園武広君 登壇)
◎
北園武広君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
ただいま上程されました発議案第12号・
合併特例債に係る
発行期限の延長を求める
意見書案の提出方について、発議者一同を代表して趣旨弁明申し上げます。
皆様御承知のとおり、
合併特例債の
発行期限は、当初、合併から10年を限度とし発行できることで創設されました。その後、東日本大震災を受け、震災の被災地は合併から20年、それ以外の地域では15年に延長されたところであります。
そこで今回、自民党が
合併特例債の
発行期限を5年再延長へ調整に入るとの報道がございました。これまで本市においても、
合併特例債を有効な財源として最大限に活用し、東日本大震災の教訓を踏まえた防災体制の充実、強化などを図りながら、自治体としての一体性を確立するためのインフラ整備や地域間の行政サービスの水準を均衡させるための施設整備など、計画的に事業を推進してきました。
しかし、平成28年
熊本地震により被災した本市は、当初の計画を見直し、災害復旧事業への
取り組みを最優先に実施してまいりました。そのことにより、現行の新市建設計画期間内での道路、橋梁や本
庁舎建設などの事業の完了が困難な状況となっております。
そこで、計画に基づく事業が円滑かつ計画的に実施できるよう、
合併特例債の
発行期限の延長について、特例措置を講ずることを検討していただくよう強く要望する必要があります。
どうかこの趣旨に御理解をいただき、満場一致にて御決定いただきますようよろしくお願いを申し上げまして趣旨弁明といたします。
○議長(増田一喜君) 次に、発議案第13号について、
金子昌平君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)
(
金子昌平君 登壇)
◎
金子昌平君 皆様、こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)
ただいま上程されました発議案第13号・
小中学校における
プログラミング必須化に対して支援を求める
意見書案の提出方について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。
近年におけるIT技術の発展は著しく、我が国において、2030年にはIT人材が最大で約79万人不足する事態が試算されています。このような中、直近未来の人材確保の観点から、2020年度にプログラミング教育が小学校において必修化されることとなりました。しかしながら、施行が迫る中、現在においても各都道府県
教育委員会では、どの分野に力点を置くか、いかなる人材を養成すべきかとの指導内容を含め、課題は残されたままです。
また、教職員においても高い技能が求められ、多忙化に拍車がかかることの懸念、そして指導内容、自治体財政力の格差による整備力の差など、全国的な地域間格差が生じることも懸念されます。
こういった状況を踏まえ、早期に指導概要を明らかにし、自治体間格差是正のための必要な財政措置の実施、指導者に関しても、政府としての民間人の積極的な活用など具体的な指針を示していただき、施行に向け、強力なリーダーシップを発揮していただくよう強く要望を求めるものでございます。
どうかこの趣旨に御理解をいただき、満場一致にて御決定いただきますようよろしく申し上げ、趣旨弁明といたします。
○議長(増田一喜君) 次に、発議案第14号について、谷川登君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)
(谷川登君 登壇)
◎谷川登君 こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)
ただいま上程されました発議案第14号・包括的及び先進的な
環太平洋パートナーシップ協定等に対する
意見書案について、発議者一同を代表いたしまして趣旨弁明申し上げます。
包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定に関する交渉につきましては、本年11月10日に大筋合意されることが発表されました。
また、本年7月には、日本と欧州連合との経済連携協定も大筋合意に至っております。12カ国によるTPPは、アメリカが離脱したことで発効が見通せなくなっておりますが、農林水産物の貿易自由化等のさらなる進展が避けられない情勢になっており、現場の生産者は、将来に対して大きな危機感や不安を抱いております。
稲作、畑作、施設園芸、果樹等の農業に加え、本市の70%を占める山間地域の山林に対する、EU、EPAのヨーロッパ産の木材に対する影響に対しては特に危惧されると思われるので、林業や水産業など相互に関連しながら共存している本市においても、農林水産業関連産業に影響を及ぼさないため、国におかれましては、地域経済に与える影響や現場の声を十二分に踏まえた上で、責任を持って対応されることを強く要望いたします。
どうかこの趣旨を御理解いただき、満場一致、御決定いただきますようよろしくお願いします。
○議長(増田一喜君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 以上で質疑を終わります。
○議長(増田一喜君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております発議案3件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。
