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03月14日-04号

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  1. いの町議会 2019-03-14
    03月14日-04号


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    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 平成31年第1回( 3月)定例会           平成31年第1回いの町定例会会議録招集年月日  平成31年3月14日(木曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士12番山  崎  き  よ3番井  上  敏  雄13番山  岡     勉4番井  上  正  臣14番筒  井  公  二5番藤  崎  憲  裕15番浜  田  孝  男6番土  居  豊  榮16番森  本  節  子7番池  沢  紀  子17番筒  井  一  水8番市  川  賢  仁18番高  橋  幸 十 郎9番森     幹  夫            欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者山  崎  豊  久書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長天  野  浩  志上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者山  中  貴  恵町民課長別  役  理  佳吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長野  田  幸  稔森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長岡  林  將  夫管財契約課長岡  村  寛  水総合政策課長筒  井  誠  人土木課長水  田  正  孝偕楽荘所長山  内  靖  之教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長補佐池  田  俊  二産業経済課長森  田  里  香              平成31年第1回定例会議事日程(第4号)        平成31年3月14日(木曜日)午前10時開議        第1 一般質問             16番  森  本  節  子             9番  森     幹  夫             15番  浜  田  孝  男             5番  藤  崎  憲  裕             10番  森  田  千 鶴 子      開議 9時59分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。16番、森本節子君。      〔16番 森本節子君登壇〕 ◆16番(森本節子君) おはようございます。 通告に従いまして一般質問させていただきます。 通告主題1、子育て支援について、質問要点ア認定こども園について。 4月より、枝川、吾北各幼稚園及び保育園において認定こども園化が行われます。認定こども園とは、教育、保育を一体的に行う施設で、幼稚園と保育園の両方のよさを合わせ持つ施設で、地域の子育て拠点としての役割も担っています。メリットとして、子育て交流の場や育児相談の実施、一時預かり等、地域の子育て支援の場としての役割を果たすための新事業を実施すると言われています。一時預かり事業について、具体的にどのようになっているかお伺いいたします。 認定こども園化に伴い、保育園の春休みの保育はどうなっていますか。 また、認定こども園の園児数、職員数、認定別の子ども数をお伺いいたします。 そして、保育料について、現在、保育園の保育料に含まれる給食費は、保育料が無料になる10月よりどうなりますか。お伺いしておきたいと思います。 通告主題2、学校教育の国際化について、質問要点ア英語教育の取り組みは。 我が国の国際化が日々進展する中、これからの次代を担う子どもたちが、外国の人々に対して恐れや偏見などを持たずに同じ人間としてわかり合え、時には議論に励ましを送り合う、そのような関係を結び合えばすばらしいことだと思います。現在、いの町において、ALTの先生が4人いるとお聞きしました。来年度からはどうなりますか。全国においては、群馬県高崎市のように市内の小・中学校1校に1人の割合で任用しているところもあります。このALT、外国語指導助手は、小学校教師や中高等学校の英語教師とともに英語の授業に加わり指導を行うものですが、中には学校の諸活動に積極的に参加し、子どもたちと日常的な触れ合いを持つ場合もあります。ご存じのように、小学校においては新学習指導要綱の全面実施が2020年4月に控えており、2019年度まで3、4年生の外国語活動、5、6年生の教科としての外国語が先行実施されています。そのような中、ネーティブスピーカーの発音を子どもたちに聞かせることは大変有効であり、町の子どもたちが直接的に外国生まれの人と触れ合う体験は、国際人を生み出す意味においても貴重な教育になるのではないでしょうか。なお、彼らを任用した市区町村などの地方自治体は、その人数に応じて国から普通交付税、1人当たり約500万円が加算されるとお聞きしました。しかも、近年は日本文化への関心の高まりによって応募する外国青年も多く、選抜により来日しますので、自治体の必要人数は100%満たされ、その質にも定評があると伺っております。いの町の小・中学校においても、2020年度からの新学習指導要綱の全面実施を見据えた、また各学校での生き生きとした国際教育の展開を期待する意味からも、ALTのさらなる任用を検討し、英語教育の充実を図るべきであると考えますが、いかがでしょうか。 また、外国語活動指導計画や授業外での英語に触れる機会の充実はどうなっていますか、お伺いしておきたいと思います。 通告主題3、災害対策について、質問要点ア地区防災計画について。 初めに、地区防災計画についてお伺いします。 従来から国の防災基本計画があり、自治体が立てる地域防災計画などがあります。それに加え、町会、自治会やマンションの管理組合などの地域コミュニティが、災害どきの避難方法などをみずから立案する地区防災計画が、平成25年の災害対策基本法の改正で創設されました。これは、東日本大震災で自治体の行政機能が麻痺したのを教訓に、26年4月に導入されました。地域の特性に応じ、地区の範囲や活動について柔軟に規定できる制度となっています。災害発生どきには自治体や消防の公助が行われますが、より減災に大きな役割を担うのは自助であり共助であります。この視点に立てば、市区町村よりも小さな地域コミュニティでつくる地区防災計画の必要性が浮かび上がってきます。内閣府による地区防災計画策定状況の全国調査結果が初めて公表されました。制度の普及啓発活動について、行う必要はあるが行えていないと答えた自治体は、全体の約6割に及んでいます。今後、各地域で地区防災計画の策定が進むことが全体の災害対策力の向上につながると考えます。地域の実情に合わせた防災対策について、地区防災計画の認定の方向性も含めお伺いいたします。 質問要点イ乳児用液体ミルクについて。 母乳のかわりとなる乳児用液体ミルクの店頭販売が開始されました。液体ミルクは、1970年代から欧米では普及しており、災害どきにライフラインが断絶した場合でも、水や燃料を使わずに授乳することができ、災害どきのみならず、外出どきや夜間に加え、共働き世帯や母親が不在どきでも手軽に授乳できるもので、子育て世代の負担軽減、男性の育児参加の促進も期待されるところです。2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震の際に、フィンランドから液体ミルクが支援物資として被災地に届けられ、その利便性が広く知られました。昨年7月の西日本豪雨では、東京都が被災した岡山県倉敷市にフィンランド製液体ミルクを2,100個提供、8月には愛媛県の宇和島、八幡浜、両市に計540個が提供されたとありました。授乳作業が不要で、常温のまま保存容器から哺乳瓶に差しかえるだけで飲めるこの液体ミルクの備蓄について、お考えをお伺いいたします。 通告主題4、予防接種について、質問要点ア、はしかについて。 世界規模ではしかの患者数が急増しているとお聞きしました。はしかは、発熱やせき、発疹など、風邪のような症状で誤診されやすいが、3割が肺炎や脳炎などの合併症を起こし、死亡することもあるそうです。一度感染すると免疫ができるが、感染経験がない人はマスクや手洗いでは予防し切れないそうです。唯一の予防法はワクチン接種とお聞きしました。現在は1歳と小学校入学前の2回が定期接種化されていますが、20代後半から40代は感染を経験した人が少ない上にワクチン接種の機会は1回だけだったため、免疫が不十分で感染リスクが高いとされているそうです。いの町においては、はしかの患者数はどうなっていますか。予防接種の徹底はどのように取り組んでいますか、お伺いいたします。 通告主題イ、風疹の拡大防止は。 風疹の拡大防止に向けた取り組みとして、39歳から56歳の男性の抗体検査予防接種が、今春から2021年度末までの3年間、原則無料化されます。妊婦が風疹に感染すると、赤ちゃんが難聴や白内障などによって生まれる可能性があるとお聞きしました。対象者には、4月以降、移住する自治体から抗体検査予防接種を無料で受けられるクーポンが届くと聞いています。現在、多くの自治体が対象者の絞り込みやクーポン作成に向けた準備をしているとお聞きしました。ただ、対象者は働き盛りの年代で、平日の日中に検査を受けることが難しい人も多いようです。休日、夜間や職場での健診と一緒に受けられるようにするなど、きめ細かい対応が求められると思います。受診しやすい環境整備を進めるには、いの町でも工夫が求められると思います。対象者に丁寧に周知すると同時に、対象者の利便性を高めるためにあらゆるアイデアを検討すべきだと思います。町長及び担当課長のお考えをお伺いいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 16番、森本議員より通告のありました、私からは通告主題3、災害対策についてのご質問につきましてお答えいたします。 まず、質問要点ア地区防災計画についてでございますが、平成25年に災害対策基本法が改正され、地域住民や自主防災会などが主体となって防災活動に関する計画を策定できる、地区防災計画制度が新たに創設されました。これは、各地区の特性や想定される災害に応じた計画を地域住民が自発的に策定でき、また市町村の地域防災計画の中に規定することができることから、行政と地区など、双方が目標達成に責任を持てることが策定するメリットであると考えております。県内での先進的な取り組み事例といたしましては、黒潮町で京都大学の研究室と連携した地区防災計画づくりプロジェクトが実施されており、地区の課題に根差した防災活動により、津波から命を守る取り組みが行われております。当町では、策定した地区は現時点ではありませんが、町地域防災計画でも自主防災会の活動支援など公助の役割とともに、地域住民みずからも建物の耐震化や避難所の開設、運営のルールづくりなど、自助、共助の取り組みを推進することといたしております。各自主防災会の学習会や防災訓練の機会を通じて、制度の周知を図ってまいりたいと考えております。 次に、質問要点イ乳児用液体ミルクについてお尋ねがございました。 昨年8月に国の規格基準や表示許可基準などが改正され、国内での乳児用液体ミルクの製造販売が可能となったことから、授乳者の負担軽減などにつながることが期待されております。乳児用液体ミルクは、常温で6カ月保存ができ、調乳せずに哺乳瓶に移しかえるだけで飲めることができることから、清潔な水の確保が難しい災害時の備蓄品としても活用できると考えますが、まだ広く一般に浸透していないといった状況がございます。町といたしましては、来年度に、1年6カ月保存が可能なキューブタイプアレルギー対応の粉ミルク、使い捨て哺乳瓶などの購入を予定いたしております。今後におきましても、栄養士や保健師など、専門職の意見も聞き、乳児用液体ミルクの普及の状況も見ながら、災害時に受け入れられる安心・安全な乳児用製品の備蓄に取り組んでまいります。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、担当課より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。      〔教育次長 山崎泰代君登壇〕 ◎教育次長(山崎泰代君) 16番、森本節子議員通告主題1、子育て支援について、要点ア、認定こども園についてお答えさせていただきます。 幼保一体化を目指し取り組んでまいりました、枝川と吾北の各幼稚園、保育園から認定こども園への移行が、保護者の皆様のご協力もございまして、4月から新体制で始まることとなりました。認定こども園は地域における子育て支援の機能を有することが義務づけられており、枝川では一時預かり保育事業を、また吾北におきましては園庭開放の実施回数をふやし行うこととなります。一時預かり保育事業は、4月以降、満3歳になられたお子さんからご利用が可能となり、ご家庭での保育が一時的に困難となった場合の子育て支援サービスとして、子育て世帯をサポートしてまいりたいと考えております。定員としましては20名で、月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時までの開所となり、町内、町外の方を問わず利用が可能でございます。事前に利用登録を行っていただき、利用日の1カ月前から2日前までの予約により、専属の職員2名体制でお預かりさせていただきます。平成31年度中には施設の改修を行い、ゼロ歳児からの受け入れも可能となるよう整備する予定でございますので、引き続き子育てしやすい環境づくりに努めてまいります。 認定こども園への移行につきましては、昨年度から準備を行ってきたところでございます。園におきましては、体制を整え、滞りなくお子さんをお迎えできるよう進め、幼稚園へ通われているお子さんは3月23日から春休み、保育園に通われているお子さんも例年どおり4月1日から4月4日までが希望保育となり、その間は通園されるお子さんが平常と比べますと少なくなり、認定こども園としての書類整備やクラス配置等、新年度準備を進め、開園に向け職員一同、取り組んでまいりたいと考えております。 認定こども園への入園決定者は、現段階では枝川が201名で、認定区分ごとの内訳は、1号認定39名、2号認定88名、3号認定74名で、職員数は、園長を含み保育教諭を28名配置予定でございます。吾北につきましては、全体で25名、内訳は、1号認定3名、2号認定16名、3号認定6名で、職員数は、園長を含み保育教諭7名を配置予定でございます。 次に、連休中の保育の実施につきましては、行政報告のとおり、保護者の皆様の就労状況により、ご家庭での保育が困難であるという不安を解消すべく、4月30日から5月2日まで、時間短縮での開園とはなりますが、お預かりとさせていただくことに決定いたしました。保護者ニーズに沿った子育て支援の重要性を協議し判断したものでございますが、子育てと仕事を両立するために日々頑張っておられる若い世代の負担軽減を図り、子育てしやすいまちづくりに努めてまいりたいと考えております。 次に、保育料に含まれる給食費のご質問についてお答えさせていただきます。 10月から始まる幼児教育保育の無償化の中で課題となっておりました給食費につきましては、無償化の対象から外れる方向で検討されております。町としましても、子育て世帯経済的負担軽減を図ってまいりたいと考えておりますので、国の動向を注視し、限られた財源の中でどのような支援ができるのか、今後、慎重に制度設計について協議してまいります。 次に、通告主題2、学校教育の国際化について、要点ア、英語教育の取り組みはのご質問についてお答えいたします。 小学校では2020年度から全面実施され、新学習指導要領のポイントの一つである小学校での英語教科化を円滑に実施するため、昨年度、県教育委員会より外国語教育コアエリア実践研究指定事業を受け、教科化に向けた体制の整備や、小・中連携、事業力向上に向けた研修を実施いたしました。本年度における取り組みでございますが、小学3、4年生では年間35時間の外国語活動を、小学5、6年生では年間70時間の外国語科を全面先行実施しているところでございます。来年度も同様に取り組む予定でございます。国も来年度から使用可能とする新教材を発行、配布しており、いの町におきましても、それらを活用した年間指導計画教育委員会よりひな形を提示しておりまして、各学校、各教職員がアレンジして計画書を作成しているところでございます。 また、ALTの配置拡充についてのご質問がございましたが、ご質問にもありましたように、現在伊野地区に2名、吾北、本川地区にそれぞれ1名の合計4名が教育委員会に在籍しております。ベース校となる中学校、伊野中、伊野南中、吾北中、本川中を拠点に、各ALTが各小学校をも最低週1回は訪問するように日程の調整を行っております。ALTは、基本的には英語の授業に入り教員の助手を行っておりますが、訪問時は終日学校におりますので、授業以外の休み時間や給食、掃除の時間等にも子どもさんとかかわっております。また、運動会や文化発表会等の学校行事にも積極的に参加しており、子どもさんたちは授業外でも英語や外国の文化に触れる機会が数多くあるところでございます。