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令和 4年 9月 7日議会活性化検討会−09月07日-01号

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  1. 熊本市議会 2022-09-07
    令和 4年 9月 7日議会活性化検討会−09月07日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年 9月 7日議会活性化検討会−09月07日-01号令和 4年 9月 7日議会活性化検討会               議会活性化検討会会議録 開催年月日   令和4年9月7日(水) 開催場所    特別委員会室 出席委員    10名         藤 山 英 美 会長     福 永 洋 一 副会長         古 川 智 子 委員     伊 藤 和 仁 委員         平 江   透 委員     荒 川 慎太郎 委員         西 岡 誠 也 委員     浜 田 大 介 委員         小佐井 賀瑞宜 委員     田 尻 善 裕 委員 議題・協議事項   (1)議会活性化のための諸改革に関する調査について                             午後 3時05分 開会 ○藤山英美 会長  ただいまから議会活性化検討会を開会いたします。  本日の協議項目は次第のとおり、1点目が高校大学等との連携による取組について、2点目がWEBシステム等を活用した政務活動費収支報告書提出について、3点目が議場へのスクリーン設置について、4点目が通年議会開催についてでございます。  それでは初めに、1点目の高校大学等との連携による取組についてですが、提案された熊本自由民主党市議団さんより、改めて提案内容趣旨について御説明をお願いいたします。 ◆平江透 委員 熊本自由民主党市議団から提案いたしました高校大学等との連携による取組につきまして、その理由を簡潔に説明いたします。
     法改正によりまして選挙権年齢が18歳に引き下げられまして、高校生大学生などの政治参加がこれまで以上に期待される中、こういった若い世代の方々にもっと議会議員を知っていただく取組検討してはどうかということで、提案させていただいたところでございます。  なお、検討する上での参考としまして、議会局に他の政令指定市における取組状況調査事前にお願いしておりましたので、議会局から報告いただければと存じます。  以上でございます。 ◎上野公一 政策調査課長  それでは、ただいま平江委員から御提案がありました、高校大学等との連携による取組状況につきまして、あらかじめ御意見をお伺いしておりましたので、私どもで、本市を除く19の指定都市に対して各取組状況についての調査を行い、その結果に本市の状況を加えた物を資料1に取りまとめておりますので、簡単に御説明いたします。  まず、回答結果といたしまして、指定都市20市中、取組を実施している市が13市、取組を実施していない市が7市となっており、半数以上の市が取組を実施しているという結果になっております。  次に、取組を実施している13市につきましては、取組に至った主な経緯といたしまして、若い世代に対し政治議会議員への理解関心を高めてもらうため、あるいは議会を身近に感じてもらうためというような回答でございました。  また、各市取組内容につきましては、記載のとおりでございますけれども、多い取組といたしまして、直接対話することで議会議員関心を持ってもらう意見交換会が6市、議会を身近に感じてもらうためのポスター等の制作が4市となっており、そのほか、議会の役割を実際に体験しながら議会への理解を深める模擬議会やインターンなど、各市とも学校や教育委員会などの関係機関連携・協力しながら、工夫を凝らした取組を実施しております。  説明は以上です。御協議のほどよろしくお願いいたします。 ○藤山英美 会長  説明は終わりました。  本件について、何か御意見等ございましたらお願いいたします。 ◆古川智子 委員  すみません、ちょっと質問というか確認させてください。  この取組、非常に素晴らしいと思いますが、やり方として、今、他都市状況説明していただきましたけれども、その中でも様々手法がありまして、例えば議員が主体で高校生大学生とともにこういった取組をやるのか、もしくは行政がしている、例えばこれは中学生の子ども議会です、そこに議員が入って行くのかとか、何かそこはまだ真っ白な状態でというような提案という形でよろしいですか。 ◆平江透 委員 そこはまだ、今後検討していくことだと思います。進めていくならばです。そういったことで、検討してはどうかということを今日は提案させていただいているということで、具体的なことは、まだ今日言えることではございません。 ◆古川智子 委員  ありがとうございます。 ◎上野公一 政策調査課長  すみません、補足になります。  今お示ししている取組状況につきましては、執行部連携・協力した事業も多数ございますけれども、基本的には、議会が主導となっている事業を全て取り上げているというような状況でございます。 ○藤山英美 会長  ほかにございますか。  それでは、本件については先ほどの説明参考にして、各会派持ち帰りの上、御検討いただき、次回協議したいと思いますがよろしゅうございますか。         〔了 承〕 ○藤山英美 会長  ありがとうございました。  次に、2点目のWEBシステム等を活用した政務活動費収支報告書提出についてでございますが、提案された熊本自由民主党市議団さんより、改めて提案内容趣旨について、御説明をお願いいたします。 ◆田尻善裕 委員  熊本自由民主党市議団から提案いたしましたWEBシステム等を活用した政務活動費収支報告書提出についてですが、皆様も御承知のとおり、政務活動費収支報告書につきましては、書類作成から提出までにかなりの時間を要しますことから、WEBシステム等を活用した報告書提出検討してはいかがかということで提案させていただいた次第でございます。  なお、検討する上で、参考として、議会局に他の指定都市における取組状況調査事前にお願いしておりましたので、報告いただければと思います。 ◎中村清香 総務課長  御説明申し上げます。資料はございません。  WEBシステム等を活用した政務活動費収支報告書提出について指定都市調査しました結果、導入されているところは、一市もありませんでした。