│ 同条第6項の規定に基づく
│
│ 令和元
年度熊本市病院、水道、
下水道、
工業用水道、交通各
事業決算報告書│
│ 及び財務諸表
│
│ 地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づく
│
│ 報第29号 財政の
健全性に関する比率について
│
│ 地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の│
│ 規定に基づく
│
│ 令和元年度(2019年度)決算に基づく
健全化判断比率等審査意見書 │
│ 地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づく
│
│ 報第30号
資金不足比率について
│
│ 熊本市
債権管理条例第14条第2項の規定に基づく
│
│ 報第31号 債権の放棄の
報告について
│
│ 監査委員より、
│
│ 地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく
│
│ 熊監発第121号
例月出納検査の結果について
│
│ 教育長より、
│
│ 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づく
│
│ 教政発第308号
令和2年度(2020年度)
熊本市
教育委員会事務事業│
│ 点検評価報告書(
令和元
年度事業分)について
│
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○
紫垣正仁 議長 日程第1「会期の件」についてお諮りいたします。
今回の
定例会の会期は、本日から9月29日まで26日間とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
紫垣正仁 議長 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から9月29日まで26日間とすることに決定いたしました。
────────────────────────────
○
紫垣正仁 議長 日程第2ないし日程第53を
一括議題といたします。
市長の
提案理由の説明を求めます。
〔
大西一史市長 登壇〕
◎
大西一史 市長
提案理由の説明に先立ちまして、2点御
報告を申し上げます。
まず、
新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。
本市におきましては、7月20日に約2か月
半ぶりとなる
新規感染者が確認されて以降、多数の
感染者が確認され、先週8月25日から31日までの1週間では、
新規感染者が39例と、6週連続で最多を更新しております。
リスクレベルについても、8月4日から
レベル4(
特別警報)を継続しているところです。
また、前述の1週間における
感染者の
状況につきましては、20歳から30歳代が半数を超えるほか、新たなクラスターも発生するなど、夜の
飲食店に起因する感染が多く見られております。
これまで、
接触確認アプリCOCOAの
導入促進や、
飲食店等への
感染拡大防止対策支援などを進めてきたところですが、加えて、検査を希望する夜の
飲食店の
従業員の方々を対象に
PCR検査を行うこととし、市中における
感染拡大防止を図ってまいりたいと考えております。
市民の皆様には、引き続き新しい
生活様式の実践を初め、家庭内での
感染防止対策に取り組んでいただくとともに、
日常生活における
不要不急の外出を控えていただくようお願い申し上げます。
本市では、この
感染症が
市民生活や
地域経済に及ぼしている甚大な影響に対して、的確かつ計画的に対応していくため、
熊本市
経済再建・
市民生活安心プランを策定しているところであり、今
定例会の各
常任委員会で御説明し、御意見を賜りたいと考えております。
引き続き、全庁を挙げて、
新型コロナウイルス感染症に対し、
緊張感を持って
感染拡大防止等に取り組んでまいりますので、
議員各位におかれましては、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
次に、
令和2年7月豪雨の
被災地に対する
支援について御
報告いたします。
本日で発災から2か月が経過いたしましたが、今回の豪雨では、多くの尊い命や財産が失われるなど、甚大な被害がもたらされており、
被災地では懸命な
復旧作業が今もなお進められております。
先ほど黙祷をささげたところでございますが、改めましてお亡くなりになられた方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災された全ての皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
本市といたしましては、
被災自治体からの要請を受け、人吉市を初めとする8つの
自治体並びに八代地区を初めとした4地区に対し、7月4日以降、延べ5,000名を超える職員を派遣し、
人命救助や
応急給水活動などの
支援を行ってまいりました。
また、7月8日には、国より人吉市の対
口支援団体に本市が決定されたことから、総括的な
災害マネジメント支援を初め、
住家被害認定調査や
避難所運営などの
支援を継続的に行ってまいりました。その際、本市による
物的支援においては、
災害協定を締結している
関係各社、団体から多大なる御協力をいただいたところであり、この場をお借りして心から御礼を申し上げます。
今後とも、被災された皆様が一日も早く元の生活に戻ることができるよう、県を初め
全国市長会や
指定都市市長会とも連携を図りながら、
支援協力に努めてまいります。
それでは、
提出議案について説明に入らせていただきます。
今回の
補正予算案は、
新型コロナウイルス感染症への
対策経費を初め、平成28年
熊本地震や
