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旧八代市 平成 8年 9月定例会−09月02日-01号

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  1. 八代市議会 1996-09-02
    旧八代市 平成 8年 9月定例会−09月02日-01号


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    最終取得日: 2021-09-15
    旧八代市 平成 8年 9月定例会−09月02日-01号旧八代市 平成 8年 9月定例会          ────────────────────               主  要  目  次     1.市長提出案件6件・説明…………………………4          ────────────────────         平成8年9月八代市議会定例会会議録(第1号) ・平成8年9月2日(月曜日)          ──────────────────── ・議事日程(第1号)                    平成8年9月2日(月曜日)午前10時開議  議長の諸報告  第 1 会期の決定  第 2 議第53号・平成7年度八代市水道事業会計決算  第 3 議第54号・平成7年度八代市病院事業会計決算  第 4 議第55号・平成8年度八代市一般会計補正予算・第2号  第 5 議第56号・平成8年度八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第1号  第 6 議第57号・平成8年度八代市水道事業会計補正予算・第1号  第 7 議第58号・八代市行政手続条例の制定について          ────────────────────
    ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.休会の件(9月3日から同6日まで)          ──────────────────── ・ 出席議員及び欠席議員の氏名 (1)出席議員(32人)    1番 福 田 富 雄 君      2番 上 野 茂 満 君    3番 中 村 義 一 君     4番 田 中   安 君    5番 今 田 智 徳 君     6番 寺 田 親 晴 君    7番 栗 原 伸 安 君     8番 藤 井 次 男 君    9番 田 中 靖 二 君    10番 宮 本 安 信 君   11番 橋 本 徳 雄 君    12番 白 石 哲 哉 君   13番 中 村 和 美 君    14番 谷 口 一 男 君   15番 沢 田 行 雄 君    16番 松 永 久 彦 君   17番 松 本 元 善 君    18番 山 田 栄 一 君   19番 泉   正 治 君    20番 前 田   慧 君   21番 梅 田 玲 子 君    22番 渡 辺 俊 雄 君   23番 山 本 幸 廣 君    24番 小 薗 純 一 君   25番 氏 家 正 則 君    26番 木 田 哲 次 君   27番 友 田 昭 一 君    28番 井 山 九洲男 君   29番 桶 本 真一郎 君    30番 副 島 郁 朗 君   31番 浦 川 博 邦 君    32番 前 田 秀 康 君 (2)欠席議員(なし)          ──────────────────── ・ 説明のために出席した者の職氏名 (1)長               (3)水道事業  市     長  沖 田 嘉 典 君    理事兼水道局長  藤 本 一 司 君   助     役  井 村 郁 雄 君  (4)病院事業   企 画財政部長  真 開 純 雄 君    参与兼病院事務長 高 橋  一 君   秘書広報課長  山 中 健 二 君  (5)教育委員会   財 政 課 長  小 嶋 宣 雄 君    委     員  小 柳 洋 一 君   行 政管理部長  田 中  忠 君     教  育  長  水 本 正 和 君   市 民 部 長  緒 方 一 博 君     教 育 部 長  金 丸 純 久 君   環 境 部 長  山 本 保 生 君      庶 務 課 長  江 崎 眞 通 君   健康福祉部長福祉事務所長     (6)農業委員会           垣 田 美 彰 君    会     長  満 田 繁 光 君   産 業振興部長  永 江 明 久 君   建 設 部 長  石 村 勝 美 君  (7)選挙管理委員会 (2)収入役               委  員  長  上 田 義 光 君   