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06月13日-05号

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  1. いの町議会 2018-06-13
    06月13日-05号


    取得元: いの町議会公式サイト
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    いの町議会 平成30年第2回( 6月)定例会          平成30年第2回いの町定例会会議録招集年月日  平成30年6月13日(水曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士11番岡  田  竜  平3番井  上  敏  雄12番山  崎  き  よ4番井  上  正  臣13番山  岡     勉5番藤  崎  憲  裕14番筒  井  公  二6番土  居  豊  榮15番浜  田  孝  男7番池  沢  紀  子16番森  本  節  子8番市  川  賢  仁17番筒  井  一  水9番森     幹  夫18番高  橋  幸 十 郎欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  崎  豊  久書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄本川総合支所長天  野  浩  志環境課長西  村  正  信会計管理者山  中  貴  恵上下水道課長尾  崎  正  明吾北総合支所次長門  脇  忠  久町民課長別  役  理  佳本川総合支所次長野  田  幸  稔ほけん福祉課長澁  谷  幸  代総務課長土  居     浩森林政策課長野  村  考  宏管財契約課長岡  村  寛  水国土調査課長岡  林  將  夫土木課長水  田  正  孝総合政策課長筒  井  誠  人教育次長山  崎  泰  代偕楽荘所長山  内  靖  之産業経済課長森  田  里  香仁淀病院事務長補佐池  田  俊  二吾北総合支所産業課長田  岡  重  雄                平成30年第2回定例会議事日程(第5号)        平成30年6月13日(水曜日)午前10時開議        第1 一般質問             4番  井  上  正  臣             11番  岡  田  竜  平        第2 議会運営委員会の報告        第3 議案第42号から議案第56号並びに諮問第1号から諮問第2号まで               委員長報告               討   論               採   決        第4 議員派遣の件        第5 各常任委員会、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会並びに議会運営委員会閉会中審査、事務調査の件      開議 10時0分 ○議長(高橋幸十郎君) おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。4番、井上正臣君。      〔4番 井上正臣君登壇〕 ◆4番(井上正臣君) 改めて、おはようございます。 議長より登壇の機会をいただきましたので、今回は通告主題、2つほど提示させておりますけども、それぞれご質問をさせていただきます。今回は、元気な町、健康で元気な人づくり、この元気をキャッチコピーとして質問をさせていただきたいと思います。 通告主題1としまして、ロコモティブシンドローム予防の提案でございます。 アとしまして、運動器症候群の本町における取り組みを、イとしまして、健康体操に進化させてはどうかについて質問をさせていただきます。 ロコモティブシンドローム、称してロコモとは、2007年、日本血管学会が提唱した新しい概念で、人が自分の体を自由に動かすための骨、関節、筋肉、神経などの動く状態が、連携してうまく機能しない、あるいは運動機能障害のために移動機能が低下した状態のことを運動器症候群と言われているようですが、この症状は、運動器自体の障害と加齢による運動器の機能低下の2つの分類があるようでございます。この症状は、年齢が高くなるに従い筋肉の低下、持久力、あるいはバランス能力の低下などが上げられ、これらが積み重なることで、つまずいたり転倒しやすくなったりすると言われております。ロコモを取り入れるには、外科医を含め医療介護の専門職や理学療法士、作業療法士などの専門家の人材も必要とのことでございますが、健康な体を維持し、健康寿命や日常生活の自立できる体づくりとして、日本整形外科学会より推奨されている運動症候群の改善、予防運動を取り入れてはと思うわけです。当町において、理学療法士など専門職が既に在職し、高齢者を主体とした健康促進や介護予防活動として、元気な体をつくるるんるん若ガエル体操などに取り組まれ、すぐにでも取り組める環境が整っていると思います。今回のロコモに取り組むことへの参考資料として、我が国の65歳以上の人の高齢化率は現在27.3%と言われ、4人に1人が高齢化になっているとの内閣府の発表もある中で、2010年の外科学会での年代別運動器症候群に関する調査によりますと、40歳から64歳では14%、65歳以上では42.9%が運動器症候群の疑いがあるとの発表があります。これらのことから、高齢者への体力の増進、健康維持などの健康増進活動がいかに必要な社会になりつつあるかがご理解できると思います。 そこでですが、現在取り組まれている高齢者対策の介護予防や各種の体操も取り入れながら、体力や加齢による運動機能の低下が始まる40歳や50歳ごろから、運動機能の健康維持に対して関心を向けることによる予防のための運動習慣や、厚生労働省の推奨されているロコモティブシンドロームの加齢による運動機能低下予防と健康増進を目指し、健康体操に進化した健康づくりに向けた取り組みを取り入れてはと思うわけですが、担当課にお伺いいたします。 ウとしまして、保育、幼稚園及び小学校での取り組みをについてお尋ねいたします。 子どもの体に異変あり。幼児が遊びを覚え運動機能が高まる3歳から6歳の幼少期、あるいは小学生時代の成長期に筋肉、骨、関節などで構成されている体を自由に動かす働きをするのが運動器と言われ、その運動機能の低下により、立位、バランス、歩行機能、運動速度、反応時間のずれ、こういったことが低下して、日常生活に身体が思うように動かない状態の運動器症候群と言われる子どもが増加傾向だと警鐘が鳴らされております。このような現象は、今までは高齢者に起きる症状と考えられてきましたが、2013年での日本整形外科学会における学校での運動機能調査結果によりますと、日常生活の中で子どもたちの動きのバリエーション、多様性が減っていることが影響していると考えられていて、運動器の機能不全が増加し、52.8%の児童が運動器障害を起こしていると発表されております。この事態を受け、文部科学省は、2014年5月から学校での健康診断に運動器診断を追加して、健康な体づくりを保育、幼稚園児や小学校での奨励も行われているようです。 これらのことから、今日まで取り入れられてきた体力づくりに加え、日本整形外科学会や文部科学省の推奨されているロコモティブシンドロームの科学的検証に基づいた正しい歩き方、正しい走り方など、運動の中に多様な身体運動を含めたスポーツ指導、運動訓練による子どもの健全な身体発達のためのケアとして、保育園や幼稚園で遊具を使ったり音楽を聞かせたりして、意図的に全身を使った運動やバランス感覚を養うことや、自然に触れ合う活動を多く取り入れるとか、あるいは小学校では発育測定とか、手足の四肢の検査やその発達状態のデータ化、スポーツ障害の未然防止や早期発見に努め、バランスのよい運動や歩行の改善を促す運動器症候群の改善を目指すロコモの取り組みを取り入れてはと思うわけです。学校教育の柱でもある教育委員会としてのお考えをお伺いしたいと思います。 通告主題2としまして、元町仮倉庫事業の計画を再度問う。 アとしまして、事業発案とその経過は。 本年、町議会3月定例会で、元町仮倉庫を改修し、手すき和紙職人後継者育成施設を開設するという執行部の提案がございました。本年3月18日の高知新聞によりますと、事業を進めるに当たり、調査設計費約1,300万円を盛り込んだ2018年度一般会計予算が可決され、総事業費は約1億7,000万円で、運営は指定管理者が行うとして、20年度内のオープンを目指していると掲載されております。3月定例会で私は、事業主体と計画について執行部に質問をさせていただいた経過がございます。町と商工会が中心となり事業計画をされていることは、町内の手すき和紙に携わっている関係者はもちろん、町内の製紙工業会の関係者や住民にもしっかりと説明をして、そして理解や協力をいただくだけではなく、いかにして事業への提案や参加をいただくかが事業の成功につながると思うわけですが、今日までどのような経過を踏まわれてきているのか、気になるところであります。今日まで、執行部は町内の関係者などに説明をしてきておりますが、一部の関係者しか説明を聞く機会がなかったようですし、その反面、住民の多くはその経過を詳しく知らないようですので、事業計画の発案から今日までに至るどのような計画の中で進められてきたのか、お伺いいたします。 イとしまして、施設の運営と管理体制はどのようにについてお伺いいたします。 今回の事業計画では、去る3月18日、高知新聞の記載記事によると、運営は指定管理者が行うとのことでございますが、その運営主体は、今日現在では、仮称としてまちづくり株式会社とのようでございますが、この組織、株式会社はどのような組織体系を想定されているのか。また、施設の完成後の運営に関する費用や、あるいは町等の人材派遣など、こういったものを含めて、町との関係はどのようなものになるのか、お尋ねいたします。 ウとしまして、手すき和紙関係者及び関係住民との理解や協力体制はについてお尋ねいたします。 仮倉庫を利用しての今回の事業は、手すき和紙職人の後継者の育成や土佐和紙の販売拡大を目指すとともに、町なか活性化につながる人を呼び込むことなども目標としているようでございますが、町内には現在数名の手すきわし職人がおいでるわけでございます。そして、手すき和紙職人の育成では、県手すき和紙協同組合と連携し、長期の場合は約2年間の研修期間を予定しているとのことでございます。このように長期にわたる研修生によれば、他の手すき和紙の技術を学びたいことも起こり得ると察するわけです。町や商工会でのお話では、建物は一部の人が運営、管理し、他の者のブースやそういった場所はないとのことでございます。このような計画で、手すき和紙関係者及び関係住民との理解や協力体制は大丈夫なのか心配するわけですが、関係者間において、協力体制や新たな問題などの心配はないのか、これについてもお伺いいたします。 エとしまして、ユネスコの無形文化遺産への登録や、土佐和紙と町づくりへの展望はについて質問をさせていただきます。 