熊本市議会 > 2022-02-21 >
令和 4年 2月21日議員定数等のあり方検討会−02月21日-01号
令和 4年第 1回予算決算委員会−02月21日-01号

  • "施行令"(1/2)
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  1. 熊本市議会 2022-02-21
    令和 4年 2月21日議員定数等のあり方検討会−02月21日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年 2月21日議員定数等あり方検討会−02月21日-01号令和 4年 2月21日議員定数等あり方検討会             議員定数等あり方検討会会議録 開催年月日   令和4年2月21日(月) 開催場所    特別委員会室 出席委員    11名         津 田 征士郎 会長     三 島 良 之 副会長         福 永 洋 一 委員     西 岡 誠 也 委員         井 本 正 広 委員     藤 永   弘 委員         紫 垣 正 仁 委員     原     亨 委員         澤 田 昌 作 委員     藤 山 英 美 委員         坂 田 誠 二 委員 議題・協議事項   (1)議員定数及び各選挙選出議員数あり方に関する協議、調整                             午後 0時57分 開会 ○津田征士郎 会長  ただいまから議員定数等あり方検討会を開会いたします。  本日は、前回検討会において議会局から聴取した説明内容について、各会派で御協議をお願いしておりましたので、その内容について協議を行いたいと思います。
     それでは、各会派より御意見をお願いします。 ◆澤田昌作 委員  熊本自民でございます。  前回の本検討会において議会局より説明を受けた資料に基づき、我が会派でも議論を重ねてまいりました。  まず、議員定数議論を進めるに当たり、全体的な考え方として、公職選挙法はじめ関係法令等により、基本的には直近の国勢調査による人口に比例した形で検討すべきではないかということで、我が会派内で確認したところでございます。  そこで、具体的な検討事項といたしまして、過去の議員定数の変遷や富合町、植木町、城南町、3町との合併議員1人当たり人口考え方、あるいは行政区ごと特性など、様々な観点から現在検討を行っているところでございます。  さらには、議員定数検討に当たっては、人口比例の原則があるものの、3町合併から10年以上が経過した本市の実情に鑑み、合併後の本市地域間のバランスなども考慮し検討するべきではないかとの意見もあったところでございます。  これらの各検討事項から本市現状を踏まえると、市民の付託に十分応えるべく、適正な議員定数及び各選挙区の議員数あり方について、会派としては、いまだ議論の途中でございまして、意見の集約には至っていないというところでございます。  よって、さらなる慎重な検討を期すため、引き続き会派内でも議論を深めてまいりたいという状況でございます。  以上です。 ◆坂田誠二 委員  私どもも、会議で皆さんの意見を聴取したところでございます。熊本自民さんの澤田団長から今言われました、大まかな形ではそれに準じているということでございます。  例えば国政で、今衆議院の定数が10増10減というようなことも報道されております。今関係法令の中でも結局言っておりますのは、やはり人口比でというのが一つの大きな、どこの区もこれはそうなんですかねという、一つこれは議会局にお尋ねしたいんですけれども、大体そういう人口比で各区の選挙も行われているという思いもしますけれども、例えば、今国政の話をしましたが、国政で10増10減というような話で、大都市には人が多くいる、そういう中で地方という、私ども地方一つ都市でございますが、そういう選挙区から考えると、大都市ばかりでいいのかということ、それをひっくるめますと、例えば、熊本市の中央区はやはり面積的には狭い、だけれども人口的には東区と変わらないというようなことになってきておりますし、やはりあと他の北区、南区、西区よりも人口は多い、面積的には狭い。それと、インフラ関係にしましても、やはり熊本市の顔でございますので、いろいろな点が整っている。  そういうところで、例えば、考えますと、やはり周りの4区においては、いろいろインフラでもまだまだ多くしなくてはいけない部分があります。そういう中では、やはり意見を多く執行部に求める、そういうところも大事ではないかということで、これは難しいところですよね。大変人口割りというのが、先ほど言いましたように、国もそういう形ではいっておりますが、なかなか難しい。やはり1人の人権という形を考えますと難しゅうございますけれども、その辺も考慮すべきではないかというような、私どもの若い人たちからも特に意見が出ているところもございます。  そういうところ、まだちょっと論議していきたいと思っておりますので、その辺のことを私から申し上げたいと思っております。  以上です。 ◆井本正広 委員  我が会派でも、先日提示していただいた資料に基づいて議論しております。様々な意見が出ております。  まず、人口ですけれども平成24年に比べて増えているという現実の下、どう考えるかということ。あと令和2年の国勢調査の結果なんですけれども平成28年熊本地震から4年たった時点での国勢調査であること。そして、今取り沙汰されています菊陽町に巨大企業TSMC、そしてそれに関連する企業が来ることが予想されて、人口の増加ということも予想はされているところであります。そのような変化の様々な要因があるのではないかというような前提の下で、幾つか提案が出ております。  1つは、そういう変化しているときですので、現状のままでよいかという意見もありました。2番目には、今議員1人当たり人口が一番多い中央区を1増やして北区を1減、1増1減という案もありましたし、また、提示していただいた2増2減という案もございました。  公職選挙法人口に比例してというのはあるんですけれども、特別の事情がある場合という項目もありますので、その点を踏まえて今議論しているところでございます。  以上です。 ◆西岡誠也 委員  市民連合も数回にわたって議論させていただきました。  2点。1つは、区ごと人口割りの問題でありますけれども、これについては、公職選挙法、あるいは同法の施行令から照らし合わせてみますと、いろいろ意見はありましたけれども、これもこの基準を超える理由があるのかということを考えたときに、なかなか今の現状公職選挙法、あるいは同法の施行令に従うべきではないかということで、うちはまとまったところでございます。  