また、保育園や幼稚園にも訪問し、就学前から英語に親しむ機会を設けているところでございまして、このような現状から、現時点においてはALTの増員配置は考えてはいないところでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 16番、森本節子議員通告主題4、予防接種について、要点ア、はしかについて、要点イ、風疹の拡大防止はについて、順次お答えさせていただきます。 質問要点ア、はしかについての、まずご質問にお答えいたします。 高知県内では、平成29年、30年ともにはしかの発生は報告されておりません。議員のおっしゃるとおり、はしかは予防接種が最大の予防法です。定期予防接種は、第1期として1歳から2歳に至るまでの間に1回、第2期として小学校就学前年度の4月1日から3月31日の間に1回接種となります。町では、乳幼児期に必要な予防接種については、保健師の赤ちゃん訪問時に必要性を説明した上で予診票を渡しています。加えて、はしかの予防接種につきましては、7カ月児健診時に、1歳になれば早急に麻疹風疹の混合ワクチンの接種をするよう、一人一人の保護者にお勧めしております。また、1歳6カ月児健診で母子手帳を確認し、未接種の子どもさんの保護者に対しましては、他の予防接種の時期を踏まえて早急に接種できるよう、相談対応をしているところでございます。第2期の対象者には年度当初に個別通知をし、翌年の2月ごろに未接種の方には電話での接種勧奨を行っているところでございます。 続きまして、イの風疹の拡大防止につきましてお答えいたします。 平成30年7月以降、特に関東地方において、30代から50代の男性を中心に風疹の患者数の増加等があり、国の拡大防止の取り組みとして、風疹の予防接種の機会がなく風疹の抗体を持たない方が一定数存在している昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を風疹の定期接種の対象とし、公的な予防接種を1回受ける機会を設けることになりました。 また、これらの世代の男性におきましては、既に80%の方が風疹に対する抗体を保有していることから、ワクチンを効率的に活用するため、まず風疹の抗体検査を受けていただき、その結果、十分な量の風疹の抗体がないことが判明した方に対して風疹の定期接種を行うこととなりました。町におきましても、抗体検査予防接種、いずれも無料で実施することとして準備を進めております。周知につきましては、広報紙やホームページ、対象者の中でも患者数の多い若い年齢の方に個別通知をするなどして、抗体検査の受診勧奨や予防接種が必要な方への接種勧奨を行っていきたいと考えております。抗体検査受診体制づくりとしましては、国や県においては、医療機関での休日、夜間の実施や事業所健診について、日本医師会などへの協力依頼を進めているとお聞きしております。町では、特定健診の活用など、可能な限り検査ができる機会をふやせるよう、関係団体と連係して利便性の向上を図っていくとともに、抗体検査で十分な量の風疹の抗体がない方で予防接種が未接種の方に対しては、接種勧奨していきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 16番、森本節子君。      〔16番 森本節子君登壇〕 ◆16番(森本節子君) 2回目の質問をさせていただきます。 通告主題1、子育て支援について、質問要点ア認定こども園について。 認定こども園の職員は、パート職員も含めきちんと確保されていますか、お伺いいたします。 そして、通告主題3、災害対策について、質問要点イ乳児用液体ミルクについて。 チューブタイプのミルクは、何人分備蓄される予定ですか、お伺いしておきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。      〔教育次長 山崎泰代君登壇〕 ◎教育次長(山崎泰代君) 16番、森本議員の2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題1、子育て支援について、要点ア、認定こども園についての職員の体制についてのご質問がございました。 4月から、先ほど申しました子どもさんたちをお迎えする職員数は、現在のところ確保いたしております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 16番、森本議員の災害対策についての乳幼児用液体ミルクの中での、私から答弁させていただきましたキューブタイプについての個数でございますけれども、現在、その個数につきましては、資料を持ち合わせておりませんので留保させていただきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で16番、森本節子君の一般質問を終わります。 次に、9番、森幹夫君の一般質問の発言を許可します。9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それでは、改めましておはようございます。 一般質問を行いますが、まず初めに通告主題の波川公園の有効利用について、要点ア、公園内上流部にトイレが必要と。 この質問につきましては、昨年の12月議会で同様の質問をいたしましたが、質問時間の制限もございまして、引き続いての質問に入りますが、初めから言っておきます。私たち議員は、いろんな角度からの要望や相談、提言を住民の方からいただきます。そのことに対して、議員なりにいい答弁をもらおうと。そのために調査や勉強を踏んで質問に立ちます。執行部の皆さんもこのことを理解していただいて、双方で住民の要望に応えられるような、真剣な答弁を要請しておきます。 昨年の12月議会での質問は繰り返しいたしませんが、ポイントポイントを捉えて質問をいたしますと、このような質問をしています。春夏秋冬、いろんな行事で大変にぎわっている公園であります。「集めてみよう、あんな石、こんな石」、「探してみよう、小さなモンスターがいっぱい」、「遊んでみよう、目指せ水切りチャンピオン」、そして5月には仁淀川紙のこいのぼり、8月には仁淀川国際水切り大会、そして9月には「神楽と鮎と酒に酔う」と、果てしなく有効利用が図られています。行事以外にも、春から秋にかけては河原での水遊び、キャンプなど、家族連れで楽しんでいる風景もよく見られます。時には小学生の遠足か社会勉強のためか、大型バスの駐車が見受けられます。これほど多くの方々が利用している公園に、トイレがニコニコ館付近に1か所しかありません。公園上流にトイレが必要だとのトイレの必要性を質問をいたしましたが、このことに対しての答弁は、トイレの設置については、河川区域内での設置は河川法などにより規制がかかっているし、堤防から西は河川区域外ですが、農地が多く、市街化調整区域で、ハザードマップでは浸水する可能性のある区域となっている。さらに上流部に位置する堤防と町道が合流するところまで行けばトイレは遠くなるというふうな答弁をいただきました。このような答弁を、要望者というよりも提言者に伝えることができますか。提言者は、公園をいの町の立派な公園にし、いの町に多くのお客さんに来てもらうために、そういうことからの提言であります。それなのに、先ほどのような答弁を伝えることができますか。それこそ、昔流、私流に言わせば、坊の使いかよと言われます。議員も議員なら町長も町長だよねって言われます。もう少し提言者、要望者に対する真剣に取り組んだ答弁が欲しかったものでした。トイレの設置場所は、河川区域外、つまり堤防の下の農地や、さらに設置場所が遠くなる町道との合流点、そのような場所に設置しても意味はございません。12月議会、一般質問の四、五日前には通告もしています。初めに言われました、河川区域内での設置は河川法などで規制がかかっている、まさにそのとおりだと思います。だから、設置はできませんということになりますか。だったら、そこで質問をいたします。その規制はどのようなものになって、どうしてもクリアできないものなのか、どのようなもんなんでしょうか。まず、お伺いをいたします。 また、前回の質問はかけ離れたことも言われていますが、農地が多くとはどのようなことなんでしょうか。また、ハザードマップで浸水する可能性はどのようなことを言われているのでしょうか。農地が多く、市街化調整区域と言われておりますが、都市計画法で言われる市街化区域、以前の市街化調整区域、以前のことで、農地法で言われる農業振興地域の農用地とそうでない白地もあります。何も指定を受けてない農地のことであります。農用地の指定を受けている農地でも、年2回除外申請の受付があります。その農用地を除外すれば、何も指定を受けていない農地となります。農業振興地域内の、いわゆる白地の農地となりますので、問題はなくなります。地目の変更をすればいいし、建築するのではなく設置するのであります。スペースだって小ペースであります。建築確認等も必要ないのであります。 また、ハザードマップでの浸水区域についても、ハザードマップによる規制は聞いたことがありません。が、冠水する農地であれば、かさ上げ申請し、かさ上げをすればいいし、いずれにしろ、私の質問では、堤防の下にある農地の場所での設置は望んではおりません。ただ、今、一つの例として、農地が多いからハザードマップでは浸水する可能性があるから、ただそれだけを並べてできないというのではなく、この質問は昨年の12月での質問と全く同じ質問でありますし、次の3月議会でも一般質問を行うことも通告をしております。このこと全体について、関連する各課、関連機関との協議は、その後、どのような形で行ってきたのでしょうか、お伺いをします。 河川法で規制がかかっている、だからだめだだけではなく、堤内であればどのような規制でだめなのか。だめなところを一つ一つ可能性を探り、だめなところを消し潰して解決していけば、自然といい方向に向かっていくのではないでしょうか。私はどうしてもそれなりの視察や調査が、協議が、努力が足りないのではないかと思われますが、いかがなものかお伺いをします。 次に、通告主題2、すこやかセンター伊野の有効利用について。要点は、アといたしまして、出入り口の標識と自動ドアの設置が必要ということで質問をします。 すこやかセンター伊野の有効利用についても、これまでに幾度となく質問を行いましたが、思い出したくないような冷たい答弁ばかりいただきました。その中でわずか1つだけ、こんな答弁をいただきました。将来的には改修改善が必要となりますので、高齢者、乳幼児の保護者、関係団体の意見も取り入れ、管理担当部署と協議検討を行うことができると考えている、というふうなつけ加えの答弁もありました。あれからやっと12年余り、やっと将来的な改善が昨年の12月、長年の思いでありました北側出入り口が自動ドアになりました。このことは、23年間の思いがやっとかなった認定こども園から比べれば、スピード設置となります。それこそ乳幼児に、高齢者に、障害者にとって温かい町政、真心町政であります。あとは西側出入り口の自動ドアとその利用度を深めるための標識となりますが、西側出入り口の自動ドアは31年度の当初予算に計上されておりますが、これまた高齢者、障害者の利用度の高い出入り口です。梅雨時期や猛暑に対応ができるよう、早急に改善に向けて取り組むべきでございますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。 また、せっかく施設が改善できたとしても、利用度を高める標識対応が必要でありますが、今までのように将来的には改善の必要があるということから、12年余りもかけるのではなく、それこそ早急に取り組まなければならない事業であります。その点についてもお伺いをいたします。 あわせて、同センター内にあるいの町あったかふれあいセンター出入り口も、31年度事業のあったかふれあいセンター事業により、委員会等の中で協議をかけるとのことのようでございます。高齢者や障害者、誰も気楽に集える場所として、地域福祉にかかわるさまざまな活動を行っておりますので、同センター内からの出入り口も自動ドアの設置を前向きに検討してはいかがなものか、お伺いをいたします。 次に、施設管理について、ア、破損された東屋の復元が必要ということで質問をいたします。 高知西バイパス是友インター付近に、新宇治川放水路工事により平成18年に国土交通省が公園を建設し、その後、平成19年度にいの町が無償で払い下げを受け、現在いの町が管理を行っています。その公園にあずまやがありましたが、昨年6月、何者かに破損され、8月に撤去、現在、椅子というのか座るところのみになったままであります。一番大切な日陰となる屋根の部分が取り壊されたままの状態になっています。この公園は、高齢者や散歩されている方々の憩いの場所となっており、特に高齢者にとっては、トイレもあり日陰もあり、適当な広場であり、絶好の憩いの場所となっています。十数人が広場を利用してグラウンドゴルフを楽しんでいます。夏場となれば、あずまやの日陰の下で休憩をし、おしゃべりをしながらいっときの時間を費やしています。この公園には木陰もなく、夏場となれば、せっかく楽しんでおりましたグラウンドゴルフやおしゃべりする日陰の場所もなくなっています。人間とは嫌なものです。特に高齢者にとって、公園に日陰がなく、グラウンドゴルフ等を楽しむということとなれば、公園からだんだんと遠のいていくものです。高齢者が憩いの場所を奪われれば、一体どのようなことになるのかはおわかりのことと思います。そうです。医療費の増大にもつながるおそれが十分に考えられます。広場そのものもペンペン草が生えることとなって、再び始めることとなりますと、ペンペン草を引けばグラウンドゴルフ場はでこぼことなり、再起が危ぶまれます。せっかく憩いの場所である公園で、暑い夏場を迎えることのないようにすべきであります。別に新しい場所に新しい公園にあずまやを設置してくれというのではなく、破損されたものはすぐに直すべきだと言っているのであります。この公園は、さきも言ったとおり、田園地帯を散歩しながら、トイレのある日陰で休憩できる随一の休憩場所となっていますので、ペンペン草の生えることのないように、また高齢者等の楽しみ場所を奪い取らないように、早急に復元に向けて取り組まなければならないと思いますが、いかがなものか、お伺いをいたします。 次に、イといたしまして、最小限の庁舎管理が必要。 まず、正門に障害者用駐車場について質問をいたします。 役場の正門には、いのホール等で事業があるときには荷物等の出し入れするために大型車が駐車できるスペースの駐車場がありますが、ほとんど利用することなく空きスペースになっていますが、その駐車場の西隅にはATM専用の駐車場が設置をされておりますが、障害者用の駐車場はありません。東の隅にはそれらしき屋根部分は設置されておりますが、駐車場としては設置をしていません。今どき公共施設の窓口に障害者用の駐車場がないなんてアウトです。それでも高齢者に、障害者に優しい真心町政と言えるのでしょうか。恥ずかしい役場と思いませんか。ただ障害者用としての路上にマークを記入するだけで、障害者用の駐車場にさまがわりするのではありませんか。障害者よりもATM利用者のほうが大切というのですか。今からでも駐車場の設置が必要でありますが、いつ設置をしますか、お伺いをいたします。 次に、平井康三郎記念館でのメロディーについて質問をいたします。 今度は、役場の正門をくぐると右側に立派な平井康三郎記念館がありますが、その記念館にとって大切な先生の作詞作曲されたメロディーが流れておりません。聞くところによると、記念館にはメロディーを流す配線までが設置されているようですが、それから進んでいません。なぜメロディーが流されないでしょうか。これまた早急に流し、記念館を盛り上げるべきだと思われますが、いかがでしょうか、お伺いをいたします。 次に、1階に待合用椅子の設置についてお伺いをします。 記念館からまたまた1歩足を進めると、総合案内があります。その前方のエレベーター付近に座るところもなく、役場出入り口で待ち合わせをしているお客さんは、立ったままの待ち合わせとなっています。高齢者にはきつ過ぎます。同じ1階の西のほうには、余り利用もしていないように思われます椅子が幾つか見受けられますが、わざわざ新しく椅子を構えることなく、ただ1つだけエレベーター付近に移動すれば、随分と楽な姿勢で待ち合わせができるはずでありますが、これぞあったか町政と言えるのでしょうか。いかがでしょうか、お伺いいたします。 次に、安全な清掃器具についてお伺いをします。 今度は、その総合案内を通り、階段を2階に上がっていきます。途中で階段の清掃に出会います。掃除機のコードが、階段をウナギが上りおりしているかのように動き回っています。どのように思われますか。そうです、危険がいっぱいであります。それこそ高齢者のみならず、健常者でも足をひっかけてよろけます、転びます。果たしてこのようなことが安全で安心ないの町役場なんでしょうか。どうして階段清掃までもがコードのある掃除機なんでしょうか。安全でコードのないワイヤレス(後段で「コードレス」との訂正あり)掃除機だってありますが、いかがでしょうか。お客さんがけがのないうちに取りかえてみてはどうでしょうか、お伺いをします。 次に、清掃従業員の休憩場所についてお伺いをします。 現在、シルバー人材センターから3名の方々が庁舎の清掃業務に派遣従業員として来られています。全て女性であります。聞くところによりますと、彼女たちは朝7時ごろから昼の12時まで、役場庁舎内外の清掃業務を交代制でおくっているようでございますが、休む間もなく動き回っている姿がよく見られますが、春夏秋冬、暑いところから涼しいところへ、寒いところから暖かいところへ、出たり入ったりで気温の変化により体調を崩すときもあるようです。特に夏場、外での清掃時は汗をかき、そのまま庁舎内の涼しいところで汗が引っ込むといいますか、体調管理に気をつけているようでございますが、それでもお客さんがきれいな役場に来てもらうために頑張っていますが、初めにも申しましたが、その方々は女性です。帰るときぐらいは汗を拭き、においを消し、化粧直しをし、服装の着がえも必要ですが、現在、そのことをどこで行っておるのでしょうか。また、どこで行っているとお思いでしょうか。4階の西隅にある小さな清掃道具置き場で行っています。そこには、清掃道具置き場ですので鏡一つありません。土間で畳もありません。腰をおろすところもありません。鍵もかかりません。出入り口には男性職員も出入りできる手洗い場がありますが、その隅で、カーテンもない部屋で、というよりも物置で、全て帰り支度をしています。もちろん汗のかいた体も拭き、着がえもします。男性もお手洗いをします。どのようにお思いでしょうか。少し東に五、六メートルも行かない左側には、議員である私たちも知らなかった男女別のロッカー室がありますし、まだ使ったことの余りないような休憩室もあります。そこには畳も敷かれ、シャワーも設置されています。このこともどのように思われるでしょうか。もったいないだけでしょうか、お伺いをします。 なお、鍵のかからないところで貴重品等々は置けません。完全な職種差別であります。 次に、定例議会後の答弁対応なんですが、ここでこれまでに3問の通告主題を質問してきましたが、ただいまの残時間を見ますと、この3問の質問により2回目の質問が長くなるのか短くなるのか見通しが立ちませんので、まずこの3問について答弁をいただき、その残時間があれば質問をいたしたいと思いますので、答弁者の町長はご理解を願います。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。11時15分に再開します。      休憩 11時0分      開議 11時14分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 池田町長より16番、森本節子議員一般質問に対し留保していた答弁の申し出があっておりますので、これを許可します。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕
    ◎町長(池田牧子君) 16番、森本議員から2回目のご質問の中で、通告主題災害対策について、乳児用のミルクでキューブは何個ですかというご質問がございました。これは、24袋が2つ入っているのが6ケースということで288個でございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で発言を終わります。 一般質問を続けます。久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からご質問のありました、私からは3、施設管理について答弁をさせていただきます。 まず、ア、破損された東屋の復旧が必要とのご質問がございました。ご質問のあずまやは、高知西バイパス是友インター付近の右岸に新宇治川放水路の工事の際、国が周辺整備として設置していただいておるものでございます。既設の菜の花館、トイレ、あずまやを含みまして、西は伊野中のグラウンド裏から東は是友第2橋までを、地域住民が農業用道路として一体的に使用する目的で、平成19年8月29日、町が国に占用申請を提出して、同年10月に許可されておるものでございます。そうした中、平成30年6月にあずまやの支柱が破損されているのを確認しまして、土佐警察署いの警察庁舎に被害届も提出しておりますが、当事者は不明ということになっております。これを放置すれば倒壊のおそれがあったために、8月にあずまやの撤去工事を行い、現在、丸テーブル1台と椅子4脚のみということになっておるところでございます。 議員よりご質問のございましたあずまやの再設置につきましては、現在の位置では再度車両が追突するおそれがあることや、同様の仕様の設置につきましては多額の費用を伴いますので、当初予算の計上を見送ったところでございます。仕様並びに設置位置につきましては、地区のご意見を伺いながら検討を進め、方向性が決定しましたら、予算を確保した上で占用先である国に変更の占用手続を行いたいというふうに考えているところでございます。 また、今後、暑くなる時期となってまいりますので、当面の対応といたしまして、利用者の利便性の向上のため、応急的な対応として、例えば仮設テント等の設置を検討していきたいというふうに考えているところでございますので、関係機関と管理方法について協議を行ってまいります。 次に、イ、最小限の庁舎管理が必要のご質問にお答えをいたします。5点、ご質問がございました。 まず、正門前に障害者用駐車場でございます。 本庁舎南側は、現在、来庁者の駐車スペースとしても利用されておりますが、ひかりの広場としていのホールや庁舎ロビーと一体的に、また多目的に利用できる広場ともなっているところでございます。車椅子使用者用の駐車施設につきましては、国交省のほうで設計標準が定められておりまして、さまざまな配慮が必要となっておりますので、段差のない施工方法を、土木課、管財契約課等と検討してまいりたいと考えているところでございます。 いつ設置するかというご質問もございました。設置に向けてできるだけ速やかに対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。 2点目の平井康三郎記念館でのメロディーについてでございます。 本庁舎1階に設置しております平井康三郎記念ギャラリーにつきましては、記念ギャラリーにふさわしい楽曲が聞けるようになっておりますが、常時楽曲が流れることについて、著作権上問題があるのではないかということで、常時流すことを控えているのが現状でございます。今後、これを解消し、また来庁者の皆様が自由に選曲でき聞くことができるよう、展示品を提供していただいております平井丈一朗先生にもお伺いをしながら、設置に向けて協議をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 次に、3点目の1階の待合用椅子の設置についてでございます。 本庁舎内にベンチやソファーなど、適宜設置をしており、1階にも設置しているところでございますけれども、その設置箇所、また数を工夫していきたいというふうに考えておりますとともに、町産材を活用した木の椅子の設置も検討しているところでございます。 次に、4点目、安全な清掃器具についてでございます。 必要な清掃道具や洗剤の購入を初め、その他、適宜対応しているところでございますけれども、庁舎中央にある階段につきましては、長い階段があり、掃除機での作業は危険といったご意見もいただいておるところでございます。現時点では有線の、線のある掃除機での清掃は取りやめて、モップで清掃を行っていただいているところでございますが、来年度、コードレスの掃除機を購入する予定で予算計上をさせていただいておるところでございます。 次に、5点目の清掃従業員の休憩場所についてでございます。 現在、ご質問の中にありました清掃業務は、シルバー人材センターに委託をして3名の方が交代で清掃を行っていただいております。朝早くから勤務していただき、常にきれいな状態で来客者をお迎えすることができておりますことに感謝しているところでございます。休憩室につきましては、以前、宿直室の併用を検討協議した経緯がございますけれども、異性であったということもございまして、休憩室として調整できなかった経緯がございます。今後、場所について、庁内間で調整、協議を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 私からは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村管財契約課長。      〔管財契約課長 岡村寛水君登壇〕 ◎管財契約課長(岡村寛水君) 9番、森幹夫議員からの通告主題1、波川公園の有効利用について、質問要点ア公園内上流部にトイレが必要だのご質問がございました。 昨年、12月議会における私の答弁の中で、議員ご質問の趣旨とは違う答弁であり、適切な議論になっていなかったことにつきまして反省しているところでございます。私の勉強不足、認識不足があったことにつきまして、おわび申し上げたいと思います。 12月の議会答弁の中で、河川法などにより規制がかかっているという答弁の私の趣旨といたしましては、のり面へのトイレの設置っていうと念頭に置いた質問と考えておりましたので、のり面の掘削であるとか、かさ上げ、河川区域内でございますけれども、そこは非常にハードルが高いというところの意味合いで答弁させていただきましたが、この答弁につきましてはわかりづらく、説明不足であったと認識をしているところでございます。 どういった協議をしたかというご質問でございますが、協議につきましては、口頭ではありますが、河川管理者と関係機関と協議をした経緯がございます。そういった中で、知り得た情報といたしまして、県産材を活用する簡易に設置、撤去可能な可動式の仮設トイレが開発されるということをお聞きしましたことから製品資料を取り寄せて、その中に所要電源の引き込み線も要らない太陽光を活用したトイレができているといったところをお聞きをいたしました。また、その仮設トイレを近隣市町村で河川区域内への設置を計画しているともお聞きをいたしました。そういった状況から、今後におきまして、設置規模、河川区域、公園内に設置できるのではないか、そのハードルの高い規制をクリアできるのではないかというところを念頭に置き、設置規模や場所、管理方法など、設置における前提条件を整理しつつ、河川占用手続等、関係機関と協議しながら、当然、河川管理者との具体的な調整協議というのが必要になっておりますが、そこを継続的に行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 9番、森幹夫議員からのご質問、通告主題2、すこやかセンター伊野の有効利用について、要点ア、出入り口の標識と自動ドアの設置が必要についてお答えいたします。 すこやかセンター伊野は、子どもから高齢者まで幅広い世代にわたり、さまざまな目的で多くの住民の皆様に利用していただいております。その中で、高齢者や赤ちゃんをだっこした親御さんでも施設の出入りがしやすいように、利用の多い北側出入り口について、昨年末に自動ドアに改修したところであり、来年度には西側入り口も同様に自動ドアにすべく、当初予算に必要経費を計上させていただいております。今後、議決を経て、来年度、早急に改修したいと考えております。 そして、議員からご指摘のあった出入り口の標識については、現状設置されていませんが、利用者の利便性を考えれば必要かと考えますので、その設置について、今後、具体的に検討させていただきたいと考えます。 また、エントランスホール南側のあったかふれあいセンター出入り口のドアについて、現在は手動の比較的重いドアがついており、高齢者等にはあけ閉めしづらいと感じる場合もあると思います。季節によりドアを開放しているときもありますが、冷暖房する時期はドアを閉めており、ドアを閉めていると中の様子が見えなく入りづらいといったご意見をいただいたこともございます。子どもから高齢者まで、誰でもいつでも気軽に利用できるといったあったかふれあいセンターの利用形態を考えれば、出入り口を自動ドアにすることにより、利用のしやすさや機能の充実につながると考えますので、あったかふれあいセンター施設設備に係る県補助金の活用も視野に入れて、今後検討したいと考えます。すこやかセンター伊野も、建築から20年以上が経過し、今後、老朽化に伴う建物の維持、修繕等に係る経費が増加してくると予測されます。いの町の保健福祉の拠点施設としての重要性を鑑み、かつ町の財政状況も思慮しながら、今後も利用者の利便性の向上を目指した施設の有効利用につながる運営、管理をスピード感を持って行っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それでは、2回目の質問を行いますが、まず波川公園の有効利用でございます。 ただいまその答弁をいただきました。私にはトイレについての大切さというよりもですよね、いの町の経済効果、波及効果につながるようなことまでが妙にわかっていないようで、理解もできていないようでございますが、もう少し対応も少し遅過ぎますので、もう少しね、質問をしてみます。 問題なのはですね、関連する各課、関係機関との協議についても、今議会で再び私のほうから提出されたということで、協議や相談に動き出したというふうな、ような答弁しか聞こえてきませんでしたが、やはり江尻のほうではですね電気の関係や水回り等々の問題もあるようなんですが、それはこうこうこうこう、ああこうこうということでなっていくと思います。何とか努力すればいくんじゃないかというふうになります。が、戸梶川の調整池の可搬型のユニットトイレについてはですよね、どのようなことをしてクリアして設置をしたのか、そのような協議や指導は妙に受けているような答弁じゃなかったわけなんですが、河川区域内といえば、私の知るところによりますと、河川法はやっぱりいろいろと複雑で幅が広いようでございます。わかりやすく言えば、堤防から河川側を堤外、民地側のほうを堤内と呼ばれているようです。いずれにしろ、管理者としては住民の生命と財産を守るという大きな観点から、それはおいそれとはいくようなことにはなりません。だけど、別の角度から見ればですね、いたし方がないところもございます。例えばですね、相生川に流れている生活排水や工場排水は、それぞれの立場でできる限りの排水処理を行ってはおるんですが、それでもなおかつ河川汚濁につながっております。もう絶対的に無理だと言われていた二次処理的な施設が、国土交通省により仁淀川の河川敷に相生川の水質改善のために相生浄化施設を設置していただいております。その後、いの町が現在管理をしておりますし、それに必要な機器類ですね、その施設も豪雨ごとに移動しなければならない施設というふうにもなっております。現在、日高村でも、仁淀川右岸の河川敷に江尻地区の親水公園の整備が行われておりますが、その親水公園のイメージ図の凡例を見てみますと、多目的広場の芝生や花壇、それに既存の河畔林、管理道や遊歩道、階段、護岸などが設置されましてですね、上物については村事業で花壇、あるいはスプリング、遊具、あずまや、トイレ施設等、ほかにもいろんなものが設置されるわけなんですが、あずまやについては、豪雨のときには折り畳むっていうのか倒すというのか、とにかく平たんのほうに届くぐらいまで押し潰したようにできるようにしております。トイレにしましても、可搬型で運搬ができるように工夫をして施工設置をしようとしています。また別の箇所なんですが、戸梶川の沖名地区の沖名調整池、これは県河川でございますけれども、可搬型のユニットタイプが設置されようとしています。これは3月いっぱいに設置されるそうですが、その可搬型、ユニットタイプといいますとですよね、トイレ、ユニットの内部が連結をされていますので、工事の必要がありません。配管工も必要がなくて簡単に設置でき、すぐに使用ができるということであります。一体化のユニットですので、運搬するのもコストが削減をされて、重量も1トン余りですのでユニック車両で運搬が可能と。それに10平方メートル以下でございますので、設置場所も、河川敷でも簡単に設置できるそうでございます。このように、日高村では河川区域の堤外であってもその規制を管理者と協議、指導を受けながら設置に取り組んでいます。いの町においても、日高村の役場で、隣でございますので、積極的な話し合いを持たれまして、とにかく三人集まれば文殊の知恵とも言われます。井戸端会議でも結構です。もう少し横との連絡を持って、そのようなところも視察を行いまして、いの町のために、利用者のために積極的に勉強し取り組んでいかなければ、いの町そのものは置き去りにされてしまいます。先ほど申しました日高村の江尻地区の親水公園トイレも可搬型であります。質問は、あくまでも建築っていうのではなくて、可搬型で運搬のできるトイレの設置を言っておりますので、堤外であっても何が何でも絶対できないというわけでもないようでございますので。また、堤内であれば少しは規制も緩やかではないかと思われます。これもまた一例ではございますが、仁淀川の堤防に沿ってですね高知南環状線が改修工事が行われております。以前に仁淀川漁協が県道改修に伴いまして、立ち退きとなりまして現在の場所に移転建築することになりました。その際に、長い鉄骨材を運搬するために運搬道路がなくて、仁淀川堤防の堤内に仮設道が必要となって、協議をした結果、許可がおりたというふうにも聞いております。またいま一つ、同じ県道で八田地区下流にある、堤防からですね新橋付近まで道路が大変狭いと、乗用車が行き違いができなくて、堤防の上から、また新橋の手前のほうからお互いが譲り合って、一方通行のような状態でございましたが、その改良もスムーズに協議の結果、現在の2車線になって、行き違いができるようになったという経緯もあります。現在も改良が行われております。どうも12月議会から、先ほど申し上げましたように、再度質問が出たことから、妙にばたばたばたばたした調査や協議、急遽に至った、いわゆるしのぎの対応での調査や協議ではなかったかというふうに思われます。質問があろうがなかろうが、実際に必要だと思うならば、いろいろの制約や規制も乗り越えて、実施に向けて前へ前へと進むような取り組みを行っていかなければならないのに、進んで協議や相談も研修も行われていないように思われます。河川管理者である国土交通省の指導、助言も仰ぎながら協議を進めていって、厳しい規制がある中でも、河川区域内の建築というのではなくて、設置を望んでおりますので、なぜそのような消極的なのかも再度お伺いをしておきます。 続きまして、施設管理のイといたしまして、最小限の庁舎管理が必要についての2回目なんですが、正門前に障害者用駐車場についてです。 設置に向けては妙に考えてはいるようではございますが、どうもこの件についても、つくらないつくれないの方向の考え方が先行して、妙に前に進もう進もうという答弁ではなかったように思われました。怒りを感じます。さきの波川公園の有効利用でも質問をいたしました。