収  入  役  上 村 正 勝 君  (8)監査委員                      委     員  澤 村 達 良 君          ──────────────────── ・ 職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名   事 務 局 長  保 田 光 義 君   次        長  田 中 昭 則 君   主     幹  松 山 俊 哉 君   議 事 調 査 係 長  桑 崎 雅 介 君   庶 務 係 長  國 岡 雄 幸 君   主       任  土 谷  武 君   主     任  永 原 博 英 君   主   事   補  津川 恵美子 君          ────────────────────             (午前11時03分 開会) ○議長(福田富雄君) これより平成8年9月定例会を開会いたします。          ──────────────────── △議長の諸報告 ○議長(福田富雄君) 諸般の報告をいたします。   本日、市長から議案6件が送付され、受理いたしました。   その余の報告は、朗読を省略いたします。          ──────────────────── ○議長(福田富雄君) これより本日の会議を開きます。          ──────────────────── △日程第1 ○議長(福田富雄君) 日程第1・会期の決定を議題といたします。 ○議長(福田富雄君) お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月25日までの24日間といたしたいが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田富雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。          ──────────────────── △日程第2〜7 ○議長(福田富雄君) 日程第2から日程第7まで、すなわち議第53号から同第58号までの議案6件を一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。  市長。             (市長沖田嘉典君 登壇) ◎市長(沖田嘉典君) 本日、9月定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私ともに大変お忙しい中にもかかわりませず御出席をいただき、厚くお礼を申し上げます。  さて、本議会に提案いたしております案件は、平成7年度水道事業及び病院事業会計の決算案件2件、平成8年度一般会計補正予算など予算案件3件、条例案件1件の合計6件でございます。  水道事業及び病院事業会計の決算につきましては、それぞれ決算事務が完了し、監査委員の決算審議も終了いたしましたので、これらの認定をお願いするため提案いたしております。  補正予算につきましては、国・県支出金の内定、その他緊急を要する経費として、一般会計では9億2100万円を追加し、補正後の予算の総額を322億7260万円といたしておりますが、その主なものについて申し上げますと、民生費では、今夏、全国規模で発生し、社会問題化しておりますO−157対策に要します経費を、衛生費では、市民の要望にこたえるべく小型合併処理浄化槽設置に対する補助金の追加を、農林水産業費では、本市の基幹作物の一つでありますイグサ産業の振興を図るためのイグサ株分け施設・同移植機の導入に対する補助金や、米の生産調整を円滑に推進するための生産調整とも補償事業に対する補助金、また県産木材のブランド化を図るため、熊本県森林組合連合会がことしから2カ年事業で本市の港町に建設する木材加工施設に対する補助金をそれぞれ計上いたしております。  土木費では、八代駅前を市民やJRの利用者等に親しまれるポケット広場として整備する経費のほか、緑の回廊線・麦島線・八の字線整備事業について、国の補助内示に合わせてそれぞれ事業費の補正をいたしますとともに、八千把地区における良好な市街地形成を図るため、土地区画整理事業の調査費を計上いたしております。  教育費では、民生費と同じくO−157対策経費のほか、老朽化しております松高幼稚園を移転新築するための用地取得・造成費などを、災害復旧費では、去る7月の集中豪雨により発生いたしました河川災害の復旧に要する経費を措置いたしております。  次に、公共下水道事業特別会計では、過去に借り入れた高利率の市債を低利に借りかえするために所要の措置をいたしております。  次の水道事業会計では、公共下水道事業及び県営土地改良総合整備事業に伴います配水管の移設に要する費用を追加いたしております。  