• "補助内示"(1/1)
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  1. 熊本市議会 2021-06-17
    令和 3年第 2回都市整備分科会−06月17日-01号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年第 2回都市整備分科会−06月17日-01号令和 3年第 2回都市整備分科会                都市整備分科会会議録 開催年月日   令和3年6月17日(木) 開催場所    都市整備委員会室 出席委員    8名         寺 本 義 勝 分科会長   三 森 至 加 副分科会長         園 川 良 二 委員     北 川   哉 委員         高 本 一 臣 委員     村 上   博 委員         落 水 清 弘 委員     坂 田 誠 二 委員 議題・協議事項   (1)委員席の決定   (2)議案の審査(3件)      議第 166号「令和3年度熊本市一般会計補正予算」中、都市整備分科会関係分      議第 171号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、都市整備分科会関係分      議第 181号「熊本市都市公園条例の一部改正について」                             午前 9時59分 開会
    寺本義勝 分科会長  ただいまから予算決算委員会都市整備分科会を開会いたします。  本日の議事に入ります前に、本定例会におきまして、当委員会に高本一臣委員が新たに選任されましたので、御紹介いたします。         〔高本委員挨拶〕 ○寺本義勝 分科会長  次に、委員席についてお諮りいたします。  委員席につきましては、ただいま御着席のとおりといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○寺本義勝 分科会長  御異議なしと認め、御着席のとおり決定いたします。  この際申し上げます。  予算決算委員会に付託されました補正予算案概況説明に関する資料については、お手元に配付いたしておきました。なお、各分科会における審査の分担等については、タブレットに掲載しておりますので、御承知おき願います。  次に、執行部より発言の申出があっておりますので、これを許可します。 ◎井芹和哉 都市建設局長  2件の御報告とおわびを申し上げます。  初めに、坪井川側道橋緊急補強工事で発生いたしました下水管破損対応状況につきまして御報告させていただきます。  本工事は、昨年12月に坪井川側道橋橋脚損傷により橋梁の傾きが確認されましたことから、本年4月より橋梁の転倒を防止する緊急工事におきまして、5月18日に坪井川右岸に施工に必要な場所を築造する際、坪井川の下に埋設されていた下水道管を損傷させたものでございます。  現在、応急処置により下水道機能は回復しておりますが、今後はこのような事故が発生しないように再発防止策を立てて取り組んでまいります。  次に、熊本労働基準監督署からの是正勧告についてでございます。  昨年7月9日に豪雨によるのり面の一部崩壊箇所におきまして、応急処置の準備確認中、北区土木センター職員が滑落し、負傷したものでございます。この労働災害につきまして、本年5月17日、熊本労働基準監督署より、高所作業での安全帯使用等墜落防止措置が講じられていなかったことにつきまして、法令違反として是正勧告を受けたものでございます。  今後、このようなことがないよう再度職員への安全教育等の研修を行いますとともに、再発防止に努めてまいります。  いずれの案件につきましても、委員各位はじめ市民の皆様や関係者の皆様に御迷惑、御心配をおかけいたしましたことをおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。  詳細につきましては、後ほど所管事務報告で御説明させていただきたいと存じておりますので、土木部の説明者につきましては、ここで退席させていただきます。  以上でございます。 ○寺本義勝 分科会長  発言は終わりました。  これより本日の議事に入ります。  今回、当分科会において審査を分担します議案は、補正予算1件、条例2件の計3件であります。  それでは、審査の方法及び日程についてお諮りいたします。  今定例会におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のための議事運営として、審査の日程を局及び部ごとに設定し、審査を行うこととしております。  よって、当分科会の審査の日程については、本日これより都市建設局のうち都市政策部、住宅部並びに交通局について、休憩を挟んで都市建設局のうち公共建築部、土木部並びに各区土木センターについての審査を行い、審査の方法としては議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○寺本義勝 分科会長  御異議なしと認め、そのように執り行います。  