八代市議会 > 1990-03-13 >
旧八代市 平成 2年 3月定例会−03月13日-04号

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  1. 八代市議会 1990-03-13
    旧八代市 平成 2年 3月定例会−03月13日-04号


    取得元: 八代市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-15
    旧八代市 平成 2年 3月定例会−03月13日-04号旧八代市 平成 2年 3月定例会          ────────────────────               主要目次       1.市長提出案件27、請願1、計28件・委員長報告… 7       1.閉会中継続審・調査の件25件…………………………17          ──────────────────── 平成2年3月八代市議会定例会会議録(第4号) ・平成2年3月13日(火曜日)          ──────────────────── ・議事日程(第4号)                   平成2年3月13日(火曜日)午前10時開議  議長の諸報告  第 1 議第1号・平成元年度八代一般会計補正予算・第8号(委員長報告)  第 2 議第2号・平成元年度八代公共下水道事業特別会計補正予算・第3号(委      員長報告)  第 3 議第3号・平成元年度八代住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算・第      2号(委員長報告)  第 4 議第4号・平成2年度八代一般会計予算委員長報告)  第 5 議第5号・平成2年度八代二見舟津簡易水道事業特別会計予算委員長報
         告)  第 6 議第6号・平成2年度八代二見白島簡易水道事業特別会計予算委員長報      告)  第 7 議第7号・平成2年度八代国民健康保険特別会計予算委員長報告)  第 8 議第8号・平成2年度八代老人保健医療特別会計予算委員長報告)  第 9 議第9号・平成2年度八代食肉センター特別会計予算委員長報告)  第10 議第10号・平成2年度八代交通災害共済事業特別会計予算委員長報告)  第11 議第11号・平成2年度八代公共下水道事業特別会計予算委員長報告)  第12 議第12号・平成2年度八代住宅新築資金等貸付事業特別会計予算(委員      長報告)  第13 議第13号・平成2年度八代公共用地先行取得事業特別会計予算(委員長      報告)  第14 議第14号・平成2年度八代水道事業会計予算委員長報告)  第15 議第15号・平成2年度八代病院事業会計予算委員長報告)  第16 議第17号・市道路線の認定について(委員長報告)  第17 議第18号・市道路線の認定について(委員長報告)  第18 議第19号・市道路線の認定について(委員長報告)  第19 議第20号・市道路線の認定について(委員長報告)  第20 議第21号・市の鳥の制定について(委員長報告)  第21 議第22号・平成元年4月分から同年7月分までの遺族年金に係る加算の年      額の特例に関する条例の制定について(委員長報告)  第22 議第23号・八代市減債基金条例の制定について(委員長報告)  第23 議第24号・八代市国民健康保険条例の一部改正について(委員長報告)  第24 議第25号・八代市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正      について(委員長報告)  第25 議第26号・八代市学校給食センター設置条例の一部改正について(委員長      報告)  第26 議第27号・八代市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について      (委員長報告)  第27 議第28号・八代市公民館使用条例の一部改正について(委員長報告)  第28 請願第1号・日置町地内児童公園の設置方について(委員長報告)  第29 会議録署名議員の指名          ──────────────────── ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11  1.日程第12  1.日程第13  1.日程第14  1.日程第15  1.日程第16  1.日程第17  1.日程第18  1.日程第19  1.日程第20  1.日程第21  1.日程第22  1.日程第23  1.日程第24  1.日程第25  1.日程第26  1.日程第27  1.日程第28  1.閉会中継続審査の件(陳情第1号・し尿くみ取り料金の改正方について・建設衛    生委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第4号・合成洗剤の追放・石けんの普及方について・    建設衛生委員会)  1.