議第7号「
平成16年度
熊本市桃尾墓園整備事業会計予算」
議第13号「
平成16年度
熊本市公共用地先行取得事業会計予算」中
保健福祉委員会付託分
議第19号「
平成16年度
熊本市産院会計予算」
議第20号「
平成16年度
熊本市市民病院会計予算」
議第70号「
熊本市国民健康保険条例の一部改正について」
議第71号「
熊本市夢もやい館条例の一部改正について」
議第72号「
熊本市立子育て支援センター条例の一部改正について」
議第73号「
熊本市立保育所の
延長保育事業及び一時
保育事業利用者負担金徴収条例の制定について」
請願第2号「「
さくらカード」についての請願」
請願第4号「
生活保護世帯への
見舞金の存続についての請願」
(2)送付された
陳情(6件)
陳情第1号「「
さくらカード」の無料での存続を求める
陳情」
陳情第4号「
年金改悪に反対し、すべての
高齢者が安心して暮らせるようにするための
意見書提出の
陳情」
陳情第7号「
さくらカード交付手数料の
無料化を求める
陳情」
陳情第8号「
大腸がん検診の
受診率を高めるための
陳情」
陳情第9号「
市立産院の存続を求める
陳情」
陳情第10号「
小規模作業所、
小規模通所授産施設および
精神障害者社会復帰施設の充実を求める
陳情」
(3)
所管事項の
調査
午前10時34分 開会
○
島田俊六 委員長 おはようございます。
ただいまから
保健福祉委員会を開きます。
きのうに引き続き議案に関する質疑を行います。
なお、村上副
委員長より要求がありました
総合周産
期母子医療体制に関する資料については、お手元に配付しておきました。
それでは、質疑をお願いします。
◆
益田牧子 委員 資料で
熊本市の
保育需要調査報告ということをいただいておりますので、中身を簡潔に御紹介いただくことと、この問題が出ました背景ということでは、これから
保育所の適正な配置をしていこうということがあった思うわけです。
今、
認可外保育園で3,000名余りが
保育がされているということもありますし、ある
施設からは、
認可園に向けた
熊本市に対する要請などもされているということを聞いておりますので、この
保育ニーズ調査に基づいた
適正配置、13ページなどを見ますと、
東部地区においてはかなり不足が見られるということもありますので、今後の対応をどうされるのか。
福岡
市など他
都市におきましては、
認可外を
認可にしていく、特に
都市部での
待機児童解消に取り組み積極的に
市としても、そのために応援をしていくという
措置がとられているようですので、今後の方向、
認可化についてのお考えなどもあわせて
お尋ねしたいと思います。
◎重
浦睦治 保育課長 保育需要調査についてでございますが、資料をお配りしていますが、そこの1ページにおいては、
調査の目的あるいは内容というものを記載しております。これにつきましては、先日、部長の方から報告を申し上げたところでございます。
アンケート調査とともに、
人口等の推計をやりまして、今後
保育需要というものがどういうふうに変わっていくのだろうか、こうしたことの
調査を行いました。
今
お尋ねの点のポイントというのは今後どうなるのかということですので、そちらの方に絞りますと、各
校区ごとに、例えば今後どれだけの
保育の
需要があるのかということを出しております。そこに
保育園があるか、あれば、そこでどれだけの
サービス業があるのか、そうしたことでの
まとめをやっております。それを足し上げてきまして
ブロックごとに、例えば東部ではどうか、西部ではどうかということをやっております。
定員については、現在125%の
弾力的運用ということで、そこまでは入所させておりますので、そこの
部分で比較して、例えば
平成17年度ではどうか、
平成21年度ではどうか、そうした比較をやりました。
今、
委員の方から御指摘のように、
東部地区においてはそれでも不足が見えるというようなことが出ております。
今後につきましては、今はあらあらで、
校区ごとでくくっておりますので、そこでの過不足というものが出ておりますけれども、ではこれを
周辺地域まで広げて、例えばここの
保育園にはもっと
流れると、そうしたことの
まとめをやることが今後必要になります。
そうしたことを踏まえまして、この
地域にはやはりこれだけの
供給不足というのが見込める場合に
定員増で対応していくのか、今のところ、ゼロ、1、2歳児というところでは、割と厳しく
基準枠を定めているんですけれど、その辺をもう少し広げて、
入所人員をふやしていくのか、あるいは今お話しになった
認可ということもやはり必要になるのか、その辺の
まとめということを夏ごろまでには出したいと思っております。
◆
益田牧子 委員 この問題は、かなり長い
間論議をされて、そしてかなり本格的な
保育ニーズ調査ということで、その点は評価をしたいと思います。
先ほども申しましたように、
就労している
保護者の
子供たちが
認可外の
施設で
保育を受けているという現状にありましたときに、夏までに結論を出すということですけれども、その中には、かなり
認可を希望されているというところもありますが、そうしたことも含めて具体的に検討されるということになるのか、その点を確認したいと思います。
それと
次世代育成支援行動計画策定の
ニーズ調査の中では、
子供たちに直接聞き取り
調査をするなど、大変ユニークな取り組みがされておりますけれども、この中で
市の
支援策に対する期待が43ページにありますが、
保育に係る
費用負担を
軽減してほしいという声が一番多く出されております。
本市においては、第2子の半額、そして第3子については、同じ
保育園に在籍している場合について対応していただいておりますけれども、その実数、何人に対して第3子が適応されているのか。やはりこういう
