熊本市議会 2018-12-11
平成30年第 4回定例会−12月11日-01号
│ について
│
│ 第 12 議第297号
熊本市営住宅条例の一部改正について
│
│ 第 13 議第298号
熊本市
自転車駐車場条例の一部改正について
│
│ 第 14 議第299号 市道の認定について
│
│ 第 15 議第300号 同
│
│ 第 16 議第301号 同
│
│ 第 17 議第302号 同
│
│ 第 18 議第303号 同
│
│ 第 19 議第304号 同
│
│ 第 20 議第305号 同
│
│ 第 21 議第306号 同
│
│ 第 22 議第307号 同
│
│ 第 23 議第308号 同
│
│ 第 24 議第309号 同
│
│ 第 25 議第310号 同
│
│ 第 26 議第311号 同
│
│ 第 27 議第312号 同
│
│ 第 28 議第313号 同
│
│ 第 29 議第314号 同
│
│ 第 30 議第315号 同
│
│ 第 31 議第316号 同
│
│ 第 32 議第317号 同
│
│ 第 33 議第318号 同
│
│ 第 34 議第319号 同
│
│ 第 35 議第320号 同
│
│ 第 36 議第321号 同
│
│ 第 37 議第322号 同
│
│ 第 38 議第323号 同
│
│ 第 39 議第324号 同
│
│ 第 40 議第325号 同
│
│ 第 41 議第326号 同
│
│ 第 42 議第327号 市道の廃止について
│
│ 第 43 議第328号 同
│
│ 第 44 議第329号 同
│
│ 第 45 議第330号 市道の認定について
│
│ 第 46 議第331号 市道の廃止について
│
│ 第 47 議第332号
山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の
変更│
│ について
│
│ 第 48 議第333号
山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の
変更│
│ に伴う
財産処分について
│
│ 第 49 議第334号
当せん金付証票の発売について
│
│ 第 50 議第335号 調停の成立について
│
│ 第 51 議第336号
和解申立及び訴えの提起について
│
│ 第 52 議第337号
指定管理者の指定について
│
│ 第 53 議第338号 同
│
│ 第 54 議第339号 同
│
│ 第 55 議第340号 同
│
│ 第 56 議第341号 同
│
│ 第 57 議第342号 同
│
│ 第 58 議第343号 同
│
│ 第 59 議第344号 同
│
│ 第 60 議第345号 同
│
│ 第 61 議第346号 同
│
│ 第 62 議第347号 同
│
│ 第 63 議第348号 同
│
│ 第 64 議第349号 同
│
│ 第 65 議第350号 同
│
│ 第 66 議第351号 同
│
│ 第 67 議第352号 同
│
│ 第 68 議第353号 同
│
│ 第 69 議第354号 同
│
│ 第 70 議第355号 同
│
│ 第 71 議第356号 同
│
│ 第 72 議第357号 同
│
│ 第 73 議第358号 同
│
│ 第 74 議第359号 同
│
│ 第 75 議第360号 同
│
│ 第 76 議第361号 同
│
│ 第 77 議第362号 同
│
│ 第 78 議第363号 同
│
│ 第 79 議第364号 同
│
│ 第 80 議第365号 同
│
│ 第 81 議第366号 同
│
│ 第 82 議第367号 同
│
│ 第 83 議第368号 同
│
│ 第 84 議第369号 同
│
│ 第 85 議第370号 同
│
│ 第 86 議第371号 同
│
│ 第 87 議第372号 同
│
│ 第 88 議第373号 同
│
│ 第 89 議第374号 同
│
│ 第 90 議第375号 同
│
│ 第 91 議第376号 同
│
│ 第 92 議第377号 同
│
│ 第 93 議第378号 同
│
│ 第 94 議第379号 同
│
│ 第 95 議第380号 同
│
│ 第 96 議第381号 同
│
│ 第 97 議第382号 同
│
│ 第 98 議第383号 同
│
│ 第 99 議第384号 同
│
│ 第100 議第385号 同
│
│ 第101 議第386号 同
│
│ 第102 議第387号 同
│
│ 第103 議第388号 同
│
│ 第104 議第389号 同
│
│ 第105 議第390号 同
│
│ 第106 議第391号 同
│
│ 第107 議第392号 同
│
│ 第108 議第393号 同
│
│ 第109 議第394号 同
│
│ 第110 議第395号 同
│
│ 第111 議第396号 同
│
│ 第112 議第397号 同
│
│ 第113 議第398号 同
│
│ 第114 議第399号 同
│
│ 第115 議第400号 同
│
│ 第116 議第401号 同
│
│ 第117 議第402号 同
│
│ 第118 議第403号 同
│
│ 第119 議第404号 同
│
│ 第120 議第405号 同
│
│ 第121 議第406号 同
│
│ 第122 議第407号 同
│
│ 第123 議第408号 同
│
│ 第124 議第409号 同
│
│ 第125 議第410号 同
│
│ 第126 議第411号 同
│
│ 第127 議第412号 同
│
│ 第128 議第413号 同
│
│ 第129 議第414号 同
│
│ 第130 議第415号 同
│
│ 第131 議第416号 同
│
│ 第132 議第417号 同
│
│ 第133 議第418号 同
│
│ 第134 議第419号 同
│
│ 第135 議第420号 同
│
│ 第136 議第421号 同
│
│ 第137 議第422号 同