発議案第12号・
合併特例債に係る
発行期限の延長を求める
意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 発議案第13号・
小中学校における
プログラミング必須化に対して支援を求める
意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 発議案第14号・包括的及び先進的な
環太平洋パートナーシップ協定等に対する
意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(増田一喜君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
△閉会中
継続審査・調査の件
○議長(増田一喜君) 次に、閉会中の
継続審査及び調査についてお諮りいたします。
別紙、閉会中の
継続審査・調査申し出のあった案件のとおり、
新
庁舎建設促進特別委員会委員長から、
新
庁舎建設に係る諸問題の調査、
文教福祉委員会委員長から、
陳情1件、
所管事務調査2件、
経済企業委員会委員長から、
陳情1件、
所管事務調査2件、
建設環境委員会委員長から、
所管事務調査2件、
総務委員会委員長から、
所管事務調査2件、
議会運営委員会委員長から、
議会の運営に関する事項、
議会の
会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、
議長の諮問に関する事項、
以上14件について、
それぞれ閉会中の
継続審査及び調査の申し出があります。
本申し出のとおり決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
─────────────────────────
△日程第30
○議長(増田一喜君) 日程第30・
議員派遣の件を議題といたします。
本件は
会議規則167条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
○議長(増田一喜君) お諮りいたします。
ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には本職に一任を願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(増田一喜君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
よって、変更する場合は本職に一任することに決しました。
─────────────────────────
△日程第31
○議長(増田一喜君) 日程第31・
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第88条の規定により、
会議録署名議員に
成松由紀夫君、大倉裕一君を指名いたします。
─────────────────────────
○議長(増田一喜君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
○議長(増田一喜君) 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。
市長中村博生君。
(市長中村博生君 登壇)
◎市長(中村博生君) 閉会の挨拶の前に、1件御報告を申し上げさせていただきます。
2019女子ハンドボール世界選手権熊本大会開催に向けまして、先週の15日から19日まで、小野副知事、そして大西市長を初めとしまして大会関係者とともに、2017女子ハンドボール世界選手権ドイツ大会を視察し、閉会式並びに大会旗引き継ぎ式に参加してまいりました。
ドイツでは、ドイツハンドボール協会との協議やハンブルグ州議会議長、国際ハンドボール連盟ムスタファ会長への表敬を行い、大会運営に必要な意見交換などを行ってきたところであります。
また、選手と観客が一体となった会場の盛り上がりを含めまして、競技大会の整備や装飾、警備状況などの大会運営の状況を目の当たりにいたしまして、熊本大会を成功させるには、県や関係団体と連携を図りながら、一体となり準備を進めていくことが大変必要であるということを改めて認識して帰ってきたところであります。
さて、先月27日から始まりました市議会12月定例会におきましては、提案いたしました全ての議案につきまして、原案どおり賛同いただきまして、まことにありがとうございました。
本会議や委員会を通じまして、議員各位から賜りました御意見、御要望につきましては、今後の市政運営に当たり、十分に尊重させていただきたいと思います。
本年も、本日を含めて残り12日となりました。年末年始と慌ただしい時期となります。また、寒さも厳しくなるものと思われます。議員各位におかれましては、健康に十分留意していただき、今後ともますます御活躍いただきますよう心から御祈念申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(増田一喜君) これをもって、平成29年12月定例会を閉会いたします。
(午前11時43分 閉会)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成29年12月20日
八 代 市 議 会 議 長 ____________________
( 増 田 一 喜 )
同 議 員 ____________________
( 成 松 由 紀 夫 )
同 議 員 ____________________
( 大 倉 裕 一 )...