調査に基づいて、少なくとも県下、また他
都市などで行われているように第3子
保育料を無料にする、そういう対応に転換をすべきではないかと思いますので、その2点について
お尋ねをしたいと思います。
◎重
浦睦治 保育課長 まず、1点目の
認可外の
認可につきましては、これまで本会議でも、こうした
調査をまずやります。その上で、
需要があれば、
認可を含めて検討いたしますということでお答えいたしております。
そういうことからいたしますと、この中で
地域を確定いたしまして、この付近では新たなものが必要だということになれば、おのずから
認可をしていくというようなことで、これまでの答弁のとおりでございます。
それから、2点目の第3子の
無料化、これにつきましては、例えば第2子を半額にする際に、3歳
未満児と3歳以上児では
保育料が違いまして、3歳
未満児の方が高いわけですが、他
都市の場合には第2子を3歳以上、例えば
保育料の安い方を半額にしますとしておりますが、本市では3歳
未満児でも半額にすることができるということで選択、もちろん
負担の少ない方を選択なさいますが、そうした形での
優遇措置をとっております。そういう面においては、他
都市に比べても遜色ないのではないかと考えております。
それからまた、
保育料の
軽減率につきましても、国の定めでは
保護者が3分の1ですから、約33%いただくところですが、22%をいただいて、11%の
軽減措置をしております。したがいまして、第3子ということに関しましては、
保育料全体をどうするのか、そこを考えた上で判断するということになります。
各
階層ごとの人員は第3子以降が3%でございます。それから、第2子での
軽減をやっているのが23%、第1子が74%ということになっております。
◆
益田牧子 委員 保育料の
軽減措置については、長い
間上限を据え置くとか、第2子も
軽減するということがあるにもかかわらず、
市の
支援に期待する声ということでは、
軽減を求めているというところに着目をした、これからの
具体化ということが望まれるのではないかと思います。
それは、
認可外に対する
助成措置も含めて検討されるべきだと思います。決算の折にも、せっかく決めた
認可外への助成が半分ぐらい使い残しがあったということで、大変残念だという指摘をして、これについては市民の
皆さんの反響などもありましたので、具体的な
手だてをとるのとあわせて、せっかくとった
アンケートを今後の計画や
予算の
措置にも反映をしていただきたいと思います。
それと、
認可の問題については、ずるずる先延ばしをするのでなく、具体的な
子供たちの処遇の改善や
保護者の
負担の
軽減ということにもなりますので、夏までのということでありましたので、そのころまでにはぜひ結論を得ていただきたいと要望しておきます。
○
村上博 副
委員長 23ページに
知的障害者の
社会福祉施設整備助成ということで上がっている中で、
入所更生ということで、1億4,700万円と9,700万円が上がっているわけですけれども、どういうふうなことなのか内容を説明してください。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 社会福祉法人明徳会の
入所更生施設ということで、デイサービスとあわせて出ておりますけれども、これは昨年度からの
継続事業で
北部地区につくっております。
定員50名の
施設でございます。
それから、
社会福祉法人の
熊本市手をつなぐ
育成会入所更生施設ということで、9,786万円をお願いしているところでございますけれども、これにつきましては、現在
定員30名で運営しておられますけれども、20名の
定員増ということで、これは昨年、私どもの
社会福祉施設整備審議会でも承認いただきまして、今回
予算をお願いしているところでございます。
○
村上博 副
委員長 継続事業ということで、
明徳会への1億4,700万円の使い道というのは、新たに建物か何かつくるということですか。それと、
育成会の方は20人
定員をふやすということで、
施設建設助成ということなんですか。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 明徳会の方は、単
年度事業でなくて2カ年
事業でございますので、こちらの方は
先ほど継続という形で御説明した次第でございます。
それから、手をつなぐ
育成会につきましては単
年度事業ということで、今年度国の
補助事業の協議をさせていただくようになっております。
○
村上博 副
委員長 皆さん御存じのように、
措置費から
支援費に変わりましたけれども、こういうふうな
入所施設に対しては、
継続も含めてこれだけの
予算が使われていますけれども、入所していた
人たちが、
支援費に変わって、何名ぐらい
地域で
生活をするようになったのか、数字があったら出してください。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 施設から出て
地域生活をされている方について、ここでは詳細を把握しておりませんので、後ほど御報告させていただきたいと思います。
○
村上博 副
委員長 それでは、具体的な数字は後でお聞きするにしても、かなりの方が
施設を出て、
地域での
生活を始めたと理解してよろしいですか。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 その
部分につきましては、基本的な
受け皿の
整備の問題がございますので、その
部分についてどのような形で
施設から行っておられるかを調べないと、ここで詳細に申し上げることはできかねます。
○
村上博 副
委員長 そうなんですよね。
受け皿をつくらないと、
