○寺本義勝 分科会長 ただいまから
予算決算委員会都市整備分科会を開会いたします。
今回、当分科会において審査を分担します議案は、補正予算1件、決算2件、条例1件の計4件であります。
それでは、審査の方法及び日程についてお諮りいたします。
今定例会におきましては、
新型コロナウイルス感染拡大防止のための議事運営として、審査の日程を局及び部ごとに設定し、審査を行うこととしております。
よって、当分科会の審査の日程については、本日これより
都市建設局のうち
都市政策部及び住宅部並びに交通局について、明日午前10時より
都市建設局のうち公共建築部及び土木部並びに
各区土木センターについての審査を行い、審査の方法としては、まず補正予算及び関連議案について説明を聴取し、質疑を行い、質疑終結後、決算議案についての説明を聴取し、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○寺本義勝 分科会長 御異議なしと認め、そのように執り行います。
それでは、これより
都市建設局のうち
都市政策部及び住宅部並びに交通局に関する議案の審査を行います。
まず、議第222号「令和3年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての説明を求めます。
◎宮崎晶兆
首席審議員兼
都市政策課長 それでは、まず、
都市建設局所管の
補正予算案について総括説明をさせていただきます。
お手元の、令和3年第3回定例会、令和3年度
補正予算予算決算委員会説明資料の129ページをお願いいたします。
都市建設局分の一般会計の総括表となってございます。
最下段をお願いいたします。
所管予算合計欄を御覧ください。
補正前の439億777万円に対して、総額12億1,482万9,000円の減額で、補正後の額は426億9,294万1,000円としてございます。
内訳としましては増額が2件で、
移動等円滑化促進方針、
通称バリアフリーマスタープランの策定並びに
バス交通運行効率化に係る経費として合計6,700万円の増額でございまして、一方、令和3年度当初
予算計上事業の見直しに伴う減額分として12億2,152万9,000円の減額補正を行っております。この減額の内訳につきましては、国庫補助の内示減などを見直したものが11億4,524万5,000円、そのほか会議、イベント等の縮小、事務事業の見直しや調査の先送り及び執行残等によるものが7,628万4,000円となってございまして、詳細は担当課から後ほど御説明させていただきます。
次に、
都市政策課の補正予算について御説明させていただきます。
資料の135ページ、下段の項25
都市計画費、目10
都市計画総務費をお願いいたします。
都市政策課予算の1番目、
バリアフリーマスタープラン策定事業として320万円の増額補正を計上しております。これは高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、通称で
バリアフリー法と言っておりますが、これに基づき本市で
バリアフリーマスタープランを策定するに当たり、今年度必要な経費として計上するものでございます。
次に、3番、
一般管理経費につきましては、110万円の減額補正を計上しております。これは6月末時点で今年度に開催されないことが確定した会議、研修等の旅費等の費用を見直したものでございます。
以上でございます。
◎黒部宝生
交通政策課長 次のページでございます136ページ上段をお願いいたします。
1番、
バス交通運行効率化関係経費といたしまして350万円を計上しております。これは、
路線バス利用者の利便性向上を目的に、バス会社5社で利用可能な共通定期券を導入するための費用の一部について、県と協調補助を行うものでございます。
次に、2番、同じく
バス交通運行効率化関係経費につきまして45万円の減額を計上しております。これは、
新型コロナウイルス感染拡大の影響により執行しなかった旅費を減額するものでございます。
以上でございます。
◎上野勝治
市街地整備課長 次に、その下段をお願いいたします。
市街地整備課予算、1番、
花畑広場開業関連経費としまして90万円の減額補正を計上しております。これは
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、旅費等の執行を見直したことによるものでございます。
続いて3番、
一般管理経費としまして912万8,000円の減額補正を計上しております。これは旧熊本駅
周辺整備事務所として使用していたビルの賃貸借料等の執行残を減額したものでございます。
◎粟田修
都市デザイン課長 次に、その下段をお願いいたします。
都市デザイン課予算、1番、
歴史まちづくり事業として350万円の減額補正を計上しております。これは町屋などの保存・修景工事、
歴史的建造物保存活用計画の策定に係る助成金を、
新型コロナウイルスの影響により年度内に実施が厳しくなった民間の計画について、次年度以降に先送りしたことによるものでございます。
以上でございます。
◎原和義
住宅政策課長 次に、137ページをお願いいたします。
住宅管理費でございます。
住宅政策課の予算、1番、
家賃滞納訴訟関係経費としまして300万円の減額補正を計上いたしております。これは