│
│ 第138 議第423号 同
│
│ 第139 議第424号 同
│
│ 第140 議第425号 同
│
│ 第141 議第426号 同
│
│ 第142 議第427号 同
│
│ 第143 議第428号 同
│
│ 第144 議第429号 同
│
│ 第145 議第430号 同
│
│ 第146 議第431号 同
│
│ 第147 議第432号 同
│
│ 第148 議第433号 同
│
│ 第149 議第434号 同
│
│ 第150 議第435号 同
│
│ 第151 議第436号 同
│
│ 第152 議第437号 同
│
│ 第153 議第438号 同
│
│ 第154 議第439号 同
│
│ 第155 議第440号 同
│
│ 第156 議第441号 同
│
│ 第157 議第442号 同
│
│ 第158 議第443号 同
│
│ 第159 議第444号 同
│
│ 第160 議第445号 同
│
│ 第161 議第446号 同
│
│ 第162 議第447号 同
│
│ 第163 議第448号 同
│
│ 第164 議第449号 同
│
│ 第165 議第450号 同
│
│ 第166 議第451号 同
│
│ 第167 議第452号 同
│
│ 第168 議第453号 同
│
│ 第169 議第454号 同
│
│ 第170 議第455号 同
│
│ 第171 議第456号 同
│
│ 第172 議第457号 同
│
│ 第173 議第458号 同
│
│ 第174 議第459号 同
│
│ 第175 議第460号 同
│
│ 第176 議第461号 同
│
│ 第177 議第462号 同
│
│ 第178 議第463号 同
│
│ 第179 議第464号 同
│
│ 第180 議第465号 同
│
│ 第181 議第466号 同
│
│ 第182 議第467号 同
│
│ 第183 議第468号 同
│
│ 第184 議第469号 同
│
│ 第185 議第470号 同
│
│ 第186 議第471号 同
│
│ 第187 議第472号 同
│
│ 第188 議第473号 同
│
│ 第189 議第474号 同
│
│ 第190 議第475号 同
│
│ 第191 議第476号 同
│
│ 第192 議第477号 同
│
│ 第193 議第478号 同
│
│ 第194 議第479号 同
│
│ 第195 議第480号 同
│
│ 第196 議第481号 同
│
│ 第197 議第482号 同
│
│ 第198 議第483号 同
│
│ 第199 議第484号 同
│
│ 第200 議第485号 同
│
│ 第201 議第486号 同
│
│ 第202 議第487号 同
│
│ 第203 議第488号 同
│
│ 第204 議第489号 同
│
│ 第205 議第490号 同
│
│ 第206 議第491号 財産の取得について
│
│ 第207 議第492号
製造委託契約締結について
│
│ 第208 議第493号
工事委託契約締結について
│
│ 第209 議第494号
工事請負契約締結について
│
│ 第210 議第495号 同
│
│ 第211 議第496号 同
│
│ 第212 発議第30号
熊本市
中小企業振興基本条例の一部改正について │
│ 第213 議第497号
教育長の
任命同意について
│
└─────────────────────────────────────┘
午前10時00分 開会
○くつき信哉 議長
平成30年第4回
定例会は本日をもって招集されました。
これより会議を開きます。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 この際、去る10月26日、
総務大臣より
自治功労者として表彰を受けられました
江藤正行議員に対し、
感謝状の
伝達並びに
熊本市議会の表彰を行います。
なお、
大西市長からも
感謝状を贈呈したい旨の申し出があっておりますので、あわせてこれを行います。
江藤正行議員は演壇の前にお願いいたします。(拍手)
〔議長・
江藤正行議員 演壇の前へ〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 感 謝 状
│
│ 熊本県
熊本市
│
│ 江 藤 正 行 殿
│
│ あなたは35年以上の永きにわたり
市議会議員として
地方自治 │
│ の
振興発展に寄与され
住民福祉の向上に尽くされた
功績はまこ │
│ とに顕著であります
│
│ よってここに深く感謝の意を表します
│
│ 平成30年10月26日
│
│ 総務大臣 石 田 真 敏
│
└─────────────────────────────────────┘
(拍手)
┌─────────────────────────────────────┐
│ 表 彰 状
│
│ 江 藤 正 行 様
│
│ あなたは
熊本市議会議員として35年以上にわたり市民の負託
│
│ にこたえ
地方自治発展のため多大の貢献をされました
│
│ ここにその功績をたたえ表彰いたします
│
│ 平成30年12月11日
│
│ 熊本市議会議長 くつき 信 哉
│
└─────────────────────────────────────┘
〔議長・議長席へ 市長・演壇の前へ〕
(拍手)
┌─────────────────────────────────────┐
│ 感 謝 状
│
│ 江 藤 正 行 様
│
│ あなたは昭和58年の初当選以来35年以上にわたり
熊本市議
│
│ 会議員として市民の負託にこたえ本市市政の発展に寄与されま
│
│ した
│
│ その御
功績はまことに顕著でありここに深く感謝の意を表しま
│
│ す
│
│ 平成30年12月11日
│
│ 熊本市長 大 西 一 史
│
└─────────────────────────────────────┘
(拍手)
○くつき信哉 議長 以上で
