熊本市議会 2020-03-17
令和 2年第 1回都市整備分科会-03月17日-02号
議第 64号「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例等の一部改正について」
議第 66号「
熊本都市計画事業植木中央土地区画整理事業施行条例の一部改正について」
午前10時00分 開会
○光永邦保 分科会長 ただいまから
予算決算委員会都市整備分科会を開会いたします。
今回、当分科会において審査を分担します議案は、予算5件、条例3件の計8件であります。
それでは、審査の方法についてお諮りいたします。
審査の方法としては、分担議案について説明を聴取した後、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○光永邦保 分科会長 御異議なしと認め、そのように執り行います。
この際、本職より申し上げます。
本定例会は
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議を休会とするなど、審議日割りの見直しが行われております。ついては、分科会等における議論におきましても議事の円滑な運営が図られますよう、執行部におかれては簡潔な説明及び的確な答弁に努めていただくとともに、委員各位におかれましても御協力頂きますようよろしくお願いをいたします。
また、この会議室内も適宜換気を行いますので、これは事務局の方で適宜よろしくお願いします。
では、これより議案の審査を行います。
まず、議第1号「令和2年度熊本市一般会計予算」中、当分科会関係分についての説明を求めます。
◎吉澤勇一郎 総括審議員兼
都市政策部長 総括審議員の吉澤でございます。
私の方からは、まず都市建設局分の総括的な説明をさせていただきます。
資料の方は右肩に当と書いてございます令和2年度当初
予算予算決算委員会説明資料の353ページからでございます。よろしくお願いします。
まず、353ページの方に各款項目ごとの内訳が書いてございますけれども、次のページ、354ページに合計が書いてございます。
上から4行目でございますけれども、合計といたしましては総額446億1,315万1,000円でございまして、対前年度比でございますと5.7%の増加となってございます。
こちらにつきましては、
熊本地震関連分の予算は減少しておるものの、道路関連ですとか、あるいは長寿命化計画に基づく市営住宅修繕、
全国都市緑化フェア開催準備や
シンボルプロムナード整備経費等の拡充によりまして、全体として増額となってございます。
次に、中段、債務負担行為でございます。
道路照明灯LED化整備経費、以下全8件ございます。
記載はございませんが、合計で54億1,240万円の限度額を設定してございます。
以上が一般会計分でございます。
続きまして、特別会計でございます。このページの下段をお願いいたします。
公共用地先行取得事業会計が1億317万1,000円、
都市開発資金貸付事業会計が皆減のゼロ円、熊本駅
西土地区画整理事業会計が4億4,227万6,000円、
植木中央土地区画整理事業会計が3億9,368万4,000円となってございまして、特別会計全体といたしまして合計9億3,913万1,000円を計上しております。
以上が総括説明になります。
これから主な事業内容につきまして各担当部長から御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。
◎宮崎由之 住宅部長 それでは、同じ資料の357ページをお願いいたします。
住宅政策課予算の4番、
中古住宅流通促進事業といたしまして1,000万円を計上しております。これは熊本県外からの移住者が中古住宅を購入した際に要する経費を一部補助する経費でございます。
以上でございます。
◎東野洋尚 公共建築部長 次に、358ページをお願いいたします。
建築保全課予算の5、
公共建築物特定詳細調査経費といたしまして800万円を計上しております。これは、定期点検等により不具合が判明した場合に原因を特定するために詳細調査を実施する経費でございます。
以上です。
◎藤岡明弘 土木部長 次に、359ページをお願いいたします。
道路橋梁総務費でございます。
土木総務課予算の4、
道路台帳整備経費といたしまして5,989万7,000円を計上しております。これは道路の新設や工事に伴う台帳更新など、道路法第28条に基づく道路台帳の整備に要する経費でございます。
次に、360ページをお願いいたします。
道路橋梁維持費でございます。
5、(国県道)
道路維持保全経費(単独)といたしまして7億380万円を計上しております。これは国県道の路面清掃や街路樹管理等の維持管理経費でございます。また、9、(市道)舗装補修経費(単独)でございますが、11億4,240万円を計上しております。これは市道の老朽化に伴います舗装の打換、補修経費でございます。
次に、361ページをお願いいたします。
中段の
道路橋梁新設改良費でございます。
1、(国県道)
道路橋梁改築経費(補助金)といたしまして40億7,800万円を計上しております。これは
熊本西環状道路、砂原四方寄線、
池上インター線の整備経費でございます。
次に、362ページをお願いいたします。
下段の
道路交通安全施設費でございます。
1から4は歩道整備や交差点改良、
視覚障害者誘導ブロック等の設置経費でありまして、合わせて12億2,340万円を計上しております。
5以降は
自転車関連経費でございまして、白川ちゃりんぽみち等の
自転車走行空間の整備や市営駐輪場の管理運営経費といたしまして4億2,006万円を計上しております。
次に、363ページをお願いします。
中段の河川費でございます。
1、
広域河川改修経費といたしまして3億530万円、2、
