熊本市議会 2021-12-17
令和 3年第 4回定例会−12月17日-07号
令和 3年第 4回定例会−12月17日-07号令和 3年第 4回定例会
令和3年12月17日(金曜)
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│ 議 事 日 程 第7号 │
│ 令和3年12月17日(金曜)午前10時開議 │
│ 第 1 議第298号 令和3年度熊本市
一般会計補正予算 │
│ 第 2 議第299号 同
国民健康保険会計補正予算 │
│ 第 3 議第300号 同
競輪事業会計補正予算 │
│ 第 4 議第301号 同
病院事業会計補正予算 │
│ 第 5 議第302号 同
水道事業会計補正予算 │
│ 第 6 議第303号 同
下水道事業会計補正予算 │
│ 第 7 議第304号 同
交通事業会計補正予算 │
│ 第 8 議第310号 住居表示の実施による町名変更に伴う関係条例の整備│
│ に関する条例の制定について │
│ 第 9 議第312号 熊本市
国民健康保険条例の一部改正について │
│ 第 10 議第313号 熊本市
自転車駐車場条例の一部改正について │
│ 第 11 議第314号 熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部│
│ 改正について │
│ 第 12 議第315号 市道の認定について │
│ 第 13 議第316号 同 │
│ 第 14 議第317号 同 │
│ 第 15 議第318号 同 │
│ 第 16 議第319号 同 │
│ 第 17 議第320号 同 │
│ 第 18 議第321号 同 │
│ 第 19 議第322号 同 │
│ 第 20 議第323号 同 │
│ 第 21 議第324号 同 │
│ 第 22 議第325号 同 │
│ 第 23 議第326号 同 │
│ 第 24 議第327号 同 │
│ 第 25 議第328号 同 │
│ 第 26 議第329号 同 │
│ 第 27 議第330号 同 │
│ 第 28 議第331号 同 │
│ 第 29 議第332号 同 │
│ 第 30 議第333号
山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更│
│ 及び規約の一部変更について │
│ 第 31 議第334号 当せん金付証票の発売について │
│ 第 32 議第335号 指定管理者の指定について │
│ 第 33 議第336号 同 │
│ 第 34 議第337号 同 │
│ 第 35 議第338号 同 │
│ 第 36 議第339号 同 │
│ 第 37 議第340号 同 │
│ 第 38 議第341号 同 │
│ 第 39 議第342号 同 │
│ 第 40 議第343号 同 │
│ 第 41 議第344号 同 │
│ 第 42 議第345号 同 │
│ 第 43 議第346号 同 │
│ 第 44 議第347号 同 │
│ 第 45 議第348号 同 │
│ 第 46 議第349号 同 │
│ 第 47 議第350号 同 │
│ 第 48 議第351号 同 │
│ 第 49 議第352号 同 │
│ 第 50 議第353号 同 │
│ 第 51 議第354号 同 │
│ 第 52 議第355号 同 │
│ 第 53 議第356号 同 │
│ 第 54 議第357号 同 │
│ 第 55 議第358号 同 │
│ 第 56 議第359号 同 │
│ 第 57 議第360号 同 │
│ 第 58 議第361号 財産の取得について │
│ 第 59 議第362号
工事請負契約締結について │
│ 第 60 議第363号 令和3年度熊本市
一般会計補正予算 │
│ 第 61 諮第 4号
人権擁護委員候補者の推薦について │
│ 第 62 諮第 5号 同 │
│ 第 63 諮第 6号 同 │
│ 第 64 諮第 7号 同 │
│ 第 65 諮第 8号 同 │
│ 第 66 議第365号 令和3年度熊本市
一般会計補正予算 │
│ 第 67 発議第18号
熊本市議会会議規則の一部改正について │
│ 第 68 発議第19号 国産ワクチンの早期承認とワクチン及び経口薬開発体│
│ 制の強化を求める意見書について │
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午前10時00分 開議
○原口亮志 議長 ただいまより本日の会議を開きます。
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○原口亮志 議長 日程第1ないし日程第60を一括議題といたします。
順次関係委員長の報告を求めます。
予算決算委員長の報告を求めます。倉重徹議員。
〔
予算決算委員長 倉重徹議員 登壇〕
◎倉重徹 議員 予算決算委員会に付託を受けました各号議案についての審査の経過並びに結果について、簡潔に御報告いたします。
審査の経過としましては、まず、12月9日に各分科会を開催し、詳細審査を行い、同15日、締めくくり質疑を行いました。
その内容といたしましては、議第298号「令和3年度熊本市
一般会計補正予算」中、時間外勤務手当の増額補正について、市有施設のLED化について、議第363号「令和3年度熊本市
一般会計補正予算」におきましては、小児への
新型コロナウイルスワクチン接種について、子育て世帯に対する
臨時特別支援事業について、以上の事項について、意見要望が述べられました。
かくして、採決いたしました結果、議第300号、議第302号ないし議第304号、議第312号、議第314号、議第363号、以上7件については、いずれも全員異議なく可決、議第298号、議第299号、議第301号、以上3件については、いずれも賛成多数により可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
予算決算委員長の報告を終わります。
○原口亮志 議長
予算決算委員長の報告は終わりました。
総務委員長の報告を求めます。田尻善裕議員。
〔総務委員長 田尻善裕議員 登壇〕
◎田尻善裕 議員 総務委員会に付託を受けました各号議案の審査の経過並びに結果について、御報告いたします。
本委員会に付託を受けました議第334号、議第362号、以上2件につきましては、執行部の説明を聴取した後、内容の確認を行い、採決いたしました結果、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、総務委員長の報告を終わります。
○原口亮志 議長 総務委員長の報告は終わりました。
教育市民委員長の報告を求めます。田中敦朗議員。
〔
教育市民委員長 田中敦朗議員 登壇〕
◎田中敦朗 議員 教育市民委員会に付託を受けました各号議案の審査の経過並びに結果について、簡潔に御報告いたします。
議第335号ないし議第349号「指定管理者の指定について」は種々論議があり、
一、指定管理者における被雇用者の適切な処遇を確保するため、本市の積算基準に基づく適正な賃金水準かどうか確認できる仕組みを検討してもらいたい。
一、
男女共同参画センターはあもにい及び健軍文化ホールについては、公募に対し応募が1者であることから、複数応募につながるような取組を求めたい。
一、
男女共同参画センターはあもにいの運営については、運営審議会からの意見に加え、市民の声を幅広く取り入れ、業務改善につなげてもらいたい。
かくして、採決いたしました結果、議第310号、議第335号ないし議第346号、議第348号、議第349号、議第361号、以上16件については、いずれも全員異議なく可決、議第347号については賛成多数により可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして
教育市民委員長の報告を終わります。
○原口亮志 議長
教育市民委員長の報告は終わりました。
厚生委員長の報告を求めます。浜田大介議員。
〔厚生委員長 浜田大介議員 登壇〕
◎浜田大介 議員 厚生委員会に付託を受けました各号議案についての審査の経過並びに結果について、簡潔に御報告いたします。
議第350号ないし議第352号「指定管理者の指定について」は、種々論議があり、
一、複数施設の一括公募では応募者が限られ新規参入が見込みにくいことから、地域別に分割公募するなど、競争性が担保されるような取組を検討してもらいたい。
一、公募の周知に当たっては十分な公募期間の確保に努めてもらいたい。
一、これまでの業務委託から指定管理者制度への移行に伴い、現従業員の雇用の場が引き続き確保されるような取組を求めたい。
一、指定管理料として市が積算した人件費が、現場の労働者の賃金に適正に反映されているかどうかの把握に努めてもらいたい。
旨、意見要望が述べられました。
かくして採決いたしました結果、議第352号については、全員異議なく可決、議第350号、議第351号、以上2件については、いずれも、賛成多数により可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、厚生委員長の報告を終わります。
○原口亮志 議長 厚生委員長の報告は終わりました。
環境水道委員長の報告を求めます。田上辰也議員。
〔環境水道委員長 田上辰也議員 登壇〕
◎田上辰也 議員 環境水道委員会に付託を受けました各号議案についての審査の経過並びに結果について御報告いたします。
本委員会に付託を受けました議第333号、議第353号ないし議第355号、以上4件については、執行部の説明を聴取した後、内容の確認を行い、採決いたしました結果、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、環境水道委員長の報告を終わります。
○原口亮志 議長 環境水道委員長の報告は終わりました。
経済委員長の報告を求めます。光永邦保議員。
〔経済委員長 光永邦保議員 登壇〕
◎光永邦保 議員 経済委員会に付託を受けました各号議案の審査の経過並びに結果について、簡潔に御報告いたします。
議第357号「指定管理者の指定について」は、委員より、公募に対して応募が1者にとどまった現状を鑑み、複数応募につながるような取組を求めたい旨、意見要望が述べられました。
かくして、採決いたしました結果、議第356号ないし議第358号、以上3件については、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、経済委員長の報告を終わります。
○原口亮志 議長 経済委員長の報告は終わりました。
