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03月06日-01号

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  1. いの町議会 2017-03-06
    03月06日-01号


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    いの町議会 平成29年第1回( 3月)定例会            平成29年第1回いの町定例会会議録招集年月日  平成29年3月6日(月曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1 番高  橋  幸 十 郎11番井  上  正  臣2 番森  田  千 鶴 子12番尾  崎  敏  明3 番森     幹  夫13番森  木  昭  雄4 番片  岡  聖  盛14番筒  井  公  二5 番大  原  孝  弘15番岡  田  竜  平6 番森  本  節  子16番土  居  豊  榮7 番池  沢  紀  子17番久  武  啓  士8 番伊  東  尚  毅18番筒  井  一  水9 番山  崎  き  よ19番藤  崎  憲  裕10番山  岡     勉20番井  上  敏  雄欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町  長池  田  牧  子副 町 長久  松  隆  雄教 育 長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長和  田  耕  明環境課長田  岡  重  雄会計管理者壬  生  憲  一上下水道課長川  村  敏  之吾北総合支所次長門  脇  忠  久町民課長中  嶋  隆  司本川総合支所次長野  田  幸  稔ほけん福祉課長筒  井  誠  人総務課長山  崎  豊  久森林政策課長野  村  考  宏管財契約課長西  村  正  信国土調査課長岡  林  將  夫土木課長濵  田  孝  男偕楽荘所長吉  良  高  秀教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長補佐池  田  俊  二産業経済課長川  崎  信  一                   平成29年第1回定例会議事日程(第1号)        平成29年3月6日(月曜日)午前10時開議        第1 会議録署名議員の指名        第2 会 期 の 決 定           (議会運営委員会委員長報告)        第3 議会改革特別委員会最終報告        第4 移住推進特別委員会最終報告        第5 議案第2号から議案第39号まで一括上程           (町長提案理由の説明)      開会 10時8分 ○議長(井上敏雄君) ただいまから平成29年第1回いの町議会定例会を開会します。 本日の会議を開きます。 諸般の報告について、監査委員から出納検査の報告並びに議員より議員派遣の件の報告があり、それぞれお手元にお配りしてありますので、ご了承願います。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によって、4番、片岡聖盛君、17番、久武啓士君を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 本件について委員長の報告を求めます。議会運営委員会委員長、筒井公二君。      〔議会運営委員長 筒井公二君登壇〕 ◎議会運営委員長(筒井公二君) おはようございます。 今期定例会の運営に関する議会運営委員会の協議結果についてご報告を申し上げます。 まず、会期日程案でございます。今期3月定例議会に上程されました議案は、いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案などの条例議案が10件、平成28年度一般会計特別会計補正予算14件、平成29年度一般会計特別会計の当初予算13件、そしてその他の議案として町道の路線認定に関する議案が1議案、報告案件が3件、それぞれ提案されているわけでございますが、従前の議会運営等を勘案いたしまして、お手元に配付されております会期日程案のとおり、本日3月6日月曜日から3月17日金曜日までの12日間と決定をいたしました。 会期中の日程につきましてご説明をいたしますと、本日開会日は会期の決定を行った後、議案第2号から議案第39号までを一括上程して、町長より提案理由の説明を受け、開会日は休会といたします。 合同審査は、明日3月7日火曜日、3月8日水曜日の2日間、両日とも午前10時から終日の予定で行うことが確認されました。なお、上程議案合同審査は、議案概要等説明を受けた後、各議員からのご質問を受ける従前の方法で行いますが、一般会計当初予算案は予算書を用いて款別に概要説明を受けた後、質疑応答を行い、報告案件に関しましては、従前の例に倣い概要説明を省略し、案件ごと質疑応答を行う議事運営とする旨、議会運営委員会で確認、了承をされました。 次に、一般質問通告書に関する件でございますが、今議会の一般質問通告書提出期限は3月8日水曜日午後5時までとなります。 3月10日金曜日は会議を再開し、議案に対する質疑を行います。今議会の場合は、合同審査2日目の翌日3月9日木曜日を議案精査のため休会日とした議事日程議案質疑を行うことといたしております。 また、さきの12月議会で質疑メモを執行部にお回ししておりますが、今議会でも12月議会同様の取り扱いとするということが当委員会で申し合わせをされました。様式は、本日お手元にお配りしてありますもので、ご確認をください。その質疑メモ提出期限は、議会事務局に3月8日水曜日午後5時までと議会運営委員会で協議、決定をされました。一般質問通告書提出期限と同じになっておりますので、ご留意をお願いいたします。 そして、一般質問通告書要点の訂正、削除は、3月10日金曜日、質疑終了後5分以内まででお願いをすることといたしましたので、議員各位にはあわせてご承知おきをお願いいたします。 さらに、3月10日質疑の日は、質疑終了後、一般質問発言順番の決定など、事前にご提案申し上げております各案件について、調整協議のための議会運営委員会を開催しますので、議会運営委員会委員の方、各会派控室の皆様は、事前にご案内申し上げております意見集約のご確認をお願いいたします。 今定例会での付託予定議案審査のための委員会審査日程でございますが、会期日程資料にもご提示してありますとおり、3月13日月曜日と14日の火曜日の2日間といたしました。全ての常任委員会付託予定議案がございますので、委員並びに説明員として出席していただく執行部の皆様は、各常任委員会開始時刻等のご確認をお願いいたします。 なお、議会広報特別委員会委員長から新年度に向けての議会だより等の協議のため、3月7日火曜日、合同審査が終了した後、特別委員会を開催する旨の連絡がございましたので、お知らせをいたします。 次に、今議会での一般質問につきましては、3月15日水曜日に会議を再開し、16日、17日の3日間の予定で一般質問を行います。 以上のことから、3月17日最終日は、議案第2号から議案第39号までの上程議案のうち、まずは付託を受けた総務文教常任委員会民生環境常任委員会並び建設産経常任委員会から付託議案に係る委員長報告を受け、委員長報告に対する質疑、討論、採決の後、議案番号順上程議案につき討論、採決を行います。最後に、意見書議案のほかあらかじめご提案申し上げております諸案件や議員派遣の件を議題とし、それぞれ討論、採決を行いまして、各常任委員会、各特別委員会並びに議会運営委員会の閉会中の審査、事務調査の件を議題とし、ご決定をいただき、閉会となります。 以上が議会運営委員会での協議結果概要であります。平成29年度いの町一般会計予算議定に関する議案等々、数多くの重要案件を審議いたしますこの定例会が円滑に運営されますよう特段のご協力を賜りますよう心からお願いをいたしまして報告といたします。 そして、事務局からの事務連絡事項でありますが、毎議会ごと会議録等々申込書が各議員のお手元に配付されているところでありますので、期日までに議会事務局へのご提出をお願い申し上げます。 また、議員各位並びに執行部の皆様にあわせて要請する事項でありますが、携帯電話の議場への持ち込み禁止議会審議中に離席する場合は議長の許可を得てからなど、再度ご確認をお願い申し上げます。 加えて、議席での発言の際には、議長の発言許可の後、議席のマイクが点灯してから発言を始められるようにお願いをいたします。 最後に、議員各位には、常々円滑な議会議事運営へのご協力をお願いいただいているところでございまして、これまでの議会同様、合同審査、質疑の場合に合同審査で行った質疑と重複する内容はこれを厳に慎み、異なった視点、観点での質疑に徹していただくこと、質問はその質問効果目的向上を図るため、執行部に対し事前に聞き合わせるなどしてその精度を高めるよう、議会運営委員長としてお願いを申し上げておきます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月17日までの12日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月17日までの12日間に決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第3、議会改革特別委員会最終報告を議題といたします。 