施設から
地域へ帰って暮らすということはできないんですよね。
すると、この
入所更生の方に何億円という
予算が使われている。では、
支援費の目的というのが、一人一人が生き生きとした人生を暮らせるために、一人一人に
支援をするということで、これまでの
措置から契約へというふうに大きな
福祉の
流れの変化があったわけなんですけれども、ではそちらの
受け皿をつくるための
予算というのは、このぐらいの規模の
予算で何をしたのかというのを今回の当初
予算の中で教えてください。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 受け皿の
施設としては、
グループホーム等が考えられますけれども、一つは、昨年の
施設整備審議会で認めていただきました分が完成しつつございます。そのほかに、ここに直接
予算として上がってきておりませんけれども、昨年の
審議会で、知的の方の
グループホームが2
施設、それから
精神障害関係でも2
施設の設置の
認可をいただいておりますので、それに基づいて国と
予算協議をしてまいりたいと考えております。
その
部分について、国で採択いただければ、次の
補正予算でお願いしていきたいと考えております。
○
村上博 副
委員長 私はこれまでも何度も言ってきましたけれども、
委員の
皆さんにもぜひ御理解いただきたいんですけれども、
知的障害者の
人たちが
地域で暮らすというとき、
グループホームがあれば暮らせるという意味ではないんですよ。私は3点セットというような形で
一般質問で言いましたけれども、
地域で
生活するのを
支援する司令塔みたいな部署があって、そして住む場所である
グループホームとか、それは一般のアパートでもいいわけですけれども、そういうのがあって、さらに昼間何をするのか、働ける人は
一般企業に就職をして、あるいは
小規模作業所に通って、あるいはもっと重度の人は
通所授産に通ってというふうに、いろんな形態があってしかるべきなんですけれども、そういったものも含めたところの
受け皿というものを計画的に
整備していかないと、これは
施設から
地域へという
流れにはなっていかないわけなんです。
それが見えないから、あえて今みたいな御質問をしたわけなんですけれども、これは
局長に
お尋ねしないといけないわけですけれども、いつそれを切りかえるんですかというのを、去年も
お尋ねしたんですよね。新たな
入所施設に
建設助成金1億6,500万円が去年の6月に計上されました。そして、
継続という形と、また新たに
定員をふやすという形で入所型の
予算がついていく。
私の知り合いの
女子大生が
結婚式場にアルバイトに行った。何百というテーブルにナイフとフォークをきれいに並べていく作業、こういうことなんかは
知的障害の
人たちに絶対できる。そういう
仕事を探す努力というのを今
社会はやっているんだろうかというふうに、大学生から私は言われましたよ。
去年、伊達
市で
知的障害者を雇っているところの
食品加工の会社の社長さんが自信を持って、製造するような会社だったら、
知的障害を持った人が働ける工程は必ず一つや二つはあると、自信を持って言われました。そこではもう6名採用されていたわけです。そういうふうに、おたくの会社ではこういう
仕事だったらできるのではないですかというような形でのジョブ・ディベロッパー、形としては
熊本にはあるわけです、ハローワークに。
ところが、それが実際の就職につながっていないし、定着にもつながっていない。そういったことにきちっと目を向けて、しっかり
熊本の
地域で暮らすということに対して
予算を振り向けていくというものがないと、今から先もどんどん続きますよ。一
たん施設をつくったら、
施設の
老朽化に対してそれを改修するための
予算としてまた何千万円とか、そういうふうな
流れというのを断ち切れないですよ。そういうことも含めて
局長に
お尋ねしたい。
◎
田中亮子 健康福祉局長 先ほどの課長のお答えでは十分でなかったところがあると思いますが、いわゆる
施設から
在宅へという動き、これはもう国の方もとっておりますし、私どももそれに向けて、
まちづくりのところにも
在宅生活支援ということを
障害の
部分でも大きく掲げております。
それができるためには、今おっしゃったような、いろんな充実をしなければならないところが出てきているということも認識しておりまして、本年度につきましては、
先ほど申しました
施設整備だけでなく、
障害で
在宅でいらっしゃる場合に通っていく
作業所なり、
ホームヘルプも含めたいろんな
支援、そして最後におっしゃっいました
就労については、
就労の
センターを一つ持つということで、新しく
予算に上げたりしまして、その方向への転換を図れる
手だてを順次行っているところでございます。
新規事業でも
障害者就業生活支援センター事業も、
市としてきちっとこれをしていきたいということで上げておりまして、
委員のおっしゃったとおりの
方向性は持っているところでございます。
○
村上博 副
委員長 今もろもろの言われたことが具体的な形で、
地域で暮らす
人たちが、数としてふえていくということにつながっていない、見えてきていないということなんです。
例えばその上に、
知的障害者の
運転免許取得の経費として10万円の5人分とあります。こういうふうにしてぽんと上がってくるけれども、伊達
市で私が尋ねた会社では2人が
免許をとりましたと。働きながら、その中で車の
免許が必要になる、配達に利用できるようになるとかという形で、
日常生活の中で、
仕事に
免許が必要になるということで
自動車学校に行くというような自然な
流れで
免許を取るというのと同じような形の中で出てこないといけないのだけれども、こういうふうにしてぽんと出てきた場合に、それが本当に消化できるのだろうか、あるいはそれを待っている