どうしてつくらないつくれないのではなくて、つくるのにはどのようにすればいいのか、だめなところ、無理なところを一つ一つ潰していけば先が見えます。ということを盛んに言っておりますが、どうも伝わりが鈍いようです。だから、もういいです。このようなことを前へ前へ進むという答弁がなかったよってことを、要望者である障害者団体に報告をします。と言いたいんですが、それは先ほどの波川公園同様、坊の使いやったがかえ、議員も議員なら役場も役場でということになりますので、もう少し質問をします。私はいつも言っております。各課との横のつながり、調整、それに関係機関との意見や助言、指導と言っているのであります。当然、この件についても、役場の中で関係すると思われる土木課、水道課、ほけん福祉課等とも横の協議や調整をし、そして他の自治体との問い合わせや助言も受けてのことでしょうか。私なりの素人考えで調査、聞き取りなどは、現在の自動車ですよね。ほとんどがこれ、オートマチックトランスミッション車というふうになっております。特に障害者用の自動車は、もう略して言います、オートマ車であります。そのオートマ車は、エンジンを切ってもバック、あるいはニュートラ、ドライブに入っておれば、車のキーは抜けません。つまり、パーキング以外のところではキーは抜くことができなくなっています。だから、駐車するときは、パーキング、停止となりますので、自動車の輪は動きません。そこにサイドブレーキをかければ、少々の勾配があっても確実に動きません。したがって、役場前の勾配くらいでは自動車は動きません。先ほど、国交省との云々も言われましたけれども、なぜ現在のままで、障害者の駐車場だとわかるマークだけを入れるだけでいかないんでしょうか。1人で運転をしてきて、1人で車椅子を出して、1人で車椅子に乗って来庁される方のみだけじゃないんでしょうか。そのような方には、自動車からおりたら、おりた場所に総合案内に通じる電話機を設置すればいいのではないでしょうか。そのようなことも検討をした上でのことなんでしょうか。そのようなことをいろいろなことを想定して工事を行わなければならないというんじゃなくて、障害者用に改造された自動車にみずから運転し、1人で来庁される方はいの町に何台保有されておるのか。また、これは横のつながりというのか、ほけん福祉課等で調査もされたんでしょうか。役場の前のATM専用駐車場も、すこやかセンターにも3か所の駐車場がありますが、そのうち1か所は坂になっております。同じような考えで、坂がないようにレベルに改修するという工事も行うんでしょうか。また、民間ではございますが、国道33号線沿いにあります枝川から波川までの障害者用の駐車場を設置している6店舗では、全てわずかでありますが、勾配をとっております。があります。とっております、ありますというよりも、雨水がたまらないように施工をしているのではないのかとも思われます。このような箇所も、担当職員や課長は当然調査や聞き取りまで行ったと思われますが、各店舗ではどのような対応をしていたのでしょうか。 まとめてみます。役場の中で関係すると思われる土木課、水道課、ほけん福祉課等との横の協議や調整、そして他の自治体との問い合わせや助言なども起きたんでしょうか。2つ目、障害者用に改造された自動車にみずからが運転し1人で来庁される方は、いの町に何台保有されておりますか。また、これは横のつながりというのか、ほけん福祉課等でも協議をされたんでしょうか。役場前のATM専用駐車場も、すこやかセンターにも3か所の障害者用の駐車場があります。先ほど言いましたように、そのうちの1か所で坂となっていますが、同じような考えで坂がないようなレベルにするんでしょうか。4つ目に、担当課職員や課長は当然、民間での障害者用の駐車場のある店舗で調査や聞き取りを行っているとは思いますが、先ほど申し上げました6店舗のその対応策はどうであったのか。そして、5つ目に、このことが一番聞きたいわけなんですが、ゆっくりと言います。障害者が1人で運転をしてきて、車椅子が要るときには、自動車をおりたところに総合案内所に通じる電話でも設置すればいいのではないでしょうか。そのことにより、総合案内の方を有効に活用すれば車椅子を持ってきてくれます。そのようなことも検討したのでしょうか。副町長は、このように多くの問題を協議や調査、問い合わせ等々も全て行ったという報告を受けての答弁でしょうか。副町長で答弁しづらいところがあれば担当課長でも結構です。このように一つでも行っていないということがあれば、どのようなところが調査できていないのかお伺いをします。まだまだたくさんの調査や聞き取りも行っていると思いますが、3%、4%ぐらいの勾配では、自動車、動きません。一つ一つクリアしていけば、工事までしなくても、障害者用のマークや総合案内との連絡をとれる電話機を設置するのみでいいのではないでしょうか。何でできない方向に持っていくんですか。少しでも要望者の期待に応えられるように、方向に進めないんですか。障害者にとっては、その駐車場を利用しなくても、もうちょっと言います。その駐車場を利用しなくても、障害者にとって心強い励ましのあったか町政につながります。総合案内もつくってくれたし、駐車場もつくってくれるし、待合椅子も置いてくれるし、さすがあったか町政だねー、そだねーと高齢者から、障害者から言われることとなりますが、いかがなものか、お伺いをします。 次に、平井康三郎記念館についてなんですが、著作権についてもたもたしているようなんですが、記念館ができてもう何年になりますか。これまで著作権についてどんな話をしてきたんでしょうか、お伺いをします。 次に、清掃従業員の休憩所なんですが、1回目の質問の中で清掃器具のところで、掃除機のこと、ワイヤレス掃除機と申しましたけれども、コードレス掃除機ということでございますので、訂正をしておきます。この質問は誰からの要望でも陳情でもありません。誰が見ても職種差別ですよ。一日中、役場の中で仕事している職員も気がつかないかなと思いますが、これ、無理もないですよ。4階の隅にあるからです。まあ、答弁を聞いていますと、聞くところによりますとですね、委託先の従業員に問題があるように思われますが、そこに問題があればなぜその問題を解決しようとしないのでしょうか。いつも言っているように、問題があればなぜその問題点を解決しようとしないのか、これこそ職種差別なんですよ。役場の職員であろうが臨時職員であろうが、また委託先の従業員であろうが、同じ職場で働く仲間であります。なぜ委託先の従業員の休憩所を構えるのに問題がありますか。物事を起こすには。こっからです、発注者と受注者が事前に話し合い、協議をし、委託契約に入るわけであります。委託者には、発注者には、その事業を行うのに必要なものを用意し、受託者はそのことを行うため、あれを構えこれを構え、このようなことを確認し合って物事を起こすものであります。もちろん事前の話し合いや協議の中で、清掃道具は、休憩所は、の話も当然しておかなければならないことなんです。そのような話ができていないということが一つの問題であります。繰り返します。女性の休憩する場所が、着かえをするところも土間であり、着かえた物を置くところもない、座るところもない、鍵もかからない、何から何までないないづくしです。当然です。清掃道具置き場で休憩をしているからです。担当課は休憩所らしい休憩所を構え、職務を全うするのは当然であります。これはれっきとした職務差別であります。土間に座るのが嫌ならこの椅子に座りやみたいに、古いというよりももう処分をしなければならないような鉄パイプの折り畳式の椅子を持ってきたりして、これに座って休んでください。情けないとは思いませんか。そんなのありですか。これまたれっきとしたパワハラなんです。副町長、休憩所というより清掃道具置き場での休憩、どのように思われますか。町長にはそのようなことを伝えておりますか。これまたあそこはこうやき、ここはこうやき、またまたやる気のないようなそのままで落ちつかせるつもりですか。このようなことは決して池田町長は望んでおりません。お似合いになりません。私の質問はおわかりですよね。同じような答弁をするようでしたらもう答弁は要りません。これまた怒りです。1回目で質問をし、答弁をいただきました4階の余りにも使われていないシャワー付の休憩所ですが、どうも議員の休憩所のようでございます。その休憩所を議長と相談をして、議員で協議をしていただいて、使用可能であるならば、委託先のシルバー人材センターと協議を行い、必要であるならば使用許可申請書等を提出していただいて、休憩所の有効利用を図ればいいのではないかと思われますが、いかがでしょうか、お伺いをします。とにかく現在のままの休憩所では労基法にも違反する疑いもあります。 以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。午後1時に再開します。      休憩 11時57分      開議 12時58分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からの2回目のご質問にお答えをいたします。 私からは、通告主題3、施設管理についてにお答えをいたします。 まず、イ、最小限の庁舎管理が必要ということで、その中の正門前に障害者用駐車場のご質問にお答えをいたします。 議員からご質問がございました、横の協議、つながりについてでございますけれども、これはこれまで関係する各課と協議をしてまいったところでございますけれども、担当課とほけん福祉課との協議が十分なされてなかった面もございます。そういった中で、今回の件は障害者用に改造された車にみずからが運転している人、台数については調査は行っていなかったというのが現状でございます。 また、すこやかセンター、それから町内の店舗での障害者用駐車場について、勾配があるのではないかというご質問がございました。これについて、担当課の調査は行っておりませんけれども、平成24年に国からの設計基準が定められておりまして、その中で水平ということが記載されておりますので、これに沿った対応をしていかなければならないというふうに考えているところでございます。 それから、各課からの報告を受けての答弁かというご質問もございました。関係各課から報告を受けて答弁をさせていただいているところでございます。 次に、総合案内に介助等を求めるインターホン等の設置のご質問がございました。これにつきましては、実施していく方向でございます。進めてまいります。 住民に寄り添った町政を進めております中で、正門前の障害者用の駐車場につきましても設置していく方向でございますので、ご理解をいただきたいと思います。 続いて、平井康三郎記念館でのメロディーの件でございます。 著作権のことにつきましては、平井丈一朗先生にもお話をした上で抵触する可能性があるのではということで、控えていた経緯がございます。今後、これを解消してまいりたいというふうに考えているところでございます。 次に、清掃従業員の休憩場所についてでございます。 これにつきましては、庁内で場所を構えていく方向で調整をしてまいります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村管財契約課長。      〔管財契約課長 岡村寛水君登壇〕 ◎管財契約課長(岡村寛水君) はい。 9番、森議員からの通告主題1、波川公園の有効利用についての2回目の質問にお答えをいたします。 対応が遅い、その場しのぎではないかという厳しいご指摘ではございますけれどが、私の中で、私どもが管理している仮設トイレ、これはくみ取り式のトイレでございますが、それと及び循環型のトイレの固定観念があったことは否めず、認識が甘かったと反省をしているところでございます。他の場所で計画されている、議員のご紹介のあったトイレなどは河川区域内に設置といったところもございますので、さらなる情報収集、江尻川につきましては詳細の資料を見せていただいております。戸梶川につきましてはまだ収集には至っておりませんが、3月に完成といったところでございますので、早急にいろいろと情報収集を努めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、河川管理者を初め関係機関など、具体的な協議を今後、速やかに進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) それでは、波川公園の有効利用について、3回目の質問に入りますが、私がこれほどまでトイレの設置について質問しているのが少しは理解はできたようでございますが、トイレの必要性について、もう少し質問してみたいと思います。いの町には、全国でも珍しい1市町村に3か所の道の駅をようしています。その道の駅がなぜ人気があるのかおわかりでしょうか。それは広い駐車場をようしているだけではないのであります。駐車場にトイレがあるからなんです。幾ら広い駐車場があって、幾ら珍しい品物があって、幾らおいしいものがあっても、人は来ません。トイレがあり休憩所があるからです。トイレのない道の駅には人は寄りつきません。となりますと、物は売れなく、道の駅としての機能は発揮できません。いかにトイレの重要性がわかっていただけると思います。また、トイレは遠くよりも近くに越したことはございません。先ほど申し上げました仁淀川右岸に進められております江尻親水公園が完成すれば、波川公園からはわずか数分で行ける箇所にあります。現在のままでは、親子あるいは親子3代で、またバス等による小学生の遠足も波川公園から遠のいていくことになります。このことをどのようにお思いなのでしょうか。いの町としての経済効果、経済波及効果などを含めて、果てしない限りの損失を生み出します。そのことを防ぐのはごく簡単なんです。トイレさえ近くにあれば防ぐことはできますし、人は自然に足を運んでくれるものと思います。公園を管理する者としては、少しでも多くの方々に来ていただいて、立派な施設にしていくのが責務であります。まだまだ上流部には改良の余地のある公園でありますし、トイレも2か所あれば、現在のトイレが使用できなくなった場合でもすぐ役立つという利便性もあります。昨日、町長の答弁していたにこにこ館の改修を初め波川公園の機能強化し、町政活性化につなげたいとの答弁は無駄になってしまいます。もう少し横のつながりや意思疎通を図らなければいけないと思います。今回の質問はトイレ設置だけにこだわってはいますが、初めにも申し上げましたとおり、議員と執行部が一同となって、いかに住民の要望に応えられるかであります。一部の課のみならず、関係各課、関連団体との横のつながりを大切にし、町長の代弁者であるという責任感を持って、6月議会にはすぐに設置ができるように、いろんな対策を解決し、補正予算がつき次第設置に取りかかれるような体制で取り組んでいただきたいと思います。 ちまたに聞いた話なんですが、31年度予算で議員のヘルメット予算が計上されてないがという話も出てきましたが、購入するには9月議会の補正では台風時期も過ぎているが、6月補正予算が必要でないか等々の話し合いも行われているようです。これこそ素早い対応であります。これはあくまでもちなみに聞いた話でございます。そのような素早い対応ができないものか、お伺いをいたします。 そして、やはり通告主題の4番、定例後の答弁対応については、残時間がございませんので、今回は取り下げさせていただきます。 以上で質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村管財契約課長。      〔管財契約課長 岡村寛水君登壇〕 ◎管財契約課長(岡村寛水君) 9番、森幹夫議員からの通告主題1、波川公園の有効利用について、3回目のご質問をいただきました。 できるだけ早期に前提条件を整理しつつ、早期の予算計上を目指して調整、協議してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で9番、森幹夫君の一般質問を終わります。 次に、15番、浜田孝男君の一般質問の発言を許可します。浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) 通告主題に沿いまして一般質問を行います。 通告主題1、バドミントンへの更なる取り組み、質問要点ア、バドミントン指導者の育成・雇用について、イ、ジュニア、小学生でございますが、中学校・高校で一貫しての取り組みについて質問をいたします。昨日の1番議員とかぶる部分もありますが、精いっぱいダブらないように質問をしたいと思います。 来年は2020東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。多くの競技が注目されておりますが、その中に男女のバドミントンがあります。近年の日本のレベルは高く、世界ランキングベストテンでは、男子シングルス1位、女子シングルス2位、5位、10位、男子ダブルス5位、10位、女子ダブルス1位、2位、3位、7位、9位、混合ダブルス3位と、活躍が期待できる選手が多くいます。その中で、男子シングルス1位の桃田賢斗選手は香川県、女子ダブルス、前回オリンピックの金メダリストで高松ペアの松友美佐紀選手は徳島県出身です。このように世界レベルの選手や人気のある選手が多いことから、国内の大会でも観客数は大きく伸びています。バドミントンの人気が高くなっている中、先月、ジュニアの指導者から現在の状況や課題などをお聞きする機会があり、高知県内、またいの町内の小学生のレベルの高さに驚きました。現在、高知県小学生バドミントン連盟に加入しているチームは14チームで、加入選手は164名です。うちいの町では1チームが加入し、選手数は30名と聞いております。近年の四国地区での小学生の高知県勢の成績でございますが、平成28年度、5年生シングルス3位、平成29年度、6年生シングルス1位、いの町出身選手です。6年生女子シングルス2位、4年生男子シングルス3位、5年生男子ダブルス3位、うち1人はいの町出身選手です。平成30年度、6年生男子ダブルス3位、うち1人はいの町出身選手です。