感謝状の
伝達並びに表彰は終わりました。
ただいま表彰を受けられました
江藤正行議員の永年の御労苦に対し、心から敬意を表しますとともに、市政発展のためなお一層の御尽力を賜りますよう、お願い申し上げます。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 次に、会議規則第83条の規定により、会議録署名議員を指名いたします。
坂田誠二議員及び竹原孝昭議員にお願いいたします。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 日程に入るに先立ちまして御報告いたします。
市長並びに監査委員より、関係法令に基づき送付を受けました報告書類は、お手元に配付いたしておきましたので、これにより御承知願います。
〔配付した書類〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 市長より、
│
│ 地方自治法第122条の規定に基づく
│
│ 平成30年度補正予算に関する説明書
│
│ 熊本市
中小企業振興基本条例第11条の規定に基づく
│
│ 報第41号 中小企業の振興に関する施策の実施状況並びに
熊本市中小企 │
│ 業活性化会議における審議の経過及び結果について
│
│ 監査委員より、
│
│ 地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく
│
│ 熊監発第237号 例月出納検査の結果について
│
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 日程第1「会期の件」についてお諮りいたします。
今回の
定例会の会期は、本日から12月27日まで17日間とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○くつき信哉 議長 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から12月27日まで17日間とすることに決定いたしました。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 日程第2ないし日程第211を一括議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 提案理由の説明に先立ち、一言申し上げます。
ただいま
江藤正行議員の
地方自治に対する長年の御貢献をたたえる
総務大臣感謝状の伝達式並びに
熊本市議会の表彰式がとり行われ、私からも議員の御功績に対して
感謝状を贈呈させていただいたところであります。江藤議員におかれましては、まことにおめでとうございました。
ここに重ねて、長年の
市議会議員としての御活躍に心から敬意と感謝を表しますとともに、本市発展への今後一層の御尽力をお願い申し上げる次第であります。
続けて、市長就任の御挨拶を申し上げます。
私は、さきの市長選挙におきまして、市民の皆様の御支持をいただき、12月3日に第33代
熊本市長に就任し、引き続き市政を担わせていただくこととなりました。改めて職責の重さに身が引き締まる思いであります。
本市では、
平成28年4月に発生した
熊本地震から2年8カ月が経過しようとしておりますが、いまだに仮設住宅等で暮らしている市民の皆様が11月末現在で、約5,300世帯、約1万1,200人いらっしゃいます。
私は、2期目の市政運営において、
熊本地震の全ての被災者の皆様の一日も早い生活再建を最優先に、さまざまな課題に向き合いながら、
熊本市の未来のために全力を尽くす所存です。
これからの市政運営は、私が1期目に掲げた地域主義の実践をさらに積み重ね、そこで得られた経験を組織として共有し蓄積していくこと、そして、市民に誠実に正直に向き合っていくことが重要と考えており、このことが10年先、20年先の未来を見据えた
熊本市政の大きな転換期である今、必要なものと考えております。
2期目の市政運営に当たっては、一つ一つの課題を市民の皆様とともに解決しながら地域主義による新しい自治の形を確立し、マニフェストに掲げた10の決意のもと、暮らしに安心と潤いのある社会、人権が尊重される豊かで暮らしやすい社会、暮らしに活力と勢いのある社会の実現を目指してまいります。
また、来年度は、新元号となる新しい時代の幕あけでありますと同時に、市制施行130周年という大きな節目の年でもあります。本市においては、新しい
熊本市民病院の開院を初め、
熊本城大天守の外観復旧や
熊本城ホールの開業のほか、ラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権大会の開催など、これからのさらなる飛躍につながる出来事が控える大切な時期であります。
そのような時期に私自身、初心を忘れず、
熊本地震からの復旧・復興と未来への礎を築くため、市民力、地域力、行政力を結集し、上質な生活都市
熊本の実現に向け、全身全霊をかけてこれからの4年間を頑張ってまいります。
議員各位におかれましては、引き続き、大所高所からの御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
続いて、職員の不祥事につきまして、御報告とおわびを申し上げます。
9月18日に、
熊本県迷惑行為等防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された職員を12月7日付で懲戒免職処分といたしました。不祥事防止に向け全庁を挙げて取り組んでいる中、このような市政への信頼を失墜させる事案が発生したことについて、市長として大変重く受けとめており、議員各位を初め市民の皆様に対しまして、深くおわび申し上げます。大変申しわけございませんでした。
