八代市議会 > 1991-09-10 >
旧八代市 平成 3年 9月定例会−09月10日-03号

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  1. 八代市議会 1991-09-10
    旧八代市 平成 3年 9月定例会−09月10日-03号


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    八代市 平成 3年 9月定例会−09月10日-03号旧八代市 平成 3年 9月定例会          ────────────────────               主要目次       1.市長提出案件10件に対する質疑・        一般質問(第2日)        (1)沢田 行雄君 ……………………… 4        (2)今田 智徳君 ………………………14          ────────────────────       1.市長提出案件10件に対する質疑・        一般質問(第2日)        (3)前田 秀康君 ……………………… 1        (4)山下 総一郎君 ……………………20          ──────────────────── 平成3年9月八代市議会定例会会議録(第3号) ・平成3年9月10日(火曜日)          ──────────────────── ・議事日程(第3号)                   平成3年9月10日(火曜日)午前10時開議  第 1 議第65号・平成2年度八代市水道事業会計決算(質疑)
     第 2 議第66号・平成2年度八代市病院事業会計決算(質疑)  第 3 議第67号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第2号(質疑)  第 4 議第71号・財産の取得について(質疑)  第 5 議第72号・あらたに生じた土地の確認について(質疑)  第 6 議第73号・町区域をあらたに画することについて(質疑)  第 7 議第74号・八代市職員退職手当支給条例の一部改正について(質疑)  第 8 議第75号・八代市下水道条例の一部改正について(質疑)  第 9 議第76号・八代市斎場条例の一部改正について(質疑)  第10 議第77号・八代市ブルドーザー使用条例の廃止について(質疑)  第11 一般質問          ──────────────────── ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11 一般質問 (1)沢田行雄君  (2)今田智徳君               (3)前田秀康君  (4)山下総一郎君          ──────────────────── ・出席議員及び欠席議員の氏名 (1)出席議員(32人)    1番 加 藤 忠 昭 君     2番 松 永 久 彦 君    3番 谷 口 一 男 君     4番 白 石 哲 哉 君    5番 井 上 公 一 君     6番 前 田   慧 君    7番 沢 田 行 雄 君     8番 小 薗 純 一 君    9番 宮 本 安 信 君    10番 松 本 元 善 君   11番 木 田 哲 次 君    12番 中 村 和 美 君   13番 田 方 初 美 君    14番 寺 田 親 晴 君   15番 泉   正 治 君    16番 山 下 総一郎 君   17番 石 本 義 雄 君    18番 山 本 幸 廣 君   19番 友 田 昭 一 君    20番 吉 崎 十四喜 君   21番 栗 原 伸 安 君    22番 上 野 茂 満 君   23番 今 田 智 徳 君    24番 中 村 義 一 君   25番 藤 井 次 男 君    26番 桶 本 真一郎 君   27番 田 中 靖 二 君    28番 福 田 富 雄 君   29番 井 山 九洲男 君    30番 副 島 郁 朗 君   31番 浦 川 博 邦 君    32番 前 田 秀 康 君 (2)欠席議員(なし)          ──────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名 (1)長               (2)収入役  市     長  沖 田 嘉 典 君    収 入 役   萩 本 静 夫 君   市長公室長   上 村 正 勝 君  (3)病院事業    秘書課長   赤 星 良 輝 君    病院事務長   中 林  實 君   企画開発部長  原 田 正 一 君  (4)教育委員会   総務部長    澤 村 達 良 君    委   員   坂 崎 文 子 君    財政課長   一 村 光 啓 君     教 育 長   渡    速 君   市民部長    福 田 昭 夫 君     首席教育審議員兼教育次長心得   商工観光部長  園 川 利 一 君            田 川 正 明 君   農林水産部長  中 川 浩 一 君     庶務課長   緒 方 一 博 君   建設部長    上 田 史 朗 君  (5)農業委員会                      会    長  高 浪 豊 光 君                    (6)選挙管理委員会                      委  員  長  矢 鉾 義 行 君                       事務局長   浜    学 君                    (7)監査委員                      委    員  百 崎 素 明 君          ──────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名   事 務 局 長   高 嶋 嗣 雄 君   次     長  松 本 文 雄 君   参     事   田 中 昭 則 君   主     査  中 野  久 君   主     査   松 山 俊 哉 君   主     査  穂 田 一 行 君   主     任   桑 崎 雅 介 君          ────────────────────             (午前10時03分 開議) ○議長(加藤忠昭君) これより本日の会議を開きます。          ──────────────────── △日程第1〜11 ○議長(加藤忠昭君) 日程第1から日程第10まで、すなわち議第65号から議第67号まで、及び議第71号から議第77号までの議案10件を一括議題とし、これより本10件に対する質疑、並びに日程第11・一般質問を行います。  それでは通告に従い順次発言を許します。  沢田行雄君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)             (沢田行雄君 登壇) ◆沢田行雄君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)自由民主党市民会議派の沢田でございます。  初めての一般質問ということで、皆さん方に厚くお礼を申し上げたいと思います。しかしながら、経験不足、勉強不足のために的を得ない点が多々あるかと思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。なお、質問通告の1と2を、2から先に質問したいと思いますので、御承知ください。  近年の八代市の発展の構図は、まさに北高南低の感があります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)球磨川以南に住む者にとって、ますます取り残されていくような危機感を持っているのは私だけではありません。そんなとき、平成7年度完成予定の南九州西回り自動車道における八代南インターの建設決定は、南部地区の活性化に大きな起爆剤として受けとめ、発展の礎とならなければならないと考えます。  八代南インターは、南九州方面に対する玄関口となるのは必然的であり、その受け入れ態勢としての南部地区の道路整備などについて質問したいと思います。  まず、この件に関する第1点は、八代南インターと市内中心部との車の流れをどうするのかということであります。現状では3号線を通るか、または八代工業角から西幹線を利用するか、それに敷川内のビッグ3号線前から金剛橋、八代大橋を経由し、外港方面に抜けるかの方法はあるとしても、ふだんから混雑する3号線はもちろんのこと、信号機銀座と言われる西幹線にしても、パンク状態となるのは必至であります。その対応は、完成と同時期に解決しなければならない問題であります。どういう具体案があるのかお尋ねいたします。  また、私の考えの一つとして提案申し上げれば、既に新総合計画の第2次基本計画に策定されていますが、ビッグ3号線を起点とし、植柳新町までの県道、通称農免道路を利用し、南川に橋をかけ、植柳新町で都市計画道路八の字線と結ぶ、いわゆる八の字橋から麦島を縦断して前川に橋をかけて、住吉神社周辺から八代警察署の横で産業道路と直結する計画を早急に実現したらどうかということであります。その点についても御意見をお聞きしたいと思います。  また、第2点として、インターチェンジができれば、当然流通団地等の建設も予想されますが、そうした交通体系を利用した企業誘致や、それにまつわる用地の確保及び道路の整備などの計画は考える必要はないのでしょうか。  九州の地図をごらんください。八代は九州の中心地であり、言わば九州のへそであります。八代インター周辺を見ても、その地理的好条件が整っている割りには、特別何の対応もされていないようです。同じ好条件を活用した佐賀県の鳥栖市の大飛躍は、目を見張るものがあることは周知のとおりです。八代インター周辺が無理であれば、最初から八代南インター周辺を戦略的に考えてみたらいかがでしょうか。流通産業はまだまだ期待できるはずです。ぜひ積極的に御検討いただきますよう期待します。  そして、3点目として、道路が悪ければ、町は発展しないと言われます。新総合計画の第2次基本計画の中にも、球磨川以南の道路状況の悪さとその対応ははっきりと明記されています。取り残された感のある南部地区の活性化と、その基盤となる道路の整備を含めて市当局の誠意ある対応策をお聞きしたいと思います。  何はともあれ、南部地区の発展のかぎは道路の整備であります。八代南インターを一つのチャンスとしてとらえ、早急な対応をお願い申し上げ、この項の質問を終わります。  続きまして植柳小学校の環境整備及びグラウンド拡張についてお尋ねいたします。  まず初めに、今年度中に特別教室棟及びプール改築工事に着手していただきまして、地元の関係者として厚くお礼を申し上げます。  さて、歴史と伝統を誇る植柳小学校には、ほかに類を見ない栽柳園というすばらしい庭園があります。明治6年、八代城主松井家の別荘として建設された庭だそうです。昭和45年には文化財としての指定を受けることができました。その間、植柳校区の皆さんの憩いの場として、また植柳の誇りとして大切に管理されてまいりました。  しかしながら、あれだけの日本庭園を管理し、保存していくのには大変な時間と金がかかるものです。現在の状況は、文化財と言ってもその助成金は年間6万円しかありません。ほかには植柳校区全世帯から年間16万を集め、合計22万円で維持管理を行っています。しかし、時代の変革とともにその難しさを痛感しているところでございます。  文化財の指定を受けたおかげで何の手も打てないなどという声も聞かれます。この貴重な財産を後世に伝えるためにも、植柳校区民こぞって努力する所存ではありますが、何とかお力添えをお願いしたいと思います。  また、植柳小学校には、今年度同じく文化財の指定を受けた旧講堂があります。大正14年に建設され、66年もたっております。危険建造物のため手をかけなければならないと思いますが、その後の使用目的について御意見をお聞かせいただきたいと思います。  続きまして、グラウンドの拡張についてお願いをしたいと思います。各校区ともそうであるように、小学校のグラウンドは、小学生の体育の場や遊びの場としてばかりではなく、校区の体育祭やソフトボール等地域の体力づくりの場として地域社会に開放する目的もあります。そうした使用目的からすると、どうしても狭過ぎる。しかしながら、現在の場所に新しいプールが建設されることが決定したいま、グラウンドの拡張を望んでも無理な話とは十分理解できます。  そこで、植柳小学校には、隣接する植柳幼稚園の移転を真剣に考えてほしいと思います。幼稚園の園舎は、もう耐用年数をとっくに過ぎているはずです。そうすることによってグラウンド拡張も一気に解決できることになります。その点についての見解をお聞かせください。  最後の項目の中学校に対する武道館建設の要望についてということでお願いをします。元来、八代は柔剣道を初め、武道のレベルは全国的にも高く、多くの有名選手を輩出してまいりました。また、他都市にも自慢できる武道館も多くの人に喜んで利用されています。しかしながら、一番大切な基礎づくりとなる中学校の柔剣道部の部活動の現状は、体育館の順番待ちであったり、専用の練習場を持っていると言っても、狭くて古びれたプレハブを利用し、汗を流しています。  私が要望したいのは、市内10校の中学校全部に武道館の建設を早急にと言っているのではありません。もちろん予算のこともありましょう。そこで、柔剣道ともモデル校を指定し、進めていく時期に来ているんではなかろうかと思います。漸次武道場の建設を考えてほしいと願うものであります。関係者の要望の声も大であります。ぜひ検討されんことを要望し、私のすべての質問を終わります。ありがとうございました。  なお、再質問につきましては質問席より行います。             (市長沖田嘉典君 登壇)
    ◎市長(沖田嘉典君) 皆さんおはようございます。ただいまの沢田議員の御質問にお答えいたします。  まず、先に南九州西回り自動車道路に係る南部地域の道路の整備についてということでございます。南九州西回り自動車道に係る南部地区の道路整備につきまして大変御心配をいただき、またただいま貴重な御提案をいただき、大変ありがとうございました。  この南九州西回り自動車道建設は、真の意味での県南の拠点都市づくりを目指す本市の活性化には大きな原動力となることは、ただいま議員指摘のとおりでございます。また、市内に新たに2つのインターチェンジが予定され、それに伴う南部九州からの交通量増加につきましては、私も同様に認識をいたしているところであります。  議員は、北高南低の八代の行政ということから御質問が始まり、八代南インターの建設に対する受け入れ態勢、アプローチ道路、そういう問題についての御質問でありました。この道路整備いわゆる交通体系の整備ということにつきましては、議員も御承知のとおり第2次基本計画の重点施策であります県南拠点都市プロジェクト21と、その中の一つであります中北地先及びその周辺開発事業の構想案策定の中でも、これは大きな柱の一つとして研究を進めているところであります。  先ほど農免道路の利用の問題、アプローチ道路の問題、いろいろ御指摘がありましたけれども、議員御指示の、いわゆる住吉神社からインターまでのアプローチ道路の御指摘でありました。これは先般、国土利用計画専門家研究グループという、大学の先生にお願いいたしました研究グループの中の研究報告の中でも、いわゆる循環、環状道路として八代の町から直接南インターに進入できる道路、橋をつくってほしいと強い要請があったこともあります。  その事業化に向けては、さらに専門的な観点からも調査も必要となるわけでありますが、現在、国、県、市で協力しながらその街路交通情勢調査が行われております。それらの結果を参考としながら、ただいまの議員御提案の幹線道路の混雑緩和、南部地区活性化を目指した八代市インターチェンジと市中心部を結ぶ交通体系の整備実現に向けては、鋭意努力してまいりたいと考えているところであります。  インターチェンジの周辺は、御承知のように農用農振の農地でございます。その農用農振の農地の真ん中にインターができても、周辺は八代インターと同じように発展をしない、そのような現実がありますから、議員はこの際流通団地や企業誘致を考えるような土地の処理をしたらどうかということであります。  八代は、また八代は九州の中心であり、へそであるのであるから、戦略的にもいまからそのような企画を立てるべきではないかとの御提案でありますが、私もこの八代南インターチェンジの周辺につきましては、先ほどの幹線道路の設置と交通体系の設置とあわせて、南インターの周辺は八代インターの周辺と同じようにならないように、積極的な流通団地や企業誘致、あるいは学校、あの地域は文教地域を中心としたとらえ方でありますから、そのようなことを勘案して、この部分についても議員の御指示のような方向で積極的に考えていきたいと思います。なお、補足の場合は担当の部長をもって説明をいたさせます。  次に、植柳小学校のグラウンド拡張、あるいは武道場の建設計画等についての要望、御指摘でございますが、詳しくはこの点につきましても担当をもってお答えいたさせますが、栽柳園という文化財の保存管理、あるいは校舎の指定文化財等に対する対応につきましても、十分に考慮をしていきたいと思います。  植柳小学校のグラウンドについても、詳しくは担当で説明をいたさせますが、議員御指摘のとおり、その長さ、幅、まことに不十分で狭隘、狭い状況であることは事実であります。