熊本市議会 2018-12-19
平成30年第 4回経済委員会−12月19日-01号
午前11時14分 開会
○
小佐井賀瑞宜 委員長 ただいまから
経済委員会を開会いたします。
今回、当委員会に付託を受け審査いたします議案は、条例1件、
製造委託契約締結1件、その他3件の計5件であります。
それでは、審査の方法についてお諮りいたします。
審査の方法としては、まず、
付託議案について説明を聴取した後、議案についての質疑を行い、次に、
所管事務調査として、執行部より申し出のあっております報告10件について説明を聴取し、
所管事務について質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小佐井賀瑞宜 委員長 御異議なしと認め、そのようにとり行います。
これより議案の審査を行います。
まず、議第488号ないし議第490号「
指定管理者の指定について」、以上3件について、順次説明を求めます。
◎平野孝博
文化振興課副課長 議案書85ページをお願いします。
議第488号「
指定管理者の指定について」御説明いたします。
熊本市
現代美術館におきまして、非公募にて
公益財団法人熊本市
美術文化振興財団を、
指定管理者の候補者として選定しましたことから、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。
なお、
指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
◎上島雄二
スポーツ振興課副課長 続きまして、議案書の87ページをお願いいたします。
議第489号「
指定管理者の指定について」御説明いたします。
熊本市
総合体育館・青年会館ほか8施設について、本年8月1日から約2カ月間の公募を行いましたところ、2者からの応募がございまして、選定の結果、
一般財団法人熊本市
社会教育振興事業団を
指定管理者の候補者として選定したことから、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。
なお、
指定期間につきましては、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間でございます。
◎水牧一也
南農業振興課長 同じく89ページをお願いいたします。
議第490号「
指定管理者の指定について」でございます。
議案の提出理由は、熊本市
城南地域物産館に係る現在の
指定管理者の
指定期間が、来年3月に満了になりますことから、新たに
指定管理者を指定するため、
地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
指定管理者は
九州綜合サービス株式会社。
指定期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日まででございます。
関係資料を作成しております。農水局の
経済委員会議案関係資料をごらんいただきたいと思います。
1ページの資料1をお願いいたします。
今回の
指定管理者候補者選定の経緯等についてまとめております。2の
候補者選定の経緯をごらんください。
7月30日から8月31日まで募集を行い、10月4日に
選定委員会を開催いたしました。申請は、現在の
指定管理者であります
九州綜合サービス株式会社1者のみでございました。
選定委員会の委員及び選定結果につきましては、記載のとおりでございます。
次のページをお願いいたします。
城南地域物産館の
運営状況等についてまとめております。簡単に御報告させていただきます。
1の売上等の状況をごらんください。平成26年度から平成30年度までの売上額と購買者数の状況をまとめた表と、売上額の推移を示したグラフをつけております。売上額につきましては、記載のとおり毎年度伸びてきている状況で、平成30年度におきましても、11月までで対前年度同期に比べ約10%の増加となっております。
2の取組の現状では、それぞれの項目ごとに、これまでに取り組んできている内容を記載しております。
最後に、4の今後の方向性につきましても、記載しております
取り組みを進めるなど、
指定管理者や
出荷協議会の
取り組みに対し、積極的に支援してまいりたいと考えております。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 次に、議第492号「
製造委託契約締結について」の説明を求めます。
◎網田龍生
熊本城調査研究センター副所長 議案資料の93ページをごらんください。
議第492号「
製造委託契約締結について」でございます。
委託名は、
熊本城天守閣展示改修業務委託。委託金額は9億9,360万円。
契約相手方は乃村・
丹青特定業務委託共同企業体でございます。
これは
天守閣修復工事に伴いまして、大天守並びに小天守内部の展示物を刷新するものでございます。今回の展示は、熊本城全体ではなく、天守に焦点を置くとともに、これまでの西南戦争までの展示ではなく、明治22年の
熊本地震、軍が管理した時代、昭和の再建、平成の復元整備、そして平成28年
熊本地震を含めました現代までの展示といたします。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 以上で、議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
発議第30号「熊本市
中小企業振興基本条例の一部改正について」を含め、
付託議案について質疑及び意見をお願いいたします。
◆田尻善裕 委員 それでは、
現代美術館の
指定管理者についてお尋ねいたします。
今、あいている旧レストランのところがありますけれども、そこのところの
指定管理者の関係というのはどういうふうになっていますか。
◎濱田安拡
文化振興課長 ティーラウンジにつきましては、これは私ども市の管理でございまして、
現代美術館と連動してお願いしているわけではなくて、市で所管しているところでございます。
◆田尻善裕 委員 では、
現代美術館とあそこは所管が別で区切ってあるわけですね。
◎濱田安拡
文化振興課長 ティーラウンジのスペースは区切ってございまして、今、業者が撤退してから、いまだ次の業者が決まっておりませんことから、閉鎖しておるところでございます。
◆那須円 委員 議員提案で出ている
中小企業振興基本条例の一部改正について、条例の中身については、私も議論にかかわってきた一人なんですけれども、重要なのは、
中小企業の
持続的発展という持続的ということであったりとか、あとは
基本計画の策定が義務づけられるというふうな内容になっていますけれども、市として、今後の
基本計画策定に向けて、例えば条例をつくる過程の中で、やはり現場の実態調査や聞き取り調査も含めたところで、実態把握をするのが必要ですという意見なんかも述べさせていただきましたけれども、そういった
基本計画の策定に向けた
スケジュールのやり方についてお尋ねいたします。
◎
増田浩徳 首席審議員兼
経済政策課長 2点お尋ねでございます。
まず、
小規模事業者等の現状の把握につきましては、今年度商工会等の会員とかその辺を中心になんですけれども、調査を実際にやるという予定にしておりまして、今年度末までにまとめさせていただければというふうに考えております。
また、
基本計画につきましては、国の法律に基づく
基本計画というのが、今改定作業中でございます。こちらの方が、徐々には出てきておりますけれども、最終的に出ますのが4月、5月というふうに伺っております。それを踏まえた上で、来年度に
基本計画を策定していきたいというふうに考えております。
◆那須円 委員 今、
商工会議所の会員なんかを中心に調査を行うとおっしゃいましたけれども、規模としては大体何社ぐらいを聞き取りの対象というふうに考えておられますか。
◎
増田浩徳 首席審議員兼
経済政策課長 すみません、今ちょっと手持ちでございませんけれども、詳細に何業者ぐらいを当たる、何割ぐらい回収するというものにつきましては、整理してございますので、また別途お知らせさせていただければと思います。
◆那須円 委員
中小企業とりわけ
小規模企業の振興というのは、非常に大事な部分だというふうに思います。事例として、
政策条例検討会のところでも言ったんですけれども、東京都墨田区は条例制定に向けて、区内9,314社、係長級の職員165人が現場に足を運んで、実態を把握しようとしたんです。運んだところで、やはりこれは商工部門だけの
取り組みではなかなか解決できないということで、全庁的に
中小企業の振興をやっていこうと、例えば国保の支払い、税金の支払いであったりという課題もありますし、だから経済の部局だけではなくて、やはり横断的に政策なんかもしていく必要があるのではないかというふうに思っております。その点について、いかがお考えでしょうか。意見を聞かせていただければと思います。
◎
増田浩徳 首席審議員兼
経済政策課長 当然、
経済観光局が中心にはなると思うんですけれども、関連する施策、例えば地域を盛り上げていくためにどうしていくかとか、そういうものに当然地場の
小規模事業者等は深くかかわってきますので、連携できる部分については庁内的に協力をお願いしていきたいというふうに考えております。
◆那須円 委員
条例そのものは理念的と言いますか、こうあってほしいというふうな内容がざっくりと書かれておりますけれども、それを実効ある政策にしていく必要がありますし、その検証なんかも議会の中でもしっかりしていかなくてはいけないというふうに思っております。
全庁的にと思ったのは、例えば今度の議案の中で、
経済委員会とは別なんですけれども、LEDの交換、1万8,500カ所でしたかの契約案件が出ていますけれども、例えばこれを区ごとに分けて分離発注すれば、もうちょっと地域の中小業者も受注できたのではないかとか、いろいろ思うところがあるんです。だからそういった意味では、全庁的な課題として、
中小企業特に
小規模企業の仕事、経営をどう支えていくかということを考えていっていただきたいというふうに要望として申し上げておきたいと思います。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
小佐井賀瑞宜 委員長 ほかになければ、以上で
付託議案に関する審査を終了いたします。
これより
所管事務調査を行います。
執行部より申し出のあっております報告10件について、順次説明を聴取いたします。
◎
増田浩徳 首席審議員兼