今後も根気強く、職員一人一人が公務員として法令遵守はもとより、常に全体の奉仕者として、強い自覚と緊張感を持って行動するよう、職員の徹底した意識改革を図り、市政の信頼回復に市役所職員が一丸となって取り組んでまいります。
それでは、提出議案について、説明に入らせていただきます。
今回の補正予算案は、
熊本地震からの復旧関連経費や、危険な民有ブロック塀等の撤去に係る助成経費など、今後の業務推進上、速やかに対応する必要があるものに加え、来年度当初から業務を開始することとなる施設の維持管理経費等について、今年度中に入札等の契約事務を実施するための債務負担行為を計上しております。
まず、補正予算案の概要について申し上げますと、一般会計において8億7,500万円の増額、補正後の予算額3,703億8,362万円、企業会計において110万円の増額、補正後の予算額835億7,476万円、全会計の合計では補正額8億7,610万円、合計の補正後予算額は、6,631億7,885万円となりました。
補正後の予算を前年同期と比較いたしますと、一般会計では9.7%の減、特別会計では6.4%の減、企業会計では14.1%の増、全体の合計額では6.2%の減となっております。
主な内容について申し上げますと、まず、
平成28年
熊本地震関連の補正予算ですが、今回の補正予算案では、合計で8億6,770万円を計上しております。
まず、
熊本地震に伴う雑損控除の申告により発生する被災者への市税還付金を計上しております。
次に、
熊本城の災害復旧に係る経費につきまして、被災した大天守及び小天守の躯体外装復旧に係る経費のほか、
熊本城の復旧過程を見学いただくための特別見学通路の整備に係る経費及びそれに伴う債務負担行為の変更や、城域内の警備に係る業務委託経費の債務負担行為等を計上しております。
また、県の復興基金を活用して、国際スポーツ大会の開催に向けた外国人観光客の受け入れ環境の整備を図るため、民間観光施設等への設備整備等に係る助成経費の債務負担行為を計上しております。
最後に、新市民病院の来年10月の開院に向けた各種業務の委託に係る経費の債務負担行為を計上しております。
続きまして、
熊本地震関連以外の主な内容について、部門別に申し上げます。
まず、政策部門では、市政だより編集、作成等に係る業務委託経費の債務負担行為を計上しております。
次に、総務部門では、市役所駐車場の管理業務委託に係る債務負担行為等を計上しております。
次に、財政部門では、税務部の組織改編に係る移転費用経費のほか、税関係のデータ入力業務委託に係る債務負担行為等を計上しております。
次に、市民部門では、本
定例会に条例案を提出しております
熊本市
客引き行為等の禁止に関する条例の施行に向けた準備に係る経費のほか、本市の再犯防止推進計画の策定に向けた実態調査経費を計上しております。
次に、健康福祉部門では、国民年金の制度改正等に伴うシステム改修に係る経費や、生活困窮者の自立相談支援の業務委託に係る債務負担行為等を計上しております。
次に、環境部門では、家庭ごみや資源物等の収集運搬業務に係る債務負担行為等を計上しております。
次に、経済観光部門では、商店街の活性化や共同施設設置に係る助成経費のほか、動植物園や
熊本城の管理運営等に係る債務負担行為等に加え、
熊本城ホールにつきまして、備品購入等経費の減額、国庫補助金の増額に伴う財源更正及び保留床購入費の増額に伴う債務負担行為の変更を計上しております。
次に、農水部門では、天明漁港の物揚場整備の早期着工に係る債務負担行為を計上しております。
次に、都市建設部門では、安全性が確認できない民有ブロック塀等の撤去費用に対する助成経費のほか、
熊本西環状道路に関連する池上インター線の橋梁下部工の工事や道路、公園等の維持管理に係る経費の債務負担行為等を計上しております。
次に、消防部門では、ラグビーワールドカップや女子ハンドボール世界選手権大会開催を見据えたテロ災害等への対応体制強化に要する経費の債務負担行為を計上しております。
次に、教育部門では、学校給食費の公会計化等に向けたシステム構築及び運用管理の業務委託に係る経費の債務負担行為のほか、図書館の資料貸出業務に必要な図書管理システムの更新及び機器賃借に係る経費の債務負担行為等を計上しております。
また、行政委員会では、選挙管理委員会事務局において、来年4月の統一地方選挙等で使用するプレハブ借上料のほか、ポスター掲示等の業務委託に係る経費の債務負担行為を計上しております。
最後に、企業会計のうち、病院局では、現行の市民病院や植木病院の運営に係る業務委託経費等について、上下水道局では、水源地の電気工作物を管理するための業務委託に係る経費等について、それぞれ債務負担行為を計上しております。
また、交通局では、市電のダイヤ作成に必要なシステムの更新に伴う導入作業等に係る経費のほか、同システムの賃借に係る経費の債務負担行為等を計上しております。
以上が、補正予算の歳出の説明でありますが、これを賄う財源として、それぞれの歳出に見合う国、県支出金等の特定財源や市債を計上しますとともに、一般財源として繰越金を充当しておりますほか、
熊本城復元整備基金も活用することとしております。
続きまして、条例等の議案でありますが、主なものといたしまして、補正予算案の説明でも触れましたが、まず
熊本市
客引き行為等の禁止に関する条例の制定について御説明いたします。
これは、繁華街において、悪質な客引き行為や勧誘行為等の迷惑行為が多発していることから、地区を指定し、それらの行為を禁止すること等を内容とした条例を制定するものでございます。この条例の制定により、市民や観光客の安全と安心を確保するとともに、拠点都市としてのにぎわいの維持、向上を図ってまいりたいと考えております。
次に、
工事委託契約締結についてでありますが、これは省エネルギー化を促進し、また、調和のとれた良好な町並みを形成するため、本市設置の約1万8,500基の道路照明灯をLED化するための契約案件でございます。
その他の条例等の議案につきましては、末尾に簡単な理由を付しておきましたので説明を省かせていただきます。
