八代市議会 > 2010-03-23 >
平成22年 3月定例会−03月23日-06号

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  1. 八代市議会 2010-03-23
    平成22年 3月定例会−03月23日-06号


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    最終取得日: 2021-09-15
    平成22年 3月定例会−03月23日-06号平成22年 3月定例会        ─────────────────────────────────                   主  要  目  次        1.市長提出案件36件、請願・陳情3件、計39件・委員長報告………6        1.議案第6号に対する修正の動議…………………………………………20        1.市長追加提出人事案件1件………………………………………………35        1.議員提出発議案1件………………………………………………………36        1.議員追加提出発議案1件…………………………………………………37        1.閉会中継続審・調査の件14件…………………………………………39        ─────────────────────────────────             平成22年3月八代市議会定例会会議録(第6号) ・平成22年3月23日(火曜日)           ───────────────────────── ・議事日程(第6号)                         平成22年3月23日(火曜日)午後2時開議  議長の諸報告  第 1 議案第1号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号(委員長報告)  第 2 議案第2号・平成21年度八代市後期高齢者医療特別会計補正予算・第2号(委員長報告)  第 3 議案第3号・平成21年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号(委員長報告
     第 4 議案第4号・平成21年度八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第4号(委員長報告)  第 5 議案第5号・平成21年度八代市診療所特別会計補正予算・第2号(委員長報告)  第 6 議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算委員長報告)  第 7 議案第7号・平成22年度八代市国民健康保険特別会計予算委員長報告)  第 8 議案第8号・平成22年度八代市老人保健医療特別会計予算委員長報告)  第 9 議案第9号・平成22年度八代市後期高齢者医療特別会計予算委員長報告)  第10 議案第10号・平成22年度八代市介護保険特別会計予算委員長報告)  第11 議案第11号・平成22年度八代市公共下水道事業特別会計予算委員長報告)  第12 議案第12号・平成22年度八代市簡易水道事業特別会計予算委員長報告)  第13 議案第13号・平成22年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算委員長報告)  第14 議案第14号・平成22年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算委員長報告)  第15 議案第15号・平成22年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算委員長報告)  第16 議案第16号・平成22年度八代市診療所特別会計予算委員長報告)  第17 議案第17号・平成22年度八代市久連子財産特別会計予算委員長報告)  第18 議案第18号・平成22年度八代市椎原財産区特別会計予算委員長報告)  第19 議案第19号・平成22年度八代市水道事業会計予算委員長報告)  第20 議案第20号・平成22年度八代市病院事業会計予算委員長報告)  第21 議案第21号・財産の処分について(委員長報告)  第22 議案第22号・市道路線の認定について(委員長報告)  第23 議案第23号・契約の締結について(委員長報告)  第24 議案第24号・契約の締結について(委員長報告)  第25 議案第25号・指定管理者の指定について(委員長報告)  第26 議案第26号・八代市有線テレビジョン放送施設等条例の一部改正について(委員長報告)  第27 議案第27号・八代市一般職の職員の給与に関する条例及び八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第28 議案第28号・八代市職員退職手当支給条例等の一部改正について(委員長報告)  第29 議案第29号・八代市営駐車場条例の一部改正について(委員長報告)  第30 議案第30号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について(委員長報告)  第31 議案第31号・八代市立小学校設置条例の一部改正について(委員長報告)  第32 議案第32号・八代市松中信彦スポーツミュージアム条例の一部改正について(委員長報告)  第33 議案第33号・サンライフ八代条例の一部改正について(委員長報告)  第34 議案第34号・八代市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第35 議案第35号・八代市水道事業審議会条例の制定について(委員長報告)  第36 議案第36号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第9号(委員長報告)  第37 請願第1号・外国人地方参政権付与法案提出に反対する意見書の提出方について(委員長報告)  第38 平成21年陳情第13号・永住外国人地方参政権付与法案に反対する意見書の提出方について(委員長報告)  第39 平成21年陳情第9号・「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書の提出方について(委員長報告)  第40 議案第37号・人権擁護委員候補者の推薦について  第41 発議案第1号・健康保険八代総合病院の機能充実・強化を求める意見書案  第42 会議録署名議員の指名            ───────────────────────── ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11  1.日程第12  1.日程第13  1.日程第14  1.日程第15  1.日程第16  1.日程第17  1.日程第18  1.日程第19  1.日程第20  1.日程第21  1.日程第22  1.日程第23  1.日程第24  1.日程第25  1.日程第26  1.日程第27  1.日程第28  1.日程第29  1.日程第30  1.日程第31  1.日程第32  1.日程第33  1.日程第34  1.日程第35  1.日程第36  1.日程第37  1.日程第38  1.日程第39  1.議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算に対する修正の動議(松浦輝幸君外2名提出)  1.日程第40  1.日程第41  1.発議案第2号・永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書案(増田一喜君外8名提出)  1.閉会中継続審査の件(都市計画・建設工事に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(生活環境に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(請願第2号・八代市立白島ぎん保育園民営化反対について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(教育・文化に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(保健・福祉に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(産業・経済の振興に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(病院・水道事業に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第2号・選択的夫婦別姓制度法制化に反対する意見書の提出方について・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成21年陳情第12号・改正国籍法に関する意見書の提出方について・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(行財政の運営に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(総合計画の策定推進等に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の運営に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議長の諮問に関する事項・議会運営委員会)  1.日程第42            ─────────────────────────
    ・出席議員及び欠席議員の氏名  (1)出席議員(34人)       1番 山 本 幸 廣 君        2番 田 中   茂 君       3番 松 浦 輝 幸 君        4番 前 川 祥 子 君       5番 友 枝 和 明 君        6番 福 嶋 安 徳 君       7番 松 永 純 一 君        8番 増 田 一 喜 君       9番 橋 本 幸 一 君       10番 古 嶋 津 義 君      11番 成 松 由紀夫 君       12番 田 方 芳 信 君      13番 上 村 哲 三 君       14番 中 村 和 美 君      15番 鈴木田 幸 一 君       16番 太江田   茂 君      17番 田 中   安 君       18番 植 原   勉 君      19番 百 田   隆 君       20番 藤 井 次 男 君      21番 前 垣 信 三 君       22番 幸 村 香代子 君      23番 村 上 光 則 君       24番 小 薗 純 一 君      25番 庄 野 末 藏 君       26番 笹 本 サエ子 君      27番 堀 口   晃 君       28番 矢 本 善 彦 君      29番 野 崎 伸 也 君       30番 大 倉 裕 一 君      31番 亀 田 英 雄 君       32番 西 濱 和 博 君      33番 飛 石 順 子 君       34番 太 田 広 則 君  (2)欠席議員(なし)            ───────────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名  (1) 長                   (2) 教育委員会    市長         福島和敏君        委員長        高植利邦君     副市長        上野美麿君         教育長        吉田浩一君     総務部長      江崎眞通君         教育次長      坂本正治君      秘書課長     北岡 博君          首席教育審議員   丁畑ひで子君      財政課長     山田 忍君      (3) 農業委員会     企画振興部長    永原辰秋君        会長         宮崎建也君     市民環境部長    村田 達君      (4) 選挙管理委員会     健康福祉部長福祉事務所長          委員長        上村正勝君               西尾静子君      (5) 公平委員会     商工観光部長    中間宏満君        委員長        園田禎子君     農林水産部長    那須哲夫君      (6) 監査委員     建設部長      松岡 博君        委員         小嶋宣雄君            ───────────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名    事務局長       松山俊哉君        次長         池田孝則君    議事調査係長     松川由美君        主任         竹岡雅治君    主任         松永美由紀君       主任         増田智郁君    主事         山本敏博君        主事         村川知嘉子君            ─────────────────────────                 (午後2時10分 開議) ○議長(山本幸廣君) これより本日の会議を開きます。            ───────────────────────── △議長の諸報告 ○議長(山本幸廣君) 諸般の報告をいたします。  去る3月17日、中村和美君外10名から発議案第1号・健康保険八代総合病院の機能充実・強化を求める意見書案が提出され、受理いたしました。  本日、松浦輝幸君外2名から議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算に対する修正案が提出され、受理いたしました。  本日、市長から議案1件が送付され、受理いたしました。  その余の報告は、朗読を省略いたします。            ───────────────────────── △日程第1〜39 ○議長(山本幸廣君) 日程第1から日程第39まで、すなわち議案第1号から同第36号までの議案36件、並びに請願第1号、及び平成21年陳情第13号、同第9号の請願・陳情3件、計39件を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  建設環境委員会委員長上村哲三君。             (建設環境委員会委員長上村哲三君 登壇) ◎上村哲三君 建設環境委員会に付託されました予算案7件、事件3件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第1号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号中、当委員会関係分でありますが、第4款・衛生費、第2項・生活環境費塵芥処理費焼却灰等処分委託4758万2000円について、執行部から、焼却施設のふぐあいによる焼却灰の増加や炉の分解点検整備補修中に焼却できなかった可燃性一般廃棄物の一部を外部委託するなど不測の事態が生じたため、補正をお願いするものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、今回、処分を委託する焼却灰の量及び焼却灰が増加した詳細な理由並びに可燃性一般廃棄物外部委託先について質疑があり、執行部から、今回の焼却灰の量は1116トンで、日数に換算すると、約50日から60日分の量となる。焼却灰が増加した詳細な理由としては、焼却設備における2号炉のかきならし装置、1号炉の乾燥設備におけるストーカの穴あき、灰の貯留装置などのふぐあいによって、焼却灰の未燃焼物の量及び含水率が増加し、予想以上に排出重量が増加したことが挙げられる。また、可燃性一般廃棄物外部委託先は、現在焼却灰の処分を委託している菊池市の九州産廃株式会社であるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、1号炉乾燥ストーカ穴あきの再発の可能性及びその防止策について質疑があり、執行部から、今年度オーバーホール工事を実施し、高カロリー用のストーカに取りかえているので、現在は順調に稼働している。今後は、定期的な手当ては必要であるが、大々的な補修は必要ないと考えるとの答弁がありました。  次に、第7款・土木費、第5項・都市計画費区画整理費の大村橋周辺土地区画整理事業について、執行部から、県が施工している東幹線街路事業が繰り越しとなったことから、予定していた本市の道路工事が着手できないため、800万円の減額補正を行うものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、県事業は繰り越しとなったが、本市事業は繰り越しとしなかった理由について質疑があり、執行部から、市関連事業で既に工事や補償の契約をしている分については繰り越しの手続をとることになるが、県事業の進捗に合わせて発注する工事や移転補償など新たに契約する分については今回減額し、来年度に契約を行いたいとの答弁がありました。  以上のほか、清掃センター高圧負荷開閉器の耐用年数について、竜西幹1号線改良事業の進め方及び早期完成について、八千把地区土地区画整理区域内道路の整備箇所についてなどの質疑、意見があっております。  次に、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分でありますが、第4款・衛生費、第2項・生活環境費塵芥処理費の可燃物及び資源物収集運搬業務委託2億6454万9000円について、執行部から、本業務委託のうち、坂本・千丁・鏡・東陽・泉地域については、現在委託している各業者の収集車両が老朽化しており、更新時期に来ている。車両を更新するとなると、次年度以降も受託できる保証がなければ更新がしにくいことから、車両の償却期間を5年間で行うものとして委託料を算定し、5年間の長期継続契約をすることとしている。また、入札は5月に行い、契約は8月から5年間とする予定であるとの説明がありました。  そこで、委員から、長期継続契約期間を5年間とし、受託事業者に車両を購入させることとした理由について質疑があり、執行部から、市が収集車両を購入して受託事業者に貸与する方法と受託事業者に収集車両を購入させる方法のどちらが市にとって有利であるか検討を行った結果、各支所地域は本庁に比べ車両の稼働率が低く、市で直接車両を購入するよりも受託事業者に車両を購入してもらい、その分を委託料に含めたほうが経費的に安くなることから、受託事業者に車両を購入させる方法を採用することとした。また、法に定める委託基準を遵守した上で新規参入が可能となり、競争性が図られること、収集車両の定期的な更新が可能であり、安全・安定的にごみ収集が遂行できること、価格面においてコストダウンが図られること、事務の簡素化・効率化などが図られること等が期待できることから、今回、長期継続契約制度を導入することとしたとの答弁がありました。  さらに、委員から、現在、市民はごみの減量化に向けて日々努力しているところであるが、5年間の契約期間中に状況の変化等があった場合、委託料の変更については可能かとの質疑があり、執行部から、今回の長期継続契約は、単純に年間の業務委託料を算定して5年間の総額で入札を行うことになるが、5年間の契約期間中、行政の手法が変わり、ごみ収集のあり方に変更等があった場合には対応できるような契約を締結する予定であり、必ずしも初年度の委託料が5年間続くということではない。そのような状況を見据えながら、年間の委託料をどう考えていくかで見直しが必要となってくることは考えられる。また、債務負担行為を起こすと委託料を変更しづらいところがあることから、長期継続契約のほうが妥当であろうと考え、本制度を導入することとしたとの答弁がありました。  また、委員から、現在の受託事業者が新車を購入せず、現在使用している収集車両を使用する予定で入札に応じるとなると、新車を購入することになる新規参入者は不利になると考えるがどうかとの質疑があり、執行部から、今回の委託については、すべて新しい車両を購入してもらうことで計画をしているとの答弁がありました。  次に、第7款・土木費、第2項・道路橋梁費に関連して、委員から、道路新設改良費が前年度比で1億5802万4000円、橋梁維持費が前年度比で1930万8000円減額されている。道路や橋梁などは市民生活に直結するものであることから、この減額を大変危惧するところであるが、その理由を説明いただきたいとの質疑があり、執行部から、道路新設改良費については、西片町宮地町線改良事業が平成22年度で道路改良を残すのみとなっていることから大幅な減額となっている。また、南北アクセス線改良事業については、現在のところ、国の動向が不透明であることから8割程度の予算計上にしており、国の内示を踏まえて補正予算で対応したいと考えている。しかし、市民生活に一番直結している市内一円道路改良事業歩行空間バリアフリー化推進事業については、平成21年度では2事業合わせて83カ所、7億4200万程度であったものが、平成22年度では83カ所、7億8030万程度の事業費を計上しており、約5%増加している。また、橋梁維持費については、平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号において、地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業として前川橋補修事業4050万円、葉木橋補修事業2500万円を計上し対応したことから、平成22年度の当初予算が減額となったものであるとの答弁がありました。  以上のほか、清掃センター施設オーバーホール経費について、段ボール箱使用生ごみ堆肥化推進事業費の減額理由及びごみの減量化に向けた新たな啓発事業について、悪臭物質分析業務委託及び工業排水一般項目分析業務委託分析対象工場及び委託先について、塵芥処理に係る八代生活環境事務組合負担金の増額理由について、日奈久港港湾改修事業の進捗状況及び事業効果について、橋梁長寿命化修繕計画策定事業の対象橋梁について、日奈久地区における下水道の整備計画について、日奈久地区旧JA倉庫活用事業の進捗状況についてなどの質疑、意見があっております。  次に、議案第11号・平成22年度八代市公共下水道事業特別会計予算でありますが、歳入の第2款・使用料及び手数料、第1項・使用料、下水道使用料について、執行部から、前年度より13万3000円の減収としているが、これは景気の悪化や企業の撤退等に伴う使用水量の減と新規接続による増を勘案し、平成20年度の決算及び平成21年度の決算見込みから計上したものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、下水道使用料が減収となっている詳細な理由について質疑があり、執行部から、下水道使用料が減収となっている最大の理由は、鏡町のパナソニック・セミコンダクターディスクリートデバイス熊本株式会社が閉鎖されたことに伴い鏡処理区で約2100万円の減収が見込まれることである。ただ、八代処理区では約1700万円の増収、八代東部処理区では約200万円の増収、千丁処理区では約200万円の増収を見込まれているとの答弁がありました。  以上、予算案3件については、議案第4号・平成21年度八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第4号、議案第13号・平成22年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算、議案第14号・平成22年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算、議案第36号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第9号中、当委員会関係分とともに慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第23号・郡築小学校体育館改築工事に係る契約の締結についてでありますが、執行部から、本事件は、昭和48年に建築された郡築小学校体育館において、耐震2次診断及び耐力度調査を実施した結果、老朽化が著しいとのことから改築を行うものである。工事概要は、1階床面積1129平方メートル、2階床面積221平方メートル、延べ床面積1350平方メートル、構造が鉄筋コンクリートづくり、一部鉄骨づくりの2階建てとしており、制限つき一般競争入札で実施することとし、2月19日に7グループによる建設工事共同企業体で入札を行い、入札金額3億250万円、消費税を含めた請負金額3億1762万5000円、落札率98.85%で、豊岡組・山口建設建設工事共同企業体と仮契約を締結しているところであり、工期は平成23年2月28日を予定しているとの説明がありました。  以上、本事件1件については、議案第22号・市道路線の認定について、議案第24号・第二中学校校舎改築工事に係る契約の締結についてとともに慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本幸廣君) 文教福祉委員会委員長笹本サエ子君。             (文教福祉委員会委員長笹本サエ子君 登壇) ◎笹本サエ子君 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  平成22年3月定例会文教福祉委員会委員長報告を行います。  文教福祉委員会に付託されました予算案10件、条例案2件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第1号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号中、当委員会関係分についてでありますが、第3款・民生費、第3項・生活保護費、第3目・扶助費の各種扶助費に関連して、委員から、現在、生活保護者が増加してきているが、本市の生活保護の現状と不正や悪質受給への対策はどのように行っているかとの質疑があり、執行部から、これまでは、高齢者や障害をお持ちの方、病気を患っておられる方などの受給者が多かったが、近年の世界的な不況に伴い、現在は、若い方で、仕事につけないということで相談に来る人がふえている。ことし2月末現在で、生活保護者は990世帯、1270名であり、昨年と比べ約120世帯、180名ほど増加している。