議会改革特別委員会から最終報告をしたいとの申し出がございました。 お諮りします。本件は、申し出のとおり、報告を受けることにしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議会改革特別委員会最終報告を受けることに決定いたしました。 議会改革特別委員会委員長の発言を許します。議会改革特別委員会委員長片岡聖盛君。      〔議会改革特別委員長 片岡聖盛君登壇〕 ◎議会改革特別委員長片岡聖盛君) 皆さんおはようございます。 それでは、議会改革特別委員会最終報告を行わせていただきます。 議会改革特別委員会報告書でございます。 1ページ、2ページは以前と変わっておりません。 3ページ目ですが、2の活動報告といたしまして、平成27年12月中間報告その2以降4回にわたり意見交換や検討会の開催を行いました。平成28年8月29日、今後の取り組みについて、そして28年11月17日に議員定数問題について話し合いを行いました。そして、12月20日には議会報告会住民懇談会についての協議をいたしました。29年1月30日は最終報告内容について協議を行いました。 よって、最終報告としまして、中間報告その2において議会基本条例倫理条例について最終的には議会基本条例が必要、慎重に対応すべきとの意見に二分されたことを報告し、その結果を踏まえ、議会基本条例倫理条例最終報告としました。 議員定数問題については、検討する旨の提案がなされましたが、1としまして平成28年度3月定例議会においては現行の20名より4減とし16名とする議案、及び2減とし18名とする議案が提出され、いずれも否決されました。 2といたしまして、平成28年6月定例議会及び9月定例議会では議題とされませんでした。 3といたしまして、住民の意識調査やいの町議会での必要な定数調査、議員間での討論する時間が十分確保されてないため、以上の理由により今任期中の当委員会での結論を得るのは難しいとの理由により、議題としないことになりました。 よって、議会報告会住民懇談会については各委員より意見聴取を行った結果、必要性はあるものの、報告会も懇談会も一つとして考えていけばとの意見が委員の多くから出たため、今後はこのことを踏まえ開催方法等についても十分協議をしていくことが重要であるとの結論に至りました。 という最終報告となりましたので、皆さんよろしくお願い申し上げます。 ○議長(井上敏雄君) これから委員長最終報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) この議会改革特別委員会が設置されたのが平成25年6月18日の平成25年第2回いの町議会定例会とありますけれども、それから今までといいますか、約4年間、特別委員会として具体的にどのような議会改革を行いましたか。あるいは、どのような議会改革を行うように結論づけをされたのかお尋ねをします。 それと、この活動報告最終報告の中にあります平成29年1月30日に最終報告内容の協議についてとあります。そして、3の最終報告に、議員定数問題について平成28年3月定例議会において現行の20名より4減とし16名とする議案及び2減とし18名とする議案が提出され、いずれも否決された。また、その下には②、③とありますけれども、平成28年12月議会において議員提案により議員定数が20人から18人になり、この5月の改選では18人となるように決まりましたが、そのことについてこの報告には全然全く触れておりませんが、この活動報告(4)では平成29年1月30日に①最終報告内容の協議についてとあります。この平成28年12月議会の議員定数が削減されたことについては特別委員会として全く触れなかったわけでしょうか。この最終報告の中においては書かれておりませんが、何か違和感を感じますが、どのように議会改革特別委員会として協議をされたのか、あるいはされなかったのか、どんな理由でされなかったのかをお尋ねをします。 3つ目は、この最終報告の下から2段目、今後はこのことを踏まえ開催方法等についても十分協議をしていくことが重要であるとの結論に至ったとありますが、この今後とはどういうことですか。 以上、3点お尋ねします。 ○議長(井上敏雄君) 片岡聖盛委員長。 ◎議会改革特別委員長片岡聖盛君) 7番、池沢議員のご質問にお答えいたします。 4年間具体的な議会改革をしてきたのかというご質問だと思います。この4年間ですが、約2年間にわたり議会基本条例倫理条例について話し合いをさせていただきました。結果、議会基本条例が必要、慎重に対応すべきと意見が二分されたため、これを踏まえ、議会基本条例倫理条例については取り上げないという報告に至っております。その以降、議員定数問題そして議会報告会住民懇談会について取り組み、協議を行いましたが、議員定数問題については次期より18名となりましたが、議会改革特別委員会の中ではその協議はまずされていなかったと記憶しております。それ以降また議会改革特別委員会を開催し、委員より、議員定数問題について協議を行った結果、議員間での討論する時間が十分確保されていないため、今任期中では結論を得るのは難しいと委員会で決まりましたという4年間の議会改革の結果でございます。 それと、最終報告のというご質問だったと思います。今後はこのことを踏まえ開催方法等についても十分協議をしていくことは重要であると結論に至ったということでございますが、今申し上げたとおり、この委員会で、まず時間もなかったということが一番の原因でございまして、これを踏まえ次期改選後にはまた委員の意見を踏まえた上でこれからまた新しい改選後には協議をしていくことが必要ではないかという委員の意見でございました。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 委員長の答えがありましたけれども、私がちょっとどうかなと思ったのは、最終報告の中で平成28年12月議会で議員定数が18人に削減されたということを何かこの中で明記する必要があったのではないかということを感じたので質問をさせていただきました。 それと、今後はということで委員長から答えがありましたけれども、任期は4年間の私たちの議員の任期、まあ5月改選ですけれどもあるわけですが、それまでこの議会改革特別委員会開催予定はあるのかないのか。委員長は改選後と言われましたが、改選後は改選後で新たな議員たちがこの特別委員会の設置が必要かどうかということを議論して、必要ならそのように特別委員会の設置について改選後新しい議員たちで協議をすると思いますが、いかがなものでしょうか、お尋ねします。 ○議長(井上敏雄君) 片岡聖盛委員長。 ◎議会改革特別委員長片岡聖盛君) 7番、池沢議員のご質問にお答えします。 議会改革特別委員会開催予定はあるのかということですが、当委員会では議員の任期がまだございます。残っておりますので、必要に応じ開催を開くことを委員会ともしております。ここで一応最終報告はしておりますが、引き続きまして議会改革特別委員会ではまたいろいろ提案がなされれば委員会開催を開きたいと予定をしております。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) 暫時休憩します。      休憩 10時32分      開議 10時32分
    ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎議会改革特別委員長片岡聖盛君) 定数減につきまして、委員会の意見は、委員会の中では定数減については交わすことはしておりません。先ほども申し上げたとおり、その以前に委員より定数問題については委員会として話し合いましたが、その4減とか2減とかという具体的な案は委員会よりは出ておりません。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで質疑を終わります。 以上で議会改革特別委員会最終報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第4、移住推進特別委員会最終報告を議題といたします。 移住推進特別委員会から最終報告をしたいとの申し出がございます。 お諮りします。本件は申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、移住推進特別委員会最終報告を受けることに決定をいたしました。 移住推進特別委員会委員長の発言を許します。移住推進特別委員会委員長、山岡勉君。      〔移住推進特別委員長 山岡 勉君登壇〕 ◎移住推進特別委員長(山岡勉君) それでは、ただいま議長より報告の許可をいただきましたので、移住推進特別委員会より最終報告をさせていただきます。 移住推進特別委員会は、平成25年6月19日に設置されて以来、中山間地域の活性化、ひいては町全体のにぎわい対策を課題として位置づけまして、先進地の研修や学習会、さらに県の移住促進課との意見交換など鋭意取り組んできたところでございます。 平成28年第1回定例会中間報告として取りまとめ、内容をお示しをさせていただきましたが、当特別委員会中間報告後もさらなる活動を行ってきたところでございまして、今般最終報告をさせていただく運びとなりました。中間報告後の活動につきましては、お手元の最終報告書3ページに記載のとおりでございますが、この最終報告書4ページには特別委員会総意により5項目にわたる特段の提言をさせていただきました。 