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  1. 熊本市議会 2022-02-17
    令和 4年第 1回総務分科会−02月17日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年第 1回総務分科会−02月17日-01号令和 4年第 1回総務分科会                総務分科会会議録 開催年月日   令和4年2月17日(木) 開催場所    総務委員会室 出席委員    8名         田 尻 善 裕 分科会長   山 内 勝 志 副分科会長         山 本 浩 之 委員     吉 田 健 一 委員         齊 藤   博 委員     小佐井 賀瑞宜 委員         上 田 芳 裕 委員     藤 山 英 美 委員 議題・協議事項   (1)議案審査(2件)      議第 20号「令和3年度熊本一般会計補正予算」中、総務分科会関係分      議第 29号「令和3年度熊本市公債管理会計補正予算」                             午前 9時57分 開会 ○田尻善裕 分科会長  ただいまから予算決算委員会総務分科会を開会いたします。  この際、申し上げます。各分科会における審査分担等につきましては、タブレットに掲載しておりますので御承知おき願います。
     本日議事に入ります前に、執行部より発言申出があっておりますので、これを許可します。 ◎田中俊実 政策局長  本日は、政策局危機管理紫垣正刀が療養中ため欠席させていただいておりますので、御報告いたします。どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○田尻善裕 分科会長  発言は終わりました。  これより本日議事に入ります。  今回、当分科会において先議案件として審査分担いたします議案は、補正予算2件であります。  それでは、審査方法及び日程についてお諮りいたします。  今定例会におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止ため議事運営として、審査日程局ごとに設定し、審査を行うこととしております。  よって、当分科会審査日程については、本日これより、議会局政策局都市政策研究所総務局人事委員会事務局について、休憩を挟んで財政局会計総室監査事務局選挙管理委員会事務局消防局について審査を行い、審査方法としては、議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○田尻善裕 分科会長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  なお、出席説明員うち東京事務所長については、新型コロナウイルス感染拡大防止観点から、東京事務所よりオンラインで出席となっておりますので、御承知おき願います。  それでは、これより議案審査を行います。  議第20号「令和3年度熊本一般会計補正予算」中、当分科会関係分について説明を求めます。 ◎中村清香 議会局総務課長  それでは、令和3年度補正予算予算決算委員会説明資料に沿って説明いたします。  資料48ページをお願いいたします。  議会局所管分補正予算総括表でございます。  補正額11億1,403万7,000円に対しまして1,195万8,000円減額補正を計上しております。これにより補正額が11億207万9,000円となります。  次に、50ページをお願いいたします。  補正額説明に入ります前に、補足説明をさせていただきます。  今回より資料様式が変更となっており、区分表示については、それぞれ該当する区分欄に丸マークをつけております。新規は補正予算で新たに実施する事業、復興は熊本地震から復旧・復興に関連する事業コロナ新型コロナウイルス感染症対策に関連する事業国補正は国令和3年度補正予算に連動した事業、流用は流用により予算執行を行った経費が含まれる事業です。右はこれまでと同様、財源内訳となっております。  それでは、議会費補正予算主な内容について説明いたします。  人件費につきましては、主に職員給料期末手当など減額として707万4,000円減額補正を計上いたしております。  次に、1議員関係経費につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う行政視察等中止により337万7,000円減額、2議長会関係経費につきましても同じく、会議開催方法変更、または中止により277万円減額補正でございます。  3議会及び事務局関係経費につきましては、議会広報紙印刷単価上昇分として70万2,000円増額、4感染防止対策経費市役所議会棟)につきましては、議会棟自動検温器設置経費として56万1,000円増額補正を計上いたしております。  以上、よろしくお願いいたします。 ◎原口誠二 総括審議員総合政策部長  私からは、政策局所管分について御説明させていただきます。  51ページからが都市政策研究所含む政策局分でございます。  