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12月17日-04号

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  1. いの町議会 2020-12-17
    12月17日-04号


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    いの町議会 令和 2年第4回(12月)定例会           令和2年第4回いの町定例会会議録招集年月日  令和2年12月17日(木曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士11番大  原  り  え3番井  上  敏  雄12番山  崎  き  よ4番井  上  正  臣13番山  岡     勉5番藤  崎  憲  裕14番筒  井  公  二6番土  居  豊  榮15番浜  田  孝  男7番池  沢  紀  子16番森  本  節  子8番市  川  賢  仁17番筒  井  一  水9番森     幹  夫18番高  橋  幸 十 郎欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長水  田  正  孝教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長野  田  幸  稔上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者森  田  里  香町民課長松  本  浩  二吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長伊  東  勇  志森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長天  野  浩  志管財契約課長平  尾  里 枝 美総合政策課長筒  井  誠  人土木課長尾  崎  靖  央債権管理課長近  藤  昭  彦教育次長宮  脇  健 太 郎偕楽荘所長池  田  俊  二産業経済課長岡  村  寛  水仁淀病院事務長金  子     剛        令和2年第4回定例会議事日程(第4号)        令和2年12月17日(木曜日)午前10時開議        第1 会議録署名議員の追加指名        第2 一般質問             17番  筒  井  一  水             9番  森     幹  夫             4番  井  上  正  臣             12番  山  崎  き  よ             11番  大  原  り  え             14番  筒  井  公  二      開議 10時1分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。 ご報告します。 3番、井上敏雄議員、とし、議員、6番、土居豊榮議員から本日遅刻の届出がありました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、会議録署名議員の追加指名を行います。 本日会議録署名議員1名が遅刻のため、会議録会議規則第126条の規定により、7番、池沢紀子君を会議録署名議員として追加指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、一般質問を行います。 順番に発言を許します。17番、筒井一水君。      〔17番 筒井一水君登壇〕 ◆17番(筒井一水君) おはようございます。 2日目の第1番手ということでやや緊張もしております。まああの簡潔に、あの、コロナの影響もありますので、質問もさせていただきますので、あの、答弁のほうもまた簡潔によろしくお願いいたします。 えっと、私2つ質問をさせていただきます。 まず、1としまして、通告主題1、新型コロナへの対応。 アとしまして、町民に対してということですが、これはあの昨日13番議員さんと3番議員さんかな、がまあそれに似たような質問をされておりますので、あのうまあ答弁も同じやというふうに解釈をしております。ただ、その、1つだけ、その、昨日の高知県で28人またコロナの関係が出たということです。その中でやっぱりあの町としても、その、ほんとあの13番議員さんもみんなが言われてますように、迅速にあの対応のほうをするように、あの、求めたいと思います。あのう、1つは、その、第1波が来たときに、そのう、ほかの市町村では自主財源か、まあそれは財源は分からんのですが、もう町民に対して安心感を持たすためにも、あの、マスクの提供とか、また、あの、商品券とか、いろんなことを手だてを考えて町民が少しでも安心できるような手だてをしておりました。まあいの町の場合も手だてをしたんですが、ちょっとほかの自治体よりはちょっと遅かったかなというような印象がありますので、やっぱりそこは、あのう、昨日町長も言いましたように、あの、庁内での対策本部を立ち上げるということで、あの、迅速な対応を求めておきます。 続きまして、町内の病院との連携でありますが、この新型コロナの関係は普通の病気と違いましてまああんまり公にもできないかなというようなこともあると思います。その、どこの誰べえが、あの、かかっております、そういうことは多分あの公にはできないというようなこともあると思いますので。しかしいの町内、いの町内には、あの、複数の病院があります。町民の方はやはり、あの、発熱または具合が悪いときにはかかりつけの病院に行かれるのではないかと思っております。そこで、かかりつけの病院で発熱、そこで先生の診断でこれはというようなときにはやはり、その、そのコロナの関係で処置をするんではないかと。ほんで、そういうのをPCR検査何々をして、そこがもし陽性が確定した場合、今病院内で、それと中央西保健所内で、あの、分かるだけではないかと。ほんで、自分たちが分かるのは新聞報道で分かるかなというような関係になってます。その町の危機管理といたしましても、その病院、それを公にする必要はないですので、病院の院長先生と相談していただいて町長だけでも、その、こういう事例がありました、おも、あのう、コロナに感染しているもしくは疑われる患者さんがおりますっていうことを町長だけでも、そのう、知っておかなければいざというときの対応が遅れるんではないかというふうに思います。 あのう、まあ病院で今このコロナで皆さんが心配、病院というか、心配しているのが、風評ひ、風評被害というかな、何かうわさがうわさで町民の方がどこそこでコロナが発生した、どこそこでっていうのが飛び交っています、今。吾北内でもどこそこでけん、それ調べてみたら全然関係ないとか、いろんなこう、今みんなが臆測で走っています。高知県でもこれで、12月で二百何十名、300人近い人が発症したということも聞いておりますので、そういう中ではやっぱり町としても病院と連携をしてどういう状態か、もし何かがあったときには町には連絡をという方向性を持っていかなければならないのではないかと思いますので、町の所見をお伺いします。 そして、2番目としまして行政、あ、行政じゃない、議会との連携についてですが、この議会、えっと、12月の8日に合同審査がありました。そのときに合同審査が終わり、家に帰りました。テレビをつけると吾北分校が感染しているというニュースが流れました。そのときに帰って吾北分校で流れたということは、それまでに県としたらもう把握してテレビ局がそれを流したんだろうと。ということは、もう早いうちから分かっていたんではないかと推測しております。ほな、県としても吾北分校が流れたということは、町に対しても報告があったのではないかというような、これはもう確定やない臆測ですが、思っております。 ここで1つ、町民の方から言われたのは、今日吾北分校で発症したと、議員さんじゃけえ分かっちゅうけんど、分かっちゅろうけんど、どういう内容でよってっていうふうに聞かれたときに、いや、今知ったばっかりやと、いの町、危機管理どうなっちゅうっていうふうに言われます、言われました。そこであの、この、先ほども言いました、コロナはあまり大げさにみんなあがみんな公表するべきではないと思うんですが、町としてそれがもし把握できているのであれば、議長もしくは所管であります民生の委員長には報告すべきではないかというふうに考えております。 私が昔、あのう、総務文教常任委員会のときに委員長をやらせてもらいましたが、そのときには、まああの、教育関係で何か物事いろんなことがあったら委員長には報告がありました。やはりコロナはそれ以上に大事、まあ以上ということはないですけど、大事な案件でありますので、所管の委員長にはせめて連絡、それと議長には連絡をして町と議会が一体になってこういう問題は把握しておかなければならないんではないかと思いますが、町の考えをお聞かせいただきます。 えっと、次に、観光行政についてですが、えっと、アとしまして、「グリーン・パークほどの」の開発について、開発を、について質問させていただきます。 まず、あのう、今の現状をちょっと1回目お知らせ、ああ、教えていただきたいと思いますが、現在のほどのの現状については、あの、グリーン・パークほどのの、に行く途中に今にこ淵というのがあります。ここは本当観光地になっており、全国から、あの、観光の方が今も訪れておる状態だと思います。日曜、祭日になると、また連休になると本当あの全国からいろんな都道府県からも車が来ております。本当渋滞になるときもあり、自分もあの上がるときにも車で行き違いがなかなか難しいような状態のときもあるのですが、このにこ淵へ来る観光の方が上の程野のグリーン・パークににこ淵へ来てあとどれぐらい上へ上がっているか。にこ淵で折り返すんやなしに上のほ、グリーンパーク学習館の端までどれぐらいの人が来ているかということを、あの、町としてどれぐらい把握できているのか、まず質問させていただきます。 続きまして、2番のま、自然の中で遊べるアスレチック場設置についてですが、まあグリーン・パーク、このほどのができたときは自然の中で遊べるアスレチック場芝スキー場、またあの、ローラースケート場とか、そしてほそい、子どもに、あの、電動で動くテントウムシゴーカートみたいな、あの、遊具、そしていろんな、あのう、遊べる施設がありました。現在は、あの、学習館の横にローラー滑り台、それも延長が半分、3分の1か、半分ばあに撤去されてすごい本当短なローラースケートが残っているだけで、あとは何も今グリーン・パークにない状態です。まあ上の、あのう、お祭り広場のところには、今年設置、今年ですかね、設置された、あの、遊具が、あのう、滑り台とかいろんなもんが設置をされておりますが、それ以外のものが今まで設置されていたものがもうほとんどなくなっている状態ですが、まああの、せっかく観光客が程野向けに来ておりますので、何か目玉になるような施設がまあほどののグリーン・パークのほうに要るのではないかと思っておりますが、町としてどのようにまあまずは考えているのか、グリーン・パークほどのの、その遊ぶ施設ね、をお聞かせください。 まず、あのう、1回目の質問を終わりますので、よろしくお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 17番、筒井一水議員より通告のありました通告主題1、新型コロナへの対応についてお答えいたします。 質問要点アに対しまして、他の議員の答弁があったのでということでございましたが、いの町の対応が遅いという議員の質問のお話の中がございましたので、こ、お答えさせていただきます。 第1波時に緊急に議員協議会を開き報告させていただいた感染拡大防止休業協力金など新型コロナウイルス関連予算は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を待たずに専決予算で対応いたしました。県の休業協力金では対象外となる事業者の方々にも町独自の休業協力支援を行ってきたところでございます。 また、煩雑となる持続化給付金の申請につきましては、町独自に相談窓口を設けるなど対応を行ってまいりました。今回の第3波に対しましても第1波同様に必要な措置を速やかに講じてまいります。 次に、質問要点イ、町内の病院との連携にお答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症の対応につきましては、感染症法に基づき行政検査として県が実施しており、町内の検査協力医療機関において医師の判断の下、検査を行い、陽性と判明した場合にも感染者への対応や濃厚接触者の特定、消毒等の環境整備方法など全て福祉保健所の指導の下に対策を講じております。 感染症法において情報の公表に当たっては、個人情報の保護に留意しなければならないとされており、市町村に感染者の報告について法律上定められていないことから、情報連携については慎重にするべきと考えております。町内の医療機関とは、医師会を通じて連携をしております。町民の方に症状がある際の受診方法についての周知依頼など連絡を取り合っているところでございます。 今後におきましても、新型コロナウイルス感染症につきましては国、県からの指示の下に医師会、医療機関との連携を継続してまいります。 次に、質問要点ウ、議会との連携のご質問についてお答えいたします。 先ほども申しましたように、県が新型コロナウイルス感染症対策を担っており、中央西福祉保健所管内で感染者が発表されても全て保健所の指導に従っての対応となります。え、情報につきましては、一報が入ったとしても確定的な情報ではなく、刻一刻と情報が変わってくる場合がございます。確定した情報が入ったのは先日の合同審査後となっております。町内の公共施設機関医療機関等で感染者や濃厚接触者が多数出るなど事案が保健所や関係機関から公表された場合は、その影響等を考慮しまして議会に速やかに報告してまいります。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては担当課長等より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 田岡吾北総合支所次長。      〔吾北総合支所次長 田岡重雄君登壇〕 ◎吾北総合支所次長(田岡重雄君) 17番、筒井一水議員のご質問のうち、私からは通告主題2、観光行政についてのア、イにお答えいたします。 まず、現状をということで、にこ淵の状況のご質問がありました。今年8月10日月曜、山の日の祝日でしたが、四国電力分水第1発電所前で調査した際、午前10時から11時の1時間に大型バス2台を含む67台がにこ淵方向へ通行しております。そこからこの日は約400台が通行したと推測しております。なお、当日は台風5号が通過した直後で、朝は雨が残り、その後次第に晴れ間が見られるというような天候でした。また、あの、9月の彼岸の連休のうち21日月曜は林道程野黒丸線が渋滞しまして、先ほど議員からも、あの、ご質問の中にありましたが、その影響が国道194号までの、及びまして地域の方々、ドライブ中の皆様にご迷惑をおかけした事例もございます。連休のみならず、天候のよい週末の正午前後をピークに1時間に200台以上、1日に1,000台以上の車が最大のときには訪れたこともあったと思われます。 一方、観光協会の話では、グリーン・パークほどの森林生態学習館へはキャンプや体験などのお客様以外では1時間に数台から10台程度の方が立ち寄られたとのことです。これによりまして、にこ淵へ訪れる車の95%程度がにこ淵を見た後引き返しているのではないかと推測されます。 次に、質問要点イ、自然の中で遊べるアスレチック場の設置はについてお答えいたします。 昭和61年頃から程野の滝を観光資源の核として国や県の補助事業により順次バンガロー、滝への遊歩道、森林生態学習館、お祭り広場などの整備がなされたのがグリーン・パークほどのです。ま、その中にあの、ローラー滑り台とかテントウムシカーの広場などもあったわけですが、そういう完成したばかりの遊具などを利用して育った方々にとっては30年以上経過してもその子どもの頃の楽しい記憶になっていると思います。その小学生らは、平成4年11月、皇太子殿下をお迎えしお祭り広場で開催された第16回全国育樹祭でも活躍しました。森や滝、地質を見たり、動植物、四季の自然に接することなどで子どもの感性は育まれます。今年はあのコロナ禍のため状況はこのな、異なっておりますが、小・中学生の遠足、環境教育などでグリーン・パークほどのを利用していただいております。 観光協会では、流星群を、あの、流れ星ですね、流星群を観察する夜のイベントなども実施しているわけですが、そのような体験事業のみやぎ、磨き上げとともに、議員からご指摘のあった、あの、遊ぶ施設、自然の中のアスレチック遊具なども必要だと考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 17番、筒井一水君。      〔17番 筒井一水君登壇〕 ◆17番(筒井一水君) 執行部からの答弁もいただきました。 まず、あの、コロナの対応についてですが、本当に今、あのう、今日の新聞に載っていましたように、県としてもこの今非常事態であるかのように、あのう、昨日町長からの説明がありました、県が時短営業に対して1日2万円の支給をすると。今日の新聞には、はや倍の4万円になってました。これ見るだけでも県としてどれくらいこの新型コロナが急速、あの、急速に広がっているかっていうような証明になっているんではないかと、そればあ、あの危惧しているんではないかというように思っております。 先ほど町長からもありましたように、その、あのう、専決でしました時短営業のやりました、それは分かってます。自分が言うのは、時短営業というのは営業している方、これ以上広めないでくださいというので8時以降の営業をやめてください、飲食をやめてください、そういう人たちに対しての補助金でした。私が先ほど言うたのは、ほかの自治体でやっている、やってる、迅速にやっている、これは町民全体です。お店の、そのう、方にその時短営業でこれ以上の、あの、コロナが広がらんようにま、飲食、まあ特に今言われてるのが飲食業で、その飲み食いしる、するときに飛沫が飛んで、それが多く広がってっていうことで、あの、今時短営業要請があると思うんですが、そのう、1波のときに先ほど言うたのは、そうではない、それはもう、町長が言うことはもうわかってます。ただ、言いゆうのは、町民に対して、あのね、同じ5か町村の中で仁淀川町らあにしたち、マスク最初配って、またその途中でも1家庭に1箱ずつ配ってとか、そのほか、あの、町、町内で使える商品券を配って、5,000円ずつやったですかね、何か、とか、いろんな施策をやってる。これは町民にやってます。そのう、時短営業で飛沫が飛んでこれ以上拡散しないように、それはそれ、そうじゃなしに、そういう、あの、町民に安心感を与える、昨日、あの、4時頃に町長の防災無線での放送があったと、その、町長が言われたその時短要請にまあ協力してくれるお店さんに対して県にプラスして1万円の支援すると。まあ、まあ内容的にどんな放送か分からんですけども、その内容じゃったと思うんですけど。これも、そのう、飛沫が飛んでこれ以上広がらんように、あの、まあ、まずは対策してください、その代わりの支援をしますっていうがで、お店の方にやってる支援やと思うてます。ただ、それを防災無線で聞いた町民の方は、町民になんちゃないのかと。自分が、あのう、終わって、議会が終わって帰ったときに言われたのはそれです。そりゃもうまずは飛沫が飛ばんように営業を短縮してそれが第一歩やと思うんですけど、やっぱりああいう放送が流れたときに、ほんなら町民への対応は、やっぱり町民もそのコロナで苦しんでる人が今出てきていると思います。まあ1つは、ほらお百姓さんにしたち、その、日曜日に日曜市へ持っていきゅう方にしても今日曜市もお客さんが来ないと、売れ行きも悪うなった、また市場へ出すにしても売れ行きが悪い、いろんなことでお百姓さんだけやなしにいろんなこう、営業されてる方、そういう方々も、あの、今コロナでやっぱり苦しんでおります。そういう方々に対しての手助けができないかということでまず言わさせてもらいました。その中でまあ町としても対策本部を立ち上げて、あの、その中で考えて支援するということを昨日も同僚議員さんの答弁の中にもあったと思うので、ま、そこはそこということで、あの、質問しなかったんですけど、ま、内容はその町民に対していうことを先ほど言いましたので、その時短営業に支援しました、それは別に欲しくない答えでしたので、はい。 続きまして、その、病院、議会、先ほども言いましたが、その公にできるとかできないとか、それはもう分かり切っちゅうことです。町長が言うたように、その、こういうことはあの法律上何、そのね、公にはできないということは分かります。自分が言いたいのは、役場でもトップの町長です、ほかの副町長、課長、そういう方々に対してやなしに町長と、に対しては病院からこういう事例が起きました、町長、自分たちもあります、秘守義務っていうのがあって、もう漏らされんことは漏らしません。やっぱりそこは、そのう、病院との連携持っていざいうときには町長が分かってなかったら、いの町を守るのは町長ですんで、町長にはそういう連絡が要るんではないかと。ほんで、その中で、先ほど議会に対しても公表しますって言いましたが、それは公表して構わんときにします、そうではなく、今自分が言ったのは、そういう何かの事例があったときには議長なり所管の委員長、ほかの議員に言う必要ないですよ、議長に言うて議長の判断で議会が知らなければいけないことは議長が招集します。