都市整備委員長の報告を求めます。寺本義勝議員。
〔
都市整備委員長 寺本義勝議員 登壇〕
◎寺本義勝 議員 都市整備委員会に付託を受けました各号議案についての審査の経過並びに結果について、御報告いたします。
本委員会に付託を受けました議第313号、議第315号ないし議第332号、議第359号、議第360号、以上21件につきましては、執行部の説明を聴取した後、内容の確認を行い、採決いたしました結果、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
都市整備委員長の報告を終わります。
○原口亮志 議長
都市整備委員長の報告は終わりました。
以上で関係委員長の報告は終わりました。
これより、予算決算委員会を除く各常任委員会の審査議案に関し、質疑を行います。
上野美恵子議員より、経済委員会の審査議案に関し、質疑の通告が提出されておりますので、発言を許します。上野美恵子議員。
〔49番 上野美恵子議員 登壇〕
◆上野美恵子 議員
日本共産党熊本市議団の上野美恵子でございます。
経済委員会で審議をされました、
くまもと森都心プラザの指定管理者指定についてお尋ねいたします。
プラザ図書館の指定管理に関して7点伺います。
1、設置目的を効果的に達成するために、指定管理者がこの間行ってきた取組について御説明ください。
2、郷土資料や行政資料等の資料収集とその利活用については、どのように行われているのでしょうか。
3、指定管理者は、学校、博物館、公民館、研究所等との連携、協力をどのように行っているのでしょうか。
4、社会教育による学習の成果を活用しての教育活動などの機会提供については、どのように取り組まれてきたのでしょうか。
5、指定管理者による運営状況の評価は、どのように行われているでしょうか。評価方法や評価の内容について御説明ください。また、それを基にどのような改善が図られてきたのでしょうか。
6、2021年度の指定管理から、図書館部門の担当事業者が紀伊國屋から
図書館流通センターに変わったのはどういう理由からでしょうか。
7、熊本市が毎年行っている評価は、どのような体制で行われているのでしょうか。専門家は入っていますか。専門的な見地での評価はどのようにされているのでしょうか。
森都心プラザ全体の指定管理に関して4点伺います。
1、公の施設の指定管理者制度に関する指針では、選定方法について、複数の申請者から事業計画書を提出させることとなっていると書かれています。森都心プラザの指定管理者選定には、今回の議案となっている分が4回目であり、1回目の業者選定時に4事業者の申請があったものの、2回目以降は全て1事業者の申請しかありません。公募と言うからには、複数事業者が申請に参加した選定にすべきではないでしょうか。また、この事業に参加できる事業体はどのくらいあるのでしょうか。
2、
くまもと森都心プラザ管理運営共同企業体の構成事業者である
九州綜合サービス株式会社と
株式会社パブリックビジネスジャパンは、本市の指定管理者施設の管理者に幾つも名を連ねています。公募施設数と、2つの事業者が指定管理を行っている施設数をそれぞれお示しください。
3、2021年度の指定管理料における積算上の人件費額は幾らでしょうか。
4、今回指定管理者に選定されている企業体の構成企業の一つに、株式会社あつまるホールディングスがあります。この企業は、来年1月20日に開催予定の熊本県主催の
在籍型出向セミナー、熊本市主催の
在籍型出向相談会&マッチング会の合同企画の受託会社です。その広告チラシには、熊本県選出の代議士を顔入りで紹介、
ビデオメッセージがあると案内しています。言うまでもなく、政治的中立は自治体運営の基本です。それを全くゆがめるチラシを作成するような民間事業者が指定管理者の構成企業であることは、公の業務の受注資格にも関わる重大な問題であり、極めて不適切であると考えますが、いかがでしょうか。
図書館の7点目とプラザ全体の1点目を市長に、その他は教育長並びに関係局長にお尋ねいたします。
〔遠藤洋路教育長 登壇〕
◎遠藤洋路 教育長 私からはプラザ図書館について、6点お答えいたします。
まず、設置目的達成のための取組です。
指定管理者は、図書館法に基づき、資料の貸借、レファレンスサービスの充実など、図書館サービスの提供を安定的かつ継続的に行ってまいりました。その中で図書の選定に関しては、熊本
市立図書館司書において管理しております。また、
くまもと森都心プラザは、人、情報及び文化の交流の促進を図り豊かさと活力を生み出すための拠点施設であることから、図書館では、
ビジネス支援センターと連携を図りながら、経営相談や創業支援、次代の熊本の産業の担い手となる起業家の育成、支援を行ってまいりました。
2点目に、郷土資料、行政資料の収集、活用についてですが、郷土資料としては、熊本に関する資料や絶版図書の収集に努め、利用者からの要望に基づき、閲覧や複写サービスを行っております。
また、特に熊本地震の資料収集や、地元の歴史として、遊郭街をテーマにした絵師、古場田博氏の作品をはじめ、関連本の収集を行い、常設の展示も実施しております。
行政資料については、市政概要、財務統計や教育委員会発行の教育要覧などを収集し、閲覧できるようにしております。
次に、学校等との連絡、協力についてですが、学校からの社会科見学の受入れをはじめ、展示について昨年度4件、今年度予定を含め9件実施しており、県内の高等学校、大学、神風連資料館、熊本県、
がん相談支援員サポートセンター、博物館、他町立図書館等と協力して実施しております。
また、熊本県、博物館、病院、大学、県市教育委員会等と共催、協力し講演会やワークショップを昨年度15件、今年度は7件実施しております。
次に、学習の成果を活用した教育活動等ですが、熊本県
高等学校教育研究会図書館部会と連携した展示や、小学生向けに長期休業中の自由研究のイベントを開催するほか、熊本県や病院と協力、共催しながら、暮らしと医療の相談会や健康セミナーなどを実施しております。
次に、運営状況の評価ですが、毎年、指定管理者が施設の運営、管理、収支の状況に関する自主評価と
利用者アンケートの結果を基に総合評価を行うとともに、月次報告を市へ提出しております。また、図書館業務に関しては、例えば利用者の混雑緩和のための職員配置の工夫や、図書館利用のマナーの徹底指導などの改善を図ったところです。
6点目に、図書館部門の担当事業者の変更については、
紀伊國屋書店熊本営業所の縮小に伴い、紀伊國屋書店から今後の管理運営ができないと申出があったものです。
図書館流通センターへの変更に関しては、昨年度、図書館担当部門を変更した提案書を基に、
経済観光局指定管理者候補者選定委員会で候補者の選定が行われ、適正に審査が行われたものと考えております。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 初めに、
森都心プラザ図書館の指定管理に関し、本市が毎年行っております評価の体制についてお答えいたします。
司書資格を持つ職員を含む3名で現場へ出向き、年に2回、聞き取り調査を行っております。例えば、図書館の管理運営について、法令遵守、職員配置、秘密保持、研修、事業の実施状況等に関する項目を調査し、評価を行っているところでございます。
次に、森都心プラザの指定管理者選定に関する2点のお尋ねに順次お答えいたします。
指定管理者の選定につきましては、複数の事業者が申請に参加することが望ましいと考えておりまして、公募期間中に、仕様書等に関する事前説明会や施設見学会を開催するとともに、前回の公募よりも期間を大幅に延長し実施したところでございます。
結果として、今回の公募は1事業体からの申請にとどまったことから、複数の申請につながるよう、今後研究してまいります。
次に、この事業に参加できる事業体につきましては、様々な企業の連携が想定されますことから、あらかじめ事業体数を把握することは困難であると考えております。
〔
田中陽礼財政局長 登壇〕
◎田中陽礼 財政局長 公募による施設数と2つの事業者が管理しております施設数についてお答えいたします。
令和3年4月1日現在、公募による施設196施設のうち、指定管理者として管理しております施設数は、
九州綜合サービス株式会社が11施設、
株式会社パブリックビジネスジャパンが18施設でございます。
〔
田上聖子経済観光局長 登壇〕
◎田上聖子 経済観光局長 私からは2点の御質問にお答えいたします。
まず、2021年度の指定管理料における仕様書に基づく人件費の額につきましては、2億3,038万5,980円となっております。
次に、お尋ねのチラシにつきましては、県主催の
在籍型出向セミナー及び本市主催の
在籍型出向マッチング会の開催を広報するものであり、このうち県主催のセミナーにおきまして、有識者として県選出代議士の
ビデオメッセージを上映することが記載されているものでございます。
県選出代議士の掲載については、セミナー主催者でございます県が、法令上、特に問題ないことを確認された上で、委託先と協議して作成されたものと伺っております。よって、当該企業が法令に反するような事実はなく、指定管理者の構成企業であることについては問題ないと考えております。
〔49番 上野美恵子議員 登壇〕
◆上野美恵子 議員 図書館は、図書館法を根拠として、社会教育法の精神に基づき、国民の教育と文化の発展に寄与することを目的としています。しかし、管理運営が民間に委ねられ、本来の図書館機能が矮小化され、本来機能に追加されてこそ意義がある集い交わる場としての図書館が中心的なサービスになっていくという問題点があると、専門家が指摘するような状況が、今、全国各地で生まれています。
図書館事業の評価では市長が答弁されましたように、司書資格を持った職員が現場に出向いて、年2回の調査が行われています。
一方で、資産マネジメントでは指定管理者管理運営の評価結果を全庁的にまとめています。施設ごとの評価は、1つの施設につき2ページから4ページ程度という簡素なもので、森都心プラザはビジネス支援、図書館、ホールを持つ大規模な複合施設でありながら僅か3ページで、
市立図書館職員が行った調査結果は反映されていません。これは、ビジネス支援やホール事業などとともに、複合施設として図書館の管理運営までも民間に委ねたことから来る矛盾です。
答弁では、設置目的達成のために、図書館法に基づく管理運営に努めているとるる述べられましたが、
市立図書館から出向き調査するくらいなら、公立図書館として運営すべきです。しかも、森都心プラザが開館して約10年になりますが、10年間プラザ図書館の業務を担ってきた紀伊國屋が構成企業から撤退し、今年度から