以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○くつき信哉 議長 市長の提案理由の説明は終わりました。
この際、申し上げます。
ただいま議題となっております議案のうち、議第295号につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、あらかじめ人事委員会の意見を聞いてありますので、その回答をお手元に配付いたしておきました。
それでは議案を付託いたします。
お手元に配付しております付託議案一覧表のとおり、それぞれ関係委員会に付託いたします。
┌─────────────────────────────────────┐
│ 平成30年
│
│ 第4回
定例会 委員会付託議案一覧表 │
│ 予算決算委員会
│
│ 議第287号
平成30年度
熊本市
一般会計補正予算 │
│ 議第288号 同 国民健康保険会計補正予算
│
│ 議第289号 同
病院事業会計補正予算 │
│ 議第290号 同
水道事業会計補正予算 │
│ 議第291号 同 下
水道事業会計補正予算 │
│ 議第292号 同
交通事業会計補正予算 │
│ 議第294号
熊本市
客引き行為等の禁止に関する条例の制定について │
│ 議第295号
熊本市立学校の
教育職員の給与に関する条例の一部改正につい│
│ て
│
│ 議第296号
熊本市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について│
│ 総務委員会
│
│ 議第332号
山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更について│
│ 議第333号
山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財│
│ 産処分について
│
│ 議第334号
当せん金付証票の発売について
│
│ 議第335号 調停の成立について
│
│ 議第337号
指定管理者の指定について
│
│ 議第494号
工事請負契約締結について
│
│ 議第495号 同
│
│ 議第496号 同
│
│ 教育市民委員会
│
│ 議第293号
熊本市
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の│
│ 一部改正について
│
│ 議第338号
指定管理者の指定について
│
│ 議第339号 同
│
│ 議第340号 同
│
│ 議第341号 同
│
│ 議第342号 同
│
│ 議第343号 同
│
│ 議第344号 同
│
│ 議第345号 同
│
│ 議第346号 同
│
│ 議第347号 同
│
│ 議第348号 同
│
│ 議第349号 同
│
│ 議第350号 同
│
│ 議第351号 同
│
│ 厚生委員会
│
│ 議第352号
指定管理者の指定について
│
│ 議第353号 同
│
│ 議第354号 同
│
│ 議第355号 同
│
│ 議第356号 同
│
│ 議第357号 同
│
│ 議第358号 同
│
│ 議第359号 同
│
│ 議第360号 同
│
│ 議第361号 同
│
│ 議第362号 同
│
│ 議第363号 同
│
│ 議第364号 同
│
│ 議第365号 同
│
│ 議第366号 同
│
│ 議第367号 同
│
│ 議第368号 同
│
│ 議第369号 同
│
│ 議第370号 同
│
│ 議第371号 同
│
│ 議第372号 同
│
│ 議第373号 同
│
│ 議第374号 同
│
│ 議第375号 同
│
│ 議第376号 同
│
│ 議第377号 同
│
│ 議第378号 同
│
│ 議第379号 同
│
│ 議第380号 同
│
│ 議第381号 同
│
│ 議第382号 同
│
│ 議第383号 同
│
│ 議第384号 同
│
│ 議第385号 同
│
│ 議第386号 同
│
│ 議第387号 同
│
│ 議第388号 同
│
│ 議第389号 同
│
│ 議第390号 同
│
│ 議第391号 同
│
│ 議第392号 同
│
│ 議第393号 同
│
│ 議第394号 同
│
│ 議第395号 同
│
│ 議第396号 同
│
│ 議第397号 同
│
│ 議第398号 同
│
│ 議第399号 同
│
│ 議第400号 同
│
│ 議第401号 同
│
│ 議第402号 同
│
│ 議第403号 同
│
│ 議第404号 同
│
│ 議第405号 同
│
│ 議第406号 同
│
│ 議第407号 同
│
│ 議第408号 同
│
│ 議第409号 同
│
│ 議第410号 同
│
│ 議第411号 同
│
│ 議第412号 同
│
│ 議第413号 同
│
│ 議第414号 同
│
│ 議第415号 同
│
│ 議第416号 同
│
│ 議第417号 同
│
│ 議第418号 同
│
│ 議第419号 同
│
│ 議第420号 同
│
│ 議第421号 同
│
│ 議第422号 同
│
│ 議第423号 同
│
│ 議第424号 同
│
│ 議第425号 同
│
│ 議第426号 同
│
│ 議第427号 同
│
│ 議第428号 同
│
│ 議第429号 同
│
│ 議第430号 同
│
│ 議第431号 同
│
│ 議第432号 同
│
│ 議第433号 同
│
│ 議第434号 同
│
│ 議第435号 同
│
│ 議第436号 同
│
│ 議第437号 同
│
│ 議第438号 同
│
│ 議第439号 同
│
│ 議第440号 同
│
│ 議第441号 同
│
│ 議第442号 同
│
│ 議第443号 同
│
│ 議第444号 同
│
│ 議第445号 同
│
│ 議第446号 同
│
│ 議第447号 同
│
│ 議第448号 同
│
│ 議第449号 同
│
│ 議第450号 同
│
│ 議第451号 同
