午前10時04分 開会
○
田上辰也 委員長 ただいまから、
環境水道委員会を開会いたします。
今回、当
委員会への
付託議案はございませんので、これより
所管事務調査を行います。
なお、陳情1件が議長より参考送付されておりますので、その写しをお手元に配付しておきました。
それでは、審査の方法及び日程についてお諮りいたします。
今
定例会におきましては、
新型コロナウイルス感染拡大防止のための
議事運営として、調査の日程を
局ごとに設定し、調査を行うこととしております。
よって、当
委員会の調査の日程については、本日これより
上下水道局について、休憩を挟んで、
環境局についての調査を行い、調査の方法としては、
執行部より申出のあっております報告5件について説明を聴取し、陳情及び
所管事務について質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
田上辰也 委員長 御異議なしと認め、そのように執り行います。
それでは、これより、
上下水道局に関する
所管事務調査を行います。
執行部より申出のあっております報告3件について、順次説明を聴取いたします。
◎
船津浩一 首席審議員兼
経営企画課長 環境水道委員会資料、
上下水道局をお願いいたします。
私からは、報第10号の
水道事業会計及び報第11号の
下水道事業会計の
予算繰越計算書について、一括して説明させていただきます。
1ページをお願いいたします。
まず、1、令和4年度(2022年度)への
繰越額でございます。
表の説明でございますが、真ん中の列の
繰越Aでございますが、これは
地方公営企業法第26条第1項の規定により、令和3年度の
事業予算を令和4年度に繰り越すものでございます。また、一番右側の列、
繰越Bでございますが、これは
地方公営企業法第26条第2項ただし書の規定による
事故繰越でございまして、今回はございません。左側が
繰越額AとBの合計でございます。
内容の説明でございますが、
水道事業につきましては、47件、23億7,598万円でございます。地中の工事が中心であることなどから、繰越しが生じているところでございます。
次に、
下水道事業会計でございますが、71件で81億5,918万9,000円でございます。
水道事業同様、
地中工事が中心であることなどから、繰越しが生じている状況でございます。繰越しにつきましては、
熊本地震後の平成28年度から平成29年度への
繰越額が約142億円でございましたけれども、その後繰越しの縮減に取り組んでいるところでございます。
次に、2、繰越の理由でございますが、
水道事業は左側アの
道路管理者等の
関係者等との協議に時間を要したものが
件数ベースで約半数、そのほか、イの他
工事等の進捗の調整に時間を要したものが約2割、ウの
埋設物、
土質等の影響によるルート・
施工方法・期間の調整に時間を要したものなどが約1割、また、入札の不調によるものが約2割程度ございました。また、
下水道事業につきましては、アの
関係者等との協議に時間を要したものや、ウの
埋設物、
土質等の影響によるルート・
施工方法・期間の調整に時間を要したものが約3割ずつを占め、そのほか、カの国の
緊急対策に伴う事業で、2月の
補正予算成立後の発注となったものなどが主な要因となっております。
2ページ以降につきましては、
水道事業会計及び
下水道事業会計それぞれの
予算繰越計算書と、これらの
付属説明資料といたしまして、繰越しいたしました事業の一覧を添付させていただいております。繰越し理由に加えまして、
前払い額や工期、不調・不落の
状況等も記載しておりますので、御覧いただきたいと存じますが、
工事費の支払いにつきましては、
公営企業会計上の取扱いで若干分かりにくいところがございますので、説明させていただきたいと思います。
3ページをお願いいたします。
水道事業会計の
繰越計算書でございますが、
支払義務発生額の列が全てゼロ円となっております。この
支払義務発生額の欄には、繰越しの対象となりました事業の一部につきまして、
完成検査が終了し、支払ったものが計上されるということになっておりまして、実際に支払いを全く行っていないということではございません。
次の4ページをお願いいたします。
付属説明資料でございますが、表の中に、
うち前払額というところがございます。これは
前払い金の額でございますが、発注した工事が円滑適正に行われますように、請求がありました分について支払っているところでございます。ただし