それでは、これより都市建設局のうち都市政策部、住宅部並びに交通局に関する議案の審査を行います。  まず、議第166号「令和3年度熊本市一般会計補正予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎宮崎晶兆 首席審議員都市政策課長  都市建設局所管一般会計補正予算の概要について御説明申し上げます。  資料は令和3年第2回定例会、令和3年度補正予算予算決算委員会説明資料の131ページをお願いいたします。  上段の総括表の歳出の最終行を御覧ください。  今回、都市建設局分補正予算合計は5,600万円の増額で、補正後の額が439億777万円となっております。  その下が債務負担行為でございますが、入れ替わり後に土木部から御説明させていただきます。  また、補正予算の内容につきましては、担当課から御説明させていただきます。  以上でございます。 ◎上野勝治 市街地整備課長  予算決算委員会説明資料の135ページをお願いいたします。  新規事業としまして、熊本駅西土地区画整理事業地内地質調査経費としまして5,000万円を計上しております。これは、熊本駅西土地区画整理事業区域内の擁壁につきまして、10か所ほどに数センチほどの沈下や傾きが生じておりまして、これらの地質調査や安全性の検証等を行うために要する経費でございます。  説明は以上でございます。 ○寺本義勝 分科会長  次に、議第181号「熊本市都市公園条例の一部改正について」の説明を求めます。 ◎上野勝治 市街地整備課長  令和3年第2回定例会予算決算委員会都市整備分科会都市整備委員会参考資料2をお願いいたします。  議第181号「熊本市都市公園条例の一部改正について」御説明いたします。  改正内容としましては、まず条例第24条の改正でございますが、令和3年第1回定例会で、花畑広場広場区域において指定管理者による管理が可能となるくまもと街なか広場条例を制定したところでございます。  今回、辛島公園及び花畑公園につきまして、指定管理者による花畑広場の一体的な運営管理ができるように指定管理者制度を導入するものでございます。  また、条例第27条及び別表第5の改正を行うことで広場と公園を一体的に利活用する場合の手続の一元化と利用者の利便性の向上、さらなるまちなかのにぎわいの創出を目的として、辛島公園芝生広場及び多目的広場花畑公園北側道路有料公園施設とし、使用料を追加いたします。  さらに、市民サービス向上を目的として、将来的に指定管理者のインセンティブが働くように、有料公園施設利用料金指定管理者が自己の収入として収受可能とするため利用料金の規定を設けるものです。  条例改正の提案理由でございます。  辛島公園及び花畑公園指定管理者制度を導入するとともに、これらの公園施設使用料等を定める必要があるため、熊本市都市公園条例の一部改正を提出するものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○寺本義勝 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について、質疑及び意見をお願いします。 ◆高本一臣 委員  ただいまの都市公園条例の一部改正についてでありますが、使用料が発生する指定管理者制度に移行、導入するためというのも一つの理由だと思いますけれども、使用料が発生するということで、使用料がそれぞれ記載されてあります。この使用料の積算根拠、ちょっと教えていただければと思います。 ◎上野勝治 市街地整備課長  この使用料の積算根拠ということで、説明させていただきます。  まず、先般くまもと街なか広場条例ということを設定させていただきました。今回、公園の使用料を算定するにおきましては、こちらの街なか広場条例で設定しました平日の全面利用時の使用料単価、この平米単価が76円でございます。こちらを採用させていただいております。  また、公園の方の条例で規定されております協議会や集会とか、その辺に催しのために設ける仮設工作物占用使用料単価、こちらの方が77円とほぼ同じ単価になっているというところで、今回76円の平米単価というところを採用させていただいております。  これに広場のイベントの開催時間といいますのが12時間、午前9時〜午後9時ということ設定しておりますので、この76円を12時間で割って、それぞれの有料公園施設の面積を掛けた費用を時間単価として設定させていただいているところでございます。 ◆高本一臣 委員  積算根拠については分かりました。ということは、朝の9時〜21時までの使用ということで、時間帯によっての金額の変動というのはないんですかね。 ◎上野勝治 市街地整備課長  今回のこの時間設定につきまして、時間によっての変更というのはございません。 ◆高本一臣 委員  朝の9時〜21時まで午前中だろうが、夜間というか午後6時、7時ぐらいからが夜間になるんでしょうけれども、そういうのはもう全然関係なくて、一律この料金使用料ということで認識しました。  これからイベントとかも誘致して、そしてにぎわいを持たせるために指定管理者制度を導入されるということは、それなりに民間を活用して、にぎわせるということでありますので、期待すると同時に本当に市民の皆さん、利用する皆さんの利便性向上が第一原則だと思いますので、そのようになるようにしっかり頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ◆落水清弘 委員  今の関連ですけれども、辛島公園のところに関しまして、私自身正確な話かどうかは分からないまま聞いていまして、大変失礼いたします。印象的に、値上げしたような印象を私は受けておりますけれども、前と比べて平米単価とか何か時間単価とか、そういうものの比較をちょっと教えていただきたいんですけれども。 ◎上野勝治 市街地整備課長  これまでの都市公園条例でいきますと占用、何かこう仮設工作物を置かれる際には、1日で平米当たり77円ということになっております。  今回、有料公園施設として位置づけたこの使用料につきましては、時間当たりの単価でございますので、実際12時間で割り戻しますと大体6円ぐらいの費用になってきますので、これを実際1日に戻しますと百何十円ちょっとになってくるかと思いますので、そのあたりが違うかなと思います。 ◆落水清弘 委員  値上げ率は。 ◎上野勝治 市街地整備課長  今、算定はしていないんですが。 ◆落水清弘 委員  ちょっと算定して、後で答えてください。 ◎上野勝治 市街地整備課長  すみません、はい。 ◆園川良二 委員  関連で、指定管理者制度を導入するということで、指定管理者の選定方法を教えていただけますか。それとまた、指定管理料とかが発生するのかどうかも教えていただいてよろしいですかね。 ◎上野勝治 市街地整備課長  指定管理者につきましては今回、この条例等がお認めいただいた後に、後ほど所管事務でも御報告させていただきますが、7月ぐらいから公募を予定しております。  指定管理料は、第1回の定例会のときにも債務負担行為を起こさせていただいておりますが、1億2,600万円というところで設定させていただいております。  以上です。 ◆園川良二 委員  分かりました。 ○寺本義勝 分科会長  ほかにありませんか。なければ、すみません。本職からお願いしておきます。  先ほど、落水委員から質問のあったこの条例制定前と後の値上げに関する資料、できれば全委員さんに今までの使ったときの使用料、それから今度新しくなって使ったときの使用料を同じ時間、区分で比較表がもし作れるのであれば、各委員さんに配付していただきますようお願いします。陳情も出ておりますので、我々も詳細に知っておく必要があると思いますので、お願いしておきます。  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○寺本義勝 分科会長  ほかになければ、以上で都市建設局のうち、都市政策部、住宅部並びに交通局に関する議案の審査を終了いたします。  この際、議事の都合により休憩いたします。  午前10時25分より再開いたします。                             午前10時16分 休憩                             ───────────                             午前10時19分 再開 ○寺本義勝 分科会長  休憩前に引き続き、分科会を再開いたします。  これより都市建設局のうち、公共建築部、土木部並びに各区土木センターに関する議案の審査を行います。  まず、議第166号「令和3年度熊本市一般会計補正予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎渡部秀和 首席審議員土木総務課長  予算決算委員会説明資料131ページ中段の債務負担行為補正追加分でございます。  砂原四方寄線(池上工区)並びに池上インター線橋梁工事に係ります債務負担行為補正としまして、期間並びに限度額の追加分を計上しております。  これらはいずれも谷尾崎・池上地区地盤沈下問題について、令和3年4月7日に専門家会議から答申いただきましたものですから、その答申を踏まえまして本格的な橋梁工事を行い、令和7年度の工事完成を目指すものでございます。  まず、期間ですけれども、いずれも令和4年度〜令和5年度で限度額は砂原四方寄線(池上工区)橋梁工事が7億円、池上インター線橋梁工事が11億7,000万円となります。  次に、水前寺江津湖公園指定管理料でございます。  期間は令和3年度〜令和8年度になります。今年度末で指定管理期間が終了しますことから、債務負担行為補正を計上しております。