│
│ 議第452号 同
│
│ 議第453号 同
│
│ 議第454号 同
│
│ 議第455号 同
│
│ 議第456号 同
│
│ 議第457号 同
│
│ 議第458号 同
│
│ 議第459号 同
│
│ 議第460号 同
│
│ 議第461号 同
│
│ 議第462号 同
│
│ 議第463号 同
│
│ 議第464号 同
│
│ 議第465号 同
│
│ 議第466号 同
│
│ 議第467号 同
│
│ 議第468号 同
│
│ 議第469号 同
│
│ 議第470号 同
│
│ 議第471号 同
│
│ 議第472号 同
│
│ 議第473号 同
│
│ 議第474号 同
│
│ 議第475号 同
│
│ 議第476号 同
│
│ 議第477号 同
│
│ 議第478号 同
│
│ 議第479号 同
│
│ 議第480号 同
│
│ 議第481号 同
│
│ 議第482号 同
│
│ 議第483号 同
│
│ 議第484号 同
│
│ 議第485号 同
│
│ 議第486号 同
│
│ 環境水道委員会
│
│ 議第487号
指定管理者の指定について
│
│ 経済委員会
│
│ 議第488号
指定管理者の指定について
│
│ 議第489号 同
│
│ 議第490号 同
│
│ 議第492号
製造委託契約締結について
│
│ 都市整備委員会
│
│ 議第297号
熊本市営住宅条例の一部改正について
│
│ 議第298号
熊本市
自転車駐車場条例の一部改正について
│
│ 議第299号 市道の認定について
│
│ 議第300号 同
│
│ 議第301号 同
│
│ 議第302号 同
│
│ 議第303号 同
│
│ 議第304号 同
│
│ 議第305号 同
│
│ 議第306号 同
│
│ 議第307号 同
│
│ 議第308号 同
│
│ 議第309号 同
│
│ 議第310号 同
│
│ 議第311号 同
│
│ 議第312号 同
│
│ 議第313号 同
│
│ 議第314号 同
│
│ 議第315号 同
│
│ 議第316号 同
│
│ 議第317号 同
│
│ 議第318号 同
│
│ 議第319号 同
│
│ 議第320号 同
│
│ 議第321号 同
│
│ 議第322号 同
│
│ 議第323号 同
│
│ 議第324号 同
│
│ 議第325号 同
│
│ 議第326号 同
│
│ 議第327号 市道の廃止について
│
│ 議第328号 同
│
│ 議第329号 同
│
│ 議第330号 市道の認定について
│
│ 議第331号 市道の廃止について
│
│ 議第336号
和解申立及び訴えの提起について
│
│ 議第491号 財産の取得について
│
│ 議第493号
工事委託契約締結について
│
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 次に、日程第212 発議第30号「
熊本市
中小企業振興基本条例の一部改正について」を議題といたします。
〔議題となった案件〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 発議第30号
│
│ 熊本市
中小企業振興基本条例の一部改正について
│
│ 地方自治法第112条及び
熊本市議会会議規則第13条第1項の規定により、
熊本 │
│ 市
中小企業振興基本条例の一部を改正する条例案を次のとおり提出する。 │
│ 平成30年12月11日提出
│
│ 熊本市議会議員 上 田 芳 裕
│
│ 同 倉 重 徹
│
│ 同 齊 藤 聰
│
│ 同 三 島 良 之
│
│ 同 小佐井 賀瑞宜
│
│ 同 田 上 辰 也
│
│ 同 鈴 木 弘
│
│ 同 園 川 良 二
│
│ 同 重 村 和 征
│
│ 同 那 須 円
│
│ 熊本市議会議長 くつき 信 哉 様
│
│ 熊本市
中小企業振興基本条例の一部を改正する条例
│
│ 熊本市
中小企業振興基本条例(
平成24年条例第128号)の一部を次のように改 │
│ 正する。
│
│ 題名を次のように改める。
│
│ 熊本市中小企業・小規模企業振興基本条例
│
│ 前文のうち第2項中「小規模な事業者」の次に「や個人事業者」を加え、 │
│「中小企業者は」を「こうした本市の中小企業者・小規模企業者は」に改め、 │
│第3項中「少子高齢化」の次に「や人口減少社会」を加え、「変化する中、本 │
│市の中小企業者」を「変化するとともに、経営者の高齢化や後継者不足等、本 │
│市の中小企業者・小規模企業者」に改め、第4項中「中小企業者」を「中小企 │
│業者・小規模企業者」に、「中小企業」を「中小企業・小規模企業」に改め、 │
│第5項中「中小企業」を「中小企業・小規模企業」に改め、同項を第6項と │
│し、第4項の次に次の1項を加える。
│
│ とりわけ、経営資源の確保が特に困難であることが多い小規模企業につい │
│ ては、その地域における役割の重要性に鑑み、小規模企業を中心に据えた新 │
│ たな施策の体系を構築すべく、国において小規模企業振興基本法(
平成26年 │
│ 法律第94号)が制定されており、本市でも、より一層小規模企業の持続的発 │
│ 展を図るための諸施策を推進していく必要がある。
│
│ 第1条中「健全な」を「健全で持続可能な」に改める。
│
│ 第2条中第3号を第4号とし、同条第2号中「商工会」の次に「、中小企業 │
│ 団体中央会」を加え、同号を同条第3号とし、同条第1号の次に次の1号を加 │
│ える。
│
│ (2) 小規模企業者 中小企業基本法第2条第5項に規定するものをいい、個 │
│ 人事業者を含む。
│
│ 第3条に次の1項を加える。
│
│ 2 小規模企業の振興は、小規模企業者の経営資源に大きな制約があることを │
│ 踏まえ、その活力が最大限に発揮され、事業の持続的な発展が図られること │
│ を旨として行われなければならない。
│
│ 第4条第2項中「研究機関」の次に「、金融機関等の関係団体」を加え、同 │
