四万十市議会 2019-09-09 09月09日-02号
こうした状況下で、スジアオノリの競争力を維持・向上させるために、安定した供給量と品質を確保する必要があるとして、四万十川下流漁協が主体となり、本市・高知大学が連携して浮かし網によるスジアオノリ栽培を実践することとなった訳でございます。
こうした状況下で、スジアオノリの競争力を維持・向上させるために、安定した供給量と品質を確保する必要があるとして、四万十川下流漁協が主体となり、本市・高知大学が連携して浮かし網によるスジアオノリ栽培を実践することとなった訳でございます。
四万十川下流漁協が事業主体で実施しているアオノリの自然栽培事業につきましては、現在、昨年度の結果を踏まえた取り組みを行っており、本年度はこれまでに50㎏(キログラム)の収穫を得ることができました。最終年度となる来年度は、更なる収量アップと継続していける体制づくりを目指し、漁協と連携して取り組んでまいります。
四万十川のスジアオノリの自然栽培事業については、四万十川下流漁協より県に対し申請していました区画漁業権の許可を10月1日に受けました。これによりまして、順次河川占用許可・工事許可を受け、下流漁協により浮かし網を張り込むための施設の設置を終えております。
高知大学との連携により調査・研究を進めてきているスジアオノリの自然栽培事業につきましては、6月26日の四万十川下流漁協総会におきまして、事業化が承認されました。現在、下流漁協が県に区画漁業権の申請を行っており、10月初めに免許取得見込みとなっております。
これは四万十川下流漁協の組合でございます。それからだししょうゆでございますけども、これはマルサ醤油から入っております。それからサトウキビの蜜、これは黒潮町でございますが、天日の塩、これも黒潮町でございます。黒潮町はさしすせそ計画ということで調味料をつくっておりますのでそちらのものを、四万十市にない場合はそちらのものを利用したいという形で動いております。それから卵、これは吉本の卵でございます。
また、アオノリ、アオサにつきましては、四万十川下流漁協の取引高を参考にしてお答えをさせていただきます。 アオノリにつきましては、昭和50年代には年間30t(トン)から50tの漁獲量がございましたけれども、近年は減少しておりまして、最近の5年間で見ますと、大体2t程度の漁獲量で推移をしております。
また、四万十市を考えるだけでも、四万十川下流漁協、中央漁協、西部漁協といった大きな3つの漁協を抱えておりまして、四万十川は多くの市民の生活そのものだと思います。古い歴史そのままに今に伝承される様々な漁法の数々、そして豊富な魚族、学術的にも貴重な河川であります。この河川がマスメディアによりまして四万十川として全国に紹介され、今や国民の財産として貴重な河川になっております。