土佐和紙の歴史は古く、昭和48年には土佐典具帖紙、昭和52年に土佐清帳紙が国の無形文化財、これは記録選択に指定されておりますけども、さらに前後して、昭和51年には土佐和紙の名称で国の伝統工芸品の指定を受けております。国の無形文化財に登録されているのは、地域独特の歴史や技術の継承が住民の生活の中で脈々と受け継がれてきたことを評価されたものですが、今回の事業では、仮倉庫の運営で、その事業の目的として手すき和紙職人後継者育成施設をつくり、その指導者としては、町内の手すき和紙職人の全ての方の協力や参加ではなく、既に一部の手すき和紙職人に絞られている中で指定管理での運営を予定しているわけですが、そこで今回の事業を整理することとしてお伺いしたいのは、土佐和紙伝統産業は一部の手すき和紙職人を言うものではなく、現在においても町内で手すき和紙を生業とし、それぞれの手すき和紙の技術を継承されている方も土佐和紙にとっては大変貴重な技術継承者であるわけでございますので、この人たちにも大きな配慮をしていただきたいと願うところでもあります。ユネスコでの無形文化遺産登録には、個人技術者だけではなく地域の産業を継承されてきている技術者や、コウゾ、ミツマタといった原材料の生産者を初め、製紙産業にかかわる全ての関係者の結びついた文化や歴史観があってこそ登録に認定される指針が見出されるものと思うわけですが、このような視点からすると、ユネスコへの登録を目指すことができるのか不安にもなりますし、また町なか活性化に向けた成果が十分できるのか心配をする中でも、今回の事業計画は大きな予算を組んだプロジェクトと思います。 そこで、町長として今回の事業計画が土佐和紙産業の発展や町なかの活性化、あるいはユネスコへの登録など、夢実現となる事業につながるのか、また今回の事業からどのような展望を見出そうとしているのか、お伺いいたします。 1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 4番、井上正臣議員の通告主題2、元町仮倉庫事業の計画を再度問うのご質問にお答えいたします。 まず、質問要点ア、事業発案とその経過はのご質問でございました。 平成25年から27年度、いの町商工会の若手事業者が中心となり、小規模事業者地域力活用事業全国展開支援事業の中で、地域資源、これは土佐和紙、仁淀川、ショウガ等を活用した中心市街地の活性化構想づくりに取り組みました。平成27年度商工会の若手事業者を中心とした有志メンバーで、町有地である元町仮倉庫の活用を検討し始め、先進地へ視察を行いました。平成28年度、有志メンバーからいの町に対し、元町仮倉庫を活用した町のにぎわいづくりについての相談があり、28年10月、いの町から商工会へ元町仮倉庫を含む町有地を活用したいの町中心市街地活性化構想の策定を委託いたしました。その中で、中心市街地再構築検討委員会を立ち上げ、検討会議を4回実施し、中心市街地の活性化に向けた手段として、まず元町仮倉庫を土佐和紙の職あきんど育成施設として改修、運営していくこと、注目を集めるコンテンツとして、和紙にかかわる人物で発信力と集客力がある方に元町仮倉庫で指導してもらうことなどをまとめたものが、中心市街地活性化構想案としていの町に報告されました。平成29年4月、いの町議会と手すき和紙職人に対し、いの町と検討委員会メンバーから中心市街地活性化構想案、収支計画等の説明を行いました。その後、町はこの構想をもとに、検討委員会メンバー、高知県関係者等と議論を重ねた後、建設産経常任委員会へ進捗状況を報告させていただきました。平成30年3月、いの町議会で、元町仮倉庫改修に伴う設計費用等を平成30年度当初予算に提出、議決されました。 以上が経過についてでございます。 次に、質問要点イ、施設の運営と管理体制はどのようにについてお答えいたします。 施設の運営につきましては、仮称ですが、いのまちづくり株式会社が運営していく予定となっております。運営方法は、指定管理者方式を検討しております。指定管理者方式の場合、町へ経営、運営状況等の報告が必要であり、適切な運営管理が行われているか、定期的に町が確認をしてまいります。元町仮倉庫改修後は、町から補助金等は考えておりません。町民みずからが考え運営していく、行政に頼らない運営が、今後、まちづくりを進めていく上で重要と考えているところでございます。(仮称)いのまちづくり株式会社につきましては、ことしの夏ごろをめどに、事業に賛同していただける町民の皆様に出資を募って会社を設立する予定と伺っております。なお、町からの出資は、現在考えておりません。 続きまして、質問要点ウ、手すき和紙関係者及び関係住民との理解や協力体制はについてお答えいたします。 本年4月23日に紙関係、25、26日に中心市街地住民を対象に説明会を行いました。住民の方からは、中心市街地活性化に対する若手事業者の思いに対し応援の声と新しい提案等をいただきました。紙関係者の方からはいろいろなご意見があり、後日、職員が手すき和紙職人の方々に個々の思いを聞きに伺いました。町の活性化については、おおむね応援のお言葉をいただきましたが、元町仮倉庫の運営と後継者育成については、心配の声や疑問等のご意見をいただきました。住民、紙関係者、事業者の皆様には、これから開かれるまちづくりを進めるワークショップ等に参加していただき、意見を出し合い、話し合いながら皆様とともに未来の町をつくっていきたいと考えております。お一人お一人が自分ができること、これからやりたいことに声を出すことで、頭で考えていたことが一歩実現に向けて進みます。全ての意見が反映されるわけではございませんが、まずはまちづくりの会に参加し、たくさんの方々のアイデアをいただきたいと思っているところでございます。 最後に質問要点エ、ユネスコへの無形文化遺産への登録や、土佐和紙と町づくりへの展望はについてお答えいたします。 手すき和紙職員の方々を個別に訪問いたしました際に、現状の課題などをお伺いいたしております。後継者育成につきましては、元町仮倉庫だけで実施するのではなく、町全体で取り組むこと、考えていくことであると認識しております。元町仮倉庫は、中心市街地活性化の入り口でございます。元町仮倉庫から手すき和紙職人、製紙会社へとつながる流れをつくり、師匠と弟子が1対1の形の後継者育成だけでなく、町全体、土佐和紙全体の後継者育成ができる道筋をつくり、県や関係市町村と連携して、ユネスコへの登録を目指していきたいと思っております。いの町の伝統工芸品である和紙を使って中心市街地に人を呼び、土佐和紙に触れ、活用し、広め、訪れた方が自分の地域に帰ったときに、いの町と土佐和紙について、思わず人に話したくなるような取り組み、まちづくりが今後の紙産業に必要ではないかと思っているところでございます。まちづくりは人づくり、熱意があっても1人ではできません。いの町だけでもできません。町民の皆様、事業者の皆様、関係団体、行政と手を取り合って、皆様からいただいた貴重な意見と思いを真摯に受けとめ、町民発信の自由な発想、提案を取り入れながら、まちづくりを進めてまいります。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、担当課長より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 4番、井上議員の通告主題1、ロコモティブシンドローム予防の提案、質問要点ア、運動器症候群の本町における取り組みを、イ、健康体操に進化させてはどうかにつきまして、順次お答えさせていただきます。 まず、質問要点ア、運動器症候群の本町における取り組みをについてお答えいたします。 当町の平成22年度調査によりますと、介護保険認定における介護が必要になった原因の約40%が、動かなくなったことにより運動機能が低下してしまう廃用性症候群、骨折や関節系疾患という結果も出ており、これは全国と比較してもほぼ同様の結果となっております。 このように、運動器の障害をきっかけに日常生活の自立度が低下しやすいことがわかっておりますので、ご質問いただいております運動器症候群、いわゆるロコモティブシンドロームの予防が当町の健康寿命を延ばし、要介護状態とならないための鍵であると言えます。当町における運動器症候群の取り組みといたしましては、町民ができる限り元気な状態でなじみな地域で暮らし続けることを目的に、平成15年に旧伊野町内で虚弱高齢者を対象とした運動教室の開催に当たり、プログラムを外部理学療法士に依頼し、るんるん若ガエル体操を考案いたしました。介護予防に住民みずから取り組むとして、器具を使用せず自重を利用した運動、持久力向上を目的の有酸素運動が入っていること、必要物品は椅子と音響機器のみということを特徴としております。また、平成19年には、体操の効果検証について高知大学医学部整形学科に依頼した結果、下肢筋力、全身持久力、歩行速度、静的バランスの項目で優位さも認められ、筋力低下等が認められる高齢者には効果的な体操であると返答をいただいているところでございます。地域における体操グループ活動は本年度で15周年を迎え、当地域包括支援センターの理学療法士により、平成29年度には、下肢筋力強化に加え体幹を鍛え、体全体の若返りを目指すための体操を加えた新たなDVDを作成し、体操交流会や広報、さらには直接地域に出向き、自分の体をしっかりと認識できることやバランス力を鍛えることについて啓発するなど、地域リハビリテーション活動支援事業を実施し、生活不活発病からの脱却、ロコモティブシンドロームの予防、介護予防の取り組みについての機能強化を継続的に実施しているところでございます。さらに、ロコモティブシンドロームの予防には、毎日の運動習慣とバランスのよい食生活が重要と言われております。高齢になると、肉類をとるのは体によくないとたんぱく質の摂取量を控えたり、動かないことで食事摂取量自体が減少してしまい、思うように摂取できなくなったために筋力も減少してしまうことが懸念されております。また、十分な食事を摂取していないままに運動を実施することは、返って体にリスクを与えけがなどにもつながることもわかっていることから、この部分に視点を置き、ちゃんと食べてちゃんと動くためにと題し、食事と運動の関連性や重要性をテーマに、管理栄養士と共同で各体操グループや地域のミニデイサービスの場へ出向く事業を平成29年度から開始しております。この啓発活動により、若い世代にも高齢者を通して食事と運動の重要性について周知できることも期待しているところでございます。 議員おっしゃられますとおり、元気で自立した高齢期を迎えるためには、壮年期からの運動が重要です。広報や町の特定健診の結果を通して、個人に合った運動や日常生活で工夫した動きが筋力維持、向上につながることについて、今後も提案していく取り組みなど検討しております。 次に、質問要点イ、健康体操に進化させてはどうかについてお答えいたします。 