また、民生の委員長がそこでこれはと思うたときには民生の常任委員会を開いてそこで協議していうことになると思うんです。ただ、そこの両方の議会としてのトップが全然知らないっていう内容があったらおかしいんじゃないですかっていうことで、そこは議長にしても民生の委員長にしても秘守義務があるんで、もうそこはそこだけにはやっぱり何かの情報は与えるべきやと思うております。 で、吾北分校の件にしましても、確定してな、したのでっていう、いや、その、もし県からの通知があればまずはその2人にはこういう案件が今県から来ましたばあは連絡ばあはしちょかないかんのではないかということで質問させていただきました、はい。 次、あのう、ん、ん、ん、そう、観光のほうや、観光行政についてですが、先ほどあの課長のほうから答弁がありました。えっと、今にこ淵に、まああの、来られる方が、えっと、ま、連休とか、まあ連休、日曜、祭日、ま、一番多いときの推測だと思うんですけど、1,000台、1日に1,000台来ているということです。本当自分たちも、あの、聞いた中では、あの、国道あたりまで車が並んだっていうような話も聞いたりいろんなことを、あのう、聞いてます。それつえ、あの、駐車場今できてるんですけど、まあ、そういう中でもなかなか車が、あの、止めれないというような状態が続いているということはお聞きもしておりますが、一番驚いたのは先ほどのがで95%が引き返していると。グリーン・パークほどの、今それほどの魅力がないっていう証明になっていると思います。 先ほど、あの、課長からもありましたように、その、ねえ昔はまあ、子どもらが歓声上げた、まあ、できた当初30年以上たってますんで、まあ最初は、あのね、いろんな方々も来て、その、遊ばれたと。で、上には、先ほど言いましたように、いろんな遊具がありました。で、その中で、あのう、来て、もうまあ自分たちもその時分には行っていろんなアスレチックもあったりいろんなことで、あの、子どもらと遊んだ経験もありますが、今本当にね、何もないです。今あのにこ淵にそれだけ人が来るということは、上にアスレチック場なりいろんなことを考えるべきだと思っておりますが、何か、あの、町としてまずそのたい、対策というか、あの、上、上を開発するに当たっての施策なり何かを考えなけりゃいけないと思うんですが、何か、あの、産業課のほうで何か思いつくような案みたいな、計画みたいなことは、あっこは観光協会が兼ねておりますので、もし何かありましたらまあお聞かせください。 まあ2回目の質問をこれで終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 17番、筒井議員の2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題1の新型コロナへの対応についてでございます。 町民への対応がなかったということでございました。当然マスクのことにつきましても庁内で検討はいたしましたが、2万というマスクの在庫、そして町民お一人お一人にお配りすると2万以上、しかも1枚ではとても足らないということで、そこはもう本当に在庫のないところでこちらについてはお配りすることはできませんでした。ただし、商品券等、また高校生とか、あの、給付金の拡大もさせていただいたところでございます。こういった答弁はもう要らないということでございましたが、していないということでございましたので、そう、商品券につきましてもお一人お一人に配布させていただいた。これ遅いと言われるのであればそう、まあそう、あのそれぞれのあの、見解だと思います。 ただ、ああと、私のほうに第一報が入らなかって、入らなかったの、入っているのかといったこと、また議会への通知はということでございますが、合同審査のときに刻一刻とは状況は変わっておりましたが、一報については当然、あの、私のほうには入っております。しかし、それが状況が変化する中でたんびたんびにこういったこと、こういったことという報告はできませんし、これもう保健所の指示の下になっております。ただし、議長には午後に吾北分校に、の、陽性、吾北分校の教職員で陽性が出たというご報告はさせていただいたところでございます。そういった保健所のルールや、また、あの、県からの指導によりこれからも進めてまいりたいと思います。 病院からの事例というものは、あのう、仁淀病院からも一報ということは、PCR検査がどうあってというようなことの報告は逐次受けているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 田岡吾北総合支所次長。      〔吾北総合支所次長 田岡重雄君登壇〕 ◎吾北総合支所次長(田岡重雄君) 17番、筒井一水議員の2回目のご質問、観光行政についてのア、イにお答えいたします。 ご指摘、ご質問いただいたとおり、にこ淵へ多くの方々が来られておりますが、滝への誘導ですとか、グリーン・パークほどのの利用につなげられていないのが現状です。それで、あの、程野集落は本川地域に接しておりますし、同時に東隣が土佐町であります。林道程野黒丸線で土佐町とは結ばれておりまして、まだ、あの、PRはできておりませんが、あの、十分できてはおりませんが、車で30分程度移動すれば吉野川に注ぐ瀬戸川渓谷へ着きます。で、県道から国道439号へも出ることができます。そこで、程野は行き止まりではないということをアピールすることも必要だと考えまして、本年1月中旬に土佐町役場の担当者と情報交換を行いました。これには県のそれぞれの地域本部職員にも加わっていただきましたが、新型コロナの影響でその後の協議は中断しております。 また、観光協会もピーク時のにこ淵への車の状況と地元への影響などを憂慮しております。そのため、来訪者が集中する時期の大混雑を緩和するため、森林生態学習館の駐車場へ車を誘導し、そこからにこ淵への往復を有料バスで送迎する案を検討しているとのことです。これは、あの、お客様の負担が生じることになるという、なるなどの課題はありますが、町としましても改善のための仕組み、お金が落ちる仕組みを一緒にまた慎重に考えていく計画です。 何か対策についてはというご質問がありましたが、あの、アスレチック、木のぬくもりを生かした遊具というなどにつきましては森林環境譲与税の目的に沿ったものであればその活用も可能であることを森林政策課と共有しており、具体的な計画策定に向けた協議を開始して、開始しているところです。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 17番、筒井一水君。      〔17番 筒井一水君登壇〕 ◆17番(筒井一水君) 3回目の質問をさせていただきます。 まああの、コロナに関してですが、まあもうやったやらんはもう構いませんが、その、議長、ね、吾北分校の場合、議長には連絡を入れたという話です。ほんで、自分が言うのは、そのね、議長に連絡入れたら1回目の答弁でもそれ言やあよかったんじゃないですか。それもないので、2回目にもああやって言わないかんようになると。で、1回目の答弁でそれが議長には連絡しましたと言うんやったら、まあそれやったらほんなら民生の委員長にも連絡できんかよという話で済む問題ですんで、やっぱりほら所管の、その、民生なら民生、ほら産経なら産経の委員長、その産経に関わることは産経の委員長、やっぱり3常任委員会がありますので、何か町内で問題が起きればそういう各委員長には連絡を。 で、先ほど1回目に言いましたように、自分が総務の委員長やりゆうときには、教育委員会のほうから何かあったときには連絡来ました。やっぱりそういう体制を議会との連携を持たなければならないんではないですかということを言いました。 ほんで、これを公に、あの、保健所がどうのこうのじゃなしに、まあ町の判断として、先ほど議長に連絡するのであれば別に民生の委員長に、一般の議員に連絡せえじゃないんですね、そこにはいる必要、ああ、する必要があるんではないかということです。 それと、病院もやっぱりそのほら、あのう、病院で起きた、これが全然分からない状態やったら町として危機管理どうなってますかいうことになります。あの、この議会が始まったときにあるところの病院で発生したかもわからないっていうのが流れていました。それ町長に報告、話をしたら、知らないというようなことでした。その病院から家族にはこうこうというので、その接触した方はちょっと経過観測しよってよという電話連絡まで病院から来ております。まあ、そういうことが何人かに来ている状態でしたので、それを町長に言うたら知らなかったと。やっぱり病院からの連絡というのは町長だけには要るんではないですかというのが病院との連携です。これを公にみんながみんな把握するわけじゃないです。それはもう病院と、町長、病院の院長さんと町長が連携して、医師会どうのこうのやなしに各単独の病院が町長との連携ができてないのかということ、これはもう非常事態ですので、このインフルエンザとか風邪引いたとかそんな状態じゃないんですんで、やっぱりそこは連携持つべきやないかと思います。 続きまして、観光行政ですが、先ほど、あの、課長からも答弁がありまして、まああの、いろんな施策を考えていると。まあ土佐町の、えっと、担当者の方と情報交換したり観光協会と話を持ったりということでまああの程野に何かこうお金が落ちるような施策をというようなことも考えられているということで、まああの、ね、その前向きな答弁をいただきました。そして、あの、ま、アスレチック、自分が、あの、質問に出しましたこのアスレチック場というのは、今あのコロナの関係で全国、その、何かするにしても室内で動くんじゃなしにやっぱりキャンプとか、そういったアスレチック、外で遊べるところとか、そういう、山登り、釣りとかいうて、その、あまり密接できないような、しないようなところへ、あの、人が今行っております。ほんで、ここ、今年ですかね、西条に、えっと、フォレストアドベンチャー・西条っていうのでアスレチック場ができました。まあ、ここは有料で、あのう、行っております。どこのアスレチック場も完全に完備されたアスレチック場は、あのう、有料で、まああの、やっています。3,000円、4,000円とかいうて1回入るのに、けんどそれだけの価値のあるアスレチック場をこさえているのではないかと思います。 で、今はグリーン・パークほどのをお聞きしましたら、学習館の周り、昔から、その、まあ軽易なアスレチック場から、その、先ほど言いました芝スキー場、いろんな遊具があったところは、まああの、借りた土地であります、町の土地やなしに。ただ、今でも現在加地子、そこは広く払っております。そういう状態の土地があります。で、そういうところを今、あのう、まあ森林政策、譲与税の目的に沿ってまあ今研究もしているということですので、そういうのであればそこを地主さんと協議もしていただいて、こういったアスレチック場を造ればこのにこ淵に最大1,000台以上来るという、こういうおいしいお客さんを逃す必要ないんじゃないかと。やっぱり町としてもそういう観光資源になるところを広めるべきだというふうに思います。 この、あのね、本当にね、かん、アスレチック場ができるだけで観光協会、また人の雇用も増えます、またそこにはお金も落ちます。ほんで、安全面が心配であれば安全面を強化するために人の設置ができるし、人がそれだけ来れば程野もにぎわう。ほな、にこ淵だけで止まらず上へ上がって、ほんならにこ淵の渋滞もないなる。もう一石二鳥どころか一石三鳥ばあの、案だと思いますが、あのう、これは、あのう、トップである町長にお伺いしたいんですが、今いの町で遊べる施設、施設です、いうのが頭ん中で描いてもありません。あるんかな。公園に滑り台からはあるんですけど、そうじゃなしに、お金を払ってまでできる施設いうのはありません。で、まあね、山岳観光とかいろんなんで山登ったりいろんなことはできるんですけど、そういったお金を払ってほんで遊びに行きたい、そういう施設がやっぱりいの町にも必要やないかと。ほんで、にこ淵に、こればあの、先ほど課長が言うたように、人が来るのであればこういう施設をつくっていただいて、で、より多くの観光客を寄せるような施策が必要ではないかと思いますが、町のお考え、町長の考えをお聞かせください。 これで質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 17番、筒井議員の3回目のご質問にお答えいたします。 通告主題1、新型コロナへの対応についてでございます。 これまでにもお答えしましたように、病院を、との連携ですけれども、これからもこれまでも同様に密に取り、また各常任委員会はこれまでも事あるごとに議長、委員長に報告をしておりましたので、こん、今後におきましてもコロナに限らず様々なことはこれまでどおり議長、委員長への報告をさせていただきます。 次に、通告主題2、観光行政についてでございます。 グリーン・パークほどのを含むいの町の自然や施設、それぞれ地域固有の自然を、資源をしっかりと効果的につなぎ、いの町の魅力を四国内外へ発信することはアフターコロナにおいても重要なことだと認識しております。子、孫の世代のことを考えながら、奥深い山の急斜面へも一本ずつ苗を植え手入れしてこられた先人の努力によっていの町の森林は守られてまいりましたし、これからも継続しなくてはならないと考えております。 森林環境譲与税に関しまして、その使途は市町村の裁量に委ねられておりますので、森林整備、森林環境教育などの推進に資する施設、また遊べる施設等、庁内関係各課の連携の下、進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で17番、筒井一水君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。11時5分に再開します。      休憩 10時51分      開議 11時5分
    ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、9番、森幹夫君の一般質問の発言を許可します。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) ふれあいの森でございます。一般質問を、に、を行います。 今回の質問はですね、平成29年、30年に一般質問を行ったその中の一部の検証ということになります。いの町議会の中では一問一答が認めておら、認められておりませんので、どうしてもこのような検証が必要となってきます。したがって、検証でございますので、早口で質問をさせていただきます。 それでは、これまでの一般質問を検証といたしまして、まずアといたしまして、水くみ場を利用し、いの町を売り込め。 この質問は、平成29年第4回定例会の中で、希望の、希望ある街づくりへ急げの質問の中で、水に恵まれた紙のまち、水の豊富なおいしい地下水を水くみ場としていの町を売り出してみてはどうかという質問の、質問でございました。西条市や新居浜市では、石鎚山系から流れ出した地下水をパイプを打ち込めば一気に自然の圧力で地上に噴き出します。このことをうちぬきの水と言うそうですが、その水を求めて県内外から水をくみに来ています。いの町でも紙の博物館近くの地下水は水の宝庫となり、町の上水道としての水源地にもなっていますし、製紙工場の水源地として利用されています。そのような地下水を利用しうちぬきの水として水くみ場を設置し、水のまちいのとしていの町を売り出し、売り出してはどうかという質問を行っております。 答弁では、地下水を安全に飲料水として使用するためには定期的な整備の点検、水質検査が必要であり、設備だけでなく維持管理に継続的な費用が発生するなど課題があるが、いの町の良質な地下水を利用して今後どのようなことができるか探っていく必要があるとの答弁をいただいておりますが、定期的な水質検査は必要としましても、施設の設置や維持管理費に継続的な費用が発生するとのことでございましたが、施設の設置、維持管理費はどれくらいの費用がかかるか計算を、計算をしていったのでしょうか。まず、お伺いをいたします。 併せて、地下水を飲料水として利用するとしてではなく、西条市のうちぬきの水の水くみ場には、この水は水質検査に、検査にて飲料水の基準に適合していますが飲用につきましては各自の責任で行ってくださいとの注意事項が掲示されています、良質な地下水を利用して今後どのようなことができるのか探っていきたい、そのために西条市等も確認する必要があろうかと思われますがということでございました。西条市等には確認に行かれたんでしょうか。そして、どのようなことを研究してこられたのでしょうか。お伺いをいたします。 次に、イといたしまして、災害時の水質、水源、水質、水資源活用ですが、初めの井戸ポンプへの取り組みは、次の仮設トイレと生活用水の確保と連携をしますので、まとめて仮設トイレと生活す、生活用水の確保として質問をいたしますので、井戸ポンプへの取り組みは取下げをいたします。 それでは、仮設トイレと生活用水の確保についての質問なんですが、この質問も平成30年第4回定例会で一般質問を行っています。電気、水道が途絶えると早急に必要なのが仮設トイレ、生活用水であります。トイレにつきましては、土佐町の道の駅さめうらで下水道による地下排水処理施設が設置をされ、平常時は自動車の駐車場が災害、災害時により、でん、ん、ごめん、失礼です、平常時は自動車の駐車場ですが、災害時により電気、水道が途絶えたときにはすぐに折り畳み式の仮設トイレがボルト締めで設置されて、されるようになっています。隣辺には手押しポンプも設置されており、すぐに水洗式仮設トイレになりますが、このような施設を設置してはどうかという質問や、生活用水はトイレに欠かせない用水で、用水であるとともに、手押しポンプによる生活用水は飲料に適しませんが、災害復旧に使用して泥まみれになったスコップや長靴を洗ったり、洗濯物や風呂などの雑用水としても使用できます。仮設トイレのはい、配備や生活用水の確保は真剣に考えなければならないというふうな質問をしています。 答弁によりますと、仮設トイレは重要課題となっている、県管理の道の駅「633美の里」、木の香では非常用トイレなどの防災機能を持った整備が早ければ来年度中に着手をすると聞いている、いの町では地域の集会所等自主防災組織で簡易トイレセットを購入している、施設整備の大規模改修等の機会に仮設トイレの配備を検討して、に、配備を検討している、生活用水の確保についてはトイレの流し水等に大変重要であり、地下水利用を、で手押しポンプを備えた防災井戸の整備も行っているとのことでございました。その後の道の駅にさ、設置されています県管理の非常用トイレは整備されているのでしょうか。 また、生活用水の確保は大変重要なことであり、防災井戸のせ、整備は行っているとのことですが、その質問前の平成29年度までに何か所の整備を行い、それ以降これまでに何か所整備されているのでしょうか。お伺いをいたします。 次に、ウといたしまして、農作物の生産・加工・販路の推進で質問をいたします。 この質問も平成30年第3回の定例会での一般質問で通告主題どおりで質問をしています。検証となりますが、質問では、先日吾北の道の駅「633美の里」に行ってみましたら、食生活改善推進協議会、食改協議会と言うそうですが、の方が生活習慣病予防食の試食会が行われていました。その中で地域野菜のスープの試食は絶品で、地域野菜を利用し組合せにユズやお茶等の香りを引き出すような方法を取り入れ健康食として新品どう、新品開発を、新商品開発を推進していくために食改改協議会の中心とした吾北分校の若い力や地域おこし協力隊の活動を得ながら開発から販売まで積極的に経営戦略を立てる検討会を立ち上げてはどうかというふうな質問に対しまして、答弁では、食改協議会や生活改善グループ等で取り組みを行っているので、役場の担当課でその活動やレシピの情報も共有し、吾北分校にも地域食材の活用についてアイデアを出してもらうのも一案とも考える、地元の食材を地元の人が加工できるように地域おこし協力隊員の意見も聞きながら担当課や関係機関と連携し新しい商品を検討をしたいとのことでございましたが、その後吾北分校よりアイデアがあったのか、また地元の食材を加工し新しい商品の検討はどのようなことが行われ、どのような新しい商品が生まれたのか、お伺いをいたします。 次に、エといたしまして、広域で火葬場計画にて質問をいたします。 このことも平成30年第4回定例会の一般質問で行ったときの検証でありますが、そのときの質問内容は、昨年仁淀川下流衛生事務組合で視察研修に仙台に行ってきました。東日本大震災、太平洋沖大津波により東北地方を中心に1万6,000人がお亡くなりになったということで火葬場が大混乱状態となり、すぐに火葬できなかった方は一度土葬し落ち着いた頃に遺体を掘り起こし洗浄した上で火葬したよう、火葬したようでございます。高知市を含む沿岸部の市町村も巨大地震、大津波により計り知れない人的被害も想定されます。いの町の住民は平常時でもほとんどが高知市の火葬場に頼っていますが、このような事態になればいの町のことなどは構ってはくれないのであります。いの町でも火葬場に対しての必要性、重要性はあると思われますが、いの町単独しての、単独としての計画は問題が多くありますので、広域市町村で火葬場計画を立ち上げてはどうかの質問に対し、答弁は、県が作成している高知県広域火葬計画では、大規模災害により被災した市町村が平常時の火葬の能力だけでは対応が困難になった場合は広域での火葬よう、要請を行うこととなっている、これは県が市町村から要請を受け県内外の火葬場に応援を要請し火葬場の割り振りを行うものである、町民の暮らしの安心を確保するためにも火葬場の確保は大変重要と考えている、広域での設置について近隣市町村の意向を伺いながら設置場所や財政負担、運営等様々な問題があるので慎重に協議をしていきたいとの答弁でございました。 