人たちがどれだけいるのだろうかとか、本当に5人で足りるのだろうかとか、いろいろあると思うんです。
そこら辺のところが、まだ
熊本市としてはしっかり本腰定まっていないと思っています。だから、来年度の
予算に向けて、この
流れがはっきり変わったかどうか。
在宅の人数が余りにも多過ぎる。
在宅の人数が多いということは、親御さんが自分が死んだ後、この
子たちはどうなるのだろうかということで、もっと
施設をつくってくださいという動きになりかねない。それは、行政が、
社会が、いや、大丈夫ですよ、
社会としてきちんと受けとめて、生き生きと人間らしい
生活ができていきますよという
受け皿をきちんと示せないから、潜在的な
施設待機者が減らないということになるのではないですか。そこだけお聞きしたい。
◎
田中亮子 健康福祉局長 確かに
施設を希望される方もあるというのは現実でございます。それは、やはり
委員おっしゃったように、介護をする人がだんだん年をとってこられるとか、いろんなことがあろうかと思いますが、その中で、そうではなく、
在宅介護がちゃんとできるんだ、あるいは
就労ができて、自立に近いことができるんだということを示していくというのは本当に必要だと思いますし、今望まれていることだと思っています。
いろんな施策を順次やっていく中で、
皆さんに御理解いただき、本当に実感していただくようにならなければいけないと思って、今でもやってきましたし、これからもやっていくところでございますので、認識を同じにして、そのような方向をとらせていただきたいと思います。
◆満
永寿博 委員 私も
在宅ということは、非常に今重要になってきていると思っております。
在宅福祉は本当に最
重点課題としてやってほしいと思っております。
ただ、病院に現在入院されている方々は、治療の
必要性がない方もいますが家にほとんど帰されない。こういった寝たきりの方々は現実にいっぱいおるんですよ。そういった方々は、どうしても
施設に入らなければしようがない。ただ、
熊本市はどれだけの
福祉の
施設を持っているかというと、調べなければわからないけれども、私が県の方にいたころは、非常に
熊本市からの
入所者が多かったんです、郡部に対しての。特に益城とか、天草とか、
熊本市出身がかなり多いですよ。
そういった
ニーズに合わせて、ぜひひとつ
施設の
整備をお願いしたいと、私は思っております。
◆
田尻善裕 委員 シルバー人材センターの件なんですけれども、
シルバー人材センターの
皆さんにはいろんなことでお世話になっていますけれど、
派遣職員人件費が上がっていますが、これは
市から何人か行っているということで認識してよろしいのでしょうか。
◎
吉村一道 高齢保健福祉課長 現在、
市の
派遣職員として1人行っております。
◆
田尻善裕 委員 1人分の
人件費ということですね。
シルバー人材センターというのは、
市から職員が出向しないと維持ができない組織なんですか。それとも、今後引き揚げるとか、そういう計画はあるんでしょうか。
◎
吉村一道 高齢保健福祉課長 派遣職員につきましては、
高齢保健福祉課の方で
派遣云々ではなくて、
人事課サイドで考えていくことだろうと思うし、
シルバー人材センターというのは、いわゆる
地方公共団体としまして、国も
支援しますし、
地方公共団体も
支援する、そういう形での
派遣職員と考えております。
◆
田尻善裕 委員 ちょっとよくわからなかったんで、
局長、お願いしていいですか。
◎
田中亮子 健康福祉局長 この
センターは、大変大きな
仕事をしておりまして、高齢の
部分に関しましては
高齢者の
就労ということ、あるいは
就労イコール元気づくりもありまして、大変活発になさっているところでございます。これまでは一緒に考えなければいけない、あるいはノウハウを持っていくということもありまして、
派遣職員を置いてきたと理解しております。
大変有効に働いてはおります。しかし、今後の外の団体に対しての派遣というのは、これからはまた考えていかなければならない問題だと思っております。
◆
有馬純夫 委員 認可外保育に関しての質問なんですけれども、15年度の
予算で、
健康診断の
予算ができてきましたが
減額補正となりました。その理由と、今後の対応。
もう一つは、今
待機児童がどのぐらいいるのか。4月から
仕事が始まる方の要望の中で、4月に入れられるという枠が狭くなってるのではなかろうかという話がありますので、その点についてもお願いします。
◎重
浦睦治 保育課長 認可外助成の
健康診断につきましては上限13万7,000円ということで、1カ所についてやっておりました。ところが、例えば
園児数が10人だといったところでは、
健康診断を受けても240円掛ける12ということで単価が非常に安くあがりました。13万7,000円の内訳としては、例えば1年間を通しての
健康相談業務もいいんですよとしていたんですが、その辺の説明が十分に伝わっていなくて、活用されなかった。したがいまして、13万7,000円の枠いっぱい使わない結果が、平均9万円ぐらいとなりました。したがいまして、もっと活用してくださいということでの内容の十分な説明が必要と思っております。
そうしたことをやればということで、16年度の
予算につきましても、
施設数それから
対象人員に見合った額のものを要望しております。
2点目の
待機児童でございますけれども、現在でまだ集計はできておりませんが、申し込み者数で第1次選考を1月の末に行います。そうした時点での申し込み数を比較しますと、昨年度の申し込みよりも今年度166人増加いたしました。その分きつくなると見られるんですが、一方、面積等に余裕があれば、
定員増ということをやります。それが156人ございます。4月初めで15%の
