それでは、
審査の
方法についてお諮りいたします。
審査の
方法としては、
分担議案について
説明を聴取した後、
質疑を行いたいと思いますが、御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○大
嶌澄雄 分科会長 御
異議なしと認め、そのようにとり行います。
これより
議案の
審査に入ります。
議第4号「
令和元
年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての
説明を求めます。
◎
伊藤幸喜 経済政策課長 初めに冊子の方の
資料でございますけれども、
予算決算委員会説明資料の76ページをお願いいたします。
まず、
資料の見方でございますけれども、
事業名の先頭に
黒星マークがあるものにつきましては
新規事業、
財源内訳につきましては記載のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
それでは、
経済政策課分の
説明をさせていただきます。
77ページをお願いいたします。
款項が
商工費、目が
商工振興費の
経済政策課分、
外国人材雇用推進事業270万円でございます。詳細につきましては
タブレットの方で
説明したいと思いますが、よろしいでしょうか。
タブレットの
予算決算分科会資料の中の、
経済観光局のみというフォルダをお願いいたします。
分科会資料を開いていただきまして、表紙の次のページの
資料1をお願いいたします。
本
事業につきましては、(1)の
外国人労働者の
日本語習得支援分が150万円、(2)の
外国人留学生と
市内企業との
マッチング会・
個別面談会開催分が120万円でございます。
まず、上段の
外国人労働者の
日本語習得支援事業につきましては、
技能実習開始後、
入国後1年以内の
外国人労働者の
日本語習得を
支援いたしまして、
従事業務の
高度化や
特定技能への円滑な移行を目指すものでございます。
対象は、
外国人労働者を雇用している
企業20社
程度でございまして、
特定産業14分野に限定しております。
内容につきましては、
日常生活で必要な
日本語能力の
向上を図るため、
企業に
日本語講師を
派遣いたしまして、
講習を実施するものでございます。5回を
上限といたしております。
続きまして、(2)の
外国人留学生と
市内企業との
マッチング会につきましては、
産業振興課所管分でございます。
対象は、県内の各
大学、
高等専門学校、
各種専門学校の
留学生と、
商工会議所並びに
県工業連合会の会員である
市内企業でございます。
内容につきましては、
企業、
留学生向けの
ミニセミナーと
意見交換会を2回、
個別企業と
留学生の
マッチング会を1回開催するものでございます。
提携先につきましては、
大学その他、掲載しているとおりでございまして、両
事業のスケジュールにつきましても、掲載しているとおりでございます。
◎
中元正人 熊本城総合事務所副
所長 予算決算委員会説明資料の77ページ、中ほどをお願いいたします。
熊本城キャッシュレス決済導入経費として、400万円を計上しております。本年10月から
熊本城の
特別公開を実施いたしますが、それに合わせて
入園料の
キャッシュレス決済を
導入するものでございます。
キャッシュレス決済額に応じて支払う
決済手数料の
経費のほか、
二の丸広場、
城彩苑内に
設置を予定しております
券売所の窓口に
設置します
キャッシュレス端末の
借り上げ料等でございます。
詳しくは、
予算決算委員会経済分科会資料の
資料2で
説明をさせていただきたいと思います。
タブレットの方は、
予算決算(
分科会)から、
経済観光局の方にいっていただきまして、
資料2をお願いいたします。
本年10月から、
原則日曜
祝日限定ではございますが、
工事用スロープを利用しまして
熊本城の
特別公開を実施いたします。
特別公開に当たりまして、
外国人観光客を初めとした
来場者の
利便性向上を図り、
満足度を高めることを目的に実施するものでございます。
(2)に記載しておりますとおり、クレジットカード、また
交通系ICカードなどの
電子マネー、ウィチャットペイなどの
QRコード決済などに対応できるように考えております。
決済代行業者の選定につきましては、
公募型プロポーザル方式で行うこととし、
議会終了後の公告、8月上旬に
審査会を実施して
事業者を選定し、9月上旬に
契約を締結したいと考えております。
なお、下の
枠囲みの
部分でございますが、
熊本城特別公開第一弾に向けました運営の
検討状況を、参考として記載させていただいております。
予算決算委員会資料の77ページにお戻りいただきたいと思います。
中ほどの
枠囲みの
部分でございますが、
債務負担行為としまして、
令和2
年度までの
限度額1,370万円を計上しております。これは、
端末借り上げ料約50万円のほか、
決済手数料としまして、約1,300万円を計上しております。
入園券の多様な
購入方法のあり方や、
観光客の
利便性向上について
検討を進める中で、新しく
導入を進める方針となったものでございまして、この6月
補正のタイミングで要求することとなったものでございます。
次に、
熊本城災害復旧経費でございます。
