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  1. 熊本市議会 2018-03-16
    平成30年第 1回都市整備委員会-03月16日-02号


    取得元: 熊本市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成30年第 1回都市整備委員会-03月16日-02号平成30年第 1回都市整備委員会                都市整備委員会会議録 開催年月日   平成30年3月16日(金) 開催場所    都市整備委員会室 出席委員    7名         原     亨 委員長    上 田 芳 裕 副委員長         緒 方 夕 佳 委員     倉 重   徹 委員         江 藤 正 行 委員     鈴 木   弘 委員         落 水 清 弘 委員 欠席委員    1名         田 尻 清 輝 委員 議題・協議事項   (1)議案の審査(23件)      議第 76号「都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」      議第 77号「熊本市都市公園条例の一部改正について」      議第 78号「市道の認定について」      議第 79号「同        」
         議第 80号「同        」      議第 81号「同        」      議第 82号「同        」      議第 83号「同        」      議第 84号「同        」      議第 85号「同        」      議第 86号「同        」      議第 87号「同        」      議第 88号「同        」      議第 89号「同        」      議第 90号「同        」      議第 91号「同        」      議第 92号「同        」      議第 93号「同        」      議第 94号「同        」      議第 95号「同        」      議第 96号「同        」      議第 97号「市道の廃止について」      議第 103号「工事委託契約締結について」   (2)所管事務調査                              午前 9時59分 開会 ○原亨 委員長  ただいまから都市整備委員会を開会いたします。  これより、所管事務調査を行います。  執行部より申し出のあっております所管事務の報告8件について、順次説明を聴取いたします。 ◎杉田浩 都市政策課長  今、御紹介いただきましたとおり、都市建設局の方から8件、報告事項を順に説明させていただきます。  資料といたしましては、お手元にお配りしております都市整備委員会の参考資料の資料3から行わせていただきます。  熊本地震からの被災者支援並びに復旧の状況につきまして、まず御報告をさせていただくところでございます。都市建設局での主な取り組みの状況、被災宅地の復旧、住宅支援インフラの復旧と3つに大別して記載しているところでございます。  まず、被災宅地の復旧でございますが、国の補助を受けまして、崖崩れや滑動崩落などの対策を本市が直接施行するものが受け付け地区数199件、このうち工事、もしくは設計に着手したものが160件となっております。  また、国補助分で地権者等がみずから施行される間接施行分については、2地区を受け付けし交付決定も行っておりまして、うち1件は完了しているところでございます。  復興基金によるものは、受け付けが1,257件、うち1,176件につきましては、交付決定も行っておりまして、完了件数は938件となっております。  次に、住宅支援につきましては、応急修理の受け付けが2万2,962件、このうち1万6,784件が完了しているところでございます。  仮設住宅等の提供につきましては、みなし仮設住宅など1万1,890戸を募集提供いたしまして、現在の入居数は9,671戸となっております。なお、これまでの退居戸数は2,310戸となっているところでございます。  災害公営住宅の方につきましては、当初、被災者のニーズ調査等をもとに中央区、東区、南区に、合わせまして150戸の整備を行う予定といたしておりましたが、昨年12月に実施しました被災者向け災害公営住宅申し込み状況などから、中央区南熊本に約80戸、南区城南町に約80戸を追加整備することとしまして、本定例会に予算計上を行っているところでございます。御承認いただきましたら、速やかに整備に着手し、被災者の方々に提供できるよう取り組んでまいります。  最後に、インフラの復旧につきましては、一部道路と河川において繰り越しが見込まれているところではございますが、おおむね本年度中には完了する見込みでございます。  また、道路、橋梁及び河川につきましては、平成30年度にも災害復旧費を計上させていただいておりまして、引き続き安全安心なインフラの復旧に取り組んでまいります。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  資料の4をお願いいたします。  市電延伸検討状況について御報告させていただきます。  市電の延伸につきましては、これまでの調査検討状況を踏まえまして、まずは自衛隊ルートを優先して検討を進めておりますが、本年度はこの検討に関しまして、市民や地域の皆様に御意見を伺っておりますので、その概要について御報告させていただきます。  まず、1番、平成29年度の取り組みでございますが、市電延伸のこれまでの検討状況自衛隊ルート整備イメージ概算事業費等をお示しした上で、市電延伸に関する御意見を伺っております。  大きく分けますと、(1)全市民を対象とした調査といたしまして、オープンハウスの開催やウエブアンケートを実施しております。また、(2)の延伸を検討しておりますルート沿線の住民を対象とした調査といたしまして、校区ごとの市民懇話会の開催や沿線住民等アンケート調査を実施してございます。(1)で約2,000人、(2)で約1,700名の皆さんから回答を得ており、アンケート調査の概要として、下段に整理をさせていただいております。  詳細な分析は取りまとめ中でございますので、今回は自衛隊ルートの延伸の必要性と延伸された場合の利用頻度の2点に絞って御報告させていただきます。  まず、自衛隊ルートの延伸の必要性については、左下の円グラフにお示ししております。左側、全市民を対象とした調査、右側、ルート沿線住民を対象とした調査、それぞれ青でお示ししておりますが75%、77%の方が延伸の必要性があるんじゃないかというふうな回答をされております。  また、その下に必要だと思うと回答した人の割合ということで、整理をさせていただいておりますが、今回の調査においては、お住まいの区や市電の利用頻度による回答の大きな偏りは見られませんでした。  資料の右上になりますが、延伸が必要だと思うと回答された理由について、御意見が多かったものを記載させていただいております。区役所や新市民病院などの公共施設へのアクセス利便性の向上や、市電そのものの機能強化につながる、あるいは時代背景上、公共交通を充実する必要が高まっているといった御意見が多く寄せられております。  次に、延伸は必要ないと回答された理由についてお示ししておりますが、一番多い理由が渋滞の心配で、自動車交通への影響が懸念されております。このほか、利用者数増が本当に見込めるのか、あるいは事業費が大きくなるのではないかといったような御意見がございました。  次に、自衛隊ルートが延伸された場合の市電の利用について、ルート沿線の方々に聞いておりますが、約7割の方が市電を利用する機会がふえると回答されております。  アンケート調査の概要は以上でございますが、今後とも市民の皆さんの御意見を伺う機会を設けてまいりたいというふうに考えております。  次に、2番の平成30年度の取り組みについてでございますが、昨日の分科会での説明と重複いたしますので、内容は割愛させていただきますが、市電の延伸の検討に当たりましては、今後とも検討状況を議会に御報告し、御意見を伺いながら進めてまいりたいというふうに考えてございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  次ページの資料5、桜町・花畑地区のオープンスペース関連について、御説明をさせていただきます。  まずもって1でございますが、こちらが昨年9月にお示ししました平面図並び鳥瞰イメージでございまして、下の方2のとおり、これまでこの案に対しまして御意見を拝聴しながら、ブラッシュアップを進めてまいったところでございます。  昨日予算案の中でも御説明したとおり、今後、実施設計に移行するに当たりまして、手間取りなどが生じないようにするためにも、(仮称)花畑広場南側道路、上の図では赤い着色部分につきまして、再開発施設の開業に伴います交通量の変化や周辺への影響を考慮して、関係機関との協議を行い、歩行者空間化について検討したいと思っております。