52ページをお開きください。  所管予算合計でございますが、補正額17億2,644万6,000円に対しまして2,201万8,000円を減額補正し、補正額は17億442万8,000円となっております。  また、下段繰越明許費補正でございますが、土砂災害危険住宅移転促進事業といたしまして土砂災害特別警戒区域内居住者住宅移転費用助成に係る経費、これは1軒分でございますが300万円、また指定避難所等機能強化事業といたしまして指定避難所等組立て式ベッド配備に係る経費370万円、国際交流会館感染防止対策事業といたしまして国際交流会館感染対策に関する経費55万円を計上いたしております。  54ページをお開きください。  補正予算主な内容について御説明申し上げます。  款15総務費、項10総務管理費、目10一般管理費でございますが、1,194万4,000円減額補正を計上いたしております。まず、秘書課第129回九州市長会開催経費でございますが、本市で開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症影響により現地開催中止になりまして、それに伴います減額補正によるものでございます。  続きまして、目20文書広報費でございますが、860万8,000円増額補正を計上いたしております。これは広報課広報紙ホームページ関係経費市政だより印刷経費増額、また広聴課市民声データベースシステム改修経費増額補正によるものでございます。  続きまして、目25企画費でございますが、1,712万円減額補正を計上いたしております。これは政策企画課2番でございますが、緊急政策課題研究経費執行残によるものでございます。  続きまして、最下段、目45東京事務所費でございますが、18万円減額補正を計上いたしております。これは決算調整による執行残に伴うものでございます。  続きまして、55ページをお開きください。  目50防災対策費でございますが、5,693万8,000円増額補正を計上しております。これは危機管理防災総室2番でございますが、防災情報伝達体制整備事業デジタル無線等通信機器関連経費等増額、また、7番国県支出等返還金増額等によるものでございます。  最後に、項48文化交流費、目15国際交流費でございますが、5,832万円減額補正を計上いたしております。これは国際課2番にあります国際交流会館施設整備経費空調設備改修経費入札残等に伴う減額によるものでございます。  政策局説明は以上でございます。 ◎木櫛謙治 総括審議員兼行政管理部長  続きまして、総務局所管分について御説明いたします。  資料は58ページをお願いいたします。  予算総括表でございます。  一般会計総務局所管予算でございますが、補正合計額142億667万3,000円に対しまして補正額9億1,093万2,000円を計上いたしております。これによりまして、補正合計額が151億1,760万5,000円となっております。  下段繰越明許費補正でございますが、庁舎設備改修事業といたしまして、空調自動制御機器改修工事に係る経費176万円を計上いたしております。これは庁舎空調センサーが劣化、老朽化いたしまして故障いたしましたことから、15台分を交換する経費でございます。  続きまして、60ページをお願いいたします。  一般会計補正予算主なものにつきまして御説明いたします。  まず、款15総務費、項10総務管理費、目10一般管理費でございます。1億6,726万7,000円増額を計上いたしております。主な内訳といたしまして、人件費を2億5,788万3,000円増額総務課1番と労務厚生課1番は令和3年7月に熱海市で発生しました土砂災害及び新型コロナウイルス対応支援に係る職員派遣経費増額いたしております。情報政策課1番〜5番は各情報システム関係経費入札執行残等減額など、決算調整による補正でございます。  61ページをお願いいたします。  目15人事管理費でございますが、7億3,088万1,000円増額を計上いたしております。まず、人件費といたしまして退職手当5億8,107万9,000円増額人事課3番育児休業職員等代替職員雇用に伴う経費といたしまして1億2,398万5,000円増額労務厚生課2番安全衛生管理経費といたしまして災害補償費等に係る3,237万7,000円増額など、決算調整による補正でございます。  62ページをお願いいたします。  目20文書広報費でございますが、総務課1番文書集配管理経費決算見込みに伴う補正といたしまして郵便料2,838万6,000円増額を計上いたしております。  次に、目40財産管理費でございますが、887万円減額を計上いたしております。これは管財課1番〜3番にあります庁舎維持管理あるいは市役所駐車場の管理運営等に係る経費など、決算調整による補正でございます。  次に、目55恩給及び退職年金費でございますが、決算調整に伴う補正といたしまして1,000円を増額いたしております。  63ページをお願いいたします。  最後に、項30統計調査費でございますが、673万3,000円減額を計上いたしております。これは経済センサス活動調査に係る経費決算調整による補正でございます。  説明は以上でございます。 ◎榊正邦 人事委員会事務局事務局長  私から人事委員会所管分について御説明いたします。  同じく説明資料66ページをお願いいたします。  総括表うち表下段になりますが、項55人事委員会費、目10人事委員会費を御覧ください。補正額1億6,038万2,000円に対しまして1,090万円を減額補正し、補正額1億4,948万2,000円となっております。  詳細につきましては、同じく説明資料74ページをお願いいたします。  まず、人件費決算調整によります1,037万7,000円減額及び1任用事務関係経費につきまして、県外で実施される会議等新型コロナウイルス感染拡大によりまして中止となりましたことから、旅費52万3,000円減額をするものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○田尻善裕 分科会長  以上で議案説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について、質疑及び意見をお願いいたします。 ◆齊藤博 委員  1つだけ教えていただきたいんですけれども、61ページ、人事課話ですけれども、職員育児休業に伴う補正が今回1億2,300万円強されておりますけれども、これは当初予算だったかどうかわかりませんが、補正9,600万円、これを大きく上回るような金額が補正ということになっています。  今運用状況を教えていただきたいんですけれども、育児休業を取られた場合には、この会計年度任用職員さんというは1人につき1人補充するという仕組みになっているんでしょうか。まず、そこを教えてください。 ◎睦田亮 人事課長  育児休業、またそれに伴う産前休暇、産後休暇を取った職員が所属する職場から要望がございましたら、1人につき会計年度任用職員を1人雇用するということにしております。  以上でございます。 ◆齊藤博 委員  所管その部署等から要望があればということなんですが、育児休暇そのものは今時代ですからいい制度だとは思うんですけれども、要するに、それぞれ所管部署方が足りません、足りませんと言っていたら、都度、都度ほとんどが足りないような状態になるではないかなというふうに思うんですよね。そこはどんなふうに確認されて会計年度任用職員を採用するというようなルールづくりが何かあったら教えていただきたいんですが。 ◎睦田亮 人事課長  育児休業を取った職員がいる場合につきましては、基本的にそれぞれ職場内でいろいろフォローしたりとか業務分担見直しだったりといったものをまず一義的に当然されるものというふうに思っております。  ただ、いろいろ業務仕分をする中で、どうしても人が足らないということがございますので、その場合に会計年度任用職員を雇用するということで、基本的には1名育児休業を取得したら1名会計年度任用職員を雇用するということにしております。  以上でございます。 ◆齊藤博 委員  確認ですけれども、原則論は1名育児休業を取られた方については1名会計年度任用職員を補充すると、これが一応原則論という理解でいいでしょうか。 ◎睦田亮 人事課長  基本的にはその考えでございます。 ◆齊藤博 委員  はい、分かりました。  なかなか育児休業に伴う代替職員予算計上は難しいと思うんです。どれぐらい方が休まれるかというはなかなか想像し難いところがあるだろうと思いますので、できるだけこういったコロナ状況等々もありますし、分からないわけではないんですけれども、効率よい環境をぜひ整えていただいて、周りで補完できるような業務等々であれば、ぜひ効率いい予算使い方といったものに努めていただければと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○田尻善裕 分科会長  ほかに。 ◆小佐井賀瑞宜 委員  ただいま齊藤委員がとてもいい視点で質問されましたので、関連づいて私も1点お尋ねしたいと思います。  全く同じような思いで、さっき私も見つめていたんですけれども、今お話があったように、1人がお休みになった場合、1人を補充するという何か原則みたいなところで見ていらっしゃいますけれども、ただ、これまでやっていらっしゃった方業務執行レベルといいますか、その人資質というとちょっと語弊がありますけれども、いろいろ抱えて、まあベテランということではないでしょうけれども、その人がいろいろやっていらっしゃって、スムーズに、円滑に業務が執行できる。ただ、新しい人を入れたからといって、そのレベルにまで行き着くというふうにはなかなか思えない。当たり前に考えればそう感じてしまうんですね。だから、1人いらっしゃらなければ、数字でいうとおかしいですけれども1.5人とか、簡単に言えば2人ぐらい補充しないと本当はいけないではないかなというふうに率直に私は感じておるわけなんです。  特に今、役所中では人間入れ替わりというか、配置状況が非常に激務でいろいろやっていらっしゃるという形中で考えると、とてもではないが人間が足らないというふうに私はもう以前からずっとそういうふうに感じていたものですから、今、私が申し上げたように、1人がいないから新しく1人でと、それで円滑に行くかどうかというその実態をぜひお聞かせいただきたいというふうに思いますが、いかがですか。 ◎睦田亮 人事課長  正規職員が1人育児休業を取った場合、それで1人会計年度任用職員を任用したからといって、委員がおっしゃったように業務レベルもございますので、当然その担当が担っていた業務レベルをそのまま完全に引き継げるものというふうには思っておりません。それはそれぞれ所属所属長マネジメント中におきまして役割分担をまた振り直したりとか、業務分担を改めてするなどで、やはり周り職員フォローがまずいるかなと。その辺分担をしながら、まずやっていくと。それで、やはり会計年度任用職員が担う業務も限りがございますので、そこで会計年度任用職員にどういった業務をさせるかというも含めて課内で割り振りをきちんとしていただきたいというふうにまず思っておりまして、そういうふうにそれぞれ所属で今やっているところでございます。それを補完するものとして会計年度任用職員を1名雇用するという考え方でございます。  以上でございます。 ◆小佐井賀瑞宜 委員  非常に状況をお察しいたします。  今、お話があったように、1人をまた改めて補充する、人間をただもう入れ替えて補充すればそれでうまくいくというふうには考えられないだろうと。周りフォローがあって、そうしたらその周りフォローにもその業務負担というか、精神的な負担というものまで生じていくわけですよね。  だから、そういったものが一人一人報われるような体制もそうですけれども、金額的なものも含めて、何らかのインセンティブが発生しなければならないだろうなというふうに私は率直に感じているところでございます。意見として受け止めていただければありがたいと思います。  以上です。 ○田尻善裕 分科会長  ほかに質問ありませんか。  ないですか。よろしいですか。 ◆藤山英美 委員  決算補正がほとんどですけれども、この60ページ情報政策課1番、2番、4番、これはもうシステム関係委託料入札残だと思いますけれども、ほかものもざっと見て1億円ぐらいは目につきますけれども、その経緯を説明していただけませんか。これは入札残だと思いますけれども、その残った分を次年度繰越金としていろいろ使われるようなところもありますので、そこを詳しく説明していただきたいんですが。 ◎迫本昭 情報政策課長  委員がおっしゃっていただいたとおり、まさしくこちらが非常に高額にはなっておりますが、様々なシステム機器であったり、運用保守等々に係る調達行為において発生しました設計額落札額差額でもって金額となっております。  そもそも設計額というものが、システム自体が非常に大規模なシステムになるものですから高額になりまして、その中で額として高額になっているというが現状でございます。  以上でございます。 ◆藤山英美 委員  もうこれは仕方ないことだと思いますけれども、なかなか入札額を選定するというはなかなか難しいと思いますけれども、この残額も有効に使っていただければと思います。  以上です。 ○田尻善裕 分科会長  ほかに質問ございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり)
    田尻善裕 分科会長  ほかになければ、以上で議会局政策局都市政策研究所総務局人事委員会事務局に関する議案審査を終了いたします。  この際、議事都合により休憩いたします。  午前10時30分に再開いたします。                             午前10時21分 休憩                             ───────────                             午前10時24分 再開 ○田尻善裕 分科会長  休憩前に引き続き分科会を再開いたします。  これより財政局会計総室監査事務局選挙管理委員会事務局消防局に関する議案審査を行います。  まず、議第20号「令和3年度熊本一般会計補正予算」中、当分科会関係分について説明を求めます。 ◎河野宏始 財務部長  私からは財政局会計総室監査事務局人事委員会事務局選挙管理委員会事務局所管分について説明を申し上げます。  説明資料66ページ総括表をお願いいたします。  1番上款15総務費におきまして、先ほど御説明がありました人事委員会所管分を含めまして補正額が84億1,422万4,000円、これに公共施設長寿命化等基金へ積立金や決算調整等による補正額としまして17億7,480万円増額を計上しております。補正額が101億8,902万4,000円となっております。  さらに、下段、款65公債費におきましては、補正額が335億2,885万8,000円、これに新規発行分起債償還利子減額等による補正額として1億6,190万3,000円減額を計上しておりまして、補正額は333億6,695万5,000円となっております。  これらによりまして、一番下所管予算合計欄でございますが、補正額420億6,308万2,000円から16億1,289万7,000円増額補正となりまして、補正額は436億7,597万9,000円となっております。  それでは、主な内容について御説明させていただきます。  説明資料70ページをお願いいたします。  