条例案件は、本市の条例等に基づく処分の際の手続等について、行政手続法第38条の趣旨にのっとり、所要の条例を制定するものでございます。  以上、簡単に提案の趣旨を申し述べましたが、詳細につきましては企画財政部長などをして説明をいたさせますので、何とぞ慎重御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(福田富雄君) 企画財政部長。             (企画財政部長真開純雄君 登壇) ◎企画財政部長(真開純雄君) ただいま提案されました案件につきまして、決算案件を除き順次その概要を御説明いたします。  まず、議第55号・八代市一般会計補正予算・第2号でございます。  1ページに総括的事項を記載しております。第1条で、今回9億2100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を322億7260万円といたしております。  第2条は、債務負担行為の補正でございます。内容は5ぺージになりますが、1の追加では、高田公民館の敷地拡張に伴う用地取得・造成などを土地開発公社へ委託することといたしております。2の変更では、八代城跡堀浄化事業におきまして、文化財の協議や設計業務が予定より早く整いましたので、8年度に事業費を増額するため限度額を変更するものでございます。  第3条は、地方債の補正でございます。内容は、同じく5ページになりますが、1の追加で、松高幼稚園建設に伴う用地取得等、及び7月3日の集中豪雨による災害復旧に係る起債を追加するとともに、2の変更では、都市計画事業臨時地方道整備事業地方特定道路整備事業など、事業費の変更に伴い起債限度額を変更いたしております。  次に、歳出の主な内容について御説明申し上げます。  18ページ、第2款・総務費でございますが、一般管理費におきまして、県下市長会の八代開催に係る負担金、また財産管理費では、国道3号線自・歩道建設に伴います補償費を計上いたしております。  次は、第3款・民生費でございます。  老人福祉対策費の246万円は、シルバー人材センターの作業所を旧八代校区集会所敷地内に設置する経費でございます。  次の社会福祉施設費は、おおぞら授産所でのO−157食中毒対策として、原材料及び調理済み食品保存のため、冷凍庫などを購入する経費でございます。  社会福祉対策費では、社会福祉会館の設備修理費及び老人クラブ連合会など福祉団体への助成金のほか、地域福祉基金の利子を活用して行うボランティア団体の助成等の経費を計上いたしております。  20ページの保育所費は、公立保育園8園のO−157食中毒対策として、原材料及び調理済み食品保存のため、冷凍庫などを購入する経費でございます。  次は、第4款・衛生費でございます。
     生活環境総務費は、小型合併処理浄化槽の需要の増加に伴う追加でございまして、特定財源として国・県の補助金を予定いたしております。  公害対策費の46万2000円は、10月26日実施予定の子供自然環境体験学習会、及び今年度発足しました地域環境計画推進プロジェクトの先進地視察に要する経費でございます。  し尿処理費では、衛生処理センターの高架給水塔が老朽化しているため、これを撤去するとともに、給水設備の改修に要する経費を計上いたしております。  続きまして22ページ、第5款・農林水産業費でございます。  農業振興費では1956万6000円を計上いたしております。これはイグサ生産における作業の省力化及びコスト削減を図るための農業生産体制強化総合推進対策事業に対する補助金で、特定財源として同額の県補助金を予定しております。  水田営農活性化対策推進事業費6662万5000円は、米の生産調整の実施に伴う経済的不利益等生産者相互で補償し合う「とも補償」による新生産調整推進対策事業に対する補助金で、特定財源として同額の県補助金を予定しております。  林業振興費は、木材供給圏確立型林業構造改善事業として、熊本県森林組合連合会が木材の品質及び価格の安定化を図るための加工施設を港町の八代木材共販所跡地に建設するための補助金など2億7711万8000円を計上いたしております。特定財源として県補助金を予定しております。  次は24ページ、第6款・商工費でございます。  商工振興費は、八代高等職業訓練校が実践的な職業訓練を行うためにパソコン10台を買いかえるための補助金でございます。  勤労福祉会館管理費は、キュービクルの塗装に要する経費でございます。  次は、第7款・土木費でございます。  建築総務費は、市庁舎の耐震診断業務を委託する経費で、特定財源として国・県の補助金を予定しております。  26ページ、道路新設改良費の1727万2000円は、八代駅前線道路改良事業において歩道整備を行うもので、特定財源として市債を予定しております。  