熊本市議会 2018-09-18
平成30年第 3回都市整備分科会−09月18日-01号
○原亨
分科会長 ただいまから
予算決算委員会都市整備分科会を開会いたします。
議事に入ります前に、執行部より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。
◎
田中隆臣 都市建設局長 おはようございます。
委員会での御審議に先立ち、おわびと御報告を申し上げます。
まず
都市建設局におきまして、勤務時間中に私的な物販用の物品、詳細には小学生の
スポーツクラブの
全国大会出場へのカンパの物品でございます。それを公用車を使用し、自宅で積載後、出先3軒で物品の引き渡しを行った管理職につきまして、9月14日、一月10分の1の
減給処分がなされました。
昨年度勤務時間中に私的な行為を行ったことによる
処分事案があったにもかかわらず、その教訓が生かされておらず、加えて
部下職員を指導監督する立場にございます者が、このような不祥事を起こしましたことにつきまして、大変重く受けとめており、
議員各位を初め、市民の皆様に対しまして深くおわび申し上げます。
今後も引き続き、
法令遵守はもとより、常に全体の奉仕者として強い自覚を持つよう、職員の
意識改革を図り、市政の
信頼回復に全力で取り組んでまいります。
まことに申しわけございませんでした。
次に、御報告1件でございます。
去る8月1日付の
人事異動により、
都市建設局に新たに
首席用地審議員として、
山岡憲史が任につくことになりました。今回より出席しております。御紹介いたします。
(
執行部紹介)
○原亨
分科会長 以上で発言は終わりました。
これより議事に入ります。
今回、当
分科会において審査を分担します議案は
補正予算1件、決算2件、条例1件の計4件であります。
それでは、審査の方法についてお諮りいたします。
審査の方法としては、まず
補正予算及び
関連議案について説明を聴取した後、質疑を行い、
質疑終結後、
決算議案についての説明を聴取し、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○原亨
分科会長 御異議なしと認め、そのようにとり行います。
これより議案の審査を行います。
まず、議第221号「平成30年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分について説明を求めます。
◎
吉住和征 震災住宅支援課長 平成30年度
補正予算、
予算決算委員会説明資料の111ページをお願いいたします。
下段の
債務負担行為について御説明いたします。
債務負担行為補正の追加分、(仮称)舞原第3
災害公営住宅整備事業につきまして、平成30年度から平成31年度を期間とし、
限度額4億3,330万円を計上しております。これは前回の
追加整備同様、
公募型買い取り市営住宅制度を活用し、
早期完成に向け、平成30年度中に公募を開始する必要がありますことから、
債務負担行為を設定するものでございます。
◎
緒方公 首席審議員兼
土木総務課長 ページは同じ111ページ、下段の
債務負担行為の欄でございます。
債務負担行為の欄、変更分の欄でございますが、こちらは
池上インター線橋梁工事の
債務負担行為の期間並びに
限度額の変更をお願いするものでございます。
池上インター線橋梁工事につきましては、今年度
入札公告を実施したところでございますが、
入札参加者がなく、平成30年度の渇水期での施工が困難となりましたことから、
工事期間を1年間延伸するものでございます。
また、期間の変更によりまして、後年に発注を予定しております工事と、
施工箇所、工事時期が重なり、
一体発注を行いますことから
限度額を変更するものでございます。
期間につきましては、平成31年度から平成33年度、
限度額につきましては、8億5,000万円に変更をお願いするものでございます。
◎
原和義 建築指導課長 建築指導費につきまして、御説明申し上げます。
同じく
予算決算委員会説明資料の115ページをお願いいたします。
建築指導費といたしまして、
民有施設ブロック塀調査等経費に8,000万円を計上いたしております。この調査は、本年6月に発生しました大阪府
北部地震により、
ブロック塀が倒壊し、とうとい命が奪われたことなどを教訓として、防災・減災を推進して、地震に強い、安心して暮らせる
まちづくりの推進を目的に実施するものでございます。
◎
緒方公 首席審議員兼
土木総務課長 ページは同じく115ページの欄、中段の公園費でございます。
市有施設ブロック塀対応経費といたしまして、1,010万円をお願いしております。これは大阪府
北部地震によります
ブロック塀倒壊事故を受けまして、実施いたしました市の施設の
安全点検におきまして、
甲南公園と
水前寺江津湖公園の
ブロック塀に、道路に面した
危険箇所がございましたことから、これを改修するための経費でございます。
◎
吉住和征 震災住宅支援課長 同じく115ページをお願いいたします。
震災住宅支援課予算をごらんください。
住宅建設費としまして、9,780万円の
補正予算を計上しております。これは
熊本地震として1の
災害公営住宅整備事業について、
補正予算9,780万円は
公営住宅の
追加整備に関する経費でございます。これは現在、
災害公営住宅として整備を予定しております310戸にペット飼育可能な
災害公営住宅16戸を
追加整備するものでございます。
今回、
補正予算として計上していますのは、
追加整備分の
土地購入費及び
測量登記など委託料でございます。
◎
緒方公 首席審議員兼
土木総務課長 同じく115ページ、下段の
災害復旧費でございます。
道路災害復旧経費といたしまして、3,500万円をお願いしております。これはことし7月の豪雨により被災いたしました
一般県道砂原四方寄線、
熊本西環状道路でございますが、こちらの
のり面崩壊につきまして、本復旧を行うための経費でございます。
○原亨
分科会長 次に、議第231号「熊本市
都市計画・
建築事務に関する
手数料条例の一部改正について」、説明を求めます。
◎
原和義 建築指導課長 平成30年9月、第3回
定例会議案により、説明をいたします。
29ページをお願いいたします。
熊本市
都市計画・
建築事務に関する
手数料条例の一部改正につきまして、御説明申し上げます。
これは、本年6月27日の交付により、3カ月以内の施行とされております
建築基準法の一部を改正する法律に基づき、熊本市
都市計画・
建築事務に関する
手数料条例の一部を改正するものでございます。
主な内容としましては、
仮設建築物の許可に際しまして、従来は1年以内とされておりましたが、1年を超えて使用する特別な理由がある
興行場等につきまして、今後許可が可能となりますことから、新たに手数料を定めるものでございます。
さらに、建築物の敷地と道路との関係につきまして、従来
建築審査会の同意を得て、
特定行政庁が許可を行うこととなっていたものから、4メートル以上の一定の基準を満たす場合には、
特定行政庁の認定によるものとなりますことから、所要の手数料を定めることとしております。
○原亨
分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
補正予算及び
関連議案について、質疑及び意見をお願いいたします。
◆
緒方夕佳 委員
補正予算の御説明の中で、
市有施設ブロック塀対応経費として
甲南公園と
水前寺江津湖公園の
ブロック塀を撤去するという御説明があったのですが、
水前寺江津湖公園については、どのあたりの
ブロック塀なのかということと、その
ブロック塀を撤去するだけなのか、かわりに何か塀などを設けるのか、御説明をお願いします。
◎
佐藤武士 公園課長 水前寺江津湖公園に関しましては、
市総合体育館の南側でございまして、高さが1.9メートルで、これは土どめを兼用してございます。そのために、その裏側は駐車場としても使われておりまして
