八代市議会 > 1992-03-19 >
旧八代市 平成 4年 3月定例会−03月19日-05号

ツイート シェア
  1. 八代市議会 1992-03-19
    旧八代市 平成 4年 3月定例会−03月19日-05号


    取得元: 八代市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-15
    旧八代市 平成 4年 3月定例会−03月19日-05号旧八代市 平成 4年 3月定例会          ────────────────────               主要目次       1.市長提出案件28、請願1、計29件・         委員長報告………………………………………………8       1.市長追加提出人事案件1件……………………………19       1.定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査に         ついての中間報告の件…………………………………22       1.閉会中継続審・調査の件23件………………………24          ──────────────────── 平成4年3月八代市議会定例会会議録(第5号) ・平成4年3月19日(木曜日)          ──────────────────── ・議事日程(第5号)                   平成4年3月19日(木曜日)午前10時開議  議長の諸報告  第 1 議第1号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第6号(委員長報告)  第 2 議第2号・平成3年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第2号(委員      長報告)
     第 3 議第3号・平成3年度八代市交通災害共済事業特別会計補正予算・第1号      (委員長報告)  第 4 議第4号・平成3年度八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第2号(委      員長報告)  第 5 議第5号・平成3年度八代市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算・第      1号(委員長報告)  第 6 議第6号・平成3年度八代市病院事業会計補正予算・第4号(委員長報告)  第 7 議第7号・平成4年度八代市一般会計予算委員長報告)  第 8 議第8号・平成4年度八代市二見舟津簡易水道事業特別会計予算(委員長報      告)  第 9 議第9号・平成4年度八代市二見白島簡易水道事業特別会計予算(委員長報      告)  第10 議第10号・平成4年度八代市国民健康保険特別会計予算委員長報告)  第11 議第11号・平成4年度八代市老人保健医療特別会計予算委員長報告)  第12 議第12号・平成4年度八代市食肉センター特別会計予算委員長報告)  第13 議第13号・平成4年度八代市交通災害共済事業特別会計予算委員長報告)  第14 議第14号・平成4年度八代市公共下水道事業特別会計予算委員長報告)  第15 議第15号・平成4年度八代市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算(委員      長報告)  第16 議第16号・平成4年度八代市水道事業会計予算委員長報告)  第17 議第17号・平成4年度八代市病院事業会計予算委員長報告)  第18 議第19号・土地改良事業の施行について(委員長報告)  第19 議第20号・八代市議会議員の報酬等に関する条例の一部改正について(委      員長報告)  第20 議第21号・八代市長等の給与に関する条例の一部改正について(委員長報      告)  第21 議第22号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について(委員長報告)  第22 議第23号・職員の育児休業等に関する条例の制定について(委員長報告)  第23 議第24号・八代市廃棄物の処理及び清掃並びに浄化槽に関する条例の一部      改正について(委員長報告)  第24 議第25号・八代市教育委員会委員の報酬及び費用弁償条例の一部改正につ      いて(委員長報告)  第25 議第26号・八代市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正に      ついて(委員長報告)  第26 議第27号・八代市地域福祉基金条例の制定について(委員長報告)  第27 議第28号・八代市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例及び八代      市社会福祉会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について(委員長報      告)  第28 議第29号・八代市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正      について(委員長報告)  第29 請願第1号・八代城の堀の美化及び高麗門復元方について(委員長報告)  第30 議第30号・教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  第31 定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査についての中間報告  第32 会議録署名議員の指名          ──────────────────── △会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11  1.日程第12  1.日程第13  1.日程第14  1.日程第15  1.日程第16  1.日程第17  1.日程第18  1.日程第19  1.日程第20  1.日程第21  1.日程第22  1.日程第23  1.日程第24  1.日程第25  1.日程第26  1.日程第27  1.日程第28  1.日程第29  1.日程第30  1.日程第31  1.