準用河川改修事業としまして2億2,690万円を計上しております。これは、健軍川、藻器堀川など広域河川の整備経費、また旧天明新川の整備経費でございます。
次に、364ページをお願いいたします。
下段の水路費でございます。
1、
一般排水路整備経費といたしまして1億2,980万円を、2、
一般排水路管理経費といたしまして1億2,802万8,000円を計上しております。これは、一般排水路の新設改良に関わります経費、また一般排水路の除草やしゅんせつ等の経費でございます。
説明は以上でございます。
◎吉澤勇一郎 総括審議員兼
都市政策部長 次に、365ページをお願いいたします。
都市計画総務費でございます。
都市政策課予算の1番、
都市計画GISデータ整備経費といたしまして800万円を計上しております。これは
都市計画証明関連業務のサービス向上及び効率化に向けたデータ整備に係る経費でございます。
続きまして、下の方、交通政策課の2番、
バス交通運行効率化関係経費といたしまして1,500万円を計上しております。これはバス事業者の共同経営の実施に向けた取組に対する支援やまちなかの回遊性を高める新規バス路線の検討経費でございます。
続きまして、次のページ、366ページをお願いいたします。
6番、市電路線
延伸調査関係経費といたしまして500万円を計上しております。これは自衛隊ルートの延伸効果をより高めるため、パークアンドライドやサイクルアンドライドの実現性につきまして沿線住民のニーズを踏まえた検討を行うための調査経費でございます。
続きまして、11番、新
モビリティサービス検討経費といたしまして700万円を計上しております。これは既存の
公共交通ネットワークを補完する役割といたしましてAIを活用した
デマンドタクシーの導入に向けた社会実験に要する経費でございます。
続きまして、12番、
シェアサイクル導入支援経費といたしまして150万円を計上しております。これは民間事業者と共同で
シェアサイクルの社会実験を実施することとしておりまして、その広報等に要する経費でございます。
次のページ、367ページをお願いいたします。
都市整備景観課でございます。
6番、
シンボルプロムナード等整備事業といたしまして15億5,570万円を計上しております。これは
オープンスペース整備等に係る経費でございまして平成31年第1回定例会で設定いたしました債務負担行為についての予算を計上するものでございます。
続きまして、7番、
都市デザイン推進経費としまして1,700万円を計上しております。これは主に、
公共サインガイドラインの策定に係る経費でございます。
続きまして、9番、中心市街地における建替え促進支援経費といたしまして700万円を計上しております。これは中心市街地における老朽建築物の建替え促進と低未利用地の有効活用に向けた財政支援を行うための経費でございます。
最後に、10番、
ウォーカブル都市推進経費といたしまして2,500万円を計上しております。これはまちなかにおける歩行環境の改善に向けた検討のための経費でございます。
以上でございます。
◎田尻亮司 熊本駅
周辺整備事務所長 熊本駅
周辺整備事務所でございます。
368ページをお願いいたします。
街路事業費でございます。
熊本駅
周辺整備事務所予算としまして1番、2番は、熊本駅白川口駅前広場等の整備事業として17億1,500万円を計上しております。これは白川口駅前広場の上屋設置などに係る経費及び
国土強靭化関連の用地取得に係る経費でございます。
また、3番から12番までにおきましては、熊本駅周辺の街路整備に係る経費として総額22億2,350万円を計上しております。
以上でございます。
◎藤岡明弘 土木部長 次に、369ページの中段をお願いいたします。
土木総務課予算1の国県道の街路整備経費でございます。2億6,100万円を計上しております。これは上熊本弓削線の整備に関わる経費でございます。
同じく369ページ下段、公園費でございます。
1、
全国都市緑化フェア開催推進経費といたしまして12億3,800万円を計上しております。これは
全国都市緑化くまもとフェアの開催に向けた会場改修等の経費でございます。
また、370ページ中段をお願いいたします。
8、
公園維持管理経費といたしまして6億2,801万円を計上しております。これは公園の除草や剪定、伐採等の維持管理に要する経費でございます。
説明は以上でございます。
◎宮崎由之 住宅部長 次に、371ページをお願いいたします。
住宅政策課予算の3番、
市営住宅修繕経費といたしまして21億8,480万円を計上しております。これは市営住宅の安全、快適な居住環境を維持するための
市営住宅長寿命化計画に基づく施設や設備等の修繕等の経費でございます。
以上でございます。
◎吉澤勇一郎 総括審議員兼
都市政策部長 次に、372ページをお願いいたします。
中段の
土木費災害復旧費でございます。
震災宅地対策課の1番、
宅地耐震化推進事業といたしまして31億4,100万円を、2番、
宅地復旧支援事業といたしまして10億7,700万円を計上しております。
宅地耐震化推進事業は、
宅地液状化防止対策工事や宅地の擁壁復旧工事に要する公共事業の経費でございます。また、
宅地復旧支援事業は県の復興基金を活用したものでございまして、被災宅地の復旧に係る個人への助成経費でございます。
以上です。
◎藤岡明弘 土木部長 同じく372ページの下段をお願いいたします。
土木総務課予算の1、
道路災害復旧経費といたしまして7億円を計上しております。これは熊本地震で被災した道路橋梁施設の復旧経費でございます。
以上が一般会計分の説明でございます。
○光永邦保 分科会長 次に、議第9号「令和2年度熊本市
公共用地先行取得事業会計予算」、議第10号「同熊本駅
西土地区画整理事業会計予算」、議第11号「同
植木中央土地区画整理事業会計予算」、議第18号「同
交通事業会計予算」、以上4件について順次説明を求めます。