今後においても、るんるん若ガエル体操を基本とし、下肢筋力、全身持久力、歩行速度、静的バランスが強化できる体操について定期的な見直しを加えつつ、地域で支え合うかなめとなる体操サポーター育成と専門職による支援を継続的に実施することにより、互いに刺激し合うことでともに元気になれる、なじみの方がいる地域でできるだけ暮らし続けることができることを住民の皆様とともに目指してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 山崎教育次長。      〔教育次長 山崎泰代君登壇〕 ◎教育次長(山崎泰代君) 4番、井上議員の通告主題1、ロコモティブシンドローム予防の提案について、教育委員会事務局からは、ウ、保育園、幼稚園及び小学校で取り組みをについてお答えいたします。 教育委員会の取り組みとしまして、第2次いの町教育振興基本計画に幼児期の遊びを通した運動機会の充実と基本的生活習慣の定着を目的に、いのっ子生活リズム体力向上推進事業を位置づけています。具体的活動方法として、保育園、幼稚園では、計画的な運動遊びの実践により子どもたちの体力の向上を図っているところです。現在、町内の全園においては、親子の運動遊び教室を開催しています。これは、議員のご質問のように、幼児期におけるバランスのよい発達のための運動遊びの重要性を保護者の皆様に認識していただくこと、また親子で多様な動きを体験できる機会を提供することにより、園での取り組みのみならず各ご家庭においても、日常的に楽しく体を動かして遊ぶ運動習慣の定着を目的に実施しているところです。この教室の講師には、高知大学医学部教育創造推進室の先生をお招きし、専門的かつ理論的な指導を行っていただいているところでございます。 将来のロコモティブシンドローム予防の取り組みとして、幼児期からの科学的、医学的な取り組みをということでございますが、まずは体幹を鍛えるためにも、体を動かす楽しさと運動習慣の定着、また健康に欠かせない基本的な生活習慣の定着を目標として、「早ね 早おき 朝ごはん」県民運動を本町においても推進しているところでございます。今後におきましても、このような取り組みのさらなる充実を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 4番、井上正臣君。      〔4番 井上正臣君登壇〕 ◆4番(井上正臣君) それぞれ詳しいご説明をいただいて、十分納得したところが多々あったわけですけども、町長に2回目の質問としてさせていただきますけども、先ほどの答弁の中で、今回のいの手すき和紙の株式会社、この指定管理先になりますけれども、いのまちづくり株式会社という名称のようですけども、これに関しての町はある一定の管理体制をとってるというような報告をいただいたわけですけども、その場合ですが、例えばですが、評議委員会なんかをつくるとか、あるいはどういう方がこの事業経営体、あるいは経過等を把握しながら見守っていくかについて、どのようなお考えをされているか、お尋ねを1点したいと思います。 それと、指定管理者の今回のこの期間ですけども、基本的に大体何年かということもあると思うんですが、今回の場合は、まず何年ぐらいを想定されているかということですが、多分、計画中でありますので、若干定かでないかもわかりませんけんど、だけどこうやってはっきりと新聞紙上に出ている以上は、ある程度の計画をされていると思いますので、町長のほうの考えを含めて、答弁をお願いしたいと思います。 それと、今回のこの株式会社においては、町内外からの出資を募るという話もありました。これに関しては、町のほうが出資をしないということでございますけれども、企業会計原則という方向からしますと、今回、多分約2億円以上の事業形態となってくると思うんですが、そうすると、ある一定基準の資本金が必要だということは多分わかっていると思うんですが、それを踏まえてですけども、この出資金額、大体どれぐらいを想定されているか、お尋ねいたします。 2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 4番、井上正臣議員の2回目のご質問にお答えいたします。 まず、(仮称)いのまちづくり株式会社の管理体制についてでございます。指定管理ということになれば、これまでの指定管理と同様でございます。そういった町としてのかかわりとなってまいります。 それから、期間につきましては、まだこれから検討させていただきたいと思っているところでございます。 そして、出資金につきましては、一株3,000円で500万目標で集めて、主力メンバー、もしくは賛同者に持ってもらう計画といたしているところでございます。 以上でございます。      (4番井上正臣君「終わります」の声) ○議長(高橋幸十郎君) 以上で4番、井上正臣君の一般質問を終わります。 次に、11番、岡田竜平君の一般質問の発言を許可します。11番、岡田竜平君。      〔11番 岡田竜平君登壇〕 ◆11番(岡田竜平君) おはようございます。 通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。 まず、1点目といたしまして、通告主題1、スポーツの力、質問要点ア、UFOラインの自転車事故を受けてといたしまして、これは3月議会での報告第1号自転車事故の損害賠償を受けての質問です。 この自転車事故は、UFOラインにおいて、横断側溝にかぶせられたグレーチングとグレーチングの間に走行中の自転車のタイヤがはまり、転倒したというものでした。損害賠償としての過失割合は9対1、9がいの町、町の道路の管理が悪いという判断がされております。こんな過失割合を突きつけられて、受け入れてしまう現状の町の道路管理体制では、サイクリング観光の推奨ができる状態とは思えません。 そして、町道瓶ヶ森線での自転車事故の損害賠償は、県と石鎚山系連携事業協議会に携わる4市町村とでサイクリングを推奨し始め、当町では初めてのものだったと思います。今後、サイクリストを積極的に呼び込むわけですから、必ず事故はふえます。そこで、車やバイクだけではなく、自転車を含めた町道の管理方法については、まさに転換点になろうと思います。 そこで、この自転車事故を受けての今後の管理方法についてお聞きをいたします。 この自転車事故の報告を受けまして、私のほうでサイクリストの方やサイクリングイベントの主催者、サイクリング観光推進自治体に問い合わせをいたしました。まず、皆さんが共通しておっしゃるのが、推進している方、管理している方がその道を自転車で走っていますかということでした。それができないのであれば、サイクリングを積極的に推奨すべきではないということでした。ごもっともなお答えです。そこで、町に提案したいのは、サイクリングロードマップにサイクリングロードとして示されている町道を管理する職員には、車ではなく、ぜひ自転車に乗ってその道を走っていただきたい。そのための自転車購入のための予算取りが必要ということです。なんといっても、サイクリングをやってもいない人間に十分な管理ができるはずはできません。逆に酷な業務となります。車と自転車では路面に対する感覚が全く違います。それを感じようと思えば、間違いなく自転車に乗る必要は出てきます。さらに前述の方々によりますと、安全走行を啓発したり、注意を促す看板も必要ということです。その場合でも、自転車と言いましてもママチャリではなくもっと目線が低いロードバイクでないと、看板の設置の高さの確認が十分にできないそうです。皆さんご存じのように、今回事故が起こった町道であるUFOラインは、全長30キロもございます。それであっても、片道軽トラックを使って2人体制で自転車を運べば、決して無理な距離ではございません。体力的に言いましても、国土調査課の現地踏査の苛酷さからいえば、気持ちのよいものとなります。お調べしたところなんですが、同様の自転車事故での過失割合の判断は、道路管理者の管理の仕方によっては、5対5などの判断も判例として多くございます。過失割合が今回の9対1のように、9割も町が悪いといった判断も今後されない管理も可能なわけです。決して過失割合だけを変えることが目的ではありませんが、サイクリングを推奨する自治体として十分な管理を行えば、結果、サイクリストにも喜ばれるでしょうし、盛り上がりにもつながります。先ほども申しましたが、今回の事例は、今後の町の対応の転換点だと思っております。事故が起これば、保険会社が対応し賠償もしてくれる、それで事故を受け流してしまえば、いの町のサイクリング観光の発展は望めません。ここで道路を管理する町職員が自転車に乗る、看板を設置するなど、町としての自転車事故への対策を十分にとらないと、サイクリング観光を推奨することに比例して、今後、事故件数は必ず増加をいたします。サイクリング観光が失敗するということです。近年では、SNSでの情報の拡散のスピードとエリアは半端ありません。よいことも悪いこともです。6月3日の町内で開催されました自転車イベントも、既に多くの楽しそうな写真がSNS上に掲載をされております。ぜひ訪れたくなる町として拡散していっていただきたいと思っております。このような点にも十分ご留意いただいた上で、私からの提案にご答弁をお願いいたします。 続きまして、通告主題2、児童・生徒の校区外申請、質問要点ア、基準の見直しを。 町内には、各小・中学校ごとに通学する校区が設けられております。そして、町教育委員会によりますと、以前までは、保護者からの申請さえあれば、校区外就学の許可をしていたということです。しかし、それでは学校区というものの意味がないのではないか、また小規模校からどんどん児童・生徒が大規模校へと流れてしまうといったことがございまして、町として、平成27年度から新しい基準を設けたとお聞きをしております。地域の子どもは地域で育てる、このお考えは理解をいたします。その上で質問をさせていただきます。この平成27年度に改められた校区外申請の新基準では、例えば家屋の建てかえや改修などがあり、一時的に校区外に居住する場合に認められたり、例えば校区の境に住居があり、本来通わなければならない学校では著しく児童に負担がかかってしまったり、児童の通学の際の安全面を考慮して、校区外申請が認められます。こういった基準が幾つかあるわけですが、こんな場合には認められません。家庭の事情です。どうしても家庭の事情で校区外に転居したけども、従前の学校に通学する場合、許されるのは転居した年度末までとなっております。新年度からは住居のある校区の学校に転校しなければなりません。ある保護者からの声です。自分の家のことはもう構んき、これからの子どもたちは何とかしてあげてほしい、そう言いまして、保護者の許可を得ておりますのでお伝えさせていただきます。その児童は、家庭の事情での伊野地区から伊野地区への転校でした。できれば残りの小学校生活を従前の小学校に通いたい。修学旅行もこれまでの友達と行きたい。送り迎えは親がする。ですが、基準に当てはまらず転校をいたしました。教育委員会の、地域の子どもは地域で育てるの考えはわかりますが、この転校でこの家庭が心から地域になじめるでしょうか。いじめや身体的な理由もあるでしょうが、そのほか、子どもが転校する理由のほとんどは大人の都合です。子どもが望まない転校には、十分に配慮された基準であるべきではないでしょうか。通っていた学校から別の学校へ移るというのは、子どもには本当に大きな負担となります。