閉会中継続調査の件(企業誘致に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(農林水産業の振興に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(商・工業の振興及び環境整備に関する諸問題の調査・経済              企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(観光レクリェーション施設の整備に関する諸問題の調査・              経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(病院及び上水道事業に関する諸問題の調査・経済企業委員              会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第1号・未開設学校給食センターの早期着工について・              文教民生委員会)  1.閉会中継続調査の件(教育・福祉施設の整備、管理に関する諸問題の調査・文教              民生委員会)  1.閉会中継続調査の件(教育文化センターの建設に関する諸問題の調査・文教民生              委員会)  1.閉会中継続調査の件(文化財の保護・活用に関する諸問題の調査・文教民生委員              会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第2号・八代ゴルフ倶楽部横二見城跡への進入道路新              設方について・建設衛生委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第4号・十條製紙火力発電所建設に係る環境アセスメ              ントの早期実施方等について・建設衛生委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成3年請願第6号・県営県南運動公園陸上競技場の全天              候型二種公認競技場としての建設方等について・建設衛生              委員会)
     1.閉会中継続審査の件(平成3年陳情第14号・十條製紙火力発電所計画に係る環              境アセスメントの実施と公開等について・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(建設工事に関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(都市計画に関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(生活環境及び健康管理に関する諸問題の調査・建設衛生委              員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第3号・国民健康保険の改善を求める意見書の提出方              について・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(緑と水計画に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(行財政の運営に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(新幹線建設に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会運営に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査・レイン              ボ−計画調査特別委員会)  1.閉会中継続調査の件(市立病院の経営改善及び運営に関する調査・市立病院経営              等調査特別委員会)  1.日程第32          ──────────────────── ・出席議員及び欠席議員の氏名 (1)出席議員(32人)    1番 加 藤 忠 昭 君     2番 松 永 久 彦 君    3番 谷 口 一 男 君     4番 白 石 哲 哉 君    5番 井 上 公 一 君     6番 前 田   慧 君    7番 沢 田 行 雄 君     8番 小 薗 純 一 君    9番 宮 本 安 信 君    10番 松 本 元 善 君   11番 木 田 哲 次 君    12番 中 村 和 美 君   13番 田 方 初 美 君    14番 寺 田 親 晴 君   15番 泉   正 治 君    16番 山 下 総一郎 君   17番 石 本 義 雄 君    18番 山 本 幸 廣 君   19番 友 田 昭 一 君    20番 吉 崎 十四喜 君   21番 栗 原 伸 安 君    22番 上 野 茂 満 君   23番 今 田 智 徳 君    24番 中 村 義 一 君   25番 藤 井 次 男 君    26番 桶 本 真一郎 君   27番 田 中 靖 二 君    28番 福 田 富 雄 君   29番 井 山 九洲男 君    30番 副 島 郁 朗 君   31番 浦 川 博 邦 君    32番 前 田 秀 康 君 (2)欠席議員(なし)          ──────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名 (1)長               (2)収入役  市     長  沖 田 嘉 典 君    収 入 役   萩 本 静 夫 君   助     役  井 村 郁 男 君  (3)教育委員会   市長公室長   上 村 正 勝 君    委   員   坂 崎 文 子 君    秘書課長   赤 星 良 輝 君     教 育 長   渡    速 君   企画開発部長  原 田 正 一 君     首席教育審議員教育次長心得   総務部長    澤 村 達 良 君            田 川 正 明 君    財政課長   一 村 光 啓 君     庶務課長   緒 方 一 博 君   市民部長    福 田 昭 夫 君  (4)農業委員会   商工観光部長  園 川 利 一 君    会    長  高 浪 豊 光 君   農林水産部長  中 川 浩 一 君  (5)選挙管理委員会   建設部長    上 田 史 朗 君     事務局長   浜    学 君   福祉事務所長  内 藤  司 君  (6)監査委員                      委    員  百 崎 素 明 君          ──────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名   事 務 局 長   高 嶋 嗣 雄 君   次     長  松 本 文 雄 君   参     事   田 中 昭 則 君   主     査  中 野  久 君   主     査   松 山 俊 哉 君   主     査  穂 田 一 行 君   主     任   桑 崎 雅 介 君          ────────────────────             (午後1時19分 開議) ○議長(加藤忠昭君) これより本日の会議を開きます。          ──────────────────── △議長の諸報告 ○議長(加藤忠昭君) 諸般の報告をいたします。  本日、市長から議案1件が送付され、受理いたしました。  その余の報告は朗読を省略いたします。          ──────────────────── △日程第1〜29 ○議長(加藤忠昭君) 日程第1から日程第29まで、すなわち議第1号から議第17号まで、及び議第19号から議第29号までの議案28件、並びに請願第1号の請願1件を一括議題とし、各委員長の報告を求めます。  経済企業委員会委員長松永久彦君。             (経済企業委員会委員長松永久彦君 登壇) ◎松永久彦君 経済企業委員会に付託されました予算案7件、条例案1件、事件1件について審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果を御報告申し上げます。なお、詳細については委員会記録に譲らせていただきます。  まず、議第7号・平成4年度八代市一般会計予算、当委員会関係分、6款・農林水産業費、1項・農業費中、農事研修センター費に関連して、委員から、土壌分析の事業計画と移動診断車の運用について質疑があり、執行部から、土壌分析については、作物の収量増及び品質向上を図るため、平成元年度、2年度がイグサ関係、3年度はトマト・メロン等の施設園芸関係を実施、本年度も引き続き晩白柚等の果樹関係についての土壌分析を計画している。また、移動診断車の運用については、農家に対する指導機関である県農業改良普及所、農協、行政の三者が一体となり、取り組んでいく旨の答弁がありました。  委員からは、土壌分析結果の診断次第では作物に重大な影響を及ぼすので、土壌分析に基づく診断専門技術員の配置方の強い要望、意見があっております。  次に、農業総務費中、農業振興地域見直し事業に関連して、委員から、本事業への取り組む姿勢、並びに今後の見通しについて質疑があり、執行部から、昭和48年に県の農業振興地域の認可が得られ、今日まで19年を経過している中、昨年から、将来の開発等も考えて準備を行っている。本年度は、固定資産関係の台帳照合などの根本的な見直しを行う計画であるが、中央関係省庁からは具体的な取り組みなどについての指示・指導は、まだなされていない。また、今後の見通しについては、臨港線、南九州西回り自動車道などの大きな開発事業が見込まれる地域は、国土利用計画及び本市都市計画の推移等とも十分整合性を図りながら、主に不整地域の農地、宅地の中での小規模の農地などを含めて見直しを行い、平成5年度原案作成、その後、県と協議し、平成6年度完成の見込みである旨の答弁がありました。  委員からは、農業振興地域の見直しについては、今後の八代農業の将来を考えて、長期的な展望に立ち、地域住民の意向も考慮され、また、自然環境の面からも十分配慮されての検討方の強い要望、意見があっております。  以上のほか、農業者年金手続の関係機関への周知、中央商店街の駐車場確保方等々についても質疑、要望、意見があっております。  以上、本予算案については、議第1号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第6号、当委員会関係分、議第6号・平成3年度八代市病院事業会計補正予算・第4号、議第8号・平成4年度八代市二見舟津簡易水道事業特別会計予算、議第9号・平成4年度八代市二見白島簡易水道事業特別会計予算、議第16号・平成4年度八代市水道事業会計予算、議第17号・平成4年度八代市病院事業会計予算、議第19号・土地改良事業の施行について、議第29号・八代市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてとともに、いずれも慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で、報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 文教民生委員会委員長山下総一郎君。             (文教民生委員会委員長山下総一郎君 登壇) ◎山下総一郎君 文教民生委員会に付託され、審査が終了いたしました予算案2件、条例案4件、及び請願1件について、その経過の概要並びに結果を御報告申し上げ、詳細については委員会記録に譲ります。  まず、議第7号・平成4年度八代市一般会計予算、当委員会関係分のうち、3款・民生費中、社会福祉費社会福祉総務費社会福祉事業団への職員派遣について質疑があり、本来、事業団の中に専任の事務局長、施設長を設置することが理想である。運営面の整理見直しのために、執行部から適材の課長職等を派遣する中で、運営上の整理が済んだ後には、可能な限り民間の人材確保を考えているとの答弁がありました。  さらに、委員から、事業団についての従前のシステムでの充実方法について質疑があり、今後、このまま続けるものでなく、一時的に内部運用規定、その他不十分な規定等の点を、現場の中で現状に即した姿に整備した後は、本来のシステムへ戻すとの答弁があり、委員から、早期実現方への要望、意見があっております。  次に、老人福祉施設費に関連して、保寿寮改築計画のこれまでの経緯と今後の計画について質疑があり、執行部から、これまで施設の内容、規模、立地条件、また、単独施設のほかに他の施設とのかかわりを念頭に幾通りかを検討したが、現在では未決定であり、今後、議会に諮りながら決定する旨の答弁があっております。  次に、第10款・教育費中、小学校費・学校建設費・八千把小学校改築の場所問題について質疑があり、3校舎の中央校舎が老朽化し、維持できない状態である。移転改築には、概算経費で22億円を要するうち、一般財源で約20億円が必要である。若干の問題はあるが、現在地での改築に当たるとの答弁がありました。  