ブロック塀を撤去しまして、擁壁を設置する予定としております。
◆
緒方夕佳 委員 ありがとうございました。
○原亨
分科会長 ほかにございませんか。
◆
落水清弘 委員
民有施設の
ブロック塀調査等経費についてお伺いいたします。
調査に関しまして、
自治会等の協力を得たような話を伺っておりますけれども、どのような基準でなされたんでしょうか。それと、その結果はどのようになっておりますでしょうか。
各区ごとに
危険箇所が集計ができておれば、教えてください。お願いいたします。
◎
原和義 建築指導課長 地域の方々の御協力をいただきながら、7月に
市民局による目視による
緊急点検が実施されております。その結果を私どもの方にいただいておりまして、
緊急点検の結果、6,650件につきまして何らかの問題があるというふうな報告を受けておりますので、これらについて
専門家が今後調査を行っていくことといたしております。
各区での集計ですが、すみません、手元にございませんので、後ほど説明をさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
◆
落水清弘 委員 その6,000数百件というお話出ましたけれども、今後の対応はどういう感じになっていくんですかね。何か私
たち議員からいいますと、全ての方々に実費だけで自分でやってくださいということには、現実的には無理がありそうな気がしますもんで、将来
補助制度とかを検討されるようなことはないんでしょうかね。まだそういう議論も上がっておりませんか。
◎
原和義 建築指導課長 まず今後の対応につきまして、
建築指導課としましては、問題があるというふうな件につきましては、
建築基準法に基づきまして、
登記情報あたりで所有者を特定いたしまして、文書による指導を今後行っていきたいというふうに思っております。
ただ、その実効性がなかなか上がらない場合には、毎年
違反建築物の
防止週間とか、そういったものが年に何回かありますので、そういうふうな機会を捉えて継続的に粘り強く指導をしてまいりたいというふうに考えております。
◎東野洋尚
建築政策課長 私どもから
補助金関係についてお答えいたします。
今お話がありましたように、
市民局の調査で6,000数百件の調査、それから、今後
専門家の調査をするというところで、御承知のとおり大阪府
北部地震で老朽化した
ブロック塀の問題が起きているということで認識しております。ただ、
ブロック塀は個人の方の所有になりますので、本来
管理責任は個人の方でやっていただくということが大原則かとは思います。
ただ、いつ発生するかわからない大地震に備えて、緊急的に対応するということは考えていく必要があるのではないかと思っております。
そういう意味では、他の政令市でも
補助金等の制度もございますので、その辺の研究をしながら、今後考えていきたいと思っております。
◆
落水清弘 委員 まず
補助金の方ですけれども、やはり
独居老人等においては、自分で解決することができないケースは多々あると思いますんで、十分検討していただき、早急の対応をお願いしたいと思います。
それと、粘り強く対応していくというお話を指導課長おっしゃいましたけれども、ぜひ
自治会長を巻き込んでいただきたいんですよ。調査において
自治会長にお願いして調査されておりますけれども、現実的にはその結果は
自治会長方には通知はなされておりません。ですから、その結果をまず御報告いただいた上で、地域の方々がやはり組長なり、
町内会長なりの力をかりて、1カ所ずつやはり地域の方々の力添えをいただいた方がうまくいくと思います。
私の地域で、どうしても睡眠がうまくいかない方の家の前の電柱に防犯灯をつけなければならないということがございまして、そのときに地域の方々に集まっていただいて、傘の向きを
皆さん方でその迷惑だと言われる家の方になるべく光が行かないように、覆いをかけてやったようなケースがありまして、非常に地域の方も喜んだし、本人も安堵したという形がありますんで、ぜひやはり個人の
ブロック塀を何か手をかけるということは、地域の方々と連携してされた方がうまくいくと思いますんで、よろしく御検討のほどお願いいたします。答弁は不要です。
◆
鈴木弘 委員 今、
ブロック塀の話がありました。それで、まず
民有施設ブロック塀調査経費、実は委託料の7,985万円の2分の1が
財源内訳を見ると国・県というふうに書いてあります。需用費の方は外してということでしょう。
それから、
市有施設については、
一般財源というふうになっています。国・県合わせての
支援制度、ちょっとまず説明いただければというふうに思いますけれども。突然でごめんね。
◎
緒方公 首席審議員兼
土木総務課長 今回の
市有施設の
ブロック塀の
倒壊対応につきましては、単費の方での対応といったところでございます。これにつきましての補助等につきましては、現在のところちょっと私の方で把握をしておりませんで、ちょっと詳細のお答えができない状況でございます。申しわけございません。
◆
鈴木弘 委員
ブロック塀でお子さんが亡くなったという非常に痛ましい事件を通して、国の方も対応を考えようということになりました。まず、
教育関連施設については、全部国の方からお金が出るという形で進んでいます。
次に問題になってくるのは、いわゆる
公有施設、ここについても考えるべきではないかという議論が国会であっているやに伺っております。
そういう中で、通学路の確保というような目的もあって、
民有ブロックというのについても補助はきちっと出そうということで出ておりますので、実はとても大事なことで、
一般財源、早くやらなくてはいけないというのが1点と、もう一つは使える財源はしっかり使っていくという考え方をしていかなければいけない。先ほど言った
民有施設についても、議論の段階ですけれども、何らかの方法が必要なんではないかというような議論も国会の方ではあっているやにも聞いていますので、例えば調査結果等をもっとしっかり国の方に、市民の生命と財産を守るためにはこういう施策が必要なんだというようなこともしっかり陳情しながら、国・県から補填されるものがあれば補填を勝ち取っていくというようなことも、これは情報として大事なことだと思います。
ちなみに、民有地に公的なお金を使うというときには、1人の人間にお金をやってしまうと、これは公平性の原則から外れるということで、
熊本地震でも大変苦労してやったのは、例えば避難路に接しているとか、そういう基本的な基準をもって公のお金を使ってもいいんだというような形でやらないと、この
ブロック塀も何で大事な税金をその1人にやるんだという、後で訴えられる可能性もありますので、例えば今後調査をしていきたいという話がありました。調査の内容次第では
民有ブロックに
補助金を勧める、他都市なんかもよく調べながら、後々
一般財源を投入する形になるか、そこにちょっと国のお金を少しでも入るようになるかは別にしても、公的な財源を使っていったときに、公平性を疑われるような形のないような精査のやり方をすべきであろうと、このように思っていますので、それに対する見解を
担当部長なりなんなり、求めたいと思いますが、よろしくお願いします。
◎
山本純一 建築住宅部長 今、
鈴木委員が御指摘のとおり、民の物件もかなりございますものですから、対応にはちょっと配慮しなければいけないだろうというふうに考えております。
この後、他都市の例とか、それと国の
補助制度等、ここら辺をしっかり研究しまして、今後対応を図ってまいりたいと思います。
◆
鈴木弘 委員 迅速に、かつ有効にというやり方を、この2つについてはやっていただきたい。うちのところでもこれだけですけれども、ほかの局でもたくさん上がっていますので、結構大きな経費になるのかなと思っています。
続けてすみません、また多分関連で、あと副委員長の方からもあるのかもしれませんけれども、ちょっと別件に入ります。