転校での子どもへのリスクをもっと考えていただきたいと思います。町の状況が変化する中、まだまだ改善の余地があり、一刻も早く校区外申請の基準の見直しをすべきと考えます。いの町の新基準の作成に当たっては、近隣市町村の基準を参考したとお聞きしております。私としては、町教育委員会は決してほかの理由での許可基準を外したのではなく、現時点では加え忘れているだけだと、そう思っております。理解あるご答弁をお願いいたします。 続きまして、通告主題3、子育て支援、質問要点ア、授乳ケア。 当町は、妊娠期から子育て期のサポートに力を入れているということで、子育て世代にとっては、近隣の市町村よりもどんどんと住みやすい町になりつつあるようです。これまでも、ぐりぐらひろばがあり、この4月には子育て世代包括支援センターどんぐりが開所されました。さらに、ファミリー・サポート・センター事業も始まり、親の介護や仕事での多忙な毎日を送る子育て世代の方々がますます安心して子育てができる環境になっていくことが期待をされています。そんな中、町内では、平成28年から29年にかけて、4カ月児健診の対象児の保護者に対してアンケートが実施されました。すると、6割以上の保護者が、産後2カ月までに育児で困ったことがあった、そう回答しておりまして、その中の95%の方が授乳のことでの困り事だったようです。そこで、当町で好評な子育て支援策に産後のお母さんへの授乳ケアを加えてはどうかといったお話をさせていただきます。 母乳で我が子を育てたい、母乳育児に自信を持ちたい、多くの母親が母乳育児を望んでいます。ですが、母乳が出ない、母乳は出るが赤ちゃんに上手に飲んでもらえず乳腺炎になってしまう。この乳腺炎とは、母乳がつくられるが飲んでもらえず、乳房がぱんぱんに張り炎症を起こす症状で、39度を超す高熱が出たり、中には乳腺にうみがたまり、手術に至るケースも珍しくないようです。いざ困ったときに駆け込んださきの助産師の乳房マッサージで、母乳育児がスムーズに行くことがあります。ですが、授乳に関することで、このように助産師の母乳マッサージを受けたり産科を受診したりすると、1回当たり数千円の費用がかかります。ご存じの方も多いでしょうが、一度で改善するケースはまれで、何度も通わなければ改善しないことがほとんどです。そこで、町に求められるのは、産婦や赤ちゃんが心身ともに健やかに過ごしていただくために、乳房のトラブルを未然に防ぐためのケアへの費用を町が全額負担することではないか、そのような提案をここではさせていただきます。この提案は、子どもの医療費に関する町の考え方と同様と考えております。皆さん、イメージをしてみてください。お産のダメージが残っている時期、お母さんは痛い、つらいなんて言ってられん、いとしい我が子のためなら頑張らなと、よい母親になろうと頑張り過ぎてしまいます。1カ月健診が終わると緊張の糸が切れ、体の不調や痛みを自覚し始めます。でも、家事や育児で忙しく、自分のことは後回しになりがちです。寝不足による疲労の蓄積も、我が子の笑顔で元気をチャージして、気合いで乗り切ってしまいます。ご理解いただけるでしょうか。産後の母親は育児に必死で、一息つく時間もとれず、自分の体調が悪くても我慢してしまいがちです。さらに、経済面では、家族に頼る場合が多く、自分のことにお金を使うことを遠慮し、病院受診をためらうこともあります。産後の母体は、大事故に遭遇したと言っても過言ではないぐらい傷ついています。もう一度申しますが、この提案は、子どもの医療費への町の考えと全く同じものと考えます。多くの母親が望む、母乳で我が子を育てたい、母乳育児に自信を持ちたい、このような気持ちを尊重し、安心して子育てができるよう、理解あるご答弁を期待しております。 続きまして、質問要点イ、助産師の雇用。授乳ケアに大いに関係のある助産師の質問をさせていただきます。ここでは町職員としての助産師の必要性についてです。 助産師という職業は、出産が始まるまでの妊婦のケア、出産直後のメンタルケア、新生児の栄養指導、沐浴指導、授乳指導などを行うことができます。町内に産科医療機関がなく、妊産婦の出産、育児に対する不安と負担軽減が必要とされています。産婦の退院後、母体の産後回復が不完全な状態において、新生児の体重把握や黄疸チェック、乳房ケアのために長時間をかけて通院、受診をしなければならず、母体や新生児への負担が大きくなります。町では現在、ゼロ歳児のお宅を対象に、町職員である保健師が全戸訪問をしてくれており、評判もよいようにお聞きをしております。例えばそれを助産師にお願いすることができれば、一層のケアが可能になるのではないでしょうか。助産師がより身近になれば、産科へ通院しなければならない状態になる前にそれを予防することもでき、母子の通院に係る負担が減少します。もし通院しなければならなくなったとしても、町の助産師を頼ることができる、何より母親に助産師が町にいるよと伝えることでの安心感は大きいと思います。 そこでお聞きをいたします。町では、町外から助産師をお招きしてのミニ講話や母乳相談を実施されていることは承知しております。さらに、過去にぐりぐらひろばに助産師を募集して、応募がなかったこともお聞きをいたしました。ですが、町としてさらに充実した子育て支援に向け、改めて町への助産師の募集に挑戦できないものでしょうか。 以上が私からの1回目の質問とさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。11時20分に再開します。      休憩 11時4分      開議 11時19分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 執行部の答弁を願います。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 11番、岡田議員の通告主題3、子育て支援について、まず質問要点ア、授乳ケアについてのご質問にお答えいたします。 町では、妊娠期から産後の子育てに安心感が持てるような精神的サポートやご家庭や周囲の子育てのサポートが必要と考えて取り組みを進めております。また、産後早期から専門職がチームとして連携して、それぞれのご家庭に沿った育児サポートをしていく体制を整えているところでございます。産前産後アンケートの結果では、議員おっしゃられたとおり、産後2カ月までに授乳や育児で困ったことがあると答えた産婦が7割近くを占め、育児不安が大きいことが見えてきました。そういったことから、産前産後ケアに焦点を置き、その一つの事業として産後ケア事業を実施予定といたしております。この産後ケア事業は、出産後、4カ月未満の産婦及び乳児のうち、産後に心身の不調や育児不安等がある方や、日常生活面について不安がある方を対象に、産婦や赤ちゃんへの保健指導や授乳指導等を行うものです。高知県では、高知市、土佐市、南国市がこの事業を実施しております。事業実施に向けて、高知県助産師会と委託機関を締結する準備を進めているところでございます。委託料は、1事業1回につき1万円で、課税世帯に属する方に1,000円を利用料として負担していただき、非課税世帯に属する方と生活保護世帯は、町が全額負担いたします。授乳に関する相談やケアだけでなく、産婦に対する心理的ケアや育児に関する指導も事業内容といたしております。具体的には、母親の身体的にな回復のための支援、授乳の指導及び乳房のケア、心理的支援、新生児及び乳児の状況に応じた具体的な育児指導などが上げられます。利用者の居宅を訪問してケアを行うため、利用者の移動の負担がなく、生活の場で指導を受けることができますので、その後の生活に生かしやすいといった利点がございます。助産師の訪問後は、町に利用者の情報や指導内容が報告され、必要な方には担当地区の保健師が継続して支援を行ってまいります。先ほども申しましたように、利用者の移動の負担もないものであり、現在、国のガイドラインに沿って要綱を制定し、実施しようとするものでございますので、ご理解を願いたいと存じます。 今後におきましては、事業に対する意見も伺い、検討してまいりたいと考えております。 次に、質問要点イ、助産師の雇用についてのご質問にお答えいたします。 町では、子育て世代包括支援センターに、母子コーディネーターとして保健師を配置し、妊娠届け出時から、妊婦やご家族に寄り添った相談しやすい体制を整えております。地区担当の保健師による産前産後の訪問では、お母さんの困り事や精神的、身体的な負担の有無、赤ちゃんの発育状況を確認するとともに、それぞれの生活や育児環境に応じた助言や情報提供など、継続的な支援を行っており、必要に応じて助産師との同行訪問も実施いたしております。一方、子育ての講座や育児相談の場面においても、助産師からのアドバイスもいただいており、妊娠期からの母体管理や育児支援においては、助産師の役割は大変大きいものと考えております。 今後は、地域の実情に応じた妊娠期からの支援、産後サービス、子育て支援サービスの充実など、助産師の雇用も視野に入れた検討を行い、妊娠、出産、子育て期に応じた切れ目のない支援の体制整備に取り組んでまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、担当課長及び教育長よりお答えさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 天野本川総合支所長。      〔本川総合支所長 天野浩志君登壇〕
    ◎本川総合支所長(天野浩志君) 11番、岡田竜平議員よりのご質問、通告主題1、スポーツの力、質問要点ア、UFOラインの自転車事故を受けてのご質問にお答えさせていただきます。 町道瓶ヶ森線、瓶ヶ森西線につきましては、平成25年2月に愛媛県から愛媛マルゴト自転車道の中で、石鎚山岳輪道──輪道の「りん」は自転車の車輪の輪になっております──として、中上級車向けサイクリングコースの一部として設定、公表されました。また、平成28年10月には、高知県推奨の上級サイクリングコース、四国のてっぺんUFOラインコースとしても公表されております。こうした情報発信に加えて、健康志向の高まりも相まって、サイクリングに対する認知度が向上し、町道瓶ヶ森線、瓶ヶ森西線へのサイクリストの来訪は確実にふえてきております。議員のご指摘のとおり、ふえてきた関係で事故の可能性も非常に高まってきております。 このUFOラインの自転車事故ですが、発生した日は平成29年8月11日です。場所につきましては、町道瓶ヶ森線、瓶ヶ森の登山口の駐車場から約500メートル寒風山寄りの直線道路のグレーチングのすき間にタイヤがはまり込んだものです。通行しておったのは10人ぐらいの団体で、若干間が離れておったそうです。その間の中段におられた方が、道路の真ん中のすき間にはまられて転倒されて負傷と、自転車が故障したというものであります。議員のほうからは、9対1で町の負担が非常に責任が重いというご指摘がありましたが、連絡がありまして、すぐに現場のほうへ行きました。そうしますと、確認しましたら、確かに道路の真ん中で、5センチほどグレーチングとグレーチングが、本来やったらがっちゃんとすき間がないように詰まっておらないかんところが5センチほどあいておりました。