閉会中継続審査の件(昭和62年陳情第19号・金剛校区運動広場の建設方につ    いて・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(保健センターに関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(建設工事に関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(都市計画に関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(生活環境に関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(企業誘致に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(農林水産業の振興に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(商・工業の振興及び環境整備に関する諸問題の調査・経済    企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(観光レクリエーション施設の整備に関する諸問題の調査・    経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(病院及び上水道事業に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(教育・福祉施設の整備、管理に関する諸問題の調査・文教    民生委員会)  1.閉会中継続調査の件(教育文化センターの建設に関する諸問題の調査・文教民生    委員会)  1.閉会中継続調査の件(文化財の保護・活用に関する諸問題の調査・文教民生委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第2号・原爆被爆者の会八代支部への助成金増額方に    ついて・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第3号・自治体における「ゆとり宣言」の決議方につ    いて・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第5号・水俣病被害者の早期救済に関する決議方につ    いて・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成元年陳情第22号・市制施行50周年記念としての水    道課の水道局への昇格方について・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成元年陳情第23号・水俣病被害者の早期救済に関する    決議方について・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(緑と水計画に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(行財政の運営に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(新幹線計画に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(工場専用線跡地に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会運営に関する諸問題の調査・議会運営特別委員会)  1.日程第29
             ──────────────────── ・出席議員及び欠席議員の氏名 (1)出席議員(31人)    1番 三 渕 藤 利 君     2番 前 田   慧 君    3番 松 本 元 善 君     4番 井 上 公 一 君    5番 宮 本 安 信 君     6番 加 藤 忠 昭 君    7番 小 薗 純 一 君     8番 田 方 初 美 君    9番 西 村   龍 君    10番 松 浦 輝 雄 君   11番 中 村 和 美 君    12番 小 島 吉 生 君   13番 石 本 義 雄 君    14番 徳 田 義 雄 君   15番 友 田 昭 一 君    16番 吉 崎 十四喜 君   17番 犬 置 萬太郎 君    18番 松 永 久 彦 君   19番 谷 口 一 男 君    20番 増 田 文 雄 君   21番 井 山 九洲男 君    22番 田 中 靖 二 君   24番 中 村 義 一 君    25番 中 村   保 君   26番 岡 川 忠 臣 君    27番 沖 田 忠 勝 君   28番 福 田 富 雄 君    29番 増 田 行 夫 君   30番 的 野 司 郎 君    31番 浦 川 博 邦 君   32番 前 田 秀 康 君 (2)欠席議員(1人)   23番 土 田 重 人 君          ──────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名 (1)長                (2)収入役  市     長  木 村 健 一 君   収  入  役  萩 本 静 夫 君   助     役  沢  秋 利 君  (3)教育委員会   市長公室長   永 松  譲 君   委  員  長  古 閑 雄 幸 君    秘書課長   浜    学 君    教  育  長   渡    速 君   企画開発部長  福 島  一 君    教育次長    西 永 和 夫 君   総務部長    山 本 茂 利 君    庶務課長    若 松  聡 君    財政課長   緒 方 一 博 君  (4)農業委員会   市民部長    吉 村 憲 之 君   会     長  北 岡 清 雄 君   商工観光部長  小 嶋 日出章君  (5)選挙管理委員会   