火葬場の確保は大変重要だと考えているようですし、隣接する市町村の意向も伺いながら慎重に協議をしていきたいとのことでもございましたので、隣接する土佐市や日高と協議をしていただいたんでしょうか、その結果どうだったんでしょうかと質問を構えてはおりましたが、質問の内容が大変大きく変わりますが、これからゆっくり質問をいたします。 昨日の16番議員より同様の質問があり、財政や設置場所のことがあって近隣市町村とは協議は行っていない旨の答弁だったというふうに思っております。なぜ町民の暮らしと安全を確保するためにも火葬場の確保は大変重要と考えているとのことから慎重に協議をしていきたいとのことでした。この答弁は平成30年第4回定例会の答弁ですので、ちょうど2年になります。火葬場の確保は大変需要だと考えている、その割には少し慎重過ぎはしないでしょうか。 この火葬場問題は、道端会議や座談会の中で出たのではなくて、先ほど申し上げましたとおり、いの町議会での一般質問の中での発言でありました。なぜ今まで積極的に土佐市や日高村との意見を伺わなかったのでしょうか。お聞きをします。 次に、オといたしまして、ミニデイサービスと職員交流なんですが、この質問も平成30年第4回定例会での一般質問の検証ですが、ミニデイは地域の高齢者とボランティア団体が多様な生活支援、介護予防ができる地域づくりを進めています。その中で職員の地域視察研修を兼ねて高齢者との交流や地域づくりに参加してみてはどうかというふうな質問をしています。 答弁では、管理職等の職員が参加することによって高齢者の方々が喜びや楽しみとなり、地域のミニデイが一層の充実につながると考えるし、若手職員も地域の方々と交流することにより地域を知る機会にもつながる。地域の実施団体に声をかけながら積極的に地域に出向きたいとの答弁でした。これまでにはどのような地域に出向かれて、地域の方々や職員からの意見や評価はどうだったんでしょうか。お伺いをいたしまして、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 9番、森議員の通告主題1、これまでの一般質問を検証の中で、質問要点エ、広域での火さいば、あ、火葬場計画について、まずお答えをさせていただきます。 平成30年第4回定例会でのご質問で、2年たってまだ、あの、さきの他の議員の答えの中で、答えを受けて慎重過ぎはしないかというご質問でございました。なぜ土佐市と日高村と検討はしなかったかということでございます。 近隣自治体の担当課とは、非公式ではございますけれども、担当レベルで協議を行った経緯はございます。で、これは非公式でございますので、協議ということには至らなかったというところでございまして、単独での整備は困難であるから設置場所や財政負担、運営等様々な課題が大きいということを確認したところでございます。 また同様、土佐市、日高村におきましても同様に議会での質問を、がございまして、市長、村長がそれぞれにお答えをさせていただいているところでございます。そういった中で、実情の違いからハードルの高さを実感し、県に対しても相談する段階にはまだ至っていないというところでございます。現在のところ方向を見いだすところまでは至っておりませんが、粘り強く調査研究、検討を重ね具現化に向けて取り組んでる、いるというご答弁や広域的に捉えていくべきことであり、立地場所等非常に厳しい意見も出てくる施設であるので慎重な対応が求められているというような各議会での答弁もございました。また、土佐市、日高村におきましては、現在のところ庁舎建設等のことも控えているということでの答弁をされているところでございます。 町民の皆様の暮らしの安心を確保するために火葬場の確保はこれまで同様大変重要なものと考えておりますので、近隣市町村と様々な課題について調査研究、検討を重ねて慎重に協議をしていかなければならないと考えているところでございます。 次に、質問要点オ、ミニデイサービスと職員交流についてお答えいたします。 平成30年第4回定例会一般質問で、職員の地域視察を兼ねて高齢者との交流や地域づくりに参加してみてはどうかというご提案をいただきました。ミニデイサービスとの職員交流について、令和元年度健康相談などほけん福祉課の保健師等の職員が参加するミニデイサービスのお世話役さんと調整の調いました枝川地区をはじめ8地区に若手職員から管理職までの幅広い階層の職員が参加させていただきました。 ミニデイサービスでのレクリエーション活動や食事を通じて交流を図る中で、例えば参加した職員から、耐震診断やマイナンバー制度の説明などを行い、ち、地域の方からは有意義な話を聞けてよかった、またこの地域の活動を気にかけてくれているのが分かってうれしい、活気が出たといったご意見もいただいております。また、職員からは、通常業務と異なる形で地域の方と触れ合うことができ、高齢者の方が生き生きと活動している姿を見られてうれしかったといった意見もあり、職員にとっては地域の活動を知るよい機会となりました。保健師等の専門職員とは異なる所属等の職員が参加することが、参加される高齢者の方々の喜びや楽しみとなっていただけ、また地域のミニデイサービス活動のより一層の充実につながるものと考えております。 私からは以上でございます。他の項目につきましては担当課長等より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 9番、森幹夫議員の通告主題1、これまでの一般質問を検証の質問要点ア、水くみ場を利用し、いの町を売り込めのご質問にお答えいたします。 施設の設置、維持管理にどれくらいの費用がかかるか計算したのかと、西条市に確認したのかのお尋ねを、でございます。 まず、設置についての費用につきましては、候補地の選定等ができてないことから具体的な数字はつかめておりませんが、町内の別の場所で水量調査のみで40万程度、本格的な水質検査を含む水源地揚水調査委託業務では、3か所で約820万円程度で1か所当たりの平均で270万程度費用を要しております。この経費は、水をくみ上げることができるかどうかの調査でございますので、そのほか環境整備の経費が必要となります。いわゆる設備投資、イニシャルコストといたしましては、場所、使用、使用方法によって経費の増減はあるものの、先ほど申しましたとおりの経費が必要となります。また、維持管理経費は、西条市に確認しましたところ、電気代や清掃等委託に約25万円、設備の規模にもよりますが、ポンプの維持管理経費として約10万から25万円程度必要とのことでございます。 西条市のように地域の資源や根づいた文化を生かし地域の住民の憩いの場をつくり、併せて町外の方を呼び込むことはまちづくりや観光振興の面も含めて非常に重要であると考えております。商工会や観光協会など関係機関も交えて地下水を含めていの町の貴重な水資源の仁淀川をどう生かすかなど、既存設備の有効活用といったことも視野に入れ検討してまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 9番、森議員のご質問に私のほうからは、通告主題1、質問要点イの災害時の水資源活用、こちらのですね、仮設トイレと生活用水の確保のご質問につきましてお答えさせていただきます。 道の駅の非常用トイレにつきましては、「633美の里」と木の香が防災施設の整備事業の対象となっておりまして、整備、現時点ではま、完了しておりませんが、本年度に県中央西土木事務所におきまして防災機能を持った設備、非常用トイレと資材を保管する備蓄倉庫など、これを一体的にまあ発注されておりまして、本年度末に完成予定とお聞きしております。 次に、防災井戸の整備でございます。 こちら、平成26年から29年度まで、ご質問いただくまでですね、前回、4年間で川内小学校や神谷小・中学校など7か所の整備を行っております。それ以降、今年度まで3年間、大内農村婦人の家や下八川のなど6か所を整備しております。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 田岡吾北総合支所次長。      〔吾北総合支所次長 田岡重雄君登壇〕 ◎吾北総合支所次長(田岡重雄君) 9番、森議員からの通告主題1、質問要点ウ、農産物の生産・加工・販路の推進のご質問にお答えいたします。 昨年4月、吾北総合支所産業課と地域の食材の活用などに取り組む地域おこし協力隊員、吾北分校の3者で農産物の生産・加工・販路の推進に向けた情報共有及び連携についての協議を行いました。その後、吾北分校の生徒の田植ですとか芋の栽培などに協力隊員が参加し、そこで収穫したサツマイモを使ったパンを試作しまして、平成元年11月30日に。 あ、失礼しました。令和元年の11月30日に開催された吾北分校文化祭で紹介しております。 今年度につきましては、10月24日に道の駅「633美の里」で吾北分校と嶺北高校の共同でほくほくフェアというイベントを開催し、その中で吾北分校生が栽培した野菜などの販売を行ったほか、地域おこし協力隊もこのイベント用に吾北分校でさつばい、栽培されたサツマイモを使ったハロウィン向けのパンを試作しております。 協力隊員と吾北分校との連携は、学校の生徒数の状況や新型コロナウイルスの影響も考慮して現状の方法を継続することがよいと考えております。吾北分校では、地域に貢献できる人材の育成の中で農産物の栽培と販売を行っております。また、学校の特色を出すために地元産業として土佐和紙を位置づけて原料のコウゾなどを含めた商品づくりを数年かけて開発しようとアイデアを出すことに取り組んでおります。こうしたことから、食材に限定せず高校生の自由な発想を生かす学校の取り組みと連携しつつ、農業、産業の活性のための支援を継続してまいります。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それでは、2回目の質問に入ります、まあ入りますが、まずあの水くみ場を利用しての、利用し、いの町を売り込めの質問を行いますが、町長にお伺いします。 私はですね、他の地区ではなくて紙の博物館の場所と指定をして質問をしております。やはり私の思ったとおりの答弁でした。この質問行いましてちょうど3年になりますが、何の根拠もなく設備の点検や水くみ場を設置するだけではなくて維持管理費に継続的な費用が発生をする、だから問題があるとのことで、調査もしないで初めからできないよと言われるような答弁だったんですよね、3年前は。ただ、質問日から3年で3人の担当課長でようやくを腰を上げたとでもいいますのか、今回の質問内容を通知してからばたばたばたばたしながら調査をしたということが目に見えてきます。それも当時の答弁がいかに調査不足だったのかがうかがえます。私はいつも言っています。できない方向を探すのではなくてできる方向を探ってくださいと言ってます。定期的な水質検査を行い飲料水としての水質は適合しているの、しているものの、個々で責任を持って利用をしてくださいでいいんですよ。 それに、西条市には確認等の調査に行った様子な気配はございません。私は西条市の管理課である上下水道課に行って勉強をしてきました。西条市には7か所のうちぬきの水くみ場が設置されているようです。それぞれ打ち込むとパイプの口径や深さによってせいしの、あの設置、費用等に変わる、変わりはあるものの、水をくみ上げるだけなら設置場所に水受け場を設置して、ゆ、ゆとりを持って水を供給できる水量をくみ上げる施設でも20万から25万もあれば十分だとお聞きをしました。管理をするにしてもバルブを開ければ水は噴き出して止まることはないとのことで、水源については維持管理費は要らないようです。清掃につきましても、一定の水は流れておりますので、いつも清潔で、時たまに見回りをすればいいとのことでございました。単価については、それぞれ市町村によって少し変わってくる、きますので、町内の水道事業所で聞いてみたらということで、たら、いの町の上下水道課で行っておりますいの町小規模水道施設費補助金交付要綱を参考に町内の水道事業所で聞いてみました。それこそ西条市と同様のような答えが返ってきました。つまり地下水をくみ出すだけであれば二、三、20万から25万もあればおいしい地下水が噴き出てきます。水質検査といっても1回の水質検査の費用は1万少々だとも聞いています。ただ、水くみ場所、水くみ場としての走り的な水受け場やそれを排水りゅ、路に流すための水路は設置しなければなりませんが、それも数十万もあればできます。まだ雨よけ、日よけの建物があるにこしたことはありませんが、これはピンからキリまであると思いますが、それほど立派なものでもなくてもいいんです。僅かな設置費でいの町が売り込めるのではないでしょうか。 ちなみに西条市は水都市、水の都として売り出して、あちこちで水くみ場、水くみ場のみならず手押しポンプや噴水等の、も設置をされています。いの町は水と紙のまち、緑と、いや、水と緑のまちとも言われています。いまいち水利用の売り込みが足りないのではないでしょうか。どのような施設でも費用はかければかけるほど立派なものができるのはごく自然のものであります。何も先ほどから言っていますように、必要最小限で設置すればいいと思われますが、いかがなものか、お伺いをします。 次に、イといたしまして、災害時の水資源活用の仮設トイレと生活用水の確保についての質問を行いますが、初めに質問をしておけばよかったんですが、ああて、大切なことですので町長にお伺いします。 施設設備の大規模改修等の機会に仮設トイレの配備を検討しているとのことでありました、3年前です。最近では、伊野小学校、川内保育園、八田保育園、それに是友の災害用の備蓄倉庫と大規模改修が行われておりますが、仮設トイレの配備、つまり道の駅さめうらのような地下水、地下排水管設備は設置をされているのでしょうか。 初めにも申し上げましたとおり、一問一答ができませんので、さ、設置されておれば設置されているでいいわけなんですが、設置をされていないとのことから質問をしてますが、何も地下配管工事は難しくないんですよ。施設内の駐車場の下でいいんですよ。下水道用の配管を埋設し、浄化施設の排水管をつなげればそれだけでいいんです。ついでの餅には粉は要りませんと言われるように、その時点で取り組んでおれば何十万と要らなかったんじゃないでしょうか。今から埋設しても僅かな費用でできると思いますよ。その後でボルト締めの仮設トイレを設置するような計画をすればいいんじゃないでしょうか。同時に手押しポンプを設置すればどれくらいの方々が喜ばれるんでしょうか。 私は、昭和の50年、51年の例年の、例年さい台風災害を見てきました。避難場所であった体育館、公民館のトイレは機能が発揮できずと言えばお分かりと思いますが、大変な状態でございました。特に女性には二度と見せたくないような状態でございました。お分かりのことと思います。 まあそれはそれといたしまして、施設の整備の大規模改修等の機会に仮設トイレの配備を検討しているとのことでありましたが、先ほど申し上げましたとおり、伊野小学校、川内保育園、八田保育園、それに是友の備品備蓄倉庫への地下配管設備は設置されているのでしょうか。お伺いをいたします。 次に、エ、広域での火葬場計画について質問します。 町長、そうですよね、この火葬場問題は、町長も言われるとおり、大変重要な問題であります。私の質問をしている火葬場問題は大災害によりお亡くりなりに、お亡くなりになられた、なられて火葬ができなかった方の悲しい思い込み、思いや悲しい思いを込めた質問であります。火葬ができなければ、先ほども言いましたように、一度土葬を行い、順番待ちで火葬を行う、つまり2度の葬儀を悲しみを味わうことになります。このようなことでは住民の暮らしと安心を確保するとは言い難いのであります。早急に協議の口火を切るべきだと思われますが、いかがでございましょうか。お伺いをいたしまして、2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 9番、森議員の2回目のご質問にお答えいたします。 これまでの一般質問の検証で水くみ場の利用、水くみ場を利用し、いの町を売り込めについ、まずお答えさせていただきます。 私も、議員おっしゃられるとおり、できない方向ではなくできる方向を探るというところは常にそういった思いで職員の皆さんとも議論をしているところでございます。 議員おっしゃられました紙の博物館というところでございました。あの、紙の博物館につきましては、駐車場では町有、町の施設になりますので、ここにつきましては水受け場をつければ簡単であるというお話もございましたので、なおここで検討させていただくということではなく、あの、できる方向を探っていきたいと思っております。はい。 それから次に、ええと、災害時の水源、ええっと、災害時のあの仮設トイレのことでございますが、先ほど議員の中でありました伊野小、神谷、八田等々お話がございましたが、現在是友の防災倉庫につきましては浄化槽に直接仮設トイレが設置できるようにしてございます。その他のところはできていないというところでございます。 次に、火葬場計画、エの広域での火葬場計画についてでございます。 広域での火葬場計画は、先ほど申しましたように、非常に大きな課題であり、いの町単独ではとてもできるものでないということのご理解はいただいておりますが、議員おっしゃられますとおり、土佐市、日高村と、あのう、広域での組合、一部事務組合がございますので、機会を捉えて本日議会での質問があったということの報告をさせていただき、今後あと、ああ、ひだ、土佐市、日高村等々も首長同士で話もさせていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) えっと、それでは、あの3回目の質問に入りますが、これまでの一般質問、これまでの一般質問を検証ということで、せ、総括的に質問をいたしますが、結論から言いますと、質問はこの4年間のほんの一部でございます。今回の5つの質問要点だけでも答弁をすればそれで終わりかというふうに思われてなりませんが、まだまだこれまでの一般質問を検証しなくてはなりませんが、のがたくさんありますが、残念ながらあと3月議会しか残されておりませんので、しっかりと検証していきたいと思いますが、こういうことがありました。 以前にこのようなことがございましたが、ある議員の質問に対して答弁者が検討をしますというふうな答弁をしておりました。1年後に再び議員が答弁を、議員が検討したのかという質問に対して、再度検討をしますとの答弁をしていたということが記憶にあります。ここでは私の質問の意気込みを察したのか、前向きの答弁をいただきました。ああ、今回の答弁も私にとっては大変聞きづらいところもございましたが、町長はこの検証結果の答弁をどのように捉えられ、どのようにおもられ、思われたのか、最後にお伺いをいたしまして質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 9番、森議員の3回目のご質問にお答えいたします。 先ほども答えましたように、私もできない理由を出すよりできる方向を探っていくという思いでも、思いでおりますし、ただ、あのう、検討しますで終わってしまっていたこともそれは事実な事例もございます。しかし、そういったことではいけないというところで、昨年も、えっと、昨年、今年、昨年だったと思いますが、あの庁議でも議会で答弁したことについての検証ということで庁議でも発表をしてもらったことがあります。森議員がおっしゃられましたように、どのように捉えということは非常に重要なことであって、私どももここの議会の場で検討しますと申し上げるからには検討した結果をきちんと報告しなければならないという責任を感じているところでございます。 今後におきましても、できる、できないということの議論をきちんと重ね、そのことにつきましては、こ、議会におきましても報告をさせていただけなけ、いただかなければならないと思っておりますし、町のさらなる発展のためには、まずできない理由よりできる方向を探っていきたいと考えてい、いるところでございますし、今後におきましても庁議等、といった場を捉えて皆、職員の皆さんとともに情報の共有、また前に向いて進む方向を考えていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で9番、森幹夫君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。午後1時に再開します。      休憩 11時58分      開議 13時0分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、4番、井上正臣君の一般質問の発言を許可します。4番、井上正臣君。      〔4番 井上正臣君登壇〕 ◆4番(井上正臣君) 先ほど議長から登壇の機会をいただきましたので、申告に従いまして一般質問をさせていただきます。 通告主題1としまして、生活道の安全対策・環境整備について。 質問要点ア、北山電停地域の町道塩崎線の完成は。 今回の質問に当たりまして、北山電停地域の自歩道工事と町道塩崎線につきましては、町道塩崎線の部分に既に完成しているということをお聞きしましたので、今回は北山電停地域の自歩道工事について質問をさせていただきます。 国土交通省が実施している国道33号線沿いの北山自歩道工事は、令和元年5月より着手されて現在に至っているところでございますが、この整備が終了しますと、地域住民はもとより通学生などにとっても事故防止を含め安全対策や通行の利便性に大きな期待を持たれて、持たれるわけでございます。 