そして、下から草が生えてましたので、自転車から見たときにそのすき間というのが視認できない状況にありました。そういった関係で、相手方の主張は、見ても、確認してもわからなかったということであったので、こちらの主張としては、自転車も車両であるので本来やったら左側を走るべきですよねっていう主張をしながら延々と交渉して、最終的に9対1の割合になったところです。 この事故以後ですが、道路パトロールに際しましては、議員のおっしゃられたように、自転車目線で路面、路肩の確認、横断用側溝、グレーチングの取りつけ状態を確認して、危険性のある箇所につきましては注意喚起の表示を行い、修繕、交換に努めております。また、道路担当以外の職員につきましても、日々の道路を通行する際において、こういった視点に立って、こういった意識を持って道路を通行していただき、仮に異常があれば、即座に道路担当者のほうに連絡をするということを共通認識としております。町としましても、こういった事例を引き起こさないために、道路管理者として細心の注意を払い、自転車を含めた車両並びに歩行者の安全通行の確保に努力してまいります。 議員のご指摘の職員でも自転車で道路の管理をしたらどうかというご意見がございました。自転車目線で管理をするという面からいえば、実際に自転車で走行して道路状況を確認することは非常に有効な手段と考えます。自動車で通って何でもない、穴ぼこであるとか小石であるとかが、自転車にとっては大変大きな障害になってきます。こういうことはありますので、現在、自転車のイベント等を実施する場合には、関係者が必ず事前に試走をしまして、路面の清掃、それから危険箇所のチェックは行っております。 また、自転車の愛好者の方からいろいろなご意見がSNSとかに投稿されております。そういった情報も常日ごろ見るようにしております。自転車の愛好者の方からの目線のご意見を拾い上げるような仕組みづくりを検討して、道路の安全管理に反映させたいと考えております。同時に、自転車に対する知識につきましても、習熟を深めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 11番、岡田議員よりご質問のございました校区外申請についてお答えをいたします。 ご承知のとおり、いの町では、山間部から平野部まで全12校の小・中学校があり、それぞれの地域課題は多くございますが、特に小規模校においては、学校の適正規模の確保が喫緊の課題となっております。また、地域の子どもは地域で育て、ふるさとを愛する心を醸成するという観点から、平成27年度から校区外申請の許可基準を新しく設けたのはご案内のとおりでございます。現状、指定校以外の学校に通学を希望する場合には、家庭から校区外申請をしていただきまして、許可基準に合致をしていれば、希望の学校への通学を許可をしているところでございます。私は、この学区についての問題は、正当な理由があれば教育的な配慮があってしかるべきだとは思っております。しかし、安易に学区を無視した就学は、地域コミュニティに支障を及ぼせることはもちろん、地域全体で子どもを育む環境が失われ、ひいては子どもたちの安全・安心を脅かすのではないかとも思うわけでございます。一人でも多く地域の学校にかかわることから、そこに住む子どもたちを地域で見守り、地域で育んでいく環境づくりを構築することができれば、まさに地域の自立から自然と意識と力が湧き上がり、それぞれが地域の問題をみずから見つけ出し、そしてその問題を解決していく活力が備わってくるものだとも考えております。家庭のご事情から転居した後に新しいコミュニティが生まれ、保護者の皆さんもその地域になじんでいくものではないでしょうか。そして、私はその児童・生徒にとってどうしたいのかの選択肢を、大人の理屈や都合で阻害してはいけないことが基本だとは思っているところでございますが、議員もご承知のとおり、校区外のルールも地域にある学校規模を保つ観点からも必要だということでございます。その児童・生徒にとって、家庭にとってどうすることが最善策か、その児童・生徒にとってベターな選択ができるよう、それぞれ具体的にご事情も丁寧にお聞きして、慎重に現行基準の見直しも教育委員会として考えていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、岡田竜平君。      〔11番 岡田竜平君登壇〕 ◆11番(岡田竜平君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。 お答えいただいた順番ではなく、通告の順番で2回目の質問もさせていただきます。 まず、通告主題1、スポーツの力。 この質問についてなんですけども、先日町長からのお話もありました。GREAT EARTH 高知仁淀ブルーライドというサイクリングイベントがあったわけなんですが、波川河川敷を発着点といたしまして、順位を競うというよりも景色を楽しみながらというような自転車のイベントでした。さながら龍馬マラソンの自転車版といったところだったと思っていただければと思います。梅雨の合間の快晴の中の実施で、参加者の気持ちよさそうな顔が大変印象的でした。 ここで、このイベントを誘致しました、いの町地域おこし協力隊員のフェイスブックの投稿を抜粋して紹介させていただきます。生まれてから33年間暮らしていた地元川崎を離れ、日本地図を広げてインスピレーションだけで選んだ縁もゆかりもない高知県。移住先で出会ったすばらしい自然環境にものすごい感動したことは今でも覚えているし、1年ちょっとたった今でも感動している。この感動を自分が携わってきたスポーツバイクというツールで全国の人に届けたいという思いからスタートしたGREAT EARTH 第1回高知仁淀ブルーライドが、ことし6月3日に開催され、無事に終了。言うだけではなく、考えるだけでもなく、全くのゼロから一歩を踏み出して、しっかり形にする。それだけじゃなく、形にしたものを相手にきちんと届ける、そのためには、心から届けたいっていう熱意とやる気がないとできないなと実感。イベント運営など、全くやったことがない私が、手探りの中、高知県中央部初の6市町村にわたるスポーツバイクイベントを開催することができたのも、皆様のおかげです。本当にありがとうございました。ここまでがフェイスブックへの投稿となります。企画力も必要なんですが、こんな熱を持った人材がいの町にはおります。ぜひ道路管理も十分に行いながら、今後も多くの方と積極的に協力して観光行政を進めていただきたいと思いますが、先ほどはがっかりのお答えでした。本当にがっかりです。そんなお考えでは、サイクリング観光を推すのはどうぞやめてください。やめるか、やるやったら自転車を買うて、管理する職員の方が乗ってきっちり管理をする。最低がここです。それができんやったら、もう推すのはやめてください。もう一度、お答えをお願いします。 続きまして、通告主題2、児童・生徒の校区外申請としまして、基準の見直しをという質問要点にさせていただいているところです。2回目の質問といたしましては、教育長からは、大人の理屈であってはいけないというようなご説明もありましたが、いの町の教育委員会規則にあります、いの町立小学校及び中学校の通学区域に関する規則、そこには、休校になりました幾つかの地域では、新基準となった今でも、その地域に住む児童に限っては、基準に当てはまらなくても校区外申請が認められております。これがよいとされると、先ほどのご答弁とどうも合わないように思います。私はこの規則を取り消せと言いたいわけではございません。1回目の質問でも、1つ、保護者の方の許可もいただきまして事例に挙げさせていただきましたけども、そのときの小学校は伊野小学校と枝川小学校、この2校が対象でした。町教育委員会のほうで新基準を設けるに至った大規模校への児童の流出を危惧するとも関係はないように思います。今の町教育委員会の基準には整合性がとれておりません。例えばですが、私の提案として、校区外申請を許可する基準の中にさっきのような事例を踏まえると、家庭の事情での引っ越しは認めるような形にするべきです。これだけとも限りませんので、全体的な見直し、大人の理屈で、大人の都合で転校して、子どもが望まない新しい学校への移動、できるだけ見直していくという形に持っていくことが必要なんだと考えます。改めてご答弁をお願いいたします。 続きまして、通告主題3、子育て支援、質問要点アの授乳ケアについてなんですが、町長からは、産後ケア事業として助産師による訪問サポートも実施することを予定しているようなご説明をいただきましたが、事業の中には乳房マッサージも含まれておりまして、所得によってということですが、1,000円をいただくというようなご説明だったと思います。 そこでお聞きしたいのですけども、なぜここで1,000円の支払いを求めるのかといった点です。国庫補助金の交付対象となるために、国のガイドラインに沿って実施をする。ガイドラインの中にも、原則として利用料を徴収するとそうありますので、逼迫する町財政のことを考えると一定理解はできるのですが、一方でどうも町子育て支援の趣旨との違和感を感じざるを得ません。せっかくのすばらしい産後事業だと思います。町はアンケートからもわかるように、町内にニーズがあるから実施をされるはずです。もしですが、国の産後ケア事業がなかったといたしまして、町が単独で産後ケア事業を実施しようとしたとします。そのときに、1,000円の支払いを求めるような計画を立てますか。子どもの医療費を無料にしている趣旨からいたしますと、子どもの健康と福祉に直結する授乳ケアに費用を取るようにはならないのではないでしょうか。もし授乳ケアは有料にすべきとの考えであれば、子どもの医療費との整合性がとれません。それであれば、町の考えは、子どもの医療費無料への考えである乳幼児、児童の保健と福祉の増進を図ること、このこととお母さんのおっぱいは直結しない、そういうことを言っていることになりませんか。この部分へのお答えを含めまして、改めて授乳ケアへのご答弁をお願いいたします。 1つつけ加えさせていただきますと、1回目の質問でもお話しさせていただいたように、産後のお母さんは経済面では家族に頼る場合が多く、自分のことにお金を使うことを遠慮し、病院受診をためらうこともあります。 以上で2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 11番、岡田議員の2回目のご質問にお答えいたします。 まず、通告主題1のスポーツの力について、自転車のことでございます。 先ほどはロードバイクの目線で道路管理をするべきだというお話がありました。本川総合支所長の話の中にもございましたけれども、UFOラインでの管理ということでは、そこを通るたびにみんなそういった視線を持って通っております。私も先日、ウオークイベントがありまして、石鎚山系、これ、西条市の開催でしたんですけれども、その都度その都度に路面を注意して、写真で撮って、また本川へ持っていって、ここはどうなっているというような検証もしていたところでございます。