(1)
市長提出議案について
(2)請願・陳情の
取り扱いについて
(3)
議員派遣について
(4)
最終日の議事次第について
(5)
県知事への再
申入書の提出について
(6)その他
・
ブラジル訪問について
(7)次回の
議会運営委員会の
開催日について
(8)請願について
・平成29年請願第2号「
熊本市議会は、議会(議員)と行政の関係のあり方を見直し、
議会基本条例を制定し、「わかりやすく開かれた
議会運営」の実現を求める請願」
・請願第1号「
議会基本条例制定に向けた「
検討委員会の決定」と「
計画等の審議」を求める請願」
・請願第2号「
自治基本条例第25条(
情報共有)「
市長等及び
市議会は、市政に関する情報が市民との
共有財産であることを認識し、これを市民に開示するとともに、積極的かつ迅速な提供に努めます」に基づき、請願の
審議内容を
請願者に積極的かつ迅速に提供することを求める請願」
・請願第4号「法令及び議会の決定に基づき、閉会中に
委員会が
継続審査を履行すべき義務を負うことの確認を求める請願」
・請願第5号「「
町村議会の運営に関する基準」126「請願の内容が数項目にわたる場合で、内容が採択できる項目については、その項目をとりあげて、一部採択として採決することができる」に基づき、
熊本市議会の請願について「一部採択」を取り入れることを求める請願」
・請願第6号「
自治基本条例第25条(
情報共有)「
市長等及び
市議会は、市政に関する情報が市民との
共有財産であることを認識し、これを市民に開示するとともに、積極的かつ迅速な提供に努めます」に基づき、「
会議録速報版」の作成とYouTubeによる
録画中継の検討を求める請願」
・請願第7号「市民が提出した請願を
委員会で議論もせずに
継続審議にするのではなく、「
委員会の
審査独立の原則」に基づき、各
委員が意見を出し合う
実質的審議を求める請願」
(9)
行政視察について
午前11時39分 開会
○
原口亮志 委員長 ただいまから
議会運営委員会を開きます。
なお、
江藤委員におかれましては、欠席する旨の届けがあっておりますので、御了承願います。
まず初めに、
市長提出議案について
執行部の説明をお願いいたします。
◎
大西一史 市長
議会運営委員会委員各位におかれましては、説明の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。
さて、今議会において追加で提案したいと考えております
人事案件について、御説明いたします。
今回は、
固定資産評価審査委員会委員2件をお願いしたいと考えております。
お手元に、
人事案件提出一覧と各
候補者の略歴についての資料を配付させていただいております。
まず、現
委員の
宮本たまみ氏が
任期満了となりますことに伴い、引き続き同氏を
固定資産評価審査委員会委員に選任したいと考えております。
次に、現
委員の
平山和典氏が
任期満了となりますことに伴い、新たに飯星元廣氏を
固定資産評価審査委員会委員に選任したいと考えております。
飯星氏は、昭和32年の生まれで、昭和50年に
熊本県立矢部高等学校を卒業後、
熊本国税局総務部に勤務され、以来、
大分税務署長などの要職を歴任され、平成29年に退職されました。現在は、
税理士事務所を開業されております。
宮本氏並びに飯星氏は、いずれも、その人格、
識見ともに
固定資産評価審査委員会委員として適任であると考えております。
以上のとおり、
人事案件について御提案したいと存じます。
どうかよろしくお願い申し上げます。
最後に、
海外訪問について御報告させていただきます。
ブラジル熊本県移民110周年及び
ブラジル熊本県
文化交流協会創立60周年
記念式典等に参加するため、植松副市長が
ブラジル・
サンパウロ市を訪問いたします。
日程につきましては、11月1日から9日の予定であります。
以上でございます。
○
原口亮志 委員長 次に、請願・陳情の
取り扱いについて
事務局から説明させます。
◎
田上美智子 事務局長 請願・陳情の
取り扱いについて御説明いたします。
本日現在までに受理しておりますのは、お手元にお配りしております
一覧表のとおり、請願2件、陳情11件でございまして、それぞれ関係の
委員会に付託並びに参考送付することで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
原口亮志 委員長 請願・陳情の
取り扱いにつきましては、ただいまの説明のとおり決定してよろしゅうございますか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
原口亮志 委員長 それでは、そのように決定いたします。
次に、
議員派遣について
事務局から説明させます。
◎
田上美智子 事務局長 議員派遣につきまして、御説明申し上げます。
来る10月11日、八代市におきまして、第268回熊本県
市議会議長会が開催され、この秋に開催される
議長会には、慣例によりまして正副議長とも出席されることとなっており、副議長の派遣が必要となります。
また、10月30日、東京都千代田区におきまして、
指定都市税財政関係特別委員長会議並びに
要望活動が行われ、慣例によりまして
総務委員長が出席されることとなっており、以上2件の派遣につきましては、本
会議事項でございますので、
議会最終日に
日程掲載の上、
議員派遣の件でお諮りすることとなります。
また、議決後における簡易な
内容変更等も想定されますので、変更の際の
議長一任についても、あわせてお諮りしたいと考えております。
なお、
指定都市税財政関係特別委員会による
党派別要望活動につきましては、日程が決まり次第、議長において派遣の手続を行うこととなりますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
原口亮志 委員長 次に、
最終日の議事次第について
事務局から説明させます。
◎
田上美智子 事務局長 最終日の議事次第につきまして、御説明申し上げます。
1.開議
2.報告(
追加付託の件)
3.