次回、定例会を目途にしまして、デザイン取りまとめとして御報告を予定しているところでございます。 ◎中村孝 熊本駅周辺整備事務所副所長  熊本駅白川口駅前広場計画について、資料6をもちまして説明させてもらいます。  資料上段の右側に示しております図面は、前回の本委員会で御説明させていただきました駅前広場レイアウト案でございます。その後、このレイアウト案をもとにアンケート調査や熊本駅周辺地域まちづくり推進協議会での説明などを行ってまいりました。  まず、アンケート結果について御説明いたします。  資料上段、左側をごらんください。今回、インターネット等を活用し、1,000件を超える回答をいただきました。駅前広場広場空間に求める機能や駅前広場空間を活用したイベントの開催についての設問と、平常時と災害時、広場空間に設ける施設の設備についてお聞きし、4つの円グラフでお示ししている回答を得たところでございます。  次に、熊本駅周辺地域まちづくり推進協議会では、地元自治協議会会長などの委員から、駅前広場での自転車利用のルールの徹底や歩行者と自転車の分離や市電利用者の利便性を高めるために、雨にぬれない機能的な動線の確保などの御意見をいただいたところでございます。  資料左側下段に、これらの意見をまとめたものを示しております。交通ではスムーズで安全な動線の確保、運用では飲食、物販などの日常的なイベントの開催によるにぎわいの創出、災害時に利用可能な空間の確保、施設整備では、休憩施設の充実、上屋やトイレの設置、非常時におけるトイレや備蓄物の設置や確保、景観では陸の玄関口にふさわしい空間形成などの意見をいただきました。  これらの意見は、駅前広場整備の設計や運用、災害時に備えた対応等に反映させていきたいと考えております。  最後に、資料下段、右側に示しております図面が白川口駅前広場シェルター上屋計画素案でございます。さまざまな方々からいただいた意見を踏まえ、熊本駅周辺のデザインを議論する場でございます熊本駅周辺地域都市空間デザイン会議などで議論してきました。現時点での駅前広場シェルター計画でございます。  駅前広場の中央にイベントや災害時に活用できる開放的な空間を確保するとともに、JR熊本駅と市電やバス乗り場等への動線に雨よけや日よけのためのシェルターを設置し、利用者のスムーズで快適な乗りかえのための移動動線を確保する計画としております。  今後は、植栽計画や舗装材並びに照明やサイン計画などの設計を進め、白川口駅前広場整備計画として作成していく予定でございます。  白川口駅前広場計画は固まり次第、再度本委員会で御説明させていただきたいと考えております。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  資料7-1をお願いいたします。延長の手続に関する今後の流れというフロー図をごらんください。  フロー図の上段にありますように、現在、熊本地震に伴う仮設住宅にお住まいの全世帯に対して、昨年11月に今後の再建に関する意向調査を行っております。その結果と別に、具体的な延長の手続につきましては、入居者によって平成28年4月から順次、みなし仮設には入居されております。2年間の供与期間がそれぞれ異なることから、意向調査とは別に、契約満了日にあわせて順次案内を送付し、手続を行っていくこととなっております。  具体的には、資料の下の方の左側に現在というところで、赤でしるしをつけてありますけれども、契約満了の五、六カ月前に延長の申し出の案内を送付しております。延長が必要なやむを得ない理由がある場合、その方は契約期間の4カ月前までに、延長の申し出を行っていただくこととなっております。  なお、延長を希望していない世帯や、延長の必要がやむを得ない理由に該当しなかった世帯に対しては、フロー図の下に書いてございます住まいの再建に向けた支援策を受けていただき、それとは別に電話でも常時、全ての被災者に対して再建を進めていただくということになっております。  次ページの資料7-2をお願いいたします。  供与期間の延長が可能な世帯について御説明いたします。  みなし仮設は、原則入居日より2年間ということになっております。この表に該当する場合は、国と県が協議した結果、期間内に退居できないやむを得ない状況として、最長1年間の延長が認められているところでございます。  主なものとしましては、1つ目の自宅再建に時間がかかるや、4段目に書いてあります再建先として民間賃貸住宅を予定しているが、延長の要件としましては、高齢者世帯や障がい者世帯、ひとり親世帯など、公営住宅に入居する場合の収入基準に該当し、現在の物件より安い物件を探しているが見つからないという方、また公営住宅申し込みをされたものの、災害公営住宅はまだできておりませんので、見つからないという方、以上の方が延長となります。  やむを得ない状況として認められているものについては、それ以外にも同等程度の各個人個人で、いろいろなやむを得ない事由があると思います。それにつきましては、被災者の個々の事情を聞き取った上で、県と個別協議を行いながら、丁寧に対応を進めていきたいというふうに考えております。  続きまして、資料7-3をお願いいたします。  みなし仮設の供与期間満了に伴う延長手続の結果について、御報告いたします。  延長の審査について、契約満了時に合わせて順次行っておりまして、4月及び5月に満了予定の世帯に対しては、1月から審査結果を送付しております。一番上の1段目の表が、4月及び5月に満了予定の世帯の審査結果をまとめた表になります。黄色で示している部分が熊本市の結果であります。  まず、一番左の2,540という数字は、4月及び5月に満了予定の世帯数になります。  次に、延長要件に該当する世帯として、Aの1,230世帯と、延長にならない世帯がBの1,281世帯、なおBの中には、延長を希望していたものの審査した結果、延長にならなかった世帯、C132世帯を含んでおります。  次に、2つ目の表をごらんください。  これは、Aの延長することとなった世帯の具体的な再建先を示しております。自宅再建が34%、民間賃貸住宅で再建をされた方が41%、公営住宅を希望されている方が25%となっております。  次に、3つ目のB、延長とならない世帯、これは2年間でみなし仮設の供与期間が終わる方です。これにつきましては、自宅の修理や建てかえが終了する見込みのある方が26%、民間賃貸住宅で再建される方が58%、未定が16%となっております。なお、未定の方については、現在、電話等で意向確認を進めているところでございます。  最後に、Cの延長を希望したものの延長とならなかった世帯について、どのような世帯が該当したのかを御説明いたします。  裏面をごらんください。  ここに4つの事例を示しておりますが、これは事例に該当するものが主な理由となります。まず1、小学生がいる世帯では当然延長の対象になりますが、収入が多いということで、市営住宅の基準を超えておりますので、この方は延長にならないということになります。  次に、2は50代のひとり世帯ですが、この方は現在みなし仮設に住んでいらっしゃいますけれども、ここの住環境がいいということで、そのまま今のみなしに恒久的に住みたいということで、この方も該当しないということになります。  次の3と4につきましては、家族構成等で高齢者がいないことから、延長要件に合致しない世帯となります。そのような世帯に対しては、電話等で家族構成や収入等を伺い、ほかに合致する要件がないかを確認し、それでも難しい場合は公営住宅も案内しております。その上で、どうしてもやはり延長とならない方に対しては、先ほど言いました転居費用助成金入居費用助成金支援制度を丁寧に説明することとしております。  以上でみなし仮設の審査状況に対する各説明を終わります。 ◎伊東達也 住宅課長  それでは、資料の8をお願いいたします。  被災者向け公営住宅への入居スケジュール提供状況について説明させていただきます。  昨年11月から12月にかけて、仮設住宅に入居されている約1万世帯の方々へ実施しました住まいの再建に向けた意向確認調査で、約1,200世帯の方々が再建先として、市営住宅を希望されているということがわかりました。  それで、昨年12月3日から29日まで実施いたしました被災者向け公営住宅申し込み受付におきましても、実際に1,187世帯の方々から申し込みをいただいたところでございます。  これらを踏まえまして、左下の表にありますように、二次募集を含めた被災者向け公営住宅申し込み想定世帯を1,350世帯と見込みまして、新たに整備する災害公営住宅や既存の市営住宅のほかに、県営住宅も合わせました提供可能戸数1,680戸を確保することで、不足が生じないよう対応してまいりたいというふうに考えております。  公営住宅提供スケジュールについては、まず災害公営住宅310戸と改修を終えました既存ストック500戸、合わせて810戸について収入や要援護の状況、またそういったことで、優先的提供でありますマッチングを3月末までに終了できるよう、現在作業を進めているところでございます。  2月末時点で右下の表にありますように、475世帯のマッチングが現在終了しているところでございます。  