豪雨災害からの
復旧経費など、今後の
業務推進上、速やかに対応する必要があるものを計上しております。
まず、
補正予算案の概要について申し上げますと、
一般会計において14億7,303万円の増額、
補正後の
予算額4,506億2,889万円、
特別会計において3億3,130万円の減額、
補正後の
予算額2,079億7,257万円、
企業会計において723万円の増額、
補正後の
予算額817億8,986万円となり、全
会計の合計では
補正額11億4,896万円、合計の
補正後
予算額は7,403億9,132万円となりました。
補正後の
予算を前年同期と比較いたしますと、
一般会計では20%の増、
特別会計では2.9%の減、
企業会計では3.6%の減、全体の
合計額では9.8%の増となっております。
主な内容について申し上げますと、まず、
新型コロナウイルス感染症対策関連の
補正予算ですが、今回の
補正予算案では合計で54億8,257万円を計上しております。
分野別に申し上げますと、まず、
政策部門では、
地元クリエーター等を活用した
動画プロモーションに係る
経費のほか、
財政部門においては、市税の
過年度還付金でございます。
次に、
文化市民部門では、
地元アーティストの方々に対し、新たな発表の場をマッチングする
経費のほか、
文化ホールの客席に設置するヒトガタボードの
デザイン募集経費などでございます。
次に、
健康福祉部門では、
ひとり親世帯へ1世帯2万円の
生活支援金を支給する
経費に加え、
里帰り出産が困難となった妊婦の方々に対し、
育児等支援サービスの
利用経費を
支援するほか、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用し、生活不安や心の悩みに関する
相談体制を拡充する
経費などでございます。
次に、
経済観光部門では、
中小企業者の
総合相談窓口の
設置期間を延長する
経費のほか、
商店街等や
タクシー協会が
プレミアム付商品券事業等を実施する際の
助成経費などでございます。
また、
中小企業者が
制度融資を借り入れた際の利子を補給するほか、来年度以降の
利子補給に備え、
新型コロナウイルス感染症金融対策基金へ積立てを行います。
次に、
都市建設部門では、歴史的な
景観資源等を有する地区のPRや
夜間演出に要する
経費などのほか、
教育部門では、
市立高校等の
ICT環境の整備として、生徒へ
ノート型端末を1人1台整備する
経費などでございます。
続きまして、平成28年
熊本地震関連の
補正予算ですが、今回の
補正予算案では合計で8億3,469万円を計上しております。
主な内容につきましては、
城南B&
G海洋センターの復旧に要する
経費のほか、
近見地区の
液状化防止対策に要する
経費に加え、
熊本城の
特別公開に向け、
施設管理等を外部委託するための
債務負担行為などでございます。
続きまして、
豪雨災害関連の
補正予算ですが、今回の
補正予算案では合計で3億8,599万円を計上しております。
主な内容につきましては、
令和2年7月豪雨により甚大な被害を受けた
被災地への
職員派遣に関連する
経費を初め、市内の農地や
土木施設等の復旧に要する
経費などのほか、被災した
農漁業者が融資を受ける際の
利子補給等の
債務負担行為でございます。
その他、
熊本市
優待証の
有効期限を延長する
経費などのほか、
水前寺競技場の屋根を解体する
経費に加え、
力合小学校ほか9校の
給食調理等の委託に伴う
債務負担行為などに計3億594万円を計上しております。
以上が
補正予算の歳出の説明でありますが、これを賄う財源として、それぞれの歳出に見合う
地方創生臨時交付金を初めとした
国県支出金等の
特定財源や市債を計上しますとともに、
一般財源として繰越金を充当しておりますほか、
新型コロナウイルス感染症対策の財源としまして、
エンターテインメント支援基金も活用することとしております。
さらに、第2回
定例会でも御議論をいただきましたが、特に
感染症対策に人員と財源を確保し、様々な
対策に集中して取り組む必要があることから、今年度
予算についても見直しを行い、
減額補正を計上しております。
続きまして、
条例等の議案でありますが、主なものとしまして、まず、
熊本市
エンターテインメント支援基金条例の一部改正について御説明いたします。
これは、
エンターテインメントに関する施策を持続的に推進するために、基金の
設置目的を拡充する改正を行うものであります。
次に、
熊本市
新型コロナウイルス感染症金融対策基金条例の制定についてでありますが、これは
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた
中小企業者の資金繰りの
円滑化を図るために実施する
利子補給事業について、それに要する
経費の財源に充てることを目的に
新型コロナウイルス感染症金融対策基金を設置するため、条例を制定するものであります。
続きまして、
専決処分について御説明いたします。
補正予算に関する
専決処分については、7月下旬以降、本市において
新型コロナウイルスへの
感染者が急増し、早急に
対策を講じる必要があったことから、
保健所体制の強化や
PCR等の
検査体制の充実、
飲食店等における
感染防止対策支援を
緊急対策第7弾として取りまとめ、9億6,340万円について
専決処分を行ったものであります。
この
専決処分については、
地方自治法第179条第3項の規定に基づき、市議会に
報告するとともに承認を求めるものであります。
その他の議案につきましては、末尾に簡単な理由を付しておきましたので、説明を省かせていただきます。
以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同いただきますよう、お願い申し上げます。
○
紫垣正仁 議長 市長の
提案理由の説明は終わりました。