熊本城災害復旧経費1億3,500万円を計上しております。これは、
熊本城小天守の
内装工事の
工事請負費でございます。また、その下の
枠囲みでございますが、
債務負担行為として、
令和2
年度までの
限度額1億6,200万円を計上しており、全体額として2億9,700万円を計上しております。2021年春の天守閣全体の
復旧完了に向けまして、早急に取り組むべきものとして、6月
補正で計上するものでございます。
◎
潮永誠 商業金融課長 恐れ入りますが、
説明資料の方へお戻りいただきまして、73ページをお願いいたします。
中段に記載してあります
債務負担行為補正追加分の1行目、
流通情報会館指定管理料について御
説明いたします。
債務負担の
設定期間は
令和元年度から
令和6
年度、
限度額といたしまして1億6,900万円を計上しております。
流通情報会館の
指定管理期間が今
年度をもちまして
満了となりますことから、
指定管理の
更新を行うに当たり、適正な
契約準備期間を確保するために、
債務負担行為の
設定をお願いするものでございます。
◎
野崎元彦 産業振興課長 同じく、
予算決算委員会説明資料73ページをごらんください。
債務負担行為補正追加分、上から2段目でございます。
食品交流会館指定管理料でございます。
設定期間といたしまして、
令和元年度から
令和6
年度、
限度額といたしまして3億150万円を計上しております。
食品交流会館の
指定管理期間が、今
年度をもちまして
満了となりますことから、
指定管理の
更新を行うに当たり、適正な
契約準備期間を確保するために、
債務負担行為の
設定をお願いするものでございます。
◎
林将孝 文化振興課長 同じく
債務負担行為補正の3行目をごらんください。
くまもと工芸会館指定管理料でございます。
設定期間としまして、
令和元年度から
令和6
年度、
限度額といたしまして2億6,350万円を計上しております。
次に、4行目、リデル、ライト両
女史記念館指定管理料でございます。
設定期間といたしまして、
令和元年度から
令和6
年度、
限度額といたしまして2,400万円を計上しております。
どちらも今
年度をもちまして
期間満了となりますことから、
指定管理を行うに当たり、適正な
契約準備期間を確保するため、
債務負担行為の
設定をお願いするものでございます。
◎
岡本岬 農業支援課長 予算決算委員会説明資料の85ページにお進みいただければと思います。
農林振興費の
新規事業としまして、
農業用ハウス強靭化緊急対策事業に1,853万2,000円を計上しております。これは、平成30年12月14日に閣議決定されました防災・
減災、
国土強靭化のための3か年
緊急対策に基づき、国により創設されました
農業用ハウス強靭化緊急対策事業に取り組み、
施設園芸におけます台風などの
気象災害を未然に防ぐために、筋交いなどによります
農業用ハウスの補強や
防風ネットの
設置などを
支援する
事業でございます。県からの
補助内示に伴い、計上するものでございます。
○大
嶌澄雄 分科会長 次に、議第17号「
熊本市営駐車場条例の一部
改正について」
説明を求めます。
◎
中元正人 熊本城総合事務所副
所長 第2回
定例会議案の39ページをお願いいたします。
議第17号「
熊本市営駐車場条例の一部
改正について」でございます。
桜の
馬場駐車場に新たに
設置する等のために、所要の
改正を行うものでございます。
説明は
分科会資料の
資料3でさせていただきます。
タブレットの方は、
予算決算委員会(
分科会)の
経済観光局の
資料3をお願いいたします。
合同庁舎跡地に
バス駐車場を10月から新設しまして、
二の丸駐車場の
バス駐車場機能を、桜の
馬場バス駐車場に移転することにしております。
改正の
概要でございますが、大きく3つございます。
第2条の
駐車場の名称及び位置に、
合同庁舎跡地に新たに
設置します
熊本市営熊本城桜の
馬場バス駐車場を追加いたします。
2番目としまして、
バス駐車場の
使用料を、これまでの2時間500円から3時間700円に
改正をさせていただきたいと思います。
3点目でございますが、
二の丸駐車場の
バス駐車場機能を桜の
馬場バス駐車場に移転することに伴いまして、
二の丸駐車場には
原則普通車のみの
駐車といたしますが、身体障がい
者等の
歩行が困難な
バスでの
来場者に対応できるようにするため、
熊本市営熊本城二の丸駐車場にあっては、市長が特に
バスに使用させることが必要と認める場合には、この限りでないとするものでございます。
歩行が困難かつ
シャトルバス利用が困難な場合等を想定しております。
具体的な運用につきましては、現在整理をしているところでございます。
改正後の
駐車場の
概要につきましては、下の表にまとめております。
駐車可能台数全体の変更はございません。
○大
嶌澄雄 分科会長 以上で
議案の
説明は終わりました。
これより
質疑を行います。
分担議案について
質疑及び
意見をお願いいたします。
◆
緒方夕佳 委員 順番に
質問させていただきます。
まず、
外国人材雇用推進事業ということで、日本に来て働かれる方を雇用する方に
支援をするということで、その
方向はいいと思っているんですが、この
事業が始まったのは、業界より要望があったのかということと、