◎藤岡明弘 土木部長 資料の377ページをお願いいたします。
公共用地先行取得事業会計につきましては、下段の歳出予算から説明させていただきます。
公債費といたしまして総額1億317万1,000円を計上しております。また、上段の歳入予算としましては、土地売払収入や一般会計からの繰入金を合わせ、歳出予算と同額を計上しております。
説明は以上でございます。
◎田尻亮司 熊本駅
周辺整備事務所長 熊本駅
周辺整備事務所でございます。
379ページをお願いいたします。
同じく歳出予算の方から説明させていただきます。
熊本駅
西土地区画整理事業会計につきましては、
土地区画整理事業費と公債費等を合わせまして総額4億4,227万6,000円を計上しております。
また、378ページの方をお願いいたします。
歳入予算としまして、一般会計からの繰入金と清算金収入を合わせまして歳出予算と同額を計上しております。
以上でございます。
◎吉澤勇一郎 総括審議員兼
都市政策部長 続きまして、380ページをお願いいたします。
植木中央土地区画整理事業会計でございます。
同じく、歳出から御説明させていただきます。
下段でございますけれども、歳出につきましては
土地区画整理事業費と公債費を合わせまして総額3億9,368万4,000円を計上しております。上段が歳入予算でございますけれども、一般会計からの繰入金や
土地区画整理事業債等を合わせまして、歳出予算と同額を計上しております。
以上でございます。
◎河本英典
交通局総務課長 交通局総務課でございます。
説明資料の385ページをお願いいたします。
交通事業会計予算について御説明をいたします。
令和2年度の交通事業の主要事業でございますけれども、まず、重点事業の体系の1、安全・安心の運行体制の確保に向けまして、利用客の多い電停の安全対策のために
運行管理カメラを設置いたしまして、リアルタイムでの状況把握や放送による案内ができるよう経費を計上しております。
また、今年度の軌条更換工事は国府電停付近を予定しております。
次の2でございますけれども、質の高いサービスの向上に向け、電停改良工事やクレジットなどで利用できる
キャッシュレス決済の導入で、利便性向上を図ってまいりたいと考えております。
次の3、まちづくりへの貢献でございますけれども、観光客などに対して市内ホテルで市電の1日乗車券を販売することや
イルミネーション電車などと企画電車を運行することで、まちのにぎわい創出へ貢献したいと考えております。
最後の4、経営基盤の強化に向けましては、人材育成研修の拡充等により、計画的な人材育成を進めてまいります。
続きまして、386ページをお願いいたします。
業務の予定量でございます。
車両数は54両で変更ございません。乗車人員は桜町再開発などによる交流人口の増加等によりまして増加傾向が続くと想定いたしまして、対前年度当初比で約15万1,000人の増加、運賃収入も約2,500万円余の増加を予定しております。
続きまして、387ページの当初予算(案)総括表をお願いいたします。
まず、経常的な営業活動を表します(1)収益的収支におきましては、Aの欄にございますけれども、収益が23億7,708万円に対し費用が23億5,233万2,000円でございまして、収支差引が2,474万8,000円の利益を見込んでおります。
次の長期的な設備投資などを表します(2)資本的収支でございますけれども、収入が5億9,379万9,000円、支出が10億2,726万8,000円を見込んでおりまして、収支差引き4億3,346万9,000円の資金不足となる見込みでございますけれども、この不足分につきましては、その下に記載しております減債積立金などの財源により補填することとしております。
続きまして、390ページをお願いいたします。
辛島町電停改良工事の債務負担行為の設定でございまして、期間は令和3年度、限度額は2億6,280万円でございます。
工事内容につきましては、
都市整備委員会参考資料の資料1をお願いいたします。
2の
線路計画平面図でございますけれども、現在、辛島町電停は上り下りが対面式となっておりますけれども、下りの健軍町方面行き電停を横断歩道より市役所側に移設することとしておりまして、併せて電停の幅や長さを拡張いたしまして、
バリアフリー対応といたします。事業概要やスケジュール、予算額につきましては記載のとおりでございます。
説明は以上でございます。
○光永邦保 分科会長 次に、議第63号「熊本市
屋外広告物条例の一部改正について」の説明を求めます。
◎粟田修
都市整備景観課副課長
都市整備景観課です。
議案の69ページを御覧ください。
議第63号「熊本市
屋外広告物条例の一部改正について」でございます。
これは広告物の表示に関する禁止規定を適用除外とするため、所要の改正を行うものでございます。
内容といたしましては、公益上必要な情報を含む看板等に表示する広告物で、その広告料をその設置や管理費用に充てるもの。2つ目としまして、法人等が表示する広告物等でその広告料を地域における公共的な取組、清掃管理、広域活動に要する費用に充てるもの。この2つにつきまして、禁止地域等の規定に関わらず、熊本市景観審議会を経て設置を許可することができるよう改正を行うものでございます。
以上でございます。
○光永邦保 分科会長 次に、議第64号「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例等の一部改正について」の説明を求めます。
◎小山博徳 建築指導課長 建築指導課でございます。
資料の方は議案書の71ページから76ページになります。
建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部を改正する省令の施行に伴いまして、手数料の算定方法の整備を行うため、熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部を改正するものであります。