限度額は8億2,380万円でございます。  続きまして、135ページ中段をお願いいたします。  公園費でございます。1の公園施設長寿命化関連経費としまして、600万円を計上しております。これは国の補助内示に伴います補正で、公園施設長寿命化計画に基づきまして、公園施設の更新を行うための経費でございます。  以上でございます。 ○寺本義勝 分科会長  次に、議第171号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、当分科会関係分についての説明を求めます。 ◎飯田考祐 道路計画課長  資料は、都市整備分科会委員会参考資料の資料3でございます。  議第171号「熊本市附属機関設置条例の一部改正」につきまして、御説明いたします。
     現在の熊本西環状道路関連で設置しております谷尾崎・池上地区地盤沈下等に関する専門家会議につきましては、当条例第2条第2項に基づきまして、規則で定める臨時的な附属機関でございますけれども、今後も引き続き工事の状況等を専門家会議に報告しながら事業を進めていく必要がございますことから、今回、当条例の附属機関として位置づけるものでございます。  3ページ目をお願いいたします。  谷尾崎・池上地区地盤沈下問題につきましては、資料の左上でございますけれども、4月7日に専門家会議から市長に対しまして検討結果の報告、答申いただいたところでございます。  谷尾崎地区の結果でございますけれども、現地は水を通しやすい岩の地層、安山岩強風化部という層でございます。下の図のオレンジの層でございます。この層が工事箇所から住宅地まで分布しておりまして、これが住宅地の下の軟弱で特に多く水を含んだ地盤、高有機質土という層でございますが、図中の上から3番目の層でございます。これに接していることが確認されたところでございます。  橋脚工事の排水により図中の矢印のようにオレンジ色の岩盤層を通しまして、住宅地の下の水を多く含んだ層の地下水が絞り出されたことにより、圧密による地盤沈下を起こしたものでございます。  なお、池上地区につきましては、前回の当委員会で御報告させていただきましたとおり、同じく地盤沈下橋脚工事の排水に起因するものでございました。  この答申を踏まえまして、資料右側中段でございますが、地元対応というところに記載してありますが、現在被害を受けた住民の皆様に改めて謝罪するとともに、答申内容の説明を行っているところでございます。今後具体的な補償につきましては、引き続き丁寧に対応してまいりたいと考えております。  その下、今後の工事でございますけれども、対策工事をしっかり講じるとともに、引き続き逐次専門家会議に状況を報告して、御助言いただきながら進めていくこととしております。  このようなことから、資料の一番右下でございますけども、設置期間を令和2年9月25日から1年間としておりましたこの専門家会議を今回当条例第2条第1項に定める附属機関として位置づけるという条例改正を行いたいというふうに考えております。  説明は以上でございます。 ○寺本義勝 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  分担議案について、質疑及び意見をお願いいたします。 ◆北川哉 委員  谷尾崎・池上地区地盤沈下に関して、附属機関としての条例を上げていただいたことは大変感謝いたします。また、地域の住民の方から個別に説明があっているという状況も私聞いておりますけど、やはり住民の皆さんの感情としては、こういう結果が出たということで、速やかに対応していってほしいということがお話で上がってきております。  当然、附属機関としてこの設置がされた後も、丁寧に速やかに住民の方の御要望に応えられるように頑張っていただきたいと思います。  要望です。お願いします。 ◆落水清弘 委員  今の関連ですけれども、調査が大体終わり、補償の問題も順調に進んでいるということですけれども、こういった問題や案件は日本全国を見ればよくある話ですよね。地下水が噴き出したことによって地盤沈下を起こすということに関しては、道路、建物、様々なことに関して日本全国で今まで多分100件とは言わないぐらい起きているはずですね。  ですから、こういう内容に関する再発防止について、やはりしっかり押さえておかなければいけないと同時に、再発防止策を皆さん方立派にこうペーパーにされるではないですか、ここがいけなかった、あそこがいけなかった、このときにああしておけばもっと軽微で済んだとかいうことをお考えになると思います。  しかし、それが1枚のペーパーに残っただけで、それで終わってしまうと10年すると誰も覚えとらんですよ。だから、問題はこの再発防止策を作ったことをどうやって次の時代の公務員の皆さん方にバトンタッチしていくかということです。そこがないと、必ず不運にも20年30年後に全く同じパターンの事故が起きます。  