まず、款15総務費、項10総務管理費でございますが、中ほどにあります目30財政管理費、2番目公共施設長寿命化等基金積立金につきましては、20億円増額補正を計上しております。これは今後見込まれます公共施設大規模改修や更新に伴う整備経費といたしまして中長期的に年度間財源調整を行うために設置しました公共施設長寿命化等基金に市税収入や地方交付税増収分を活用しまして積立てを行うものでございます。  次71ページをお願いいたします。  項15徴税費でございますが、目10税務総務費、3番目市税還付金につきましては1億3,000万円減額補正を計上しております。  次72ページをお願いいたします。  款65公債費につきましては、利率見直しに伴う償還元金増に伴いまして公債元金を4,364万円増額補正、また公債利子につきましては、新規発行分起債償還利子減などに伴いまして2億554万3,000円減額補正を計上しております。  続きまして、次73ページ監査事務局目10監査委員費、74ページ人事委員会事務局目10人事委員会費につきましては先ほど御説明があっておりますので省かせていただきます。  75ページの選挙管理委員会事務局目10選挙管理委員会費及び目20衆議院議員選挙費を掲載しておりますが、それぞれ人件費及び事務費決算調整等による補正計上をさせていただいております。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ◎福田和幸 消防局総務部長  続きまして、消防局所管分について御説明いたします。着座にて失礼いたします。  同じく資料82ページをお願いいたします。  令和3年度補正予算総括表下段所管予算合計でございますが、補正合計額87億8,092万2,000円に対しまして補正額417万8,000円減額補正を計上いたしております。これによりまして、補正合計額は87億7,674万4,000円となっております。  続きまして、84ページをお願いいたします。  補正予算主な内容につきまして御説明いたします。  まず、目10常備消防費でございますが、4,252万4,000円を計上いたしております。主なものといたしましては、人件費におきまして退職者増加などによる増額補正1,996万7,000円ほか、2番、車両管理経費におきまして車両・資機材修繕及び燃料費等の管理経費1,214万9,000円増額補正、また、8番、広域災害対応経費におきましてコロナ影響による訓練延期に伴い539万円減額補正など、決算調整によります補正を計上いたしております。  続いて、85ページをお願いいたします。  上段、目15非常備消防費でございますが、150万2,000円を計上いたしております。主なものといたしましては、1番、消防団運営経費(経常)におきまして消防団車両及び施設修繕等の管理経費695万円増額補正ほか、3番、消防団機械倉庫建設経費では工事請負費等入札執行残521万6,000円減額補正など、決算調整によります補正を計上いたしております。  次に、中段目20消防施設費でございますが、1,534万1,000円減額補正を計上いたしております。主なものといたしましては、2番防火水槽整備経費(城南町分)におきまして委託料不用額799万4,000円減額補正、3番西消防署耐震改修経費耐震改修工事に伴います入札執行残739万7,000円減額補正など、決算調整によります補正を計上いたしております。  最後に、下段、目50消防費災害復旧費でございますが、3,286万3,000円減額補正を計上いたしております。これは常備消防施設等災害復旧経費におきまして、消防局庁舎災害復旧、耐震改修工事に伴います工事請負費など、入札執行残減額補正を計上いたしております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○田尻善裕 分科会長  次に、議第29号「令和3年度熊本市公債管理会計補正予算」について説明を求めます。 ◎河野宏始 財務部長  資料をお戻りいただきまして、78ページをお願いいたします。  令和3年度熊本市公債管理会計補正予算でございますが、公債管理会計は全国型市場公募地方債発行に伴い、公営企業会計を除く一般会計、特別会計公債費を一元的に管理することを目的としております。  まず、歳入でございますが、款20繰入金におきまして3,399万円減額補正を計上しております。これは一般会計ほか、目70植木中央土地区画整理事業会計繰入金公債費利子に係る繰入金について、新規発行分起債利率確定などに伴いまして減額補正を計上しております。また、目90公共用地先行取得事業会計繰入金につきましては、過年度に特別会計で取得しました用地を一般会計で買い戻すことに伴い増額補正を計上しております。  79ページをお願いいたします。  歳出でございますが、款10公債費におきまして、先ほど一般会計で御説明いたしましたとおり、起債利率確定などを要因として、合計で2,669万円減額補正を計上しております。  この結果、一番下会計総額でございますが、歳入歳出ともに補正額383億6,299万5,000円から補正額は383億3,630万5,000円となっております。  