なお、既存ストックを活用いたしました500戸については、5月からの入居を予定いたしております。また、引き続き6月末までに二次募集を行っておりまして、申請の漏れがないように十分配慮しながら、公営住宅を希望される全ての方々が入居のめどが立つよう、取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ◎沼野猛 道路整備課長  熊本市の道路照明灯一括LED化事業の基本方針について御説明させていただきます。  資料9でございます。  まず、この事業の目的、あるいは事業の概要から御説明させていただきます。  今回の一括LED化事業のまず目的でございますけれども、LED化に伴いまして電気代の節減ということで、維持管理コストの縮減、あと景観形成だとか良好な町並みの形成、あるいはインフラ施設の最適管理ということを目的に、一括LED化事業を行っていきます。  その事業の中で行います実施の内容でございますけれども、まず1つ目として現地調査、2つ目として電力契約の照合、あるいは申し込み、次に台帳更新・作成、あと統合型のGIS用データの作成、LED照明灯の取りかえ工事、あと契約期間中10年間の維持管理を行っていく事業でございます。  対象施設は、全照明灯が2万5,600基ございますが、そのうち既設のLED灯、あるいは特殊灯、これはデザイン灯だとかそういったものになりますけれども、そういったものを除いた1万8,500基を今回のLED化事業の対象とさせていただきたいというふうに考えております。
     事業費につきましては、11億円、これは11年間の債務負担行為を設定させていただいております。  事業の効果でございますけれども、イメージ図をつけさせていただいておりますが、現況、電気代と年間の維持管理費相当で約3.1億円の事業費がかかっておりますが、一括LED化をすることにより、大幅に電気代が節減されます。その節減された事業費を使って、今回のLEDの交換事業費を賄っていくと。そういった中でも、現況よりも約1,000万円程度の経費節減効果が見込まれるというものでございます。  また、この事業期間、11年間ということになりますが、事業期間が終了した後は事業費がなくなりますので、さらなる大幅なコスト縮減が図れるということを期待しているものでございます。  そういった中で、昨年の第1回定例会都市整備委員会の中で、色についての検討をするようにという御指摘をいただいておりました。そういった中で、今回、色味についての検討結果について御報告させていただきたいと思います。  2番目のところからになりますけれども、LEDにつきましては、主に白色系と言われるものと暖色系と言われるものがございます。白色系は主に4,500ケルビン、プラスマイナス500と、暖色系は3,000ケルビン、プラスマイナス500というものでございますけれども、それをどう組み合わせていくかということが一番の課題になります。  そういった中で、主な考え方としてはこの3番のところでございます。熊本市の中には、上位計画が幾つかございます。資料の青枠のところに3つございますけれども、一つはマスタープラン、もう一つは景観計画、もう一つはデザインガイド、こういった上位計画がございます。  その上位計画の中に、景観についての重点地域が記載されていると。そのほか、右側の緑色の枠、4つございますけれども、現在、熊本城屋外照明LED事業、あるいはシンボルプロムナード等整備事業、川尻地区の町並みづくり事業、あるいは新町・古町地区の町並みづくり事業がございます。これらを勘案しまして、景観に配慮すべき地域というのを我々で選定させていただきました。  選定の結果が、その下の緑色の枠の中でございますけれども、全部で7地域を景観に配慮しないといけない地域ということで、選定をさせていただいたと。  次のページ、お願いいたします。  そういった中で、その色についてですけれども、先ほど申しました重点地域のうち、1)のところですけれども、熊本駅周辺につきましては、現在デザイン会議の中で議論されておりますので、それらのデザイン会議の結果を踏まえて、色の決定をしていきたいというふうに考えております。それ以外の重点地域、景観に配慮しないといけない地域につきましては、暖色系で整備をしていきたいというふうに考えております。  2)でございますけれども、主に幹線道路、2環状11放射道路だとか、その他の幹線道路につきましては、これは視認性、安全性を考えて昼白色、白色系の色で整備をしていきたいというふうに考えております。  3)でございますけれども、その他の道路、主に生活道路を意味しておりますけれども、生活道路につきましては、現地の状況を踏まえ、地域特性だとか環境条件に応じて、面的に統一をした整備をしていきたいということで考えております。  5番、今後のスケジュールでございますけれども、3月末に景観審議会がございますので、現在、御報告させていただいている内容を景観審議会の中でも、また改めて御報告をさせていただきたいというふうに考えております。  予算承認後につきましては、平成30年度以降、事業実施ということで考えておりまして、7月、8月に入札公告、9月に本契約をしていきたいと。10月からいよいよ事業の本格着手ということで考えておりますが、平成30年度につきましては、主に現地調査だとか電力会社との調整、あるいは製品の製作ということを考えておりまして、その工事につきましては平成31年度、当初頭にやっていくということで今予定をしております。  6番目は完成イメージ図でございますけれども、暖色系で整備された図が左下の写真でございます。また、幹線道路につきましては白色で整備するということで、右下の図というような形の整備をしていきたいというところでございます。  次のページをお願いいたします。  最終的に、これはイメージ図をつけさせていただいておりますけれども、熊本城周辺のイメージ図でございます。熊本城周辺も、景観に配慮する地域ということで選定されておりますけれども、そういったところにつきましては暖色系で整備をしていくと。周辺の幹線道路につきましては白色系、あるいは電車通りにつきましては景観に配慮する地域に選ばれておりますので、暖色系というような形で整備をしていくということで考えております。こういったようなイメージの形の夜景になってくるんじゃないかというふうに考えているところでございます。 ◎佐藤武士 公園課長  それでは、資料10の全国都市緑化フェアの開催誘致につきまして御説明させていただきます。  全国都市緑化フェアは、都市緑化を推進し、緑豊かな潤いのあるまちづくりを目指して開催するものでございます。  本市では、昭和61年に第4回クマモトグリーンピック86が開催されており、2回目の開催誘致を目指すものでございます。  写真下の表にお示ししているとおり、当該フェアは毎年春、もしくは秋のおおむね2カ月間程度開催されている状況であり、期間中の中心的行事といたしまして、秋篠宮同妃両殿下御臨席のもと、全国都市緑化祭が開催されております。  次の2に、開催の基本的事項のイメージを記載しております。  開催時期としましては、2021年度の2カ月間程度を考えております。主催は熊本市と公益財団法人都市緑化機構の共同開催とし、想定会場といたしましては、水前寺江津湖公園周辺や熊本城公園及びシンボルプロムナード周辺を想定しているところでございます。  また、その他のサテライト会場といたしまして、立田山やそのほかに連携中枢都市圏の自治体との連携も行っていきたいと考えております。  最後に、スケジュールといたしましては、来年度有識者で構成します検討委員会を設置し、基本構想を策定した上で、国土交通大臣の開催同意に向け、申請を行っていきたいというふうに考えております。  また、同意をいただいた後は、基本計画、実施計画の策定、準備期間を得まして、平成33年度、2021年度の秋、もしくは春の開催を目指して取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ○原亨 委員長  以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。  所管事務について、質疑及び意見をお願いいたします。 ◆緒方夕佳 委員  御説明ありがとうございました。  ほかの委員の皆様も御意見、質問などあると思うんですが、まず資料7、8で御説明いただいた現在の被災者の住居について、お尋ねしたいんですが、非常に丁寧に被災者の住まいについて対応されていらっしゃって、とてもありがたいなと思っているところです。  そして、3カ月前までには被災者の方に決定結果が送られるということで、その3カ月前までにまだ来ていないという方がいて、ちょっと不安に思っていらっしゃって、電話番号などを御案内すると、すぐ御連絡して対応いただけるというふうになっているなと思います。  ちょっと心配しているのが、外国籍の方ですとか、日本語がわからない方がこぼれていないかなというのを心配しております。