当特別委員会設置目的とした中山間地域の活性化や町の活性化を進め、同時に移住推進人口減対策としてその成果を上げるためには具体的提言項目について積極的に検討されるとともに、子どもから高齢者の皆さんまで安心して生活ができるような子育て支援策生活環境整備を進めることこそ若者定住移住推進につながるものと結んだところでございますが、今後も地方創生に向けた国の動向にも注視しながら、執行機関が先頭に立った今一層の移住政策強化推進を求め、ここに最終報告とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) これから委員長最終報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) この最終報告もさきの議会改革特別委員会最終報告と同じく、けさ、この机の上にありましたので見たばかりなんですけれども、最終報告の4ページについて幾つかお尋ねをしたいと思います。 まず一番初めに、まとめとして上記提言に積極的に取り組むことが重要なものと考えるとあります。上記の5項目については行政として積極的に取り組んできているのではないかと思いますが、さらに積極的に取り組むことが重要なものと考えると、さらにという言葉が入っておりませんが、ということはこれまでの行政が積極的に取り組んできてないのでこの5項目については取り組みなさいという提言を出されたのかお尋ねをいたします。 まずそれが1点と、2点目に、行政、議会、地域住民が一体となった受け入れ態勢の確立とありますけれども、これについては具体的な案、どのような行政、議会、地域住民が一体となった受け入れ態勢と、具体的な案についてどのように協議をされ結論づけをされているのかお尋ねをいたします。 その次の空き家情報生活環境情報などの積極的な発信、これもこれまで行政、そしてまたあるいは民間とともになって発信はしてきておると思いますが、積極的なとありますので、具体的にどのようなことということをこの特別委員会として協議をされたのか、でどのように結論づけをされたのかお尋ねします。 次に、光ケーブル回線の敷設の検討、これは具体にどこへ。具体があると思います。光ケーブルの回線が敷設されているところもありますので、具体にどのような場所を言われているのかお尋ねをいたします。 そしてその次に、就農希望者受け入れ態勢強化、これもこれまで農業公社での研修、これはこれまで行政として1人あるいは2人ほどの研修生を受け入れて、行政として、その後町内に就農したとか、そういった報告も受けておりますけれども、この就農希望者受け入れ態勢強化農業公社以外ということでしょうか。具体に、どのようなところの態勢を強化すると協議をされ結論に至っているのかお尋ねをいたします。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) 山岡勉委員長、答弁を願います。 ◎移住推進特別委員長(山岡勉君) 7番議員の質問にお答えします。 お答えする前に、これは私の私見を述べる場ではございませんので、当特別委員会で協議された内容で、その範囲内でお答えをさせていただきます。 まず1点目、お尋ねがございました、上記提言に積極的に取り組むことが重要なものと考えるとあるが、今まで積極的に取り組みがなされてなかったかどうかという質問であったとお聞きをしたところでございますが、これにつきましては現在までのいの町の移住者の受け入れを見たときに、県内34市町村の中でも、これはもう率直におくれております。十分の成果となっておりません。だからこそ、これは今まで以上に積極的な取り組みが必要ということで、こういうまとめ方をさせていただきました。 それから2点目は、行政議会地域住民が一体となった受け入れ態勢の確立。これについてはやはり移住者を受け入れるためには移住者がその地域に入りやすい環境、そういった町全体の空気、そういうものが当然重要なものとなってくるわけでございまして、そういった環境を今以上に町全体で醸成をしていく必要があるんじゃないかという協議の末に、このように提言項目に入れたところでございます。 それから、3点目で質問がございました、今一層の移住政策強化推進を求めとありますが、これは1点目にもお答えをしましたように、これははっきり申し上げて当町の移住者の受け入れについては34市町村の中でもどちらかというと大変立ちおくれておる。やはり執行機関の今一層の移住政策の推進強化を求める。このことをここにまとめとして取り上げたところでございます。 4点目の光ケーブル回線の敷設の検討ということでございますが、これは町内でも一部の地域、確かに接続されております。委員会で出された意見としては、町全体への敷設の検討ができないか、そういうところでここに項目として上げたところでございます。 5点目の就農希望者受け入れ態勢強化につきましては、確かに農業公社への受け入れ等々、年度年度できることは確かに町もやってきておるわけでございますが、ただ移住者が例えば半農という形で移住をしたい、そういうときに私が執行部から伺った話では、農地法なんかが一定ネックになっておるというような話もお伺いをしたところでございまして、そういったことの検討も含めて、そういった点についてもこれから検討していくというようなところで、ここに就農希望者受け入れ態勢強化を検討すべきではないかということで項目の中に入れたところでございます。 答弁抜かりがあれば、2回目にまたご指摘をしてください。 以上です。 ○議長(井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 当然委員会の協議内容について質問をしておりますので、委員長個人についての質問をしているわけではありません。委員会での協議内容についてお尋ねをしております。 それで、きちんとした答えがないのもありますが、特に2回目では2つのことについてお尋ねをします。 光ケーブル回線の敷設の検討というのは、町全体というのは予算もありますのでなかなか困難ではなかろうかと思いますので、だから今現在特にどこの地域に移住されてくる方の必要性とか、この議場でもそんな具体な案といいますか、考えといいますか、執行部のほうからお話もいただいたことがありましたので、特別委員会として具体にどこの地区というような話が協議が特別委員会としてあったのかどうかという確認でお尋ねをさせていただいております。 それと、就農希望者受け入れ態勢強化っていうのは、農業公社もありますけれども、その後あるいは農業公社研修以外においても農業者がだんだんいの町内で減ってきておりまして、それでも個人の農家に受け入れ可能なところもあると思います。そういった個人の農家への受け入れの強化などについてもお話が協議がされたのかどうかという確認も含めて質問をさせていただきましたが、そういったことについては特別委員会として協議内容に盛り込まれ、具体的な話し合いがなされなかったのかお尋ねをいたします。 ○議長(井上敏雄君) 山岡勉委員長。 ◎移住推進特別委員長(山岡勉君) 2回目の質問にお答えいたします。 確かに光ケーブル回線の敷設の検討については、町内、現在私の記憶では鹿敷の辺まで敷設をされておりますかね。ただ、いの町へ移住を希望される方については吾北地域なんかが多いわけでございまして、そういった方がやっぱりいろんなインターネット等、そういった利用によりいろんな情報を得る意味でもやっぱり移住希望者の多い吾北地域への敷設を検討していくべきではないかというようなところで、敷設の検討という形でここで項目の中へ入れたわけでございます。 それからその次、個人の農家への受け入れ、これについては委員会の中では当然個人農家への受け入れ等々の意見も出ました。そういったものを含めて就農希望者受け入れ態勢の強化という形で幅広く捉えてここに項目として上げたところでございます。これは余り細かく提言としていきますと、執行部のほうも検討の範囲が非常に狭くなってしまいますので、提言項目としてはこういう形の内容にさせていただいたところでございます。 ○議長(井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) これで質疑を終わります。 以上で移住推進特別委員会最終報告を終わります。 暫時休憩します。11時10分に再開します。      休憩 10時55分      開議 11時8分 ○議長(井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上敏雄君) 日程第5、議案第2号から議案第39号までを一括議題とします。職員に議案を朗読させます。 ◎書記(山崎康正君)   議案第2号  いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案  議案第3号  いの町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第4号  いの町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第5号  いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第6号  いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案  議案第7号  いの町介護保険高額介護サービス費等貸付基金条例の一部を改正する条例議案  議案第8号  いの町税条例等の一部を改正する条例議案  議案第9号  いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例議案  議案第10号  道の駅「木の香」の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第11号  いの町職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第12号  平成28年度いの町一般会計補正予算(第5号)議定に関する議案  議案第13号  平成28年度いの町水資源対策特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第14号  平成28年度いの町墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第15号  平成28年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第16号  平成28年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第17号  平成28年度いの町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第18号  平成28年度いの町介護保険特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第19号  平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第20号  平成28年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第21号  平成28年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第22号  平成28年度いの町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第23号  平成28年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第24号  平成28年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第25号  平成28年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第26号  平成29年度いの町一般会計予算議定に関する議案  議案第27号  平成29年度いの町水資源対策特別会計予算議定に関する議案  議案第28号  平成29年度いの町墓地公園事業特別会計予算議定に関する議案  議案第29号  平成29年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算議定に関する議案  議案第30号  平成29年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)予算議定に関する議案  議案第31号  平成29年度いの町後期高齢者医療特別会計予算議定に関する議案  議案第32号  平成29年度いの町介護保険特別会計予算議定に関する議案  議案第33号  平成29年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案  議案第34号  平成29年度いの町下水道事業特別会計予算議定に関する議案  議案第35号  平成29年度いの町農業集落排水事業特別会計予算議定に関する議案  議案第36号  平成29年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計予算議定に関する議案  議案第37号  平成29年度いの町水道事業会計予算議定に関する議案  議案第38号  平成29年度いの町病院事業会計予算議定に関する議案  議案第39号  町道の路線認定に関する議案 以上でございます。 ○議長(井上敏雄君) 議案について提案理由の説明を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 改めましておはようございます。 本日は平成29年第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては何かとご多用の中ご出席を賜り、本定例会が開催できますことを厚く御礼申し上げます。 今議会は、いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案など38議案についてご提案させていただいております。 議案説明の前に行政報告をさせていただきます。 平成29年度いの町一般会計予算の概要についてでございます。 平成29年度地方財政計画では、地方が一億総活躍社会の実現や地方創生の推進、防災・減災対策に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、地方交付税等の一般財源総額について、地方税収の増額を見込むなど、平成28年度を上回る額を確保したとされております。 しかし、景気回復の効果が十分に実感できていない当町では、町税収入の見通しが不透明な中で社会保障関連経費や公共施設の老朽化対策などの財政需要が年々増加し、また南海トラフ地震対策や移住・定住促進、地方創生の推進、子育て・教育環境の充実強化などの重要課題への対応など、一層厳しい財政運営が見込まれております。 当町の平成29年度当初予算は、これまでの施策の継続に加えて、限られた財源の中で、将来を見据え、持続可能なまちづくりを行っていくための予算として編成いたしました。 この結果、予算規模は平成28年度当初予算と比較して3億7,160万円、2.61%減の138億6,150万円となり、財源不足額6億5,020万円を財政調整的な基金から繰り入れることとなりました。 歳入につきましては、町税が、固定資産税で新築家屋の増、軽自動車税では重課税対象車の増加見込みにより6,389万8,000円、国庫支出金が下水道新設改良事業等により1億4,272万5,000円、財政調整基金繰入金等の繰入金は、ほけん福祉センターや伊野小学校建築等により1億149万円それぞれ増額となりました。一方、地方交付税は、合併算定がえの段階的な減額を考慮し1億円、地方消費税交付金は消費税率の引き上げ再延期による直近の交付実績を踏まえ2,910万円、町債では仁淀消防組合負担金事業により4億8,260万円それぞれ減額となりました。 次に、歳出予算のうち、新規事業につきましては、移住希望者と受け入れ地域等をつなぐ移住促進ツアーの開催や、空き家の利活用を図るための空き家調査員を新たに雇用するなど、移住・定住促進に取り組んでまいります。 また、西条市、久万高原町、大川村と連携し、石鎚山系の魅力発信等を目的とした山岳観光の発展及び周辺施設の利用増進に係る経費を計上しております。 そして、町民の皆様の生活習慣病の予防や健康意識の高揚を図るために、健康パスポート事業にも新たに取り組んでまいります。 さらに、南海トラフ地震対策としましては、伊野地区では地震火災対策重点推進地区の世帯を対象とした地震火災対策用感震ブレーカーの配布、上八川分団の小型ポンプ購入や本川第1分団の小型動力ポンプ付積載車の更新など、地域の防災力向上に取り組んでまいります。なお、本川総合支所や伊野公民館では耐震補強・改修工事を実施し、防災拠点としての機能強化を図るほか、本庁舎では利用者にとってよりわかりやすい案内・誘導サインを整備するなど、各庁舎等の機能向上にも努めてまいります。 継続事業につきましては、雨水・浸水対策として鎌田地区の排水ポンプ増設や西浦・東浦ポンプ場の整備を行うほか、安心・安全な生活空間を確保するため、社会資本整備総合交付金等の事業を活用し、道路基盤整備に取り組んでまいります。 また、豊かな自然環境の保全とその活用のため、浄化槽による生活排水の水質改善、中山間地域の給水施設整備による生活用水確保、森林資源の循環利用による健全な森林の育成に向け、林道、林業専用道の開設による林内路網の充実と、間伐を初めとする森林整備への支援の推進に努めてまいります。 そして、各地域の魅力発信、地域力の維持のため、吾北・本川地区での集落活動センターの取り組みに加え、伊野地区にも新たに地域おこし協力隊員を1名配置するほか、新規就農支援や有害鳥獣対策などにも取り組んでまいります。 さらに、子ども医療費に係る経費のほか、医療給付や介護給付費等の経費、各種保険事業に係る特別会計繰出金等を計上するなど、地域福祉の充実、健康づくり、生きがいづくり等への支援に引き続き努めてまいります。 最後に、子育て・教育環境の向上のため、地方創生総合戦略と連携し、妊娠期から子育て世代への切れ目ない包括的な取り組みを進めてまいります。 これらの事業以外につきましても、新規、継続を問わず、よりよいまちづくりの実現のため各事業に取り組んでまいります。 次に、仁淀病院の抗生剤誤投与についてでございます。 昨年11月に仁淀病院で、入院患者の点滴を取り違え、誤投与するミスが発生いたしました。 ミスが発生いたしましたのは昨年11月30日午後4時30分で、4人部屋に入院していました女性患者に感染症予防の抗生剤を点滴する際、隣のベッドの患者用の種類の違う抗生剤を誤って投与いたしました。5分後に見回りに来た別の看護師が、点滴に書いてある名前が点滴を受けている患者と違うことに気づき、点滴を中止しました。点滴の100ミリリットル中10ミリリットルが誤投与されました。その後、本来投与する抗生剤を投与しました。 