体育館及び幼稚園等を改築する際に、グラウンドの拡張を図る必要があるのではないかというような御指摘であります。十分に議員の御指示、御協力を得ながらそのような方向にもっていきたいと思います。  武道が中学校での必須科目である。その武道場の整備を図られたいということでありますが、この点につきましても具体的には担当が答えますが、学校教育の体育の根幹をなす武道が必須教科となったのでありますから、やはり言うならば各学校にすべてがそのような施設が張りついてほしいということであります。その前にモデル校を指定してとの要請もありますが、このことにつきましてもその趣旨は十分理解できますので、必要な敷地及び市の財政状況を勘案をしながら、その整備について検討をしていきたいと思います。  以上、沢田議員の質問にお答えいたしましたが、詳しくは担当をもって答弁をいたさせます。よろしく、どうぞ。 ○議長(加藤忠昭君) 建設部長。  どっち答えますか。企画の方でやるんですか。1番と2番、2番を入れかえて2番の方からという御要望でございましたです。これ建設部長ですか、それとも企画──(「いや、こっちからです」と呼ぶ者あり)どっちからですか。建設部長でやりますか。  市長の御答弁で御納得いただけるんでしょうか。沢田議員。 ◆沢田行雄君 市長の御説明で大体わかりましたけれども、担当部としての見解と言いますか、もう少し掘り下げた話をちょっと聞かせていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。 ◎建設部長(上田史朗君) 自席からお答えしたいと思います。  いま八代市の南部の交通体系につきましては、市長が答弁しましたとおりでございます。少し具体的な話をしたいと思いますが、市長の答弁の中で、現在、街路交通情勢調査というのをやっているという旨の答弁がありましたが、これは平成2年度から平成4年度にかけましていわゆる八代都市圏八代市を含めまして千丁町あたりまで含めた広域的な交通体系のマスタープランづくりということで、平成2年度と今年度その現況調査と言いますか、私たちOD調査という言葉を使っておるわけでございます。  特に、人、物、車の動きを調べる調査でございまして、出発地から目的、どこに行くか、そういう詳しい調査、悉皆調査をするわけでございます。そういう現況の物、車の流れを調査しまして、各道路の込みぐあい、そういう現況調査をやりまして今後20年先をとらえた交通量の予測と、そういう調査の基礎調査ということでこの街路交通情勢調査、去年、ことしにかけて、これは国と県と市と折半、3分の1ずつ出し合って県が調査する事業でございます。  そういうことで、一応平成2年、3年度でそういう現況の実態調査を行いまして、来年度その実態調査に基づきまして総合都市交通体系調査、八代市都市圏の交通体系のマスタープランになるわけですけど、こういう調査をやっていきたいと思います。その中で、議員申されました南インターからの市街地へ抜けるそういうアクセス道路も含めまして、八代市全体の交通網の体系を検討していきたいと思います。  現在、御存じのように都市計画道路が何本か入っておるわけでございます。これも昭和52年から54年にかけまして同じような調査をやったわけでございます。これに基づきましていまの都市計画道路があるわけでございます。  そういう、ことしから4年度にかけました、こういう総合的な交通体系のマスタープランができましたら、さらにいまの都市計画道路に加える道路とか、いろんな一般的な道路も含めまして八代市の基盤づくりを、交通の基盤づくりを作成していきたいと思っておりますので、いましばらく調査をやりますのでよろしく御指導のほどをお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○議長(加藤忠昭君) 教育委員会の方に進んでよろしゅうございますか。 ◆沢田行雄君 次、お願いします。             (教育次長心得田川正明君 登壇) ◎教育次長心得(田川正明君) では、沢田議員の植柳小学校に関します御質問にお答えしたいと思います。  まず、御質問の第1番が栽柳園のことでございますけれども、この栽柳園が指定文化財になりました関係で、大変指定文化財に対しましては、ただいま補助金が少ないということでございます。大変保存会に対しましては大変お世話になっておるわけでございますけれども、県あたり私ども再三要求はいたしますが、大体この文化財に関しましては、国、県の考え方といたしましては、基本的にまず文化財というのは、そこの住民の方々の一つの財産だという考え方。ですから、みんなでひとつお金を出し合ってでもそれを守っていこうという意識が肝要だということをよく言われまして、大体この文化財のこういう補助金に対しては、非常に少ない額でございます。  そういうことで、大変いま議員の御質問の中にもございましたように、市からほんの剪定料といたしまして6万円をおあげしております。これも最高額でございまして、いまのところ県の文化財関係の補助金あたりとの関連もございますもんですから、そういう均衡を図りながら配慮してまいりたいというふうに思います。  次に、あの講堂でございますが、ことし文化財の指定をしたわけでございますけども、御承知のように、これも大正時代の貴重な建造物といたしまして指定いたしました。これについて、あとどうするかというようなことでございましたが、これもやっぱり雨漏りなんかいたしておりますので、若干補修をいたしまして、できれば、まだ埋蔵文化財がたくさんございます。それの保存をできればしたいと思っております。  これも博物館の中に入らない埋蔵文化財というのがたくさんございますので、そういうことにできれば展示をさしていただきまして、できれば市民の皆さん方に多く見ていただきたいというふうに思います。  それから、3番目に、小学校のグラウンドでございます。これはいま市長の方からもお答えいたしましたとおり、議員が御指摘のとおり、あそこ、長さあるいは幅ですね、全く狭うございます。それも、特に北側の方は球磨川、あるいは東、南、西、それぞれ民家あるいは道路ということになっておりまして、非常に用地を拡張するということは非常に困難な状況にございます。  したがいまして、このグラウンドを広くするためには、どうしてもいまございます敷地内にあります建物を整備、配置をしなきゃならないと思っております。今年度南側にある校舎を改築することによりまして、かなり整理されてくると思いますけれども、今後まだ残っております体育館とか、あるいは議員御指摘の植柳幼稚園、これを改築いたします際に、いまそういう配置あたりを十分考えましてグラウンドの拡張を図ってまいりたいというふうに思います。どうぞひとつ今後とも議員の御協力をお願いしたいと思います。  それから、中学校武道館でございます。これもただいま市長の方からお答えしたのでございますが、確かに必須課目になりました中学校におきまする武道の、武道する武道場がないということ、大変私どもも心を痛めておるわけでございますけれども、何せ本市におきましては、小学校中学校、養護学校、含めまして、幼稚園、37に及ぶ教育施設があるわけでございます。  そういうことで現在までまだ、きのうもちょっとお話したんですけれども、お答えしたんですけれども、校舎の鉄筋化がまだ残っております。また、体育館あるいはプールなどの増改築あたりもしなければならないのがたくさんございまして、なかなか武道の体育館まで手が現在のところつかないというのが現状でございますが、今後もこういう校舎の改築、あるいは補修を努めていかなければならないと同時に、中学校のそういう武道場の整備も欠かせない問題であると私どもも認識しております。  今後、必要な敷地とかあるいは市の財政状況あたりを勘案しながら、その整備について検討してまいりたいと思っております。以上、お答えにさしていただきます。 ○議長(加藤忠昭君) 沢田議員、よろしゅうございますか。 ◆沢田行雄君 先ほど1の問題でございますけれども、八代市の新総合計画の第2次基本計画にもありますように、親水公園の整備ということで、流藻川の整備をするということでうたい込んでございます。その辺について今度の整備と含めて何か考えていらっしゃいますでしょうか、その辺あたりをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎建設部長(上田史朗君) 自席からお答えしたいと思います。  流藻川の整備、いわゆる環境整備についてのお尋ねかと思いますが、流藻川は御存じのように2級河川でございます。山地の流域を持たない、平地だけの河川ということで、上流がわき水、湧水による水源ということで、八代市内でも一番きれいな川だと私も思っておるわけでございます。  現在、県におきまして、近年の河川空間、水辺空間を利用しました環境整備ということで現在整備しておりますけど、市の総合計画の中でもいろんな構想がありまして、すばらしい水辺公園的な計画があるわけでございます。  そういうことで、市としましても市の構想に沿ったような整備ということでお願いしているわけでございますが、議員御承知のように、河川と言いますのは、まず基本的には治水、いわゆる洪水を未然に防ぐというのが第1でありまして、その中で水の利用、利水ですね、それとか、そういう年に数回あふれるか、あふれないか、そういう大きな空間があるわけでございますが、通常はその空間が遊んでいるということで、この空間をできるだけ利用して市民の皆様に活用したらということで、そういう環境整備というのが最近言われまして、国の方も来年度から始まります第8次治水5カ年計画の中でも、治水、利水、環境と言いますか、水辺の整備ということで、3本柱で整備するようなことも考えられております。  そういうことで、議員おっしゃいますように、もちろん水辺の整備も大事でございますけれど、県としましてはそういう治水も含めながら、治水と調和したような環境整備を考えておるようでございますので、私も、市としましても、そういうことを市の構想も含めまして今後強く働きかけていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆沢田行雄君 新総合計画ですばらしい計画ができております。どうかその辺を十分お詰めいただいて、よろしくお願いをしておきたいと思います。  それでは、もう一つ、こっちの方は終わりますけれども、栽柳園の方で、講堂の使用目的ということでお願いしたつもりでございましたけれども、何かちょっと後の利用目的あたりは、計画としてはないわけですかね、その辺をちょっとお聞かせいただきます。例えば地元の資料館とか、いろいろな形で講堂のことはお考えではないかということをお尋ねをしたいと思います。 ◎教育次長心得(田川正明君) 自席からお答えいたします。  一応、埋蔵文化財を講堂に保存して、それをミニ展示場にしたいということでございます。よろしゅうございましょうか。 ◆沢田行雄君 はい、わかりました。  それでは、時間も大分余っておりますけれども、何分初めてということで要領を得ません。いろいろすばらしい回答をいただきましたけれども、よろしくお願いをしたいと思います。  これで終わります。ありがとうございました。(拍手)          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 今田智徳君。(「頑張って」と呼ぶ者あり。拍手)             (今田智徳君 登壇) ◆今田智徳君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)清風会の今田でございます。  地図を見ますと、八代市九州のほぼ中心に位置をしております。九州の拠点都市として、県南の中核都市ではなく、それよりかもっと大きい九州の拠点都市として今後大きく飛躍し、脚光を浴びようとしているこの時期に、私、市民の請託を受けまして、市会議員の一員として皆さんの仲間入りをさしていただく、市政の手伝いができますことを非常に光栄なことだと、そういうふうに思うわけでございます。  初めての質問で、幾らか緊張をしておりますが、与党の議員として、会派の名前にふさわしく、さらっとした質問をしたいと。(拍手する者あり)中身については、私の提案を交えて具体的に申し上げます。どうぞ明快なお答えをいただきますようよろしくお願いいたします。質問の通告に従ってお尋ねをいたします。  大きい項目で、全体を統括するわけでございますが、日奈久地域の開発総合計画について。  湯の香りが漂いますエステティックリゾートタウンづくりを目指して、昭和62年に日奈久温泉地域観光開発基本計画、これが策定されまして、八代市南部地域の活性化にその方向性が示されました。だが、なかなかその全容については進展がないように思われます。  日奈久の温泉は、熊本県内はもとより、九州全域に、また広く全国にその名を知られた温泉でございまして、江戸時代は細川藩の藩営温泉として、明治時代は全国の温泉番付の三役クラス、小結にランクされるなど、戦前非常ににぎわいを呈したわけでございます。戦後も八代市に合併をした昭和30年は、繁栄の頂点にあったと思います。  時代の移り変わりとともに、ここ数年、観光客の入り込み数が停滞し、温泉街としては衰退をいたしております。人口も減少の一途をたどり、現在の日奈久の人口は4950人、100年前の明治時代の人口と一緒でございます。戦後、昭和20年代には約1万人、ピークで1万人に近い人口を有した、そういうような時代もあったわけで、戦前派の私どもの年代の方々には、非常に懐かしい若い日の思い出も日奈久温泉にあると思います。  さて、近年は観光活動の多様化に伴い、宿泊、飲食、社交といった機能に加え、レジャーや保養基地として、そういった機能を求められる時代になってきたように思います。何はともあれ、地元住民が日奈久温泉の活性化に対して、その先頭に立って精いっぱい努力すること、またそれなりの熱意を持って事に当たることが一番重要であるとは思います。しかしながら、行政の立場での指導、その基盤整備、また開発への投資も欠かせない問題であると思います。  そこで、第1点の本議会に実施設計費2824万円が提案されております日奈久新港整備の事業についてお尋ねをいたします。  昨年6月浦川議員、ことしの6月松永議員、両質問で、整備の概要については全体像については説明をいただいておりますが、その機能の面では私どもまだ疑問な点が多々あるわけでございます。  例えば、500トン級の客船、フェリーが接岸のできるような港であってほしいと、そういったことも考えております。航路幅が、計画によりますと30メーター、水深がマイナス2メーターと。こういった港の現代の計画では非常に不足ではないかと、そういうふうに思うわけでございます。  また、日奈久の温泉にとりまして駐車場の確保、これが最も重要な課題であります。山が急傾斜で海に迫る、いわゆる斜面都市、この日奈久では観光に携わる旅行業者のほとんどの方々が、日奈久へお客さんを連れて行っても駐車場がないと。バスをとめるところがないと。自家用車の遊客の方々も駐車のスペースがないので、そういったことで日奈久温泉を敬遠されると、そういったことがちまたでは往々耳に入ってまいります。  幸い新港の整備ができ上がり、旧日奈久港跡地の利用ができるような時期が到来しましたら、公共の大駐車場を旧港跡地に埋め立てして利用ができるようにぜひ御検討をいただきたいと、そういうふうに考えております。  次は、第2点、日奈久の温泉街の再開発についてお尋ねをいたします。  昨年、完成をいたしました温泉神社、イベント広場の整備は、地域住民のいろいろな催しの場として大変喜ばれております。だが、その利用については、反面非常に不便さを感じるわけでございます。高台のために広場へのアクセス道路の拡幅整備がぜひ重要ではなかろうかと思います。現在の道路は痛みがひどく、幅員も2メーター以内ぐらいで、先は行きどまり。早急に何とか対応を考えていただく必要があると思います。  また、広場の下にも駐車場も設置をして、10台ないし20台の車は常時駐車できるような、そういったスペースを御検討いただきたいと思います。  イベントを開催しますと何百人かの入場者があるわけでございます。こういった何百人もの方々が会場に入りますと、人間の摂理として用が足せるように、何とかこういった面の設備もぜひほしいものであります。恒久的な常設のトイレをぜひ設置をしていただきたい。  イベント広場に隣接をしまして、日奈久弁で女郎居山と、こういった山がございます。この質問通告の中には女郎山と書いておりますが、これは正式には女郎居山でございます。昔、法華宗のお寺がありまして、当時のお客さんにも非常になじみの深かった散策の場所でございます。JRの線路をまたいで海側の地域の一帯でございまして、整地をすれば相当の広さの林間の公園が整備できるところでございます。  日奈久が観光地として再生するための憩いの場として、また日奈久地域の有名な物産でございます高田焼、竹細工、また八代特産のイグサ、こういった加工を一堂に集めて工芸の里づくり、工芸の村づくりをお考えいただけないものだろうかと、そういうふうにも思うわけでございます。  イベント広場から今度は湯ノ迫の川に沿って日奈久の港まで下ります。海岸まで下りますと、現在は道路の幅が3メーターないし4メーターの延長約200メーターぐらいの狭い中心の通りがございます。この湯の迫川、この川の上は現在家が建っておりまして、全然私らの感覚では川ということではなくて、下水というようなそういった感覚の川でございます。  