経済政策課長 定例会議案の103ページをお願いいたします。
報第41号「
中小企業の振興に関する施策の
実施状況並びに熊本市
中小企業活性化会議における審議の経過及び結果について」でございます。
126ページをお開き願いたいと思います。
第2としまして、熊本市
中小企業活性化会議における審議の経過及び結果となっております。今年度第1回会議を平成30年6月1日に開催いたしまして、平成29年度会議における御意見への対応についての審議をいただいております。第2回会議は、10月1日に開催いたしました。第1回会議における御意見等について、また
中小企業振興施策等の
実施状況について、さらに本市の契約における
中小企業の
受注状況等について御審議いただきました。
これら2回の会議を受けまして、10月24日に会長の学園大の池上先生から市長へ会議の内容の報告がなされたものを、本議会へ報告するという流れになっております。
中段、2の会議の結果にございますように、(1)の意見集約以下(2)会議における意見では、
中小企業振興基本条例第8条で規定する
基本方針の施策ごとに、各委員からの御意見を記載してございます。主には、
中小企業振興施策について、市民の認知度の向上、展示会・商談会への出展に伴う
市補助金制度の拡充、優秀な人材の育成及び確保等や、商店街の活性化に向けた地域の
まちづくりのための
連携強化等の御意見について、重点的に報告がなされたところでございます。これらの御意見を踏まえつつ、次年度の予算要求につなげてまいるところでございます。
なお、前段部分の107ページから125ページまでの施策の
実施状況につきましては、この会議で各委員に説明しました条例の
基本方針の施策ごとの平成29年度の
取り組み結果、平成30年度の
取り組み内容についてまとめたものでございます。説明は割愛させていただきます。
◎網田龍生
熊本城調査研究センター副所長
千葉城地区保存活用基本構想(案)について、
所管事務報告の資料1をお願いいたします。
熊本城千葉城地区の
JT跡地、
NHK跡地の
保存活用について構想をまとめたもので、概要版4ページの後、本編28ページを資料として掲載しております。主に概要版で御説明いたします。
第1章は、策定の経緯と目的でございます。現在、
JT跡地、
NHK跡地とも、売買契約の締結に向けた覚書を交わし、その協議期間において土地を無償でお借りしておりますが、熊本城の復旧には長い年月を要し、今後も両跡地の利用が必要となることや、歴史的、文化財的な価値の保存及び
調査研究の情報発信や
文化交流ゾーンとしての活用を図るため、両跡地の
保存活用について、基本構想を策定することとしたものでございます。
第2章に、
千葉城地区の概要として、
千葉城地区の位置と歴史についてまとめております。15世紀ごろには、千葉城があったところでして、熊本城の出発点とも言える場所でございます。近世には、主に武家屋敷が立ち並び、特に宮本武蔵の居宅があったことで有名でございます。近代になりますと、軍の
憲兵隊本部や偕行社などが置かれ、戦後は公共施設や民間施設が多く建設されておりますが、元来の地形や景観をよくとどめてございます。
JT跡地は、昨年10月より、
熊本城復旧工事の
資材置き場として利用させていただいておりまして、
NHK跡地の方は、
熊本地震関連資料の保管庫などに利用させていただいております。
第3章には、計画上の位置付けといたしまして、上位計画である
保存活用計画、
復旧基本計画を示しております。
第4章は、
保存活用の
基本方針でございますが、ことし5月より関係団体から意見聴取を行うなどしながら、市の方針を検討してまいりました。
基本的な考え方といたしまして、歴史的・
文化財的価値の保存・活用、熊本城の復旧の着実な推進、「
文化交流ゾーン」としての回遊性の向上、
賑わい創出を挙げてございます。そのため、
JT跡地、
NHK跡地ともに
特別史跡に追加指定し、国補助などを活用して、土地を取得するといたしております。
JT跡地は、当面はこのまま復旧事業に使用し、使用後は南隣の高橋公園と一体的な
史跡整備を想定しておりますが、具体的な整備内容に関しましては、今後復旧期間内において検討してまいります。
NHK跡地では、
文化財価値の保存、
千葉城地区の歴史表示、熊本城の理解促進、景観保全と緑地の整備、
熊本城復旧復興の拠点、
熊本城調査研究の拠点などの整備を想定しておりますが、具体的な内容に関しましては、今後、文化庁や関係機関などと協議しながら、さらに検討してまいります。
先日の
特別史跡熊本城跡保存活用委員会では、特に
NHK跡地の
整備計画の検討を進める上では、しっかりとした審議が必要との御指導をいただくとともに、今回
NHK跡地の整備方針の中に、歴史・文化を伝える整備という言葉を追加してございます。
続いて、期待される効果といたしまして、
特別史跡熊本城跡の
保存管理・
復旧整備・
調査研究を一体的に行い、確実な復旧復興を実現させること、
熊本城文化施設、
中心市街地との連携・回遊性を強化することを挙げてございます。
第5章は、今後の進め方でございますが、まず、
特別史跡への追加指定に向けまして、文化庁及び所有者と協議、手続を進めてまいります。具体的な
整備計画の立案に当たりましては、市民、議会を初め関係機関からも意見をいただき、
特別史跡熊本城跡保存活用委員会の指導、助言をもとに進めてまいります。
事業費につきましては、今後の
整備計画の立案に伴いまして、事業費の精査を行ってまいりますが、国、県とも協議を進め、国補助なども活用していくこととしております。
最後に、現時点で想定しております
スケジュールは記載のとおりでございますが、
土地所有者や国などと協議を行い、進めてまいります。
基本構想案の説明は以上でございます。
なお、資料7の後に、熊本城の復旧状況についての資料をつけております。説明は省略いたしますが、御確認いただきますようお願いいたします。
◎山浦英樹
競輪事務所長 同じく
所管事務報告資料2をお願いいたします。
熊本競輪施設整備基本計画(案)の概要について報告いたします。
熊本競輪場の再開に向けまして、現在
施設整備基本計画を作成いたしております。その概要がまとまりましたので、御報告をさせていただきます。
まず、右上に
施設整備の基本理念といたしまして、1、施設機能が集約された競輪場、2、地域防災・
地域コミュニティの拠点となる競輪場、3、
アマチュアスポーツ振興の拠点となる競輪場の3点を掲げさせていただいております。
その左、現状になります。震災前の競輪場の配置図ですが、真ん中の緑部分がバンクでございます。バンク下、茶色の細長い建物が
バックスタンドです。同じくバンクの右側の紫の建物が
サイドスタンド、その右側の黄色い建物が第2支払棟、この3つの建物を解体する予定でおります。
その下、
整備イメージパースを載せております。3つの建物を解体した後の
整備イメージでございます。
@メーンスタンドは耐震補強と大規模改修を行う予定でおります。
その下
B選手管理棟です。ここも耐震補強と改修を行います。
選手管理棟右隣には、
自転車訓練棟と書かせていただいておりますが、ここにはもともと
バックスタンドがありまして、そこを解体した跡に
自転車訓練棟を設ける予定でおります。
その右側Aにつきましては、現在、
サービスセンターがございまして、
車券売り場にしておりますが、ここを
地域開放施設として、避難施設とか防災倉庫にしたいと考えております。
バンクの周長につきましては、400メートルをお願いしたいと思っております。理由といたしましては、1、既存施設の大規模改修によります対応も可能となり、経費が抑えられる。2、
バンク縮小により空地が生み出され、駐車場や緑地として活用することで、災害対応、地域貢献が可能となる。3、
アマチュア競技の練習や大会は、より短走路であることが望ましく、
地元選手会が要望する周長である。4、最も収益性が見込まれ、売り上げが最も高い
G1レースの誘致数も多いということでございます。
なお、競輪場の収容人員でございますが、5,000人を見込んでおります。
メーンスタンド2,000人、立ち見3,000人、駐車場につきましては500台を見込んでおります。バンクの右手の方には駐車場460台、
バンク左手の方、
大型ビジョン側に40台、計500台でございます。
施設整備の総事業費につきましては約29億円、竣工時期につきましては、2021年12月を予定しております。
◎杉本幸生 審議員兼
誘致戦略室長 資料3をごらんください。
熊本城ホールの状況報告について説明させていただきます。
まず、整備でございますが、前回報告させていただいた9月から引き続き躯体工事中でございます。写真で進み具合がわかるかと思いますが、現在、
メーンホール階の外壁を施工されているところでございます。竣工は来年9月上旬予定と聞いております。
次に、運営でございますが、
指定管理者の状況としまして、前回同様、開業へ向けた準備業務の実施のほか、
誘致活動や
使用許可申請の仮受付等を行っているということでございます。
次のページに移りますが、誘致についてでございます。
まず、
問い合わせの状況ですが、表の一番下に記載しておりますとおり、総数で113件の
問い合わせが行われておりまして、前回より35件ふえておるという状況でございます。
また、仮受付済み、手続中、誘致中の案件を
利用年度ごとに記載しておりますが、特に開業時期に合わせた
イベント、コンサートの誘致件数が前回よりふえておりまして、今後も継続して
誘致活動や手続を実施してまいりたいと思います。
最後に、誘致戦略の策定についてでございますが、本市の
MICE誘致に係る方針や実践的な
取り組みを定める実効的な戦略を策定しておりまして、今議会でお示しさせていただきまして、月末より本市のホームページへの公開を行いたいと考えております。こちらにつきましては、別紙の熊本市
MICE誘致戦略の策定についてで説明をさせていただきたいと思います。
まず、1番の背景、目的等についてでございますが、世界や国内の動向をお示しの上、戦略策定の必要性を記載しております。
次に、2番の戦略の概要でございますが、上位計画にある第7次総合計画に定める「上質な生活都市」の実現に向けた実行計画として、戦略の期間や位置づけなどを示しております。
次のページになりますが、3番、課題等の分析ということで、これにつきまして本市と他都市の比較を行い、本市の課題や特性などを整理して、宿泊施設や
ユニークベニュー、
コンベンション開催助成金などの取り組むべき課題を整理しております。
次に、4番の