図書館流通センターに変わりました。日本図書館協会は、事業の継続性確保が図書館固有の業務形態を維持する上で重要であると指摘していますが、その指摘に逆行するものです。
図書館法に基づく教育機関としての機能を維持した運営には、経済観光局の所管で、複合施設の一部分として民間に委ねていてはできません。森都心プラザから切り離し、公立図書館として教育委員会に位置づけ、教育としての図書館業務を発展させていくべきです。ぜひ直営に戻していただくようお願いします。
事業者の選定では、参加事業者は1回目を除き毎回1事業者です。市長は、この事業に参加できる事業体数の把握は困難と答弁されましたが、多数の事業体が参加可能であることは確かです。しかし、複数の応募に至らず全く競争性がないまま、長期独占的に指定管理を続けるのは、指定管理者制度の趣旨にそぐわないものです。しかも局長答弁にありましたように、
九州綜合サービス株式会社は11施設、
株式会社パブリックビジネスジャパンは18施設の指定管理を行っていますが、公募の指定管理施設が196か所のうち不動産事業者が行っている市営住宅を除けば、一般の施設は、市内の公募による指定管理施設60か所となります。パブリックビジネスジャパンがその約3分の1、九州綜合サービスが約5分の1に参入しています。競争性と言いながら、実際のところは大部分の施設を特定の企業が独占的に管理運営するような状況です。市長は、複数の申請につながるよう研究していくと答弁されましたので、速やかな改善をお願いいたします。
ここで、1点経済観光局長にお尋ねいたします。
先ほど、森都心プラザの管理運営共同企業体の構成企業が受託している事業で不適切な点があると指摘しましたが、局長は、法令に反する事実はないから問題ないと答弁されました。しかし、私どもにはチラシを見た市民から、行政が主催するセミナーや相談会に国会議員を顔写真入りで紹介するのはおかしくないですか、政治的な催しには行きたくないとの声がありました。地方自治法は、住民は地方公共団体の役務の提供を等しく受ける権利があると規定しています。同時に憲法には、政治や宗教の自由が規定されており、一人一人違う考えがあります。特定の政治家を掲載したことによって、住民の公平な参加の機会が奪われていることは不適切ではないでしょうか。お考えを伺います。
〔
田上聖子経済観光局長 登壇〕
◎田上聖子 経済観光局長 この件につきましては、本市の関係部署にも確認いたしまして、関係する法令は、公職選挙法、そして地方公務員法だと認識しております。確認した結果、私どもは特に問題はないと考えているところでございます。
〔49番 上野美恵子議員 登壇〕
◆上野美恵子 議員 私は地方公共団体、地方自治法や憲法に基づく立場からのお答えをお尋ねしましたけれども、そういう答弁を本会議場で行われました。局長のその姿勢というのは、本当に後世に問われると思いますし、やっぱり行政の職員として、もう少し法律を勉強していただきたいと率直に思いました。
今回指摘したセミナーは、熊本労働局と事例報告の民間企業代表者が報告者ですが、チラシには、写真どころか名前も紹介されていません。メインの報告者こそ掲載すべきであり、代議士だけを写真つきで掲載することは、中立であるべき公の業務をゆがめています。自治法では、公の施設についても住民の利用に不当な差別的扱いをしてはならないと規定しています。公平、公正、中立という公の業務の基本すら理解できていない事業者に、公の施設の管理運営がきちんとできるのか、資格に関わる問題であるという点を指摘して、質疑を終わります。
○原口亮志 議長 経済委員会の審査議案に関する質疑は終わりました。
次に、上野美恵子議員より、都市整備委員会の審査議案に関し、質疑の通告が提出されておりますので、発言を許します。
〔49番 上野美恵子議員 登壇〕
◆上野美恵子 議員 都市整備委員会で審議されました議第359号、くまもと街なか広場、辛島公園、花畑公園の指定管理者の指定について伺います。
大切な市民の財産である公共の広場や公園を、市民の願いに沿って、どう利活用していくのか問われていると思います。そこで7点お尋ねいたします。
1、選定されている指定管理者は、市民の声が反映される管理を行う方策として、どのような内容を提示していますか。
2、指定管理者からは、平等な利用の確保の方策として、どのような考え方と具体策が提案されていますか。
3、サンクンガーデンの活用方策について、具体的に御説明ください。
4、指定管理者が提出している事業計画における人件費予算と人員体制について御説明ください。
5、辛島公園が都市計画公園として適切な機能を果たしていく方策について、指定管理者からはどのような提案がなされているのでしょうか。
6、元の辛島公園が果たしていた役割を損ねず、利活用、利用促進につなげていくことが重要と考えますが、熊本市の考え方を御説明ください。
7、熊本市の中心、その顔とも言うべき場所にある街なか広場、辛島公園、花畑公園は、にぎわいの創出のためにも若い人たちの利用促進が図られるべきだと考えます。この点についてのお考えをお聞かせください。
また、辛島公園でスケボーを楽しんでいた若者たちが、街の中心に近いところで代替の場を求めています。こういう声に応えていくべきと考えますが、いかがでしょうか。
6点目、7点目は市長に、その他は都市建設局長にお尋ねいたします。
〔井芹和哉都市建設局長 登壇〕
◎井芹和哉 都市建設局長 ただいまの5点の質問に順次お答えいたします。
まず1点目、市民の皆様の声が反映される管理を行う方策につきましては、指定管理者の候補者は、市民の皆様の様々なニーズを酌み取り、管理運営に反映させるために、広場を利用される方へのアンケートや利用されない方へのヒアリングをはじめ、花畑広場管理棟への意見箱の設置、ホームページ等の活用、さらには、まちづくり団体や商店街等との地域連携により、市民の皆様の声を把握し反映する提案をされております。
2点目、平等な利用の確保の方策につきましては、利用者に対しまして平等な利用受付や使用許可を行ってまいりますために、地方自治法やくまもと街なか広場条例などの関係法令を遵守するとともに、指定管理開始前からの業務引継ぎなど、本市と連携した対応について提案されているところでございます。
3点目、サンクンガーデンの活用方策につきましては、にぎわいの創出や日常の憩いの場としての利用のみならず、地元小学校の絵画や肥後六花の展示など、地域や市民の皆様の行事の活用について提案されております。
4点目、事業計画における人件費予算と人員体制についてでございますが、指定管理期間における配置人員は6人で、人件費予算は税込み約5,000万円となっております。
最後に、辛島公園が都市計画公園として適切な機能を果たしていく方策につきましては、指定管理者の候補者は、熊本市都市公園条例に基づく使用許可について、全従業員に把握、熟知させることはもとより、指定管理開始前からの業務引継ぎなど、本市と連携した対応について提案されているところでございます。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 辛島公園等の都市公園は、市民の皆様が日常的に休息や散歩、運動等を行う憩いの空間であり、幅広い年齢の皆様が自由に利用できる場所であります。このことから、集会といった行為許可など市民の皆様の利用につきましては、これまでと同様に許可ができるよう要綱等を整備することとしております。
次に、若い人たちの利用についてでございますが、町なかに広場を造ればにぎやかになるというわけではなく、いかにして人が行こうと思う場所にするかが重要でございます。特に若い頃のよい思い出は、公園への愛着や地域を大切に思う心の醸成にもつながっていきますことから、若者や子供連れの方などの声を聞きながら、継続的ににぎわいにつなげてまいりたいと考えております。
最後に、スケートボードが楽しめる場所の設置につきましては、中心市街地に周辺環境等にも配慮した場所を設けることは難しいため、今月18日からアクアドームの駐車場の一部を開放する予定でございます。
〔49番 上野美恵子議員 登壇〕
◆上野美恵子 議員 いろいろ御答弁いただきましたけれども、ただいまいただいた答弁からは、なぜ広場や公園を指定管理にするのか、その必要性というのは全く見えてきませんでした。
そこで1点、市長にお尋ねいたします。
今回提案されているのは、指定管理者を指定するための議案です。市長は先ほどの答弁で、いかにして人が行こうと思う場所にするかが重要であると言われました。私も大切なことだと思います。しかし、それがなぜ指定管理でないといけないのか、その説明が足りないと思いましたのでお願いいたします。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 今回、市民の皆様の様々なニーズを酌み取りまして、この管理運営が適切に行われるよう、この広場を利用される方々へのいろいろなアンケートでありますとか、様々なヒアリング等々をしながら、花畑広場管理棟への意見箱の設置、あるいはホームページの活用、そして、まちづくり団体や商店街との地域連携によって、市民の皆様の声を把握し反映するという提案がなされております。
このように指定管理によって、多くのいろいろなニーズを踏まえた上で、民間のノウハウ、あるいは管理手法、そして、その管理コストも含めて、適切に管理をしていただくことで、市民の皆さんのにぎわい、あるいは憩いにつながっていく、このように考えまして、指定管理者の指定の議案という形で提案させていただいたということでございます。
〔49番 上野美恵子議員 登壇〕
◆上野美恵子 議員 指定管理でなくとも、市民のための広場公園として市が運営していいのではないかと私は思います。民間事業者に委ねれば、そこに経営という視点が入ってきます。それが市民にとっての効果となるのか、ならないのか、今後の管理運営の在り方が問われてくる問題です。
最初の答弁では、市民の声が反映される管理、平等な利用、それぞれにお答えいただきましたが、一体どういう管理運営になるのか、内容の詳細が見えてきませんでした。答弁の先にある部分をもっと深め、それを進める具体策をしっかりと示し、市と協議していただかないといけないと思います。そうでなければ、市民の声を聞く、平等な利用に努めると言っても、絵に描いた餅になりかねません。その上で、その内容を広く市民と共有し、市民の財産としてよりよい活用ができるよう、多方面の意見を取り入れていくべきではないかと思います。