農林水産部長  福 田 昭 夫 君    事務局長    大 原 友 春 君   建設部長    中 島 義 勝 君  (6)監査委員   福祉事務所長  内 藤  司 君   委     員  百 崎 素 明 君          ──────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名   事 務 局 長  蓑 田 美 昭 君   次     長  松 本 文 雄 君   参     事  田 中 昭 則 君   主     査  中 野  久 君   主     査  松 山 俊 哉 君   主     任  穂 田 一 行 君   主     事  桑 崎 雅 介 君          ────────────────────              (午前10時27分 開議) ○議長(松浦輝雄君) これより本日の会議を開きます。          ──────────────────── △議長の諸報告 ○議長(松浦輝雄君) 諸般の報告を行います。  3月6日、陳情第4号及び同第5号の陳情2件を受理したので、同日、所管の常任委員会に付託いたしました。  その余の報告は、朗読を省略します。          ──────────────────── △日程第1〜28 ○議長(松浦輝雄君) 日程第1から日程第28まで、すなわち議第1号から同第15号まで、及び同第17号から同第28号までの議案27件、並びに請願第1号の計28件を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  建設衛生委員会委員長宮本安信君。              (建設衛生委員会委員長宮本安信君 登壇) ◎宮本安信君 建設衛生委員会に付託されました予算8件、条例1件、事件4件、及び請願1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  まず、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議第1号・平成元年度八代一般会計補正予算・第8号関係分についてでありますが、第8款・土木費の都市計画費中、土地区画整理事業B調査に関連し、経過並びに事業計画についての質疑があり、執行部から、本年度で区画整理事業を行うのに必要な減歩率を示したB調査が終了し、国鉄清算事業団土地処分方法についても本年2月2日の九州部会で了承され、2月27日、東京での用地処分審議会にかけられ、本格的に決定し、今後は、さきに示された土地区画整理事業B調査の資料をもとに地元説明会に入っていきたい旨の説明がありました。  次に、議第4号・平成2年度八代一般会計予算関係分についてでありますが、第4款・衛生費の生活環境費中、小型合併処理浄化槽設置事業の効果と維持管理について質疑があり、執行部から、河川環境を守るために、し尿並びに日常生活の雑排水を処理する目的で平成元年度から実施しているもので、来年度は30基、5人槽換算で42基分を予定し、1人槽当たり6万円の補助をするものであり、当浄化槽を設置した場合の効果については、従前の生活雑排水として流れていたのが90%浄化され、維持管理費については、一般の浄化槽に比べて1割ぐらいは高額になるが、非常に好評を得、最近は市民の浄化槽に対する認識も高まっている。ただ、設置希望者すべてに補助するということは、国、県の予算枠もあり、難しい面もあるとの説明がありました。  次に、同じく生活環境費中、焼却施設運転業務委託に関連し、委託後のごみの処理状況についての質疑があり、執行部から、委託した昨年の10月からは順調に焼却が行われている。ただ、現在は本年2月中旬に機器のオーバーホールを実施し、2基のうち1基で運転している関係でストックがあるが、両基が稼働すれば処理可能な状況であること。さらに、経費節減につながるための収集業務の委託についての質疑に対しては、今後の収集体制として職員の退職あるいは配置転換による減員が生じた時点で民間へ委託していきたいとの答弁がありました。  第8款・土木費、第3目・都市下水路費中、都市下水路改良事業に関連し、農業用水が集落排水化している区域における実施主体の調整について質疑があり、執行部から、用水兼排水について用水のウエートの高いところは土地改良で施行することになっている。また、用途地域外農業用水路については耕地課、用途地域内の都市下水一路は下水道課で実施施行し、境界のところについては幅をもたせて実施しており、今後も庁内において積極的に協議しながら事業に当たっていきたい旨の説明がありました。さらに委員から、それらの区域境において空間ができないよう積極的な協議方及び十全な執行のための予算の確保方について強い要望、意見があっております。  次に、議第11号・平成2年度八代公共下水道事業特別会計予算についてでありますが、委員から、今年度の下水道使用料改定見通しについて質疑があり、執行部から、使用料については、昭和60年に施行し、現在まで据え置いているが、数年前から自治省あるいは県から料金改定を行うよう指示があっている。現在では、終末処理場維持管理に見合うだけの使用料が出てこないので、下水道の普及率向上に努めるとともに、今後第1、第2処理区あわせての下水道使用料下水道審議会に諮りたい旨の答弁がありました。  さらに、下水道建設費に関連し、松崎中継ポンプ場のその後の経過について質疑があり、執行部から、先般地元説明会を開いたところ、同町内から斎場建設時に積み残された問題等の指摘があり、かなり難航しているが、当該地は北部幹線と郡築幹線との合流地点でポンプ場を設置し、ポンプアップを行うために最適地と考・えて決定した。