重点ターゲット・戦略の柱ということで記載しておりまして、まず、
重点ターゲットについてですが、
コンベンションについては、医学系の国内会議、あと熊本の特性を活かせる国際会議としております。
エキシビション、
イベントについては、本市で初開催となる芸術・文化・
スポーツ等の
イベントとしておりまして、本市の特色として、芸術・文化の発信地となることを目的とした
ターゲットということで盛り込んでおります。
また、
インセンティブトラベルにつきましては、本市の市場や
観光資源等を考慮して、中小規模の
インセンティブトラベルということで設定しております。
次に、戦略の柱としまして、先ほどの課題に対する方針として5点を挙げさせていただいております。@段階的な公開にあわせた熊本城の活用。
Aユニークベニューの充実。Bホテルの充実。
Cコンベンション協会による支援の充実。
Dイベント開催に係るインセンティブの付与ということで、それぞれの項目ごとに、各種具体的な
取り組みを行ってまいりたいと考えております。
そして、5番、目標としまして、戦略の期間にあわせた2023年での指標として定めております。
まず、
コンベンションについては、開催件数より正確な比較検証が可能となる
経済波及効果を採用しておりまして、
熊本城ホール開業等に伴う誘致を見込み、2023年の78億円を目標値としております。
また、
イベントにつきましては、本市が九州の文化・芸術の発信地となることを目指し、その中心施設となり得る
熊本城ホールで開催される
イベントに対する
来館者満足度80%を指標に設定しております。これらの目標に向け、先ほどの戦略の柱を中心に、
誘致活動を実践していきたいと考えております。
その他、6番、戦略の柱以外の
取り組みや参考として、市場動向をお示ししております。
◎
田島千花子 スポーツ振興課審議員 資料4で、2019年国際スポーツ大会に向けた取組み状況を御報告いたします。
まず、おかげさまで、先月30日から今月9日まで開催されました女子ハンドボールアジア選手権につきましては、最終日決勝戦には、県立体育館が満員となる会場で、白熱した試合が展開され、盛況のうちに終えることができました。御支援くださいました皆様方に感謝申し上げます。
それでは、資料に沿って御説明いたします。
まず、女子ハンドにつきましては、今申し上げました1年前
イベントとして、かつ来年の世界選手権大会のプレマッチとして実施いたしましたアジア選手権についてでございます。県内3会場で、こちらに記載しております10カ国の出場で、アジア選手権が行われました。日本のおりひめJAPANは決勝戦で敗れ、2位となったものの、とても頑張ってくれたところでございます。連日、新聞や報道等でたくさん取り上げていただきまして、来年の世界選手権をアピールできたこと、これ以外にも私ども事務局にとりましても、経験値を上げる重要な機会となったところでございます。
続きまして、来年の世界選手権大会のチケットの販売についてでございます。別添のくまモンがついていますチラシの裏側をごらんいただきたいんですが、既に来年のチケットではございますが、先月11月25日から販売を開始しております。現在は、先行抽選販売期間中でございまして、インターネットでの申し込みでございます。この後、先行先着販売、プレイガイドでの販売等、段階を追ってチケットを販売する予定でございます。
次のページをお願いいたします。
その他、大会本番まであと1年を控えまして、ラッピング電車の運行開始や、大会特別サポーターの任命など、さまざまな広報宣伝活動を展開しているところでございます。
また、熊本のみならず、女子ハンドボール世界選手権の開催に向けた機運を高めるために、政財界の方々にも御出席いただきました2019女子ハンドボール世界選手権大会を成功させる会がきのう無事に設立したところでございます。
最後に、7月からの募集で、先月11月20日に締め切った大会ボランティアについてでございますが、現在800名を超える応募がございまして、早い段階で応募された方には、先日のアジア選手権のボランティアへの参加を募るなど、体験や経験の機会をふやすことも念頭に置いて、今後の研修など準備を進めてまいりたいと思っております。
なお、学校や会社等の
スケジュールがわかる新年度になってからも申し込みができるよう、来年4月からも第2期の募集を行う予定でございます。
最後に、次のページのラグビーでございます。いよいよチケットの販売の最終段階として、ラグビーイヤーとなる来年1月19日より、先着順で誰でもチケットが購入可能な時期に入ります。全国的に見て、チケットの販売は好調というふうに組織委員会の方からも聞いております。
それから、女子のハンドボールと同様、ラグビーのボランティアに関しましても、ボランティアの面接を記載の日程で開催し、それに参加された方同士が協力して点数を競うゲームなどをいたしまして、大会機運を一緒に盛り上げるという試みも実施されたところでございます。今後は、来年1月に採用通知がそれぞれに届き、共通研修や活動別の研修を通じて、準備を整えていく予定です。
最後に、熊本でのラグビーワールドカップをともに盛り上げていただく開催都市特別サポーターとして、八代亜紀さん、宮崎美子さん、熊本城おもてなし武将隊、天草出身のシンガーソングライターのMICAさんに御就任いただきまして、今後も一緒になって広報宣伝活動に御協力いただくことになりました。
1年後に迫りました2つの大会の成功に向けまして、このように多くの方々の御支援や御協力をいただきながら、機運醸成それから大会の運営準備を進めてまいりたいと思います。
◎上島雄二
スポーツ振興課副課長 資料5、城南B&G海洋センターの復旧方針について御説明いたします。
まず、1の復旧方針についてでございますが、平成28年の
熊本地震で被災し、特に被害の大きかった体育館について、被災状況の詳細調査を実施しましたところ、アリーナ部分については、震度6強の地震に耐え得るような補強補修は困難との結果が示されたところでございます。
このような耐震性の問題に加えまして、アリーナ機能については、隣接しております城南総合スポーツセンターで充足していることを踏まえまして、復旧方針としましては、中段の図でお示ししておりますとおり、体育館のうちアリーナ部分は解体、アリーナ以外の部分については、補強を行った上で復旧。なお、プールについては、全て原形どおり復旧してまいりたいと考えております。
次に、2の今後の
スケジュールについてでございますが、来年度に設計業務委託を行い、平成32年度までに復旧工事を終えまして、平成33年度からの供用再開を予定しております。
続きまして、次ページの資料6をお願いいたします。
先日開催されました熊本市
社会教育振興事業団の理事会及び評議員会におきまして、熊本市駐車場公社との合併(案)が承認されましたので、その内容につきまして御報告いたします。
まず、合併の形式は吸収合併となりまして、存続法人が熊本市
社会教育振興事業団、消滅法人が熊本市駐車場公社となります。
また、効力発生日は平成31年4月1日でございます。
次に、財産関係につきましては、全て
社会教育振興事業団に引き継がれることとなります。
最後に、職員の処遇についてでございますが、駐車場公社の職員は、
社会教育振興事業団の職員として引き続き雇用することとなり、公社時の勤務年数も通算されることとなります。
なお、駐車場公社の理事会及び評議員会におきましても、同様の合併(案)が承認されましたので、12月11日付で合併契約が締結されたところでございまして、今後両者において協議が進められていくこととなります。
◎
増田浩徳 首席審議員兼
経済政策課長 資料7、地域再犯防止推進モデル事業についてでございます。
1番の、現在までの経緯についてでございますが、平成28年12月に犯罪をした者などの円滑な社会復帰及び国民が安全安心に暮らせる社会の実現を目的としまして、「再犯の防止等の推進に関する法律」が制定されたところでございます。その中で、国は再犯防止推進計画を策定し、都道府県、市町村は、国の計画に沿った地域再犯防止推進計画の策定努力義務が課せられたというところでございます。
本市では、熊本市再犯防止推進計画の策定を中心となって進めます市民局の生活安全課が窓口となりまして、庁内調整を図りました結果、犯罪をした者等の継続的な就労の確保に関する
取り組みをモデル事業のテーマとして、ことし7月に法務省より採択されたものでございます。
予算につきましては、第4回定例会で市民局から246万7,000円を計上しまして、実態調査分は企業等が対象となるために、市民局からの予算配分を受けまして、
経済観光局しごとづくり推進室が実施するものでございます。
2番のモデル事業内容ですが、本年度の実態調査の後に、来年度から再来年度にかけまして、資格取得訓練や企業説明会等の実施を予定してございます。
市民局では、再犯防止連絡会を設置しまして、モデル事業の結果等を踏まえまして、再来年度末までに熊本市再犯防止推進計画を策定する予定ということになってございます。
◎濱田清美 熊本城総合事務所副所長 すみません、少しだけお時間いただいてよろしゅうございますか。
那須委員から先ほど御質問いただきました入札か随契かの話でございますが、ちょっと修正をさせていただければと思います。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 よろしいですか。それではどうぞ。
◎濱田清美 熊本城総合事務所副所長 申しわけございません。予算決算委員会説明資料87ページの分でございます。
先ほど、私、天守閣の測量業務委託の方が随契という形で御説明させていただきましたけれども、今回補正でいただいております分が、復旧しました石垣の方の測量でございましたので、すみません、これは入札でさせていただくというところでございます。
それからその下、飯田丸の方でございますが、文化財調査の方が、逆にこちらが解体工事とあわせて文化財調査が必要ということで、大林組との随契が必要ということでございまして、すみません、逆の御説明をさせていただいておりました。失礼いたしました。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 それでは、
所管事務調査の説明の途中ではございますけれども、この際、議事の都合により休憩いたします。
午後1時に再開いたします。
午前11時54分 休憩
───────────
午後 0時59分 再開
○
小佐井賀瑞宜 委員長 休憩前に引き続き
経済委員会を再開いたします。
執行部より申し出のあっております報告10件中、残り2件について、順次説明を聴取いたします。