新型コロナウイルス感染症拡大によります入居者の生活状況等を考慮いたしまして、強制執行に関する
補助業務委託を見直したものでございます。
以上でございます。
○寺本義勝 分科会長 次に、議第225号「熊本市
附属機関設置条例の一部改正について」の説明を求めます。
◎宮崎晶兆
首席審議員兼
都市政策課長 お手元の、令和3年9月第3回定例会議案及び令和3年第3回
定例会予算決算委員会都市整備分科会資料において、資料のA−1をお願いいたします。
議第225号「熊本市
附属機関設置条例の一部改正について」でございます。
先ほど補正予算の中で御説明申し上げました、
バリアフリーマスタープランの策定や実施に向けた協議を行う熊本市
移動等円滑化推進協議会を、市の附属機関として設置するものでございます。
このAの1の資料、ページをめくっていただいて、一番最後のページでございます3ページ目、右肩、資料A−1、
バリアフリーマスタープラン策定事業についてという表題の資料を御覧ください。
上段、四角囲みにお示しするとおり、今年度から面的・一体的な
バリアフリー化の方針等を共有し、関係者間で具体的な取組促進を図るため、「
バリアフリーマスタープラン」の策定に着手することとしております。
まず、1、背景についてでございますが、1ポツ目で、平成30年の
バリアフリー法の改正で、この
マスタープランの策定が努力義務化されたところでございます。また、2ポツ目で、本市が目指す、誰もが移動しやすく暮らしやすい
多核連携都市の実現に向けても、
バリアフリー環境の形成というものは重要でございまして、さらには、3ポツ目でございますけれども、人々が相互に理解を深める心の
バリアフリーの促進も急務となってございます。
次に、左下の2、
バリアフリーマスタープラン(
移動等円滑化促進方針)についての概要を説明させていただきます。
バリアフリーマスタープランでは、二重線の四角囲みのところに示しますとおり、基本的な方針や心の
バリアフリーに関する取組に加え、左図中の緑色で示しておりますような施設が集積した一定の圏域において、
移動等円滑化促進地区というものを設定いたします。そして、日常的に多くの方が利用する
生活関連施設、それから経路を位置づけて、地区の課題や取組方針を整理し、
バリアフリー化の促進を図ることとしてございます。また、青色の点線四角囲みで示しますとおり、関係者との調整状況に応じて、
重点整備地区や具体的な事業を位置づける基本構想も検討してまいりたいと考えております。
次に、右上の3、検討体制についてでございます。
策定に当たりましては、今回設置条例を上程しておりますこの熊本市
移動等円滑化推進協議会において、多様な関係者に参画いただきたいというふうに考えてございます。
次に、4、
スケジュール案についてでございますが、今年度は
移動等円滑化促進地区の選定や課題抽出などを行い、その後関係者と調整を図り、取組方針などを整理し、令和4年度中の策定を目指しているところでございます。
最後に、5、令和3年度予算についてでございます。
先ほど申し上げました今回補正予算としております320万円については、
検討支援業務に委託料として272万8,000円、協議会の運営に報酬、報償費としてそれぞれ40万円と7万2,000円を計上させていただいております。
説明につきましては以上でございます。
○寺本義勝 分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
補正予算及び関連議案について、質疑及び意見をお願いいたします。
◆落水清弘 委員
バリアフリーマスタープラン策定事業についてお伺いいたします。
村上委員がおいでになるのに僣越でございます、申し訳ございません。
ここに、心の
バリアフリーという言葉が書いてございまして、2回ほど、説明の方にも入っておりましたけれども、やはりさきの
ヨーロッパ視察の議会の報告にもありましたように、日本の
バリアフリーというものというか、障がい者、障がい者という日本語は私はあまり好きではないですけれども、言葉としてそれしかしゃべれないので障がい者という言葉を使いますけれども、障がいをお持ちの方に向けての心の向け方が違うのではないかという発言が議員の中から出ておりました。
どういうことかといいますと、
点字ブロックであるとか様々な
バリアフリーのハード施設が、ヨーロッパにおいては日本ほど普及していないと。もう
点字ブロックを見ることはほとんどないというふうな話もあっておりました。しかし、そのような中で、現地で見てこられた議員さんの方から、障がいをお持ちの方に対する市民、国民の意識が違うのではないかと。つまり、例えば車椅子の方が駅の階段のところに行って、ぱっと右手を挙げられたら、そこに二、三人ぱぱっと寄ってから、手伝ってあげていたということをおっしゃった議員さんがおられました。
例えば日本でそれをやって助ける人は、多分社会通念上、日本語で助けてくださいと言えば助けるでしょうけれども、そういう慣習がありませんので、村上委員、多分いないですよね、日本の場合。
ですから、やはりそういうふうな心の