そういった中で現状を見ますと、この半年余りその後の工事が進んでいない状況で、周辺の住民からはいつ完成するのかといった声が役場庁内にも届いていると思います。早期完成での安心・安全な自歩道の利用や電停利用の実現が待ち遠しい住民の期待に沿うためにも早急にも完成に向けて取り組まなければなりません。このことから、現在町として取り組まれている状況を含め、この自歩道の今後の事業計画はどのようになっているのか、お伺いします。 通告主題1の質問要点イとしまして、鎌田地域の浸水対策についてお伺いします。 本議会において、鎌田井筋治水対策についての町としての取り組みについては先日説明を受けておりますが、今後この計画が進みますと鎌田地域を含め関係住民共々大いに期待するところだと思います。 今回執行部にお尋ねしたいのは、川内小学校周辺の浸水対策についてであります。この地域は、過去において長年にわたり浸水に悩まされてきた経過があり、地域の方からも浸水対策については早期対策がこれまで幾度となく町に要望がされてきていると聞いております。最近におきましては、鎌田地域の住民から、町は枝川地域の宇治川関連のないさい、内水対策事業として大型事業に取りこんでいるから鎌田地域の浸水対策にも早急に取り組んでほしいといった話を聞いております。枝川地域の治水対策の情報を気にしつつ鎌田住民の鎌田地域の住民にとっては早期の浸水対策を切望しているわけです。この鎌田地域の住民が待ちわびている浸水被害の解消すべきことは重要な懸案と考えるところでありますが、町として住民からのこれらの要望に対して今後の対応をどのように考えられているのか、執行部にお伺いします。 ウとしまして、川内小学校隣接の用水路への安全対策をについてお尋ねします。 川内小学校隣接の用水路への安全対策への取り組みについては、住民の要望を受け止め、令和元年の6月議会で執行部に対し転落防止などの安全対策を提案した経過がありますが、今回再度お尋ねしたいと思います。 そのときの答弁としまして、該当する道路は道幅が狭く防護柵やガードレールなどの設置は農耕車両が通行するに障害となるとの農家からの指摘があるが、通学路でもあることから、地区や関係者と協議して必要な安全対策を検討するとの内容でありました。その後、町として検討はされてきてると思いますけれども、現状はそのままの状態であります。やはり事故の起きる前に対策をすべきではないかと考えますが、町としてのお考えをお伺いいたします。 通告主題2としまして、仁淀川加田堰堤(後段で「築堤」との訂正あり)事業についてお伺いします。 質問要点ア、事業完成後の利活用の検討をについてであります。 この加田堰堤(後段で「築堤」との訂正あり)事業は、事業主体、国土交通省四国地方整備局かん、所管として平成28年3月より工事が着工され、現在は築堤の構造が見える状況まで進んでおります。この築堤工事が完成すれば、以前の工場跡地とか農地であったところを数メートルほど掘削し、現在の仁淀川河川のレベルの高さになる予定だと聞いております。その中でも一部は現状の地形を残す計画とのことですが、地元加田地域には現在121世帯、約300人ほどが暮らしておりまして、住民は散歩として、あるいは運動として国道横の歩道を利用していますが、築堤が完成すれば、築堤上の通行、河川内の広場を住民が利用できる環境整備ができれば安全な散歩道、家族で遊べる広場、あるいは運動コースになるなど様々な利活用を期待しているわけです。町としてこの加田築堤事業に係る流域の整備事業後の広い土地をどのような活用を目指して取り組む計画なのか、お伺いいたします。 通告主題3としまして、健康促進への提案についてお尋ねをいたします。 今回のこの質問に関しましては、住民の健康促進、体力の増強、病気予防などに向けて町内の資源を活用してはとの提案を含め質問をさせていただきたいと思います。 質問要点ア、ウオーキングロードの設定はできないかでありますが、当町においても現在住民の健康促進、病気予防などについて取り組まれております。また、多くの住民の意識の中にも健康について気にかけている人も多いと思われるようで、宇治川の堤防を朝や夕方などにはたくさんの方がウオーキングや散歩などで楽しんでいる光景を目にします。運動についての効果の実証研究を参考にしますと、適度な運動をすることで免疫力が上がりストレス解消にもつながるとの発表もあります。 そこでですが、この2キロあまりの宇治川の堤防に距離標示板のようなものを設置し、ウオーキングなどで距離を測りながら、あるいはタイムを計るなどの2次元的な楽しみが加わればより楽しい散歩道になるのではと考えます。住民の健康や体力の促進などにつながる一つのリンクとしての宇治川の堤防の一部でもウオーキングロードとして、あるいは住民の健康福祉の一環として実現に向け取り組みませんか。予算にしても少額で実現できると思います。執行部のお考えをお尋ねします。 イとしまして、新北山配水池周辺を公園についてお伺いします。 配水池の運用は、平成31年1月より改正されておりますが、過去に使用していた北山配水池跡は高台にあり、現地に行きますとすばらしい見晴らしのよい場所でもあります。いの町の町の中あるいは住宅地から近く展望もすばらしいこの跡地を公園として住民の憩いの場としての利活用の計画を提案したいわけです。 ただ、この場所に行くには、関係農家が建設した農道を利用することにもなり、北山農道整備組合などの協力や理解も必要かと考えますが、予算的にも大きな経費を投入しなくても可能なこの提案を執行部はどのようにお考えになるでしょうか。執行部の見解をお尋ねします。 ウとしまして、加茂山の活用についてお伺いします。 加茂山は、いの町内からはどこからでもよく見える山でありまして、言わばいの町民のシンボルとしての山と多くの住民は思っていることと思います。県道からの登山口からはゆっくり歩いて20分ないし30分で登れることができ、誰もが楽しむことができる山として知られておりまして、地元だけではなく、高知市などを含め年中多くのハイカーが登山をしております。ふだんは頂上近くで農地を管理している方が道の整備や管理をされていますし、また展望台周辺の整備を、にも取り組んでいただいておりまして、いつ山頂に登っても気持ちよく過ごすことができております。この方のお話としまして、今では年齢を重ねいつまで管理や世話ができるのか、また現在協力してくれるメンバーもおりますが、会員も高齢化が進み手入れがだんだんとできなくなっている状況から、今後加茂山の山頂周辺は元の自然の山に返ってしまうのではないかといった不安を持っているとのことであります。 このような状況を考えたとき、町として今後の加茂山への取り組みについて、今こそ検討すべき時期が来ていると私は思います。加茂山は、伊野小学校の校歌の一節にも歌われておりますし、学校の生活科の学習の一環として登山も取り入れられております。そのほかにも、最近では仁淀ブルーの観光ルートの一部としても取り上げられた経過がございます。このような状況の中で、教育の視点からも含め町として加茂山をどのような位置づけとしておりますか。 また、今後の加茂山の活用に向けた取り組みについていの町としてどのようにお考えになっているのか、お伺いしたいと思います。 1回目の質問は終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 正臣議員、このほら、ここでよね、ここ築堤と書いちゅうけど堰堤って言うたけど、堰堤でかまんが、築堤。 堰堤というて言うたけえ。築堤でなおしちょく。ここで訂正をしちょく。 ◆4番(井上正臣君) 先ほど議長のほうからの文字の訂正という注意がありましたので、訂正させていただきます。加田「築堤」を「堰堤」と私のほうで質問しておりますが、「築堤」としての訂正をお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) ただいまの井上正臣議員からの1回目の質問の発言中、加田「堰堤」の部分を加田「築堤」に訂正することについては、議長においてこれを許可します。 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 4番、井上議員からのご質問で、通告主題3、健康促進への提案について、質問要点ウにつきましてお答えさせていただきます。 まず、加茂山へ登る道につきましては、東側は槇地区から加茂山の頂上を経由し、西側の羽根地区まで町道加茂山線として維持管理をしております。日頃は、加茂山に親しむ会の皆様が定期的に草刈りをしたり管理に努めてくださっております。町としましても、今後におきましても引き続き路面補修等かん、維持管理に努めてまいりたいと考えております。 また、教育面、観光面での利活用につきまして、先ほども申しました加茂山に親しむ会の皆様の大変なご尽力をいただき、町内の小学生の生徒さんが加茂山登山を楽しんでおります。加茂山は、議員おっしゃられるとおり、頂上からの見晴らしもよく展望台もあるため多くの人が訪れ親しまれているいの町の大切な地域資源でございます。また、牧野植物園からも来られましたときには非常に貴重な植物もあるとのお話も伺いました。そうしたことから、観光協会では、企画商品として加茂山ハイクを販売促進し、直近では本年10月31日に開催しているところでございます。 町としましては、加茂山は町民の憩いの場所であり、また自然に対する教育の場所でもある、あり多くの方に親しんでいただける場所であると認識しており、今後につきましても観光資源、教育資源等々多方面へ発信してまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。その他のご質問につきましては担当課よりお答えいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 尾崎土木課長。      〔土木課長 尾崎靖央君登壇〕 ◎土木課長(尾崎靖央君) 4番、井上正臣議員より通告のありました通告主題1、生活道の安全対策・環境整備について、通告主題2、仁淀川加田築堤事業について、通告主題3、健康促進への提案について、質問要点ア、ウオーキングロードの設定はできないかについてお答えいたします。 まず、通告主題1、質問要点ア、北山電停地域の町道塩崎線の完成でございますが、昨年度の工事に引き続き9月から電車軌道の工事や水道工事が断続的に実施されているところでございます。電車軌道の移設が完了次第、国土交通省におかれましては国道本線を北側へ寄せ、南側の歩道工事に移行するとお伺いしておりますが、完成の時期につきましてはお示しされておらず、町としましても早期に完成を望んでいるところでございます。 次に、質問要点イ、鎌田地域の浸水対策についてでございます。 先日の一般質問の答弁と重複するかとは思いますが、き、近年の気候変動による豪雨の増加により激甚な水害が頻発してきたこ、ことなどから、国は河川等の管理者が主体となる治水事業に加え、流域全体のあらゆる関係者が共同して流域全体ですいげん、水害を軽減させる治水事業へ流域治水へ転換されました。 議員ご質問の加田地域の浸水対策につきましては、先ほどご説明させていただきました流域治水へ転換されたことから、今までは考えられなかった国土交通省、農林水産省、県などがタイアップした、あ、などがタイアップし省庁をまたいだ対策が可能となります。長年の課題でもありました仁淀川右岸の鎌田溢水対策について関係機関に要望活動を行うとともに、仁淀川流域治水協議会の中で対策案の協議を行ってまいります。 次に、質問要点、要点ウ、川内小学校隣接の用水路への安全対策をにつきましては、令和元年第2回定例会において答弁させていただいたとおり、通学路の安全点検時、また地区要望等を注視しておりましたが、具体的な要望等は提出されておらず、現在のところ安全対策の検討までは至っておりません。しかしながら、近くにかわうしょ、川内保育園や川内小学校がありますので、今後地区からの要望等による合意形成が図られましたら検討してまいります。 続きまして、通告主題2、仁淀川ちく、築堤事業、あ、失礼しました、続きまして通告主題2、仁淀川加田築堤じぐ、事業について、質問要点ア、事業かんろく、完了後の利活用の検討をについてお答えします。 今議会の冒頭でも行政報告をさせていただきました加田堤防築堤工事は、国土交通省が事業主体で令和3年度の完成に向け順次工事が進められております。 議員ご質問の広場につきましては、新たにできる堤防と旧堤防までの間にできる平場のことですが、仁淀川の下流側から進められております河道くす、掘削時には平場も河川断面内となり将来掘削される範囲となります。しかし、河道掘削実施までの間、河川占用手続をして平場を利用することは可能と国土交通省よりお聞きしておりますので、その広場利活用の検討につきましては本年6月に開催されまし、開催されました加田地区の総会へ諮ったところでございます。総会時に、グラウンドとしての利活用はできないかなどのご意見もあり、管理も含め地区として意見を取りまとめてもらうようお願いしてるところでございます。来週にはその意見結果の話合いの場が設けられておりますので、結果を確認し、地域の合意形成にもよりますが、河川占用手続など次へつなげていきたいと考えております。 最後に、通告主題3、健康促進への提案について、質問要点ア、ウオーキングロードの設定はできないかでございますが、議員のご質問にもございました距離、距離標につきましては、現在伊野地区の河川では仁淀川堤防のみ、さ、設置されており、河川巡視の際や増水時、災害時にその場所の目印として国土交通省が設置しているものでございます。宇治川につきましては、仁淀川合流部より免許センター入り口部の藤ヶ瀬橋上流付近までは国土交通省管理、藤ヶ瀬橋上流付近から伊野インター付近までは高知県の管理となっており、目印となる橋や建物が数多くあることから距離標は設置されておりません。宇治川の国土交通省管理区間につきましては、現在部分的ではございますが、農道としての占用を町が受け農耕者優先の看板を設置しており、議員ご提案のウオーキングロードの設置につきましては農耕車両の通行の際、歩行者との事故等を誘発する可能性もあり、付近農耕者のご意見やご理解を得る必要がございますので、慎重な検討が必要と考えられます。 また、上流部の高知県管理区間につきましては、河川管理道と住宅地が近接していることから、同じくウオーキングロードの設定につきましては付近地区のご意見やご理解を得る必要がございますので、下流部と同じく慎重な検討が必要と考えられます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 尾崎上下水道課長。      〔上下水道課長 尾崎正明君登壇〕 ◎上下水道課長(尾崎正明君) 4番、井上正臣議員より通告のありました通告主題3、健康促進への提案について、質問要点イ、新北山配水池周辺を公園ににつきましてお答えいたします。 新北山配水池につきましては、平成29年度に完成し、平成30年度、31年1月より配水を開始しております。議員ご提案の公園整備の箇所につきましては、旧北山配水池取壊し後の跡地と理解しており、平成26年3月議会におきましても一般質問で同様のご提案をいただいており、配水池の取壊し後の跡地の利用につきまして公園としての整備なども協議検討していく旨の答弁をさせていただいておりました。 旧北山配水池につきましては、新北山配水池からの配水かいち、開始に伴いまして内部の水道水を排出し、現在は空の状態としております。今後取壊しを行っていくこととなりますが、旧北山配水池の取壊しには多額の費用を要し、単年度予算で取壊し工事を行うことは水道事業経営に直結し赤字経営となるため、すぐには取壊しできない状況でございます。 取壊し費用につきましては、今後毎年修繕引当金として積み立てていくことを考えておりますが、取壊し時期につきましては旧配水池の老朽化により危険な状態になるまでには実施しなければならないということを考えております。 取壊し跡地の利用につきましては、取壊し時期も未定でありますので、跡利用も含めて現在は検討してない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 傍聴者の方、帽子は取り除くことになってます。はい、お願いします。 4番、井上正臣君。      〔4番 井上正臣君登壇〕 ◆4番(井上正臣君) 執行部から回答をいただきました。2回目の質問をさせていただきたいと思います。 通告主題1の中での北山電停周辺の自歩道についてでございますけども、ほぼですけども、まあ原形からですね、もう使えるような状態、まあ平らな部分まで完成してると思うんですけども、こういう中でですね、あの住民の方から、現在仕上がってる状況の中で今の平たい部分を歩道として歩いてあそこの地域を使えないだろうかといった提案を含めたお話も聞いておりますし、町のほうに要望も聞いてまいりました。この件についてですけど、もちろん協議が必要でしょうが、歩くぐらいだったらそんな大きな施設も設置も必要ないんではないかということで、可能であればそちらの方向性をぜひ検討していただきたいし、住民の意向としましても可能な方法を探るべきと私は考えますので、執行部のお考えをお伺いいたしたいと思います。 2点目としまして、通告主題3の中でのウオーキングロードの設定についてについて2回目の質問をさせていただきます。 先ほど担当課長のほうから具体的に管理道についてのお話も聞きましたけれども、私も今回質問に当たりまして、また住民からの要望を含めてですけども、四国地方整備局の高知河川国道事務所にも直接行ってお伺いを、こういった提案もさせて、相談にも乗っていただいた中ですけども、公共性のある具体的な活動、活用を目指す内容であれば検討できる可能性もあると聞いてまいりました。あとは、町が一歩前に踏み出すかとも思いますので、ぜひ庁内でこの検討を、ができないものだろうかと思います。 確かにこの宇治川の右岸、左岸は管理道として国土交通省が管理するところと高知西土木事務所が管理するところもございます。また、町が運用し管理してるところももちろんあるようです。そういった中でそれぞれの中から協議も必要であると思いますけれども、改めて執行部のお考えをお伺いしたいと思います。 2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 尾崎土木課長。      〔土木課長 尾崎靖央君登壇〕 ◎土木課長(尾崎靖央君) 4番、井上正臣議員より2回目のご質問がございました通告主題1、生活道の安全対策・環境整備について、北山電停地域の町道塩崎線の完成はの、ええと、今現在通れる、あのう、平場ができてるとこをあの通れないかというお尋ねやったかと思います。 実は、あの、まあ現地のその平場についてですね、通れないかというご意見も多数寄せられておりました。その中で国土交通省のほうに要望、要請したところ、まあ継続して今後工事もあるから工事まではちょっとよう通せないというお話でございました。まあ現在またあの、これから工事が順次進められてきます。その中で早期に通していただけるようですね、町としてもお願いをしてまいりたいと、このように考えております。 続いて、ええと、3番、ええと、3番、ああ、ごめんなさい、失礼しました。3、健康促進への提案について、ア、ウオーキングロードの設定はできないか。 公共性のある活用であれば国のほうも検討する可能性もあるということのお尋ねやったかと思います。ええと、まあまずはですね、地域の皆さんの利用状況をまず踏まえた中、先ほどの答弁の中にもございましたが、まあ付近のお家の方、それと農耕者の方にも対して協議を進めた中で検討が進めれるやったら今後考えていきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で4番、井上正臣君の一般質問を終わります。 次に、12番、山崎きよ君の一般質問の発言を許可します。12番、山崎きよ君。      〔12番 山崎きよ君登壇〕 ◆12番(山崎きよ君) 日本共産党の山崎でございます。通告に従いまして一般質問をいたします。 通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策。 質問要点ア、積極的なPCR検査。 新型コロナウイルスの感染第3波が猛威を振るっています。高知市では病院クラスターも発生し、感染経路が分からない症例も多数出ています。今後気温が下がって乾燥してくると、ますますウイルスが生存しやすくなり感染が広がることが予測されます。中央西保健所管内の感染も少ないとはいえ発生しています。いの町としてコロナウイルス感染拡大を抑えることが今最重要課題になっていると考えます。 全国の新規感染者が過去最多となったことを受け厚労省は、11月19日、医療機関、高齢者施設等への検査について発熱等の症状を呈する者は必ず検査を実施する、陽性が判明した場合は入所者、従事者全員に原則検査を実施することを求める要請を行いました。町としても、医療機関、高齢者施設で陽性者が出た場合、厚労省の通知に従って全入所者、職員の検査をすることはできないか、伺います。 また、新たに高齢者施設に入所する高齢者のPCR検査を行うことはできないかを伺います。 感染が広がってから検査をするのでは遅く、その前に無症状の感染者を発見することが感染拡大を抑えることになります。特に重症化しやすい高齢者の施設については、クラスター発生を防ぐためには、世田谷区のように、社会的な検査が有効です。少なくとも高知市が発表したように感染リスクが高い高齢者施設に新たに入所する高齢者のPCR検査を行うことができないか、伺います。 