そういったところについては、本川のほうでも全て、ああ、これはもうこういうふうに直すようにしておりますというところで、全員の目でもってチェックは行っている、全員の目というのはそこを通る者の目をもって行っているところでございます。 自転車目線というところでございますけれども、現在、自転車を整備しているわけではございませんので、またそういったことについても、本川のほうでも自転車に乗って対応していきたいということはございます。そして、自転車で通行している方にとって、どこの場所が危険であったかというようなお知らせをいただけるような方策もとっていきたいと思っているところでございます。 管理につきましては、そういったところで、今後、こういった事故の起こらないような管理については、本当に職員全員で努めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、産後ケアについてでございますが、先ほど申しましたように、私は現時点で国のガイドラインに沿った要綱を制定し、7月からの実施ということでご理解をいただきたいというところでございますが、子育て支援との趣旨との違和感があるというお話がございました。実際、この利用料の根拠につきましては、例えば障害サービス、それから介護保険等につきましても1割負担をお願いしているところでございまして、そういった料金設定があったものでございます。実際のところ、助産所等へ母乳相談に行った場合なんかの基本料金としては、また基本料金3,000円、初診料1,000円、出張料1,000円等々、負担が起こるものでございまして、議員ご指摘のとおり、やはり病院へ行きづらいということも、この産後ケアの事業の中にそういったことも組み込んで、ご自宅へ訪問して、負担金1,000円でというところの料金設定を行ったところでございます。しかし、これは今後におきましても検討させていただきたいということは、1回目の答弁でもさせていただいたとおり、私にとりましてもこういった利用者の皆さんのご意見も伺いながら、周りのご意見も伺いながら、そういった検討も今後必要であれば検討していきたいと思っているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 11番、岡田議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 議員よりは、旧の伊野町の休校中の校区についてのご指摘がございましたが、この休校中の取り扱いにつきましては、休校の際に、住民との取り決めによりまして、申し出によりまして、町内のどの学校でも選択できるといったことが盛り込まれたものでございまして、教育委員会として、過去の住民との取り組みについては遵守してまいりたいというふうに思っておるところでございます。 それから、伊野小学校、枝川小学校、具体の学校の通学の関係のお話もございましたが、確かに議員の視点で申します児童の数で言えば、そういった学級数が極端になくなるといったことはないかもしれませんけれども、教育委員会は、1つの学校の1学年の一学級、それが二学級になる可能性も視野に入れた学校の児童・生徒の配置を見据えております。そういったことで、仮にそういった通学の基準を見直すとなれば、議員のご質問の中でもございましたが、通学の距離の問題、それから通学に際しての安全・安心対策、それからもっと言えば、そのご家庭の送迎の関係のご負担の問題も発生してくるということも考えられます。こういった部分も、それができるできないといった部分も視野に入れまして、教育委員会は公平性といった視点も持ちながら、基準については1回目でお答えしたとおり、事情もお聞きしながら見直しを慎重に考えていくといったお答えをさせていただいたところでございます。決して見直しを、委員会は否定するものではございません。いずれにいたしましても、今後とも家庭環境、そして教育環境など、児童・生徒の対応について十分配慮するとともに、その実情に応じた制度の運用、見直しについて考えていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 11番、岡田竜平君。      〔11番 岡田竜平君登壇〕 ◆11番(岡田竜平君) 3回目の質問をさせていただきます。 通告主題1のスポーツの力での自転車、サイクリング観光についての町長からのご答弁をいただきました。町長なんかはご自身でもロードバイクを購入もされて、こういう、まさに私が言わんとすることは十分にご理解いただいているものじゃないかと思っているわけですが、同じように職員に自転車を買えということは、さすがにそれはよくないわけで、町として間違いなく必要ということであれば、予算をとらないといけないということで、そういうことも含めて検討されるというお答えをいただきましたので、前向きにご検討いただければと思います。 通告主題3、子育て支援、質問要点アの授乳ケアについての3回目の質問です。 町長のほうからは、子どもの医療費無料である考えの乳幼児、児童の保健と福祉の増進を図ること、それとおっぱいは直結しないというような僕の発言は否定していただいたということで理解をしました。それでよろしいですよねということが1つ。 そして、いろいろお調べを全国させていただきまして、県外のある町では、産婦乳腺炎予防ケアといたしまして、おっぱいケア事業というものが実施をされております。内容といたしましては、産婦や赤ちゃんが心身ともに健やかに過ごしていただくために、乳房のトラブルを未然に防ぐためのケアの費用を負担する。この場合は全額ということです。対象は乳房のトラブルなど、授乳に関して心配があり、助産師への相談や乳房ケアを希望する方となっております。その町の利用割合の実績をいの町の出生数に当てはめて、どれぐらいの予算が必要なのかもわかってこようと思います。このようなほかの自治体の取り組みもぜひ参考にしてはいかがでしょうか。 以上で3回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 11番、岡田議員の3回目のご質問にお答えいたします。 まず、通告主題1のスポーツの力について、自転車のことでございますが、自転車の購入というところまでは、私は2回目の答弁ではまださせていただいていないところでございます。実際、自分もスポーツバイクを買いまして、指導を受けたんですが、なかなか普通の自転車とは違って、これは非常に難しいものがございます。そういったこともあり、やはりまず自転車に乗ることからも大変なことであるなと感じているところでございまして、そういった観点からも、また自転車を持っている職員もいることから、協力も得ながら自転車目線での道路管理ということはこれまで続けておりましたけれども、さらにそういったところで続けていきたいと思っておるところでございます。 次に、産後ケアについてでございますけれども、私も産後ケアの必要性は実体験として非常に重要であると考えているところです。実体験として、本当に乳房マッサージとか、そういったもののケアがあってこそ、子どもとお母さんとが健やかに過ごしていけれるということは非常に感じているところでございますし、また先進地事例を研究してはというお話もございました。そういったことも今後十分に研修しながら、今後の事業について、さらによりよい、皆さんに使っていただけるような制度に成長させていきたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で11番、岡田竜平君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。 暫時休憩します。      休憩 12時3分      開議 13時13分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、議会運営委員会の報告を議題といたします。 議長より諮問しておりました地方自治法第92条の2に関する件につきまして、議会運営委員会から報告をしたいとの申し出がございました。 お諮りします。本件は申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員会の報告を受けることに決定しました。 議会運営委員会委員長の発言を許します。議会運営委員会委員長、森幹夫君。      〔議会運営委員長 森 幹夫君登壇〕 ◎議会運営委員長(森幹夫君) それでは、平成30年第1回定例会において、議長より諮問を受け継続審査となっていました、議員の兼業禁止の件についての協議結果並びに経過についてご報告をいたします。 当委員会では、議長より諮問を受けた議員兼業禁止の件につきまして、3月14日、5月31日、6月4日、6月7日の委員会で協議を行いました。 それでは、協議結果を報告させていただきます。相続による土地賃貸借契約、勝賀瀬中継局用地、吾北学校跡地の2件につきましては、第一法規出版の議会運営質疑応答の相続した土地の賃貸借と議員の兼業禁止について(平成16年)、問い、町は議員の父が所有している土地を、当該普通地方公共団体と30年近く公園、スキー場として賃貸借契約をしていたが、父親の死亡に伴い、議員がその土地の相続を受けて、継続して賃貸借契約をすることになった。この場合、1、土地の賃貸借の契約は有効か、2、議員は法第92条の2(議員の兼業禁止)に該当するか。結論、土地の賃貸借契約は有効であり、請負に該当しないものと解されるを根拠といたしまして、全員一致により請負に該当しないというふうに確認をいたしました。 仁淀病院駐車場一件につきましては、兼業禁止規定に抵触するしないの両論があり、両論併記となりましたので、その両論の意見は、地方自治法は第92条の2で地方公共団体の議会の議員の兼業を禁止する旨を定めており、この規定に抵触すると、議員の決定(法第127条の規定に基づき、出席議員の3分の2以上の決議)により失職するという重大な結果を伴うことになる。2、請負の意義、①東京高等裁判所平成15年12月25日判決、地方自治法第92条の2にいう請負とは、「必ずしも仕事の完成に対し、報酬が支払われる狭義の請負関係に限らず、広く営利的、経済的な取引契約を含むものであり、地方公共団体の議員、長に対し、兼業禁止という継続的な身分的制約を課していることからすれば、それは少なくとも業務としてなされる一定の時間的継続性又は反復性を有する取引契約であることを要する」と解される。②上記の観点から、町が仁淀病院の駐車場として議員が所有する駐車場を長期にわたり賃貸借契約を結んでいることが地方自治法の兼業禁止規定に抵触し、請負に該当するかどうかの判断基準は、行政地方議会実務提要(A「議会②960から2」、1450号)、市町村と議員の間の土地の有償賃貸借契約の締結と兼業禁止の関係、問題、市町村と議員との間で、同議員所有の土地に関し有償賃貸借契約を締結することは、議員の兼業禁止規定に触れることになるか。決定、議員の兼業禁止に該当するものと解する。議会議員の所有地をコミュニティセンター用地として賃借りする場合、当該議員の兼業禁止該当の有無、問題、コミュニティセンターの建設用地を当該団体の議会の議員から賃貸借したいと考えているが、この場合、当該議員は兼業禁止に該当するのか。