というのは、震災直後、避難所にいたときに、日本語のわからない方が食べ物も食べられないで、車中泊を何泊もしていたということがあって、数日後にやっとコミュニケーションがとれて、食べ物を口にすることができたということがあったので、そのあたり、ちょっと急かもしれませんが、そのあたりはどんな対応をされていらっしゃいますでしょうか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  委員御指摘の外国人の方ですけれども、今のところ外国人の方、想定していなかったんですけれども、基本的には半年前には各不動産屋さん、業者さんと個人の方、両方に手紙を出しております。そして、個人の方が返事がないとか、日本語がよくわからないとかいう方がもしいらっしゃったら、その辺は必ず全ての方と連絡をとっておりますので、もし連絡がなかった方がいらっしゃったら、支え合いセンターと情報共有しまして、一緒になって、全ての方に対応していきたいというふうに考えております。 ◆緒方夕佳 委員  ありがとうございます。いささか急な質問だったんですが、外国の方に対して災害時どうするかというのは、これから市としての全体的な検討課題でもあるのかなと思いますので、この件について気になったので質問させていただきました。この件については以上です。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。 ◆倉重徹 委員  幾つか質問させていただきます。  資料4で、市電延伸の件でございますけれども、これはたしか前、話があった、ちょっとよく覚えていないのでまた教えてください。延伸される市民病院までのこのルートは、サイドリザベーションでしたか。中央分離帯、真ん中を走るのかどっちでしたっけ。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  今、委員からお尋ねがございました延伸する場合の整備形態ということでございますけれども、道路の真ん中を通すのか、サイドを通すのかということでございますが、この辺についても今後、検討の中でどっちがいいのかというのは、地域住民の方とか、あるいは事業をする上でのいろいろな交通処理の課題等ございますので、そういうところも勘案しながら、センターがいいのかサイドがいいのかというのは、今後検討していきたいということで、現時点においてセンター、サイドということを決めておるわけではございません。 ◆倉重徹 委員  センターにされるか、サイドにされるかはまだ決めていないということですが、せっかく延伸の計画を今、検討していただけるということで、もし実現した場合のお話ですけれども、以前から申し上げているのは、健軍の今終点の電停のところですけれども、以前から言ったように、夏は電停に立つととても下からの照り返しが暑くて、立っておられる方が汗ばんでおられるのを随分拝見するわけですけれども、健軍の終点の電停の部分だけでも、ぜひ芝生を張っていただきたいというお願いをしたいと思います。  また、景観に配慮して病院までのルートということですので、できればこの部分、サイドリザベーションにした方が張りやすいんでしょうけれども、ぜひここの部分も景観に配慮しながら、芝生を張っていくというようなことを、ぜひ検討の中に入れていただければということを答弁は要りませんのでお願いをしておきたいというふうに思います。  それともう一点、すみません、話がよくわからなくて。資料7-2です。仮設住宅供与期間延長の要件というものの一番下の米印の部分ですが、上記以外で同等程度のやむを得ない状況にあると思われる場合は、県へ個別相談というふうに書いてある、この部分の考えられる状況というのをかいつまんで、例えばこんな状況があるんだよというのを教えていただければと思います。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  これはまさに書いてあるとおり、やむを得ない事情というのが、中には大きく収入要件、公営住宅への収入の基準要件とかがございまして、それが地震によって急に仕事が多くなって、たまたまそのときだけ所得が多くなったとか、逆に会社が、地震によって被災を受けて収入が減ったとか、その辺もございます。  それとか、例えば障がい世帯の方がいらっしゃったんですけれども、その障がいの程度が今、例えば手帳は持っていないと。しかし、今、申請中であるとか。個々いろいろな方がいらっしゃいますので、その辺は丁寧に、できるだけ国と県が決めた要綱に基づいた形に添った形になるように、個別に検討、お話をさせていただいているところでございます。 ◆倉重徹 委員  今の話をお伺いすると、県へ個別相談をするということではなくて、市に相談を、退居できない理由で来られたときの結局その受付の中でお話ができる内容ではないんですか。別に県へ個別相談をするような内容ではないような気がしますが、いかがなんですか。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  今、例えばということで言いましたが、やはりかなり被災者の方は個々の事情が、いろいろ多岐にわたっておりまして、なかなか一概に熊本市でやはり判断できない。熊本県内で統一した考えを持つという意味合いで、県の方に逐次、特殊な例は相談しているという状況でございます。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。 ◆落水清弘 委員  二、三お伺いいたします。  資料3のⅢ、インフラの復旧状況、本当に3土木センター、また沼野課長を初め、それぞれの担当の課長さん方には大変お世話になりまして、98%という数字が本当に安堵します。  見て回って、復旧は相当進んでいるという意識はできるんですけれども、たびたび申し上げて申しわけないんですけれども、照明灯ですね。デザイン灯の復旧がほとんど今されておりません。夜走っていただくとわかりますけれども、デザイン灯が切れているところが多分100灯単位であると思います。  ですから、すみませんけれども、これを調査していただいて優先順位をつけていただいて、一遍にしてほしいという意味ではありません。お金は限られておりますし、照明はそんなに急がなくても、デザイン灯の部分に関しましては、安全上問題があるところはそんなに多くはないと私は見ていますので、まず見ていただいて、安全上問題がありそうなところを優先的に。それと、次に観光に影響があるところはこれも急いでいただきたいなと思います。その辺のところ、お願いできますでしょうか。 ◎沼野猛 道路整備課長  デザイン灯に関しての調査でございますけれども、まず地震後に、デザイン灯が幾つかやはり破損したという事例がございました。そういったことから、デザイン灯につきましては地震直後に一斉に点検をさせていただいて、安全上問題があるものについては補修をさせていただいております。  ただ、委員御指摘の電灯が切れているという部分に関しての調査まではできていなくて、構造的に大丈夫かという観点で、灯部のつけ根のところのねじが大丈夫かとか、そういった観点で調査しましたことから、切れている切れていないというところまで調査が至っておりません。そういった切れているものについては、御指摘を踏まえまして、今後確認をさせていただいて、対応させていただきたいというふうに思います。 ◆落水清弘 委員  よろしくお願いいたします。  資料5のオープンスペースの件です。前からこの道路に関しましては、1つの面的な整備で、オープンスペースとしてやった方がいいという持論は申し上げておりましたけれども、それに関しては、別の道路を設置するという条件で、私はお話ししたということを、どうか御記憶に戻っていただきたいんですよ。ですから、この区間を道路としてではなく、オープンスペースとして使うということになると、バスの逃げ道が本当にこれでやれるのかなという不安を覚えます。  それで、整備をやっていただくのは一向に構いませんけれども、やはり万が一のことを考えて、もとに戻すとは言いませんけれども、バスが通れるような状態のうまい整備の仕方をやっておいていただくと、万が一これはちょっとまずかったなと思ったときに、そこにバスを通せますので、その辺の検討をしていただくことは可能でしょうか。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  今、御指摘いただきましたように赤い部分、廃道とかそういった意味合いでも視野にはあるんですけれども、おっしゃられるように、いろいろなことが考えられますので、例えば支障のない時間が出てくるかもしれませんし、場合によっては、ずっと歩行者空間化できるかもしれないというのを私も考えてみているところです。  おっしゃられるように、もしかしたら渋滞がひどい場合にはバスだけは通すとか、いろいろなパターンが考えられるかと思いますので、貴重な御意見賜って、今から検討させていただこうと思います。よろしくお願いします。 ◆落水清弘 委員  御理解いただいて感謝申し上げます。  今の花畑の件と駅前の件、あわせてなんですけれども、前からもたびたびお話ししていますけれども、やはり視覚の照明の問題であるとか緑の問題であるとか、それと聴覚のPAの問題、つまり音楽が流れたり、いざというときの防災拠点としての活用も十分考えられるような場所ですから、万が一のときにここに多くの方々が逃げて、そこにテントを張るなんていうときに、やはり放送設備は必ず必要になります。