5年生男子シングルス1位、5年生女子シングルス2位、4年生男子シングルス1位と2位、4年生女子シングルス3位と4位で、4位はいの町出身選手です。次に、近年の全国大会の成績でございますが、平成29年度全国小学生バドミントン大会、高知県勢の成績でございますが、6年生男子シングルス、3位、いの町出身選手です。6年生女子シングルスベスト16、5年生男子ダブルス、ベスト16、いの町出身選手です。4年生女子シングルス、ベスト16、平成30年度、4年生男子シングルス、ベスト8。次に、ナショナル選考選手、日本代表でございます。平成29年度アンダー16日本代表、男子1名、いの町出身選手です。平成30年度、アンダー13日本代表選考合宿、男子1名です。先月、日本代表8人のうちに選出されました。平成29年度の6年生の進路でございますが、県内の6年生ベスト4以上の実績の選手8名のうち、県外へ男子2名、女子1名が進学しており、県内には男子2名、女子3名が残り、うち男女各1名は伊野南中学校に在学しております。 次に中学生です。近年の県内中学生の全国大会四国予選の成績は、平成29年度団体戦、男子は初戦敗退です。女子は優勝しております。男子シングルス、ダブルスとも予選敗退です。女子シングルスは予選敗退しましたが、ダブルスは優勝しております。平成30年度団体戦は、男女とも予選敗退ですが、男子シングルスでは第3代表で突破いたしました。女子ダブルスでは第2代表で突破を果たしております。以上が近年の状況でございます。 課題をお聞きしますと、1点目に中学校での部活動の指導者の不足が上げられるそうです。公立中学校では、どうしても専門性や多忙などにより、基礎から教えることのできる指導者の不足があります。ジュニアでは行われていたような技術、理論、練習メニューなど、外部環境との連携が少ないため、指導理論を確立されている方が少ない、これらにより、高校に上がってから伸び悩む選手や技術補正に時間がかかる選手が多く見られるということです。 次に、2点目としまして、公立中学校の受け皿が少ないそうです。中学校では専門的にバドミントンを学べる環境が極端に少ない状況です。これは、先進的な技術講習を受けた指導者が中学校には少ないことが大きな要因の一つです。これに公立中学校の校区がありますので、状況としましては、主にジュニアの貯金でプレーをしているのが現実だと聞いております。 課題の3つ目としまして、専門で使える体育館が足りないそうです。複数の部活などで共有しているため、部員数やレベルに見合った施設の確保が難しいとのことです。県外では、市町村と連携して優先的に使用できる環境が整っていて、それは都市部ではなく主に地方に多く見られるとのことです。課題解決に向けて、ジュニア期と連携し、一貫した専門的な指導ができる指導者が必要。県外強豪校に劣らない環境を整える。例えば、下宿、寮の環境整備、優先して利用できる体育館の確保、以上のような内容をバドミントンの関係者からお聞きをいたしました。 町内の状況をバドミントン部のある中学校にお聞きをいたしました。部員数につきましては、平成30年度の1年から3年生です。本川中学校は全員が部員で、男子7名、女子10名です。山村留学生が多く、高校進学を考えるにはみどり寮にかわる施設や下宿の確保が課題です。吾北中学校は、部員数は男子が8名、女子が10名です。平成12年から14年まで、高知県中学校総合体育大会、要するに県体でございますが、男子団体で3連覇をなし遂げており、当時は絶対的なバドミントンの強豪校でした。伊野中学校は、校内でも最も部員数の多いクラブで、男子23名、女子24名です。伊野南中学校は、男子9名、女子6名です。うち1年生男女1名が、今月26日から28日に三重県で開催されます平成30年度第19回全日本中学生バドミントン選手権大会に参加します。この大会は都道府県対抗団体戦で、各県男子選手、女子選手ともに5名以内のチーム構成の中、2人は高知県の代表として選出をされております。町内の4中学校のバドミントン部員数は、男子47名、女子50名で、合計97名でございます。 次に、吾北分校にもお伺いいたしました。県立高等学校再編振興計画後期実施計画の中の今後の吾北分校の魅力化についての資料があります。平成30年度の現状で、資料を見てみますと、取り組み1は学力向上となっております。取り組み2で部活動の活性化があります。ソフトボール部の強化、バドミントン部の強化、清流太鼓の継承、軽音楽同好会の活動で、バドミントン部は部員数7名、内訳としまして、3年4名、2年2名うち女子1名、1年1名です。次に、課題が記載されております。部活動、生徒が少ない中、多様な部活動は難しく、活動する部を絞り込まざるを得ない。ソフトボール、バドミントンなど。少ない人数で県内大会上位を狙うには、入部時の経験差をできるだけなくすことが必要である。部活動において、小・中・高との連携した取り組みを抜本的に構築しないと、吾北分校へ入学してこない。ソフトボール、バドミントン、清流太鼓など。地域、学校で日常的に指導できる専門家の数が少ない。次に、今後の振興策の中の部活動の活性化。1、部活動の集中化の中で、四国大会優勝を目指す。バドミントン。吾北中と吾北分校の体育館をいの町のバドミントンの拠点とし、日常的な吾北中との合同練習、また、いの地区小学校を含めた合同練習を週末に実施、専門的に指導できる教員を吾北中と吾北分校に配置(案)、外部指導者の定期的な指導を可能とするということが吾北分校の分で上げられております。最近、いの町は、バドミントン部を初めクラブ活動に力を入れております。以前からバドミントンは指導者が少ない状況でしたが、中学校を訪問して指導者が配置されている状況をお伺いして驚きました。新年度の予算でも、昨年と同様にバドミントン専門の指導員や支援員を、本川中、吾北中、伊野中、伊野南中と予算計上がされております。また、昨年の10月からは吾北分校と連携し、中高合同の練習も開始し、レベルアップに力を入れております。関係者の方にも本当にありがたいとの声を聞きます。小学生は充実しております。中学校には多くの部員がいます。高校はバド部の強化を目指しています。いの町も力を入れています。檮原高校は野球部、いの町の小・中・高はバドミントン部と言われるように、思い切ってさらなる取り組みを強化することはできないでしょうか。例えば、バド部の顧問の先生やコーチ、町がお願いしている指導者の方の指導方針、方向性、考え方を小学校の指導者も含めて連携、計画性を構築し、小・中・高一貫した流れをつくっていくため、町のほうで先生のように異動がなく、権限を持ち、核となる指導員を雇用することはできないでしょうか。その方には、全国的な指導方法、技術、理論、練習メニューなど、専門的に学んでいただき、各指導者と共有する役目を担っていただけたらと思います。小学生の拠点の天王体育館から吾北分校までは、グーグルで検索しますと33キロメートル、41分と表示されました。核となる指導者を迎え、小学生、各中学校、吾北分校の指導者も集い、一貫した指導体制を構築し、選手も日ごろの練習や交流を行っていく中、高校生が中学生や小学生を指導し、人間関係、先輩後輩などのつながりが親密になれば、高校への進学も見えてくるのではないでしょうか。従来の方法での吾北分校への勧誘も大事ですが、クラブ活動を通じての日常の交流やつながりはより大きな効果があると考えます。小・中学生、また保護者の方に、バドミントンの核となる吾北地区へ練習に行く道すがら、仁淀ブルーや道中の自然に触れていただける機会もふえ、吾北分校を知って、身近に感じていただくこともできると思います。現在の中高の合同練習に小学生も参加できる仕組みづくりを考えることはできないでしょうか。また、小・中・高一貫となれば、山村留学生や高知市や近隣町村から受け入れを強化する意味でも、寮の新設や下宿先の確保にも力を入れませんか。通告主題2のとさ自由学校の事務局にお聞きしますと、問い合わせの中には、近くへ住むところはありますかと、移住に関する問い合わせも多いそうです。やはり進学を考えれば、現在のバス通学もありますが、寮や下宿先の確保にも積極的に取り組んでいくべきだと思います。課題の中で練習施設の不足もありましたが、天王から吾北地区間の体育館利用の考え方も含めてお伺いをいたします。 通告主題2、森の小学校「とさ自由学校」、質問要点ア、町はどのように取り組んできたのか、イ、今後の関わりはについて質問をいたします。 学校法人日吉学園は、平成20年3月に休校した勝賀瀬小学校を活用し私立小学校の設置を計画したいと、平成28年早々から勝賀瀬地区や教育委員会に相談が持ち上がり、協議が続けられました。学校法人日吉学園が勝賀瀬地区に説明を行った森の小学校(仮称)設置趣旨があります。1、森の中でしっかりと学び、いろいろな体験を重ね、考える力、感じる心など、子どもの感性を伸ばします。自然の中で子どもたちがお互いに助け合い、仲間意識を持ち、森という空間の中で伸び伸びと活動し、想像力や空想力を育てます。体験学習を通じて、子どもたちは人間の持つ五感をもとに生きていく上で必要な知識や技術、知恵を身につけ、判断力、行動力、思考力、人間力などを高めていきます。3、具体的な体験や事物、事柄とのかかわりを大切にしながら、生きる力を身につける文科省認定の小学校です。教科の学習においても、読み、書き、話し、計算し、議論し、まとめ、発表するとともに、生活の時間、総合的な学習の時間における自然体験活動や森の学習での環境学習を積極的に行います。3、地域住民に理解と信頼を得て学校運営に地域住民が参加するなど、地域とともに歩む学校とします。子どもたちが地域とつながり、人の暮らし方、伝統文化、自然環境、産業などを学ぶ機会を持ち、子ども一人一人に生きる力を育みます。積極的に校外に学習の場を求め、地域交流や社会性を身につける体験学習の機会を持つようにします。4、対象児童はもみの木幼稚園の卒園生を初め、全国に募集をかけ、1学級20名を定員で少人数からスタートします。自然の中で子育てをしたいと思っている家庭を対象に、地域への移住促進を図るなど、元気な地域づくりを応援します。異年齢子ども集団を生かした人間関係力を育成します。5、私立小学校ですが、いの町の教育振興をも視野に入れ、地域の学校として地域に貢献できる学校とします。平成28年12月定例会において、小学校設置条例の一部を改正する条例で、休校中の勝賀瀬小学校を廃校とし、平成29年3月に日吉学園と使用賃借契約を締結し、4月から期間を20年とする無償での賃借(後段で「貸借」との訂正あり)を行っています。校舎等の施設は現状での貸し付けで、維持修繕や増改築、その他環境整備などの費用負担は全て借り主の負担となっております。契約後、日吉学園は正式に高知県私立学校審議会の審査を経て、私立学校を所管する高知県知事の小学校設立承認の手続と並行して不足教室の増築、既設施設の改修、その他の環境整備などを進めてきました。本年1月29日、高知県私立学校審議会は、学校法人日吉学園が高知県に設置認可を申請している私立学校、とさ自由学校を認可適当と答申することを決めました。これにより、尾崎知事は答申し、3月1日、認可がされました。当初、早くて3年は必要とお聞きしておりましたが、関係者の皆さんの努力の結果、新たな校舎もほぼ完成し、グラウンドの芝張りも終わるなど、整備も着々と進んでいます。最新のパンフレットも先日配布されましたが、1月30日の高知新聞にとさ自由学校の概要が掲載され、わかりやすいので紹介します。とさ自由学校の基本方針は、自然体験を重視し、児童の主体性を育むこと。算数や国語など、従来の教科の授業時間は一般的な学校より少なく、グループラーニングという体験型学習の授業に多くの時間を当てる。グループラーニングは異学混合のグループで、設定した課題について体験したり議論したりする。こうした授業を教科学習に換算するため、学習指導要綱に定められた授業時数は確保できるとしている。教室での授業も学年や学級にこだわらない授業となる。授業に当たる教員は7人、このほかに校長と教頭、養護教員、グローバル教育を担当する職員などがいる。給食は自校方式。授業料は月3万円で、給食費は月5,000円、施設整備資金として年1万円、入学金6万円、学校と高知市内を送迎する無料スクールバスを運行するが概要でございます。 お伺いをいたします。県内の私立小学校としては、昭和32年の高知小学校以来、62年ぶりに旧勝賀瀬小学校を活用した新たな小学校が4月1日開校になります。当初の協議が始まった平成28年から今日まで、町は開校に向けてどのように取り組んできたのでしょうか。また、今後どのようにかかわっていくのか、あわせて入学予定児童数などがわかっておればお伺いをいたします。 続きまして、通告主題3、宇治川流域の浸水対策、質問要点ア、西浦ポンプ場建設工事の現状と今後の予定について、イ、西浦ポンプ場建設工事の現状と課題について、ウ、他の地区の計画~整備状況について、お伺いをいたします。 枝川地区の八代電停付近の国道を横断する水圧函路の工事が着々と進んでおります。国道を走っていても、矢板を打つ長いアームのついた大型の重機が道路脇の工事ヤードに据えられ、付近を通行している車や人に大きな威圧を与えている一方、目に見えて着々と工事が進んでいることの実感を与えてくれます。この工事は、平成26年8月、伊野雨量観測所において観測史上最大の2日間で751ミリを記録し、宇治川流域では床上浸水142戸、床下浸水114戸と、大変大きな被害をもたらした台風12号の浸水被害を国、県、町で解決しようと進めている治水事業の主たる工事の一つの天神ヶ谷川の水圧函路の工事です。また、そのすぐ東隣の新たに建てられた高知県農業共済組合中央支所横では、町による東浦ポンプ場建設工事も進んでおり、ポンプ施設の一部のコンクリート構造物が姿をあらわしております。県においては、被災後、真っ先に着工いただいた天神ヶ谷川改修工事も、工区を分けて何社もの業者が狭いヤードの中でそれぞれが調整を行い工事を進めていただいているのを目の当たりにします。一方、人家やコンビニの移転も、関係者の方々のご協力により目に見えて進んでおります。宇治川では、平成29年11月、西浦ポンプ場建設工事が町により発注されました。この工事は、宇治川右岸の西浦5区の浸水被害を軽減するため、町は真っ先に着手しました。この地区は、洪水時には伊野商業高校のグラウンドの地下に設けられた貯留施設に水を導いていましたが、地理的にどうしても導水路の最上流部に位置していることから、平成26年の浸水被害でも大きな被害を受けた地区の一つです。これを軽減、解消するために、従来の導水路に頼らず、地区の最も近い下流部にポンプ場を建設し、直接宇治川に放流しようと計画されたものです。これを真っ先に着工していただきましたので、地区の皆さんは大いに期待し、住宅地に隣接していることもあり、多くの皆さんが工事を見守っています。工期は、当初平成29年11月16日から着工しましたが、昨年の12月ごろから工事が中断しており、皆さんが心配をしていました。本議会の冒頭、行政報告でやむを得ない状況での工事中断との報告があり、状況は理解できました。ただ、当初の供用開始目標の来年4月は守るとのことですから、安心をしています。工事のおくれは絶対にあったらだめです。最善の努力をすべきと思います。 お聞きいたします。工事のおくれの原因とされる強固な岩盤層の推定岩盤線は完全に把握し、新たな予定どおりスムーズに着工できる体制は整いましたか。また、それに対応すべき矢板は現場に置かれていますが、重機の確保はできているのでしょうか。一方、高張力ボルトは製品が非常に少ないと聞いていますが、既に確保はできているのでしょうか。浸水被害を受けている皆さんは不安です。やはり当初に工事説明をした関係地域には何らかの方法で状況や今後の見通しのお知らせを行うべきだと思います。考えをお聞きいたします。 次に、現在、躯体の一部が完成しています東浦1区の東浦ポンプ場はおくれる見通しが行政報告でありました。事業を進める中では、国土交通省の設計のハードルが高くなることや設計の考え方が変わることはあり、仕方がないと思いますが、具体的に何が変わったのですか。設計書作成に不要の時間がかかることになると判断しますが、役場や技術公社、コンサルタントの努力で短縮はできないものですか。完成見込みの6月には、台風時期の前ですが梅雨の時期です。全国的に見れば、過去には大雨で大きな被害も出ています。早期の発注に努力し、早期完成を目指すべきと思いますが、考えをお聞きいたします。とにかく予算を確保していただいていますので、関係者が一致団結して、早期完成に向けて取り組んでいくべきだと思いますが、考えをお聞きいたします。 次に、他の地区の状況についてお伺いいたします。 行政報告では、国土交通省通達による見直しが必要な箇所として、現在工事が進んでいる北浦地区管渠改修工事と東浦ポンプ場が上げられていました。そこで、東浦ポンプ場に影響が生じ完成がおくれるということでした。北浦地区を含め、他の地区への影響は現時点ではないと判断してよいのでしょうか、お伺いいたしまして、1回目の質問とさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。      〔教育次長 山崎泰代君登壇〕 ◎教育次長(山崎泰代君) 15番、浜田孝男議員のご質問にお答えいたします。 通告主題1、バドミントンへの更なる取り組み、要点ア、バドミントン指導者の育成・雇用についてのご質問にお答えいたします。 現在、公立中学校では、専門的な技術指導を備えた指導者がいない部活動やより高い競技力の向上を目指す部活動を対象に、専門的な実技指導力を備えた指導者を外部から派遣する、県の運動部活動サポート事業を活用しています。本町のバドミントン部では、今年度は中学校2校、伊野南中学校、吾北中学校で運動部活動支援員を派遣していただいております。また、町の取り組みといたしまして、本川中学校において、平成28年度から地方創生事業を活用したバドミントン部活動指導員の雇用を行っており、本川中学校の特色づくりにもつながっているところでございます。