それでは議案を付託いたします。
お手元に配付しております
付託議案一覧表のとおり、それぞれ
関係委員会に付託いたします。
┌─────────────────────────────────────┐
│ 令和2年
│
│ 第3回
定例会 委員会付託議案一覧表 │
│ 予算決算委員会 │
│ 議第192号
専決処分の
報告について
│
│ 議第193号
令和2
年度熊本市
一般会計補正予算 │
│ 議第194号 同
植木中央土地区画整理事業会計補正予算 │
│ 議第195号 同
公債管理会計補正予算 │
│ 議第196号 同
水道事業会計補正予算 │
│ 議第197号 同
下水道事業会計補正予算 │
│ 議第198号 同
交通事業会計補正予算 │
│ 議第199号
熊本市
エンターテインメント支援基金条例の一部改正について│
│ 議第204号
熊本市
新型コロナウイルス感染症金融対策基金条例の制定につ│
│ いて
│
│ 議第237号
令和元
年度熊本市各
会計(
公営企業会計を除く。)決算につい│
│ て
│
│ 議第238号 同
病院事業会計決算の認定について
│
│ 議第239号 同
水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ│
│ いて
│
│ 議第240号 同
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定に│
│ ついて
│
│ 議第241号 同
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認│
│ 定について
│
│ 議第242号 同
交通事業会計決算の認定について
│
│ 総務委員会
│
│ 議第233号 財産の取得について
│
│ 議第234号 同
│
│ 議第235号
工事請負契約締結について
│
│ 議第236号 同
│
│ 議第243号
工事請負契約の変更について
│
│ 教育市民委員会
│
│ 議第200号
熊本市立図書館設置条例の一部改正について
│
│ 厚生委員会
│
│ 議第201号
熊本市
老人福祉センター条例の一部改正について
│
│ 議第202号
熊本市
公衆浴場基準条例の一部改正について
│
│ 議第232号 和解の成立について
│
│ 経済委員会
│
│ 議第203号
くまもと森都心プラザ条例の一部改正について
│
│ 都市整備委員会
│
│ 議第205号 市道の認定について
│
│ 議第206号 同
│
│ 議第207号 同
│
│ 議第208号 同
│
│ 議第209号 同
│
│ 議第210号 同
│
│ 議第211号 同
│
│ 議第212号 同
│
│ 議第213号 同
│
│ 議第214号 同
│
│ 議第215号 同
│
│ 議第216号 同
│
│ 議第217号 同
│
│ 議第218号 同
│
│ 議第219号 同
│
│ 議第220号 同
│
│ 議第221号 同
│
│ 議第222号 同
│
│ 議第223号 同
│
│ 議第224号 同
│
│ 議第225号 同
│
│ 議第226号 同
│
│ 議第227号 同
│
│ 議第228号 同
│
│ 議第229号 同
│
│ 議第230号 同
│
│ 議第231号 同
│
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○
紫垣正仁 議長 本日の日程はこれをもって終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明5日から9月7日まで3日間は、休日並びに議案調査のため休会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
紫垣正仁 議長 御異議なしと認めます。
よって、明5日から9月7日まで3日間は休会することに決定いたしました。
次会は、9月8日(火曜日)定刻に開きます。
────────────────────────────
○
紫垣正仁 議長 では、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時15分 散会
〇本日の会議に付した事件
一、議事日程のとおり
令和2年9月4日
出席議員 48名
1番 紫 垣 正 仁 2番 上 田 芳 裕
3番 山 本 浩 之 4番 北 川 哉
5番 古 川 智 子 6番 島 津 哲 也
7番 吉 田 健 一 8番 伊 藤 和 仁
9番 平 江 透 10番 荒 川 慎太郎
11番 齊 藤 博 12番 田 島 幸 治
13番 日 隈 忍 14番 吉 村 健 治
15番 山 内 勝 志 16番 緒 方 夕 佳
17番 高 瀬 千鶴子 18番 三 森 至 加
19番 大 嶌 澄 雄 20番 光 永 邦 保
21番 高 本 一 臣 22番 福 永 洋 一
23番 西 岡 誠 也 24番 田 上 辰 也
25番 浜 田 大 介 26番 井 本 正 広
27番 藤 永 弘 28番 原 口 亮 志
29番 田 中 敦 朗 30番 小佐井 賀瑞宜
31番 寺 本 義 勝 32番 原 亨
33番 大 石 浩 文 34番 村 上 博
35番 那 須 円 36番 園 川 良 二
37番 澤 田 昌 作 38番 田 尻 善 裕
39番 満 永 寿 博 40番 田 中 誠 一
41番 津 田 征士郎 43番 藤 山 英 美
44番 落 水 清 弘 45番 倉 重 徹
46番 三 島 良 之 47番 坂 田 誠 二
48番 白河部 貞 志 49番 上 野 美恵子
説明のため出席した者
市長 大 西 一 史 副市長 多 野 春 光
副市長 中 村 賢 政策局長 田 中 俊 実
総務局長 深 水 政 彦 財政局長 田 中 陽 礼
職務のため出席した事務局職員
事務局長 富 永 健 之 事務局次長 和 田 仁
議事課長 池 福 史 弘 調査課長 下錦田 英 夫...