決定、借地法の適用があり、長期にわたり継続する有償契約であり、仮に他に適当な土地がなくても契約するか否かは当事者の事由であり、何ら契約の事由の要素を欠くことはないので兼業禁止に該当する。以上の2点を検討すれば、兼業禁止に該当すると判断できる。ただ、弁護士ドットコム(インターネットビジネス、同ネットに登録されている企業)の弁護士は、地方自治法第92条の2の請負には賃貸借契約は含まれないのかとの質問に、明文上(明らかに規定した条文)は当たりませんと述べている。だが、このことは弁護士の解釈であり、判例ではない。兼業禁止に関しての判断は多岐にわたる。ゆえに、兼業禁止規定に該当するかどうかは、地方自治法第92条の2に基づき、出席議員の3分の2以上の多数により決定し、可決なら失職する(決定に不服がある場合は同118条5項により決定のあった日から21日以内に市町村に、市町村では知事(高知県知事)に審査の申し立てができる。その裁定に不服がある場合は、裁定のあった日から21日以内に裁定取り消しを求めて裁判所に提訴できる。)しかしながら、前記東京高等裁判所判決は、「普通地方公共団体の議会の議員や長が当該普通地方公共団体の公金を継続的に自己の営業上の所得とすることになると、当該議員、長による公平な議事の運営や決議権の行使、公平な担任事務の執行は望み難く、議員、長たる地位を自己の営業の利益のために利用する恐れが生ずるので、これを未然に防止することにある。」と判示している。そもそも92条第2の立法趣旨は、議会議員に対し公正で適正な職務執行を促すもの、本事案が判例や解説書によれば、請負に該当するしないの両論がある以上は、立法主旨に倣い、賃貸借契約を解消し、公平、公正を担保するべきと結論に至った。 いま一つの意見は、弁護士ドットコム(資料P13)によると、賃貸借契約と請負契約の違いはどのようなものなのでしょうか。賃貸借契約とは、物(主に不動産ですが)を有償で貸し借りする契約です。請負契約とは、ある仕事(例えば建物建築)の完成を有償で行うことを約する契約です。賃貸借は諾成(口頭で成立)、有償、双務(お互いに義務がある)契約で、物を貸す契約です。請負も諾成、有償、双務契約ですが、特定の仕事を完成させ、それに報酬が支払われるものです。地方自治法第92条の2の請負には賃貸借契約は含まれないのでしょうか。地方自治法第92条の2、普通地方公共団体の議会の議員は、当該普通地方公共団体に対し請負をする者及びその支配人又は主として同一の行為をする法人の無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役若しくはこれらに準ずべき者、支配人及び清算人たることができない。地方自治法第92条の2の請負には賃貸借契約は含まれないのでしょうか。明文上は当たりませんとなっています。同じ考えにより、請負には賃貸借は含まれないと考え、地方自治法第92条の2には抵触しないと判断します。 あわせて、仁淀病院の池田事務長補佐より、「仁淀病院も駐車場の使用状況を把握しており、外来患者の方々のためには、借地分の駐車場スペース、45台分は必要」との考えを伺いました。また、地方自治法第92条の2の法の趣旨は、「地位を自己の営業の利益のために利用する恐れが生ずるものを未然に防止する」もので、今回の賃貸借契約は病院の依頼により行ったもので、決して自己の営業の利益のために利用するものではなく、これを「請負」として法に抵触すると考え、隣接の駐車場の使用ができなくなることは、仁淀病院利用者様及び町民の方々の理解は得られないと考えます。これにより、今後も仁淀病院の利用者様のサービスの一環として、賃貸借による駐車場の確保に努めていかなければならないと考えます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で議会運営委員会の報告を終わります。 17番、筒井一水君。 ◆17番(筒井一水君) 動議を提出したいと思います。 昨日の一般質問において、地方自治法第92条の2項に抵触すると思われる事例が3件判明しました。去る3月定例会において、同様の地方自治法第92条の2項に抵触すると思われる事例が判明し、議会運営委員会に調査の付託が行われ、その結果が本日、議会運営委員会委員長より報告がありました。今回の事例も同一のものであるので、3月定例会と同様に、議会運営委員会での付託調査を求めます。 以上です。      (「賛成」の声) ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。      休憩 13時29分      開議 13時34分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの動議は、2人以上の賛成者がありましたので成立しました。この件については、議会運営委員会で検討をお願いします。 暫時休憩します。      休憩 13時34分      開議 14時5分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開催されました議会運営委員会の協議結果の報告を求めます。議会運営委員会委員長、森幹夫君。      〔議会運営委員長 森 幹夫君登壇〕 ◎議会運営委員長(森幹夫君) 先ほど17番議員より提出されました動議につきましては、閉会中の継続審査としてするように決定をいたしました。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で議会運営委員会の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第3、議案第42号から議案第56号並びに諮問第1号から諮問第2号までを議題とします。 議案第47号、議案第48号について、委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長、久武啓士君。      〔総務文教常任委員長 久武啓士君登壇〕 ◎総務文教常任委員長(久武啓士君) 平成30年第2回いの町定例議会において総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告いたします。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第47号いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案ほか1議案でございまして、6月4日金曜日午前10時より、議案の説明員として議案に係る所管課長並びに担当職員の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 また、今回の委員会審査では、付託された議案に係る趣旨説明は合同審査、質疑で執行部から十分行われたものと全委員が判断し、付託議案に係る趣旨説明を省略して直ちに質疑に入りました。 それでは、ご報告をいたします。 まず、付託議案1件目、議案第47号いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、第9条の2の交通距離加算が、今回の場合には幾らになるのか、また住居手当や第18条の地域手当の考え方や、これまでに東京への派遣事例があったかなどがただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、付託議案2件目、議案第48号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、仁淀病院と仁淀清流苑での対象数と勤務形態、偕楽荘看護師の深夜緊急時の勤務の取り扱い方法や、関連質問として時間外勤務手当の支給率などがただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、総務文教常任委員会に付託されました議案は、いずれの議案もお手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、総務文教常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第47号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第47号の討論を終わります。 議案第47号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第47号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第47号いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第48号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第48号の討論を終わります。 議案第48号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第48号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第48号いの町職員特殊勤務手当の支給等に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第49号について委員長の報告を求めます。建設産経常任委員会委員長、井上敏雄君。      〔建設産経常任委員長 井上敏雄君登壇〕 ◎建設産経常任委員長(井上敏雄君) 平成30年第2回いの町定例議会において建設産経常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告をいたします。 建設産経常任委員会に付託されました議案第49号土佐和紙工芸村農林漁業体験実習館(和紙体験実習館)・伝統家屋移築施設(和田邸・高野邸・大原邸・蔵)の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございまして、6月8日金曜日午後1時30分より、議案の説明員として議案に係る所管課長並びに担当職員の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 今回の委員会審査では、付託されました議案に係る趣旨説明は、合同審査、質疑で執行部から十分行われたものと全委員が判断し、付託議案に係る概要説明を省略し、直ちに質疑に入りました。 それでは、ご報告いたします。 まず、付託議案1件目、議案第49号土佐和紙工芸村農林漁業体験実習館(和紙体験実習館)・伝統家屋移築施設(和田邸・高野邸・大原邸・蔵)の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは、宿泊料を弾力的な運用とするため、1,000円の後に「以内」をつけてはどうか、高野邸などには何組宿泊ができるのか、満室時の対応策やアンケート調査実施の有無などがただされたほかは質疑もなく、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案をされた原案内容のとおり可決すべきものと決しました。 