委員から、将来、学校近くへの消防署移転に伴う騒音対策について質疑があり、現在の消防署と代陽小学校との状況を加味した上で、問題が発生したらその措置への対応を検討するとの答弁がありました。  さらに委員から、騒音対策には、事前に設計段階で校舎の構造、配置等十分なる検討方への要望、意見があっております。  次に、社会教育総務費・八代市史刊行事業に関連し、市史の見直しをする年代、地域、及び編集者について質疑があり、八代市史の第一巻の古代編の手直しを八代高専の佐藤教授へ依頼し、出版準備を進め、近々その完成となる。地域の範囲は、八代市・郡及び球磨、天草へも広がっているので、今後、手直しに当たっては資料収集が必要であるが、八代には資料が乏しいので、松井家文書によって八代市史完成に当たるとの答弁がありました。  委員から、市史刊行に当たっては、旧郡、町村の資料収集にも努めながら、史実に基づき、真の八代市史を後世へ伝えるよう、慎重なる取り扱い方への要望、意見があっております。  このほか、身体障害者精神薄弱者の市内・外への措置状況及び施設の処遇、生活扶助支給への追跡調査、宮地東小学校改築と周辺環境の整備の促進、笠鉾会館の早期建設方、生涯学習センター建設準備経費の内容、小学校新築計画への取り組み、学校5日制下の補導対策、東部学校給食センター建設の進捗状況と今後のめど等についても質疑、意見、要望がなされました。  以上、予算案2件については、慎重に審査いたしました結果、議第25号・八代市教育委員会委員の報酬及び費用弁償条例の一部改正について、議第26号・八代市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正について、議第27号・八代市地域福祉基金条例の制定について、議第28号・八代市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例及び八代市社会福祉会館の設置及び管理に関する条例の一部改正とともに、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、請願第1号・八代城の堀の美化及び高麗門復元方の第2項については、全会一致をもってその趣旨を了として採択し、関係機関へ送付の上、その処理の経過及び結果の報告を求めることに決した次第であります。  以上で、報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 建設衛生委員会委員長井上公一君。             (建設衛生委員会委員長井上公一君 登壇) ◎井上公一君 建設衛生委員会に付託されました予算案7件、条例案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  まず、議案については執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主な点を申し上げます。  まず、議第1号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第6号、当委員会関係分でありますが、第4款・衛生費・生活環境費中、環境衛生費に関連し、委員から、リサイクル推進事業の今後の取り組み方について質疑があり、執行部から、本事業は昨年17の環境自治会に提唱し、リサイクル事業を推進する一つの起爆剤としてとらえ、各自治会にも応分の負担を願いながら、市もそれに応じた額を出し、平成3年度の単年度事業として1年間推進してきた。しかし、今後、事業内容や自治会独自の推進に無理がある場合は市の援助を行っていきたい旨の説明があり、委員から、県内においても各市町村で問題となり、研究も行われており、リサイクルの成果を上げているすぐれたところもあると聞くので、今後の事業推進に当たっては、これら先進地の調査のための予算計上を行い、ロスのない方法で取り組んでほしい旨の要望がありました。
     次に、議第7号・平成4年度八代市一般会計予算、当委員会関係分でありますが、第4款・衛生費・生活環境費中、公害対策費について、委員から、環境問題は監視体制が基本であり、特にこれからは強化されるべきと考えているが、従前の人員削減など、陣容や予算面で危惧している。また、監視に当たるための器具など設備も不足していると思われるので、今後増大するであろう公害対策については、部内の協議を行いながら、指針を立て、それに基づいて予算の増額確保、あるいは人員の充実・強化に努めてもらいたいとの強い要望、意見があっております。  次に、第8款・土木費・都市計画費中、公園費・県南運動公園整備事業負担金に関連して、委員から、陸上競技場の予算並びに第3種から第2種公認競技場への変更の可能性について質疑があり、執行部から、県では全体計画として25億円を予定し、現在72%、18億円の投資を行っている。陸上競技場は、その残りの経費のうち、2億9000万円の予算で第3種の陸上競技場を計画している。第2種公認とした場合は、コースの増設、1000人収容のスタンド、トイレ、更衣所、サブグラウンド等を設けなければならず、現在、県としては、予算的・面積的な見地から検討中である旨の説明がありました。  次に、議第24号・八代市廃棄物の処理及び清掃並びに浄化槽に関する条例の一部改正についてでありますが、執行部から、昨年秋から、鋼材需要が落ち込み、リサイクル資源となっていた鉄類が逆有償化となり、現在1トン当たり2万円で業者に委託している現状にある。平成2年度で清掃センターに持ち込まれた大型複雑ごみは2500個で、重量に換算すると1キロ909円程度の処理費を支払っていることになるので、そのうちの500円を持ち込む人に負担願うものであるとの説明がありました。  これについて委員から、大型複雑ごみが集積場へ出された場合の処理の方法について質疑があり、執行部から、条例の施行を6月1日からとし、4月からの2ヵ月間は、市民への周知徹底を図る一方、従来どおりの方法で収集を行うが、その後、出された大型ごみは、無言の周知の意味でしばらくは置いておくこととし、最終的には引き取ることになる。また、持ち込みを原則とするが、それができない場合は、特別ごみとして申し込むと収集することになっており、今後は、さらに研究を進め、運用に当たっても、できるだけ支障を来さないよう配慮したい旨の説明がありました。  