弾力的運用ということができますので、15%を掛けますと179人は入れるということです。
ですから、166人申し込み者はふえましたが、179人の枠が広がるということでいけば、昨年度の4月1日の
待機児童が26人でございました、国に報告する
待機児童が。その分は幾らか下がるぐらいで推移するのではないかと思っております。
◆
有馬純夫 委員 認可外の方はしっかり説明をしていかないと、せっかくの
予算が本当にむだになると思います。これはしっかりお願いしたいと思います。
◆
田尻善裕 委員 今の無
認可保育園では説明不足があったのではないのかということで、これから積極的に説明していきますという、先日の
委員会でも発言があったんですけれども、41ページには難病特別対策
事業経費というのが上がっています。その説明については、難病の方々に対してもっと積極的にやるべきではないかと思うんです。申請があって、いろんな補助とかがあると思うんですけれども、申請があってからではなくて、関係する方たちにも、もっとこういう補助がありますよという形で積極的に
支援をしていただきたいと要望させていただいておきます。
◆
益田牧子 委員 陳情もありました
小規模作業所の助成
予算の増額の問題で、
陳情の中でも、せめて中核
市並みにというようなことがありました。それで、
委員会の説明資料の中では、担当課としては
知的障害者の
小規模作業所の増額ということで要望されて、これが認められなくて、再検討を行うということになっております。
陳情者も言われましたように、国の補助金、補助率をカットする
流れもありまして、大変現場でも困っているということもあります。
大分
市あたりでも500万円という形で、これまで大変少なかったのを増額をするということもありましたし、長崎
市でも500万円、鹿児島
市でも10人以上は519万円というようなことになっているようですので、
先ほど村上副
委員長の方からもありましたように、
地域で
障害者の方々を支えていくという意味では、
小規模作業所が持っている意味というのは大変大きいと思いますので、他
都市の状況、また今の実態ということからも、この増額についてはぜひ努力していただきたいと思いますので、担当課の認識を
お尋ねしたいと思います。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 委員おっしゃるような、全国的なレベルで考えていきました場合に、本
市ばかりではなくて
熊本県全体も非常に低い規格で今助成をしております。
今お話がありましたように、
在宅生活支援ということから考えてまいりますと、当然助成をしてまいらなければならないわけでございますので、今後とも増額に向けて努力をしてまいりたいと思います。
○
村上博 副
委員長 290万円という
小規模作業所への助成金というのは、何年間続いていますか。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 私の知るところでは、たしか
平成8年から、この金額の運用がなされていると承知しております。
○
村上博 副
委員長 そのときに増額されたということですか、290万円に。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 たしか中核
市に移行したときに、
熊本市が助成する形をとっておりますので、増額してあると思います。
○
村上博 副
委員長 その間は一度も上がっていないということですね。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 はい。
◆
益田牧子 委員 原課でもこれは何とかしなければならないという認識を持っていらっしゃるということですので、村上副
委員長の方からお話があったように、こういうものについては、やはり最優先的な課題としてぜひ取り組んでいただきたいと思います。
障害者の問題との関連もありますけれども、介護保険、高齢
福祉との関連で、今
地域で支える力が大変弱くなっているということで、特に
高齢者の場合、介護保険料は納めて特別養護老人ホームの待機を長い間しているということがあるわけです。
それで、
熊本市の今の待機者の実態、またこの分野では、国の方が
新規事業の
予算枠を小さくするとか、補助率を削減するということで、各市町村ではなかなか計画が進まないという状況があるようですけれども、本市の場合、年に1
施設50床というような計画を立ててありますけれども、その進捗状況について
お尋ねをしておきたいと思います。
◎
吉村一道 高齢保健福祉課長 特別養護老人ホームの待機者につきましては、現時点で300人から400人ということで考えております。詳しい
調査については、また今後やっていきたいと考えております。
それと、特別養護老人ホームにつきましては、
委員おっしゃいますように、年次計画で大体1年間50床あたりで計画を立てておりますが、現時点の進捗状況につきましては計画どおりということで、現供用数が21
施設、1,272床となっております。
◆
益田牧子 委員 かなりアバウトな数字で待機者の数を答えていただいたわけですけれども、やはり実態を把握する。そして、そういう方々の介護に対する悲鳴にも似た声もあると思いますし、かなり財政的な
負担も大変ということで、他
都市においては
在宅での介護を
支援する、合志町あたりでは年間に18万円でしたか、そういう形で助成などもされております。具体的な実態を把握して、そういうことも含めた
手だてをお願いしたいと思います。