提出書類は全て紙ベース、導入についての検討の話も出ていないというところがほとんどでございました。収支報告書など一部データでの提出が行われているところが2市ございました。  説明は以上でございます。 ○藤山英美 会長  説明は終わりました。  本件について、何か質問がございましたらどうぞ。 ◆田尻善裕 委員  今、ほかの指定都市はやっていないと、これ、もう分かっているんです。しかしこれからのDX時代を考えて、といいますのは、例えば国会の政治団体収支報告は、もうみんなネットで報告することが決まっていますし、だんだんそれも地方に下りてくるんではないのかと、それを見越して検討していくというのを熊本市が率先してやるべきではないのかという趣旨での提案でございました。他都市が導入していないというのは分かった上でございます。  以上、補足です。 ○藤山英美 会長  ほかにございますか。  それでは、本件について、先ほどの説明参考に、各会派持ち帰りの上御検討いただき、次回協議したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、3点目の議場へのスクリーン設置についてでございますが、提案された市民連合さんより、改めて提案内容趣旨について御説明をお願いいたします。 ◆西岡誠也 委員  議場へのスクリーン設置について、一般質問をやるときに、資料として皆さん方に見てもらいながら質問をするというのが効果的だというふうに考えておりまして、そういう意味で、各市いろいろ調べてみますと、このかかった費用が様々なんです。ですから、そういう意味では少し時間をかけて議論する必要があるんではないかと考えておりまして、したがって、私たち任期も来年3月までですから、今期については一応取下げをすると、ただ、その間、タブレット皆さんに配付してありますから、そういう必要な分についてはタブレットで見てもらいながら質問すると、そういうことでやったらどうかと考えております。 ○藤山英美 会長  ありがとうございました。  ただいま、提案会派市民連合さんより御説明がありましたが、議場へのスクリーン設置については、経費などの課題もあることから、今期における協議については見送りをしたいという趣旨発言であったと思います。  また、これに関連し、本会議質問時間におけるタブレットを活用した資料配付についての御意見がございました。このことについて、ほかに意見はございませんか。 ◆田尻善裕 委員  今の市民連合西岡委員からの御提案で、私たち会派の中でも何か資料があった方がより分かりやすいのではないのかという意見が出て、確かにおっしゃる通り費用がかかってしまうという問題点がある、最後に言われたタブレットは、今全員に配付されているのでタブレットで見られるようにすることに関しては、費用もかからなくて現実的に考えていいのではないのかと、またそういうことについてメリット、デメリット、それを具体的にこれから検討していってもいいのではないのかという意見が出ました。  以上です。 ○藤山英美 会長  ほかにございますか。  ただいま御意見をいただきましたが、議会局から何かありませんか。 ◎池福史弘 議事課長  御提案がありましたように、現にタブレットを本会議場で使っておりますので、物理的にはもちろん導入可能かと考えております。  ただ、一方で運用していくに当たりましては、例えば傍聴者でありますとか、インターネット上の視聴者に対してはどうするのかであるとか、あと、会議録への掲載をどうするかとか、それから、例えば使用する資料内容についてどこまで認めるかとか、そういった一定の運用上のルールというのはやはり必要かと思いますので、できますれば、私どもの方でも、各検討項目について今後整理させていただきまして、次回以降、当検討会で御報告させていただければと思います。 ○藤山英美 会長  ありがとうございました。  それでは、議場へのスクリーン設置については、今期協議項目からは削除することといたしまして、ただいま御意見のありました本会議質問時におけるタブレット端末を活用した資料配付については、次回協議することといたしたいと思いますが、よろしゅうございますか。         〔了 承〕 ○藤山英美 会長  ありがとうございました。  それでは、そのように取り扱いたいと思います。  次に、4点目の通年議会開催についてでございますが、提案された市民連合さんより、改めて提案内容趣旨について説明をお願いいたします。 ◆西岡誠也 委員  この間、専決処分がかなり行われてきました。ただ、この専決処分の中身については、国が10割金を出すとか、そういうことで、執行部が一方的に何かをやると、議会抜きでやると、こういう姿勢はないですからそれはいいんですけれども、こういう専決処分ばかりやるということについても、ちょっと問題があるだろうということで、それを解決するためには通年議会を開かないといけないと、ただ、通年議会をやるということは、逆にそれを開かないと予算執行ができないということで、メリットデメリットかなり研究しないと、通年議会に切り替えた後大変です。これは議員もそうだけれども執行部皆さんも大変だと思いますので、この問題は少し時間を空けて議論する必要があるだろうということで、これも先ほどと同様に私たち任期は少ないわけですから、今期については、一旦取り下げるということで整理をお願いしたいと思います。 ○藤山英美 会長  ありがとうございました。  ただいま、提案会派市民連合さんより、通年議会開催については、十分な議論が必要であることから、今期における協議については見送りたいという趣旨発言がございました。  私としても、通年議会に関しては、十分な調査研究期間議論が必要であると考えておりますので、今期協議項目からは削除するということで御了解いただきますようお願いいたします。  以上で、本日御協議いただく内容は全て終了いたしました。  次回の当検討会の日程につきましては、改めて御相談させていただきますので、よろしくお願いいたします。  これをもちまして、議会活性化検討会を終わります。  ありがとうございました。                             午後 3時21分 閉会 議会局職員    局長       富 永 健 之    次長       潮 永   誠    総務課長     中 村 清 香    議事課長     池 福 史 弘    政策調査課長   上 野 公 一...