この日奈久の中心地を山から海までぽんと打ち抜いて、道路幅が18メーターないし25メーターの中央の道路を大通りの公園として整備をしていただきたい、そういったお考えはないものか。また、現在温泉センター前に、八代のライオンズクラブ25周年記念事業の寄附を受けまして六郎左衛門のモニュメントを建立し、噴水を上げております。観光のお客さんが憩いの場として、記念撮影のバックとして大変に親しみを受けておるところでございます。  これを契機に、この一帯をミニ公園に整備していただくわけにはいかないものだろうかと、そういうふうに地元としては御要望申し上げる次第でございます。  次は、昭和41年、たしか41年に竣工したと記憶しておりますが、日奈久温泉センター、これの新築移転は考えていただけないかと、こういうこともあわせてお願いしたいと、そういうふうに考える次第でございます。建設後25年を経過し、建物、内容、設備、相当に老朽化をいたしております。  熊本市を初めとし、人吉、芦北等に新しい機能を備えた優祐ランド、ヘルシーパル、こういった名称で誕生いたしました総合の公衆浴場、こういったものがどんどんどんどん拡充されております。日奈久の温泉センターの利用も、もう頭打ちでございます。当然早急な対策を考える時期にあると思います。新しい考え方で、食生活の改善、運動、入浴等を組み合わせた健康づくりを目指すクアハウス、いわゆる温泉療養施設、これをセットした温泉センター、これを新港の計画で浮かび上がってまいりました旧港の跡地、こういったところに張りつけしていただきたい、そういうふうなことも考えるわけでございます。  日奈久の町の中の市道については、戦後30年から40年、この間ほとんど手がつかず、しばらくは八代市内の大手町の通りにありましたブロック、あれをはいだ後日奈久へ持ってきてしばらく張りつけたと、そういうこともございますけれども、その後は簡易の舗装はなされても、道路の拡幅整備というのは全然やってないわけでございます。この実情については議会、行政ともに十分御存じと思いますので、今後この席でお願いするということはまず差し控えますものの、担当の委員会等に御相談申し上げて、順次整備をしていただくようお願いしたいと考えております。  次は、高速道路と国道3号線のバイパスについて。沢田議員からの話もありました。道路網の整備、交通体系の整備、これは現在の八代にとって非常に重要なことでございます。特に南部地域ではそういうことでございます。高速道路と3号線のバイパス、これが同時に南部地区に浮上しております。西回りの自動車道は、まだ用地の買収も進んでいない、そういうふうに聞きますけれども、平成7年に供用を開始しますと、何回も私ども聞いておりますが、その時期に間に合うのかどうか、進捗の状況についてお知らせを願います。  また、この高規格道路、有料の高速道路でございますが、当初日奈久バイパスとして計画されたものが途中で高規格道路に変更されたものでございます。建設省の八代工事事務所では、従来計画のバイパス路線は、そのまま高速道路の山側に側道として整備をすると、そういった約束があったように聞いております。  敷川内町の農免道路の三差路を起点としまして、3号線のバイパスがぜひ日奈久の町の海岸を通りまして日奈久の一番南部の方に接続できますように、ぜひこういったものも御整備を、御配慮をいただきますように。現在の3号線の交通量、これは1日1万2000台ぐらいあると思います。何とかこういったものを計画しませんと、交通が完全に麻痺して、1級国道でありながら昔そのままの幅員で、しかも代替の地方道が全然ないのは市内では日奈久と二見地区だけでございます。  日奈久の中心の地域、信号機が押しボタン式の信号機がございます。ここは私の会社のすぐ近くでございますけれども、ボタンを押します。押して2分から2分20秒、こういった長時間の待ち時間があります。車の切れ間を縫ってお年寄り、子供、学生はさすがに通学の間にはしませんけれども、ふだん家に帰りますと、やっぱり一緒でございます。必死で信号の変わらぬまま、車の合い間を縫って走り渡る、そういった状況が日増しに多くなってまいります。  また、一たん付近で工事があったり、事故があったり、そういうことがありますと、たちまち渋滞をいたします。また、日奈久の何百年もの古い歴史を持った祭り、例えば丑の湯の祭り、十五夜の祭り、こういったお祭りが車社会の犠牲になって、全然道路を使えぬような状態が頻発しております。何とか行事がスムーズに今後もできていきますように現状を早く解決していただきますよう、これもぜひお願いしたいということでございます。  第4点、観光ルートの開発についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。時代とともに交通の手段は変化をしてまいります。モータリーゼーションの進展に伴い、現在は自動車の全盛時代で、自動車に合わせた観光ルートづくりを、いまからではちょっとおそいかもしれませんけれどもぜひ考えていただきたい。  高速網の整備によりまして、平成7年には日奈久に日奈久温泉インターができます。そういうふうになっております。また、当初質問を申し上げました日奈久新港、これも大体同じ時期に完成を見る、そういうようなことを聞いております。双方ドッキングさせまして、南九州の宮崎、鹿児島方面、これから人吉、八代インターを通りまして天草、雲仙、長崎方面の観光のルート、この線上に日奈久を位置づけてもらいたい、そういうことが私ども日奈久の地域の住民としてはぜひお願いしたいわけでございます。  これは南九州から長崎までのコースとしては最短コースでございます。三角へ回る、長洲へ回る、非常にあちらの方が遠いわけでございまして、日奈久経由でまいりますと最短のコースができるわけでございます。日奈久の新港にぜひ航送船フエリーの基地をお考えいただけないものかと、そういうふうに考えております。  また、JR九州、ここから3年か4年前に御提案がありました。日奈久の温泉街の中心に日奈久温泉駅をつくらないかと、ローカルの日奈久の温泉駅をつくるならばJRの方では考えましょうと、JRの方から御提案があったわけでございます。これもぜひ実現の方向で対応していただきたい、そういうふうに考える次第でございます。  最後になりますが、5番目の問題、昨日井山議員のお尋ねと重複する点もございますけれども、埋立地の利用計画について、これをお尋ねいたします。  当初この埋め立ては、日奈久温泉再開発を目的とされて計画をされたと聞いております。現在では高速道路の用地として約3分の1、これを差し引きますと残地は16ヘクタール、そのくらいしかないわけでございます。大型のレジャーランドをつくろうと、そういったことで地元も非常に期待をしておりましたけれども、この広さではとても大型のレジャーランドは無理でございますので、こちらの方は大規模埋立整備事業、200ヘクタールのこういった整備事業がいま市の方で、卓上で計画をされておるとそういうふうに聞きますので、こちらの方に大型のやつは譲るとしまして、まずは海にターゲットを絞った施設、これをお考えいただきたいと。プールと遊園地、これをセットしまして、ウォータースライダー等の設備をして、都会人の弱年層、家族連れのお客さんの健康志向に的を絞った娯楽の施設として計画をしていただけないだろうかと。  また、屋内運動施設、これもお考えいただけないかと。屋内運動施設と言いますと、ゲートボール、パターゴルフ、弓道、アーチェリー、またスポーツのイベントホールとしても利用できるものを考えていただきたいと、そういうふうに思うわけでございます。  以上で大分長くなりましたけれども、本席からの質問を終わりまして、あとは質問席でお尋ねをいたしたい、そういうふうに考えます。どうぞよろしくお願いいたします。             (市長沖田嘉典君 登壇) ◎市長(沖田嘉典君) 今田議員の質問にお答えいたします。  質問のほとんどが日奈久活性化についてでございます。明治時代の人口と現在の人口は日奈久は同じである。昭和20年には1万人も数える人口であった日奈久が、なぜ今日のような衰退であるかと、このような御質問でございます。  昭和62年3月に策定いたしました日奈久温泉地域観光開発基本計画においては、温泉街の中心軸としまして幅7メートルに拡幅をいたしまして、石畳式の情緒ある通りに整備すると、そのような方針を掲げてあるにもかかわらず、これがなかなか進捗しない。議員からそのような考えをもっと大きく、例えば市道から湯ノ迫川までを20メーターから25メーター幅を買収して大通りを公園にするとか、いろいろの盛りだくさんの活性化政策をただいま提案されました。まさにこれは思い切った発想であり、日奈久温泉のイメージを一新するような事業であろうかと思います。  いよいよ21世紀に向かいまして、わずか10年足らずでありますが、八代の状況はまさに一大転換を迎えようとしておるときでございます。新幹線の問題、ただいまお話の西回り高速道の問題、そのようなことを考えますときに、いまこそその受け皿対策を講じなければならないと思うのであります。  先ほど議員の質問の中に、日奈久200ヘクタールの埋立構想の御指摘がありましたが、少なくともこの機会をとらえまして日奈久の活性化をしなければ、そのチャンスを失すると思うのであります。国鉄の第三セクターももちろん日奈久を通るわけであります。そのような状況の中で、日奈久地域開発の総合計画は新たに検討を加えていきたいと思っております。  細部御提案、質問に対しましては担当の部をもって説明をいたさせますが、港の問題の現在の新港整備事業、跡地埋め立てをバスターミナル駐車場、日奈久中心街の再開発と、まさに盛りだくさんの提案であります。積極的に御指導いただきましたことに対しまして取り組んでいきたいとこのように考えます。  埋立地の利用計画につきましては、残地がインター周辺でありますから利用価値の少ない土地になっておりますので、この点も積極的な見直しをしていかなければならないと思います。日奈久温泉活性化のために、このような提案を形の上であらわして実施していかなければならないと考えております。今田議員の御提言も含めまして検討をいたしていきたいと思います。  しかし、この問題は地元の意見調整と地元の御協力を仰がなければならないものばかりでありますので、議員の皆さんのお力添えをよろしくお願いをいたします。市といたしましては、御期待に沿いますように積極的に日奈久の見直しに取り組んでいきたいと思います。細部につきましては担当をもって説明をいたさせます。
                (建設部長上田史朗君 登壇) ◎建設部長(上田史朗君) 今田議員御質問の、まず第1点目の日奈久新港整備事業についてでございますが、日奈久新港は日奈久地区の活性化を図るための各事業計画と連携をいたしまして、日奈久地区全体の浮揚や発展を目指し、観光港及び漁業基地としてこれまでに国や県の御指導を得て計画しているところでございます。  港の規模としましては、現在の漁港等の施設と、これからの余暇時代の要請にもこたえられるようにマリーンレジャーなどのプレジャーボートの施設を整備することにし、この新しい港は50トン程度の客船の接岸も可能でございます。また、これからの港として背後地に緑地を配しまして、港湾利用者や周辺地域住民の皆様にオープンスペースを確保しまして、潤いと安らぎの場として活用できるようあわせて整備することとしています。  議員お尋ねの、例えば500トン級のフエリーが接岸可能な港の機能ということでございますが、今後日奈久地域の総合的な開発計画の中で、観光開発の一環として日奈久温泉と他の地域、議員の質問の中にありましたように、雲仙、天草地方、こういうフェリーによる海の観光ルートの位置づけがなされまして、フェリー会社等の就航のめどがつきましたら新しい日奈久港の整備計画を進めながら、その時点でフェリー施設についても十分研究してまいりたいと考えております。  次に、駐車場についてのお尋ねでございますが、議員御指摘のとおり、日奈久地区にとっては駐車場の確保は、切実の問題であるということは十分認識しているところでございます。先ほど申しましたとおり、この新しい港づくりの中で緑地として計画しているところがございますが、この中で今後駐車場用地としてどれくらい確保できるか、さらに検討してまいりたいと考えております。  また、今後の課題といたしまして、新港の整備がある程度めどがつきましたら、現在の日奈久港の泊地の活用策があるわけでございますが、この活用策の中でさらに駐車問題について研究してまいりたいと考えております。そういうことで、日奈久の活性化にとりまして、この日奈久新港の整備は不可欠なものと私たちもとらえております。  そういうことで今後この整備に当たりまして議員初め地元の皆様の御支援方よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 ◆今田智徳君 丁寧な御説明いただきましてありがとうございます。  ただ、この新港の事業は国の事業としてやられるわけですから、非常に市と国、県の接点が難しいと、そういったことで調整をされておるようでございますので、そういうことを含みまして今後できるように、一日も早く実現しますように御努力をお願いしたいと、そういうふうに思います。どうぞよろしくお願いします。             (商工観光部長園川利一君 登壇) ◎商工観光部長(園川利一君) ただいま今田議員より、日奈久観光の一層の振興に向け、貴重な要望と御提言をいただき、商工観光部に関係いたします第2点目の日奈久温泉中心街の再開発として、(イ)のイベント広場整備、並びに(ロ)の女郎居山という地名があるわけでございますが、私ども市におきましては、以前昭和63年に仮称幸ケ丘公園整備計画として推進に当たった経緯から、仮称名を使わせていただきます。また、第4点目の観光ルートの開発についてお答えをいたします。  まず初めに、日奈久温泉中心街の再開発として、イベント広場へのアクセス道路、並びに駐車場公衆便所の設置でございますが、議員御指摘のように私ども担当課において十分調査をし、認識をいたしているところでございます。場所、用地が私有地でございますがゆえに、早い機会に地元の関係者の方々と十分協議を行い、御期待にこたえるよう努力いたしたいと存じますので、特に議員のお力添えをいただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。  次に、(ロ)の仮称幸ケ丘公園観光開発と日奈久地域の有名物産の高田焼、竹細工並びにイグサ加工品等を一堂に集めた工芸里・村づくりでございますが、議員御承知かと思いますが、先ほど申しましたように昭和63年に仮称幸ケ丘整備計画に基づき、地権者などへの交渉など鋭意努力をいたしました経緯があるわけでございますが、実ることができず今日に至っております。  私も先日現地を検分いたし、感じましたことは、議員御案内のように、日奈久温泉街の中心部を望み、不知火海を経て天草を一望にできる景観のすばらしい山ろくで、またイベント広場へも直接の好場所でありますが、民・工芸村としての立地につきましては、多少駐車場など疑問を感じているところでございます。  御案内のとおり、日奈久埋立地も完了し、これから二見、日奈久地域の全体を加味した活性化の総合計画、レイアウトとして庁内における南部地域開発プロジェクト等においてもろもろ検討がなされているところであります。  民・工芸村設置問題につきましては、日奈久地域のみでなく、広範囲な市全体あるいは広域を含めた伝統文化の工芸、物産品などの展示、即売、また保存と継承を網羅した文化と産業の資料施設、一例を申し上げますと、人吉のクラフトパークや由布院の民芸村などのように、郷土の文化と観光振興を兼ねた内容を持った施設を、それにマッチした最適な場所に建設を要するのではないかと考えるものであります。  そこで、今後先進地の状況などを十分調査し、今田議員の意も十分配慮しながら、早い機会に市のマスタープランに位置づけるよう努力してまいる所存でございます。  次に、第4点目の観光ルートの開発についてお答えいたします。  昨今は、技術革新並びに情報の高度化などにより、産業構造あるいは社会構造の広域化の施策が進展いたしております。議員御指摘の宮崎、鹿児島、人吉の南九州、または天草、雲仙、長崎の西九州観光ルートを結んでの、日奈久観光を中核としてのルート開発は、極めて大事なことであると認識をいたしておるところであります。  去る6月定例市議会において、山下議員からも広域観光施策の振興の提言もいただいておりますし、八代市における観光開発の中で、特に日奈久観光の活性化につきましては各種各方面を活用した方策を講じてまいらなければならないとかように考える次第であります。  そのような考えからいたしましても、議員の御要望であります新日奈久港整備においての航送船、フェリーの発着基地は大変大切なことと存じます。ただいま建設部長から、観光政策上必要が生じた段階には整備を検討する旨の答弁がありましたが、私ども商工観光部内において、今後の観光総合計画の中で関係部課と十分協議をし、実現に向け、鋭意努力を続けてまいる所存でございます。  以上、お答えといたします。 ◆今田智徳君 御丁寧な答弁ありがとうございます。  ただ、イベント広場ができまして相当な時間が経過をしております。ここで広場周辺の附属整備、これはぜひ早急にやってもらわにゃいかぬ、そういったことで考えております。これは人間だれしも同じでございます。イベント広場が、現在の収容力が約1000名、1000名の人たちがあの広場に集まりますと、自然の摂理で、さっきも申しましたように用が足せるところがぜひこれは必要でございます。