放送整備ははっきり言いまして、さほどお金がかかりません、上手にやれば。1,000万円まではかからないような金額で、どんなに大きいのをつけたってちゃんと今はできますので、日ごろはそれで音楽を流したり川のせせらぎを流したりして、環境を整えるという意味で、使っていただければいいかと思いますけれども、いざというときには、そういうふうな防災の意味から使っていただくようなことも考えていただきたいなと。  それと、北海道に行ったときに香りを感じたまちがありましたものですから、五感を全体的に考えて、この2つのエリアは考えてもらいたい。熊本駅に新幹線で観光客が来たならば、何かいい香りがしたというのも、私はいいのかなというような印象を受けました。ですから、聴覚とか視覚とか嗅覚とかいうものを行政が少し考えていただけると、より一層心地よさを感じると思います。市民が心地よさを感じると同時に、観光客がそういうような心地よさを感じられるような仕組みを、新たに検討していただきたいと思いますけれども、両方とも御答弁お願いします。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  特に、最後の方におっしゃっていただいております音ですとか、においですとか五感の部分、我々のこの整備の中にはミストあたりも使いたいと思っておりますので、そういったものと香りがかぶせられるのかどうなのか、ちょっとわからないんですけれども、不確かなんですが、そういった方向でいろいろなアイデア、工夫させていただきたいと思っておりますので、今後ともアイデアいただけますようよろしくお願いいたします。 ◎中村孝 熊本駅周辺整備事務所副所長  今の五感の件ですけれども、駅前広場でも今設計を進めておりますので、その中でいろいろなアイデアを出していきたいと考えております。よろしくお願いします。 ◆緒方夕佳 委員  白川口駅前広場整備計画に関するアンケートなんですが、1問目の質問の駅の正面に広い広場空間を設けますが、日常的にはどのように利用したいと思いますかの回答で、乗りかえ先や目的地までスムーズに移動したいが37%で、そのほかの目的、待ち合わせ場所として利用したいですとか、ベンチに座って飲食したり休憩したい、子供を安心して遊ばせたいなど、移動以外の目的が6割もあったんですが、そのような回答は予期されていましたでしょうか、お尋ねいたします。 ◎中村孝 熊本駅周辺整備事務所副所長  この設問にありますとおり、広場空間を設けるということで、広場空間でどのような利用を考えられているかということをお聞きしましたので、予想した内容の答えが来ているのかなと思っております。これらの答えにあわせたような形での整備を今後、検討していきたいと考えております。 ◆緒方夕佳 委員  この図によりますと、イベントスペースですとかオープンスペース、防災機能と集いや憩いという機能を持たせるということで、再三になりますけれども、ゆっくり市民が、ちょっと熊本駅に行ってみようかというような場づくりですね、本当に安心して子供を遊ばせられるというのは、非常に重要な要素だと思いますので、すごく神経を使って、安全面を気にしないといけないというような感じではなくて、安心して遊ばせられるような空間づくり、本当に憩えるような、ゆったりできるような空間づくりをお願いできればと思います。 ◎中村孝 熊本駅周辺整備事務所副所長  今、委員おっしゃったように、これだけの広い空間をとりますので、待ち合わせ場所であったり、市民の皆様や観光客の方が憩える空間として整備していきたいと考えております。 ◆緒方夕佳 委員  あと、先ほど落水委員の方から香りというふうにおっしゃっていらっしゃって、例えば香りの一つのアイデアなんですけれども、JRの駅前ですとか、また桜町・花畑地区のオープンスペースについても、自然な香りというのは喜ばれるのかなと思います。花や草木の香りです。最近、香りの害で香害、光の害の光害ですとかそういうのもあったりして、自然な香りというのは喜ばれるのかなというふうにも思っているところです。  また、草花をめでに、例えば菖蒲なんかを玉名の方に見にいくですとか、そういう植物をめでにわざわざ出かけていかれる方もいらっしゃいますので、そういうものも取り入れるようなことも、一つのアイデアではないかと思っているところです。以上、お願いします。 ◎中村孝 熊本駅周辺整備事務所副所長  今、委員からお話がありました植栽計画というのも今後考えていきますので、その中でいいにおいがする植栽とか、移動式の草花とかも、今後検討していきたいというふうに考えております。 ◆緒方夕佳 委員  桜町・花畑地区オープンスペースについてなんですけれども、先ほど辛島公園と花畑広場の間の、空間が今さらにオープンスペースとして検討されているということで、この方向性は非常にありがたいと思っているところです。というのは、やはり辛島公園がこの全体のオープンスペースの中で、憩いの場というふうに位置づけて、今考えていらっしゃる。その場所にたどり着くのに、非常に交通量の多い道がありますと、やはり子供を数人連れて道を渡っていくとなると、かなりハードルが上がって、なかなか利用しづらいというのもありますので、この方向性は非常にありがたいと思っているところです。そして、交通面は十分に検討されていかれるものと、信頼しているところであります。  なので、以前いただいていたオープンスペースのデザインについて、地下通路で花畑広場と辛島公園をつなげたりですとか計画があったんですが、そのあたりはどうなっているんでしょう、そのままなのか、このオープンスペースとあわせてまた検討していくことになるのか、いかがでしょうか。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  今おっしゃられた、いろいろと主要施設あるかと思います。こういうものも含めて、先ほど御説明の中で申し上げましたように、次のステップが実施設計なものですから、余り手戻りがないような形でやりたいと思っておりますので、もう一度主要施設、そういうものについても検討をしてみたいと思っております。 ◆緒方夕佳 委員  ということは、地下通路も含めて考え直すということですか。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  地下通路は重要な動線でございますので、そこの機能を最大限に発揮できるような方向で、なおかつ赤い着色部分、歩行者空間化にしたときに、どういったことが地下通路の機能を最大化するのかという意味では、もう一度考えたいと思っております。 ◆緒方夕佳 委員  では、今検討中ということで、それを念頭に入れながら、以前いただいていた桜町・花畑地区のオープンスペースデザインについての資料の地下通路のデザインを今、提示していただいているんですけれども、それについて現段階で思うところが、このデザインだと今、階段だけのデザインになっていて、手すりなどがなくて階段の横もないような、これまだまだこれからデザインを積み重ねていかれると念頭に入れた上での意見なんですけれども、子供などが落ちたりしないように、横を壁というんですか、落ちないようなつくり、構造、また手すりを子供と大人が両方つかめるような高さですとか、そんなふうなデザインにしていっていただけるといいなと思っているところです。 ◎角田俊一 都心活性推進課長  今おっしゃっていただいたような子供の視点ですとか、ハンディキャップ等バリアフリーの視点、こういったものを取り込みまして、新しい施設、皆さんが使いやすい施設になるように、設計を進めたいということで考えております。 ◆緒方夕佳 委員  ありがとうございます。そんなふうにお願いします。辛島公園についても、今は日陰が少ないということですけれども、これから憩いの場になるということで、そのあたりもよろしくお願いします。  ちょっと話が戻りますけれども、LED化についてです。これは落水委員の専門分野のような、先日、質疑でも綿密な調査に基づいて質疑などされたわけですが、これから色の統一なども図っていくということで、いい機会なので、景観に配慮したところは暖色系にするということですので、この機会に暖色系にできる部分、指定された景観の地区だけでなくて、居住区の方でも可能であれば、色の統一を図っていくというのも一案ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎沼野猛 道路整備課長  委員御指摘のとおり、統一を図っていくということが大切でございます。特に、生活道路につきましても統一を図っていきたいと思いますが、何色で統一するのかというのは、地域の特性だとかもございます。白色で統一をしていった方がいい地域もございますし、暖色系で統一をしていった方がいい地域もございます。いずれにしても、面的にばらばらにならないような、そういった工夫をしていきたいというふうに考えております。 ◆緒方夕佳 委員  といいますと、熊本市全体として暖色系にしていくとか、そういうのは難しい状況なんでしょうか。 ◎沼野猛 道路整備課長  その生活エリアにつきましては、当然地域に住まれている方等の御意見だとか、そういったこともあろうかと思います。なかなか全てを統一していくということは、今の時点では難しいのかなというふうに思います。  検討するに当たって、私たちもいろいろな方々に御意見をお聞きしました。景観の先生だとかも含めて、いろいろな方々にヒアリングをさせていただきましたけれども、やはり色は景観の先生も含めて、あるいは市民の方も含めて、本当に10人いれば10人とも意見が変わるというような状況でございました。ですので、なかなか統一を図るというのは非常に難しいのかなというふうに思います。  そういった中でも、ただ、ばらばらでいいのかというとばらばらではよくないというところもありますので、ある程度地域ごと、エリアごとに統一を図っていくということが、最善の、ベストな方法ではないかなというふうに考えております。  最終的には、先日の落水市議の総括質疑の中でもありましたけれども、やはり10年後ということを見据えていく、そういう単位の中で、やはり面的な市域全域で考えていかないといけないというふうに思っておりますけれども、LEDのこの事業の中で統一していくというのは、なかなか時間的な問題もあって、難しいというふうに考えております。 ◆緒方夕佳 委員  ありがとうございます。  では、10年後を見据えてということなんですけれども、やはりこれまで昼白色だったところが突然暖色系になると、いいなと思う人もいれば、びっくりするような方も、もちろん地域の方にはいらっしゃるのかと思いますので、10年後を見据えながら、地域の中で合意をしていっていただく、そういうプロセスをしていただくためには、どれぐらいの期間を要しますでしょうか。  というのは、今、沼野課長がこういうふうに準備されていますけれども、恐らく10年後にはいらっしゃらないかもしれないので、これがちゃんと10年後、切りかえの時期に統一が図られるような形で、できれば切りかえしていくように準備をしていくためには、何年前ぐらいから地域の方に働きかけてといいますか、合意形成をしていっていただく必要があるか、ざっくりでもいいですのでお知らせください。 ◎沼野猛 道路整備課長  その御質問については、10年後を見据えてということになると、さっそく来年度、年度が明けたときには、もう動き出さないといけないというふうに私は思っています。  10年後に景観を統一していくためには、もう既にLEDに変わっているものもあります。その更新が来年度、あるいは再来年度から徐々に切りかえていかないといけないと。ルールをつくってから、それから徐々に統一をして、10年後には色が面的にそろうという形になりますので、そのルールづくり、何らかの検討は、多分しないといけないんだろうなというふうに思いますが、そのルールづくりも踏まえて、どういうふうな形でルールができるのか、そもそもルールができるのかも含めて、調査研究をしていきたいというふうに思います。 ◆緒方夕佳 委員  ありがとうございます。もう来年から始められる、もう10年後を見据えて動いていらっしゃるということで、大変頼もしく思いました。まさに住民の方々とも連携をとりながら、日々生活にも影響するような照明について進めていくという、まさにまちづくりの部分なのだなというふうに思ったところでした。ありがとうございました。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。 ◆鈴木弘 委員  幾つか関連しながらお話をしていきたいと思います。  まず、今LED照明の話が出ました。私は、実は市内を全部統一してしまうのは反対です。大事な点は、よく統一感でまちづくりにいいだろうという、これはそのとおりだと思っているんですが、もう一つ外してほしくない、これは毎回、沼野課長なんかとも話をしていますけれども、差別用語になるのかどうかわかりませんけれども、色盲の方とか色弱の方、ずっとこれまで相談を受けてきて、街路灯、防犯灯が明るくなることによって、行動範囲が広がりましたというのをずっと受けてきている。ここで、例えば暖色系でやると、ケルビンというのは色温度ですけれども、そのままそれは認識の方につながっていくので、暖色系だとやはり認識しにくいという声をこれまでの経験でも聞いていますので、地域地域で、いわゆる障がい者の方たちが移動しやすい環境というのにいつも配慮しておく。そうすると当然、そこは市全体の色とは違う色になる可能性もあるわけですから、そこはしっかりといつも留意をしていただきたい、こういうふうに思っています。これはもう答弁要りません。私の考えにしておきます。  その上で、資料4のところですけれども、市電延伸の検討ということで具体的にアンケートが出ました。市民全体の調査、それからルート沿線住民ということで、おおむね8割近い方が延伸いいよねと、こういうふうに言っていただいているということですので、そこに延伸をされる地域だけではなくて、市電というのが、市民に大きく認知をされている証拠なんだろうというのが、左側のアンケートで実感をさせていただいたところですけれども、右側の方の自衛隊ルートが延伸された場合の市電の利用頻度、69%の方がふえると思うと。これは多いのか少ないのかという考え方があるんですけれども、この約7割の人をどう大事にしていくのかということが、例えばセンターアイランドにするのか、サイドリザベーションにするのか。それから、延伸に伴って車両編成を2両1編成の割合をふやしていくのかとか、それから、超低床をどの程度の頻度で走らせるのかとか、いろいろなことの組み合わせの中で、この7割がそのまま結びついていくのか、思うけれども乗らないというふうになるのか。  これまで交通事業ずっと見てきましたので、思っていてもやはりちょっと不便だから結局自家用車と。ここのロスをどう減らしていくかという工夫がとても大事ですので、今後、交通政策課の方で、こうしたせっかくいただいたアンケートですので、例えば7割近く利用がふえると思うと言っている方たちに、どういう形になれば利用がふえるのかとか、追跡してしっかりとそういう材料にできるような調査なり検討をやっていく必要があるだろうというふうに思いますけれども、その点についていかがでしょうか。 ◎土屋裕樹 交通政策課長  今回のアンケート調査については、初めて市民の方に自衛隊ルートという具体的なルートをお示ししながら、御意見をお伺いさせていただいたところでございます。  平成30年度も、交差点の交通量調査でありますとか、技術的な部分での調査を予定しておりますので、先ほど倉重委員の方からもございましたけれども、センターなのかサイドなのか。また鈴木委員の方から今ありましたように、市電の運行頻度の問題でありますとか、あるいは車両をどうしていくのかというところも、もう少し今後検討を深めて、そういうところも含めた上で、全体像をお示しした上で、また市民の方に御意見をお伺いしていきたいというふうに考えております。  そういったときに、今、議員御指摘がありました市電の利用が今後さらにふえるのかという部分になってくるのかなというふうに思っていますので、延伸するに当たっては、自衛隊ルートにより最適な整備形態案というのを、私どもの方でしっかり検討していく必要があるのかなというふうに考えてございます。 ◆鈴木弘 委員  市電としては、方向性は確認できましたので、しっかりとやっていただきたい。初めての延伸です。撤退撤退から市電が延びると。廃止まで考えていた市電が延伸をしようということですので、成功例にならないと次の展開はないというふうに私は思っていますので、そのために汗を流して、調査するところはしっかり調査してやっていただきたい、このように思っています。
     次に、資料5のところの鳥瞰図で、ちょうど辛島公園と花畑広場の間のいわゆる歩行者空間化について、これは当委員会でもそうできないのかという話なんかも、これまでもされてきている中で、ようやく最後の形が決まるところのぎりぎりで滑り込んできたなという実感が正直なところなんですが、実は、今回のシンボルプロムナード計画というのは、基本的には条例に基づくやり方で、土地利用の活性化、多目的化しようということで、この間を条例の対象にするのかしないのかというと、私は条例の対象にしていいというふうに、個人的には思っています。  というのは、ここの間をバスが走るのは熊本電鉄さんだけ。ほかのバスは全部辛島ロータリーの方から行っておりまして、もともと電鉄さんの一部が走っているだけなんですが、これも辛島ロータリーから回っているんだけれども、ショートカットさせてほしいということで、バス停もない形の中で通っている程度ですので、条例化した上で、緊急時と落水委員が心配されているようないろいろな意味で、緊急時等は走れるような条例にしておけばいいというふうに思っています。条例に基づく空間になれば、多種多様な考え方が逆にできるのではないかというふうに思っていますので、一体的な整備の中で、ぜひとも進めていただければと、これは要望にしておきます。よろしくお願いしておきます。  それから、あと2点だけ。  資料7-3、数字を出していただいて驚いているところなんですが、ことしの4月、5月で満了を迎える方たちに対して、状況を把握していただきました。