平成31年度からは運動部活動サポート事業も継続しながら、さらに学校における健全な働き方を推進することを目的に、運動部活動指導員派遣事業を伊野中学校、伊野南中学校、吾北中学校で実施いたします。この事業は専門性を持った指導員を配置できますので、指導員の発掘や育成も図られ、スポーツ環境の充実につながるのではないかと考えております。また、専門で使用できる体育館の使用につきましては、学校、団体の希望に応じて地元と協議し、検討してまいりたいと考えております。 続きまして、要点イ、ジュニア・中学校・高校で一貫した取り組みについてのご質問でございますが、一貫した専門的な指導ができる指導者の雇用につきましては、ジュニアは民間の団体の活動でもございますので、連携には課題もあると考えられ、雇用の予定はございません。現在、町有バスで伊野中学校、伊野南中学校、本川中学校の生徒が吾北分校や吾北体育館に赴き、吾北中学校と吾北分校との合同練習に参加するなど、お互いに刺激を受けながら競技力向上に向けた練習が実施されております。本年度の公立高校の入試では、吾北分校への受験者数が残念ながら12名という現状ではございますが、引き続き高校生と一緒に練習することでのレベルアップを図りながら、町立中学校と吾北分校とが一体となった取り組みを県内全域に、ホームページなど、効果的な方法で積極的に発信し、吾北分校を選んでいただき、進学へのきっかけになればと願っているところでございます。小学生につきましては、部活動としての位置づけはありませんので、中学校や吾北分校との交流の場として、バドミントンに親しむきっかけづくりができればと考えているところでございます。 また、この部活動の活性化とあわせて、安心して生活できる吾北分校の生徒さんのための住環境の整備が必要であることも理解しているところでございます。高知県教育委員会では、中山間地域の県立高校と協力して、地域活性化を図るために必要な施設整備を行う市町村に対する助成制度の創設を2019年度に検討するようにお聞きしております。このような補助制度を活用することも視野に入れ、下宿先等の施設整備については、吾北分校とともに検討してまいりたいと考えているところでございます。 私のほうからは以上でございます。 通告主題2につきましては教育長のほうからお答えをさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 15番、浜田孝男議員のご質問にお答えをさせていただきます。 通告主題2、森の小学校「とさ自由学校」、要点ア、町の取り組みについて、教育委員会のこれまでの取り組みについてお答えをさせていただきます。 旧勝賀瀬小学校は、議員のご指摘にもございましたとおり、平成20年度の休校後、平成28年に廃校となり、学校法人日吉学園が本年4月、小学校を開校する予定で現在準備が進められております。勝賀瀬地区で育ち、勝賀瀬を愛する地域の方々にとって、懐かしく思い出の詰まった学びやが日吉学園によって活用されていくことは、教育施設として建築された目的からも有効な手だてだと考えております。また、旧の勝賀瀬小学校は避難所にもなっておりまして、日常から日吉学園によって適切に管理されていくことは、地域防災面からも大変ありがたいことであるとも考えております。学校経営などにつきましては、私立学校としての独自の教育方針があるかと考えますが、現在、いの町が取り組んでおります菊池学園事業で実施する学び場などには日吉学園の先生方もご参加くださり、教育の一環として同様の取り組みを行ってくださることは、いの町教育委員会としても大変喜ばしいことだと思っております。 また、議員より4月入学予定児童数がわかればといったご質問もございました。 教育委員会のほうで事前にお聞きしまして、3月11日現在の数値となりますが、21名の入学児童という連絡をいただいております。これ全て町外、県外も含まれておりますが、そういった人数でございます。 教育委員会からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村管財契約課長。      〔管財契約課長 岡村寛水君登壇〕 ◎管財契約課長(岡村寛水君) 15番、浜田孝男議員から通告主題2、森の小学校「とさ自由学校」、質問要点ア、町の取り組みについて、イ、今後の関わりについてのご質問のうち、先ほど教育長から答弁のありました教育委員会関係以外のことにつきまして、各課にかかわることも含め、まとめてお答えいたします。 議員のご質問にもありましたが、平成29年3月30日に学校法人日吉学園と町有財産無償貸付契約を締結しておりますとともに、確認書を取り交わしているところでございます。質問要点ア、町の取り組みについて、まずは管財契約課として対応してきたことについてお答えをいたします。 当課では、貸付契約及び確認書の確実な執行を確認し、貸付資産の管理に関する打ち合わせや増設される施設の書類確認などを実施してまいりました。学校開設に伴う手続や契約締結以来の維持管理経費や増設工事等につきましては、契約書どおり日吉学園が負担しているものでございます。確認書に記載されている事項ではございますが、土木課におきまして、以前から勝賀瀬地区から要望のありました周辺山地の落石対策やネット設置工事の実施や町道の舗装工事を計画的に町が実施をし、日吉学園はその町事業に係る障害物の移設を行うなど、事業協力を実施していただいております。また、総合政策課を中心に取り組んでおります移住促進施策におきまして、地域に学校が新設されるといったことから、県内を初め兵庫県、奈良県、関東圏など、11世帯からの相談があり、町内への移住に向けて大きな一歩を踏み出しているところでございます。具体的には、お試し滞在施設を利用し、3世帯のご家族が地域や学校等、現地視察されている状況でございます。また、教員の方1名が既に町内に移住されている状況でございます。勝賀瀬地区の皆様と一緒にイベントを開催していただいているともお聞きをしておりますし、勝賀瀬地区だけでなく町全体の活性化にご尽力いただいていると考えているところでございます。 次に、質問要点イ、今後の関わりについてでございますが、町といたしましては、今後におきましても契約書及び確認書の履行確認や入学等の希望者への移住・定住に向けたご案内を実施していくこととなりますし、管理運営経費につきましては、今後も日吉学園が負担していくものでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 尾崎上下水道課長。      〔上下水道課長 尾崎正明君登壇〕 ◎上下水道課長(尾崎正明君) 15番、浜田孝男議員よりご質問がありました通告主題3、宇治川流域の治水対策につきましてお答えいたします。 まず、質問要点ア、西浦ポンプ場建設工事の現状と今後の予定についてでございます。 西浦ポンプ場の土木その1工事につきましては、平成29年11月に工事に着手し、主な工種は流入渠、放流渠の築造、ポンプ場本体の仮設鋼矢板の圧入となっておりますが、一部の箇所で想定より岩盤がかたく、計画していた深さまで仮設鋼矢板の圧入が不能となり、鋼矢板の圧入の工法変更など、今後の対策の検討のため、昨年12月から中止としておりました。しかし、工事は平成29年度からの繰越工事のため、事務手続上、本年度内の完了が必要であったため、本年2月時点におきまして、再着手となっても年度内の完了は困難であると判断したことから、施工業者と協議の上、工事は打ち切りとし、土木その2工事にて継続して施工することといたしました。土木その2工事につきましては、土木その1工事の完成後、スムーズに工事を引き継ぎ着工できるよう、ポンプ場の躯体工事を主な工種とし、昨年9月に契約を締結しており、土木その1工事から鋼矢板の圧入などを引き継ぎ、本年4月より工事着工できるよう、現在準備を進めている状況でございます。 また、ポンプ場掘削後の仮設支保工に使用する高張力ボルトにつきましては、全国的に需要が逼迫し、入手が困難な状況となっておりましたが、代替え品の確保が可能となりましたので、4月以降の工程には支障ない状況となっております。 土木その2工事の着工の周知につきましては、これまで同様に地区区長さんや関係者の皆様に相談し、回覧などによりまして中止としていた状況や今後の工事の見通しなどもお知らせをできればと考えております。 西浦ポンプ場のその他の工事につきましては、建築工事については昨年9月に完成し、機械設備、電気設備工事につきましては、現在、機器の工場製作を行っており、土木その2工事が完了次第、据えつけ工事に着手する予定となっております。 施設全体としましては、計画しておりました本年9月末の完成からおくれる状況とはなっておりますが、平成31年度内の完成は計画どおりの状況でございます。 次に、質問要点イ、東浦ポンプ場建設工事の現状と課題についてにつきましてお答えします。 東浦ポンプ場の本体工事につきましては、本年3月8日に完成検査を受けまして、今年度の工事は完了いたしました。来年度は建築、機械設備、電気設備工事に着手し、31年度内の供用開始を目指しておりましたが、昨年9月の国土交通省からの通知によりまして、下水道用設計標準歩掛表の本年3月の改定で、下水道事業におけるポンプなど、一部高額な機器やボックスカルバートなどの資材の単価につきまして、共通単価のないものは従来は見積もりによる単価決定を行っておりましたが、調査機関に単価調査を依頼する特別調査を行うことが必要となりました。設計、積算、施工管理につきましては、高知県建設技術公社へ委託しており、単価調査につきましても連携を密にとり、事前に準備を進め、調査機関は決定したとのことでございますが、特別調査につきましては4月以降の取りかかりとなり、期間も2カ月以上かかるということでございます。これにより、工事契約までの期間を想定しましても、契約は8月以降となり、平成31年度内の完成は困難な状況で、来年2020年6月末完成の見込みとなりました。今後は少しでも早期発注ができるよう、高知県建設技術公社とより連携、連絡を密にとり合うとともに、施工業者決定後は早期着工、早期完成を目指し、少しでも早く供用開始できるよう、事業を進めてまいりたいと考えております。 最後に、質問要点ウ、他の地区の計画~整備状況についてにつきましてお答えいたします。 まず、本年度発注しております管渠布設などの工事につきましては、一部舗装工事を残しまして年度内の完成を見込んでいる状況でございます。来年度につきましては、先ほどの事前調査が必要となる北浦地区の管渠改修工事、そのほか藤ヶ瀬地区、東浦天神ヶ谷川左岸地区、宇治川左岸地区の西浦5区、9区の管渠改修などの工事を予定しております。いずれも基本的には渇水期となる11月以降の着工を予定しておりますが、当初の目標どおり、平成31年度内の完成を見込んでいる状況でございます。 答弁以上となります。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。2時15分に再開します。      休憩 14時1分      開議 14時14分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。15番、浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) 2回目の質問を行います前に、思い込みで旧勝賀瀬小学校、無償の賃借と思うてましたが、貸借ということで訂正をさせていただきます。 2回目の質問は、通告主題1、バドミントンの更なる取り組みのみ、2回目をさせていただきます。なかなか壁が、ハードルがあるようですので、2回目の質問をいたします。 ある冊子の1月号が目にとまりました。去年の11月の高知県市町村会と知事との意見交換会を行っている分が冊子に載っていました。その中で、和田土佐町長が嶺北高校の存続に向けて、尾崎高知県知事に支援をお願いし、知事の回答がありましたので紹介をさせていただきます。中山間地域の高等学校を地域活性化の拠点にすると、それぐらいのつもりで取り組みをさせていただきたいと思っております。中山間地域から仮に高等学校がなくなるということになると、本当にいろんな意味で弊害が大きいと思っていまして、今回、再編振興計画の中でもできる限り中山間の学校を残したい、もっと言いますと、単に残すということにとどまらず、活性化していくような方法で取り組みを進められるようにしていきたいと、そのように思っております。そのためのさまざまな支援策について検討をしております。また、いろいろご意見を伺わせていただきながら、そういう支援策をつくって、我々としてバックアップさせていただけたらと思っています。中山間の高等学校が栄えていくためにも、外から学生を呼んでくる、移住者の皆さんに来ていただいて、そのお子さんをということを含めて外に開かれた高等学校にしていくことが、やっぱり大事だろうということです。どうしても地元だけでは、人口ピラミッドの構成上、これからじり貧になっていって、廃止ということに成らざるを得ない。逆に言いますと、開かれた高等学校があることによって、Uターンも含め、移住者の皆様にも来やすくなってくる、そういう方向の循環が回っていくように取り組んでいきたいと思います。そのためには、例えば非常に特色のある部活動をする、それから寮もよい寮である必要があるでしょう、と嶺北高校の質問について回答が続いております。尾崎知事の中山間の高校に対する熱い考え方が出ていると思います。このような知事ですので、一緒になり、県ができることできないこと、では町も努力している中でさらに何ができるかを協議し進めるべきだと思います。小学生、ジュニアとの連携は難しいことですが、1回目の質問の中で今後の吾北分校の魅力化というこの資料の中で、課題、部活動において小・中・高との連携した取り組みを抜本的に構築しないと吾北分校へは入学してこない、これ、明確に書いてます。次の今後の振興策では、吾北中と吾北分校の体育館をいの町のバドミントンの拠点とし、日常的な吾北中との合同練習、またいの地区小学校を含めた合同練習を週末に実施と明確に考え方を書いています。小・中・高一貫になれば理想です。これに向けて、町としても検討協議をする価値は十分あると思います。課題解消に向けて、諦めずに協議を続けることはできないでしょうか。繰り返しになるんですが、町内に活動盛んな小学生のチームがあります。現在、練習拠点を天王体育館、伊野南、伊野中学校で行っている30名の小学生がいます。ここからたくさんの有望な選手が育っている実績もあります。 次に、4校の中学校のバドミントン部には100名近い選手が練習に励んでいます。吾北分校はバドミントン部の強化に取り組み、課題の一つとして、小・中・高との連携した取り組みを抜本的に構築しないと吾北分校へは入学してこないと明文化しています。努力して進める方法はないでしょうか。あわせて、忙しいと思いますが、小・中・高の指導者の方々が集い、方向性や考え方など、一貫した指導体制を目指せたらよいと思いますが、いかがでしょうか。知事の言う、地元だけでは人口ピラミッドの構成上、これからじり貧になっていく、外から呼んでくるを実践するには、寮や下宿、寄宿舎が必要です。再度、考え方をお伺いいたしまして、2回目の質問とします。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。      〔教育次長 山崎泰代君登壇〕 ◎教育次長(山崎泰代君) 15番、浜田孝男議員の通告主題1、バドミントンの更なる取り組みの2回目のご質問にお答えいたします。 中山間地域にある高等学校、追手前高校吾北分校について、尾崎知事のお考えを交え、今後、吾北分校の存続のためには特色のある部活動の活性化が必要であり、それにかかわる人材や寮など、施設の環境整備が必要なのではないか。また、町としてさらに何ができるのかの検討をとのご質問がございました。 ご質問のように、吾北分校は県立高等学校再編振興計画後期実施計画の策定過程の中で、部活動について小・中・高との連携した取り組みを抜本的に構築しないと吾北分校へは入学してこないと課題分析をした上で、小・中学生を含めた合同練習の実施を活性化策の一つとして推進するよう検討していたようでございますが、その後の過程をお聞きするところによりますと、小学生へと裾野を広げる前に、まず町内の中学校、そして高校の合同練習の実施により、実績を上げてから次のステップにつなげていく方法であると伺っております。この中高合同練習により実績が上がり、吾北分校、いの町のバドミントン強化の土壌づくりが進むことで、吾北体育館を拠点にバドミントンに親しむ練習会など、小学生対象の事業も検討したいとのことでございました。このことから、小・中・高の指導者が集まっての指導体制の構築については、すぐの対応は難しいとは考えるところでございますが、今後、町が考えている小学生への対応策としまして、まずはスポーツクラブやスポーツ推進員など、地域支援者のお力もおかりしながら、スポーツフェスタ事業や放課後児童クラブなどの場において、バドミントンを身近なスポーツとして親しむ機会をつくっていきたいと考えているところでございます。平成30年度もスポーツフェスタ事業を行いました。このスポーツフェスタ事業は、町内の小学生に呼びかけ、町内全域から小学生が集まってまいりまして、さまざまなスポーツを楽しんだというイベントでございます。ここの中にはですね、吾北分校の高校生も来てくださいまして、バドミントンを教えていただき、交流ができたところでございます。 また、下宿等の住環境の整備については、1回目の答弁でも申しましたように、県の補助事業の活用も検討しつつ、既存の公共施設の中で下宿として利用できるところがないかどうかといったところを現在探っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で15番、浜田孝男君の一般質問を終わります。 次に、5番、藤崎憲裕君の一般質問の発言を許可します。5番、藤崎憲裕君。      〔5番 藤崎憲裕君登壇〕 ◆5番(藤崎憲裕君) 通告に従いまして一般質問を行います。 通告主題1、天王地区汚水処理配管移設工事について、ア、音竹地区浄水苑への配管移設工事の進捗状況は。 