主治医に報告しましたところ、特別な処置等の指示はなく、健康被害も発生することもなく、12月19日に退院をされております。 誤投与により不安を与えたことは、まことに申しわけないことでございました。書面による報告と謝罪を申し上げたところでございます。 今回のミスを受け、病院の医療安全管理委員会で、12月にミスの原因を分析いたしました。ミスの原因は、病院のマニュアルでは点滴投与前に指さしや声出しで本人確認をすることとなっておりますが、それを行っていなかったのが原因でございました。 今後、このようなミスが起きないよう、ベッドネーム、リストバンドネームと点滴のネームが一致しているかの指さし確認、また声を出しての本人確認、点滴のネームが本人であるかの患者自身による確認等をチェックする確認票を点滴に貼付する対策を講じました。 今後も、行動を可視化することにより事故を未然に防ぐよう安全対策を徹底するよう指導していきたいと考えております。 次に、第2期いの町地域福祉計画についてでございます。 本年3月に第2期いの町地域福祉計画を策定いたしました。計画期間は、平成29年度から平成33年度までの5年間といたしております。 本計画は、地域福祉に関するアンケート調査や伊野、吾北、本川の3か所で地域座談会を開催し、それぞれの地域から町民の皆様のご意見をいただくとともに、いの町地域福祉計画策定委員会でご検討いただき、第1期計画に引き続き、町社会福祉協議会が取り組む活動計画と一体となって策定いたしました。 ともに住民参加を通じて地域福祉を推進する共通の目的を持ち、第2期計画では、「一人暮らしになっても“一人ぼっちを感じず、いの町にずっと住みたい、住んでよかった”と思える町づくりを目指します。」を基本理念とし、地域の相談機能・支え合いの強化、拠点型つどいの充実、みんなで進める小地域福祉、小地域福祉推進のコーディネート機能の充実を計画の柱として、今後5年間実践をしてまいります。 他の関連する計画と調和をとりながら、地域住民、福祉関係諸団体、町社会福祉協議会及び町とが地域課題に取り組み地域住民が中心となった支え合いを広げ、地域で住み続けられる施策を展開してまいります。 次に、第2次いの町教育振興基本計画の策定についてでございます。 教育基本法に基づき、町の教育の振興のための施策に関する基本計画といたしまして、第2次いの町教育振興基本計画を策定いたしました。策定に当たりましては、庁内ワーキングチーム会を9回、いの町教育振興基本計画検討委員会を4回開催いたしました。現在、製本作業を進めておりまして、本定例会会期中に議員の皆様に配付を予定いたしております。 計画期間は平成29年度から平成33年度までの5カ年とし、いの町子ども・子育て支援事業計画との整合性を図りながら、本町が目指す教育の姿、基本理念、基本目標を明確に示し、これらを確実に実現するために必要な教育施策や取り組みを体系別に整理した、いの町として策定する教育に関する基本的な計画であり、教育大綱として位置づけております。 そして、町の上位計画である第2次振興計画の基本的方向の一つである、人や文化を育み、心豊かなまちづくりの実現に向け、郷土への愛着と誇りを持ち、高い志を掲げ日本や高知の未来を切り開く人材、命を大切にできる子どもたち、学ぶ意欲にあふれ、心豊かでたくましく夢に向かって羽ばたく子どもたちの3項目を基本理念としております。 いの町の子どもに理念に沿った育ちが保障できるように、子どもを初めとする一人一人の自尊感情を高める教育を最重要課題として、目指す教育の姿が実現できるよう計画的に取り組んでまいります。 また、進捗状況を管理、評価する組織としましては、いの町教育振興基本計画推進会議を設置し、各年度、実施状況について点検、評価を行います。 本計画の推進は、教育行政だけでなく、さまざまな分野でのかかわりが必要であり、家庭、地域、保育所、幼稚園、学校、その他関係機関等との連携を図りながら、総合的かつ効果的な計画の推進を図ってまいります。 次に、宇治川流域における浸水対策の進捗状況等についてでございます。 国、県、町の3者が連携して進めております床上浸水対策特別緊急事業のうち、国土交通省の役割である宇治川排水機場のポンプ増設につきましては、本年度は燃料タンクの新設工事が完了し、現在、宇治川排水機場南側の町道を工事用道路として拡幅していただいているところであり、来年度からは排水機場本体、ポンプ設備工事に着手する予定とお聞きしております。 高知県の役割である天神ヶ谷川河川改修工事につきましては、現在施工している天神ヶ谷川と国道33号の交差部分における水圧函路周辺及び町道椋森線の上流部、約90メートル間を引き続き施工するとともに、来年度は現在工事中であるとさでん交通電車軌道の移設完了後、水圧函路工事に着手する予定とお聞きしております。 いの町の役割である内水対策事業につきましては、本年度は下水道アクションプランの策定とともに、西浦ポンプ場の基本、詳細設計、東浦ポンプ場及び普通河川の改修についての基本設計が完了し、来年度より西浦ポンプ場の用地買収及び工事着手、並びに他の計画箇所について詳細設計を実施する計画で準備を進めております。 また、ソフト対策につきましては、本年度から平成30年度の予定で、浸水被害の多くあった枝川地区内の電柱などに実績浸水深の標示板を設置することとしており、今年度は西浦5区、9区内への整備が完了いたしております。 続きまして、高知西バイパス及び北山自歩道の状況についてでございます。 高知西バイパス鎌田インターから波川間の工事につきましては、現在2件の工事で鋭意工事を推進していただいております。また、本線延伸部分に当たる鎌田インター橋上部工が昨年12月に架設され、2月には橋本体が完成いたしました。 引き続き、3月中には2件の工事が契約される予定であると国土交通省よりお聞きしております。 次に、北山から北内を結ぶ区間の国道33号沿いの、とさでん交通電車軌道より北側の北山自歩道につきましては、昨年12月に地権者のご理解、ご協力をいただき、全ての用地契約に至ったと国土交通省よりお聞きいたしました。 今後、起業地内の家屋移転等が完了した後、歩道整備工事に着手する予定であると国土交通省よりお聞きいたしております。 市街化調整区域における開発許可の抜本的な規制緩和についてでございます。 高知県は、市街化調整区域内で市町長が設定した特定のエリアにおいて、市町のまちづくりの方針に沿った建築物に該当すれば建築物を建築できる新たな基準を設け、3月1日より運用を開始いたしております。 町としましては、企業誘致による産業の振興や雇用の創出を図るため、特定のエリアの設定など実施基準となる要綱を策定し、運用に対応している状況でございます。 実施基準といたしましては、高知自動車道伊野インターチェンジまたは高知西バイパスの各インターチェンジからおおむね1キロメートル以内の区域において、地場産業である製紙業を中心とした製造業や運輸業、卸売業に該当する企業の立地を対象といたしております。また、敷地面積は1ヘクタール以内で、騒音、振動、悪臭など周辺の営農や住環境に悪影響がない場合に限り認めることとし、建築物の規模や形態によっては建築主に周辺住民などへの説明や報告を求めることとしたいと考えております。 今回の規制緩和により、一定建築が制限される市街化調整区域であっても、利便性が高いインターチェンジ周辺など好立地という強みを生かすことができることから、産業振興施策である企業誘致をさらに推進できるものと考えております。 次に、石鎚山系連携事業についてございます。 愛媛県の西条市及び久万高原町と平成28年7月より協議を開始しました石鎚山系連携事業は、地方創生推進交付金を活用して、山岳観光や昨今人気となっておりますサイクリングの促進、環境保全と安全対策体制の強化、地域の魅力の創造及び情報発信体制の構築を行うことで石鎚山系及び周辺地域における交流人口の増加を図ることを目的といたしております。 平成28年度には西条市が同交付金の申請を行い、これまで各分野に精通した地元団体の代表などを交えたワーキンググループを3回開催し、各事業実施における達成目標、問題点及び関係者の意識の統一を目的とした協議を重ねてまいりました。 また、先日開催されました第3回ワーキンググループにおいて、先行して山岳観光に関する計画を進めておりました大川村の参加を決定し、今後、4市町村での事業展開を行うことといたしました。 今後は、3月30日に西条市役所で開催されます調印式において石鎚山系連携事業協議会を発足し、各事業分野別に分科会を設け、事業の実施推進を行う計画といたしております。 次に、山荘しらさについてでございます。 山荘しらさの指定管理者については、平成28年9月9日から10月14日までの期間及び平成28年12月1日から平成29年1月10日までの期間と二度にわたって公募を行いましたが、応募者がありませんでした。このことを重く受けとめ、平成29年度に山荘しらさの耐震、改修に向けた設計の見直しを行うと報告をしておりましたが、将来像や建てかえ案なども含め、有識者などを交えた検討・協議を進めてまいりたいと考えております。 次に、旧勝賀瀬小学校の貸し付けについてでございます。 旧勝賀瀬小学校の土地、建物につきまして、ご承知のように学校法人日吉学園から私立小学校設立のための利用の申し出がございまして、地域のご理解を確認の上、協議を行った結果、町といたしましては、私立ではありますが教育施設としての利用であり、公益性が高く、また地域の活性化にもつながるものと判断し、昨年12月の定例会におきまして、いの町立小学校設置条例の一部を改正する条例の承認をいただき、休校中であった勝賀瀬小学校を廃校といたしました。 