◎宮本明大 農業政策課長 資料につきましては、表紙の下段に青色の枠内に農水局と農業委員会と記載された
所管事務報告でございます。
資料の1ページをお願いいたします。
「白川流域かんがい用水群」の世界かんがい施設遺産への登録と今後の利活用について御説明いたします。
まず、1の登録施設概要でございます。名称は、白川流域かんがい用水群となっており、上井手用水、下井手用水、馬場楠井手用水、渡鹿用水の4つの施設が対象となっております。
次に、登録申請を行われた申請者は、黒川・白川河川流域水土里ネット連携協議会となっており、関係する土地改良区で組織された団体でございます。
次に、4つの施設の概要でございますけれども、表に記載のとおりでございます。いずれも約400年前に供用開始された日本の農業水利システムの先駆けとなったかんがい施設でございます。
次に、登録された理由でございますが、400年以上前に火山灰の堆積を防止する
取り組みや、効率的に取水するための斜め堰の設置など、革新的な工夫を施された施設となっていることや、現在におきましても米の生産や地下水涵養の主要な地域となっていることが、登録された理由となっております。
下段の位置図をごらんください。青色の線が白川でございます。赤の線が農地へ水を送ります用水路となっており、写真につきましては、白川に設置されておりますそれぞれの用水の堰と供用開始から原形をとどめております鼻ぐり井手の状況でございます。
次に、2ページをお願いいたします。
2のこれまでの動きでございます。ことしの1月に登録申請され、8月13日にカナダで開催されました国際かんがい排水委員会におきまして、登録が決定されております。その後、11月20日に登録証伝達式が行われ、登録証と盾につきましては、本日19日までですけれども、城彩苑わくわく座入り口にて展示紹介をしておるところでございます。
次に、3の今後の利活用でございます。今後、熊本連携中枢都市圏の関係市町村、それから土地改良区で構成します連絡協議会を設置することといたしております。そこで、広報活動の実施や熊本の水PR事業との連携、それから2020年に開催が予定されております第4回アジア・太平洋水サミットへの貢献など、今回登録されました世界かんがい施設遺産の利活用を推進してまいりたいと考えております。
◎岡本岬 農業支援課長 同じ資料の3ページ、資料2をお願いいたします。
熊本市農業の振興方向とそのポテンシャルについて御説明いたします。
本市の主要農産物であります温州ミカン、ナス、トマト、スイカ、米、酪農につきまして、品目ごとにその振興方向とポテンシャル、潜在力がどのくらいあるかについて取りまとめましたので、御報告いたします。
4ページをお願いします。
温州ミカンについて御説明します。1に記載のとおり、本市の温州ミカンの栽培面積は1,381ヘクタールで、産出額は60億円強でございます。
2に、平成28年産のJA熊本市で共同出荷しております温州ミカンの販売実績について記載しております。全国のすぐれたミカン産地と比べましても引けをとらない内容となっております。
3に、本市の優秀農家の生産販売実績を記載しております。優秀農家は、平均単収、平均単価ともに2のJA熊本市の平均に比べましてすぐれた実績となっております。これは、優秀農家が栽培技術の研さんはもとより、2)に記載しておりますような大苗による改植、土づくり、園内道などの生産基盤の整備、シートマルチ栽培、農地集積などにつきまして、先進的に取り組んでいることによるものでございます。
4に、新規就農者の推移を記載しています。本市では、例年40名以上が就農しております。そのうちの25%程度は果樹関係でございます。後継者不足が課題となっておりますが、果樹部門では比較的確保できている状況にあります。
5ページをお願いいたします。
5に、今後の生産振興の方向性について取りまとめました。上部に生産の現状を記載しております。極早生、早生に偏重した品種構成や、市外への出作などの分散した園地での生産、収穫時の労働不足などの現状がございます。
これらに対応していくために、担い手確保対策としまして、担い手への園地集積などの
取り組みや、高品質化対策としまして、優良品種への計画的な更新、ICTを活用した栽培技術の高位平準化、低コスト化対策としまして、園内道、作業道などの生産基盤整備の推進などにつきまして、国や県事業、市の夢と活力ある農業推進事業を組み合わせながら活用して
取り組みまして、下段に示しておりますように、安定して稼げる果樹経営の確立によります日本一のみかん産地を目指すこととしております。
6ページをお願いいたします。
温州ミカンのポテンシャルについて取りまとめました。1)に記載のとおり、先ほども御説明いたしましたが、新規就農者を確保することが難しい中、毎年12名ほどが就農していることや、若い後継者を育てる組織が熊本市のミカン産地にはございまして、産地としての伸び代は高いものと考えるところでございます。
2)には、産出額のポテンシャルについて記載しております。耕作放棄地対策や担い手への園地の集積などの
取り組みにより、現在の栽培面積を維持できて、あわせて優秀農家の先進的な
取り組みを広く推進することで、平均レベルの生産者はトップレベルと同等に、また就農して間もない農業者などにつきましては平均レベルと同等の収量、単収、単価になると見込んだ場合につきましては、現在の60億円の産出額を106億円余りまで伸ばせるポテンシャル、潜在力があるものと試算したところでございます。非常に高い数値ではございますが、安定して稼げる果樹経営の確立に向けまして、農業者やJA、関係機関と連携して、各種
取り組みを積み重ねてまいりたいと思っております。
7ページ以降に、ナス、トマト、スイカ、米、酪農について、同様に取りまとめておりますので、ごらんいただければと思います。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑を行います。
所管事務について、質疑及び意見をお願いいたします。
◆那須円 委員 先ほど休憩前に答弁の修正がありましたでしょう。そして休憩に入ったものだから、その修正の件についてちょっと質問してもよろしいでしょうか。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 それでは、どうぞ。
◆那須円 委員 すみません、予算の債務負担の説明で休憩前に、天守の石垣測量業務は入札、その下飯田丸が随契ということで言うと、入札になれば大林組ではない方も当然受注することがあるということになりますか。
◎濱田清美 熊本城総合事務所副所長 大林組以外のところが入ってくるという形になるかと思っております。
◆那須円 委員 すると、先ほど説明した、要するにそこは大林組でないといけないという説明そのものの整合性がなくなってしまうのではないかと思うんだけれども、どうですか。
◎網田龍生
熊本城調査研究センター副所長 先ほど間違えて天守の石垣測量業務の方を石垣の積み直しの設計のためにと申したんですが、石垣の積み直し設計のための作業というのが、飯田丸五階櫓石垣復旧の文化財調査業務の方でございまして、天守の方は積み直しが終わりました石垣の記録を残すための測量ということで、それに関しましては、もうどこの業者でも技術的に大丈夫なものというところでございます。失礼いたしました。
◆那須円 委員 それが確認できればいいです。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 それでは他に、
所管事務について、質疑及び意見をお願いいたします。
◆那須円 委員 資料1、
経済観光局の
千葉城地区保存活用基本構想(案)ということで、今後どのように整備していくのかということを示されました。それで、事業費については今後精査していきますということですが、数字だけが先走って、また後で大きな変更があったりしてはいけないとは思うんですけれども、ただ、こうした計画を進めていく際に、大体どれくらいの規模、例えば用地の買収を行い、そしてここに書かれています
NHK跡地に予定されている建物とかを考えると、これは精査が今からだから、大まかな数字になると思うんですけれども、どれくらいの予算で、そして国補助が例えば土地であれば8割でしたか、9割でしたか、そういった大まかな説明できる範囲で教えていただければと思うんですけれども、事業費のことについてはどのように今の時点で捉えられているのかを教えてください。
◎網田龍生
熊本城調査研究センター副所長 今委員おっしゃいましたように、土地の不動産鑑定もこれからでございますし、建物並びに
史跡整備の内容に関しましてもこれからではあるんですが、現時点での大まかな目安として考えておりますのが、固定資産税の額からの想定でいきますと、
JT跡地、
NHK跡地の土地をまとめて29億円程度と想定しております。整備の内容に関しましては、史跡の中ということで、それほど大規模な施設とは思っておりませんが、内容が不明というところもありますので、数億円程度というふうに考えますと、三十数億円程度の規模と想定しているところです。もちろん、今後変更などはあると思っております。
財源の方で、主に国の補助を想定しておりますので、土地の取得に関しましては8割補助、史跡の整備内容が補助の内容と合うということでしたら5割の補助がいただけるものと想定しているところです。
◆那須円 委員 今想定ですのでどうなるかわかりませんけれども、僕は前回から、この地域については活用方法も含めて、お金が伴うことでもありますので、慎重に進めてほしいというふうに要望してきたんですが、こうした基本構想ということで出されて、一番心配するのは熊本市全体を見ると財政的に本当に大丈夫なのかという気持ちが一番にあります。
例えば、国の補助が今言われたような数字で出るとして、残りは積立基金と言いますか、熊本城の基金ということになりますか。
◎網田龍生
熊本城調査研究センター副所長 国補助で賄えない部分に関しましては、熊本城関連の基金の活用も視野に入れて考えているところでございます。できる限り一般財源の方の持ち出しがないように努めていきたいと思っております。
◆田尻善裕 委員 さっき補正の方で、熊本城の特別見学通路について説明があったんですけれども、私がお尋ねしたいのはソフトの方でして、どうやってお客様を入れていくのかと。二の丸公園に入るルートというのは、たしか4つか5つぐらいあると思うんですけれども、そういう中で、どのようにして特別見学通路に行っていただくのか、また入場券の売り方ですとか、そういう動線というんですか、そういう議論というのは深まっていますでしょうか。