前払い金につきましては、工事の
完成検査を行っておりませんので、先ほどの
支払義務発生額には計上しておりませんで、額といたしましては、
前払い金分を含めて繰り越しているというところでございます。ほかの会計の
繰越計算書も同様でございます。
私からの説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
◎
園田敏継 給排水設備課長 資料2をお願いいたします。
私から、
市有施設における
洗濯機排水の
接続調査結果について御説明いたします。
まず概要でございますが、令和4年3月22日、
土木センターにおいて、
洗濯機排水が水路に流れていることを受けまして、
市有施設の
洗濯機排水の
接続状況について全庁的に調査を実施いたしました。その結果、1,699施設のうち35施設において
洗濯機による不適切な排水が判明いたしております。これらの施設につきましては、
洗濯機の撤去、
使用中止、
下水道への接続、
仮設対応など不適切な排水の
改善措置が行われております。
続きまして、1の調査の詳細でございますが、
市有施設におきまして
屋外洗濯機の排水が側溝や水路など、
公共用水域に流れていないか、各
施設管理者が
現地確認を行いました。その結果、表を御覧いただきますと、35施設、226か所に
洗濯機による不適切な排水が判明いたしております。現在の
対応状況は、撤去を含む
使用中止及び仮設の対応を行い、不適切な排水は改善されております。
続きまして、2の
水質調査でございますが、
洗濯機排水の水質につきましては、今後
有害物質28項目について調査を行う予定です。
3の今後の対応でございますが、
仮設対応の施設につきましては、適切に改善を随時進めてまいります。
4の
再発防止策でございますが、
上下水道局におきましては、
生活排水等の適切な接続について、各
施設管理者へ定期的に文書により
周知徹底を図るなど、
再発防止に努めてまいります。
以上で御説明を終了いたします。
○
田上辰也 委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。
所管事務について、質疑及び意見をお願いいたします。
◆大嶌澄雄 委員 ただいまの予算繰越しについてですけれども、
関係者等との協議に時間を要したが半数を占めていると。それから入札不調というのが続いておりますけれども、
関係者等とはどういうものを示すのか。協議の内容はどのようなものなのか。施工前にあらかじめ想定した上で進めておき、工事の進捗に可能な限り影響を与えないようにできないものなのか。個々の工事により理由は異なると思うが、入札不調とはどのような原因によるものが多いのかをお尋ねします。
◎
渕上弘樹 下水道整備課長 今の御質問にお答えします。
関係者との協議で遅れるというのは2つの場合がございまして、1つは発注する前に
関係者と協議しまして、なかなか協議が決まらずに発注が遅れて繰り越すという場合と、もう一つは
発注自体は
予定どおり発注するんですけれども、地元の
方たちとの協議が調わず遅れるという場合がございます。
最初の発注前から御説明させていただきますと、河川をまたぐ
工事等があります。そういうときは
河川管理者であります県や
国土交通省と綿密な打合せをするんですけれども、そちらが予定よりも遅れてしまいまして、発注がどうしても遅れて、そのまま繰り越さざるを得なくなったということがございます。
それから、
予定どおり発注しましたが遅れるというのは、例えば西の方でいきますと、ノリの収穫時期がございます。
下水道工事でいきますと、どうしても道路を掘削しますので、地元の
方たちと打合せをさせていただき、
工事範囲を時期的に決めさせていただいて、どうしても
予定どおりの工事ができなくなりまして、遅れてしまうということがあります。地元の
方たちと協議を大切にさせていただいて、遅れるというのがありますので、そういう形で繰越しさせていただいているところでございます。
不調、不落に関しましては、また別の者が説明します。
◎
坂口和高 水道整備課長 入札不調による繰越しについて説明させていただきます。
この内訳としまして
水道工事10件、入札不調により遅れが生じておりますが、
中心市街地の工事に関連するものが半分でございます。
中心市街地の工事でありますので、通行量が多いということ、
埋設物が多く複層しているということ、それと
地元調整が多いために