これは何とか早くしてもらわぬと、そういうふうに考えるわけでございます。  それから、車で上ります。お年寄りの方々でも上られるように、高い石段があってなかなか年がいった人たちには無理なようでございますので、そういった場合、周辺のいわゆるアクセス道路を通りまして上までお年寄りを連れて行きます。ところが、先は行きどまりでUターンもできません。帰りはバックして帰らにゃいかぬと、そういったところでございますので、これもぜひ早急にお考えいただきますようによろしくお願いいたします。  次にお願いいたします。             (企画開発部長原田正一君 登壇) ◎企画開発部長(原田正一君) 私の方から2点ほどお答えをいたしたいと思います。  まず、温泉センターの新築についてのお尋ねでございますが、近年、各地にクアハウス的ないろんな新しいタイプの温泉施設ができておりまして、人気を呼んでおることは御承知のとおりでございます。日奈久の温泉センターも、そういう意味では時代にマッチした施設に装いを新たにすることを考えるべきだというふうに思いますけれども、これは御承知のように日奈久財産区という、特別地方公共団体で管理されておる施設でございますから、財産区の意向をやはり非常にそれを尊重しなければいかないというようなことになろうかと思います。  したがいまして、市といたしましては財産区といろいろ協議をしまして、その意向次第ではそれをバックアップする立場で取り組んでいきたいというふうに思っております。  それから、2点目の日奈久埋立地の利用計画についてでございますが、この問題につきましては昨日の井山議員の質問にお答えをいたしましたように、また先ほど市長の方から市長の考え方の一端が触れられましたように、今後民間企業への働きかけとあわせまして公共事業の導入、こういった両面から検討を早急に進めたいと。そして日奈久地区の活性化にできるだけ資するような方向で考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆今田智徳君 ただいまの温泉センターの問題でございますが、これは昭和41年にできましたときもそうでございましたが、やっぱり日奈久の財産区だけではどうしても建設するだけのそういった対応ができないと、そういうようなことで、当時、八代市の起債であのセンターはつくられたと、そういうふうに聞いております。当然そういうことで今後も対応していただく、そういうことで考えておりますので。  それから、埋立地の利用計画、これも狭い16ヘクタールの中で、何とか地元にすぐ即効性のある対応をしていただくと、そういったことで私御提言を申し上げたわけでございます。だから、この施設内に入るような形でお願いをしたいと。  それから、もう1つでございますが、これは商工観光部長に以前お話を申し上げたと思いますけれども、屋内の運動公園、屋内の運動施設、これは厚生省のそういった老人対策として、老人のスポーツ対策として、厚生省でとらえてあります屋内ゲートボール場のそういった助成と、それから日本船舶振興会、これで笹川さんのこの会でも私手元に資料を持っておりますが、ゲートボール場のユニットの整備、全国の約1年に10カ所ぐらいずつ整備をしていきたいと。  これは地方自治体が対応すれば、すぐ船舶振興会の方ですぐ受け付けをすると、そういうようなことも聞いておりますので、そういったことを含めまして費用の余りかからない、そういった屋内の運動施設、こういったことについては早急な対応をお考えいただくようにどうぞよろしくお願いいたします。             (建設部長上田史朗君 登壇) ◎建設部長(上田史朗君) 3点目の南九州西回り自動車道の進捗状況と、八代南部地区の国道3号線バイパス、これについての質問にお答えしたいと思います。  まず、八代・日奈久道路の進捗状況でございますが、この進捗状況につきましては6月議会の浦川議員の質問でもお答えしましたように、八代南インター付近の約1キロメートルを除きまして、八代インターから平山新町付近までの調査設計が既に済んでおりまして、現在用地買収に取りかかっていることは議員御承知のとおりかと思います。  さらに日奈久地区では御案内のように、側道及び本線の盛り土や高架橋が既に建設されているところで、進捗状況は事業費ベースで平成2年度までおおむね20%程度でございます。また、本年度の事業消化につきましても、おおむねめどがついたということを聞いておるわけでございますが、ちなみに事業が順調に進みますと、本年度末での進捗率はおおむね30%程度になるということを聞いております。  次に、供用開始の時期の確認でございますが、平成2年度の供用開始は、平山インター地区の1キロメートルがまだ測量に入っていないということで非常に厳しい状況にあるわけでございます。しかし、今後おくれている事業を計画どおりに推進しまして、平成7年度に供用できるよう、市といたしましても地元の協議や用地買収等へ積極的に協力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆今田智徳君 日奈久バイパスのことについて再度お尋ねをいたします。  これは、当初計画のとおり3号線のバイパスとして計画された道路でございますので、そういったことを含めまして、質問でも申し上げましたように、当然高速道路でなくて、3号線バイパスとして当然整備をしていただかにゃならぬと、そういうふうに考えるわけでございます。  これは質問通告をしましたのが5日前でこざいます。この日に、私、日奈久の大坪川の一番下流域、これは大坪川と高速の道路が交わるところでございます。ここまで行きまして、現地の側道、現在整備をされております側道、これを見てまいりました。幅員を当たりましたら6.5メーターしかないと。新しい道路の計画、いわゆる幾ら側道にしても、6メーター50しか有効幅員がないような道路を、人も通る、車も通る、こういった道路を新しくつくろう、そもそもこの発想が間違っていると思います。  ぜひ当初の日奈久バイパスと同じような考えで、規格に合った道路整備がなされるように。と言いますと、現在、私どもが日奈久の町の中で3号線を通ります。あそこの幅員が一番狭いところで9メーターでございます。これよりか狭い、いわゆる9メーターが6メーター半と。大型の自動車が、いわゆるトラックが2台行き合いますと、これはもうぎりぎりでございます。片道3メーターしかないということでございます。人は全然そのときは通れない。だから、歩道をつければこれは何とか自動車も通れますわけです。  だから、結局市道として、いわゆる4メーター規格、それ以上の道路整備をされる場合は別でございますが、やっぱり建設省が国道として、それにかわる道路として整備をされるということになりますと、当然いまの6.5メーターでなくて、やっぱりそれ以上の、最低現国道程度の幅員は必要でございます。これを何とか市の方でも建設省に働きかけていただいて、実現できますように。そうでないとバイパスの機能というのは果たせません。こういったことを再度建設部長に質問いたします。 ◎建設部長(上田史朗君) 自席からお答えしたいと思います。大変失礼しました。3号線バイパスについての御質問もあったんですけど、ちょっと私、答弁忘れましてお許しいただきたいと思います。  3号線バイパスにつきましては、以前にも質問出ているわけでございます。日奈久地区の活性化及び交通の緩和対策といたしましては、一つには先ほど申しましたように、南九州西回り自動車道があるわけでございます。また、これに沿って設けられます側道があるわけでございますが、これが2車線道路として国としてはいま計画されておられるわけでございます。この道路が国道3号線のいわゆる補完的な道路として役割を果たすんじゃないかと思うわけでございます。  そういうことで、市といたしましても、今後ともこれらの側道、いわゆる2車線道路が実現に向かっていくように強く働きかけていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 ◆今田智徳君 ただいま建設部長のお話では、幅員についての御答弁は全然ありませんでしたけれども、どうぞそちらの方も現状に合うような道路整備ということでお考えいただいて、国との折衝を続けていただきますようにどうぞよろしくお願いいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(加藤忠昭君) 以上で午前中の議事を終わり、午後1時まで休憩いたします。             (午前11時43分 休憩)          ────────────────────             (午後1時03分 開議) ○議長(加藤忠昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。          ──────────────────── △日程第1〜11(続き) ○議長(加藤忠昭君) 日程第1から日程第11までの議事を継続いたします。  前田秀康君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)             (前田秀康君 登壇) ◆前田秀康君 私は、3点について質問通告をいたしておきましたので、その順序に従ってお尋ねしていきたいと思います。  初めに、定住拠点緊急整備事業の進捗状況についてお尋ねいたします。  8月6日、市街地開発課の資料をいただきましたけれども、この中に定住交流センターの中に生涯学習センターが入ってくるような計画がございます。したがいまして、今後の考え方の基本としていきたいと思いますので、飾り言葉は抜きにして生涯学習センターの目的だけを明確に教育長の方から御説明をお願いしたいと思います。  次に、核施設が現在まで何回か変わっておりますので、定住交流センターの目的と物産センターの施設の内容について、建設部長の方から御説明をお願いいたします。  2.八代港のシンボルタワー建設についてお尋ねいたします。  八代市の交通体系は、南九州西回り自動車道及び九州新幹線の建設、さらには重要港湾八代港における大型岸壁の着工に象徴されますように、いま確立されようとしており、文字どおり交通の要衝となってまいりました。この地の利を生かし、さらに飛躍を求めての強力な施設の推進により、真の県南拠点都市づくりに邁進することが肝要であると考えております。  八代市は、御案内のとおり幾度となく行われてきた干拓により現在の市街地を形成し、その肥沃な土地は、高生産性を示す農業と古くから集積をした工業等により高度な土地の利用がなされており、これから大規模な開発を考える場合は、自然豊かな海面に目を向けざるを得ません。その八代海は、風光明媚な、しかも波静かな内海であり、ウオーターフロントは開発次第では一大海洋リゾート基地になり得る素材を有していると思います。  幸い八代港の改修事業は、運輸省の直轄と県の補助事業により修築がなされており、その改修に伴う土砂処分場の建設や航路しゅんせつによるニュー加賀島拡張工事、さらには大築島土砂処分場計画がけさの新聞にも掲載されておりましたけれども、これから本格化するものと思っております。特に、大築島については西武との進出協定もさきに行われており、この新たな処分場が実現できれば、海洋レジャー基地建設へ一層の弾みがつくものと思われます。  一方、既設岸壁埠頭を使い、これまでのような工業港一辺倒から市民に開かれた海浜への転換を図るべく、八代港のシンボルタワーの建設構想が第三セクター方式を取り入れた形で運輸省から提案されております。このように海浜における大規模事業がメジロ押しであり、交通の要衝という地の利を考え合わせるならば、私はまさに一大海洋レジャー基地も夢ではないと思っております。  そこでお尋ねいたします。8月6日、運輸省第4港湾建設局熊本工事事務所から熊本県、八代市、地元漁協、県内18企業を交えて第三セクター方式による、八代港に九州一のマリンタワー建設が提案されております。  これに対して沖田市長は、前向きに検討したい、つくるならば九州一の施設にしたいと、コメントを新聞に掲載されておりました。構想といえども、いまだ不透明な部分が多くありますので、運輸省の提案に対して市長のお考えをもう少し詳しくお聞かせ願いたいと思います。  3.保健・医療体制の充実について。  厚生省の資料によりますと、心臓病による年間死亡者数は約17万人、脳卒中は約12万人、がんの約22万人に次いでそれぞれ2位、3位を占めております。これらの要因として指摘されている高血圧、高脂血症などの成人病は、食生活の欧米化や塩分摂取過剰で増加傾向にあり、成人病の治療には食事内容の改善や運動の継続といった根気強い自己管理のほかに、医療機関での定期的な受診が必要であります。  しかし、患者の多くは、生活習慣変更の困難さや病気に対する認識不足から自己管理を怠り、勝手に途中で治療を中断して次第に症状を進行させるケースが多く、こうした点の改善が急務であると指摘されております。  このため厚生省では、患者が治療継続やライフスタイル改善に取り組みやすいように、年齢や生活環境の違いなどに応じて自由に選択できる治療メニューのあり方を検討し、さらに患者教育専門施設の設置や、慢性疾患指導士といった新しい資格制度を導入を検討しております。  八代市でも、市民の健康増進と疾病予防に関する事業は保健センターで実施されており、業務の種類や市民の健康づくり意識の向上を目指した健康づくり推進事業など、また作業療法士を配置して機能訓練事業や管理栄養士による食生活面からの成人病の予防など、治療から予防へ、そして健康増進へと、市民と直結した健康サービスに取り組んでおられることはよく承知いたしております。  そこでお尋ねいたします。  来年度から保健事業第3次計画がスタートしますが、公衆衛生審議会の報告書によりますと、1.個人検診の普及として、集団検診から個人検診への促進、2.昔は胃がん、今は大腸がんと言われておりますけれども、大腸がん検診の導入などがん対策の推進、3.健康診査の質の向上、4.福祉行政との連携強化などが提言されておりますけれども、この提言に対するお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(加藤忠昭君) 市長。 ◆前田秀康君 ちょっと待ってください。教育長から。             (教育長渡速君 登壇) ◎教育長(渡速君) 突然の御質問でございますが、生涯学習につきまして若干申し上げたいと思います。  リカレント学習と申しまして、「リ」というのは繰り返す、「カレント」は流れる、いわゆる学校教育だけが自己完結かと言われると、現代は多様化しておりまして、学校教育をもって自己完結とは言えないと。そこで新しく生涯学習という大きな一つの課題が生まれてきたわけであります。それに伴いまして生涯学習センターと、そういう、これはまだ研究の緒についた施設でございますが、これから開発していかなくちゃならない課題でもあるわけです。  本市におきましてもぜひ生涯学習センターを設置いたしまして、揺りかごから高齢者に至るまでの間の多様な教育の欲求と言いますか、学習のニーズにこたえて、それに応じるだけのセンターをと、このように考えております。  全体的に把握いたしますと、推進構造と申しますか、まずプライムコミュニティ八代ということを私は考えております。生きがいのあるまち八代をつくると。そのために今後我々が手をつけたいのは生涯学習推進会議と、そういったものを全市挙げて取り組みたい、構成したいと思います。  これには教育委員会、市長各部局を含め、あるいは民間団体、各種団体、それを統合した生涯学習推進会議というものが当然必要になってまいります。その生涯学習推進会議のもとに、我々は推進目標というものを設定すべきである。これは私が考えておりますのは、魅力のある環境、そしてその中でより質の高い生活をということが私の願いであります。これを実際具現していくのが私は生涯学習センターという一つの施設であると、このように思います。  これと関連してまいりますのは、市内の各施設、都会あたり行きますと、駅自体がカルチャーセンター的機能を果たしているところもあると思います。そういった民間施設あるいは中央公民館図書館博物館、体育館、各小中学校教育施設、そういったもろもろの施設を統合して機能していく必要があるわけでございます。そのほか、各種学校、高校、大学、工専、あるいは国、県行政の人材バンクと、そういったものも当然生まれてくるものと思います。  教育委員会といたしましては、そういった生涯学習センターの下に、各施設、各役割を私は持っていきたい。その一つとして校区公民館、それはお互い校区の触れ合いの場としての機能を果たす。それから総合体育館、これは情報とトレーニングの場として、さらに博物館、これは未来の森ミュージアムで情報提供の場として、それから市立図書館、これも活字による情報あるいはその他もろもろの情報提供、もちろん学校教育あるいはモデル校、教育研究所、生涯学習の研究と、そういったそれぞれの分野を、役割、施設をお互いに補充、進化、統合させながら、そういったことに市民のニーズにこたえていくと、その研究の場として生涯学習センターをもっていきたい。  これらのことはそれぞれ各個人へ反映されるし、各種団体あるいは地域の公民館、各企業、その他総社教と、そういった住民にヒューマンシティとしての教養、あるいは市民のニーズにこたえた資料提供、そのための指導者養成、そういったことが含まれてまいります。(「教育長」と呼ぶ者あり)そういったような構想でおるわけです。(前田秀康君「わかりました」と呼ぶ)以上です。  もういいですか。(前田秀康君「もういいです」と呼ぶ)  もう少しあった──(前田秀康君「いや、もういいです」と呼ぶ。「簡明にせろよ。よざんなことが多いよ」と呼ぶ者あり) ◆前田秀康君 なぜこれを聞きましたかというと、これは定住交流センターのですね、基本的な考え方だもんですからお聞きしたわけですけども、いま教育長のお話を私なりに確認さしていただきますと、生涯学習センターの推進協議会をつくると、ですね。それから、そこで目標を設定して、そして質の高い生活を行うようにしたいと。その拠点を定住交流センターにつくりたいということですよね。 ◎教育長(渡速君) いま申しましたことが私のいわゆる構想でございまして、これからそれをどのように運営していくかということは内部で検討していきます。 ◆前田秀康君 じゃ、いまのことをベースに話を進めていきたいと思いますけども、次は建設部長の方からお願いいたします。             (建設部長上田史朗君 登壇) ◎建設部長(上田史朗君) 議員お尋ねの定住交流センターのうちの物産センターの具体的な内容ということでございますが、現在、議員御承知のようにレインボー計画の中で核的施設、別名定住交流センターと申しているわけでございますが、この施設をどういう施設にするかということでレインボー調査特別委員会等とも諮りながらいま打ち合わせしているところでございますが、その中の一つに、核的施設の中の一つに物産センターというのを一応考えているわけでございます。  この物産センターと言いますのは、我々執行部が一応提案しています内容につきましてでございますが、、八代市の特産でありますそういうイグサとか、宮地の和紙とか、高田焼とか、そういう物産の展示場なり、それは和紙とか高田焼の実演室と言いますか、それをつくるそういう実演室など、その他日奈久の竹細工なんか、そういういろんな体験できるようなそういう製作の実演室とか、八代市の特産の銘柄の即売場とか、そういう物産紹介コーナーなども設けたいというようなことでいま提案しているわけでございます。  そういうことで、この定住交流センターがこのレインボー計画の中でも核的な施設ということをとらえておりますので、今後とも議会とも相談しながらこの核的施設を何にするか、いろいろ御相談してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆前田秀康君 この定住交流センターの目的をちょっと説明してください。目的。