なお、地権者には同意を得ているものの、周辺住民の理解を得るために議会終了後、代表の方々に相談するなど、積極的に対応していきたい旨の答弁があり、委員からは、地元住民感情を逆なでしないよう慎重に配慮して事に当たってもらいたいとの要望、意見がありました。  以上のほか、市内中心部と他校区とのバランスのとれた生活環境の改善、清掃センターの新規建設に向けての早期取り組み方、細街路調査の経緯と計画の早期検討、公害関係データの周知方法等々について質疑、意見がありまして、以上の3件については、議第2号・平成元年度八代公共下水道事業特別会計補正予算・第3号、議第3号・平成元年度八代住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算・第2号、議第9号・平成2年度八代食肉センター特別会計予算、議第12号・平成2年度八代住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、議第13号・平成2年度八代公共用地先行取得事業特別会計予算、議第17号、同18号、同19号、同20号の市道路線の認定について、議第25号・八代市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正についてとともに、いずれも原案どおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、請願第1号・日置町地内児童公園の設置方については、全会一致でその趣旨を了として採択し、市長に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を求めることに決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(松浦輝雄君) 経済企業委員会委員長前田慧君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)              (経済企業委員会委員長前田慧君 登壇) ◎前田慧君 経済企業委員会に付託されました予算6件について審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。なお、詳細については委員会記録に譲らせていただきます。  まず、議第4号・平成2年度八代一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、6款・農林水産業費、5目・農業後継者育成費に関連して、農業後継者の花嫁対策について質疑があり、執行部から、最近、農業後継者の育成については、社会問題になりつつある中、農政課で昨年、花嫁対策を含めた実態調査を実施した結果、約200名の独身者がいることが判明、また、八代市農協においては、花嫁対策として平成元年度に100万円を予算化しておりまして、先進地の事例等を参考に八代独自のものを加味した若者ふれあい促進事業を展開するため、現在、推進協議会を設置し、具体的な事業内容、推進方法等を検討中であり、今後、行政としても農業団体と連携を図りながら後継者育成の問題について緊急かつ適切にその解決に努力していきたいとの答弁がありました。  次に、7目・畜産業費中、食肉流通施設維持管理費の内容と施設の今後の稼働見通しについて質疑があり、執行部から、この費用は、施設が停止して以来、冷凍機能など施設の保安点検経費など維持管理費として計上しているものである。また、稼働の見通しについては、基本的には企業導入を図り、地元の雇用促進ということで、現在、市民部、農林水産部、並びに福祉事務所で定期的に協議はしているものの、結論には至っていないのが現状であるとの答弁があり、委員からは、本施設の稼働については、種々難しい面もあると思うが、再開に向けて最大限の努力方の要望意見があっております。  以上のほか、イ業推進員の任務、市施設間の管理人手当見直し検討方中小企業融資制度貸付金の利用状況、駅前観光案内所の業務内容、接客コンテストの内容、及び県信用保証協会損失補償金に係る代位弁済の内容等々についても質疑、意見がなされておりまして、以上、本予算案については、議第1号・平成元年度八代一般会計補正予算・第8号関係分、議第5号・平成2年度八代二見舟津簡易水道事業特別会計予算、議第6号・平成2年度八代二見白島簡易水道事業特別会計予算、議第14号・平成2年度八代水道事業会計予算、並びに議第15号・平成2年度八代病院事業会計予算とともに、いずれも慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(松浦輝雄君) 文教民生委員会委員長田方初美君              (文教民生委員会委員長田方初美君 登壇) ◎田方初美君 文教民生委員会に付託され、審査が終了いたしました予算2件、条例3件について、その経過及び結果について、特に論議があった点を中心に御報告申し上げ、詳細については委員会記録に譲ります。  まず、議第4号・平成2年度八代一般会計予算関係分のうち、3款・民生費中、老人福祉施設費に関連し、保寿寮改築の基本方針について質疑があり、執行部から、当初、現在地での建てかえを検討したが、災害地指定等の関係により敷地の3分の1がつぶれること、従来の施設の基本的な概念の変化により、老人が社会の一員として社会参加できること、また、老人だけの交流でなく、身障者や子供等ともできるだけ接触できるような集合的、複合的施設基本的方向に据え、検討しており、議会とも十分協議しながら進めていきたいとの答弁がありました。  