また、不正や悪質受給については、毅然とした態度で対応しており、場合によっては警察と連携を図り、厳しく対応しているとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、現役時代に社会保障的なものをかけていない団塊世代者が退職し、そのまま生活保護受給者となることも多いと聞く。本市の対応状況はどうかとの質疑があり、執行部から、本市における最近の生活保護受給者の主な内訳は、傷病等により生活収入が得られない方が47%、預貯金の減少により生活が困窮している方が17%、18歳から64歳までのいわゆる稼働年齢層で、失業や解雇により働く場がなくなり収入が閉ざされた方が13%となっている。また、本補正では、医療扶助を減額補正している。これは医療保険を持っていない方に入院等の際、医療費を全額扶助しているものだが、今回、入院患者数が減少したため減額するものである。しかし、来年度当初予算においては、入院患者数が伸びると思われることから増額して計上しているとの答弁がありました。  以上のほか、厚生会館敷地内における芝生広場の位置づけと改修計画内容について、第八中学校及び千丁中学校プール改築事業でのプールサイド下の具体的な活用内容について、中学校の夜間照明施設整備やプール改築事業で、国の臨時交付金が財源となっていない理由についてなど質疑があっております。  次に、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、第3款・民生費、第2項・児童福祉費、児童福祉総務費の子ども手当に関連して、委員から、本市における手当の対象者数について質疑があり、執行部から、対象者は中学3年生までの全児童生徒1万6532人であるとの答弁がありました。  さらに、委員から、保護者の所得制限など対象となる条件の有無について質疑があり、執行部から、所得制限等条件は設定されていないとの答弁がありました。  次に、第9款・教育費、第8項・社会体育費、社会体育事業費の競技人口拡大推進事業委託について、執行部から、本事業は新規事業で、これまで開催していたひなまつり女子駅伝大会、桜まつりスポーツ大会のあり方を見直し、今後はスポーツ王国八代の実現に向け、本市体育協会加盟団体の競技力向上と組織強化を進め、さらには競技人口の拡大を目的として取り組むものであるとの説明がありました。  そこで、委員から、これまで開催されてきたひなまつり女子駅伝大会の見直しの経緯について質疑があり、執行部から、本大会はことしで25回を数え、市民にとっても非常に深みのある大会であることは認識している。今年度をもって終了するとした理由の一つに、本大会開催の目的に女性のスポーツ活動に対する意識高揚があったが、これまで開催回数を重ねたことにより、この目的については一定の成果を得られたのではないかとの判断がある。近年、女性のスポーツニーズも大きく変化してきており、また、本市のスポーツ振興計画においても、多くの女性がそれぞれの目的、能力に応じたさまざまなスポーツ活動を実践できる機会を整備していくことが重要であるとしていることからも、今後は本計画に沿った形で実践していきたいと考えているとの答弁がありました。  以上のほか、全国健康福祉祭くまもと大会実行委員会負担金の積算根拠について、児童虐待防止事業の内容について、介護施設等スプリンクラー整備特別対策事業補助金における対象施設について、河俣小学校坂より上分校の解体に至った経緯について、教育サポート事業における人選について、学校評議員の業務内容についてなどの質疑のほか、委員からは、今回の子ども手当は、子供のための手当であり、各世帯がその目的のために使用するよう本市においても取り組んでいただきたいとの意見、平成22年度の教育費は予算全体の8.1%と昨年度より減額されている。教育に力を入れている自治体では、10%を超えているところもある。前年度比で予算が落ちているのは、学校建設費が減ったからであること、また、従来の予算の見直しを行ったことが要因であることは理解できるものの、市長も、人に優しいということを掲げておられるし、さらにソフト的な面を充実していただき、全体予算の10%に近づくよう取り組んでいただきたいなどの意見があっております。  次に、議案第10号・平成22年度八代市介護保険特別会計予算についてでありますが、委員から、本特別会計の中期的見通しについて質疑があり、執行部から、介護保険制度が始まり、現在10年目である。第2号被保険者の保険料負担率は毎回少しずつ減少しているものの、第1号被保険者の保険料負担率については毎回増加している。このままでいくと、給付費全体がさらに膨らみ、第1号被保険者の保険料負担の限度額もふえるのではないかと危惧するところであるし、給付費がふえ続けることで、現在の保険料負担率では不足が生じてくる。団塊世代の方が75歳になる2025年ぐらいまでは、今後も高齢者が増加すると思われることから、このままでは介護保険制度が成り立たなくなる。今後は、費用の抑制や本制度の公費負担割合等の改正を講じる必要があるのではないかと考えるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、これから先、地方自治体の財政はさらに厳しい状況になると思われる。今後は、地方自治体は首長等が率先して国に対して行動を起こし、また、我々議員も要望などを通じ、働きかける必要があるとの意見がありました。  以上、予算案3件につきましては、議案第2号・平成21年度八代市後期高齢者医療特別会計補正予算・第2号、議案第3号・平成21年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号、議案第5号・平成21年度八代市診療所特別会計補正予算・第2号、議案第7号・平成22年度八代市国民健康保険特別会計予算、議案第8号・平成22年度八代市老人保健医療特別会計予算、議案第9号・平成22年度八代市後期高齢者医療特別会計予算、議案第16号・平成22年度八代市診療所特別会計予算、議案第30号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について、議案第31号・八代市立小学校設置条例の一部改正についてとともに慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決しております。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本幸廣君) 経済企業委員会委員長友枝和明君。              (経済企業委員会委員長友枝和明君 登壇) ◎友枝和明君 こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  経済企業委員会に付託されました予算案7件、事件1件、条例案4件及び陳情1件の審査が終了しましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第1号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号中、当委員会関係分についてでありますが、第5款・農林水産業費の地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業に関連して、委員から、本交付金が交付される目的について質疑があり、執行部から、危険な橋梁の補修、景観保全の必要が高い地域における電線の地中化や都市部の緑化、森林における路網整備などのような、明日の安心と成長のための緊急経済対策の趣旨に沿ったきめ細かなインフラ整備事業に充当する交付金であり、今回、本市においては、公共施設の建設、修繕にかかわる事業と森林の路網整備を行っているとの答弁がありました。
     また、委員から、この時期に補正される事業の実施は、結局、来年度事業と一緒の時期になるのかとの質疑があり、執行部から、御指摘のとおり、補正に上げている事業は来年度繰り越しとなり当初予算分と混同してしまうような状況もあるかと思うが、国から経済対策等で出されていることからも率先的に事業を進めていきたいとの答弁がありました。  さらに、委員から、近年、国の経済対策としての臨時交付金などにより当初の年度計画を前倒しして事業を実施している状況だが、前倒し後の残りの翌年度以降の事業計画の立て方はどう考えるかとの質疑があり、執行部から、各事業については数年先までも計画を立てているため、十分考慮して実施していきたいとの答弁がありました。  次に、第6款・商工費、第1項・商工費、観光費のさかもと温泉センター泉源水中ポンプ更新に関連して、委員から、更新時期と耐用年数の関係について質疑があり、執行部から、平成8年建設以来、ポンプの寿命である5年ごとに更新している。本装置により温泉を吸い上げており、これが故障すると営業自体に影響を及ぼすため、耐用年数の範囲内で定期的に更新している状況であるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、交換した装置の活用方法について質疑があり、執行部から、交換後の装置については即処分するのではなく、確認をし、使用可能なものにおいては緊急時の応急措置的な代替として使用したいと考えているとの答弁がありました。  以上のほか、高圧受変電設備更新の計画的な整備の実施について、小口資金融資代位弁済に伴う損失補償の詳細な補正理由について、日奈久温泉シンボル塔改修に伴う腐食状況調査についてなどの質疑、意見、要望もあっております。  以上、予算案1件につきましては、議案第12号・平成22年度八代市簡易水道事業特別会計予算、議案第19号・平成22年度八代市水道事業会計予算、議案第20号・平成22年度八代市病院事業会計予算、議案第32号・八代市松中信彦スポーツミュージアム条例の一部改正について、議案第33号・サンライフ八代条例の一部改正について、議案第34号・八代市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、議案第35号・八代市水道事業審議会条例の制定についてとともに慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分でありますが、第5款・農林水産業費、第2項・林業費、林道新設改良費のフォレスト・コミュニティ総合整備事業の補正額6691万1000円について、執行部から、前年度と比較して1億2329万円の減額となっているが、これは国庫補助事業である道整備交付金事業及びフォレスト・コミュニティ総合整備事業において、国の概算決定により約7割に削減されたためであるとの説明がありました。  そこで、委員から、両事業の違いについて質疑があり、執行部から、フォレスト・コミュニティ総合整備事業は、国・県からの補助を65%受けて実施する林道や作業道などの基盤整備事業であり、道整備交付金事業は、国土交通省と農林水産省が一緒になって地域整備を行うということで地域再生計画の指定を受けた交付金事業であり、坂本・東陽地区はそれぞれで地区指定を受けて実施している。林道開設事業については、両事業ともに実施できるが、現在県においては補助事業について大幅な予算削減を行っているため、国・県の補助額の大きい道整備交付金事業を多く実施している状況であるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、地域により事業が限定されることはないのかとの質疑があり、執行部から、フォレスト・コミュニティ総合整備事業については、地区指定を申請した場合には可能であるが、国の施策である事業仕分けの対象になり、その結果、事業廃止となり、22年度で終了することとなっている。道整備交付金事業については、今後も事業継続される予定であるため、現在、泉・坂本両地区が別々に地区指定を受けて実施しているが、今後は県とも両地区を統合した地域政策及び地域再生計画について協議を重ね、来年度も引き続き道整備交付金事業で取り組んでいきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、第6款・商工費、第1項・商工費、観光費の八代よかとこ宣伝隊補助金に関連して、委員から、よかとこ宣伝隊の今後の方向性について質疑があり、執行部から、本組織は、市内の農業団体、漁業関係、商工関係の諸団体及び経済関係団体等の代表者で構成されており、本市の観光及び物産等を市内外へ発信、宣伝し、活性化につなげるという趣旨で設立されており、観光物産関連事業等を本市に成りかわって実施する委託事業については、関係団体と協議をしながら今後も実施していきたいと考えている。補助金については、黒字化したふるさと直送便においては来年度補助を廃止するなど年々縮小を図っており、現状維持でいくとは考えていない。農産物等のブランド化やグリーンツーリズム事業など、今後伸ばしていける分野が十分あると考えているとの答弁がありました。  また、委員から、旧町村の5つの祭り事業について、減額され一律400万円となった理由について質疑があり、執行部から、祭り事業については、各地域の観光振興と地域おこしとして大変重要であると認識している。今後も引き続き実施することを前提として、各地域ごとに特色ある祭りを創意工夫を図りながら開催していただきたいということで今回見直しを行ったものである。