それと、介護保険に関連してですけれども、これもゼロ査定になった分野で、低所得者の介護保険料の減免ということを担当課が提案をしていただいて、これについてはゼロ査定ということでありましたけれども、次の計画の見直しでという中身になっているようですけれども、こういうものについては、補正の段階でもぜひ実現をしていただきたいと思いますので、その取り組み状況について
お尋ねしたいとお思います。
◎木村正博 首席保健
福祉審議員兼介護保険課長 利用料の減免のお話でございますけれども、幾つか検討すべき項目がございます。
一つは、制度の根幹にかかわることでございますが、介護利用の1割を利用者が
負担し、残りの費用を公費と保険料で払うという仕組みでございますので、そのうちの利用料を減免した場合の財源の問題、財源をどこに求めるかという問題がございます。
それから、現行の制度の中で、所得に応じた支払いの上限が定められております。それから、法施行前から
ホームヘルプを使われている方につきましては、16年度までではございますが、
軽減の
措置がございます。こういう低所得者に対する一定の
軽減の
措置が今講じられているということもございます。
あわせまして、現在、法改正の論議が非常に国で盛んにやられております。その中でも、保険者でございます市町村の立場からいたしますと、低所得者のあり方を根本的に考えてほしいという強い声を上げております。この辺の推移を見守る必要もございます。
そういうことを総合的に考えまして、16年度の当初ではゼロ査定になったものと考えておりますので、今後国の動き等も見きわめながら、検討を続けてまいりたいと考えております。
◆
益田牧子 委員 いろんなものをかなり見切り発車をして
負担増や敬老お祝い金
事業の削減ということがされる中で、私は原課がこういう形で
予算要望されたということは大変評価をしているわけです。当然国の動きということはありますけれども、自治体独自で財源を組んでやるとか、そういう待ったなしのような状況の中で、ぜひ積極的な対応をお願いしたいと、これは要望をしておきます。
○
村上博 副
委員長 23ページの
社会福祉法人恵熊会への業務省力化と、これは熊延観光に何か揚げ物の機械をということでしたけれども、これはほかのとこからの申請があった場合でも助成をするという制度にのっとったものなんでしょうか。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 市の補助要綱にのっとったものでございます。
福祉工場等で機械とかを購入する際に助成制度がございますので、それに基づいて助成の申請をしたいということで
予算化をお願いしているものでございます。
○
村上博 副
委員長 これは、働く人が楽になるからということが助成の目的になるわけですね。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 働かれる方が使いやすいとか、そういった
部分は含まれてくると思います。今回申請をしておられる分についてはそういう作業のしやすい
部分も含まれているかと思いますが、それ以外にも今使っておられる機械の能力が落ちてきている。そういった関係での買いかえの要望でございます。
○
村上博 副
委員長 41ページに精神
障害者の居宅
生活支援等の経費で、ホームヘルパー派遣補助というのが1,000万円上がっていますけれども、これにはピアヘルパーとか、そういう人の派遣とかいうのはどうでしょうか。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 精神に
障害のある方の場合は、話を特にお聞きするというのは大事な
部分でございますので、家事援助とかそれから買い物に一緒に行ったりとか、そういう中で十分話を聞いて差し上げて、その方の
日常生活を
支援していこうというものでございます。
特にピアの
部分だけというのは、承知しておりませんけれども、十分そういう話し相手になるというのは大事な
部分だと認識し、ヘルパーの派遣を行っております。
○
村上博 副
委員長 精神
障害者の方で1人でもヘルパーさんはいるんですか。
◎
島村徳昭 障害保健福祉課長 現在ヘルパーさんの中におられるかどうかは、資料を持っておりませんので、後ほど報告させていただくということで、よろしいでしょうか。
○
村上博 副
委員長 人口が
熊本の半分の大阪の
豊中市では、はっきりと精神
障害者の方をピアヘルパーと位置づけて、3年前、6人いらっしゃいました。そういう養成
事業もありました。要望にしておきますけれども、
熊本市でも、さっき課長は話を聞くだけでも大変重要だとおっしゃいましたので、ピアヘルパーの養成ときちんとした制度化、そういったものを今後ぜひ検討していっていただきたいと思います。
◆
益田牧子 委員 一般質問でも言いましたけれども、独鈷山での霊園開発の件で資料も出していただいて、経過については
委員会の冒頭で説明をいただいたわけですけれども、事前協議が終わったということで、工事が既に着工されるということになっているわけですけれども、
認可がされました3月10日の時点で、地元からも意見書であるとか嘆願書という形で出されて、
委員会の説明では、十分
市としての説明責任は果たしたということでありましたけれども、現にそこに住んでいらっしゃる地元の方々が、まだ大変不安を持っていらっしゃるということがあるわけです。あそこの山自体が県の急傾斜崩壊危険箇所に指定をされており、その上部の開発、しかも池上小学校などががけの下にあるということから考えましたときに、地元、開発をしている
事業者、
市も中に入って、まだまだ十分な説明責任を果たすということが私は必要ではないかと思います。その点について、
お尋ねをしたいと思います。
市としてもうこれで終わりということになるのか。
それと、補正のときに求めましたけれども、この間現地に行ったときに、今度の計画地でない道路の下のところまで、既に買収の話があっていると地権者の方から具体的に話を聞きました。小さい開発を立て続けにするということではなく、