天王地区汚水処理施設も、株式会社戸田建設から町に引き取っていただくために住民が署名を集め、住民の全体の97%を集め、平成19年に町に移管することができました。天王地区汚水処理場ができてから31年が経過し、建造物も老朽化し、このたび天王地区汚水処理場から音竹地区浄水苑に配管移設する運びになりましたが、それに必要なボーリング調査工事も順調に済んだとのことですが、今、現状の進捗状況をお聞かせください。 通告主題2、天王地区バス循環道路の歩道について、質問要点ア、ホルトの木、伐採後の跡地処理はどう考えていますか。イ、歩道の舗装面の処置はどのように考えているかの2点について一般質問させていただきます。 天王地区も平成元年から分譲されてはや31年を迎え、町並みの木々は年とともに大きくなり、木の根は舗装の路盤、特にバス路線両サイドの舗装面や構造物、そして隣接する家庭の配水管に根が侵入するなど、被害が見受けられるようになりました。そのような状況を行政、土木課に相談させていただき、ホルトの木、66本を伐採していただきました。その際、主根及び舗装面は後日処置を行うとのことでしたが、今後の対応をお聞かせください。 1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 尾崎上下水道課長。      〔上下水道課長 尾崎正明君登壇〕 ◎上下水道課長(尾崎正明君) 5番、藤崎憲裕議員よりご質問のありました、通告主題1、天王地区汚水処理配管移設工事について、質問要点ア、音竹地区浄水苑への移管移設工事の進捗状況はにつきましてお答えいたします。 天王地区汚水処理施設の公共下水道への統合事業につきましては、平成29年8月に、天王地区、音竹地区で統合についての説明会を開催し、接続ルート、供用開始の目標などをお示しし、ご理解をいただいたところでございます。現在の進捗状況につきましては、まず設計などの業務に着手し、今年度は、伊野南中学校の北側を通り甫木山を越え伊野浄水苑へ接続するルートの測量業務と地質調査業務を実施いたしました。 今後につきましては、来年度に管路施設、処理場の詳細設計を行う予定としております。工事につきましては、2020年度、平成32年になりますが、そこから着手し、2022年度供用開始に向け、現在進めている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。      〔土木課長 水田正孝君登壇〕 ◎土木課長(水田正孝君) 5番、藤崎議員より通告のありました通告主題2、天王地区バス循環道路の歩道について、質問要点ア、ホルトの木、伐採後の跡地処理は考えていますか、イ、歩道の舗装面の処理はどのように考えているかのご質問につきましてお答えいたします。 まず、質問要点ア、ホルトの木の伐採後の跡地処理は考えていますかにつきまして、経過といたしましては、平成29年度に道路及び隣接する家屋に影響を及ぼしているホルトの木を伐採してほしいとの地区要望があり、平成29年度から順次伐採を実施しております。平成30年6月に完了したところでございます。ご質問の伐採後の跡地処理といたしましては、地区のご意見を取り入れながら、今後、維持管理がしやすく、周辺に影響を及ぼす可能性の低い低木について、平成31年度から順次植栽していきたいと考えております。 続きまして、質問要点イ、歩道の舗装面の処理はどのように考えているかにつきましては、ホルトの木の根が原因により歩道の舗装面が隆起しております。これは、通行者に対しまして思わぬ事故の原因になり得る状況であるというふうに認識をしております。このため、路面隆起の改善といたしましては、31年度から順次工事を実施する予定といたしております。また、施工に関しましては、歩道の一時的な通行どめもあることから、実施日が決まりましたら、事前に地区のほうに回覧等でお知らせをさせていただきます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で5番、藤崎憲裕君の一般質問を終わります。 次に、10番、森田千鶴子君の一般質問の発言を許可します。森田千鶴子君。      〔10番 森田千鶴子君登壇〕 ◆10番(森田千鶴子君) 本日、最後の質問者となりましたが、通告に従いまして一般質問を行います。 まず、通告主題1、町長の政治姿勢、アの平成31年度当初予算についてお伺いします。 2019年度政府の予算ですけれども、政府の予算につきまして、島根大学の関耕平教授は、日本経済の長期低迷の中でも、グローバル企業の利益確保を可能にするための政府予算である。このアベノミクスは国民生活の破壊であるというふうに、当初予算について話されております。アベノミクスが成功したかと言うと、驚かれるかもしれませんけれども、しかし安倍晋三首相が就任早々に口にした世界一企業が活躍しやすい環境を整えるという点に言えば、紛れもなく成功したと言えるのではないでしょうか。例えば、法人企業の経常利益が2012年度から17年度にかけて48兆4,611円から83兆5,543億円へと1.7倍に増加し、内部留保は、2013年の328兆円から17年度には446兆円に増加していると。けれども、これは国民生活の実態は、非正規雇用が2012年から17年の間に200万人も増加し、実質賃金も2016年を例外としてずっと停滞をしている。また、消費に占める食費の割合、エンゲル係数も同じ時期に23.5%から25.7%に増加するなど、国民生活はますます苦しいものになっていますと言われておりますが、このような日本の状況の中で編成されました平成31年度当初予算につきましてですね、町長は長い間の懸案事項でありました認定こども園、それから地域小水力発電事業とか、新事業などにも予算が組まれております。新年度の予算の編成方針、そしてどのような点に留意されて当初予算を組まれたのかお伺いをいたします。 イの財政の健全化と基金についてお伺いをいたします。 地方自治体の財政運営の状況については、全体的に見ると明らかに健全化に向かっていると、このように言われております。例えば、2008年時点における自治体の実質公債費比率は、本当に地方債の発行について許可が必要となる18%を全体的に超えておりました。いの町の実質公債費比率は、17年度は18.4%、18年度は19.7%、19年度が19.03%、実質公債費比率でした。それが、29年度実質公債費率は8.6%となっておりまして、早期健全化基準の25.0%を16.4%下回っております。いの町はこの財政の健全化の法が出まして、毎年、地方財政健全化比率が出されておりますけれども、いの町の実質赤字比率、これも数字が出せないほどで、赤字がありません。連結実質赤字比率も数値がなしとなっております。そして、先ほど申し上げた実質公債費比率については、8.6%と大変よくなっております。将来負担比率につきましては、これは早期健全化基準350%というふうになっておりますけれども、これもマイナス数字で、29年度はマイナス85.0、これは県下の市町村を見ましても、将来負担比率はほとんどの市町村がマイナスで、健全化率が50ないし100%が適当というふうに言われておりますけれども、それを超しておりますのは、四万十市の127.4%、須崎市、土佐清水市、高知市が一番高くって164.4%と、県下の市町村全部、将来負担比率もいいです。それから、公営企業会計並びに特別会計に係る資金不足の比率も、いの町はありません。このように、私はいの町の財政は本当に健全化すぎるといいますか、大変健全であると思っております。 それで、基金ですけれども、基金は、平成16年、合併しましたときに、旧伊野町、吾北村、本川村と合わせまして70億770万5,739円でした。それで、私、基金残高の推移の一覧表をもらっておりますけれども、これによりますと、16年度末の現在高が51億7,789万9,000円ですから、合併当時よりも少なくなっております。それでこの基金残高推移をずっと見ますと、平成29年度末現在高は98億750万1,000円となっておりまして、この基金の取り崩しについていろいろ言われましたけれども、この表を見まして、基金の一番増減がされたのが平成26年度に12億6,656万円、目的基金を取り崩して、25年度末が98億5,163万7,000円あったのが、平成26年度末現在が87億9,587万2,000円となっておりまして、そしてその数字が現在29年度末現在高98億750万1,000円と、基金の残高が29年度末はこのようになっております。このように、大変基金はふえております。それから、地方債の残高は、先ほど言いましたように、交付税の算入額の多いのと、それからいろいろと財政のことはわかりませんけど、日本の国債の償還の関係とか、交付税の算入額などがあって、いの町は150億くらい借金があったとしても、それ以上の交付税措置が後年度あるということでマイナスになっております。このように財政は健全であります。これは、全国的に見てもそのような傾向だそうでして、2017年5月の経済財政諮問会議の中で、地方財政に余裕があるのではないかという疑義が出されました。地方自治体にしましたら、一生懸命経営努力をして、そして基金残高をこの間、ふやしてきたわけでございますけれども、この基金の残高がふえているということは、本来、行政サービスに充てられるべきを無目的に基金としてため込んでいる分がないでしょうか。それから、長い間、合併した当時のままの基金が残されているのもありますし、このような基金はぜひ、今までできなかった行政サービス、よく役場はお金がないお金がないというて言われる、よっぽど苦しいもんやとよく言われます。けんどいの町の財政は健全で、毎年黒字決算です。3億円くらいの黒字決算でずっと続いております。決して赤字決算ではありませんし、十分住民のニーズに合った行政サービスに充てられるお金があると思いますが、いの町の財政について、町長はどのように認識をされておるのでしょうか、お伺いをいたします。 それで、ウの水道料金値上げと町民のくらしについてです。 今、本当に町民の暮らしは厳しいものがあります。働いている方も、ホーム者で何か病気が多かったり、それから特に65歳以上の高齢者の方は、国民年金だけで暮らしている方、市町村民税が非課税の段階、課税収入が80万円以下の方とか、それから市町村民税がまあ、非課税世帯ですね、市町村民税非課税世帯がいの町でですね、80万円以下の人が1,571人おって、非課税世帯による高齢者の方が4,362人おります。これは介護保険の資料から段階別の負担割合で見たものですけれども、それでこの80万円、生活保護受給者、市町村民税非課税で老齢福祉年金の受給者の方は、介護保険料は要りますけれども医療費は要らないという方ですけれども、市町村民税非課税世帯で本人の合計所得金額と課税年金収入の合計が80万円以下の人といいますと、月額6万6,666円です。その中から介護保険料や国保料も年金から控除されて本当に大変であると言っておる方が多いわけでございますけど、そのような中、水道料が森田さん30%も上がったとね。本当に大変や。お風呂も1週間に何回しか入れんようになるとか、そういう方がおいでます。この水道料金につきましてはですね、これは統合推進に向けた国の施策で、平成21年12月に平成28年度末までに簡易水道を水道事業へ統合する簡易水道事業統合計画が策定をされました。この策定時点でですね、水道料を上げなければならないということはもう既にわかっておったわけでして、吾北・本川の簡易水道には4,000万も5,000万も一般会計からお金を入れておりました。伊野地区の水道会計は今までずっと長い間、黒字経営で、平成11年6月に改定以降、赤字になったことはありません。本当にこのようなことで、私も、これは何月の議会でしたか、昨年、暮らしに直結する水道料金ということで、大幅な値上げにならないようにということを議会で申しました。そしたら、執行部のほうがこれから水道の経営審議会に答申をしてということで、町長が水道料の経営審議会に答申のときには、こう上げたらこう、こう上げたらこうという幾つもの案を出されまして、30%というのが審議会の答申であって、それで町長が値上げにいったわけでございますけれども、なかなかそこのあたりを町民は理解をしておりません。私が経過を言いましたら、ああ、それは仕方がないね、ようわかったと言われる方が多いのですけれども、改めまして、今回の水道料金値上げ、なぜこのような大幅な値上げになったのか、町長にお尋ねをいたします。 通告主題2の公共サービスについてお伺いをいたします。 アの民営化・業務のアウトソーシングについてです。 これは、本当に公共サービス、長い間ですね、民営化ということは、20年以上わたって日本政治の中心課題としてずうっと民営化が図られてきました。多くの国民は、本当に痛みは大きいけれども、この膨れ上がった財政を縮小して建て直すためにはやむを得ないのではないかというふうに思っておる国民が多かったです。小泉さんが郵便局の民営化、賛成か反対かということで、郵政解散をいたしました。あのときの国の借金が750兆円でした。民営化してよくなったでしょうか。現在の国の借金は1,000兆円を超えております。それで、ここにあります国及び地方の長期債務残高は1,107兆円、30年度末はそうなっております。これは国と地方を合わせたものと言いましたけれども、地方の借金、いの町の借金も後年度、国が交付税措置しなければならない借金が大方でございまして、本当に国の借金の肩がわりを地方がさせられていると、私はそのように思います。それで、公共サービスにつきましても、これは現在も安倍政権のもと、安倍政権は公的サービスを産業化するということで、業務委託やPFI法、指定管理者制度や地方独立行政法人とか、ドック法、市場化テストなど、新しい仕組みによって急激に自治体業務のアウトソーシングが進んでおります。いの町は民営化されたものはどのようなものがあるでしょうか。 それから、業務のアウトソーシングについてお伺いをいたします。 通告主題3の第4次いの町男女共同参画プランについてお伺いをいたします。 まず、男女共同参画プランの前にですね、これは国際的な流れと日本の施策を申しますと、1980年に国連婦人の10年中間年世界会議の中で、日本も女子差別撤廃条約に署名をいたしました。そして、それを受けましてですね、1981年に女性差別撤廃条約を発効して、1985年に男女雇用機会均等法が成立をしました。これまで雇用の場では女性差別がまかり通っておりました。採用につきましても、私なども結婚したらやめてもらいます、何十歳が定年ですとかというような雇用の場で、男女共同ではなかったわけですけれども、この男女共同参画が成立をいたしましたけれども、これはすぐに2007年に、罰則規定がないとかいろいろということで、男女雇用機会均等法は改正をされました。済いません、戻りまして2000年に男女共同参画基本計画案が2000年にできております。それで、高知県も平成13年に男女共同参画プラン、平成15年に高知県男女共同参画社会づくり条例を県が制定しました。それで、平成15年、合併前の旧伊野町でも、伊野町男女共同参画推進条例を制定したわけですけれども、それがもとで現在のいの町男女共同参画推進条例は、合併の平成16年10月1日、条例第15号となって、いの町男女共同参画推進条例があります。この男女共同推進参画条例の中に、町の責務としまして、第4条の4、政策の審議決定等に係る委員会等の構成員は、一方の性が4割未満とならないように配意することとあります。けさほどから庁舎のこととかいろいろありますけれども、私はこの庁舎建設検討委員会ですね、これが女性が一人も参画をしておりませんでした。委員さん全部が6名が男性でした。当時の町長にどうして女性の委員が入ってないのか、おかしいのではないかとただしましたら、町長は適当な人がいないということでした。あのときですね、委員の中に女性が入っておったら、もっと優しい、女性の視点を生かした使いやすい庁舎になっていたのではないかと、私は大変残念に思いますけれども、やはり政策決定の場には、条例のように、一方の性が4割未満とならないように配意されなければならないと思いますが、現在のいの町の審議会と行政委員は、一方の性が4割以上になっているのでしょうか。済みません、現状と課題を飛ばしました。これは審議会等の委員です。それで、この第4次のいの町男女共同参画プランですけれども、これはこの現状と課題はどのようなものがあるのでしょうか、お伺いをいたします。 それで、次に議会議員についてですけれども、日本は世界の中でジェンダーギャップ指数が、日本は110位となってます。男女平等を達成するのは108年後ではないのかというふうに載っております。男女の差が特に開いているのは政治分野でございます。女性の議員が少ないのです。全国的に見ましても、市町村議会における女性議員は20%以上は4、15%から20%未満が2、10%から15%が23、5%以上10%未満が18となっております。これは全国的ですけれども、高知県は、この表で見ますと、都道府県議会議員は37名中2名で5.4%とこの表ではなっておりますが、高知県は市町村議会には437名中57名、県下の市町村で女性議員がゼロのところが9議会あります。県下の市町村で多いところは、香南市が6、南国市が6、高知市が7ですけれども、町村ではいの町が4名で一番多いです。けれども、22.2%です。4割以上にするには、4名の議員があと7名から9名にならないと4割以上にならないというところでございます。それで、女性議員をというより政治分野の男女平等を図ろうということで、昨年の5月23日、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が可決されました。これは、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律ですけれども、この法律は、目的は政治分野における男女共同参画を効果的かつ積極的に推進し、男女が共同して参画する民主政治の発展に寄与することとあります。