質問要点イ、事業者への支援。 県は、今日から30日までの飲食店などの時短営業に対し最大60万円の協力金を決めましたが、これについては限られた業種となっています。今後感染が広がっていく可能性は大きく、12月、1月は忘年会、新年会の時期ですが、その収入が断たれれば飲食関係だけではなくそれにつながる事業所が大変なことになります。プレ、ま、いの町は経済対策としてプレミアム付商品券ということですが、それについては利用者側からは、買いに行ったときには売り切れて買えなかったとか、日曜日の売出しは1日ありましたが働いている人には不利であるというような声や、事業者から、側からは、うちは現金がすぐに入らないととか、引換えに行く手間もかかると加盟しなかったという話も聞いています。一定の効果は期待できますが、不公平感も残る施策と思います。そこで、事業者への事業継続給付金第二弾はできないか伺います。新型コロナウイルス感染第3波の影響を受けた全事業者への直接支援です。 質問要点ウ、町出身学生への支援。 学生は、コロナの影響でオンライン授業やアルバイ、アルバイトの休止で大変な生活を強いられています。県内で学生の食糧支援に関わっていますが、無料の食糧支援に学生が列を作って並んでいます。お米やレトルト食品、缶詰や野菜などが喜ばれています。対話をすると、アルバイト代が消えて困っています、非常に助かります、新入生の男子は、学生食堂が利用できないので食費が思った以上にかかります、アルバイトを探していますが見つかりません、別の新入生は、両親の仕事も減りましたというような大変な状況が見えてきました。 土佐町では、対象世代の保護者にアンケートをして、52人中42人が新型コロナの影響で学費や遠隔授業での通信費の捻出等を懸念していると回答しています。土佐町は、未来を担う学生の学びをしっかり支えたいと町内出身の学生に10万円の給付を決めました。いの町も町外、県外で頑張る学生の支援はできませんか。10万円給付、または地元の特産を小包にして送るというのはどうでしょうか。 通告主題2、国民健康保険制度。 質問要点ア、県内国保の保険料水準統一(案)について。 12月11日、高知新聞によれば、県は2023年前半までに国保の保険料水準の統一に向けた議論を市町村と始めるという報道がありました。それによれば、今後1人当たり医療費の増加や被保険者数の減少が見込まれることから、県内国保の持続可能性と被保険者間の公平性を確保することを目的として来年から議論をするということです。国保税を統一すれば、国保税の引下げや減免のため一般会計に(後段で「一般会計から」との訂正あり)法定外繰入れした、していた町村が繰入れを行うことができなくなり、国保税が引き上げられる可能性があります。今でも高過ぎる国保税は引き下げるべきで、それに反対する、それに反する国保税統一はすべきでないと考えます。2017年の厚生労働大臣の答弁でも、国保料の決定権は法的には市町村にあること、厚労省も急激な保険料の上昇を招かないよう、繰入れや減免も維持の検討をと言っています。いの町として令和6年度から統一という方向で議論に参加をするのかを伺います。 国保税は、他の保険と比べても被保険者の所得水ずん、準が低く、所得に対する保険料負担が重いことが常々問題になってきたはずです。この構造的問題を解消しないうちに保険料の水準を統一する議論に入るべきではないと思います。全国知事会は、1兆円のこっ、国庫負担増を要求しているのに、国はそれに十分に応えていません。町としては高過ぎる国保税を下げる方向で議論を進めていくべきではないか、を伺います。 質問要点イ、令和3年度の国保うん、国保運営について。 1つは、子どもの均等割の減免です。非正規労働者や自営業者、無職の人らが加入する国保で、子どもの数に応じてかかる均等割について独自に減免する自治体が全国で少なくとも25あります。9自治体が高校生世代までを対象に所得制限なしで第1子から減免しています。このうち全額免除は3自治体、今年度実施の福島県南相馬市に続いて、来年度同県白河市と岩手県宮古市が実施予定です。第2子や第3子以降の子どもの均等割を減免する多子世帯減免や所得制限を設けて対象を大学生世代まで広げる自治体もあります。いの町としても子育て支援を言うなら、多子世帯減免は考えられませんか。 もう一つは、使いやすい減免制度です。これまでも国保税の減免制度の改善を求め基準を明確にすることを提案してきましたが、県で統一する方向であるという理由で実現しませんでした。今回のコロナウイルス感染対策による国保税、介護保険料などの減免によって多くの方々が減免されることになりました。それは減免基準の明確化と周知徹底によるものと思います。いの町も災害等で収入が減ったときの減免規定がありますが、これまで活用されてきませんでした。申請内容が厳しいことと周知の仕方によるものでは、よるものではないかと思います。新型コロナウイルスの影響による減免という特別な事情による今回の措置ではありますが、今後も恒常的に同様の基準を使った減免の運用ができないかを伺います。 通告主題3、公立・公的病院の再編・統合。 質問要点ア新型コロナウイルス感染症の拡大を経て。 440の公立・公的病院について再編・統合を検討することが求められ、当初は機能の見直しについては2019年度中に、再編・統合については2020年秋までに行うという期限を設けていましたが、感染症対策の重要性を踏まえて再整理を行うことが厚労省の通知で明らかになりました。その中で、再検証の期限を含め地域医療構想に関する取り組みの進めかな、方については、これらの議論の状況や地方自治体の意見等を踏まえ厚生労働省において改めて整理の上お示しするとなっています。 新型コロナウイルス感染症の拡大により、いの町だけでなく、県内、日本国内の公立・公的病院の果たしている役割が大きいことが明らかになりました。PCR検査体制や病床確保において公立病院があるか、からこそ国や県の要請に積極的に応えることができると考えます。コロナウイルス感染が終息した後も様々な感染症や災害に備えて余裕のある病床確保や医師、看護師の確保に向けて国は逆に支援をすべきない、すべきではないかと考えます。自治体の意見が求められるとなっているようですので、いの町はどのような考えで臨むのかをお伺いします。 通告主題4、学校教育のICT化。 質問要点ア、めざす教育とスケジュール。 このICT化は時代の流れの中で避けて通れないものではあると思っています。しかし、今回のコロナ禍に乗じて急に持ち込まれたようで大変違和感を感じます。教育へICT機器を使うことへの検証が十分されたのか、教育関係者の中で十分論議されて導入されたのか疑問が残ります。そもそも教育のデジラ、ジェ、デジタル化はコロナ以前から大手IT企業が政府と一体となって推進してきたものです。これを推進してきた政府寄りの経済学者は、知識伝達の授業を担当する人は極端な場合各教科に全国で1人いればよいのです、例えば国語なら読み書きを教える名人がネットで授業をし、または動画として生徒に見せればいいのですと述べて教育の画一化と教師のリストラを露骨に述べています。このような中で進められる学校ICT化、今後どのような教育、授業を目指すのか、スケジュールをお聞きします。 質問要点イ、ICT化による不安点について。 ここでは3点についてお伺いをしました。1つが、お伺いをいたしますが、その中で視力の低下や健康面の配慮については、他の議員への答弁がありましたので、これは問いません。 1つ目です。集団での学びと教室の自主性についてです。 これまでの学校の授業は、教師が黒板を使って一斉に子どもに教える方法でした。ここには課題もありながら、教師と子どもたち、子どもたち同士のコミュニケーションや集団的な学びがあったのではないかと思います。いの町が進めている菊池先生の教育も集団の中でコミュニケーションを大切にしながらクラスを形成していく方法ではないかと思います。ICT化を進める側は、児童・生徒一人一人に応じた個別最適化された学びを目指すと言いますが、一人一人が銘々のパソコンの画面を見て授業をすることになれば集団での学びが薄れていくのではないかと考えますが、この点での解決策があればお聞かせください。 デジタル化は時代の流れであり、効率的で様々な資料も簡単に手に入ることから、うまく使えば子どもの学力向上にも意欲の増進にもつながると思います。ただ、機械が授業をするのではなく、あくまでも教師が授業をするということは外してはいけないと思います。デジタル教科書など既成の教材や指導方法をただ見せれば授業がなり、成り立つのであれば授業が画一化される不安もあります。これまで教師は子どもたちに合わせて教材を準備し授業を進めてきました。このような教師の自主性や専門性が担保されるのか、これまでどおり教師の自主性、専門性保たれるのかをお伺いします。 2つ目に、教員の負担増につながるのではということです。 パソコンを使いこなす先生もまだ多くはありません。そして、現在教師の人手不足の中で授業の方法の変化やパソコンの端末を使うことが必須となれば先生方の負担を増やすことになるのではないか、習得のための研修も増えるのではないかと思います。教員の多忙化に対する対策を伺います。 通告主題5、紙の博物館入館料。 質問要点ア、町内のサークルの使用。 コパが閉鎖し、サークルや集まりで作成したものを展示会をする場所が少なくなりました。紙の博物館を使用する場合、主催者は多くの人に作品を見てもらいたいが、入館に500円が要るのでお誘いしにくいという声があります。一方で誘われた側は、せっさ、せっかくお誘いを受けたのに行くだけで500円というのはという声もあります。町内サークルの催しは入館料を低料金にして見に来やすくことはできないかを伺います。 質問要点イ、内容による設定。 質問要点アの流れからいきますと、内容による入館料設定というのもあり得ると思いますが、どうでしょうか。他の博物館を見れば、常設展と企画展が違っています。本来博物館法の第23条を見ましたら、公立博物館は入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない、ただし博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は必要な対価を徴収することができるとなっています。紙の博物館も基本にのっとれば無料が一番いいのでしょうが、財政事情から有料にするならより多くの人が足を運べる設定が望ましいところです。内容によっては思い切って半額や無料にする企画もあってよい、あってもいいですし、特別展、企画展については少々高くてもという声もありますので、内容によって料金に差をつけることも考えられるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 また、紙すき体験は、工芸村と比較すると入館料分高いということです。紙すき体験については入館料を取らないか、体験料を無料す、にすることはできないかも併せてお伺いをして、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。2時15分に再開します。      休憩 13時58分      開議 14時15分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 執行部の答弁を求めます。澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 12番、山崎議員の通告のありました通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策質問要点ア、積極的なPCR検査のご質問にお答えいたします。 議員おっしゃられましたとおり、令和2年11月19日付、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部通知により、高齢者施設等の入所者または介護従事者等で発熱等の症状を呈する者については必ず検査を実施することや、その者が陽性と判明した場合には当該施設関係者全員に対して原則として検査を実施することと要請されたところでございます。このことを受け、町では町が所管、所管する高齢者施設等に周知を図り積極的な対応をお願いしているところでございます。保健所による行政検査が行われない自費検査を実施施設側が判断し実施した場合は、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援金の補助対象となることも併せて周知いたしました。 一方、在宅生活から高齢者施設への入所におきましては、現在のところ入所前において健康管理を一定期間確認することを含め、感染症への配慮についてご本人、ご家族様にご理解いただいた上での入所となっております。 ご質問いただきました新たに高齢者施設に入所される方へのPCR検査についてでありますが、陽性者でありながら無症状となることや発症する2日前から感染力があるとされていることから、PCR検査を受けられ十分配慮された上で入所できることは既に入所されております方々との生活を開始するに当たり、ご本人様をはじめ受け入れる施設側といたしましても安全が確保されることと考えます。 現時点において、高知県の現状も人口10万人当たりの感染者数が全国でも高水準の状況下であることから、町といたしましては高齢者施設等入所前にPCR検査を行った場合に検査費用を助成できるよう体制を整えていきます。スピード感を持って実施する必要がございますので、検査実施体制を整備した上で既存の地方創生臨時交付金関連予算を流用し実施したいと考えております。 今後も、新型コロナウイルス感染症の増加により医療崩壊につながることのない医療体制が継続できるために一人一人が限られた医療資源を大切にすることがより重要と考え、継続した感染予防の徹底に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 12番、山崎きよ議員の通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策質問要点イ、事業者への支援のご質問にお答えします。 本年5月から8月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経営が落ち込んだ事業者支援として事業継続臨時支援金を74件交付いたしました。その後、そのあと、プレミアム付商品券の販売を9月、10月、11月の3回に分けて行い、事業者の皆様を含め多くの町民の皆様にご利用いただきました、いただいております。急激に感染が拡大している中、人々の活動範囲が限定的になり、消費活動が落ち込み、多くの業種において収益等の減少が懸念されております。町といたしましては、商工会の経営指導員と協議を行い、全体的な事業者支援、経済対策が必要であると考え業種を限定しない施策としてプレミアム付商品券の追加販売を計画しているところでございます。 ご質問の中に、行っても売り切れていた、働いている人には不利といった利用者側の声もあるといったことがございました。今計画している追加販売につきましては、11月の販売と同様、本川地区は平日と、平日となりますが、伊野地区、吾北地区につきましては日曜日の販売を計画しているところでございます。 また、すぐ現金化できない、引換えの手間といった事業者側の声もあるとのことでございます。販売当初、月2回のお支払い、換金、お支払いで実施をしていたものを、今は月3回に増加させ、町関係の商品券をいちがん、一元的に取り扱うことで事業者の手間を少しでも省力化することなど、利用者、事業者の声に対し善処しているところでございます。 昨日町長から発言がありましたとおり、町独自の協力金の実施することといたしました。あ、これは県の営業時間短縮要請にご協力いただいた町内事業者に対する追加給付でございます。支援でございます。 また、現状の感染状況からいたしますと、多大なる全業種に事業者、事業者の皆様に影響が、お、さらに拡大されてくることが、こととなりますので、事業者の支援の拡大といったことを前提にいろいろと様々な制度設計に向けて協議をしてまいりたいと考えております。 しかも、またそれに加えまして、あらゆる方面でのものも追加した検討を協議してまいりたいと考えているところでございます。 続きまして、通告主題5、紙の博物館入館料について、質問要点ア、町内サークルの使用と、質問要点イ、内容による設定のご質問に併せてお答えいたします。 ギャラリー・コパの閉館により町内サークル活動の発表の場がなくなったので低料金での利用はできないかとのお尋ねでございます。 紙の博物館の2階、3階の展示室使用料は、条例により減免できる場合もございますが、土佐和紙の振興に寄与することを設置目的とした施設でなっておりますので、コパのような利用状況を提供することが難しい点がございます。その他の町内施設でございますと、いの町立公民館、枝川コミュニティセンターなどで販売を伴わない展示会を開催することができますので、ご利用いただければと考えております。 入館料は大人500円、小・中学校生、小・中・高校生100円、65歳以上250円、未就学無料、そのほか障害者手帳等をお持ちの方、じゅ、10名以上の団体割引などの割引制度もございますが、いの町の住民の方も町外の方も同額となっております。年間パスポートは1,500円で、4回目以上の来館となればお得となる設定としております。この年間パスポートを上手にご利用いただきたいと考えております。 入館料につきましては、常設展の展示物の入替えなども行いまして、入館料をお支払いいただいても満足していただける展示内容になるよう努力していく所存でございます。 今後の検討課題といたしまして、展示会によって料金を上乗せするなどの2段階設定や、いの町の住民の方への割引など検討していくべき課題であると考えているところでございまして、他の施設等の状況も調査し運営委員会に提案させていただきご意見を聞くなどして検討してまいります。 また、工芸村との違いは、紙の博物館は展示室の閲覧による「知る」、紙すき体験による「体験する」がセットとなり相乗効果を発揮するものとなっております。また、事前予約をしていただければ、職員の館内説明もしているところでございます。入館料はそのために必要なものと考えているところでございます。工芸村は「体験する」に特化した施設となっておりますことから、体験料のみの徴取となっているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 宮脇教育次長。      〔教育次長 宮脇健太郎君登壇〕 ◎教育次長(宮脇健太郎君) 12番、山崎きよ議員の通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策質問要点ウ、町出身学生への支援についてお答えをさせていただきます。 ええ、議員おっしゃるとおり、他の自治体においては地元出身の学生に対し助成金を交付している、あるいは今後交付予定の自治体がございます。新型コロナウイルス感染症対応の交付金を活用し、このような助成金を出すことは可能とお伺いをしておりますが、対象者をどうするのか、本人、家族を含め住民票を移している場合やアルバイトや奨学金等で収入がある場合など、対象者の把握や公平性の観点から制度設計が難しく、いの町におきましては現在のところこういった助成金あるいは小包といった制度を構える予定はございません。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 松本町民課長。      〔町民課長 松本浩二君登壇〕 ◎町民課長(松本浩二君) 12番、山崎議員からの通告主題2、国民健康保険制度について私からはお答えいたします。 まず、質問要点アの県内国保の保険料水準統一(案)について何点かご質問がございました。議員がおっしゃられたように、県内国保の持続可能性と被保険者間の負担の公平性を確保することを目的に、高知県は第2期国保運営方針の中に保険料水準の統一を目指した議論を行うことを盛り込み、県内のどこに住んでいても同じ所得、同じ世帯構成であれば同じ保険料の実現を目指しております。 後期高齢者医療制度や協会けんぽにおいても、既に県単位の保険料負担の公平性が、すいません、公平から実現していることや、小規模な保険者が多い高知県では財政運営の不安定化を招く要因となる高額医療費の発生等のリスクを県全体で分散、分散させる必要性が今後さらに高まることなどを考慮すると国保の土俵を広げていくことは必要であるとの認識で、町としても統一の方向で議論に参加したいと考えております。 また、高過ぎる国保税を下げる方向で議論を進めていくべきではといったご質問もございました。どの自治体も少しでも国保税額は低くといった思いは一緒であると思います。しかしながら、被保険者数が減る一方、1人当たりの医療費は増加傾向の中、国保税を下げるというよりは急激な国保税の上昇を抑えるといった議論になるのではないかと考えます。その中で激変緩和措置など一定の対策を講じるような提案を行い、少しでも国保税が上がらないような議論を行ってまいります。 併せて、国庫負担増の公費投入につきましても、国保中央会などこほ、国保関係9団体とともに毎年国に要望しておりますが、引き続き機会を捉えて要望してまいります。 次に、要点イの令和3年度の国保運営についてお答えいたします。 子どもの均等割の減免については、議員のおっしゃるように、他の自治体では均等割を減免している事例があるようにお聞きしております。この減免を実施するとなるとその財源は全て国保税で賄わなければなりませんので、今の国保財政では難しいと考えます。町といたしましては、国の責任において子どもの均等割減免や多子世帯減免を実施すべきと考えています。