災害公営住宅整備経費、ようやく市民の声を受けてペット飼育可能な
公営住宅ができます。これには感謝をしたいと思っています。
地域限定にしろ。
問題はそこに住まわれた方たちの後に、どういう活用をしていくのかということで、早急に結論は出ないと思いますけれども、私もそうですけれども、
倉重委員も一生懸命動物のことで頑張っていらっしゃいますけれども、
公営住宅の中でペット飼育可能な住宅をかなり昔、
住宅課に検討していただいて、棟を分離すればできるんではないかというところまで検討していただきましたが、最終的にスタートすることができませんでした。そういう意味では、今回のところは今のところ
公営住宅法をそのまま原則論を当てはめれば、
恒久住宅としてそこの
災害復興住宅、
災害公営住宅に入られた後のあきになったときにあっせんするのは、
動物不可ですよというふうになる可能性が高いんですが、実は先ほど言ったように、
公営住宅を分離するというのは、
動物アレルギーの問題を考慮して別の棟にしましょうというふうにしたんですね。そういう中では、動物が嫌いな方が入ってくると、隣に動物がいるということになりますので、それだけで
アレルギーの症状がひどくなるとかいうふうなことも考えられるので、ここはもう思い切って、これは提案で答弁しなくて結構です。言っておきたいと思って、あえてしているんですが、もうここについては、将来的にも動物と住む方のための住宅としてやっていこうというような真剣な検討を続けていただければというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。これも答弁求めません。
○
上田芳裕 副
分科会長 先ほど
民間施設ブロックの
調査経費の関係では、
落水委員から御質疑があって、調査後の対応も含めて、うちの考え方が示されておるんですけれども、6,650カ所の
専門家による調査ですけれども、それぞれ
各区ごとの詳細なところというのは把握されていますけれども、きょうはお示しがなかったわけですけれども、いずれにしても
市内広範囲の箇所で多くの数多い箇所で調査が行われるわけですけれども、どのような
専門家の体制で、どれぐらいの期間を要するのか、今わかっていれば教えてください。
◎
原和義 建築指導課長 調査は
業務委託によりまして、年内を目途に調査を終えたいというふうに考えております。
調査自体は、年内に12月までに調査を終えまして、それから、
所有者等を調べるというふうな業務を想定しております。
調査の体制につきましては、今月の12日に入札を行っておりまして、2者の応札がございまして、そのうちの1者、国際航業、パスコ、アジア航測、3者のJVということで、調査を行っていくということになっております。
具体的には、基準は
日本建築学会の
ブロック塀の
耐震診断指針、そういったものをもとに調査を実施してまいりたいというふうに考えているところでございます。
○
上田芳裕 副
分科会長 年内ということですね。
市民局の方で7月調査をされて、それから5カ月後に調査結果がわかって、それからいろいろな対応を所有者の方含めて求められていくということになろうかと思うんですけれども、7月の
調査時点でこれは危険だというような箇所についての対応はどのようにされたのか、把握されていますでしょうか。
◎
原和義 建築指導課長 市民局からの報告によりますと、その時点でわかるところには
ポスト等にチラシを配って、意識の啓発に努めているというふうに聞いております。
○
上田芳裕 副
分科会長 意識の啓発ということで、危険度が高いところについては、連携をとっていただいて、すぐさまの補修というのはもう
民有施設なんでできないにしろ、
カラーコーンを置いて、そこに歩行者が近づかないとか、そういった対応も必要であるというふうに思いますけれども、その辺の対応はされなかったということでよろしいでしょうか。
◎
原和義 建築指導課長 市民局からの報告によりますと、
関係部局と連携をして、危険性が高いところにおいては、そのような道路に面するコーンを設置したり、
注意喚起を行ったというふうに聞いております。
○
上田芳裕 副
分科会長 一つ一つの
個別事例でお話しすると、大変厳しいところもあるんですけれども、
カラーコーンを壁にそのままくっつけた状態で置かれて、ここは危険ですよということをただ知らせるだけのところがあったらしいので、本当ならば少し壁が倒れても安全なように幅を持って
カラーコーンを置くべきだということで、市民の近隣の方からも、あそこは危険であれば、本当ならばそういう対応をすべきではないかというような御発言、御意見も賜っております。
これ答弁は求めませんけれども、今後、
市民局とも連携していただいて、先ほど
落水委員の方からもございました
自治会長とか、地域の方との連携を深めて、危険な箇所については現在調査を行って、安全に向けて取り組んでいるさなかに、また事故が起きてもいけませんので、ぜひともそういった連携した
取り組みを検討いただいて、お願いしたいというふうに思います。これは要望に変えておきます。よろしくお願いします。
○原亨
分科会長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○原亨
分科会長 ほかになければ、以上で
補正予算及び
関連議案に関する審査を終了いたします。
引き続き、議案についての審査を行います。
まず、議第261号「平成29年度熊本市各会計(
公営企業会計を除く。)決算について」中、当
分科会関係分について、説明を求めます。
◎
吉澤勇一郎 総括審議員兼
都市政策部長 私の方から、この平成29年度
決算状況報告書を用いまして、主な
取組ごとの報告をさせていただきます。
都市建設局の
取り組みは、176ページから203ページでございます。私の方からは、
都市政策部関連の主な取組について説明させていただきます。
まず176ページをお願いいたします。着座にて説明させていただきます。失礼します。
176ページの上から4行目、主な取組、
多核連携都市づくりの推進と適正な
土地利用への誘導でございます。
主な実績でございますけれども、真ん中から少し上のところにありますけれども、実績の1つ目の丸でございます。熊本市
都市マスタープラン推進経費におきまして、
熊本地震で発生したさまざまな課題を踏まえまして、災害にも強い
多核連携都市を目指し、第2次熊本市
都市マスタープランの全体構想の見直しを行ったところでございます。
この見直しに当たりまして、工夫した点でございますけれども、下の方、3番のところに書いてございますけれども、市民の皆様からの意見を幅広く聴取するために、各区で
住民説明会を計5回開催いたしまして、約80名の方々に参加いただいたところでございます。
今年度、一番下のますに書いてございますけれども、第2次熊本市
都市マスタープランの
地域別構想の見直しを行っているところでございまして、さらに多くの方々に
説明会に参加いただくため、各区それぞれ昼夜2回、計10回開催しまして、約120名の方々に参加いただいたところでございます。
なお、この
地域別構想の策定については、本年9月中、今月中を予定しておるところでございます。
続きまして、178ページをお願いいたします。
上から4行目、主な取組、地域の特性に即した都市景観の保全、育成、創造でございます。
主な実績でございますけれども、1つ目の丸、景観条例関係経費におきまして、
熊本地震で被災した景観重要建造物2件及び景観形成建造物1件に対しまして、修理費の助成を行っております。
次に、丸の3つ目、4つ目でございます。城下町の風情を感じられる町並みづくり事業、川尻地区の歴史を活かした町並みづくり事業におきまして、町屋など7件に対しまして、修景工事費の一部助成を行ったところでございます。
さらに丸の5つ目、町並み復旧保存支援経費におきまして、新町古町地区や川尻地区の町屋など5件に対して、復旧費の一部助成を開始したところでございます。