施工条件が厳しいということで、
参加者が懸念されて不調になったと考えております。
以上です。
◆大嶌澄雄 委員 よく分かりました。
繰越しはできるだけ減らすようにして、発注前によく協議されて、
工程管理に努めていただきたいと思います。
以上です。
◆
原口亮志 委員 冒頭の
船津首席審議員の説明の中で、先ほど大嶌委員から指摘がありましたように、
水道事業47件、
下水道事業71件ということで、かなり多いなと思って聞いていましたけれども、聞き取れなかったんですが、地中の工事が多いからとおっしゃったんですか。
◎
船津浩一 首席審議員兼
経営企画課長 地中の工事が多いということでお答え申し上げました。
◆
原口亮志 委員 大体
水道事業、
下水道事業は
地中工事がメインではないかなと思います。それを理由にされたら、遅れることを前提とした繰越しということになりますので、今のような理由は根拠にしてはいけないと思いますが、いかがでしょうか。
◎
船津浩一 首席審議員兼
経営企画課長 水道工事につきましては
施設関係等の工事もございますので、御説明として、直接の繰越しの内容を確認させていただいて、やはり地中の工事が非常に多いというところで説明させていただきましたが、内容につきましてはまた勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆
原口亮志 委員 そういった個別の話ではなくて、では、逆に言うと水道は地上を走っているんですかと、
下水道も地上を走るんですかということで、当然工事の特性から、そういったことが想定されるんではないですかという質問ですけれども、ちょっとお答えと質疑がかみ合っていないような気がしますが、もう一度ちょっと確認をお願いします。
◎
船津浩一 首席審議員兼
経営企画課長 原口委員のおっしゃるとおりというところでございますので、説明の申し上げ方につきましては、また勉強させていただきたいと思います。
◆
原口亮志 委員 ぜひお願いいたします。
それから、繰越しの理由ということで、
関係者との協議に時間を要したということでも説明がありましたけれども、特に
河川等をまたぐようなときに
管理者との調整が遅れるということでございますが、これもやはりそういったことは、もう長年そういった事業に携わっておられる専門の方々でございますので、対応される
管理者あたりの状況も踏まえるといった、時間的なものも考慮しながら交渉していく。当然事業の計画はできているわけだから、次年度に繰り越すということを前提とされたような言い訳にしか聞こえないんだけれども、そういうこともしっかりと踏まえて事業に入っていけば、こういった118件もの繰越しにならないんではないかと思うんですけれども、その点についてはいかがお考えですか。
◎
藤本仁 計画整備部長 原口委員からお話しいただきました、繰越しを前提で考えているんではないかというところですけれども、実際先ほどの
河川協議の話で申し上げますと、やはり
計画段階から、また、
基本設計段階から、そのようなことを
関係者と
意見交換をちゃんとしながら進めていけば、その部分については解決できるんではないかということで、私
ども上下水道局職員は今、
設計段階から課長が入ったり、
担当者以外も複数の主査が入ったりというところで、そういうところの目線でいろいろな改善ができないかというところで取り組ませていただいています。御指摘につきましては、十分また職員と
意見交換というか協議をしながら、繰越し工事の縮減に向けて取り組んでまいりたいと思います。ありがとうございます。
◆
原口亮志 委員 まとめます。少しやかましいことを言いましたけれども、ぜひできるだけ単年度の事業は単年度で終わっていくように努力していただいて、今御答弁がありましたように、できる範囲の努力はしっかりしながら、そういった繰越しの削減になってもらえればということで期待をしておりますので、今後ともよろしくお願いします。お世話になります。
以上です。
○
田上辰也 委員長 上水道、
下水道、もう長い歴史と経験と、それからいろいろな部署との
連絡調整というのは長い間、積み重ねてこられてきておりますので、その辺の実績を生かして、あらかじめ十分な準備をして進めていただきたいと思います。
先ほど
原口委員が言いました地中の工事。一般的には市民は、それは当たり前でしょうという認識でおりますので、これを理由としての説明というのは、ん、というふうに首をかしげざるを得ないというのがもう