市が示している設置目的では、にぎわい創出という点が強調されていますが、誰でもが自由に利用できる憩いの広場でもあってほしいと思います。そういう意味では、お金を払わなくても利用できる場面がたくさんあっていいと思います。ヨーロッパなどでは、市庁舎前の広場がマルクト広場として市が立ち、多くの市民でにぎわっています。イベントではない、恒常的なにぎわいのある広場としての魅力づくりもお願いしたいと思います。
街なか広場に設置されているサンクンガーデンについては、にぎわいの創出や日常の憩いの場としてのみならず、地域住民や市民の行事への活用が事業者から提案されているようですが、地上の広場が大にぎわいの時でも、サンクンガーデン部分は立ち止まる人もいないくらい静かです。というのも、ガーデンと言いながらどう見てもちょっと広いだけの通路だからです。サンクンガーデンは、オープン地下道を意味するサンクンと、庭園を意味するガーデンを組み合わせたもので、建設会社の建築用語辞典では、一般の道路よりも低い位置に造られる庭園のことだと解説してあります。入り口となるサービス棟の建設も含めて、7億2,000万円が使われましたが、庭園などはどこにもありません。無駄遣いだと言われないような利活用が求められます。
都市公園である辛島公園、そして花畑公園も今回、指定管理に委ねられることになりました。これまで市民が自由に利用してきた公園が指定管理になり、部分的に有料化されることに、これまでどおり利用できるのかとの声も聴かれます。使用料については、市民の非営利利用には減免が適用されると聞いていますが、有料の申込みがあったとき、自由に公園を利用するというわけにはいかなくなります。わざわざ街なか広場を公園としての位置づけにせず、営利事業者が利活用しやすい場所にしたのですから、辛島公園や花畑公園に有料部分を設ける必要はなかったのではないかと思います。
しかも、辛島公園の整備には4億5,000万円もの事業費が使われましたが、出来上がった公園を見て、それだけの事業費を使う必要があったのか、石が芝生になっただけという市民の声がありました。私も、確かにと思ってしまいました。都市計画された公園を仮に用途変更するならば、同等規模の公園を近隣に設けなければなりません。そう考えるならば、これまでの辛島公園の機能をきちんと確保すべきです。答弁では、これまでと同様に許可ができるようにと言われましたが、許可だけでなく、これまでの機能を低下させないような取組が必要です。
特に、若者が楽しめる場の確保では、市長も積極的な答弁をされましたので期待したいと思います。しかし、スケボーが楽しめる場所については、アクアドームの駐車場の一部を開放されるとのことですが、地面ががたがたでそのままでは利用しにくいとの声がありました。利用しやすい場所となるよう、提供する部分だけでも整備していただきたいと思いますので要望しておきます。また、御存じのようにアクアドームは交通が不便です。やはり市内中心部の身近なところで若い人たちが練習ができるよう、今後検討すべきだと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回、くまもと街なか広場、辛島公園、花畑公園は、初めての指定管理となりますが、産業文化会館の解体も含めれば40億円もつぎ込んで整備した施設が、公の施設として全ての市民が納得できるような活用がなされるよう、私も気づいた点を折々に指摘しながら、よりよい管理運営となるよう見守っていきたいと思います。
経済委員会で審議された議案に関する質疑でも指摘しましたように、指定管理者制度には事業評価があります。これがきちんと機能して、適切な評価とともに問題点の改善がなされるよう、市としては指定管理者に委ねた後の事業の成り行きをしっかりと見据えていただくようお願いいたしまして、質疑を終わります。
○原口亮志 議長 都市整備委員会の審査議案に関する質疑は終わりました。
以上で質疑は終わりました。
これより採決に移りますが、議第298号については、別途討論の通告が提出されておりますので、これを後回しにし、その他の案件について採決いたします。
それではまず、議第299号、議第301号、議第347号、議第350号、議第351号、議第353号ないし議第355号、議第357号、議第359号、議第360号、議第362号を除き一括して採決いたします。
関係委員会の決定は、議第300号、議第302号ないし議第304号、議第310号、議第312号ないし議第346号、議第348号、議第349号、議第352号、議第356号、議第358号、議第361号、議第363号は、いずれも「可決」となっております。
関係委員会の決定どおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○原口亮志 議長 御異議なしと認めます。
よって、いずれも関係委員会の決定どおり確定いたしました。
次に、議第299号、議第301号、議第347号、議第350号、議第351号、議第353号ないし議第355号、議第357号、議第359号、議第360号、議第362号、以上12件を一括して採決いたします。
以上12件に対する関係委員会の決定は、いずれも「可決」となっております。
関係委員会の決定どおり決定することに、賛成の議員の起立または挙手を求めます。
〔賛成者起立〕
○原口亮志 議長 起立多数。
よって、いずれも関係委員会の決定どおり確定いたしました。
これより、議第298号「令和3年度熊本市
一般会計補正予算」について討論を行います。
那須円議員より討論の通告が提出されておりますので、発言を許します。那須円議員。
〔36番 那須円議員 登壇〕
◆那須円 議員
日本共産党熊本市議団の那須円です。
議第298号、令和3年度熊本市
一般会計補正予算について、賛同できない点、改善が必要な点を指摘し、反対討論を行います。
まず最初に、子育て世帯への臨時特別給付金については、追加の補正も含めて10万円の全額現金給付を迅速に決断していただいたことについて、私としても改めてよかったと思っております。しかし、年末にかかる今議会において、コロナ禍の下で厳しい生活を余儀なくされている生活困窮者や、売上げの低迷などで経営の危機に瀕している事業者への支援についての予算が、就労系障害福祉サービス事業所など一部の支援にとどまり、全体として不十分であると言わざるを得ません。国の予算や対策待ちとならず、市独自の支援策を図るべきであったことを冒頭指摘したいと思います。
それでは、具体的に述べていきたいと思いますが、1点目は、予算決算委員会の締めくくり質疑でも指摘した市有施設LED化整備経費についてです。同予算の目的については、光熱費の削減、温室効果ガスの削減など、環境負荷への軽減を図るものとして賛同できるものです。しかし、質疑で指摘したとおり、今回34億円もの予算規模になる市有施設LED化については、一括での発注ではなく、コロナ禍でダメージを受けた本市の中小事業者の仕事と雇用につながるよう、分離発注を原則とすべきであると考えます。しかしながら、予算提案後においても発注の在り方について詳細な方針も決定されておらず、精査を欠いた予算と言わざるを得ず賛同できません。
2点目は、生活困窮者自立支援業務委託経費についてであります。本予算については、中央区、東区、南区に設置された自立支援センターの自立相談支援事業や家計改善支援事業等を内容とする予算であります。事業実績を見てみますと、コロナ禍で生活苦や貧困が深刻化する中、自立相談支援事業については、コロナ禍前の相談件数が3,789件であったことに対し、コロナ禍の中で相談件数が、昨年1万8,103件と激増しています。また、家計改善支援事業においても、コロナ禍前の相談件数1,042件に対し、コロナ禍の下、昨年は7,367件の相談が寄せられるなど激増しています。現状の中央区、東区、南区役所に設置されている自立支援センターについては、西区役所、北区役所にも設置し、きめ細やかな相談業務ができるよう、人員体制や予算の拡充を図るべきであると考えます。
3点目は、特別支援学級の設置に関する予算についてです。今議会の一般質問でも、糖原病のお子さんに関して、病弱学級へ入りたいとの要望があるものの設置されていないとの現状が出されました。今回の予算については、中学校における特別支援学級においては保護者の要望どおり設置されるとのことでありますが、小学校においては設置が要望されている21学級に対して、8学級の対応にとどまっております。障害の程度、発達の状況、病気への対応などに応じた教育がなされるように、環境整備に向けて予算の拡充を強く求めるものです。
4点目は、
市立図書館等図書購入経費についてであります。言うまでもなく、図書館はただ単に本の貸出しを行う施設ではなく、住民の知る権利と生涯学習を保障するための社会教育機関であります。電子書籍の整備が進む一方で、紙書籍の購入費が年々減少していることは問題であると考えます。予算の拡充を要望いたします。
5点目は、動植物園駐車場料金収納事務委託についてであります。御存じのとおり、動植物園は博物館法において定められた社会教育施設であります。行政は施設の設置、運営を行い、全ての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して、文化的教養を高め得るような環境を醸成するように努めること、そして、国民に対して必要な学習の機会の提供及び奨励を行うことによって、生涯学習の振興に寄与するよう努めることが求められております。本来ならば教育委員会の所管において運営がなされるべきだと思います。多くの市民に開かれた施設となるように、駐車場料金については無料とすべきです。よって駐車場有料化に関する予算には賛同できません。
6点目は、様々な事業の委託経費が計上されていますが、委託先で働く労働者の待遇などについては委託先の業者任せであり、行政によるワーキングプアを生み出す危険性を否定できない点であります。
今回、債務負担行為に関わる事業委託について、一つ一つ積算に関わる資料を拝見いたしました。その中で少なくない委託事業について、人件費等を含む委託費の上限額の積算が、業者の見積りによるものとなっております。この金額からは、現場の労働者の賃金や待遇など、実態がどのようになっているのか把握することは当然できませんし、行政としてそれをチェックする権限もありません。私は、市の業務を受託している現場の労働者に聞き取りを行ったことがありますが、ある業種の方の賃金は熊本県の最低賃金に設定されており、最低賃金が上がれば時給が上がる仕組みになっているとのことでありました。現在の熊本県の最低賃金は、時給821円です。月22日8時間のフルタイムで働いた場合、月の賃金は14万4,496円、年間の賃金は173万4,000円となり、ワーキンブプアと呼ばれる年収200万円にも届かない状況です。官製ワーキングプアという、行政が貧困を生み出す状況が放置されることは許されません。