熊本地震の発生後、景観にかかわる町屋などの建造物が多数被災しておりますことから、今後も引き続き被害状況の把握や復旧に向けた所有者のヒアリング等を行いまして、復旧費の一部を助成することで町屋等の保存活用を進めてまいりたいと思っております。
続きまして、181ページをお願いいたします。
主な取組、中心市街地のにぎわい創出と回遊性の向上でございます。
主な実績でございますけれども、1つ目の丸、桜町地区再開発事業におきましては、新築工事に対する助成を行ったところでございます。
工夫した点でございます。下の方に書いてございますけれども、国に対しまして、本事業の復興事業としての重要性、これを丁寧に説明することで、国庫補助の確保に努めるなどの事業の円滑な推進を図ったところでございます。今後も事業者との連携を密にいたしまして、来年度の開業を目指してまいります。
次に、主な実績の2つ目でございますけれども、桜町・花畑周辺地区
まちづくり推進経費におきましては、桜町・花畑周辺地区のオープンスペースにつきまして、議会や検討
委員会はもとよりシンポジウムや社会実験等を実施しながら、広く市民の皆様から意見を聴取し、デザインを取りまとめ、基本設計を進めてきたところでございます。今後は、工事に向けて実施設計に移行していくものでございます。
少し飛びまして、184ページをお願いいたします。
主な取組、公共交通ネットワークの維持・再構築でございます。
主な実績といたしまして、1つ目の丸、地方バス路線維持費助成におきましては、市民の円滑な移動手段の維持・確保のため、181路線に対しまして、バス運行費の助成を行ったところでございます。
次に、丸の3つ目でございます。市電路線延伸検討
調査経費でございますけれども、27、28年度の調査結果をもとに、自衛隊ルートを優先的に検討することといたしまして、それに対するアンケートを実施いたしまして、市民の皆様や関係機関の意見等の把握を行ったところでございます。
今後でございますけれども、市電を延伸した場合でも、円滑な自動車交通が確保できるよう、交通量等を把握し、交差点の形状の検討を進めてまいります。
少し飛びまして、最後でございますけれども、195ページをお開きください。
主な取組、住宅に関する情報の提供と良質な住まいづくりの推進の中から、宅地復旧にかかわる部分につきまして、私から説明させていただきます。
主な実績といたしまして、1つ目の丸、宅地復旧支援事業でございますけれども、
熊本地震復興基金を活用いたしました宅地復旧費用に対する
補助金の支給や、2つ目の丸でございますけれども、宅地耐震化推進事業の一つであります液状化対策につきまして、対策工法を選定するための実証実験施設に関する整備を行ったところでございます。
◎田尻亮司 熊本駅周辺整備事務所長 同じく
決算状況報告書182ページをお願いいたします。
主な取組としましては、鹿児島本線等と連続立体交差の促進と熊本駅白川口(東口)駅前広場の整備を行っているところでございます。
実績でございますが、連続立体交差促進経費につきましては、熊本県が実施しております連続立体交差事業に係ります熊本市の負担金を支払ったところでございます。
この事業につきましては、本年3月17日に全区間の高架切り替えが完了したところでございます。
次に、熊本駅白川口(東口)駅前広場整備事業でございます。
平成29年度におきましては、駅前広場の実施設計を行いますとともに、駅舎の建物補償等を実施したところでございます。
この事業につきましては、今年度より工事の着手を予定しております。
続きまして、次のページ183ページをお願いいたします。
主な取組としましては、熊本駅周辺の
まちづくりの推進でございます。
実績としましては、熊本駅周辺
まちづくり推進経費でございますが、春日・古町・白坪の3校区をメーンに勉強会等を開催しておりまして、周辺の企業等もあわせまして、地元で大たこ揚げ大会やどんどやなどのイベントの開催を行っており、熊本駅周辺地域のにぎわいづくりに取り組んでいるところでございます。
また、二本木口交差点改良事業、熊本駅西土地区画整理事業につきましては、熊本駅南線道路築造工事や、区画整理におきましては2号街区公園の整備を行ったところでございます。
◎
山本純一 建築住宅部長 同じく
決算状況報告書195ページをお願いいたします。
主な取組ですけれども、住宅に関する情報の提供と良質な住まいづくりの推進ということでございます。
実績の欄、上から丸の4つ目、住宅情報提供事業でございます。この事業では、マンション管理士の派遣や居住支援協議会による住みかえ相談窓口を実施しまして、住宅やマンション管理に必要な知識や情報を提供することで、市民への住宅支援を行ってきたところでございます。
続きまして、丸の5、
熊本地震関連の被災者住宅支援事業についてでございます。
この事業は、被災者に対しましてみなし仮設住宅等を1万518戸提供しております。また、被災しました戸建て住宅やマンションに対しましては、応急修理の支援を実施しております。
この被災者住宅支援事業の今後の対応でございますけれども、被災者の状況、ニーズに基づきまして、仮設住宅の提供期間終了後の恒久的な住まいの確保支援について、
関係部局と連携し、検討してまいります。
続きまして、丸の6つ目の被災マンション建替え支援事業につきまして、被災マンションに対して建て替え決議が行われました1団地に対し、設計費の補助を実施しております。
次に、飛びまして198ページをお願いいたします。
主な取組、建築物の耐震化の推進についてでございます。
主なものとしましては、中段、実績の欄に記載しております丸の1つ目、戸建木造住宅耐震化に関する事業でございます。これは平成28年度に多数の申し込みがあった耐震診断士派遣事業について、同年度に完了できなかった残りの701件を平成29年度に実施したものです。実施に当たりましては、福岡県と大分県の建築士から協力をいただき、対応してきたところでございます。
この耐震診断を実施しまして、耐震性能が劣ると判断された戸建て住宅につきましては、次のステップとして補強設計、耐震改修工事への支援を行いまして、耐震化を進めているところでございます。
今後の対応としましては、下の段の表、一番下に記載しておりますが、
熊本地震で被害が見られた新
建築基準法改正以前、平成12年5月31日以前に着工しました新耐震基準の住宅まで補助対象範囲を拡大すること、それから、国の新たな補助メニューを活用し、耐震改修の補助額を拡充する新たな制度に取り組むこととし、これによりさらなる耐震化を進めてまいりたいと考えております。
続きまして、飛びまして201ページをお願いいたします。
主な取組、市営住宅の計画的な建て替えについてでございます。
中段の実績としまして、震災関連で
災害公営住宅の整備としまして、南区白藤団地内、城南町の舞原地区、中央区の大江、東区の秋津の計150戸について、30年度内の完成を目指して工事を進めているところでございます。
今後の対応としましては、下の段の表、一番下に記載をしておりますが、市営住宅の建て替えについては、市営住宅等長寿命化計画に基づきまして、建て替えを進めることとしております。
災害公営住宅の整備につきましては、昨年12月から行った被災者向け
公営住宅の入居申し込みの希望を確認した上で、南区、中央区に合計160戸の
追加整備を決定し、
早期完成に向け整備を進めているところでございます。
次のページ、202ページをお願いいたします。
市営住宅などの適切な維持管理についてでございます。
中段、実績といたしまして、丸の1つ目、市営住宅の維持管理について、入居者募集、家賃収納、滞納整理、維持修繕等の業務をそれぞれ実施しておりますが、昨年は入居者の良好な居住環境確保のため、震災業務により見送っておりました維持修繕等を含め、実施してきたところでございます。