この件につきましても、国保中央会など国保関係9団体とともに毎年国に要望しておりますが、引き続き機会を捉えて要望してまいります。 また、今後も新型コロナウイルスに係る減免基準と同様の基準を用いた減免を恒常的に運用ができないかという趣旨のご質問があったかと思います。新型コロナウイルスの影響による場合は、国の制度として減免分に対する財源措置がありますが、通常の市町村減免の場合は国の財源措置がございません。したがいまして、先ほどと同じく財源としては国保税で賄うこととなりますので、同じ基準での運用は難しいと考えます。 県の国保運営方針の中に減免基準の統一についての項目もあり、今後保険料水準の統一化の議論と併せて減免基準の統一化についても議論を進めていくとお聞きしております。町といたしましては、基準統一化の中でより使いやすく、より分かりやすくて申請しやすい減免制度になるよう、なるような提案を行いながら議論を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 金子仁淀病院事務長。      〔仁淀病院事務長 金子 剛君登壇〕 ◎仁淀病院事務長(金子剛君) 12番、山崎きよ議員からのご質問、通告主題2、公立・公的病院の再編・統合。 質問要点、新型コロナウイルス感染症の。 失礼しました。通告主題3、公立。 ○議長(高橋幸十郎君) 課長、課長、通告3番。 ◎仁淀病院事務長(金子剛君) はい、通告主題3、公立・公的病院の再編・統合。 質問要点、新型コロナウイルス感染症の拡大を経てについてお答えします。 昨年9月に国が仁淀病院も含む全国440の公立・公的病院の名前を公表し医療機関の再編・統合の議論を促しましたが、その唐突な発表や診療実績などのデータのみでの評価に対する地方からの反発が強く、また本年に入り世界、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大もあり再編・統合の議論については立ち消えのような状況になっておりました。 その後、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、国においては感染症への対応の視点も含めて、質が高く効率的で持続可能な医療提供体制の整備を進めるための議論もあり、令和2年8月31日付で再検証等の期限も含め地域医療構想に関する取り組みの進め方についてこれらの議論の状況や地方自治体の意見等も踏まえ厚生労働省において改めて整理の上示す旨の厚生労働省通知があったところです。 新型コロナウイルス感染症の拡大を経て、公立病院である仁淀病院では県からの要請を受けまして、3月からは帰国者・接触者外来として、9月からは民間の医療機関とともに検査協力医療機関として疑い患者の診察並びにPCR検査の検体採取を行ってまいりました。また、8月からは疑い患者の入院医療機関としての機能も担っているところであります。 新型コロナウイルス感染症への対応については、特に感染拡大初期における体制確保という点で仁淀病院も含め公立病院であったからこその果たせた役割があったと感じているところであり、そしてこれらは単なる診療実績では計れない公立病院としての役目だと考えております。今後仕切りなう、仕切り直される地域医療調整会議等での議論の際には、これらの点について医師の確保等なども含め町の意見として伝えていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 12番、山崎議員から通告主題4、学校教育のICT化についてのお尋ねがございました。 まず、質問要点ア、めざす教育とスケジュールについてお答えをいたします。 本年度から小学校、来年度からは中学校でも全面実施される新学習指導要領におきましては、主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業改善が求められ、また小学校におきましてはプログラミング教育が必須となり、情報を活用する能力が言語能力、問題発見、解決能力等と同様に学習の基盤となる資質、能力と位置づけをされました。 また、昨年12月、文部科学大臣からは、GIGAスクール構想として令和時代のスタンダードとしての1人1台端末整備、そして高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するというメッセージが発信されたところでございます。町でも1人1台端末の購入、配備、校内高速回線網構築、大型掲示装置の購入、配備などに現在取り組んでおりまして、今年度末には学習環境はととなう、整うこととなっております。 このように、学校現場におけるICT化は急激に進行しておりまして、今年度中に校内高速通信網、1人1台端末が整備できる予定でございますが、その使用、活用方法につきまして教職員対象の講習も順次実施しているところでございます。 いの町教育委員会としましては、ICTを教育にうまく取り入れ活用しながら新学習指導要領の趣旨である主体的、対話的で深い学びある教育を目指していきたいと考えております。 次に、質問要点イ、ICT化による不安点についてお答えをいたします。 まず、一人一人の子どもさんがタブレットだけ見て、子どもさん同士、子どもと教員といった集団での学びの場が失われるのではといった不安点でございますが、全てそのタブレットを使用した授業を行うわけではございません。今までの授業スタイルに加えまして配備された状況でしかできない集団学習、集団の学びの方法といったものもございます。例えば四、五人のグループにとどまらずクラス全体の意見をすぐに集約して教室前方のスクリーンで即座に掲示したり、また人に説明する資料を論理的に自分で作成しクラスメートと相互チェックしたりといった作業がそのICT機器を活用した場合、効率的に、かつ視覚的瞬時に実施することが可能となるものと考えております。そういったICTのメリットも生かしつつ、今までどおりの子どもさん同士による話合いも行ってまいりたいと考えています。 これからは正解のない問いや課題に取り組むことが多くなってまいります。それらを解決していくためには他者と共同していく力が必要でございます。そのためにいの町では、自分のことを受け入れ、相手も受けいる、受け入れることができる自尊感情を高め、一人一人が思いや考えを出し合い、コミュニケーション力を使って話し合って新たな意見を作り出す力をつけるために菊池学園に取り組み教育の充実を図っているとこでございます。 また、デジタル教科書による授業の画一化の懸念といったご質問もございました。確かに昔ながらの個性的な先生の授業イメージはなくなるかもしれませんが、デジタル教科書の導入は印刷物の減少、資料作成の省力化といった面で教員の先生方の負担軽減にはつながるものと考えております。各教科、学年で教えるべき内容は決まっておりますので、基本的な部分は踏まえていただき、あとは個々の人の、すいません、あとは個々人の先生方の個性の部分になると考えております。 次に、教員の皆さんの負担増についてもお尋ねがございました。ごし、ご指摘のとおり、この1人1台端末をはじめとした急速の、急速なICT化によって現場の先生方には技術の習得、機器の活用、授業改善といった面で多くのご負担をかけることは間違いございません。既に何回か県や町で研修を実施しておりますが、研修自体が負担になることも確かでございます。しかしながら、ICT機器は導入したものの有効に教育学習に活用できていないということは避けなければなりません。教育委員会事務局では、昨年度からICT支援員を1名増員いたしまして、機器の設定や操作方法説明などぎじて、技術的に各学校を支援しているところでもございます。今後におきましても現場の先生方とともに、よりよい授業づくり、よりよい学びる、あいのできる環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 12番、山崎きよ君。      〔12番 山崎きよ君登壇〕 ◆12番(山崎きよ君) 2回目の質問をいたします。 通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策質問要点イ、事業所への支援ですけれども、プレミアム付商品券についてはまあ改良も加えているということで、もっとまあ使いやすいことになるというのは分かりました。今回、その、県が飲食関係について支援をするということで、いの町も上乗せをされるということでかなりま、助かるのではないかというふうに感じています。ですけど、その飲食に関わる関連する業種ですよね、それについてはまあ届かないということを懸念をいたします。まあ酒屋さんとか、ああ、まあ魚屋さんとか、そういうところですよね、そういうところにまでも支援が届くような対策というのは今後考えられないのか、まあ先ほどその拡大、制度の拡大という言葉もありましたので、そういうところで対応するのではないかと思いますけれども、その点をお願いしたいと思います。 通告主題2、国民健康保険制度ですけれども、1回目の私の発言の中で国保税の保険料水準統一(案)のところで、国保税の引下げや減免のため、あ、国保税を統一すれば国保税の引下げや減免のため「一般会計に法定外繰入れしていた町村が」という言葉がありましたが、間違いでして、国保税の引下げや減免のため「一般会計から法定外繰入れしていた」というふうに訂正をしたいと思います。 この中で、まああの、町としては統一という方向で議論に参加をしていきたいというお話でした。で、高過ぎる国保税を下げる方向でというふうに私は提案をしましたが、まあどこ、どこの市町村においてもまあ下げたいというところだと思いますが、今回はまあ急激な上昇を抑えるということで激変緩和の提案など少しでもまあ上がらないような方向で議論をまあ、していくということだったと思います。先ほどもあの、国保中央会に要望をしていくという話がありましたが、この国保税については前から言っています構造的な問題っていうのを解決しない限り、この高過ぎる国保税っていうのはずっと言い続けないといけないと思います。で、あのう、まあ根本的な解決になりますと国に要望をしていくしかないのですけれども、県としても支援ができないか、まあそういう要望も必要ではないかと思いますけれども、その点を伺います。 それと、質問要点イの令和3年度の国保運営についてです。 子どもの均等割の減免ですけれども、これは全て、あの、国保税で賄わないとできないというお話でした。で、来年度についてはまあ国保税引き上げるようにはしないという発言もあって、で、そうなるとまあ一般会計からの繰入れも考えられるというお話でしたが、まああのそうなれば一般会計からの繰入れということも使えるのではないかというふうに思いますけれども、この点どうでしょうか。 それと、使いやすい減免制度ですけれども、これについては新型コロナウイルスの減免については国の財源措置があったので、まあ、しやすかったと思いますが、通常の減免については国の措置がないということですよね。これについてもまあできれば中央、国保中央会の中で提案できないものかを伺います。 それと、現在の減免制度についても、あの、皆さんが申請しやすいような周知の仕方があるのではないかと思いますけども、この点もお願いします。 通告主題3、公立・公的病院の再編・統合、質問要点ア新型コロナウイルス感染症の拡大を経てですけれども、これについては、あの、コロナウイルスの対策を経て、あのう、公的病院、こ、公立病院の役割っていうのは大きいというのが明らかになったということでした。で、これまでは病院機能の整理や転換、病院のダウンサイジングについての検討を行うというふうにずっと言われてきましたが、ダウンサイジングではなく逆に余裕を持った病床の確保というのが求められるのではないかと考えますが、この点どのようにお考えでしょうか。 通告主題4、学校教育のICT化ですけれども、質問要点イ、ICT化による不安点についてです。 まあICT機器を使いながらもこれまでの集団的な学びっていうのを大事にしていけるというご説明だったと思いますけれども、あの、それも全部教師の力量によるのではないかと思います。機器に頼り過ぎるのか、そうでないのか、まあ機器を上手に使いこなして集団的な学びをするのかについても教師のまあ、力量に係ってくると思われます。で、今講習もされていると思いますけれども、その中でその負担をかけるのはまあ仕方がないと、まあ一時期の負担になるけれどもこれを越えたらまあ機器を使いこなしていい教育ができるというふうに私は聞こえましたけれども、やはり負担がかかるっていうのは同じだと思います。で、ICT支援員が1人ということでしたが、これでまあ足りるのかっていうところですよね。今後も同じような状況なのかということを伺いたいと思います。 それで、このICT化、GIGAスクール構想という言葉も出ましたが、これは、あの、前の安倍首相が経済対策として物すごい金額をかけてまあ導入をしてきたものですけれども、こういう財源があるのなら、まずは教員数を増やす事業に私は回してほしいと思いますけれどの、も、その教員の多忙化については解決する手段というのはないのかということです。先ほどの教員の、その負担増にも関わってですけれども、ICT支援員だけではなく教員の負担を軽減する方法、何か考えられないかを伺います。 じゃあ、以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 12番、山崎議員の2回目のご質問にお答えいたします。 え、通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策質問要点イの事業者への支援についてでございます。 飲食関連にはその支援が届かないのではないかといったご質問がございました。先ほど産経課長が申しましたことの中に、これからもその支援の拡大を図っていくというのは、そういった考えられる関係の皆さんにも制度の拡大をしていきたいと考えているところでございます。今回は県の通知を受け早急な対応が必要と考え上乗せの支援策をお知らせしたところでございます。今様々な町民の皆様の生活への影響があることを考えられますので、今後速やかな制度の設計をしてまいりたいと思います。 また、時々刻々とその状況が変わっておりますので、そういったことにも速やかに対応できるようにしてまいりたいと考えております。そのためには、専決に、専決予算を組む場合も十分考えられますが、そういった場合につきましても速やかに対応していけるようにしたいと考えております。 そして、あ、次に、通告主題2の国民健康保険制度につきまして、質問要点アとイにつきまして私からお答えできる部分についてお答えさせていただきます。 国民健康保険制度は、構造的な問題を解決しなければならないと議員からの質問内容でございました。これは私も同様にあの政府に強く要望してまいりたい。これまでも要望しておりましたが、要望してまいりたいと考えております。 また、令和3年度の国保運営についてでございますけれども、減免しやすいよう周知するべきではないかということは、今後そういったことも周知の方法も今後しやすいような周知、法、ことを考え周知をさせていただきたいと思っておりますし、こちらにつきましても国保中央会への提案はこれまで以上にさせていただきたいと思っているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 松本町民課長。      〔町民課長 松本浩二君登壇〕 ◎町民課長(松本浩二君) 12番、山崎議員から2回目のご質問がありました、町長が、あの、答弁しました以外の部分につきまして私のほうから答弁させていただきます。 子どもの均等割の部分に関しまして一般会計からの繰入れも使えるのではないかといった2回目のご質問がございました。いの町では、平成30年から税率を据え置いている関係で令和元年度からは単年度収支でいきますと赤字に転落しております。その関係で現在の税率では県からの事業費納付金を賄うまでに至っていないというところが現状でございます。国保税を据え置いている関係で一般会計からの繰り、繰入れが、繰入れも使えないわけではございませんけれども、今後財政とも協議をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 金子仁淀病院事務長。      〔仁淀病院事務長 金子 剛君登壇〕 ◎仁淀病院事務長(金子剛君) 12番、山崎きよ議員からの2回目のご質問、通告主題3の、についてお答えさせていただきます。 議員から、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて病院のダウンサイジングどころではない、逆に余裕を持った病床の確保が求められているのではないかといったお尋ねがございました。さきにも述べましたわ、述べましたが、今回のコロナ禍において公立病院として仁淀病院も一定の役割を果たしていると考えており、また今後も感染症の終息までは国や県から求められる役割をでき得る限り担っていきたいと考えております。 その中で期待される役割を果たすためにも病院として一定の規模が必要であるといった議員のご指摘はもっともなご意見であると思います。しかしながら一方で、病院の運営という面において仁淀病院の経営状況が厳しい状態であることはコロナ禍以前からの大きな課題であります。特に新型コロナウイルス感染症拡大を受けての医療機関への受診控えの影響もあり、本年度は大きな業績悪化が見込まれるところであります。ワクチンの開発、また接種の普及により新型コロナウイルス感染症が終息されれば業績の回復も期待されますが、他方新しい生活様式の一つとして感染リスクの回避としての受診控えが定着する可能性もございます。その中でいの町として今後も町立病院として仁淀病院の持続可能な運営を目指していくためには国による地方医療構想に基づく再編・統合の議論の提起を持続可能な病院運営に向けてのぎ、議論の機会であるとして捉え、コロナ禍終息後の地域の医療需要を計った上で必要な病床数や病院機能について検討を行っていくことは必要であるとは考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 12番、山崎議員から2回目のご質問がございましたので、私からは通告主題4、学校教育のICT化の質問要点イ、ICT化による不安点について幾つかご質問いただきました。 まず、教師の先生方の負担増につきましてのご質問がございましたが、その負担増軽減策をどのように図っているかにつきましては、既に導入がされております校務支援システム、この活用によりまして先生方のスケジュール管理、あるいは校内外が、ら発出される文書の情報の共有、さらに言えば児童・生徒さんの出席簿の、ええと、活用、それて成績の評価の活用など、これまで管理ベースでやっていたものがシステムの中に組み入れられて、ここでは大きく負担軽減が図られていると考えております。 それと、ICT化による支援員の数についてもお尋ねがございました。現在2名でその体制を組んでおりますが、来年度からはGIGAスクールによりまして学校児童・生徒全てに配備が決定されているところでございますので、教育委員会としまして令和3年度に向けてその増強について検討を重ねているとこでございます。 そして、国のGIGAスクール導入の財源があれば議員からは教員の増を図るべきといったご意見もございました。このGIGAスクールにつきましては、いの町が事前に、いや、従前に取り組んでおりましたが、このコロナの緊急対策交付金で財源が前倒しされまして町の負担が軽減されたと、そういった意味合いで町としてGIGAスクールの事業を活用して学校の教育整備に努めているとこでございます。 その教員増につきましては、最新の情報といたしまして40人学級から35人学級の国の動きもあるようでございますので、今後はその動きを、動きに注視しながら高知県教育委員会とも配置される教職員の皆さんの配備について調整協議を図っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で12番、山崎きよ君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。3時25分に再開します。      休憩 15時7分      開議 15時25分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの山崎議員の1回目の一般質問、通告主題2、質問要点アの発言中、「一般会計に法定外繰入れをしていた」の部分を「一般会計から法定外繰入れをしていた」に訂正、訂正することについては、議長においてこれを許可します。 次に、11番、大原りえ君の一般質問の発言を許可します。11番、大原りえ君。      〔11番 大原りえ君登壇〕 ◆11番(大原りえ君) 通告に従いまして一般質問いたします。 通告主題1、あいの里の指定管理者制度の現状と今後について。 質問要点ア、にこにこ館に水辺の駅とつけた経緯は。 本年10月19日、にこにこ館がオープンいたしましたが、既存のあいの里と同じく水辺の駅という名がついております。あいの里の出荷者の皆さんや周辺地域の皆様は同じ名称がついたことを高知新聞で知り心を痛めた方が多くいらっしゃいます。そこで、水辺の駅とつけた経緯をお伺いいたします。 質問要点イ、指定管理者としての意義と現状に対しての見解と今後についてお伺いいたします。 水辺の駅あいの里の一部では、ここ二、三年、雇用主や形態がその都度替わり、それに伴い顧客対応も変わるため、スタッフや組合員の皆さん、お客様含め大変困惑しております。