見直しに当たっては、各地域で予算にばらつきがあったことから、すべての祭りの出発点を同じにして、それぞれの地域の特色を生かしたものになるよう、それぞれの地域の方たちが知恵を出し合い、また私たち行政とも一緒になって、よりよい祭りにしていっていただきたいということから一律400万円としたものであるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、各地域ごとにある祭りの実行委員会に対して、今回の予算見直しについて事前に説明はあったのかとの質疑があり、執行部から、まず、市のほうで見直しを行い、予算化をし、その後に実行委員会で話し合い、知恵を出し、最小の経費で最大の効果を出すための工夫をしてもらいたいと考えているとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、本事業は観光都市づくりの基礎となるものであり、地域活性化にもつながっている。県内外へPRするためにも前向きに投資すべきであり、今回の予算編成には納得がいかないとの意見がありました。  さらに、委員から、本事業は旧町村の合併前からの個性ある町の活性化事業として続けてきた祭りであり、予算削減については、先に各実行委員会に提示すべきである。本市の財政状況も厳しい中であるため、予算削減についてはそれぞれ1割削減でどうかというような相談があっていれば納得もいくが、今回の一律400万円については突然であり、賛成できないとの意見がありました。  また、委員から、本事業に対する地元負担の有無について質疑があり、執行部から、協賛金等として会社や出店舗等からはいただいているとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、地元負担を検討するべきではないかとの意見もあっております。  以上のほか、新増改築住宅等畳助成事業の21年度決算見込みについて、農業用廃プラスチック類処理事業費補助金の助成対象と予算が半額となった理由について、農地費における各事業予算の増減理由について、土地改良融資償還補助金の具体的内容と償還残額について、稚魚、稚貝及び稚エビ等放流の事業内容と効果について、ブランド化への取り組みと専門職員の配置について、企業誘致対策関連予算の減額理由について、松中信彦スポーツミュージアム管理運営委託費の積算根拠について、松中信彦スポーツミュージアムの宣伝とグッズ販売について、八代よかとこ物産館の売り上げ状況についてなどの質疑、意見、要望がありました。  以上、予算案1件につきましては、慎重に審査いたしました結果、賛成多数をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  なお、本件について少数意見の留保があっております。  次に、議案第17号・平成22年度八代市久連子財産特別会計予算でありますが、委員から、椎原財産区との合併を視野に入れた今後の方向性について質疑があり、執行部から、財産区とは、町村合併の円滑化を図るため、旧町村の村有林など一部の既得権の範囲内において温存することを目的として設置されているものであり、行政上の機能はなく、原則として固有の機関も有しない特殊な地方公共団体である。廃止または処分するに当たっては、まず、財産区管理会において承諾がなされ、その後、議会の議決を経るということになるとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、これまでの財産区管理会との方向性に関する協議の有無について質疑があり、執行部から、今度財産区を合併した自治体に視察を予定しているので、経緯等を確認して地元のほうへ提案していきたいとの答弁がありました。  また、委員から、予算編成の前に協議することが必要だったのではないか。今後、将来的に継続して予算化することはいかがなものかと考えるとの意見がありました。  以上、予算案1件につきましては、議案第18号・平成22年度八代市椎原財産区特別会計予算とともに慎重に審査いたしました結果、賛成多数をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第25号・八代市松中信彦スポーツミュージアムに係る指定管理者の指定についてでありますが、執行部から、同施設に隣接する八代よかとこ物産館と一体的に管理運営することにより経費の節減が見込まれること、また、広告、PR等の相乗効果も期待されることから、選定された指定管理者に非公募により選定した。また、施設の効用を最大限に発揮させるため、物産館と連携した共同イベントの実施など利用者の増加を図る提案内容について説明がありました。  以上、事件1件については、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって可決してしかるべきものと決しております。  次に、平成21年陳情第9号・「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書の提出方についてでありますが、委員から、協同労働については、現在の労働法に準ずる会社等に雇用されるのではなく、自分たちで出資し、自由な時間で仕事をするといった新たな取り組みの一つであり、現在の厳しい雇用情勢から考えると、法制化により、他の企業等と区別されず平等な環境の中での契約が可能となる。新たな取り組みにより雇用の創出につながるのではないか。また、働きたくても現在の雇用体系では働くことができない人がいる。いろいろな働く場の選択肢があってもいいのではないかとの賛成意見がある一方、本組織は実態が見えず、会社のような最終的な責任者が存在しないと聞く。また、法制化の必要性が理解できないし、現状でふぐあいが生じるのであれば、会社等組織を設立するのが適当ではないかとの反対意見があり、慎重に審査いたしました結果、賛成少数をもって不採択と決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本幸廣君) 総務委員会委員長増田一喜君。               (総務委員会委員長増田一喜君 登壇) ◎増田一喜君 総務委員会に付託されました予算案4件、条例案4件、事件1件、請願1件及び陳情1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第1号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号中、当委員会関係分でありますが、歳入の第21款・市債、第1項・市債、教育債のプール改築事業に関連して、委員から、中学校債の起債の種類について質疑があり、執行部から、第八中学校プール改築事業、千丁中学校プール改築事業及び第八中学校夜間照明施設整備事業に合併特例債を活用しているとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、新市建設計画における合併特例債の発行計画と現在の状況について質疑があり、執行部から、新市建設計画における合併特例債の発行予定総額は160億円としているが、平成22年度末で60億円程度を発行する予定であるとの答弁がありました。  さらに、委員から、計画よりかなり少ないようであるが、今後発行額が伸びる可能性があると理解していいのかとの質疑があり、執行部から、これから学校関連事業が想定されるので、現在の時期としては順調に来ているのではないか。この合併特例債については、他の起債より有利な交付税措置があるので、平成27年度まで全体的な起債状況を考慮しながら発行管理を行っていきたいと考えているとの答弁がありました。  以上のほか、公共投資臨時交付金の内容と本年度の交付総額について、地方バス運行等特別対策補助金の算出方法について、同報系防災通信システム整備・統合事業の完了時期について、生活保護費の受給者数についてなどの質疑、意見があっております。  以上、予算案1件については、議案第15号・平成21年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算、議案第26号・八代市有線テレビジョン放送施設等条例の一部改正について、議案第27号・八代市一般職の職員の給与に関する条例及び八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第28号・八代市職員退職手当支給条例等の一部改正について、議案第29号・八代市営駐車場条例の一部改正について、議案第36号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第9号・関係分とともに慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分でありますが、歳入の第10款・地方交付税について、執行部から、本予算では159億9700万円を計上し、地域活性化・雇用等臨時特例費の新設等により、前年度に比べて8億3700万円の増を見込んでいるとの説明がありました。  そこで、委員から、国の地方財政計画において、地方交付税の伸び率が6.8%になるとの方針が示されているが、本市の今回の地方交付税の予定額と今後についてはどのように見込んでいるのかとの質疑があり、執行部から、地方交付税については、平成21年度決算で、普通交付税、特別交付税ともに、かなりの額を確保することができ、164億円程度と見込んでいる。また、国の地方財政計画において、特に地域活性化、雇用等関連での増額により、地方交付税については6.8%増との見込みが示されているが、配分方式など、まだ不明な点があり、今後の見通しがつかない状況ではあるため、平成22年度の当初予算においては、対前年度比で5.5%の増で予算計上させていただいた。本市においても、国が示した6.8%に近い数字になることを期待しており、見込みを上回る分については、今後の補正の財源にしたいと考えているとの答弁がありました。  また、委員から、地方交付税の算定費目に新設された地域活性化・雇用等臨時特例費の内容について質疑があり、執行部から、今回、国の地方支援対策として、地方交付税が1.1兆円の増額となっているが、そのうち、地域活性化・雇用等臨時特例費9850億円が新設されている。しかし、その単位費用や算出方法については、まだ具体的には決定していない状況である。国の総枠が増額ということから、本市においてもそのあたりを含めたところで、予算上増額させていただいているとの答弁がありました。  次に、歳出の第2款・総務費、第1項・総務管理費、一般管理費の事業仕分け経費に関連して、委員から、事業仕分けについては、義務的経費を除く75事業程度に絞って来年度に実施するということであるが、特定財源がある事業や一般財源化され交付税措置の対象となる事業もあることから、事業の選定方法については基本的にどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、事業仕分けの基本的な考え方としては、平成22年度に事業化されているもののうち、人件費、扶助費、公債費など義務的経費以外の投資的経費、あるいはその他の経費に係る政策的な事業を対象に、各課で自己チェックを行い、その中から全体で75事業程度を目標に事業仕分けを実施したいと考えている。その中には、一般財源化した事業や特定財源による事業があるかもしれないが、それらも含めて事業のあり方について、市民の視点から検討し、取り組んでいく予定であるとの答弁がありました。  また、委員から、前回の当委員会において、事業仕分けにより合併協議での取り決め等について見直すこともあり得るとの説明があっているが、例えば、今回の当初予算においても、旧町村の祭り事業のように、合併協議で継続すると取り決められていた事業が、継続はするものの予算は大幅に減額されるということになっている。(仮称)市民事業仕分け委員会の委員が、そのような各事業の経緯や目的などを本当に理解した上で評価することができるのか、また、先進地とされる直方市の平成20年度の事業仕分けの結果を確認したところ、さきの当委員会での説明よりも廃止という結果の割合が多いようであるが、どうとらえているのかとの質疑があり、執行部から、まず、合併の協議事項については、長い時間をかけて論議されたという経緯を十分承知している。各委員には、そのような対象事業の必要性、目的、現在の実施状況などについて、当然、十分理解していただくことが大前提であり、その中には財源内訳も含まれることになると思うので、執行部としても、その点については精いっぱい努力していきたいと考えている。  また、直方市の状況については、あくまでも事業仕分け委員会としての見解であるが、18の対象事業中6事業と、3割が廃止と評価されたことをこちらでも把握している。ただ、例えば、同じく事業仕分けの先進地である熱海市では、本市の予定対象事業数に近い103の事業を対象にされているが、廃止あるいは民間でやるべきと評価されたのは7事業であり、それ以外は要改善や現行どおりとの評価である。なお、調査可能だった全国41自治体においては、廃止あるいは民間でやるべきとの評価が約2割強であり、継続的にやるべきとの評価が7割程度となっている。今回、本市では初めて事業仕分けを実施するので、どのような結果となるのかわからないが、現在実施している事業は、国の事業と違ってさまざまな限られた財源や補助事業等を受けて実施しているものが多く、3ないし4割も廃止と評価されることにはならないと思われるので、前回の当委員会では、廃止等の比率は低いと考えられると説明したところである。