以上のほか、保健センターに係る将来の運営費の的確な把握と事業計画、田中児童公園と墓地問題、萩原出町線事業における空地の環境整備と改良、郡築3番町線改良における工事期間の設定のあり方等々について意見、質疑、要望等がありまして、以上3件については、議第4号・平成3年度八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第2号、議第5号・平成3年度八代市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算・第1号、議第12号・平成4年度八代市食肉センター特別会計予算、議第14号・平成4年度八代市公共下水道事業特別会計予算、議第15号・平成4年度八代市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算とともに、いずれも原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 総務委員会委員長小薗純一君。             (総務委員会委員長小薗純一君 登壇) ◎小薗純一君 総務委員会に付託されました予算案7件、条例案4件、請願1件について審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。なお、詳細については、委員会記録に譲らせていただきます。  まず、議第1号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第6号、当委員会関係分のうち、歳入・県支出金・衛生費補助金中、小型合併処理浄化槽設置費について質疑があり、執行部から、これまでの設置数は、平成元年度26基、平成2年度36基、平成3年度は、今回12基追加し47基、平成4年度は50基予定していること。公共下水道事業の未処理区域では、この制度を十分活用されるよう勧めるべきと考えているので、今後は、生活環境の整備の面から助成事業の充実に努めていきたい旨の答弁がありました。  委員からは、環境問題が見直される中での本市の公共下水道事業の厳しい普及状況を勘案すれば、貴重な取り組みであるから、今後一層のPRを図り、設置数の増加に努めてもらいたいとの要望、意見がありました。  以上のほか、本予算については、ゴルフ場への助成措置の検討方、公債費比率の推移、繰越明許費の次年度事業への影響等々についても質疑・意見があっております。  次に、議第7号・平成4年度八代市一般会計予算関係分のうち、歳出・総務費・企画費中、4年生大学誘致事業についてでありますが、執行部から、平成3年度において宮崎市、都城市、延岡市、3市の先進地を視察し実情調査を行っており、今後、国公・私立を含めた大学誘致の推進に鋭意取り組んでいく方針であること。4年生大学誘致事業13万5000円の予算額は、まず、各界代表者懇談会を設立して、条件調査、文部省の動き及び今後の誘致対策を検討するもののほか、各種団体組織別懇談会を開催するための費用であるとの説明があり、委員から、大学構想に当たっては、地域の実情に応じた規模、受験志願者へ魅力ある内容のものか、十分論議を尽くして決定してもらいたいとの要望する意見がありました。  次に、議第10号・平成4年度八代市国民健康保険特別会計予算について、及び議第11号・平成4年度八代市老人保健医療特別会計予算についてでありますが、委員から、保険税の滞納見通し及び本事業の健全な運営等について質疑があり、執行部から、平成4年1月末の滞納額は9億3044万8000円程度であり、その滞納の原因を分析すると、新規の滞納者は少なく、むしろ従前からの滞納者が新たに課税されることにより、滞納額がふえる状態であること。年6回実施している医療費の通知書も、納税者意識高揚につながり、効果も上がってきていること。近年、国保事務が増大してきており、職員の体制づくりと並行して事務合理化に鋭意努力しているし、また、昨年、徴収体制の強化と納税相談に当たるため、納税相談員1名増員し、10名で納税相談に当たっており、年々徴収実績も上がってきている旨の答弁がありました。  さらに委員から、悪質滞納者の保険証交付の取り扱いについて質疑があり、執行部から、保険税の滞納した世帯には、保険証のかわりに資格証明書で診療を受けさせるよう国の指導を受けていること。これは、一応全額自己負担して、後で保険の給付を受けるものであるが、県下11市の中では、実施していない状態であること。したがって、滞納者への保険証の交付は、保険証の切りかえ、交付時に滞納者へ直接面接し、納税計画等の相談に当たり、その後交付するなどの段階的な処置をとっている旨の答弁がありました。  最後に委員から、悪質滞納者への厳しい対応方、並びに今後の被保険者数の減少に対して滞納率が目立つなど、一般会計繰り入れが大きくふえると予想されるので、財政を圧迫しないよう知恵を出して十分対処してほしいとの要望、意見があっております。  次に、議第20号・八代市議会議員の報酬等に関する条例の一部改正についてでありますが、委員から、議員報酬の適正な水準について質疑があり、執行部から、議員の報酬改定については、八代市特別職報酬等審議会へ諮るよう義務づけられており、その資料としては、県下の支給状況、類似団体の状況等々の12種類を提出していること。審議会では、人事院勧告に基づき毎年実施することを基本方針にしており、本年度もそれを尊重して審議がなされ、特に、実施期日が平成4年1月1日へ遡及されて答申されたもので、類似団体、県下各市の状況から見て高い報酬とは考えていない旨の答弁がありました。  委員から、最近、議員の専業化が進む中、議員の役割・活動内容及び過去の経緯を考慮して十分な配慮方の要望、意見がありました。  以上、予算案4件、条例1件については、議第2号・平成3年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第2号、議第3号・平成3年度八代市交通災害共済事業特別会計補正予算・第1号、議第13号・平成4年度八代市交通災害共済事業特別会計予算、議第21号・八代市長等の給与に関する条例の一部改正について、議第22号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について、及び議第23号・職員の育児休業等に関する条例の制定についてとともに、委員会では、それぞれ慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案どおり可決することに決しました。  