今後の予定を聞かされないまま決定事項を聞かされる形で話が進められているため、せっかく新しいお店が入っても地元のみさ、地元の皆さんたちとの距離ができている状態です。組合員である農家の皆さんは作付の都合もありますし、働いているスタッフにも生活があります。そもそも誰のため、何のための指定管理なのでしょう。もう少し地域住民に寄り添った対応が必要ではないでしょうか。ですから、雇用主が替わっても希望者の雇用の確保と勤務状況や待遇の悪化を防ぐよういの町が管理すべきではないでしょうか。 質問要点ウ、指定管理者の納税問題。 指定管理者は、町で家賃や土地代などを負担する代わりに施設管理の適切な維持管理や地元雇用の促進、地場産の材料を使用していただいているということですが、これまでも含め指定管理者となった合同会社土佐龍馬の納税先についてはどのようになっていくのでしょうか。 通告主題2、観光業について。 質問要点ア、食事の提供先の不足。 私が住んでいる194号線沿いは、中津渓谷、安居渓谷、にこ淵、UFOラインなどたくさんの観光名所がございます。行楽シーズンには見どころはたくさんあるのになぜこんなに食事をするところがないんだと、観光客の皆さんの不満をよく耳にしております。実際何軒か食事どころはあるものの、五、六人で入れる場所は少なく、行楽シーズンには対応し切れずに2時、3時になってもおなかをすかせた方たちがたくさんいます。ただで楽しめる名所がたくさんあるのはとてもすてきなことですが、にこ淵やUFOラインの整備等に皆様の税金を投入しているわけですから、町に還元する意味でも食事どころの確保は考えるべきだと思います。また、すてきな景観、そして体験、おいしい食事がそろってこそ旅の思い出になるのではないでしょうか。今後より多くの観光客に満足していただける取り組みをお考えですか。 質問要点イ、仁淀川河川の多量の石の持ち帰りとごみ問題。 インターネットの普及によりキャンプに最適という情報が広まり、キャンプ場ではない場所でのテントでの宿泊が増えています。その際、多量のごみを置いて帰る方も多く、公衆トイレの手洗い場や掃除用の水道から水をくんでキャンプで使ったり洗濯をするなどモラルの低下が見られます。また、車で河川へ乗り込んできれいな石を多量に持ち帰ったり、両手で抱えるほどの大きな石を持ち帰る姿も多く目撃されています。私は移住して2年になりますが、来た当初より明らかに河川の石が減っております。生態系への影響も心配しております。 石に関しましては、交番に相談したところ、警察も動きますが、国土交通省や県の土木課の担当だとのお話を、ご、お話を伺いました。観光業として仁淀川ブルーを推進しているいの町独自の取り組みや美しい仁淀川を守ろうという啓発は行われているのでしょうか。 通告主題3、子育てに関する提案。 質問要点ア、公園の維持管理の在り方。 選挙期間中に出会ったお母様たちから、いの町は小さい子どもを遊ばせる公園が少なく、あっても夏場の遊具は熱くて子どもたちが遊べないため高知市内の公園に遊びに連れていってるというお話を伺いました。そこで、現状の公園数と、そして利用度はどのようなものでしょうか。また、遊具の維持管理はどのように行われているのでしょうか。 公園はお子さんに限らず高齢者の皆様、住民の皆様の憩いのび、憩いの場でもあると思いますが、利用者の声を聞く機会などは設けているのでしょうか。 質問要点イ、保育園の食事、おやつについて。 子育てをされている親御さんにとって体づくりの基本である幼少期の食事は大変重要です。最近ではアレルギーを抱えたお子さんも多く、保育園ではアレルギーの有無は聞かれるものの、小麦粉が外国産かもしれないといった不安からおやつを持参しているご家族もいます。 そこで、既に保育園に通わせているお母様たちはこういった問題を保育園に直接話すと角が立つこともあり、どこに相談すべきか、そして解決してくれるのかと悩まれている方も多くいます。特に移住してきた方たちにとって口コミでの情報が少なく、情報収集が難しいようです。定住されている方はもちろん、これから移住を考えていらっしゃる方々に向けてどのような情報発信が行われているのでしょうか。 また、アレルギー対応としていの町全体での保育園の手作りおやつの対応はどのようにされているのでしょうか。 通告主題4、携帯電話電波の普及とエリアマップの提案。 質問要点ア、災害時の連絡手段は。 東北大震災の際も電話線がパンクし、SNSでの安否確認が行われたケースが多くありました。災害時の家族間での連絡手段の確保はどのようにお考えでしょうか。 質問要点イ、移住定住推進に向けて。 最近では、固定電話を持たず携帯電話のみの世帯も増えており、電波状況は移住する際の目安にもなっています。ブロードバンドの推進とともに携帯電話の電波の普及も今後課題だと思います。現状の電波の普及率と推進に向けていかがお考えでしょうか。 質問要点ウ、観光業と新たな交通手段の確保にむけて。 いの町の一部地域では携帯電話のつながらない場所や一部携、携帯会社にかぎ、一部携帯会社に限りつながらない場所があります。観光業を営んでいる方にとって電波がつながらないのは致命的な部分もありますが、日々仕事に追われている土地生活者の中にはあえて電波の通じない場所でのんびり過ごしたいという方もいます。ですから、いの町全体に電波が行き渡るのに時間がかかるようでしたら、大手3社の携帯会社の電波状況をマップにして役場や観光協会で配布するのはいかがでしょうか。 また、11月5日の高知新聞にアプリを使った移動サービスの導入に関する記事がありました。新たな中山間地域の交通手段の準備段階としても電波の普及、推進と住民や観光客、移住希望者のためにエリアマップの提案をいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 11番、大原りえ議員からの通告主題1、あいの里の指定管理者制度の現状と今後についてのご質問に順次お答えいたします。 まず、質問要点ア、にこにこ館に水辺の駅とつけた経緯はでございます。 ご質問のにこにこ館は、波川にこにこ館食材供給施設を正式名称で、通称名として水辺の駅仁淀川にこにこ館としております。この名称につきましては、施設をイメージしやすいものにしようと川内婦人会、ににこ、にこにこ館事業部とともに協議し決定したものでございます。 水辺の駅とつけたものは、つけたのは、川の近くの休憩所、人が集まる場所をイメージしてもらうとともに、水辺の駅あいの里仁淀川と統一感を持たせ、互いの活動による相乗効果をもたらすことを期待したもので、仁淀川橋から194号線の間、仁淀川沿いへの誘客の流れをつくりたいといった思いからでございます。 次に、質問要点イ、指定管理者としての意義と現状に対する見解でございます。 あいの里の指定管理者につきましては、今議会に令和3年4月1日から5年間、新たな団体が指定管理者の候補団体として選定議案を上程させていただいております。長年にわたり高知県農業協同組合に運営を行っていただきましたので、指定管理者が変更いたします、いたしますことは食堂部分でのメニューの内容や直販部分での経営形態など、お客様は当然ながら地域の住民の皆様にもご心配をおかけしております。 今後におきまして、地域住民の皆様と協議の場を設けご意見を伺い、今までのメニューの引き続きの提供といったことや直販部分の運営、草刈りなど施設の管理の詳細について明確にしていきたいと考えているところでございます。 新たな指定管理者となる候補団体におきましても、地域の皆様に同意をいただいた上で運営、施設管理を行っていくということは確認しているところでございます。 次に、質問要点ウ、指定管理者の納税問題でございます。 指定管理者には、協定に基づき業務を行っていく、行った上で指定管理者が行う自主事業が法人税法上の収益事業に該当する場合は納税義務が生じてまいります。新たな指定管理者となる候補団体の本社所在地は町外でございますが、いの町税条例に基づき申告をしていただくことになります。事業所がいの町内にある場合はいの町への申告義務はございます。納税につきましてもいの町税条例に従い行っていただきますので、指定管理者が町外のじ、事業者であっても町への納税義務が発生してまいります。 続きまして、通告主題2、観光業について。 質問要点ア、食事の提供先のご質問にお答えいたします。 町内には、仁淀ブルーに代表されるように優れた自然景観が多く、中でもUFOラインやにこ淵はテレビCM、SNSでの情報といったことから多く、おきゃ、方々が訪れる観光スポットとなっているところでございます。 また、いの町観光協会からは、にこ淵の由来を丁寧に説明した記事をホームページに登載しているとともに周辺の飲食店の情報を発信しておりますが、議員ご指摘のとおり、食事の提供先などお金を落としていただく場所が不足しているところでございます。ここ数年、吾北むささび温泉施設内や木の根ふれあいの森におきまして地域おこし協力隊を経験した方、また地域協力、協力隊が飲食店を開店させ、されているという事例もございますが、お金を落とす場所の拡大といったことは町といたしましても課題として捉えているところでございます。 国道沿いには道の駅や水辺の駅、その他民間事業所もございますので、そういった店舗の情報が観光客、お客様にも行き届くよう広域的な連携を図りながら情報発信に努めるとともに、空き店舗の情報を把握、発信し新規事業者が参入しやすい環境を、環境を整えてまいりたいと考えているところでございます。 また、今年度におきまして、土佐和紙工芸村「くらうど」と協議をし、町内事業者が駅、道の駅内での出店やイベントが開催できる仕組みを整えたところでございます。このような仕組みを積極的に活用し、事業者、観光客双方にとってプラスになるような、なる状況を構築していきたいと考えております。 次に、質問要点イ、仁淀川河川の多量の石の持ち帰りとごみ、ごみ問題の質問、ご質問にお答えいたします。 河川の管理につきましては、区域によって管理者が異なります。ご質問の場所につきましては、高知県が河川管理者となる場所でございます。河川区域内における基本的な見解は自由使用の考え方があるものでございますが、多量の石の持ち帰りにつきましては以前問題となったことがあるのことでございます。そういった問題行動につきましては、河川管理者と連絡を取り合い対応していくこととなりますが、町といたしましては河川管理者の巡視活動の強化や看板の設置について要望してまいりたいと考えております。 また、最近のアウトドアブームによるごみの放置といったことにつきましては、ご質問の場所以外にも発生してるところでございます。石のも、持ち帰りと同様に注意看板の設置など、河川管理者と、などと協議を重ねてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 11番、大原りえ議員からご質問のありました通告主題3、子育てに関することについて、質問要点ア、公園の維持管理の在り方についてお答えいたします。 現在いの町内にあります公園数といたしましては、児童公園が25か所、都市公園等が8か所ございます。町内各所に公園が整備されておりまして利用度の調査はできておりませんが、地域の皆様にご利用いただいているものと認識しております。 次に、遊具の維持管理についてでございますが、町内の遊具につきましては法定の保守点検を年に1回行い安全性の確認を行っております。この点検において異常があり安全に使用ができないと判断された遊具につきましては、個別のじょう、症状に応じて修繕や撤去を行い事故等を未然に防ぐ対策を行っております。また、既存遊具の撤去に併せ、新規遊具の設置も、設置につきましてもその都度検討しているところでございます。 今後におきましても、利用者の皆様に安心してご利用いただけるよう公園遊具の適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、公園を利用されている保護者等の声を聞く機会についてでございますが、現在のところ公園利用に特化する形での意見聴取の場というものの計画はございませんが、日頃より各公園の巡回時などにおいて利用者の生の声をお聞きしているところでございます。 また、町におきましては、私の意見提案箱を本庁舎や各支所等の施設に設置し、身近な日常生活での気づいたことや日頃感じている町政に対する意見やご提案などを幅広くお聞きしております。 併せまして、町ホームページ上からもメールでお問合せを行っていただくことも可能となっておりますし、例えば地区からの要望書の提出といった形でご意見などをお寄せいただく場合も考えられるかと思います。町としましては、そういった機会をご活用いただき皆様方のご意見等をお寄せいただければと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 宮脇教育次長。      〔教育次長 宮脇健太郎君登壇〕 ◎教育次長(宮脇健太郎君) 11番、大原りえ議員より通告主題3、子育てに関することについて、質問要点イ、保育園の食事、おやつについてのご質問につきましてお答えをさせていただきます。 保育園において食物アレルギーのある園児への食事の提供に当たっては、入園申込みの際に医師からの指示書を提出していただくとともに、入園前の面談での聞き取りにより除去すべき具体的な食品について把握をし、アレルギー対応をした給食を保育園で調理し提供しておりまして、アレルギー対応のためにご家庭から給食やおやつを持参していただくといった対応は取っておりません。また、また、保育園のおやつにつきましては、基本的に手作りの蒸しパンやケーキ、おにぎり、混ぜ御飯等を提供しております。食事やおやつに関する相談につきまして、随時保育園や教育委員会事務局でお受けをし対応をさせていただいております。 給食やおやつに関する情報発信につきましては、町立保育園では同じ給食メニューを作成しており、個別に園のおやつ等の対応について情報発信等は行っておりません。情報発信は行っておりませんが、子育て、保育園等に関する発信はホームページで行っております。ま、ホームページを御覧いただくか、何か不明な点等ございましたら教育委員会事務局のほうにお気軽にお問合せいたで、お問合せいただければと考えております。 議員おっしゃるとおり、食事は体づくりに大切なものでございます。今後におきましても、園児が楽しみながら食事が取れるよう工夫をしていくとともに、安心・安全な給食の提供体制の構築に力を入れてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 11番、大原議員の通告主題4、携帯電話電波の普及とエリアマップについての質問要点ア、災害時の連絡手段はにつきまして、私のほうからお答えさせていただきます。 災害等緊急時の通信手段といたしましては、公衆電話が有効であるとされております。災害時等の通信規制が実施される場合であっても通信規制の対象外として公衆電話は優先的に取扱いがされます。このことから、指定避難所の徒歩圏内に公衆電話が設置されている場合は各避難所運営マニュアルに設置場所を記載するようにしております。 また、町といたしまして、特設公衆電話をNTT西日本の協力の下、比較的規模の大きな指定避難所等に15か所、28台分の電話機が設置できますよう回線網の工事を既にまあ実施しており、災害が発生した場合に電話機を設置し使用を開始することで被災者等の通信手段として無料でご利用いただける回線をご用意しております。 過去の東日本大震災等では、電話がつながりにくい中、家族との連絡や安否確認、避難所の確認、災害情報の収集や救助の要請、こういった部分にインターネットや無料の通話のアプリなどのSNSが多く利用されています。町といたしましても、こういった過去の事例から情報量の、まあ多さ、迅速さなどからSNSを含めこの中にはですね、災害用のまあ伝言サービスやまあメール、こういったインターネットの活用が大変有効であると考えております。 で、議員お尋ねの、まあ家族間の連絡の確保といったところで、事前にですね、えっと、どういった形で連絡を取り合うのか、もし回線がまあ寸断されたとしてもどこで家族がまああの集まるかといったところは打合せいただければと思います。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総合政策課長。      〔総合政策課長 筒井誠人君登壇〕 ◎総合政策課長(筒井誠人君) 11番、大原りえ議員からご質問のありました通告主題4、携帯電話電波の普及とエリアマップについて、質問要点イ、移住定住促進に向けてについてお答えいたします。 大手3事業者が発表している全国の人口カバー率は、周波数帯によって異なりますが、おおむね99%以上となっております。いの町におき、おきましても、居住区域周辺の多くはカバーされていることから、山林などの非居住地域を除いたカバー率は全国数値と同程度と考えております。 携帯電話のどの事業者の電波も入らない、いわゆる不感地帯につきましては、不感地域につきましては毎年県を通じて総務省に報告し、そこから各携帯事業者に情報共有されております。不感地域につきましては、報告の中で改善を要望しておりますが、特定の事業者の電波状況の改善につきましては報告は行っていないところでございます。町としましては、まずは不感地域の解消に向けて県にも相談しながら事業者と協議を行ってまいります。 また併せまして、全体的な電波状況のかん、改善につきましては、皆様からの情報を取りまとめて協議を行ってまいります。 採算性の問題などから利用者が少ない地域は後回しになることが多いことから、携帯事業者からは役場からの要望も必要ですが、住民の皆様からのお声を直接携帯電話のショップにお伝えいただきたいとの話も伺っておりますので、お問合せがあった場合は情報の確認を行うとともに、携帯電話のショップにもお話ししていただくようお願いをしております。 次に、質問要点ウ、観光業と新たな交通手段の確保にむけてについてお答えいたします。 近年はスマートフォンを使った公共交通や観光案内のアプリなどが増えてきております。携帯電話の電波は全ての地域ではカバーされておりませんが、居住地域についてはほとんどが、ほとんどの地域がカバーされていますので、主に観光客に向けまして情報収集の手段、手段として各観光施設等において順次公衆Wi-Fiの設置を検討しております。 観光協会、また観光協会に確認したところ、現在配布している携帯電話のエリアマップにつきましては、石鎚山系の観光パンフレットに記載されているもののみとなっております。観光客からの電波状況の問合せも現時点ではUFOライン周辺についてのみとのことでございます。その他の地域につきましては、問合せの状況を見てマップの作成について協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、大原りえ君。      〔11番 大原りえ君登壇〕 ◆11番(大原りえ君) 2回目の質問をいたします。 通告主題1、質問要点ア、仁淀川周辺を盛り上げるため水辺の駅とつけたというお話でしたが、柳瀬の地区、あいの里をご利用されるお客様のほうにはそういったこと、事情自体がお話が入ってきていませんので、その地区の方たちからするとやはり人口減も進んでおり、衰退する不安と閉塞感もあり、この場所自体が捨てられていくのではないかという不安を耳にいたします。前もっての説明や相談がこの地区には必要だったのではないでしょうか。そこら辺の配慮は必要ではなかったでしょうか。 通告主題1の質問要点イ、以前JAの委託により入っていた会社は、直販所が売り上げて、売上げを上げても自分たちの利益にはならないのでレストランにだけ力を入れるようにという指示もありましたし、また今現在もレストランが、レストランを開ければ光熱費がかかるということでレストランの通常運用はされていない状態です。こういった経緯に至ったのは、委託された会社や指定管理会社がその指定管理の意義や、意義というのを理解していないからではないでしょうか。 また、施設内の草刈りというお話もありましたが、以前は草刈りや備品管理等のトラブルが数件発生していて、契約を行われる際のお互いのために細かな点において書面化したり、原状復帰の約束のための写真撮影などは基本だと思いますが、その点もなされていないようでした。このあたりいかがお考えでしょうか。 いの町では、指定管理会社へいろいろと声をかけてくださっているのでしょうけれど、現場に伝わっていないのが実情ですし、地元住民からすると、町があって、JAがあって、委託会社があってと、責任の所在がはっきりせず常に現場が翻弄されています。指定管理会社が町になじみ力を発揮していただくためにも、全てが決まってから連絡するのではなく引き継ぐ会社が決まる前に今どういう状況で、今後どうしていくのかというお話を組合員の皆さんやスタッフへするべきではないでしょうか。 通告主題2、観光業について、質問要点イについてですが、石の持ち帰りについては河川法などもあり、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇問題があるということでもありました。で、先ほどのお話でもいただいたように、看板の設置等を考えていらっしゃるようですが、ぜひ、あの、車の乗り入れやすい場所の関しては特に看板の設置の対策をお願いいたします。 通告主題3、子育てに関する提案、質問要点ア、最近の気候変動に伴い遊具の熱さもより感じやすくなっていることもあって、できれば遊具が熱くて使えないというお話もありますので、木陰や藤棚などのご検討もお願いしたいと思います。 そして、保育、質問要点イ、保育園の食事、おやつについてですが、最近ではアレルギーという範囲も広くなり、特定原材料の7品目やずんず、準ずる21品目だけではなく、化学物質過敏症の子もふか、含めると白砂糖や添加物、農薬等、多岐にわたると思います。