これまでも指摘したとおり、公契約条例の制定を行って、現場で働く労働者、市民の賃金が生活でき得るものとなるようルールづくりを進めるべきであります。
最後に、時間外勤務手当3億9,000万円についてであります。同予算については、新型コロナウイルス感染症の対応に尽力された職員の時間外勤務手当の増に対応するものであります。職員の方々の取組に改めて感謝するとともに、締めくくり質疑で指摘したとおり、現場の職員は過労死を超える過酷な労働環境で尽力されています。有事、緊急時だから致し方ないとするのではなくて、緊急時を想定し、でき得る限り平時の体制を強化し、底上げしていくことを求めるものです。
以上、賛同できない理由を述べ、反対討論といたします。
○原口亮志 議長 以上で討論は終わりました。
それでは採決いたします。
本案に対する予算決算委員会の決定は、「可決」となっております。
予算決算委員会の決定どおり決定することに、賛成の議員の起立または挙手を求めます。
〔賛成者起立〕
○原口亮志 議長 起立多数。
よって、本案は予算決算委員会の決定どおり確定いたしました。
────────────────────────────
○原口亮志 議長 次に、日程第61ないし日程第65、いずれも「
人権擁護委員候補者の推薦について」を一括議題といたします。
〔議題となった案件〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 諮第4号 │
│ 令和3年12月17日提出 │
│
人権擁護委員候補者の推薦について │
│ 人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので意見を問う。 │
│ 熊本市長 大 西 一 史 │
│ 波 口 恵美子 │
└─────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
│ 諮第5号 │
│ 令和3年12月17日提出 │
│
人権擁護委員候補者の推薦について │
│ 人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので意見を問う。 │
│ 熊本市長 大 西 一 史 │
│ 西 原 鈴 代 │
└─────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
│ 諮第6号 │
│ 令和3年12月17日提出 │
│
人権擁護委員候補者の推薦について │
│ 人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので意見を問う。 │
│ 熊本市長 大 西 一 史 │
│ 草 野 幸栄子 │
└─────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
│ 諮第7号 │
│ 令和3年12月17日提出 │
│
人権擁護委員候補者の推薦について │
│ 人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので意見を問う。 │
│ 熊本市長 大 西 一 史 │
│ 窪 田 聖尚子 │
└─────────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────┐
│ 諮第8号 │
│ 令和3年12月17日提出 │
│
人権擁護委員候補者の推薦について │
│ 人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので意見を問う。 │
│ 熊本市長 大 西 一 史 │
│ 嶋 崎 昭 宏 │
└─────────────────────────────────────┘
○原口亮志 議長 市長の説明を求めます。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 ただいま上程されました諮第4号ないし諮第8号「
人権擁護委員候補者の推薦について」の提案理由を申し上げます。
まず、諮第4号ないし諮第7号につきましては、令和4年3月31日をもちまして任期満了となります波口恵美子氏、西原鈴代氏、草野幸栄子氏並びに窪田聖尚子氏を再び人権擁護委員の候補者として推薦しようとするものであります。
波口氏は、昭和30年の生まれで、熊本市立高等学校を卒業後、株式会社住友銀行に勤務され、現在は公益社団法人くまもと被害者支援センターに勤務されております。
西原氏は、昭和34年の生まれで、同志社女子大学家政学部を卒業後、現在は特定非営利活動法人こころのサポートセンター・ウィズ理事長として活躍されているほか、本市人権啓発市民協議会企画運営委員をお務めいただいております。
草野氏は、昭和40年の生まれで、熊本信愛女学院高等学校を卒業後、現在はくまもと若者サポートステーション並びに日本司法支援センター熊本地方事務所に勤務されております。
窪田氏は、昭和43年の生まれで、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程の単位を取得され、現在は熊本学園大学社会福祉学部教授として活躍されているほか、本市教育委員会委員をお務めいただいております。
次に、諮第8号につきましては、同じく令和4年3月31日をもちまして任期満了となります西田正勝氏の後任として、嶋崎昭宏氏を新たに人権擁護委員の候補者として推薦しようとするものであります。
嶋崎氏は、昭和31年の生まれで、東京学芸大学教育学部を卒業後、本市教育委員会人権教育指導室長、春竹小学校校長などを歴任され、現在は本市教育委員会総合支援課教育相談室に勤務されております。
これら5人の方々はいずれも、広く社会の実情に通じておられ、人格、識見ともに、人権相談を通して市民の利益を守る人権擁護委員として適任であると考え、推薦の同意をお願いする次第であります。
○原口亮志 議長 市長の説明は終わりました。
別に発言の通告がありませんので、これより採決いたします。
以上5件に対し御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○原口亮志 議長 御異議なしと認めます。
よって、以上5件に対しては、それぞれ「異議がない」旨答申することに決定いたしました。
────────────────────────────
○原口亮志 議長 次に、日程第66、議第365号「令和3年度熊本市
一般会計補正予算」を議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 ただいま上程されました議第365号につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。
去る12月15日、子育て世帯への臨時特別給付について国の考え方が示され、年内の先行分の5万円の給付と合わせて10万円の現金を一括で給付することも、自治体の判断により可能であるとの方針でありました。これを受け、本市では先行給付と合わせて10万円を現金で一括給付することとし、追加給付に必要となる経費を計上するものでございます。
これは、既に児童手当を受給されている世帯については年内の給付を行い、その他の対象世帯については年内に申請書類をお送りし、来年1月上旬には給付を開始できるよう、今定例会に令和3年度
一般会計補正予算案を追加提案するものでございます。
以上が補正予算の歳出の説明でありますが、これを賄う財源としては全て国庫支出金を充当しております。
この結果、一般会計において61億9,500万円の増額、補正後の予算額は4,019億2,826万円となり、補正後の予算を前年同期と比較いたしますと、特別会計や企業会計も含めた全体の合計額では7.3%の減となっております。
以上で説明を終わりますが、何とぞ御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○原口亮志 議長 市長の提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○原口亮志 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
別に発言の通告がありませんので、これより採決いたします。
本案に対し御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○原口亮志 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案は「可決」されました。
────────────────────────────
○原口亮志 議長 次に、日程第67 発議第18号「
熊本市議会会議規則の一部改正について」を議題といたします。
〔議題となった案件〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第18号 │
│
熊本市議会会議規則の一部改正について │
│ 地方自治法第112条及び
熊本市議会会議規則第13条第1項の規定により、熊本 │
│ 市議会会議規則の一部を改正する規則案を次のとおり提出する。 │
│ 令和3年12月17日提出 │
│ 熊本市議会議員 大 嶌 澄 雄 │
│ 同 井 本 正 広 │
│ 同 津 田 征士郎 │
│ 同 田 中 誠 一 │
│ 同 澤 田 昌 作 │
│ 同 高 本 一 臣 │
│ 同 坂 田 誠 二 │
│ 同 三 島 良 之 │
│ 同 原 亨 │
│ 同 小佐井 賀瑞宜 │
│ 同 藤 永 弘 │
│ 同 西 岡 誠 也 │
│ 同 福 永 洋 一 │
│ 熊本市議会議長 原 口 亮 志 様 │
│
熊本市議会会議規則の一部を改正する規則 │
│
熊本市議会会議規則(平成25年議会規則第1号)の一部を次のように改正す │
│ る。 │
│ 第1条第1項中「議員応招簿に署名し、又は押印」を「その旨を議長に通 │
│ 告」に改める。 │
│ 別表に次のように加える。 │
│ ┌──────┬───────────┬─────┬────────┐ │
│ │議員定数等の│議員定数及び各選挙区選│議長が選任│会長(会長が選任│ │
│ │あり方検討会│出議員数のあり方に関し│する議員 │されるまでの間 │ │
│ │ │協議又は調整を行うため│ │は、議長) │ │
│ └──────┴───────────┴─────┴────────┘ │