次に、請願第1号・八代城の堀の美化及び高麗門復元方・第1項についてでありますが、この主旨は、景観向上と憩いの場の充実のため、八代城の堀の美化について努力方願うものでありまして、その願意を了として全会一致をもって採択し、市長あて送付の上、その処理の経過並びに結果について報告を求めることに決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの報告に対する質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。  討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議第1号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第6号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。             (賛成者 起立) ○議長(加藤忠昭君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 議第2号から同第6号まで、すなわち  平成3年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第2号、  同交通災害共済事業特別会計補正予算・第1号、  同公共下水道事業特別会計補正予算・第2号、  同住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算・第1号、  同病院事業会計補正予算・第4号、  以上、補正予算案5件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本5件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 議第7号・平成4年度八代市一般会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。             (賛成者 起立) ○議長(加藤忠昭君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 議第8号から同第17号まで、すなわち  平成4年度八代市二見舟津簡易水道事業特別会計予算、  同二見白島簡易水道事業特別会計予算、  同国民健康保険特別会計予算、  同老人保健医療特別会計予算、  同食肉センター特別会計予算、  同交通災害共済事業特別会計予算、  同公共下水道事業特別会計予算、  同住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、  同水道事業会計予算、  同病院事業会計予算、  以上、予算案10件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本10件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 議第19号・土地改良事業の施行については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本件は可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 議第20号から同第29号まで、すなわち  八代市議会議員の報酬等に関する条例の一部改正について、  八代市長等の給与に関する条例の一部改正について、  八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について、  職員の育児休業等に関する条例の制定について、  八代市廃棄物の処理及び清掃並びに浄化槽に関する条例の一部改正について、  八代市教育委員会委員の報酬及び費用弁償条例の一部改正について、  八代市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正について、  八代市地域福祉基金条例の制定について、  八代市総合福祉センターの設置及び管理に関する条例及び八代市社会福祉会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、  八代市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、  以上、条例案10件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本10件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 次に請願の採決を行います。  請願第1号・八代城の堀の美化及び高麗門復元方については、委員長の報告どおり、これを採択し、市長その他の執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することといたしたいが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、本件は採択することに決しました。          ──────────────────── △日程第30 ○議長(加藤忠昭君) 次に、日程第30・議第30号を議題とし、これより提出者の説明を求めます。  市長。             (市長沖田嘉典君 登壇) ◎市長(沖田嘉典君) ただいま上程されました人事案件について、提案理由の御説明を申し上げます。  議第30号の教員委員会委員の任命につき同意を求めることについてでございます。  これは現委員のうち1人の方が本年3月22日をもって任期満了となりますので、その後任として窪田学氏を任命いたしたく、議会にお諮りするものでございます。  同氏は、熊本大学法文学部を卒業後、昭和33年に熊本県教育委員会に奉職され、芦北教育事務所長、首席教育審議員を経て、現在、県立教育センター所長として御活躍中でございます。  このように、同氏の教育行政に対する豊富な経験とその手腕、並びに教育・学術、及び文化に関する識見は、その高潔な人格と相まって、教育委員会委員として最適任であると考えております。  何とぞ適切かつ円満な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で説明を終わり、これより質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。