バリアフリーの一番基本的なこと、要するに、誰もが一緒ですよね、自分が交通事故に遭って松葉づえをつくようになったときには、やはり自分が不便だから助けてほしいと思うことがあると思うんですけれども、やはりそういうふうな、生まれながらであろうと、後で障がいになろうと、高齢者になってなろうと、みんな同じなわけですよね。
結局これこそ人権の基本だと思うんですけれども、そういうときにヨーロッパのような、言葉に出さなくても自然と慣習の中で、習慣の中で日本人が体得できれば、私はこの
バリアフリーの問題はもっとしやすくなるのではないかと思います。この局で聞くのは恐縮ですけれども、どうしても最前線で御苦労されておりますので、だからこそ、その御苦労が少しでも軽減できればと思いまして今お伺いしているんですが、その心の
バリアフリーに対して、各局またがった上で、やはり今後普及していかなければならないことかと思います。それこそ、ハード部門の整備についてももっとやりやすくなると思いますので、御見解をお示しいただければ幸いです。
◎宮崎晶兆
首席審議員兼
都市政策課長 今委員から御指摘ありました心の
バリアフリーについてでございます。
この心の
バリアフリーにつきましては、令和2年の法改正によって追加された項目でございます。この心の
バリアフリーと申しますのが、高齢者、障がい者等の特性や考え方を理解し支え合うというような理念、それから意識の改革というようなことでございます。
先ほど資料の中で、今回上程しております
附属機関設置条例の中の、熊本市
移動等円滑化推進協議会というものを御説明申し上げましたけれども、それと同時に庁内の検討体制として、
庁内検討会というのを私ども設置させていただいております。その中では、私
ども都市建設局の
都市政策課と健康福祉局の
健康福祉政策課との共同事務局というふうになってございまして、さらには経済分野ですとか教育分野ですとか、もちろん
健康福祉分野、観光分野それぞれのいろいろな部局をまたがった上での全庁的な体制を取っているところでございます。そういった意味では、心の
バリアフリーといったものを全庁的に共有しながら、しっかり取り組んでまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆落水清弘 委員 ありがとうございます。
日本における障がい者の一番の障がいは、働かせない障がいだという人がいました。要するに、障がいをお持ちの方が社会に参画したり参加することが、日本は昔からあまり制度として整っていないと。
結局、人間は社会に参加したり参画したりすることが一番、私は幸せに近づく方法だと思います。やはり人が人と触れ合わずして幸せは存在しないわけですから、そういう意味から考えますと、やはりこの社会に対する参画とか参加とかという意識がどうしても、障がいをお持ちの方でも持っていない人間であっても、心の片隅に置かなければならないと思うんですよ。これはもうある意味で身体障がいだけの問題ではなくて、最近は特に精神障がいの方、ひきこもりとかそういう方々も社会参加ができない現状が存在するわけですよね。
ですから、とても多岐にわたるような話を今していて、こちらの局で話すのには申し訳ないんですけれども、やはり意識の中に持たないと変えることができませんので、どうぞ各局長さん方にも、そのようなことを旗振っていただければ幸いでございますので、よろしくお願いいたします。
委員長、ありがとうございます。
◆村上博 委員 少し関連なんですけれども、
バリアフリーマスタープランをつくっていただけるのは、もう非常にありがたいなというふうに思っています。
ただ、皆さんがこうやってつくられるときには、きちんとこういうふうな形を持ってつくられるんですけれども、やはりこれがどんなふうな人たちに、どんなふうに役に立つのかということが、果たしてイメージできているのかというのは多少心配なんです。
1つ私のエピソードを紹介すると、私がアメリカに行ったときに、鍾乳洞を見学に行ったんですけれども、鍾乳洞に行くときに、そこでお金を払って、鍾乳洞の入り口にある垂直のはしごを下りないといけないんですけれども、私はもう日本人として、いやいやもうとても行けないからと言うと、私のめいたちは行こうとすごく誘ってくるんですけれども、それを見ていたそこの経営者の人が、どうだ、やってみたらどうだというふうにしてあおるんです。それで私は、その頃は松葉づえでしたので、腕力ではしごを下りたんですけれども、鍾乳洞の入り口がだんだん天井が低くなっていくので、それから先へ行けなかったので、めいたちを先にやらせて私はそのはしごを登って戻ったら、そこの経営者が片目をつぶってにやりと笑って、1ドルを返したんです。
だから、非常に気持ちが、何でもやってみなさいよというような気持ちの上でそういう、本当だったらば、はしごはバリアなはずなんですけれども、そういう、今、落水委員の言われたように、みんながそういうふうな気持ちを持っている中での
バリアフリーということなので、これから皆さんが検討される
バリアフリーを、皆さんがそういう条件で一度体験されてからつくられるのかどうか、これはすごく重要かなと。例えば、この中で車椅子に乗ってこの周辺を回ってみられた方、どのくらいおられるのかということですよね。基本的にそういうことなんですよ。こんなにがたがたするのかとか、こんなに傾斜しているのかとか、そういうことを分かった上でこういう計画をつくっていかないと、誰のためにどうよくなるんだというようなことがイメージできないと、なかなか難しいのではないかなと。