今後、3月中に使用貸借契約を締結し、平成29年度から貸し付ける予定としており、内容は、公益性や長期にわたる教育環境の安定に鑑み、期間を20年とする無償での貸借としております。 なお、現状施設の貸し付けであり、維持修繕や増改築、その他環境整備等の費用負担は全て借り主である日吉学園となります。 貸し付け後、日吉学園は、平成29年度に正式に高知県私立学校審議会の審査を経て、私立学校を所管する高知県知事の小学校設立承認の手続と、並行して不足教室の増築、改修工事、その他環境整備等を進め、平成31年度の開校を目指しており、各学年20人学級1クラスの6学年で児童総数120人の規模になるものとお聞きしております。 次に、災害医療救護訓練についてでございます。 去る1月22日、仁淀病院におきまして高知県中央西福祉保健所管内の市町村職員、消防職員、医療関係者、高知県職員等約270名が参加し、南海トラフを震源とする震度6強の地震が発生したとの想定により、災害医療救護訓練を実施いたしました。 当日は、仁淀病院敷地内に医療救護所を開設し、町災害対策本部、高知県中央西医療支部、医療救護所、仁淀病院間における通信連絡訓練、医療救護所における負傷者のトリアージ及び処置訓練、災害拠点病院に指定されている仁淀病院での患者受け入れ訓練、仁淀消防組合、土佐市消防署による重症患者の広域搬送訓練、ヘルスメイトによる炊き出し訓練等を実施し、災害時におけるそれぞれ参加機関の役割について再認識いたしました。 また、今回の訓練では仁淀病院とのさらなる連携強化を目指し、新たに町災害対策本部に病院部の設置を想定し実施をいたしました。 訓練を通じ、医療救護所の悪天候時の運営や処置エリアの機能的な動線の検討など、机上では見えないことを課題として確認することができました。 南海トラフ地震は、今後30年の間で70%程度の確率で発生すると予測されており、今後においてもこのような訓練を定期的に実施し、大規模災害に備えてまいります。 次に、仁淀消防組合吾北分署改修・増築工事の完了についてでございます。 仁淀消防組合吾北分署は、耐震改修及び増築工事に伴い平成28年6月1日から役場吾北総合支所3階を仮庁舎として業務を行っておりましたが、平成29年2月22日より、完成しました新庁舎に移転し業務を行っております。 新庁舎は、建物面積の拡張により執務室や休憩室、屋内外にトレーニングスペースを確保し、車両格納庫や資機材倉庫が整備されたことで出動態勢の強化を図るとともに、消防職員の体力練成が行えます。また、大規模災害への備えとして自家発電設備を設置し、吾北・本川地域の安全・安心を守る消防防災力の向上が図られました。 最後に、高藪2区集会所の落成についてでございます。 平成28年7月より新築工事を実施しておりました高藪2区集会所が完成し、地元の皆さんの主催で2月19日に落成式を実施していただきました。 この集会所は財源としまして過疎対策事業債を活用し、高藪2区の地域福祉、コミュニティの拠点として、また、災害時の避難所として利活用できるよう新たに建設したものでございます。 工事期間中には、高藪2区住民の皆様にご理解とご協力をいただきましたことに心から感謝を申し上げますとともに、施工関係者の皆様のご努力、また地権者であります住友林業株式会社様のご協力で完成できましたことに、この場をおかりいたしましてお礼を申し上げます。 完成した集会所は、時代に対応した高齢者に優しいバリアフリー、照明は高寿命省電力のLED、温かみのある木造平家建ての集会所となっております。これから高藪2区住民の方々の交流、地域福祉の向上、地域の防災拠点として大いに活用されていくことと確信いたしております。 以上が行政報告でございます。 次に、本日提案いたしております議案第2号から議案第39号について、提案理由の説明をさせていただきます。 議案第2号いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案の説明でございます。 本議案は、個人情報の保護に関する法律、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律並びに行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、個人情報の定義の明確化及び要配慮個人情報の取り扱い等についての所要の改正を行おうとするもの、並びに条例中の字句についての整理を行うものでございます。 議案第3号及び議案第4号いの町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案及びいの町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案第3号及び議案第4号は、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行等に伴い、育児または介護を行う職員の早出遅出勤務、介護休暇の分割取得及び介護時間の制度の導入並びに育児休業等の対象となる子の範囲の見直しについて、国の制度にあわせた条例の改正を行おうとするものでございます。 議案第5号及び議案第6号いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案及びいの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案第5号及び議案第6号は、給与制度の総合的見直しに伴い、職員に適用する給料表等の給与体系について、これまでの県準拠から国準拠に改める内容の改正を行おうとするものでございます。 議案第7号いの町介護保険高額介護サービス費等貸付基金条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、貸付基金を受ける被保険者の見込みが減少していることから、基金の額を変更しようとするものでございます。 議案第8号いの町税条例等の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、本年4月1日から消費税率が8%から10%に改正施行される予定であったものが、平成31年10月1日に施行が延期されたことにより、軽自動車の種別割、環境性能割等を同様に延期するために必要な改正をしようとするものでございます。 議案第9号いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、国民健康保険被保険者の高齢化等に伴い医療費が伸びる傾向が続いている厳しい状況の中、平成29年度において国民健康保険事業の運営が維持できなくなるおそれがあると考えられることから、まことに不本意ではありますが、国民健康保険税率を改正しようとするものでございます。 本条例の改正により、一般被保険者分全体で税額2,300万円の増額、前年度比4.77%アップで、1世帯一月当たり496円、1人一月当たり315円程度をご負担いただく内容となっております。 次に、議案第10号でございます。道の駅「木の香」の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、道の駅「木の香」の一部施設の解体に伴い、当該施設に係る規定を条例から除く改正を行おうとするものでございます。 議案第11号いの町職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、配偶者同行休業の期間を再度延長ができる規定について、国の制度にあわせて新たに設けようとするものでございます。 次に、議案第12号平成28年度いの町一般会計補正予算(第5号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ1億9,970万円を減額し、累計予算総額を147億7,650万円とするものでございます。 歳入の主なものは、町民税を2,700万円、仁淀川中央清掃事務組合清算金等の諸収入を3,110万円それぞれ増額し、臨時福祉給付金事業等の国庫支出金を4,198万2,000円、高規格道路関連周辺整備事業等の県支出金を2,967万1,000円、ふるさと納税寄附金の寄附金を3,000万円、財政調整基金繰入金等の繰入金を1億4,042万2,000円、緊急防災・減災事業債等の町債を1,950万円それぞれ減額するものです。 歳出では、義務的経費は、退職手当負担金等の人件費を1,796万2,000円増額、障害福祉費等の扶助費を4,902万1,000円減額し、投資的経費は、伊野小学校改築事業等の普通建設事業費を176万8,000円増額し、その他の経費は、減債基金積立金等の積立金を49万4,000円増額、町長選挙費の経費等の物件費を4,289万9,000円、相生浄化施設等の維持修繕費を80万2,000円、仁淀消防組合負担金等の補助費等を1億947万6,000円、地域担い手育成総合支援協議会への貸付金を124万2,000円、介護保険特別会計繰出金等の繰出金を1,648万4,000円それぞれ減額するものでございます。 次に、議案第13号平成28年度いの町水資源対策特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ5,497万3,000円を減額し、累計予算総額を1億5,063万円とするものです。 歳入の主なものは、水資源対策基金繰入金5,511万2,000円を減額するものです。 歳出の主なものは、一般会計繰出金5,460万6,000円を減額するものでございます。 