    ◎建設部長(上田史朗君) 定住交流センターの目的ということでございますが、この事業はいわゆる新しいまちと既存の市街地を結ぶという、これからの21世紀を目指したまちづくりということでございますが、どうしてもその中に核的な施設が必要でございます。  そういうことで、公共的な、いろんな人が行き交う、利用できるようなそういう施設を建設省の方からも指導がありまして、そういういろんなメニューがあるわけでございます。そういうことで行政と民間が一緒になったそういうセンター、そういう施設と私たちはとらえておるわけでございます。 ◆前田秀康君 ちょっとまだ話したいことがありますけども、時間が足りませんから先に進みます。ここで問題は、いまおっしゃった核施設が必要であるとおっしゃいましたね。この核施設が、62年には1500万の設計費で子供の王国が一応できてきたわけです。それから、そのあくる年には彦一館に変わったわけですね。そして、今度はいままた生涯学習センターに変わりつつある。いわゆるレインボー計画の核施設がころころころころ変わるわけですけども、その理由は何ですか。 ◎建設部長(上田史朗君) 定住交流センターの核施設は従来から変わっていないかと思います。  集約施設であります、別名B.C棟と言っているんですけど、これはいままで議員おっしゃいましたように子供の王国なり、彦一館とか、現在では水をテーマにした、そういうスケートやら温水プールやら、そういう施設を現在提案しているわけでございます。  そういうことで、このA棟であります定住交流センターにつきましては、従来から建設省からの指導もありまして一つの国の基準というのがあるわけでございます。定住交流センターにはこういう施設を入れなさい、こういうものを入れなければ補助の対象にはしてやりませんよという、そういう制約があるわけでございます。  そういうことで、現在、いままでも定住交流センターにつきましては、その基本的な考え方は変わってないかと思います。 ◆前田秀康君 いまおっしゃったB棟C棟についてはまた後でお尋ねしますので、ちょっとここで市長さんにお尋ねしてみたいと思いますが、これは昨年の6月の議会で、核施設とそれから区画整理でお尋ねしましたときに、区画整理についてはぜひ実行して推進すべきであると考えておりますから、その点については前任者と一緒であると。いわゆる区画整理はどんどんやっていいですよと。ところが、核施設については私なりの意見を述べさしていただきたいし、前任の市長との考えで違った点があるので、コンセンサスを得ながらやっていきたいというようなことでおっしゃっておりますけれども、いま私どもの前に見えている姿というのは、生涯学習センターとそれから産業物産館、この2つが目に見えた姿になっておりますけども、市長が考えておられる核施設というのはそんなことなんですか。 ◎市長(沖田嘉典君) 自席から答えます。  この定住拠点緊急整備事業というのは、議員も御承知のように3点セットと通称言うですけども、周りのアプローチ道路と、それから区画整理と、いまお話の中の建物、A棟、B棟、C棟と、通称、その3つがそろって整備事業として国から認可になっておるという経緯があるわけです。  御承知のように、膨大な費用を要する、全体合わせて160億という、そういうことですから、一体160億あるのかという質問があると、いまのところはコメントできないと。こういう状況の中で一つずつ解決をしていかなきゃならないと。  そこで前の議会で申し上げたのは、何はともあれ目に見えるとか、区画整理そのものはもちろん着実に実行していかなきゃならない。あわせてその建物ですね、A棟、B棟、C棟については、中身その他については、まだ私は明快でないけれども、十分これから関係議員もたくさんいらっしゃることでありますから、それも十分相談しながら、しかもあわせてですね、財政面も十分相談しないとなかなか進まないから、軽々にいろいろなことを言ってもしようがないと、こういうような考えでこの間申し上げたということでございまして、いまのA棟、B棟の中で、A棟というと約二千三百幾らですか、それをどういうふうにどのような形で建物をつくっていくかということについては、まだ議論しているところであるということでございます。 ◆前田秀康君 じゃもう1回確認しますけども、要するに核施設ですね、核施設について、生涯学習センターとそれから産業物産館、物産センター、これがいま入って15億ですね、補助金が5億ですから、3分の1で、そすと15億になりますけど、これをつくるということについてもまだ検討中ということですね。 ◎市長(沖田嘉典君) 国に認可を求めている許可範囲内は、検討なしでゴーで進んでいるということです。そういうふうに答えておきたいと思います。変更はできないという、いまのところはね。だから、国の方に申請をしている部分はそのとおり実行しているということです。 ◆前田秀康君 これは非常に大事な問題ですから。要するに核施設ですね、B棟、C棟は別ですよ、A棟だけですね。A棟は一応私どものいま聞き及んでいる、執行部からいただいた資料によりますと、生涯学習センターとそれから物産センターがあるわけですけども、これを中心にした建物に、その想像する姿となるとこうなるわけですね。  これは、レインボー調査特別委員会の中でもいまいろいろ検討しておるわけですけども、それがまだ変わる可能性があるのかどうかということ、変わる可能性があればですね、またいろんな中を変えていかぬといかぬわけですけども、大体市長さんの方針がそれでいくんだということであれば、もう変える必要はないわけですけども、要するに計画の中で平成3年度中に核施設だけは決めてほしいというようなことになっとりますもんですから、その辺のところを確認さしていただきたいということでお尋ねしよるわけです。部長さんどうですか。 ◎建設部長(上田史朗君) 私たちがいま相談しています核施設につきましては、先ほど言いましたように国の指導によるいろいろメニューがあるわけでございます。その中に文化ホール、屋内イベント広場、物産センター、メディアセンター、会議室、屋内駐車場、これは国からの指導のメニューに入っていますので、これらはぜひ交流センターの中に配置したいと考えております。  あと、議員御質問の社会教育センター、いわゆる生涯学習センターにつきましては、まだ合意に達していないということで、今後特別委員会の中でもいろいろ議論しまして、入れるのか入れないのかはっきりしましてから基本設計等をお願いしていきたいと思っております。 ◆前田秀康君 わかりました。  じゃ話、ちょっと先へ進めますけども、ここで1つだけ整理をしていただきたいなと思っておりますんですが、中央公民館という言葉ですね、これは教育文化センターの中で図書館博物館、中央公民館と、この3つが3点セットでちゃんとあったわけですけども、その中で1番目に図書館ができて、そして博物館が今度できまして、そして中央公民館1つが取り残されたわけです。  取り残された中央公民館は、代陽校区の校区公民館も兼ねるということで、代陽校区の皆さんも期待されておったわけですけども、今度第2次基本計画の中で代陽校区公民館建設というのは明確にうたわれました。そうなりますと、この中央公民館という言葉が行き場がなくなってくるわけですね。ふらふらした宙に浮いたような格好で、じゃこの定住交流センターの中にというようなことで、このいただいた資料を見ますと、ちゃんとここには文化ホールというのがメーンとして一番最初にぼんと出てきておるわけです。  ですから、出てきておりますので、じゃ中央公民館はどこにいったのかなとなると、社会教育センターの中の中央公民館と、一段格が下がったところに書いてあります。ところが、この社会教育センターも、また今度は生涯学習センターというふうに名前が変わりまして、この中にある中央公民館と、それからレインボーで考えているところのこの文化ホールとどんなに違うのかということで確認をしましたら、どうも執行部の考えでは全く同じものが、この生涯学習センターから考えてある中央公民館と、レインボーで考えてある文化ホールが全く一緒だったということになりますと、まさにこの中央公民館という言葉がいつまでもふらふらふらふら宙に浮いているような考えで、今後行政でいろいろ仕事を進めていく上で、また私どもがいろいろ検討していく上で、この中央公民館という言葉が非常にとらえものがないようなところでいつも生きておるという感じだもんですから、ここを中央公民館ということに対する考え方をもうちょっと明確にしていただけませんでしょうか。 ◎教育長(渡速君) 教育文化センターが分かれまして、最後の残る1点セットが当初から言われておった中央公民館という用語で通してきたわけでございます。  その後、もう10何年たっていろいろ内容も変わってまいりました。中央公民館と申します、その八代という地域に限られた公民館と、そういった活動に狭まってきたようなニュアンスが強くなってまいりました。もう少し地域だけじゃなくて、県内他郡市とも兼ね合って、もう少し広い意味で幅を広めて生涯学習センターと、そういった名称が、これは最近浮かび上がってきたわけで、先ほど申しましたように、いま研究の過程で、国の方も研究の過程であるわけです。  名前につきましては、中央公民館という用語はまだ残っておる。そして新しくそれを一段上に上げた、幅を広めたような形で生涯学習センターという用語が出てきておりますが、この件につきましては、やはり中央公民館と申しますと、それぞれ各校区公民館を、全校区1公民館で編成していくわけですが、そういったものを中央公民館と。さらにその上にあって、さらに幅も広く交流し合う、補充、進化、統合し合うところが生涯学習センターと、いまのところこのように認識しておりますけども、これからも少し研究していかなくちゃならないなと、このように思っております、用語についてはですね。  以上です。 ◆前田秀康君 も少しわかりやすく検討していただくようにお願いいたします。  それから次に、もう1つお尋ねですけども、生涯学習センターをですね、この核施設に入れる場合の建設費、建設費ですね。それからレインボー計画で考えておられる核施設補助金が5億円の3倍、15億円で建てる建物ですね。この財政的な面から見ますと、生涯学習センターの方の予算とこっちのレインボーの予算とどんなに絡み合ってくるんですか。 ◎建設部長(上田史朗君) 定住交流センターの中に文化ホールと中央公民館、似通った施設があるということで、いろいろ問題、課題としておるわけでございますが、建物につきましては一応定住交流センターの補助金、最高15億円ですか、補助対象の上限額があるわけでございますが、一応それ以上の建物を市が必要とした場合は、単独の費用を入れなければならないわけでございますが、そういう大きな建物、15億以上の建物になった場合は、当然中央公民館あたりの施設費も応分の負担と言いますか、そのあたりは今後出てこようかと思います。 ◆前田秀康君 それについては、またちょっと後であれしたいと思います。  それから次に、商工会館の件ですけども、これは要するに核施設、建物ですけども、これ、あくまでもこれをベースに話をしよりますもんですから、これ補助金の限度額が3分の1ということで15億円の建物ですけども、これに対して商工会館がその計画の中にあります。  あそこの場所というのは、八代市内の中心地ですし、それから駐車場もちゃんと用意してあると。さらには千仏線、スポーツセンター線で道路もいいと。いわゆる八代にとっては一番いい場所であるわけですね。そこに商工会館の方から入りたいとおっしゃったのか、市の方からどうぞとおっしゃったのか、それは私はわかりませんけれども、もし今度は次のですね、それ以外の別の企業、もしくは別の何かの会社が、うちも事務所をつくらせてくれぬかとか、うちも一応あそこに、商工会館の上に一応うちもさしてくれというようなことで、恐らくほかのところからそういった要望がきたら、行政の方としてはどのように対応されるんですか。 ◎建設部長(上田史朗君) この定住交流センターにつきましては、一応基本的には公共的な施設でございますので、公共的な素質の濃い施設でなければならないと思います。  そういうことで、今後どういう施設がまたここに入れてほしいと言うか、わからないんですけど、そのあたり今後検討していきたいと思います、入れる、入れないはまた調査特別委員会にも諮りましてですね、検討していきたいと思います。 ◆前田秀康君 ということは、その責任は調査特別委員会に置いて、特別委員会がよかというならいいですよとか、だめと言うならだめですよとか、そんな簡単によか悪かは言えるんですか。 ◎建設部長(上田史朗君) 国から、先ほども言いましたようにいろんな定住交流センターに入れるメニューがあるわけでございます。  だから、ある程度の国からのメニューの施設を入れますと、これだけでも相当な大きな施設になるわけでございます。そういうことで、現在のところはこの、いま商工会議所の会館もどうかという話がありますが、恐らくこのあたりが建物の大きさからしますと限度じゃないかと思います。そう幾つも入れられるような器にはならないかと思います。 ◆前田秀康君 じゃ、これはもう少し話を進めて、市長さんに今度またお伺いいたしますけども、いまA棟についていろいろ話をしました。  今度はB棟C棟ですね、このB棟、C棟というのは、このレインボー計画が成功するか失敗するかという非常に大事な建物だと思います。ところが、このB棟、C棟というのは、補助金もありませんし、どういうものをつくるかということもまだ決まってないわけですよね。  そういったところに、いま計画ではB棟に温水利用施設、C棟に屋内スケートリンクというようなことで計画はしてありますけども、温水利用施設となると海士江にもありますし、大手町にもありますし、それから市営プールもありますし、迎町にもあるということになると、なかなかこれは厳しいんじゃないかなと思いますし、またスケートリンクとなりますと、果たしてこれが経済的に成り立つかなということになると、またこれは大変じゃないかなと思うわけですけども、このB棟、C棟に対する市長さんの考え方ですね。明確なやつは出てこぬかもしれぬですけども、こういう方向だという方向性だけでも結構ですので、B棟、C棟に対する考え方をお聞かせ願いたいと思います。 ◎市長(沖田嘉典君) 自席からお答えいたします。  先ほど申し上げましたように、定住拠点緊急整備事業につきましては、膨大な財源を必要とするという中で、間違いなく一つずつこれを積み重ねて解決をしていかなきゃならないと、こういうふうにとらえているわけです。で、その160億をどこからお金を持ってくるかという問題が先に立つわけですけれども、その見通しが立たないのに、軽々に具体的な話をしてもしようがないという考え方の中で、しかしそれはどんな形にしても、やり上げなければならないということはもうわかっているわけですが、そこで議員にお答えいたしましたのは、まず第1段階として区画整理と、こうお話をしたわけでして、今度は建物になりますと、実際に財源はどこから持ってくるか、どのようにするか、幾らかかるのかというここの段階でまだはっきりしておりませんから、そこでA棟ですらはっきりしてないと。じゃB棟、C棟はどうするのかということになりますと、なおはっきりしていないと。  