高知市議会 2020-09-14 09月14日-02号
本年度につきましても,新型コロナ感染症の影響もあり,4月から8月までの屠畜処理頭数は牛をメインとする大動物は914頭で,前年度に比べ102頭,率にして10.1%減少。また,豚をメインとする小動物は処理頭数が2,759頭で,前年度に比べ289頭,率にして9.5%減少しております。
本年度につきましても,新型コロナ感染症の影響もあり,4月から8月までの屠畜処理頭数は牛をメインとする大動物は914頭で,前年度に比べ102頭,率にして10.1%減少。また,豚をメインとする小動物は処理頭数が2,759頭で,前年度に比べ289頭,率にして9.5%減少しております。
直近の屠畜処理頭数,施設利用率,財務状況,経営見通しについて,お伺いをいたします。 ○副議長(寺内憲資君) 高橋農林水産部長。 ◎農林水産部長(高橋尚裕君) 初めに,直近となる平成30年度の屠畜処理頭数は,牛をメーンとする大動物は2,402頭で,前年度に比べ123頭,率にして5.3%増加しております。
◎副市長(中澤慎二君) 現食肉センターで屠畜事業を行っている一般社団法人高知県中央食肉公社では,牛,豚等の屠畜事業に特化して事業を行ってきたことから,主な収入源が解体料や処理料などに限られており,経営を安定させるためには,屠畜処理頭数の確保が欠かせないところでございますけれども,県下の畜産状況などから搬入頭数が伸びず,慢性的な赤字が生じております。
これまでの食肉公社が陥った厳しい現状を考えたとき,屠畜処理頭数の確保が重要になりますが,県の酪肉近代化計画,これは牛ですが,ただの一度も目標を達成できておりません。 平成2年度計画頭数1万8,000頭に対し,飼養頭数1万605頭,平成17年度計画頭数1万3,500頭に対し,飼養頭数6,400頭,平成27年度計画頭数7,906頭に対し,飼養頭数5,092頭という余りにも乖離した計画と実績です。
屠畜処理頭数につきましては,減少傾向にありますけれども,平成28年度におきましても,牛等の大動物で2,180頭,豚などの小動物で3,991頭が屠畜されておられますので,県内の食肉の流通に,一定規模の経済効果が生まれていると認識をしております。
その後,昭和58年から平成3年ごろまでは,公社の経営は安定しておりましたが,畜産業界の環境の変化の中,集荷が進まなかったことから赤字経営となり,食肉公社としても経費削減を図るため,支出の抑制や人員の合理化などの経営改善に努めてまいりましたが,近年の大幅な屠畜処理頭数の減少により収入が減少し,公的支援の拠出なくしては存続が困難な状況となりました。
◎農林水産部長(長岡諭君) 近年の,全国的な家畜飼養頭数の減少に伴いまして,屠畜処理頭数も減少しております。 食肉公社の,平成28年度の処理頭数は,牛等の大動物で2,160頭,豚等の小動物においては4,930頭と,過去最少となることが見込まれ,このため処理手数料を主な収入源とする事業収支につきましては,約3,700万円の赤字になると見込まれております。
高知県広域食肉センターでは,県下の関連する28市町村で構成する一部事務組合を設置しまして,高知県中央食肉公社が屠畜事業を運営しておりますが,全国的に同じように屠畜処理頭数が減少し,平成26年の稼働率は約24%となり,食肉公社の経営は急速に悪化をしてきております。