そして、この市町村の責務として、国、地方公共団体は、政党等の政治活動の自由及び選挙の公正を確保しつつ、必要な施策を策定し、実施するように努めるというふうになっております。いの町は、この第4次いの町共同参画プランの町民の声の中にもあります男女共同参画社会を目指すには、政治に携わる者、社会のリーダーになる人の男女の比率を50%ずつにすることだと思います。町民の声です。女性がその数に近づけるような仕組みづくりが必要です。例えば、身近なところでは、町議会の議員数を半分ずつ男女にするという法案をつくり、議員の任期なども決める等して、女性をふやしていくと、ちょっと無理かとは思いますが、そういう発想も必要だと思います。現在の町長は女性であることは一つのチャンスかもしれません。というふうに、これ、町民の声が寄せられております。いの町としまして、この男女共同参画プランに沿ってですね、何か施策を、女性議員をふやすような施策を何かできないものでしょうか、お伺いをします。 それから最後に、男女共同参画で町職員の育児休業の取得、職員に対してです。 お聞きしますと、今まで町職員で育児休業をとられた方がいらっしゃらない。おいでるでしょうか。育児休業の取得のこの目標がですね、平成33年度までに男性職員による育児休業取得の目標として1名以上となっております。大変これは低い目標ではないかと思います。女性が初めて子どもを生み育てる、本当にこれは大変なことですけれども、その子どもを育てているときに、配偶者がですねどれくらい手助けしてくれたかということが、次の子どもを生む、何ていいますか、ああという、男性のパートナーの手助けが大変大きなものだと聞いております。ぜひこの男性の育児休業の取得率、どうしてこれ1名に目標をされているのかお伺いをいたしまして、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 10番、森田議員より通告主題1、町長の政治姿勢について、3点のお尋ねがございました。 まず、質問要点ア、平成31年度当初予算についてでございます。 平成31年度の当初予算の中で、議員おっしゃられましたように、認定こども園であるとか、小水力の調査であるとか、そういったものを新たに予算化をいたしております。また、デジタル防災行政無線の整備とか、枝川地区の雨水浸水対策事業、そして防災倉庫など予算計上し、防災・減災に対する取り組みということで予算計上させていただいております。また、子育て支援といった観点からは、先ほど申しました認定こども園や、それから小学校、中学校などの特別教室のエアコンの設置(後段で「平成30年度補正予算」との訂正あり)、またタブレットの支給(後段で「学校への整備」との訂正あり)、そしてファミリー・サポート・センターなど、子育てをしやすい環境の整備などにも努めております。山荘しらさの改修とか、そういったもので、観光に関するものであるとか、商工、農林業に対する振興策といったところにも予算化をいたしているところでございます。健康増進等につきましては、かわむらメソッド、いの町ご出身の川村明先生に、年間を通じて膝裏伸ばしなどの体操の指導をしていただくというような、自分らしい生き生きと暮らしができる、住みなれた地域で暮らしが持続できるといったところに観点を置いた予算編成となっているところでございます。そういったことから、普通建設事業は前年度から14.91%増加し、予算総額は9億4,150万円、6.57%増加いたしております。安心・安全なまちづくりのための南海トラフ地震対策など、緊急性の高い防災・減災に資する継続事業に加えまして、国の防災・減災、国土強靱化のための3カ年、緊急対策に対応したことや、これまでの継続事業などが普通建設事業費増加の要因と考えているところでございます。 次に、質問要点イ、財政の健全化と基金についてでございます。 議員おっしゃられましたとおり、平成29年度決算に係る健全化判断比率につきましては、早期健全化基準に該当する指標はなく、健全性は保たれているものと認識しているところでございます。財政運用は必ずしも楽観視できる状況にはないと認識はしておりますけれども、健全財政を維持していくためには、依存財源の割合が高い本町でありますので、国庫、県補助金の最大限の活用や地方交付税の算入率の高い有利な地方債の活用、事業期間の見直しや優先順位をつけて事業の平準化などを図り、そういったことにより圧縮に努めて予算編成をいたしました。 基金のことでございますけれども、議員おっしゃられるように、積み立てるだけでなく住民の皆様の生活を充実させるための財源として活用することも大切と思われます。町内を活性化させるための施策につきましては、あらゆる場面で協議検討を重ねているところでございますので、その中で基金の目的に沿った計画が実施されることになれば、取り崩しについても検討していきたいと考えております。 次に、質問要点ウの水道料金値上げと町民のくらしについてでございます。 水道事業は、高度経済成長期に整備された水道施設の老朽化が進行し、南海トラフ地震に備えた耐震化とあわせて水道施設更新のピークを迎えており、計画的な更新は最重要かつ喫緊の課題となっておりますが、給水人口の減少や節水機器の普及により給水収益は減少しておりまして、限られた財源の中で効率的な整備が求められているところでございます。約20年間の値上げをせず、今回の料金改定につきましては、経営の健全化を図り、安心・安全な水道水の安定供給、また老朽化施設の更新や耐震化等の取り組みを進めるために必要な財源を確保するとともに、次世代に過度の負担を先送りしないことも考えたやむを得ない改定と考えております。値上げに伴う利用者の皆様への負担は、町といたしましても考慮しなければならないことは十分承知しておりますが、水道は住民生活や企業活動に欠かすことのできない重要なライフラインでありますので、引き続き一層の経営努力を行い、人口推移や水需要の動向など、将来を見据えた中・長期的な財政シミュレーションを計画し、安心、強靱、持続の実現に向けた水道事業運営に取り組んでまいりたいと考えているところでございますので、ご理解のほどをお願い申し上げるところでございます。 次に、通告主題2、公共サービス、質問要点アの民営化・業務のアウトソーシングについてでございます。 町では、これまで平成17年度から平成21年度までを推進期間とした第1次行政改革大綱、さらに平成22年度から平成26年度までを推進期間とした第2次行政改革大綱により、行財政の効率化や住民サービスの向上に取り組んでまいりました。その中で、平成24年度には特別養護老人ホーム吾北荘を民営化いたしました。また、業務のアウトソーシングにつきましては、町有施設への指定管理者制度の導入や、仁淀病院、偕楽荘の調理業務の民間委託などを実施してまいりました。なお、これまでに民営化や業務のアウトソーシングが実施できていないものにつきましても、今後の社会情勢や当町、地域の状況を踏まえつつ、庁議などで検討していく必要性を感じているところでございます。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、担当課より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総合政策課長。      〔総合政策課長 筒井誠人君登壇〕 ◎総合政策課長(筒井誠人君) 10番、森田千鶴子議員からの通告主題3、第4次いの町男女共同参画プランのア、イについて、私のほうからお答えをさせていただきます。 男女共同参画社会の実現は、経済活性化も含めて、豊かな社会づくりや人間の幸福の追求のために不可欠な手段であると言われており、経済活性化の観点からは、これらの豊かな社会づくりのためには、眠る労働力340万人とも言われる女性の力が不可欠との指摘がございます。また、国においては、女性の各分野における参画、特に政策意思決定過程への女性参画については、2020年までにあらゆる分野における指導的地位を占める女性の割合を30%程度にという目標を掲げておりますが、現状においては女性の参画状況の変化は遅く、割合も低水準にとどまっております。町において、直近の10年間のアンケートの結果から意識の変化を見てみますと、男性優位の割合が緩やかに減少していく状況は見てとれますが、実生活における男性優位の意識はまだまだ強く残っておりますし、また家庭での役割も夫婦共同で行うことの割合は徐々に高くなってきておりますが、家事、育児、介護等の分野では、依然として女性が主体の状況が続いております。 こうした状況を踏まえて、男女共同参画を進めていくための課題としましては、関係する制度の改革と意識の改革が必要であると考えております。制度の改革として、町が実施、推進できるものとしては、ファミリー・サポート・センター事業による地域での子育て支援環境の整備や、一定月齢以上の幼児等を既存の施設で受け入れる一時預かり事業などの取り組みを進めていくこと、また町の女性職員の管理職への登用や審議会等委員を女性に委嘱するなど、政策意思決定過程への女性参画を積極的に進めるようにしております。意識の改革としては、折に触れて意識改革を促すように広報紙に啓発記事を掲載したり、人権擁護委員と共同で啓発用のチラシを町内で配布するなどの広報活動や、各種研修などを行うようにしております。 次に、要点イにつきまして、審議会等の委員の女性割合についてお答えいたします。 平成30年4月1日現在の女性比率でございますが、法定審議会は総数319名中女性が102名で、女性の割合が32%となっております。また、任意の協議会等は16ありまして、総数211名、女性が54名で、割合が25.6%となっております。両方合わせますと、女性の比率が29.4%となっております。 そして、政治分野における男女共同参画の推進のための施策についてお尋ねがございました。 国、県と協力しまして、町としましては女性の政治分野における参画の実態調査、情報収集、啓発活動、環境整備、人材育成等が市町村の役割となっておりますので、政治への女性の参画がしやすくなるための他自治体の取り組み例の研究や、一昨年に全国女性町長サミットが開催をされておりまして、そういった中のテーマにも女性の活躍といったことがございますので、そういった場での情報収集とか、意見についてを活用といったことも考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 10番、森田千鶴子議員の、私のほうからは通告主題3番、質問要点ウの育児休業につきまして、町職員の男性職員、育児休業取得状況、その目標値に関するご質問にお答えさせていただきます。 いの町特定事業主行動計画では、平成28年から平成33年度までの計画期間におきまして、男性職員による育児休業の取得、1名以上を目標に取り組んでいるところでございます。平成29年度までの取得実績はございませんでしたが、今計画期間におきまして、本年平成31年2月から仁淀病院に勤務する男性職員が取得を現在しております。 なお、目標値の1名という設定につきましては、なぜかと申しますと、取得している人数が基本的に毎年いないというところで、取得していただくところから始めるといったところでの目標値になっております。町といたしましても、目標値1名以上という設定につきましては、より高い目標を設定すべきと考えておるところです。他県の事例になりますが、市長による育児休業のご本人の取得や、男性職員が育児休業を取得しやすい環境を形成することで、男性職員の育児休業取得率100%となった事例もお聞きしておりますので、こういった事例も参考にしつつ、町においても、男性に限らず職員が育児休業を取得しやすい職場環境を形成することが必要であると。引き続き対象になる職員に周知、積極的な勧奨、環境づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。 ◎町長(池田牧子君) 10番、森田議員の通告主題1の町長の政治姿勢の中で、2点、訂正をさせていただきます。大変申しわけありません。 まず、エアコンの整備のことにつきましては、平成30年度の補正予算でございましたので、訂正をさせていただきます。 そして、タブレットのことにつきまして、支給と申しましたけれども、これは学校への整備でございますので、その点を訂正させていただきます。お願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 10番、森田千鶴子君。      〔10番 森田千鶴子君登壇〕 ◆10番(森田千鶴子君) 2回目の質問を行います。 男女共同参画社会で、審議会等の委員が40%ということで、随分、当時は委員が片方の性が40%を下らないようにということで、ずっと。ここへ来てですね、30年4月現在で319名中102名で32%、それとかが211名中54名で25.6%で驚きました。本当にこんなにねえ、女性の委員が少なくなってるということは大変驚きましたが、この際ですね、各種審議会の委員等のぜひ見直しを図ってもらいたいと思います。 それから、各種団体の長は、例えば区長さんとかなんとかいうふうに出てきますが、余り長いこと同じ人が出ているのやったら、その中から女性の副を出すとか、女性の構成員をふやすようにですね、まずは女性が各区長さんになったりとかそういうことをしなければなりませんけれども、ぜひ審議会等の委員の見直しを図って、片方の性が40%を下らないようにお願いをいたします。 それから、民営化ですけれども、民営化といいましたら、官の仕事は無駄が多くって効率が悪いので、民間の活力をなにして大変効率が図られるというような、そういうふうなことでですね、言われますけれども、決してそうではないわけでございまして、例えば天王の汚水処理施設です。あそこは民間が経営をしておりまして、町へ移管になりました。維持管理費が町へ移管になりましたら安くなりました。そのようなことからも、当時の水道課長の尾崎課長でしたけれども、これはどうしてですかって聞きましたら、町が委託する場合と民間が委託する場合と、委託業者がやっぱり町から委託されたら安くなる、何ていいますか、そういうことで当時の尾崎水道課長に聞いたことがありますけれども、そのようなことで民営化が果たしていいのかどうか。特にですね、水道の民営化とか、それから福祉施設の民営化です。いの町も吾北荘、特別養護老人ホームは民営化をしました。私はこのような水道とか病院とか、老健施設とか、そういうものはやはり商品ではなくって公共の財産であるというふうに思っております。水道施設にしましても、病院にしても老健施設にしても介護療養病床にしましても、いの町は公共の町民の福祉の増進に寄与するというのが目的でございますので、改正が目立っております民営化ですね。これ、水道もそうです。これは政策的に国がですね、水道法の改正、前から強引に統合、広域化の事例も見て、そして統合とか、そういうところにするには、コンセッション導入調査費には補助率を出すとか、もう国が政策的に民営化の誘導を図ってきているところがあります。全てとは言いませんけれども。町長はこの施設についてですね、慎重に十分これはいの町民の財産である。例えば吾北荘の民営化でもそうですけれども、町民の税金を使って建てて、備品を買って運営していたものを、ある公益法人に無償譲渡をいたしました。町民の財産を無償に譲渡したわけです。私はそのような観点に立ちますので、やはり民営化、そういうのは、水道も福祉であるという存在意義をもう一度確認をしなければならない。水は商品ではなくて公共の財産である。町民の皆さんの福祉施設にしましても、私はいの町の病院、老健施設や介護療養施設が町営であるということは、大変町民の誇りになると思います。この町の財産をぜひとも町が経営をずっとしていただきたい。そして、それが町民全体で自分たちのものであるからもっともっと利用しようとか、利用しやすいようにするとか、そういうことを図っていかなければならないと思うわけですけれども、何かこう、政策的に民営化に誘導されて、その部分には補助金を出す。こうでないところは補助金を出さないとかというような政策に振り回されるのではなくて、いの町のことはいの町が、町民にとってどれが一番いい選択なのか、それはみんなで考えて町長が決断をしていただきたいということお願いを申し上げまして、私の2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 10番、森田議員の2回目のご質問にお答えいたします。 まず、通告主題2の公共サービスの民営化についてでございます。 議員おっしゃられましたとおり、水道の民営化、また福祉施設の民営化等についてでございます。こういったことにつきましては、やはり慎重に検討していくべきということは思っているところでございます。特に水道の民営化につきましては、現時点でそういったところへの議論もまだなされていないところではございますし、そういった国からの要請といいますか、そういったものがでましたときにも、やはり町民にとりまして何が最善の策であるかということは慎重に議論していかなければならないと考えているところでございます。 次に、男女共同参画につきまして、通告主題3、第4次いの町男女共同参画プランの中で各種審議会委員、それから団体の長についてがございました。 それにつきましても、やはり女性をふやすように、私どももやはり40%というラインは守らなければならないですが、これまでの審議会委員等につきましては、これまでの流れの中で一気には変えられないところもございましたので、今後につきましてもそういったことは常に念頭に置きながら、委員さんに委嘱等を行ってまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で10番、森田千鶴子君の一般質問を終わります。 お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。 明日午前10時に再開します。 本日はこれで延会します。      延会 15時37分...