社会通念だと思いますので、その辺も十分に御理解の上、御説明をよろしくお願いいたします。
◆満
永寿博 委員 これは不調になったら、当局はどのような対応をするのか。例えば
工事単価をアップさせたり、工事の方法を調整したり、こういったことをするのかどうか教えてほしい。
藤本部長、言ってくださいよ。
◎
藤本仁 計画整備部長 満
永委員のお話ありがとうございます。
実際のところ、単価の部分につきましては、調査をまたやり直して見直すというところもございますし、また施工の手法、例えば施工時間を昼間から夜間にするとか、そういうところを
十分地元の方と、また
警察等とも協議をしますけれども、そういう見直しも行っております。単純に、同じようにまた入札をするということはしておりませんので、それは十分考えながら取り組んでまいりたいと思っております。よろしくお願いします。
◆満
永寿博 委員 分かりました。
そのことについて、業者の入替えをやり直すことはないんですかね。
◎
藤本仁 計画整備部長 業者の見直しにつきましては、工事の契約の方等にお願いをしております。
一般競争入札の場合は、手を挙げられる方が参加を申し込まれるということになりますので、そちらは多少は替わると思います。自分のところではやはりこの部分は難しいと考えられるところは見直されたり、単価が少し上昇するというようなところを見られたところは、また増えるというところがあると考えております。
◆満
永寿博 委員 分かりました。
○
田上辰也 委員長 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○
田上辰也 委員長 ほかになければ、以上で
上下水道局に関する
所管事務調査を終了いたします。
この際、議事の都合により暫時休憩いたします。
午前10時25分 休憩
───────────
午前10時40分 再開
○
田上辰也 委員長 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
これより、
環境局に関する
所管事務調査を行います。
執行部より申出のあっております報告2件について、順次説明を聴取いたします。
◎濱野晃
水保全課副課長 私から第4回
アジア・
太平洋水サミットの開催について報告させていただきます。
環境水道委員会説明資料、
環境局分の資料1によりまして説明いたします。
なお、お手元には別冊で
水サミットの写真誌をお配りしております。
4月23日、24日の2日間にわたりまして開催いたしました第4回
アジア・
太平洋水サミットは、
議員各位をはじめ市民、
事業者、
関係団体の皆様の多大なる御支援と御協力により成功裏に終えることができました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
それでは資料1の1ページ、
サミット参加者・
参加国数から御覧ください。
全体では延べ5,488人の方に御参加いただきました。また、日本を含む30か国から対面、オンライン、
ビデオメッセージといった方法で各国の首脳、
閣僚級の皆様に御参加いただきました。
参加国の内訳につきましては、2ページを御覧ください。
続きまして、資料の3ページ〜4ページ、
本体会議を御覧ください。
開会式のセレモニーに続きまして、天皇陛下による
記念講演が行われました。講演の中で陛下は、人口74万人の全ての
飲料水を良質な
地下水で賄っていることは世界でもまれであり、熊本市はまさに清冽な水の都と言えると評されました。また、
首脳級会合では
熊本宣言が採択され、
岸田首相が
アジア太平洋地域の
インフラ整備などに5年間で約5,000億円の支援を実施する、「熊本
水イニシアティブ」を発表されました。
資料の5ページ〜6ページ、
サイドイベントを御覧ください。
現地展示会には25団体が出展し、また、シンポジウムでは6団体が登壇して、それぞれの活動を紹介していただきました。
来場者と
出展者、さらに
出展者同士の交流が深まり有意義な展示となったとの感想をいただいております。
資料の7ページ以降は、
水サミットの開催に伴って
本市運営委員会が実施いたしました広報や、
おもてなしなどの実績についての報告でございます。
その中で資料の10ページを御覧ください。
市主催の
夕食会にはラオス、ツバルの両首相をお招きし、
熊本ならではのメニューで
おもてなしをいたしました。また、
新型コロナウイルス感染症対策として
海外首脳、
閣僚級に対する