市としては全体像をつかんで、それに対して具体的な安全の確認ということをすべきではないかと思いますので、その2点
お尋ねします。
◎池田光康
生活衛生課長 先日の御報告の中でもいろいろ経過を申し上げましたけれども、地元への説明会あるいは文書での回答などを通しまして、地元には十分説明をしたところでございます。
ただ、今お話がありましたように、
地域の中で不安を持っておられるという方がいらっしゃるというのも事実でありまして、これを私どもは重く受けとめております。
現在、お話がありましたように、地元から質問状が届いておりまして、これの回答を行うという中で、
地域の方々の不安の解消に鋭意努めてまいりたいと思っております。
それから、全体像ということでございましたけれども、まだ申請者の方でも
地域全体の開発をどうするかという全体像を持っているわけではございませんで、構想としては聞いておりますが、そういう段階でございますので、私どもとしても霊園の開発計画全体に基づいた指導ができないという状況でございます。もちろん計画が明らかになりまして、事前協議書として提出になりますならば、申請者に対しまして、地元への説明会等々を指導、指示してまいりたいと考えております。
◆
益田牧子 委員 この財団は、経過の中でもありましたように事前協議ができない。その理由は、大変ころころ変わって、信義則に劣るというようなことがあるわけですから、今おっしゃいましたようにこの
事業計画の全体像がつかめないということではなくて、文書によって今後の計画についても聞いて、地元での説明会をして、ルールづくりもしていくということがないと、せっかくつくった条例の精神を没却するというようなことに、みずからがかかわることになると思います。この点では条例の精神が生きるか死ぬかというような大変大事な節目であると思いますので、十分な話し合いをぜひ持っていただきたいと思います。
◆竹原孝昭
委員 市としては、すべての書類がそろえば何も拘束力はないわけでしょう。さっき重く受けとめている、対応すると言われましたけれども、その限界があるわけでしょう。
◎池田光康
生活衛生課長 事前審査を行いますときに、事前協議で求められている
地域の同意と申しますのは、200メートル以内の同意ということでございます。
ただ、独鈷山につきましては過去の経緯もいろいろございましたものですから、
地域への説明会を指示したというところで、なるだけ多くの方々の理解を求めるということでそうしたわけですけれども、事前協議を終了するという要件にはその点は入っていないというところでございます。
◆竹原孝昭
委員 ですから
市としても、これは益田
委員が言われるように、この墓地計画がどういう形で始まって今日を迎えたかという経緯を重く受けとめて、条例とか、そこまでいかなくても、やはり市民が納得するような、こんな不信感を抱くようなことではいけないと。
そういうことで、しっかりと行政指導をしながら、そしてみんなが十分理解のできるような計画に持っていくように今後、あなた方、努力してもらわなければいけない。それを強く要望しておきます。
◆満
永寿博 委員 今、竹原
委員が総括的に言われました。私もそういう話をしようかなと思ったんですけれども、それと、もう一つは、用地を買うときになぜ反対しなかったのか、そういったこともちょっと疑問に残るんです。今ごろになって、防災上とか、環境上とか、そういったものはもうクリアしているわけでしょう。何で前もって反対しなかったのか、それをちょっと疑問に思うんですけれど、どうですか。
◎池田光康
生活衛生課長 これはまだ土地は申請者のものでない段階での申請ということでございます。指導につきましては、関係15の課がございますので、連携して指導していきたいと考えております。
◆矢野昭三
委員 これ霊園ですから、みんな世話にならないといけない、私が一番早いかもしれないけれども。ただ、何でがたがたもめるのかな。これはやっぱり用地買収のときには感情論で、一人の反対が百人に聞こえてしまうんです。アメリカのアーリントン墓地行ってみなさいよ、観光なんだよ、バスで行ってね。それぐらいやっぱり文化の違いもありますけれどもね。ただ、
熊本市の中で一極集中というのはよくない。かつて龍田だけにあったときには、みんな墓参りで、帰りには交通事故につながることもあったから、今度は東西南北ぐらいにあったら僕は一番いいと思うんですよ。
独鈷山で災害がどうのこうのという、それはもう最初からわかっておった、学校まであるということは知らないけれども、何でそんながたがたするのかな。この周辺に住む
人たち、あそこにできてもらいたいという人も僕はおると思うんですよ。一番墓参り便利なんだもの。
そういう問題もやっぱり行政というのは考えるべきなんです。ただ、一部の反対云々の問題だけで、さっき竹原
委員が言うような形の中でやるべきで何で最初から反対しなかったかと、また昔に返るわけにはいきません。もう一応クリアして実行段階に入るわけですから、しかし、もろもろの問題についてやっぱり
市は責任がありますよ。益田
委員が言うような問題が発生したときは、責任があるわけですから。
私も幾つかあったんだ、要望が。シルバ−の問題については、前の志摩院長さんは言いよった。お年寄りはとにかく
仕事があることが一番いいんだと。一番いいのはシルバー人材でどんどん活動することが一番いい。目的があってすることが健康のもとだというんです。そういうことですよ。
だから、大いにこのシルバー人材という問題について、