議案第14号平成28年度いの町墓地公園事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ306万9,000円を追加し、累計予算総額を602万9,000円とするものでございます。 歳入は、利子及び配当金287万8,000円、繰越金19万1,000円を増額するものです。 歳出は、積立金306万9,000円を増額するものでございます。 議案第15号平成28年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ7,466万円を減額し、累計予算総額37億5,124万4,000円とするものです。 歳入の主なものは、国庫支出金5,995万円、共同事業交付金1,548万2,000円を減額するものでございます。 歳出の主なものは、共同事業拠出金6,513万7,000円、予備費1,000万円を減額するものでございます。 議案第16号平成28年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ97万2,000円を減額し、累計予算総額を6,826万1,000円とするものです。 歳入は、診療収入120万円、繰入金14万3,000円を減額し、諸収入37万1,000円を増額するものでございます。 歳出は、総務費82万8,000円を増額し、医業費180万円を減額するものでございます。 議案第17号平成28年度いの町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ1,917万7,000円を追加し、累計予算総額を3億8,510万6,000円とするものでございます。 歳入は、後期高齢者医療保険料1,488万5,000円、繰越金546万9,000円を増額し、繰入金117万7,000円を減額するものでございます。 歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金1,917万7,000円を増額するものでございます。 議案第18号平成28年度いの町介護保険特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ1億3,610万3,000円を減額し、累計予算総額を27億6,997万1,000円とするものでございます。 歳入は、国庫支出金3,599万2,000円、支払基金交付金4,260万8,000円、県支出金2,373万1,000円、繰入金3,370万8,000円、諸収入6万4,000円を減額するものでございます。 歳出は、基金積立金1,536万6,000円を増額し、総務費134万5,000円、保険給付費1億4,650万円、地域支援事業費322万4,000円、指定介護予防支援事業費40万円を減額するものでございます。 議案第19号平成28年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ386万5,000円を減額し、累計予算総額を3億9,726万7,000円とするものでございます。 歳入は、サービス収入62万円、諸収入3万8,000円を増額し、繰入金452万3,000円を減額するものでございます。 歳出は、総務費47万7,000円を増額し、事業費284万2,000円、予備費150万円を減額するものでございます。 議案第20号平成28年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ45万円を減額し、累計予算総額を4億6,298万6,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、町債1,070万円を減額し、一般会計からの繰入金1,133万8,000円を増額するものでございます。 歳出の主なものは、過誤納付金30万円を減額するものでございます。 議案第21号平成28年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ238万6,000円を減額し、累計予算総額を4,317万9,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、受益者分担金10万円を増額し、一般会計からの繰入金250万1,000円を減額するものでございます。 歳出の主なものは、施設管理費の委託料238万6,000円を減額するものでございます。 議案第22号平成28年度いの町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ788万円を減額し、累計予算総額を2億7,553万円とするものでございます。 歳入の主なものは、国庫支出金88万3,000円、一般会計繰入金を316万1,000円、町債を520万円それぞれ減額するものでございます。 歳出の主なものは、簡易水道建設費の改修工事費783万4,000円を減額するものでございます。 議案第23号平成28年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ137万4,000円を追加し、累計予算総額を4,726万5,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、繰越金134万3,000円を増額するものでございます。 歳出の主なものは、基金への積立金230万6,000円を増額し、委託料75万円を減額するものでございます。 議案第24号平成28年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、水道事業運営に係る収入及び支出について補正するものです。 収益的収支では、収益額を355万9,000円増額し、収益総額3億3,032万5,000円、費用額を255万1,000円増額し、費用総額3億2,321万9,000円とし、差し引き710万6,000円の当年度純利益となる見込みでございます。 資本的収支では、収入額を10万2,000円減額し、収入総額2億3,955万7,000円とするものでございます。 資本的収入が支出に対して不足する額1億1,743万9,000円は、損益勘定留保資金で補填するものでございます。 議案第25号平成28年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、病院事業運営に係る収益的収支及び資本的収支について補正するものでございます。 収益的収支では、収入額を186万5,000円減額し20億2,929万7,000円、支出額を380万8,000円増額し21億3,921万1,000円とするものでございます。 資本的収支では、収入額を146万7,000円減額し、収入総額を9,908万5,000円、支出額を174万7,000円減額し1億4,622万円とするものでございます。 資本的収入が支出に対して不足する額4,713万5,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 議案第26号平成29年度いの町一般会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、一般会計予算総額を歳入歳出それぞれ138億6,150万円とするもので、対前年比2.61%、3億7,160万円の減額となっております。 歳入予算の概要について、一般財源は、町税が6,389万8,000円、財政調整基金繰入金等の繰入金が6,650万円それぞれ増額となりましたが、各種譲与税等が4,920万円、地方交付税が1億円、臨時財政対策債の町債が1,800万円それぞれ減額となっており、全体で前年比0.47%、4,190万7,000円の減額となっております。 また、特定財源は、下水道新設改良事業等により国庫支出金が1億4,272万5,000円、鎌田地区雨水対策工事等の県支出金が3,595万9,000円、施設等整備基金繰入金等の繰入金が3,499万円それぞれ増額となりましたが、保育所運営費負担金等の分担金及び負担金が1,304万7,000円、ふるさと納税寄附金等の寄附金が4,999万5,000円、仁淀消防組合負担金事業の緊急防災・減災事業債等の町債が4億6,460万円それぞれ減額となり、全体で前年比6.16%、3億2,969万3,000円の減額となっております。 歳出予算につきまして、性質別では、義務的経費の人件費が前年比0.37%、扶助費は保育所費、児童手当等の減額により前年比1.43%、公債費は前年比3.49%それぞれ減少し、予算総額の36.64%に当たる50億7,947万円、前年比1.75%、9,047万9,000円の減額となっております。投資的経費は、吾北総合支所耐震改修工事等が減となりましたが、伊野小学校改築工事、本川総合支所耐震改修工事、伊野、吾北公民館改修工事等が増となり、予算総額の23.45%に当たる32億4,988万3,000円、前年比26.24%、6億7,552万円の増額となっております。 その他の経費につきましては、農林町道等の維持修繕費、水道事業等への出資金が前年と比べ増額となりましたが、選挙事務経費等の物件費が前年比0.32%、仁淀消防組合負担金等の補助費等が前年比29.70%、下水道事業特別会計等の繰出金が前年比11.52%それぞれ減となり、予算総額の39.55%に当たる54億8,214万7,000円、前年比14.86%、9億5,664万1,000円の減額となっております。 