◎濱田清美 熊本城総合事務所副所長 今の委員御心配のところにつきましては、熊本城としましても、来年度からの特別公開第1弾、それから特別見学通路を踏まえた第2弾、それぞれの来場者のルートというのは、今検討を進めているところでございます。具体的には、二の丸が中心になりますので、あそこから、この間倒壊しました元太鼓櫓の前を通りまして、今進めております西大手門の解体工事が終わりましたらならば、安全対策をさせていただきまして、そこから入場していただくというのが一番のルートかと考えているところでございます。
あと、特別見学通路の方につきましては、行幸坂の方の安全確認も今進めているところでございまして、行幸坂の経路も含めて、最終的にどういう経路になるかというところにつきまして、固まりましたならまた御報告させていただければと思っているところでございます。
◆田尻善裕 委員 その場合は、以前有料だというお話がありましたね。それがお幾らぐらいか決まっていたら教えていただきたいのと、それはどこで買うのか。例えば博物館方面から来られたら、買えるのが城彩苑だけだったら遠回りしてというふうにもなりますし、今ICTも発達しているから、いろいろなやり方があると思うんですけれども、そして並んでいただくのかとか、以前、時間制に区切ったらどうだという意見も出しましたけれども、そういうのも含めて検討はされていますか。
◎濱田清美 熊本城総合事務所副所長 有料でと今考えているところでございます。他都市のお城の状況ですとか、それから今までの入場料のこともございますので、そのあたりをベースに、今整理をしているところでございますので、固まり次第御報告はさせていただきます。
それから、入場料の販売につきましては、二の丸広場の方とそれから城彩苑の方、今2カ所は決定しようと進めているところでございまして、両方向から来られる方への対応というところで考えています。
◆田尻善裕 委員 では、当日見学前に買うという形になるんですか。
◎濱田清美 熊本城総合事務所副所長 今、私どもの方で、二の丸広場の今あります施設の見直し等を検討させていただいておりますけれども、その中で、入場券の販売の方も市施設としてそこに置きたいというところでございまして、委員おっしゃいましたソフト的なところでの対応というのも必要になってくるかとは思いますが、そこにつきましては、検討をしている状況というところで、きょう御報告をすることはちょっと難しゅうございますけれども、おっしゃったとおり当日だけなのかというところは、どうしても課題として残るかと考えております。
◆田尻善裕 委員 多くの方に来ていただいて並ぶことになったときのことを考えると、例えば並んだ順番というふうになるのか。例えば並んだ順番になったとき、お一人でいらっしゃっていて、並んでいる途中でお手洗いに行きたくなって、列から外れる場合どうなるのかとか、いろいろ想定があると思うんです。ですからこういう動線をつくるのを、お城の総合事務所に任せているのは、ちょっと負担が重いかなと。何かそういう専門の方がいらっしゃれば、そういう方のお知恵も借りながらやっていただきたいと思うんですけれども、そういうのも含めてスムーズに行けるような動線を執行部の方に考えていただきたいと要望しておきます。
◆村上博 委員 特別見学通路のことに関してですけれども、先ほども言いましたように、これから完全復旧まで20年、その過程を見ていただくということでの特別見学通路なわけですけれども、その過程について私たちがいろいろ聞かれて答えるときに、イメージとして、この時期は大幅に劇的に変わるとか、この時期はどういったところが見どころとか、20年の期間の中でのそういった変化の度合いみたいなものは、もし何かおわかりだったら教えておいてほしいんですけれども。
◎濱田清美 熊本城総合事務所副所長 昨年度作りました
復旧基本計画の中では、大まかにこのあたりについては何年ごろの修復になるというようなところはお示ししております。ただ、具体的に今から進めます中で、マスコミも含めましてしっかりした情報伝達が必要だろうというところは考えてございまして、喫緊で申し上げますと、先ほど申し上げましたとおり、来年につきましては長塀のあたりが直ってきますし、飯田丸につきましても、今文化財の先生方との協議を進めているところでございますが、石垣の修復等が始められればというところもございますので、具体的な
スケジュールがはっきりお示しできる時期になりましたら、いろいろな手法で情報伝達の方を進めていきたいというところでございます。すみません、きょうはこういった御返事になります。
◆村上博 委員 やはり修復期間に、同じ人がこの前見たときよりもこういうふうに変わったという形で、リピーターがふえるというのは、熊本の観光にとってはとても大事だろうと思うんです。熊本城総合事務所としては、一生懸命復旧のためのいろいろな工事とかを頑張っていかれると思うんですけれども、そういう意味では、観光分野がどういう時期にどのような変化を外部に伝えていくかというのは、観光客を呼び込むという戦略の上で必要かと思うんですけれども、観光の分野からはそれをどんなふうに今後展開されていくのか、何か対策等おありだったら教えてください。
◎福島慎一 観光政策課長 委員御指摘のとおり、当然ながら熊本城をツールとしまして、たくさんのお客様に熊本においでいただきたいと思っております。今、いろいろな観光ツールとしまして、動画であったり、配信の仕方であったりを準備させていただいております。また、来年に向けては、それを広く国内外に発信するためのおもてなしの準備も進めておりますので、そのあたりは段階にあわせまして、的確な情報発信に努めてまいりたいと思っています。
◆村上博 委員 午前中にも申しましたように、いろいろな方々に来ていただきたいという思いがありまして、その中で、いろいろな条件を持った、特に障がい者の人たちであるとか高齢者の人たちのことを考えて、そういった団体との意見交換会を今丁寧にやってもらっていますので、将来の観光客、リピーターの増加ということも踏まえて、よろしくお願いしたいと思います。
◆那須円 委員 資料3になりますけれども、
熊本城ホールのいろいろな
取り組みについての資料がありまして、5の目標のところの
経済波及効果、基準と目標が示されていまして、基準は平成29年(2017年)ということで、29億円というのがどういう数字に基づいて出されたものなのかということと、目標が平成35年、78億円
経済波及効果があると説明されましたけれども、これはどういう積算というか、数字をもとに出されたのかを教えていただければと思います。
◎杉本幸生 審議員兼
誘致戦略室長 まずは、算定方法についてですが、平成29年度の開催実績の194件という数字を、
コンベンションの集計に基づいて出して、それを観光庁の測定モデルによりまして、
経済波及効果として算出しております。
もう一つ、78億円という目標でございますが、これは
熊本城ホールにおける年間の想定催事件数75件のうち、既存の施設の開催から移ってくると見込む小規模な学会等の想定22件を減じた53件を同様に
経済波及効果として算出して49億円、合わせて合計の78億円ということで示しております。
◆那須円 委員 例えばホールの利用率が80%なり何なり、そういった市長が前に示されたのは、利用人数なんかがそれぞれあって、国際会議等、コンサートとかいろいろ単価がそれぞれ、さっき言われた測定モデルというものになると思うんですけれども、例えばホールの利用率なんかは何%とか、そういう想定があるんでしょうか。
◎上野勝治 新ホールマネジメント課長 那須委員の御質問は、
熊本城ホールの利用率の目標ということで、今我々でホールについて考えておりますのが、この間もお示しさせていただいた、大体ホールごとで73%でございますとか、メーンホールが60%ですとかを利用の目標というところで、
熊本城ホール自体はお示しさせていただいておりまして、今回の78億円に対する五十数件というのは、全体の284件というのを
熊本城ホール全ての催事のトータル件数として出させていただいて、この
コンベンションに係る部分を抽出して、さらに小規模な部分はほかから回ってくるというところで減じた上での波及効果として出させていただいておりますので、その分に対するホールの、
コンベンションのところの利用率とかについては、ちょっとすみません、想定をしておりません。
◆那須円 委員 大西市長が、MICE施設の
経済波及効果ということで議会へ出した数字と、今度の78億円というのは大分乖離があるのではないかと思いますけれどもどうですか。
◎上野勝治 新ホールマネジメント課長
熊本城ホールの方で出させていただいているのは、先ほども申し上げましたとおり
コンベンションであるとか
イベントであるとか、そういう催事全体の284件で170億円ということでお示しさせていただいた数字でございます。
今回の78億円というのは、柱にも挙げさせていただいています
コンベンションの部分に係るところの目標として78億円ということで挙げさせていただいている数字でございます。
◆那須円 委員 ならばコンサートとかは別で、
コンベンション部分に係る数字ということですね。はい、わかりました。理解できました。
◆田尻善裕 委員 私もMICEの件なんですけれども、今、資料3で、本市の課題・弱みのところで、
コンベンション開催にかかわる助成金の低さというのが取り上げられているんですけれども、これは例えば来年度予算に向けて、具体的に検討とかはされているんでしょうか。
◎杉本幸生 審議員兼
誘致戦略室長 ただいまの
コンベンション開催に係る助成金の件につきましては、誘致戦略の結果を受けまして、一応ここを見ていただくとわかりますように、他市町村に比べると低いという状況にあります。こういうことも含めながら、ただやみくもに配ってしてしまうということではなくて、いかに効果的に、熊本市の方にほかの都市と競争して持ってこれるかというようなのも含めて、上限等を設定しながら、内容をきちんと精査したところで、予算要求にもつなげていけるんであればつなげていこうかというふうに考えております。
◆田尻善裕 委員 今言われるように、効果が一番大事だと思いますので、そこの中でなんですけれども、今は
コンベンション協会のインセンティブがたしか宿泊者何名に対して幾らとか、そういうやつでしたか。誰かお答えできる方いらっしゃいますか。今の
コンベンション協会のインセンティブの内容です。
◎杉本幸生 審議員兼