次の丸の2つ目、震災関連の市営住宅の復旧につきまして、ライフラインにかかわる復旧を優先的に行った上で、外構復旧や大規模な復旧工事についても着手しております。
次に、丸の3つ目、応急仮設住宅につきまして、プレハブ仮設住宅の設備保守点検等の維持管理を実施しながら、丸の4つ目、環境の整備としまして、入居者からの要望、条件に応じまして、スロープや手すり等を追加で整備してきたところでございます。
最後に一番下の段の方にも書いてございますが、市営住宅の維持管理の課題としましては、中段、検証指標にも記載をしておりますとおり、家賃収納率の向上が重要でございますので、今後も初期滞納者への納付指導の強化、口座振替の推進、法的措置の実施など、家賃収納率の向上に努めてまいります。
◎宅間正一
総括審議員兼土木部長 戻りまして、179ページをお願いいたします。
市民協働、民間活力の導入による公園の管理運営と魅力ある公園づくりでございます。
実績ですが、公園協働地域
業務委託として、校区自治協議会等13団体に対する除草業務等の委託や公園愛護会への助成金の支給を行うなど、市民協働による公園の維持管理を行っております。
下段の検証値を踏まえた課題の対応ですが、公園愛護会が結成されていない公園について、引き続き設立の呼びかけを行うとともに、公園遊具等の計画的な改修を進めてまいります。
次ページ、180ページをお願いいたします。
水前寺江津湖公園の保全と利活用の推進でございます。
実績ですが、平成29年度から新たに選定されました指定管理者一般社団法人熊本市造園建設業協会により、自主事業イベントとして地元や関係団体等とともに、外来種水草除去といった清掃活動イベントなど、15回実施いたしました。また、神水本町の上江津湖地区において、整備しました箇所について供用を開始しております。
今後におきましても、指定管理者と調整を密にし、
水前寺江津湖公園の魅力向上と利活用の推進に取り組んでまいります。
次に、188ページをお願いいたします。
都市の基盤となります幹線道路網の整備でございます。
実績ですが、地域高規格道路関連では、砂原四方寄線の池上工区及び池上インター線を、また、国県道では国道501号や天明川尻線の整備、また、城南スマートインターチェンジの供用開始、さらに北熊本スマートインターチェンジでは、地元地権者と用地交渉を継続するとともに、本体工事を推進しております。
検証指標の幹線道路の整備については、実績としてあらわれてきておりまして、国に対し当該路線の必要性と供用開始後の効果等に関して、事業計画を提示し、本市の事業スケジュールに沿った国庫補助を確保し、幹線道路の整備進捗率の向上に努めてまいります。
続きまして、189ページをお願いいたします。
安全で快適な生活道路・歩行空間の整備でございます。
実績ですが、旧3町におきます幹線道路の整備や市道二本木3丁目世安町第1号線の電線共同溝工事等を実施しております。
検証指標につきましては、基準値を超える実績となっておりまして、今後も歩行空間の整備を図ってまいります。
次ページ、190ページをお願いいたします。
自転車利用環境の向上でございます。
実績ですが、自転車の走行空間整備では、主要地方道熊本玉名線において、路肩の側溝改良を行い、快適性の向上、さらに平成けやき通り歩道に自転車の通行位置を啓発するピクト、絵文字を設置し、歩行者の安全確保を図っております。また、駐輪場整備を上熊本駅、川尻駅などで整備し、放置自転車の解消と利用者のマナー向上に努めております。
検証指標の自転車走行空間の整備につきましては、関係機関と協議を継続し、円滑な事業の進捗や放置自転車の対策についても引き続き取り組んでまいります。
続きまして、191ページをお願いいたします。
道路施設などの維持管理と財産の管理でございます。
実績ですが、道路の維持管理につきましては、舗装維持管理計画及び道路パトロールや市民からの要望をもとに、老朽化した舗装の補修、打ちかえを実施し、街路樹の剪定、側溝清掃等を行いました。また、地籍調査では、水前寺六丁目地区などにおいて調査を実施しております。
今後も検証指標にあります長寿命化計画に基づく橋梁点検を計画的に実施し、また、地籍調査についても、一筆地調査や官民境界先行調査を実施してまいります。
次に、192ページをお願いいたします。
環境に配慮した河川整備の推進でございます。
実績ですが、洪水被害防止のため、広域河川改修事業等により4河川、健軍川、藻器堀川、鶯川、旧天明新川の河川改修事業を実施いたしました。
検証指標の河川の整備率向上のため、河川周辺の浸水状況や河川の整備状況から、整備の緊急性、即効性などを総合的に判断した優先順位づけを行い、効果的な河川整備を実施してまいります。
最後に、193ページをお願いいたします。
雨水排水施設の整備でございます。
実績ですが、上立田地区及び壺川地区の浸水解消対策事業に取り組んだほか、水路や排水機場施設の整備、維持管理を行っております。今後は浸水箇所ごとの緊急性や即効性を検証し、次期整備計画の優先順位づけを進め、より効果的な雨水排水施設の整備を進めてまいります。
○原亨
分科会長 次に、議第266号「平成29年度熊本市
交通事業会計利益の処分及び決算の認定について」説明を求めます。
◎大関司 交通局次長 議第266号「平成29年度熊本市
交通事業会計利益の処分及び決算の認定について」御説明させていただきます。
用います資料は、平成30年第3回予算決算
委員会資料、平成29年度各会計決算概況説明と記載のあるものでございます。
その中の39ページからが交通局分でございます。
41ページをお開きください。
まず、上段の利益の処分についてでございますが、地方公営企業法の定めるところによりまして、当年度末未処分利益剰余金4億6,580万3,000円のうち2億805万1,000円につきまして、自己資本金に組み入れる形で当該利益を処分いたしまして、経営基盤の強化を図るものでございます。
次に、決算について御説明いたします。
まず1、施設及び業務の概要について、下段の表をごらんください。
職員数は対前年度比3名の減でございまして、利用者のニーズに合わせたダイヤの見直しにより、走行距離の減少はあったものの、宿泊を伴う観光客数の増加や、新水前寺駅の結節などの効果が次第にあらわれておりまして、乗客数は対前年度比38万4,829人増の1,109万3,946人、運賃収入も乗客数の増加に伴いまして、対前年度比4,842万3,000円余の増、15億9,537万8,000円余となっておるところでございます。
続きまして、42ページをお願いいたします。
2、収益的収入及び支出でございます。
表に示しますとおり、軌道事業の経常損益は2億7,191万1,000円の利益となり、この経常損益に特別損益を加味した結果、純損益の欄には2億5,775万2,000円の純利益を計上することとなりました。
表の一番下でございますが、平成29年度の交通事業利益剰余金は4億6,580万3,000円となっております。これは2億5,775万2,000円の純利益に先ほど申し述べました41ページの利益処分額2億805万1,000円、これを加えた額ということとなっております。
続きまして、43ページ、資本的収入及び支出でございます。
表をごらんください。
まず中段の軌道事業の主な支出について、先に御説明させていただきます。
建設改良費の内訳は、新水前寺駅前から国府電停間の軌条更換工事や市電ロケーションシステム、熊本市電ナビのモニター設置などでございまして、そのほかは企業債の償還と長期借入金の返還でございまして、合計6億4,124万2,000円となっております。
これに充てました財源として、収入、表上段でございます。
企業債、国
補助金、他会計
補助金などを合わせまして3億2,946万8,000円、収支差引3億1,177万4,000円の不足となりますが、これを補填しました財源を下段に記載しております。
参考までに44ページに、収益的収支並びに資本的収支をグラフを用いて表記しております。これは単年度であらわしましたところの交通事業会計平成29年度決算の姿となっているところでございます。