説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○田尻善裕 分科会長  これより質疑を行います。  分担議案について、質疑及び意見をお願いします。  御意見がある方、いらっしゃいますか。 ◆上田芳裕 委員  1点だけ教えていただきたいと思います。  説明資料70ページで、今回、公共施設長寿命化等基金積立金ということで20億円が計上されておりますけれども、財源として市税収入が令和3年度増えたということと地方交付税関係でその財源を充てられたということであるんですけれども、少し詳細について、今内容を含めてお知らせいただければと思います。 ◎黒木善一 財政課長  今回、20億円を公共施設長寿命化等基金に積立てをさせていただきますけれども、その経緯としまして、委員がおっしゃいましたとおり市税収入増加、今回、法人市民税増収を10億円見込んでおります。また、地方交付税につきましても当初算定時点よりも追加で交付いただけるということで、それを原資としまして20億円を新たに積立てを行うという判断をさせていただいております。  財政局におきまして、現在、公共施設等総合管理計画見直しに取り組んでおりまして、いよいよ来年から個別長寿命化計画を束ねました実施計画に基づきまして、計画的に公共施設長寿命化に本格的に取り組むということにいたしております。  そのため、来年以降も公共施設補修でしたり建て替え等に相当財政需要が見込まれますことから、その財政需要年度間変動に耐えられる財源を確保したいということで、今回改めて20億円新規で積立てをさせていただくという判断をさせていただいたところでございます。  説明は以上です。 ◆上田芳裕 委員  いろいろ公共事業老朽化対応を含めて具体的に入っていくということで、もう取組自体については異論なく計画的に相当な額をやっていく中で、年度間支出調整とかを含めてしっかり計算して、中長期的な展望に立って行っていただきたいというふうに思いますけれども、1点、この基金積立金ルールというか、今回は経済的な状況を含めて、国経済関係、それと本市経済状況を含めて市税収入が10億円ほど多く入ることが想定されるということと、地方交付税ということで20億円積み上がっているんですけれども、来年度以降どうなるかとか、何かルールか何かは考えられていますでしょうか。 ◎黒木善一 財政課長  これまでもこの基金につきましては、令和元年度に初めて新規で33億円積立てをさせていただきまして、昨年度も19億5,000万円ほど繰越金等剰余金が発生しましたことから積立てをさせていただいております。  今後見込みとしましては、やはり中期財政見通し等で中長期的な財政計画も策定いたしますけれども、現段階でその残余が出るということはなかなかちょっと想定し難い状況もありますので、新規積立てにつきましては、そのときどき財政状況を見ながら判断させていただきたいと考えております。  また、基金取崩し部分でございますけれども、これも各年度予算編成におきまして公共施設整備等に要する財源等を勘案しながら予算編成過程で判断させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆上田芳裕 委員  本市を取り巻く財政的な状況を含めてゆとりがあるわけではない中で、しっかり先々を見て基金を積み立てて準備しておく、剰余金が出れば積み上がっていく、剰余金がなければその年は下がっていくけれども、将来的にどうなかというところも、来年こと、5年後ことということは今はっきり言えない状況でございますけれども、そういった今後公共施設に対する相当額費用負担関係もしっかりと計算立てて、毎年、毎年基金積立て、それと運用についてもしっかりと対応していただきますようによろしくお願いいたします。 ○田尻善裕 分科会長  ほかに質疑、御意見ございますか。 ◆小佐井賀瑞宜 委員  ただいま上田委員からお話で、今答弁中に地方交付税増額交付ということがございましたので、この点で1つだけ確認というか、教えていただきたいと思います。  地方交付税は財政事情に応じた算定基準によって交付されるが原則でございましょうが、これが増額要因というふうになっておりますけれども、どのような事情に応じて増額という形で来ているか、その辺を教えていただければありがたいと思います。 ◎黒木善一 財政課長  今回補正予算としまして、地方交付税は72.8億円ほど増額補正を計上させていただいております。これは一義的に国交付税原資となります国国税収入が非常に好調であるということを前提に、再算定ということで追加交付決定がなされております。  その積算考え方でございますが、一つには今般、国経済対策に呼応して地方財源負担が必要ということもありまして約7.3億円、それから、当初算定ときに国交付財源が少し不足するということで調整額ということでございましたけれども、それが1.1億円調整額が戻るというような算定内容があっております。  また、一番大きな要因が、臨時財政対策債については後年度交付税で償還財源が措置されるということになっておりますけれども、今般、国が後年度に措置する予定臨時財政対策債償還費を前倒しで交付するというような内容が約64億円ほど含まれております関係で総額72.8億円追加交付ということになっております。  