以上です。
○光永邦保 分科会長 次に、議第66号「
熊本都市計画事業植木中央土地区画整理事業施行条例の一部改正について」の説明を求めます。
◎田島伊織
植木中央土地区画整理事業所長 植木中央土地区画整理事業所でございます。
資料の方は、令和2年2月第1回定例会議案の79ページをお願いいたします。
議第66号「
熊本都市計画事業植木中央土地区画整理事業施行条例の一部改正について」御説明いたします。
民法の一部改正に伴う
土地区画整理法施行令の一部改正に準じ、
植木中央土地区画整理事業施行条例第25条における清算金について改正を行うものです。
内容につきましては、条例第25条第2項中の交付の場合は年6%、徴収の場合は年6%以内で市長が定める利率、これを分割徴収の場合は換地処分の公告があった日の翌日における法定利率以内で市長が定める利率、分割交付の場合は当該法定利率に改めるものでございます。
以上でございます。
○光永邦保 分科会長 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。
分担議案について質疑及び意見をお願いいたします。
◆伊藤和仁 委員 予算決算書の357ページの5番の
ブロック塀等安全対策緊急支援事業についてお尋ねをさせていただきます。
予算としまして4,900万円計上されておりますが、これは大体何件分の予算を計上されているのか教えてください。
◎中嶋浩
建築物安全推進室長 建築物安全推進室です。
今、言われました件数につきましては、昨年度と同等の245件を予定しております。
以上です。
◆伊藤和仁 委員 これが基になったのは大阪の地震において、ブロック塀が倒れて女子児童が亡くなられたという事件だったと思うんですが、その後、調査をされて、この本市においても6,800件ほど危険箇所があるということで以前の議事録には書かれてありましたが、この6,800件というのはどれぐらいの危険度を示すものなのでしょうか。もう本当に、今すぐにでも撤去をしなければならないレベルなのか、それを教えてください。
◎小山博徳 建築指導課長 建築指導課でございます。
ただいまの質問でありますが、6,700件中危険度の割合というのは出しておりませんけれども、基準を満たしていないブロック塀がありますものですから、目視による調査を行いました。ひび割れ等あるものを危険とか、あと、規定の段数以上があるものを危険とかしておりますので、今すぐこれが危険というものの件数は把握しておりません。
○光永邦保 分科会長 目視で調べたということですね。
◎小山博徳 建築指導課長 はい。
◆伊藤和仁 委員 そうすると、この6,800件が全て、即座に危険だということではないということになりますか。
◎小山博徳 建築指導課長 そうであります。
◆伊藤和仁 委員 一応、この6,800件なんですが、それぞれ所有者の方に
ダイレクトメールを送られて、危険であるということはお知らせをされているということでしょうか。
◎荒巻純生 建築審査室長 建築指導課でございます。
一応、
ダイレクトメールは送っております。
◆伊藤和仁 委員 ちょっと市民の方から、その
ダイレクトメールを送られてきたところから相談がございまして、やはり市民の方は、その危険な塀というのをしっかりと撤去をしていきたいという意思はあるんですけれども、年金暮らしの方で、資力がないということでありまして、それでどうしても撤去をしていかなければならないのかという御相談がありました。
今、これは撤去の場合のみですが、補修というのはこの対象に入っていないんですよね。
◎中嶋浩
建築物安全推進室長 建築物安全推進室です。
今、おっしゃいました補助金のことだと思いますけれども、補助金については危険なブロック塀の撤去のみとなっております。補修はありません。
◆伊藤和仁 委員 補修がないというのはやはり個人の財産だからという意味で、補修は対象でないということでしょうか。
◎中嶋浩
建築物安全推進室長 建築物安全推進室です。
補修については安全性の確認が取れないというところで、撤去のみを補助の対象としております。
◆伊藤和仁 委員 そうすると、今年度はこの6,700件のうちの103件が補助金を使われたということで聞いておりますが、当然、この6,700件に対して100件程度であれば、まだまだその危険の対応箇所というのは残っていると思いますが、令和2年度はそのままこの245件の補助金をやっていくということでありますが、その後は、どのようにこの残った件数を対応されていくのでしょうか。
◎中嶋浩
建築物安全推進室長 建築物安全推進室です。
今後につきましては、建築指導課と連携しながら市政だよりを初め、市民一人一人に手に取れる自治会回覧等による広報啓発に努めてまいりたいと思っております。
以上です。
○光永邦保 分科会長 建築指導課の方では今の何か基準を申し上げることはありますか。
◎小山博徳 建築指導課長 建築指導課としましては、違反建築物の防止週間等に合わせまして周知を行いたいと考えております。
◆伊藤和仁 委員 先ほどの相談の件でございますが、本人のやる気はあるということでありますので、この撤去においても、例えば分割で払うというようなことであれば、その後、可能になっていくのかなということは思っておりまして、そういった今後の対応をまたさらに拡充していただければと思います。よろしくお願いいたします。
○光永邦保 分科会長 今、伊藤委員が言われたようなその個別の対応について、御意見を頂けますか。
○藤永弘 副分科会長 できないかということで、分割という考えもあるんではないかという意見に対して。
◎中嶋浩
建築物安全推進室長 建築物安全推進室です。
今のところ分割はちょっと考えておりませんけれども。すみません。