局長、もっと考えていただきたい。今2,000人ぐらいおるらしいけども、私のところに草取りやいろいろなことで来るんです。年を聞いたら70幾つとか75ぐらい。元気ですみんな。そういう方がやはりあちこち活動していると思うんですけれども、シルバーについてはもっと活用して、これから病気しないようにどうするかということを我々は考えるべきだと思うんです。
先ほどのグランドゴルフなんか大いにやらせないかん。いいことなんです。ただ、あなた方の計画の説明がまずかっただけだから、そういうことを申し上げておきます。
また、食肉
センターの問題もあるんですけれども、もうこれとどめましょう。これからこの
委員会が一番質疑が多いと思うんです。少子高齢化から
障害者から全部ある。そういうことで、質疑の内容を考えませんと時間的な配分を考えて、
委員長、やってくださいよ。でなければ、みんな質疑したいけど質疑できない人も出てくるから。
ここには団長さん、副議長もおるわけ。新しい議員さんは一生懸命やろうと思うけれども、何にもしゃべれないではないか。
○
島田俊六 委員長 それでは、議事の都合上、休憩いたします。
午前11時35分 休憩
────────────
午後 0時42分 再開
○
島田俊六 委員長 ただいまより
委員会を再開いたします。
グランドゴルフ場用地取得に関しましては、
委員の
皆さんから意見があるようですので、発言をお願いします。
◆矢野昭三
委員 きのうからグランドゴルフ場につきましては、それぞれの
委員から質問があっております。用地買収については認めるが、
整備については、凍結し、全庁的にやってもらいたいというみんなの意見でございますし、そうあるべきだと思います。
同時に、起債の関係もございますので、これは総務
委員会で諮っていかなければなりません。この
委員会は
委員会として、そういうもろもろの問題を含めて
委員長の方でひとつ御配慮いただいて、説明願えれば同意したいと思います。
○
島田俊六 委員長 それでは、
委員長として、きのうからの議論を
まとめましたので申し上げます。
グランドゴルフ場の
整備については、その
必要性を認めるものの、今回
予算計上されているグランドゴルフ場
整備経費については、用地購入そのものは認めるが、同地に直ちに建設することは認められない。したがって、あわせて
予算計上されているグランドゴルフ場としての上屋の
整備関係の経費については
予算執行を凍結し、早い時期に
減額補正すること。また、土地購入に当たっては、財源として予定している地方債を一般財源に組み替えることを前提として、本
予算案に賛成する。この財源の組み替えについては、総務
委員会に処置を要請する。
委員の皆様、これで御異議ありませんか。
◆
益田牧子 委員 4億5,000万円の老人
福祉費については、私どももいろいろ、この間のなぜこういうことに至ったのかということについても解明が必要と思いますので、同意をします。
保健福祉委員会に付託を受けている全体
予算については、きのうから論議をしておりますように、
さくらカードのプリペイドカードによる有料化であるとか、敬老お祝い金
事業の縮小とか、いろいろ問題がありますので、その点については反対の立場ですけれども、今
委員長から提案されたことについては私たちも賛同したいと思います。
○
島田俊六 委員長 私の提案について御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
島田俊六 委員長 御異議なしということで、
保健福祉委員会の総意として総務
委員会の方へ要請いたします。
それでは、これより採決を行います。
まず、議第4号、議第6号、議第7号、議第19号、議第20号、議第70号、議第72号、議第73号、以上8件を一括して採決いたします。
以上8件を可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
島田俊六 委員長 御異議なしと認めます。よって、以上8件は可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第2号中当
委員会付託分、議第3号、議第5号、議第13号中当
委員会付託分、議第71号、以上5件を一括して採決いたします。
以上5件を可決することに賛成の
委員の挙手を求めます。
(賛成)
村上博副
委員長、竹原孝昭
委員
田尻善裕委員、
有馬純夫委員
満
永寿博委員、矢野昭三
委員
宮原政一
委員
(反対)
益田牧子委員
○
島田俊六 委員長 挙手多数。よって、以上5件は可決すべきものと決定いたしました。
次に、請願第2号、請願第4号、以上2件を一括して採決いたします。
以上2件を採択することに賛成の
委員の挙手を求めます。
(賛成)
益田牧子委員
(反対)
村上博副
委員長、竹原孝昭
委員
田尻善裕委員、
有馬純夫委員
満
永寿博委員、矢野昭三
委員
宮原政一
委員
○
島田俊六 委員長 挙手少数。よって、請願第2号、請願第4号、以上2件は不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で、当
委員会に付託を受けました議案の審査はすべて終了いたしました。
これをもちまして、
保健福祉委員会を終わります。
午後 0時49分 閉会
出席説明員
〔健康
福祉局〕
健康福祉局長 田 中 亮 子 局次長 宗 村 收
健康政策部長 小 畑 寛 治 首席衛生審議員 工 藤 良 一
保健
福祉部長 菅 野 隆 明
福祉事務所長 鳩 野 敬
首席保健
福祉審議員兼
地域保健
福祉課長 首席保健
福祉審議員兼介護保険課長
古 川 孝 木 村 正 博
衛生部長兼保健所長大 塚 博 史 首席衛生審議員 淵 邉 利 夫
指導監査課長 三 浦 直 樹 健康
福祉政策課長 甲 斐 節 夫
国民健康保険課長 外 村 聖 治 保険料収納課長 中 山 弘 一
国民年金課長 迫 俊 彦 中央保健
福祉センター所長
山 田 克 憲