誘致戦略室長 コンベンションは幾つか内容が分かれておりますけれども、宿泊者の数によって1人当たり、何日以上お泊まりというか、そういった形での宿泊費の補助というのもございます。ほかにもいろいろメニューはございますけれども、一応宿泊についてはそういった形で、何人以上というような形で用意しているということでございます。
◆田尻善裕 委員 ということであれば、そういうのも含めて本市で開催していただく中での
経済波及効果なりをどのようにといいますか、これからつくっていく制度なので、僕も詳しくはないですけれども、さっき室長が言われた考え方というんですか、効果がより上がるような予算措置をしたいというのは、どこに重きを置かれるのでしょうか。
◎杉本幸生 審議員兼
誘致戦略室長 ここにも書いてありますとおり、他都市と競合した場合に、我々の開催助成金が低いというところで、他都市にちょっと負けているという状況もあると聞いておりますので、そこのあたりの不足を補うプラス部分、我々が誘致するに当たって相手側に渡しますメリットの一つということで、ほかの都市と比べても遜色ありませんというところを強調したいというふうに考えております。
◆田尻善裕 委員 非常に難しい話で、それをほかの都市と競合できるぐらいのレベルに持っていったとして、今資料3の2ページに
熊本城ホールの
問い合わせ状況というのが、今後3年間のが出ているんですけれども、これは2019年度、20年度、21年度とどんどん数が少なくなっていっているというふうに見ていいのか。それともまだ手が届かないという段階なのか。ちょっと教えてもらっていいですか。
◎杉本幸生 審議員兼
誘致戦略室長 まず、2019年度と20年度、21年度以降ということで書いておりますけれども、基本的にまずホールの一般予約が来年の4月から始まるというところでございますので、それがまだ受け付けられていないということと、あと我々が以前から誘致しております学会とか大規模な総会については、5年から3年ぐらい前に決定するというものが、基本的にはここに入っているということで、2019年度を見ていただきますと、8月に比べると25件ふえておりますけれども、これについては
イベントとかそういうエンターテインメント系が大体1年半から1年前ぐらいに決定するということでふえておりますので、2020年度以降は、そういう意味ではそういったものがまだ決まらない状況ということで、ここも大体1年半から1年ぐらい前になるとだんだん埋まってくるかと思っております。
◆村上博 委員 午前中に来年度のハンドボールそれからラグビーの国際スポーツ大会ということで、
取り組みの御紹介がありましたけれども、試合を見に来られる外国の方々が、そのまま熊本に泊まって観光していただくということが、一番の目的になるんだろうと思うんです。その際、私、きのう報道番組の中で、手のひらサイズの翻訳機がすごい力を発揮するというのを見たんですけれども、何かそういう
取り組みとかというのは考えておられるんでしょうか。
◎金山武史
首席審議員 ただいま御質問ありましたように、来年のラグビーワールドカップそれから女子ハンドボール世界選手権では、多くの外国の方が選手あるいは観客、あるいは関係役員として大勢熊本に来ることが予想されています。ただいま、事務局で準備しておりますのは、今御指摘があったような小型の翻訳機ということではないんですが、例えば
イベントのときに、お客様に対して英語で訴えかけると言いますか、行列を整理したり警備をしたりする際に英語でやれるような機器とかございますので、そういうものも活用しながら、外国人対応というのを今考えておるところでございまして、今後の課題としては、一般の観光客向けの多言語対応をこれからどれだけできるのかというのが、一つの課題かというふうに認識しております。
◆村上博 委員 日本のインバウンドが初めて3,000万人を超したということで、とてもすごい人数なんだろうというふうに思っていたんですけれども、これは国際的に見るととても少ないということなんです。日本にインバウンドがそれだけ少ないというのは、やはり言葉の壁というふうな解説があっていました。
私は、手のひらサイズの翻訳機がどのくらいするのかというところまで、情報は持っていませんけれども、そういった言葉の壁を乗り越えることができると、そういうポテンシャルを日本は持っているということで、ハンドボール、ラグビーというのは一つのきっかけで、熊本市としてそれをきっかけにして、インバウンドを今後安定的にふやしていくという戦略的なもの、今回の両大会に限らず、何かそういう検討とかされていかれるんでしょうか。
◎福島慎一 観光政策課長 きょう、午前中に予算の説明をさせていただきましたけれども、12月補正の債務負担行為で、特にインバウンド向けの外国人観光客受け入れ対策としまして債務負担をお願いしていますが、この中には、午前中申し上げました多言語の案内であったり、あるいは誘客の促進としまして、いろいろなツールの作成も考えておりますので、そのあたりも補助の対象としております。
それから、交通事業者とのヒアリングの中で、多言語のツールの話も出ました。特にタクシーの方は、1台1台に通訳機を乗せるのは費用的に大変だということで、例えば指さしカードをたくさん作ってはどうかとか、あるいは大体ドライバーさんはスマホを持っておられますので、スマホに対応したアプリが今安価であるということですので、そのあたりもいろいろ勉強させていただきながら、導入に補助ができるかどうかも考えてまいりたいと思っています。
◆田尻善裕 委員 熊本城マラソンについてちょっとお尋ねいたします。
熊本城マラソンをつくるとき、もともとが経済効果を得るためにという趣旨が一つあったと思うんですけれども、おかげさまで今すごい人気で、倍率も高いということなんですけれども、例えば、今中国ですごいマラソンブームという現状で、そういう人たちが日本でマラソンがしたいというニーズがあるようなんですけれども、そういう海外の人たち用に一定の枠をつくるとか、マラソンが終わったらすぐ帰る国内の人みたいではなくて、海外の人たちがマラソンに来たら、来た以上はやはり観光して帰るとか、何日間か滞在するような効果が大きいと思うんです。一つのインバウンド対策としてそういう考え方というのも、私はありかなと思うんですけれども、来年はもちろん間に合いませんので、今後そういう考え方をされたらいかがかと思うんですけれども、それに対して何かお答えができるならお願いしていいですか。
◎藤田裕一郎
イベント推進課長 ただいま御提案いただきました海外枠ということでございます。来年2月17日開催する熊本城マラソンにおきましては、フルマラソンを1,000名をふやして1万3,000人ということで、枠をふやしております。これはまずは多くの方に走っていただきたいということと、あと年々倍率が上がっており、こういった傾向を抑えるために、安全第一に、どれだけ拡大できるかということで今回1,000名をふやすことができたというところでございます。
この様な中で、海外枠ということでございますけれども、現在、例えば抽せんなしというものにおきましては、企業協賛の枠、それと友好都市の枠だったり、あと交流事業として神戸マラソンといった枠を、現在600以内に抑えるというところで今進めております。その中で、例えば海外枠を100名とか1,000名とかふやすということは、もちろん委員おっしゃるように、やはり
経済波及効果が期待されますので、非常に大切ということは認識しておりますけれども、その枠をふやすことによって、一般の抽せん倍率がまた上がる可能性もございますので、現在のところは海外の枠を大きくふやすということは、ちょっと厳しいかとは思っております。
今後におきましては、やはり海外、県外におきましても、現在約4割が県外のランナーに走っていただいておりますので、その辺に関しましては、今後熊本城マラソンをもっとアピールして、エントリーもふえるような形も含めて頑張りたいというふうに考えております。
◆田尻善裕 委員 市の考えはわかりましたけれども、そのうちインバウンド対策というのを考えるきっかけに、考えないといけないときが私は来ると思いますし、そうすべきだと思いますので、ここで思考停止になるんではなくて、また考えを深めていただきたいと思います。
◆津田征士郎 委員 農水局の方の資料4ページと5ページ、この数字を見て、私自身唖然としたんですが、ポテンシャルということで、潜在能力を引き出しての60億円を106億円、そしてまたナスが69億円を88億円とプラス19億円とか、この数字を見て、いろいろな資料も見させていただきました。例えば、温州ミカンの生産振興の方向性というのが3つ、担い手確保対策とか高品質化対策とか、低コスト化対策とか掲げてあります。この数字を見て、確かにポテンシャルと、潜在能力をこれだけ見ておられるということですが、まずこの数字的に不可能だと私ははっきり思っております。この点、岡本課長にちょっとお聞きしたいわけですが、どのような経緯でこれだけの数字を持ってこられたか。簡潔にひとつ答えてみてください。
◎岡本岬 農業支援課長 温州ミカンのポテンシャル、潜在能力がどのくらいあるかということを試算しました。まず、耕作放棄地対策や担い手農家の園地集積などの
取り組みにより、現在の温州ミカンの栽培面積が今後も維持できるという中で、全体の2割を占めますトップレベルの農業者につきましては、現在の単収または単価を維持できる。それと全体の5割を占めます平均レベルの農業者は、トップレベルの農業者まで単収、単価を引き上げることができる。そして就農して間もない農業者などの方々については、平均レベルの農業者と同等の単収、単価まで引き上げることができるというふうに見込んだ場合に、それぞれの単収、単価を掛け合わせて、この金額をはじき出したというところでございます。
◆津田征士郎 委員 話はわかりましたけれども、本当に今現在10年から15年周期で、新しい品種にかわっていかざるを得ないわけです。消費者の嗜好によってかわってきます。そうした中で、今岡本課長はもう御存じだろうと思いますが、早生ミカンにおいては興津系、例えば田口系、今全国の市場で非常に高値で取り引きされて注目されておる尾崎系、これはもう御存じですね、岡本課長。それから青島系、今村系に入っていくわけですが、今注目されて、柑橘部会を中心に盛んに進めておられる尾崎系について、ことしの販売状況等、何か入っていますか。
◎岡本岬 農業支援課長 ことしの本年産の温州ミカンの生産販売状況ですけれども、今委員からお話しありました尾崎系というのは、今時分、12月、歳末の商戦に出す一番力を入れていきたい品目でございます。