議案第27号平成29年度いの町水資源対策特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ2億558万3,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、水資源対策基金繰入金1億2,853万円、高知市納付金7,537万円です。 歳出の主なものは、仁淀川環境保全対策協議会の委員報酬50万2,000円、委員旅費35万8,000円、元金積立金7,537万円、一般会計繰出金1億2,814万9,000円でございます。 議案第28号平成29年度いの町墓地公園事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ290万6,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、利子及び配当金270万6,000円でございます。 歳出の主なものは、委託料130万8,000円、利子積立金64万8,000円でございます。 議案第29号平成29年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ37億7,007万2,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、国民健康保険税5億1,960万円、国庫支出金7億5,010万7,000円、県支出金1億6,656万4,000円、療養給付費交付金8,900万円、前期高齢者交付金12億4,534万円、共同事業交付金7億6,194万8,000円、繰入金2億2,884万5,000円でございます。 歳出の主なものは、保険給付費24億6,744万3,000円、後期高齢者支援金等3億3,002万5,000円、介護納付金1億2,020万円、共同事業拠出金7億6,065万1,000円、保健事業費2,421万8,000円、諸支出金4,483万円でございます。 次に、議案第30号平成29年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ7,287万8,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、診療収入3,337万8,000円、県支出金225万円、繰入金3,369万9,000円、諸収入115万円、町債220万円でございます。 歳出の主なものは、総務費4,704万8,000円、医業費2,505万7,000円、公債費47万3,000円でございます。 議案第31号平成29年度いの町後期高齢者医療特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ3億8,087万8,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料2億6,740万円、及び一般会計からの繰入金1億1,299万4,000円でございます。 歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金3億7,859万1,000円でございます。 議案第32号平成29年度いの町介護保険特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ27億9,751万2,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、保険料5億3,090万円、国庫支出金7億303万2,000円、支払基金交付金7億4,952万5,000円、県支出金4億799万円、繰入金4億272万4,000円でございます。 歳出の主なものは、総務費3,242万2,000円、保険給付費26億5,381万円、地域支援事業費8,277万円、指定介護予防支援事業費1,796万1,000円でございます。 議案第33号平成29年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ4億1,378万7,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、サービス収入3億2,540万2,000円、繰入金8,779万3,000円、諸収入58万9,000円でございます。 歳出は、総務費2億6,911万5,000円、事業費1億4,267万2,000円、予備費200万円でございます。 議案第34号平成29年度いの町下水道事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ5億7,851万5,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、受益者負担金482万8,000円、下水道使用料5,478万円、下水道費国庫補助金1億3,998万円、一般会計繰入金2億2,720万5,000円、下水道建設費に係る町債1億5,160万円でございます。 歳出の主なものは、下水道管理費9,832万2,000円、下水道施設費2億9,830万4,000円、公債費1億8,088万9,000円でございます。 議案第35号平成29年度いの町農業集落排水事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ4,489万2,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、農業集落排水施設使用料676万5,000円、一般会計繰入金3,795万4,000円でございます。 歳出の主なものは、農業集落排水事業管理費1,386万6,000円、公債費3,052万6,000円でございます。 議案第36号平成29年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ4,564万1,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、汚水処理施設使用料4,453万5,000円、基金利子73万7,000円でございます。 歳出の主なものは、基金への積立金593万円、施設管理費2,855万9,000円でございます。 議案第37号平成29年度いの町水道事業会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、平成29年度の業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出の大綱を定めるものでございます。 平成29年度の業務予定量は、給水戸数9,426戸、1日平均給水量7,668立方メートルを予定しております。 税抜きの収益的収支の収益額では3億6,569万4,000円、費用額は3億9,724万7,000円で、差し引き3,155万3,000円の当年度純損失となる見込みでございます。 税込みの資本的収支の収入では、一般会計補助金や企業債等で総額4億5,851万9,000円、支出では、建設改良費4億5,328万2,000円、企業債償還金1億2,687万2,000円により、合計5億8,015万4,000円となります。 なお、資本的収入が支出に対して不足する額1億2,163万5,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 議案第38号平成29年度いの町病院事業会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、平成29年度の業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出の大綱を定めるものでございます。 平成29年度の業務予定量は、1日平均の一般病棟入院患者数53人、外来患者数190人、吾北診療所外来患者数13人、介護療養型医療施設利用者数38人、介護老人保健施設利用者数86人、居宅介護事業利用者数18人、一月平均の居宅介護支援事業支援者数70人、訪問看護事業訪問者数340人を予定いたしております。 税抜きの収益的収支の収入額では20億5,151万2,000円、支出額は21億3,891万9,000円で、差し引きは8,740万7,000円の当年度純損失となる見込みでございます。 税込みの資本的収支の収入では、企業債1,160万円、他会計負担金6,333万6,000円で、合計7,493万6,000円、支出では、建設改良費1,329万5,000円、企業債償還金1億1,007万8,000円で、1億2,337万3,000円とするものでございます。 資本的収入が支出に対して不足する額4,843万7,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 議案第39号町道の路線認定に関する議案でございます。 本議案は、利用者の多い路線を町道に認定し、既設町道と接続させ循環道とすることで利便性を図ろうとするものでございます。 以上でございますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(井上敏雄君) これで提案理由の説明を終わります。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りします。3月7日、3月8日は合同審査のため、3月9日は議案精査研究のため休会とし、3月10日再開したいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、3月7日から3月9日までを休会とし、3月10日午前10時に再開することに決定しました。 本日はこれで散会します。 お疲れさまでした。      散会 12時18分...