説明は以上でございます。利益の処分並びに決算の状況について、御審議よろしくお願いいたします。
○原亨
分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
決算議案について、質疑及び意見を求めます。
◆
緒方夕佳 委員 平成29年度
決算状況報告書の178ページ、良好な都市景観の形成、地域の特性に即した都市景観の保全、育成、創造のところなんですが、この3番の工夫と成果・課題等の真ん中の段、取組による成果と29年度に残った課題のところに、町並み復旧保存支援という新たな支援を開始したが、現在もなお工事施工者の手配ができないことや、自己資金の問題により工事に着手できない、あるいは建物を解体せざるを得ない等の状況が続いているということなんですが、非常に憂慮すべき状況だと思います。
こちらの現状認識と、これからどのように取り組まれていくかということを追加でお願いいたします。
◎正源司繁 開発景観課長 すみません、町並み復旧保存支援事業につきましては、昨年度の12月
補正予算で7,000万円という予算をつけていただいた経緯がございます。1つが決算として、ちょっと額が上がっていないのが、1月22日に窓口を開設したということと、期間が短かったことと、3月末をもって締め切りましたので、基本的に工事をさかのぼって、いわゆる遡及分を出したということで決算額が低いような状況になっております。
今年度に入りましても、いろいろ御相談に応じながら対応しているんですが、なかなか厳しい状況が続いております。
そこで、チラシのポスティングとか、回覧とか周知は継続して行っているんですが、さらに法務局の方の登記事項証明書をちょっと調べまして、所有者の方に郵送で今周知を図っているような状況でございます。
さらに、今後は建築士会とか、そういったところに対する協力要請、そういったことでさらに周知を図りたいと思っていますし、できるだけ住民の方々の御相談に寄り添っていきたいというふうに考えております。
◆
緒方夕佳 委員 ありがとうございます。非常に人手も限られた中で、鋭意取り組んでこられていると認識しております。
この歴史的な町並み、城下町の風情を感じられる町並みづくりというのは、熊本市を挙げての
取り組みである必要があると思っています。歴史的なものを残していく、古いものをなくさずに残していくというのが、そこに大きな強い意志が必要ですので、改めて熊本市の
取り組みであるという位置づけで
取り組みをお願いしたいと思います。
日本、熊本市のような経済が成熟した社会は、つまり物をどんどんつくって、どんどん売れるという経済ではなく、観光というのは非常に大きな収入源でありますし、それこそ成熟した社会の経済収入の源であると思います。
また、日本の職人の技術を含め、歴史、文化を継承していくということにつながりますので、ぜひ観光部門などとも協力しまして、熊本市の
取り組みとしてこちらの復旧保存支援とまた歴史的な
まちづくり、全体に大きな一つの熊本市の方向、
取り組みとして取り組んでいっていただきたいと。そのために必要な人員配置などもお願いしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○原亨
分科会長 答弁を求めますか。
◆
緒方夕佳 委員 もしできるなら。
◎正源司繁 開発景観課長 まずは町屋とか歴史的建造物の復旧ということを目的に助成をさせていただいておりますが、それと並行する形で今年度歴史的風致維持向上計画の策定をいたしております。8月21日に第1回協議会を開いておりまして、今後新町・古町地区とか、川尻地区を初めとするいろいろな歴史的文化について、今後どのようにしていくかということを議論いたしております。そういった中で進めさせていただきたいというふうに思っております。
◆
緒方夕佳 委員 その動きは、非常に私も関心を持って注目しているところです。どうぞよろしくお願いします。
○原亨
分科会長 ほかにありませんか。
◆
鈴木弘 委員 190ページ、主な
取り組み事業としては、自転車利用環境の向上ということで報告がなされております。
まず最初に、実績のところで、自転車走行空間整備事業の2ぽち、平成けやき通り歩道にピクトを設置することで、自転車の通行位置を啓発し、歩行者の安全確保を図ったと。もうちょっと具体的に説明をお願いします。
◎上村亮 土木管理課長 ピクトといいますのは、自転車の絵が描いてあるもの、自歩道の中に、こちら側を自転車が通ってください、こちら側を歩行者が通ってくださいという、同じ自転車歩行者道路の中で区分分けをするために絵文字を使っているようなところでございます。
◆
鈴木弘 委員 わかっているんですけれども、すみません。
いわゆるこれをしたことによっての効果とか、そこら辺ちょっと今わかっているものがあれば、せっかく実績と書いてあるんだから、報告いただければと。
◎上村亮 土木管理課長 場所は主に交差点付近に取りつけておりまして、そこでの自転車と歩行者の関係を整理するように区分ができるようにしておるところでございます。
ただ、数字的な実績がどれぐらい上がったかというのは、ちょっと把握しておりません。よろしくお願いいたします。
◆
鈴木弘 委員 前にも同僚の浜田議員の方からだったと思いますが、一般質問でもさせていただきましたけれども、京都でもかなり進んで、いわゆる生活道路でこのピクトをもう導入しています。実際に歩いてきました。いわゆる生活道路ですから、6メートルあるのかないのかというようなところにきちっと入れたりとかいうことで、歩行者と自転車の事故をなくす、それから、当然同じ方向に今の道交法では車道を走るとなっていますので、乗用車と自転車は同じ方向を走るというようなこともあるので、きちっと分離をしていって、自転車と自動車の事故を軽減していく、そういういろいろな目的を持って、大きな通りでの交差点付近でのピクトのやり方だとか、それから、いわゆる生活道路でのピクトというようなことでやっています。
交通マナーが悪くて、スマホをやりながらという指導面とは別に、どう自転車走行空間をまちの中で
都市計画として位置づけて整備をする考えなのかということが、ポリシーがきちっとないといけないのかなというふうに思っていまして、そこら辺の考え方、分析はしておりませんという、1カ所のことなので、難しいのかもしれませんけれども、ほかの地域でも分けたりとか、いろいろ熊本市でもやっている中で、分離することによる、またピクトを置くことによる効果とかそういうのを検証しながら、方向性を明確にしていく必要があるんだろうというふうに思っていまして、そこら辺の考え方はどうなっているんでしょうかね。
◎上村亮 土木管理課長 自転車走行空間につきましては、昨年度見直しをしておりまして、その中でネットワーク路線というやつを位置づけておりまして、そのネットワーク路線の中にはやはり自転車専用道路もございますし、先ほど委員おっしゃいましたように、車道内の混在ということで、車と自転車をわかるように矢羽根を設置して、ここを通ってくださいねとかというものも位置づけております。
あと、その中で、この実績のけやき通り中で、自転車道の中での歩行者と自転車の区分とかという方向で、一応ネットワーク計画をつくっておりまして、今後それに基づきまして、きちんとした自転車のどこを通ってくださいということを設置しながら、走行空間の環境整備をしていきたいと考えているところでございます。
◆
鈴木弘 委員 今御紹介のあった矢羽根というのは、自転車の方に向くように、自転車の目線から見やすい長さはどのぐらいだろうとか、いろいろな研究をしながらされています。それなりの効果があっていますというのは、京都でお伺いした話でした。そういう意味では、しっかりと去年つくりましたからということですので、検証しながら、より効果的な自転車利用、また、環境の向上に努めていただけければというふうに思っています。