委員長報告
4.質疑、討論、表決
5.
継続審査案件(あれば)
6.
人事案件(
固定資産評価審査委員会委員2件)
7.
意見書
8.
議員派遣の件
9.閉会
以上でございます。
○
原口亮志 委員長 この際、議長より発言を求められておりますので、よろしくお願いいたします。
○くつき信哉 議長 本
市議会による議員の
資格決定を
県知事が取り消す裁決を行ったことに対する再
申入書については、
委員の皆様に持ち回り協議にて内容を確認いただいておりますが、去る9月4日、田辺副議長、
原口委員長、
竹原議員とともに、
県知事へ提出してまいりましたので、御報告いたします。
○
原口亮志 委員長 次に、その他の項で
事務局から報告させます。
◎
田上美智子 事務局長 副議長の
海外訪問につきまして、御報告いたします。
先ほど市長の方からも御説明がございましたが、来る11月1日から9日の日程で、
議長宛てに招聘があっております、
ブラジル熊本県移民110周年及び
ブラジル熊本県
文化交流協会創立60周年
記念式典等への出席のため、議長の代理として副議長が
ブラジル・
サンパウロ市を訪問する予定でございます。
以上でございます。
○
原口亮志 委員長 次に、第4回
定例会の
日程決めのための議運の
開催日について御相談でございますが、11月12日(月曜)午前10時からお願いしたいと思いますが、よろしゅうございますか。
〔了 承〕
○
原口亮志 委員長 ありがとうございました。
それでは、そのように決定いたします。
次に、継続となっておりました平成29年請願第2号、平成30年請願第1号及び請願第2号、請願第4号ないし請願第6号と、先ほどの協議を経て本
委員会への付託が決まりました請願第7号を配付させます。
〔
請願書配付〕
○
原口亮志 委員長 この際、議事の都合により
暫時休憩をいたします。
なお、市長さん、副市長さんにおかれましては、ここで退席されますので御了承願います。
〔市長・副
市長退席〕
午前11時46分 休憩
───────────
午前11時53分 再開
○
原口亮志 委員長 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
それでは、平成29年請願第2号、平成30年請願第1号、請願第2号、請願第4号ないし請願第7号について、一括して御審議をお願いいたします。
各派御意見をお願いいたします。
◆
澤田昌作 委員 自民党でございます。我々といたしましても
議会改革というのは当然必要であるというふうに考えておりまして、これまでもさまざまな
代表質問の導入、そして
委員会視察の見直しや現在
タブレット端末の
試行的導入など、さまざまな
議会改革に鋭意取り組んでいるところでございます。
また、今回、
議会改革についても、議論を経て
議員各位の合意のもとでしっかりと進めていくべきものであるというふうに考えておりますが、現在本
市議会の
運営等に大きな欠陥があるというふうには考えておりません。
したがって、提出された
請願内容を採択することは困難であると考え、不採択という結論に至りました。
◆
西岡誠也 委員 うちのほうでも会派の中で議論をやってきまして、
議会改革、そして、
議会基本条例、非常に重要であるという認識は一致しております。だからこそ、慎重に審議をすべきだということでございまして、今あったように今回いろいろ議論するに当たって、いつまですっとかという話でございますから、来年改選もございます。その後に協議の場を設けて、慎重に議論していくということでまとまっております。
◆
浜田大介 委員 公明党市議団として、会派での検討結果を御報告いたします。
議会基本条例の制定に関しましては、これまでも会派で議論を行ってきたところではありますけれども、
議会基本条例を制定することによって想定されるメリットやデメリットの検証も必要であると。また、たとえ
議会基本条例を制定するとしたとしても、条例の形態として、
理念条例にするのか、より具体的な内容にすべきかなどの検討も必要であると考えております。特に重要なのが、
地方自治における
議会制民主主義をより充実させるためには、
熊本市議会で何が必要か十分な検討が必要であり、全議員の総意になるような検討とならなければならないと考えております。
こうしたことから、現在出されている請願につきましては、今期の議員の任期が残り7カ月ということからも、拙速に制定することは、来春の
統一地方選で当選した議員の行動を縛ることも懸念されるために、
統一選後の
議会議員の構成で、議員の中からその
必要性が検討されるのであれば、改めて慎重かつ丁寧に検討すべきと考えており、一連の請願につきましては否決すべきと考えたところでございます。
◆
藤山英美 委員 くまもと未来です。
くまもと未来でも今まで意見が出ましたとおり、同じような意見でございますし、まだ
熊本地震から復旧・復興が道半ばでありますので、
優先課題があるということで、この議案につきましてはもうこの辺でちゃんとけじめをつけるべきということでございます。