前の議会で前田議員は、市長には何か成案があるかという質問があって、私もないわけでありませんということを答えたことは事実でありますけれども、それじゃそのないわけでないものは何かという質問をいまされてもですね、そうした漠然とした、財源がないのにね、あるいは県や国と相談して何かここに財源がはっきりしたものがぱっと出ればの話でありますが、すべて市がもって計画を立てなきゃならないという、その時点ではああです、こうですとは、きょうの時点では言えないとこういうことでございますが、しかし、後ろ向きでそれを進ませないということではないということでございます。 ◆前田秀康君 いま市長の答弁でお考えはわかりました。  ここで160億とか300億とかと言われておりますけども、現実に明確なお金というのはA棟の15億のやつと、あと区画整理をどうするかというやつは、これはもうある程度具体的になってくると思いますけども、そのあとの160億とか300億というのは全く実体がないやつですからですね、そのB棟、C棟に対するいまの市長のお考えでいいと思います。  それから、ここでよく第三セクター方式ということで、B棟とかC棟について第三セクター方式ということで出てきておりますけども、私はこれは反対だと思います。これは、当初の目的であるB棟、C棟というのは、人間を集めて楽しむと。集めるためにB棟、C棟をつくろうということですから、それで行政がそこの中に入り込んでいって、第三セクター方式で、この第三セクターというならば、公共性の高い開発をしていこうということが一つのベースでありますし、それからお金も出していきますよと、それから、その出資する、さらにはその第三セクターが信用をならしめるためには行政の責任者がその会社の社長にもなるというような、責任者にもなるというようなことになるわけですので、このB棟、C棟を第三セクター方式でプールをつくるとか、スケートリンクをつくるとか、これは当初の計画ですよ、そんな感じでそれをいとも簡単に第三セクター第三セクターと言いますと、結局B棟もC棟も全部八代市が面倒見ていかんばいかぬということになる可能性も十分あると思うわけですよ。  ですから、そうなりますと、いろいろ計画の中ですぐ第三セクター、何でも第三セクターということできますけども、これはちょっと私は問題じゃないかなと思いますけども、建設部長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ◎建設部長(上田史朗君) 自席からお答えしたいと思います。  B・C棟につきましては、執行部の案ということで、いままでの経緯からずっとたどりまして、現在は議員おっしゃいましたように水をテーマにした施設を御提案しているわけでございますが、市長もいま申しましたように、まずはこのA棟、これはどうしてもレインボー計画の中に位置づけられた施設でございますので、このA棟をまず今後検討していきましてつくりまして、あとB・C棟につきましては、今後の課題としてとらえていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆前田秀康君 それから、これは確認ですけども、3番目に多目的広場が一応計画してありますですね。あれは3500平米で2億1000万予算も計上してありますけども、この多目的広場もまだ話を先に進めずにですね、A棟ができましたよと。それから、B棟C棟ができましたよと。その時点でこの3500平米の多目的広場も自然に、そのB棟C棟に沿った用途が求められるときがくるんじゃなかろうかと思います。  そうなりますと、多目的広場をいまの計画どおりに2億1000万かけてつくるということも、ちょっと待っていただくことがいいんじゃなかろうかなと思いますけども、どうなんですか。 ◎建設部長(上田史朗君) いま議員申されましたように、一応A棟の施設をまずつくるのが一番の問題でございます。  そういうことで、今後残りのそういう多目的広場とか、そういう施設につきましては今後その中で打ち合わせを十分していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆前田秀康君 それではちょっと時間が足りませんので、あと、一応ここでお願いしておきますから後で答弁書だけちょっとください。  区画整理ですけども、いまから区画整理に入っていくわけですが、これは保留地を、資金計画ですね、区画整理の資金計画、保留地を売却するとか、それから公園、道路とか、それから残りの部分を施行者である市が出すとか、いろいろありますけども、この資金計画を教えてもらえませんか。  それから、2つ目には、ことしうちに審議員さんと評議員さんを選出するようになっとりますけども、この権限、それから選出方法、さらには人数等も教えてください。  それから、3番目に換地設計の方法と、それからいろいろ換地設計をする場合に、おれは不満だと文句を言う人がおると思いますけども、その文句を言う人に対する対策はどうするかと。それから、もう1つ、営業補償ですね、この営業補償についてはどのように考えておられるか、以上の点を後でお示し願いたいと思います。 ◎建設部長(上田史朗君) 後で議員さんに御報告したいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆前田秀康君 それでは、次の八代港のシンボルタワーについて市長さんのお答えをお願いします。 ◎市長(沖田嘉典君) 前田議員の八代港のシンボルタワーの建設、大築島のリゾート開発、ニュー加賀島計画につきましてお答えいたします。  冒頭に、議員は八代の最近の活性化情勢、新幹線あるいは西回り道路あるいは第三セクター、そのような活性化に向かう八代、これからの10年、大変な時期であるとそのように申されましたが、私は先日ある新聞に答えまして、市のこれからの10年はまさに正念場であると、現駅駅舎周辺の再開発、外港工業団地等の整備など、受け皿づくりを積極的に急ぐと、このように申し上げましたが、なるほどこの時期には陸の玄関は八代駅であるし、海の玄関はまさに八代港であると、このように思う次第でございます。  お尋ねの八代港関連事業概要及び計画について申し上げますが、八代港は既に御案内のとおり、県下最大の港湾施設及び貿易取扱額を示す重要な港湾になっております。現在は、御承知のように3万トン岸壁に積極的に取り組み、その排土をですね、大築島あるいはニュー加賀島を排土でもって埋めようと、このような計画が既に着手になっておるわけでございます。また、岸壁も丸紅が外港にまいりました関係から、5万トン岸壁の要請すら出ておる現状でございます。まさに八代港湾は、大変な活性化へ向かっていくとこのように思っております  このようなハードの面の整備に加えまして、21世紀を展望した港を考える場合、市民に開かれた親しみのある港湾づくりがこれからの重要課題であるととらえている次第でございます。今日までは臨海工業地帯という、単に工場地帯だけのとらえ方の海でありましたけれども、これからはやはりイメージを変えて、八代港、港というイメージにこれを変えていかなければならない。  幸い運輸省でも21世紀へつながるウオーターフロントをどう考え、実践するか、大変に模索されております。新しい八代のイメージを、21世紀のベイシティ八代という、といたしているところであります。きれいな港ということでございます。  そのような中で、八代市といたしましても、議員御指摘のとおり、工業港一辺倒の港から、地の利を生かした他の産業の活力をも生む、また親しめる憩いの場の創造を真剣に考えてまいらなければならないと考えます。  そこで、第1点目のお尋ねのマリーンタワーの建設提案の件でございますが、お説のとおり、平成3年8月の6日、運輸省第4港湾建設局熊本港工事事務所が、関係機関、民間も交えました席上で、新たな八代港の活性化について提案がなされたところであります。これは運輸省の一つの提案と私どもは受けとめておりますが、機が熟すればこれは願ってもないことだと考えております。大変に私たちは歓迎をするということでございます。  ただ、建設の時期、場所、建設の方法など、これは今後十分に検討しなければならない問題も非常に多いわけでございます。特に、第三セクター方式での提案でありますから、この計画に参加いただける企業があって初めてこれが実現がするということであります。  そのような課題はあるものの、八代港の活性化は八代地域発展のもととなるものであり、単にシンボルタワーに終わらず、話題性の高い、しかも観光浮揚、レジャー基地の核ともなる九州一のタワーが適当であろうと、提案に対してこれをコメントを加えたところであります。  先ほど申し上げましたとおり、これから諸問題をどう解決し、実働化させるか、議会や市民の皆さんの御意見を十分お聞かせいただきながら、八代市発展のため最も効果的な八代港の再開発をこれから検討を進め、国、県と協議してまいりたいと考えます。  第2点の大築島のリゾート開発、第3点のニュー加賀島計画につきましては、担当の部長をもって答弁いたさせます。 ◆前田秀康君 少し時間が足りませんので、私の方から担当の部長さんにお願いいたしますので後でお答えをお願いします。  まず、第1点目に大築島ですけども、この大築島のリゾート開発について、63年の5月20日に県とそれから八代市と西武と、三者で進出協定が結ばれておりますけれども、その進出協定が結ばれた後の西武の動きですね、がわかっておりましたらお教え願いたいと思います。  それから、当然西武が大築島に進出してくるということになると、やっぱり海のレジャーというようなことで非常に八代市にとってはメリットになるわけですけども、それに対して八代市が西武に対して、こういうことをしてあげますよというようなことを何か約束してあったというようなことも聞いておりますので、それもお教え願いたいと思います。  それから、3点目には、今度のタワーの問題で、県とそれから地元漁協と県内企業も参加しておりますけども、それぞれのですね県の考え方、それから漁協の考え方、県内企業の考え方、わかっておりましたら、これは、正確にはなかなかいかぬと思いますけども、賛成の方向か反対の方向かだけでも結構ですのでお教え願いたいと思います。  それから、ニュー加賀島計画ですけども、これは広報やつしろで、これは63年の1月1日の広報やつしろにニュー加賀島計画が載っておりますけども、これは62年2月20日に起工式をして、そして昭和71年に埋立完了となっておりますけども、その進捗状況を現在どうなっているかをお教え願いたいと思います。  それから、きょうの新聞に600万立米、2カ所に75ヘクタール埋め立てをすると。これは平成5年度から着工だというふうに書いてありますけども、その辺のところを詳しくお教えいただきたいと思います。  それから、次に、保健・医療体制の中で、先ほど壇上でお尋ねしました件については、部長さん後でお答えをいただきたいと思います。  それから、ここの中で父子家庭についてひとつお願いがありますんですけども、八代市内では母子家庭の方が924世帯ございます。父子家庭は250世帯ですけども、父子家庭の方のところ何軒かごあいさつにお伺いしましたときに、父子家庭はなかなか大変だなという気がしたわけです。朝起きて、子供に御飯を食べさせて、そして自分は仕事に行く。帰ってきたら掃除、洗濯、そして親子の対話ということになると、本当大変だなという感じがするわけですけども、その中で行政が行政として何がお手伝いができるかというと、食事の件じゃなかろうかと思います。  これは保健センターの方に管理栄養士さんがいらっしゃいます。また、保健所の方で栄養士さんがいらっしゃいますので、そういう方たちと話し合いをしながら、父子家庭に対して1カ月間のですね、バランスのとれた簡単なメニューを、メニューと言いますか、献立表と言いますか、そんなのを送ってやるようにしたら、父子家庭のお父さんがつくるか、子供さんがつくるかは別にして、栄養のとれた食事ができるんじゃなかろうかと思います。  それがなければ本当にいま、ちょっと買ってくるだけで食べられるやつがたくさんありますから、どうしても偏った食生活になるんじゃなかろうかと思いますので、この献立表を父子家庭に配るようにしたらどうかと思いますけども、この点部長さんのお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(加藤忠昭君) 企画の方は後でいいとおっしゃったんじゃないですか。 ◆前田秀康君 いや、企画は後で文書に書いてしてください。いま父子家庭。 ◎市民部長(福田昭夫君) 議員お尋ねの2点ほどございましたが、まず第1点が国の第3次計画に対して市の対応ということでございましたが、これは第2次5カ年計画に続き── ◆前田秀康君 議長さん、ちょっと待ってください。それは後で文書でお答えをください。それ言ってもらうと時間がありませんから。ですから父子家庭に対する献立表の配布ということに対する考え方。 ◎市民部長(福田昭夫君) それじゃ献立関係についてお答えをいたします。  お尋ねの父子家庭への栄養指導の件でございますが、これは先ほど申されましたように、福祉事務所の調べで議員御指摘のような数が出ております。ただし、これをひとつ調査をしてあるわけでございますが、食事の世話をだれがしているかという中を見ますと、非常に数字的には父ということで、その中で現在困っていることの中では余り食生活問題が出ていないようでございます。しかし、実態としましては非常にお困りであろうという気もいたしますので、この点につきましては、福祉事務所と連絡をとり合いながら今後対応していきたいというふうに考えております。 ◆前田秀康君 いま部長さんおっしゃいましたけども、食べるのに困っていないというのはですね、いまどこにいっても350円出せば御飯買えますから困ってないというだけであって、栄養のバランス面から見たらですね、必ずしも、ただおなかはいっぱいになったとしても、栄養のバランスから見ると必ずしも満足な生活じゃないんじゃなかろうかと思っておりますので提案いたしましたので、それをお願いします。  それから、あと2点について、市立病院の経営改善についてお尋ねしておりますけれども、これは61年から62年、行革大綱の中で市立病院の経営改善検討委員会の中でいろいろ検討していただいて、何とか頑張りたいということで努力されたわけですけども、単年度で9800万円の赤字──済みません、あと1分。単年度で9800万円の赤字、累積で4億6000万円の赤字というようなことで、本当に市立病院が黒字になるということは大変なことじゃなかろうかと思っておりますけども、そんな中で市長さんが今度市立病院経営改善担当の審議員さんを任命されました。  これは5月17日の人事異動で任命されましたので、恐らく市長さんも何らかのお考えがあって経営担当の審議員さんを任命されたんじゃなかろうかと思いますので、そのことについては後で文書でお願いします。  それから、最後ですけども、救命救急センターの建設について、これは過去にも議会でお尋ねしておりましたけれども、県の保健医療計画の中で、県内における救命救急センターの整備を図るということで、重点事業として示してあります。  さらに、八代市の第2次基本計画の中で、これは平成3年から平成7年までのこの第2次基本計画の中に、救命救急センターを八代に設置をしたい、建設をしたいというようなことで示してありますので、この件につきましても、後で文書でお答えを願いたいと思います。  時間が足らずに、大分早口で説明して申しわけありませんけども、ありがとうございました。以上で終わります。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 山下総一郎君。             (山下総一郎君 登壇) ◆山下総一郎君 自由民主党市民会議の山下でございます。本日の一般質問の最後を承っておるわけでございます。どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  質問通告によりまして3点についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず、第1点の九州新幹線についてであります。  九州新幹線建設については、本議員は過去に数回にわたり質問をしてまいりました。8月22日、日本鉄道建設公団から申請がなされていた鹿児島ルート、八代・西鹿児島間の工事実施計画が運輸大臣の認可がなされ、本格着工が正式に決定され、これで昭和48年整備計画決定以来、財源難から先送りされてきました同ルートの本格着工が正式に決まり、9月7日には鹿児島、水俣両市で着工祝賀会が行われたのであります。運輸省としては、鹿児島、東北ルートについては、おおむね10年度の完成を目指しているようでございます。  同計画によりますと、路線延長は126キロ新幹線規格の路盤を新設して、狭軌のレールを敷き、新たに開発するスーパー特急を最高速度200キロで博多から直通で走らせ、博多・西鹿児島間は現在の3時間37分から約2時間10分に短縮されることになります。