やはり事業の内容を委員にいかに理解していただくかということが最も重要であり、事前の準備をしっかりと行っていきたいとの答弁がありました。  これを受けて、委員から、その仕分け委員に各事業のことを十分に理解いただけるようにするための資料作成は職員が従来の業務に加えて行う作業ということで、大変な事務量になると思うが、費用面も含めてどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、新たな仕組みをつくるという意味では新規の事務ということになるが、当然予算要求等も含めて、事業の必要性、目的等については現在でも整理しながら取り組んでいるので、それを事業仕分け用に再整理して対応したいと考えている。事務量はふえることにはなるが、結果として、それを上回るような効果が期待できるのではないかと考えているとの答弁がありました。  さらに、委員から、これまでの行財政改革における評価と事業仕分けによる評価との位置づけについて質疑があり、執行部から、基本的には事業仕分けもこれまでの事業の見直しも同じと考えており、相違点としては、市民が参加するのが事業仕分けということである。以前から、行財政改革推進本部で施設管理のあり方などについて決定し、各事業についても各部各課で慎重に論議し評価してきたが、これは、これまでの行財政改革の取り組みの中での成果と考えているとの答弁がありました。  以上のほか、農林水産業費県補助金の減額理由について、地方揮発油譲与税の増額と地方道路譲与税の減額との関連について、地方消費税交付金の積算方法について、市町村合併推進体制整備費補助金の性質について、熊本県電源立地地域対策交付金の対象施設について、教育文化センター建設計画の見直しと基金の活用について、記者室業務委託の内容について、市政協力員協議会補助金の内容について、消防ポンプ積載車と小型ポンプの更新基準についてなどの質疑や、来年度、事業仕分けや子ども手当、イメージブランド化戦略など新たな事業が実施され、職員も従来の業務以外の新たな業務に携わることになる。人員削減が進められる中で、やむを得ず時間外勤務が発生することになると思うが、やはり超過勤務が慢性化するということは職場にとっては望ましいことではなく、また、時間外勤務手当も人件費の中で非常に高いウエートを占めているので、全庁的な課題として時間外縮減対策にもしっかりと取り組んでいただきたいとの意見、歳入の地方交付税については、もう少し地域に活力を与えるような事業に活用できるよう予算額を膨らますような見直しをしていいのではないかとの意見があっております。  以上、予算案1件については、採決の結果、可否同数となったため、委員会条例第17条第1項の規定により、委員長裁決の結果、原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第21号・財産の処分についてでありますが、執行部から、これまでの経緯、物件の面積、処分予定価格、契約の相手方などについて説明があり、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、請願第1号・外国人地方参政権付与法案提出に反対する意見書の提出方について、及び平成21年陳情第13号・永住外国人地方参政権付与法案に反対する意見書の提出方について、以上の請願1件、陳情1件につきましては関連がありましたので一括議題として審査をいたしましたが、委員から、本件については国の各政党内でも意見が割れており、地方においても多くの県議会から反対の意見書が提出されている。地方には、数百人の有権者の支持があれば当選できるという小さな自治体もあるので、これは非常に憂慮すべき問題であると思う。また、一方で、帰化という方法があるので、永住外国人が地方参政権を取得するには、その方法によるべきであるとの意見が出され、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって採択と決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(山本幸廣君) 以上で委員長の報告を終わり、次に、少数意見者の報告を求めます。  中村和美君。                   (中村和美君 登壇) ◎中村和美君 自由民主党礎の中村和美です。  少数意見の留保をさせていただきました。  理由といたしましては、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算中、款6・商工費、目3・観光費中、坂本ふるさとまつり事業400万円、せんちょうい草の里まつり事業400万円、ふる郷愛鏡祭事業400万円、東陽しょうが祭事業400万円、泉町特産品まつり事業400万円の5事業予算について、前年比最大で230万円の削減、少なくても75万円の予算削減になり、納得できない。合併前からの旧町村の町おこしのための祭りであり、地元民ならず、他市民との大切な触れ合いの祭りである。伝統あるこの事業に一律400万円の予算は、それぞれに祭りの規模も違うのである。また、予算決定前に、地元の実行委員に相談すべきである。祭りは、人が動き、人が集まることによっての祭りであると本議員は思う。ただ、厳しい市の財政事情や原点に戻り見直すことも大事であることはよく理解しているが、せめて各事業の前年比額の10ないし20%の減額に来年は計画して、実行委員の皆様方に理解してもらう時間が欲しかったと本議員感じ、少数意見の留保理由でございます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山本幸廣君) 次に、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算に対して修正の動議が提出されております。この際、提出者の説明を求めます。  松浦輝幸君。                   (松浦輝幸君 登壇) ◆松浦輝幸君 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  3月議会最終日、本当に貴重な大事な時間でありますが、ちょっとだけ寄り道をお許しを願いたいと思います。何せ今60後半になってもですね、自己完成を目指すじゃなく未完成に向かって努力をいたしている私でありますので、要するに、がらくた、そういう点も御理解願い、お許しを願いたいと思います。あの有名な発明王エジソン、能力1%、99%汗をかく人が偉人である、そういう有名な言葉を残されております。で、私も偉くはありませんけども、議員たる者、宝の光を求めることなく地金の光を求めよ、このことを言っておきます。  ただ、今、日本国、100年に一度しかないと言われるようなデフレ不景気が続いております。我が八代市に対しても定かでないのは十二分に承知をしております。こんなときだからですね、私は、政は派手にやれと言うと非常に誤解を招きますので、戦略的投資としてやっぱり位置づけて考えるべきだと、そのような思いを持っております。  校区の皆さんは、今まで英知を絞りながらですね、特産物のPR、あるいは観光のPR、ありとあらゆる方面からですね、地域活性化のために日々努力をされ、今、祭りの種火であったのが延々と燃えようかなと、盛りになろうかなとしているところだと私は思っております。  執行部の皆さんは、先ほどからありましたように、原点に返って見直そうと。そして、小さい費用で大きな結果をと言われておりますが、私流の原点とは、今まで校区皆さんが種火から延々と炎を燃え上げようとしておられる、そこにですね、いかにして炎を太くしようか、それを考えるのが私は原点だと思っております。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)一口で言うならば、政の予算は削減すべきでない。もし、予算がないとしたら、我々議員の管外研修、それを削減してでもやるべきだ、このような思いを持っております。  横道はここで終わりますが、ただいまから粛々と、私の心を込めて教科書どおりの趣旨弁明に入らせていただきます。  議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算に対する修正の動議、趣旨弁明。  ただいま上程されました議案第6号に対する修正案について、発議者一同を代表し、趣旨弁明を申し上げます。  内容につきましては、別紙修正案のとおり、第6款・商工費、第1項・商工費、目の観光費に計上されております委託料のうち、坂本ふるさとまつり事業400万円を513万円、せんちょうい草の里まつり事業400万円を567万円、ふる郷愛鏡祭事業400万円を461万7000円、東陽しょうが祭事業400万円を547万2000円、泉町特産品まつり事業400万円を427万5000円とし、516万4000円増額し、観光費の総額を2億1184万7000円とし、一方、歳入で、款10・地方交付税159億9700万円を516万4000円増額し、160億216万4000円とし、歳入歳出総額それぞれ495億1256万4000円とするものです。  歳入の地方交付税の増額については、平成22年度の地方財政計画の伸び率が国の6.8%提示に対して、本市は5.5%で算定しておられますが、まだ多額の増額が見込まれ、本市の他の事業計画に対して、今回の増額は影響を及ぼす額ではないこと、また、歳出の増額の理由として、さきの一般質問でも市長は申されましたが、これらの事業についてのいきさつについて理解されておらず、単なる校区の祭りであるとの認識であると言われました。しかし、本来は、地域外からの観光客の流入を図り、地域の活性化、農業の活力の向上が目的であり、それぞれの事業が地域に及ぼす経済波及効果も大きく、また費用対効果も十分出ていること、それに法定協議会において、これらの事業は続けていくとの決定がなされていることから、この目的は維持されなければなりません。  また、これらの大幅減額に際して、地元への相談、了解もなく、一方的に大幅減額され、関係者に大きな不満が生じていることから、今年度の予算は前年度対比10%減を提案し、今後、地元との協議を行っていく必要があると考えます。  よって、今回修正していただくべく提案するものであります。  どうぞこの趣旨を御理解の上、御賛同いただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。(「そのとおり」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で説明を終わり、これよりただいまの委員長報告、少数意見者の報告、修正案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。  討論の通告がありますので、これを許します。  橋本幸一君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)                   (橋本幸一君 登壇) ◆橋本幸一君 自由民主党礎の橋本です。  ただいま上程されました議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算に対する修正動議に対し、賛成の立場から討論を行います。  今回、最大で約37%という大幅減額されているせんちょうい草の里まつり事業、坂本ふるさとまつり事業、ふる郷愛鏡祭事業、東陽しょうが祭事業、泉町特産品まつり事業については、合併前より長い期間にわたり地域の一大観光イベントとして多くの観光客の流入により、地域の活性化に貢献してきたと言えます。(「そのとおりです」と呼ぶ者あり)  今回、上程されたこれらの事業の予算の大幅減額は、地域の皆さん、関係者の皆さんに地域の将来に対して大きな不安を与えています。また、地域との協議、連絡もなく、唐突に、一方的に大幅減額を提示されたことに大きな不満も生じております。市長の言われる市民目線の市政運営からは乖離していると思います。(「そのとおり」「そうだ」と呼ぶ者あり)市長が、さきの増田議員の一般質問で答弁されました校区の祭りであるとの認識がそこにあるかと感じます。そうだとするならば、校区民の親睦、融和を図るのが目的と思います。ならば、予算書には総務費の中で計上されるか、または教育費の社会教育費で計上されるのが筋かと思います。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)観光費で計上されているからには、観光客の流入を図り、いかに産業の活性化を図っていくかが目的であるかと思います。  今回のこれらの事業は、発足当時からこの目的達成のため頑張ってこられた事業であります。その長年の積み重ねの結果、現在の経済波及効果、また費用対効果も上がっているあかしだと思います。そのことから、合併法定協議会でも、これらの事業は地域の産業活性化、地域住民の活力向上のために、引き続き継続していくとの決定がなされたわけですから、この目的は維持されるものと地域の住民の皆さんは認識されておられます。  いかに少ない予算で最大の効果を上げるかを模索することは私も同感ですが、(「そのとおり」と呼ぶ者あり)唐突にゼロベースで見直すと言われても、先ほどの松浦議員の趣旨弁明でありましたが、今まで培ってきた成果は何だったのか理解に苦しむし、そこには地域に不安と不満が生じるのは当たり前かと思います。