対象世帯が3,764、このうち熊本市以外が1,224あると。とても多いんだなということを実感しました。確かに、震災後、家が市内では見つからないということで市外に行かれたのかどうなのか、ここの数字はどんな現状なのか。もし概要を把握していれば、お教えいただければというふうに思います。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  この熊本市以外というのは、熊本県が取りまとめをしておりまして、熊本市で被災されて、熊本県に行っていらっしゃる方もいらっしゃいます。ですから、この資料の部分につきましては、熊本市の方では把握しておりません。 ◆鈴木弘 委員  では、私の資料の見方の間違いということでよろしいんですか。ちょっと説明して、この資料よくわからなかったから。 ◎田中隆臣 都市建設局技監  これは県がまとめられた資料でございまして、全体というのは、県内の4月、5月に期間満了を迎えられる方になります。黄色は、そのうちの市の分というふうに御理解していただければよろしいかと思います。 ◆鈴木弘 委員  ありがとうございました。ようやく理解しました。これ県全体と書いてあるのは県全体という意味なんですね。熊本市で市外にいっぱい流れているのかなと、ちなみにそういう状況はあるんですか。熊本市にいたけれども、被災して市外の方に流れていますと。逆に益城町なんかは、熊本市内にかなり来ているという実感は持っているんですけれども、市内に住んでいた方が市外に流れていったという状況というのは、何となくでも構わないです。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  そういう方はかなりいらっしゃると聞いております。私も、個人的に避難所の方を昨年ずっと回りましたけれども、実際その方が市外の親戚の家とかに引っ越しされた方もいらっしゃいますし、市外の親戚の家の近くのみなしとかいう方も、数多くいらっしゃるというふうに把握しております。 ◆鈴木弘 委員  ちょっとドラスティックな考え方になってしまうのかもしれませんけれども、人口ビジョンを作成して熊本市70万を維持しようという中に、もう一度戻ってもらって、しっかり市民で頑張ってもらえるような努力も必要かなと。実際に周辺の方に流れていった方は、2年間住むともうそこが自分の住居になるので、ここが多分政策局の方との連携、うちの方は住宅を提供する立場ですけれども、熊本市の提供している住宅なら十分、また戻りたいと思えるような住宅の提供をしながら、また市民として一緒に、熊本市のために頑張っていただけるような市民、それからどうしても戻れない、周辺から来られている方で、熊本市以外のところに住んで、本来なら戻るべきでしょうけれども、なかなかいろいろな状況で戻れない方で、では熊本市民として生活していこうという方たちが、これは各自治体がやる話ですけれども、一般質問でもさせてもらっていましたけれども、会派として。熊本市にはお世話になってよかったというような体制で、丁寧な体制をこれはぜひともやっていただければと、このように思っております。  最後です。緑化フェア、資料10。  実は、前回のグリーンピック86、まだ議員やっていなくて、ちょうどバス会社にいて、初めてシャトルバスを運行させてもらった記憶がありまして、大変なスタッフ数です。県と市から両方出て、すごい事業だった。パビリオンもたしか5つか6つでき上がって、その跡地が、今の水前寺動植物園として活用されているということなので、大変な労力になってくる。国交大臣の認可からスタートする事業ですので、今うちの担当として、予算が上がっているんでしょうけれども、実行部隊ができたら、多分ここから切り離されていく形なのかなというふうに思っていますが、今後のそういった予算面も含めて、どこが担当してどういうスケジュールでいくかという、現在想定できている部分があればお教えいただければ。 ◎佐藤武士 公園課長  来年度は、基本構想を立てていくということで、公園課の方で担当をやっていくというところで、今進めているところでございます。  さきでは、やはり委員がおっしゃるとおり、人がかなり必要になってくるということで、実行委員会というのが今後、設立されるという形になってまいりますので、今後その辺を踏まえまして、人事当局の方にも要望していきたいというふうに思っているところでございます。 ◆鈴木弘 委員  まず、基本構想というのは基本計画に直結するし、基本計画が出て実施計画、平成31年度に基本計画と実施計画を考えているわけですよね。そのもとになる基本構想は、うちの所管で公園課が一生懸命頑張ってやって、そこから消えてしまうのも寂しいし、どういうかかわり合い方をしていくのか、想定をきちんとしておかないと。実は平成31年度が勝負で、平成32年度からはばたばたというのが実際でしょうから、構想をつくりながら、その後の実施計画にどう結びつけていくのか。その体制は全庁的にどうやっていくのかというのも、当然検討はされているでしょうけれども、しっかりやっていただければ、成功するのではないかと期待をして要望に置いておきます。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。 ◆落水清弘 委員  あと1点お伺いしたいと思いますけれども、お伺いする前に、きのう北熊本のスマートインターチェンジの話をしまして、当初の建設予算、やはり地震以降だから、値上がりをしたんじゃないかというお話をさせていただいたのと同じような話なんですけれども、結局ここのLEDの件に関しましても、地震前に計画を立てておりましたよね。それ以降何が変わったかというと、いろいろなものが変わった中で、その九州電力の内部の仕組みが変わったというのも、大きな意味があることなんです。  実は、私がやっていることは御存じのとおりなんですけれども、九電にはどうですかね、多分100回ぐらい行きました。その中で、途中で変わっていくんです。何が変わっていくかというと、3年前は電柱地図の電子化がされていなかったんです。紙ベースだったんです。ですから、ここの電柱はどうなっていますかと聞くと、青焼きコピーして渡してもらって、それでその電柱の確認をしていたんですけれども、今年度からデジタル化ができまして、ゼンリン地図みたいなデータが入っていまして、マウスを動かすと画面が動いて、そのエリアだけ拡大して、電柱番号を打つと出たり、簡単にデジタルでできるようになりました。非常に便利でいいものです。  それと、今回のLED化に伴って、ここの資料9の上から2つ目、目的の下、実施項目の②の電力契約の照合、申し込みというところがまた変わったんですよ。  実は、前年度までは紙ベースで申請をしなければならなかったんです。沼野課長にはもうお話ししていますけれども、ほかの方々にもぜひ知っておいてもらいたいので、あえて話しているだけなんですけれども、これは電気取りつけ会社のパソコンから、九電に直接申し込めるようになりました。  それで、担当者から話を聞きますと、今まで30分かかっていた手作業が、もう今回から5分で済むようになったと。それほど申請手続、変更手続が楽になったということがありますので、ですから、どんどんこうやって今の時代、電子化が進んでいますので、ほかの事業をなさるときにも気をつけておいてください。当初の予定ではこれだと思っていたら、年度が変わったらごろっと変わっていたということが今の時代はありますので、どうかそういうことを工夫していただくと、結局、積算単価が変わってきます、当然。30分かかることを考えて5分でできるということになると、当然、積算単価自体も変わってきますので、ぜひともそういうことも今後、行政の中で反映していただきたいなと思って一応お話ししました。  質疑なんですけれども、資料7の2ページ目です。期間延長の要件のところなんですけれども、自宅、民間賃貸、公営住宅となっておりますけれども、世帯数はお伺いしていますけれども、これわかるならば人数ですね、1世帯が1人、2人でずっと足した累計が、ここの自宅の部分には何人住んでいらっしゃる、民間賃貸には何人住んでいらっしゃるというのが、わかるならば教えていただきたいと思います。  それと、独居老人、独居老人だけじゃない、単身世帯が幾つあるのかわかるならば教えていただけないでしょうか。  なぜかといいますと、実は熊本地震は御承知のように、直接的な地震で亡くなった方よりも、関連死の方が何十倍も多いという特殊な地震だったわけです。先月もうちの花園で、実は私の町内でなんですよ、亡くなりまして、関連死に当たるかどうかはまだわからないんですけれども、近所の方々から言わせると、地震以降こうこうしかじかで、関連死に近いような状態だったということを、私の耳に入れていただいた方がおられたものですから、単身者には少し、この局でフォローがどこまでできるかは別にして、この局で統計を福祉の方に渡して、こういう人たちが入っていますから、ぜひとも民生委員さんたちの訪問に、ちょっとプッシュしていただけませんかというふうな話はできるわけですから。その辺含めて、今お伺いししましたデータを教えていただければ、わかるならば。 ◎吉住和征 震災住宅支援課長  資料7-3、まず熊本市分だけで人数の問題ですけれども、まずAの1,230、これは世帯でございまして、その中には人数でいきますと2,780名です。そして、Bの延長なし1,281世帯、人数でいきますと2,810人でございます。それと、Cの延長を申し込んだけれどもだめだったという方が132世帯で、人数的には306人でございます。  委員御質問の独居老人世帯が何世帯かというのは、すみません、震災住宅支援課の方では把握しておりません。  そして、このデータにつきましては、復興総室の方と当然共有しておりますので、このデータは全て復興総室、支援型、伴走型とか地域支え合いセンターとかと情報は共有しておりますので、仮にここで延長Bの1,281世帯の方、この方たちは延長なしです。ですから、みなし仮設は延長はございませんけれども、その方たちが今後どうやってしていくのかということも、当然必要となってきますので、その辺は支え合いセンターの方に家族構成から全ての情報を提供しておりまして、共有しております。 ◆落水清弘 委員  突然お伺いして本当に申しわけなかったですけれども、ぜひとも今お話しした情報を提供すると同時に、フォローをしてくださいねというのを、福祉の方から言わせていただきたいんですよ。関連死がこれ以上ふえるというのは余りにも、もう2年ですから。不幸なことですけれども、残念ながらやはり独居の方で、それはどうも高齢者だけではないみたいなんです。こころの電話というところに友人がおりまして聞きましたらば、そこに若い方が地震以降、かけてこられた方が相当おられたという話も聞きまして、やはり相当ストレスを抱えている人は、見えないところで、我々が気がつかないところで、当然ですよね。1人で家にじっとしていらっしゃる方に我々が気がつくはずがないものですから。ですから、気がつく方法は誰かが訪問するしかないわけなので、都市建設局にこれを話すのはちょっと申しわけないんですけれども、連携してその情報提供と同時に、こういう話が委員会であったということをお伝えいただけるとありがたいんですけれども、よろしくお願いいたします。要望ですから、よろしくお願いします。 ○原亨 委員長  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 委員長  ほかになければ、以上で所管事務調査を終了いたします。  これより採決を行います。  議第76号ないし議第97号、議第103号、以上23件を一括して採決いたします。  以上23件を可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原亨 委員長  異議なしと認めます。  よって、以上23件は、いずれも可決すべきものと決定いたしました。  以上で、当委員会に付託を受けた議案の審査は、全て終了いたしました。  それでは、これより行政視察について御協議願います。  委員会の行政視察につきましては、委員派遣の手続が必要でありますことから、調査事項及び日程につきまして、御相談させていただきたいと思います。  平成30年度の行政視察につきましては、正副委員長案として5月14日から16日までの2泊3日の日程で、葛飾区の空家等対策の推進について、札幌市の路面電車事業について、調査を実施したいと考えておりますが、いかがでしょうか。         〔了 承〕 ○原亨 委員長  ありがとうございました。  それでは、そのように決定いたします。  なお、視察先につきましては受け入れ先の都合等もございますので、正副委員長で調整の上、後日お知らせいたします。  協議事項は以上でございます。  これをもちまして、都市整備委員会を閉会いたします。                              午前11時29分 閉会 出席説明員  〔都市建設局〕    局長       肝 付 幸 治    技監       田 中 隆 臣    総括審議員兼都市政策部長        都市政策課長   杉 田   浩             小 路 剛 志    交通政策課長   土 屋 裕 樹    都心活性推進課長 角 田 俊 一    開発景観課長   正源司   繁    震災宅地対策課長 上 野 幸 威    建築指導課長   原   和 義    植木中央土地区画整理事業所長                                 木 下 富 勝    熊本駅周辺整備事務所長         熊本駅周辺整備事務所副所長             田 尻 亮 司             寺 崎 真 治    熊本駅周辺整備事務所副所長       鉄道高架関連整備室長             中 村   孝             上 杉 剛 二    建築住宅部長   下 田 誠 至    建築政策課長   東 野 洋 尚    営繕課長     塩 田 栄一郎    設備課長     山 本 純 一    住宅課長     伊 東 達 也    震災住宅支援課長 吉 住 和 征    土木部長     宅 間 正 一    首席審議員    藤 岡 明 弘    首席審議員兼土木総務課長        道路整備課長   沼 野   猛             緒 方   公    土木管理課長   上 村   亮    用地調整課長   小 畑 茂 生    河川課長     高 永 恭 男    公園課長     佐 藤 武 士    首席審議員兼震災土木施設対策課長    東部土木センター所長             上 田 修 司             米 村 浩 介    西部土木センター所長          富合地域整備室長 磯 田 茂 成             吉 永 浩 伸    城南地域整備室長 平 江 利 也    北部土木センター所長                                 田 島 伊 織    植木地域整備室長 松 村 教 一  〔交 通 局〕    交通事業管理者  西 本 賢 正    首席審議員兼総務課長                                 永 戸 成 佳    電車課長     島 田 裕 士 〔議案の審査結果〕   議第 76号 「都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」           ……………………………………………………………(可  決)   議第 77号 「熊本市都市公園条例の一部改正について」……………(可  決)   議第 78号 「市道の認定について」……………………………………(可  決)   議第 79号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 80号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 81号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 82号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 83号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 84号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 85号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 86号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 87号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 88号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 89号 「同        」……………………………………(可  決)
      議第 90号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 91号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 92号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 93号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 94号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 95号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 96号 「同        」……………………………………(可  決)   議第 97号 「市道の廃止について」……………………………………(可  決)   議第 103号 「工事委託契約締結について」……………………………(可  決)...