街路事業費では、2億0449万6000円を計上いたしております。緑の回廊事業で、国の補助内示の確定に伴い4000万円の追加を行っております。八代駅前線道路改良事業では、国の地方特定道路整備事業計画の決定に伴い駅前広場の整備費を追加しております。さらに、麦島線ほか1線及び八の字線において、国の補助内示、地方特定道路整備事業の確定に伴い事業内容の変更を行っております。特定財源として、国庫補助金を減額し、市債を追加いたしております。  次の公園費は、八代城跡堀浄化事業において、当初2カ年の債務負担行為を設定し、年度配分をいたしておりましたが、文化財の協議等が予定より早く完了しましたので、今年度に事業費5500万円を追加するものでございます。  市街地開発費では、八千把地区土地区画整理事業のための基本計画再検討及び交差点設計業務等の委託経費1030万円を計上いたしております。  次は、第9款・教育費でございます。  30ページになりますが、中学校の教育振興費は、第四中学校の九州吹奏楽コンクール出場に要する経費でございます。  幼稚園建設費では1億8341万8000円を計上いたしております。これは、平成9年度に予定しております松高幼稚園園舎移転改築に伴う設計及び用地購入などに要する経費でございまして、特定財源として市債を予定しております。  32ページ、学校給食費及び学校給食センター管理費では、O−157対策としまして代陽小学校調理室に換気フードの取りつけ、単独調理校足踏み式手洗い器、全調理施設にジェットタオルの設置に要する経費が主なものでございます。  公民館費は、自治公民館の新設・補修に対する補助金でございます。  文化財保護費190万8000円は、春光寺の本堂屋根補修、妙見宮の樟の木の補修など市指定文化財保存整備費補助金が主なものでございます。  34ページ、社会体育事業費は、来年5月に開催されます世界ハンドボール大会の準備経費、来年2月に予定しております八代市球技場落成式等に要する経費及び国体実行委員会への負担金でございます。  社会体育施設費268万円は、武道館の雨漏りのための補修費及び八代市球技場の施設管理運営に要する経費でございます。  次は、第10款・災害復旧費でございます。  7月3日の集中豪雨によりまして、河川災害が宮地・二見地区の山間部におきまして7件発生しましたので、復旧に要する経費2562万円を計上し、特定財源として国庫支出金、市債を予定しております。  以上が歳出の主なものでございますが、歳入につきましては、ただいま御説明しましたそれぞれの事業に伴う特定財源のほか、財産収入として市有地の売払いによる313万6000円、繰越金1億0550万2000円を計上いたしております。  次は、別冊となっております議第56号・八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第1号でございます。  今回6703万8000円を追加し、歳入歳出それぞれ38億0023万8000円といたしておりますが、これは公債費におきまして高利率の起債を低利に借りかえるためのものでございます。  次も別冊となっております議第57号・水道事業会計補正予算・第1号でございます。  1ページの第2条の収益的収支としまして、営業外費用受託工事費2000万円を計上いたしております。これは、下水道事業及び土地改良事業に伴う水道管移設経費でございます。収益的収入としまして、受託工事収益2144万円を予定いたしております。  続いて、これも別冊となっております議案について御説明いたします。  議第58号・八代市行政手続条例の制定についてでございますが、これは、行政手続法第38条の趣旨にのっとり、地方公共団体が条例等に基づき行う許認可や不利益処分の際の手続等を定めることにより、行政運営における公正の確保を図り、行政庁に対する住民の説明要求にこたえられる体制を制度化しようというものでございまして、その主な内容といたしましては、許認可等の申請に対する審査基準の設定、不利益処分を行う場合の処分基準の設定、聴聞または弁明の機会の付与に関する手続、行政指導を行う場合の原則等を定めるものでございます。  以上で各議案の説明を終わります。 ○議長(福田富雄君) 理事兼水道局長。             (理事兼水道局長藤本一司君 登壇) ◎理事兼水道局長(藤本一司君) それでは続きまして議第53号・平成7年度八代市水道事業決算について御説明いたします。  初めに事業の概要でございますが、本市の水道事業は昭和30年の給水開始以来、これまで地域住民からの要望に沿って第4次拡張工事まで実施いたし、その後は給水区域内の給水戸数の増加に向けて努力をしてまいったところでございます。  