一方、48名の総数についてでありますけれども前回資料を頂きまして、平成3年からずっと動いてきておりますけれども、まず飽託郡4町の合併、そして3町の合併ということで動いてきたわけでありますけれども、当時飽託郡4町についても、それぞれの町の議員数というのは10名〜20名それぞれいらっしゃったと、いわゆる町内ごと代表がいるような、そういう議会が存在したわけでありますけれども合併によってそこから出ている議員さんは1人とか、あるいは2人とか、いなくなったりということが生じているわけであります。  したがいまして、そういうことからしますと、住民から見たときに、身近に自分たち代表がいるのかということを考えたときに、やはり以前よりもなかなか意見が通りにくいということがあったのではないかと。そしてまた今現在、3町の合併があったわけでありますけれども、ここも同じように10名〜20名代表がいらっしゃったわけであります。そういうことからしますと、住民の声をいかに市政に反映できるのかということが一番重要なところであります。  確かに熊本市の財政を考えたときに、1人議員を減らせば1,000万円以上削減ということは分かるわけでありますけれども、ただ、そうは言っても、住民の声をいかに市政に反映するかということも考えなくてはいかんということであります。  したがいまして、トータルとして考えたときに、前回見直したとき、あるいはここ数年見てみますと、人口がかなり減少したということであれば議員定数を減ということもあるかもしれませんけれども、今現状においては、人口についてはほぼ横ばいということでありますから、この総数についても、先ほど言った財政面、そして市政への声の反映、トータルとして考えたときには、総数48名でいいのではないかということでまとまったということだけ御報告申し上げておきます。 ○津田征士郎 会長  ありがとうございました。  このほか御意見等ございませんか。 ◆紫垣正仁 委員  今回この議員定数に関する検討会が開かれたということ、非常に意義深く思っております。特に4年前、選挙は3年ちょっと前でしたけれども、そのときは熊本地震を経た上で、先ほどもちょっと触れられましたけれども人口変動がまだ定かではないというところで、この公職選挙法の15条第8項で言うならば、ただし書の特別の事情があるときというようなことに鑑みて、人口比でいくと数は違ったんでしょうけれども、変えずにということを選んだわけだと思います。  しかし、今回この検討会が開かれるに当たって、少し落ち着いた状態、熊本地震ももうすぐ6年がたとうとしておりますので、その中で市民方々の注目も大きいのではないかなと思っております。  我が会派も、先ほどうち団長から話がありましたけれども議論を何度か積み重ねさせていただきました。その中で全体会議もいたしましたけれども区ごとの、やはり政令指定都市ですから区ごと選挙と、そこで定数というふうになってきますので、区ごと議員さんの話合い、意見交換議論というのもさせていただいたわけですけれども、その中で中央区の議員さん、うちは4名いらっしゃいますけれども、私以外で田尻議員高本議員山本議員といらっしゃいますが、総意に至ったところで言いますと、やはり中央区は、先ほどうち団長も申しましたけれども行政区ごと特性というのがやはりほかの区とは特に異なっているのではないかと。  一言で言うと、やはり都市化していると。エリアも狭い、人口密度も高いと。マンション、集合住宅等もかなり多いということ。もっと言うならば、大学や専門学校ですね、そして企業もこのエリアに集約されております。ということは、3月、4月とかで非常に、学生さんはもちろんですけれども企業方々単身赴任等々も含めて変動がある地域なわけです。  その中央区において、国勢調査のデータに基づいて足し算、引き算、割り算をすると2増2減というのが出てくるのかもしれませんが、やはり中央区というのは、特に南区さんと同列に論じていいのかという話になりました。  それで、やはり中央区がエリアが狭いのを含めて、先ほど申したような理由も考慮して、本当に1増する必要性があるのかと、必然性があるのかという意見がかなり活発に出まして、取りまとめしたところでは、やはり1増する必要性必然性、これはかなり議論の余地があるのではないかと。1増しないということも、現状維持ですね、ということもしっかりテーブルの上に乗せて議論するべきではないかということになりました。  ぜひ今申し上げたところも議論テーブルに乗せた上で、この検討会検討していただければと思うところです。  以上です。 ○津田征士郎 会長  ほかにございませんか。 ◆藤山英美 委員  ただいま紫垣委員からも話がありましたし、各派の団長さんからも意見が出まして、そんな中でも重なるところは、特別の事情があるとき、または熊本地震等地域事情ということで声が出ておりますので、これは次回に、また持ち帰っていただいて議論する意味があるのではないかなと思います。 ○津田征士郎 会長  ほかにありませんか。         (発言する者なし) ○津田征士郎 会長  それでは、ほかになければ、ただいま各会派よりそれぞれ考え方や御意見等がございました。議員定数及び各選挙選出議員数あり方については、各会派よりございましたように、慎重な議論が必要と考えております。会派における協議に時間を要したいとの御意見もございましたことから、本日の協議内容を踏まえ、引き続き会派において御協議いただき、今次定例会を目途に結論を出したいと思いますが、よろしいでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○津田征士郎 会長  ありがとうございました。  それでは、引き続き会派において御協議をお願いいたします。  なお、次回の開催日につきましては、後日調整させていただきますので、よろしくお願いいたします。  これをもちまして、議員定数等あり方検討会を閉会いたします。  ありがとうございました。                             午後 1時13分 閉会 出席説明員  〔総 務 局〕    首席審議員総務課長             吉 村 芳 策  〔選挙管理委員会事務局〕    副事務局長    木 下 智 弘    副事務局長    中 原 宜 彦 議会局職員    局長       富 永 健 之    次長       和 田   仁    総務課長     中 村 清 香    議事課長     池 福 史 弘    政策調査課長   上 野 公 一...