その上で、続けてですけれども、実績報告から消えているのがあります。それはレンタサイクル事業、どうなってしまったのかなという、頑張って頑張っていただいて、2つの目的でしました。1つは観光と、もう一つはまちの足としての自転車の活用ということで、拠点をずっとつくりまして、レンタサイクルについてまち乗りもできるように、自転車同士の移動もきちっとしていきますよということでやりましたけれども、なかなか最終的には果敢な挑戦でしたけれども、採算ベースに乗らないと、民間がうまくこれを継続してやる状況ではないということで、撤退をしました。今、そのときに使ったレンタサイクルが国際交流会館に置いてあって、貸し出している程度というような私は認識なんですけれども。
この前、福井へ行ってきました。福井でずっとあそこのレール関係を調査するために、いろいろな角度から調査する必要があるなと思って、レンタサイクルを借りて町なかをずっと走りました。最後に駅に持っていって、駅の総合案内所に返して帰れたと。観光の面が強いというふうに思いますけれども、やはり自転車利用の促進という意味では、今後消えたこの事業、どういうふうに都市整備としては考えているのか、ちょっともう手離れたから、もううちの所有ではありませんという話なのか、それを踏まえてあり方等を経済の方とよく話し合いながら、うちでやるべきことはやっていきたいというふうに思っているのか、難しいかな、誰が答えるのか。よろしくお願いします。
◎土屋裕樹 交通政策課長 レンタサイクル事業、今、
鈴木委員の方からありました都市型のレンタサイクル事業につきましては、交通の方で平成24年から27年度にかけて、都市型レンタサイクルということで、市内の中心市街地を中心にポートを設けて社会実験をやっております。
基本的に、そのときは観光客というよりも、地域住民が中心市街地まで車で来ていただいて、あるいは公共交通で来ていただいて、移動していただくという視点で社会実験がなされております。
今、
鈴木委員の方からありましたように、最終的には社会実験した後に、経営がうまくいくようであれば、民間に委ねようということで社会実験を着手したわけでございますが、最終的には採算面の課題から、社会実験を終了せざるを得なくなったという状況でございます。
今どうなっているかと申し上げますと、観光部局と連携しながら、民間主導で新たなレンタサイクル、あるいはシェアサイクルが入れられないのかというような研究をしているようなところでございます。
これまでは行政側から積極的に働きかけてという部分もあったんですが、昨今では民間の方でうまく回しているような事例もございますので、ちょっと他都市の優良な事例、あるいは海外でもいろいろなレンタサイクル事業起こっておるようでございますので、この辺を観光部局と一緒に研究しながら実施していきたいと思っていますし、都市局としては、例えばどこかの施設を一部活用するとか、一部道路敷きを、これまた道路管理者と協議していく必要があるんですが、そういう場所を使えないかとか、ポートの問題で観光部局と連携しながら、どういうレンタサイクル事業がいいのかというのを研究してまいりたいというふうに考えてございます。
◆
鈴木弘 委員 研究段階ということで、今御報告いただきました。実は都市整備にとって、大事な事業だと私は思っていまして、
都市建設局が目指すコンパクトシティという考え方の中には、恐らく都市型レンタサイクルのときに、いろいろつかんだことなんかを活用しながら、地域拠点におけるサイクル事業というのも当然出てくるんだろうというふうに思いまして、まち乗りではなくていわゆる地域乗りとか、いろいろな形で活用していくということが大変重要ですので、中心市街地のみではなくて、ノウハウは共有しておく必要があると。また、他都市の事例もしっかり研究しておく必要があるだろうと。こういう認識を持っております。
そういう意味で、あえて消えたけれども、どうなったのということでお話をさせていただきました。市電、頑張って最近では過去最高の乗車人員になるといううれしいニュースもある一方で、公共交通が大変厳しいという状況の中で、少子高齢化の熊本市に合った移動手段の確保の一つとしても、やはり自転車というのは地域の中の移動という意味では、大変大きく重要になってくる。そのときに先ほど言った矢羽根等も含めたピクトのあり方等も大変活用が重要になってくるだろうというふうに思いますので、しっかりとそういう視点を持って、自転車の活用も含めて頑張っていただければというふうに思いますので、よければ局長の方からでも決意のほどを。
◎
田中隆臣 都市建設局長 自転車についての決意ということでございますけれども、先日市電の延伸絡みの市民病院のところで、要は駐輪場のお話も答弁させていただきましたように、やはりそういうふうな公共交通とのつなぎだったり、そういうのにやはり自転車の活用というのは非常に大事だと。それが先日の議会答弁では、当然個人がお持ちの自転車を駐輪するという考えでございますけれども、今後は先ほど
鈴木委員も言われたように、地域乗りとか、生活圏での乗り物手段としての自転車の役割というのは、今後の
まちづくりにおいて大事かなと思っておりまして、そこに都市型のレンタサイクルとか、そういうのも一つの選択肢として、今後研究していきたいというふうに考えてございまして、やはり地域における重要な足としての活用について、今後
都市建設局一丸となって取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○原亨
分科会長 よろしいですか。
ほかにありませんか。
◆
落水清弘 委員 災害復旧で各課大変御苦労をかけております。本当にありがとうございます。
そういう中で、予算的にもそれなりにかかっております大規模盛土や地崖、その付近で予算の被災順で上位5つぐらいをちょっと教えていただけますでしょうか。
それと現在と今後の見通し、その5カ所について御説明をお願いいたします。
◎上野幸威 震災宅地対策課長 決算報告書の中身から説明させていただきます。
現在195ページになりますけれども、宅地復旧支援事業、こちらの方が復興基金を用いました事業になっておりまして、18億9,970万円を決算として挙げさせていただいております。
宅地耐震化推進事業につきましては、8億1,005万1,000円、こちらを計上させていただいております。こちらは大規模盛土造成地と液状化の実験等を今回やっておりますけれども、そちらの測量設計費等を計上させていただいております。
また、災害関連地域がけ崩れ対策事業、地崖事業ですけれども、こちらは3億2,336万2,000円を計上させていただいております。
決算としましては、以上となります。
(「地区別でベスト5を教えて」と呼ぶ者あり)
◎上野幸威 震災宅地対策課長 地崖事業からでよろしゅうございますか。
(「合わせてでいいけれども、大規模の方だけになると思います」と呼ぶ者あり)
◎上野幸威 震災宅地対策課長 大規模盛土について御説明させていただきます。
現在、大規模盛土事業は9地区整備を行っております。一番多く工事をしておりますのが、龍田地区になりますので、北区の方になります。その後西区の方の池田地区がございます。あと、1地区ではございますけれども、南区の城南地区の整備を行っております。全て合わせますと9地区の整備を今進めているところでございます。
(「個別のその9の」と呼ぶ者あり)
◎上野幸威 震災宅地対策課長 金額の方で。
(「わかれば。もう上から3つだけでいいです」と呼ぶ者あり)
◎上田修司
首席審議員兼震災土木施設対策課長 9地区の中で抑止工、それと個別擁壁の復旧2種類の工事を発注しております。
大きい順にいきますと、1地区の三光団地、これが抑止工で4億2,000万円余、個別擁壁が1億1,000万円余でございます。
そうすると、次に大きいのが2地区のビオトープ立田でございます。抑止工が1億6,100万円余、個別擁壁が1億1,880万円余でございます。