また、社会福祉施設費中、のぞみ母子センターにおける職員の商行為等勤務姿勢と、その管理体制に係る市の指導のあり方、及び今後の運営について質疑があり、執行部から、社会福祉事業団からは該当の事案についての報告を正式に受けてはいないが、職員の退職後、非公式には承知している。障害児の訓練については、その職員を中心に専門的指導を行ってきたが、不在となったので、今後は松橋あるいは菊陽等の専門職員の指導のもとに行っていかなければならないと考えている。また、同センターにおける商行為の原因について、市としては1人の職員に対し幾つもの責任あるポジションを任せ、職員指導、管理体制の確立に不十分な点があったことに対し、強く責任と反省を感じている。そこで、平成2年度予算では、のぞみ母子センターや児童館のほか、関連ある育成会等にも管理体制、運営の責任者を設置するための予算措置を要求している。さらに退職した職員が同センターと同種の施設設置を計画中との情報もあり、今後はのぞみ母子センターが広く市民に理解され、利用されるように努力していきたいとの答弁がなされまして、委員からは、福祉事業団に対し、委託の趣旨に沿った運営が行われるよう強い行政指導方の要望、意見があっております。  10款・教育費中、厚生会館費に関連して、厚生会館の内外壁の塗装工事及びその耐用年数について質疑があり、執行部から、外壁塗装については、高圧水洗の上、研磨し、その上から中性化防止層を施し、仕上げ塗装する。この耐用年数については、周囲の環境条件、使用状況にもよるが、50年から60年ぐらいは耐えるだろうと考えており、その間5・6年ごとに塗りかえた方が中性化防止になるとの答弁があり、さらに、外壁塗装に係る経費についての質疑に対しては、現在中性化が進んでいる箇所には、薬液が注入されており、予算としては約5000万円を予定している。なお、次回からは表面の仕上げ剤だけで済むのではないかと考えているとの答弁がなされました。  そのほか、これまでの住宅新築資金等特別会計への繰出金の予算科目のあり方、特別保育推進事業における補助金関係、扶助費の減額理由と保護者に対する職員の対応の仕方、高齢者サービス調整チームの運営方法、学校建設における入札差金等不用額の扱い、若者がつくる明日のふるさと事業の内容、社会体育事業における各種大会への派遣旅費等々についても質疑、意見がなされまして、以上、本予算案については、議第一26号・八代市学校給食センター設置条例の一部改正について、議第27号・八代市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議第28号・八代市公民館使用条例の一部改正についてとともに、それぞれ慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案どおり可決してしかるべきと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(松浦輝雄君) 総務委員会委員長西村龍君。              (総務委員会委員長西村龍君 登壇) ◎西村龍君 ただいま議題となりました案件のうち、総務委員会に付託されました予算案5件、条例案3件、事件関係1件について審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。なお、詳細については委員会記録に譲らせていただきます。  まず、議第1号・平成元年度八代一般会計補正予算・第8号関係分のうち、歳出・総務費・交通安全対策費中、地方バス第2種生活路線維持費補助金について質疑があり、執行部から、3種に区分される地方バス路線中、第2種路線とは、県知事が住民の生活路線と認めたもので、乗客が平均5人以上15人以下、1日の運行回数が10回以下に限るものであり、八代・水俣線が該当していること。バス会社が運輸省の定める補助交付要綱に基づき、県へ申請、経常収入が経常経費の3分の2または4分の3未満の場合に、その額の一定率を限度として県及び市町村が一定の割合で負担するものとの説明がありました。  次に、議第4号・平成2年度八代一般会計予算関係分のうち、歳出・総務費・一般統計費に関連して、統計事務の内容、並びに市の経済所得推計資料について質疑があり、執行部から、統計事務に従事する職員は現在3人で、指定統計調査業務で精いっぱいの状態にあるため、今後、職員の確保を図りながら、漸次、統計事務の充実に取り組みたいこと。なお、商・工業統計、農林業センサス、市町村所得推計などの調査結果の活用により、将来展望や数値の予測を行っていることなどの答弁がありました。  次に、消防費の常備消防費に関連して、委員から、八代広域行政事務組合の庁舎改築について質疑があり、執行部から、現庁舎は昭和47年、市の消防庁舎として建設されており、当時は職員80名程度でスタートしているが、現在160名の規模になり、大きく組織が拡大していることから、建物が狭小であると認識しているし、昨年末には広域行政事務組合から庁舎の建設地の確保について正式に要望書もなされているので、今後できるだけ早い機会に候補地の選定について対応したいとの答弁がありました。  本予算案については、以上のほか、第4回みなと八代フェスティバル関係の事業内容、地方財政計画による市税、消費譲与税の伸び率、及び市税、地方交付税、地方譲与税の今後の見込み額についても質疑・意見がありました。  