│ 条に次の1項を加える。
│
│ 3 市は、中小企業の振興に関する施策を実施するに当たっては、経営資源の │
│ 確保が困難であることが多い小規模企業者の事情に配慮するよう努めるもの │
│ とする。
│
│ 第5条中第5項を削り、同条に次の2項を加える。
│
│ 5 小規模企業者は、経済的社会的環境の変化に応じ、事業の持続的な発展を │
│ 図るため、自主的にその円滑かつ着実な事業の運営を図るよう努めるものと │
│ する。
│
│ 6 小規模企業者以外の者であって、その事業に関し小規模企業と関係がある │
│ ものは、市が行う小規模企業の振興に関する施策の実施について協力するよ │
│ う努めるものとする。
│
│ 第11条を第12条とする。
│
│ 第10条第2項中「第8条」を「第9条」に改め、同条を第11条とする。 │
│ 第9条を第10条とする。
│
│ 第8条に次の1項を加え、同条を第9条とする。
│
│ 2 前項各号に掲げる事項のほか、市は、小規模企業の振興に関する施策を実 │
│ 施するに当たっては、関係者相互の連携及び協力を推進し、その事業の持続 │
│ 的な発展を図ることができるよう、次に掲げる事項を基本として行うものと │
│ する。
│
│ (1) 多様な需要に応じた商品の販売又は役務の提供の促進及び新たな事業の │
│ 展開の促進を図ること。
│
│ (2) 経営資源の有効な活用並びに小規模企業に必要な人材の育成及び確保を │
│ 図ること。
│
│ (3) 地域経済の活性化並びに地域住民の生活の向上及び交流の促進に資する │
│ 小規模企業の事業活動の推進を図ること。
│
│ (4) 小規模企業への適切な支援を実施するための支援体制の整備を図るこ │
│ と。
│
│ 第7条を第8条とする。
│
│ 第6条を第7条とし、第5条の次に次の1条を加える。
│
│ (中小企業団体の役割)
│
│ 第6条 中小企業団体は、中小企業者の事業活動を支援し、又は事業活動を行 │
│ うに当たっては、中小企業者とともに、第3条に規定する基本理念の実現に │
│ 主体的に取り組み、特に小規模企業者に対しては、きめ細かな支援と対策を │
│ 講じるよう努めるものとする。
│
│ 本則に次の1条を加える。
│
│ (基本計画)
│
│ 第13条 市は、第4条第1項の規定に基づく中小企業の振興に関する施策を計 │
│ 画的かつ効果的に実施するための基本的な計画を策定するものとする。 │
│ 附 則
│
│ この条例は、
平成31年4月1日から施行する。
│
│ (提出理由)
│
│ 小規模企業振興基本法(
平成26年法律第94号)の施行等により、所要の改正 │
│ を行う必要がある。
│
│ これが、この条例案を提出する理由である。
│
└─────────────────────────────────────┘
○くつき信哉 議長 提案者の説明を求めます。
〔26番 上田芳裕議員 登壇〕
◎上田芳裕 議員 市民連合の上田芳裕でございます。
ただいま上程されました発議第30号「
熊本市
中小企業振興基本条例の一部改正について」、提案者を代表いたしまして、その理由並びに概要を御説明いたします。
本条例は、本市企業の大部分を占め、経済の中心となっている中小企業の振興を図るため、議員提案により、
平成24年12月に制定されたものでございます。
その後、
平成26年には中小企業のうち、小規模企業について、その地域における役割の重要性に鑑み、経済資源の確保を含めた新たな施策の体系を構築すべく、国において小規模企業振興基本法が制定されました。
このような中、本市でも、より一層小規模企業の持続的発展を図るための諸施策を推進するために、本改正案の提案に至った次第でございます。
今回の提案に当たりましては、政策条例検討会において、商工会、商工会議所、中小企業団体中央会並びに中小企業家同友会から聴取いたしました御意見も取り入れながら、鋭意検討、立案に当たってまいりました。
本改正案の主な内容といたしましては、
一、小規模企業の振興の基本理念、施策の基本方針等の規定の追加
一、中小企業の振興に関する施策を実施するための基本計画の策定の義務づけ
の2点になっております。このうち、基本計画については、本条例をより実効性のあるものにすべく、本市の中小企業、小規模企業者の現状等を踏まえた具体的施策の位置づけがなされるものと考えております。
なお、条例の施行期日に関しましては、十分な周知期間等を確保すべきであることから、
平成31年4月1日といたしております。
議員各位におかれましては、提案の趣旨を御理解の上、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○くつき信哉 議長 提案者の説明は終わりました。
それでは、議案を付託いたします。
発議第30号は、これを「経済委員会」に付託いたします。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 次に、日程第213 議第497号「
教育長の
任命同意について」を議題といたします。
〔議題となった案件〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 議第497号 │
│ 平成30年12月11日提出 │
│ 教育長の
任命同意について
│
│ 熊本市教育委員会
教育長に次の者を任命したいので同意を求める。
│
│ 熊本市長 大 西 一 史 │
│ 遠 藤 洋 路
│
└─────────────────────────────────────┘
○くつき信哉 議長 市長の提案理由の説明を求めます。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 ただいま上程されました議第497号「
教育長の
任命同意について」の提案理由を申し上げます。
本件は、現