大変期待しているだけに、局長をはじめ皆さんには、そういったところを肝に銘じて計画を進めてもらいたいなというふうに思います。
以上です。
○三森至加 副分科会長 せっかくこの検討体制として協議会と
庁内検討会を設置されますので、その
構成メンバーとして、女性の視点というところで女性をたくさん入れていただいて、しっかり目の行き届くような、やはり先ほど村上委員が言われたように、絵に描いた餅にならなくて、本当にやはり障がい者の人たちが、こういうふうにして変えてもらってよかったというふうに思われるように、気づくのは結構母親の目線とかそういうのがありますので、よかったら女性の委員さんを多く入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
◆高本一臣 委員 補正の全般的なことでちょっとお尋ねしますけれども、再度確認という意味になると思います。
今回の事業見直しは、昨年に続いてコロナのこういう状況なので致し方ない、最優先に取り組まないといけないということで、非常に事業の見直しというのは、ある意味私たちがこう、令和3年度の予算は必要だから、こういう必要だからということで、執行部の提案に基づいて承認した事業ばかりであります。
そういう中において、もう当局としても見直しをするというのは非常に大変な御苦労があったと、やはり推察します。それで、全体のやはり
都市建設局分がかなりの比重を占めているという部分もそうなんですけれども、内容を見れば、国からの内示減あたりがほとんどということでありますが、そういう中でも、補正減の事業を見てみると、やはり道路だったり橋梁部分だったり、あるいは
交通安全施設だったりということで、我々の生活に非常に密着した事業であります。
そういう中において、もちろんこれが市民生活に影響のないようにしないといけないということは、承知の上だと思いますけれども、その辺のところがないように、市民の生活に影響がないのかどうかも含めて、どのように対策というか、減らされた部分をどのように補っていくのかというか、その辺のところをちょっと考え方をお聞かせ願えればと思いますので、よろしくお願いします。
◎井芹和哉
都市建設局長 今、高本委員おっしゃられましたように、本年度の令和3年度の予算といいますのは、このコロナ禍という中においての予算ということで、ある程度のコロナというものを想定した予算であったということは、今、高本委員お述べのとおりでございます。
しかしながら、第4波の急速な拡大でありますとか、またそれ以降の第5波とか、非常に加速化への対応、それからワクチン等の対応等で、職員も含めまして、やはり資源をそこに投入しなければならなかったということ、そういう大きな変化があったことから、今回の令和3年度の予算についても、やはり見直しをということで、先ほど高本委員おっしゃられましたように、今回の減額の中でうちの局の占める割合は、やはり半分ちょっとぐらいあるというのは、もうそのとおりでございます。
それと、基本的に減額といいますのは、補助の内示減といったものを今回上げております。あとは事務経費では旅費でありますとか、要は4月から6、7月あたりで予定していたけれども結局会議をしなかったとか、そういったものについて減額させていただいている内容でございまして、基本的にこれからの事務の執行には影響が出ないような形での考え方ということはさせていただいているところでございます。
そのような中で、今いただきました道路でありますとか、その維持の部分でございます。これについても基本的に減額しておりますのは補助の内示に伴うものでございますので、既存の事業についてはしっかりできる体制は確保しておりますけれども、また突発的なこと等があれば、そういったものにはきちんと対応していきたいというふうに思っておりますので、まずは計画的な執行で、市民の皆様のニーズにきちんと応えていきたいというふうに思ってございます。よろしくお願いいたします。
◆高本一臣 委員 今、局長の答弁で安心はしました。事業ができる
体制づくりに努めるということで、市民の生活には影響がないということで行われるということみたいです。
ただ、昨年も実は事業の見直しをされていますよね。ということは、昨年の先送りの部分が多分今年度に行って、今年度の分も先送りということは、また来年の令和4年度の事業に関して、やはり多少影響はあったりとかすると思うんですよ。ただでさえ
マンパワー不足の状況の中、やはりそういう中、先送り部分についてあたりも細かくきちっと対応ができる
体制づくり、これをしていただきたいと思いますことと、もう遠慮なく、人が足らないなら、やはりきちっと我々もそのところはバックアップをさせてもらいますので、議会側からも。
遠慮なくそういうのも、それがお互い何か、よく執行部が市民に寄り添ったというふうな言葉を使われますけれども、議会にもしっかり寄り添ってください。議会もこうやって応援できるところはしっかり応援したいと思いますので、とにかくもう市民の生活に支障がないように取り組んでいただけたらと思いますので、よろしくお願いしておきます。
以上です。
○寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○寺本義勝 分科会長 ほかになければ、以上で補正予算及び関連議案に関する審査を終了いたします。
引き続き、決算議案についての審査を行います。
まず、議第282号「令和2年度熊本市各会計決算について」中、当
分科会関係分について説明を求めます。
◎角田俊一
都市政策部長 私の方から
都市政策部関連について御報告させていただきます。
令和2年度
決算状況報告書の189ページをお願いいたします。
表の上の方の4行目に太文字で記載してございます主な取組ごとに、概略を御説明させていただきたいと思います。
まず、189ページ、
多核連携都市づくりの推進と適正な土地利用への誘導でございます。
真ん中の段の実績の1つ目、
都市計画GISデータ整備経費では、
都市計画道路や用途地区といった
都市計画情報の提供のための
データ整備を行ったものでございます。
次に2つ目、地域拠点の拠点性維持・
拡充施策検討経費では、各拠点の特性把握を行っております。今後は最下段にございますように、都市機能の維持確保はもとより、特性を生かした
まちづくり施策の検討に取り組むこととしております。
続きまして、191ページ、主な取組の地域の特性に即した都市景観の保全、育成、創造についてでございます。
実績としては5つ書いてございますけれども、主なものとしましては3つ目、町並み復旧保存支援経費では、新町・古町や川尻地区の町屋など8件に助成を実施しております。昨年度までは被災町屋の復旧でございましたけれども、今年度からは町並みづくり事業へと引き継ぎまして、町屋の保全、そして活用への取組を進めてまいります。
続きまして、195ページ、主な取組、熊本城周辺エリアのにぎわい創出と回遊性の向上でございます。
真ん中の段、実績としましては、1つ目、桜町・花畑周辺地区まちづくり推進経費におきましては、桜町・花畑周辺地区のオープンスペースにつきまして、検討委員会などの開催によりまして愛称を花畑広場に決定しております。また、運営管理に係る意見聴取も実施しております。
2つ目、
シンボルプロムナードなどの整備事業におきましては、花畑広場の工事を進めたところでございます。今後は利用促進に向けた広報などを進めたいと考えております。
続きまして、196ページをお願いいたします。
歩いて楽しめる都市空間の創出でございます。
実績としましては、1つ目、ウォーカブル都市推進経費では、道路空間の再配分に関する交通解析の実施とともに、地元商店街と勉強会を開催しまして概略設計を行っております。
2つ目、駐車場の適正配置に係る検討経費では、学識経験者、民間団体などから成ります委員会を開催しまして、「まちなか駐車場適正化計画」を策定いたしました。今後は条例の改正などを想定しております。
続きまして、197ページをお願いいたします。
熊本駅白川口(東口)駅前広場の整備でございます。
実績としましては、1つ目、熊本駅白川口(東口)駅前広場整備事業では、上屋設置の工事などを行っております。昨年度までで白川口駅前広場も完成しておりまして、今後はJRと連携し、にぎわいの創出や施設の維持管理に取り組んでまいります。
続きまして、198ページをお願いいたします。
熊本駅周辺のまちづくりの推進でございます。
実績としましては、1つ目、熊本駅周辺まちづくり推進経費では、自治会や企業を交えた勉強会を開催しております。今後も駅前広場の活用やJRの開発と併せまして、またまちづくりセンターとも連携して、まちづくりに取り組みたいと考えております。
続きまして、199ページ、公共交通ネットワークの維持・再構築でございます。
実績としましては、2つ目、
バス交通運行効率化関係経費では、バス事業者の共同経営の支援やまちなか回遊性の向上に向けまして新規路線の検討を行っております。今後も共同経営推進室と連携しまして、再編や利活用が円滑かつ早期に進むように支援してまいります。
次に、4つ目、地方バス路線維持費助成・鉄道維持費助成・フェリー航路維持緊急支援経費におきましては、
新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして影響を受けた事業者を支援したところでございます。引き続き国にも支援を要望していくとともに、利便性向上や利用者増加を図るための取組を進めたいと考えております。
続きまして、204ページ、自転車利用環境の向上でございます。
実績としましては、まちなか中心部市道5路線、それから白川ちゃりんぽみちにおきまして走行空間整備を行うとともに、熊本駅南自転車駐車場及び田崎橋自転車駐車場の整備を行っております。今後につきましては、本年3月に策定しました「熊本市自転車活用推進計画」に基づきまして、利活用を含めた自転車施策を推進したいと考えております。
最後に、210ページ、住宅に関する情報の提供と良質な住まいづくりの推進の中から、宅地復旧に係る部分について御説明させていただきます。
実績の1つ目、宅地復旧支援事業では、熊本地震復興基金を活用しました宅地復旧費用に対する補助金の支給や、2つ目、宅地耐震化推進事業の一つであります液状化対策については、近見地区の地下水位低下工法を実施する全8地区において事業同意が調っております。このうち昨年度の着手が3地区ございますので、全部で6地区に工事着工をしております。また、地盤改良工法を採用した地区におきましては詳細設計を行い、施工同意を取得した宅地から工事を行っております。今後も施工同意取得をはじめましてスピード感を持って取り組みたいと考えております。