◎田中隆臣 都市建設局長 やはりこのブロック塀の撤去につきましては、議員御指摘の大阪の対応でございまして、やはり緊急を要するということで教育委員会と連携して市民の方も協力頂いて、目視による点検を行って6,700という件数を出して、その方々に周知をして、やはり先ほども申されたように、個人財産でもございますので、撤去についての補助を緊急的にやるということで、本年度、来年度と2か年で対応すると、昨年度もですかね、そういう形で、今、進めているというところでございまして、やはり個人財産ということでございますし、緊急も要するということで、今のところその分割というものについては考えておりません。
ただ、そういう特殊というか個々の事情に応じた対応についてはちょっと研究はさせていただきたいと思ってございます。その物が本当に危険かどうかというのもやはり非常に大事なところでございまして、やはり教育委員会と連携して、やはり特に通学路とかそういうところについては、やはり調査というものを市民の方と一緒にやっていくというのが非常にまず大事かと思っておりますので、そういうところから1回ちょっと見直して、取り組まさせていただきたいと思います。
○光永邦保 分科会長 よろしいですか。
◆伊藤和仁 委員 はい。
◆坂田誠二 委員 ちょっと関連で、そのブロック塀の現実的、個人的なそういう個人の敷地内に建てられていることだから、結局、私もこう長年見ていると、業者次第では、結局は鉄筋も基礎の問題があるわけです。特に、それを今、局長が言われるように、通学路、そういう中で結局は高くある程度ついていても鉄筋が本当小さい鉄筋で、業者次第ではそういうところもあるし、だからそのブロックという形の中の塀だから、結局は建築指導関係でもその及ばないということなものですからそこら辺は分かるんですけれども、結局、今後のやはりその辺みたいな、だからブロック塀がいかんということは私ども言えませんので。だから指導的に。一番やはり、今、私は見るのは、結局、ブロック塀というのは現実的に危ないわけだ。
例えばフェンスならば、その辺は今後いろいろな震災があったりいろいろな形でははいいと思うけれども、そこまではなかなか言いにくいところも行政はあるんだけれども、やはりその辺のそのブロックでされるんだったらば、やはり個人の先ほど言うこと、強制はできないところがあるんだけれども、やはり鉄筋等はある程度は入れさせる、そういう指導をしていかないと、根本的な問題が、今回の問題はもうそれで今の現状があるわけですけれども、やはりそういうところも今後の指導としてやってほしいと思います。
まあ、当面はなかなかできにくいかな。
○光永邦保 分科会長 聞いてみますか。
◆坂田誠二 委員 どうですか。
○光永邦保 分科会長 今後の塀の強度に関する指導については。
◎小山博徳 建築指導課長 ただいまの件、御承知のとおり厳しい場面はありますけれども、あくまで建築物に附属する門、塀は建築物として扱いますので、私どもの指導の範疇ではございます。しかしながら、住宅メーカー等が住宅建築する際に、そこまでメーカーが門、塀まですればいいんですけれども、建て主の方でじかにブロック塀の業者とかに頼まれるケースも多々あります。このような場合に指導が行き届かない場面があるのかと思います。
ですので、私ども建築指導課のホームページ等に基準のブロック塀はこうですよという形で載せておりますので、周知はしておるつもりなんですけれども、なかなか行き渡らないというのが現状でございます。
◆坂田誠二 委員 分かりました。まあ、要望しておきます。
以上です。
◆原口亮志 委員 今、坂田委員のお話の中で、こう現場でその発注するときにという話があるんですけれども、例えば私たちに置き換えてみると、業者さんと話すときに鉄筋の間隔はどれぐらいで、どれぐらいの量を使ってくださいなんていうことは専門家でないと分からない。ですから、行政の方からそういった業者さんの方にきちんと指導を徹底ということはできないかもしれませんが、もう少し具体的にその強度についての御指導をされた方が、一般の発注者の方はなかなかそこは分かられないと思いますので、そちらの方よろしくお願いしておきます。
○光永邦保 分科会長 御意見ということでよろしいでしょうか。
◆原口亮志 委員 はい。
以上です。
◆落水清弘 委員 指導、要するに大阪の事故の問題は、子供でしたよね。小学生でしたよね。結局、市道と民地の境界に建つブロック塀という定義が一番当てはまるわけではないですか。それであるなら、境界の問題が当然出てきますよね。市との境界の問題が。ですから、それに理由付けして、届出制にしたらどうですか。
要するに、ブロック塀を建てるときには、市道との境界の問題があるから届出はしてくださいと、届出したところにきちんとしたペーパーなり何なりお渡しする。業者に、そういう形であればある程度は、少しは違ってくるような気がしますけれどもね。
届出であれば何も制約もありませんし、何かそういうふうな工夫でしないと、別に筋道としておかしくないではないですか。市道との境界に建つブロック塀に関しての話だから、その届出制にしても何ら私権に及ぶことではないので、当然、公共としてやって数字が取れるんではないんかと、今、お二人の委員方のお話を聞いてちょっと思いましたけれども、局長いかがですか。
◎田中隆臣 都市建設局長 それができるかできないかも含めて、今後、検討してまいりたいと思います。
ただ、今、建築基準法で中心後退とかの場合は、ブロック塀、このブロック引きましたよとか、そういう表示をする場合がございますので、そういうのを参考にしてちょっと検討させていただきたいというのと、やはりいわばブロック塀が今回の大阪の事例でああいうふうなことになったということで、やはりこういうものが必要なんですよと、ブロック塀についてもというのをやはり市民の方にももっと周知が、ホームページに載っているということですけれども、さらにそれが進むというか、どういうふうにすれば広がるとか、やはり市政だよりを使うとか、そういうのをちょっともう少し研究して、市民、発注者側も知っていていただくようなことを、当然、業者さんは絶対知っていらっしゃいます。