そこら辺の次の時代にしっかり伝承する方法を次の委員会で結構ですから、局長、御答弁お願いします。次の委員会で結構です。  以上です。 ○寺本義勝 分科会長  ほかにありませんか。 ◆園川良二 委員  今後、補償ということになるかというふうに思います。私、見るからにかなり難しい工法を用いた補償になるのかなというふうに思っているんですけれども、そこのところはどのように考えていらっしゃいますか。 ◎上野幸威 首席審議員道路整備課長  今、委員がおっしゃったところですけれども、補償につきましては、ただいま被害を受けられた皆様に一軒一軒個別に回っているような状況でございます。被害の大きかった方々につきましては、家屋が少し傾斜したりといった状況も見られております中で、どのような対策を取ったらよいかというのも含めまして、今後一つ一つ丁寧に説明しながら補償に向けていきたいというふうに考えております。 ◆園川良二 委員  丁寧な対応を取っていただきたいなというふうに思っております。それと今、落水委員の方からありましたように先ほども冒頭、滑落事故であったり下水管の破損であったりとか、初歩的なことがちょっと抜けているんではないかなというふうに思います。  昨年は文化財埋設物の土砂崩れということで、お亡くなりになったというようなことで、やはり指さしして一つ一つ点検するというわけではないだろうと思いますけれども、そういうことの積み重ねというか、だから一つのマニュアル化をしないとなかなか難しいんではないかなと。そのマニュアルを継承していくということが大事ではないかなというふうに思います。そういうことで未然に事故というのが防げるんではないかなというふうに思いますけれども、そこのところどんなですかね。こう全般的な、全庁的な考え方になるかというふうに思いますけれども。 ◎井芹和哉 都市建設局長  ただいま園川委員の方からありましたけれども、その前、落水委員の方からも同じような内容の御質問、御意見だったというふうに思っております。  冒頭に謝りました内容もそうなんですけれども、やはりこのヒューマンエラー人為的ミスということ、これは以前から落水委員の方からも御指摘いただいている中で、うちの局としてもまだまだ非常に多いということを改めて痛感しているところでございます。  今おっしゃいますように、これまでもそのエラーを起こさない仕組みでありますとか、そのダブルチェックでありますとか、研修でありますとかといったことについては取り組んではおります。ただ、そこの局所的な対応だけになっているのではないかなということを今回私も改めて認識しているところでございまして、それを落水委員が言われるような、風化させない、ちゃんと継承していくという仕組みと併せて、起こった一つのミスが全ての事業でも起こり得るんではないかということをいかに思っていただくかが必要なことかなというふうに思っております。  これはそういう観点で考えをまとめて、その風化させない仕組みと併せて検討を急ぎたいというふうに思っております。  よろしくお願いいたします。 ◆園川良二 委員  大事なことだというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それと、この谷尾崎地区のような地形の場合の、いうならば地下水をくみ上げたことによって渇水して、地盤が沈下したというようなことで、先ほど落水委員からもあったように熊本市というのはそういう地下水の非常に高いところであるということで、川尻や近見の液状化も一緒ですけれども、そういうことが起こり得るという想定はできるだろうというように思います。  そういうものも含めた中で、やはり今後はその対策を考えていかないと、そういうところに住宅が密集してしまったということで、その後また地盤沈下があったとかというようなことがあれば、また市の方で補償というような問題にもなりかねませんので、そこのところも十分加味した中で今後の計画というのを考えていただきたいなというように思います。 ○寺本義勝 分科会長  ほかにありませんか。 ◆坂田誠二 委員  今の関連でちょっと確認だけさせてください。  西部地域の高規格道路、もともとは県と国がやっておったんですよね。熊本市が政令市になって引き継いだわけなんですけれども、いろいろな形で地質調査やその辺のことは県側から引き継ぐ前にできておったのか、市と国でやるようになってからなのか、そこはどうなの。そういう今回のような路線は、県と国がやっているときにもちろん出ていたと思うんですよね。 ◎上野幸威 首席審議員道路整備課長  今、坂田委員がおっしゃいました路線につきまして、基本的に路線を造るところのジャストボーリングと申しまして、そこに造ろうとしたところにボーリング調査をやっております。  そのボーリング調査で、地質というのがある程度分かってくるわけでございますけれども、今回のケースはその地質がちょっと離れたところに影響を及ぼすような地層があったというところで、水をくみ上げる際にそこまで影響があるというところの地質調査というのは実際やっておりませんでした。