本市は、豊かな水量と良質の地下水に恵まれまして、普及率は伸び悩んでいる現状でございます。一方、事業の遂行に当たっては、公営企業として独立採算性を採用いたし、常に経済性を念頭に置いて事業を推進してまいったところでございます。  事業の運営状況においては、平成4年度の料金改定により7年度まで順調に推移してきているところでございます。平成5年度は、雨が多く、冷夏で、給水収益は低下いたし、また平成6年度は異常渇水で、使用料も増大いたし、本年7年度が平常の状態であったろうかと考えられます。しかるに、給水収益も6年度に比較いたしますと4.36%の減収となっていますが、収支の面では3283万4463円の当年度未処分利益剰余金を生じることができました。しかし、今後、経常経費の方も次第に高騰化している現状でございますので、事業の安定運営を行っていく上にはなお一層の給水普及、促進に向けて努力を図っていかなければならないと考えております。  さて、平成7年度の事業の内容でございますが、給水戸数においては新規工事を403件施行いたしております。しかし、廃止・休止等があり、年度末における給水戸数は前年度より207戸増加いたし、1万0807戸となっており、人口が3万6273人となり、普及率は計画区域内で75.77%、市全体から見ますと33.5%、また年間有収水量におきましては、345万2728トンで、前年度に比較しますと4.7%減少いたしています。  次に、平成7年度の主な事業としましては、給水区域内の未配管布設地域の拡張工事として3965メートルを施行しております。また、下水道工事県土地改良事業などに伴う配水管の移設工事として1141メートル施行いたしました。あわせて、平成5年度から実施いたしています老朽管の更新事業といたしましては、本年度に八代地区と日奈久地区を合わせまして1784メートルの改良工事を実施いたしています。  それでは、資料に基づきまして決算の内容を御説明いたします。  まず、資料の3ページ、決算報告書でございます。収益的収入及び支出におきまして、収入では、先ほど申しましたように6年度より給水収益が4.4%減収となり、また営業外収益で、本年度は下水道及び県土地改良工事に伴う受託工事が減少いたしまして、水道事業収益全体としても6.6%の減収となり、4億9411万1665円の決算額となりました。  次に、4ページですが、支出におきまして、営業費用が──経常的経費の節減に努めました結果、前年度並みの費用となり、営業外費用及び特別損失を合わせました水道事業費用は4億5730万8080円となり、前年度に比較しますと4.4%の減額となりました。  次に5ページは資本的収入及び支出でございますが、収入では、企業債と工事負担金、及び出資金を合わせて8933万6670円となっております。  次に6ページになりますが、支出におきましては、建設改良費企業債償還金、合わせまして資本的収支の決算額は2億0933万6518円となっております。  収入が支出に対して不足額1億1999万9848円は、過年度損益勘定留保資金及び当年度消費税資本的収支調整額並びに減債積立金取り崩しで補てんをいたしています。  次に、財務諸表でございますが、9ページから10ページまでは損益計算書でございます。  まず、9ページでございますが、この損益計算書は水道事業の経営成績をあらわすものでありますが、まず営業収益4億2911万2658円に対しまして、営業費用は3億0509万3568円となっており、差し引き営業利益は1億2401万9090円となっています。  次に営業外収益となっていますが10ページをごらんください。収益が5219万3816円となっており、一方、営業外費用が1億4337万4363円となり、営業外収入及び支出では9118万0547円の不足額が生じて、先ほどの営業利益からこの不足額を差し引きますと経常利益が3283万8543円となり、これから特別損失4080円を差し引きますと、当年度純利益が3283万4463円で当年度未処分利益剰余金となります。  それでは、次に11ページ、剰余金計算書でございます。これは、利益剰余金がその年度中にどのように変動したかの内容をあらわす報告書でございます。まず、利益剰余金の部においては、減債積立金が前年度繰越金3036万7956円で、当年度処分額2623万6865円となり、当年度末残高が413万1091円で、積立金合計も同額となります。未処分利益剰余金では、前年度未処分利益剰余金が3036万7956円で、減債積立金となっております。また、当年度純利益が3283万4463円となっており、当年度未処分利益剰余金となっております。  次に、資本剰余金の部で、12ページから13ページにかけまして国・県補助金、工事負担金、他会計負担金など前年度残高に本年度発生高を加えた翌年度繰越資本剰余金は3億6449万2866円となっております。  