以上、建設産経常任委員会に付託されました議案は、お手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして建設産経常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第49号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第49号の討論を終わります。 議案第49号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第49号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第49号土佐和紙工芸村農林漁業体験実習館(和紙体験実習館)・伝統家屋移築施設(和田邸・高野邸・大原邸・蔵)の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第42号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第42号の討論を終わります。 議案第42号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第42号いの町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は原案のとおり承認されました。 議案第43号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第43号の討論を終わります。 議案第43号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第43号いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は原案のとおり承認されました。 議案第44号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第44号の討論を終わります。 議案第44号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第44号平成29年度いの町一般会計補正予算(第7号)の専決処分の報告及び承認に関する議案は原案のとおり承認されました。 議案第45号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第45号の討論を終わります。 議案第45号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第45号いの町が当事者である訴えの提起に関する専決処分の報告及び承認に関する議案は原案のとおり承認されました。 議案第46号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第46号の討論を終わります。 議案第46号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第46号いの町水道事業経営審議会条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第50号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第50号の討論を終わります。 議案第50号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第50号平成30年度いの町一般会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第51号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第51号の討論を終わります。 議案第51号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第51号平成30年度いの町水道事業会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第52号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第52号の討論を終わります。 議案第52号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第52号平成30年度いの町公共下水道枝川雨水ポンプ場の建設工事委託に関する協定の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第53号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第53号の討論を終わります。 議案第53号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第53号平成30年度東浦ポンプ場建設工事(土木)の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第54号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第54号の討論を終わります。 議案第54号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第54号財産の取得に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第55号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第55号の討論を終わります。 議案第55号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第55号財産の取得に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第56号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第56号の討論を終わります。 議案第56号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第56号財産の取得に関する議案は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。諮問第1号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第1号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 諮問第1号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。諮問第2号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第2号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 諮問第2号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第4、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。議員派遣の件については、会議規則第128条第1項の規定によって、お手元に配付のとおり、議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に委任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に委任することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第5、各常任委員会、各特別委員会の閉会中の審査、事務調査の件並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題とします。 お諮りします。各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門の事務調査を、各特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことにしたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門についての事務調査を、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 町長より挨拶を受けます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 平成30年第2回定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶申し上げます。 去る6月4日に開会されました今定例会は、いの町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案など15議案と諮問2件につきまして、開会以来慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおりご決定をいただき、本日閉会となりましたことに改めまして感謝申し上げます。 今議会では、一般質問に12名の議員が登壇し、町長の政治姿勢、準公金の取り扱い、光ブロードバンド未整備地区、中心市街地も含めた町活性化策、健全財政運営、防災、浸水対策、森林政策、子育て支援や教育行政、その他地域で抱える諸問題などについて幅広くご意見を賜りました。議員の皆様から賜りました町政に対しますご意見、ご提言等につきましては、十分これを尊重し、今後の町政の運営に生かしてまいる所存でございます。 梅雨どきの不安定な天候の毎日でございますが、議員の皆様にはご自愛のほどをお祈り申し上げ、あわせて町政に対しなお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(高橋幸十郎君) 一言挨拶をさせていただきます。 提案されておりました議案は原案どおり全て可決されました。執行部としては、この間、審議されましたことを十分検討されて、町政に取り組んでいただきたいと思います。これから暑さに向かいます。くれぐれも体に気をつけて、ますます活動をされますよう祈念をいたしまして、閉会の挨拶といたします。 会議を閉じます。 平成30年第2回いの町議会定例会を閉会します。      閉会 14時31分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。        議  長        署名議員        署名議員...