次に、議第23号・八代市減債基金条例の制定についてでありますが、本案は本年度の普通交付税において、景気浮揚のため地方自治体の財源対策として発行された財源対策債のうち、昭和53年度から55年度までに本市が借入した借入額に係る平成元年度末の未償還元利金について、交付税措置分6億6000万円が交付されることになり、また今後の経済状況の変化に適切に対応するための市債の償還に必要な財源を確保し、将来にわたり、市財政の健全な運営に資するため基金を設置しようとするものであること。今後の減債基金積み立ての見通しについては、今国会に昭和56年度に借入した借入額に係る未償還金の交付税措置分相当額が提出されているし、平成2年度には昭和58年度と昭和59年度の措置がなされる旨の説明がありました。  次に、議第7号・平成2年度八代国民健康保険特別会計予算についてでありますが、本会議で大綱の質疑が行われておりますが、委員会では、特に納税組合報償金の増額並びに保険税滞納の一掃体制についての要望、意見がなされております。  以上の予算案3件、条例1件については、議第8号・平成2年度八代老人保健医療特別会計予算、議第10号・平成2年度八代交通災害共済事業特別会計予算、議第21号・市の鳥の制定について、議第22号・平成元年度4月分から同年7月分までの遺族年金に係る加算の年額の特例に関する条例の制定について、議第24号・八代市国民健康保険条例の一部改正についてとともに、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上、報告を終わります。 ○議長(松浦輝雄君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの報告に対する質疑を行います。  質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松浦輝雄君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。  討論ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松浦輝雄君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議第1号から同第3号まで、すなわち
     平成元年度八代一般会計補正予算・第8号、  同公共下水道事業特別会計補正予算・第3号、及び  同住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算・第2号  の3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。              (賛成者 挙手) ○議長(松浦輝雄君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(松浦輝雄君) 議第4号・平成2年度八代一般会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者 起立) ○議長(松浦輝雄君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(松浦輝雄君) 議第5号から同第15号まで、すなわち、  平成2年度八代市二見舟津簡易水道事業、  同二見白島簡易水道事業、  同国民健康保険、  同老人保健医療、  同食肉センター  同交通災害共済事業、  同公共下水道事業、  同住宅新築資金等貸付事業、  同公共用地先行取得事業各特別会計予算、並びに  同水道事業、及び  病院事業会計予算  の11件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。              (賛成者 挙手) ○議長(松浦輝雄君) 挙手全員、よって本11件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(松浦輝雄君) 議第17号から同第20号まで、すなわち  東片町6号線、  東片町7号線、  東片町8号線、及び  上片町6号線  に係る市道路線の認定4件については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。              (賛成者 挙手) ○議長(松浦輝雄君) 挙手全員、よって本4件は可決されました。          ──────────────────── ○議長(松浦輝雄君) 議第21号・市の鳥の制定については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。              (賛成者 挙手) ○議長(松浦輝雄君) 挙手全員、よって本件は可決されました。          ──────────────────── ○議長(松浦輝雄君) 議第22号から同第28号まで、すなわち  平成元年4月分から同年7月分までの遺族年金に係る加算の年額の特例に関する条例の制定について、  八代市減債基金条例の制定について、  八代市国民健康保険条例の一部改正について、  八代市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正について、  八代市学校給食センター設置条例の一部改正について、  八代市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、及び  八代市公民館使用条例の一部改正について  の7件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。              (賛成者 挙手) ○議長(松浦輝雄君) 挙手全員、よって本7件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(松浦輝雄君) 次に請願第1号・日置町地内児童公園の設置方については、委員長の報告どおり、これを採択し、市長に送付の上、その処理の経過並びに結果について報告を請求することといたしたいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松浦輝雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。          ──────────────────── △閉会中継続審・調査の件 ○議長(松浦輝雄君) 次に、閉会中の継続審査並びに調査についてお諮りいたします。  建設衛生委員会委員長から、  陳情第1号・し尿くみ取り料金の改正方について、  陳情第4号・合成洗剤の追放・石けんの普及方について、  昭和62年陳情第19号・金剛校区運動広場の建設方について、  保健センターに関する諸問題の調査、  建設工事に関する諸問題の調査、  都市計画に関する諸問題の調査、及び  生活環境に関する諸問題の調査、  経済企業委員会委員長から  企業誘致に関する諸問題の調査、  農林水産業の振興に関する諸問題の調査、  商・工業の振興及び環境整備に関する諸問題の調査、  観光レクリエーション施設の整備に関する諸問題の調査、及び  病院及び上水道事業に関する諸問題の調査、  文教民生委員会委員長から、  教育・福祉施設の整備、管理に関する諸問題の調査、  教育文化センターの建設に関する諸問題の調査、及び  文化財の保護・活用に関する諸問題の調査、  総務委員会委員長から、  陳情第2号・原爆被爆者の会八代支部への助成金増額方について、  陳情第3号・自治体における「ゆとり宣言」の決議方について、  陳情第5号、及び  平成元年陳情第23号・水俣病被害者の早期救済に関する決議方について、  平成元年陳情第22号・市制施行50周年記念としての水道課の水道局への昇格方について、  緑と水計画に関する諸問題の調査、  行財政の運営に関する諸問題の調査、  新幹線計画に関する諸問題の調査、及び  工場専用線跡地に関する諸問題の調査、並びに  議会運営特別委員会委員長から、  その所管事項について、  それぞれ閉会中の継続審査並びに調査の申し出があります。  本申し出のとおり決するに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松浦輝雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。          ──────────────────── △日程第29 ○議長(松浦輝雄君) 日程第29・会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に松本元善君、的野司郎君を指名いたします。          ──────────────────── ○議長(松浦輝雄君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長。
                 (市長木村健一君 登壇) ◎市長(木村健一君) 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。  本3月定例会は、去る2月28日より開会をされまして本日まで、議員各位におかれましては終始熱心に御審議御検討をいただき、全議案につきまして円満な御承認を賜りましたことを衷心より敬意を表し、御礼を申し上げます。  本会期中に諸般のいろいろの御論議がありました点につきましては、私どもは謙虚に受けとめ、今後とも11万市民の公益を守り、県南拠点都市を目指した潤いと活力のあるまちづくりになお一層の努力をいたさなければならないと固く誓うものでございます。  議員各位におかれましては、何とぞ今後とも市政運営に御指導御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、簡単ではございますが閉会に当たりましての御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。              (拍手。「頑張れ」と呼ぶ者あり) ○議長(松浦輝雄君) 市長におかれましては、本定例会を最終議会として任期を満了いたされます。この4年間のお務めに対し、心から敬意と感謝の意を表します。今後一層の御健康と御活躍を祈念いたします。 ○議長(松浦輝雄君) これをもって平成2年3月定例会を閉会いたします。              (午前11時11分 閉会) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     平成2年3月13日         八代市議会議長                ( 松  浦  輝  雄 )          同副議長                ( 三  渕  藤  利 )          同議員                ( 松  本  元  善 )          同議員                ( 的  野  司  郎 )...