防疫措置、それから写真にありますような会場内での
感染対策を講じました。
私からの報告は以上でございます。
◎
吉田香織 環境共生課長 資料2をお願いいたします。
緑化フェアを契機とした今後の取組についてでございます。
5月22日に閉幕しました
緑化フェアくまもと花博は、議会をはじめ市民の皆様、企業、県内の市町村、
関係団体の方々の多大なる御支援と御協力によりまして、成功裏に終えることができました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
環境共生課で所管しております立田山憩の森も
メイン会場の1つ、
まち山エリアとしてたくさんの皆様にお越しいただき、立田山の自然の魅力を感じていただくことができたのではないかと思います。
本件につきましては今後、
都市建設局主体で実施するものでございますが、緑の
基本計画を所管する
環境局も連携して取り組みますので、本
委員会においても御説明させていただくものでございます。
なお、
環境共生課が関与する取組としましては、資料2番の今後の取組の(3)令和3年3月に改定した緑の
基本計画の
アクションプログラム(
行動計画)の策定でございます。令和6年度までに
緑化重点地区を中心とした20の
エリアについて、
アクションプログラムを策定することとしておりまして、
都市建設局公園課と
環境共生課が連携して取り組んでまいります。
説明は以上でございます。
○
田上辰也 委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。
陳情及び
所管事務について、質疑及び意見をお願いいたします。
◆
原口亮志 委員 まずは
緑化フェア開催期間中に
アジア・
太平洋水サミット開催ということで、本当に全国で、また世界的な
イベントを2つも行われたということで、市職員の
皆様方には特に御苦労をかけたかと思います。中でも皇族が両方とも参加されたということもありまして、何らかのミスがあっても大変なことになるんですけれども、そういったところにも配慮されて本当に御苦労されたと思います。
そこで、せっかく
緑化フェア、熊本市も久々の取組で行われたわけでございますが、今後の
基本計画、
アクションプログラムということで策定されておりますので、これを単発的な
イベントにとどまらず、熊本市の今後の緑化を十分維持できるような、そういう
アクションプログラムにしていただきたいと思います。
これも各地区に分け、地域を絞った、立田山とか金峰山、託麻三山、雁回山ということで、場所もある程度絞り込んであると思いますので、計画だけにとどまらずできるだけ実践して、また、地域とのしっかりとした連携も踏まえながら、新たな緑に対する熊本市の
意識改革も含めて、日本にアピールできるような、そういう事業に育てていただきたいと思いますので、これお答えは要りませんが、よければ
早野局長の意気込みといいますか、心構えをいただければありがたいです。
◎
早野貴志 環境局長 まずは職員に対するお言葉をいただきまして大変ありがとうございます。緑の
アクションプランにつきましては、基本的には
都市建設局で主体的につくられますけれども、うちも
基本計画を持っておりますので、
アクションプログラムを一緒に策定していきたいと思っております。
委員が今おっしゃいました地域の連携ですとか、例えば花博がありましたけれども、その今の市民の中での盛り上がりを一過性のものにせず、やはりこれを20の
エリアの中で引き続き市民の皆様と一緒に意識を高めていって、そして緑化を推進していくということに今から取り組んでいく必要があると思っております。基本的には3
エリア、7
エリア、10
エリアというふうに少しずつ
エリアを定めて、緑化を推進していきたいと思っておりますので、また
委員方からも
緑化推進にいろいろな
助言等をいただけたら幸いですので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
◆
原口亮志 委員 よろしくお願いします。
○
田上辰也 委員長 よろしくお願いします。
委員の皆さん、ほかにありませんか。
◆満
永寿博 委員 今、
原口委員から話がありました
アジア・
太平洋水サミット、この
参加国について尋ねますけれども、30か国も参加しているわけですね。
アジアの中でも、資料に書いてあるように
モンゴルとか韓国、
フィリピン、インドネシアの大統領、両大統領ですか。