9月から10月までの極早生につきましては、台風の被害とかもなくて、糖度も品質もよく、内容が非常にいいというようなことで、数量、金額、単価ともに平年を上回る成績ができているかというふうに確認しております。また、11月以降の早生温州につきましても、極早生に並ぶような成績が、産地の方ではでき上がっているというふうに聞いております。
先ほどからお話しいただいております尾崎系については、11月末から12月上旬に暖かい日があった中で、一定量の降雨、ぬく雨と言いますか、そういうものがありまして、ミカンの収穫を間近に控えている中で、そういう降雨と高温にさらされたということで、へたの部分のところに亀裂が入るようなクラッキングであったりとか、浮き皮が発生しているというふうに聞いております。それで品質が低下して、出荷になかなかつながらないものが出ているというようなことで、また選果したものに混入しないような形でとり行われると。農業共済の方にも確認しておりますけれども、生産者から共済の方に、農業共済の対象になるかというふうな相談もあり、共済組合の方が現在産地の方を確認しているというふうな情報を確認しております。
◆津田征士郎 委員 今、話がありましたけれども、5ページに書いてあります中に、低コスト化対策にSS等の導入等考えられて非常にわかりますけれども、SS等を導入するに当たっては、15度以上の傾斜角度、20度、25度、30度、相当数あるわけですが、なかなか困難を伴うという中ですが、この件については、1回じっくり農林水産省の皆さん方と議論をしたいと思っております。というのは、生産資材の高騰とここに書いてあります。確かに肥料、農薬が非常に高騰しております。おまけに、あした柑橘部会の役員と私が会うようにしております。その中で、今問題になっております選果の作業員の問題、それから運送費が、トラック輸送ですが、東京大田市場まで、名古屋、大阪、非常に逼迫しておる。今言った人夫賃の問題、それから段ボール、この資材も非常に高騰しておるという中で、恐らく選果経費等もキロ70円前後かかってはいないかという中で、農業委員会の事務局長おられますけれども、この5年以内ぐらいに相当耕作放棄地がふえるだろうと想定されます。ですから、この点についても、1回十分協議したいと思っておりますし、ナスにしたって、五、六年前の黒陽という品種、あれから今は新しい品種でPC筑陽ですか、移行しながらやってきておりますけれども、非常にこの場合でも生産コストが高くなりつつあるというようなことですから、スイカもプラス5.5億円と載っておりますけれども、これにしたってもう今は高齢化して、大玉はなかなか選果場に持っていっておろしても、ほとんど今は2分の1、4分の1というようなカット販売の状況の中で、果たして潜在能力を引き出して、これだけの数字が確保できるかと心配しておるものですから、この点またしっかり農林水産省の皆さん方とも協議をしたいと思っております。どこからどうこの数字を、誰かにこれを出せと言われて出されたのか、ちょっと疑問を持ったものですから、この点は私も心配しております。5年後、10年後、この数字に近いような状態になってくれば、申し分ありませんけれども、現在は現場において非常に厳しい数字ではなかろうかと思ったものですから、質問させていただきました。
◆那須円 委員 先ほどの田尻委員のときに質問すればよかったんですが、ホールの誘致状況、中身をちょっと教えていただきたいんですが、資料3の2ページで、来年度12月末が供用開始、公開予定時期というふうに書かれています。仮受付が9、単位は件だと思うんです。手続中が11件、あと誘致中というのは
問い合わせなんかもあったけれども、返事がないというところではあると思うんですが、例えば仮受付の9と手続中の11、この20の中で、
熊本城ホールのメーンホールを使う催事が何件で、何日になっているのかという数字は、今わかりますでしょうか。
◎杉本幸生 審議員兼
誘致戦略室長 すみません、誘致中まで含めての52件の内訳であれば、今すぐお示しすることは可能なんですが、参考までに申し上げますと、まずメーンホールが28件です。延べ日数が48日でございます。
◆那須円 委員 そういうふうに聞かないとちょっとわからない資料だったものですから、例えば利用率がどうなのかとか、やはりスタートしてから最初の時期、余り予定が埋まっていなかったらどうなるんだろうかという心配もあって、3カ月、90日弱の中で48日はメーンホールを使う、誘致中の32件が全部選んでくれた場合にそういう状況ということですね。すみません、わかりました。
◆田尻善裕 委員 質問させてください。もう予算は通っているんですけれども、先日、ガールズコレクションのチケットがスタンディングで7,000円という案内が来たので、ちょっと確認したいんですけれども、20代、30代の女性の方が多く集まれる一つのビジネスモデルですけれども、今回たしかキャッチフレーズが
熊本地震の復興でしたか、何かそういう聞き覚えがあるんですけれども、本市が幾ら出していたか。それとキャッチフレーズの正式な名称、それと
熊本地震の復興と銘打っているからには、熊本に何が、どういうフィードバックがあるのかをちょっと確認していいでしょうか。
◎野崎元彦 産業振興課長 3つございます。
熊本地震からの復旧、復興とファッションを通じた
まちづくり、ひとづくり、しごとづくりと、インバウンドと交流人口の拡大、3つの目的を持って開催するところでございます。
熊本にどういう利益をもたらされるかということなんですけれども、10代、20代の若者の間でかなり人気のものでございますので、若者あるいは女性の方が活躍できるような熊本にしていきたいということで、TGCを開催させていただきます。一応、延べ人数といたしまして1万人ほど来ていただけるような見込みを立ててございまして、北九州市でこれまで4回TGCが行われてございます。北九州市への聞き取りによりますと、大体3割ぐらいは県外からのお客様ということで伺ってございますので、恐らく熊本も同程度、3割程度のお客様が県外から来ていただけるんではないかということを考えているところでございます。
◆田尻善裕 委員 大変人気のある
イベントだというのは、私も存じていますので、開催すればそのようなものが見込めるというのはわかるんですけれども、
熊本地震の復旧、復興とどういう絡みがあるのかと、そこのところをちょっと具体的に何かあるのかと思いましたのでお聞きしたんですけれども。
◎野崎元彦 産業振興課長
熊本地震からの復旧、復興というのは項目で掲げさせていただいておりますけれども、TGCを開催することによって、全国に熊本を発信することができるというふうに思っております。全国に発信する中で、元気になった熊本、地震から復旧、復興を遂げている熊本というものを発信する一つのツールとして使うことができるのかというふうに考えているところでございます。
◆田尻善裕 委員 それを言うなら何でも言えますね。税金を使って
イベントに補助するみたいな感じで、復興であれば、本当言うと市が税金を使わなくても来てくれるような感じがいいと思うんですけれども、ちょっと何でもかんでも、有名だからといって税金を使うのはいかがなものか。とってつけたようなものではなくてちゃんとした理由を、開催する以上は何か市にプラスになるようなものを得てほしいと思いますので、これからでもちょっと何か、タイアップして市のためになるようなことがあれば考えていただきたいと言っておきます。
○浜田大介 副委員長 すみません、1つだけ。
11月17日に、「草枕」国際俳句大会というのが開催されています。これは毎年ずっと開催されていて、第23回になるんですけれども、この中で、外国人の方々が俳句大会に参加されているということで、外国人部門というのがあります。これまでずっと頑張ってきたんですけれども、外国人部門の応募が今回かなり減っているということなんですけれども、まず外国人の応募者、投句者の人数が去年とことし、どう変わったのかということと、あと国数がどのくらい減ったかというのと、その主な原因を教えていただきたいと思います。
◎平野孝博
文化振興課副課長 委員お尋ねの外国語部門の投句につきましては、昨年65カ国725名、1,378句から、ことしが48カ国358名の693句と減少しております。
その要因としましては、まず広報がちょっと足りなかったということが原因ではないかと思っております。
○浜田大介 副委員長 今広報が足りなかったとおっしゃったんですけれども、具体的な内容をちょっと教えていただきたいと思います。
◎平野孝博
文化振興課副課長 これまで外国語部門につきましては、昨年度投句をいただいた方に郵送で大会の御案内を差し上げていたところだったんですけれども、今回は予算の関係とか発送作業の関係で、実行委員会の中でそのあたりを、これはやめようというような結論に至ったところでございます。
○浜田大介 副委員長 今、前回の応募者数に郵送を今回やめたことによって、数が減ったということだと思いますが、次回からこれをどうされるのかというところが、非常に気になるんですが、これはやはり国際大会ということで、今までずっと頑張ってきて、世界の人たちに熊本を、そして草枕、夏目漱石を知って、俳句にも親しんでもらうという、非常に意義のある大会であるというふうに認識しているんですけれども、これがことし大きく減ったということは、非常にじくじたる思いということがあります。ぜひ、これを次回またふえていくように、予算の関係もあるかと思いますけれども、努力していただきたいと思います。予算の関係ですので、局長の方によかったら答弁お願いします。
◎平井英虎
経済観光局長 俳句大会の開催自体は、実行委員会の方でやっているということでございますので、当然うちの方からも負担金が行っているかと思いますけれども、今おっしゃいましたように、これまで積み上げてきたものが、外国人の方が今回少なくなったということですが、広報のあり方に少し課題があったかと思っておりますので、実行委員会におきまして、できる方向で来年はぜひとも検討させていただければというふうに思っております。
◆藤山英美 委員 私も9月議会で質問しようとしてから断念したんですけれども、学校体育から社会体育にということで、
スポーツ振興課が今度担当するような形になるんですけれども、それが全然形が見えてなかったものですから、その後どういう形で進んでいるか、報告をいただきたいと思います。私も近いうちに小学校と体協とまた話し合いの場を持つようにしているんですけれども、全然見えないから、そこだけ報告をお願いします。
◎井戸義行
スポーツ振興課副課長 委員お尋ねの今後、小学校部活動が社会体育に移行した場合ということでございますが、私ども