ただ、そこの中でやはりお客さんとの掛け合いでそういうふうになる場合も多々あるということでございますので、やはりそういう市民の方にもっと周知していくようなこともちょっと併せて検討してまいりたいというふうに考えております。
○光永邦保 分科会長 よろしいですか。
○藤永弘 副分科会長 先ほど伊藤委員とのやりとりを聞いていて、危険なところが六千何か所かあるという、ブロックが。それで、その危険度といった場合、本当に危険なところが何か所とか、そしてやや、その内訳も何かよくはっきりしないような感じで、また今年、百三十何か所しかその制度を使っていないということで、このままいけば段々危険度が増すところが増えるような感じもして、ただ、調べろと言うので調べましたということで、もし万が一同じようなことが起これば大問題になるので、もう一度、やはり今度の6月の定例会辺りでは、どうやってこの問題を解決するかという、そういう方針というかそれを出していただきたいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○光永邦保 分科会長 危険度の判定基準みたいなことですか。
○藤永弘 副分科会長 それと、計画的にこのペースでは何十年かかると、計算するとすさまじい年数がかかっていくわけで、ちょっと計画的にどうやったら、さっきの伊藤委員に対する相談も現実的な相談なんですよ。年金で一発で撤去するお金がないということに対する対応はどうするか。
だから、そのためには一番危険度が高い、行政がどうにかしなくてはいかんという箇所がどのくらいありまして、その箇所でもどうしますという、何かそういう具体的なものが出ないと、ただ調べました、そして補助金を出す制度はつくりました、だけど進んでいない現実をそのままにはできないのではなかろうかと思うので、その辺どうでしょうか。
◎田中隆臣 都市建設局長 先ほど申し上げたように6,700については目視ということで、例えばブロック塀の後ろに控えというんですかね、そういうものがないとか、それであれば危険の可能性があるというふうなことと思っています。それがその即座に倒れる可能性があるかとか、そういうものについては多分、そこまでの目視なので判定はできませんので、そこについて、先ほど申したように、個人財産でございますので、周知をするとともに、通学路とか、優先度はあるかと思いますので、そこをもう少し教育委員会とも連携して、今後の対応については研究させていただきたいと思います。
○光永邦保 分科会長 当然、6,700のうち問題なしとするものもあるだろうし、その辺のきめ細かいデータが出てくればこちらも安心するんですけれども、行く行くはこれをゼロに持っていくんだったらその判定基準何かも、ぜひ検討をお願いします。
そんな感じでよろしいですか。ぜひまたよろしくお願いします。
○藤永弘 副分科会長 何となく解決するのかどうかという、何かどういう方向か見えないような感じで。
○光永邦保 分科会長 分かりました。ありがとうございました。
ほかにございますか。
◆落水清弘 委員 パークアンドライド等推進経費の件ですけれども、パークアンドライドについてはこれだけですか。ほかに何か関連というのはありますか。
◎土屋裕樹 交通政策課長 交通政策課でございます。
今、落水委員の方からありましたパークアンドライド等推進経費については、366ページの14番のお話かと思ってございます。
新年度はこれ以外にも、同じページ、6番の市電路線
延伸調査関係経費、ここは500万円上げてございますが、この中で市電延伸と併せましてサイクルアンドライドでありますとか、パークアンドライドの調査を実施していきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
◆落水清弘 委員 市電延伸というとエリアが限られた場所と思ってよろしいですか。
◎土屋裕樹 交通政策課長 基本的には市電を延伸する路線沿い、あるいはその周辺ということで今回の調査については考えてございます。
◆落水清弘 委員 具体的には。
◎土屋裕樹 交通政策課長 健軍電停から市民病院までのルート沿いということで考えてございます。
◆落水清弘 委員 そうなると、この上のパークアンドライドに入れるというのは若干無理があるような気がします。
せっかく局長、市長を欧州においでになりまして、パークアンドライドはとてもすばらしいという認識を持って帰って来られたわけですから、もう少し予算をつけるなり、何か具体策がこの予算書に出てくるようになるというのを私は期待していたんですよ。だもので、今、伺っているんですけれども、局長、その辺はどういう御見解でございますか。
◎田中隆臣 都市建設局長 今、土屋課長の方が申しましたものは市電の延伸に伴ってその効果をさらに高めるというものに対しての調査でございます。今、落水議員がおっしゃられるのは、市全体としてやはり都市交通として考えたときのパークアンドライドというお尋ねだと思っております。
今回、その経費について上げておりませんのは、まず、新広域の道路計画を、今、策定を国県市と一緒にやっております。それが来年度中には間違いなく、我々としてはルートも含めてお示しをしたいと。そうすると、やはりそのヨーロッパでありますような都市高速とか、高速の沿線に要はパークアンドライドだったり、そういうものを配置して、そこから公共交通で運ぶというシステムができるような都市になるかなということで、一応、来年度はそのパークアンドライドの全体的な検討はちょっと時期が早いかなということで、再来年度というか、その新広域の将来の交通の大きな柱が出来上がったら、そこを起点に、パークアンドライドの駐車場、サイクルアンドライドを含めて、しっかり十分に検討したいというふうに考えてございます。