フィリピンも。ベトナムも首相とか、
モンゴルもとか、これに書いてあるんです。だから、
アジアではほとんどのこういった方が出席されているのに、中国は本当に、お隣の国だけれど全然参加していないです。これは案内はしなかったのかどうなのか。また、どのような理由で参加しなかったのか。分かっている範囲内で教えてください。
◎永田努
環境推進部長 まず、お尋ねの中国でございますけれども、
アジア・
太平洋水サミット、日本を含めて49か国で構成する会議でございまして、当然お隣の中国も招聘しております。ただ、これまで残念ながら4回の
サミットの中で中国は参加されたことがないということで、やはり国と国との関係でありますとか、または水問題に関する関心度の低さというようなものが関係して、これまでの
サミットには参加されていないのかなと思っているところでございます。
以上でございます。
◆満
永寿博 委員 これは本市には責任は全くないということです。
ただ、これはもう回答は要りませんが、大気汚染に比べて水は周辺に悪影響が出ることが非常に多いです。PM2.5、こういったのは中国辺りから来ているのが非常に多いんです。だから、こういった
水サミットなどに来てもらって、ぜひひとつ参加してもらいたいなと私は思っているんです。首相も大統領も出ておられる、その他閣僚も出ておられるから、世界第2位の経済大国ですからやはり参加してほしいなと私は思っております。
環境に対する認識をもうちょっと中国にも深めてもらいたいと思っております。本当にいい機会だったと思いますけれども、私は残念です。今回の開催で熊本市のすばらしさを
アジア・太平洋の皆さんに本当に知っていただいたと思います。
関係者の方はお疲れさまでした。
以上です。
○
田上辰也 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
田上辰也 委員長 ほかになければ、以上で
環境局に関する
所管事務調査を終了いたします。
これより、当
委員会の行政視察について御協議願います。
委員会の行政視察につきましては、委員派遣の手続が必要でありますことから、調査事項及び日程につきまして御相談させていただきます。
令和4年度の行政視察につきましては、正副
委員長案として、令和4年7月12日(火曜)〜14日(木曜)までの2泊3日の日程で、京都市における「可燃ごみの焼却処理過程におけるバイオガス化システム及び環境学習施設さすてな京都について」、秋田県における「
下水道の共同化・広域化について」を調査事項として実施したいと考えておりますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
田上辰也 委員長 よろしいですか。ありがとうございました。
それでは、そのように決定いたします。
委員会の行政視察については、当初、私たちが考えております案に基づいて実施したいと思います。
これをもちまして、
環境水道委員会を閉会いたします。
午前10時56分 閉会
出席説明員
〔環 境 局〕
局長 早 野 貴 志
環境推進部長 永 田 努
環境政策課長 梶 原 桂 子 環境政策課副課長 緒 續 美智子
審議員兼温暖化・エネルギー対策室長
環境共生課長 吉 田 香 織
兼 平 進 一
水保全課副課長 濱 野 晃 環境総合センター所長
近 藤 芳 樹
資源循環部長 村 上 慎 一 廃棄物計画課長 下錦田 英 夫
廃棄物計画課副課長中 村 勝 環境施設課長 後 藤 滋
扇田環境センター所長 ごみ減量推進課長 古 上 藤 治
野 添 和 宏
審議員兼事業ごみ対策室長 浄化対策課長 松 本 光 裕
菅 本 康 博
東部環境工場長 畑 田 芳 雄
〔
上下水道局〕
上
下水道事業管理者田 中 陽 礼 統括審議員 上 村 博 之
総務部長 桝 田 一 郎 総務課長 岩 本 清 昭
総務課副課長 辻 山 亨
首席審議員兼
経営企画課長
船 津 浩 一
経営企画課副課長 宮 邊 謙太郎 料金課長 福 島 勝 浩
給排水設備課長 園 田 敏 継 給排水設備課副課長上 野 和 弘
計画整備部長 藤 本 仁 計画調整課長 福 田 政 昭
水道整備課長 坂 口 和 高
下水道整備課長 渕 上 弘 樹
下水道整備課副課長日 高 輝 維持管理部長 木 村 利 信
水道維持課長 志 水 隆 司
下水道維持課長 北 村 竜 彦
水運用課長 島 村 幸 一 水運用課副課長 吉 田 浩 史
審議員兼水質管理室長 水再生課長 堀 正 直
赤 星 博 興...