14ページでは剰余金処分計算書でございますが、当年度の未処分利益剰余金3283万4463円については、減債積立金に積み立てを予定いたしております。  次に、15ページから18ページまでは貸借対照表でございます。  この表は企業の財政状態を明らかにするため、一定の時点において当該企業が保有するすべての資産、負債及び資本を総括的に表示した報告書でございます。  まず、資産の部において、固定資産は有形固定資産、無形固定資産を合わせました合計が18億8998万6925円となりました。16ページになりますが、流動資産合計が5億9234万6228円となり、資産合計は24億8233万3153円でございます。  一方、負債の部においては、負債合計が2657万8020円で、また17ページの資本の部における資本合計金20億9126万2267円に剰余金合計3億6449万2866円を合計すると資本合計は24億5575万5133円となり、これに負債合計額を合わせると負債資本合計は24億8233万3153円となり、16ページの資本合計金24億8233万3153円と一致するわけでございます。  19ページ以降につきましては、事業報告書及び附属明細書となっておりますので、説明は省略させていただきたいと思います。  以上、概略説明申し上げましたが、この決算につきましては監査委員の決算審査に附し、貴重な御意見をいただいているものでございます。本年は、6年の渇水時と異なり、本市水道事業の平常時の営業状態でありましたが、先ほど申しましたように3283万4463円の純利益を生じることができました。  しかし、水道事業といたしましても今後老朽管の改良工事など資金計画はまだまだ山積みの状態でございます。なお一層の企業努力をいたすことはもちろんのことでございます。普及率の向上に取り組んでまいりたいと思いますので、どうかよろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。 ○議長(福田富雄君) 参与兼病院事務長。             (参与兼病院事務長高橋一君 登壇) ◎参与兼病院事務長(高橋一君) 引き続きまして議第54号の平成7年度八代市病院事業の決算について御説明いたします。  高齢化社会の到来に伴い、疾病構造の変化、医療技術の高度化、専門化など、多様化とともに国民の健康への関心の高まりと医療サービスに対するニーズは、量的拡大から質的充実へと変化してきております。  一方、国の医療費適正化の要請などから、公私の別を問わず病院の経営状況が悪化しており、さらに医療供給体制の体系化を目的とする第二次医療法改正が実施され、病院の機能、役割の明確化も求められてきております。このような状況を踏まえ、自治体病院としての役割を果たすべく対応をしていかなければなりません。そのためには経営基盤を強化し、経営の健全性を確保することが不可欠であります。このことを十分に認識し、全職員が心を新たにして医療サービスに努めているところであります。  それでは、資料に基づき決算の内容を御説明いたします。  まず、資料3ページの決算報告書でございますが、収益的収入におきましては、第1項の医業収益、決算額の欄でございますが、4億2672万0007円、第2項の医業外収益1億1899万6102円、第3項の特別利益1億2000万円となりまして、事業収益の総額は6億6571万6109円となっております。  また、収益的支出におきましては、第1項の医業費用といたしまして6億7805万1613円、第2項の医業外費用1601万3982円、それに第3項の特別損失290万3536円となっておりまして、費用総額は6億9696万9131円となります。  これを前年度に比べますと、収益では1億0896万1805円、19.57%の増となり、反面、費用ではマイナス1874万7936円、2.62%の減となっております。  次に、4ページの資本的収入及び支出でございますが、収入におきましては、一般会計からの出資金1334万3305円、国庫補助金200万円、企業債6130万円、総額7664万3305円となっております。  次に支出におきましては、医療機器購入及びスプリンクラー設備設置の建設改良費に8118万8041円、企業債償還金に212万6918円、合計の8331万4959円を支出いたしております。なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額667万1654円は当年度分損益勘定留保資金で補てんいたしました。  次に財務諸表に移りまして、7ページから8ページの損益計算書でございます。これは平成7年度における経営成績をあらわしているものでございまして、1の医業収益4億2672万0007円に対しまして、2の医業費用は6億7805万1613円となっております。  