│ 様式第2号中「第八十六条」を「第八十六条第一項」に改める。 │
│ 様式第4号中「第百四十七条の二」を「第百四十七条の二第一項」に改める。│
│ 附 則 │
│ この規則は、公布の日から施行する。 │
│ (提出理由) │
│ 応招簿による通告方法を見直すとともに、地方自治法(昭和22年法律第67 │
│ 号)第100条第12項に規定する協議又は調整を行うための場を設置する等のた │
│ め、所要の改正を行うものである。 │
└─────────────────────────────────────┘
○原口亮志 議長 お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○原口亮志 議長 御異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
別に発言の通告がありませんので、これより採決いたします。
本案に対し、賛成の議員の起立または挙手を求めます。
〔賛成者起立〕
○原口亮志 議長 起立多数。
よって、本案は「可決」されました。
────────────────────────────
○原口亮志 議長 次に、日程第68、発議第19号「国産ワクチンの早期承認とワクチン及び経口薬開発体制の強化を求める意見書について」を議題といたします。
〔議題となった案件〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第19号 │
│ 国産ワクチンの早期承認とワクチン及び経口薬開発体制の強化を求める │
│ 意見書について │
│
熊本市議会会議規則第13条第1項の規定により意見書を次のとおり提出す │
│ る。 │
│ 令和3年12月17日提出 │
│ 熊本市議会議員 大 嶌 澄 雄 │
│ 同 井 本 正 広 │
│ 同 津 田 征士郎 │
│ 同 田 中 誠 一 │
│ 同 澤 田 昌 作 │
│ 同 高 本 一 臣 │
│ 同 坂 田 誠 二 │
│ 同 三 島 良 之 │
│ 同 原 亨 │
│ 同 小佐井 賀瑞宜 │
│ 同 藤 永 弘 │
│ 同 西 岡 誠 也 │
│ 同 福 永 洋 一 │
│ 熊本市議会議長 原 口 亮 志 様 │
│ 意 見 書 (案) │
│ 新型コロナウイルス感染症対策の推進と今後の感染症対策に万全を期するた │
│ め、国産ワクチンの早期承認とワクチン及び経口薬開発体制の強化に取り組ま │
│ れるよう要望いたします。 │
│ (理 由) │
│ 2019年に確認された新型コロナウイルス感染症は全世界に多大な影響を及ぼ │
│ し、2021年11月には、症例数が2億4,670万例となり、死者数は500万人を超え │
│ ました。 │
│ ことここに至るまでに、諸外国ではワクチンや経口薬の開発が進み、生産体 │
│ 制も急速に整備され、開発・承認・生産された国からワクチンの接種が進み、 │
│ 国内の混乱が一定の収まりを見せてきました。 │
│ 翻って我が国の状況は、先進国でありながらワクチンの供給は全て他国に頼 │
│ りきりとなっており、また、国産ワクチン及び国産経口薬の開発については、 │
│ 安全性や有効性の確認のため相応の時間が掛かっており、その承認は2022年に │
│ なる見込みとなっています。国民の生命が懸かっている事由であるため、政府 │
│ として慎重に対応しなければならない事案であると十分に理解しています。し │
│ かし、現状打破に向けて有効な手段を行使するとともに、将来に向けた体制整 │
│ 備を今のうちから行わなければ、未来に禍根を残すことになりかねません。 │
│ よって、政府におかれては、現在の新型コロナウイルス感染症対策を推進す │
│ るとともに、今後の感染症対策を万全にしていくため、下記の事項に取り組ま │
│ れるよう強く要望いたします。 │
│ 記 │
│ 1 国民が安心して接種できる、副反応の少ない国産ワクチン(KMバイオロ │
│ ジクスなど)の承認を可能な限り早期に行うこと。 │
│ 2 企業が行うワクチンや経口薬生産に伴う経営リスク(過剰在庫の発生など)│
│ に対し、更なる支援を行うこと。 │
│ 3 今後の新型感染症に対するワクチン開発や経口薬開発のために、政府とし │
│ て明確な目標設定と計画を策定し予算措置を行うこと。 │
│ │
│ 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 │
│ 令和 年 月 日 │
│ 議 長 名 │
│ 内閣総理大臣 ┐ │
│ 財務大臣 ├ 宛(各通) │
│ 厚生労働大臣 ┘ │
└─────────────────────────────────────┘
○原口亮志 議長 別に発言の通告がありませんので、これより採決いたします。
本案に対し、賛成の議員の起立または挙手を求めます。
〔賛成者起立〕
○原口亮志 議長 起立多数。
よって、本案は「可決」されました。
────────────────────────────
○原口亮志 議長 以上で第4回定例会の議事は全部終了いたしました。
────────────────────────────
○原口亮志 議長 令和3年第4回定例会を閉会するに当たり、一言御挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、19日間の会期を通じ、70余の案件について終始熱心に御審議いただき、本日ここに無事閉会の運びとなりましたことは、ひとえに議員各位の御協力のたまものと深く感謝申し上げます。
この1年を顧みますと、まさに新型コロナウイルス感染症対策に全力を傾注した1年でありました。現在、感染状況は落ち着きを見せているところであり、医療従事者をはじめとした関係各位の御尽力と、市民の皆様の御協力の成果であり、心より感謝と敬意を表するものであります。
そのようなコロナ禍の一年でありましたが、明るい話題もありました。東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、本市出身の野球の村上宗隆選手やパラリンピック水泳の富田宇宙選手は、それぞれメダルを獲得し、まさに本市の誇りであり、すばらしい活躍を見せてくれました。さらに、サッカーJリーグ、ロアッソ熊本がJ3優勝、悲願のJ2昇格を果たしたことも、多くの市民に勇気と感動を与えてくれました。
また本年は、熊本地震から5年目の節目の年であり、熊本城天守閣の一般公開や花畑広場の供用開始など、地震からの復興を力強く内外に向け発信することができました。
一方で、私ども議会においては、市民の皆様の声を市政に届け、施策に反映すべく、オンライン委員会の開催や委員会のインターネット放映の拡充、さらには高校生との意見交換会の実施や質問時間の見直しなど、コロナ禍においても様々な議会改革を進めることができ、議員各位に改めて感謝申し上げます。
結びに、執行部におかれましては、新年を迎えるに当たり、まずは迅速な給付金の給付や円滑なワクチンの3回目接種に万全を期していただくとともに、春に開催予定の全国都市緑化くまもとフェア及びアジア・太平洋水サミットの成功に向け、着実に準備を進めていただきますようお願いいたします。
本年も余すところ僅かとなってまいりましたが、皆様方におかれましては、御自愛の上、つつがなく越年くださいますよう心から御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 令和3年第4回定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
議員各位におかれましては、今会期中、追加提案をお願いした令和3年度補正予算案をはじめ、各号議案につきまして、慎重な御審議の上、議決いただきましたことに、まずもって感謝申し上げます。本会議、そして、各委員会の御審議の中で承りました御意見、御指摘を踏まえ、今後市政運営に取り組んでまいります。
さて、今年1年を振り返りますと、ただいま議長の御挨拶にもありましたように、昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対し、迅速な対応が求められた年でありました。
本市では、市民の皆様の命と健康、安心な暮らしを守ることを最優先に、ワクチン接種体制の構築や医療提供体制の強化、県による営業時間短縮要請への協力店舗に対する家賃支援など、本年1月から今定例会への追加提案も含め計15回の緊急対策を講じてまいりました。
また、本年は熊本地震の発生から5年の節目を迎え、引き続き被災された方お一人お一人に寄り添った取組を進めますとともに、3月に熊本駅白川口駅前広場が完成し、熊本城天守閣の復旧が完了したほか、去る11月には花畑広場が全面供用を開始するなど、復興への歩みを着実に進めてまいりました。これまで熊本地震からの復興の取組や、新型コロナウイルス感染症への様々な対応について御理解を賜りました議員各位をはじめ、市民の皆様にこの場をお借りしまして心から御礼を申し上げる次第であります。
来るべき新年におきましても、引き続き国や県、医療機関等と連携し、新型コロナウイルス感染症への対応に万全を期すとともに、被災者の皆様への切れ目のない生活支援や心のケアなどに取り組み、誰一人取り残されることのないよう支援を継続してまいります。
また、本市は来年4月で政令指定都市移行から10周年を迎えます。今後とも移行に伴い移譲された権限、財源を基に、区役所を拠点としたまちづくりを進めますとともに、指定都市市長会等を通じ、積極的に国への要請等を行っていくほか、連携中枢都市圏での取組をさらに進化させ、県全体の発展に向けた牽引役を担ってまいります。
さらに、行政のデジタル化や公共交通の利便性向上、熊本県新広域道路交通計画の推進などの新たなステップを着実に進めますとともに、春に開催予定の全国都市緑化くまもとフェア、くまもと花博や、第4回アジア・太平洋水サミットでは、国内外に本市の魅力を発信し、熊本のさらなる飛躍につなげるなど地域主義の理念の下、上質な生活都市の実現に向け取り組んでまいる所存です。
議員各位におかれましては、今後とも大所高所からの御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、本年を通じまして賜りました議長はじめ議員各位の御厚情に対し、重ねて感謝申し上げますとともに、議員各位には御健勝のうちによき新年を迎えられますよう、心から祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。大変お世話になりました。ありがとうございました。