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)前年度予算から事業目的は維持しながらどう削減できるか、関係団体、地域住民の皆さんと協議しながら削減を進めることが本来の姿と思われますし、それが日ごろ市長が言われる市民目線の市政運営かと思います。  一方、財源についても、先ほど修正動議の趣旨弁明でありました地方交付税の平成22年度の地方財政計画の伸び率からすると、今回のこの動議の修正額は、本市の今年度の事業に影響を及ぼすような問題となる額では全くございません。  以上のことから、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算に対する修正動議に対し、賛成の立場での討論といたします。(「よう言うた」「そのとおり」「いいぞ」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 大倉裕一君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)                   (大倉裕一君 登壇) ◆大倉裕一君 平成22年度八代市一般会計予算の修正案に反対し、予算原案について賛成の立場で討論を行います。  これまで八代市は、少子高齢化の進行による対応や多様化する住民ニーズに的確に対応していくため、行財政改革の取り組みを進め、補助金の一律カットなど支出の削減と行政のスリム化を進めてきました。金融危機に端を発した経済の低迷は、依然として深刻な状況にあり、本市においても景気への影響が顕著にあらわれている状況にあります。  本市においても厳しい歳入状況が今後も見込まれており、歳入に見合った歳出にしていく必要があり、さらなる行財政改革が求められています。行政は、常に最小の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないとの考えに基づき取り組まれ、現在行っている事業を行政の視点だけではなく、市民の視点でも評価を行い、ゼロベースからの見直しを行うことは大切なことであり、平成22年度の新規事業である事業仕分けは、まさに的を射た取り組みであり、高く評価するものであります。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  また、旧町村の祭り事業への補助金は、市町村合併法定協議会での確認事項を尊重し、平成18年度から変更されないまま4年間同じ金額を補助してきました。泉町特産品まつり総事業費564万円、うち補助金475万円、せんちょうい草の里まつり総事業費750万円、うち補助金630万円、東陽しょうが祭総事業費754万円、うち補助金608万円、ふる郷愛鏡祭総事業費640万円、うち補助金513万円、坂本ふるさとまつり総事業費805万円、うち補助金570万円。以上のように、総事業費に対する補助率は70%を超えており、各祭りの収支状況を拝聴すると、芸能人などに対する支出が補助金の約半分を占めている状況がうかがえます。  事業費は、一般財源を財源として捻出されるものであります。不景気だから盛大に祭りを行い、地域のにぎわいや地域の振興をという考えのもと、祭り事業の補助金を増額との考えもわかりますが、補助の財源となる収入が非常に厳しく、今後も不透明な現在の状況においては、むしろ、これまで培ってきた経験をどう生かし、限られた予算の中で地域の魅力を十分生かし、特色ある祭りをどのように盛り上げていくか、知恵を出し、汗をかき、一歩踏み込んで考え直す時期にあると考えます。(「そのとおり」など呼ぶ者あり)  予算作成におけるプロセスについても異議を唱えておられたようですが、今回の予算案については、各支所の担当課に予算が不足する場合は増額も検討できると申し添えられたものの、支所からの増額の要望はなかったと聞き及んでおります。予算作成における行政手続を怠っているものとは考えにくいところであります。  氷川町におきましては、桜まつりと火の君まつりを平成21年度統合し、町民の融和づくりを趣旨として、新たな祭りの一歩を踏み出したとも聞き及んでおり、創意工夫が凝らされております。過去4年間、祭りの公益上の必要性を本議会でも認めてきたのも事実であります。旧町村の祭り事業による地域のにぎわいや地域振興を初め、地域住民同士の交流など、その成果は一定の成果を上げてきたものと理解するところです。  そのような中において、市町村合併後5年目に当たり、祭りの補助金を400万円の一律に減額しての提案は、祭りそのものの事業費や事業内容を精査する上でよい機会であること、行政として均衡ある発展を目指す視点や補助金の妥当性を考えるよい機会であると考えます。補助金という性質上、客観的にも公益上必要であると認められなければなりません。補助金が削減されたことにより、さまざまな課題が出てくることは想定するところでありますが、その課題を地域住民の皆さんと一体となり、知恵を出し合い、汗を流し合い、解決していく姿そのものが今後進展が予想される住民自治の姿であり、その礎になるものと考えます。  このような視点が、この予算原案に織り込まれていると判断し、賛同するものであります。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  以上の理由により、祭り事業の補助金を含みます議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算につきましては、修正案に反対し、予算原案に賛成するものであります。  以上、討論といたします。(「委託料と補助金の間違いでしょ」「補助金じゃなか」「補助金じゃなかっですよ、委託料ですよ」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 笹本サエ子君。
                     (笹本サエ子君 登壇) ◆笹本サエ子君 4点にわたって討論を行います。  まず、議案第1号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号に反対討論を行います。  第8号には、日奈久埋立地を場外馬券場として日本中央競馬会に売り払う金額を歳入として6億7200万円、歳出として市が土地開発公社から土地を買い戻す金額を3億7048万9000円、残りを財政調整基金積立金として3億151万1000円が盛り込まれています。  私は、市民の税金を使った埋立地がギャンブル性の濃ゆい事業に使われるべきではないと考えています。一般質問でも紹介しましたが、ネットや携帯での馬券購入が5割を超す中で、日本中央競馬会はネット銀行と提携し、馬券購入を促進する宣伝キャンペーンを展開し、かけごとを促進しています。テレビ局もギャンブル依存症を放映し、その中で世界保健機構も著しく重い心的病変として新たなケアを呼びかけています。  私は、温泉地で場外馬券場を誘致した山梨県石和町と山口県小郡町を視察いたしましたが、いずれも個人の土地でした。石和町の地域衰退から考えても、温泉地日奈久には場外馬券場はふさわしくないと考えています。  あわせて、議案第21号・財産の処分は、日奈久の一等地である土地を馬券場設置を目的とした日本中央競馬会への売買契約であり、反対いたします。  以上申し上げまして、議案第1号と議案第21号に反対する討論といたします。  次に、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算に賛成討論を行います。  本予算には、川辺川ダム建設促進協議会負担金が盛り込まれております。福島市長におかれましては、川辺川ダム建設反対を明確にされるとともに、さきの10月20日の私の一般質問で川辺川ダム建設促進協議会の対応を求めた際に、市長は、協議会の役割の一つに五木村の再生があり、協議会の名称と目的を変更する要求をしていきたい、例えば、治水対策協議会などと答弁いただきました。私は、そのことを評価しております。また、荒瀬ダム撤去に関しては、市長の政治市政は一貫しております。  次に、子供の医療費問題では、ゼロ歳から就学前の入院、通院にかかわる医療費の一部負担を全額助成する予算が盛り込まれました。一歩前進だと受けとめております。しかし、本予算の提案理由説明で、昨年の市長選挙の際掲げたマニフェストと八代市総合計画前期基本計画に掲げた5つの重点プロジェクトの推進を図るために、積極的な取り組みを進めるとありました。重点プロジェクトの3番目には、子どもが健やかに育つプロジェクトが掲げられ、子育て世代が安心して子育てできる環境づくりをすすめ、未来を担う子どもたちが健やかに育つまちづくりをすすめますとあります。市民から見て一番わかりやすいのは、子供の医療費も無料化することです。私は、八代市総合計画の前期基本計画に、市長の公約である小学校3年生までの医療費無料化を盛り込み、直ちに予算化されることを求めます。  次に、事業の必要性や効率化を図るために、市民目線で事業仕分けを実施するための経費が123万2000円提案されています。市民の目線とは何でしょうか。私は地方自治体の役割である市民の暮らし、福祉を守るために、市民の納得と合意に基づく税金の使い方が求められていると考えます。  民主党政権のもとでの事業仕分けについては、国民の間では期待の声もありましたが、同時に事業仕分人の中には自公政権のもとで構造改革を推進した人物も含まれ、批判の声が上がりました。こうした教訓も十分踏まえながら具体化されることを強く求めて賛成討論といたします。  次に、請願第1号及び平成21年陳情第13号は、いずれも永住外国人地方参政権付与法案に反対する意見書の提出方であります。委員長報告は採択でありますが、私は請願第1号及び平成21年陳情第13号に反対の立場から討論を行います。  民主党政権になって、外国人の地方参政権問題が注目されています。外国人に地方参政権を付与しようという要求や運動が日本国内で高まり始めたのは1980年代後半からです。決定的になったのは、1995年2月に下された最高裁判決でした。その内容は、外国人に地方参政権を付与するのは憲法で禁止されていないというものでした。私は、地方政治は本来すべての住民の要求にこたえ、住民に奉仕するために、住民自身の参加によって進めなければならない。外国籍であっても地方自治体で住民として生活し、納税を初めとする一定の義務を負ってる人々が住民自治の担い手となることは憲法の補償する地方自治の根本精神とも合致すると考えています。  また、諸外国ではOECD加盟国30カ国中26カ国が参政権を認めています。国内においても、参政権を求める意見書を採択した自治体が964自治体で、52.1%に達しています。この請願及び陳情は、参政権を認めない根拠として、憲法第15条の「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」を上げておられますが、固有の権利とは、国民にだけしか与えてはならない権利ということを意味するのではなく、国民から奪ってはならないと解釈されています。ですから、永住外国人に参政権を付与することを禁じた条項と解釈すべきではありません。それに憲法で国民と明記されている条項には、納税の義務のように外国人を対象にしたものもあります。  以上のことを申し上げまして反対討論といたします。 ○議長(山本幸廣君) 幸村香代子君。                  (幸村香代子君 登壇) ◆幸村香代子君 平成21年陳情第9号・「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書の提出方について、委員長報告では不採択でしたが、私は、これを採択し、国に対して意見書を提出することが必要だと考え、討論を行います。  協同労働とは、地域に必要とされている仕事を興し、地域社会に貢献していくという目的のもと、同じ思いで働く人たちが協同組合をつくり、ともに出資し、ともに働き、ともに経営するという働き方です。八代市でもこの働き方を選択した方たちがいます。それは、地域で必要とされていた福祉のサービスを担おうという人たちが集まり、みんなで出資をして団体を設立しました。どのような内容の仕事をするのか、どのような働き方をするのか、利益の分配はどのようにするのかなど、みんなで話し合い、みんなで決めていきます。合議制が原則です。  これまでの雇用する側と雇用される側というような支配的な雇用関係が一般的な社会から見れば、一見責任の所在が不明瞭なものに見えがちですが、決してそのようなことはなく、出資に伴い、経営者でもあり労働者でもあるわけですから、真剣に異見を闘わせ、決定に責任を負うという高い意識を持つ仕組みがつくられています。  また、先ほども述べましたように、働き方も自分たちで決めますから、時間いっぱい働く人もいますが、子育て中の人は幼稚園のお迎えの時間までだったり、車の運転が苦手な人は内部の仕事を担ったり、その年齢や体力、家庭の状況に合わせて自分のできる働き方を出し合い、話し合いによって決定されていきます。仕事に対する責任はきちんと果たすということを前提に、多様な働き方を認め合いながら、しなやかに支え合う仕組みです。このような協同労働の働き方が福祉や食、農業の分野を中心にふえています。  今、構造改革が招いた貧困と格差の拡大、加えて景気の低迷は市場経営の行き詰まりを見せています。既存の働き方に加え、協同労働という出資、経営、労働が一体となった働き方を促し、労働市場を広げることは、多様な人たちの働く場を確保し、景気対策としても有効なものです。