また、この臨時財政対策債償還費につきましては、後年度交付税算定がなくなるということになりますので、本市におきましては、今年度発行をこの分も留保するということで、今般補正予算で臨時財政対策債減額についても併せて計上させていただいております。  以上でございます。 ◆小佐井賀瑞宜 委員  ありがとうございました。 ○田尻善裕 分科会長  ほかに質疑、御意見ございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○田尻善裕 分科会長  ほかになければ、以上で財政局会計総室監査事務局選挙管理委員会事務局消防局に関する議案審査を終了いたします。  これをもちまして、総務分科会を閉会いたします。                             午前10時43分 閉会 出席説明員  〔政 策 局〕    局長       田 中 俊 実    総括審議員総合政策部長                                 原 口 誠 二    政策企画課長   井 上 卓 磨    政策企画課副課長 松 下 修二郎    国際課長     吉 住   修    広報課長     鶴 田 主 税    秘書広聴部長   村 上 英 丈    秘書課長     岩 崎 芳 幸    広聴課長     上 村 清 美    危機管理防災総室長吉 永 浩 伸    危機管理防災総室副室長         危機管理防災総室副室長             松 本 光 裕             上 村 卓 也    東京事務所長(オンライン)             金 山 武 史  〔都市政策研究所〕    首席審議員兼副所長中 村   司  〔総 務 局〕    局長       宮 崎 裕 章    総括審議員兼行政管理部長                                 木 櫛 謙 治    首席審議員兼総務課長          審議員兼コンプライアンス推進室長             吉 村 芳 策             森 下 信 孝    法制課長     佐 藤 博 義    改革プロジェクト推進課長                                 池 田 哲 也    人事課長     睦 田   亮    人材育成センター所長                                 福 田 智 子    労務厚生課長   金 光 良 昌    情報政策課長   迫 本   昭    管財課長     的 場 弘 行    契約監理部長   清 永 健 介    契約政策課長   永 原   誠    工事契約課長   栗 原   誠
       首席審議員兼技術管理課長             吉 留 健 士  〔財 政 局〕    局長       田 中 陽 礼    財務部長     河 野 宏 始    財政課長     黒 木 善 一    財政課副課長   楠 本 義 博    首席審議員兼債権管理課長        資産マネジメント課長             井   広 幸             村 上 史 郎    税務部長     下 川 哲 生    税制課長     荒 木   巌    首席審議員兼市民税課長         固定資産税課長  門 田   実             藤 本 弘 明    納税課長     米 原 和 明  〔消 防 局〕    局長       西 岡 哲 弘    総務部長     福 田 和 幸    総務課長     清 田 淳 也    管理課長     秋 吉   卓    予防部長     奥 村 聡 一    予防課長     奥 村 和 文    指導課長     高 野 秀 明    警防部長     阿 部 成 敏    首席審議員兼警防課長          情報司令課長   平 井 司 朗             小 田   浩    救急課長     古 閑 嗣 人  〔会計総室〕    会計管理者    大 関   司    会計総室長    平 井   功    会計総室副室長  福 田 章 子  〔選挙管理委員会事務局〕    事務局長     岡 村 公 輝    副事務局長    木 下 智 弘    副事務局長    中 原 宜 彦  〔監査事務局〕    事務局長     山 田 勇 一    副事務局長    濱 田 倫 彰  〔人事委員会事務局〕    事務局長     池 田 由加利    副事務局長    榊   正 邦  〔議 会 局〕    局長       富 永 健 之    総務課長     中 村 清 香 〔議案審査結果〕   議第 20号 「令和3年度熊本一般会計補正予算」中、総務分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 29号 「令和3年度熊本市公債管理会計補正予算」……………(審 査 済)...