3番目が5地区の岩倉台ニュータウンでございます。抑止工につきまして3億2,000万円余でございます。岩倉台につきましては、抑止工と個別擁壁、これを合わせた額となっております。
◆
落水清弘 委員 細かい説明ありがとうございます。
今後の見通し、最終的にこの3地区はいつごろ終了しますか。
◎上田修司
首席審議員兼震災土木施設対策課長 全ての工事につきまして、おおむね発注は完了しております。抑止工等につきまして、1地区の三光団地につきましては、抑止工が完了いたしまして、現在個別擁壁抑制工の工事を行っているような状況でございます。
本年度いっぱいをめどに、おおむね工事を完了させていく予定ではございますが、個別擁壁抑制工につきまして、来年度までちょっと入り込んでしまうかもしれません。そのようなスケジュールで現在動いております。
◆
落水清弘 委員 個人的な話をするわけにはいきませんので、そこの9地区につきまして、それぞれから強力なお願いがされていると思います。本当に
皆さん方、私有地の面積が現実的には、最終的には減るような地区も出てくるんですよね。出ないといいましても、最終的には出るような格好にならざるを得ない部分が出てくるような状態で、それぞれのやはり財産権等も非常に我慢して、それぞれの方々が協力されておりますので、一日も早く復旧いただくことを心からお願いいたします。
小さいことですみません。段山の駐輪場、大変お世話になりましたけれども、利用率はどうでしょうか。
◎上村亮 土木管理課長 段山の駐輪場につきましては、一応4月1日からオープンしておりまして、今までの放置自転車があった部分についてはもう全てなくなっている状態でございます。ただ、数字的にはちょっと詳細には把握しておりませんで、すみません。
◆
落水清弘 委員 すぐ私の家の近所なものですから、あえて申し上げますけれども、まだちょっとコマーシャル不足だと思います。ぜひあそこにつくったということを各
自治会長を通じて、回覧でも回されませんか。城西校区、花園校区、この付近の方に回覧を回せば、利用率は相当上がってくると思います。御存じでない方が多いと思いますので、よろしくお願いします。いいです、答弁は。
3点目が、すみません、たびたび照明のことを言って申しわけないんですけれども、デザイン灯で被災に遭っているものが相当な数あるという話を6月議会で申し上げました。
私なりに中心部とこちらの西側寄りを車で夜走ってみまして、調査いたしましたのが、私が見る限りでは56灯ありました。実はそこの市役所の一番南東角のデザイン灯も2灯切れておりますね。そうすると、向こうの教育
委員会の入っているビルの前のデザイン灯も2灯切れております。そろそろやはり幾らなんでも地震からもう2年5カ月たっておりますので、きっちりやりませんと、LEDの方で大変、全面取りかえで照明等苦労されているのは十分わかりますけれども、やはりデザイン灯の方もこれほど多分市内で100灯とは言えないぐらい切れている状態のまま、震災関係ですよ、当然ですね、切れているはずですから、早急の調査をお願いしたい次第でございます。デザイン灯の場合には、結構お金がかかるので大変かと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思いますが、よろしいですか。
◎今村寿也 道路整備課長 デザイン灯につきましては、委員、今おっしゃいましたように、復旧についてはまだ道半ばというところでございます。デザイン灯、多数、今、委員おっしゃられました50何基と、私どもが把握している中では、一応70基程度被災を受けているというような状況でございます。
デザイン灯の復旧に関しましては、今私ども道路整備課の中で、どういった形で復旧していくのか、デザイン灯自体がかなり高額になりますので、そういった特殊なものということで、新たに製造しますとかなり額がかかってしまう。汎用品というところも、ほかのところとの兼ね合いというところもございますので、そのあたり十分考えながら、来年度に向けて復旧ができないかというところを今検討しておるところでございます。
◆
落水清弘 委員 素人ですけれども、さわったことがありますので、御説明させていただきます。
デザイン灯の場合には、ソケットさえつけかえれば、通常のLEDがはまります。ですから、反対に業者を呼んで、こういう工事をしてほしいんだけれども、幾らかかるんだろうかというふうな、こっち側から明確な希望を申し上げて、要するにナトリウム灯のさまざまな電気回路は飛ばして、直づけすればいいだけですから、1本配線通してソケットをつけて球変えればいいだけです。はっきり言って、素人がするのは法律違反ですから、してはいけませんけれども、素人でもできるような簡単な工事です。ですから、こちらサイドから業者に直接こういう工事をやってくれないだろうかということで、発注をなされば必ずできます。何か今のソケットのまま生かそうとするからややこしくなるんです。ソケットさえつけかえればいいんですから、ぜひ御検討ください。
○原亨
分科会長 答弁を求めますか。
◆
落水清弘 委員 はい。
◎今村寿也 道路整備課長 今、委員おっしゃられましたとおり、重々業者あたりと意見交換しながら、早期に復旧できるように、努力していきたいというふうに考えております。
○原亨
分科会長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○原亨
分科会長 ほかになければ、これをもちまして
都市整備分科会を閉会いたします。
午前11時29分 閉会
出席説明員
〔
都市建設局〕
局長 田 中 隆 臣
総括審議員兼
都市政策部長
吉 澤 勇一郎
都市政策課長 杉 田 浩 交通政策課長 土 屋 裕 樹
都心活性推進課長 角 田 俊 一 開発景観課長 正源司 繁
震災宅地対策課長 上 野 幸 威
建築指導課長 原 和 義
植木中央土地区画整理事業所長 熊本駅周辺整備事務所長
木 下 富 勝 田 尻 亮 司
首席審議員兼熊本駅周辺整備事務所 熊本駅周辺整備事務所副所長
副所長 寺 崎 真 治 中 村 孝
熊本駅周辺整備事務所副所長
建築住宅部長 山 本 純 一
上 杉 剛 二
建築政策課長 東 野 洋 尚 営繕課長 塩 田 栄一郎
設備課長 吉 村 和 敏
住宅課長 宮 崎 由 之
震災住宅支援課長 吉 住 和 征
総括審議員兼土木部長
宅 間 正 一
首席審議員 藤 岡 明 弘
首席用地審議員 山 岡 憲 史
首席審議員兼
土木総務課長 道路整備課長 今 村 寿 也
緒 方 公
土木管理課長 上 村 亮 用地調整課長 高 木 裕 治
河川課長 高 永 恭 男
公園課長 佐 藤 武 士
首席審議員兼震災土木施設対策課長 東部土木センター所長
上 田 修 司 米 村 浩 介
西部土木センター所長 富合地域整備室長 磯 田 茂 成
吉 永 浩 伸
城南地域整備室長 平 江 利 也 北部土木センター所長
田 島 伊 織
植木地域整備室長 石 原 大 成
〔交 通 局〕
交通事業管理者 肝 付 幸 治 次長 大 関 司
総務課長 河 本 英 典 電車課長 島 田 裕 士
〔議案の審査結果〕
議第 221号 「平成30年度熊本市
一般会計補正予算」中、
都市整備分科会関係分
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 231号 「熊本市
都市計画・
建築事務に関する
手数料条例の一部改正について」
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 261号 「平成29年度熊本市各会計(
公営企業会計を除く。)決算について」中、
都市整備分科会関係分
……………………………………………………………(審 査 済)
議第 266号 「平成29年度熊本市
交通事業会計利益の処分及び決算の認定について」
……………………………………………………………(審 査 済)...