以上で私の説明を終わらせていただきます。
◎吉住和征 住宅部長 私からは、住宅部所管の主な内容について御説明させていただきます。
同じく、まず210ページをお願いいたします。
住宅に関する情報の提供と良質な住まいづくりの推進の取組でございます。
このうち住宅部が所管する取組につきまして、実績欄の上から3つ目、熊本地震関連の被災者住宅支援事業について御説明申し上げます。
この事業では被災者に対し、みなし仮設住宅を364戸提供しております。この被災者支援事業につきましての今後の対応でございますが、被災者の再建状況を確認しながら仮設住宅の提供期間内に恒久的な住まいの再建をできるよう関係部局と連携し、引き続き支援してまいりたいと思います。
次の被災マンション建替え支援事業につきましては、5団地のうち1団地が令和2年度中に建替え事業を完了しております。3団地につきましては、設計等の補助交付決定をし、建替えに向けた事業継続中であり、残る1団地につきましては、解体に向けた補助交付の決定をいたしました。
次に、飛びまして212ページをお願いいたします。
空き家の発生抑制と有効活用の促進の取組でございます。
実績欄の上から5つ目、熊本市空き家バンクでございます。令和2年12月に不動産団体4団体と協定を締結し、令和3年1月から空き家バンクへの登録物件の募集を開始いたしました。
次に、実績欄の7つ目でございます。県外からの移住者に対し、中古住宅購入費用の一部補助を開始し、空き家の発生抑制を行いました。
次に、213ページをお願いいたします。
実績欄の3つ目でございます。倒壊等著しく保安上危険と判断した所有者不在の空き家2件について、事前に第三者機関である熊本市特定空家等措置審議会において、略式代執行が適当であるか意見を伺い、除却工事を実施いたしました。
次に、214ページをお願いいたします。
建築物の耐震化の推進の取組でございます。
検証指数にございます戸建木造住宅耐震化に関する事業でございます。
これらの事業につきましては、熊本地震直後ほどの申込みはないものの、令和2年度も地震以前を超える件数となっており、今でも市民が高い関心を持っていることがうかがえます。今後は熊本地震から時間がたつことで、高まった耐震化の意識が薄れていく可能性があることから、効果的な普及啓発活動に取り組んでいきたいと考えております。
続きまして、218ページをお願いいたします。
市営住宅の計画的な建替の取組についてでございます。
実績といたしまして、建替事業におきまして、植木町菱形団地建替に伴う敷地等の造成工事を実施し、楠団地では既存住宅の解体工事を実施いたしました。
今後の対応といたしましては、下の段の表、一番下の欄に記載しておりますが、市営住宅の建替につきましては、市営住宅長寿命化計画を策定しておりますので、その計画に基づきまして建替を進めることとしております。
私からは以上でございます。
○寺本義勝 分科会長 次に、議第287号「令和2年度熊本市
交通事業会計決算の認定について」の説明を求めます。
◎河本英典 交通局次長 交通事業会計の令和2年度決算状況につきまして御説明いたします。
都市整備分科会資料の右肩に資料、交−1と記載してあります資料をお願いいたします。
決算につきましては、先日の議員全員会議で御報告してありますので、簡潔に御説明いたします。
まず、1ページをお願いいたします。
施設及び業務の概要でございますけれども、乗客数は673万4,880人でございまして、対前年度比では約427万人、率にして38.8%減少しております。また、運賃収入は9億7,905万円余でございまして、対前年度比では約6億円、率にして37.9%減少しております。
利用者が大幅に減少した要因につきましては、御承知のとおり
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い2度の緊急事態宣言等により外出自粛の要請や、多くのイベントが中止になったことなどが要因として挙げられます。
続きまして、2ページをお願いいたします。
令和2年度の決算状況につきまして、収益的収支と資本的収支に分けまして、帯グラフでお示ししております。
まず、上段の収益的収支でございますけれども、収入総額は18億1,604万円余でございまして、内訳は運賃収入が9億7,905万円余と全体の約5割を占めております。その他一般会計補助金が5億2,791万円余、広告料の収入が9,526万円余などとなっております。支出総額は20億2,062万円余で、内訳は職員給与費11億2,771万円余、減価償却費は3億6,701万円余などとなっておりまして、その結果、令和2年度は2億458万5,000円の純損失となっております。
次に、下段の設備投資などを表す資本的収支でございますけれども、収入総額は3億5,281万円余で、内訳は企業債1億4,170万円余などとなっております。支出総額は7億7,409万円余で、内訳は建設改良費3億197万円、企業債償還金が3億6,012万円余などとなっておりまして、この収支差4億2,128万5,000円につきましては、減債積立金など補填財源として充てているところでございます。