○
原口亮志 委員長 不採択ということですか。
◆
藤山英美 委員 はい。
◆
上野美恵子 委員 これまでこの
委員会に付託されてきました
議会基本条例をめぐってのさまざまな請願につきましては、私たちもこの間会派の中でさまざまな調査とか論議を重ねてきました。
これまでも申し上げてきましたように、最初に言いたいのは、
共産党市議団としては、
市議会が
地方自治の本旨である
住民福祉の増進のために、従来の
チェック機能も十分に果たしたり、あるいは市民の声を聞いて、
条例提案などの
政策立案の力を高めていく、市民の信頼に応えるために基本的な事項を定める
基本条例を定めるということには賛成の立場ではあります。
自治基本条例は
自治体の憲法と言われますけれども、言うなれば
議会基本条例はそれと並ぶ
地方議会の憲法とも言えるものでもあります。そういう意味で、十分な調査と検討による丁寧な
合意形成こそが必要だと考えております。
会派の中では、なかなか市民の方にそれが、会派の中での論議ですので、今伝わっていないのかと思いますけれども、
先進自治体等の
取り組み等々も調査いたしておりまして、その中で私たちが学んできたのは、
議会基本条例というのは議会の憲法とも言うべきものであり、その
制定過程が極めて重要だということであります。
既に制定されておりますいろいろな
自治体を見ますと、
議会運営委員会での論議はもとより、議会全体としての
政策研究に取り組むことや、あるいは先進地の視察、そして
研究者を招いての
議会研修会を開催したり、
地域ごとでの
住民説明会や、あるいは議会と市民との
意見交換会を丁寧に開いていくなどの
取り組みがございました。
具体的な
制定過程に当たりましては、
政策的条例の策定や
政策提言を行うための
検討組織の
立ち上げ等も必要になってくるかと思います。このようなことを市民の合意を得ながら、議会全ての会派、全ての議員の
合意形成のもとに丁寧に進めていかなければならないと思っております。
振り返れば、
議会基本条例、今回の一連の請願が出されてきたこの期間といいますのは、
熊本地震という
想定外の大災害が熊本で発生して、その後の議会挙げての最
優先課題として
震災復興に取り組んできた、そういう時期とも重なっております。
災害復旧にまだまだ課題がたくさんある中で、さきに述べましたような議会挙げての
取り組み、何よりも市民も巻き込んだ
取り組みを行っていくことには、さまざまな困難もあったかと、私どもは考えておりまして、
熊本地震の発災という特別な状況も踏まえるならば、やはり残された短い任期の中で、今、拙速に
条例制定を検討していくというのは極めて難しいというふうに思っております。
ほかの方も言われましたように、来期改選された議会の中で、会派の皆さんの合意も得ながら、そしてまた全ての議員の合意のもとに新たな調査、検討が進めていかれていくのが妥当ではないかと考えておりますので、以上申しました理由から、今回の請願には賛成ができないという結論でございます。
○
原口亮志 委員長 ほかにどなたか御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
原口亮志 委員長 ほかに御
意見等なければ、これより採決いたします。
平成29年請願第2号、平成30年請願第1号、請願第2号、請願第4号ないし請願第7号について、一括して採決いたします。
以上7件を採択することに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○
原口亮志 委員長 挙手なしと認めます。
よって、以上7件についてはいずれも不採択とすべきものと決定いたしました。
次に、当
委員会の
行政視察については、去る8月8日から10日の日程で
実施予定でありましたが、台風13号の影響により実施を見合わせましたことから、再度御協議願います。
委員会の
行政視察につきまして、
委員派遣の手続が必要となりますことから、
調査事項及び日程につきまして、改めて御相談させていただきます。
日程は10月17日(水曜)から18日(木曜)までの1泊2日で、
視察地は当初予定をしておりました、さいたま市、町田市、墨田区を中心に、
議会運営に関する調査を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔了 承〕
○
原口亮志 委員長 ありがとうございました。
それでは、そのように決定いたします。
なお、
視察先につきましては、
受け入れ先の
都合等もございますので、正副
委員長で調整の上、後日お知らせいたします。
ほかに何もなければ、これをもちまして
議会運営委員会を終わります。
午後 0時02分 閉会
出席説明員
市長 大 西 一 史 副市長 多 野 春 光
副市長 植 松 浩 二
総務局長 中 村 英 文
議会事務局職員
事務局長 田 上
美智子 事務局次長 大 島 直 也
総務課長 本 田 昌 浩
議事課長 本 田 正 文
調査課長 中 川 和
徳...