日本語講師の
派遣を
上限5回となっているんですが、この
回数をどのように決めたのか
お尋ねします。
◎
伊藤幸喜 経済政策課長 委員から2点
お尋ねがありましたけれども、この
事業の発端につきましては、昨
年度12月に行われました国の
入管難民法の
改正に伴いまして、今後
外国人がふえるということが想定されますので、そういうことに基づきまして、本市でも取り組んでいるところでございます。
この
日本語講師の
派遣に取り組んだ理由といたしましては、昨
年度商工会議所並びに
工業連合会の
調査におきまして、
外国人材の
受け入れを
検討する
企業が約40%あったということと、
受け入れに当たっての課題については約50%が
日本語やコミュニケーションと回答していることを受けて、実施するものでございます。
対象につきましては、
技能実習生を
対象としておりまして、
入国時における
日本語能力は求められておりません。
入国後約1カ月
程度の
日本語習得に向けたスキームが確立していないということを受けまして、
管理団体等が実施する
日本語講習のみを実施するものでございます。
それから、
回数についての
お尋ねがあったと思いますけれども、通常の日常的な
会話ができる
程度の
レベルまでということを考えておりまして、具体的に申し上げますと、1回目、
文字と語彙、2回目、
会話と文法、3回目、聴解、4回目、
読解、5回目、まとめというような形でやっていこうというふうに、今のところ考えているところでございます。
◆
緒方夕佳 委員 回数はどのように決めたのかという
質問だったんですが。
◎
伊藤幸喜 経済政策課長 回数はどのように決めたかという御
質問ですけれども、
特定技能で求められる
日本語の
レベルが、
検定試験でN4というふうに聞いております。その
レベルに達するまでの
日本語習得講習ということを想定しておりまして、5回というのが何らかで決められていることではございませんが、
研修機関と相談しながら、さっき申し上げたような順で5回ぐらい行うと、その
レベルに達するのではないかということで、
設定しているところでございます。
◆
緒方夕佳 委員 では、
研修期間が5回
程度の
講習で、
文字の
習得、
読解、全てちょっと書き取れませんでしたが、
日常会話ができるようになると、
読解もできるようになるというお話で、5回という
設定だったということですか。
◎
伊藤幸喜 経済政策課長 5回でその
レベルに達するかどうかということにつきましては、その方々によるかと思いますけれども、こちらといたしましては、
雇用主に対しましても、
日本語教育について一定の対応が求められておりますので、そこに対するお手伝いという考え方でいるところでございます。
◆
緒方夕佳 委員 ちょっとしつこく聞いたんですが、
支援するということ自体はすごくいい
方向だと思っているんですが、やはり私
たち日本人も
学校で英語を学びますけれども、今は小
学校から始まって、中
学校、高校とほぼ毎日のように学んでも、なかなか
日常会話が
習得できるまでには至らないという現状もあります。もちろん至る方もいらっしゃいますが、5回という
回数制限がある中でどれぐらい
習得できるのかというところは、少し疑問ではありますので、ちょっとその点を聞かせていただきました。
方向としてはいいと思いますが、このあたりの実証を、どれぐらい本当にこれが有効なのかというところを検証していただけたらと思います。
○大
嶌澄雄 分科会長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◆
緒方夕佳 委員 熊本城の
キャッシュレス決済導入についてなんですが、先ほど
債務負担行為で1,370万円が
令和2
年度までと、これは毎年これからずっと永年的にかかってくるものなのでしょうか。
◎
中元正人 熊本城総合事務所副
所長 基本的には
キャッシュレス決済を
導入しまして、今後も必要となる
経費でございます。
○大
嶌澄雄 分科会長 ほかになければ、これをもちまして
経済分科会を閉会いたします。
午前10時40分 閉会
出席説明員
〔
経済観光局〕
局長 平 井 英 虎
総括審議員 井 上 隆
産業部長 山 田 信一郎
観光交流部長 三 島 健 一
文化・
スポーツ交流部長 文化・
スポーツ交流部首席審議員
松 川 善 範 金 山 武 史
熊本城総合事務所長網 田 龍 生
経済政策課長 伊 藤 幸 喜
し
ごとづくり推進室長 計量検査所長 古 川 嘉 朗
東 博 昭
商業金融課長 潮 永 誠
産業振興課長 野 崎 元 彦
企業立地推進室長 野 口 嘉 久
競輪事務所長 山 浦 英 樹
競輪事務所副
所長 栗 原 誠
観光政策課長 中 川 奈穂子
観光政策課副
課長 住 谷 憲 昭
観光政策課審議員 大 川 滋
新
ホールマネジメント課長 新
ホールマネジメント課審議員兼
上 野 勝 治
誘致戦略室長 杉 本 幸 生
イベント推進課長 藤 田 裕一郎
動植物園長 戸 澤 角 充
動植物園副
園長 村 上 達 也
動植物園副
園長 松 本 充 史
文化振興課長 林 将 孝
文化振興課副
課長 平 野 孝 博
文化振興課副
課長 小 関 秀 典
埋蔵文化財調査室長永 野 昭 敏
スポーツ振興課長 村 上 和 博
スポーツ振興課副
課長
井 戸 義 行