3ページに収益的収支、4ページに資本的収支の前年度と比較した内訳を記載しておりますけれども、説明は省略させていただきます。
続きまして、最後のページをお願いいたします。
新型コロナウイルスの感染症による市電の乗客の人員への影響について御説明させていただきます。
新型コロナウイルスの感染者数が棒グラフ、市電の乗客の人員が折れ線グラフで、週ごとの人員をお示ししております。
感染者数が増えて緊急事態宣言等が出されますと市電の乗客人員が減少しますことから、現在の見込みでは今年度の乗客数は、下段の表になりますけれども、令和2年度より約8%増えるものの、令和元年度に比べますと36%程度減少する見込みでございます。
今年度も大変厳しい経営状況となることが見込まれますけれども、今後も経営健全化に努めながら、本市の基幹交通軸としての役割を果たしていきたいと考えております。
説明は以上でございます。
○寺本義勝 分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
決算議案について質疑及び意見をお願いします。
◆北川哉 委員
決算状況報告書の198ページの熊本駅周辺エリアの整備ということで、当然昨年度8回の勉強会という形で、まちづくりの中でイベント等をやっていったということですけれども、一番下に熊本駅の利用者増加につなげるということでもありますので、例えばイベントを開催するときは、当然コロナのことを考えながら、開催できるか、できないかという形で、多分このしらかわ花灯りも、花火大会もされたと思うんですけれども、これの中で、例えば今後、まだ収束には満たないとは思いますけれども、例えば次年度にはコロナの中でもこういったやり方をしていく、もしくはアフターコロナであればもっと駅に、中心部もしくは多くのところから人を呼ぶといった話とかは出てきたのでしょうか。
◎上野勝治
市街地整備課長 校区関係のまちづくりにつきましては、4月から西区と連携しながらというところで進めているという状況でございまして、御存じのとおりコロナというような状況で、挨拶にまず伺いまして、今後も駅前広場を使ったいろいろなまちづくりをというところでお話をした矢先にコロナというところで、今のところ、いろいろな御意見というところもまだ聞けていないというような状況でございます。
それから、現在の駅前広場もそうなんですが、予約状況というのを今中止しているという状況でございまして、実際4月以降開催できたというのが1件の状況でございますので、今後アフターコロナに向かっては、企業さんのコミュニティみたいな協議会もつくっておりますし、地元の方の協議会、そういうところもつくっておりますので、我々も働きかけをしながら、ぜひいろいろなにぎわいの創出に努めていければと思っております。
◆北川哉 委員 ありがとうございました。
195ページから熊本城周辺エリアのにぎわい創出と、196、197ページだと、駅から熊本駅周辺や、お城の中心部から駅周辺ということで、この決算でしっかりとつくった話であったり積み上げたものをしっかりと、コロナ後のことを見据えた形で、この話合いができたことも重点として今後も進めていっていただければなと。まずはこのコロナの第6波が来てしまうかもということで、恐らく付き合いながらのイベント開催ということを模索しながら、大変な歩みながらの開催になるとは思いますけれども、何とかこのにぎわいを残しつつ、明けたときにはしっかりとできるような形を取っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
以上です。
○寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
◆園川良二 委員 210ページの宅地復旧支援事業の中の決算で、市債が18億6,550万円使われておりますが、これは将来的に国からの支援とかというのはあるんですか。これは単なる市の借金として残っていくんですか。そこをちょっと教えていただけますか。
◎上村祐一 震災対策課長 宅地耐震化推進事業におきましては、国庫補助事業でやってございまして、決算額の47億円のうち約44億円は宅地復旧支援の方で賄っております。この内訳、すみません、ちょっと詳細にはございませんけれども、国庫補助事業で使いますのが約37億円で、宅地耐震化推進事業の決算となっております。このうちの半額分を国庫補助事業でいただきますが、その半分は災害復旧事業債ということで50%丸々つきます。そして、その50%のうち95%は特別交付税で返ってございますので、実際の負担額としては2.5%が市の負担ということになってございます。
以上でございます。
◆園川良二 委員 市の負担は2.5%でいいということですね、分かりました。
○寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
◆落水清弘 委員 189ページのGISのことについてお伺いしたいと思います。