また、3の医業外収益1億1899万6102円に対しまして、4の医業外費用は、8ページでございますが、1601万3982円でございまして、5の特別利益の1億2000万円、6の特別損失290万3536円となり、当年度の純損失は3125万3022円となっております。これに前年度からの繰越欠損金を加えますと、当年度末の未処理欠損金は11億3939万0120円となります。  次の9ページから10ページにかけては剰余金計算書となっております。  まず、利益剰余金の部では、前年度からの繰越欠損金の年度末残高が11億0813万7098円となっておりますので、これに当年度の純損失3125万3022円を合わせますと、当年度末の未処理欠損金の残高は11億3939万0120円となります。  次に資本剰余金の部、10ページにかけてでございますが、国庫補助金200万円が増となり、他の補助金と寄附金は前年度と同額で、翌年度繰越資本剰余金は256万9000円となっております。  続きまして欠損金処理計算書でございますが、欠損金処理額はゼロとなっておりますので、全額翌年度へ繰り越しとなりまして、11億3939万0120円となります。  次の11ページから13ページにかけては貸借対照表でございます。この表は平成7年度末におけるすべての資産、負債及び資本を総括的に表示いたしております。  まず、資産の部では、1の固定資産2億6862万6123円と、12ページ、2の流動資産8664万9484円を合わせまして、資産合計は3億5527万5607円となっております。  また、負債の部では、3の固定負債4000万円、4の流動負債7億5639万6999円となり、合計で7億9639万6999円でございます。  次に、資本の部でございますが、5の資本合計6億9569万9728円と、6の剰余金、計マイナスの11億3682万1120円を合わせまして、資本合計はマイナスの4億4112万1392円となっております。この資本合計と負債合計を合わせますと3億5527万5607円となりまして、12ページの資産合計と一致いたしております。  なお、次の15ページ以下は、事業報告書及び附属明細書となっておりますので、説明を省略させていただきます。以上、平成7年度病院事業決算の概略を説明申し上げました。  今年度より第4次病院事業健全化団体の指定を受けまして、一部、事業効果が得られ、経営収支は計画に沿った決算となりましたが、基準看護体制の執行、及び患者増など特別の事業手だてが平成8年度からということもあり、思いどおりの結果は出ませんでした。しかし、平成8年度からその事業の展開が図られてまいります。市民に信頼される地域医療の確保と経営健全化に職員一丸となって取り組む所存であります。  どうかよろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。  済いません、御訂正お願いいたします。まず、剰余金の部のところで、前年度からの繰越欠損金の年度末残高が11億8013万と申し上げましたけれども、11億0813万に御訂正をお願いし、御了解いただきたいと思います。 ○議長(福田富雄君) 以上で提出者の説明を終わります。          ──────────────────── ○議長(福田富雄君) しばらく本6件の議事を中止いたします。          ──────────────────── △休会の件 ○議長(福田富雄君) この際、休会の件についてお諮りいたします。  明3日から6日までは休会といたしたいが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田富雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。          ──────────────────── ○議長(福田富雄君) 日程第2から日程第7までの議事を再開いたします。          ──────────────────── ○議長(福田富雄君) この際、お諮りいたします。  本6件に対する本日の議事はこの程度にとどめ、延会といたしたいが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田富雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、明3日から8日までは休会とし、次の会議は9日定刻に開き、質疑並びに一般質問を行います。  質疑、質問御希望の諸君は、明後4日午前11時までに発言通告書を御提出ください。 ○議長(福田富雄君) 本日はこれにて延会をいたします。             (午前11時48分 延会)...