────────────────────────────
○原口亮志 議長 では、これをもちまして第4回定例会を閉会いたします。
午前11時12分 閉会
〇本日の会議に付した事件
一、議事日程のとおり
令和3年12月17日
出席議員 48名
1番 原 口 亮 志 2番 園 川 良 二
3番 山 本 浩 之 4番 北 川 哉
5番 古 川 智 子 6番 島 津 哲 也
7番 吉 田 健 一 8番 伊 藤 和 仁
9番 平 江 透 10番 荒 川 慎太郎
11番 齊 藤 博 12番 田 島 幸 治
13番 日 隈 忍 14番 吉 村 健 治
15番 山 内 勝 志 16番 緒 方 夕 佳
17番 高 瀬 千鶴子 18番 三 森 至 加
19番 大 嶌 澄 雄 20番 光 永 邦 保
21番 高 本 一 臣 22番 福 永 洋 一
23番 西 岡 誠 也 24番 田 上 辰 也
25番 浜 田 大 介 26番 井 本 正 広
27番 藤 永 弘 28番 田 中 敦 朗
29番 紫 垣 正 仁 30番 小佐井 賀瑞宜
31番 寺 本 義 勝 32番 原 亨
33番 大 石 浩 文 34番 村 上 博
35番 上 田 芳 裕 36番 那 須 円
37番 澤 田 昌 作 38番 田 尻 善 裕
39番 満 永 寿 博 40番 田 中 誠 一
41番 津 田 征士郎 43番 藤 山 英 美
44番 落 水 清 弘 45番 倉 重 徹
46番 三 島 良 之 47番 坂 田 誠 二
48番 白河部 貞 志 49番 上 野 美恵子
説明のため出席した者
市長 大 西 一 史 副市長 深 水 政 彦
副市長 中垣内 隆 久 政策局長 田 中 俊 実
総務局長 宮 崎 裕 章 財政局長 田 中 陽 礼
文化市民局長 横 田 健 一 健康福祉局長 石 櫃 仁 美
環境局長 三 島 健 一 経済観光局長 田 上 聖 子
農水局長 岩 瀬 勝 二 都市建設局長 井 芹 和 哉
消防局長 西 岡 哲 弘 交通事業管理者 古 庄 修 治
上下水道事業管理者萱 野 晃 教育長 遠 藤 洋 路
中央区長 星 子 和 徳 東区長 津 田 善 幸
西区長 甲 斐 嗣 敏 南区長 江 幸 博
北区長 小 崎 昭 也
職務のため出席した議会局職員
局長 富 永 健 之 次長 和 田 仁
議事課長 池 福 史 弘 政策調査課長 上 野 公 一
令和3年第4回定例会付議事件集計表
〇市長提出議案………………………………………………… 68件
内
条 例………………………………………………… 10件 (可 決)
予 算………………………………………………… 9件 (可 決)
契約締結…………………………………………………… 1件 (可 決)
財産の取得………………………………………………… 1件 (可 決)
公務員任命………………………………………………… 1件 (同 意)
そ の 他………………………………………………… 46件 (可 決)
〇議員提出議案………………………………………………… 2件
内
規 則………………………………………………… 1件 (可 決)
意 見 書………………………………………………… 1件 (可 決)
〇一般質問……………………………………………………… 14件
〇諮 問………………………………………………… 5件
市長諮問…………………………………………………… 5件 (異議がない)
令和3年付議事件総計表
〇市長提出議案………………………………………………… 365件
内
条 例………………………………………………… 85件 (可 決)
予 算………………………………………………… 57件 (可 決)
決 算………………………………………………… 6件 ┌可決及び認定3件┐
└認定 3件) ┘
契約締結…………………………………………………… 13件 (可 決)
財産の取得………………………………………………… 6件 (可 決)
専決処分報告……………………………………………… 15件 (承 認)
公務員任命………………………………………………… 55件 (同 意)
そ の 他………………………………………………… 128件 (可 決)
〇議員提出議案………………………………………………… 19件
内
規 則………………………………………………… 3件 (可 決)
条 例………………………………………………… 1件 (可 決)
意 見 書………………………………………………… 15件 ┌可決 6件┐
└否決 9件┘
〇請 願………………………………………………… 2件 (不 採 択)
〇辞 職………………………………………………… 2件 (許 可)
〇請 求………………………………………………… 5件
常任委員の所属変更……………………………………… 2件 (許 可)
議会運営委員の辞任……………………………………… 1件 (許 可)
特別委員の辞任…………………………………………… 2件 (許 可)
〇選 任………………………………………………… 3件
〇選 挙………………………………………………… 5件
〇代表質問……………………………………………………… 4件
〇一般質問……………………………………………………… 46件
〇諮 問………………………………………………… 8件
市長諮問…………………………………………………… 8件 (異議がない)
令和3年 質問項目一覧表
第4回定例会
┌────┬─────┬───────────────────────┬───┐
│月 日│議 員 名│ 質 問 項 目 │ページ│
├────┼─────┼───────────────────────┼───┤
│12月1日│島津哲也 │有害鳥獣対策の取組について │ 15│
│ │ │ 有害鳥獣駆除に関する体制区分 │ 16│
│ │ │ 有害鳥獣駆除に関する自治会等への協力依頼 │ 17│
│ │ │有害鳥獣捕獲の報償金の支払時期 │ 18│
│ │ │第49回衆議院議員総選挙について │ 19│
│ │ │ 投票用紙の交付ミス │ 19│
│ │ │ 今回の選挙投票率と投票率向上の取組 │ 20│
│ │ │ 投票率向上に向けた本市独自の取組 │ 21│
│ │ │今後のエネルギー需給変動について │ 22│
│ │ │ 本市の地域エネルギー事業に伴う電力需給状況 │ 22│
│ │ │ 本市の省エネ対策 │ 23│
│ │ │ カーボンニュートラルに向けた取組 │ 24│
│ │ │区のまちづくりの取組について │ 25│
│ │ │ 各区役所の独自取組 │ 25│
│ │ │ 今後の西区の取組・方向性 │ 27│
│ │高本一臣 │新政権への期待と本市が果たすべき役割について │ 29│
│ │ │ 賃金を引き上げる経済環境について │ 29│
│ │ │ 民間のデジタル化推進について │ 31│
│ │ │緊急事態宣言・政府の新指標に伴う本市の考え方に│ 31│
│ │ │ついて │ │
│ │ │外国人観光客の受入れ体制について │ 33│
│ │ │むし歯ワースト(政令指定都市中)の課題と対策に│ 34│
│ │ │ついて │ │
│ │ │消防団の活性化と団員定数の見直しについて │ 36│
│ │ │学校施設の使用について │ 38│
│ │ │濃厚接触者への対応について │ 39│
│ │ │ 第5波での感染者数等と第6波を想定した体制に│ 40│
│ │ │ ついて │ │
│ │ │ 濃厚接触者等への差別や偏見対策について │ 41│
│ │ │組織改編(こども局設置)の必要性について │ 42│
│ │寺本義勝 │ハザードエリア(浸水区域)について │ 44│
│ │ │ 現行のハザードマップにおける浸水区域は │ 44│
│ │ │ 浸水区域における浸水深の根拠は │ 44│
│ │ │ 市民に対する浸水区域の周知(説明)状況と理解│ 45│
│ │ │ 度は │ │
│ │ │集落内開発制度の見直しについて │ 45│
│ │ │ 制度の目的と区域指定状況及び現在の開発動向は│ 45│
│ │ │ 見直しの目的とその内容は │ 45│
│ │ │ 浸水区域における市街化区域と調整区域における│ 46│
│ │ │ 取扱いの違いと理由 │ │
│ │ │ 見直しによる区域の縮小はあるのか │ 46│
│ │ │ 見直し説明会の状況は │ 46│
│ │ │ 設定する建築条件に対し補助制度は考えられない│ 47│
│ │ │ か │ │
│ │ │農業振興地域整備計画の全体見直しについて │ 48│
│ │ │ 通常時の農用地区域除外の状況は │ 48│
│ │ │ 全体見直しの手順と現在の進捗状況は │ 48│
│ │ │ 地域の発展と維持につながるような方策の有無 │ 50│
│ │ │補助金申請のオンライン化について │ 50│
│ │ │ 各種申請オンライン化の進捗と現状は │ 50│
│ │ │ まちづくり関連補助金のオンライン化に対する説│ 50│
│ │ │ 明とその反応は │ │
│ │ │ 各種申請における押印省略の進捗状況は │ 51│
│12月2日│藤永 弘 │新型コロナウイルス感染症第6波対策 │ 57│
│ │ │ 入院受入れ3割増について │ 58│
│ │ │ 医療提供体制の構築について │ 58│
│ │ │ 3回目のワクチン接種について │ 58│
│ │ │ 接種証明書について │ 60│
│ │ │飲酒運転根絶 │ 60│
│ │ │ 飲酒運転根絶に向けた取組 │ 61│
│ │ │ アルコール依存症対策、スクリーニングテストの│ 61│
│ │ │ 推進 │ │
│ │ │ 学校での飲酒運転撲滅に向けた飲酒教育の実施 │ 61│
│ │ │災害時の避難の勧め │ 62│
│ │ │ 浸水リスクと避難行動の調査について │ 63│
│ │ │ 気象防災アドバイザーの募集、受講について │ 63│
│ │ │火葬場予約システムの導入について │ 64│
│ │ │延命治療 │ 65│
│ │ │ メッセージノートについて │ 66│
│ │ │ 傷病者本人の意思決定を尊重するルール作りにつ│ 66│
│ │ │ いて │ │
│ │ │ペット可公営住宅の募集について │ 67│
│ │上野美恵子│新型コロナウイルス感染症への対応について │ 69│
│ │ │ 検査について │ 69│
│ │ │ 暮らしや営業への支援について │ 70│
│ │ │原油高騰への対応について │ 71│
│ │ │気候危機打開の取組について │ 73│
│ │ │ジェンダー平等の取組について │ 77│