先般、熱海で土石流が大変ひどいのがありましたですよね。静岡県の方では森林情報共有システムというものをつくって、現実的にはそれは役に立たなかったわけですけれども、そういうことに活用できればという思いでつくってらっしゃるんだと思いますけれども、これとやはりGISとの関係を検討する時代に入ってきているような気がするんですよ。
それと、先般、坪井川の底の下水管を破りましたよね。あれは直接的にここの局では関係ないかもしれませんけれども、あれもGISに載せていれば、ああいう事故は起きないで済んだという経緯もありますので、その辺についてGIS全体の見解、分かる範囲で結構ですのでお示しいただければありがたいです。
◎宮崎晶兆
首席審議員兼
都市政策課長 こちら189ページの都市計画GISの整備経費につきましては、これまでの既存のシステムについて、より市民に分かりやすくするために、このデータの整備構築を図ったところでございます。
今委員もおっしゃっていただいたとおり、様々なデータというものにつきまして今後とも市民に分かりやすくデータの加工ですとか修正とかをやっていこうと思っておりますので、これについては今後様々な観点から検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◆落水清弘 委員 今言われましたように様々な観点からという、本当に様々な観点から、この局管内だけのことでなくて、これは載せておった方が後々業者さん、市民向けに、よりよいものになると気がついたところはお互いに連携を取っていただきたいんですよ。
やはり下水管一つ取っても、あそこにGISで1本線が入っていれば、あんな事故は起きないわけではないですか。ですから、現実的には橋の下の川底ということですから、全く局に関係のないことでもありませんし、また今回熱海のことに関して早速対応いただいて、2か所は行政の方から注意勧告みたいなものをしていただいているかと思いますけれども、本当にその件は感謝いたしますけれども、あの辺も県と連携して、静岡県がやっているような森林情報共有システムなどをGISと組み合わせていけば、より一層安全を図れるようなやり方ができると思いますので、広く情報公開を市民に向けて、または工事を行われる業者さん向けに、ぜひやっていただきたいんですよ。そのことが全体的な公益につながることになりますので、今後よろしくお願いいたします。
もう1点、重要ですから。208ページの井芹川第8・10排水区の分です。
排水機場、おかげさまで随分御苦労されて土地収用まで行き着いたかと思いますけれども、その辺の苦労話をやっていただきましょうか。ぜひお願いいたします。
◎米村浩介 土木部長 井芹川の工事なんですけれども、排水機場を予定しておりました用地買収、結構時間がかかりまして、議員の皆様方の御協力もいただいたところでめどがついたところでございます。詳細の設計をただいま行っておりまして、終わり次第実施の方に移りたいというふうに考えておる次第でございます。
ただ、排水機場を先行してやるものの、下水道の貯留管、これはまだ道路の用地買収が一部残っておりますので、その買収が終わり次第、貯留管の実施設計と、あと現地の施工の方に移る予定にしております。
まだしばらく時間をいただくことになるかと思いますけれども、施設の完成に向けて、今努力をしているところでございます。
以上でございます。
◆落水清弘 委員 ありがとうございます。もう陳情書にも100社以上の企業が心配して署名押印いただいているような状況でもありますし、今日あえてここでお話を出したのは、地下プールの話をしたかったんですよ。熊本市で初めての地下貯留プールではないですか。あれは行政がコマーシャルすべきですよ。局長、どこかのタイミングで記者会見でもしていただいて、こんなに熊本市は危機管理に対して力を注いでいるということを、ぜひコマーシャルしていただきたい。やはり熊本市で初めての地下プールですから、ぜひその辺のところ、局長、お願いしていいですか。
(「分かりました」と呼ぶ者あり)
◆落水清弘 委員 結構です。
○寺本義勝 分科会長 ほかにございませんか。
◆園川良二 委員 213ページの空き家の代執行ですけれども、2件実施されたということでここに計上されておりますが、この空き家代執行に至るまでの、何というか、代執行する基準というか、そこをちょっと教えていただきたいなというふうに思います。
審議会の決定を受けた上でされているかと思うんですけれども、そこの基準が何かあれば教えていただけますか。よろしくお願いいたします。
◎小山博徳 空家対策課長 代執行につきましては、今回やっております略式代執行なんですけれども、所有者が判明しないというところで略式の代執行を行っております。
その基準につきましては、緊急性、もう圧迫されたやつ、もしくは周囲に及ぼす影響が大きいものにつきまして審議会に諮り、代執行を行ったところでございます。
明確な基準というのは説明が難しいんですけれども、総合的な判断を行いまして実施しているという状況でございます。
◆園川良二 委員 なかなか説明が難しいかとは思いますが、今後こういった危険な空き家がかなり増えてくるかなというふうに思っております。私もそういう中でいろいろ相談も受けておりますが、代執行に至る基準というか、そこをもう少し明確に分かるようにしていただければありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。