今回委員さんの指摘をもらいまして、改めていろいろなところを掘ったところ、そういった関連のある地層ですよというのがわかったような状況でございます。 ◆坂田誠二 委員  ちょっと待って。そういうことではなくて、言われることも分かるんだけれども、私がちょっと確認しておきたいのは、先ほど言ったように政令市にもう10年かな、10年ぐらい前になったわけね。その後これを引き継いだわけよ。もともとは県と国がやっていたわけだ。政令市になったから熊本市と国になったわけだ。だから、そのときにはもう地質調査が済んでいたのか、市が引き継いだ後地質調査をして、それでどうだったのかということなのよ。聞きたいのは。 ◎上野幸威 首席審議員道路整備課長  すみません。この路線につきましては、地質調査の方は私どもの方、熊本市の方でしております。 ◆坂田誠二 委員  では、ようございます。 ○寺本義勝 分科会長  ほかにありませんか。         (発言する者なし) ○寺本義勝 分科会長  ほかになければ、以上で都市建設局のうち公共建築部、土木部並びに各区土木センターに関する議案の審査を終了いたします。  これをもちまして都市整備分科会を閉会いたします。  なお、午前10時40分より都市整備委員会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。                             午前10時35分 閉会 出席説明員  〔都市建設局〕    局長       井 芹 和 哉    技監       能 勢 和 彦    都市政策部長   角 田 俊 一    首席審議員    山 本 智 勇    首席審議員都市政策課長        都市政策課副課長 並 河 洋 一             宮 崎 晶 兆    交通政策課長   黒 部 宝 生    自転車利用推進室長中 田   護    市街地整備課長  上 野 勝 治    市街地整備課副課長酒 井 伸 二    都市デザイン課長 粟 田   修    開発指導課長   高 倉 伸 一    震災対策課長   上 村 祐 一    建築指導課長   塩 田 栄一郎    植木中央土地区画整理事業所長      住宅部長     吉 住 和 征             中 村   孝    住宅政策課長   原   和 義    首席審議員兼市営住宅課長                                 杉 田   浩    空家対策課長   小 山 博 徳    公共建築部長   東 野 洋 尚    建築保全課長   平 石 研 吾    営繕課長     林 田 敬 成    設備課長     河 田 誠 二    土木部長     米 村 浩 介    首席審議員    上 村   亮    首席審議員    千 年 康 秀    首席審議員土木総務課長        土木総務課副課長 岩 佐 康 弘             渡 部 秀 和    土木総務課用地審議員兼用地調整室長   道路計画課長   飯 田 考 祐             竹 原 公 也    首席審議員道路整備課長        道路保全課長   今 村 寿 也             上 野 幸 威    河川課長     松 窪 昭 宏    公園課長     弓 削 秀 和    公園課審議員兼全国都市緑化フェア    用地課長     高 木 裕 治    推進室長     井 戸 義 行  〔中央区役所〕    中央区土木センター所長             上 杉 剛 二  〔東区役所〕    東区土木センター所長             奥 田 滋 晃  〔西区役所〕    西区土木センター所長             高 永 恭 男  〔南区役所〕    南区土木センター所長             東   眞一郎  〔北区役所〕    北区土木センター所長             佐 藤 武 士  〔交 通 局〕    交通事業管理者  古 庄 修 治    次長       河 本 英 典    首席審議員兼総務課長          総務課副課長   前 田 憲 志             伊 藤 幸 喜    運行管理課長   松 尾 達 哉
    〔議案の審査結果〕   議第 166号 「令和3年度熊本市一般会計補正予算」中、都市整備分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 171号 「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、都市整備分科会関係分           ……………………………………………………………(審 査 済)   議第 181号 「熊本市都市公園条例の一部改正について」……………(審 査 済)...