教育長であります遠藤洋路氏が本年12月14日をもちまして任期満了となりますことに伴い、再び同氏を
教育長に任命しようとするものであります。
遠藤氏は、昭和49年の生まれで、
平成9年に東京大学法学部を卒業後、文部省に入省され、以来、文化庁文化財部伝統文化課課長補佐、
熊本県教育庁社会教育課長、内閣官房知的財産戦略推進事務局総括補佐などの要職を歴任されました。
平成22年に文部科学省を退職されました後、国、自治体への政策支援等コンサルティングを行う青山社中株式会社を設立し、同社の代表取締役共同代表として御活躍され、
平成29年4月からは本市
教育長を務めていただいております。
遠藤氏は人格が高潔で、教育行政に関し識見を有するものとして、
教育長に適任であると考え、
任命同意をお願いする次第であります。
○くつき信哉 議長 市長の提案理由の説明は終わりました。
次に、候補者の所信表明があります。
〔遠藤洋路候補者 登壇〕
◎遠藤洋路 候補者
教育長の
任命同意に当たりまして、私の所信を申し上げます。
昨年4月に
教育長の職を拝命して以来、本市の教育大綱及び教育振興基本計画の実現のため、関係部局とも連携を図りながら、徳・知・体の調和のとれた教育の推進に努めてまいりました。
まずは、喫緊の課題である
熊本地震からの学校施設の復旧や子供たちの心のケアに取り組むとともに、教室へのエアコン設置や危険なブロック塀の撤去など、子供たちが安心して学べる学校環境の整備を進めてまいりました。
また、硬直化した学校のシステムを時代の変化に合ったものにするよう、教職員の働き方改革の推進、全国最大規模となるタブレット等の教育ICT機器の導入、ALTの増員等による外国語教育の充実、SNSを活用したいじめ・悩み相談の実施など、新たな教育施策の展開を図ってまいりました。
今後は、さらに質の高い教育の実現に向けて、市立高校の抜本的な改革や奨学金の改革など、市長マニフェストに掲げられた重要課題への取り組みも控えています。
このように、本市の学校教育は今、大きく急激な変化のときを迎えています。次期
教育長の任期となる3年間は、この大きな変革から具体的な成果を生み、本市の教育を飛躍させる3年間としなければなりません。将来の予測が困難な時代の中で、主体的に考え、行動できる人材を育てることがこの教育改革の目的です。この改革は、本市の活力ある未来のために、必要不可欠のものであると考えています。
このような時期にあって、
教育長の職責は大変重いものがありますが、教育委員会及び学校教職員と一丸となり、本市の子供たちの未来のために全力を尽くす所存であります。
どうぞよろしくお願いいたします。
○くつき信哉 議長 候補者の所信表明は終わりました。
別に発言の通告がありませんので、これより採決いたします。
本案に対し、賛成の議員の起立または挙手を求めます。
〔賛成者起立〕
○くつき信哉 議長 起立多数。
よって、本案は「同意」することに決定いたしました。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 本日の日程は、これをもって終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明12日は、議案調査のため休会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○くつき信哉 議長 御異議なしと認めます。
よって、明12日は休会することに決定いたしました。
次会は、12月13日(木曜日)定刻に開きます。
────────────────────────────
○くつき信哉 議長 では、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時27分 散会
〇本日の会議に付した事件
一、議事日程のとおり
平成30年12月11日
出席議員 47名
1番 くつき 信 哉 2番 田 辺 正 信
3番 光 永 邦 保 4番 大 塚 信 弥
5番 山 部 洋 史 6番 緒 方 夕 佳
7番 小 池 洋 恵 8番 三 森 至 加
9番 高 本 一 臣 10番 小佐井 賀瑞宜
11番 寺 本 義 勝 12番 福 永 洋 一
13番 西 岡 誠 也 14番 田 上 辰 也
15番 浜 田 大 介 16番 井 本 正 広
17番 藤 永 弘 18番 原 亨
19番 原 口 亮 志 20番 紫 垣 正 仁
21番 大 石 浩 文 22番 田 中 敦 朗
23番 那 須 円 24番 重 村 和 征
25番 村 上 博 26番 上 田 芳 裕
27番 園 川 良 二 28番 倉 重 徹
29番 澤 田 昌 作 30番 満 永 寿 博
31番 三 島 良 之 32番 齊 藤 聰
33番 田 尻 善 裕 34番 上 野 美恵子
35番 白河部 貞 志 36番 藤 岡 照 代
37番 津 田 征士郎 38番 坂 田 誠 二
39番 竹 原 孝 昭 40番 江 藤 正 行
41番 藤 山 英 美 44番 落 水 清 弘
45番 古 川 泰 三 46番 北 口 和 皇
47番 田 尻 将 博 48番 家 入 安 弘
49番 鈴 木 弘
説明のため出席した者
市長 大 西 一 史 副市長 多 野 春 光
副市長 植 松 浩 二 政策局長 古 庄 修 治
総務局長 中 村 英 文 財政局長 田 中 陽 礼
市民局長 萱 野 晃 健康福祉局長 池 田 泰 紀
環境局長 勝 谷 仁 雄 経済観光局長 平 井 英 虎
農水局長 西 嶋 英 樹 都市建設局長 田 中 隆 臣
消防局長 西 岡 哲 弘 交通事業管理者 肝 付 幸 治
上下水道事業管理者白 石 三千治
教育長 遠 藤 洋 路
中央区長 石 櫃 仁 美 東区長 田 端 高 志
西区長 深 水 政 彦 南区長 松 石 龍太郎
北区長 野 口 恭 子
職務のため出席した事務局職員
事務局長 田 上 美智子 事務局次長 大 島 直 也
議事課長 本 田 正 文 調査課長 中 川 和 徳...