そういったことの懸念で実際にお菓子を持参されているお母様がいらっしゃいます。アレルギー対応を含め、無農薬、無添加調味料で作った手作りおやつに取り組むことにより、いの町独自の特色にもなり、移住を考えているお母様たちの目にも止まり移住推進につながるとも思います。ぜひご検討をお願いいたします。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 11番、大原りえ議員からの通告主題1、あいの里の指定管理者制度のこん、現状と今後についてのご質問のうちの2回目のご質問にお答えをいたします。 通告主題ア、アの、水辺の駅につけた名称の件でございますが、道の駅というのは国土交通省の名称であり、たしか登録が必要な状況でござい、の名称でございます。水辺の駅っていうのは、あいの里ができた段階ときにいの町のほうで命名をした、名でございます。そういったこともあって、あい、インターネットで水辺の駅というふうにひ、引きますと、ほとんど、あの、さっき一番初めにいの町のものが出てくると私は認識をしております。そういったこともあって、いわゆる相乗効果といったところも同じような条件の水辺で近くにあるステーションといったところの名称の中でそういったものをつけて、相互、何回も言いますが、相乗効果をもたらしていきたいという思いの中で水辺の駅というところをつけたものでございます。 あのう、地域の方々に配慮が必要だというところもございますが、そういったところで、あの、地域の方々への配慮に、ご相談等は現実やってなかったものでございますので、そういったことで誤解を招くような状態になったということはあり得ることと存じますが、町の思いとしては双方の発展と相乗効果といったことをか、もたらすことを期待しての名称であるということでご理解いただきたいいうふうに感じております。 それと、イの指定管理者としての現状の見解というところでございます。 草刈り、経営、食堂といったところのメニューであったり、取り決めでの今までの経緯といったところもございますが、確かにい、い、今の指定管理者とは詳細、そういったことがあるたびにご相談をしお願いをしてきたところでございます。そういったところでうまくいってなかったところは現実私たちも認識をしておりまして、地域の方々とのご相談も少なかったのかもしれません。 今回の指定管理者候補団体になってる方等につきましては、先ほどご説明、ご答弁させていただきましたとおり、今議会で候補団体という選定が議案が上程されているものでございます。議決いただいた後に詳細を詰めていくといったところございますので、そういった場合には今後において地域住民の皆様と協議の場を設けて相違のないように、そごのないような格好で引き継ぐことをいろんなことを取り決めを詳細決めていきたいというふうに考えております。 続きまして、かん、通告主題2の質問要点イの石、看板の設置につきましては、1回目で答弁させていただきましたとおり、国土、高知河川、高知県のほうと一緒に看板の設置を、に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 あの、車の乗り入れやすい場所に設置を方向で検討させていただきたい、ご相談させていただきたいと考えております。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 11番、大原りえ議員の2回目のご質問にお答えいたします。 公園の遊具につきまして、まあ公園内の遊具の鉄製部分など夏の暑い日差しによって公園と、あっ、失礼いたしました、はい、2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題3、子育てに関することについて、質問要点ア、公園の維持管理の在り方についてお答えいたします。 公園内遊具の鉄製部分などは夏の暑い、強い日差しによってこうえん、高温となる場合がございます。利用される状況によってやけどやけがをされる心配もございます。木陰への遊具の設置というご提案をいただきました。遊具につきまして、現場での注意喚起を行う対策や再塗装を行うタイミングで温度上昇を抑制する塗料を使用するなどの対策も講じていきたいと考えております。 また、遊具の設置につきましては、安全範囲を設ける等の制約もございます。新規設置時には制約の中でよりよい場所への設置を検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 宮脇教育次長。      〔教育次長 宮脇健太郎君登壇〕 ◎教育次長(宮脇健太郎君) 11番、大原りえ議員の2回目のご質問の通告主題3、子育てに関することについて、質問要点イ、保育園の食事、おやつについての2回目のご質問にお答えをいたします。 無添加等によりいの町独自のメニューを考えてはといったあのご質問があったかと思います。まあ、これまでアレルギー等につきましては適切にあの対応してきているところでございます。食材につきましては、あの、いの町産の物から選び、困難な場合は高知県産、それでも困難な場合は国産といった形で食材を選んでおります。いの町独自といった、あの、ご意見、いただいたご意見につきましては栄養士等にも伝えまして、今後、今後も安心・安全な給食を提供していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、大原りえ君。      〔11番 大原りえ君登壇〕 ◆11番(大原りえ君) 3回目の質問をいたします。 通告主題1、質問要点イ、指定管理者としての意義と現状に対してのけんがい、見解と今後についてお伺いいたします。 先ほどお話伺いましたが、システムの問題なのか、ちょっとそのあたり難しいと思うんですが、選定しないと何も言えないという状況で事が運んでいくと、大体12月にお話が決まって、まあ12月末または1月にその地元のスタッフや組合員さんにお話が行くことになります。一番最初にもお伝えいたしましたが、作付の都合やスタッフの生活を考えると、はい、決まりました、ではこれをよろしくという形ではとても、あの、不安な状況が続くので、やはりこの職場ではやっていけないということで早めに離脱される方も出てきますし、農家さんもこんな状況ではやっていけるのだろうかという不安を常々聞いております。毎年いつ切られるのではないかという不安で過ごされてる方もいらっしゃいます。 直販所というシステムを取り入れてやっているところがあるので、今後もそれも引き継いでやられるというお話でしたら、そのあたり選定してからという形でやっていくこのままの現状でいいのだろうかなあっていうところがちょっと疑問に思います。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 11番、大原りえ議員からの通告主題1、質問要点イの指定管理者についての意義と現状に対する見解の3回目のご質問にお答えをいたします。 公の施設として施設管理条例を設け指定管理者制度を導入するっていう設置管理条例がございます。で、設置管理条例、自治法、それぞれの法律に基づきまして、指定管理者を導入する場合には選定議案といたしまして議会の議決を要するものでございます。今現状の機関といたしましては、今指定管理者が存在しているわけでございます。そういったところと次のかわ、交代にする場合には引継ぎ作業というのが当然出てくるわけでございますが、それを決まるのは議会の議決を要するものでございますので、議決前に事前のお話っていうのはちょっと違うのかなというふうな感じがしてます。ただ、そういった状況を引き継ぐことを前提にいろんな話はない、話はできるかもしれませんが、決定後でなければ正式な話にはならないと思い、思いますので。 で、システム上の問題であると言えばシステム上の問題であるとは思いますけれども、それを要はその引継ぎ期間をどれくらい設けるのかっていったところは行政側の対、善処としてするべきことかもしれませんけれども、ただ今回は公募といったところ、公募期間といったところもございますので、そういったところも踏まえた上での状況でございますので、そういったことを今後選定議案として議決いただいた後に詳細のところをしょ、詰めてお話を進めていくっていったところになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で11番、大原りえ君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。4時30分に再開します。      休憩 16時15分      開議 16時30分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。 次に、14番、筒井公二君の一般質問の発言を許可します。14番、筒井公二君。      〔14番 筒井公二君登壇〕 ◆14番(筒井公二君) それでは、通告に従いまして質問をいたします。 まず、1番、超高速ブロードバンドの整備について、町も活用すべきだが、計画推進の方策はということでございます。 来年の3月には、旧伊野地区全域と吾北地区の一部が完了し、令和4年3月には全事業が完、完了すると。今後は町民・事業所での利用促進や移住促進、企業誘致、観光面の利用など新たに整備される通信基盤の活用に努めるとの行政報告がありました。町民や事業所の利用を行政として移住推進や企業誘致、観光面でのしゅうらくの強化はもちろんですが、十数億円かけての事業でありますので、住民の安心・安全のため、また行政の業務の改善や効率化にどのように活用される計画があが、なされているのかを伺います。 2番目の通告、環境対策についてでございますが、イの合併浄化槽の設置向上推進をは取り下げをいたします。 町有林、ア、町有林をこうゆう、広葉樹林にということでございます。 いの町には、町有林、分収林が令和元年度末で本川総合支所管内に559ヘクタール、吾北総合支所管内に667ヘクタール、本町管内に281ヘクタール、合わせて1,507ヘクタールであると聞いております。これらはほとんどが杉、ヒノキの針葉樹林でありまして、根元には草がないために保水力がなく、降雨の際には一気にりゅ、水が流れ出しているのが現状であります。このため、河川の水量は瞬時に増水し、瞬時にげんせい、減水する状態、状況となっておりまして、災害要因の一因となっております。 また、町内の山林は、戦後の人工造林によりほとんどがしんゆう、針葉樹林で、このためイノシシ、タヌキ、ジグマ、ハクビシンなどといった動物が人家周辺に出没するようになっています。そして、農作物に対する被害はねんぜん、年々増加しております。これらの対策の一つとして、町有林、分収林を広葉樹林にしていく計画をしてでは、して、してはいかがですか。お伺いをいたします。 このことは、動物たちの生息地を確保することにより鳥獣被害対策の一助となり、透明度日本一の清流仁淀川の保全にもつながることで、観光面に関しても必要なことだと思います。 また、一般の山主の人たち、民有林の所有者の方たちにも広葉樹林の環境整備に協力をいただくために森林環境譲与税を活用できるように国に働きかけてはいかがですか。お伺いをいたします。 3番、支流・渓流の治水対策についてでございます。 小規模河川の災害発生前の事前対策が必要では。 この3月議会でも質問いたしましたが、山間部の小規模河川においては近年の短時間豪雨において出水により住家や田畑、そのすぐそばの護岸で洗掘や崩落などが発生しております。また、出水のたびに国道や県道、町道に土砂が流出し通行の障害となる箇所が数多く発生しております。しかし、現在の補助対象となる災害規模ではないため放置されている現状があります。 合併前の吾北村時代でございますが、小規模な災害に対する県の補助事業がありました。それが現在は廃止されています。災害対象となる大規模災害が発生し人的被害が発生する前に改修や修繕ができるような補助事業の創設を国や県に対し要望すべきであると思いますが、いかがお考えかをお伺いいたしまして、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 14番、筒井公二議員より通告のありました、私からは通告主題3、支流・渓流の治水対策について、質問要点ア、小規模河川の災害発生前の事前対策が必要につきましてお答えいたします。 近年では、ゲリラ豪雨のように局所的、また台風の大型化などにより豪雨災害の危険性は増しております。中山間地域の渓流は急峻で急激な増水により度々災害が発生している状況です。議員ご提案のように、大規模災害の発生する前の予防対策として事前に整備しておくことは災害の発生防止や被害の拡大防止につながるものであると考えられ、その必要性は認識しておるところでございます。そのようなことから、県へは土石流対策として砂防事業、また知事と県町村長との意見交換会の場では、予防的治山事業をはじめとする効果的な治山事業の必要性を訴え要望してまいりました。 町の管理する支川や渓流につきましては、災害復旧事業や町単独事業により水路整備や修繕などを行ってきたところでございます。また、国や県の補助事業に採択が可能な箇所につきましては整備を行ってきたところですが、全ての渓流が採択されるものではなく未整備箇所もございます。このような問題は他の市町村とも共通する課題であると考えているところであり、関係機関と連携しながら国、県へ現状をお伝えし、議員のおっしゃるとおり要望してまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては副町長及び担当課長より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田副町長。      〔副町長 水田正孝君登壇〕 ◎副町長(水田正孝君) 14番、筒井公二議員からご質問のありました通告主題1、超高速ブロードバンドの整備について、質問要点ア、町も活用すべきだが、計画推進方策はについてお答えいたします。 ブロードバンド整備後の活用計画につきましては、行政施設について、行政施設においてADSL等の古い回線を利用している箇所について光回線に変更することで業務回線の安定を図る予定でございます。 一方、GIGAスクール事業により生徒一人一人、1人1台の端末をWi-Fi環境が整備されますが、これらを活用するために高速大容量通信が必要となりますので、光回線への切替えを行います。それによりまして、体育館や校舎に整備されるWi-Fiは大規模災害時には避難者向けに開放することで情報収集やSNS等の活用など災害時の通信手段の一つとして非常に有効なものとなります。 また、観光施設等への公衆Wi-Fiの設置について、設置可能な施設から順次施設管理者とも設置の協議を進めてまいります。 きゅう、休廃校舎や遊休施設につきましては、庁内関係各課と随時協議を行っておりますが、現時点でお示ししてる具体的な事例はございません。 検討段階の計画につきましては、順次地域の皆様のご意見を伺い進めてまいります。 利活用の見込みがない施設については、地域の皆様のご意見を伺った上で公募も行ってまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕 ◎森林政策課長(野村考宏君) 14番、筒井公二議員からのご質問、通告主題2、環境対策について、質問要点ア、町有林を広葉樹林にについてお答えいたします。 町有林における人工林は、先人が営々と育ててきたものでございまして、林齢が100年生近くのものも存在しております。しかしながら、林業生産活動の低迷が長く続いた結果、町行政の中での位置づけも相対的に低くなっている状況にございます。 町有人工林の植栽樹種面積割合は、ヒノキが6割、杉が3割、広葉樹が1割となっております。杉、ヒノキの針葉樹林に比べクヌギ等の広葉樹林が必ずしも水源涵養機能等の公益的機能が優れているものではございません。しかしながら、圧倒的に杉、ヒノキの人工林が多いことから、契約に基づく分収林を除いた町有人工林につきましては立地条件等を勘案し多様性のある森づくりを進める必要があるものと考えているところです。経済的な採算性が見込めない町有人工林を中心に、今後とも保育間伐の繰り返しによる針広混交林化、これは針葉樹と広葉樹が適度に混じり合った林でございますが、そういった林を指向するとともに、一定間隔を幅広に列状に伐採する更新伐と言いまして広葉樹の導入を目指す施業方法でございますが、そういった施業方法の導入の可否も吟味していかなければならないものと考えております。町有林における多様性がある森づくりに向けては様々な課題がございますが、町有財産としての適切な施業の実施に努めてまいります。 また、私有林における広葉樹林の環境整備につきましては、例えば再造林する場合の選択樹種として杉、ヒノキ以外に広葉樹も可能であること、再造林にあっては補助率が100%の補助事業があることなどを今後とも周知に努めるとともに、森林環境譲与税譲与金を財源とした当町独自の里山再生支援事業の活用による取り組みを進めてまいります。 森林環境譲与税の使途につきましては、これは、あの、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律、この法律に定める範囲内であれば市町村の裁量に委ねられておりますので、今後とも様々な課題の解決に向けた事業展開につなげてまいります。 ○議長(高橋幸十郎君) 14番、筒井公二君。      〔14番 筒井公二君登壇〕 ◆14番(筒井公二君) 1点だけ、超高速ブロードバンドの整備についてもう一度お伺いいたします。 私は、住民の安全・安心のため業務の改善や効率化ということでお伺いをいたしました。で、住民の安心・安全ということであれば、今問題になっておりますのは、高齢者の運転免許証の返納であります。ところが、この免許証を返納することによって病院に行けれない、買物に行けないので免許証はどうしても必要やという方が大勢いらっしゃいます、高齢者の方が。ですから、この言われておりますオンライン診療やオンラインによる投薬、これの宅配とかですね、もしくは例えば、あの、買物なんかもその検討の課題としてできないかということの、をお伺いしたいと思います。 また、業務の改善といたしましては、例えば本川から片道1時間、往復2時間かかっておるわけでございます。これテレビ会議システムを導入すると、週に1回課長会をやりますと1週間、ああ、1か月に4週、1日通勤をこうずっとしゆうという8時間になりますので計算になります。そういうなところからこのテレビ会議システム、また、あのう、もう民間ではもう随分前から採用されておりますが、パソコン1台ありますと、出、あ、庁舎に出社してパソコンを電源入れると出社なんです。そしてシャットダウンしたら、帰る、それが退所というシステム、これ民間でもう多くのところで当たり前、そして河野大臣が言われております印鑑の廃止、これによってペーパーレス化することによりまして決裁の迅速化が図られるという利点がありますし、また紙代や人件費の省力化とか、いろんなことが考えられますので、まあプロジェクトチームを作って検討するとかですね、そういう前向きに業務の効率、改善を進めていきたいと、いきたいということでございますが、お考えをお伺いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 14番、筒井公二議員からの2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題1の超高速ブロードバンドの整備についてでございます。 住民の皆さんの安心・安全ということでございました。 まず、オンライン診療については、これはまだこれからの課題となっておりますが、宅配とか買物支援ということにつきましてはネットにつながることによってできるもの、可能であると考えております。 また、業務改善といたしまして、本川、吾北をつないだテレビ会議はもう今既に行っているところでございまして、私も、あのう、筒井議員おっしゃられたとおり、その往復の2時間に要する時間がもったいないというところから、もう既に1年ぐらい前になろうかと思いますけれども、庁議においてのオンライン会議は行っているところでございます。 そして、ええと、パソコン1台で出社できるというところは、まだこちらは整っておりませんが、こういった、あのう、ブロードバンドをせいり、びすることによりまして確かにあの自宅でテレワークができるということの可能性が広がっておりますし、今政府が進めております印鑑の廃止についての決裁でございます。こちらのほうも、例えば私がどこかに東京等に出張したときもつながることによりまして決裁がスムーズにできるという利点があると考えております。現在ですね、あの、まあ町のそのパソコンを東京へ持っていっても町のシステムと同様のシステムがどこにおってもできるということも今している、あのう、できるようになっておりますので、どの職員が出張してもそこのガルーンは見れるようになっているところもありますので、今後におきましてはその決裁ですね、決裁ができるようなことをすることによりまして、議員言われるように、紙代や人件費の省力化が図れるというところの今後期待できるところであると思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で14番、筒井公二君の一般質問を終わります。 お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。 明日午前10時に再開します。 本日はこれで延会します。      延会 16時52分...