     本件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  石本義雄君。             (石本義雄君 登壇) ◆石本義雄君 自由民主党市民会議の石本義雄でございます。  ただいま提案されております教育委員会委員の任命同意案件につき、同意いたしかねる立場で討論いたします。  地方自治の理念は、議会と長とが機関相互の牽制と均衡、尊重と信頼の上に立って、公正な地方自治行政の運営を遂行することにあると言われております。そのためには相互に対等に誠意をもって対応することが要請されるところであります。  議会は、ただ単に長の諮問機関や附属機関ではなく、あくまでもその地方公共団体の意思決定機関であります。受動的な機関であるのみならず、積極的に行動することも期待されており、そのために各種の権限を付与されています。  議会の自立的な意思決定に必要な調査権もその中の一つであり、十分な調査権の行使ができる保障と長の配慮が要請されるところであります。  議会政治の半分は野党があずかっていると言われています。我々自由民主党市民会議議員団は、その自負心にのっとり、政治調査活動や情報公開活動を充実して、市民のための審議機能が全うされるように努力する決意で臨んでおります。しかしながら、市長には、これまで議会軽視とも思われる例が一再ではなく、深く憂慮してきたところであります。  そのような中でのこのたびの教育委員任命同意案件は、提案権が市長の専権に属するものとはいえ、わずか半日前の提示では余りにも唐突で、十分な調査はもちろん、論議もできない始末であり、前述の地方自治の理念にも、はたまた平成2年6月定例会において賛成多数で決議された、市長は議会軽視のそしりを招かないよう、誠意をもって議会との対応、協調を図られ、市政運営に遺憾なきを期せられるように、との市長の議会に対する基本姿勢に関する要請決議にももとるものと思料し、本日市長に対し、これが是正に努められるよう強く申し入れをいたしたのでありますが、市長は、本日の全員協議会の席上、右2件の人事案件を提案したいとし、その詳細について説明をなされましたにもかかわらず、その直後、これも唐突に、準備が整わないとの理由で公平委員選任同意案については、撤回をされたのであります。  このことは、これらの2件の人事案件がいかに未熟なものであったかを露呈したものと言わなければなりません。人事案件については、その性質の重要性にかんがみ、慎重な上にも慎重を重ね、議会の意思決定が円滑かつ円満に図られるように最大の誠意を尽くされることが特に肝要であります。  特に、今回の状況を見ますと、市長は市政に対する信念、政策、責任が大変希薄であると言わざるを得ないのであります。  本日のこの時点においては、ただいま提案の人事案件についても、我々議員団としては同意の可否について、いまだ結論を得るに至らない状況であります。  よって、この提案を撤回され、十分な調査、検討期間を与えていただきますよう強く要請し、討論といたします。(「よし。」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で通告による討論を終わりました。  ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第30号・窪田学君を教育委員会委員に任命するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。             (賛成者 起立) ○議長(加藤忠昭君) 起立多数、よって本件は同意することに決しました。          ──────────────────── △日程第31 ○議長(加藤忠昭君) 日程第31・レインボー計画調査特別委員会に付託中の定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたい旨の申し出がありますので、この際これを許します。  レインボー計画調査特別委員会委員長松本元善君。             (レインボー計画調査特別委員会委員長松本元善君 登壇) ◎松本元善君 レインボー計画調査特別委員会に付議されました定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査について、これまで慎重に調査してきました。これからもレインボー計画プロジェクトの推移にあわせ、今後も積極的に調査、検討を進めなければなりませんが、今日までの調査の経過について、ここで日程をいただき、中間報告を申し上げます。  なお、本会議において質疑、質問等で明らかにされました点については、委員会記録に譲り、重複を避けて、その調査概要を申し述べます。  初めに、前期の議会において調査検討し、論議されました都市計画道路を除き、定住交流センターの拠点施設計画の調査検討に入りました。  この拠点施設の計画は、文化ホール500人収容の3階吹き抜け、屋内イベント広場200人収容の3階吹き抜け、物産センター300人収容、メディアセンター200人収容、中央公民館等社会教育関係施設の社会教育センターは500人収容で、面積3000平方メートル、商工会館、面積1400平方メートル、会議室、大中小合わせて14室、500人収容、屋内駐車場3800平方メートルであり、A棟の総延べ建築面積は1万4000平方メートルであります。  B棟は、屋内温水利用施設300人収容、延べ面積1000平方メートル、屋内駐車場、面積1000平方メートルであり、C棟は、屋内スケートリンク500人収容、面積2400平方メートル、屋内駐車場面積2400平方メートルであります。これらの施設での収容人員の目標は年間30万人の予定であります。  委員会で論議されました主な点を挙げますと、まず、文化ホール500人収容施設について、委員から、500人収容の文化ホールでは、収容人員が少なく、既存中心市街地の活性化にはつながらない。2000人ないし3000人収容できる施設の計画はできないかとの質疑があり、執行部から、文化ホールの500人収容施設として計画した背景は、厚生会館が約1000人収容する施設であり、総合体育館は、冷暖房設備、舞台装置、音響設備等が整備され、2000人ないし3000人収容の催しができる。また、厚生会館利用者や市民の声を集約すると、400人から500人収容程度のホールとの希望が多く、さらには、国の示した標準的な収容人員は1000人とするとの点を加味し、庁内プロジェクトで検討し、計画したものと答弁がありました。  次に、社会教育センターについて、委員から、レインボー計画は、定住交流センターに人を集めて既存市街地での買い物へと、人の流れをつなげることであって、社会教育施設はレインボープロジェクトの本旨から逸脱している。