     当市以南では、新しく新水俣駅が新設されるほかは、既設駅舎を利用される等が決定なされているようであります。博多・西鹿児島間は、当面、従来の新幹線ではなく、スーパー特急が走ることになり、八代で乗りかえる必要がなくなるわけであります。  なお、博多・八代間が建設され、完成した時点で、東京・西鹿児島間の全面開通となり、本格的新幹線時代を迎えることになるわけであります。したがって、当面、現在駅を利用した対応になり、博多・八代間建設の場合、島田町周辺に新駅が建設される運びとなるようであります。  そこで、新幹線事前準備のあり方として、当市として今後の都市計画の上でどう位置づけをするのかが課題になってまいるわけでございます。事前準備をしていなければ、まちづくりも混乱を来すことになり、きちんとした開発計画があること自体が大きな力になることは言うまでもありません。市民の関心も高く、その対応に注目しています。  そこで次の2点についてお答え願いたいと思います。  第1点は、駅舎についてでありますが、県の交通計画課の資料によりますと、新幹線駅別事業費では、八代駅約23億円、新水俣駅に120億円となっていますが、昨日の執行部の御答弁によりますと、駅舎改築費は含まれていないとのことでありますが、この機会を逃したなら駅舎はできないのではないかと本議員は心配するものであります。熊本駅の場合は、JR九州の負担であります。当市の場合、なぜできないのか理解に苦しむものであります。要は、執行部においてきちんとした青写真をつくり、議会及び関係団体と一体となり、運動をする必要があると本議員は痛感いたします。市長の指導性を期待申し上げますとともに、市長の御所見を承りたいと思います。  第2は、建設に伴う財源負担の問題でありますが、東海、山陽、東北の既設新幹線は、全額国の負担で建設されたのに比べて、今回の九州新幹線は地元自治体に大きな負担を強いているのであります。JR50%、残り50%を国と地元がそれぞれ負担することになり、地元負担は約600億円になると推定されているのであります。  本来は、このような措置は全額国の負担で全線を従来の法規、規格で建設すべきと思いますが、国の財政事情から何ともしがたい問題であります。地方自治体は、乏しい自主財源の中から負担を工面するのは、容易なことではないのです。第1種工事JR50%、国40%、地域10%となり、第2種工事におきましては、JR50%、国25%の負担であり、その地域におきまして、当市の場合は10%の負担を設置駅で考えなければならない問題であります。  本議会においてもその一部予算が計上していられますが、この地元負担について全体像がわかれば、また見直しがあれば御説明願いたいと思います。  第2点目の県事務所跡地の再開発についてであります。  県事務所の移転問題は、数年前から取りざたされて、ようやく臨港線の見通しがついたことなど一気に現実味を帯び、八代インター付近の臨港線沿いに移転することがどうやら決定になったようであり、さきの6月定例会においても数名の議員の質問があり、市民の関心が急速に高まっているようでございます。  しかし、執行部の答弁も推定の域を出るものでなく、この移転問題はいずれにせよ実現するものであり、県事務所跡地の再開発問題は緊急の課題であると本議員は痛感いたします。そのような意味から、次のことを提言し、執行部の御所見を承りたいと思います。  まず、再開発の方向でありますが、現在地は文化財指定地区の区域内にあり、それに制約せられ、存分な再開発は望まれるものではないが、最大限の土地利用の効果を図る視点で取り組まなければならないと思います。交渉時の要諦は、確かなプログラム、計画書を作成することが前提であって、単なる個々の思いつきや構想ではあってはならないのです。次に、大切なことは、用地交渉を含む財政計画を立てて、具体的手順、工程を示し、将来の全体像、完成年次を明らかにすることでございます。  そのような観点から、県事務所跡地の利用に対する私なりの開発構想を明らかにしたいと思うのでございます。県事務所の跡地利用に関しては、一部市民から建物保存の意見が出されていますが、その理由には建築様式に対する芸術的評価があるものと判断されますが、しかし、限られた公共用地は積極的に市民の公益に寄与することが現時点では肝要なことではないかと思います。  御案内のとおり、現市庁舎は既に建設してから20年を経過し、今日的行政需要や、市民のニーズに対する建物としては狭隘化を避けられない状況にあります。その意味から、市庁舎敷地の一部を形成する県事務所の跡地は、市民の公有財産、公共施設として利用するとともに、周辺地区の環境整備を含めて再開発することが最も望ましい開発構想ではないかと本議員は思います。  そこで、私の開発デッサンを次のように御提言申し上げたいと思います。開発の内容でありますが、県事務所建物の解体、整地し、消防署及び隣接する民家等の移転を含めて周辺地区の整備を図ることが再開発の基本とし、その見地から、全体的再開発の青写真をおくとして、まず全体を構成する建設事項を挙げることにいたします。  まず、第1点目は、周辺部の緑化を行い、一定面積を駐車場として確保する。2点目は、新庁舎の増築を行い、市民の利便性の向上に努める。なお、施設内容としては、福祉事務所の別途建設を初め、会議室、図書室、資料閲覧室、市民サロン室、議員専用会議室、公用車車庫、現業職員の休憩室、公民館等の施設を盛り込む。3点目は、現在使用されている市庁舎の南側玄関前の職員駐車場を廃止し、市民の憩いの場として建設する。4点目は、市庁舎敷地及び側面道路の改良を行い、交通の利便性を図るなどの整備を行う。以上、私の構想の内容でありますが、執行部でどのように考えていられるか御所見を承りたいと思います。  3点目は、伝統工芸品の保存、育成であります。伝統工芸品も、当地方には高田焼、刀剣など幾つかありますが、その中で宮地手すき和紙についてお尋ねをいたしたいと思います。  本問題につきましては、本議員が58年9月定例会において質問をいたしておりますが、それから歳月も流れ、再度の質問になります。宮地和紙については、古い歴史があり、その由来等につきましては時間の都合で割愛させていただきますが、ただ宮地和紙は、江戸時代の終わりから明治37・8年ごろは全盛時代であり、現在の妙見町はほとんどの人が紙すきで生業を営んでいられたのであります。  しかし、産業構造の変革の中で、転業、廃業を余儀なくなされ、現在ではただ1軒だけ残っているようであります。兼業であるが、細々ながら伝統を守っていられるのは、宮地町の宮田寛さんであります。専業では生活ができないので、ミカン園を経営のかたがた、注文があれば紙をすいていられるが、最近では需要も少なくなり、このままでは宮地和紙は全く消滅するのではないかと心配していられるのでございます。宮田さんは、伝統工芸の火を消してはならない、そういっていま現在頑張っていられるのでございます。  伝統工芸品は、地域に根差した熟練した技術と独特の材料を使って、芸術性が高く、しかも日常生活に密着しているものであります。しかし一方、問題も多くあり、小規模で零細であるだけに、後継者確保、材料の入手、技術の継承等大きな困難に直面しているのも事実であります。  最近、生活再発見、ふるさと再発見の声が高まり、手づくりのよさが見直され、各地でまちづくりのため伝統工芸育成の強化が積極的に推進されているようでございます。県内における代表的な手すき和紙の産地であった鹿北、人吉の手すき和紙が、和紙の沿革を訪ね、現状を探ってみましたが、人吉は全く消滅し、鹿北は廃業して約20年になるようであります。  国におきましても伝統工芸の振興を図るため、昭和49年5月、伝統的工芸品産業の振興に関する法律が制定され、県においても新しいふるさとづくり運動が展開され、伝統工芸品の保存、育成に努めているようであります。  今後の問題として、手すき和紙に関する講習会、研修会、座談会等を繰り返し、開催しながら、手すき和紙に対する認識を深める必要があると思います。また、技能保持者がそれぞれ生活できるようにしてやることが大切であります。生活できなければ、その人がどんなに先祖伝来の技能に愛着を持っていても、廃業せざるを得ないのでございます。難しいことではありますが、行政が親身になってその方法を検討する必要があると本議員は思います。  宮地手すき和紙は、機械製紙と異なった使命があり、一貫した家内工業として伝統を固持したいものであります。宮地和紙も370年の歴史を持っていて、技術や道具を初め、民芸品など郷土八代の文化財としてこの伝統産業をぜひ残さなければならないと思います。  教育委員会、商工観光部、企画開発部、各分野にわたる問題でございますが、市長の御所見とともに各部の皆さん方の御意見をお願い申し上げ、あとの質問につきましては自席から行いたいと思います。ありがとうございました。             (市長沖田嘉典君 登壇) ◎市長(沖田嘉典君) 山下議員の御質問にお答えいたします。  大きく3点ございますが、2点及び3点につきましては担当をもって説明をいたさせます。  九州新幹線の建設について、まず(1)駅舎についてでございます。八代の駅は、JRの駅は既に御承知のとおり、70年近くのまさに老朽化した、言うならば天然記念物みたいな駅でございます。立地が工場の側面にあるという、非常に立地条件の悪い駅でございまして、今日まで何ら駅舎の改築並びに駅周辺の再開発は行われておりませんでした。  昭和60年にこの計画が着手されましたが、なかなか実行の段階に至っていない。そこで、去年、平成2年に担当に特に指示いたしまして、実動着手を指示したわけであります。この実動着手は、もちろん単独の八代駅周辺の見直しでございますけれども、ここに特別着手するのは、やはりその大きなインパクトが新幹線の八代駅というところに直結する大きな原動力になるという考え方の中で積極的な着手であったわけであります。  先ほど来から議員も御指摘のように、八代は八代・西鹿児島間の起点であると。しかし、将来は2時間10分を目指した博多・西鹿児島間の言うならば一つの通過駅であります。でありますから、この時期を逃すと、この機会を逃したら八代の駅舎は、あるいは駅周辺はこのままになってしまい、そしてまた、衰退していくのではないかと、こういう不安があるとの示唆でもありました。  そこで、議員の御指示は、きちんとした青写真を示して、現八代駅の再開発並びに周辺の整備を提示して国にそれを示すべきであると、こういうことでございます。御指摘のとおりだと思います。  当面、利用する現駅舎の改築については担当から既に申し上げましたように、現時点では何ら明らかにされてはおりません。23億円の予算につきましても、単に引き込み線の調査であって、あるいはそのための費用であって、建設の費用であって、駅舎改築の問題には一切触れていないし、その計画はないというような答えをいたしたわけであります。  しかし、私どもは先ほど申し上げましたように、現在の都市計画道路である八代駅前線を平成6年度には竣工すると、そのような目途のもとに事業を進めておるわけであります。それはとりもなおさず、先ほど申し上げましたように九州新幹線鹿児島ルートの起点である八代の見直し、改築をにらんでの着手であると申し上げましたが、私どもは現在の八代駅が八代市の玄関として全くふさわしい整備がなされなければならない。また、駅前、八代市の玄関として、その周辺の整備がなされなければならない。また、駅舎についても新幹線の起点にふさわしい整備をしていただきたい。このようなことでJR九州並びに鉄建公団へもこれから明確な、はっきりした青写真を示して粘り強く働きかけをいたす所存であります。  しからば、きちんとした青写真は何であるか。それは今日までの経過、八代市の駅のあり方、実態を踏まえて、地域の皆さん、あるいは市民の皆さん、あるいは議会の皆さんと十分にコンセンサスを交わしながら、そのきちんとした青写真の策定をいたしたいとこのように考える次第であります。  既に地元の駅周辺の皆様が再開発を試みておられる、その計画に合わせて私どもの方でも既に検討を始めておる次第でありますが、近く地域の皆さんや市民の皆さんにそのコンセンサスを図りたいと思っております。  第2の建設に伴う地元負担等以下につきましては、担当をもって説明をいたさせます。よろしくお願いいたします。 ◆山下総一郎君 市長は9月9日の熊日をお読みでございますか。 ◎市長(沖田嘉典君) 大体読んでおります。 ◆山下総一郎君 市長が読んどられると聞きましたから、その内容について若干ひとつ申し述べたいと思うんですが、見出しは「高まる復活、機運、八代駅前再開発」というこの見出しでございます。内容については、いま駅前の共栄会という組織がございますが、共栄会の会長さんは、この機会を逃したら、もう新しいまちづくりはできない。新幹線が完成すれば、駅前一帯はより一層八代の顔になる。通りは道路整備もよくなるから、駅前、駅周辺もどんなまちにふさわしいか考えようということになった、という会長さんも記者会見しておられるわけでございます。非常に駅前の皆さんが期待をいたしております。この新幹線絡みで、今度の駅舎ができないとすれば非常に落胆されると私は思っております。  そこで、先ほど本論で申しましたように、この問題につきましては、もう57・8年からのずうっと長い歴史を持っております。その中で具体的な青写真ができないからこのような状態になってきたわけでございまして、新幹線待ち、新幹線待ち、新幹線がくるから待とうという一つの期待を持っていままで待ってきたんです。もう待たれないんです。やはりこの辺で何らかの青写真をつくって、JR本社なり、鉄建公団あたりに、やはり市長さんを中心としてアプローチをかけて、何らかの結論を出していただきたい、このことを要請いたしたいと思いますが、現在のお気持ちをひとつお聞かせ願いたいと思います。 ◎市長(沖田嘉典君) 自席からお答えいたします。  議員御指摘のとおりに、萩原の駅周辺の皆さんがまさに積極的にこの再開発に取り組んでいらっしゃることは、よく存じております。これも先ほど申し上げました新幹線の駅をその機会ととらえて、この機会を除いてはチャンスがないという、その考え方は私も同じであります。  いまの八代駅は既に御承知のように、半分が、北側半分全部が十條製紙になっております。言うならば片肺の開発ということになり、やはりその点を十分検討の中に入れて青写真を描かないと、せっかくのJRも乗ってこないんではないかと、こういう考え方から、私は既に十條製紙さんにも、やはり地域住民と十條さんと市とが、行政とがともにこの駅見直しについて青写真を描かないと、これはうまくいかないのではないかと、このように申し上げて積極的に取り組み始めておりますし、また地域の皆さんの期待に沿うような青写真を関係機関にぶっつけていきたいと、このように考えております。             (企画開発部長原田正一君 登壇) ◎企画開発部長(原田正一君) それでは山下議員のお尋ねのうち、新幹線関係のうち地元負担についてお答えをいたします。  今回、認可がなされました鹿児島ルートは、先ほど議員のお話の中にもありましたとおり、延長が約125キロでございまして、この総事業費は平成元年4月の価格でございますが、約4500億円と積算されております。この事業費は、JR、国、地元の三者で負担することになっておりますが、その割合は工事の内容によりまして2つに大別されておりまして、まず線路などの主たる鉄道施設を対象といたします1種事業、それから駅などの地域の利便施設を主な内容といたします2種事業に分かれておるわけでございまして、この2つによりまして負担割合も相違があることは御承知のとおりでございます。  本市に特に関係がございます2種事業について御説明申し上げますと、その前に1種工事は地元が10%でございますが、これはすべて県が負担することになっております。2種工事が本市に関係があるわけでございますが、これの地元負担が25%となっております。この25%を県が90%、25%のうち90%を県が、市が10%を負担するということに相なっておるわけでございます。  こういうことになりますと、今回の八代市にかかわる負担は2種事業が全体事業費23億というふうにお聞きしておりますので、ただいま御説明申し上げました計算をやりますと、約、八代市の負担額が5700万円と相なるわけでございます。これを工事期間約10カ年で完成するということでございますので、この10カ年で割りますと、単純平均1年間に約600万円程度の負担が必要となってくるわけでございます。  なお、この財源といたしましては、地方債の発行を認めるということになっておりまして、地元本市の当面の負担額のうち、90%を地方債で賄うという予定でございます。なお、今議会に本年度の調査測量などの事業実施にかかる経費を10万9000円をお願いしておるところでございます。  議員御指摘のように、ただいま説明したとおりでございますが、今後その23億円の事業内容あたり、いま情報収集中でございますし、最終的にはこの市の負担額がなるだけ何らかの形でですね、軽減できる方途はないかという点につきましても、今後県当局とも御相談してまいりたいというふうに思っております。  それから、次に次、よろしゅうございますか、県事務所の問題── ◆山下総一郎君 いまの企画部長の説明でわかりましたが、第1種工事は線路その他主体等鉄道施設にかかわる工事と。これは現在当市の場合はそう関係はないようでございますが、第2種工事、駅その他地域の便益に密接に関連する鉄道施設にかかわる工事、これがJR50%、国25%、それから八代市が10%というような数字になるわけでございまして、問題はこの熊本県で第1種工事の1293億、これは熊本県が負担するわけであって、そのうちの129億を10%、県内の関係市が負担するということになるわけでございます。第2種工事におきましては、約143億、25%、約36億を熊本県内の関係市町村が負担すると。総計で165億負担するということになるわけでございます。  それから、第1種工事、第2種工事のほかに共通経費というのがありまして、これは変電指令、工事用建物、工事附帯事務費、管理費等が共通経費となっております。