○光永邦保 分科会長 こっちの方に載ってくるということですね。
◆落水清弘 委員 理由がはっきり分かりました。良かったです。
では、令和3年度にがっぽり予算をつけてやっていただけるというお考えでしょうか。
御答弁ください。
○光永邦保 分科会長 意気込みですか。
◎田中隆臣 都市建設局長 当然、やはりパークアンドライドについてはその短期である程度その交通の分担が図れるということで、渋滞の緩和にもつながりますので、当然ながらそういう方向で、令和3年度ですかね、何らかの形でそういう推進経費については要求というか、我々としては、都市建設局としては、やはりそういうものについて取り組んでまいりたいと考えてございます。
○光永邦保 分科会長 分かりました。
◆落水清弘 委員 楽しみにしておきます。
中心市街地活性化に関連して、とても大事な道路が前から話ししております新町戸坂線ですね、これは非常に中心活性化に力を入れていただくのに、花が咲くための道路の一つでありますけれども、一体これはいつ開通するんでしょうか。
例の問題を抱えていますので、あんまり個別のこと言いませんけれども、早く通していただかないと意味がないものですから。
◎田尻亮司 熊本駅
周辺整備事務所長 熊本駅
周辺整備事務所でございます。
新町戸坂線につきましては、今、鋭意、工事、整備を行っているところでございます。
今後の予定といたしましては、今後の国からの交付金等の状況にもよりますが、令和5年を目標に整備を進めているところでございます。
以上でございます。
◆落水清弘 委員 もう本当に大変とは思いますけれども、何とか令和5年と言いますとまだちょっとありますよね。一日も早くできるように工夫をしていただきたいと思っております。例の問題を含めて。
そして、交通局に関しまして、辛島町の電停改良工事、この資料1に図面を頂いておりますけれども、今回、桜町の開発に伴う動線として、この電停の位置が最もよいというお考えでこの位置にされたんですよね。対面式を片方だけずらして、千鳥にしたということですけれども、私はどっちかというと、逆に③の方に対面式にした方が動線としては地下道の入り口から考えるとこっちの方がふさわしいというふうに、ちょっと図面を見て思いましたけれども、その辺の御見解を頂きたいと思います。
○光永邦保 分科会長 電停の位置についての見解をお願いします。
◎伊藤達也 運行管理課長 運行管理課でございます。
この桜町の開発の中で、道路の拡幅等を伴わない手法でということで、道路部局等といろいろ協議をした結果がこのような形として表れたものでございます。
◆落水清弘 委員 すみません。私の質問が伝わっていないのかもしれません。
桜町と新市街を動線でつなぐわけですよね、当然。その間に、各地域からこの市電を使って降りて来るお客さんが来ると。その動線とこの電停の位置がふさわしいかという話をしているわけですよね。ですから、これは交通局だけの問題ではない話ですよね、当然。まちづくり全体の問題として、私は3番の対面に上り電車を持ってきた方が動線としてはふさわしいと思うわけです。
なぜかと言いますと、地下道の入り口が3番の向かい、三菱銀行側にありますよね、ですから動線としてはこちらの方が、雨が降っている場合、結局、この市電から道路はどうしても渡らないといかんわけですよね。ここが雨がちょっとでもぬれないようにするためにはこちらの方がふさわしいというふうに、自分が歩くならこうだなと思ったものですから、今、聞いておりますけれども、まちづくりの視点からお願いします。
◎土屋裕樹 交通政策課長 交通政策課でございます。
電停の位置等につきましては、交通管理者等と私どもが協議しながら決定していったという経緯もございますので、私の方から説明させていただきます。
今、落水委員からありました3番の下り電停の方に上り電停を持ってきた方がいいんではないかというような御指摘がございました。上り電停につきましては、今、2番の位置にさせていただいておりますが、もちろん、2番と3番の入れ替えというのも協議の中では当然議論としてはさせていただいてございます。
ただ、上り電停を3番の位置の、この図面で言うと下側に持ってくるという配置になりますと、市役所側から車が来た場合に、一応、ここ右折するというような車両もいるというようなことで、その右折がなかなか厳しいということもございまして、最終的にはこのような千鳥配置をさせていただいたというものでございます。
それから、アーケードからの人の動きでありますとか、あるいは花畑広場からの人の動き、こちらについても関係部局でありますとか、あるいは地元の商店街組合さんとかとお話をする中で、この配置でいいんではないかというようなことで協議をさせていただいたという経緯はございます。
以上でございます。
◆落水清弘 委員 結局、1番を動かしたのも車道の問題も含まったわけでしょうね、これね。
ただ、歩くならやはり3番の前の方が楽ですよね、はるかに。誰が考えても楽ですね。その辺の気持ちは伝わりますか。市民の気持ちは。いや、それがもう御理解頂けないということであればもう話はもう全然別ですけれども。雨が降ったときに楽と思いません。
○光永邦保 分科会長 3番の位置はこれでいいということなんですよね、多分。
◆落水清弘 委員 はい。そうです。
○光永邦保 分科会長 これが1つ基本があって、それを基準に対面にできるか、千鳥でいくかという検討になるかと思いますけれども。
◎田中隆臣 都市建設局長 この2番の上り電停の位置につきましては、先ほど課長が申したように、これ一応、商店街の意向としてもやはり2番はそのままにしてくれという商店街の意向は強うございます。それと、委員がおっしゃられるまちづくりの観点ということで、当然、我々も地下通路を、今、リニューアルというか、一応きれいにしている状況で、やはり雨のときにはやはり今の地下通路を使っていただく、より使って桜町と新市街の回遊性を向上させるというのを第一義に考えてきております。