また、利益のみを追求するのではなく、ともに支え合う社会づくりや誇りのある仕事をみんなで支えるというこの働き方は、地域のニーズにこたえ、暮らしや命にかかわる社会的セーフティーネットの受け皿になると考えられます。  今回、法制度の速やかな制定を望まれている背景には、現在、協同労働の法制度の裏づけがないために社会的な信用が得にくく、事業の継続や拡大に苦労をしている実態があるからです。現行の中で法人格をとる場合には、非営利団体・NPO法人は、理念に近いのですが、事業展開が難しく、企業組合は、出資はできるけれど、株式会社を目指した営利組織であるために理念が異なります。しかし、違和感を持ちながらも法人格をとるために現行のNPOや企業組合の選択を余儀なくされている状況があります。法制定には、このような現実を打破し、ありのままに働きたいというたくさんの人たちの思いがあります。  現在、国に対して協同労働の法整備を求める動きが全国的に進んでおり、この3月定例議会でも各自治体で次々と陳情が採択され、意見書の提出が決議されています。3月20日現在、739の自治体で採択されています。また、2008年11月14日開催の全国市議会議長会での要望事項にも確認されており、国においても、189名の超党派の議員で議員連盟が設立されて議論が進められています。  そこで、本八代市議会においても、この動きに連動して一日も早い法整備が行われるよう、国に対して意見書の提出を行うことが必要であると考えます。  以上が、私がこの陳情に賛成する趣旨であります。御理解をいただきまして、皆様の賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上をもって陳情に対しての賛成討論といたします。(「よし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 村上光則君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)                   (村上光則君 登壇) ◆村上光則君 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  討論のお許しをいただきましたので、私は、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算の修正案について反対し、原案に賛成の立場で討論をいたします。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)  私たちを取り巻く社会情勢は、今まさに激動の時代であります。我が国の経済は、世界同時不況の影響から脱却し切れないまま、依然として厳しい状況が続いています。さらに、急速に加速する少子高齢化や人口減少社会に加え、地球温暖化などが原因とされるさまざまな自然災害は年々深刻化をしております。課題が山積している状況です。  本市におきましても、景気低迷による市税収入の落ち込みなど厳しい財政状況の中で、最小の経費で最大の効果を上げなければならないことは言うまでもなく、将来に過度な負担を残さないようにすることは、我々の最低限の務めであります。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  そのような中、市長が本議会の提案理由の説明で所信表明された過去の諸事業を見直す事業仕分けは、まさに的を得たものであり、また旧町村における祭りの事業費削減についても、合併後4年経過した今、一度立ちどまって考え直すことは当然のことであると思います。(「そのとおり」など呼ぶ者あり)このことは、今後も継続して実施しいくことを前提に、原点に立ち返って内容を検証し、創意工夫を行うことにより地域の特色を生かした祭りにしようというのが趣旨であると考えます。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)旧町村で行われているお祭りは、観光振興のみならず地域の活性化や地域住民との触れ合いを図る祭りとして重要な役割を担っていることは市長も十分認識をされており、次なる飛躍へ向けた苦渋の決断であったと思います。(「そのとおり」など呼ぶ者あり)  私は、地域の皆さんと行政が一体となって知恵を出し合い、祭りをつくり上げていくことが本来のあるべき姿であり、このことが本当の意味での市民協働のまちづくりや将来的な住民自治に発展していく基礎となるものであると思います。  このようなことから、予算原案を通過させ、多くのお客様に八代に来ていただき、これまで以上に地域のにぎわいにつながるよう行政と住民が一緒になって努力をしていただくとともに、さまざまな課題があると思いますが、それらの課題がよりよい方向に解決していくよう私たち議員も協力していかなければなりません。(「お願いします」と呼ぶ者あり、笑声)  どうぞこのことを御理解いただきますようお願いいたしまして、原案に賛成し、修正案に反対討論といたします。(「ようでけた」「全事業見直さるっぞ」と呼ぶ者あり、笑声) ○議長(山本幸廣君) ほかにありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議案第1号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第8号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(山本幸廣君) 起立多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第2号から同第5号まで、すなわち  平成21年度八代市後期高齢者医療特別会計補正予算・第2号、  同 介護保険特別会計補正予算・第3号、  同 公共下水道事業特別会計補正予算・第4号、及び  同 診療所特別会計補正予算・第2号、  以上4件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本4件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 次に、議案第6号・平成22年度八代市一般会計予算の採決に入ります。  まず、本案に対する松浦輝幸君外2名から提出されました議案第6号に係る修正案について、起立により採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。                    (賛成者 起立) ○議長(山本幸廣君) 起立少数、よって本修正案は否決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 次に、原案について、起立により採決いたします。  原案に賛成の諸君の起立を求めます。                    (賛成者 起立) ○議長(山本幸廣君) 起立多数、よって議案第6号は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第7号から同第8号まで、すなわち  平成22年度八代市国民健康保険特別会計予算、及び  同 老人保健医療特別会計予算、  以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第9号・平成22年度八代市後期高齢者医療特別会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第10号から同第14号まで、すなわち  平成22年度八代市介護保険特別会計予算、  同 公共下水道事業特別会計予算、  同 簡易水道事業特別会計予算、  同 農業集落排水処理施設事業特別会計予算、及び  同 浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算、  以上5件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本5件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第15号から同第16号まで、すなわち  平成22年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算、及び  同 診療所特別会計予算、  以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第17号から同第18号まで、すなわち  平成22年度八代市久連子財産特別会計予算、及び  同 椎原財産区特別会計予算、  以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手多数、よって本2件は原案のとおり可決されました。
               ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第19号から同第20号まで、すなわち  平成22年度八代市水道事業会計予算、及び  同 病院事業会計予算、  以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第21号・日奈久平成町1番13に係る財産の処分については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手多数、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第22号・藤ノ谷線に係る市道路線の認定については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第23号から同第24号まで、すなわち  郡築小学校体育館改築工事、及び  第二中学校校舎改築工事に係る契約の締結について、  以上2件については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本2件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第25号・八代市松中信彦スポーツミュージアムに係る指定管理者の指定については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第26号・八代市有線テレビジョン放送施設等条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第27号から同第28号まで、すなわち  八代市一般職の職員の給与に関する条例及び八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、及び  八代市職員退職手当支給条例等の一部改正について、  以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本2件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第29号から同第31号まで、すなわち  八代市営駐車場条例の一部改正について、  八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について、及び  八代市立小学校設置条例の一部改正について、  以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。           ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第32号から同第35号まで、すなわち  八代市松中信彦スポーツミュージアム条例の一部改正について、  サンライフ八代条例の一部改正について、  八代市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、及び  八代市水道事業審議会条例の制定について、  以上4件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本4件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 議案第36号・平成21年度八代市一般会計補正予算・第9号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                    (賛成者 起立) ○議長(山本幸廣君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 次に、請願・陳情の採決を行います。  請願第1号・外国人地方参政権付与法案提出に反対する意見書の提出方について、及び  平成21年陳情第13号・永住外国人地方参政権付与法案に反対する意見書の提出方について、  2件については、委員長の報告どおり、これを採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手多数、よって本2件は採択することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 平成21年陳情第9号・「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書の提出方については、委員長の報告は不採択であります。