スポーツ振興課でどのような支援ができるかというところでお話をさせていただきたいと思います。
まずもって、社会体育に移行しました運動部活動につきましては、地域や校区の実態に応じた活動時間、また活動場所等の活動の環境を支援するのが1つ。それと指導者の資質向上や確保を含めた活動体制の支援を充実するということ、この2つが重要だと考えております。
まず、活動環境の支援といたしましては、受け皿となった総合型地域スポーツクラブ並びに校区の体育協会等の組織に対しまして、活動場所の優先確保や小学生の活動に対し施設使用料を減免するなどの支援体制をとっていきたいと思っております。
また、活動体制の支援といたしましては、スポーツリーダーバンク事業におきまして、指導者を広く募集する体制をとっております。この中で、年間5回のフォロー研修を行うなど、スポーツリーダーの資質向上に努めているところでございます。今後は、各競技団体や大学等と連携いたしまして、ライセンスを持った指導者の紹介を依頼するなどして、さらに指導者の確保や資質向上を行いたいと考えております。
さらに、社会体育移行に関する各学校での活動検討委員会や、各校区体育協会の要請に対し、アドバイザーといたしまして職員を派遣し、先行事例の紹介や問題解決に向けた相談、助言などを行いたいと思っております。
◆藤山英美 委員 私が質問しようとしたときに、教育委員会と
スポーツ振興課との話し合いがなかなか進んでいないというのが実感だったんです。来年度4月から実施するということでございますけれども、どこまでうまく折り合いがつくかというのが、私自身が全く見通しができなかったんで心配しております。教育委員会は教育委員会の思いがあるだろうし、
スポーツ振興課は
スポーツ振興課の思いがあるし、学校体育から社会体育へ移行するということは、大変なことだと思いますけれども、今後の努力というのがなかなか見えないものですから、ちょっと心配して質問しました。進行具合の現状というのはいかがですか。うまくいっていますか。
◎井戸義行
スポーツ振興課副課長 社会体育移行への小学校の数とか、具体的な数はまだ情報の方が入っておりません。
◆那須円 委員 僕も今の問題で、うちの子供が通っている小学校は、野球部は何とか地域の方で指導者を見つけて存続なんですけれども、サッカー、水泳はもう指導者がいなくて廃部というふうな方針になりそうなんですけれども、今言われた指導者の紹介であったりとか、指導者を求める側のニーズ、需要、そこら辺はしっかり数はあっているんですか。例えばサッカー部の指導者が見つからないのでサッカー部の指導者を紹介してくださいとなれば、どなたかに来ていただけるというような需要と供給の関係は、今どうなっているんですか。
◎井戸義行
スポーツ振興課副課長 そのような指導者を派遣いただきたいというお願いはあっておりまして、それにお応えするようにはしておりますが、小学校部活からの社会体育移行ですと、練習時間とかの問題でなかなか難しいところがありますけれども、そういう仲介業務というのは私どもの方でやっております。
◆那須円 委員 ぜひそこは頑張ってください。
あと1点、この前
商工会議所の方に条例改定の御意見を伺うために行ったときに、今年度、震災関連の市独自の持続化補助金について、相当助かっておりますという御意見をいただいたんです。来年度もぜひ続けてほしいという御要望があったんですが、今、予算要求とかそういった企業向けの市独自の持続化補助金についての来年度の見通しみたいなものは、今の段階ではどうなっていますでしょうか。
◎潮永誠 商業金融課長 持続化補助金につきましては、平成30年度事業ということで行ったところでございまして、熊本市独自の事業ということで、国の事業で不採択になられた方や、未申請者の方の救済ということが主な目的でございまして、約65%の方が未申請あるいは不採択の方ということで、かなり好評であったと伺っております。
そのような中、来年度につきましては、また引き続き今年度と同じように人手不足解消に向けたIT、IOTとか、あるいは
商工会議所から販路拡大についても御要望があっておりますので、そういったものを含めまして、また来年度も実施していきたいということで、ただいま予算要求しているところでございます。
◆那須円 委員 予算要求していただいているということで、いろいろ活用の条件であったり、そこはぜひ今言われたような販路拡大の部分なんかも含めて、活用しやすい制度にぜひ改善していただければと思います。
◆村上博 委員
熊本地震で熊本市動植物園も被災しまして、猛獣が5頭、九州各地の動物園に預けられたわけなんですけれども、私は大牟田市動物園に預けられたユキヒョウのスピカがどんな様子なのかというのを、2度ほど見に行ったんですが、最初のときが地震の年の夏だったと思うんですけれども、大変人気があるということで、大牟田市動物園の入場者が20万人を超えたということで、園長さんがとても喜んでおられたんです。それで2年半ぶりに帰ってきたわけですが、スピカがいた間、どのくらい入場者がふえたんでしょうかということでお尋ねしたんです。そうしたら、この前返事が来まして、61万人だったということで、これは何もスピカだけで61万人ふえたということでもないんでしょうけれども、1.5倍入場者がふえたということで、私たちが必死に頑張っている間、スピカもよその動物園で一生懸命頑張っていたんだということ、それで大牟田市民に大変愛されていましたという担当者の方からのお手紙を皆さんにもお知らせして、スピカがいた獣舎には、いろいろなパネルとか、担当飼育員の人がスピカへ向けたメッセージとかが今も掲示してあるということなんです。こういうのはぜひつながりとして大事にしていってもらいたいんですけれども、それを熊本市民にも知ってもらうというような手立てというのはどうなんでしょうか。熊本市動植物園として何か考えておられますでしょうか。
◎岡崎伸一 動植物園長 今回、地震後に4種5頭の猛獣を預かっていただいた経緯がございますが、九州内のみならず、日本全国の動物園、水族館との協力体制というのは、非常に強いものがございまして、何かあったら協力体制をとるということで、それぞれがそういったPRをしていただけるような体制になっております。
今後、来年度は、熊本市動植物園も現地に来まして50周年を迎えることになります。その際に、当然歴史を展示したりとか、当然猛獣を預けた期間、2年半の間の他園での活動、動きといったものも展示させていただきたいと思っています。
◆村上博 委員 大牟田市動物園では、熊本市動植物園で販売されていたグッズなんかも一緒に販売されていたというような様子も見てきて、具体的に熊本を支援しているその動きというものを、やはりぜひ熊本市民にもこの際知っていただくような
取り組みを、今後続けていただけたらというふうに思います。
○
小佐井賀瑞宜 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
小佐井賀瑞宜 委員長 ほかになければ、以上で
所管事務調査を終了いたします。
これより採決を行います。
まず、議第488号、議第489号、議第492号、発議第30号、以上4件を一括して採決いたします。
以上4件を可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小佐井賀瑞宜 委員長 御異議なしと認めます。
よって、以上4件はいずれも可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第490号を採決いたします。
本案を可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
(賛成) 浜田大介副委員長、村上博委員
澤田昌作委員、田尻善裕委員
津田征士郎委員、藤山英美委員
(反対) 那須円委員
○
小佐井賀瑞宜 委員長 挙手多数。
よって、本案は可決すべきものと決定いたしました。
以上で当委員会に付託を受けた議案の審査は全て終了いたしました。
これをもちまして、
経済委員会を閉会いたします。
午後 2時13分 閉会
出席説明員
〔
経済観光局〕
局長 平 井 英 虎 総括審議員 井 上 隆
産業部長 山 田 信一郎
首席審議員兼
経済政策課長
増 田 浩 徳
しごとづくり推進室長 計量検査所長 古 川 嘉 朗
東 博 昭
商業金融課長 潮 永 誠 産業振興課長 野 崎 元 彦
企業立地推進室長 辻 山 亨
競輪事務所長 山 浦 英 樹
競輪事務所副所長 栗 原 誠 観光交流部長 三 島 健 一
観光政策課長 福 島 慎 一 観光政策課副課長 中 川 奈穂子
新ホールマネジメント課長 審議員兼
誘致戦略室長
上 野 勝 治 杉 本 幸 生
イベント推進課長 藤 田 裕一郎 動植物園長 岡 崎 伸 一
文化・スポーツ交流部長
首席審議員 金 山 武 史
村 上 誠 也
文化振興課長 濱 田 安 拡
文化振興課副課長 中 元 正 人
文化振興課副課長 平 野 孝 博 埋蔵文化財調査室長永 野 昭 敏
首席審議員兼
スポーツ振興課長
スポーツ振興課副課長
松 川 善 範 井 戸 義 行
スポーツ振興課副課長上 島 雄 二
スポーツ振興課審議員
田 島 千花子
熊本城総合事務所長 田 代 和 久 熊本城総合事務所副所長
野 本 達 雄
熊本城総合事務所副所長
熊本城調査研究センター副所長
濱 田 清 美 網 田 龍 生
〔農 水 局〕
局長 西 嶋 英 樹 農政部長 岩 瀬 勝 二
農業政策課長 宮 本 明 大 農水ブランド戦略室長
本 山 和 彦
農業支援課長 岡 本 岬 鳥獣対策室長 永 田 和 惠
農地整備課長 平 見 磨 東農業振興課長 中 澤 由 美
西農業振興課長 一 村 和 徳
南農業振興課長 水 牧 一 也
北農業振興課長 川 上 喜 久 水産振興センター所長
廣 岡 泰 章
水産振興センター副所長
東 郷 雅
〔農業委員会事務局〕
事務局長 福 田 栄 拓
首席審議員兼副事務局長
平 井 功
西区分室長 宮 本 眞 介 南区分室長 伊津野 敬 浩
北区分室長 原 田 邦 久
〔議案の審査結果〕
議第 488号 「
指定管理者の指定について」……………………………(可 決)
議第 489号 「
指定管理者の指定について」……………………………(可 決)
議第 490号 「
指定管理者の指定について」……………………………(可 決)
議第 492号 「
製造委託契約締結について」……………………………(可 決)
発議第30号 「熊本市
中小企業振興基本条例の一部改正について」…(可 決)...