共通経費が大体約34億、したがいまして建設事業費は約4445億というのが今度の新幹線の財政の内容でございます。  財政の全部については企画部長が御説明になりましたように、非常にわかりにくい点もあると思いますが、約23億だけは使うんだということははっきりしておりますから、23億の使い道について、恐らくスーパー特急が走りますが、その場合に現在の八代駅の構内を変えにゃいかぬと。スーパー特急の車両の長さはどのくらいになりますかわかりませんが、現在のホームの容量では足らないというようなことも起こってくるんじゃなかろうかと思います。  そういう方面に金を使って、駅舎には使わないというような格好になるようなことではないかというふうにも推察されますからですね、この財政の問題でさっき申しました駅舎の問題については、ひとつ今後企画部で十分県との連携をとっていただいて、たびあるごとに議会で御報告願いたいとこのように要望しておきたいと思います。  それから、せっかくでございますから、新幹線についてでございます。よく、新幹線が着工することになりましたが、新幹線なんか魅力があるんですかという市民の皆さんから要望を聞きます、声も聞きます。したがいまして、私は私なりに、まず新幹線が動き出すということは、時間が短縮される、時間短縮の効果が第1に挙げられる。第2は、人の行動範囲が広くなると。第3点目は地域間の交流が拡大されると。第4番目は都市連合ができる。まちづくり、都市再開発、駅周辺の開発に弾みがついてくると、これが新幹線の特色であります。したがいまして、九州経済調査会は、九州は一つというようなとらえ方をして、新幹線の促進を九州経済調査会あたりも各県と並行的にやっているような事情でございます。  ただ、今回の着工決定のいわゆるミニ新幹線とか、スーパー特急という方式の組み合わせによる着工は、建設費を圧縮するため考え出された苦肉の策でありまして、リニアモーターの実用化や高規格道路網、地域航空といったさまざまな交通体系が急速な進展が予想される中で、この工事方式では完成するのが10年では既に間尺しないというような交通専門家の説もあるということでございます。この辺はよくひとつ勉強していただきたいと思います。  そこで、この建設主体工事を請け負われる鉄建公団でございますが、鉄建公団の関係者が八代に事務所を設けたという話を聞いておりますが、それは事実でございましょうか。 ◎企画開発部長(原田正一君) 自席からお答えいたします。  鉄建公団の事務所の件につきましては、実は先般、ちょっと名前まではここではわかりませんが、たしか関係の課長さんだったと思いますが、市の方に現場の事務所を設けたいので、その土地なり、借りられる部屋をあっせんしていただけないかというお話がございまして、企画調整の方でお世話をした結果、ちょうど午前中ちょっと報告を受けたんですけども、あそこの、私も地元じゃないもんですから、平山新町の方で、いま県の土地開発公社が西回り自動車道の用地事務を処理するためにビルの一室を借っておられますが、あそこのビルにほぼ決まったような話を聞いております。 ◆山下総一郎君 それは高田の平山新町の高千穂ビルじゃなかろうかと思われるわけでございますが、そのようにして八代に事務所ができるということになれば、市との折衝も非常に近くなってくるわけでありますから、やっぱり市は市で早く青写真をつくりながらですね、鉄建公団、JRという一つの関係団体に精力的にひとつ今後アプローチしていただきたいとこのようにお願いしまして、この項は終りまして、県事務所の問題についてひとつ御答弁願いたいと思います。             (企画開発部長原田正一君 登壇) ◎企画開発部長(原田正一君) それでは県事務所跡地の利用についての山下議員の御質問にお答えいたします。  県事務所跡地の利用につきましては、さきの6月議会において何人かの議員さんにお答えいたしたとおりでございますが、その後県における移転先の用地交渉の進捗状況を調査いたしましたところ、現在、約5ヘクタールの土地を対象に平面測量を終えられております。それをもとに具体的な取得区域及び取得面積など、県としての取得方針について現在鋭意検討中であると、まだ結論までには至っていないというお話でございます。  したがいまして、市といたしましては、さきの議会でも申し上げましたように、その進捗状況を見きわめながら対応してまいりたいと思いますが、御質問の中で跡地の具体的利用案について、議員の方から非常に詳しく、いろんな点について御提案をいただきましたので、今後そういった検討の時期が来ましたら議員の御提案も貴重な参考資料と、検討資料として利用させていただきたいというふうに思います。  現在、繰り返しになりますが、県の方のやはり取得事務の進捗状況の確認を抜きにしては、市だけではなかなか動きづらいと、遠慮するという面もございますので、どうぞ御理解のほどお願いしときます。 ◆山下総一郎君 まだ執行部におきましては状況報告の域にとどまっておりますが、私が求めたいのは、今後の取り組みの姿勢、方向性と言いますか、基本的な考え方についてお尋ねをしたかったわけでございますが、まそれでよろしゅうございます。  そこで私は失礼と思いますが、市長さんにお願い申し上げたいと思います。これからリーダー、いわゆる企業にもリーダーがおりますが、行政のリーダーは市長さんであるわけでございます。これからのリーダーに必要な用件は3つあると言われております。1つは先見性です。先を見る力、いわゆる21世紀を見るわけですね、先見性。2つ目は、決断。3つ目は実行と言われております。この3つの要素はいまどこのリーダーにも求められております。  したがいまして、私は八代市のトップのリーダーは市長さんですから、やはり21世紀を踏まえたこの県事務所をどうするかというような問題を早く政策決定をやっていただきたい。そして庁舎内の意思が統一できたならば、決断、そして実行に移していただきたい、こういう一つの順序で今後ひとつこの問題に取り組んでいただきますようお願いしたいとこのように考えておりますが、市長さんのひとつ御感想をお願いしたいと思います。 ◎市長(沖田嘉典君) 自席からお答えいたします。  ただいまの先見性、決断、実行、まさにそのとおりであります。行政に限らず、いずれの社会生活の中でもオーナーはそうあるべきであると思います。積極的に取り組んでいきたいと思いますけれども、やはり政治の世界でございますから、何分にも十分なコンセンサスの上で、そして初めて実行が伴うということでもございますので、十分御協力御理解をお願いをいたします。 ◆山下総一郎君 それじゃ3点目の宮地の和紙の問題について御説明をお願いします。             (商工観光部長園川利一君 登壇) ◎商工観光部長(園川利一君) 山下議員御質問の第3点目の宮地の手すき和紙などの伝統工芸品の保存育成についてお答えいたします。  宮地の手すき和紙は、加藤清正の御用紙すきにその端を発し、細川、松井家の手厚い保護を受け、当時、重要な産業の一つであったという由来ある伝統工芸品でございます。しかし、明治以後は機械化の波に押され、転業、廃業される職人さんが多く、今日では妙見町の宮田さんお一人となっておられる現状でございます。  このような八代の古い歴史の裏づけに栄えてまいりました郷土産業の一つであります宮地の和紙などの伝統工芸品は、貴重な文化財でありまして、保存育成につきまして確かに何とかしなければと考えるわけでございます。  先日、阿蘇郡の白水村に、個人の手により体験型の手すき和紙工房がオープンいたしまして、野草や押し花などをすき込んだ和紙がつくられているということで話題になっておりますことは、新聞などで承知いたしております。このように手軽に体験でき、そこから販路を見出すことはこれからの民芸品の振興策の一つではなかろうかと思っているところでございます。  そこで、現在市が対応、奨励をいたしておりますこと、例を挙げますと、議員御案内のように現在宮地の第八中学校において、宮田さんの御指導により自分たちの手ですいた和紙を使って卒業証書などに活用がなされております。また八代の特産の一つでありますイグサを原料にまぜてつくられた和紙を使った名刺の活用もあります。県におかれても、県伝統工芸品の指定を受けられておりますので、県の物産館にも展示、即売が常時行われております。  私ども市といたしましては、現在1階の八代の物産品紹介コーナーに展示いたしておりますほか、市の物産パンフレット、観光パンフレットにも掲載をし、また大阪など各地で行います物産展、観光展などに出品し、その紹介に努めておりますが、今後もなお一層努力してまいりたいと思っております。  今後の方策といたしましては、市内に宮地の和紙を初め10種類の県指定の伝統工芸品がございまして、これから観光コースをつくるなど今後検討いたしたいと思っているところでございます。高田焼などにつきましては、窯の御案内をして、そこで相当高田焼をお買い上げいただいておるというような実績もあるわけでございます。このようなことができるような体制がとれるならば非常に好都合であろうかと思いますけれども、宮田さんも兼業でやっておられるし、なかなかその日に急に実演をやってくださいと言いましても、原料の配合など間に合わないという一面もあるようでございます。  今後、働く婦人の家や勤労青少年ホームなどで各種講座を開設いたしておりますので、この中に手すき和紙の講座を設け、体験していただくことも方法の一つかと考えるところであります。  いずれにいたしましても宮田さんの後継ぎする者などが今後の課題でありますし、山下議員の意を十分踏まえて、宮田さんとも方策等について前向きに協議をし、努めてまいる所存でございます。  以上、お答えといたします。 ◆山下総一郎君 教育委員会の方でどういうお考えになっていますか、宮地和紙の問題について。             (教育長渡速君 登壇) ◎教育長(渡速君) 山下議員の文化伝承に対する情熱を拝聴いたしましたが、心から敬意を表するものでございます。  本市におきましては、特色ある学校づくりを積極的に進めておるところでございますけれども、その中で特に先ほど御紹介ありましたが、八中における手すき和紙による卒業証書、これもまことに全国に類を見ないユニークな営みでございます。  同校では、郷土文化再生の体験に一貫性を持たしたいと、そういう目的を持って校地内に和紙の原料であるコウゾの木を植栽しております。原料づくりから手すきまで、体験を通して先祖のつくり出した価値、文化に触れると、そういった教育効果もあわせてねらっておるわけです。保護者の方、それからPTA役員の方、そして先生方、生徒諸君、奉仕作業によって校地内に斜角園という庭園がありますが、四面にわたってコウゾ約30本植栽しております。  今後さらにそれをふやしていきたいと、そういうことを聞いておりますが、教育効果に大きな期待を持っております。これは、即、後継者育成にもつながっていく教育文化伝承作用そのものと私は評価いたします。10月25日オープンいたします博物館の自主講座にも、こういったものは取り上げで試みる集いとして実施していきたいなと、このように考えております。  教育委員会といたしましては、このように「豊かな未来の期待」という冊子を各学校、教育施設に配布していますが、その表紙に「歴史と文化のメッセージを伝える心弾むまちづくり」と、それを本年度の基本テーマとして、子孫に残すもの、残してならないもの、子孫のために創製していくもの、これらを十分見きわめていきたいと、このように思っております。以上です。 ◆山下総一郎君 あと7分ぐらいでございますから、宮地和紙につきましては58年の9月議会で、私の質問に対して執行部答弁の議事録を私は読みました。  そのとき、執行部の答弁は、こういうふうな答弁をしておられます。八代地域社会に、古い歴史の裏づけに栄えてまいった郷土産業の一つとして、宮地和紙の仕事は決して軽々に考えておるわけでなく、どう対応したら一番適切であるか、その辺の工夫と勉強をしてみたいと、このように答弁がなされております。  そこで、本議員は行政において何らかの対応策を前向きに検討されておるものと信じていましたが、具体的な施策が現在までないということは、まことに残念でなりません。ただ、先ほど教育長さんが第八中学校体験学習の中から、宮地和紙を使った卒業証書を使われたと。これは非常に私は朗報として受けとめております。できましたら第八中学校だけでなくして、八代市内の全小学校、全中学校、また高校、すべての八代市内の学校に和紙を使った卒業証書を渡されたらいかがかと思うんですが、教育長さんの御見解をお願いいたしたいと思います。 ◎教育長(渡速君) 手づくり和紙の卒業証書を全市にと、そういう御提案でございますが、非常に私はすばらしい御提案と存じます。  今後、克服すべき課題も多分にございますので、その成否につきましてはしばらく時間をちょうだいいたしたいとこのように思います。 ◆山下総一郎君 いま市長さんのお手元に、高知県に伊野町というところがございます。ここは人口2万3000人ぐらいの町でございますが、この伊野町は土佐和紙の非常に盛んなところでございまして、伊野町の紙の工業出荷額は195億と聞き及んでおります。  そこの伊野町に紙の博物館ができております。これは2階になっておりますが、1階は和紙の歴史、2階が2室が原料と道具、3室が手すき教室、4室が現代の和紙というような、言わば紙の博物館です。これが高知県の伊野町にできて非常ににぎわっておるわけでございます。  それで、私はちょっとこの伊野町に行かれた方が、ああいうようなひとつ紙の博物館を八代につくったらいかがでしょうかと。せっかく博物館ができておりますが、工芸館でもいいんです。これを宮地のあの場所付近にですね、つくられたならば観光の一つのあれにもなるし、非常に地域の活性化にもつながる、このように考えておるわけでございます。  先ほど商工観光部長は答弁で申されました、名水で手すきをと、これは熊本県の白水村です。これは白川水源に23日和紙工房がオープンしたわけでございまして、やはり地域で地域でそういうような地域の特色を生かした村づくりまちづくりをやっておるわけでございますが、やはり八代はこの宮地和紙を生かした、伝統工芸を生かしたまちづくり、都市づくりをひとつこの辺で考えてみられる時期に来ているんじゃないかと、このように考えるわけでございます。
     何とか宮田さんがいま一人で、決してこの伝統工芸の火を消してはならないというふうに頑張っておられますが、宮田さん個人の力ではどうにもなりません。やはり先ほど本論で申しましたように、農業兼業でやっておられるわけでございまして、何らか行政の手を差し伸べてやって後継者の育成なり、やはり施設の問題なり、いろんな問題について相談に乗っていただきまして、やはり市があらゆる対応策を講じていただきたい、このように考えておるわけでございます。  ただいま市長さんに紙の博物館を配りましたが、市長の御感想をひとつお願い申し上げたいと思います。 ◎市長(沖田嘉典君) お答えいたします。  懐良親王の墓のわきを歩いていきますと、左方にいまの手すき和紙の跡、そういう教育委員会の表示が立っておりますけれども、ただいま手元にお渡しいただきました土佐和紙の由来であるとか、あるいは私は山口県の萩のところにもちょっと行って、和紙の実際の手すきを拝見したこともあります。  ただ、八代の場合はそういう実績といいますか、過去の歴史はありましても、実態が宮田さんという方がおつくりになっていらっしゃるということは、少しは聞いていたわけでありますけれども、ただいま議員のおっしゃるように、積極的な知識は持ち合わせておりませんでした。  まことに申しわけないんですけれども、やはりこういう伝統工芸というものは、やはり地域に合った素材を使っておやりになるわけで、特に高田焼である、いわゆる上野焼か高田焼とか言いますが、そういうものや、あるいは紙すきでも、やはりそれを一つの伝統工芸として保存する中で、先ほど申されました観光にそれを結びつけていくということは、非常に大事なことだと思います。  よそにやってるからうちもやるということでなく、そういう伝統を生かす意味合いから、どこにあってもここにもあってよいんだというような発想の中で、私も、先ほど議会でお答えになったのは岩尾前市長であるとこう思いますけれども、同じように私も十分勉強いたしまして、また議員等とも御指導いただきまして御趣旨に沿ったような方向の中でこれをとらえていきたい。  ただ単に、まちづくりに積極的にハードなことばかりをやることが能ではないと、ソフトなこのような文化のことも大事にしていかなければならないとこのように思います。以上です。 ◆山下総一郎君 それでは最後でございますが、史談会の会長の江上敏勝先生が書かれた「八代宮地の手すき和紙」という非常に貴重な文献があるわけでございますから、ここらあたりをひとつよく行政の方もひとつ見て一遍読んでいただきまして、今後十二分に対応に対して遺憾のないようにしていただきたいということをお願い申し上げまして、私の全部の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手)          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。  本日の議事はこの程度にとどめ、延会といたしたいが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  なお、次の会議は明11日定刻に開き、質疑並びに一般質問を続行いたします。  本日はこれにて延会いたします。             (午後3時07分 延会)...