そういう中で、上り電停をここにしたときに、一応、検討の過程では、ここにエレベーターとかそういうものも一応考えて、いわゆる上り電停から渡ったところで地下に行けるような動線という検討もさせては頂いたんですけれども、それとか別に、今の地下通路の入り口をちょっと変えるとかそういう検討はしたものの、当面、地下通路の入り口はそのままというふうなことで、一応結論づけて、地元の意向と、それとやはり対面にした場合には、僅かですけれどもやはり幅員が足りないということで、やはり拡幅がどうしても必要になると。それもある程度、一定の擦りつけ区間ということで、我々の花畑広場とかそういう敷地だけではなくて、民地まで影響があるということで、千鳥というふうなことで電停改良を、今、進めている中で、千鳥にしているというのはやはりそういうふうな幅員がその非常に地価が高いところでの幅員が足らないという理由が非常に大きいということも御理解頂きたいと思います。
○光永邦保 分科会長 その幅員というのは電停そのものの幅員という意味ですか。
◎田中隆臣 都市建設局長 そうです。
1.5にするときに僅か何十センチですけれども道路の拡幅が必要になると、それがそこの部分だけではできなくて、擦りつけ区間がいるということでのものというふうに御理解頂ければと思います。
◆落水清弘 委員 御理解いたしました。
ただ、お願いしたいのは、やはり自分が歩くということですよね。多分、そういうことを町の人たちと一緒にやれば違った発想が出たかもしれません。ですから、こういうふうな重要ポイントに関しては、実際に市役所の職員と商店街の人と電車に乗って、電車からその場で降りて、ではどっちに行くときはどういう気持ちになるか、行きやすいか行きにくいか、雨にぬれる時間がここは5秒長いねって、5秒って結構ぬれるよねって、土砂降りのときはと。どんな気持ちになるかなというふうな感覚的なものを、ぜひ役所としては取り入れていただきたいんですよ。
やはりここはとても大事な電停になりますからですね。ただ、局長のお話はよく理解しましたんで、今後としてはよろしくお願いしておきます。
以上です。
○光永邦保 分科会長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○光永邦保 分科会長 ほかになければ、これをもちまして
都市整備分科会を閉会いたします。
午前10時59分 閉会
出席説明員
〔都市建設局〕
局長 田 中 隆 臣 総括審議員 加 藤 栄 一
総括審議員兼
都市政策部長 都市政策課長 角 田 俊 一
吉 澤 勇一郎
都市政策課副課長 上 村 和 也 都市政策課副課長 飯 田 考 祐
交通政策課長 土 屋 裕 樹 交通政策課副課長 黒 部 宝 生
都市整備景観課長 中 村 孝
都市整備景観課副課長
粟 田 修
都市デザイン室長 酒 井 伸 二
震災宅地対策課長 上 野 幸 威
建築指導課長 小 山 博 徳 開発指導課長 上 村 亮
建築審査室長 荒 巻 純 生
植木中央土地区画整理事業所長
田 島 伊 織
熊本駅
周辺整備事務所長 熊本駅
周辺整備事務所副所長
田 尻 亮 司 榊 正 邦
熊本駅
周辺整備事務所副所長 熊本駅
周辺整備事務所副所長
松 尾 達 哉 上 杉 剛 二
住宅部長 宮 崎 由 之 住宅政策課長 原 和 義
建築物安全推進室長中 嶋 浩 市営住宅課長 杉 田 浩
空家対策課長 平 石 研 吾 震災住宅支援課長 吉 住 和 征
公共建築部長 東 野 洋 尚 建築保全課長 塩 田 栄一郎
営繕課長 林 田 敬 成 設備課長 吉 村 和 敏
設備課副課長 河 田 誠 二 土木部長 藤 岡 明 弘
土木総務課長 石 田 智 寿 土木総務課副課長 岩 佐 康 弘
道路整備課長 今 村 寿 也 道路整備課副課長 藤 田 武
道路整備課副課長 高 倉 智 浩 土木管理課長 弓 削 秀 和
自転車対策室長 竹 原 義 博 用地調整課長 高 木 裕 治
河川課長 米 村 浩 介 公園課長兼全国都市緑化フェア推進室長
高 倉 伸 一
震災土木施設対策課長 東部土木センター所長
松 窪 昭 宏 奥 田 滋 晃
西部土木センター所長 富合地域整備室長 磯 田 茂 成
高 永 恭 男
城南地域整備室長 平 江 利 也 北部土木センター所長
佐 藤 武 士
植木地域整備室長 谷 富 隆 弘
〔交 通 局〕
交通事業管理者 肝 付 幸 治 次長 大 関 司
首席審議員 島 田 裕 士 総務課長 河 本 英 典
運行管理課長 伊 藤 達 也
〔議案の審査結果〕
議第 1号 「令和2年度熊本市一般会計予算」中、
都市整備分科会関係分」
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 9号 「令和2年度熊本市
公共用地先行取得事業会計予算」…(審 査 済)
議第 10号 「令和2年度熊本市熊本駅
西土地区画整理事業会計予算」
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 11号 「令和2年度熊本市
植木中央土地区画整理事業会計予算」
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 18号 「令和2年度熊本市
交通事業会計予算」…………………(審 査 済)
議第 63号 「熊本市
屋外広告物条例の一部改正について」…………(審 査 済)
議第 64号 「熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例等の一部改正について」
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 66号 「
熊本都市計画事業植木中央土地区画整理事業施行条例の一部改正について」
……………………………………………………………(審 査 済)...