よって、陳情本件について採決いたします。  本陳情を採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手少数、よって本件は不採択と決しました。            ───────────────────────── △日程第40 ○議長(山本幸廣君) 日程第40・議案第37号・人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とし、これより提出者の説明を求めます。  市長福島和敏君。                 (市長福島和敏君 登壇) ◎市長(福島和敏君) 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  ただいま上程されました議案の説明の前に一言申し上げます。  昨日、興人八代工場の作業場兼倉庫を全焼する火災が発生をいたしました。大変な火災にもかかわらず、けが人がなかったことは幸いでありました。同工場の一日も早い復旧をお祈りしたいと思いますし、また、周辺住民の皆さん方にも心からお見舞いを申し上げます。  それでは、提案理由の説明を申し上げます。  議案第37号の人権擁護委員候補者の推薦については、人権擁護委員1名が平成22年6月30日をもって任期満了となりますので、丁畑正敏氏を新たな候補者として、人権擁護委員法の規定に基づき、議会の御意見を聞いて法務大臣に推薦しようというものです。  丁畑氏は、昭和45年から平成19年3月まで県立高校の教諭を務められ、平成20年11月からは保護司として活躍され、また社会の事情に通じ、広い見識を有する方で人権擁護委員として最適であると考え、提案しています。  何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(山本幸廣君) 以上で提出者の説明を終わり、これより質疑を行います。質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(山本幸廣君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案1件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議案第37号・丁畑正敏君を人権擁護委員候補者に推薦するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(山本幸廣君) 起立全員、よって本件は同意するに決しました。            ───────────────────────── △日程第41 ○議長(山本幸廣君) 日程第41・発議案第1号を議題とし、これより提出者の趣旨弁明を求めます。  中村和美君。
                      (中村和美君 登壇) ◎中村和美君 こんにちは。  ただいま上程されました発議案第1号・健康保険八代総合病院の機能充実・強化を求める意見書案について、発議者一同を代表しまして趣旨弁明を行います。  内容につきましては、別紙発議案記載のとおりでありますが、八代総合病院は、開院以来、地域の医療機関として中心的な役割を果たしており、なくてはならない病院となっています。しかし、病院建設後45年が経過し、施設老朽化や狭隘化が進み、現在の設備では2次救急医療機関としての機能や役割が十分に果たされているのか危惧する状況にあります。  そのような中、昨年、八代白百合学園高校が中心市街地から郊外へ移転をし、その跡地に新たな八代総合病院の建設が計画され、準備が進められているところでありましたが、今現在、足踏み状態であると聞いています。  全国的な景気低迷の中、有効求人倍率の低下や失業率の上昇など、社会を取り巻く環境は回復の兆しが見えない状況にあり、また、各自治体においても厳しい財政状況となっており、本市も例外ではありません。  町が衰退していく要因の一つに公共施設がなくなること、いわゆる学校がなくなること、病院がなくなることがあると言われております。現在の八代総合病院建てかえ計画の停滞は、このような町の衰退につながりかねないと考えます。  よって、本市議会といたしましても、地域住民が安心して暮らすことができる地域医療体制の充実強化を図り、加えて隣接する中心市街地発展にも寄与できる最新医療機能を備えた八代総合病院の建てかえが早期に実現するよう、国及び政府に対し強く要望する必要があると考え、意見書案を提出した次第であります。  議員各位には、この趣旨を御理解いただき、満場一致で賛成いただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願い申し上げます。(「よし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより本件に対する質疑を行います。質疑ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(山本幸廣君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案1件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  発議案第1号・健康保険八代総合病院の機能充実・強化を求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 報告いたします。  本日、増田一喜君外8名から、発議案第2号・永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書案が提出されました。 ○議長(山本幸廣君) お諮りいたします。  この際、日程に追加し、本件を議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  発議案第2号を議題とし、これより提出者の趣旨弁明を求めます。  増田一喜君。                  (増田一喜君 登壇) ◎増田一喜君 ただいま上程されました発議案第2号・永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。  本案は、先刻、関連の請願・陳情が採択されましたので、それを審査いたしました関係委員会の私どもが発議したものであります。なお、採択されました2件の請願・陳情は、ともに同一趣旨のものであることから、願意を取りまとめ、1つの意見書として発議することといたした次第であります。  内容につきましては、別紙発議案記載のとおりでありますが、我が国には永住権を持つ外国人約91万人が生活しており、地域に密接な関係を持つに至っていることから、地方公共団体の意思決定に参加させるべきであるとして、この永住外国人に地方参政権を付与しようとする動きがあります。  しかしながら、日本国憲法は、第15条において、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」と規定し、また、第93条第2項においても、「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する。」と規定しています。さらに、同項中の住民の解釈として、平成7年2月の最高裁判所判例は、地方公共団体の区域内に住所を有する日本国民を意味するものと解するのが相当であるとしていることから、日本国民ではない永住外国人に対し、地方公共団体の長及び議会の議員の選挙権を付与することは、憲法上、問題があると言わざるを得ません。  また、国籍法は、第4条において、外国人は、帰化によって、日本の国籍を取得することができると規定しており、永住外国人が憲法に基づく参政権を取得するためには、国籍法に定める帰化によるべきものと考えます。  よって、国及び政府に対し、永住外国人への地方参政権付与に関する法律を制定することのないよう強く要望する必要があると考え、意見書案を提出した次第であります。  どうかこの趣旨に御理解いただき、満場一致御決定をいただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。  よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山本幸廣君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより本件に対する質疑を行います。質疑ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(山本幸廣君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案1件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。討論ありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  発議案第2号・永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                    (賛成者 挙手) ○議長(山本幸廣君) 挙手多数、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── △閉会中継続審・調査の件 ○議長(山本幸廣君) 次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  別紙、閉会中継続審査・調査申し出のあった案件のとおり、  建設環境委員会委員長から、  所管事務調査2件、  文教福祉委員会委員長から、  請願1件、所管事務調査2件、  経済企業委員会委員長から、  所管事務調査2件、  総務委員会委員長から、  陳情2件、所管事務調査2件、  議会運営委員会委員長から、  議会の運営に関する事項、  議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、  議長の諮問に関する事項、  以上14件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  本申し出のとおり決するに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。           ───────────────────────── △日程第42 ○議長(山本幸廣君) 日程第42・会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に福嶋安徳君、亀田英雄君を指名いたします。            ───────────────────────── ○議長(山本幸廣君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ○議長(山本幸廣君) 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長福島和敏君。                 (市長福島和敏君 登壇) ◎市長(福島和敏君) 閉会に当たりまして、一言御礼を兼ねてごあいさつを申し上げます。  去る3月2日から始まりました定例市議会において、平成22年度予算を初め、多数の重要議案について、議員各位には慎重な御審議を賜り、提案しました全議案について原案どおり御賛同いただき、まことにありがとうございました。  また、本日追加提案いたしました議案についても、御同意を賜りましたことに対し、心から御礼を申し上げます。  ここに成立を見ました平成22年度予算によりまして、市政各般にわたり施策を推進し、本市の発展と市民福祉の向上に向けて全力を挙げて取り組んでまいります。  なお、本会議あるいは委員会を通じて議員各位から賜りました御意見、御要望については、十分これを尊重し、検討しまして、市政の運営に万全を期しまして、また予算の執行についても慎重を期してまいります。  議員各位には、健康に十分留意され、今後とも市政の運営に一層御協力を賜りますようお願い申し上げて、閉会に当たりましてのごあいさつにしたいと思います。  まことにありがとうございました。 ○議長(山本幸廣君) これをもって平成22年3月定例会を閉会いたします。                 (午後4時30分 閉会) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     平成22年3月23日
                  八 代 市 議 会 議 長   ________________                             ( 山  本  幸  廣 )               同  副  議  長   ________________                             ( 田  中     茂 )               同    議    員   ________________                             ( 福  嶋  安  徳 )               同    議    員   ________________                             ( 亀  田  英  雄 )...