│ │ │市庁舎整備について │ 79│
│ │ │ 中立的な議論について │ 79│
│ │ │ 会議資料の公開について │ 79│
│ │ │ 情報公開条例第7条の該当性について │ 80│
│ │ │ 分科会委員の選任について │ 80│
│ │ │ 開催回数、審議結果の取りまとめ時期について │ 80│
│ │ │ 会議公開により問題が生じる理由について │ 81│
│ │ │ 分科会委員の選任基準について │ 82│
│ │ │ 同じ大学関係者のみで構成される審議会の有無に│ 82│
│ │ │ ついて │ │
│ │ │高齢者・障がい者に優しいまちづくりについて │ 82│
│ │ │ 市内各所のバス停へのベンチ設置について │ 83│
│ │ │ 障がい者のさくらカード利用者負担1割の無料化│ 83│
│ │ │ について │ │
│ │ │ 利用者のニーズに対する見解について │ 83│
│ │ │ 通告内容について │ 84│
│ │北川 哉 │市民への情報発信について │ 84│
│ │ │ 緊急情報の発信について │ 85│
│ │ │ 回覧板等、通常時の情報発信について │ 85│
│ │ │食の流通、安定供給について │ 88│
│ │ │地域経済活性化に向けた官民連携について │ 89│
│ │ │教育について │ 91│
│ │ │ 熊本市教育委員会発行の啓発資料について │ 91│
│ │ │ 教育現場と教育長の進める改革での意思の乖離に│ 92│
│ │ │ ついて │ │
│ │ │政令指定都市熊本市が今後目指す未来像について │ 93│
│ │ │ 命を守る政策について │ 95│
│12月3日│上田芳裕 │コロナ禍が与えた影響について │ 99│
│ │ │ 地域の経済、労働環境等の現状について │100│
│ │ │ 市民生活への影響、生活保護・生活困窮者の現況│100│
│ │ │ について │ │
│ │ │ 学校生活、児童相談所、一時保護所の現況につい│100│
│ │ │ て │ │
│ │ │ 地域活動、高齢者健康づくりとささえりあの現況│100│
│ │ │ について │ │
│ │ │ウィズコロナを踏まえた地域経済浮揚の取組につい│103│
│ │ │て │ │
│ │ │ 本市主要施設の来客拡大への取組と市支援の在り│103│
│ │ │ 方について │ │
│ │ │ 県内、九州各都市との連携強化に向けて │103│
│ │ │ 中心及び地域商店街の復活への支援策について │103│
│ │ │SDGs未来都市宣言の取組について │105│
│ │ │ 本取組への新型コロナウイルス感染症による影響│106│
│ │ │ について │ │
│ │ │ 本取組推進に向けた地域、事業者との連携につい│106│
│ │ │ て │ │
│ │ │ 本市ESDの取組状況について │106│
│ │ │ 本市SDGs未来都市計画の総括と次期計画につ│106│
│ │ │ いて │ │
│ │ │本市透析患者の推移と透析排水の処理について │107│
│ │ │ 本市CKD対策、透析患者の動向について │107│
│ │ │ 透析排水処理の現状と地下水への影響について │108│
│ │ │ 排水の検査体制の現状について │108│
│ │ │ 上下水道局としての排水処理の指導、監督の在り│108│
│ │ │ 方について │ │
│ │ │教育課題について │110│
│ │ │ 学習指導要領の改訂後の取組状況について │110│
│ │ │ ICT教育の考え方とデジタル教科書導入の現状│111│
│ │ │ と展望について │ │
│ │山本浩之 │地方の伸び代を生かす取組について │113│
│ │ │ 地方の伸び代を生かす政策について │113│
│ │ │ マンガ県くまもとについて │114│
│ │ │ 所有者不明の土地問題について │115│
│ │ │スマートシティくまもと推進戦略について │116│
│ │ │熊本市公共施設等総合管理計画について │118│
│ │ │新たな交通政策について │119│
│ │ │ マナーや安全教育について │119│
│ │ │ シェアサイクルの社会実験について │120│
│ │ │ 交通局の経営形態の在り方について │122│
│ │ │ 熊本地域乗合バス事業共同経営について │123│
│ │ │スケートボードの普及について │124│
│ │ │花畑広場完成によるまちなかウォーカブルの推進に│125│
│ │ │ついて │ │
│ │小佐井 │新型コロナウイルス感染症、コロナ禍における諸課│127│
│ │ 賀瑞宜 │題 │ │
│ │ │ 無症状感染に関すること │127│
│ │ │ マスクの使用に関すること │129│
│ │ │ 感染防止、携帯用の意思表示カードの作成、公開│134│
│ │ │ に関すること │ │
│ │ │ ワクチン接種の進め方に関すること │136│
│ │ │ 仮称、同調圧力防止基本条例の制定に関すること│139│
│12月6日│三森至加 │糖原病の子供さんへの支援について │145│
│ │ │ 切れ目のない支援について │146│
│ │ │ 教育委員会や学校の支援について │147│
│ │ │熊本市でのデジタル人材育成について │148│
│ │ │ 地域雇用活性化推進事業の効果 │148│
│ │ │ 国の支援を活用して行っている事業 │150│
│ │ │私立保育所等における支援の充実について │151│
│ │ │ 看護師の配置や環境整備 │152│
│ │ │ 本市での支援の取組状況は │152│
│ │ │ 私立保育所等の保育士の処遇改善 │152│
│ │ │衆議院選挙の総括 │153│
│ │ │ 投票所でのトラブル │153│
│ │ │ 投票所での車いすについて │154│
│ │ │ ミスやトラブルに対しての市長の考え │155│
│ │ │子宮頸がんワクチンについて │156│
│ │ │ 子宮頸がんワクチン接種率、個別通知の効果 │157│
│ │ │ 無料接種の機会を逃された方への周知 │157│
│ │山内勝志 │新型コロナウイルス感染症対策の検証と第6波での│159│
│ │ │治療方針 │ │
│ │ │ 入院、施設療養、自宅療養の適用基準について │160│
│ │ │ 抗体カクテル療法の実施及び予防的投与の適用基│160│
│ │ │ 準について │ │
│ │ │ 重度障がい者や常時介護高齢者等の対応基準につ│160│
│ │ │ いて │ │
│ │ │ 家庭内感染を防ぐための方策について │160│
│ │ │ 自宅療養者への「委託契約に基づく訪問診療」に│160│
│ │ │ ついて │ │
│ │ │新型コロナウイルス感染症対策と公立病院再編 │162│
│ │ │「コロナ後遺症相談窓口」の設置 │163│
│ │ │ 重点医療機関としての市民病院の状況について │164│
│ │ │ コロナ後遺症相談窓口の設置について │164│
│ │ │総合ビジネス専門学校改革と起業家支援 │165│
│ │ │ 総合ビジネス専門学校の現状について │166│
│ │ │ 市立高校と市立専門学校の連携を前提にした選抜│166│
│ │ │ 方法について │ │
│ │ │
くまもと森都心プラザへのサテライト教室の設置│166│
│ │ │ について │ │
│ │ │ 一貫した「ビジネスリーダー育成体制」について│166│
│ │ │市役所の組織再編と職員の人員体制 │168│
│ │ │ 健康福祉局の組織再編について │168│
│ │ │ 職員の人員体制について │168│
│ │田中敦朗 │予算改革について │172│
│ │ │ 市政のさらなる見える化について │172│
│ │ │ 和光市の公会計制度、予算仕訳について │173│
│ │ │成果連動型民間委託契約の活用について │174│
│ │ │ 屋外広告物のチェックと登録について │174│
│ │ │令和時代の市庁舎の考え方について │175│
│ │ │ ICT、民間テナント、市有資産、PFIの有効│176│
│ │ │ 活用について │ │
│ │ │熊本市行政の進化のために │178│
│ │ │ プロジェクトマネジメントオフィスの活用につい│178│
│ │ │ て │ │
│ │ │ 労務監査の導入について │179│
│ │ │家庭ごみ収集の在り方について │180│
│ │ │ 現在の収集体制が適正かについて │181│
│12月7日│伊藤和仁 │オンライン学習支援について │186│
│ │ │企業版ふるさと納税について │188│
│ │ │ネットワーク型発達支援システムについて │191│
│ │ │ 療育支援の目的と理想の姿、目指すべき形、子ど│191│
│ │ │ も発達支援センターの役割、三次支援、包括支援│ │
│ │ │ の在り方について │ │
│ │ │ 児童発達支援センター機能強化事業の現状につい│193│
│ │ │ て │ │
│ │ │ 発達支援コーディネーターの今後の展開及び各園│193│
│ │ │ からの要望について │ │
│ │ │ ペアレントトレーニングとペアレントプログラム│194│
│ │ │ の実施状況について │ │
│ │ │特別支援教育について │195│
│ │ │ 移行支援シート等の問題点及び引継ぎ方法につい│196│
│ │ │ て │ │
│ │ │ 学級支援員の配置状況について │196│
│ │ │ 自校で通級による指導を受けている児童・生徒の│197│
│ │ │ 割合及び指導体制構築について │ │
│ │ │ 特別支援教育コーディネーターのブロック研修の│197│
│ │ │ 実績、通常学級の好事例について │ │
│ │西岡誠也 │内部統制の実効性を高める取組について │199│
│ │ │公務員の定年延長の課題と取組について │201│
│ │ │公開空地等の利用ルールの策定と活用促進の取組に│202│
│ │ │ついて │ │
│ │ │空き家の利用について │203│
│ │ │ 空き家の利活用について │203│
│ │ │ 空き家を公民館として借用する際の補助について│203│
│ │ │市電の輸送力アップについて │205│
│ │ │天守閣との分離による熊本城の特別見学通路の開放│206│
│ │ │について │ │
│ │ │弁護士によるいじめ予防教育について │206│
│ │ │コミュニティ交通のルート及び利用料金の検討につ│208│
│ │ │いて │ │
└────┴─────┴───────────────────────┴───┘...