高知市議会 2018-12-05 12月05日-01号
春野地域における農業集落排水事業につきましては,地域の生活環境の改善や農業用用排水の水質保全等を図ることを目的として,旧春野町時代の平成5年に西畑地区で事業に着手し,現在,6地区5処理場で事業を行っています。
春野地域における農業集落排水事業につきましては,地域の生活環境の改善や農業用用排水の水質保全等を図ることを目的として,旧春野町時代の平成5年に西畑地区で事業に着手し,現在,6地区5処理場で事業を行っています。
このために,豪雨時に土砂が雨水と一緒に流れ出て,西畑地区は,こちらになりますけれど,左のほうですけれども,ここが,左側のほうが,谷になっておりますので,この水が一気にあふれ出て西畑地区に流出して,この左側の畑,田んぼを襲ってしまうということが懸念をされておるわけです。
中でも,仁淀川の左岸に位置する西畑地区は古くから施設園芸野菜の栽培が盛んな地区で,平成10年に県営圃場整備事業が完了し,農用地の高度利用が図られ,キュウリの施設園芸ハウスの栽培面積は春野地域でもトップになっております。
このうち農業振興では,農業の基盤整備として,春野広域農道の整備工事を実施するとともに,春野町仁ノ地区の排水対策として,新たに整備する排水機場の用地測量,実施設計等に取り組み,西畑地区では湛水被害の軽減に向けた調査,検討を行いました。
まず,春野町の仁ノ地区,西畑地区の排水対策について申し上げます。 仁ノ地区につきましては,土地利用等の変化に伴う湛水被害を受けておりますので,増設する排水機場の基本設計を完了させ,平成27年度からは用地測量及び実施設計を進めます。 西畑地区につきましては,仁淀川の高水位時には堤防のりじりからの吹き上げ現象や水門の閉鎖により,湛水被害が発生している状況となっております。
次に,西畑地区の浸水対策について伺います。 写真をごらんください。上段が,これも台風11号の翌朝の写真です。かなり広範囲で浸水をしております。下段が通常の位置です。右端の上のほうに白い建物が見えますが,これが西畑の排水機場です。 これも同じ西畑地区です。手前の木が写っているところが西畑の排水機場の敷地です。上がかなり浸水した状態を撮った写真で,下が平常の状態です。
まず,設置数でございますが,従前の避難路,避難場所,また避難誘導灯などの整備につきましては,市から補助を受けて自主防災組織がみずから整備を行っておりましたため,本市が直接設置したものは平成24年3月に春野町西畑地区の避難路,避難場所に設置した4カ所だけでございます。 なお,避難誘導灯の管理につきましては,基本的にそれぞれの自主防災組織で管理をしていただくこととなっております。
また,津波防災対策では,筆山への避難路整備を行うとともに,春野町西畑地区の4カ所に避難誘導灯を設置したほか,三里地区をモデル地区とした津波避難計画を策定しました。 津波避難ビルの指定では,新たに71施設を指定し,平成23年度末で77施設79,717人の収容を可能にするとともに,各地域の津波避難計画策定に向け,山間部を除く地域の標高を詳細に表示した標高マップを作成しました。
◆(深瀬裕彦君) それでは次,これは仁ノと隣接しております西畑地区の写真です。撮影が2007年7月15日,これも激しい雨が降った翌日の写真です。上の写真ですが,道路は一部冠水,ハウスは完全に冠水しています。このときはビニールハウスもビニールも張ってないようで,作物も植わってないようですから被害はなかったようですけれども,このようなことがたびたびあっています。
国直轄の仁淀川堤防本市側の最下流,仁ノ,西畑地区におきましては,堤防冠水断面が大きく前進しておりますし,県工事におきましても,県道南環状線バイパス工事が今月25日に開通の運びとなります。また,県道春野赤岡線,県外観光バスのドライバー泣かせの通称文庫鼻トンネルの拡幅工事が着手されることも決定をいたしました。また,河川工事も,長浜川改修工事の着手,新川川の管理道等の整備も順次進んでおります。
現在,春野西小学校へは,西畑地区の一部,また仁ノ地区の児童たち,学校まで4キロ以上歩く児童がスクールバスを利用しています。自宅から学校までの距離が4キロ以内の子供たちは歩いて通学をしているわけですが,その通学路の途中には子供にとっては大変長いと感じるふなとトンネルがあり,またその周辺には墓地が広がっており,危険な状態が見られます。そのため下校時には学校の前にお迎えの車が並ぶという状態だそうです。
次に,農業集落排水事業区域内での合併処理浄化槽設置の考え方についてでありますが,春野地域では農業用水の水質保全や生活環境の改善による農業集落区域の振興から,西畑地区ほか5地区で事業計画区域630ヘクタールを設定し供用を開始しております。
西畑地区など6地区を対象に平成5年度から順次着手し,17年度に完了しています。ところが,水洗化率は約38%と大変低い状況です。そのため,使用料は年間 2,500万ぐらいで,一般会計からの繰り入れが3億 4,000万,今後52億円余りの起債の償還を平成46年までしていかなければなりません。
春野町は,南ケ丘団地を除きすべての地域が市街化調整区域であり,施設園芸や水稲など農業が盛んで,水質保全に対して意識も高く,平成5年に西畑地区から農業集落排水事業に着手しまして,その後諸木,内ノ谷,西分,秋山及び芳原の6地区で整備が完了しております。