既存中心市街地の活性化にはつながらないとの質疑があり、執行部から、社会教育センターの建設場所は、定住交流センター以外に適当な場所を見出せないので計画しているとの答弁でありました。  さらに委員から、定住交流センターに入れることは理想でない。県八代事務所移転跡地利用との兼ね合いを考え、教育文化ゾーンに設置すべきで、レインボー計画に無理に押し込むことはないと質疑があり、執行部から、庁内の教育文化センター事務連絡委員会、及びレインボー計画に関する庁内連絡協議会等で再三協議した結果、社会教育センターは別途に場所を求めることになり、拠点施設A棟の計画の中から社会教育関係施設3000平方メートルを除外し、総延べ面積1万1000平方メートルとし、基本設計をしたいと答弁がありました。  次に、委員から、商工会館は、延べ面積1400平方メートルとかなり大きなスペースをとっているが、レインボー計画にはなじまないとの質疑があり、執行部から、商工会議所からの強い要望に沿い、庁内連絡協議会で検討し、計画している。この施設は、国の併設可能である施設として例示されている中の一つであると答弁がありました。  そのほか、委員から、物産センターの面積をもっと広くとり、屋内イベント広場と連携できるよう設置すること。簡単な演技のできるリハーサル室を設けること。バンド演奏等の練習室を設けること。土地区画整理事業での二重減歩地区に対しては、減歩率を配慮すること等の意見、要望等があり、定住交流センター拠点施設A棟の計画全体については了承した次第であります。  なお、定住交流センターのB棟、C棟については、水をテーマにした施設を第三セクターでもって事業を進める計画であり、全体像が提起されない状態で、論議の対象には至らなかったものであります。  以上で定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査についての中間報告を以上で終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの報告に対する質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査についてのレインボー計画調査特別委員会委員長の中間報告を終わります。          ──────────────────── △閉会中継続審・調査の件 ○議長(加藤忠昭君) 次に、閉会中の継続審査並びに調査についてお諮りいたします。  経済企業委員会委員長から  企業誘致に関する諸問題の調査、  農林水産業の振興に関する諸問題の調査、  商・工業の振興及び環境整備に関する諸問題の調査、  観光レクリェーション施設の整備に関する諸問題の調査、  病院及び上水道事業に関する諸問題の調査、  文教民生委員会委員長から  陳情第1号・未開設学校給食センターの早期着工について、  教育・福祉施設の整備、管理に関する諸問題の調査、  教育文化センターの建設に関する諸問題の調査、  文化財の保護・活用に関する諸問題の調査、  建設衛生委員会委員長から  陳情第2号・八代ゴルフ倶楽部横二見城跡への進入道路新設方について、  陳情第4号・十條製紙火力発電所建設に係る環境アセスメント早期実施方等について、  平成3年請願第6号・県営県南運動公園陸上競技場の全天候型二種公認競技場としての建設方等について、  平成3年陳情第14号・十條製紙火力発電所計画に係る環境アセスメントの実施と公開等について、  建設工事に関する諸問題の調査、  都市計画に関する諸問題の調査、  生活環境及び健康管理に関する諸問題の調査、  総務委員会委員長から  陳情第3号・国民健康保険の改善を求める意見書の提出方について、  緑と水計画に関する諸問題の調査、  行財政の運営に関する諸問題の調査、  新幹線建設に関する諸問題の調査、  議会運営委員会委員長から  議会運営に関する事項、  レインボー計画調査特別委員会委員長から  定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査、  市立病院経営調査特別委員会委員長から  市立病院の経営改善及び運営に関する調査、  以上、23件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  本申し出のとおり、決するに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。          ──────────────────── △日程第32 ○議長(加藤忠昭君) 日程第32・会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に小薗純一君、桶本真一郎君を指名いたします。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  閉会に当たり市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長。             (市長沖田嘉典君 登壇) ◎市長(沖田嘉典君) 本3月定例会は、17日間の長きにわたりまして、平成4年度予算案を初め、関係条例、追加提案の人事案件、その他各種の重要案件につきまして慎重に御審議の上、全議案について終了していただき、まことにありがとうございました。  御審議の中におきましてのいろいろな御意見、御提案、御要望などの点につきましては、今後十分検討し、執行に当たり、心して努めたいと考えております。  なお、本会議で申しましたが、市長に就任して3年目を迎える当たり、私は新総合計画を基本に、県南の中核拠点都市を目指し、都市基盤や生活環境の整備、福祉の充実向上のため、なお一層努力いたす覚悟でございます。  どうか議員各位におかれましても、格別の御指導、御支援をいただきますようお願い申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。 ○議長(加藤忠昭君) これをもって平成4年3月定例会を閉会いたします。             (午後2時21分 閉会)
    地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      平成4年3月19日         八代市議会議長                ( 加  藤  忠  昭 )          同議員                ( 小  薗  純  一 )          同議員                ( 桶  本  真 一 郎 )...